(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-27
(45)【発行日】2024-07-05
(54)【発明の名称】アプリケーションのページ切り替え方法、装置、電子機器及び非一時的な可読記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0483 20130101AFI20240628BHJP
G06F 3/0488 20220101ALI20240628BHJP
G06F 3/0485 20220101ALI20240628BHJP
【FI】
G06F3/0483
G06F3/0488
G06F3/0485
(21)【出願番号】P 2022548430
(86)(22)【出願日】2021-03-26
(86)【国際出願番号】 CN2021083408
(87)【国際公開番号】W WO2021218519
(87)【国際公開日】2021-11-04
【審査請求日】2022-08-09
(31)【優先権主張番号】202010364405.9
(32)【優先日】2020-04-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】焦 ▲ゆい▼博
(72)【発明者】
【氏名】王 兆宇
【審査官】木内 康裕
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第103488398(CN,A)
【文献】特開2013-149299(JP,A)
【文献】特開2009-266199(JP,A)
【文献】国際公開第2016/121553(WO,A1)
【文献】特開2015-176527(JP,A)
【文献】特表2019-523477(JP,A)
【文献】特表2014-522527(JP,A)
【文献】特開2001-184042(JP,A)
【文献】特開2011-041222(JP,A)
【文献】国際公開第2019/073813(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01
G06F 3/048 - 3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アプリケーションのページ切り替え方法であって、
前記アプリケーションの表示インターフェースに現在のページを表示し、前記表示インターフェースの所定領域に前記アプリケーションの少なくとも2つの第1ページのページ識別子を表示するステップであって、前記アプリケーションはショートビデオアプリケーションであり、前記アプリケーションの前記少なくとも2つの第
1ページのそれぞれが、それぞれのプッシュメカニズムのビデオを表示するために使用され、前記ページ識別子のそれぞれが、前記ページ識別子に対応する前記第
1ページ上に表示される前記ビデオの前記それぞれのプッシュメカニズムを示すように構成されており、前記現在のページは前記少なくとも2つの第1ページのうちのいずれかの第1ページである、ステップと、
前記現在のページに対するスワイプ操作を取得するステップと、
前記スワイプ操作が第1スワイプ切り替え操作であるときに、前記表示インターフェースの前記現在のページを次のページに切り替え、前記所定領域内の各ページ識別子の位置を調整するステップであって、前記次のページは前記少なくとも2つの第1ページのうち前記現在のページを除く第1ページであり、各ページ識別子の前記位置を調整するステップには、前記表示インターフェース上の前記現在のページを前記次のページに切り替えながら、前記所定領域内の各ページ識別子の前記位置を調整するステップが含まれる、ステップと、を含
み、
前記少なくとも2つの第1ページは所定の順序で並べ替えられ、
前記表示インターフェースの前記現在のページを次のページに切り替えるステップは、
前記現在のページが最後に並べ替えられた第1ページではないときに、前記現在のページから前記現在のページの後に並べ替えられ且つ前記現在のページに隣接して並べ替えられた第1ページに切り替え、現在のページが最後に並べ替えられた第1ページであるときに、前記現在のページから1番目に並べ替えられた第1ページに切り替えるステップを含む、アプリケーションのページ切り替え方法。
【請求項2】
前記方法は、
前記スワイプ操作が第2スワイプ切り替え操作であるときに、前記現在のページから前記現在のページに対応する第2ページに切り替えるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、前記現在のページに対するスワイプ操作を取得した後、
前記スワイプ操作のスワイプ方向が第1横方向であり、且つ対応するスワイプ距離が設定距離以上であるときに、前記スワイプ操作が前記第1スワイプ切り替え操作であると決定するステップと、
前記スワイプ操作のスワイプ方向が第2横方向であり、且つ対応するスワイプ距離が設定距離以上であるときに、前記スワイプ操作が前記第2スワイプ切り替え操作であると決定するステップと、をさらに含み、
前記第1横方向と前記第2横方向は反対方向である、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
各ページ識別子は横方向キューの形態で前記所定領域に表示され、
前記所定領域内の各ページ識別子の位置を調整するステップは、
前記次のページのページ識別子を前記横方向キューの末尾に表示し、前記現在のページのページ識別子を前記横方向キューの先頭に表示するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記ページ識別子は対応する第1ページのページ名であり、
前記方法は、
前記横方向キューの末尾にあるページ名のフォントサイズを拡大すること、
前記横方向キューの末尾にあるページ名のフォント色を変更すること、及び
前記横方向キューの末尾にあるページ名に下線を追加することのうちの少なくとも1つステップをさらに含む、請求項
4に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記表示インターフェースの前記現在のページを次のページに切り替えると同時に、対応するページ切り替えアニメーションを表示するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
対応するページ切り替えアニメーションを表示するステップは、
ページが遠いほど、小さくなるページ切り替えアニメーション及び/又はページが徐々にカバーするページ切り替えアニメーションを表示するステップを含む、請求項
6に記載の方法。
【請求項8】
アプリケーションのページ切り替え装置であって、
前記アプリケーションの表示インターフェースに現在のページを表示し、前記表示インターフェースの所定領域に前記アプリケーションの少なくとも2つの第1ページのページ識別子を表示することに用いられるページ表示モジュールであって、前記アプリケーションはショートビデオアプリケーションであり、前記アプリケーションの前記少なくとも2つの第
1ページのそれぞれが、それぞれのプッシュメカニズムのビデオを表示するために使用され、前記ページ識別子のそれぞれが、前記ページ識別子に対応する前記第
1ページ上に表示される前記ビデオの前記それぞれのプッシュメカニズムを示すように構成されており、前記現在のページは前記少なくとも2つの第1ページのうちのいずれかの第1ページである、ページ表示モジュールと、
前記現在のページに対するスワイプ操作を取得することに用いられるスワイプ操作取得モジュールと、
前記スワイプ操作が第1スワイプ切り替え操作であるときに、前記表示インターフェースの前記現在のページを次のページに切り替え、前記所定領域内の各ページ識別子の位置を調整することに用いられるページ切り替えモジュールであって、前記次のページは前記少なくとも2つの第1ページのうち前記現在のページを除く第1ページであり、各ページ識別子の前記位置を調整することには、前記表示インターフェース上の前記現在のページを前記次のページに切り替えながら、前記所定領域内の各ページ識別子の前記位置を調整することが含まれる、ページ切り替えモジュールと、を備
え、
前記少なくとも2つの第1ページは所定の順序で並べ替えられ、
前記ページ切り替えモジュールは、前記現在のページが最後に並べ替えられた第1ページではないときに、前記現在のページから前記現在のページの後に並べ替えられ且つ前記現在のページに隣接して並べ替えられた第1ページに切り替え、現在のページが最後に並べ替えられた第1ページであるときに、前記現在のページから1番目に並べ替えられた第1ページに切り替えるように構成される、アプリケーションのページ切り替え装置。
【請求項9】
電子機器であって、
プログラムが記憶されているメモリと、
前記プログラムを実行して請求項1~
7のいずれか一項に記載の方法を実施することに用いられるプロセッサと、を備える、電子機器。
【請求項10】
非一時的な可読記憶媒体であって、プログラムが記憶されており、前記プログラムがプロセッサにより実行されると、請求項1~
7のいずれか一項に記載の方法が実施される、非一時的な可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示はコンピュータの技術分野に関し、具体的には、アプリケーションのページ切り替え方法、装置、電子機器及び非一時的な可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
モバイルインターネットの発達に伴い、コンテンツを提供する類のアプリケーション(Application、APP)はますます多くなり、このようなAPPはユーザーが異なるコンテンツを閲覧するようにユーザーに複数の異なるページを提供し、ユーザーは必要に応じてスワイプ操作によって複数のページの間で切り替えを行ってコンテンツ閲覧を行う。
【0003】
従来技術では、異なるページでの同じ切り替え動作の実現に対応するスワイプ操作は統一されていないため、ユーザーがページ切り替えを行う時に、スワイプ操作がスムーズではなく、体験がよくない。
【発明の概要】
【0004】
第1態様によれば、本開示の実施例は、
アプリケーションの表示インターフェースに現在のページを表示し、表示インターフェースの所定領域にアプリケーションの少なくとも2つの第1ページのページ識別子を表示するステップであって、現在のページは少なくとも2つの第1ページのうちのいずれかの第1ページであるステップと、
現在のページに対するスワイプ操作を取得するステップと、
スワイプ操作が第1スワイプ切り替え操作であるときに、表示インターフェースの現在のページを次のページに切り替え、所定領域内の各ページ識別子の位置を調整するステップであって、次のページは少なくとも2つの第1ページのうち現在のページを除く第1ページであるステップと、を含む、アプリケーションのページ切り替え方法を提供する。
【0005】
第2態様によれば、本開示の実施例は、
アプリケーションの表示インターフェースに現在のページを表示し、表示インターフェースの所定領域にアプリケーションの少なくとも2つの第1ページのページ識別子を表示することに用いられるページ表示モジュールであって、現在のページは少なくとも2つの第1ページのうちのいずれかの第1ページであるページ表示モジュールと、
現在のページに対するスワイプ操作を取得することに用いられるスワイプ操作取得モジュールと、
スワイプ操作が第1スワイプ切り替え操作であるときに、表示インターフェースの現在のページを次のページに切り替え、所定領域内の各ページ識別子の位置を調整することに用いられるページ切り替えモジュールであって、次のページは少なくとも2つの第1ページのうち現在のページを除く第1ページであるページ切り替えモジュールと、を備える、アプリケーションのページ切り替え装置を提供する。
【0006】
第3態様によれば、本開示の実施例は、メモリ及びプロセッサを備え、
メモリにはプログラムが記憶されており、
プロセッサは、プログラムを実行して第1態様の実施例に係る方法を実施することに用いられる、電子機器を提供する。
【0007】
第4態様によれば、本開示の実施例は、プログラムが記憶されており、プログラムがプロセッサにより実行されると第1態様の実施例に係る方法を実施する、非一時的な可読記憶媒体を提供する。
【0008】
本開示は少なくとも以下の技術的効果を提供できる。
【0009】
APPのいずれかの第1ページにおいてユーザーが発する第1スワイプ切り替え操作によって、現在表示されている第1ページから他の第1ページに切り替えて表示することを実現することで、APPにおいて各々の第1ページから他の第1ページに切り替える切り替え動作に対応するスワイプ操作はいずれも同じであり、ユーザーはページ切り替えを行う時にスワイプ操作がよりスムーズであり、また、ページ切り替えを行う時に表示インターフェースの所定領域内の各第1ページのページ識別子の位置を同期して調整することで、ページ切り替え後に、ユーザーは表示インターフェースに表示される第1ページを迅速に識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施例の技術案をより明確に説明するために、以下、本開示の実施例の説明に必要な図面を簡単に説明する。
【
図1】本開示の実施例に係るアプリケーションのページ切り替え方法のフローチャートである。
【
図2a】本開示の実施例の一例におけるおすすめページからフォローページへの切り替えの模式図である。
【
図2b】本開示の実施例の一例におけるフォローページから個人ページへの切り替えの模式図である。
【
図2c】本開示の実施例の一例におけるおすすめページから個人ページへの切り替えの模式図である。
【
図3】本開示の実施例の一例における3つの第1ページの循環切り替えの模式図である。
【
図4】本開示の実施例の一例におけるページ切り替えアニメーションの模式図である。
【
図5】本開示の実施例に係るアプリケーションのページ切り替え装置の構造ブロック図である。
【
図6】本開示の実施例に係る電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本開示の実施例を詳細に説明し、前記実施例の例は図面に示され、同じ又は類似する符号は常に同じ又は類似する要素又は同じ又は類似する機能を有する要素を示す。以下、図面を参照して説明される実施例は例示的なものであり、本開示を解釈することにのみ用いられ、本発明を限定するものとして解釈すべきではない。
【0012】
当業者が理解できるように、特に断らない限り、ここで使用される単数形「一」、「1つ」、「前記」及び「該」は複数形を含んでもよい。さらに理解すべき点として、本開示の明細書に使用される用語「含む」とは、前記特徴、整数、ステップ、操作、要素及び/又はコンポーネントが存在することであるが、1つ又は複数の他の特徴、整数、ステップ、操作、要素、コンポーネント及び/又はそれらのグループが存在するか又は追加されるのを排除しない。理解すべき点として、要素が別の要素に「接続」又は「結合」されると記載される場合、他の要素に直接接続又は結合されてもよいか又は中間要素が存在してもよい。また、ここで使用される「接続」又は「結合」は無線接続又は無線結合を含んでもよい。ここで使用される用語「及び/又は」は1つ又はより多くの関連するリストされた項目のすべて又はいずれかのユニットとのすべての組合せを含む。
【0013】
本開示の目的、技術案及び利点をより明確にするために、以下、図面を参照しながら本開示の実施形態をさらに詳細に説明する。
【0014】
図1は本開示の実施例に係るアプリケーションのページ切り替え方法のフローチャートであり、該方法の実行主体は端末機器であってもよく、
図1に示すように、該方法はステップS101~S103を含んでもよい。
【0015】
ステップS101では、アプリケーションの表示インターフェースに現在のページを表示し、表示インターフェースの所定領域にアプリケーションの少なくとも2つの第1ページのページ識別子を表示し、現在のページは少なくとも2つの第1ページのうちのいずれかの第1ページである。
【0016】
APP開発者は実際の必要に応じてAPPの第1ページの数を予め設定し、且つ各第1ページに表示される必要があるコンテンツのソース及びプッシュメカニズムを予め設定するようにしてもよい。APPに少なくとも2つの第1ページが含まれる場合、ユーザーは異なる第1ページを閲覧する必要があるときに、スワイプ操作によって少なくとも2つの第1ページの間で切り替えを行うようにしてもよい。現在のページはユーザーが表示インターフェースによって閲覧しているAPPのいずれかの第1ページであり、ユーザーはAPPの他の第1ページを閲覧する必要があるときに、1回又は複数回のスワイプ操作によって現在のページから他の第1ページに切り替えるようにしてもよい。
【0017】
ページ識別子は、対応する第1ページに表示されるコンテンツのソース及びプッシュメカニズムを指示することに用いられ、特定のアイコン又は文字などであってもよい。各ページ識別子は表示インターフェースの所定領域に表示され、該所定領域は有開発者によって予め設定されてもよく、例えば、所定領域は一般的に表示インターフェースの上部領域に設定されたナビゲーションバーであってもよく、各ページ識別子はそれぞれ該ナビゲーションバーの対応する所定位置に表示される。ユーザーは各ページ識別子及び各ページ識別子の位置によってAPPの少なくとも2つの第1ページを区別し、表示インターフェースに表示される第1ページが具体的にはどの第1ページであるかを決定するようにしてもよい。
【0018】
例えば、あるショートビデオAPPでは、おすすめページ及びフォローページという2つの第1ページを設定してもよく、具体的には、おすすめページ内には所定ルールに従って最新のショートビデオをユーザーにおすすめし、フォローページ内にはユーザーがフォローするショートビデオ作者により投稿された最新のショートビデオをユーザーにおすすめし、2つの第1ページのコンテンツをそれぞれ閲覧するために、ユーザーはスワイプ操作によっておすすめページとフォローページとの間で切り替えることができる。また、表示インターフェースのナビゲーションバーにはおすすめページ及びフォローページのページ識別子が対応して表示されており、表示インターフェースにおすすめページを表示する場合、ユーザーはナビゲーションバーにおけるページ識別子を閲覧することによって表示インターフェースに表示される第1ページがおすすめページであると決定することができ、表示インターフェースにフォローページを表示する場合、ユーザーは同様にナビゲーションバーにおけるページ識別子によって表示インターフェースに表示される第1ページがフォローページであると決定することができる。
【0019】
ステップS102では、現在のページに対するスワイプ操作を取得する。
【0020】
ユーザーが端末機器(例えば、携帯電話、タブレットパソコンなど)を使用してAPPの表示インターフェースによってコンテンツを閲覧する場合、端末機器は表示インターフェースによって現在のページに対するスワイプ操作を受信し、受信したスワイプ操作に対応する命令を決定し、命令に応じて該スワイプ操作に応答する。
【0021】
ステップS103では、スワイプ操作が第1スワイプ切り替え操作であるときに、表示インターフェースの現在のページを次のページに切り替え、所定領域内の各ページ識別子の位置を調整し、次のページは少なくとも2つの第1ページのうち現在のページを除く第1ページである。
【0022】
具体的には、ユーザーが現在のページを閲覧する場合、端末機器はユーザーのスワイプ操作を第1スワイプ切り替え操作として受信すると、ユーザーが現在のページから次のページに切り替えて表示する命令を発したと決定し、現在のページから次のページに切り替える切り替え動作を実行し、表示インターフェースに次のページを表示する。また、表示インターフェースが現在のページから次のページに切り替えられた後、ユーザーはナビゲーションバーにおけるページ識別子及びページ識別子の位置に応じて表示インターフェースに表示される第1ページが具体的にはどの第1ページであるかを決定できるために、第1ページ切り替えを行うと同時に切り替え後の所定領域内の各ページ識別子の位置を調整する。なお、次のページに切り替えた後、即ち、表示インターフェースに次のページを表示した後、ユーザーは同様に第1スワイプ切り替え操作によって次のページの(さらに)次のページ(即ち、APPの他の第1ページ)に切り替えることができる。
【0023】
前の例から続けて、ユーザーが該ショートビデオAPPを使用する場合、閲覧している現在のページはおすすめページであり、表示インターフェースはユーザーが発する第1スワイプ切り替え操作を受信すると、おすすめページからフォローページに切り替えると同時に、ナビゲーションバーにおけるおすすめページとフォローページのページ識別子の位置を交換する。さらに、ユーザーはフォローページを閲覧する場合、さらに第1スワイプ切り替え操作によっておすすめページに切り替えるようにしてもよい。
【0024】
本開示に係る手段は、APPのいずれかの第1ページにおいてユーザーが発する第1スワイプ切り替え操作によって、現在表示されている第1ページから他の第1ページに切り替えて表示することを実現することで、APPにおいて各々の第1ページから他の第1ページに切り替える切り替え動作に対応するスワイプ操作はいずれも同じであり、ユーザーはページ切り替えを行う時にスワイプ操作がよりスムーズであり、また、ページ切り替えを行う時に表示インターフェースの所定領域内の各第1ページのページ識別子の位置を同期して調整することで、ページ切り替え後に、ユーザーは表示インターフェースに表示される第1ページを迅速に識別することができる。
【0025】
本開示の選択可能な実施例では、該方法は、
スワイプ操作が第2スワイプ切り替え操作であるときに、現在のページから現在のページに対応する第2ページに切り替えるステップをさらに含んでもよい。
【0026】
第2ページは第1ページとは異なるタイプのページとして理解されることができ、現在のページに対応する第2ページと該現在のページに表示されているコンテンツとは関連関係があり、即ち、現在のページに表示されているコンテンツによって対応する第2ページを決定することができる。場合によっては、ユーザーは第2ページに切り替えてコンテンツ閲覧を行う必要もある。
【0027】
前の例から続けて、該ショートビデオAPPでは、第2ページはあるショートビデオ作者の個人ページであってもよく、個人ページには該ショートビデオ作者により投稿されたすべてのショートビデオが含まれ、即ち、おすすめページ又はフォローページに表示されているショートビデオとそれに対応する個人ページとの関連関係は、おすすめページ又はフォローページに表示されているショートビデオと個人ページに含まれるショートビデオの作者が同じである。ユーザーはおすすめページ又はフォローページであるショートビデオ作者のショートビデオを閲覧する場合、該ショートビデオ作者により投稿された他のショートビデオをさらに閲覧しようとするときに、該ショートビデオ作者の個人ページに切り替えて閲覧を行うようにしてもよい。
【0028】
具体的には、ユーザーが現在のページを閲覧する場合、端末機器はユーザーのスワイプ操作を第2スワイプ切り替え操作として受信すると、ユーザーが現在のページから対応する第2ページに切り替える切り替え命令を発したと決定し、現在のページから対応する第2ページに切り替える切り替え動作を実行し、対応する第2ページを表示インターフェースに表示する。なお、ある第1ページに対応する第2ページに切り替えた後、ユーザーは戻り操作によって該第1ページに戻ることができる。
【0029】
前の例から続けて、ユーザーは該ショートビデオAPPを使用する場合、閲覧している現在のページがおすすめページであり、表示インターフェースはユーザーが発する第2スワイプ切り替え操作を受信すると、おすすめページからユーザーが閲覧しているショートビデオ作者の個人ページに切り替える。ユーザーはフォローページでは同様に第2スワイプ切り替え操作を発することによって対応する第2ページに切り替えることができる。
【0030】
本実施例の有利な効果について、APPの各第1ページでの現在のページから第2ページへの切り替えに対応するスワイプ操作をさらに統一し、ユーザーがページ切り替えを行う時にスワイプ操作がよりスムーズになる。
【0031】
本開示の選択可能な実施例では、前記現在のページに対するスワイプ操作を取得した後、該方法は、
スワイプ操作のスワイプ方向が第1横方向であり、且つ対応するスワイプ距離が設定距離以上であるときに、スワイプ操作が第1スワイプ切り替え操作であると決定するステップと、
スワイプ操作のスワイプ方向が第2横方向であり、且つ対応するスワイプ距離が設定距離以上であるときに、スワイプ操作が第2スワイプ切り替え操作であると決定するステップと、をさらに含んでもよく、
第1横方向と第2横方向は反対方向である。
【0032】
端末機器はユーザーのスワイプ操作を受信する場合、スワイプ操作に対応するスワイプ距離によってスワイプ操作の有効性を決定し、即ち、スワイプ操作に対応するスワイプ距離が設定距離よりも大きいと、ユーザーが有効な命令を発したと判定する。さらに、スワイプ操作に対応するスワイプ方向によってスワイプ操作の具体的なタイプを決定し、即ち、スワイプ操作に対応する命令の具体的なコンテンツを決定する。スワイプ操作に対応するスワイプ方向が第1横方向である場合、該スワイプ操作を第1スワイプ切り替え操作として決定し、即ち、対応する命令は現在のページから次のページに切り替えることであると決定し、スワイプ操作に対応するスワイプ方向が第2横方向である場合、該スワイプ操作のタイプを第2スワイプ切り替え操作として決定し、即ち、対応する命令は現在の第1ページから対応する第2ページに切り替えることであると決定する。第1横方向と第2横方向は反対方向であり、2つのタイプのスワイプ操作に対応するスワイプ方向はちょうど反対であることで、ユーザーがAPPを使用してページ切り替えを行う時にスワイプ操作がより簡単になる。
【0033】
実際の応用では、第1横方向に対応するスワイプ方向を右向き、第2横方向に対応するスワイプ方向を左向きに設定するようにしてもよい。
【0034】
例えば、
図2a-2cに示すように、これらはあるショートビデオAPPのページ切り替えの模式図であり、おすすめページとフォローページは本開示における第1ページであり、個人ページは本開示における第2ページであり、
図2aでは、現在のページはおすすめページであり、左図では、ユーザーはおすすめページ201を右にスワイプし(即ち、第1スワイプ切り替え操作を発し)て右図におけるフォローページ202に切り替え、即ち、右向きのスワイプによっておすすめページとフォローページの2つの第1ページの間の切り替えを実現する。また、表示インターフェースのナビゲーションバー204では、おすすめバーのページ識別子「おすすめ」とフォローページのページ識別子「フォロー」の位置を互いに交換することで、ユーザーはナビゲーションバー204におけるページ識別子及びページ識別子の位置によって切り替えを決定した後に、表示インターフェースに表示される第1ページがフォローページであると分かる。
図2bでは、現在のページはフォローページであり、左図では、ユーザーはフォローページ202を左にスワイプし(即ち、第2スワイプ切り替え操作を発し)て右図における個人ページ203に切り替える。
図2cでは、現在のページはおすすめページであり、左図では、ユーザーはおすすめページ201を左にスワイプして右図における個人ページ203に切り替える。なお、
図2b及び2cでは、現在のページでユーザーに表示されるショートビデオの作者は一般的に異なるため、2つの図における個人ページ203はそれぞれ異なる作者の個人ページに対応してもよい。上記例からわかるように、ユーザーは第1ページを右にスワイプするだけで第1ページの間の切り替えを実現でき、ユーザーは第1ページを左にスワイプするだけで第1ページから第2ページへの切り替えを実現でき、即ち、ユーザーがおすすめページとフォローページとで第1ページの間の切り替えを実現することに対応するスワイプ操作は同じであり、ユーザーがおすすめページとフォローページで第1ページから第2ページへの切り替えを実現することに対応するスワイプ操作も同じであり、それによってユーザーがページ切り替えを行う時にスワイプ操作がよりスムーズであり、ユーザー体験が向上する。
【0035】
本開示の選択可能な実施例では、少なくとも2つの第1ページは所定の順序で並べ替えられ、前記表示インターフェースの現在のページを次のページに切り替えるステップは、
現在のページが最後に並べ替えられた第1ページではないときに、現在のページから現在のページの後に並べ替えられ且つ現在のページに隣接して並べ替えられた第1ページに切り替え、現在のページが最後に並べ替えられた第1ページであるときに、現在のページから1番目に並べ替えられた第1ページに切り替えるステップを含む。
【0036】
APPの第1ページを並べ替える目的は、第1ページの切り替え時に現在のページの切り替え先となる次のページを決定することであり、即ち、所定の順序に基づいて第1ページの切り替え時に順番に切り替えることができる。
【0037】
具体的には、第1スワイプ切り替え操作を受信する場合、現在のページが最後に並べ替えられた第1ページではないときに、現在のページから現在のページの後に並べ替えられ且つ現在のページに隣接して並べ替えられた第1ページに切り替え、現在のページが最後に並べ替えられた第1ページであるときに、現在の第1ページから1番目に並べ替えられた第1ページに切り替え、換言すれば、ユーザーが複数回連続して第1スワイプ切り替え操作によって第1ページ切り替えを行う場合、第1ページの切り替え順序は循環順番切り替えである。
【0038】
例えば、
図3に示すように、あるAPPは3つの第1ページを含み、それぞれページ1(図中の301を参照)、ページ2(図中の302を参照)及びページ3(図中の303を参照)であり、且つページ1、ページ2及びページ3は番号順で順に配列される。
図3では、左から右に1つの循環切り替えプロセスを示し、具体的には、左から1番目の図では現在のページはページ1であり、ユーザーは右にスワイプして2番目の図でページ1の後に並べ替えられたページ2に切り替え、2番目の図では、現在のページはページ2であり、ユーザーは右にスワイプし続けて3番目の図でページ2の後に並べ替えられたページ3に切り替え、3番目の図では、現在のページはページ3であり、ページ3は最後に並べ替えられたページであり、ユーザーは右にスワイプし続けて4番目の図で1番目に並べ替えられたページ1に切り替える。以上の説明からわかるように、ユーザーは3回の右向きスワイプだけで、1回目のスワイプ時に表示インターフェースに表示される第1ページに循環的に切り替えることができる。
【0039】
本開示の選択可能な実施例では、各ページ識別子は横方向キューの形態で所定領域に表示され、所定領域内の各ページ識別子の位置を調整するステップは、
次のページのページ識別子を横方向キューの末尾に表示し、現在のページのページ識別子を横方向キューの先頭に表示するステップを含む。
【0040】
所定領域はナビゲーションバーであってもよく、毎回第1ページの切り替えを行うと同時に、所定領域内の各ページ識別子の位置を調整することで、ユーザーはページ切り替え後にナビゲーションバーにおけるページ識別子及びページ識別子の位置によって表示インターフェースに表示される第1ページが具体的にはどの第1ページであるかを決定する。
【0041】
具体的には、次のページのページ識別子を横方向キューの末尾に表示し、現在のページのページ識別子を横方向キューの先頭に表示し、すなわち、切り替え後に表示インターフェースに表示される第1ページ(即ち、次のページ)のページ識別子をナビゲーションバーの横方向キューの末尾に表示し、切り替え前に表示インターフェースに表示される第1ページ(即ち、現在のページ)のページ識別子をナビゲーションバーの横方向キューの先頭に表示する。この場合、第1ページ切り替えが完了した後、ユーザーは表示インターフェースに表示される第1ページがナビゲーションバーにおける横方向キューの末尾にあるページ識別子に対応する第1ページであると決定できる。理解できるように、ユーザーは連続する第1スワイプ切り替え操作によって第1ページ切り替えを行う場合、ナビゲーションバーにおけるページ識別子の位置は循環的に切り替えられる。
【0042】
再び
図2aに参照されるように、該ショートビデオAPPに2つの第1ページが含まれ、それぞれおすすめページ及びフォローページであり、おすすめページ201からフォローページ202に切り替えると同時に、ナビゲーションバー204におけるおすすめページのページ識別子「おすすめ」の位置は横方向キューの末尾から先頭に移り、フォローページのページ識別子「フォロー」の位置は横方向キューの先頭から末尾に移り、換言すれば、おすすめページとフォローページのページ識別子の横方向キューでの位置を互いに交換する。第1ページ切り替えが完了した後、ユーザーは表示インターフェースに表示される第1ページがナビゲーションバー204における横方向キューの末尾にあるページ識別子「フォロー」に対応する第1ページ、即ちフォローページであると決定できる。
【0043】
再び
図3に参照されるように、該APPに3つの第1ページが含まれ、それぞれページ1(ページ識別子は「ページ1」)、ページ2(ページ識別子は「ページ2」)及びページ3(ページ識別子は「ページ3」)であり、ナビゲーションバー304における3つのページ識別子は図に示され、ユーザーの3回の第1スワイプ切り替え操作によって第1ページが切り替えられると同時に、ナビゲーションバー304における3つのページ識別子の位置も同期的に切り替えられる。具体的には、ユーザーは1回目の第1スワイプ切り替え操作を発し、1番目の図におけるページ1から2番目の図におけるページ2に切り替え、ナビゲーションバー304におけるページ1のページ識別子を横方向キューの末尾から横方向キューの先頭に切り替えて表示し、ページ2のページ識別子を横方向キューの末尾に切り替えて表示し、切り替え後に表示インターフェースに表示される第1ページがページ2であることを指示する。ユーザーは2回目の第1スワイプ切り替え操作を発し、2番目の図におけるページ2から3番目の図におけるページ3に切り替え、ナビゲーションバー304におけるページ2のページ識別子を横方向キューの先頭に切り替えて表示し、ページ3のページ識別子を横方向キューの末尾に切り替えて表示し、切り替え後に表示インターフェースに表示される第1ページがページ3であることを指示する。ユーザーは3回目の第1スワイプ切り替え操作を発し、3番目の図におけるページ3から4番目の図におけるページ1に切り替え、ナビゲーションバー304におけるページ3のページ識別子を横方向キューの先頭に切り替えて表示し、ページ1のページ識別子を横方向キューの末尾に切り替えて表示する。以上の説明からわかるように、APPに3つの第1ページが含まれる場合、3つの第1ページのページ識別子の位置はナビゲーションバーに循環的に切り替えて表示される。
【0044】
本開示の一実施例では、ページ識別子は対応する第1ページのページ名であり、該方法は、
前記横方向キューの末尾にあるページ名のフォントサイズを拡大すること、
前記横方向キューの末尾にあるページ名のフォント色を変更すること、及び
前記横方向キューの末尾にあるページ名に下線を追加することのうちの少なくとも1つをさらに含んでもよい。
【0045】
ページ識別子は対応する第1ページ名であってもよく、例えば、おすすめページのページ名は「おすすめ」であってもよく、フォローページのページ名は「フォロー」であってもよい。
【0046】
具体的には、ユーザーがページ識別子及びページ識別子の位置によって現在の第1ページが具体的にはどの第1ページであるかを簡単に決定するために、表示インターフェースに表示される第1ページのページ名を強調表示するようにしてもよく、即ち、ナビゲーションバーにおける横方向キューの末尾にあるページ名を強調表示する。具体的な強調表示方式は、横方向キューの末尾にあるページ名のフォントサイズを拡大し、即ち、末尾にあるページ名のフォントサイズを他のページ名よりも大きく拡大すること、横方向キューの末尾にあるページ名のフォント色を変更し、即ち、末尾にあるページ名のフォント色を他のページ名とは異なるように設定すること、及び横方向キューの末尾にあるページ名に下線を追加し、即ち、末尾にあるページ名に下線を追加するが他のページ名に下線を追加しないことのうちの少なくとも1つを含む。
【0047】
再び
図2aに参照されるように、該ショートビデオAPPでは現在のページであるおすすめページのページ名「おすすめ」のフォントサイズはフォローページのページ名「フォロー」のフォントサイズよりも大きく、即ち、おすすめページのページ名を強調表示し、それによってユーザーは表示インターフェースに表示される第1ページがおすすめページであるとより直感的に決定できる。ユーザーが右にスワイプしてフォローページに切り替えた後、ナビゲーションバーにおけるページ識別子も横方向キューの末尾に切り替えて表示され、且つページ名「フォロー」のフォントサイズはおすすめページのページ名「おすすめ」よりも大きく、即ち、フォローページのページ名を強調表示し、それによってユーザーは表示インターフェースに表示される第1ページがフォローページであるとより直感的に決定できる。
【0048】
本開示の選択可能な実施例では、該方法は、
表示インターフェースの現在のページを次のページに切り替えると同時に、対応するページ切り替えアニメーションを表示するステップをさらに含んでもよい。
【0049】
具体的には、第1ページ切り替え動作に対するユーザーの感度を高めるために、ページ切り替えを行うと同時に、対応するページ切り替えアニメーションを追加するようにしてもよい。
【0050】
具体的には、対応するページ切り替えアニメーションを表示するステップは、
ページが遠いほど、小さくなるページ切り替えアニメーション及び/又はページが徐々にカバーするページ切り替えアニメーションを表示するステップを含む。
【0051】
具体的には、現在のページから次のページへの切り替え過程では、ページが遠いほど、小さくなるページ切り替えアニメーションは、次のページのサイズが大きくなっていくが、現在のページのサイズが小さくなっていくことであってもよく、ページが徐々にカバーするページ切り替えアニメーションは、次のページが現在のページを徐々にカバーすることであってもよい。
【0052】
例えば、
図4に示すように、あるショートビデオAPPの切り替えアニメーションの模式図であり、該ショートビデオAPPは2つの第1ページを含み、それぞれおすすめページ401及びフォローページ402であり、ユーザーが右にスワイプしておすすめページからフォローページに切り替える過程では、左図には、現在のページがおすすめページ401であることが示され、切り替え過程では、中間の図に示すように、フォローページ402はおすすめページ401を徐々にカバーし、且つおすすめページ401の表示サイズは徐々に小さくなり、右図ではフォローページがおすすめページ401を完全にカバーすると、切り替えが完了する。なお、ページ切り替えと同時に、ナビゲーションバー403におけるページ名のフォントサイズも遠いほど、小さくなるように徐々に変化し、具体的には、切り替え過程では、フォローページのページ名「フォロー」は徐々に大きくなり、おすすめページのページ名「おすすめ」は徐々に小さくなり、それぞれ所定のサイズになると、切り替えが完了する。上記説明からわかるように、第1ページ切り替え過程では、ページが徐々にカバーするという効果、ページサイズの変化及びフォントサイズの変化によって、第1ページ切り替え過程に対するユーザーの視覚的感度を高め、ユーザー体験を向上させる。
【0053】
図5は本開示の実施例に係るアプリケーションのページ切り替え装置の構造ブロック図であり、
図5に示すように、該装置500はページ表示モジュール501、スワイプ操作取得モジュール502及びページ切り替えモジュール503を備えてもよく、
ページ表示モジュール501は、アプリケーションの表示インターフェースに現在のページを表示し、表示インターフェースの所定領域にアプリケーションの少なくとも2つの第1ページのページ識別子を表示することに用いられ、現在のページは少なくとも2つの第1ページのうちのいずれかの第1ページであり、
スワイプ操作取得モジュール502は、現在のページに対するスワイプ操作を取得することに用いられ、
ページ切り替えモジュール503は、スワイプ操作が第1スワイプ切り替え操作であるときに、表示インターフェースの現在のページを次のページに切り替え、所定領域内の各ページ識別子の位置を調整することに用いられ、次のページは少なくとも2つの第1ページのうち現在のページを除く第1ページである。
【0054】
本開示に係る手段は、APPのいずれかの第1ページにおいてユーザーが発する第1スワイプ切り替え操作によって、現在表示されている第1ページから他の第1ページに切り替えて表示することを実現することで、APPにおいて各々の第1ページから他の第1ページに切り替える切り替え動作に対応するスワイプ操作はいずれも同じであり、ユーザーはページ切り替えを行う時にスワイプ操作がよりスムーズであり、また、ページ切り替えを行う時に表示インターフェースの所定領域内の各第1ページのページ識別子の位置を同期して調整することで、ページ切り替え後に、ユーザーは表示インターフェースに表示される第1ページを迅速に識別することができる。
【0055】
本開示の選択可能な実施例では、該装置は、
スワイプ操作が第2スワイプ切り替え操作であるときに、現在のページから現在のページに対応する第2ページに切り替えることに用いられる第2ページ切り替えモジュールをさらに備えてもよい。
【0056】
本開示の選択可能な実施例では、該装置は、
現在のページに対するスワイプ操作を取得した後、スワイプ操作のスワイプ方向が第1横方向であり、且つ対応するスワイプ距離が設定距離以上であるときに、スワイプ操作が第1スワイプ切り替え操作であると決定し、スワイプ操作のスワイプ方向が第2横方向であり、且つ対応するスワイプ距離が設定距離以上であるときに、スワイプ操作が第2スワイプ切り替え操作であると決定することに用いられるスワイプ操作タイプ決定モジュールをさらに備えてもよく、
第1横方向と第2横方向は反対方向である。
【0057】
本開示の選択可能な実施例では、ページ切り替えモジュールは具体的には、
現在のページが最後に並べ替えられた第1ページではないときに、現在のページから現在のページの後に並べ替えられ且つ現在のページに隣接して並べ替えられた第1ページに切り替え、現在のページが最後に並べ替えられた第1ページであるときに、現在のページから1番目に並べ替えられた第1ページに切り替えることに用いられる。
【0058】
本開示の選択可能な実施例では、各ページ識別子は横方向キューの形態で所定領域に表示され、ページ切り替えモジュールは具体的には、
次のページのページ識別子を横方向キューの末尾に表示し、現在のページのページ識別子を横方向キューの先頭に表示することに用いられる。
【0059】
本開示の選択可能な実施例では、該装置は強調表示モジュールをさらに備えてもよく、強調表示モジュールは具体的には、
横方向キューの末尾にあるページ名のフォントサイズを拡大すること、
横方向キューの末尾にあるページ名のフォント色を変更すること、及び
横方向キューの末尾にあるページ名に下線を追加することのうちの少なくとも1つを実行することに用いられる。
【0060】
本開示の選択可能な実施例では、該装置は、
表示インターフェースの現在のページを次のページに切り替えると同時に、対応するページ切り替えアニメーションを表示することに用いられる切り替えアニメーション表示モジュールをさらに備えてもよい。
【0061】
本開示の選択可能な実施例では、切り替えアニメーション表示モジュールは具体的には、
ページが遠いほど、小さくなるページ切り替えアニメーション及び/又はページが徐々にカバーするページ切り替えアニメーションを表示することに用いられる。
【0062】
以下、
図6に参照されるように、本開示の実施例を実現することに適する電子機器(例えば、
図1に示す方法を実行する端末機器又はサーバ)600の構造模式図を示す。本開示の実施例における端末機器は、例えば携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットパソコン)、PMP(ポータブルマルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などのモバイル端末、及び例えばデジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含んでもよいが、これらに限定されない。
図6に示される電子機器は単に一例であり、本開示の実施例の機能及び使用範囲にいかなる制限を与えるべきではない。
【0063】
電子機器はメモリ及びプロセッサを備え、ここでのプロセッサは後述する処理装置601とも呼ばれ、メモリは以下の読み取り専用メモリ(ROM)602、ランダムアクセスメモリ(RAM)603及び記憶装置608のうちの少なくとも1つを含んでもよく、具体的には以下の通りである。
【0064】
図6に示すように、電子機器600は、処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックスプロセッサなど)601を備えてもよく、読み取り専用メモリ(ROM)602に記憶されているプログラム又は記憶装置608からランダムアクセスメモリ(RAM)603にロードされるプログラムに応じて様々な適切な動作及び処理を実行することができる。RAM603には、電子機器600の操作に必要な様々なプログラム及びデータがさらに記憶されている。処理装置601、ROM602及びRAM603はバス604を介して互いに接続される。入力/出力(I/O)インターフェース605もバス604に接続されている。
【0065】
通常、I/Oインターフェース605に接続可能な装置として、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置606、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカー、発振器などを含む出力装置607、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置608、及び通信装置609が挙げられる。通信装置609は電子機器600が他の機器と無線又は有線通信してデータを交換ことを可能にする。
図6には様々な装置を有する電子機器が示されているが、理解できるように、すべての示される装置を実施するか備える必要があるわけではない。より多く又はより少ない装置を代替可能に実施するか備えるようにしてもよい。
【0066】
特に、本開示の実施例によれば、以上でフローチャートを参照して説明したプロセスはコンピュータソフトウェアプログラムとして実装され得る。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体に保持されているコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、該コンピュータプログラムはフローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、該コンピュータプログラムは通信装置609によってネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置608からインストールされてもよいし、ROM602からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置601により実行されると、本開示の実施例の方法に限定される上記機能が実行される。
【0067】
なお、本開示の上記コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両者の任意の組合せであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体システム、装置又はデバイス、もしくは上記の任意の組合せであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組合せを含んでもよいが、これらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを含むか又は記憶する任意の有形の媒体であってもよく、該プログラムは命令実行システム、装置又はデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用することができる。本開示では、コンピュータ可読信号媒体はベースバンドで又は搬送波の一部として伝播されたデータ信号を含んでもよく、データ信号は、コンピュータ可読プログラムコードを保持する。このような伝播されたデータ信号は様々な形態を採用することができ、電磁信号、光信号又は上記任意の適切な組合せを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体はコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は命令実行システム、装置又はデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用されるためのプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは任意の適切な媒体で伝送されてもよく、電線、光ケーブル、RF(無線周波数)など、又は上記任意の適切な組合せを含むが、これらに限定されない。
【0068】
いくつかの実施形態では、クライアント、サーバは、例えばHTTP(Hyper Text Transfer Protocol、ハイパーテキストトランスファープロトコル)のような、現在知られている又は将来開発される任意のネットワークプロトコルで通信することができ、且つ任意の形態又は媒体のデジタルデータと通信(例えば、通信ネットワーク)接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、エクストラネット(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、adhocエンドツーエンドネットワーク)、及び現在知られている又は将来開発される任意のネットワークを含む。
【0069】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれるものであってもよいし、該電子機器に組み込まれず、単独で存在するものであってもよい。
【0070】
上記コンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが保持されており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器により実行されると、該電子機器に、
アプリケーションの表示インターフェースに現在のページを表示し、表示インターフェースの所定領域にアプリケーションの少なくとも2つの第1ページのページ識別子を表示するステップであって、現在のページは少なくとも2つの第1ページのうちのいずれかの第1ページであるステップと、現在のページに対するスワイプ操作を取得するステップと、スワイプ操作が第1スワイプ切り替え操作であるときに、表示インターフェースの現在のページを次のページに切り替え、所定領域内の各ページ識別子の位置を調整し、次のページは少なくとも2つの第1ページのうち現在のページを除く第1ページであるステップと、を実行させる。
【0071】
1つ又は複数のプログラミング言語又はそれらの組合せで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成することができ、上記プログラミング言語は、例えばJava、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向のプログラミング言語だけでなく、例えば「C」言語又は類似しているプログラミング言語などの一般的な手続き型プログラミング言語を含む。プログラムコードは、完全にユーザーコンピュータ上で実行されても、部分的にユーザーコンピュータ上で実行されても、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されても、一部がユーザーコンピュータ上で一部がリモートコンピュータ上で実行されても、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを介してユーザーコンピュータに接続することができるか、又は、外部のコンピュータに接続することができる(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続することができる)。
【0072】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品に従って実現可能なシステムアーキテクチャ、機能及び操作を示した。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を代表することができ、該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は所定の論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。置き換えとしてのいくつかの実装では、ブロックに注記される機能が図面に注記された順序とは異なる順序で発生し得ると注意すべきである。例えば、2つの連続して表示されたブロックは、実際には基本的に並列に実行されてもよく、係る機能に応じて逆の順序で実行される場合もある。ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組合せは、所定の機能又は操作を実行する専用の、ハードウェアに基づくシステムで実装できるか、又は、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組合せで実装できることにも注意すべきである。
【0073】
本開示の実施例の説明に係るモジュール又はユニットはソフトウェアの方式で実装されても、ハードウェアの方式で実装されてもよい。場合によっては、モジュール又はユニットの名称は該ユニット自体を限定するものではなく、例えば、ページ表示モジュールは「ページを表示するモジュール」として説明されてもよい。
【0074】
本明細書では、以上説明された機能は少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理部材によって実行されてもよい。例えば、限定ではなく、使用可能な例示的なハードウェア論理部材は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)などを含む。
【0075】
本開示のコンテキストでは、機械可読媒体は有形の媒体であってもよく、命令実行システム、装置又は機器に使用されるか、又は命令実行システム、装置又は機器と組み合わせて使用されるプログラムを含むが又は記憶することができる。機械可読媒体は機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であってもよい。機械可読媒体は電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体システム、装置又は機器、もしくは上記内容の任意の適切な組合せを含んでもよいが、これらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の線に基づく電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光学記憶機器、磁気記憶機器、又は上記内容の任意の適切な組合せを含む。
【0076】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示は、
前記アプリケーションの表示インターフェースに現在のページを表示し、前記表示インターフェースの所定領域に前記アプリケーションの少なくとも2つの第1ページのページ識別子を表示するステップであって、前記現在のページは前記少なくとも2つの第1ページのうちのいずれかの第1ページであるステップと、
前記現在のページに対するスワイプ操作を取得するステップと、
前記スワイプ操作が第1スワイプ切り替え操作であるときに、前記表示インターフェースの前記現在のページを次のページに切り替え、前記所定領域内の各ページ識別子の位置を調整するステップであって、前記次のページは前記少なくとも2つの第1ページのうち前記現在のページを除く第1ページであるステップと、を含む、アプリケーションのページ切り替え方法を提供する。
【0077】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法は、
前記スワイプ操作が第2スワイプ切り替え操作であるときに、前記現在のページから前記現在のページに対応する第2ページに切り替えるステップをさらに含む。
【0078】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記現在のページに対するスワイプ操作を取得する前記ステップの後、前記方法は、
前記スワイプ操作のスワイプ方向が第1横方向であり、且つ対応するスワイプ距離が設定距離以上であるときに、前記スワイプ操作が前記第1スワイプ切り替え操作であると決定するステップと、
前記スワイプ操作のスワイプ方向が第2横方向であり、且つ対応するスワイプ距離が設定距離以上であるときに、前記スワイプ操作が前記第2スワイプ切り替え操作であると決定するステップと、をさらに含み、
前記第1横方向と前記第2横方向は反対方向である。
【0079】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、
前記少なくとも2つの第1ページは所定の順序で並べ替えられ、前記表示インターフェースの前記現在のページを次のページに切り替える前記ステップは、
前記現在のページが最後に並べ替えられた第1ページではないときに、前記現在のページから前記現在のページの後に並べ替えられ且つ前記現在のページに隣接して並べ替えられた第1ページに切り替え、現在のページが最後に並べ替えられた第1ページであるときに、前記現在のページから1番目に並べ替えられた第1ページに切り替えるステップを含む。
【0080】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、各ページ識別子は横方向キューの形態で前記所定領域に表示され、前記所定領域内の各ページ識別子の位置を調整する前記ステップは、
前記次のページのページ識別子を前記横方向キューの末尾に表示し、前記現在のページのページ識別子を前記横方向キューの先頭に表示するステップを含む。
【0081】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記ページ識別子は対応する第1ページのページ名であり、前記方法は、
前記横方向キューの末尾にあるページ名のフォントサイズを拡大すること、
前記横方向キューの末尾にあるページ名のフォント色を変更すること、及び
前記横方向キューの末尾にあるページ名に下線を追加することのうちの少なくとも1つをさらに含む。
【0082】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、前記方法は、
前記表示インターフェースの前記現在のページを次のページに切り替えると同時に、対応するページ切り替えアニメーションを表示するステップをさらに含む。
【0083】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、対応するページ切り替えアニメーションを表示する前記ステップは、
ページが遠いほど、小さくなるページ切り替えアニメーション及び/又はページが徐々にカバーするページ切り替えアニメーションを表示するステップを含む。
【0084】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示は、
前記アプリケーションの表示インターフェースに現在のページを表示し、前記表示インターフェースの所定領域に前記アプリケーションの少なくとも2つの第1ページのページ識別子を表示することに用いられるページ表示モジュールであって、前記現在のページは前記少なくとも2つの第1ページのうちのいずれかの第1ページであるページ表示モジュールと、
前記現在のページに対するスワイプ操作を取得することに用いられるスワイプ操作取得モジュールと、
前記スワイプ操作が第1スワイプ切り替え操作であるときに、前記表示インターフェースの前記現在のページを次のページに切り替え、前記所定領域内の各ページ識別子の位置を調整することに用いられるページ切り替えモジュールであって、前記次のページは前記少なくとも2つの第1ページのうち前記現在のページを除く第1ページであるページ切り替えモジュールと、を備える、アプリケーションのページ切り替え装置を提供する。
【0085】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示は、メモリ及びプロセッサを備え、
メモリにはプログラムが記憶されており、
プロセッサは、プログラムを実行して上記1つ又は複数の実施例における方法を実施することに用いられる、電子機器を提供する。
【0086】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、本開示は、プログラムが記憶されており、プログラムがプロセッサにより実行されると上記1つ又は複数の実施例における方法を実施する、非一時的な可読記憶媒体を提供する。
【0087】
以上の説明は本開示の好適実施例及び使用された技術原理についての説明に過ぎない。当業者であれば、本開示に係る開示範囲は、上記技術的特徴の特定の組合せによる技術案に限定されず、上記開示の構想から逸脱せずに上記技術的特徴又はその同等の特徴を任意に組み合わせることにより形成された他の技術案を含むべきであると理解できるだろう。例えば、上記特徴と本開示に開示されている(ただし、これらに限定されない)類似する機能を有する技術的特徴とを互いに置き換えることにより形成された技術案が挙げられる。
【0088】
また、特定の手順で各操作を説明したが、示された特定の手順又は順序の手順で実行しこれらの操作を実行するわけではないと理解すべきである。一定の環境では、マルチタスクと並行処理が有利である可能性がある。同様に、上記論述にはいくつかの具体的な実装の詳細が含まれるが、これらは本開示の範囲を限定するものではないと解釈されるべきである。個別の実施例のコンテキストに説明されたいくつかの特徴は、さらに、単一の実施例に組み合わせて実装されてもよい。むしろ、単一の実施例のコンテキストに説明された様々な特徴は、単独で、又は任意の適切なサブ組合せの方式で複数の実施例で実現されてもよい。
【0089】
構造的特徴及び/又は方法論理動作に特有の言語を用いて本主題を説明したが、特許請求の範囲に限定される主題は、以上説明された特定の特徴又は動作に限定されるわけではないと理解すべきである。むしろ、以上説明された特定の特徴及び動作は特許請求の範囲を実現する例示的な形態に過ぎない。
【0090】
本願は、2020年4月30日に中国国家知識産権局に提出された、出願番号が202010364405.9の優先権を主張し、その全内容が引用により本明細書に組み込まれ、すべての目的に用いられる。