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特許7511936ベントオーバーローマシン(BENT OVER ROW MACHINE)
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  • 特許-ベントオーバーローマシン(BENT  OVER  ROW  MACHINE) 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-06-28
(45)【発行日】2024-07-08
(54)【発明の名称】ベントオーバーローマシン(BENT OVER ROW MACHINE)
(51)【国際特許分類】
   A63B 21/072 20060101AFI20240701BHJP
【FI】
A63B21/072 Z
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2023048642
(22)【出願日】2023-03-24
(65)【公開番号】P2023183374
(43)【公開日】2023-12-27
【審査請求日】2023-04-10
(31)【優先権主張番号】10-2022-0072875
(32)【優先日】2022-06-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】522393125
【氏名又は名称】ニューテックウェルネス カンパニー,リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】ビョン,ヒョン ジョン
【審査官】井上 香緒梨
(56)【参考文献】
【文献】特開平02-007974(JP,A)
【文献】実開平08-000162(JP,U)
【文献】米国特許出願公開第2017/0157455(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2006/0252614(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2004/0242385(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B1/00-26/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
地面に接触するように配置されるベースフレームと、
前記ベースフレームの上面に結合され、垂直方向に起立配置されるメインフレームと、
前記ベースフレームの上面の一支点に固定され、使用者の身体を支持することができ、フォールディング可能なように設けられ、起立角度及び高さ調節が可能な支持ユニットと、
前記メインフレームにリンク結合され、前記支持ユニットの両側下方に向かって傾斜して設けられる一対の回動運動ユニットと、
一対の前記回運動ユニットのそれぞれの一端に結合され、前記使用者が把持して前記回運動ユニットを回転させることができるように設けられ、角度調整可能な一対のハンドルユニットと、
前記ベースフレームの上面の他側に傾斜して安着して前記使用者が起立した状態のとき、前記使用者の足が支持される第1足場部と、前記ベースフレームの一側に結合され、前記使用者が前記支持ユニットに寄り掛かった状態のとき、前記使用者の足が支持される第2足場部と、
を含むことを特徴とするベントオーバーローマシン。
【請求項2】
前記支持ユニットは、
前記使用者の胸腹部を支持するように設けられた第1支持シートと、
前記使用者の臀部を支持するように設けられる第2支持シートと、
前記第2支持シートの一面に設けられるフォールディングハンドルと、
前記第1支持シートの高さ及び角度を調整し、前記第1支持シート及び第2支持シートとの間の距離を調整する長さ調整部と、
前記第1支持シート及び第2支持シートを前記メインフレーム方向にフォールディングすることができるように設けられるフォールディング部と、
を含むことを特徴とする、請求項1に記載のベントオーバーローマシン。
【請求項3】
前記回動運動ユニットは、
一端が、前記メインフレームにリンク結合され、第1角度で折曲された第1フレームと、
両端が前記第1フレームの上面に結合され、第2の角度で折曲された第2フレームと、
前記第1フレーム及び第2フレームの多支点に突出して、重量物を固定することができるように設けられる多数の据置バーと、
を含むことを特徴とする、請求項2に記載のベントオーバーローマシン。
【請求項4】
前記ハンドルユニットは、
前記回動運動ユニット一端に結合され、多数の角度調孔が備わった角度調板と、
前記角度調整板の一側に固定される回転軸と、
折曲したパイプ状に設けられ、一端が前記回転軸に固定される第1ハンドルと、
折曲されたパイプ状に設けられ、一端が前記回転軸に固定される第2ハンドルと、
前記回転軸に結合されて前記回転軸を中心に回転可能であり、前記角度調整孔に挿入されて前記第1ハンドル及び第2ハンドルの角度を固定する角度固定ピンと、
を含むことを特徴とする、請求項3に記載のベントオーバーローマシン。
【請求項5】
前記第2足場部は、
前記ベースフレームの下面の一支点に軸結合され、多数の長さ調節孔が設けられる長さ調節フレームと、
前記ベースフレームの上面の一支点に設けられる長さ調節ピンと、
前記長さ調節フレームの一端に結合される足場バーと、
を含むことを特徴とする、請求項4に記載のベントオーバーローマシン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はベントオーバーローマシンに関するものであり、詳細には、ベントオーバーロー運動時、使用者の身体を支持することができる支持ユニットが設けられ、多様な使用者の身体に応じて重量を変更することができ、高さ及び角度調節が可能なベントオーバーローマシンに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ベントオーバーロー(Bent over row)は、ウェイトトレーニングで広背筋を向上させるための運動方法で、均衡のとれた背中の筋肉を作るための代表的な運動方法である。両手でダンベルをつかみ、上体を前に80度程度を曲げ、膝を少し曲げた姿勢をとった後、腕を曲げてダンベルが大胸筋の下部にくるように引っ張った後、再び元の姿勢に戻してベントオーバーローを行うことができる。
【0003】
このとき、ダンベルを使って運動を行うとき、初心者たちが姿勢を取って運動を行うことが難しく、誤った姿勢で運動をするか、身体に無理をして、ダンベルを落とすなどの安全事故も頻繁に発生した。
【0004】
また、ダンベルを用いて運動する際、所有しているダンベルの重量及び制限的な重力の回転角でのみ運動を行うという問題が発生していた。
【0005】
したがって、ベントオーバーロー運動時、使用者の身体を支持してくれる支持ユニットが設けられ、多様な使用者の身体に応じて重量を変更することができ、高さ及び角度調整が可能なベントオーバーローマシンに関する研究が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】韓国登録特許第10-0479725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、使用者の身体を支持することができる支持ユニットが設けられることにより、正しい運動姿勢で運動を行うことができるベントオーバーローマシンを提供することである。
【0008】
また、本発明の他の目的は、多様な使用者の身体に応じて支持ユニットの高さ及び角度を調整することができるベントオーバーローマシンを提供することである。
【0009】
また、本発明の他の目的は、支持ユニットがフォールディングが可能なように設けられることにより、胸腹部を支持した状態だけでなく、ベントオーバー状態でも運動を行うことができるベントオーバーローマシンを提供することである。
【0010】
また、本発明の他の目的は、希望する重量値で重量を変更して運動することができるベントオーバーローマシンを提供することである。
【0011】
また、本発明の他の目的は、角度を調節可能なハンドルユニットが設けられることにより、必要に応じてオーバーグリップ及びハンドグリップの変更が自由で便利なベントオーバーローマシンを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の一実施例によるベントオーバーローマシンは、地面に接触するように配置されるベースフレーム、ベースフレームの上面に結合され、垂直方向に起立配置されるメインフレーム、ベースフレーム上面一支点に固定され、使用者の身体を支持することができ、フォールディング可能なように設けられ、起立角度及び高さ調節が可能な支持ユニット、メインフレームにリンクが結合され、支持ユニットの両側下方に向かって傾斜して設けられる一対の回動運動ユニット、一対の回動運動ユニットそれぞれの一端に結合され、使用者が把持して回動運動ユニットを回動することができるように設けられ、角度調節が可能な一対のハンドルユニット、ベースフレーム上面他側に傾斜して安着され、使用者が起立した状態のとき、使用者の足が支持される第1足場部及びベースフレームの一側に結合され、使用者が支持ユニットに寄り掛かった状態であるとき、使用者の足が支持される第2足場部を含むことができる。
【0013】
また、本発明の一実施例による支持ユニットは、使用者の胸腹部を支持するように設けられる第1支持シート、使用者の臀部を支持するように設けられた第2支持シート、第2支持シートの一面に設けられるフォールディングハンドル、第1支持シートの高さ及び角度を調整し、第1支持シート及び第2支持シートとの間の距離を調整する長さ調節部及び第1支持シート及び第2支持シートをメインフレーム方向にフォールディングすることができるように設けられるフォールディング部を含むことができる。
【0014】
また、本発明の一実施例による回動運動ユニットは、一端はメインフレームにリンク結合され、第1角度で折り曲げられた第1フレーム、両端が第1フレーム上面に結合され、第2角度で折り曲げられた第2フレーム及び第1フレーム及び第2フレームの多支点に突出し、重量物を固定することができるように設けられる多数の据置バーを含むことができる。また、本発明の一実施例によるハンドルユニットは、回動運動ユニット一端に連結され、多数の角度調孔が備わった角度調板、角度調板一側に固定される回転軸、折曲したパイプ状に設けられ、一端が回転軸に固定される第1ハンドル、折り曲げられたパイプ状に設けられ、一端が回転軸に固定される第2ハンドル及び回転軸に結合されて回転軸を中心に回転可能であり、角度調孔に挿入されて第1ハンドル及び第2ハンドルの角度を固定する角度固定ピンを含むことができる。
【0015】
また、本発明の一実施例による第2足場部は、ベースフレーム下面一支点に軸結合され、多数の長さ調節孔が設けられる長さ調節フレーム、ベースフレーム上面一支点に設けられる長さ調節ピン及び長さ調節フレームの一端に結合される足場バーを含むことができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明の一実施例によるベントオーバーローマシンは、使用者の身体を支持することができる支持ユニットが設けられることにより、正しい運動姿勢で運動を行うことができる効果を有する。
【0017】
また、本発明の一実施例によるベントオーバーローマシンは、多様な使用者の身体に応じて支持ユニットの高さ及び角度を調節することができる効果を有する。
【0018】
また、本発明の一実施例によるベントオーバーローマシンは、支持ユニットがフォールディング可能なように設けられることにより、胸腹部を支持した状態だけでなくベントオーバー状態でも運動を行うことができる効果を有する。
【0019】
また、本発明の一実施例によるベントオーバーローマシンは、希望する重量値で重量を変更して運動することができる効果を有する。
【0020】
また、本発明の一実施例によるベントオーバーローマシンは、角度を調節することができるハンドルユニットが設けられることにより、必要に応じてオーバーグリップ及びハンドグリップ変更が自由で便利な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本発明の一実施例によるベントオーバーローマシンを示す図である。
図2】本発明の一実施例による支持ユニットを示す図である。
図3】本発明の一実施例による回動運動ユニットを示す図である。
図4】本発明の一実施例によるハンドルユニットを示す図である。
図5】本発明の一実施例による第2足場部を示す図である。
図6】本発明の一実施例によるベントオーバーローマシンのフォールディング状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下では、図面を参照して本発明の具体的な実施例を詳細に説明する。ただし、本発明思想は提示される実施例に限定されず、本発明思想を理解する当業者は、同一思想の範囲内において他の構成要素を追加、変更、削除等を通じて、退歩的な他の発明や本発明思想の範囲内に含まれる他の実施例を容易に提案することができるだろうが、これも本願発明思想の範囲内に含まれるということができるであろう。
【0023】
以下、本発明のベントオーバーローマシン(100)は、添付の図1乃至図5を参考にして詳細に説明する。
【0024】
図1は、本発明の一実施例によるベントオーバーローマシン(100)を示す図である。
【0025】
図1を参考にすれば、本発明の一実施例によるベントオーバーローマシン(100)は、ベースフレーム(110) 、メインフレーム(120)、支持ユニット(130)、回動運動ユニット(140)、ハンドルユニット(150)、第1足場部(160)、及び第2足場部(170)を含むことができる。
【0026】
ベースフレーム(110)は地面に接触するように配置することができる。前記ベースフレーム(110)は、多数の水平フレーム及び垂直フレームの結合により設けられることができる。
【0027】
メインフレーム(120)は、前記ベースフレーム(110)の上面一側に結合され、垂直方向に起立配置されることができる。前記メインフレーム(120)は、前記ベースフレーム(110)の上面にボルト結合されることができる。前記メインフレーム(120)の両側には重量物を保管することができるように据置バーを設けることができる。
【0028】
支持ユニット(130)は、前記ベースフレーム(110)の上面一支点に固定されて、使用者の身体を支持することができ、フォールディング可能なように設けられ、起立角度及び高さ調整が可能なように設けることができる。前記支持ユニット(130)は、図2を参考にして、より詳細に検討する。
【0029】
図2は、本発明の一実施例による支持ユニット(130)を示す図である。
【0030】
図2を参考にすれば、本発明の一実施例による支持ユニット(130)は第1支持シート(131)、第2支持シート(132)、フォールディングハンドル(133)、長さ調整部(134)、及びフォールディング部(135)を含むことができる。
【0031】
第1支持シート(131)は、前記使用者の胸腹部を支持するように設けられることができる。
【0032】
第2支持シート(132)は、前記使用者の臀部を支持するように設けられることができる。
【0033】
フォールディングハンドル(133)は、前記第2支持シート(132)の一面に設けることができる。前記フォールディングハンドル(133)は折り曲げられたパイプ形状に設けることができる。前記フォールディングハンドル(133)は、前記支持ユニット(130)をフォールディングした状態で運動する際に、使用者が把持して運動することができるように設けられることができる。
【0034】
長さ調節部(134)は、前記第1支持シート(131)の高さ及び角度を調整し、前記第1支持シート(131)及び第2支持シート(132)との間の距離を調整することができる。前記長さ調整部(134)は、第1調整フレーム(1341)、第2調整フレーム(1342)、長さ調整穴(1343)及び 、長さ固定ピン(1344)を含むことができる。
【0035】
第1調整フレーム(1341)は、中空(内側空洞。以下「中空」という。」)の正方形フレーム形状に設けられることができる。
【0036】
第2調整フレーム(1342)は正方形フレーム状に設けられ、前記第1調整フレーム(1341)の内部に挿入されることができる。
【0037】
長さ調整穴(1343)は、前記第2調整フレーム(1342)の一面に多数設けられることができる。
【0038】
長さ固定ピン(1344)は、前記第1調整フレーム(1341)の一面の一支点を貫通し、一端に前記長さ調整穴(1343)に挿入されて長さを調整することができる。前記長さ固定ピン(1344)は、内部に弾性体が設けられることができる。
【0039】
フォールディング部(135)は、前記第1支持シート(131)及び第2支持シート(132)を前記メインフレーム(120)方向にフォールディングすることができる。前記フォールディング部(135)は、多数の突出部が備わった板状に設けられることができ、前記長さ調節部(134)の一端がリンク結合して回転可能なように設けられることができる。前記長さ調整部(134)の一端に設けられるフォールディング固定ピン(図示せず)をフォールディング固定穴(図示せず)に挿入してアンフォールディング状態を固定することができる。
【0040】
ベントオーバーローマシン(100)のフォールディング状態は、図6を参考にしてより詳細に検討する。
【0041】
図6は、本発明の一実施例によるベントオーバーローマシンのフォールディング状態を示す図である。
【0042】
図6を参考にすれば、前記フォールディング固定ピン(図示せず)を解除し、前記第1支持シート(131)及び第2支持シート(132)を前記メインフレーム(120)方向にフォールディングすることができる。また、前記フォールディング部(135)の多支点には、フォールディング状態時に前記長さ調整部(134)の衝突を防止する多数の衝突防止部(図示せず)が設けられることができる。前記フォールディング部(135)が設けられ、前記支持ユニット(130)がフォールディング可能であることにより、胸腹部を支持した状態だけでなくベントオーバー状態でも運動を行うことができる効果を有することができる。
【0043】
また、支持ユニット(130)はダンパー(136)をさらに含むことができる。
【0044】
ダンパー(136)は、前記長さ調節部(134)の一側に設けられ、前記長さ調節部(134)の長さ固定解除時に、前記第1支持シート(131)を上昇させて使用者がより便利に長さを調節することができる効果を有する。
【0045】
再度図1を参考にすれば、一対の回動運動ユニット(140)は、前記メインフレーム(120)にリンク結合され、前記支持ユニット(130)の両側下方に向かって傾斜して設けることができる。前記回動運動ユニット(140)は、図3を参考にしてより詳細に検討する。
【0046】
図3は、本発明の一実施例による回動運動ユニット(140)を示す図である。
【0047】
図3を参考にすれば、本発明の一実施例による回動運動ユニット(140)は、第1フレーム(141)、第2フレーム(142)、及び据置バー(143)を含むことができる。
【0048】
第1フレーム(141)は、一端が前記メインフレーム(120)にリンク結合され、第1角度で折曲されて設けられることができる。
【0049】
第2フレーム(142)は、両端が前記第1フレーム上面に結合され、第2角度で折曲されて設けられることができる。前記第1フレーム(141)及び第2フレーム(142)の断面は楕円形状に設けられることができる。
【0050】
据置バー(143)は、前記第1フレーム(141)及び第2フレーム(142)の多支点に突出して、重量物を固定することができるように多数設けることができる。
【0051】
再度図1を参考にすれば、一対のハンドルユニット(150)は、一対の前記回動運動ユニット(140)のそれぞれの一端に結合され、前記使用者が把持して前記回動運動ユニット(140)を回動させることができるように設けられ、角度調整が可能なように設けることができる。前記ハンドルユニット(150)は、図4を参考にしてより詳細に検討する。
【0052】
図4は、本発明の一実施例によるハンドルユニット(150)を示す図である。
【0053】
図4を参考にすれば、本発明の一実施例によるハンドルユニット(150)は、角度調整板(151)、回転軸(152)、第1ハンドル(153)、第2ハンドル(154)、及び角度固定ピン(155)を含むことができる。
【0054】
角度調整板(151)は、前記回動運動ユニット(140)の一端に結合され、多数の角度調整孔(1511)が備わることができる。
【0055】
回転軸(152)は、前記角度調整板(151)の一側に固定されることができる。
【0056】
第1ハンドル(153)は折曲されたパイプ状に設けられ、一端が前記回転軸(152)に固定されることができる。
【0057】
第2ハンドル(154)は折曲されたパイプ状に設けられ、一端が前記回転軸(152)に固定されることができる。
【0058】
角度固定ピン(155)は、前記回転軸(152)に結合され、前記回転軸(152)を中心に回転可能であり、前記角度調整孔(1511)に挿入されて前記第1ハンドル(153)及び第2ハンドル(154)の角度を固定することができる。
【0059】
前記ハンドルユニット(150)が角度調整可能なように設けられることにより、使用者の運動姿勢に応じて最も快適な角度のハンドルで運動することができ、必要に応じてオーバーグリップ及びハンドグリップ変更が自由で便利な効果を有することができる。
【0060】
再度図1を参考にすれば、第1足場部(160)は、前記ベースフレーム(110)上面他側に傾斜して安着し、前記使用者が起立した状態のとき、前記使用者の足が支持されることができる。
【0061】
第2足場部(170)は、前記ベースフレーム(110)の一側に結合され、前記使用者が前記支持ユニットに寄り掛かった状態のとき、前記使用者の足が支持されることができる。第2足場部(170)は、図5を参考にして、より詳細に検討する。
【0062】
図5は、本発明の一実施例による第2足場部(170)を示す図である。
【0063】
図5を参考にすれば、本発明の一実施例による第2足場部(170)は、長さ調節フレーム(171)、長さ調節ピン(172)、及び足場バー(173)を含むことができる。
【0064】
長さ調整フレーム(171)は、前記ベースフレーム(110)下面一支点に軸結合され、多数の長さ調整孔(図示せず)が設けられることができる。
【0065】
長さ調整ピン(172)は、前記ベースフレーム(110)上面一支点に設けられることができる。
【0066】
足場バー(173)は、前記長さ調節フレーム(171)の一端に結合されることができる。
【0067】
前記第2足場部(170)の長さが調節可能なように設けられることにより、多様な使用者の身長に全て対応することができる効果を有する。
【0068】
前記において検討したように、本発明の一実施例によれば、使用者の身体を支持することができる支持ユニットが設けられることにより、正しい運動姿勢で運動を行うことができ、多様な使用者の身体に応じて支持ユニットの高さ及び角度を調整することができる効果を有する。
【0069】
また、支持ユニットがフォールディング可能なように設けられることにより、胸腹部を支持した状態だけでなくベントオーバー状態でも運動を行うことができ、希望の重量値で重量を変更して運動することができ、角度を調節することができるハンドルユニットが設けられることにより、必要に応じてオーバーグリップ及びハンドグリップの変更が自由で便利な効果を有する。
【0070】
以上のとおり、本発明の一実施例は限定された実施例と図面によって説明されたが、本発明の一実施例は前記説明された実施例に限定されるものではなく、これは本発明が属する分野において通常の知識を有する者であれば、これらの基材から多様な修正及び変形が可能である。したがって、本発明の一実施例は、以下に記載された特許請求範囲によってのみ把握されるべきであり、その均等又は等価的な変形双方が本発明思想の範囲に属するということができる。
【符号の説明】
【0071】
100:ベントオーバーローマシン
110:ベースフレーム
120:メインフレーム
130:支持ユニット
131:第1支持シート
132:第2支持シート
133:フォールディングハンドル
134:長さ調節部
1341:第1調整フレーム
1342:第2調整フレーム
1343:長さ調整穴
1344:長さ固定ピン
135:フォールディング部
136:ダンパー
140:回動運動ユニット
141:第1フレーム
142:第2フレーム
143:据置バー
150:ハンドルユニット
151:角度調整板
1511:角度調
152:回転軸
153:第1ハンドル
154:第2ハンドル
155:角度固定ピン
160:第1足場部
170:第2足場部
171:長さ調節フレーム
172:長さ調節ピン
173:足場バー
図1
図2
図3
図4
図5
図6