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  • 特許-車両用クッションパッド保護構造 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-02
(45)【発行日】2024-07-10
(54)【発明の名称】車両用クッションパッド保護構造
(51)【国際特許分類】
   B60N 2/90 20180101AFI20240703BHJP
   B60N 2/68 20060101ALI20240703BHJP
【FI】
B60N2/90
B60N2/68
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2020142588
(22)【出願日】2020-08-26
(65)【公開番号】P2022038212
(43)【公開日】2022-03-10
【審査請求日】2023-06-02
(73)【特許権者】
【識別番号】000002082
【氏名又は名称】スズキ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100124110
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 大介
(74)【代理人】
【識別番号】100120400
【弁理士】
【氏名又は名称】飛田 高介
(72)【発明者】
【氏名】赤崎 賢史
(72)【発明者】
【氏名】竹尾 久幸
(72)【発明者】
【氏名】吉澤 一平
【審査官】瀧本 絢奈
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-135074(JP,A)
【文献】特開2020-124974(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60N 2/00-2/90
A47C 7/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のシートクッション内の幅方向両端それぞれに配置される前後方向に延びた一対のクッションサイドフレームと、
前記一対のクッションサイドフレームの前端部分にかけ渡されるフロントクロスメンバと、
前記一対のクッションサイドフレームの後端部分にかけ渡されるリアクロスメンバと、
前記フロントクロスメンバと前記リアクロスメンバとにかけ渡される複数のパッド支持バネと、
前記パッド支持バネの上に設置されるクッションパッドとを備える車両用クッションパッド保護構造において、
当該車両用クッションパッド保護構造はさらに、前記一対のクッションサイドフレームのうち一方と前記リアクロスメンバとに渡るよう取り付けられて前記クッションパッドを保護する樹脂製のパッド保護部材を備え、
前記パッド保護部材は、
弧を描くように前記クッションサイドフレームの上面に沿ってなだらかに湾曲して該クッションサイドフレームに上方から被さるフレーム被覆部と、
弧を描くようになだらかに湾曲して前記リアクロスメンバに上方から被さる後方接続部と、
前記フレーム被覆部から前記後方接続部に渡って形成され前記クッションパッドの下面を支えるパッド支持部とを有し、
前記パッド支持部は、
前記クッションサイドフレームから前記幅方向内側下方に傾斜して延びる傾斜領域と、
前記傾斜領域の下端から屈曲して前記クッションパッドの下面に沿って延びる平面領域とを有し、
前記平面領域は、後方に向かうほど前記シートクッションの幅方向内側に延びていて、
前記パッド保護部材は、前記パッド支持部のうち前後方向の後方部分の範囲を切り欠いた切欠部を有することを特徴とする車両用クッションパッド保護構造。
【請求項2】
前記パッド支持部は、前記フレーム被覆部および前記後方接続部それぞれの前記シートクッションの幅方向外側の端部のうち最も後方の部分を結んだ直線よりも前記幅方向内側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用クッションパッド保護構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用クッションパッド保護構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的な車両用シートにおいて、乗員が臀部を乗せるシートクッションは、各フレームや複数の支持バネによって組まれた骨組みの上にクッションパッドが載せられた構造になっている。例えば、特許文献1のシートクッション2は、側部フレーム10等で構成された骨組みに支持ばね13が張られ、その上にクッション部材15が設置されている。さらに、特許文献1では、後縁部カバー23によって、クッション部材15の後部の左右側面を支えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第6476506号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現在の車両用シートは、軽量化や高剛性化のために各フレームによる骨組みを拡幅する場合がある。その結果、クッションサイドフレームとパッド支持バネとの隙間が広がる傾向にあり、クッションパッドが落ち込むおそれが生じている。また、クッションパッドの破損防止と乗員の座り心地の維持も図る必要がある。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑み、クッションパッドの保護と座り心地の維持が好適に可能な車両用クッションパッド保護構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用クッションパッド保護構造の代表的な構成は、車両のシートクッション内の幅方向両端それぞれに配置される前後方向に延びた一対のクッションサイドフレームと、一対のクッションサイドフレームの前端部分にかけ渡されるフロントクロスメンバと、一対のクッションサイドフレームの後端部分にかけ渡されるリアクロスメンバと、フロントクロスメンバとリアクロスメンバとにかけ渡される複数のパッド支持バネとを備える車両用クッションパッド保護構造において、当該車両用クッションパッド保護構造はさらに、一対のクッションサイドフレームのうち一方とリアクロスメンバとに渡るよう取り付けられてクッションパッドを保護する樹脂製のパッド保護部材を備え、パッド保護部材は、クッションサイドフレームの上面に沿ってクッションサイドフレームに被さるフレーム被覆部と、リアクロスメンバに被さる後方接続部と、フレーム被覆部から後方接続部に渡って形成されクッションパッドの下面を支えるパッド支持部とを有し、パッド支持部は、後方に向かうほどシートクッションの幅方向内側に延びていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、クッションパッドの保護と座り心地の維持が好適に可能な車両用クッションパッド保護構造を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施例に係る車両用クッションパッド保護構造の概要を示した図である。
図2図1のシートクッションの内部構造を示した図である。
図3図2(a)のパッド保護部材の拡大図である。
図4図3のパッド保護部材を上方から見た図である。
図5図1のシートクッションのA-A断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施の形態に係る車両用クッションパッド保護構造は、車両のシートクッション内の幅方向両端それぞれに配置される前後方向に延びた一対のクッションサイドフレームと、一対のクッションサイドフレームの前端部分にかけ渡されるフロントクロスメンバと、一対のクッションサイドフレームの後端部分にかけ渡されるリアクロスメンバと、フロントクロスメンバとリアクロスメンバとにかけ渡されてクッションパッドの下面を支える複数のパッド支持バネとを備える車両用クッションパッド保護構造において、当該車両用クッションパッド保護構造はさらに、一対のクッションサイドフレームのうち一方とリアクロスメンバとに渡るよう取り付けられてクッションパッドを保護する樹脂製のパッド保護部材を備え、パッド保護部材は、クッションサイドフレームの上面に沿ってクッションサイドフレームに被さるフレーム被覆部と、リアクロスメンバに被さる後方接続部と、フレーム被覆部から後方接続部に渡って形成されクッションパッドの下面を支えるパッド支持部とを有し、パッド支持部は、後方に向かうほどシートクッションの幅方向内側に延びていることを特徴とする。
【0010】
上記のパッド保護部材によれば、なだらかな形状のフレーム被覆部によってクッションサイドフレームの角を覆うことで、クッションパッドの亀裂等の発生を防ぐことができる。そして、パッド保護部材によって、クッションサイドフレームとパッド支持バネとの間でクッションパッドを支持することができ、クッションパッドの落込みを防ぐことが可能になる。また、上記パッド保護部材は、樹脂製であって適度にたわむことができるため、シートクッションの座り心地を維持することができる。
【0011】
上記のパッド支持部は、フレーム被覆部および後方接続部それぞれのシートクッションの幅方向外側の端部を結んだ直線よりも幅方向内側に形成されていてもよい。この構成によれば、パッド保護部材の形状および寸法をより簡潔にできる。
【0012】
上記のパッド保護部材は、パッド支持部のうち前後方向の後方部分の範囲を切り欠いた切欠部を有してもよい。この構成によっても、パッド保護部材の形状をより簡潔にできる。
【0013】
上記のパッド支持部は、クッションサイドフレームから幅方向内側下方に傾斜して延びる傾斜領域と、傾斜領域の下端から屈曲してクッションパッドの下面に沿って延びる平面領域とを有してもよい。この構成によって、パッド保護部材は、クッションパッドの支持およびクッションパッドの保護を好適に達成することが可能になる。
【0014】
上記車両用クッションパッド保護構造はさらに、クッションサイドフレームの後端部分の幅方向内側に設置され車両用シートの位置を移動させるシートリフタ機構を備え、パッド支持部は、シートリフタ機構を覆うよう配置されるとよい。この構成によって、クッションパッドとシートリフタ機構との接触を防ぎ、クッションパッドを好適に保護することが可能になる。
【実施例
【0015】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0016】
図1は、本発明の実施例に係る車両用クッションパッド保護構造(以下、保護構造100)の概要を示した図である。図1(a)は、当該保護構造100が設置された車両用シート102を示した図である。以下、図1その他の本願のすべての図面において、車両前後方向をそれぞれ矢印F(Forward)、B(Backward)、車幅方向の左右をそれぞれ矢印L(Leftward)、R(Rightward)、車両上下方向をそれぞれ矢印U(upward)、D(downward)で例示する。
【0017】
車両用シート102は、車室内の右側に配置されるものを想定している。車両用シート102は、乗員が背中を預けるシートバック104と、乗員が臀部を乗せるシートクッション106とを含んで構成されている。当該保護構造100は、シートクッション106の内部にて実施され、シートクッション106の中身であるクッションパッド146(図5参照)と、シートクッション106の座り心地の維持との両立を図っている。
【0018】
図2は、図1のシートクッション106の内部構造を示した図である。図2(a)は、図1のシートクッション106の内部フレーム108を示す斜視図である。内部フレーム108は、主に一対のクッションサイドフレーム110a、110bと、フロントクロスメンバ112およびリアクロスメンバ114を含んで構成されている。
【0019】
一対のクッションサイドフレーム110a、110bは、シートクッション106内の幅方向両端それぞれに配置される部材であり、シートクッション106の前後方向に沿って延びている。フロントクロスメンバ112およびリアクロスメンバ114は、共にシートクッション106の幅方向に延びる部材である。フロントクロスメンバ112は、クッションサイドフレーム110aの前端部分116の近傍にかけ渡される。リアクロスメンバ114は、クッションサイドフレーム110aの後端部分118の近傍にかけ渡される。
【0020】
パッド支持バネ120は、クッションパッド146(図5参照)の下面150を弾性的に支える部材である。パッド支持バネ120は、シートクッション106の幅方向に複数設けられていて、それぞれ矩形波状に屈曲しながらフロントクロスメンバ112とリアクロスメンバ114とにかけ渡されている。
【0021】
図2(b)は、図2(a)のパッド保護部材122を取り外した図である。当該保護構造100では、クッションパッド146(図5参照)をクッションサイドフレーム110a等との接触から保護するために、樹脂製のパッド保護部材122を備えている。本実施例では、パッド保護部材122は、シートクッション106の幅方向の右側(車幅方向外側)のクッションサイドフレーム110aとリアクロスメンバ114とに渡るよう取り付けられている。
【0022】
図3は、図2(a)のパッド保護部材122の拡大図である。パッド保護部材122は、クッションサイドフレーム110aに被さるフレーム被覆部124と、リアクロスメンバ114に被さる後方接続部126とによって内部フレーム108に取り付けられている。
【0023】
フレーム被覆部124は、上部が弧を描くようにクッションサイドフレーム110aの上面に沿ってなだらかに湾曲して、クッションサイドフレーム110aに上方から被さってクッションサイドフレーム110aを把持する。フレーム被覆部124がなだらかに湾曲した角のない形状になっていることで、クッションパッド146(図5)を傷つけるけることなく、クッションパッド146がクッションサイドフレーム110aに触れる範囲を減らすことが可能になっている。
【0024】
後方接続部126は、リアクロスメンバ114のクッションサイドフレーム110a側の端部に被さる。後方接続部126もまた、弧を描くようになだらかに湾曲して、リアクロスメンバ114を把持するようにリアクロスメンバ114に上方から被さる構成になっている。
【0025】
パッド支持部128は、フレーム被覆部124から後方接続部126に渡って形成された部位であり、パッド支持バネ120と共にクッションパッド146(図5参照)の下面150を支える。パッド支持部128は、フレーム被覆部124から後方接続部126に向かってシートクッション106の前後方向に延びつつ、クッションサイドフレーム110aからシートクッション106の幅方向内側に延びた形状になっている。
【0026】
パッド支持部128は、傾斜領域130と平面領域132とを有している。傾斜領域130は、クッションサイドフレーム110aから幅方向内側下方に傾斜して延びた形状になっている。平面領域132は、傾斜領域130の下端から屈曲して、クッションパッド146(図5参照)の下面150に沿って延びた形状になっている。
【0027】
図4は、図3のパッド保護部材122を上方から見た図である。パッド支持部128のうち、平面領域132は、後方に向かうほどシートクッション106の幅方向内側に延びた形状になっている。パッド保護部材122は、パッド支持部128によって、クッションサイドフレーム110aとパッド支持バネ120との間でクッションパッド146の下面150を支持することができる。
【0028】
パッド支持部128は、フレーム被覆部124および後方接続部126それぞれのシートクッション106の幅方向外側の端部134、136を結んだ直線L1よりも、幅方向内側に形成されている。パッド保護部材122は、このような構成によって、形状および寸法がより簡潔になっている。
【0029】
パッド支持部128の傾斜領域130には、膨出部138が形成されている。膨出部138は、クッションサイドフレーム110aからリアクロスメンバ114に近づくにつれてシートクッション106の幅方向内側に膨出していて、上面が平らになっている。
【0030】
図2(b)に示すように、クッションサイドフレーム110aの後端部分118の幅方向内側には、シートリフタ機構140が設置されている。シートリフタ機構140は、車両用シート102の位置の移動を可能にする機構であり、不図示のレバー等を介して乗員が操作可能になっている。
【0031】
図4のパッド支持部128のうち特に膨出部138は、シートリフタ機構140の上方を覆うよう配置される。膨出部138は、シートリフタ機構140を覆いつつ、シートリフタ機構140の可動を阻害しないようになっている。この構成によって、クッションパッド146とシートリフタ機構140との接触を防ぎ、シートリフタ機構140が可動したときに当該機構の角などがクッションパッド146を傷つけないよう、クッションパッド146を好適に保護することができる。
【0032】
パッド保護部材122には、切欠部142も設けられている。切欠部142は、パッド支持部128のうち後方接続部126の近傍の範囲、すなわち前後方向の後方部分を切り欠いて形成されている。この範囲は、シートバック104(図1参照)の下方であってリアクロスメンバ114に近い範囲である。この範囲に切欠部142を設けてパッド保護部材122の形状を省略することで、パッド支持バネ120を支えるブラケット144等の他の構造物との接触を避けつつ、パッド保護部材122の形状をより簡潔にすることができる。
【0033】
図5は、図1のシートクッション106のA-A断面図である。クッションパッド146には、クッションサイドフレーム110aの外側に垂れ下がるように形成されるスカート部148が確保されている。スカート部148がクッションサイドフレーム110aにかけ渡されることで、クッションパッド146はクッションサイドフレーム110aの内側に過度に沈み込むことが防がれている。しかしながら、クッションサイドフレーム110aの後端部分118(図2(b)参照)では、シートリフタ機構140等の構造物が存在することでスカート部148が形成し難い部位もある。本実施例では、そのような部位にパッド保護部材122を設け、シートクッション106に乗員が乗り降りしたときに、クッションパッド146がクッションサイドフレーム110aとパッド支持バネ120との間に落ち込まないよう対策している。
【0034】
当該保護構造100では、パッド保護部材122のパッド支持部128を利用して、クッションサイドフレーム110aとパッド支持バネ120との間で、クッションパッド146の落込みを防ぐことが可能になっている。このパッド保護部材122は、樹脂製であってクッションパッド146からの荷重に応じて適度にたわむことができる。特に、パッド保護部材122は、平面領域132でクッションパッド146の下面150を弾性的に支えつつ、傾斜領域130によってパッド保護部材122の断面二次モーメントを大きくして剛性を確保することができる。これらによって、パッド保護部材122は、クッションパッド146を好適に支えつつ、シートクッション106の座り心地を維持することができる。
【0035】
また、パッド保護部材122のフレーム被覆部124によってクッションサイドフレーム110aの角を覆うことで、クッションパッド146の亀裂等の発生を防ぐことが可能になる。従来、クッションサイドフレーム110a等の角にフェルトテープを貼ったり、クッションパッド146の表皮のうちクッションサイドフレーム110aやシートリフタ機構140に接触する範囲に補強材を縫製したりする対策を施していたが、当該パッド保護部材122を採用することでこれら対策が不要となり、工数およびコスト削減に資することが可能になる。
【0036】
これらのように、当該保護構造100によれば、パッド保護部材122を利用して、クッションパッド146の支持およびクッションパッド146の保護を好適に達成することが可能になっている。
【0037】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明は、車両用クッションパッド保護構造に利用することができる。
【符号の説明】
【0039】
100…保護構造、102…車両用シート、104…シートバック、106…シートクッション、108…内部フレーム、110a、110b…クッションサイドフレーム、112…フロントクロスメンバ、114…リアクロスメンバ、116…前端部分、118…後端部分、120…パッド支持バネ、122…パッド保護部材、124…フレーム被覆部、126…後方接続部、128…パッド支持部、130…傾斜領域、132…平面領域、134…端部、136…端部138…膨出部、140…シートリフタ機構、142…切欠部、144…ブラケット、146…クッションパッド、148…スカート部、150…下面、L1…直線
図1
図2
図3
図4
図5