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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-05
(45)【発行日】2024-07-16
(54)【発明の名称】美容処理方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   G06T 1/00 20060101AFI20240708BHJP
   G06T 3/18 20240101ALI20240708BHJP
【FI】
G06T1/00 340A
G06T3/18
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2022550940
(86)(22)【出願日】2021-02-01
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-04-12
(86)【国際出願番号】 CN2021074638
(87)【国際公開番号】W WO2021169736
(87)【国際公開日】2021-09-02
【審査請求日】2022-10-17
(31)【優先権主張番号】202010115136.2
(32)【優先日】2020-02-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼ ▲興▼▲華▼
(72)【発明者】
【氏名】王 学智
(72)【発明者】
【氏名】▲陳▼ ▲凱▼
(72)【発明者】
【氏名】尚 ▲鳳▼▲儀▼
(72)【発明者】
【氏名】伍 凡
(72)【発明者】
【氏名】▲馬▼ ▲鴻▼浩
(72)【発明者】
【氏名】陶 柳西
【審査官】▲徳▼田 賢二
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-149678(JP,A)
【文献】特開2018-077766(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06T 1/00
G06T 3/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
美容処理方法であって、
元の顔画像を取得して、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出するステップであって、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出するステップは、
予め設定された部分美容データベースをクエリし、前記美容部位に対応する部分特徴を取得するステップと、
前記元の顔画像から前記部分特徴に対応する第1の元のパラメータ情報を抽出するステップと、
予め設定された全体美容データベースをクエリして、前記美容部位に対応する全体特徴を取得するステップと、
前記元の顔画像から前記全体特徴に対応する第2の元のパラメータ情報を抽出するステップと、
を含む、ステップと、
前記元のパラメータ情報に基づき、前記美容部位に対応する部位美容パラメータを決定するステップであって、前記元のパラメータ情報に基づき、前記美容部位に対応する部位美容パラメータを決定するステップは、
前記部分美容データベースをクエリすることにより、前記第1の元のパラメータ情報に対応する部位美容パラメータを決定するステップと、
前記全体美容データベースをクエリすることにより、前記第2の元のパラメータ情報に対応する全体美容パラメータを決定するステップと、
前記全体美容パラメータに基づき、前記第1の元のパラメータ情報に対応する前記部位美容パラメータを調整するステップと、
を含む、ステップと、
前記部位美容パラメータに基づき、前記美容部位処理して、目標顔画像を生成するステップと、
を含むことを特徴とする美容処理方法。
【請求項2】
予め設定された部分美容データベースをクエリするステップは、
ユーザ属性を取得して、前記ユーザ属性に対応する部分美容データベースをクエリするステップを含み、前記第1の元のパラメータ情報と前記部位美容パラメータとのマッピング関係が前記部分美容データベースに記憶され、異なるユーザ属性は異なるマッピング関係に対応する
ことを特徴とする請求項に記載の方法。
【請求項3】
前記部位美容パラメータを記憶して、前記元のパラメータ情報に対応するユーザ識別子を前記部位美容パラメータに割り当てるステップを更に含み、
前記美容部位の部位特徴に対応する前記元のパラメータ情報を抽出した後、当該方法は、
前記元のパラメータ情報に基づき対応する目標ユーザ識別子を決定するステップと、
前記目標ユーザ識別子に対応する前記部位美容パラメータを呼び出して前記美容部位を処理し、目標顔画像を生成するステップと、を更に含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
美容処理装置であって、
元の顔画像を取得して、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出するための抽出モジュールであって、前記抽出モジュールは、
予め設定された部分美容データベースをクエリし、前記美容部位に対応する部分特徴を取得するための第1のクエリユニットと、
前記元の顔画像から前記部分特徴に対応する第1の元のパラメータ情報を抽出するための第1の抽出ユニットと、
予め設定された全体美容データベースをクエリして、前記美容部位に対応する全体特徴を取得するための第2のクエリユニットと、
前記元の顔画像から前記全体特徴に対応する第2の元のパラメータ情報を抽出するための第2の抽出ユニットと、
を含む、前記抽出モジュールと、
前記元のパラメータ情報に基づき、前記美容部位に対応する部位美容パラメータを決定するための決定モジュールであって、前記決定モジュールは、前記部分美容データベースをクエリすることにより、前記第1の元のパラメータ情報に対応する部位美容パラメータを決定するように構成される、前記決定モジュールと、
前記全体美容データベースをクエリすることにより、前記第2の元のパラメータ情報に対応する全体美容パラメータを決定し、前記全体美容パラメータに基づき前記第1の元のパラメータ情報に対応する部位美容パラメータを調整するための調整モジュールと、
前記部位美容パラメータに基づき、前記美容部位処理して、目標顔画像を生成するための処理モジュールと、を備える、
ことを特徴とする美容処理装置。
【請求項5】
前記第1のクエリユニットは、
ユーザ属性を取得して、前記ユーザ属性に対応する部分美容データベースをクエリするために使用され、前記第1の元のパラメータ情報と前記部位美容パラメータとのマッピング関係が前記部分美容データベースに記憶され、異なるユーザ属性は異なるマッピング関係に対応する
ことを特徴とする請求項に記載の装置。
【請求項6】
前記部位美容パラメータを記憶して、前記部位美容パラメータに元のパラメータ情報に対応するユーザ識別子を割り当てるための記憶モジュールと、
前記元のパラメータ情報に基づき対応する目標ユーザ識別子を決定することと、前記目標ユーザ識別子に対応する部位美容パラメータを呼び出して前記美容部位に処理を行い、目標顔画像を生成することと、に用いられる呼び出しモジュールと、を更に備える、
ことを特徴とする請求項に記載の装置。
【請求項7】
電子機器であって、プロセッサとメモリを備え、
前記プロセッサは、前記メモリに記憶された実行可能プログラムコードを読み取ることによって前記実行可能プログラムコードに対応するプログラムを実行し、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の美容処理方法を実現するために使用されることを特徴とする電子機器。
【請求項8】
コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されるときに、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の美容処理方法が実現されることを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2020年02月25日に北京字節跳動網絡技術有限公司によって出願された、出願の名称が「BEAUTY PROCESSING METHOD AND APPARATUS」、中国特許出願番号が「202010115136.2」の優先権を主張し、この出願のすべての内容は、引用により本願に組み込まれる。
【0002】
技術分野
本開示は、美容処理技術分野に関し、特に美容処理方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
生活の中でユーザのニーズを満たすために、電子機器に美容機能を追加することは非常に一般的であり、例えば、市場に出回っている多くのカメラアプリケーションは美容機能を提供しており、ユーザは美容機能によって顔画像の美容処理を行うことができ、美容の目的を実現する。
【0004】
関連技術において、通常、ユーザが美容に使用されるように、予め設定された顔の形に対して美容パラメータを設定し、現在の美容手段は、ユーザの個人的な美容ニーズを満たすのが難しく、美容効果を改善する余裕がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は美容処理方法及び装置を提供し、美容効果を改善する余地があるという関連技術における問題を解決する。
【0006】
このため、本開示の第1の目的は、個人的な美容パラメータを生成して、ユーザの個人的な美容ニーズを満たし、美容効果を向上させることができる、美容処理方法を提供することにある。
【0007】
本開示の第2の目的は、美容処理装置を提供することにある。
【0008】
本開示の第3の目的は、電子機器を提供することにある。
【0009】
本開示の第4の目的は、コンピュータ可読記憶媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の第1の態様の実施例は、美容処理方法を提供し、
元の顔画像を取得して、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出するステップと、
前記元のパラメータ情報に基づき、前記美容部位に対応する部位美容パラメータを決定するステップと、
前記部位美容パラメータに基づき、前記美容部位に処理を行い、目標顔画像を生成するステップと、を含む。
【0011】
本開示の第2の態様の実施例は、美容処理装置を提供し、
元の顔画像を取得して、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出するための抽出モジュールと、
前記元のパラメータ情報に基づき、前記美容部位に対応する部位美容パラメータを決定するための決定モジュールと、
前記部位美容パラメータに基づき、前記美容部位に処理を行い、目標顔画像を生成するための処理モジュールと、を備える。
【0012】
本開示の第3の態様の実施例は、電子機器を提供し、プロセッサ及びメモリを備え、前記メモリは、実行可能プログラムコードを記憶するために使用され、前記プロセッサは、前記メモリに記憶された実行可能プログラムコードを読み取ることによって、実行可能プログラムコードに対応するプログラムを実行し、第1の態様の実施例に記載の美容処理方法を実行するために使用される。
【0013】
本開示の第4の態様の実施例はコンピュータ可読記憶媒体を提供し、その上にコンピュータプログラムが記憶され、該プログラムはプロセッサによって実行される際に第1の態様の実施例に記載の美容処理方法を実現する。
【0014】
上記開示における一実施例は以下のような利点又は有益な効果を有し、元の顔画像を取得して、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出するステップと、元のパラメータ情報に基づき、美容部位に対応する部位美容パラメータを決定するステップと、部位美容パラメータに基づき、美容部位に処理を行い、目標顔画像を生成するステップと、を含む方法を使用することによって、顔における各美容部位の位置、比率等の特徴に応じて、個人的な美容パラメータを生成して、ユーザの個人的な美容ニーズを満たし、美容パラメータの精度を高め、美容効果を改善することができる。
【0015】
本開示の付加的な態様及び利点について、以下の説明から部分的に示され、部分的に以下の説明から明らかになるか、本開示の実践によって認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
本開示の上記及び/又は付加的な態様と利点は、以下の図面を組み合わせた実施例の説明から明らかになり、容易に理解される。
【0017】
図1】本開示の実施例による美容処理方法のフローチャートである。
【0018】
図2】本開示の実施例による他の美容処理方法のフローチャートである。
【0019】
図3】本開示の実施例による美容処理装置の構造模式図である。
【0020】
図4】本開示の実施例による他の美容処理装置の構造模式図である。
【0021】
図5】本開示の実施例を実現するのに適用する電子機器の構造模式図である。
【0022】
図6】本開示の実施例によるコンピュータ可読記憶媒体を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、本開示の実施例を詳細に説明し、実施例の例は図面に示され、図面全体を通して同様又は類似の符号は、同様又は類似の要素あるいは同様又は類似の機能を備える要素を示す。以下、図面を参照して説明する実施例は例示にすぎず、本考案を解釈するために使用されることを意図し、本開示を限定するものとして理解されるべきではない。
【0024】
以下、図面を参照して本開示実施例の美容処理方法及び装置を説明する。
【0025】
図1は本開示の実施例による美容処理方法のフローチャートであり、図1に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
【0026】
ステップ101では、元の顔画像を取得して、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出する。
【0027】
本開示の実施例では、実行本体は電子機器であり、スマートフォン、ウェアラブル機器等の撮影処理機能を備える機器を含むが、これらに制限されない。
【0028】
本実施例において、美容処理を行う場合、元の顔画像を取得することができ、さらに、関連する顔認識技術によって元の顔画像に処理を行い、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出する。一例として、ユーザがカメラ機能をオンにすると、ユーザの顔画像を撮影し、顔画像を認識し、これにより、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出することができる。他の例として、ユーザが美容機能を使用すると、処理対象顔画像を取得し、処理対象顔画像を認識し、これにより、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出することができる。
【0029】
美容部位は、顔の形、目、眉毛、鼻、口、肌等を含む。各美容部位は1つ又は複数の部位特徴に対応し、部位特徴は、各部分のサイズ(長さ、幅)、位置、他の部分からの距離等を含むが、これらに制限されなく、例えば目に対応する部位特徴は、目のサイズ、目の間の距離、目と眉の間の距離等を含む。部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出することによって、各部位特徴の特徴値、例えば目の間の距離Xを取得する。選択的に、元のパラメータ情報は、例えば顔部に対するサイズなどの相対値である。
【0030】
本開示の一実施例において、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出するステップは、予め設定された部分美容データベースをクエリし、美容部位に対応する部分特徴を取得し、元の顔画像から部分特徴に対応する第1の元のパラメータ情報を抽出するステップを含む。
【0031】
一例として、部分美容データベースを予め設定し、部分美容データベースに美容部位、及び美容部位に対応する部分特徴、例えば、目のサイズ、目の間の距離、目と眉の間の距離等を含む目に対応する部分特徴を記憶する。部分美容データベースをクエリすることにより、美容部位に対応する部分特徴を取得し、更に、元の顔画像に基づいて部分特徴に特徴抽出を行い、これにより、部分特徴に対応する第1の元のパラメータ情報を取得する。
【0032】
ステップ102では、元のパラメータ情報に基づき、美容部位に対応する部位美容パラメータを決定する。
【0033】
本開示の一実施例において、元のパラメータ情報に基づき、美容部位に対応する部位美容パラメータを決定するステップは、部分美容データベースをクエリし、第1の元のパラメータ情報に対応する部位美容パラメータを決定するステップを含む。
【0034】
一例として、部分美容データベースに第1の元のパラメータ情報と部位美容パラメータとのマッピング関係を記憶し、部分美容データベースにおけるマッピング関係をクエリすることにより、第1の元のパラメータ情報に対応する部位美容パラメータを決定し、異なる第1の元のパラメータ情報は異なる部位美容パラメータに対応でき、例えば、目の間の距離が異なると、決定された目の美容パラメータが異なり、第1の元のパラメータ情報と部位美容パラメータの具体的なマッピング関係は大量の実験データによって決定されてもよいし、必要に応じて設定されてもよく、例えばAI(Artificial Intelligence、人工知能)モデリングを通じて実現することができ、ここで具体的に制限しない。
【0035】
他の例として、関連アルゴリズムによって第1の元のパラメータ情報を計算し、部位美容パラメータを生成する。例えば、複数の第1の元のパラメータ情報を計算して、美容パラメータを生成することができる。
【0036】
ステップ103では、部位美容パラメータに基づき、美容部位に処理を行い、目標顔画像を生成する。
【0037】
本実施例において、美容対象画像を取得し、各美容部位に基づいて部位美容パラメータを決定した後、部位美容パラメータによって美容対象画像における各美容部位に処理を行い、美容処理後の目標顔画像を生成する。
【0038】
一例として、各美容部位は、複数の調整項目を含むことができ、例えば顔の形はサイズ、頬骨、下顎骨、額、あご、ヘアライン等の調整項目を含むことができ、また、例えば肌はマイクロダーマブレーション、皮膚の若返り、及び皮膚の色調などの調整項目を含むことができ、各美容部位に対応する部位美容パラメータは複数であってもよい。各調整項目に対して、マッチされた部位美容パラメータをそれぞれ決定し、部位美容パラメータをレンダリングエンジンに送信し、各調整項目に美容レンダリング処理を行い、これにより、美容処理後の目標顔画像を生成する。
【0039】
関連技術において、美容処理を行う場合、通常、予め設定された顔の形に対してデフォルトの美容パラメータを設定し、ユーザが美容に使用され、例えば、標準顔に対してデフォルトの美容パラメータを設定し、標準顔とは、ユーザの平均的な顔の形の特点に応じて生成されたモデル顔の形を指す。個人の人の顔の違いにより、例えば同様に長い顔であるが、一部の人の顔の形は長方形に近く、一部の人は楕円に近く、同じ顔の形の場合、五官の分布及び特徴も異なり、例えば同様に楕円の長い顔であるが、異なるユーザの口のサイズ、目のサイズが異なる。個人の顔の違いにより、デフォルトの美容パラメータを設定する手段は、すべてのユーザに適するわけではないため、関連手段は、ユーザの個人的な美容ニーズを満たすことが困難であり、美容パラメータの精度が高くなく、美容効果を改善する余裕がある。
【0040】
本開示の実施例による美容処理方法は、元の顔画像を取得して、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出するステップと、元のパラメータ情報に基づき、美容部位に対応する部位美容パラメータを決定するステップと、部位美容パラメータに基づき、美容部位に処理を行い、目標顔画像を生成するステップと、によって、顔における各美容部位の位置、比率等の特徴に応じて、個人的な美容パラメータを生成して、ユーザの個人的な美容ニーズを満たし、美容パラメータの精度を高め、美容効果を改善することができる。
【0041】
上記実施例に基づいて、美容部位に対応する全体特徴を取得することもでき、全体特徴に対応する第2の元のパラメータ情報によって全体美容パラメータを決定し、全体美容パラメータに基づき部位美容パラメータを調整し、関連する美容調整を実現し、美容効果を改善する。
【0042】
図2は本開示の実施例による他の美容処理方法のフローチャートであり、図2に示すように、該方法は以下のステップを含む。
【0043】
ステップ201では、元の顔画像を取得する。
【0044】
ステップ202では、予め設定された全体美容データベースをクエリし、美容部位に対応する全体特徴を取得する。
【0045】
本実施例において、全体美容データベースを予め設定し、全体美容データベースに美容部位、美容部位に対応する全体特徴を記憶し、全体特徴は現在の美容部位に関連する美容部位の部分特徴を含むことができ、例えば、目に対応する全体特徴は顔の幅、顔の長さ、額の高さ等を含む。
【0046】
ステップ203では、元の顔画像から全体特徴に対応する第2の元のパラメータ情報を抽出する。
【0047】
本実施例において、全体美容データベースをクエリして、美容部位に対応する全体特徴を取得した後、元の顔画像に基づいて全体特徴に特徴抽出を行い、更に全体特徴に対応する第2の元のパラメータ情報を取得する。
【0048】
ステップ204では、全体美容データベースをクエリして、第2の元のパラメータ情報に対応する全体美容パラメータを決定する。
【0049】
本実施例において、全体美容データベースに第2の元のパラメータ情報と全体美容パラメータとのマッピング関係を記憶し、異なる第2の元のパラメータ情報は異なる全体美容パラメータに対応できる。第2の元のパラメータ情報と全体美容パラメータとの間の具体的な関係の定量値は、必要に応じて決定されることができ、例えばAIモデリングによって実現される。
【0050】
一例として、美容部位は口であり、対応する調整項目は唇の厚さであり、対応する全体特徴は顔の長さ、顔の幅を含み、抽出された第2の元のパラメータ情報は顔の長さX、顔の幅Yを含み、さらに、全体美容データベースに基づき顔の長さX、顔の幅Yに対応する美容パラメータAを、該調整項目の全体美容パラメータとして決定する。
【0051】
選択的に、異なるユーザ属性に対して全体美容データベースを対応的に設定することができ、ユーザ属性が異なり、全体美容データベースにおけるマッピング関係が異なり、ユーザ属性は、性別、人種、国家等を含むが、これらに制限されない。
【0052】
本開示の一実施例において、予め設定された顔の形の美容処理シーンに対して、第2の元のパラメータ情報に対応する全体美容パラメータを決定した後、全体美容パラメータに基づき予め設定された顔の形のデフォルトの美容パラメータを調整し、部位美容パラメータを生成することができる。例えば、全体美容パラメータとデフォルトの美容パラメータを加え、部位美容パラメータを取得することができ、説明する必要がある点として、全体美容パラメータに基づきデフォルトの美容パラメータを調整し、部位美容パラメータを生成する実現方式は加算に制限されず、ここで具体的に制限しない。
【0053】
ステップ205では、全体美容パラメータに基づき第1の元のパラメータ情報に対応する部位美容パラメータを調整する。
【0054】
本実施例において、元の顔画像を取得した後、予め設定された部分美容データベースをクエリすることによって、美容部位に対応する部分特徴を取得し、元の顔画像から部分特徴に対応する第1の元のパラメータ情報を抽出し、及び、部分美容データベースをクエリし、第1の元のパラメータ情報に対応する部位美容パラメータを決定する。さらに、全体美容パラメータに基づき第1の元のパラメータ情報に対応する部位美容パラメータを調整する。例えば、第1の元のパラメータに基づき部位美容パラメータ1を決定し、全体美容パラメータと部位美容パラメータ1を加えて、部位美容パラメータ2を取得し、部位美容パラメータ2を最終的な部位美容パラメータとすることができる。
【0055】
選択的に、信頼区間を予め設定して、調整された部位美容パラメータと信頼区間をマッチし、信頼区間内にある場合、部位美容パラメータに基づき美容部位を処理することを許可する。
【0056】
選択的に、予め設定された部分美容データベースをクエリするステップは、ユーザ属性を取得し、ユーザ属性に対応する部分美容データベースをクエリし、部位美容パラメータを取得するステップを含む。異なるユーザ属性に対して部分美容データベースを対応的に設定し、部分美容データベースに第1の元のパラメータ情報と部位美容パラメータとのマッピング関係を記憶し、異なるユーザ属性に対応するマッピング関係が異なる。ユーザ属性は、性別、人種、国家等を含むが、これらに制限されず、ユーザ属性を取得する実現方式は、顔認識等を含むが、これらに制限されない。これにより、異なる性別、民族のユーザに適用でき、製品の普及に役に立つ。
【0057】
実際の応用過程では、通常、人の顔を全体とするため、各美容部位のみを平均値又は最適値に美容処理すると、美容処理後の目標顔画像は必ずしも最も「美しい」とは限らず、ひいては不一致のネガティブ最適化の場合もある。
【0058】
本開示の実施例による美容処理方法は、予め設定された全体美容データベースをクエリすることによって、美容部位に対応する全体特徴を取得する。さらに、元の顔画像から全体特徴に対応する第2の元のパラメータ情報を抽出する。さらに、全体美容データベースをクエリして、第2の元のパラメータ情報に対応する全体美容パラメータを決定し、全体美容パラメータに基づき第1の元のパラメータ情報に対応する部位美容パラメータを調整する。これにより、ユーザの個人的な美容ニーズを満たすことができ、且つ、関連調整の美容方式を実現し、美容後の顔画像全体をより一致させ、ネガティブ最適化を避け、美容効果を改善する。
【0059】
本開示の一実施例において、元のパラメータ情報に基づき、美容部位に対応する部位美容パラメータを決定した後、部位美容パラメータを記憶し、部位美容パラメータに元のパラメータ情報に対応するユーザ識別子を割り当てるステップを更に含む。さらに、美容対象の画像を取得し、美容対象画像に基づき美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出し、元のパラメータ情報と予め記憶された元のパラメータ情報に基づきマッチし、対応する目標ユーザ識別子を決定する。さらに、目標ユーザ識別子に対応する部位美容パラメータを呼び出して美容部位に処理を行い、目標顔画像を生成する。これにより、生成された部位美容パラメータをユーザ識別子に従って記憶し、及び人の顔が変化したのを検出する度に、新しい美容パラメータを再計算し、ユーザ識別子といて統一して保存し、美容時に、再計算することなく、予め記憶された現在ユーザに対応する美容パラメータを取得することができ、処理効率を向上させる。
【0060】
上記実施例に基づいて、以下、実際の応用シーンを組み合わせて説明する。
【0061】
表を参照し、美容部位は顔の形、目、鼻、口等を含み、各美容部位は複数の調整項目を含む。各調整項目に、対応する参照項目を予め設定し、各調整項目に対応する参照項目が1つでも、複数でもよい。
【表1】
【0062】
美容処理を行う場合、美容の優先順位を予め設定し、美容の優先順位に対応する順序に基づき各美容部位の調整項目に美容処理を行い、例えば、表における調整項目における上から下までの順序に従って美容処理を行うことができる。一例として、まず、顔の形サイズに美容処理を行い、顔画像から顔の長さ、顔の幅、頬骨、下顎骨、額、あご、唇の幅等の部位特徴の元のパラメータ情報を抽出し、上記元のパラメータ情報に基づき顔の形のサイズに対応する美容パラメータ1を生成し、さらに美容パラメータ1に基づき顔の形のサイズに美容処理を行う。さらに、顔の形のサイズに美容処理を行った後、顔の長さ、顔の幅を記録したパラメータ情報を更新し、美容処理後の顔の長さ、顔の幅を取得し、美容処理後の顔の長さ、顔の幅及び抽出されたあごのパラメータ情報に基づき、頬骨に対応する美容パラメータ2を決定し、美容パラメータ2に基づき頬骨に美容処理を行う。後続の調整項目の美容処理について、上記例を参照して実現することができ、ここで説明しない。説明する必要がある点として、調整項目に処理を行う場合、参照項目のうちの1つのものに基づき美容パラメータを決定することも、参照項目のうちの複数のものに基づき美容パラメータを決定することも、必要に応じて他の参照項目を追加することもでき、ここで制限しない。これにより、顔における各美容部位の位置、比率等の特徴に応じて、個人的な美容パラメータを生成して、ユーザの個人的な美容ニーズを満たし、美容パラメータの精度を高め、美容効果を改善することができる。且つ、関連調整の美容方式を実現し、美容後の顔画像全体をより一致させ、ネガティブ最適化を避け、美容効果を改善する。
【0063】
本開示は美容処理装置を更に提供する。
【0064】
図3は本開示の実施例による一美容処理装置の構造模式図であり、図3に示すように、該装置は、抽出モジュール10、決定モジュール20、処理モジュール30を備える。
【0065】
抽出モジュール10は、元の顔画像を取得して、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出するために使用される。
【0066】
決定モジュール20は、元のパラメータ情報に基づき、美容部位に対応する部位美容パラメータを決定するために使用される。
【0067】
処理モジュール30は、部位美容パラメータに基づき、美容部位に処理を行い、目標顔画像を生成するために使用される。
【0068】
図3の上で、図4に示すような装置は、調整モジュール40、記憶モジュール50、及び呼び出しモジュール60を更に備える。
【0069】
調整モジュール40は、全体美容データベースをクエリして、第2の元のパラメータ情報に対応する全体美容パラメータを決定することと、全体美容パラメータに基づき第1の元のパラメータ情報に対応する部位美容パラメータを調整することと、に用いられる。
【0070】
抽出モジュール10は、予め設定された全体美容データベースをクエリし、美容部位に対応する全体特徴を取得するための第2のクエリユニットと、元の顔画像から全体特徴に対応する第2の元のパラメータ情報を抽出するための第2の抽出ユニットと、を備える。
【0071】
本開示の一実施例において、抽出モジュール10は、予め設定された部分美容データベースをクエリし、美容部位に対応する部分特徴を取得するための第1のクエリユニットと、元の顔画像から部分特徴に対応する第1の元のパラメータ情報を抽出するための第1の抽出ユニットと、を備え、
決定モジュール20は具体的に、部分美容データベースをクエリし、第1の元のパラメータ情報に対応する部位美容パラメータを決定するために使用される。
【0072】
本開示の一実施例において、第1のクエリユニットは具体的に、ユーザ属性を取得し、ユーザ属性に対応する部分美容データベースをクエリするために使用され、部分美容データベースに第1の元のパラメータ情報と部位美容パラメータとのマッピング関係を記憶し、異なるユーザ属性に対応するマッピング関係が異なる。
【0073】
記憶モジュール50は、部位美容パラメータを記憶し、部位美容パラメータに元のパラメータ情報に対応するユーザ識別子を割り当てるために使用される。
【0074】
呼び出しモジュール60は、元のパラメータ情報に基づき対応する目標ユーザ識別子を決定することと、目標ユーザ識別子に対応する部位美容パラメータを呼び出して美容部位に処理を行い、目標顔画像を生成することと、に用いられる。
【0075】
説明する必要がある点として、前述実施例の美容処理方法の解釈説明は、同様に本実施例の美容処理装置に適用し、ここで説明しない。
【0076】
本開示の実施例による美容処理装置は、元の顔画像を取得して、美容部位の部位特徴に対応する元のパラメータ情報を抽出するステップと、元のパラメータ情報に基づき、美容部位に対応する部位美容パラメータを決定するステップと、部位美容パラメータに基づき、美容部位に処理を行い、目標顔画像を生成するステップと、によって、顔における各美容部位の位置、比率等の特徴に応じて、個人的な美容パラメータを生成して、ユーザの個人的な美容ニーズを満たし、美容パラメータの精度を高め、美容効果を改善することができる。
【0077】
本開示は電子機器を更に提供する。
【0078】
以下、図5を参照し、本開示の実施例を実現するのに適する電子機器800の概略構造図を示す。本開示の実施例における端末機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(ポータブルマルチメディアプレーヤー)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などのモバイル端末、及び、デジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含み得るが、これらに限定されない。図5に示す電子機器は、一例にすぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲にいかなる制限も与えるべきではない。
【0079】
図5に示すように、電子機器800は、処理装置(例えば、中央プロセッサ、グラフィックスプロセッサなど)801を含み得、読み取り専用メモリ(ROM)802に記憶されているプログラム又は装置808からランダムアクセスメモリ(RAM)803にロードされるプログラムに応じて、様々な適切な動作及び処理を実行することができる。RAM803には、さらに、電子機器800の操作に必要な様々なプログラム及びデータが記憶されている。処理装置801、ROM802及びRAM803はバス804を介して互いに接続されている。入力/出力(I/O)インターフェース805もバス804に接続されている。
【0080】
通常、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置806と、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカー、バイブレータなどを含む出力装置807と、例えば、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置808と、通信装置809とは、I/Oインターフェース805に接続されることができる。通信装置809は、電子機器800が他の機器と無線又は有線で通信してデータを交換することを可能にすることができる。図5に様々な装置を有する電子機器800を示したが、示されたすべての装置を実施するか又は備える必要がないことを理解されたい。これに代えて、より多くの又は少ない装置を実施するか又は備えてもよい。
【0081】
特に、本開示の実施例によれば、以上でフローチャートを参照して説明したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実装され得る。例えば、本開示の実施例は、コンピュータ可読媒体に担持されているコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、当該コンピュータプログラムは、通信装置809によってネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置808からインストールされてもよいし、ROM802からインストールされてもよい。当該コンピュータプログラムが処理装置801によって実行されると、本開示の実施例の方法に限定される上記の機能が実行される。
【0082】
説明する必要がある点として、本開示の上記のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体であっても、コンピュータ可読記憶媒体であっても、上記の両者の任意の組合せであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線、もしくは半導体のシステム、装置もしくはデバイス、又は以上の任意の組合せであり得るが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数のワイヤを有する電気接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適切な組合せを含み得るが、これらに限定されない。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含むか又は記憶する任意の有形媒体であり得、当該プログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用することができる。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで、又は搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含み、データ信号は、コンピュータ可読なプログラムコードを担持する。このような伝搬されるデータ信号は、複数の形態を採用することができ、電磁気信号、光信号又は上記の任意の適切な組合せを含むが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、さらに、コンピュータ可読記憶媒体以外のいずれのコンピュータ可読媒体であってもよく、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスによって、又はそれらと組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝搬又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれているプログラムコードをいずれの適切な媒体で伝送することができ、前記媒体は、電線、光ケーブル、RF(無線周波数)など、又は上記の任意の適切な組合せを含むが、これらに限定されない。
【0083】
上記のコンピュータ可読媒体は、上記の電子機器に含まれるものであってもよいし、当該電子機器に組み込まれず、単独で存在するものであってもよい。
【0084】
上記のコンピュータ可読媒体には、1つ又は複数のプログラムが担持されており、上記の1つ又は複数のプログラムが当該電子機器によって実行されると、当該電子機器に、少なくとも2つのインターネットプロトコルアドレスを取得すること、ノード評価機器に前記少なくとも2つのインターネットプロトコルアドレスを含むノード評価リクエストを送信し、前記ノード評価機器は前記少なくとも2つのインターネットプロトコルアドレスから、インターネットプロトコルアドレスを選択して返すこと、及び前記ノード評価機器によって返されたインターネットプロトコルアドレスを受信すること、を実行させ、取得されたインターネットプロトコルアドレスはコンテンツ配信ネットワークのエッジノードを指示する。
【0085】
あるいは、上記のコンピュータ可読媒体には、1つ又は複数のプログラムが担持されており、上記の1つ又は複数のプログラムが当該電子機器によって実行されると、当該電子機器に、少なくとも2つのインターネットプロトコルアドレスを含むノード評価リクエストを受信すること、前記少なくとも2つのインターネットプロトコルアドレスから、インターネットプロトコルアドレスを選択すること、及び、選択されたインターネットプロトコルアドレスを返すこと、を実行させ、受信されたインターネットプロトコルアドレスはコンテンツ配信ネットワークのエッジノードを指示する。
【0086】
1つ又は複数のプログラミング言語又はそれらの組合せで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成することができ、上記のプログラミング言語は、Java(登録商標)、Smalltalk(登録商標)、C++などのオブジェクト指向のプログラミング言語だけでなく、「C」言語又は類似しているプログラミング言語などの一般的なプロシージャプログラミング言語を含む。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータ上で実行されても、部分的にユーザコンピュータ上で実行されても、1つのソフトウェアパケットとして実行されても、一部がユーザコンピュータ上で一部がリモートコンピュータ上で実行されても、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを介してユーザコンピュータに接続することができるか、又は、外部のコンピュータに接続することができる(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続することができる)。
【0087】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例のシステム、方法及びコンピュータプログラム製品に従って実現可能な体系アーキテクチャ、機能と操作を示した。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を代表することができ、当該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部はプリセットの論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。置き換えとする一部の実装において、ブロックに注記される機能が図面に注記された順序と異なる順序で発生されることができることに注意すべきである。例えば、2つの連続して表示されたブロックは、実際には基本的に並列に実行されてもよく、それらは、関係のある機能に応じて逆の順序で実行される場合もある。ブロック図又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図又はフローチャートにおけるブロックの組合せは、プリセットの機能又は操作を実行するために専用の、ハードウェアに基づくシステムで実装できるか、又は、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組合せで実装できることに注意されたい。
【0088】
本開示の実施例の説明に係るユニットは、ソフトウェアの方式で実装されても、ハードウェアの方式で実装されてもよい。ここで、ユニットの名称は、ある場合には、当該ユニット自体に対する限定を構成せず、例えば、第1の取得ユニットは、「少なくとも2つのインターネットプロトコルアドレスを取得するユニット」として説明されてもよい。
【0089】
上記実施例を実現するために、本開示は、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、その上にコンピュータプログラムが記憶され、該プログラムがプロセッサによって実行される際に前述実施例に記載のスライドショー生成方法を実現する。
【0090】
図6は、本開示の実施例によるコンピュータ可読記憶媒体の模式図である。図6に示すように、本開示の実施例によるコンピュータ可読記憶媒体300には、非一時的なコンピュータ可読命令310が記憶される。当該非一時的なコンピュータ可読命令310はプロセッサにより稼動される際に、前述の本開示の各実施例によるスライドショー生成方法の全部又は一部のステップを実行する。
【0091】
上記実施例を実現するために、本開示は、コンピュータプログラム製品を更に提供し、当該コンピュータプログラム製品の命令はプロセッサにより実行される際に、前述実施例に記載のスライドショー生成方法を実現する。
【0092】
以上で本開示の実施例を示して説明したが、理解できる点として、上記実施例は例示的なものであり、本開示を制限するためのものとして理解すべきではなく、当業者は本開示の範囲内で上記実施例に変化、修正、置換及び変形を行うことができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6