(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-05
(45)【発行日】2024-07-16
(54)【発明の名称】ビデオ特殊効果配置方法、ビデオ特殊効果装置、デバイス、及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
H04N 5/262 20060101AFI20240708BHJP
H04N 21/854 20110101ALI20240708BHJP
H04N 5/265 20060101ALI20240708BHJP
G06F 3/01 20060101ALI20240708BHJP
【FI】
H04N5/262 010
H04N21/854
H04N5/265
G06F3/01 510
(21)【出願番号】P 2022571736
(86)(22)【出願日】2021-05-20
(86)【国際出願番号】 CN2021094874
(87)【国際公開番号】W WO2021233378
(87)【国際公開日】2021-11-25
【審査請求日】2022-12-05
(31)【優先権主張番号】202010438282.9
(32)【優先日】2020-05-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】マ,ロイフォン
【審査官】鈴木 明
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-044655(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 5/262
H04N 21/854
H04N 5/265
G06F 3/01
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオ特殊効果配置方法であって、
ユーザの第1の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する更新方式が設定された変数更新ノードを、第1の特殊効果イベント組み合わせに追加するステップ
であり、
前記変数更新ノードにおいてターゲット変数の更新方式が設定されており、
前記第1の特殊効果イベント組み合わせは、さらに、トリガー動作ノードを含み、
前記トリガー動作ノードのトリガー動作の設定が満たされる場合、前記ターゲット変数が取得される、
ステップと、
ユーザの第2の設定操作に応じて、前記ターゲット変数に対する判断条件が設定された変数トリガーノードを、第2の特殊効果イベント組み合わせに追加するステップ
であり、
前記変数トリガーノードにおいて前記ターゲット変数の判断条件が設定されており、
前記第2の特殊効果イベント組み合わせは、さらに、前記変数トリガーノードの次のノードを含み、
前記ターゲット変数が前記判断条件を満たす場合、前記次のノードが連続的に実行される、
ステップと、
前記第1の特殊効果イベント組み合わせ及び前記第2の特殊効果イベント組み合わせに基づいて、ビデオ特殊効果のプロファイルを生成するステップと、を含み、
前記プロファイルは、ターゲットビデオで前記ビデオ特殊効果をディスプレイすることを指示するために用いられ、
前記ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、前記第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して前記変数更新ノードを満たす場合、前記更新方式に従って
、前記ターゲット変数
が更新
される、
方法。
【請求項2】
前記ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、前記ターゲット変数が更新された場合、前記ターゲット変数が前記判断条件を満たすか否かを判断する、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、さらに、
ユーザの第3の設定操作に応じて、前記変数更新ノードの直前のノードであるトリガー動作ノードを、前記第1の特殊効果イベント組み合わせに追加するステップ、を含む、
請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記更新方式は、前記ターゲット変数を第1の固定値として設定することである、
請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記更新方式は、前記ターゲット変数に第2の固定値を累加するか又は累減することである、
請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記判断条件は、前記ターゲット変数が予め設定された数値範囲内にあることである、
請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
前記ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、前記ターゲット変数が更新された場合、更新された前記ターゲット変数を表示する、
請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
ビデオ特殊効果配置装置であって、
ユーザの第1の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する更新方式が設定された変数更新ノードを、第1の特殊効果イベント組み合わせに追加する、変数更新モジュール
であり、
前記変数更新ノードにおいてターゲット変数の更新方式が設定されており、
前記第1の特殊効果イベント組み合わせは、さらに、トリガー動作ノードを含み、
前記トリガー動作ノードのトリガー動作の設定が満たされる場合、前記ターゲット変数が取得される、
ように構成されている、変数更新モジュールと、
ユーザの第2の設定操作に応じて、前記ターゲット変数に対する判断条件が設定された変数トリガーノードを、第2の特殊効果イベント組み合わせに追加する、変数トリガーモジュール
であり、
前記変数トリガーノードにおいて前記ターゲット変数の判断条件が設定されており、
前記第2の特殊効果イベント組み合わせは、さらに、前記変数トリガーノードの次のノードを含み、
前記ターゲット変数が前記判断条件を満たす場合、前記次のノードが連続的に実行される、
ように構成されている、変数トリガーモジュールと、
前記第1の特殊効果イベント組み合わせ及び前記第2の特殊効果イベント組み合わせに基づいて、ビデオ特殊効果のプロファイルを生成する、配置モジュールと、
を含み、
前記プロファイルは、ターゲットビデオで前記ビデオ特殊効果をディスプレイすることを指示するために用いられ、
前記ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、前記第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して前記変数更新ノードを満たす場合、前記更新方式に従って
、前記ターゲット変数
が更新
される、
装置。
【請求項9】
メモリと、
プロセッサと、
を含む、コンピュータデバイスであって、
前記メモリには、複数のコンピュータ実行可能な命令を含むコンピュータプログラムが記憶されており、
前記プロセッサにより、前記命令が実行されると、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法を実施する、
コンピュータデバイス。
【請求項10】
複数のコンピュータ実行可能な命令を含むコンピュータプログラムであって、
前記命令が、コンピュータプロセッサにより実行されると、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法を、コンピュータに実施させる、
コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、特殊効果処理の技術分野に関し、具体的に、本出願は、ビデオ特殊効果配置方法、ビデオ特殊効果装置、デバイス及び記憶媒体に関する。
【0002】
本出願は、2020年5月21日に提出された中国特許出願第202010438282.9号の優先権を主張し、この中国特許出願の全文は、本願の一部として援用により組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
ビデオのインタラクティブ性を高めるために、特殊効果制作ツールの特殊効果イベント組み合わせにトリガー動作(表情動作及び四肢動作を含む)、及び対応してトリガーする特殊効果要素を設定する。
【発明の概要】
【0004】
本発明の概要部分は、簡潔な形態で構想を紹介するために提供され、これらの構想は、後の発明を実施するための形態部分に詳細に説明される。本発明の概要部分は、保護を要求する技術案の重要な特徴又は必要な特徴を識別することを目的とせず、保護を要求する技術案の範囲を制限することを目的としない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1の態様によれば、本開示の実施例は、ビデオ特殊効果配置方法を提供し、当該ビデオ特殊効果配置方法は、
ユーザの第1の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する更新方式が設定された変数更新ノードを、第1の特殊効果イベント組み合わせに追加するステップと、
ユーザの第2の設定操作に応じて、前記ターゲット変数に対する判断条件が設定された変数トリガーノードを、第2の特殊効果イベント組み合わせに追加するステップと、
前記第1の特殊効果イベント組み合わせ及び前記第2の特殊効果イベント組み合わせに基づいて、ビデオ特殊効果のプロファイルを生成するステップと、を含み、
前記プロファイルは、ターゲットビデオで前記ビデオ特殊効果をディスプレイすることを指示するために用いられ、前記ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、前記第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して前記変数更新ノードを満たす場合、前記更新方式に従って前記ターゲット変数を更新し、前記ターゲット変数が前記判断条件を満たす場合、前記第2の特殊効果イベント組み合わせを、前記変数トリガーノードから実行するようにトリガーする。
【0006】
第2の態様によれば、本開示の実施例は、ビデオ特殊効果配置装置を提供し、当該ビデオ特殊効果配置装置は、
ユーザの第1の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する更新方式が設定された変数更新ノードを、第1の特殊効果イベント組み合わせに追加する変数更新モジュールと、
ユーザの第2の設定操作に応じて、前記ターゲット変数に対する判断条件が設定された変数トリガーノードを、第2の特殊効果イベント組み合わせに追加する変数トリガーモジュールと、
前記第1の特殊効果イベント組み合わせ及び前記第2の特殊効果イベント組み合わせに基づいて、ビデオ特殊効果のプロファイルを生成するための配置モジュールと、を含み、
前記プロファイルは、ターゲットビデオで前記ビデオ特殊効果をディスプレイすることを指示するために用いられ、前記ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、前記第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して前記変数更新ノードを満たす場合、前記更新方式に従って前記ターゲット変数を更新し、前記ターゲット変数が前記判断条件を満たす場合、前記第2の特殊効果イベント組み合わせを、前記変数トリガーノードから実行するようにトリガーする。
【0007】
第3の態様によれば、本開示の実施例は、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶されており且つプロセッサで実行できるコンピュータプログラムと、を含むコンピュータデバイスを提供し、前記プロセッサにより前記プログラムが実行される場合、第1の態様によるいずれかの実施例に記載のビデオ特殊効果配置方法のステップが実現される。
【0008】
第4の態様によれば、本開示の実施例は、コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体を提供し、前記コンピュータ実行可能な命令がコンピュータプロセッサにより実行される場合、第1の態様によるいずれかの実施例前記ビデオ特殊効果配置方法のステップが実行される。
【0009】
本開示の追加の態様及び利点は、以下の記述に部分的に与えられ、これらは、以下の記述によって明らかになるか、又は本開示の実践を通じて理解される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本願の上記及び/又は追加の態様及び利点は、添付図面を併せた以下の実施例の説明から明らか且つ理解しやすくなる。
【
図1】
図1は、本開示の実施例によるビデオ特殊効果配置方法のフローチャートである。
【
図2】
図2は、一実施例によるビデオ特殊効果配置方法の制作インターフェースの概略図である。
【
図3】
図3は、一実施例によるビデオ特殊効果配置方法の制作インターフェースの概略図である。
【
図4】
図4は、一実施例によるビデオ特殊効果配置方法の制作インターフェースの概略図である。
【
図5】
図5は、一実施例によるビデオ特殊効果配置方法の制作インターフェースの概略図である。
【
図6】
図6は、一実施例によるビデオ特殊効果配置装置の構造概略図である。
【
図7】
図7は、一実施例による配置ビデオ特殊効果の電子機器の構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して本開示の実施例についてより詳細に説明する。図面には、本開示のいくつかの実施例が示されているが、本開示は、様々な態様で実現でき、ここに記述された実施例に限定されると解釈すべきではなく、むしろ、本開示をより透過的かつ完全に理解するために、これらの実施例を提供することを理解すべきである。理解すべきこととして、本開示の図面及び実施例は、例示的な作用のみに用いられ、本開示の保護範囲を制限するために使用されるものではない
【0012】
本開示の方法の実施形態に記載された各ステップは、異なる順序で実行することができ、及び/又は並列に実行することができることを理解すべきである。さらに、方法の実施例は、追加のステップを含み及び/又は示されたステップの実行を省略することができる。本開示の範囲はこの点において制限されない。
【0013】
本明細書で使用される用語の「含む」及びその変形は、開放的な包含であり、即ち、「含むが、限定されない」である。用語の「に基づく」は、「少なくとも部分的に基づく」である。「1つの実施例」という用語は、「少なくとも1つの実施例」を意味し、「別の実施例」という用語は、「少なくとも1つの別の実施例」を意味し、「いくつかの実施例」という用語は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語の関連定義は、以下の説明において提供される。
【0014】
なお、本開示で言及された「第1」、「第2」などの概念は、装置、モジュール又はユニットを区別するために使用され、これらの装置、モジュール又はユニットが必ず異なる装置、モジュール又はユニットであると限定するために使用されるものではなく、これらの装置、モジュール又はユニットが実行する機能の順序又は相互依存関係を限定するために使用されるものでもない。
【0015】
なお、本開示で言及されている「1つ」、「複数」の修飾は限定ではなく概略的であり、文脈で特に明示的に指摘されない限り、「1つ又は複数」と理解すべきであることを当業者は理解すべきである。
【0016】
本開示の実施形態における複数の装置間に交換するメッセージ又は情報の名称は、例示目的でのみ使用され、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限するためのものではない。
【0017】
一般的には、各特殊効果イベント組み合わせ間には関連性は存在せず、そのトリガー動作を得るトリガー実行にも関連性は存在しない。それにより、ビデオ特殊効果の制作に制限をもたらし、ビデオ特殊効果の効果をさらに高めることができず、ユーザがビデオを録画する積極性に影響を与える。
【0018】
本開示によるビデオ特殊効果配置方法、ビデオ特殊効果装置、コンピュータデバイス及び記憶媒体は、従来技術における上記技術的課題を解決することを目的とする。
【0019】
本開示によるビデオ特殊効果配置方法、ビデオ特殊効果装置、コンピュータデバイス及び記憶媒体は、それぞれ変数更新ノード及び変数トリガーノードに同一のターゲット変数に対する更新方式の設定及び判断条件の設定を追加設定することを用い、それにより、この同一のターゲット変数に応じて変数更新ノードを変数トリガーノードに接続することで、変数更新ノード及び変数トリガーノードが位置する第1の特殊効果イベント組み合わせを第2の特殊効果イベント組み合わせと関連付け、ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、ターゲット変数の更新に基づいて、ビデオ効果の展示方式を更新し、ビデオ特殊効果変換の方式を増加させ、ビデオ特殊効果の制作空間を広げることに有利であり、ユーザがビデオを録画する積極性に寄与する。
【0020】
以下、具体的な実施例を用いて、本開示の技術案及び本開示の技術案が上述の技術的課題をどのように解決するかについて詳細に説明する。以下のいくつかの具体的な実施例は、互いに組み合わせることができ、同じ又は類似した概念又はプロセスについては、いくつかの実施例では繰り返し説明しないことがある。以下、図面を用いて、本開示の実施例について説明する。
【0021】
本開示の実施例によるビデオ特殊効果配置方法は、ビデオ特殊効果を開発する端末に用いることができる。
【0022】
図1を参照すると、
図1は、本開示の実施例によるビデオ特殊効果配置方法のフローチャートである。
【0023】
本開示の実施例によるビデオ特殊効果配置方法は、ビデオ特殊効果を設計する端末に用いることができ、この方法は、以下のステップを含むことができる。
【0024】
ステップS110において、ユーザの第1の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する更新方式が設定された変数更新ノードを、第1の特殊効果イベント組み合わせに追加する。
【0025】
ユーザの操作に応じて、特殊効果制作ツールの操作ページに第1の特殊効果イベント組み合わせ及び第2の特殊効果イベント組み合わせを追加する。
図2に示すように、「行為1」及び「行為2」と名付けられたブロックを含み、「行為1」は、第1の特殊効果イベント組み合わせで、「行為2」は、第2の特殊効果イベント組み合わせである。
【0026】
特殊効果制作ツールは、ユーザが「行為1」と名付けられた第1の特殊効果イベント組み合わせから変数設定を選択することに基づいて、第1の設定操作の命令を送信し、特殊効果制作ツールが実行されている端末は、当該第1の設定操作に応じて、「行為1」と名付けられた第1の特殊効果イベント組み合わせに変数更新ノードを追加する。そして、当該変数更新ノードに対応して、ターゲット変数に対する更新方式を設定する。当該更新方式は、ターゲット変数の数値範囲及び/又は数値の変化方式を限定するためのものである。
【0027】
図2に示すように、当該変数更新ノードは、変数[変数1]として設定される。この変数[変数1]は、ターゲット変数を指す。この変数[変数1]の設定は、「行為1」と名付けられた第1の特殊効果イベント組み合わせにおいて、ターゲット変数に対する更新方式を決定し、第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して変数更新ノードを満たす場合、当該更新方式に従ってターゲット変数を更新することである。
【0028】
ステップS120において、ユーザの第2の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する判断条件が設定された変数トリガーノードを、第2の特殊効果イベント組み合わせに追加する。
【0029】
「行為2」と名付けられた第2の特殊効果イベント組み合わせに対して、ユーザは、「行為2」と名付けられた第2の特殊効果イベント組み合わせから変数設定を選択し、端末に第2の設定操作の命令を送信し、端末は、この第2の設定操作に応じて、この「行為2」と名付けられた第2の特殊効果イベント組み合わせに変数トリガーノードを追加する。この変数トリガーノードに対応して、ステップS110におけるターゲット変数に対する判断条件を設定する。
【0030】
図2に示すように、この変数トリガーノードは、ステップS110と同一のターゲット変数を変数[変数1]として設定する。
【0031】
「行為2」と名付けられた第2の特殊効果イベント組み合わせにおけるこの変数[変数1]の設定に基づいて、第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して変数更新ノードを満たす場合、ステップS110における更新方式に従ってターゲット変数を更新した後、当該判断条件に基づいて、更新されたターゲット変数が判断条件を満たすと判断した場合、第2の特殊効果イベント組み合わせをトリガーして、変数トリガーノードを起点として実行する。
【0032】
第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して変数更新ノードを満たす場合、更新方式に従ってターゲット変数を更新する。ターゲット変数が更新された場合、ターゲット変数が判断条件を満たすか否かを判断する。
【0033】
具体的には、ターゲット変数を更新するたびに、第2の特殊効果イベント組み合わせは、更新されたターゲット変数を取得し、更新されたターゲット変数が変数トリガーノードの判断条件を満たすか否かを判断することで、その後に当該ターゲット変数について、対応する特殊効果要素を追加設定するか否かを判断する。
【0034】
ステップS130において、第1の特殊効果イベント組み合わせ及び第2の特殊効果イベント組み合わせに基づいて、ビデオ特殊効果のプロファイルを生成する。
【0035】
ステップS110及びステップS120に基づいて、それぞれ第1の特殊効果イベント組み合わせ及び第2の特殊効果イベント組み合わせにおいて、変数更新ノード及び変数トリガーノードの同じ変数、例えば
図2における[変数1]に設定を追加し、第1の特殊効果イベント組み合わせ及び第2の特殊効果イベント組み合わせに対応する文字列を形成し、当該文字列に基づいて、ビデオ特殊効果のプロファイルを生成する。
【0036】
プロファイルは、ターゲットビデオでビデオ特殊効果をディスプレイすることを指示するために用いられ、ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して変数更新ノードを満たす場合、更新方式に従ってターゲット変数を更新し、ターゲット変数が判断条件を満たす場合、第2の特殊効果イベント組み合わせをトリガーして、変数トリガーノードを起点として実行する。
【0037】
判断条件は、具体的には、ターゲット変数が予め設定された数値範囲内にあることであってもよい。第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して変数更新ノードを満たす場合、更新されたターゲット変数が予め設定された数値範囲内にあるか否かを判断する。
【0038】
この実施例では、このプロファイルを、ターゲットビデオを録画するアプリケーションに用いることができる。ターゲットビデオに対するユーザの特殊効果需要に応じて、このアプリケーションにおいて、特定のビデオ特殊効果又はビデオ特殊効果組み合わせを有するプロファイルを選択することで、このアプリケーションの取得したターゲットビデオに対してビデオ特殊効果処理を行う。
【0039】
上記実施例では、それぞれ変数更新ノード及び変数トリガーノードに同じターゲット変数に対する更新方式の設定及び判断条件の設定を追加設定することを用い、それにより、この同じターゲット変数に従って変数更新ノードを変数トリガーノードに接続することによって、変数更新ノード及び変数トリガーノードが位置する第1の特殊効果イベント組み合わせを第2の特殊効果イベント組み合わせと関連付け、ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、ターゲット変数の更新に基づいて、ビデオ効果の展示方式を更新し、ビデオ特殊効果変換の方式を増加させ、ビデオ特殊効果の制作空間を広げることに有利であり、ユーザがビデオを録画する積極性に寄与する。
【0040】
その上で、当該ビデオ特殊効果配置方法は、
ユーザの第3の設定操作に応じて、変数更新ノードの直前のノードであるトリガー動作ノードを、第1の特殊効果イベント組み合わせに追加することをさらに含む。
【0041】
本実施例では、変数更新ノードの前に、トリガー動作ノードを設定する。
【0042】
ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して第1の関連ノードまで達した場合、第1の関連ノードに対応するトリガー動作ノードの、トリガー動作に対する設定を満たされた場合、第2の特殊効果イベント組み合わせを第2の関連ノードを起点として実行することをトリガーする。
【0043】
本実施例では、上記トリガー動作ノードは、ユーザがビデオ特殊効果をトリガーするトリガー需要に応じて設定したトリガー動作又はトリガー操作の識別要素又は検出要素のノードである。当該トリガー動作が識別要素、例えば表情動作、四肢動作などのビデオ画像である場合、識別要素では、ユーザの表情動作又は四肢動作の画像を取得して対応するトリガー動作を形成することができる。対応する表情動作を具備しない顔モデルを端末に入力すると、この顔モデルでは、対応する表情動作が現れない五感に対して対応する位置領域の限定を行う。対応する器官が位置する領域が変化したことを取得すれば、取得したユーザが対応する表情動作を行ったと判定する。例えば対応する「口開き」という表情動作であり、唇が位置する領域が口を閉じた元の領域を超え、唇領域の座標変化に基づいて、ユーザが「口開き」という表情動作をしたことを識別する。
【0044】
当該トリガー動作が、例えば、ビデオの撮影開始、ビデオ特殊効果内蔵又はシール露出終了などの検出要素であり、例えば、ビデオの撮影開始である場合、ビデオの撮影開始命令、又は対応するビデオ撮影開始アプリケーションのログイン命令をトリガー動作として予め記憶する。
【0045】
ターゲットビデオにおいて、ビデオ画像の対応する表情動作、四肢動作を取得し、又はターゲットビデオの端末の操作命令を取得し、且つ変数更新ノードに対応して設定されたトリガー動作ノードを満たす時、トリガー動作に対する当該トリガー動作ノードの設定を満たすと、得られるターゲット変数を取得する。当該ターゲット変数が判断条件を満たすか否かをさらに判断する。満たす場合、ノードの実行順序に基づいて、この変数トリガーノードの次のノードの実行を続行する。
【0046】
上記ステップS110のターゲット変数を第1の固定値として設定し、
図2に示すように、変数更新ノードに対応する[変数1]を2.00に設定する。
【0047】
本実施例では、第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して変数更新ノードを満たす場合、変数を2.00に設定する更新方式に従って、ターゲット変数を更新する。当該ターゲット変数の初期値が0であれば、更新方式に基づいて変化し、ターゲット変数の値が2.00の更新結果を得る。当該更新結果に基づいて、当該ターゲット変数の更新結果による変数トリガーノードの判断条件をさらに判断し、ターゲット変数の値が2.00であることが、判断条件としての変数[変数1]>1.00を満たす結果を得る。さらに、上記の判断条件に基づいて、ターゲット変数が再び変化すれば、得られた更新後のターゲット変数も、判断条件としての変数[変数1]>1.00を満たす。当該判断条件に基づいて、トリガー変数に対応して設定された染髪のビデオ特殊効果をトリガーすることができる。
【0048】
その上で、第1の特殊効果イベント組み合わせにおける変数更新ノードの直前のノードにトリガー動作ノードを追加すれば、ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、ユーザがスクリーンをクリックする操作を取得し、トリガー動作に対するトリガー動作ノードの設定条件を満たすため、対応するターゲット変数が変化し、且つ設定に基づいて第1の固定値を得、更新されたターゲット変数を得ることができる。
【0049】
本実施例では、ユーザに関連するビデオ特殊効果への配置ガイドがなくても、更新方式に基づいて更新されたターゲット変数を得、且つ更新されたターゲット変数をトリガー変数ノードの判断範囲と比較することで、録画したビデオにおける更新されたターゲット変数に基づいて、対応するビデオ特殊効果を容易にトリガーすることができて、ユーザが特殊効果ビデオを録画して制作する粘着性を増加させることができる。
【0050】
上記ステップS110のターゲット変数に対して第2の固定値を累加するか又は累減するように設定し、
図3-4に示すように、変数更新ノードに対応する[変数1]を2.00増加させるか、又は[変数1]を1.00減少させる。
【0051】
図3を参照すると、
図3は、一実施例によるビデオ特殊効果配置方法の制作インターフェースの概略図である。
【0052】
本実施例では、第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して変数更新ノードを満たす場合、ターゲット変数を2.00ずつ増加させる更新方式に従って、ターゲット変数を更新する。即ちターゲット変数が変化するたびに、2.00増加させて更新する。当該ターゲット変数の初期値を0として設定すれば、初めて更新した後、対応するターゲット変数は、2.00となる。2回目更新する時に、対応するターゲット変数は、4.00となる。さらに、更新されたターゲット変数が判断条件を満たすか否かを再び判断する。
【0053】
本実施例では、第1の特殊効果イベント組み合わせにおける変数更新ノードの直前のノードに「瞬き」というトリガー動作ノードを追加する。
【0054】
ユーザの毎回の瞬きを識別することでトリガー動作を得、ターゲット変数に第2の固定値を累加し、即ち2.00増加させる操作を実行する。
【0055】
更新されたターゲット変数が=2.00又は4.00である場合、当該更新されたターゲット変数は、依然として変数トリガーノードの判断条件を満たすことができないため、この時に、この変数トリガーノードまで実行することができない。更新されたターゲット変数が≧6になる場合のみ、変数トリガーノードの判断条件を満たし、「行為1」の第1の特殊効果イベント組み合わせを「行為2」の第2の特殊効果イベント組み合わせと関連付けることができる。その後、トリガー設定に基づいて、「眼鏡」のビデオ特殊効果をビデオ画像上に追加することをトリガーする。ビデオ画像に追加する時に、顔の目の領域識別に基づいて、この「眼鏡」のビデオ特殊効果をこの領域にロードすることができる。
【0056】
本実施例では、累加する第2の固定値に基づいて、毎回更新されたターゲット変数を取得し、最近の更新されたターゲット変数と判断条件の予め設定された数値範囲とを比較する結果によって、「行為1」の第1の特殊効果イベント組み合わせを「行為2」の第2の特殊効果イベント組み合わせに関連付けることによって、その後、対応するビデオ特殊効果のトリガーを設定することが容易になる。
【0057】
本実施例で生成されるプロファイルでは、ビデオの録画中に、取得したターゲット変数の変化、又はユーザのトリガー動作の発生回数により引き起こされるターゲット変数の変化に応じて、変化後に得られた最近の更新されたターゲット変数を繰り返して判断する。また、当該最近の更新されたターゲット変数が判断条件を満たすか否かの結果に従って、対応するビデオ特殊効果を常にトリガーする。それにより、録画したビデオ画面がユーザのした複数回のトリガー動作に合致することができ、特殊効果ビデオの制作中に常にビデオ画面を豊かにする。それにより、ユーザがビデオを録画する積極性を高めることができる。
【0058】
その上で、ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、ターゲット変数が更新された場合、更新されたターゲット変数を表示する。
【0059】
本実施例で生成されるプロファイルの設定に基づいて、ユーザが本実施例で生成されるプロファイルを実行すると、ユーザの例えば瞬きのトリガー動作に応じて、判断条件を満たす更新されたターゲット変数を録画したビデオのビデオ画面上に表示する。この生成されるプロファイルは、ヒューマンインタラクションのスコアリングゲームに用いることができ、ユーザのトリガー動作に応じて、ユーザに対応するスコア状況を計算して表示することができる。
【0060】
図4を参照すると、
図4は、一実施例によるビデオ特殊効果配置方法の制作インターフェースの概略図である。
【0061】
本実施例では、第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して変数更新ノードを満たす場合、ターゲット変数に対する設定としての変数[変数3]を1.00減少させることに従って、ターゲット変数を1ずつ減少させる更新方式で、ターゲット変数を更新する。即ち、ターゲット変数が変化するたびに、1を減少させて更新する。
【0062】
具体的には、変数更新ノードの判断条件は、変数[変数3]を1.00減少させることで、即ち対応する変数が1.00減少する。ターゲット変数が変化を発生するたびに、対応する変数値が、当該減少変数の設定に基づいて、当該ターゲット変数を1.00減少させる。当該ターゲット変数の初期値が5.00と設定される場合、ターゲット変数を初めて更新し、対応するターゲット変数値は、4.00となる。2回目発生すると、対応するターゲット変数は、3.00となる。更新されたターゲット変数が判定変数の判断条件を満たすまで行う。
【0063】
本実施例では、第1の特殊効果イベント組み合わせにおける変数更新ノードの直前のノードに「口開き」というトリガー動作ノードを追加する。
【0064】
ユーザの毎回の口開きを識別してトリガー動作を得、ターゲット変数を第2の固定値だけ減少させ、即ち1.00だけ減少させる操作を実行する。
【0065】
初期値が5.00の設定に基づいて、ターゲット変数が=5.00又は4.00である場合、当該ターゲット変数は、依然としてトリガー変数のトリガー範囲を満たすことができないため、この時、判断条件を満たすことができない。ターゲット変数が3.00、2.00、1.00、0のうちの1つとなり、即ち変数値が<4.00になる時に、変数トリガーノードの判断条件を満たすことで、第1の特殊効果イベント組み合わせを第2の特殊効果イベント組み合わせと関連付ける。その後、トリガー設定に基づいて、「マスク」のビデオ特殊効果をビデオ画像上に追加することをトリガーする。
【0066】
本実施例では、減少する第2の固定値に応じて、毎回更新されたターゲット変数を取得する。また、最近の更新されたターゲット変数と判断条件の予め設定された数値範囲とを比較する結果によって、「行為1」の第1の特殊効果イベント組み合わせを「行為2」の第2の特殊効果イベント組み合わせと関連付ける。その後、対応するビデオ特殊効果のトリガーを設定することが容易になる。
【0067】
本実施例で生成されるプロファイルでは、ビデオの録画中に、取得したターゲット変数の変化、又はユーザのトリガー動作の発生回数により引き起こされるターゲット変数の変化に応じて、変化後に得られた最近の更新されたターゲット変数を繰り返して判断する。また、当該最近の更新されたターゲット変数が判断条件を満たすか否かの結果に従って、対応するビデオ特殊効果を常にトリガーする。それにより、録画したビデオ画面がユーザのした複数回のトリガー動作に合致することができ、特殊効果ビデオの制作中に常にビデオ画面を豊かにする。それにより、ユーザがビデオを録画する積極性を高めることができる。
【0068】
その上で、ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、ターゲット変数が更新された場合、更新されたターゲット変数を表示する。
【0069】
本実施例のビデオ特殊効果配置方法によれば、ユーザが本実施例で生成されるプロファイルを実行する時に、ユーザの例えば口開きのトリガー動作に応じて、設定に基づいて、判断条件を満たす更新されたターゲット変数を録画したビデオのビデオ画面上に表示する。この生成されるプロファイルは、カウントダウンのシナリオ画面に用いることができ、ユーザが口を開いてカウントダウン数字を叫ぶ口開きのトリガー動作に応じて、現在のカウントダウン状態を表示する。
【0070】
上記実施例では、ターゲット変数に第2の固定値を累加するか又は累減する時に、当該第2の固定値は、正の整数であってもよく、さらに、負の整数、小数などの他の数値タイプであってもよい。
【0071】
上記実施例で生成されるプロファイルでは、更新されたターゲット変数が判断条件を満たすか否かの結果に基づいて、対応する特殊効果要素をトリガーするように設定する。このように、この方法に基づいて生成されるプロファイルは、ユーザの連続的又は断続的なトリガー動作に応じて、対応するビデオ特殊効果を制作し、ユーザにより多くのトリガー動作を完成させる。よって、ユーザの粘着性を向上させることができ、ユーザが参加して特殊効果ビデオを作成する積極性を高めることに寄与する。
【0072】
トリガー動作ノードに対する累計を満たす上記実施例で生成されるプロファイルは、ショートビデオの特殊効果制作に用いることができ、更新されたターゲット変数は、同じビデオの録画中に累計演算を行って得られる。
【0073】
第1の特殊効果イベント組み合わせにいくつかのトリガー動作ノードが設定される場合、トリガー動作ノードは、順に配列され、
トリガー動作ノードについて判定変数を設定するステップの前に、
トリガー動作が発生したと判定する場合、第1の特殊効果イベント組み合わせからトリガー動作ノードを順に取得することをさらに含む。
【0074】
図5を参照すると、
図5は、一実施例によるビデオ特殊効果配置方法の制作インターフェースの概略図である。
【0075】
「行為1」の第1の特殊効果イベント組み合わせにおける例えばスクリーンクリック、頷きなどの2つのトリガー動作ノードは、順に配列される。当該トリガー動作ノードの配列順序に従って、トリガー動作を検出且つ取得し、トリガー動作の発生及びトリガー動作ノードの配列順序に基づいて、対応するトリガー動作ノードをトリガーできるか否かを判定する。具体的には、初めて特殊効果イベント組み合わせ1におけるトリガー動作ノードをトリガーすることができるのは、スクリーンクリックというトリガー動作しかない。スクリーンクリックというトリガー動作を取得したことにより、「行為1」の第1の特殊効果イベント組み合わせから「スクリーンクリック」というトリガー動作ノードを取得して、当該「スクリーンクリック」というトリガー動作ノードのターゲット変数を、トリガー動作に基づいて変化させ、例えば1増加させる。このプロセスの後、頷きのトリガー動作が発生したことを識別する場合のみ、「行為1」の第1の特殊効果イベント組み合わせから「頷き」というトリガー動作ノードを取得し、当該「頷き」というトリガー動作ノードのターゲット変数を変化させることができる。しかし、上記の実行プロセスは、各トリガー動作ノードに対応するビデオ特殊効果のトリガープロセスから独立する。つまり、1番目のトリガー動作ノードの「スクリーンクリック」のターゲット変数がスクリーンクリックのトリガー動作により変化する限り、頷きのトリガー動作に応じて、2番目のトリガー動作ノードの「頷き」の変数値を取得することができる。
【0076】
本実施例では、「行為1」の第1の特殊効果イベント組み合わせからトリガー動作ノードの配列順序を得たことに基づいて、トリガー動作の発生に応じて、対応するトリガー動作ノードを順にトリガーする。順に得られるそれぞれのターゲット変数と判断範囲とを比較する結果に基づいて、順番に異なる「行為2」の第2の特殊効果イベント組み合わせにおける変数トリガーノードをトリガーする。よって、異なる特殊効果イベント組み合わせを関連付けることができ、トリガー動作、及び異なる変数トリガーノードに対応するビデオ特殊効果を設定することができ、生成されるプロファイルで得られるビデオ特殊効果の表現効果をさらに豊かにすることができる。
【0077】
図6を参照すると、
図6は、一実施例によるビデオ特殊効果配置装置の構造概略図である。
【0078】
本開示は、ビデオ特殊効果配置装置を提供し、
図6に示すように、当該ビデオ特殊効果配置装置600は、
ユーザの第1の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する更新方式が設定された変数更新ノードを、第1の特殊効果イベント組み合わせに追加する変数更新モジュール610と、
ユーザの第2の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する判断条件が設定された変数トリガーノードを、第2の特殊効果イベント組み合わせに追加する変数トリガーモジュール620と、
第1の特殊効果イベント組み合わせ及び第2の特殊効果イベント組み合わせに基づいて、ビデオ特殊効果のプロファイルを生成する配置モジュール630と、を含んでもよく、
プロファイルは、ターゲットビデオでビデオ特殊効果をディスプレイすることを指示するために用いられ、ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して変数更新ノードを満たす場合、更新方式に従ってターゲット変数を更新し、ターゲット変数が判断条件を満たす場合、第2の特殊効果イベント組み合わせをトリガーして、変数トリガーノードを起点として実行する。
【0079】
本開示の実施例は、1つの可能な実施形態を提供し、変数トリガーモジュール620は、ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、ターゲット変数が更新された場合、ターゲット変数が判断条件を満たすか否かを判断する。
【0080】
本開示の実施例は、1つの可能な実施形態を提供し、変数更新モジュール610は、ターゲット変数に対する更新方式として、具体的に、ターゲット変数を第1の固定値として設定することであってもよい。
【0081】
本開示の実施例は、1つの可能な実施形態を提供し、変数更新モジュール610は、ターゲット変数に対する更新方式として、具体的に、ターゲット変数に第2の固定値を累加するか又は累減することであってもよい。
【0082】
当該ビデオ特殊効果配置装置600は、変数更新ノード及び変数トリガーノードにそれぞれ設定を追加して、同じターゲット変数に対する更新方式の設定及び判断条件の設定を行う。よって、この同じターゲット変数に従って変数更新ノードを変数トリガーノードに接続することによって、変数更新ノード及び変数トリガーノードが位置する第1の特殊効果イベント組み合わせを第2の特殊効果イベント組み合わせと関連付け、ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、ターゲット変数の更新に基づいて、ビデオ効果の展示方式を更新し、ビデオ特殊効果変換の方式を増加させ、ビデオ特殊効果の制作空間を広げることに有利であり、ユーザがビデオを録画する積極性に寄与する。
【0083】
図7を参照すると、
図7は、一実施例によるビデオ特殊効果配置の電子機器の構造概略図であり、本開示の実施例を実現することに適する電子機器700の構造概略図である。本開示の実施例における電子機器700は、例えば、移動電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレットコンピュータ)、PMP(ポータブルマルチメディアプレーヤ)、車載端末(例えば車載ナビゲーション端末)などの移動端末、及び、例えば、デジタルTV、デスクトップパソコンなどの固定端末を含むことができるが、それらに限られない。
図7に示す電子機器は、単なる一例であり、本開示の実施例の機能及び使用(用いる)範囲に何ら制限を与えるものではない。
【0084】
電子機器700は、メモリとプロセッサと、を含む。ここでのプロセッサは、以下の処理装置701と呼ばれてもよく、メモリは、以下のリードオンリーメモリ(ROM)702、ランダムアクセスメモリ(RAM)703及び記憶装置708のうちの少なくとも1つを含んでもよく、具体的に以下に示す。
【0085】
図7に示すように、電子機器700は、処理装置(例えば中央プロセッサ、グラフィックスプロセッサなど)701を含んでもよく、リードオンリーメモリ(ROM)702に記憶されたプログラム又は記憶装置708からランダムアクセスメモリ(RAM)703にロードされたプログラムに基づいて、様々な適切な動作を実行して処理することができる。RAM 703では、電子機器700の操作に必要な様々なプログラム及びデータがさらに記憶されている。処理装置701と、ROM 702と、RAM 703とは、バス704を介して互いに接続されている。入力/出力(I/O)インターフェース705もバス704に接続されている。
【0086】
一般的には、例えばタッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロホン、加速度計、ジャイロなどを含む入力装置706と、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレータなどを含む出力装置707と、例えば磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置708と、通信装置709とは、I/Oインターフェース705に接続することができる。通信装置709は、データを交換するために電子機器700が他の機器と無線又は有線通信することを可能にすることができる。
図7は、様々な装置を有する電子機器700を示すが、図示された装置のすべてを実現又は備える必要はないことを理解されたい。代替的に、より多く又はより少ない装置を実現又は備えることができる。
【0087】
特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して上述したプロセスをコンピュータソフトウェアプログラムとして実現することができる。例えば、本開示の実施例は、非一時コンピュータ可読媒体上に担持されたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、このコンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、このコンピュータプログラムは、通信装置709を介してネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置708からインストールされてもよいし、ROM 702からインストールされてもよい。このコンピュータプログラムが処理装置701により実行される場合、本開示の実施例の方法に限定される上記機能が実行される。
【0088】
説明すべきこととして、本開示の上記のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記両方の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又はいずれかの以上の組み合わせであってもよいが、これらに限らない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の導線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュ)、光ファイバ、ポータブルコンパクト磁気ディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記のいずれかの適切な組み合わせを含むことができるが、それらに限られない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、プログラムを含む又は記憶する任意の有形媒体であってもよく、このプログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスにより使用されてもよく、それらと組み合わせて使用されてもよい。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドにおいて、又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含んでもよく、データ信号には、コンピュータ可読プログラムコードが運ばれている。このように伝播されるデータ信号は、電磁信号、光信号、又は上述した任意の適切な組み合わせを含むが、これらに限定されない様々な形態を用いることができる。コンピュータ可読信号媒体は、さらにコンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、このコンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって使用される、又はそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播、又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、電線、光ケーブル、RF(無線周波数)など、又は上述の任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない、任意の適切な媒体で送信することができる。
【0089】
いくつかの実施形態では、クライアント、サーバーは、例えばHTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)のような現在知られている又は将来開発されるネットワークプロトコルを利用して通信することができるとともに、いずれかの形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、広域ネットワーク(「WAN」)、国際的ネットワーク(例えば、インターネット)、エンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び任意の現在知られている又は将来開発されるネットワークを含む。
【0090】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれてもよく、電子機器に組み込まれずに別個に存在してもよい。
【0091】
上記コンピュータ可読媒体に1つ又は複数のプログラムが運ばれており、上記1つ又は複数のプログラムがこの電子機器により実行される場合、ユーザの第1の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する更新方式が設定された変数更新ノードを、第1の特殊効果イベント組み合わせに追加することと、ユーザの第2の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する判断条件が設定された変数トリガーノードを、第2の特殊効果イベント組み合わせに追加することと、第1の特殊効果イベント組み合わせ及び第2の特殊効果イベント組み合わせに基づいて、ビデオ特殊効果のプロファイルを生成することと、をこの電子機器に実行させる。プロファイルは、ターゲットビデオでビデオ特殊効果をディスプレイすることを指示するために用いられる。ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して変数更新ノードを満たす場合、更新方式に従ってターゲット変数を更新し、ターゲット変数が判断条件を満たす場合、第2の特殊効果イベント組み合わせをトリガーして、変数トリガーノードを起点として実行する。
【0092】
本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードを1つ又は複数のプログラミング言語又はそれらの組み合わせで記述することができ、上記プログラミング言語は、オブジェクト指向プログラミング言語、例えばJava(登録商標)、Smalltalk(登録商標)、C++(登録商標)を含み、従来の手続き型プログラミング言語、例えば「C」言語又は類似しているプログラミング言語をさらに含むが、これらに限らない。プログラムコードは、完全にユーザコンピュータ上で実行してもよく、部分的にユーザコンピュータ上で実行してもよく、独立したソフトウェアパッケージとして実行してもよく、部分的にユーザコンピュータ上で、部分的にリモートコンピュータ上で実行してもよく、又は完全にリモートコンピュータ又はサーバー上で実行してもよい。リモートコンピュータに関連する場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザコンピュータに接続してもよく、又は、外部コンピュータに接続してもよい(例えばインターネットサービスプロバイダを用いてインターネットを介して接続してもよい)。
【0093】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例によるシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作を示す。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができ、このモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、規定されたロジック機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令を含む。代替としての実現では、ブロックに示される機能は、図面に示される順序とは異なる順序で発生してもよいことにも留意すべきである。例えば、連続的に表される2つのブロックは、実際には基本的に並列に実行されてもよく、関連する機能に応じて逆の順序で実行されることもある。ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、規定される機能又は操作を実行するための専用のハードウェアベースのシステムで実現してもよく、又は、専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせで実現してもよいことに注意してください。
【0094】
本開示の実施例に記載されているモジュール又はユニットは、ソフトウェアにより実現されてもよいし、ハードウェアにより実現されてもよい。ただし、モジュール又はユニットの名称は、場合によってはそのユニット自体の限定を構成しない。例えば、変数トリガーモジュールは、さらに、「更新されたターゲット変数が変数トリガーノードの判断条件を満たすユニット」と記述されてもよい。
【0095】
本明細書で上述した機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェアロジック構成要素によって実行することができる。例えば、非限定的には、使用できる例示的なタイプのハードウェアロジック構成要素は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、専用集積回路(ASIC)、専用標準製品(ASSP)、オンチップシステム(SOC)、複雑プログラマブルロジックデバイス(CPLD)などを含む。
【0096】
本開示のコンテキストでは、マシン可読媒体は、命令実行システム、装置又は機器が使用する又は命令実行システム、装置又は機と組み合わせて使用するためのプログラムを含む又は記憶する有形媒体であってもよい。マシン可読媒体は、マシン可読信号媒体又はマシン可読記憶媒体であってもよい。マシン可読媒体は、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線的、又は半導体システム、装置又は機器、又は上述の内容の任意の適切な組み合わせを含むことができるが、それらに限られない。マシン可読記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の線に基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ(CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記コンテンツの任意の適切な組み合わせを含むことができる。
【0097】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ビデオ特殊効果配置方法を提供し、当該ビデオ特殊効果配置方法は、
ユーザの第1の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する更新方式が設定された変数更新ノードを、第1の特殊効果イベント組み合わせに追加するステップと、
ユーザの第2の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する判断条件が設定された変数トリガーノードを、第2の特殊効果イベント組み合わせに追加するステップと、
第1の特殊効果イベント組み合わせ及び第2の特殊効果イベント組み合わせに基づいて、ビデオ特殊効果のプロファイルを生成するステップと、を含み、
プロファイルは、ターゲットビデオでビデオ特殊効果をディスプレイすることを指示するために用いられ、ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して変数更新ノードを満たす場合、更新方式に従ってターゲット変数を更新し、ターゲット変数が判断条件を満たす場合、第2の特殊効果イベント組み合わせをトリガーして、変数トリガーノードを起点として実行する。
【0098】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ビデオ特殊効果配置方法を提供し、当該ビデオ特殊効果配置方法は、
ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、ターゲット変数が更新された場合、ターゲット変数が判断条件を満たすか否かを判断するステップを含む。
【0099】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ビデオ特殊効果配置方法を提供し、当該ビデオ特殊効果配置方法は、
ユーザの第3の設定操作に応じて、変数更新ノードの直前のノードであるトリガー動作ノードを第1の特殊効果イベント組み合わせに追加することをさらに含む。
【0100】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ビデオ特殊効果配置方法を提供し、更新方式は、具体的に、ターゲット変数を第1の固定値として設定することである。
【0101】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ビデオ特殊効果配置方法を提供し、
更新方式は、具体的に、ターゲット変数に第2の固定値を累加するか又は累減することである。
【0102】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ビデオ特殊効果配置方法を提供し、
判断条件は、具体的に、ターゲット変数が予め設定された数値範囲内にあることである。
【0103】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ビデオ特殊効果配置方法を提供し、当該ビデオ特殊効果配置方法は、
ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、ターゲット変数が更新された場合、更新されたターゲット変数を表示するステップを含む。
【0104】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ビデオ特殊効果配置装置を提供し、当該ビデオ特殊効果配置装置は、
ユーザの第1の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する更新方式が設定された変数更新ノードを、第1の特殊効果イベント組み合わせに追加する変数更新モジュールと、
ユーザの第2の設定操作に応じて、ターゲット変数に対する判断条件が設定された変数トリガーノードを、第2の特殊効果イベント組み合わせに追加する変数トリガーモジュールと、
第1の特殊効果イベント組み合わせ及び第2の特殊効果イベント組み合わせに基づいて、ビデオ特殊効果のプロファイルを生成する配置モジュールと、を含み、
プロファイルは、ターゲットビデオでビデオ特殊効果をディスプレイすることを指示するために用いられ、ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、第1の特殊効果イベント組み合わせを実行して変数更新ノードを満たす場合、更新方式に従ってターゲット変数を更新し、ターゲット変数が判断条件を満たす場合、第2の特殊効果イベント組み合わせをトリガーして、変数トリガーノードを起点として実行する。
【0105】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ビデオ特殊効果配置装置を提供し、
変数トリガーモジュールでは、ビデオ特殊効果のディスプレイ中に、ターゲット変数が更新された場合、ターゲット変数が判断条件を満たすか否かを判断する。
【0106】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ビデオ特殊効果配置装置を提供し、
変数更新モジュールでは、ターゲット変数に対する更新方式は、具体的に、ターゲット変数を第1の固定値として設定することであってもよい。
【0107】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、ビデオ特殊効果配置装置を提供し、
変数更新モジュールでは、ターゲット変数に対する更新方式は、具体的に、ターゲット変数に第2の固定値を累加するか又は累減することであってもよい。
【0108】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶されており且つプロセッサで実行できるコンピュータプログラムと、を含むコンピュータデバイスを提供し、プロセッサによりプログラムが実行される場合、上記いずれかの実施例のビデオ特殊効果配置方法のステップが実現される。
【0109】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体を提供し、コンピュータ実行可能な命令がコンピュータプロセッサにより実行される場合、上記いずれかの実施例のビデオ特殊効果配置方法のステップが実行される。
【0110】
以上の説明は、本開示の好適な実施例及び使用される技術原理の説明にすぎない。本開示に係る開示の範囲は、上述の技術的特徴の特定の組み合わせで構成される技術案に限定されるものではなく、同時に、上述の開示の構想を逸脱することなく、上述の技術的特徴又はその同等の特徴を任意の組み合わせにより形成された他の技術案も包含すべきであることを当業者は理解すべきである。例えば、上述の特徴と本開示に開示されている(但しこれに限定されない)類似の機能を有する技術的特徴とが互いに置き換えられて形成されたものである。
【0111】
なお、特定の順序を用いて各操作を示しているが、これらの操作は、示された特定の順番又は順序で実行することが要求されていると理解すべきではない。一定の環境下では、マルチタスクと並列処理が有利である可能性がある。同様に、上記の論述にはいくつかの具体的な実現の詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲に対する制限として解釈されるべきではない。独立した実施例のコンテキストにおいて説明されるいくつかの特徴は、単一の実施例において組み合わせて実現してもよい。むしろ、単一の実施例のコンテキストで説明される様々な特徴は、複数の実施例において、単独で、又は任意の適切なサブ組み合わせで実現してもよい。
【0112】
本主題は、構造的特徴及び/又は方法的ロジック動作に固有の言語を用いて説明されてきたが、添付の特許請求の範囲に規定された主題は、必ずしも上述の特定の特徴又は動作に限定されるものではないことを理解すべきである。むしろ、上述した特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態にすぎない。