(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-08
(45)【発行日】2024-07-17
(54)【発明の名称】表示装置
(51)【国際特許分類】
G09F 13/20 20060101AFI20240709BHJP
G09F 13/04 20060101ALI20240709BHJP
G02F 1/1347 20060101ALI20240709BHJP
G02F 1/1335 20060101ALI20240709BHJP
G02F 1/133 20060101ALI20240709BHJP
【FI】
G09F13/20 Z
G09F13/04 J
G09F13/04 N
G02F1/1347
G02F1/1335
G02F1/133 505
(21)【出願番号】P 2020064281
(22)【出願日】2020-03-31
【審査請求日】2023-02-22
(73)【特許権者】
【識別番号】000003193
【氏名又は名称】TOPPANホールディングス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105854
【氏名又は名称】廣瀬 一
(74)【代理人】
【識別番号】100116012
【氏名又は名称】宮坂 徹
(72)【発明者】
【氏名】西島 克典
(72)【発明者】
【氏名】尾▲崎▼ 剛
(72)【発明者】
【氏名】原田 隆宏
【審査官】藤井 達也
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-237436(JP,A)
【文献】特開2018-163341(JP,A)
【文献】特開2002-006780(JP,A)
【文献】特開2019-066657(JP,A)
【文献】特開2003-075206(JP,A)
【文献】国際公開第2019/189673(WO,A1)
【文献】国際公開第2020/194784(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 13/00 -13/46
G02F 1/133
G02F 1/1335
G02F 1/1347
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光表示体と、
前記発光表示体の表面側に設けられて光透過性を有すると共に模様を有する被覆シートと、
前記発光表示体と前記被覆シートとの間に設けられて光透過率を調整可能な調光シートと、
を備え、
前記被覆シートは、
前記発光表示体の表面側に設けられて光透過性を有する基材と、
前記基材上に印刷された模様層と、
前記模様層を覆うように前記基材上に設けられて光透過性を有して表面を保護する表面保護層
と
を備えたものであり、
くわえて、前記調光シートの周りを囲むように配設されて色味を調整する色味調整シートを備えている
ことを特徴とする表示装置。
【請求項2】
発光表示体と、
前記発光表示体の表面側に設けられて光透過性を有すると共に模様を有する被覆シートと、
前記発光表示体と前記被覆シートとの間に設けられて光透過率を調整可能な調光シートと、
を備え、
前記被覆シートは、光を透過させる孔を複数形成された天然皮革又は合成皮革である
ことを特徴とする表示装置。
【請求項3】
前記発光表示体が発光しているときに光を透過させる一方、前記発光表示体が発光を停止しているときに光の透過を遮断するように、前記調光シートの光透過率を調整する光透過率調整手段を備えている
ことを特徴とする請求項1
又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記光透過率調整手段は、前記発光表示体の発光開始と同期して前記調光シートの光透過を開始させる一方、前記発光表示体の発光停止と同期して前記調光シートの光透過を停止させるように、前記調光シートの光透過率を調整するものである
ことを特徴とする請求項
3に記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
光透過性を有すると共に意匠性を有するシートを発光表示体の表面に設けた表示装置は、発光表示体が作動して発光しているとき、発光表示体からの光がシートを透過することにより、発光表示体に表示されている文字や図形や記号等を視認することができる。他方、発光表示体が作動停止しているとき、シートが発光表示体を覆い隠していることにより、発光表示体を認識できず、周囲と調和した意匠とすることができる(例えば、下記特許文献1,2等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2018-128581号公報
【文献】特許第6370519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述したような従来の表示装置においては、発光表示体の表面のシートの光透過率が低いと、発光表示体が作動して発光したときに、シートの表面に表示される文字や図形や記号等がぼやけてしまい、認識しづらくなってしまう。特に、画像や映像を表示すると、不鮮明になって、視認することが困難となってしまう。
【0005】
そこで、発光表示体の表面のシートの光透過率を高くすると、発光表示体の色味が視認できてしまい、意匠性を損なってしまう場合があった。具体的には、発光表示体が作動停止して発光していないときに、発光表示体の表面色(黒色)がシートを透過してシートの意匠と重なって見えてしまい、その部分だけ周囲よりも濃色となってしまう。
【0006】
このようなことから、本発明は、意匠性を損なうことなく表示を鮮明に視認することができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した課題を解決するための、本発明に係る表示装置は、発光表示体と、前記発光表示体の表面側に設けられて光透過性を有すると共に模様を有する被覆シートと、前記発光表示体と前記被覆シートとの間に設けられて光透過率を調整可能な調光シートと、を備え、前記被覆シートは、前記発光表示体の表面側に設けられて光透過性を有する基材と、前記基材上に印刷された模様層と、前記模様層を覆うように前記基材上に設けられて光透過性を有して表面を保護する表面保護層とを備えたものであり、くわえて、前記調光シートの周りを囲むように配設されて色味を調整する色味調整シート光透過性を有して表面を保護する表面保護層を備えていることを特徴とする。
また、前述した課題を解決するための、本発明に係る表示装置は、発光表示体と、前記発光表示体の表面側に設けられて光透過性を有すると共に模様を有する被覆シートと、前記発光表示体と前記被覆シートとの間に設けられて光透過率を調整可能な調光シートと、を備え、前記被覆シートは、光を透過させる孔を複数形成された天然皮革又は合成皮革であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る表示装置によれば、発光表示体が発光して表示をしているときに、調光シートの光透過率を上げることにより、被覆シート上から発光表示体の表示を視認することができ、発光表示体が発光停止して表示を中止しているときに、調光シートの光透過率を下げることにより、被覆シート上から発光表示体を視認することができない。このため、発光表示体の表示時に発光表示体の表示を鮮明に視認することができると共に、発光表示体の非表示時に発光表示体の表面色が被覆シートの意匠と重なって見えてしまうことを防ぐことができるので、被覆シートの意匠のみを視認することができ、意匠性の低下を防止することができる。したがって、意匠性を損なうことなく表示を鮮明に視認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明に係る表示装置の主な実施形態の要部の概略構成を表す断面図である。
【
図2】本発明に係る表示装置の他の実施形態の要部の概略構成を表す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る表示装置の実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は図面に基づいて説明する以下の実施形態のみに限定されるものではない。
【0011】
〈主な実施形態〉
本発明に係る表示装置の主な実施形態を
図1に基づいて説明する。
【0012】
図1に示すように、本実施形態に係る表示装置100は、発光表示体101と、発光表示体101の周りを囲みつつ発光表示体101の表面を露出させるように発光表示体101を保持するパネル102と、発光表示体101の表面側に設けられて光透過性を有すると共に模様を有する被覆シート103と、発光表示体101と被覆シート103との間に設けられて光透過率を調整可能な調光シート104と、調光シート104の周りを囲むようにパネル102と被覆シート103との間に配設された色味調整シート105とを備えている。
【0013】
発光表示体101は、光を発して文字や図形や記号等を表面に表示することができるようになっており、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)や有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ(OELD)や発光ダイオード(LED)ディスプレイ等を挙げることができる。
【0014】
パネル102は、壁面やテーブル面やインパネ等を構成し、発光表示体101が埋設される。
【0015】
被覆シート103は、発光表示体101の表面側に設けられて光透過性を有する基材103aと、基材103a上に印刷された模様層103bと、模様層103bを覆うように基材103a上に設けられて光透過性を有する表面保護層103cと、を備えている。
【0016】
基材103aは、無色透明や有色の樹脂等からなり、模様層103bの模様等に応じて、その色味等が適宜設定され、厚さが10μm以上500μm以下となっている。
【0017】
模様層103bは、光透過性を有するように木目導管柄や大理石柄等の各種の柄模様を印刷塗布されたものであり、発光表示体101が作動していないときに周囲と調和する意匠となっている。
【0018】
ここで、例えば、模様層103bが木目導管柄の場合、基材103a上でインキのない空隙部103dの面積割合が10%以上50%以下であると好ましい。模様層103bが大理石柄の場合、空隙部103dの面積割合が10%以上80%以下であると好ましい。
【0019】
また、例えば、模様層103bが木目柄で円形状の未印刷の空隙部103dをアレイ状に設ける場合、空隙部103dの面積割合が20%以上40%以下であると好ましい。言い換えると、隣り合う空隙部103dの間隔(ピッチ)が200μm以上600μm以下であり、空隙部103dの直径が100μm以上400μm以下であると好ましい。
【0020】
なお、木目柄を円形状に印刷した模様層103bの周囲を空隙部103dとする、すなわち、木目柄の印刷部分と未印刷部分とを反転させた被覆シート103とすることも可能である。
【0021】
表面保護層103cは、無色透明の樹脂等からなり、模様層103bや基材103a等を保護するようになっており、厚さが10μm以上500μm以下となっている。表面保護層103cは、その表面が平坦形状だけでなく、凹凸(エンボス)形状とすることも可能であり、さらに、その表面に光沢調整等のコーティング層を備えることも可能である。
【0022】
調光シート104は、液晶フィルムからなり、通電(電源オン)時に光を透過させるように液晶が瞬時に配向し、非通電(電源オフ)時に光を透過させずに遮断するように液晶が瞬時に配向するものとなっており、例えば、凸版印刷株式会社製「LC MAGIC(登録商標)」等が挙げられる。
【0023】
ここで、調光シート104は、光を透過させずに遮断しているときの色が、模様層103bが木目導管柄や木目柄等の場合にはグレーであるものが好ましく、模様層103bが大理石柄等の場合には白であるものが好ましい。
【0024】
色味調整シート105は、着色した樹脂等からなり、調光シート104上に位置する被覆シート103とパネル102上に位置する被覆シート103との色味を揃えるように、調光シート104の非透過時の色味に調整されている。
【0025】
すなわち、色味調整シート105は、例えば、模様層103bが木目導管柄や木目柄等の場合にはグレーであると好ましく、模様層103bが大理石柄等の場合には白であると好ましい。
【0026】
また、本実施形態に係る表示装置100は、発光表示体101が発光しているときに光を透過させるように調光シート104を調整すると共に、発光表示体101が発光を停止しているときに光の透過を遮断するように調光シート104を調整する光透過率調整手段である表示制御装置110をさらに備えている。
【0027】
表示制御装置110は、トリガとなる信号を送出する信号送出器111と、信号送出器111からの信号に基づいて、作動開始や作動停止の信号を送出するコントローラ112と、コントローラ112からの信号に基づいて、発光表示体101へ表示開始や表示停止の信号を送出する発光表示体制御回路113と、コントローラ112からの信号に基づいて、調光シート104へ透過開始や透過停止の信号を送出する調光シート制御回路114と、を備えている。
【0028】
信号送出器111は、光,振動,圧力,静電等を検知するセンサ等からなり、被覆シート103の背面の発光表示体101の近傍に設けられ、発光表示体101の周囲の状態変化を検知することができるようになっている。
【0029】
コントローラ112は、発光表示体101の周囲の状態変化を検知した信号送出器111からのトリガ信号を監視するモードとなっており、このトリガ信号に基づいて、発光表示体制御回路113へ発光表示体101の表示や非表示の信号を送出することと、調光シート制御回路114へ調光シート104の透過や非透過の信号を送出することとを同期させるように連動して行うことができるようになっている。
【0030】
発光表示体制御回路113は、コントローラ112からの指示信号に基づいて、発光表示体101への発光表示用の電力の供給(電源オン)と停止(電源オフ)とを切り換えることができるようになっている。
【0031】
調光シート制御回路114は、コントローラ112からの指示信号に基づいて、調光シート104への透過モード用の電力の供給(電源オン)と停止(電源オフ)とを切り換えることができるようになっている。
【0032】
つまり、表示制御装置110は、発光表示体101の発光開始と同期して調光シート104の光透過を開始させるように調光シート104の光透過率を調整し、発光表示体101の発光停止と同期して調光シート104の光透過を停止させるように、調光シート104の光透過率を調整する(切り換える)ことができるようになっているのである。
【0033】
このような本実施形態に係る表示装置100においては、例えば、人が接近等して、光,振動,圧力,静電等により、信号送出器111が周囲の状態変化を検知すると、コントローラ112が、信号送出器111からのトリガ信号に基づいて、発光表示体制御回路113への発光表示体101の表示信号の送出と、調光シート制御回路114への調光シート104の透過信号の送出とを同期させるように連動して行う。
【0034】
そして、表示装置100は、発光表示体制御回路113が、コントローラ112からの表示信号に基づいて、発光表示体101へ発光表示用の電力を供給する(電源オン)と共に、調光シート制御回路114が、コントローラ112からの透過信号に基づいて、調光シート104へ透過モード用の電力を供給する(電源オン)。
【0035】
これにより、表示装置100は、発光表示体101が光を発して文字や図形や記号等を表面に表示することと、調光シート104が透過モードの液晶配向となることとを同期連動させて開始時期を揃えることができるので、発光表示体101に表示された文字や図形や記号等を被覆シート103の表面から直ちに視認することができる。
【0036】
このとき、被覆シート103が十分な光透過率を有しているので、発光表示体101の表面に表示された文字や図形や記号等を鮮明に視認することができる。特に、発光表示体101の表面に画像や映像が表示されたとき、高いコントラストで鮮明に視認することができる。
【0037】
他方、表示装置100は、人が離反等して、光,振動,圧力,静電等により、信号送出器111が周囲の状態変化を検知すると、コントローラ112が、信号送出器111からのトリガ信号に基づいて、発光表示体制御回路113への発光表示体101の非表示信号の送出と、調光シート制御回路114への調光シート104の非透過信号の送出とを同期させるように連動して行う。
【0038】
そして、表示装置100は、発光表示体制御回路113が、コントローラ112からの非表示信号に基づいて、発光表示体101への発光表示用の電力供給を停止する(電源オフ)と共に、調光シート制御回路114が、コントローラ112からの非透過信号に基づいて、調光シート104への透過モード用の電力供給を停止する(電源オフ)。
【0039】
これにより、表示装置100は、発光表示体101が発光を停止して表示を中止することと、調光シート104が非透過モード(拡散モード)の液晶配向となることとを同期連動させて停止時期を揃えることができるので、被覆シート103上から発光表示体101を直ちに視認できなくなる。
【0040】
このとき、被覆シート103が十分な光透過率を有しているものの、調光シート104が光を透過させずに遮断(拡散反射)することから、発光表示体101の表面色(黒色)が被覆シート103の意匠と重なって見えてしまうことを防ぐことができるので、被覆シート103の意匠のみを視認することができ、意匠性の低下を防止することができる。
【0041】
したがって、本実施形態に係る表示装置100によれば、意匠性を損なうことなく表示を鮮明に視認することができる。
【0042】
また、発光表示体101の発光開始と同期して調光シート104の光透過を開始させる一方、発光表示体101の発光停止と同期して調光シート104の光透過を停止させるように、表示制御装置110が調光シート104の光透過率を調整する(切り換える)ことから、発光表示体101の表示に伴って被覆シート103の表面から発光表示体101の表示を直ちに視認することができると共に、発光表示体101の表示停止に伴って被覆シート103の表面から発光表示体101を直ちに視認できなくすることができる。
【0043】
〈他の実施形態〉
なお、前述した実施形態においては、表面保護層103cを設けた被覆シート103を適用した表示装置100の場合について説明したが、本発明はこれに限らない。他の実施形態として、例えば、表面保護層103cを省略した被覆シートを適用した表示装置とすることも可能である。しかしながら、前述した実施形態のように、表面保護層103cを設けた被覆シート103を適用すると、模様層103bの劣化の抑制を図ることができるので好ましい。
【0044】
また、前述した実施形態においては、基材103a上に模様層103bを設けた被覆シート103を適用した表示装置100の場合について説明したが、本発明はこれに限らない。他の実施形態として、例えば、
図2に示すように、天然皮革や合成皮革等に円形状の光通過孔203dをアレイ状に形成した被覆シート203を適用した表示装置200とすることも可能である。
【0045】
このとき、被覆シート203は、厚さが50μm以上2000μm以下であると好ましい。また、光通過孔203dの面積割合が20%以上40%以下であると好ましい。言い換えると、隣り合う光通過孔203dの間隔(ピッチ)が200μm以上600μm以下であり、光通過孔203dの直径が100μm以上400μm以下であると好ましい。
【0046】
なお、天然皮革としては、牛革,豚革,馬革,羊革,山羊革等が挙げられ、合成皮革としては、ポリカーボネート樹脂,アクリル樹脂,アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン樹脂,ポリプロピレン樹脂,ポリエチレン樹脂等の合成樹脂を用いたものが挙げられる。
【0047】
また、前述した実施形態においては、光,振動,圧力,静電等を検知するセンサ等からなる信号送出器111を用いた表示制御装置110を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限らない。他の実施形態として、例えば、センサに代えてタイマをコントローラに設け、タイマに設定した規定時間ごとにコントローラが発光表示体制御回路113及び調光シート制御回路114へ信号を同期させるように連動して送出することにより、発光表示体101と調光シート104との作動開始及び作動停止の時期を揃えるようにすることも可能である。
【0048】
さらに、他の実施形態として、例えば、センサとタイマとを併用し、センサ等からなる信号送出器111からの信号に基づいて、コントローラが発光表示体制御回路113及び調光シート制御回路114へ信号を同期させるように連動させて送出することにより、発光表示体101と調光シート104との作動開始の時期を揃えるようにする一方、作動を開始してタイマに設定された規定時間を経過したときにコントローラが発光表示体制御回路113及び調光シート制御回路114へ信号を同期させるように連動させて送出することにより、発光表示体101と調光シート104との作動停止の時期を揃えるようにすることも可能である。
【産業上の利用可能性】
【0049】
本発明に係る表示装置は、意匠性を損なうことなく表示を鮮明に視認することができるので、産業上、極めて有益に利用することができる。
【符号の説明】
【0050】
100 表示装置
101 発光表示体
102 パネル
103 被覆シート
103a 基材
103b 模様層
103c 表面保護層
103d 空隙部
104 調光シート
105 色味調整シート
110 表示制御装置
111 信号送出器
112 コントローラ
113 発光表示体制御回路
114 調光シート制御回路
200 表示装置
203 被覆シート
203d 光通過孔