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  • 特許-立軸ポンプ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-08
(45)【発行日】2024-07-17
(54)【発明の名称】立軸ポンプ
(51)【国際特許分類】
   F04D 13/00 20060101AFI20240709BHJP
   F04D 29/046 20060101ALI20240709BHJP
【FI】
F04D13/00 D
F04D29/046 D
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2023120436
(22)【出願日】2023-07-25
(62)【分割の表示】P 2020024203の分割
【原出願日】2020-02-17
(65)【公開番号】P2023133424
(43)【公開日】2023-09-22
【審査請求日】2023-07-25
(73)【特許権者】
【識別番号】000151058
【氏名又は名称】株式会社電業社機械製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100120396
【弁理士】
【氏名又は名称】杉浦 秀幸
(72)【発明者】
【氏名】横山 卓也
(72)【発明者】
【氏名】稲木 喜良
(72)【発明者】
【氏名】浅見 幸男
(72)【発明者】
【氏名】田代 崇
【審査官】丹治 和幸
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-184773(JP,A)
【文献】特開2016-020648(JP,A)
【文献】特公昭34-001489(JP,B1)
【文献】実開平06-014486(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F04D 1/00-13/16、
17/00-19/02、
21/00-25/16、
29/00-35/00
F16C 33/00-33/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
下端に羽根車が取り付けられ回転駆動される主軸と、
軸受を介して前記主軸を回転可能に支持するケーシングとを備え、
前記羽根車が、前記主軸の下端部が上部に固定された円筒状のスリーブ部と、
前記スリーブ部の外周面に設けられた複数の羽根部と、
上部が前記スリーブ部内に下方から挿入されている固定軸と、
前記スリーブ部と前記固定軸との間に配された固定軸用軸受とを備え、
前記ケーシングが、前記固定軸の下部を支持する軸支持部を備え、
前記軸支持部による前記固定軸の支持を解除すると共に前記固定軸を下方に引き抜いて前記スリーブ部から取り外すことで前記固定軸用軸受を点検又は交換可能であり、
前記固定軸と前記主軸との間に、原水の一部が流入可能な空洞部が設けられていることを特徴とする立軸ポンプ。
【請求項2】
請求項1に記載の立軸ポンプにおいて、
前記固定軸が、前記スリーブ部より下方に露出した部分であって前記固定軸用軸受の直下に配されて半径方向外方に突出したゴミ避け部を備えていることを特徴とする立軸ポンプ。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の立軸ポンプにおいて、
前記スリーブ部が、前記主軸と前記固定軸用軸受との間で内外に貫通した貫通孔を有していることを特徴とする立軸ポンプ。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに一項に記載の立軸ポンプにおいて、
前記スリーブ部が、前記羽根部よりも下方に突出した部分を有し、
前記固定軸用軸受が、前記突出した部分の内側にも設けられていることを特徴とする立軸ポンプ。
【請求項5】
請求項1から4のいずれかに一項に記載の立軸ポンプにおいて、
前記固定軸又は前記スリーブ部の前記固定軸用軸受に対向した位置に、固定軸用スリーブが設けられていることを特徴とする立軸ポンプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水中軸受のメンテナンス性に優れた立軸ポンプに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に、河川などに接続される吸込水槽等の水を汲み上げる立軸ポンプでは、回転軸である主軸を水中軸受で回転可能に支持しているが、揚水管内に配置された水中軸受の点検や交換を行う場合、水中軸受が通常水中に没水しているため、ポンプ本体を引き上げて分解する必要があった。このため、水中軸受の点検や交換にかなりの費用や期間がかかってしまう問題があった。
【0003】
ポンプを据え付けた状態で水中軸受の点検や交換を可能にするため、従来、例えば特許文献1には、吐出曲管の上部に設けられた外軸受と羽根車の下方に設けられた水中軸受との間に回転軸を支持する中間軸受を配置せずに、回転軸を外軸受と水中軸受とで支持し、羽根車を収容したガイドケーシングに、羽根車の吐出側に配置された吐出ボウル内にガイドベーンを配置した立軸ポンプが記載されている。
この立軸ポンプでは、水槽部の内部をドライにした状態で、立軸ポンプの下部に作業員が入ることで、立軸ポンプを引き上げることなく羽根車の下方に位置する水中軸受の点検を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特許第4456579号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来の技術において、以下の課題が残されている。
すなわち、従来の特許文献1に記載の技術では、羽根車の下方で支持部材によって吸込ベルマウスに水中軸受を固定することで、立軸ポンプを引き上げなくでも水中軸受の点検を行うことができるが、回転する回転軸の振動が水中軸受及び支持部材を介して吸込ベルマウスに伝わり、吸込ベルマウスに振動を生じさせてしまう問題があった。
【0006】
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、ポンプ本体を引き上げることなく水中軸受の点検や交換を行うことができると共に振動を抑制可能な立軸ポンプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明に係る立軸ポンプは、下端に羽根車が取り付けられ回転駆動される主軸と、軸受を介して前記主軸を回転可能に支持するケーシングとを備え、前記羽根車が、前記主軸の下端部が上部に固定された円筒状のスリーブ部と、前記スリーブ部の外周面に設けられた複数の羽根部と、上部が前記スリーブ部内に下方から挿入されている固定軸と、前記スリーブ部と前記固定軸との間に配された固定軸用軸受とを備え、前記ケーシングが、前記固定軸の下部を支持する軸支持部を備え、前記軸支持部による前記固定軸の支持を解除すると共に前記固定軸を下方に引き抜いて前記スリーブ部から取り外すことで前記固定軸用軸受を点検又は交換可能であることを特徴とする。
【0008】
この立軸ポンプでは、羽根車が、主軸の下端部が上部に固定された円筒状のスリーブ部と、スリーブ部の外周面に設けられた複数の羽根部と、上部がスリーブ部内に下方から挿入されている固定軸と、スリーブ部と固定軸との間に配された固定軸用軸受とを備え、ケーシングが、固定軸の下部を支持する軸支持部を備え、軸支持部による固定軸の支持を解除すると共に固定軸を下方に引き抜いてスリーブ部から取り外すことで固定軸用軸受を点検又は交換可能であるので、ポンプ本体を引き上げることなく容易に水中軸受である固定軸用軸受を点検や交換することができる。また、回転体である羽根車の内部に固定軸用軸受が配されることにより、回転時の振動を抑制することができると共に、回転しない固定軸が軸支持部によってケーシングに固定されていることで、ケーシング(特に、吸込ベルマウス)に振動が伝わることを抑制可能である。
【0009】
第2の発明に係る立軸ポンプは、第1の発明において、前記固定軸が、前記スリーブ部より下方に露出した部分であって前記固定軸用軸受の直下に配されて半径方向外方に突出したゴミ避け部を備えていることを特徴とする。
すなわち、この立軸ポンプでは、固定軸が、スリーブ部より下方に露出した部分であって固定軸用軸受の直下に配されて半径方向外方に突出したゴミ避け部を備えているので、ゴミ避け部が障壁となって、水中に含まれる異物が固定軸用軸受内に流入することを防ぐことができる。特に、固定軸用軸受直下の固定軸にゴミ避け部が取り付けられることで、効率的に異物の流入を防ぐことが可能になる。
【0010】
第3の発明に係る立軸ポンプは、第1及び第2の発明において、前記スリーブ部が、前記主軸と前記固定軸用軸受との間で内外に貫通した貫通孔を有していることを特徴とする。
すなわち、この立軸ポンプでは、スリーブ部が、主軸と固定軸用軸受との間で内外に貫通した貫通孔を有しているので、スリーブ部の外側で吸い上げられる原水の一部が貫通孔を介して主軸と固定軸用軸受との間に流入し供給されることで、固定軸用軸受を冷却することができる。
【0011】
第4の発明に係る立軸ポンプは、第1から第3の発明のいずれかにおいて、前記スリーブ部が、前記羽根部よりも下方に突出した部分を有し、前記固定軸用軸受が、前記突出した部分の内側にも設けられていることを特徴とする。
すなわち、この立軸ポンプでは、スリーブ部が、羽根部よりも下方に突出した部分を有し、前記突出した部分の内側にも設けられているので、固定軸を少なくとも上下2箇所の固定軸用軸受による2点支持で安定して支持することができる。
【0012】
第5の発明に係る立軸ポンプは、第1から第4の発明のいずれかにおいて、前記固定軸又は前記スリーブ部の前記固定軸用軸受に対向した位置に、固定軸用スリーブが設けられていることを特徴とする。
すなわち、この立軸ポンプでは、固定軸又はスリーブ部の固定軸用軸受に対向した位置に、固定軸用スリーブが設けられているので、固定軸やスリーブ部よりも摺動性の高い材質の固定軸用スリーブを設けることで、より振動が少なく効率的な回転を得ることができると共に、固定軸用スリーブのみを交換して容易にメンテナンスを行うことが可能になる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明の立軸ポンプによれば、羽根車が、主軸の下端部が上部に固定された円筒状のスリーブ部と、スリーブ部の外周面に設けられた複数の羽根部と、上部がスリーブ部内に下方から挿入されている固定軸と、スリーブ部と固定軸との間に配された固定軸用軸受とを備え、ケーシングが、固定軸の下部を支持する軸支持部を備え、軸支持部による固定軸の支持を解除すると共に固定軸を下方に引き抜いてスリーブ部から取り外すことで固定軸用軸受を点検又は交換可能であるので、ポンプ本体を引き上げることなく容易に水中軸受である固定軸用軸受を点検や交換することができると共に、ケーシング(特に、吸込ベルマウス)に振動が伝わることを抑制可能である。
したがって、本発明の立軸ポンプでは、水中軸受の点検及び交換が容易であり、作業における手間の削減や時間の短縮を大幅に実現することができると共に、稼働時の振動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明に係る立軸ポンプの第1実施形態を示す要部の断面図である。
図2】第1実施形態において、立軸ポンプを示す断面図である。
図3】本発明に係る立軸ポンプの第2実施形態を示す要部の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明における立軸ポンプの第1実施形態を、図1及び図2に基づいて説明する。
【0016】
本実施形態における立軸ポンプ1は、例えば河川の排水ポンプであり、図1及び図2に示すように、下端に羽根車2が取り付けられ回転駆動される主軸3と、軸受4を介して主軸3を回転可能に支持するケーシング5とを備えている。
上記羽根車2は、主軸3の下端部が上部に固定された円筒状のスリーブ部6と、スリーブ部6の外周面に設けられた複数の羽根部7と、上部がスリーブ部6内に下方から挿入されている固定軸8と、スリーブ部6と固定軸8との間に配された固定軸用軸受9とを備えている。
【0017】
上記ケーシング5は、固定軸8の下部を支持する軸支持部5aを備えている。
上記固定軸8は、スリーブ部6より下方に露出した部分であって固定軸用軸受9の直下に配されて半径方向外方に突出したゴミ避け部10を備えている。
また、本実施形態の立軸ポンプ1では、固定軸8又はスリーブ部6の固定軸用軸受9に対向した位置に、固定軸用スリーブ8aが設けられている。
なお、本実施形態では、固定軸8の上部外周に固定軸用スリーブ8aが取り付けられている。この固定軸用スリーブ8aは、固定軸8よりも摺動性の高い材質で形成されている。
【0018】
上記ゴミ避け部10は、固定軸8の外周面上に、固定軸用軸受9の直下を覆うようにして円環状に設けられ、例えばステンレス等の耐蝕性の高い金属等で形成されている。
また、スリーブ部6は、主軸3と固定軸用軸受9との間で内外に貫通した貫通孔6aを有している。
【0019】
上記スリーブ部6と主軸3の下部とは、図示しないキーにより互いに固定されている。すなわち、主軸3の回転に伴って主軸3に固定されたスリーブ部6及び羽根部7が回転する。
上記固定軸用軸受9は、スリーブ部6側に取り付けられているが、固定軸8側に固定しても構わない。この場合、固定軸用スリーブ8aは、スリーブ部6側に取り付ける。
【0020】
上記軸支持部5aは、ケーシング5の下端の吸込ベルマウス5bから半径方向内方に向けて延在した複数の板状部材であり、これらの端部に固定軸8が取り外し可能に固定されている。
上記貫通孔6aは、スリーブ部6の外周面に複数設けられており、固定軸8上には、貫通孔6aから流入した原水を貯留するバランスホールである空洞部6bが設けられ、空洞部6bが貫通孔6aに接続されている。すなわち、貫通孔6a及び空洞部6bを介して固定軸用軸受9に原水を供給可能とされている。
【0021】
本実施形態の立軸ポンプ1は、羽根車2から吐出される流れが主軸3の中心線を軸とする円錐面内にある斜流ポンプである。
ケーシング5は、下端に水の吸込口である吸込ベルマウス5bを有する筒状であり、上部側に吐出管11が接続されている。
【0022】
本実施形態の立軸ポンプ1は、吸込水槽の上部のポンプ設置床(据付床)13の据付孔13aにポンプベース(ベースプレート)を含む吊下げ管14が配設固定され、吊下げ管14にケーシング5が固定されて吊り下げ設置されている。また、吊下げ管14の上には、吐出管11(吐出しエルボ)が配設固定されて接続されている。
また、ケーシング5の下部に設けられた吸込ベルマウス5bは、吸込水槽の水面下に水没させられる。
上記ケーシング5は、複数の筒状体が軸線方向に連結されて構成されている。
【0023】
主軸3は、吐出管11の外壁を貫通して上方外部に突出し、その上端部がスペース軸継手15を介して減速装置(図示略)又はモータ(図示略)に連結されている。
主軸3の上部は、吐出管11の外壁を貫通して突出する貫通部分16には、軸封装置17が設けられ、その少し上方位置に上部の軸受4が設けられて主軸3の上部が支持されている。
【0024】
このように本実施形態の立軸ポンプ1では、羽根車2が、主軸3の下端部が上部に固定された円筒状のスリーブ部6と、スリーブ部6の外周面に設けられた複数の羽根部7と、上部がスリーブ部6内に下方から挿入されている固定軸8と、スリーブ部6と固定軸8との間に配された固定軸用軸受9とを備え、ケーシング5が、固定軸8の下部を支持する軸支持部5aを備えており、軸支持部5aによる固定軸8の支持を解除すると共に固定軸8を下方に引き抜いてスリーブ部6から取り外すことで、ポンプ本体を引き上げることなく容易に水中軸受である固定軸用軸受9を点検や交換することができる。
【0025】
また、回転体である羽根車2の内部に固定軸用軸受9が配されることにより、回転時の振動を抑制することができると共に、回転しない固定軸8が軸支持部5aによってケーシング5に固定されていることで、ケーシング5(特に、吸込ベルマウス5b)に振動が伝わることを抑制可能である。
【0026】
また、固定軸8が、スリーブ部6より下方に露出した部分であって固定軸用軸受9の直下に配されて半径方向外方に突出したゴミ避け部10を備えているので、ゴミ避け部10が障壁となって、水中に含まれる異物が固定軸用軸受9内に流入することを防ぐことができる。特に、固定軸用軸受9直下の固定軸8にゴミ避け部10が取り付けられることで、効率的に異物の流入を防ぐことが可能になる。
【0027】
さらに、スリーブ部6が、主軸3と固定軸用軸受9との間で内外に貫通した貫通孔6aを有しているので、スリーブ部6の外側で吸い上げられる原水の一部が貫通孔6aを介して主軸3と固定軸用軸受9との間に流入し供給されることで、固定軸用軸受9を冷却することができる。
【0028】
また、固定軸8又はスリーブ部6の固定軸用軸受9に対向した位置に、固定軸用スリーブ8aが設けられているので、固定軸8やスリーブ部6よりも摺動性の高い材質の固定軸用スリーブ8aを設けることで、より振動が少なく効率的な回転を得ることができると共に、固定軸用スリーブ8aのみを交換して容易にメンテナンスを行うことが可能になる。
【0029】
次に、本発明に係る立軸ポンプの第2実施形態について、図3を参照して以下に説明する。なお、以下の実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0030】
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、スリーブ部6内に1つの固定軸用軸受9が配されているのに対し、第2実施形態の立軸ポンプ21では、図3に示すように、羽根車22のスリーブ部26が、羽根部7よりも下方に突出した部分26cを有し、固定軸用軸受9aが、突出した部分26cの内側にも設けられている点である。
【0031】
すなわち、第2実施形態では、スリーブ部26が第1実施形態のスリーブ部6よりも下方に長く延び、上部に配された固定軸用軸受9とは別に下部にも固定軸用軸受9aが固定軸8との間に配されている。
したがって、第2実施形態では、スリーブ26と共に羽根部7が2つの固定軸用軸受9,9aによって回転可能に固定軸8に支持されている。
【0032】
このように第2実施形態の立軸ポンプ21では、スリーブ部26が、羽根部7よりも下方に突出した部分26cを有し、突出した部分26cの内側にも設けられているので、固定軸8を少なくとも上下2箇所の固定軸用軸受9,9aによる2点支持で安定して支持することができる。
【0033】
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
【符号の説明】
【0034】
1,21…立軸ポンプ、2…羽根車、3…主軸、4…軸受、5…ケーシング、5a…軸支持部、6,26…スリーブ部、7…羽根部、8…固定軸、8a…固定軸用スリーブ、9,9a…固定軸用軸受、10…ゴミ避け部、26c…スリーブ部の突出した部分
図1
図2
図3