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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-10
(45)【発行日】2024-07-19
(54)【発明の名称】光源部
(51)【国際特許分類】
   F21S 8/08 20060101AFI20240711BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20240711BHJP
【FI】
F21S8/08 200
F21S8/08 110
F21Y115:10
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2023109716
(22)【出願日】2023-07-04
(62)【分割の表示】P 2019208820の分割
【原出願日】2019-11-19
(65)【公開番号】P2023118831
(43)【公開日】2023-08-25
【審査請求日】2023-07-04
(73)【特許権者】
【識別番号】507151526
【氏名又は名称】株式会社GSユアサ
(73)【特許権者】
【識別番号】591043581
【氏名又は名称】東京都
(74)【代理人】
【識別番号】100206829
【弁理士】
【氏名又は名称】相田 悟
(74)【代理人】
【識別番号】100127513
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 悟
(74)【代理人】
【識別番号】100199691
【弁理士】
【氏名又は名称】吉水 純子
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 俊祐
(72)【発明者】
【氏名】清水 政宏
(72)【発明者】
【氏名】田中 貴之
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 恵一
(72)【発明者】
【氏名】久保 一哉
【審査官】山崎 晶
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-123601(JP,A)
【文献】特開2008-277158(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 8/08
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光素子が搭載された発光素子基板、及び
前記発光素子基板上の前記発光素子が搭載されていない箇所、又は前記発光素子基板が取り付けられた部材における、該発光素子基板が取り付けられた面の複数箇所に設けられた、該発光素子の高さを超えて光照射方向に突出すると共に、各々独立して突出高さを調節可能な複数の突出部
を備え、
前記複数の突出部を介して、前記発光素子から照射される光を透過する透光性を有する照射カバーを備える本体部内に、前記発光素子基板が前記照射カバーに対向し、前記発光素子基板の前記照射カバーに対する角度に加えて、前記発光素子基板の前記照射カバーに対する距離を独立して調整可能に設置される
光源部。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光源部に関する。
【背景技術】
【0002】
道路灯は、路面(水平面)に対する設置角度によって照射範囲が変動するため、設置される道路の幅及び車線数等に応じて最適な照射範囲となるように、角度を調節して取り付けられている。
【0003】
近年、道路灯は、その光源として、高圧水銀灯やメタルハライドランプに代えて、消費電力が少なく長寿命である発光ダイオード(LED)等の発光素子が用いられるようになっている。
【0004】
LEDを光源とする道路灯において、設置角度を調節する手段としては、路面に設置された電柱等のポールに道路灯を取り付けるためのアームに形成された湾曲部(特許文献1)、及び支柱の上端に筒状部分を被せて器具本体を設置するアダプタに形成された、前記筒状部分の外周面から放射状に設けられ、該筒状部分の中心軸に直交する面に対してわずかに傾斜し、器具本体が当接する板状体であるフランジ部分(特許文献2)等が知られている。
【0005】
また、光源部の照射方向を可変とした、街路などを照明するLED照明器具として、特許文献3には、光源部が取り付けられた取付板がヒンジを介して固定板に揺動可能に支持され、この固定板が放熱板に一体固定され、前記取付板と前記放熱板との間が可撓性の熱伝導部材を介して連結されているLED照明器具が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2011-34856号公報
【文献】特開2017-45527号公報
【文献】特開2010-9765号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載のように、アームの湾曲部によって道路灯の設置角度を調節する場合、湾曲度合いが異なる複数のアームを準備する必要があるため経済的でない。また、道路灯の設置にあたり、試行錯誤によって最適照射範囲を得ようとする場合、アーム交換と光量測定とを繰り返す必要があるため設置の手間もかかる。
【0008】
特許文献2に記載のアダプタを使用した場合、アダプタを180°反転させることで異なる2つの設置角度を実現できるが、設置角度の自由度は依然として低い。
【0009】
また、道路灯は、平坦な直線道路のみならず、坂道やカーブに設置されることもある。この場合、最適な照射範囲とするために、道路の幅方向(横断方向)と長さ方向(延伸方向)のような、複数方向に角度調節が必要となることがある。
【0010】
特許文献3に記載のLED照明器具においては、光照射角度を変えられるのはヒンジを回転軸とする一方向のみであるため、坂道やカーブにおいて最適な照射範囲が得られない虞がある。
【0011】
本発明は、上記問題を解決するために為されたものであり、道路の形状によらず照射範囲を最適化できる道路灯を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の一態様は、発光素子が搭載された発光素子基板を備える光源部と、前記光源部を覆って設置され、下部に開口を有するケース、及び該ケースの開口を覆うと共に前記発光素子基板に対向して設置され、前記発光素子からの照射光を透過する照射カバー、を備える本体部と、を備えた道路灯であって、前記光源部は、前記発光素子周縁の複数箇所に設けられた、該発光素子の高さを超えて光照射方向に突出すると共に、各々独立して突出高さを調節可能な複数の突出部を介して、前記本体部内に設置された、道路灯、である。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、道路の形状によらず照射範囲を最適化できる道路灯が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の一態様に係る道路灯の主要部を示す模式図
図2】本発明の一態様に係る道路灯の外観を示す模式図
図3】本発明の一態様に係る道路灯における光源部の設置態様を示す模式図
図4】本発明の一態様に係る道路灯の好ましい構造を示す模式図
図5】本発明の一態様に係る道路灯の好ましい構造による、光源部の相対的な位置及び角度の調節態様を示す模式図
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の構成及び作用効果について、技術的思想を交えて説明する。但し、作用機構については推定を含んでおり、その正否は、本発明を制限するものではない。また、以下の実施形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
【0016】
[道路灯の基本構造]
本実施形態に係る道路灯は、図1に模式的に示すように、発光素子21及びこれを搭載した発光素子基板22を備えた光源部2と、発光素子基板22の背面、すなわち発光素子21が搭載された面と反対側の面、に設置された放熱機構3と、発光素子21周縁の複数箇所に設けられた、発光素子21の光照射方向に発光素子21の高さを超えて突出すると共に、各々独立して突出高さを調節可能な複数の突出部5とを備える。
【0017】
光源部2を構成する発光素子21としては、発光ダイオード(LED)が好適である。
発光素子の出力及び発光色は特に限定されず、道路灯の設置場所及び設置目的に応じて適宜選択すれば良い。
【0018】
発光素子21を搭載する発光素子基板22としては、従来から発光素子を光源とする道路灯に使用されているプリント配線基板等を使用することができる。
【0019】
光源部2には、発光素子基板22に対して、発光素子21が配置された面と反対側の面に、放熱機構3が取り付けられる。放熱機構3は、発光素子21の発光に伴って発生する熱を外部に放出するように作用する。
放熱機構3の形状は、特に限定されないが、外気との接触面積を増加して高い放熱性を得る点で、フィン形状とすることが好ましい。放熱機構3の材質は、強度、熱伝導性及び化学的安定性に優れていれば限定されないが、金属、特に銅、アルミニウム若しくはこれらの合金、又はステンレスであることが好ましく、さらに軽量である点でアルミニウム又はその合金であることがより好ましい。
【0020】
突出部5は、発光素子21周縁の複数箇所に設けられる。発光素子21の周縁としては、発光素子基板22上の発光素子21が搭載されていない箇所、及び発光素子基板22が取り付けられた部材(例えば、放熱機構3)における、発光素子基板22が取り付けられた面等が例示される。突出部5は、発光素子21周縁の同一直線上にない複数箇所、すなわち少なくとも3箇所に設置されることが好ましい。突出部5をこのように設置することで、後述するように、発光素子基板22の照射カバー12に対する角度に加えて、発光素子基板22の照射カバー12に対する距離も、独立して調節可能となる。また、突出部5は2箇所であっても良い。この場合には、突出部5の突出高さを調節することで、発光素子基板22の照射カバー12に対する角度が複数方向に調節可能となる。
突出部5は、発光素子21の光照射方向に、該発光素子21の高さを超えて突出する。このため、後述するように突出部5を介して光源部2を本体部1内に設置した際に、発光素子21が照射カバー12に接触することを防止できる。
さらに個々の突出部5は、発光素子21の周縁に設置された状態で、その突出高さを調節可能に構成されている。突出高さを調節する手段としては、調節によって決定された突出高さを道路灯の供用中に保持できるものであれば特に限定されず、ネジ、板バネ及び可動支柱等の可動部を有する手段、並びに1つの突出部5を複数の部材を積層して構成し、該部材の積層数を変更する手段等が例示される。
突出部5の材質は、光源部2の重量を支えることができ、かつ道路灯の供用中に本体部内で位置ずれを起こさなければ特に限定されず、樹脂、金属の他、ポリプロピレンゴム、シリコンゴム等のゴムが例示される。なお、照射カバー12に対する位置ずれ防止手段として、両面テープや接着剤等による固定を採用しても良い。
【0021】
本実施形態に係る道路灯は、光源部2が本体部1に取り付けられてなる(図2参照)。本体部1は、光源部2を覆って設置され、下部に開口を有するケース11と、該ケース11の開口を覆うと共に発光素子基板22に対向して設置され、発光素子21からの照射光を透過する照射カバー12とを備える。
【0022】
ケース11は、耐候性及び防水性に優れる材料で構成される。使用可能な材料の一例としては、アルミニウム又はその合金等の軽金属ダイキャスト及びASA(Acrylonitrile Styrene Acrylate)樹脂等が挙げられる。また、ケース11の形状及び構造は特に限定されず、外気を取り入れるための吸気口及び内部の熱を気体と共に排出する排気口、又は発光素子から照射される光を反射する反射板等を設けても良い。
【0023】
照射カバー12には、発光素子から照射される光を透過する透光性を有すると共に、耐候性に優れる材料が使用される。また、後述するように、照射カバー12上に突出部5を載せることで光源部2を本体部1に設置する場合には、照射カバー12に機械的強度の高い材料を使用することが好ましい。使用可能な材料の一例としては、ガラス、ポリカーボネート樹脂及びアクリル樹脂等が挙げられる。
【0024】
光源部2は、光源接続部4によって本体部1と電気的に接続される。光源接続部4は、本体部1と光源部2とを電気的に接続した状態で、後述するように、発光素子基板22の照射カバー12に対する角度及び/又は距離を調節可能であれば、その形状、構造、材質等は限定されず、ケーブル、フレキシブルプリント基板、口金等が使用できる。
本実施形態においては、光源接続部4と複数の突出部5とによって光源部2を本体部1内に位置決めすることができるため、上述の通り、突出部5を2箇所とすることもできる。
【0025】
光源部2は、図3に模式的に示すように、突出部5を介して本体部内に設置される。突出部5は、図示されるように照射カバー12上に配置されても良く、またケース下部の開口周縁に配置されても良い。
突出部5は、上述の通り、発光素子21の光照射方向に、該発光素子21の高さを超えて突出するよう構成されているため、発光素子21が照射カバー12に接触することを防止できる。
また、光源部2を設置する際には、個々の突出部5の突出高さを調節することによって、発光素子基板22の照射カバー12に対する角度を複数方向に調節できる。これは、発光素子基板12を含む面と照射カバー22を含む面とが、互いに平行でない複数の交線を形成できるという意味である。本実施形態においては、2箇所に設けられた突出部5によって、図3(a)に示す、道路の幅方向(横断方向)の角度調節による道路の長さ方向(延伸方向)に延びる交線、及び図3(b)に示す、道路の長さ方向(延伸方向)の角度調節による道路の幅方向(横断方向)に延びる交線、を形成することができる。なお、各図において、交線はいずれも紙面に垂直方向に延びている。発光素子基板22の照射カバー12に対する角度を複数方向に調節できるため、道路の形状によらず最適な照射範囲を得ることができる。
【0026】
また、LEDを光源とする道路灯に関しては、特許文献1に、「発光ユニット29の発光ダイオード40と筒状カバー12の投光部20との間の距離は、投光部20からの出射光がグレアを生じない程度及び光源である発光ダイオード40のぶつぶつ間が生じない程度の距離を保つことが望ましい」(段落[0040])との記載があるように、発光部とカバーとの間の距離を、出射光がグレアを生じず、かつ個々の素子からの発光が区別できない範囲に保つことも求められる場合がある。
【0027】
本実施形態において、突出部5が同一直線上にない複数箇所に設けられている場合には、発光素子基板22の照射カバー12に対する角度及び距離を、各々独立して調節することができる。このため、発光素子基板22の照射カバー12に対する角度を最適な照射範囲が得られる値に保ったまま、発光素子基板22の照射カバー12に対する距離を調節して、グレア及びムラのない出射光を得ることができる。
【0028】
[道路灯の好ましい構造]
本実施形態においては、光源接続部4を図4に示すように構成してもよい。この場合、光源接続部4は、本体部1と光源部2とを電気的に接続する口金41と、該口金41が一端に冠着されると共に、該一端から前記光源部側へと延びるように構成された、筒形状の口金受体42とを備える。そして、口金受体42には、口金41が冠着されていない箇所に、光源部2を取り付ける取付部材43が固定される。他方、光源部2には、スペーサ44が設置され、これにより、該光源部2が、口金受体42との間隔を空けた状態で取付部材43に取り付けられる。その際、前記スペーサ44は、それ自体又は取付部材43に設けられた、発光素子21の光照射方向に延びる長孔45、及び該長孔45に挿通された連結ピン46によって、取付部材43に対して相対的な位置及び角度を調節可能に固定される。
【0029】
口金41は、本体部1のソケットに接続することで、光源部2ないしはこれを構成する発光素子基板22を、本体部1に対して電気的に接続する。その種類は特に限定されず、一般にE型口金と呼ばれているねじ込み式の口金や、差し込み式の口金等を使用できる。
【0030】
口金受体42は、筒形状を有する電気絶縁体で構成され、一端に口金41が冠着される。口金受体42は、電気的絶縁性と共に、光源部2の重量を支持できる強度を有する材料で構成される。使用可能な材料の一例としては、ポリカーボネート樹脂等の樹脂材料や、アルミナ焼結体等のセラミックス材料が挙げられる。口金受体42の中空内部には、光源部2の発光を制御する回路基板を収容してもよい。
【0031】
取付部材43は、口金受体42の、口金41が冠着されていない箇所に固定され、後述するスペーサ44を介して光源部2が取り付けられる部材である。取付部材43は、光源部2の重量を支持できる強度を有する材料で構成される。使用可能な材料の一例としては、アルミニウム又はその合金や、ステンレス等が挙げられる。
【0032】
スペーサ44は、光源部2に設置された部材で、該光源部2を、口金受体42との間隔を空けた状態で、取付部材43に接続する部材である。光源部2と口金受体42との間隔を空けることで、後述する取付部材43とスペーサ44との接続構造と相俟って、口金受体42の軸に対して光源部2(発光素子基板22)がなす角度の調節を簡単に行うことができる。スペーサ44は、光源部2の重量を支持できる強度を有する材料で構成される。使用可能な材料の一例としては、アルミニウム又はその合金や、ステンレス等が挙げられる。
【0033】
スペーサ44は、発光素子21の光照射方向に延びる長孔45を有し、該長孔45に挿通された連結ピン46によって、取付部材43に対して相対的な位置及び角度を調節可能に固定される。長孔45が延びる方向は、発光素子21から照射される光の進行方向のいずれかであれば良く、発光素子基板22に対して垂直な方向には限定されない。長孔45を前述のように設けることで、スペーサ44が設置された光源部2全体を、発光素子基板22に垂直な方向に移動することが可能となる。なお、本実施形態では、長孔45がスペーサ44に設けられているが、該長孔45は、取付部材43に設けられても良い。
【0034】
長孔45に挿通される連結ピン46は、取付部材43に対するスペーサ44の相対的な位置及び角度を固定した固定状態と、該相対的な位置及び角度を変更可能とした開放状態とを変更可能に構成される。開放状態においては、スペーサ44が取付部材43に対して、長孔45が延びる方向に相対移動することにより、また連結ピン46を軸として相対回転することにより、取付部材43に対する相対的な位置及び角度を変更できる。固定状態と開放状態とを変更可能な連結ピン46の構造としては、特に限定されないが、ボルト及びナット等のねじを有する構造が、容易に入手でき、また安価である点で好ましい。連結ピン46は、取付部材43及びスペーサ44とは別部材とされても良く、取付部材43又はスペーサ44のいずれかと一体に形成されても良い。
【0035】
光源接続部4のうち、口金41、口金受体42及び取付部材43は、本体部1に対して相対的な位置及び角度が固定される。他方、スペーサ44は、本体部1に取付け後も、連結ピン46を開放状態とした場合には、長孔45が延びる方向への移動、及び連結ピン46を軸とした回転が可能となる。すなわち、スペーサ44及びこれが設置された光源部2は、本体部1に対して、相対的な位置及び角度が変更可能となっている。光源部2の長孔45が延びる方向への移動は、図5(a)に示すように、発光素子基板22と照射カバー12との距離の変更を可能とする。また、光源部2の連結ピン46を軸とした回転は、図5(b)に示すように、発光素子基板22と照射カバー12とのなす角度の変更を可能とする。このため、上述した突出部5の突出高さの調節に前記移動及び回転が加わることで、光源部の位置及び角度をより精密に調節可能となり、照射範囲を最適化しつつグレア及びムラのない出射光を得ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明によれば、道路の形状によらず照射範囲を最適化できる道路灯が提供される。また、本発明の好ましい形態によれば、照射範囲を最適化しつつ、グレア及びムラのない出射光が得られる道路灯が提供される。したがって、本発明に係る道路灯は、設置場所を選ばず、汎用性が高い点で有用である。
【符号の説明】
【0037】
1 本体部
11 ケース
12 照射カバー
2 光源部
21 発光素子
22 発光素子基板
3 放熱機構
4 光源接続部
41 口金
42 口金受体
43 取付部材
44 スペーサ
45 長孔
46 連結ピン
5 突出部
図1
図2
図3
図4
図5