(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-10
(45)【発行日】2024-07-19
(54)【発明の名称】目地無しで接続可能なコンクリートブロック
(51)【国際特許分類】
E04B 2/02 20060101AFI20240711BHJP
E04B 2/18 20060101ALI20240711BHJP
【FI】
E04B2/02 116
E04B2/02 111
E04B2/18
(21)【出願番号】P 2024038640
(22)【出願日】2024-03-13
【審査請求日】2024-03-13
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】505339841
【氏名又は名称】梶田 壽義
(72)【発明者】
【氏名】梶田 壽義
【審査官】土屋 保光
(56)【参考文献】
【文献】特公平01-061124(JP,B2)
【文献】特公平04-069696(JP,B2)
【文献】実公昭60-042102(JP,Y2)
【文献】米国特許出願公開第2016/0090705(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第102635191(CN,A)
【文献】中国実用新案第210685069(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 2/00 - 2/54
E04C 1/00 - 1/42
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
長さ300mm~500mmのコンクリートブロックで
、形状を厚み:幅:長さの寸法比
を2:4:8とし、長さ方向中心線上の両端に厚み:幅:長さの寸法比が2の立方体の
空間を設けコの字型の空間を配置した形状とし、長さ方向中心線上の中央に厚み:幅:長さの
寸法比が2の立方体の空間を設けロの字型の空間を配置した形状とし、前記コンクリートブロックを
互いの両端のコの字型の内側、中央のロの字型の内側に差し込む事が出来る様に外周をマイナス公差の
寸法で特定の配合のモルタルを使用し滑らかな表面にした事を
特徴とする目地無しで接続可能なコンクリートブロック。
【請求項2】
請求項1
記載のコンクリートブロックに
おいて、前記コンクリートブロックの両端のコの字型又は中央の
ロの字型の空間に他の2個コンクリートブロックの両端のコの字型のそれぞれ一方の凸部を差し込む事に
よりコンクリートブロックが目地無しで固定できる事を特徴とする
目地無しで接続可能なコンクリートブロック。
【請求項3】
請求項1
又は2記載のコンクリートブロックにおいて、目地なしのため乾燥時間が必要なく
工事時間、期間が短縮出来る事を特徴とする目地無しで接続可能なコンクリートブロック。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は目地無しで接続可能なコンクリートブロックに関するものである。
【背景技術】
【0002】
目地無しで接続可能なコンクリートブロックとしての一案。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2024ー008456号公報
【文献】特開2024―007833号公報
【文献】特開2023―157360号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
コンクリートブロックを使用する時、目地を入れなければ接続出来ない事、
目地を入れた場合の乾燥の為の待ち時間に課題を感じた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
長さ300mm~500mmのコンクリートブロックで、形状を厚み:幅:長さの寸法比
を2:4:8とし、長さ方向中心線上の両端に厚み:幅:長さの寸法比が2の立方体の
空間を設けコの字型の空間を配置した形状とし、長さ方向中心線上の中央に厚み:幅:長さの
寸法比が2の立方体の空間を設けロの字型の空間を配置した形状とし、前記コンクリートブロックを
互いの両端のコの字型の内側、中央のロの字型の内側に差し込む事が出来る様に外周をマイナス公差の
寸法で特定の配合のモルタルを使用し滑らかな表面にした。
請求項1記載のコンクリートブロックにおいて、前記コンクリートブロックの両端のコの字型又は中央の
ロの字型の空間に他の2個コンクリートブロックの両端のコの字型のそれぞれ一方の凸部を差し込む事に
よりコンクリートブロックが目地無しで固定できるようにした。
請求項1又は2記載のコンクリートブロックにおいて、目地なしのため乾燥時間が必要なく
工事時間、期間が短縮出来る。
【発明の効果】
【0006】
目地で接続するという作業が無くなることによりコンクリートブロックを使用しての
簡単なフェンス、仕切り、土台作りの作業が簡単になりコストも工期も改善され
誰でも簡単に使用出来る様になった。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】
図1は目地無しで接続可能なコンクリートブロックを使用して上方向、横方向、奥行き方向に接続をした時の斜視図
【
図2】
図2は目地無しで接続可能なコンクリートブロックの形状の斜視図
【
図3】
図3は目地無しで接続可能なコンクリートブロックの基本的な接続図
【発明を実施するための形態】
【0008】
【0009】
図1は目地無しで接続可能なコンクリートブロックを使用して上方向、横方向、
奥行き方向に接続をした時の斜視図である。
【0010】
図2は目地無しで接続可能なコンクリートブロックの形状示す斜視図である。
【0011】
図3は目地無しで接続可能なコンクリートブロックの基本的な接続を示す斜視図である。
【実施例】
【0012】
【産業上の利用可能性】
【0013】
簡単なフェンス、仕切り、土台作りの作業が簡単になりコストも工期も改善され
誰でも簡単に使用出来る様になる。
DIY用の建築資材として製造、販売。
【符号の説明】
【0014】
1 目地無しで接続可能なコンクリートブロックを立てた状態の図
2 目地無しで接続可能なコンクリートブロックを横方向に置いた状態の図
3 目地無しで接続可能なコンクリートブロックを奥行き方向に置いた状態の図
4 地面
5 目地無しで接続可能なコンクリートブロックの両端のコの字型部、ロの字型部で
固定接続された部位の箇所
【要約】
【課題】
コンクリートブロックを使用する時、目地を入れなければ接続出来ない事、
目地を入れた場合の乾燥の為の待ち時間に課題を感じた。
【解決手段】
形状を厚み:幅:長さの寸法比を2:4:8で中心線上の両端に高さ:幅:長さの
寸法比が2の立方体の空間を設けコの字型に中央に高さ:幅:長さの寸法比が
2の立方体の空間を設けロの字型の空間を配置した形状で互いの両端のコの字型の
内側、中央のロの字型の内側に差し込む事が出来る様に外周をマイナス公差の形状で
特定の配合のモルタルを使用し滑らかな表面にした。
【選択図】
図3