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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-11
(45)【発行日】2024-07-22
(54)【発明の名称】運動器具の制御
(51)【国際特許分類】
   A63B 69/00 20060101AFI20240712BHJP
   A63B 22/02 20060101ALI20240712BHJP
   A63B 22/06 20060101ALI20240712BHJP
【FI】
A63B69/00 A
A63B22/02
A63B22/06 G
【請求項の数】 18
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2020119118
(22)【出願日】2020-07-10
(65)【公開番号】P2021013746
(43)【公開日】2021-02-12
【審査請求日】2023-07-10
(31)【優先権主張番号】16/510,619
(32)【優先日】2019-07-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】518239488
【氏名又は名称】ペロトン インタラクティブ インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ジョセフ イントナート
(72)【発明者】
【氏名】ベティーナ エヴァンカ
【審査官】井上 香緒梨
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-199318(JP,A)
【文献】特開2016-163684(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2019/0111318(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B69/00-69/40
A63B71/00-71/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の運動器具とは別個の運動器具において、運動クラスを実行するインストラクターのオーディオコンテンツとビデオコンテンツをキャプチャするステップと、
前記オーディオコンテンツに含まれるパフォーマンスコマンドを識別するステップであって、前記パフォーマンスコマンドは、前記運動クラス中に前記インストラクターによって発声される、ステップと、
前記パフォーマンスコマンドに関連付けられた第1のタイムスタンプを識別するステップと、
前記パフォーマンスコマンドに対応する実行可能制御を生成するステップと、
前記運動器具で前記運動クラスを行うインストラクターの前記オーディオコンテンツおよび前記ビデオコンテンツ、ならびに前記実行可能制御を備える第1のビデオファイルを生成するステップであって、複数の運動器具のうちの1つの運動器具による前記第1のビデオファイルの再生は、前記第1のタイムスタンプに対応する前記第1のビデオファイルの一部の、前記運動器具のユーザインターフェースに前記実行可能制御を表示させる、ステップと、
ネットワークを介して前記複数の運動器具に前記第1のビデオファイルを提供するステップと、
前記複数の運動器具からユーザデータを受信するステップであって、前記ユーザデータは、共通のパフォーマンスメトリックに関連付けられたそれぞれの設定を含み、前記それぞれの設定は、前記第1のビデオファイルの特定の部分の再生中に前記複数の運動器具で使用される、ステップと、
前記第1のビデオファイルの前記特定の部分に関連付けられた第2のタイムスタンプを識別するステップと、
前記共通のパフォーマンスメトリックに対応する第2の実行可能制御を生成するステップと、
前記コンテンツおよび前記第2の実行可能制御を備える第2のビデオファイルを生成するステップであって、前記第2のビデオファイルの再生は、前記第2のタイムスタンプに対応する前記第2のビデオファイルの一部に前記第2の実行可能制御を表示させる、ステップと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記実行可能制御は、前記運動器具のプロセッサによって実行可能であり、前記運動器具のユーザから前記実行可能制御を介して受信した入力に応答して、前記運動器具の操作パラメータを変更する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記操作パラメータは、
前記運動器具のデッキに関連付けられているベルトの速度、
前記ベルトの抵抗、および
前記デッキの傾斜、
のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のビデオファイルを生成するステップは、前記第1のタイムスタンプに対応する前記第1のビデオファイルの前記一部に前記実行可能制御をリンクするステップを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記オーディオコンテンツの自然言語処理を介して前記パフォーマンスコマンドを識別するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のビデオファイルの前記特定の部分の再生中に、前記複数の運動器具のユーザから受信したそれぞれの入力に少なくとも部分的に基づいて、前記共通のパフォーマンスメトリックは前記複数の運動器具で使用される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記共通のパフォーマンスメトリックは、
ベルトの速度、
デッキの傾斜、
抵抗、
パワーゾーン、
ストライドタイプ、
座席の位置、および
ペダルケイデンス、
のうちの1つを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記複数の運動器具から受信された前記ユーザデータの第1の量が、ユーザデータの第1の最小量よりも多いことを決定するステップと、
前記ユーザデータの前記第1の量が前記第1の最小量よりも大きいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて前記第2の実行可能制御を生成するステップと、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記複数の運動器具から受信された、前記共通のパフォーマンスメトリックを示す前記ユーザデータの第2の量が、前記ユーザデータの第2の最小量よりも大きいことを決定するステップと、
前記ユーザデータの前記第2の量が前記第2の最小量よりも大きいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて前記第2の実行可能制御を生成するステップと、
をさらに備える、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第2のビデオファイルを生成するステップは、前記第2のタイムスタンプに対応する前記第2のビデオファイルの前記一部に前記第2の実行可能制御をリンクするステップを備え、および前記複数の運動器具は第1の複数の運動器具を備え、前記方法は、前記第1の複数の運動器具とは別の第2の複数の運動器具に前記第2のビデオファイルを提供するステップを、前記方法はさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記運動器具の表示を介した前記第2のビデオファイルの再生中に、前記第2の実行可能制御を介して受信された入力に応答して、前記第2の複数の運動器具の、運動器具のパラメータを変更するように前記第2の実行可能制御は動作可能である、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記複数の運動器具が第1のトレッドミルを含み、前記運動クラスが、前記複数の運動器具とは別個の第2のトレッドミルで少なくとも部分的にインストラクターによって実行されるランニングクラスを備え、
並びに、前記ユーザデータが、
前記第1のトレッドミルに関連付けられたベルトの速度、
前記ベルトの抵抗、および
デッキの傾斜、
のうちの少なくとも一つを示す、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
複数の運動器具とは別個の運動器具において、運動クラスを実行するインストラクターのオーディオコンテンツとビデオコンテンツをキャプチャするステップと、
前記オーディオコンテンツに含まれるパフォーマンスコマンドを識別するステップであって、前記パフォーマンスコマンドは、前記運動クラス中に前記インストラクターによって発声される、ステップと、
前記パフォーマンスコマンドに関連付けられたタイムスタンプを識別するステップと、
前記パフォーマンスコマンドに対応する実行可能制御を生成するステップと、
前記運動器具で前記運動クラスを行うインストラクターの前記オーディオコンテンツおよび前記ビデオコンテンツ、ならびに前記実行可能制御を備えるビデオファイルを生成するステップであって、複数の運動器具のうちの1つの運動器具による前記ビデオファイルの再生は、前記タイムスタンプに対応する前記ビデオファイルの一部の、前記運動器具のユーザインターフェースに前記実行可能制御を表示させる、ステップと、
ットワークを介して前記運動器具で前記ビデオファイルを受信するステップと、
前記ユーザインターフェースに前記ビデオファイルを提供するステップであって、前記ビデオファイルを提供するステップは、前記タイムスタンプに対応する前記ビデオファイルの部分の間に、前記ユーザインターフェースに実行可能制御を表示することを含む、ステップと、
前記実行可能制御が表示されている間に収集されたユーザデータを受信するステップであって、前記ユーザデータは、前記タイムスタンプに対応する前記ビデオファイルの前記部分の間にユーザによって選択された前記運動器具の第1の設定を含む、ステップと、
前記実行可能制御の前記第1の設定と第2の設定との間の差異を決定するステップと、
前記差異に少なくとも部分的に基づいて精度メトリックを生成するステップと、
前記ユーザインターフェースを介して前記精度メトリックを提供するステップと、
を含む、方法。
【請求項14】
前記運動器具の前記第1の設定は、前記実行可能制御とは別個の前記運動器具の1つまたは複数の制御を介して前記ユーザにより選択される、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記精度メトリックが精度範囲外であると決定するステップと、
前記精度メトリックが前記精度範囲外あると決定するステップに少なくとも部分的に基づいて、前記実行可能制御の前記第2の設定に関連付けられた「前記ユーザへの通知」を提供するステップと、
をさらに備える、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
前記精度メトリックを提供するステップは、前記ネットワークを介して、前記運動器具から離れたプロセッサに前記精度メトリックを提供するステップを備える、請求項13に記載の方法。
【請求項17】
前記プロセッサに前記精度メトリックを提供することに少なくとも部分的に基づいて、複数の追加的な精度メトリックを示す情報を前記プロセッサから受信するステップであって、前記複数の追加的な精度メトリックの各メトリックは、前記運動クラスに参加しているそれぞれのユーザに関連付けられている、ステップと、
前記ユーザインターフェースを介して前記ビデオファイルを提供しながら、前記ユーザインターフェースを介して、前記情報の少なくとも一部を提供するステップと、
をさらに備える、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記精度メトリックを提供するステップは、
前記運動クラスの期間にわたって前記精度メトリックの変化を示すプロット線と、
前記運動クラスの1つまたは複数のセグメントを識別するタイムラインと、
を表示するステップを備える、請求項13に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この出願は、概して、運動器具およびそれに関連する方法の分野に関する。特に、この出願は、運動器具に関連付けられた実行可能制御および制御方法に関する。
【0002】
関連出願の相互参照
本出願は、2016年8月27日に提出された米国仮出願番号62/380,412の非暫定版である、2017年8月25日に提出された米国出願番号15/686,875の一部継続出願である、2018年1月5日に提出された米国出願番号15/863,057の一部継続出願である、2018年12月12日に提出された米国出願番号16/217,548の一部継続出願であり、その全開示は参照により本明細書に組み込まれる。
【背景技術】
【0003】
運動は日常生活のますます重要な側面になり、およびほとんどの運動療法は通常、エリプティカルマシン、固定式自転車、ローイングマシン、トレッドミル、またはその他の運動器具の使用を伴う。そのような運動器具は、典型的に、ジムまたは他の運動施設での使用のために設計され、およびユーザがそのようなマシンを使用して様々な運動クラス、トレーニングプログラム、または他の活動に参加することができるように構成され得る。特に、そのような運動器具は一般に、ユーザが使用中に運動器具のさまざまなパラメータを制御できるようにする1つまたは複数のボタン、スイッチ、ノブ、レバー、または他の機構をユーザに提供する。例えば、トレッドミルデッキの傾斜の増減、トレッドミルベルトの速度の増減、またはユーザの歩行、ジョギング、スプリントなどのトレッドミルの他のパラメータの変更に特化した1つまたは複数の制御を、トレッドミルは含み得、またトレッドミルで他のさまざまな活動を実行する。同様に、固定式自転車は、自転車のフライホイールのブレーキ抵抗の増減、自転車のペダル速度またはケイデンスの増減、または使用中の固定式自転車の他のパラメータの変更に特化した1つまたは複数の制御を含み得る。
【0004】
このような制御は、トレッドミル、固定式自転車、エリプティカルマシン、およびその他の既知の運動器具では一般的であるが、状況によってはこのような制御の使用が難しい場合がある。例えば、そのような運動器具で典型的に実行されるモーションベースの活動(ランニング、サイクリングなど)の動的な性質により、ユーザがワークアウト中にそのような制御を操作するのは難しい場合がある。さらに、ユーザがランニング、サイクリング、または他のモーションベースの活動の実行中にそのような制御を操作することができる場合でも、そのようなモーションベースの活動が行われているので、ユーザが運動器具の特定の設定または他のパラメータを正確に選択できるように、そのような制御は最適化され得ない。追加的に、そのような制御は、典型的に、運動器具を使用して実行されている運動クラス中にインストラクターが発した口頭での手がかり、提案、指示、コメント、またはその他のパフォーマンスコマンドに対応していない。
【0005】
本開示の例示的な実施形態は、上記の既知の運動器具の1つまたは複数の欠陥に対処することを対象とする。
【発明の概要】
【0006】
本開示の例示的な実施形態では、方法は、運動クラスを実行するインストラクターのオーディオコンテンツおよびビデオコンテンツをキャプチャすること、オーディオコンテンツに含まれるパフォーマンスコマンドを識別することを含み、パフォーマンスコマンドは、運動クラス中にインストラクターによって発声され、およびパフォーマンスコマンドに関連付けられたタイムスタンプを識別する。そのような例示的な方法はまた、パフォーマンスコマンドに対応する実行可能制御を生成すること、およびオーディオコンテンツ、ビデオコンテンツ、および実行可能制御を備えたビデオファイルを生成することを含む。このような例では、ビデオファイルの再生により、タイムスタンプに対応するビデオファイルの一部に実行可能制御が表示される。このような方法はまた、ネットワークを介して受信された要求に少なくとも部分的に基づいて、ネットワークを介してビデオファイルを運動器具に提供することを含む。
【0007】
別の例示的な実施形態では、方法は、第1のビデオファイルを複数の運動器具に提供することを含み、第1のビデオファイルは、運動クラスに関連付けられたコンテンツを含む。この方法はまた、複数の運動器具からユーザデータを受信することを含み、ユーザデータは、共通のパフォーマンスメトリックに関連付けられたそれぞれの設定を含み、それぞれの設定は、第1のビデオファイルの特定の部分の再生中に複数の運動器具で使用される。そのような例示的な方法は、第1のビデオファイルの特定の部分に関連付けられたタイムスタンプを識別することと、およびパフォーマンスメトリックに対応する実行可能制御を生成することをさらに含む。この方法はまた、コンテンツおよび実行可能制御を備えた第2のビデオファイルを生成することを含む。そのような例示的な方法では、第2のビデオファイルの再生により、タイムスタンプに対応する第2のビデオファイルの一部に実行可能制御が表示される。
【0008】
さらに別の例示的な実施形態では、方法は、ネットワークを介して運動器具でビデオファイルを受信することを含み、ビデオファイルは運動クラスに関連付けられたコンテンツを含み、および運動器具に関連付けられたディスプレイを介してコンテンツを提供し、コンテンツを提供することは、ビデオファイルの特定の部分で、ディスプレイを介してビデオファイルに含まれる実行可能制御を表示することを含む。そのような例示的な方法はまた、実行可能制御が表示されている間に収集されたユーザデータを受信することを含み、ユーザデータは、ビデオファイルの特定の部分の間にユーザによって選択された運動器具の第1の設定を含む。そのような方法は、実行可能制御の第1の設定と第2の設定との間の差異を決定し、少なくとも部分的に差異に基づいて精度メトリックを生成し、およびディスプレイを介して精度メトリックを提供することをさらに含む。
【図面の簡単な説明】
【0009】
詳細な説明は、添付の図面を参照して説明される。図では、参照番号の左端の数字は、参照番号が最初に現れる図を識別する。異なる図面における同じ参照番号は、類似または同一の項目を示す。
【0010】
図1図1は、ユーザが示されている、本明細書に開示されている例示的な運動器具の斜視図である。
図2図2は、第1および第2の回転制御、およびディスプレイを含む、図1に示される例示的な運動器具の別の図を図示する。
図3図3は、コンテンツの作成および/または配信に使用される例示的な構成要素を示す概略図である。
図4図4は、運動クラスに対応するビデオコンテンツならびにスコアカードを示す、本開示の例示的なユーザインターフェースを図示する。
図5図5は、運動クラスに対応するビデオコンテンツならびにリーダーボードを示す本開示の別の例示的なユーザインターフェースを図示する。
図5A図5Aは、運動クラスに対応するビデオコンテンツならびにリーダーボードを示す本開示のさらに別のユーザインターフェースを図示する。
図6図6は、様々なパフォーマンスメトリックの概要を示す、本開示のさらに別の例示的なユーザインターフェースを図示する。
図6A図6Aは、様々なパフォーマンスメトリックの概要を示す、本開示のさらなる例示的なユーザインターフェースを図示する。
図7図7は、運動クラスに対応する情報を示す、本開示のさらに別の例示的なユーザインターフェースを図示する。
図7A図7Aは、運動クラスに対応する情報を示す、本開示のさらに別の例示的なユーザインターフェースを図示する。
図7B図7Bは、図7Aに示される例示的なユーザインターフェースの一部を図示する。
図8図8は、本開示の例示的な方法を示すフローチャートを図示する。
図9図9は、本開示の別の例示的な方法を示すフローチャートを図示する。
図10図10は、本開示のさらに別の例示的な方法を示すフローチャートを図示する。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下の説明は、当業者が本明細書で説明される例示的な実施形態の態様を作成および使用できるようにするために提示される。説明の目的で、本発明の完全な理解を提供するために特定の用語が示される。特定の実施形態またはアプリケーションの説明は、例としてのみ提供されている。実施形態に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、および本明細書で定義される一般的な原理は、本開示の精神および範囲から逸脱することなく他の実施形態および用途に適用され得る。したがって、本開示は、示される実施形態に限定されることを意図するものではなく、本明細書に開示される原理および特徴と一致する可能な最も広い範囲が与えられるべきである。
【0012】
本開示の例示的な実施形態は、運動器具、ネットワーク化された運動システム、および、トレッドミル、ローイングマシン、固定式自転車、エリプティカルトレーナーなどの1つまたは複数の運動デバイス、または、適切な通信ネットワークにアクセスできる任意の場所から、ライブまたは記録された運動クラスにユーザが完全に参加することを可能にする、関連するローカルシステムとともに装備され得る、その他の適切な機器に対応する方法を含む。本開示の例示的な運動器具は、運動器具のパラメータを変更するように動作可能な様々な制御を提供するように構成された1つまたは複数のディスプレイを含む。特に、本開示のディスプレイは、器具のユーザが運動クラスに参加している間および/または運動器具の使用中に、運動器具の各パラメータを変更するように動作可能な1つまたは複数の実行可能制御を含むユーザインターフェースを提供するように構成され得る。いくつかの例では、そのような実行可能制御は、口頭での合図、提案、指示、コメント、または運動クラス中にインストラクターが発声した他のパフォーマンスコマンドに対応し得る。いくつかの例では、そのような実行可能制御は、インストラクターによって与えられた比較的特定の命令またはコマンドに対応する設定を含み得る。他の例では、他方で、そのような実行可能制御は、運動クラス中にインストラクターによって与えられた比較的曖昧なまたは抽象的なコマンドに対応する設定を含み得る。追加的または代替的に、そのような実行可能制御は、複数の運動器具から受信したユーザデータに対応し得、ユーザデータは、運動クラスの再生中に複数の運動器具で使用されるそれぞれの設定を含む。
【0013】
したがって、本明細書に記載されている運動器具、実行可能制御、および対応する方法は、ユーザが運動クラスに参加している間、およびユーザが参加している特定の運動クラスの固有の制御設定に従って、運動器具の1つまたは複数のパラメータを簡単かつ正確に変更することを可能にし得る。そのような運動器具および実行可能制御の様々な態様が、ここでより詳細に説明される。
【0014】
図1および2を一般的に参照すると、本開示の様々な例示的実施形態において、インストラクター主導の運動クラスに関連して使用するため、および/または他のデジタルコンテンツを表示するための1つまたは複数のディスプレイ104を含む、統合または接続されたデジタルハードウェアとともに、ローカルシステム100は、トレッドミルなどの運動器具102を含み得る。運動器具102は、本明細書では「トレッドミル102」として説明および/または他の方法で言及され得るが、上記のように、本開示の例示的な運動器具102は、ローイングマシン、固定式自転車、エリプティカルトレーナー、ステアクライマーなどを含む任意の適切なタイプの運動器具であり得る。したがって、本明細書で説明する例のいずれも、トレッドミル、ローイングマシン、固定式自転車、エリプティカルトレーナー、ステアクライマーなどに適用され得、それらに組み込まれ得、それらによって実行され得、および/またはさもなければこれらに関連付けられ得る。しかしながら、説明を簡単にするために、特に明記しない限り、トレッドミルを備えた運動器具102を以下で参照する。
【0015】
様々な例示的な実施形態では、1つまたは複数のディスプレイ104は、運動マシン102に直接取り付けられ得、またさもなければユーザ106の視野内に配置され得る。様々な例示的な実施形態では、1つまたは複数のディスプレイ104により、ユーザ106は、運動器具102で運動しているとき、および運動器具102の近くまたは隣接する1つまたは複数の場所で運動しているときに、選択された運動クラスに関連するコンテンツを閲覧することができる。いくつかの例では、運動器具102は、ヒンジ、ジョイント、ピボット、ブラケット138、または他の適切な機構も含み得、ユーザ106が運動器具102でワークアウトしているか、または運動器具102の近くまたは隣接してワークアウトしているかにかかわらず、ユーザ106に対するディスプレイ104の位置または配向の調整を可能にする。
【0016】
運動器具102がトレッドミルを備える例示的な実施形態では、運動器具102は、一般に、下部アセンブリ108および上部アセンブリ110を含み得る。下側アセンブリ108は、一般に、ユーザ106が運動器具102でワークアウトしている間、ユーザ106にサポートを提供する運動器具102のデッキ112、ならびに下側アセンブリ108および上側アセンブリ110の両方の他の構成要素を含み得る。例えば、デッキ112は、運動器具102が配置される支持面に対してデッキ112の傾斜を増加、減少、および/またはさもなければ変更するように構成された運動器具102の第1のモータ(図示せず)を支持し得る。デッキ112はまた、そのようなモータに連結され、および例えば、モータが作動したときに支持面に作用することによってデッキ112を上下させるように構成された1つまたは複数のリンケージ116を含み得る。デッキ112はまた、デッキ112に接続されたベルト120の回転速度を増加、減少、および/または変更するように構成された第2のモータ(図示せず)を含み得る。ベルト120は、デッキ112に対して回転可能であり得、および特に、運動器具102の使用中にデッキ112の周り(すなわち、取り囲む)を回転するか、またはさもなければ完全に動くように構成され得る。例えば、運動器具102がトレッドミルを備える実施形態では、ベルト120は、ユーザ106を支持し得、およびユーザ106がトレッドミルで走ったり、歩いたり、および/またはさもなければワークアウトをするときに、デッキ112を繰り返し取り囲み得る。そのような例示的なベルト120は、ギア、フライホイール、プーリー、および/またはデッキ112の他の構成要素に移動可能に結合された1つまたは複数の無限軌道(図示せず)を含み得る。そのような例では、そのようなギア、フライホイール、プーリー、および/またはデッキ112の他の構成要素は、上述の第2のモータの出力シャフトまたは他の構成要素に結合され得る。そのような例では、第2のモータの出力シャフトまたは他の構成要素の回転は、ベルト120の相応の回転を駆動し得る。
【0017】
ベルト120はまた、上記の1つまたは複数の無限軌道に接続された複数の横方向に整列したスラット126を含み得る。例えば、図1に示されるように、各スラット126は、少なくとも1つの隣接するスラット126に実質的に平行に延在し得る。追加的に、各スラット126は、1つまたは複数のそれぞれの継手を介して、デッキ112の1つまたは複数の無限軌道にヒンジ式、ピボット式、および/またはさもなければ移動可能に結合され得る。そのようなカップリングは、例えば、それぞれのスラット126を上記の無限軌道に固定し、スラット126を旋回、回転、および/またはそうでなければ軌道に対して移動させ、ベルト120がデッキ112の周りを回転するように構成された、ブラケット、ピン、ネジ、クリップ、ボルト、および/または1つまたは複数の他の締結要素を備え得る。
【0018】
図1を引き続き参照すると、運動器具102は、デッキ112に接続された1つまたは複数の側壁128も含み得る。例えば、運動器具102は、デッキ112の左側にある第1の側壁128と、およびデッキ112の右側にある第2の側壁128とを含み得る。そのような側壁128は、布、発泡体、プラスチック、ゴム、ポリマー、および/または他の同様の材料から作製され得、およびいくつかの例では、側壁128は、1つまたは複数のモータおよび/またはデッキ112の他の構成要素によって生成されるノイズを減衰および/またはそうでなければ低減するのを助け得る。
【0019】
運動器具102はまた、デッキ112から上方に延びる1つまたは複数のポスト130を含み得る。例えば、運動器具102は、デッキ112の左側にある第1のポスト130と、およびデッキ112の右側にある第2のポスト130とを含み得る。そのようなポスト130は、金属、合金、プラスチック、ポリマー、および/または他の同様の材料から作製され得、および、同様のそのような材料が、デッキ112、スラット126、および/またはさもなければ運動器具102の他の構成要素を製造するために使用され得る。そのような例では、ポスト130は、ディスプレイ104を支持するように構成され得、およびいくつかの例では、ディスプレイ104は、運動器具102のクロスバー132に直接結合され得、およびポスト130によって、クロスバー132は、接続および/またはさもなければ支持され得る。例えば、クロスバー132は、運動中にユーザ106を支持するのに有用な1つまたは複数のハンドレストまたはハンドルを備え得る。いくつかの例では、クロスバー132は、実質的にC字形、実質的にU字形、および/または任意の他の構成であり得る。本明細書で説明される例のいずれにおいても、クロスバー132は、ポスト130のうちの第1のものからポスト130のうちの第2のものまで延在し得る。さらに、いくつかの例では、ポスト130およびクロスバー132は、上部アセンブリ110の単一の一体型構成要素を備え得る。代替的に、他の例では、ポスト130およびクロスバー132は、上部アセンブリ110の別個の構成要素を備え得る。そのような例では、上部アセンブリ110は、1つまたは複数のブラケット134、エンドキャップ136、および/または1つまたは複数のポスト130をクロスバー132に結合するのを助けるように構成された追加的な構成要素を含み得る。
【0020】
上記のように、運動器具102はまた、ヒンジ、ジョイント、ピボット、ブラケット138および/または他の適切な機構を含み得、ユーザ106がウォーキングか、ジョギングか、ランニングか、および/またはさもなければ、運動器具102でワークアウトするか、または運動器具102の近くまたは隣接してワークアウトするかにかかわらず、ユーザ106に対するディスプレイ104の位置または配向の調整を可能にする。例えば、そのようなブラケット138は、クロスバー132に強固に接続された少なくとも1つの構成要素を含み得る。このようなブラケット138はまた、ディスプレイ104に強固に結合された1つまたは複数の追加的な構成要素を含み得る。そのような例では、ディスプレイ104に接続されたブラケット138の構成要素は、クロスバー132に接続されたブラケット138の構成要素に対してディスプレイ104を伴って、移動可能であり得る。このような構成要素は、クロスバー132に対してディスプレイ104が制御可能にスライドおよび/またはさもなければ、移動することを可能にする1つまたは複数のダブテールスライダ機構(dove-tail slider mechanism)、チャネル、および/または他の構成要素を含み得る。このような構成要素はまた、ユーザ106がディスプレイ104を必要に応じて配置すると、クロスバー132に対するディスプレイ104の位置をユーザ106が固定することを可能にし得る。
【0021】
図1および2に示されるように、運動器具102はまた、ユーザ106からの入力を受け取るように構成された1つまたは複数の制御144、146を含み得る。運動器具102はさらに、ユーザ106が運動器具102を使用して運動クラスに参加する前、最中、および/または後に、ユーザ106の1つまたは複数のパフォーマンスパラメータを感知、検出および/またはさもなければ決定するように構成された1つまたは複数のセンサ147を含み得る。本明細書で説明する例のいずれにおいても、制御144、146および1つまたは複数のセンサ147は、1つまたは複数のコントローラ、プロセッサ、および/または運動器具102の他のデジタルハードウェア148に動作可能および/またはさもなければ接続され得る。
【0022】
運動器具102に関連付けられたデジタルハードウェア148(図1および2に想像線で示される)は、運動器具102に接続または統合され得、または離れて配置され得、および有線または無線で運動器具102に接続され得る。デジタルストレージ(例:ハードドライブまたは他のそのようなメモリ)、1つまたは複数のプロセッサ(例:マイクロプロセッサ)または他の同様のコンピュータまたはコントローラ、通信ハードウェア、ソフトウェア、および/またはディスプレイ、カメラ、マイク、キーボード、タッチスクリーン、ヘッドセット、および/またはオーディオスピーカーなどの1つまたは複数のメディア入力/出力デバイスを、デジタルハードウェア148は含み得る。様々な例示的な実施形態では、これらの構成要素は、運動器具102に接続され得、および/またはさもなければ統合され得る。デジタルハードウェア148のそのような構成要素間およびその間のすべての通信は、任意の適切なプロトコルまたは技術を使用して、マルチチャネル、多方向、および無線または有線であり得る。様々な例示的な実施形態では、運動器具102のデジタルハードウェア148は、ローカルまたはリモートの運動器具、プロセッサ、コントローラ、パーソナルコンピュータ、ラップトップ、モバイルデバイス、または任意の他のデジタルデバイスまたはデジタルハードウェアから、アカウント、パフォーマンス、および他の関連情報へのアクセスをユーザに提供する関連するモバイルおよびウェブベースのアプリケーションプログラムを含み得る。本明細書で説明する例のいずれにおいても、運動器具102に関連付けられた1つまたは複数のコントローラ、プロセッサ、および/または他のデジタルハードウェア148は、運動器具102の制御ロジックに関連付けられた1つまたは複数の機能を実行するように動作可能であり得る。そのような制御ロジックは、デジタルハードウェア148のメモリに保管された1つまたは複数のルール、プログラム、または他の命令を備え得る。例えば、デジタルハードウェア148に含まれる1つまたは複数のプロセッサは、制御ロジックのルール、プログラム、または他の命令に従って動作を実行するようにプログラムされ得、およびそのようなプロセッサはまた、1つまたは複数の制御144、146を介して、1つまたは複数のセンサ147を介して、および/または様々な制御、ユーザインターフェース、またはディスプレイ104によって提供される他の構成要素を介して受信した入力に従って、および/または、少なくとも部分的に応答して、1つまたは複数の追加的な動作を実行するようにプログラムされ得る。本明細書で説明するいずれかの例では、ディスプレイ104は、タッチスクリーン、タッチセンシティブ(例:静電容量センシティブ)ディスプレイ、および/またはコンテンツを表示し、およびユーザ106からの入力(例:タッチ入力、タップ入力、スワイプ入力など)を受信するように構成された任意の他のデバイスを備え得る。
【0023】
本明細書に説明するいずれかの例では、運動器具102に関連付けられた1つまたは複数の制御144、146は、無限ホイールタイプの制御を備え得る。そのような制御は、例えば、デッキ112の傾斜、ベルト120の速度、および/または増分の増加または減少に関連付けられた運動器具102の他のパラメータを変更および/またはそうでなければ制御するのに有用であり得る。例示的な実施形態では、運動器具102に関連付けられた1つまたは複数の制御144、146は、対応するロータリーエンコーダに接続されたロータリーダイヤルを含み得る。そのような例では、ロータリーエンコーダは、運動器具102の対応するパラメータの所望の増分変化のために調整され得る1つまたは複数の戻り止めまたは他の構成要素/構造を含み得る。例えば、ロータリーエンコーダは、その各戻り止めが、デッキ112の傾斜角度の0.5%の増加または減少と相関し得るように調整され得る。代替的に、ロータリーエンコーダは、その各戻り止めがベルト120の速度の0.1mphの増加または減少と相関し得るように調整され得る。さらに別の例では、上記の割合、速度、および/または他の増分よりも、大きいまたは小さい割合、速度、および/または他の増分が選択され得る。追加的に、1つまたは複数のそのような制御144、146は、1つまたは複数の追加的なボタン、ホイール、タッチパッド、レバー、ノブ、またはユーザ106から追加的な入力を受け取るように構成された他の構成要素を含み得、およびそのような追加的な構成要素は、運動器具102の対応するパラメータに対応するより細かい制御をユーザ106に提供し得る。1つまたは複数のそのような制御144、146はまた、制御144、146をクロスバー132または運動器具102の他の構成要素に取り付けるのを助けるように構成されたそれぞれの制御ハウジングを含み得る。
【0024】
引き続き図1および2を参照すると、様々な例示的な実施形態では、運動器具102の1つまたは複数のセンサ147は、瞬時におよび/または経時的に、運動器具102およびユーザ106の両方からの、ユーザデータの範囲、運動器具102のパラメータ、および/または他の情報を、感知、検出、測定、および/またはそうでなければ決定するように構成され得る。例えば、デッキ112の傾斜、ベルト120の速度、デッキ112、ベルト120に加えられる負荷、上述の1つまたは複数のモータ、および/または運動器具102の他の構成要素、ユーザ106によって消費されたエネルギーの量、運動器具102のパワー出力、ユーザの体重、歩数、距離、総仕事、反復、上記の1つまたは複数のモータおよび/または運動器具102の他の構成要素によりベルト120に加えられた抵抗の量、ペダルケイデンス、ブレーキ力または抵抗、ならびに例えばトレッドミル、固定式自転車、または他の運動器具102に関連付けられた任意の他の情報を測定する1つまたは複数のセンサ147を、運動器具102は含み得る。運動器具102はまた、ユーザの心拍数、呼吸、水分補給、カロリー燃焼、または他の任意の身体パフォーマンスメトリックを測定するため、またはユーザ106によって提供される(例:着用される)センサからそのような情報を受け取るためのセンサ147を含み得る。適切な場合、そのような情報は、現在/瞬間的な値、最大、最小、平均、または経時的な合計と、または他の統計分析を使用して計算することができる。傾向は、ユーザ、インストラクター、および/または他のユーザに決定、保管、および表示することもできる。そのようなセンサ147は、有線または無線接続を使用して、近く、または遠隔地で、運動器具102に関連付けられたデジタルハードウェア148のメモリおよび/またはプロセッサと通信し得る。そのようなセンサ147および/またはデジタルハードウェア148のプロセッサはまた、そのような有線または無線接続を使用して、運動器具102から離れて配置された1つまたは複数のプロセッサと通信し得る。
【0025】
様々な例示的な実施形態では、運動器具102は、ユーザ106に情報を提供するために1つまたは複数のインジケータ(図示せず)も含み得る。ライト、投影ディスプレイ、オーディオ出力用のスピーカー、またはユーザ106に信号を提供して、運動を実行するタイミング、運動を開始または停止する時間、またはその他の情報インジケータなどの情報をユーザ106に提供できるその他の出力デバイスを、そのようなインジケータは含み得る。例えば、そのようなインジケータ(例:ライトまたは投影ディスプレイ)は、セットの数に関する情報を表示することができ、および関連する運動の実行中にユーザ106が見ることができる場所で、ユーザ106によって繰り返し実行される。
【0026】
図2を参照して、および上記のように、運動器具100のディスプレイ104は、タッチスクリーン、マウス、音声制御、または他の適切な入力デバイスのようなユーザ入力デバイスを備え得、および/またはそれらによって駆動され得る。いくつかの例では、ディスプレイ104またはその少なくとも一部は、ユーザ106からタッチ入力を受け取るように構成されたタッチスクリーンを備え得る。ディスプレイ104は任意のサイズであり得るが、最適には、1つまたは複数のビデオストリーム、ユーザ106に対応する一連のパフォーマンスメトリック、運動器具102から離れた運動器具で運動する1人または複数の追加的なユーザに関連付けられた一連の追加的なパフォーマンスメトリック、および一連の異なる制御、を含む一連の情報の表示を可能にするのに十分に大きく、および配向される。様々な例示的な実施形態では、ディスプレイ104は、ユーザ106の画像を反映することができるその領域の一部またはすべてを含み、様々な活動の形態およびパフォーマンスに関するユーザフィードバックを提供することができる。
【0027】
様々な例示的な実施形態では、ユーザ106は、ディスプレイ104またはディスプレイ104に表示された1つまたは複数のユーザインターフェース200を使用して、ライブおよび/またはアーカイブビデオ、パフォーマンスデータ、ならびに他のユーザおよびシステム情報を含む一連の異なる情報を選択的に提示することができる。本明細書で説明する例のいずれかにおいて、そのようなユーザインターフェース200は、クリック、タッチ、音声コマンド、またはジェスチャーによって、個別に、および/またはグループとしてアクセスおよび削除することができる広範囲の制御および情報ウィンドウを提供することができる。様々な例示的な実施形態では、そのようなウィンドウは、ユーザ自身のパフォーマンスおよび/または過去および現在の両方の同じ運動クラスの他の参加者のパフォーマンスに関する情報を提供し得る。
【0028】
ディスプレイ104を介して提示される例示的なユーザインターフェース200は、メンバー情報へのアクセス、システム100のログインおよびログアウト、ライブ運動クラスおよびアーカイブクラスまたは他のコンテンツなどのライブコンテンツへのアクセスに使用され得る。ユーザ情報はさまざまな形式で表示され得、および、履歴ならびに現在のパフォーマンスおよびアカウント情報、ソーシャルネットワーキングリンクおよび情報、成果などを含み得る。本明細書で説明するユーザインターフェースは、システム100にアクセスして、ユーザプロファイル(例:ユーザ106に固有のユーザプロファイル)またはメンバー情報を更新し、情報共有などのアカウント設定を管理し、および/またはユーザインターフェース200に含まれる制御の1つまたは複数の設定を変更するために使用することもできる。
【0029】
例示的なユーザインターフェース200はまた、表示される情報の選択およびそのような情報がディスプレイ104上にどのように表示されるかを調整することを含む、ユーザの経験を、彼らが管理することを可能にするために1つまたは複数のディスプレイ104上に提示され得る。そのようなユーザインターフェース200は、ユーザ106によって、異なるタイプの情報が容易に選択または選択解除されることができるような、オーバーレイされた複数のタイプの情報を提示し得る。例えば、パフォーマンスメトリックおよび/または他の情報は、半透明または部分的に透明な要素を使用してビデオコンテンツ上に表示され得るため、情報要素の背後にあるビデオは、パフォーマンスメトリックおよび/または他の情報自体と一緒に(つまり、同時に)見ることができる。さらに、例示的なユーザインターフェース200は、ディスプレイ104を介してタッチ入力を提供することを含む、提供されたユーザ入力デバイスを使用してユーザ106が素早く移動することができる様々な画面をユーザ106に提示し得る。
【0030】
本明細書で説明される例のいずれにおいても、デジタルハードウェア148のプロセッサおよび/または他の構成要素は、ディスプレイ104を制御し得、および/またはそうでなければ、本開示の様々なユーザインターフェース200をディスプレイ104に表示させ得る。例えば、デジタルハードウェア148のプロセッサまたは他の構成要素は、システム100および/または運動器具102に関する基本情報、ならびに利用可能なオプションを提供するホーム画面を備えるユーザインターフェース200をディスプレイ104に表示させ得る。そのようなホーム画面は、予定されたクラス、アーカイブされたクラス、リーダーボード、インストラクター、および/またはプロファイルならびにアカウント情報などの情報への直接リンクを提供し得る。ホーム画面は、特定のクラスに参加するためのリンクなど、コンテンツへの直接リンクも提供し得る。ユーザ106は、指示された場所でディスプレイ104に触れることによるか、またはスワイプして新しい画面を表示することなどによって、該当する入力デバイスを使用してそのようなリンクを選択することにより、ホーム画面の異なる部分の間をナビゲートすることができる。そのようなホーム画面を提供する例示的なユーザインターフェース200はまた、ソーシャルネットワーク情報などのユーザ106に関連する他の情報、およびユーザインターフェース200の異なる画面間をユーザが素早く移動することを可能にするナビゲーションボタンを提供し得る。
【0031】
様々な例示的な実施形態では、1つまたは複数のユーザインターフェース200は、ユーザ106が運動クラスに参加している間にユーザ106に情報を提供するように構成された様々な構成要素を含み得る。例えば、以下でより詳細に説明するように、1つまたは複数の例示的なユーザインターフェース200は、ディスプレイ104に表示されている運動クラスの部分を示すタイムライン202(例:セグメント化されたタイムライン)、ならびに表示されている運動クラスの現在の部分に対応するタイムライン内の位置および/または場所を含み得る。例示的なユーザインターフェース200はまた、スコアカード204、リーダーボード、またはランキング、出力、運動器具パラメータ、ユーザデータ、および/またはディスプレイ104に表示されている運動クラスに参加している(リアルタイムで、または以前に)他のユーザに関連する他の情報を提供する他の構成要素を含み得る。例示的なユーザインターフェース200は、パフォーマンスメトリック、パフォーマンス情報、および/またはユーザ106に関連付けられた他のユーザデータを提供する様々な表示バー206または他の構成要素をさらに含み得る。そのような情報は、例えば、運動器具102の様々な設定または他のパラメータ(例:デッキ112の現在の傾斜、ベルト120の現在の速度、固定式自転車の現在のペダルケイデンス、固定式自転車の現在のブレーキ力または抵抗など)、ユーザ106の出力、および/または運動クラスに参加しているユーザ106に対応する他の情報を含み得る。追加的に、いくつかの例では、ユーザインターフェース200は、デッキ112の傾斜、ベルト120の速度、固定式自転車のペダルケイデンス、固定式自転車のブレーキ力または抵抗、および/またはユーザ106が運動クラスに参加している間の運動器具102の他のパラメータを変更するように動作可能な1つまたは複数の実行可能制御210を含み得る。少なくとも図2に示すように、そのような実施形態では、タイムライン202、スコアカード204、リーダーボード、表示バー206、実行可能制御210、および/またはユーザインターフェース200の他の構成要素は、ユーザ106が現在参加している運動クラスを備えるコンテンツ208と共に(例:同時に)ディスプレイ104に表示され得る。
【0032】
様々な例示的な実施形態では、本明細書で説明されるユーザインターフェース200は、アンドロイドまたはiOSアプリケーションなどのローカルオペレーティングシステムを使用するローカルプログラムまたはアプリケーションを通じて、またはブラウザベースのシステムを介して実行され得る。様々なユーザインターフェース200に関して本明細書で説明されている任意のパフォーマンスメトリックまたは他の情報はまた、インターネットなどの任意の適切なネットワークを介してリモートでアクセスされ得る。例えば、ユーザ106は、タブレット、携帯電話、コンピュータ、および/または他の任意のデジタルデバイスからウェブサイトにアクセスし得、およびそのようなユーザ106は、履歴情報をレビューし、他の参加者と通信し、クラスをスケジュールし、インストラクター情報にアクセスし、および/または、そのようなウェブサイトを通じて様々なユーザインターフェース200に関して本明細書に記載されている任意の情報を閲覧し得る。
【0033】
図3は、例示的なネットワークを介して通信している1つまたは複数の運動器具102を含む、本開示の例示的なネットワーク化された運動システム300を図示する。そのような例示的なネットワーク化された運動システム300は、例えば、1人または複数のインストラクターによって実行されている運動クラスに対応するオーディオコンテンツ、ビデオコンテンツ、および/または他のコンテンツをキャプチャおよび/またはそうでなければ生成するために使用され得る。ネットワーク化された運動システム300はまた、キャプチャされたオーディオコンテンツおよびビデオコンテンツを備えるビデオファイルおよび/または任意の他の電子ファイル、デジタルファイルなどを生成するように構成され得る。いくつかの例では、ネットワーク化された運動システム300はまた、ユーザインターフェース200(図2)に関してここで説明する1つまたは複数の実行可能制御210を生成し、および、実行可能制御210の表示をもたらし得る運動器具102のプロセッサによって(例:運動器具102のディスプレイ104を介して)、ビデオファイルの少なくとも一部を再生するビデオファイルにそのような実行可能制御を関連付けるように構成され得る。
【0034】
さらなる例では、ネットワーク化された運動システム300はまた、ビデオファイル(例:運動クラスに関連付けられたコンテンツを含むビデオファイル)を複数の運動器具に提供し、および複数の運動器具から対応するユーザデータを受信するように構成され得る。例えば、そのようなユーザデータは、共通のパフォーマンスメトリックに関連付けられたそれぞれの設定を含み得、およびそれぞれの設定は、ビデオファイルの特定の部分の再生中に複数の運動器具でユーザが選択および/またはさもなければ使用する設定を備え得る。そのような例では、ネットワーク化された運動システムのプロセッサ、サーバ、または他の構成要素は、ビデオファイルの特定の部分に関連付けられたタイムスタンプを識別し得る。そのような例では、プロセッサ、サーバ、または他の構成要素はまた、パフォーマンスメトリックに対応する実行可能制御を生成し得、ならびに運動クラス、および実行可能制御に関連付けられたコンテンツを含む追加的なビデオファイルを生成し得る。そのような例では、追加的なビデオファイルの再生により、上述のタイムスタンプに対応する追加的なビデオファイルの一部に実行可能制御を表示し得る。本明細書で説明する例のいずれにおいても、ネットワーク化された運動システム300によってキャプチャおよび/または配布されるコンテンツは、さまざまなローカルまたはリモートの場所で作成および保存され得、およびネットワーク化された運動システム300全体で共有され得る、ライブおよび/またはアーカイブされた運動クラス、運動を適切に実行する方法を説明するビデオコンテンツなどのライブおよび/またはアーカイブされたインストラクションコンテンツ、風景または地図ベースのコンテンツ、ビデオ、および/または任意の角度から三次元でレンダリングすることができるアニメーションを備え得る。
【0035】
様々な実施形態例において、ネットワーク化された運動システム300は、1つまたは複数のネットワーク化されたバックエンドサーバ302を通して管理され得、およびユーザデータ、システム情報、パフォーマンス情報、アーカイブされたコンテンツなどの記憶のための様々なデータベース304を含み得る。例示的なローカルシステム100(図1)は、限定ではないが、インターネットを含む任意の適切なネットワーク306(例:コンテンツ配信ネットワーク306)を介してネットワーク化されたバックエンドサーバ302と通信状態にあり得る。代替の分散アプローチの例として、様々な例示的な実施形態では、バックエンドサーバ302を排除することができ、および中央サーバネットワークを介するのではなく、分散またはピアツーピアの方法でシステム全体にデータは通信することができる。このようなネットワーク化された運動システム300では、ユーザデータ(例:パフォーマンスデータ)は小さなパケットまたは「ピース」に分解され得、および必要に応じて表示のためのすべてのデバイスに完全なデータセットが迅速に分配されるようにユーザデバイス間で分配され得る。
【0036】
ネットワーク306を介して配信するためのコンテンツは、様々な異なる方法で作成することができる。コンテンツのレコーディング場所は、プロのコンテンツレコーディングスタジオ、アマチュアおよび自宅ベースの場所、ジムなどを含み得る。様々な例示的な実施形態において、レコーディングスタジオは、ライブスタジオ参加のライブインストラクター主導の運動クラスのための空間を含み得るか、またはスタジオ参加内ライブのない専用スタジオであり得る。図3に示すように、記録機器は、1つまたは複数のビデオカメラ308、マイクロフォン310、mp3プレーヤーまたは他の音楽プレーヤー312、および/または他の構成要素を含み、および、クラス中にインストラクターおよび/または参加者をキャプチャするために使用することができる。複数のカメラ308は異なるビューを提供することができ、および3Dカメラ308を使用して3Dコンテンツを作成することができる。様々な例示的な実施形態では、コンテンツはまた、ユーザ106によってローカルに生成され得る。例えば、運動器具102は、マイクロフォン310およびカメラ308を含む記録機器に装備され得る。ユーザ106は、またはネットワーク化された運動システム300によって送信され、保管され、およびネットワーク306を介して配信され得るライブまたは記録されたクラスを生成し得る。
【0037】
図3を引き続き参照すると、クラスコンテンツ(例:オーディオコンテンツおよび/またはビデオコンテンツ)は、1つまたは複数のビデオカメラ308、マイクロフォン310、および/または音楽プレーヤー312の出力をオーディオミキサ314への入力として提供することによって生成され得る。オーディオミキサ314は、変換されたデータをプロダクションスイッチャ318に提供し得るアナログデジタルコンバータ316にコンテンツを出力し得る。プロダクションスイッチャ318は、ビデオエンコーダ320にプロダクションビデオを送り得、ビデオエンコーダ320は、ローカルストレージデバイス322にエンコードされたビデオを保管し得、およびビデオトランスコーダ324にエンコードされたビデオを送り得る。
【0038】
いくつかの例では、ビデオエンコーダ320は、ネットワーク化された運動システム300によって作成されるビデオファイルに実行可能制御210を関連付けるためのコマンドを備えるバックエンドサーバ302の1人または複数のユーザから入力を受信し得る。そのような例では、ビデオエンコーダ320は、ビデオファイル、およびビデオファイル内の所望の場所に、そのような実行可能制御210をタグ付け、保存、埋め込み、および/またはさもなければ関連付け得る。そのような所望の場所は、入力および/または関連付けられたビデオファイルの特定の部分に関連付けられたタイムスタンプを備え得および/またはそれに対応し得る。代替的には、ビデオエンコーダ320および/またはバックエンドサーバ302の他の構成要素は、運動クラスをリードしているインストラクターからの口頭のコマンドを識別し得る。そのような例では、ビデオエンコーダ320および/またはバックエンドサーバ302の他の構成要素は、マイクロフォン310からおよび/またはビデオカメラ308から受信したオーディオコンテンツに含まれる口頭のコマンドを識別し得る。このようなコマンドは、運動器具102のパラメータ(例:デッキ112の傾斜、ベルト120の速度、固定式自転車のペダルケイデンス、固定式自転車のブレーキ力または抵抗など)に対応し得る。追加的に、または代替的に、そのようなコマンドは、インストラクターにより実行される運動クラスに関連付けられた、任意の他のパフォーマンスメトリックまたはパラメータ(例:パワーゾーン、ストライドタイプ、運動器具102に関連付けられた座席の位置、ストレッチング技術またはフォームなど)に対応し得る。そのような例では、バックエンドサーバ302のビデオエンコーダ320および/または他の構成要素は、コマンドに関連付けられたタイムスタンプ(例:コマンドに対応するビデオコンテンツおよび/またはオーディオコンテンツのタイムスタンプ)を識別し得る。そのような例では、バックエンドサーバ302のビデオエンコーダ320および/または他の構成要素は、タイムスタンプに対応するビデオファイルの一部に実行可能制御210をリンクすることによって、ビデオファイルに実行可能制御210を関連付け得る。
【0039】
追加的には、本明細書で説明する例のいずれかで、バックエンドサーバ302のビデオエンコーダ320および/または他の構成要素は、自然言語処理ソフトウェアまたは技法を介してそのような口頭のコマンドを識別し得る。以下でより詳細に説明するように、さらに別の例では、1つまたは複数のそのような実行可能制御210は、複数の運動器具102から受信したユーザデータに少なくとも部分的に基づいて生成され得る。そのような例では、そのようなユーザデータは、共通のパフォーマンスメトリックに関連付けられたそれぞれの設定を含み得る。例えば、そのようなそれぞれの設定は、運動クラス(例:アーカイブされた運動クラスまたはライブ/リアルタイム運動クラス)を備えるビデオファイルの特定の部分の再生中に、複数の運動器具102で使用され得る。そのような例では、バックエンドサーバ302のビデオエンコーダ320および/または他の構成要素は、ビデオファイルの特定の部分に関連付けられたタイムスタンプを識別し得、および上記の共通のパフォーマンスメトリックに対応する実行可能制御を生成し得る。そのようないくつかの例では、バックエンドサーバ302のビデオエンコーダ320および/または他の構成要素はまた、運動クラスのオーディオおよびビデオコンテンツ、ならびに実行可能制御を含む追加的な(例:第2の)ビデオファイルを生成し得る。そのような追加的なビデオファイルの再生は、タイムスタンプに対応する追加的なビデオファイルの一部で実行可能制御の表示を引き起し得る。
【0040】
さらに、ビデオトランスコーダ324は、ビデオパケタイザ326にトランスコードされたデータを出力し得、次いで、ビデオパケタイザ326は、ネットワーク306を通してリモートユーザ106にパケット化されたデータストリームを送信し得る。様々な例示的な実施形態では、インストラクターおよび/またはユーザ106は、彼らがコンテンツを作成するのを助けるために使用できるコンテンツ作成プラットフォームへのアクセスを提供され得る。そのようなプラットフォームは、ユーザ106に、音楽を選択および編集し、音量制御を管理し、チャットまたは他の通信を押し出すためのツールを提供し得る。
【0041】
図1および2に関して上記で説明したように、ディスプレイ104および/またはそれらの運動器具102の他のユーザインターフェースを通して、ユーザ106は、ディスプレイ104を通じた配信に利用可能なライブおよび記録された運動クラスのリスト、カレンダー、およびスケジュールにアクセスし得る。様々な例示的な実施形態では、ユーザ106が運動クラスを選択すると、ローカルシステム100は、クラスのプライマリデータストリームにアクセスおよび/または表示し得る。このプライマリデータストリームは、ビデオ、音楽、音声、テキスト、または任意の他のデータが含み得、およびライブまたは以前に記録された運動クラスを表し得る。ローカルシステム100は、既存の技術に基づいて1080ピクセルまでの高精細ビデオ品質を管理するためのハードウェアビデオ加速エンコーディング/デコーディングのために装備され得る。ローカルシステム100は、ユーザの帯域幅/ハードウェアの制限に従って最高品質のビデオを参加者にもたらすために、クラスのデータストリームのビットレート/品質を自動的に調整し得る。
【0042】
様々な例示的な実施形態において、本開示のネットワーク化された運動システム300および方法は、すべてのユーザ106および/またはインストラクターの間でビデオ、オーディオ、音声、およびデータの共有を可能にする多方向通信およびデータ転送機能を含み得る。これは場所に関係なく、インストラクターおよび/または他のユーザからの多方向のビデオおよびオーディオストリームにユーザ106がアクセスおよびそれを表示することを可能にし、ならびにライブまたは録画クラス中に、プライベートまたは会議のビデオおよび/またはオーディオ通信を行うよう、他のユーザ106との直接通信を確立する。そのようなデータストリームは、上述の1つまたは複数のユーザインターフェース200を介して、1つまたは複数のディスプレイ104を介して、提示のために、ローカルシステム100を通じて確立することができる。様々な例示的な実施形態では、ユーザ106は、入力および出力を選択および制御するために複数のデータストリームを管理することができる。ローカルシステム100により、クラスのプライマリオーディオストリーム、ならびに異なるユーザの他のオーディオチャネル、または電話またはユーザ106自身の音楽選択などの無関係のオーディオストリームのボリュームをユーザ106が制御することを可能にし得る。例えば、これにより、ユーザ106は、インストラクターの音量を下げて、他のユーザとの会話を容易にすることができる。
【0043】
ライブクラスの場合、さまざまな例示的な実施形態では、インストラクターは、クラス全体と同時に通信し、また個々のユーザに連絡し、および場所に関係なくリアルタイムですべてのユーザからのフィードバックを要求する能力を有し得る。例えば、難易度、音楽の選択、地形などに関するフィードバックを求めて、インストラクターは口頭でユーザに尋ねるか、またポップアップメッセージをユーザ106に送信することができる。次に、適切な応答を選択することによって、または口頭でのフィードバックを提供することによって、ローカルシステム100の構成要素を通じて、ユーザ106は応答することができる。これにより、インストラクターはクラウドソーシングを使用して参加者のニーズに合わせてクラスを仕立て、およびフィードバックを求め、また特定のクラスの機能や要素に投票することで彼らのクラスを改善することができる。本明細書で説明する例のいずれかにおいて、ユーザ106にフィードバックを求め、ガイダンスまたは奨励を提供し、運動クラスに関連するさらなる指示を提供し、および/または任意の他の情報を提供する、そのようなテキストまたはポップアップメッセージを本明細書で説明する1つまたは複数の実行可能制御は備え得る。
【0044】
様々な例示的な実施形態では、インストラクターはまた、パフォーマンス目標を設定することが可能であり得、およびシステムは、ユーザ106およびインストラクターに目標に対する彼らのパフォーマンスを測定および表示することができる。例えば、インストラクターは、ターゲットメトリック、例えばターゲットパワーおよび速度を設定し得、次いで、ユーザのリーディングの横に色分けして表示して、ユーザがこのターゲットを満たしているかどうかを示し得る。システムは、個々のユーザ106のために、インストラクターが運動器具設定を遠隔で調整することを可能にし得る。様々な例示的な実施形態では、運動器具102はまた、ユーザ106、インストラクターからの情報に基づいて、またはパフォーマンスに基づいて自動的に調整し得る。例えば、運動器具102は、心拍数などの特定のパフォーマンスパラメータを特定の範囲内に維持するか、または特定のパフォーマンス目標を満たすように難易度を調整し得る。本明細書に記載の実行可能制御のいずれかは、そのようなパフォーマンスゴールまたは目標を、ユーザ106が達成および/または超えることを支援するために、運動器具102のパラメータを変更するように生成および/または構成され得る。
【0045】
引き続き図3を参照すると、様々な例示的な実施形態において、本明細書に記載のネットワーク化された運動システム300は、ユーザ106がアカウント(例:ユーザプロファイル)を作成し、およびユーザデータ(例:パフォーマンスデータ)を保存および管理することを可能にし得る。上述のように、システムは、ユーザ106が、今後のライブクラスのスケジュールを閲覧し、未来のライブストリーミングクラスにサインアップし、およびリマインダーを設定することを可能にし得る。ユーザ106はまた、ライブクラスに参加するように他の人を招待し、およびテキスト、電子メール、音声、または他の通知およびカレンダーエントリをセットアップすることが可能であり得る。運動器具102に関連付けられたローカルシステム100のユーザインターフェースに加えて、デスクトップおよび/またはモバイルデバイスのウェブベースまたはアプリケーションベースのインターフェースを介して、ユーザ106はまた、システム、アカウント、パフォーマンス、および他のすべてのデータにアクセスすることが可能であり得る。
【0046】
様々な例示的な実施形態において、ネットワーク化された運動システム300は、システムによって同期され、およびライブクラスに利用可能な同じ通信およびデータ共有機能のすべてへのアクセスを可能にする、記録されたクラスにおける複数のユーザによる同時参加を提供することができる。このような機能により、同じアーカイブクラスに同時に参加する参加者は、同じクラスの過去のパフォーマンスまたは「ゴースト」参加者に対してと同様に、互いに競うことができる。本明細書で説明するいくつかの例では、そのような過去のパフォーマンス、「ゴースト」参加者、および/または他のパフォーマンスゴールまたは目標と、ユーザ106がペースを合わせるのを支援するために、運動器具102のパラメータを変更するように1つまたは複数の実行可能制御は生成および/または構成され得る。
【0047】
いくつかの例では、ネットワーク化されたコンピュータシステム300は、同期されたライブおよび/またはアーカイブされたビデオコンテンツならびにライブおよび/またはアーカイブされたセンサデータを、ネットワーク306を通じてユーザに供給するように構成され得る。様々な例示的な実施形態では、図3に示すように、ネットワーク化された運動システム300は、ビデオコンテンツ配信ネットワーク306と通信状態にある複数のユーザ運動器具102で構成され得る。ユーザ運動器具102はまた、様々な他のネットワークおよびサーバと通信状態にあり得る。追加的に、本明細書で説明される例のいずれにおいても、制御局(図示せず)は、ネットワーク306を介して信号を提供し得、ネットワーク化された運動システム300全体で、データ(例:ユーザデータ、ビデオコンテンツ、オーディオコンテンツ、様々な運動器具102のパラメータなど)の収集、記憶、および管理を制御し得る。
【0048】
図4は、本開示の例示的なユーザインターフェース400を図示し、およびユーザインターフェース400は、図2に関して上述したユーザインターフェース200と同様および/または同じであり得る。そのような例では、ユーザインターフェース400は、選択された運動クラスの間にユーザ106に提供され得る。ユーザインターフェース400を通じて1つまたは複数のディスプレイ104を介して、運動クラスが表示され、再生され、および/またはさもなければ提供されるとき、様々な例示的な実施形態では、プライマリビデオフィードは、バックグラウンドビデオのフルスクリーンとして、またはディスプレイ104のサブウィンドウに表示され得る。情報要素は表示画面の異なる部分に提供され得、合計時間、経過時間、残り時間、距離、速度(例:ベルト120の速度)、ユーザ106のマイルペース、傾斜(例:デッキ112の傾斜)、高度、抵抗、ブレーキ力、出力、合計仕事、エネルギー消費(例:出力)、ケイデンス(例:ペダルケイデンス)、パワーゾーン、心拍数、呼吸、水分補給、カロリー燃焼、および/または開発され得るカスタムパフォーマンススコア、を含む任意のパフォーマンスメトリックを示し得る。表示される情報は、異なるパフォーマンスメトリック間の傾向または関係も含み得る。例えば、赤はユーザ106の現在のパフォーマンスが平均を下回っていることを示し、また緑は平均パフォーマンス以上を示しているなど、ディスプレイ104は、特定のメトリックを色で示すことができ、運動クラスの平均パフォーマンスと比較した、または経時的な現在のパフォーマンスを示す。傾向または相対的なパフォーマンスはまた、現在のパフォーマンスが平均を下回っていることを示す赤い下矢印などの、色およびグラフィックを使用して示すことができる。表示される情報は、設定、パラメータ、または運動クラス(例:運動器具102の座席の設定または位置、ストライドタイプ、ストレッチ位置またはフォームなど)の1つまたは複数のセグメント中に実行されている活動に関連する他の情報(例:実際の設定またはインストラクターによって要求された設定)をさらに含み得る。
【0049】
様々な例示的な実施形態では、ディスプレイ104は、インストラクターによって提供される情報をサポートまたは補足する情報も表示し得る。例は、ユーザインターフェース400において選択された運動クラスの少なくとも一部と共に図示される1つまたは複数のセグメント化されたタイムライン402を含む。少なくとも図4および5に示されるように、例示的なセグメント化されたタイムライン402は、選択された運動クラスのそれぞれの一部、部分、または他の運動セグメントに対応する1つまたは複数のセグメント404a、404b、404c…404n(まとめて「セグメント404」)を含み得る。そのようなセグメント404の、サイズ、長さ、幅、高さ、相対位置、色、不透明度、および/または他の構成は、例えば、選択された運動クラスの一部または部分に対応する長さを表し得る。セグメント化されたタイムライン402は、一般的に現在のワークアウトセグメントおよび/または運動クラスの経過時間および/または残り時間の表示406も提供し得る。セグメント化されたタイムライン402は、活動要件(例:ランニング、ジョギング、スプリント、リフトのウェイトなど)、機器の要件(例:ダンベル)、および/または選択された運動クラスのそれぞれの運動セグメントに関連付けられた他の要件を示す、1つまたは複数の視覚的なしるし408a、408b、408c…408n(総称して、「しるし408」)を含み得る。例えば、しるし408aは、セグメント404aが歩行セグメントを備えることを示し得、しるし408dは、セグメント404cがランニングセグメントを備えることを示し得、およびしるし408bは、セグメント404aの少なくとも一部に重みが必要であることを示し得る。本明細書で説明する例のいずれにおいても、そのようなセグメント化されたタイムライン402はまた、今後のワークアウトセグメントまたは機能、運動を適切に実行する方法を実証するグラフィックスまたはビデオなどの説明情報、または進行中の運動クラスに関連するその他の情報を、識別および/または説明する1つまたは複数のリストまたはウィンドウを含み得る。そのようなセグメント化されたタイムライン402はまた、ユーザ106が実行することをインストラクターが要求している運動クラスの現在のセグメントおよび/または現在の活動を示す情報409を提供および/またはそうでなければ含み得る。
【0050】
少なくとも図4に示されるように、ユーザインターフェース400は、ユーザ106が選択したライブまたはアーカイブされた運動クラスまたは他のコンテンツを示すように構成されたプライマリウィンドウ410を含み得る。様々な例示的な実施形態において、ユーザインターフェース400は、プライマリウィンドウ410上にオーバーレイされ、および/またはさもなければ一緒に表示される1つまたは複数のパフォーマンスメトリックウィンドウ412(例:図4に示される「スコアカード」)をさらに含み得る。そのようなパフォーマンスメトリックウィンドウ412は、ランキング、総出力、現在の出力、傾斜、ベルト速度、マイルペース、そのようなパフォーマンスメトリックの1つまたは複数の平均、および/またはユーザの現在のクラス、過去のクラスの特定のパフォーマンスメトリック、またその他のパフォーマンス情報を示し得る。そのようなパフォーマンスメトリックウィンドウ412は、ディスプレイ104上の任意の場所に提示され得、および画面タッチまたはジェスチャーによって表示または削除できるようにユーザが選択可能であり得る。
【0051】
ユーザインターフェース400はまた、異なるパフォーマンスメトリックについての最大、平均、および合計結果の表示の間で、ユーザ106が切り替えることを可能にし得る。追加的に、ユーザインターフェース400は、一度にまたは個別にパフォーマンスメトリック、ビデオストリーム、ユーザ情報などを含む情報要素を、ユーザ106が非表示または表示することを可能にし得る。パフォーマンスメトリックおよび/または他のパフォーマンス情報は、グループとしてまたは個別に非表示または表示することができる様々な表示バー414、416に表示されることもできる。ユーザインターフェース400は、オーディオボリューム、入力、および出力のための完全な制御、ならびにディスプレイ出力特性を提供し得る。
【0052】
本明細書で説明されている例のいずれにおいても、ユーザインターフェース400はまた、1つまたは複数の実行可能制御418を含み得る。そのような実行可能制御418は、運動クラスのオーディオおよび/またはビデオコンテンツを備えるビデオファイルの再生時に、デジタルハードウェア148のプロセッサによって実行可能であり得る。例えば、そのようなビデオファイルの再生時に、デジタルハードウェア148のプロセッサは、インストラクターが発声するおよび/またはさもなければ対応するパフォーマンスコマンドを提供する運動クラスの特定の部分の間に、1つまたは複数のそのような実行可能制御418を提供し得る。本明細書で説明する例のいずれにおいても、そのような実行可能制御418は、インストラクターによって発声されたパフォーマンスコマンドに対応し得、およびパフォーマンスコマンドを示し、具体化し、および/またはさもなければ対応する視覚的しるし(例:テキスト、画像など)を備え得る。そのような例では、そのような実行可能制御418は、ポップアップメッセージまたは他の手段を備え得、それによって、インストラクターは、運動クラス参加者との関与を強化し得る。このようにして、そのような実行可能制御は、パフォーマンスコマンド、所望のパフォーマンスパラメータ/メトリック、励ましの言葉、ガイダンス、指示、および/または他の情報を、運動クラス参加者に効果的に伝え得る。いくつかの例では、そのような実行可能制御418は、テキストウィンドウ、画像、ポップアップボックス、グラフィック、アイコン、またはユーザ106からの入力(例:タッチ入力)を受信するように構成され得ない他の視覚的コンテンツを備え得る。
【0053】
他の例では、一方で、本開示の1つまたは複数の実行可能制御418は、ユーザ106から入力(例:タッチ入力)を受信するように構成され得る。そのような例では、実行可能制御418は、ユーザ106が運動クラスに参加している間に運動器具102のパラメータを変更するように動作可能であり得る。例えば、そのような実行可能制御418は、インストラクターによって識別された所望の速度またはペースに従ってベルト120の速度を変更するように構成され得る。さらなる例では、本開示の1つまたは複数の実行可能制御418は、デッキ112の傾斜、ベルト120に関連付けられた抵抗、固定式自転車のペダルケイデンス、固定式自転車のブレーキ力または抵抗、および/または運動器具102の他のパラメータを変更するように構成され得る。例えば、運動器具102がトレッドミルを備える実施形態では、ユーザインターフェース400は、実行可能制御418を介して受信された入力に応答して実装される運動器具102の特定の設定を示す、1つまたは複数の比較的特定のおよび/または比較的記述的な実行可能制御418を含み得る。例えば、図4に示す比較的具体的および/または比較的記述的な実行可能制御418は、実行可能制御418を介して入力を受け取ると、ベルト120の速度が6.0分マイルのペースを得るように調整されることを示す。一方、他の例では、ユーザインターフェース400によって提供される1つまたは複数の実行可能制御418は、比較的曖昧で、不明瞭であり、または説明的でなくあり得る。例えば、いくつかの実施形態では、ユーザインターフェース400は、比較的曖昧な「ジョグ」実行可能制御418、「走る」実行可能制御418、「スプリント」実行可能制御418、および/または運動器具102の特定の設定を指定しない他の実行可能制御を含み得る。図4に図示する実行可能制御418と同様に、そのような比較的曖昧な実行可能制御は、ユーザ106が運動器具102を使用して運動クラスに参加している間に、ユーザ106から1つまたは複数の入力を受信するように構成され得、およびそのような入力に少なくとも一部に基づいて、ベルト120の速度および/または運動器具102の他の設定またはパラメータを変更するように動作可能であり得る。
【0054】
例えば、比較的曖昧な「ジョグ」実行可能制御418は、実行可能制御418を介してタッチ入力を受信すると、運動器具102のプロセッサおよび/または他のデジタルハードウェア148がベルト120を駆動するデッキ112のモータを制御して、ユーザ106のジョギングペースに対応する速度で、デッキ112の周りでベルト120を回転させ得る、ベルト120の第1の速度に関連付けられ得る。いくつかの例では、比較的曖昧な「ジョグ」実行可能制御418に関連付けられた速度は、デジタルハードウェア148のメモリに保管された、および/またはさもなければ実行可能制御418に関連付けられたデフォルトのジョギングペースであり得る。代替的に、他の例では、ユーザ106が現在の運動クラスへの参加を開始する前、ユーザ106が運動クラスに参加している間、および/または任意の他の時間に、ユーザ106に固有のユーザプロファイルを確立するときに、比較的曖昧な「ジョグ」実行可能制御418に関連付けられた速度は、ユーザ106によってカスタマイズ、プログラム、入力、および/またさもなければ選択され得る。したがって、そのような例では、ユーザ106は、ユーザが選択するとき、ユーザ106がベルト120の回転を望む速度を選択し得、および/またはそうでなければ、「ジョグ」実行可能制御418を介してタッチ入力を提供する。そのような例では、ベルト120の速度、および/または「ジョグ」実行可能制御418に関連付けられた運動器具102の他のパラメータは、デジタルハードウェア148に関連付けられたメモリ、および/または例えばデータベース304および/またはシステム300(図3)の1つまたは複数のサーバ302に関連付けられた他のメモリ内にユーザ106のユーザプロファイルの一部として保管され得る。
【0055】
さらに別の例では、比較的曖昧な「ジョグ」実行可能制御418に関連付けられた速度は、例えば、運動器具102のプロセッサ、および/または、1つまたは複数のサーバ302のプロセッサまたは他の構成要素によって、識別、計算、選択、および/またはさもなければ決定される速度であり得る。そのようなさらなる例では、「ジョグ」実行可能制御418に関連付けられた速度は、例えば、過去のユーザ選択、過去のユーザパフォーマンス、またはユーザ106の他の過去のワークアウトに関連付けられた集計ユーザデータに基づいて決定され得る。そのような例では、例えば、運動器具102のプロセッサおよび/または他のデジタルハードウェア148は、運動器具102を使用する運動クラスへの参加中に、ユーザ106が通常選択するベルト速度を含むユーザデータを感知、収集、および/またはさもなければ決定し得る。そのような例では、運動器具102のプロセッサ、および/または他のデジタルハードウェア148は、デジタルハードウェア148に関連付けられたメモリにそのようなユーザデータを保管し得る。プロセッサはまた、そのようなユーザデータに少なくとも部分的に基づいて、ユーザ106によって頻繁に選択されるベルト速度を選択、識別、および/またはさもなければ決定し得、および選択された速度を「ジョグ」実行可能制御418と関連付け得る。例えば、そのような選択された速度は、ユーザ106が参加した以前の運動クラスのウォームアップ期間/セグメントに関連付けられ得、およびそのような速度は、そのような以前のウォームアップ期間/セグメント中にユーザ106が最も頻繁に選択した速度を備え得る。
【0056】
さらなる例では、そのような比較的曖昧な「ジョグ」実行可能制御418に対応するベルト120の速度は、運動クラスの前または運動クラスの実行中に、運動クラスのインストラクターによって選択および/または示され得る。そのような例では、1つまたは複数のサーバ302は、実行可能制御418の生成中に、実行可能制御418にそのような速度を関連付け得る。さらに別の例では、そのような「ジョグ」制御に対応するベルト120の速度は、運動クラスの1つまたは複数の以前の再生中に、複数の運動器具102から受信したユーザデータに含まれる平均、中央値、またはモードベルト速度を備え得る。本明細書で説明される「走る」実行可能制御418、「スプリント」実行可能制御418、および/または他の任意の比較的曖昧な、不明瞭な、または記述されない実行可能制御418は、同様に構成され得ることが理解されよう。
【0057】
一方、運動クラス中にインストラクターが発声した特定のパフォーマンスコマンドに対応する1つまたは複数の設定、複数の運動器具102から受信したユーザデータに含まれる1つまたは複数の設定、保管された設定(例:1つまたは複数のユーザプロファイルに保管された設定)、および/または1つまたは複数の追加的なソースから受信した情報に少なくとも部分的に基づく設定を、比較的特定の実行可能制御418(図4に図示される実行可能制御418など)は含み得る。さらに、図4には図示されていないが、ユーザインターフェース400は、デッキ112の傾斜、ペダルケイデンス、パワーゾーン、ブレーキ抵抗、ベルト抵抗、および/または運動器具102の他のパラメータを変更するように構成された1つまたは複数の追加的な実行可能制御を、追加的または代替的に含み得ることが理解されよう。特に、そのような例示的な実行可能制御は、ユーザ106が運動器具102を使用して運動クラスに参加している間、ユーザ106から1つまたは複数の入力を受信するように構成され得、およびそのような実行可能制御は、そのような入力に少なくとも部分的に基づいて、運動器具102の対応するパラメータを変更するように動作可能であり得る。1つまたは複数のそのような実行可能制御は、実行可能制御418に関して上記で説明したものと同様のプロセスを通して構成され得る。
【0058】
追加的に、上記のように、本開示の1つまたは複数の実行可能制御418を構成、生成、提供、表示、および/または変更することに関して本明細書で説明される任意のプロセスは、運動器具102から離れたデジタルハードウェア148のプロセッサによって、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサによって、および/またはサーバ302の1つまたは複数のプロセッサと通信および/または1つまたは複数のプロセッサと連携して動作するデジタルハードウェア148のプロセッサによって、運動器具102でローカルに実行され得る。
【0059】
図4を引き続き参照すると、いくつかの例では、ユーザインターフェース400は、運動クラス中にユーザ106に追加的な情報を提供するように構成された、1つまたは複数の追加的なウィンドウ420、422および/または他の部分を含み得る。例えば、いくつかの実施形態では、サーバ302および/またはデジタルハードウェア148のプロセッサは、1つまたは複数の実行可能制御418がユーザインターフェース400を介して表示されている間に収集されたユーザデータを受信し得る。そのような例では、受信されたユーザデータは、運動器具102の使用に参加している運動クラスの特定の部分の間にユーザ106によって選択された運動器具102の第1の設定を含み得る。そのような例では、サーバ302および/またはデジタルハードウェア148のプロセッサは、表示された実行可能制御418のそのような第1の設定と第2の設定との間の差異を決定し得る。サーバ302および/またはデジタルハードウェア148のプロセッサはまた、少なくとも部分的に差異に基づいて精度メトリックを決定し得、および、例えば、ディスプレイ104上に示されるユーザインターフェース400の1つまたは複数のウィンドウの420、422を介して、精度メトリックを提供し得る。
【0060】
そのような例では、精度メトリックは、任意の数(例:差、平均、モード、中央値など)、パラメータ、または、実行可能制御418に対応するパフォーマンスコマンドをどれだけ正確または不正確にユーザ106がフォローしているかの他のインジケータを備え得る。そのような例示的な精度メトリック(例:-3%)は、ウィンドウ420に示される。追加的または代替的に、そのような精度メトリックは、ウィンドウ420に含まれる1つまたは複数のグラフィックス、画像、図、色、点滅スキーマ、または他の視覚的しるしを備え、実行可能制御418に対応するパフォーマンスコマンドをどれだけ正確にまたは不正確にユーザ106がフォローしているかの表示を提供し得る。
【0061】
いくつかの例では、ユーザインターフェース400に含まれる一つまたは複数のウィンドウ420、422はまた、励ましのメッセージ、説明、コメント、質問、会話(例:クローズドキャプション)、通知、および/または運動クラス中にインストラクターが提供するその他の情報を含み得る。このような励みになるメッセージの例(例:「さあ、ペースを上げましょう!」)がウィンドウ422に示されている。そのようなウィンドウ422はまた、少なくとも部分的に上述の精度メトリックに基づいて、ユーザ106に1つまたは複数の通知を提供するように構成され得る。いくつかの例では、そのようなウィンドウ422は、ユーザ106からの入力(例えば、タッチ入力)を受け取るように構成され得、またされ得ない。そのような例示的なウィンドウ422は、例えば、実行可能制御418に関して上記で説明した任意のプロセスによって形成され得る。例えば、ビデオエンコーダ320および/またはバックエンドサーバ302の他の構成要素は、運動クラスをリードしているインストラクターからの口頭のコマンドを識別し得る。そのような例では、ビデオエンコーダ320および/またはバックエンドサーバ302の他の構成要素は、マイクロフォン310からおよび/またはビデオカメラ308から受信したオーディオコンテンツに含まれる口頭のコマンド、メッセージ、提案、命令、または他のそのような発声を識別し得る。そのような発声は、運動器具102のパラメータに対応し得、また代替的には、そのような発声は、インストラクターによって実行されている運動クラスに関連付けられた任意の他の非パフォーマンスメトリックベースのメッセージに対応し得る。そのような例では、ビデオエンコーダ320および/またはバックエンドサーバ302の他の構成要素は、そのようなメッセージを提供するウィンドウ422を、運動クラスを備えるビデオファイルと関連付け得る。本明細書で説明する任意の例では、ビデオエンコーダ320および/またはバックエンドサーバ302の他の構成要素は、自然言語処理ソフトウェアまたは技法を介してそのようなメッセージを識別し得る。代替的には、さらなる例では、システム300のオペレータは、ビデオエンコーダ320および/またはサーバ302を使用して、ウィンドウ422を手動で生成し得る。
【0062】
図5は、本開示の別の例示的なユーザインターフェース500を図示する。そのような例では、ユーザインターフェース500は、図4に関して上述したユーザインターフェース400と実質的に同様であり得、および/または図2に関して上述したユーザインターフェース200と実質的に同様であり得る。図5に示すように、そのような例示的なユーザインターフェース500は、とりわけ、同じ運動クラスに参加している他のユーザと比較してユーザ106が彼または彼女のパフォーマンスを見ることができるように表示されるリーダーボード502を含み得る。様々な例示的な実施形態では、リーダーボード502は、プライマリウィンドウ410にオーバーレイされるおよび/またはさもなければ一緒に表示される別個のウィンドウを備え得る。例示的なリーダーボード502は、すべての参加者の、および/または参加者の1つまたは複数のサブグループの相対的なパフォーマンスを表示するように構成され得る。例えば、ユーザ106は、特定の年齢グループの参加者、男性の参加者、女性の参加者、特定の年齢グループの男性の参加者、特定の地理的領域の参加者などのパフォーマンスを示すリーダーボード502を選択することが可能であり得る。例えば、図5に示される例では、リーダーボード502は、20代の女性参加者のグループのパフォーマンスを示すように構成され得る。ユーザ106は、リーダーボード502を個別にキュレートおよび/またはさもなければ構成する能力を有し得るか、またはユーザ106に関連する参加者の適切なグループを選択することによってローカルシステム100にリーダーボード502をキュレートさせる。ユーザ106は、特定の以前に記録されたクラスのために彼ら自身のリーダーボード502をキュレートして、ユーザ106に最大の個人的パフォーマンスインセンティブを提供するリーダーボード502を作成することが可能であり得る。
【0063】
ユーザ106はまた、リーダーボード502を完全に選択解除し、およびそれをユーザインターフェース500から削除する能力が提供され得る。様々な例示的な実施形態では、運動器具102は、ユーザ106が他の参加者をフォローしたり、また参加者のグループまたはサークルを作成したりすることを可能にするなど、様々なソーシャルネットワーキングの態様を組み込み得る。ユーザリストおよび情報は、さまざまな方法でアクセス、並べ替え、フィルタリング、および使用され得る。例えば、他のユーザは、年齢、性別、体重などの個人情報を含む任意の特性に基づいて、または現在の出力、速度、カスタムスコアなどのパフォーマンスに基づいて、並べ替え、グループ化、および/または分類されることが可能である。
【0064】
リーダーボード502は完全にインタラクティブであり得、ユーザ106が参加者のランキングを上下にスクロールし、および参加者を選択して詳細なパフォーマンスデータにアクセスし、その参加者をフォローすることを選択するなどの接続を作成し、またオーディオおよび/またはビデオ接続を通じるなどして、直接通信を確立することを可能にする。リーダーボード502はまた、同じまたは同等のクラスでのユーザの個人的なベストのパフォーマンスを表示して、ユーザ106が彼らの現在のパフォーマンスを彼らの以前の個人的なベストと比較することを可能にし得る。いくつかの例では、そのようなパフォーマンス情報はまた、1つまたは複数の表示バー414、416に表示され得る。リーダーボード502はまた、ユーザ106がフォローしている参加者などの特定の参加者を強調表示し得、また他の視覚的な合図を提供して接続を表示し得、またリーダーボード502の特定のエントリに関する他の情報を提供し得る。
【0065】
様々な例示的な実施形態では、リーダーボード502はまた、ユーザ106がリーダーボード502をスクロールしながら、常に自分の位置およびパフォーマンス情報を閲覧することを可能にし得る。例えば、ユーザ106がディスプレイ104上で指を上方向にドラッグすることなどによってリーダーボード502の上部に向かって上にスクロールする場合、ユーザ106がリーダーボード502の下部に到達すると、それは所定の位置にロックし得、およびリーダーボード502の残りはその下にスクロールする。同様に、ユーザ106がリーダーボード502の下部に向かって下にスクロールする場合、ユーザのウィンドウがリーダーボード502の上部に到達すると、それは所定の位置にロックされ得、およびリーダーボード502の残りはその下にスクロールし続ける。様々な例示的な実施形態では、他のユーザに関するパフォーマンス情報はまた、関連するパフォーマンスパラメータによってソートすることができるフォーマットを含む、リーダーボード502または任意の他のフォーマットで提示され得る。ユーザは、自分のパフォーマンスをすべてのユーザ、選択されたユーザ、および/またはインストラクターが利用できるようにするか、また他のユーザが閲覧することができないように非公開として維持するかを選択し得る。
【0066】
図5に示すように、いくつかの例では、リーダーボード502は、現在の運動クラスに(現在または以前に)参加している1人または複数のユーザのランキングを表示する情報504を提供し得る。そのようなランキングは、例えば、1人または複数のユーザの位置、ランキング、または評価を表示する数値ランキング(例:図5の例示的なリーダーボード502に示されているように、1-6,936人のユーザ)であり得る。このようなランキングは、出力、ペース、速度、精度、または本明細書で説明する任意の他のパフォーマンスメトリックに基づき得る。図5に示す例では、リーダーボード502は、ランキングまたは他の情報504に関連付けられた実際の値を表示する情報506も含み得る。例えば、図5に示す例では、ユーザ「Stephanie」は「3」のランキングを有し得、およびStephanieのこのランキングは、2,686ワットの彼女の出力に対応し得る。同様に、ユーザ「Ashley」は「4」のランキングを有し得、およびこのAshlyのランキングは、1,890ワットの彼女の出力に対応し得る。さらに、いくつかの例では、リーダーボード502は、リストされたユーザのそれぞれがインストラクターによって提供された現在の指示をフォローしている精度を表示する情報508を含み得る。例えば、図5に示す例では、ユーザ「Stephanie」は13%の精度評価を有し得、およびそのような精度評価は、Stephanieが現在インストラクターによって(および実行可能制御418によって表示されるように)要求されている6.0マイルのペースより13%速いペースで走っていることを表示し得る。同様に、図5に示す例では、ユーザ「Ashley」は11%の精度評価を有し得、およびそのような精度評価は、Ashleyがインストラクターによって現在要求されている(そして実行可能制御418によって示されるように)6.0マイルのペースより11%速いペースで走っていることを表示し得る。図5に示されるリーダーボード502は、例えば、それぞれの出力に基づいて(情報506によって表示されるように)様々なユーザをランク付けする情報504を提供するが、さらなる例では、リーダーボード502は、彼らのそれぞれの精度評価に基づいて(情報508によって表示されるように)、および/または任意の他のパフォーマンスメトリックまたは他の情報に基づいて、様々なユーザをランク付けし得ることは理解されよう。
【0067】
図5は、本開示の別の例示的なユーザインターフェース500aを図示する。そのような例では、ユーザインターフェース500aは、図5に関して上述したユーザインターフェース500と実質的に同様であり得、および/または図2に関して上述したユーザインターフェース200と実質的に同様であり得る。図5Aに示されるように、そのような例示的なユーザインターフェース500aは、とりわけ、セグメント化されたタイムライン402、リーダーボード、表示バー414、416、および/または少なくとも図5に関して上記に説明された他のアイテムを含む、プライマリウィンドウ410を含み得る。追加的に、例示的なユーザインターフェース500は、プライマリウィンドウ410にオーバーレイされ、および/またはさもなければ一緒に表示される1つまたは複数のウィンドウ510、516を含み得る。そのような例では、ウィンドウ510、516は、入力を受け取り、およびそのような入力に少なくとも部分的に基づいて、デジタルハードウェア148のプロセッサに対応する信号を送るように構成された、それぞれの実行可能制御を含み得る。そのような実施形態では、デジタルハードウェア148のプロセッサは、信号および/または入力に少なくとも部分的に基づいて、運動器具102の1つまたは複数の対応するパラメータを変更するように構成され得る。
【0068】
いくつかの実施形態では、1つまたは複数のウィンドウ510、516は、表示バー414または表示バー416によって表示、指示、および/または識別されるパラメータのそれぞれ1つに対応し得る。例えば、ウィンドウ510は、表示バー414に提供される「抵抗」情報の上、下、近く、一体、および/またはそうでなければそれに関連して配置され得る。そのような例では、ウィンドウ510は、例えばベルト120の抵抗の、所望の増加に関連付けられたおよび/またはそれを表示する入力を受け取るように構成された実行可能制御512を含み得る。ウィンドウ510はまた、ベルト120の抵抗の所望の減少に関連付けられたおよび/またはそれを表示する入力を受け取るように構成された実行可能制御514を含み得る。そのような例では、実行可能制御512、514は、そのような入力に少なくとも部分的に基づいて、デジタルハードウェア148のプロセッサにそれぞれの信号を送るように構成され得る。
【0069】
同様に、図5Aに示されるように、ウィンドウ516は、表示バー414に提供される「ケイデンス」情報の上、下、近く、一体、および/またはさもなければ関連付けられて配置され得る。そのような例では、ウィンドウ516は、例えばベルト120の速度またはケイデンスの、所望の増加に関連付けられたおよび/またはそれを表示する入力を受け取るように構成された実行可能制御518を含み得る。ウィンドウ516はまた、ベルト120の速度またはケイデンスの所望の減少に関連付けられたおよび/またはそれを表示する入力を受け取るように構成された実行可能制御520を含み得る。そのような例では、実行可能制御518、520は、そのような入力に少なくとも部分的に基づいて、デジタルハードウェア148のプロセッサにそれぞれの信号を送るように構成され得る。例示的なウィンドウ510、516および対応する実行可能制御512、514、518、520は、ユーザインターフェース500aによって提供される抵抗およびケイデンス情報に関して説明されているが、他の例では、ユーザインターフェース500aは、ユーザインターフェース500aによって提供される任意の他の情報またはパラメータに関連付けられた、1つまたは複数の追加的なウィンドウおよび/または実行可能制御を含み得ることが理解されよう。
【0070】
図6は、本開示の別の例示的なユーザインターフェース600を図示する。この開示の実装では、ユーザインターフェース600は、ワークアウト概要インターフェースであり得る。図示のように、ユーザインターフェース600は、ユーザ識別ウィンドウ602、ワークアウトウィンドウ604、およびワークアウト概要ウィンドウ606を含む、複数のセクションまたはウィンドウを含み得る。図示されたインターフェース600は、3つのウィンドウ602、604、606を含むが、インターフェースにより多くのまたはより少ないウィンドウが存在し得る。
【0071】
ユーザ識別ウィンドウ602は、ユーザに関する情報を含み得る。そのような情報は、とりわけ、ユーザ106の識別、例えば、写真、名前、アバターなど、ユーザ106が有するフォロワーの数、ユーザ106がフォローしている仲間の参加者の数、ユーザ106が完了した、および/または参加者であった、全ライフタイムラン、ライド、サーキット、またはその他のワークアウト、ユーザが獲得した成果または報酬の識別、記録または目標、ユーザの最近のワークアウト活動のタイムライン、および/またはユーザ106および/またはユーザのワークアウト活動に関連付けられた、他のそのような一般的な情報、を含み得る。さらなる例では、ユーザ識別ウィンドウ602で提供される情報は、代替的なフォーマット、ウィンドウ、または場所で提供され得る。
【0072】
ワークアウトウィンドウ604は、利用可能なクラスおよび/またはユーザ106によって既に完了されたクラスを含む、ワークアウトに関する情報を含み得る。いくつかの実装形態では、ワークアウトウィンドウ604は、今後のライブクラスまたは利用可能な事前に記録されたオンデマンドクラスを一覧にし得る。ワークアウトウィンドウ604はまた、ユーザ106がワークアウトウィンドウ604に含まれる情報をカスタマイズすることを可能にする、関連するフィルタおよび/または検索ツールを含み得る。図示の実施形態では、ワークアウトウィンドウ604は、ユーザ106によって実行されるワークアウトまたは他の運動クラスのリストを含む。ワークアウトは時系列のリストに配置されているように図示されるが、ワークアウトは別の方法で掲示され得る。さらに、ワークアウトウィンドウ604は、各運動クラス中にユーザ106によって達成された一つまたは複数のスコア(例:出力スコア)、クラスの日付および/または時間、インストラクターの識別、および/またはその他の情報、をさらに含み得る。ユーザインターフェース600はまた、ユーザ106のワークアウト履歴に関する追加的な情報を提供するのに有用な1つまたは複数の追加的なウィンドウおよび/または他のフォーマットを含み得る。
【0073】
ワークアウト概要ウィンドウ606は、特定のワークアウトに対するユーザのパフォーマンスを表示するパフォーマンスメトリックを含む、特定のワークアウトに関する情報を提供し得る。例えば、ワークアウト概要ウィンドウ606は、ワークアウトウィンドウ604で選択された完了したワークアウトに関する情報を含み得る。ワークアウト概要ウィンドウ606は、ワークアウト概要ウィンドウ606に詳述されたワークアウトを表示するワークアウト情報608を含み得る。非限定的な例として、ワークアウト情報608は、日付、時間、継続時間、ワークアウト名、インストラクター名、ワークアウトのための筋肉グループ(複数)を対象とするワークアウトタイプ(例:サイクリング、ウォーキング/ランニング、複合ワークアウト、サーキットワークアウトなど)、および/またはその他の情報の、1つまたは複数を含み得る。
【0074】
いくつかの例では、ワークアウト概要ウィンドウ606はまた、図4に関して上記で説明したセグメント化されたタイムライン402の少なくとも一部を含み得る。例えば、図6に図示される例示的なユーザインターフェース600では、概要ウィンドウ606は、トレッドミルベースのサーキットワークアウトに対応し得、および運動クラスのそれぞれの部分、部品、または他のセグメントに対応する、1つまたは複数のセグメント404a、404b、404c…404n(まとめて、「セグメント404”)を、図示されたセグメント化タイムライン402は含み得る。活動要件(例:ランニング、ジョギング、スプリント、ウェイトウェイトなど)、機器要件(例:ダンベル、ヨガマットなど)および/または運動クラスのそれぞれのセグメントに関連付けられた他の要件を表示する視覚的しるしを、セグメント化されたタイムライン402はまた含み得る。一緒に、セグメント404およびセグメント化されたタイムライン402の対応する視覚的しるしは、ワークアウト全体のグラフ表示を提供し得る。
【0075】
ワークアウト概要ウィンドウ606は、セグメント化されたタイムライン402のセグメント404に関連して図示されている、1つまたは複数のワークアウト概要グラフィック610、612、614も含み得る。例えば、図6に示されるように、第1のワークアウト概要グラフィック610は、ワークアウトの期間にわたってユーザ106の出力(例:参加者全体で正規化された1つまたは複数の要因の組み合わせであり得るパフォーマンスの測定)を示し、第2のワークアウト概要グラフィック612は、ワークアウトの期間にわたるユーザ106の速度を示し、および第3のワークアウト概要グラフィック614は、ワークアウトの期間にわたってユーザ106が様々なインストラクターのコマンドに追従した精度を示す。図示のように、ワークアウト概要グラフィック610、612、614は、ワークアウト全体にわたるユーザのパフォーマンスを表示する、それぞれのプロット線616a、616b、616c(まとめて「プロット線616」)を含むグラフとしてレンダリングされ得る。それぞれのプロット線616は、ユーザ106によって使用される運動装置(例:運動器具102、身体装着センサなど)に関連付けられたセンサから受信したセンサ情報を提示し得る。例えば、運動器具102および/または1つまたは複数のウェアラブルデバイスに関連付けられた速度計、歩数計、加速度計、位置センサ、ジャイロスコープ、バイオメトリックセンサなどは、運動設備および/またはユーザ106に関連付けられた情報を感知し得、およびこのような情報は、それぞれのプロット線616を作成するために使用され得る。
【0076】
ワークアウト概要グラフィック610、612、614はまた、特定のメトリックの平均値を表すそれぞれの軸618を含み得る。図示された実装形態では、軸618は、ワークアウト全体に基づいて決定された、それぞれのメトリックのユーザ固有の平均(例:ユーザ106に固有の平均)を表す。しかし、他の実施形態では、軸618は、例えば、ユーザ106が他の参加者に対する彼女のパフォーマンスを見ることができるように、ワークアウトのすべての参加者の平均を表示し得る。他の実装形態では、軸618は、平均を表し得なく、代わりに、目標値またはワークアウトの以前の取り組みに関連付けられた値を含み得る所定の基準値であり得る。
【0077】
さらなる例では、ワークアウト概要グラフィック610、612、614以外のグラフィックはまた、または代替的に、ワークアウト概要ウィンドウ606に提供され得る。例えば、グラフィック612に図示されるように、ユーザ106は、図示される「速度」グラフィックの代わりに「ペース」グラフィックを選択することが可能であり得る。例えば、そのようなペースのグラフィックは、図示された時速マイルとは対照的に、分速マイルプロットを示し得る。さらに、表示されるおよび/または利用可能なワークアウト概要グラフィックは、ワークアウトのタイプおよび/または入手可能な情報に基づいて変化し得る。例えば、ワークアウトのウェイトベースのセグメントに関連付けられたワークアウト概要グラフィックは、ワークアウトのこれらのセグメントを実行するために使用される、ユーザ着用センサまたはウェイトに配置されたセンサからの情報に基づいてレンダリングされ得る。さらに、他のタイプの設備のセンサもまた使用され得る。非限定的な例として、ワークアウトは、固定式自転車などのサイクルで実行されるセグメントを含み得る。このような例では、サイクルに関連付けられたセンサを使用して、ワークアウト概要グラフィックをレンダリングし得る。この開示の恩恵を受けて、当業者は他の変更および代替もまた理解し得る。
【0078】
図6Aは、本開示の別の例示的なユーザインターフェース600aを図示する。そのような例では、ユーザインターフェース600aは、図6に関して上記で説明したユーザインターフェース600と実質的に同様であり得る。例えば、ユーザインターフェース600aは、とりわけ、ユーザ識別ウィンドウ602、ワークアウトウィンドウ604、ワークアウト概要ウィンドウ606、ワークアウト情報608、セグメント化されたタイムライン402、および/または図6に関する上記の他の構成要素を含み得る。
【0079】
図6aに示すように、いくつかの例では、ワークアウト概要ウィンドウ606は、セグメント化されたタイムライン402のセグメント404に関連して図示される、1つまたは複数のワークアウト概要グラフィック620、622を含み得る。例えば、ワークアウト概要グラフィック620は、ワークアウトの期間にわたるユーザ106のケイデンス(例:ベルト120のケイデンス)を表示し得、および追加的なワークアウト概要グラフィック622は、ワークアウトの期間にわたるベルト120の抵抗を表示し得る。図示のように、ワークアウト概要グラフィックス620、622は、ワークアウト中のユーザパフォーマンスを表示するそれぞれのプロット線616d、616eを含むグラフとしてレンダリングされ得る。図6に関して上述したように、それぞれのプロット線616d、616eは、ユーザ106によって使用される運動設備(例:運動器具102、身体装着型センサなど)に関連付けられたセンサから受信されたセンサ情報を表し得、およびそのような例では、そのような情報を使用して、それぞれのプロット線616d、616eを作成し得る。
【0080】
図6に関して説明したように、ワークアウト概要グラフィック620、622は、特定のメトリックの平均値を表すそれぞれの軸618を含み得る。図示された実装形態では、軸618は、ワークアウト全体に基づいて決定された、それぞれのメトリックのユーザ固有の平均(例:ユーザ106に固有の平均)を表す。しかし、他の実施形態では、軸618は、ワークアウトのすべての参加者の平均を表示し得、または所定の基準値(例:目標値)であり得る。
【0081】
図6Aの例示的なユーザインターフェース600aでは、ワークアウト概要グラフィック620、622はまた、それぞれのメトリックに関連付けられた平均範囲を表示するそれぞれの視覚的しるし624、626を含み得る。例えば、視覚的しるし624は、一連のバー、ボックス、ラインセグメント、陰影付け/ハッチング/カラー領域、またはワークアウトの対応するセグメントに関連付けられた平均ケイデンス範囲を表示する他のオブジェクトを備え得る。同様に、視覚的しるし626は、一連のバー、ボックス、ラインセグメント、影付き/ハッチング/カラー領域、またはワークアウトの対応するセグメントに関連付けられた平均抵抗範囲を表示する他のオブジェクトを備え得る。軸618と同様に、視覚的しるし624、626は、ユーザ固有の平均範囲、ワークアウトのすべての参加者に基づいて決定される平均範囲、所定の基準範囲(例:目標範囲)、および/またはワークアウト情報608によって識別される特定のワークアウトに対応する値の他の範囲、を備え得る。本明細書で説明する例のいずれかにおいて、ユーザインターフェース600aの1つまたは複数のワークアウト概要グラフィック620、622はまた、時間量、ワークアウトの割合、および/または例えば、視覚的しるし624によって表示される目標範囲(例:目標ケイデンス範囲)へのユーザのアドヒアランスを表す他のしるし、を表示する情報628も含み得る。1つまたは複数のワークアウト概要グラフィック620、622はまた、それぞれのワークアウト概要グラフィック620、622に関連付けられたパラメータに対応するワークアウトのユーザ固有のベスト値(例:ベストのケイデンス、ベルト速度など)を表示する情報630を含み得る。1つまたは複数のワークアウト概要グラフィックス620、622は、それぞれのワークアウト概要グラフィック620、622に関連付けられたパラメータに対応するワークアウトのユーザ固有の平均値(例:平均ケイデンス、平均ベルト速度など)を表示する情報632をさらに含み得る。
【0082】
図7は、本開示のさらに別の例示的なユーザインターフェース700を図示する。そのような例示的なユーザインターフェース700は、特定のワークアウトを選択するときにユーザ106にとって有用であり得る様々なプレワークアウト情報704を示すウィンドウ702を含み得る。例えば、そのような情報704は、ユーザ106が特定のワークアウトを様々な他の利用可能なワークアウトと比較するのを支援し得、これにより、ユーザ106は、難易度、ワークアウトに含まれる活動(例:ワークアウトコンテンツ)、および/または他の基準に基づいてワークアウトを選択し得る。図7に示されるように、そのような情報704は、特定の運動クラスに関連付けられた複数のメトリック706を含み得る。そのようなメトリック706は、とりわけ、難易度のランキング、クラスに参加するために必要な様々な運動設備の表示(例:アイコン、画像、テキスト、またはダンベル、ヨガマットなどの他のしるし)、平均評価、平均精度、および/または運動クラスに関連付けられた(例:説明的な)その他のメトリック、を含み得る。いくつかの例では、そのような情報704はまた、演習クラスが焦点を当てるであろう、様々な筋肉グループまたは他の領域(例:腕、脚、有酸素運動、腹部、体幹など)の表示(例:アイコン、画像、テキスト、または他のしるし)を含み得る。
【0083】
追加的または代替的に、情報704は、運動クラスに含まれる異なる活動(例:ジョギング、ランニング、ウォーキングストレッチ、リフトなど)の内訳、各それぞれの活動に関連付けられた時間の長さ、アイコン、画像、シンボル、または各活動に関連付けられたその他の視覚的なしるしなど、を提供するクラス計画708を含み得る。いくつかの例では、運動クラスに含まれ、および運動クラスの異なるセグメントに対応する、それぞれの実行可能制御のリスト、概要、または他の表示を、そのようなクラス計画708はまた含み得る。例えば、例示的なクラス計画708に対応する運動クラスは、「6.0」分マイルペースの実行可能制御418を含む11分のランセグメントを有し得る。例示的なクラス計画708に対応する運動クラスはまた、「6.0」分マイルペースの実行可能制御418を含む10分ランニングセグメントを有し得る。演習クラス中にインストラクターによって発せられたそれぞれのパフォーマンスコマンドに少なくとも部分的に基づいて、および/または運動クラスの再生中に複数の運動器具で使用されたそれぞれの設定(共通のパフォーマンスメトリックに関連付けられた)を含むユーザデータに少なくとも部分的に基づいて、そのような実行可能制御は生成され得ることが理解されよう。いくつかの例では、そのようなクラス計画708はさらに、運動クラスのセグメントに関連付けられた精度メトリックの1つまたは複数の表示710、712、714を含み得る。例えば、「6.0」分マイルペースの実行可能制御418が提供されたとき(例:11分間のランニングセグメント中)5.0%の精度評価/メトリックを達成したクラス計画708に対応する運動クラスに参加する以前のユーザを平均して、表示712は表示し得る。同様に、10分のランニングセグメント中に「6.0」分マイルペースの実行可能制御418が提供されたときに、5.0%の精度評価/メトリックを達成した運動クラスに参加する以前のユーザを平均して、表示714は表示し得る。運動クラスに参加することを検討しているユーザ106は、特定の運動クラスが彼女にとって適切であるかどうかを決定するのに有用である、ウィンドウ702に含まれる情報704を発見し得る。そのような情報はまた、運動クラス中に提供される様々な実行可能制御418の難易度および/または精度を評価するのに有用であり得る。
【0084】
図7Aは、本開示の別の例示的なユーザインターフェース700aを図示する。ユーザインターフェース700aは、図7に関して上述したユーザインターフェース700と実質的に同様であり得、および1つまたは複数の実質的に同様の構成要素を含み得る。例えば、そのような例示的なユーザインターフェース700aは、特定のワークアウトを選択するときにユーザ106にとって有用であり得る様々なプレワークアウト情報704を示すウィンドウ702aを含み得る。図7に示されるように、そのような情報704は、特定の運動クラスに関連付けられた複数のメトリック706を含み得る。とりわけ、難易度のランキング、クラスに参加するために必要な様々な運動設備の表示(例:アイコン、画像、テキスト、またはダンベル、ヨガマットなどの他のしるし)、平均評価、平均精度、および/または運動クラスに関連付けられた(例:説明的な)その他のメトリックを、そのようなメトリック706は含み得る。追加的または代替的に、運動クラスに含まれる異なる活動(例:ジョギング、ランニング、ウォーキングストレッチ、リフトなど)の内訳、各それぞれの活動に関連付けられた時間の長さ、アイコン、画像、シンボル、または各活動に関連付けられたその他の視覚的なしるしなどを提供するクラス計画708を、情報704は含み得る。いくつかの例では、運動クラスが焦点を当てるであろう、様々な筋肉グループまたは他の領域(例:腕、脚、有酸素運動、腹部、体幹など)の表示(例:アイコン、画像、テキスト、または他のしるし)を、クラス計画708は含み得る。
【0085】
図7Aに示されるように、情報704はまた、運動クラスに関連付けられた1つまたは複数の目標メトリック716を含み得る。例えば、そのような目標メトリック716は、目標ケイデンスプロット、目標ケイデンス範囲、平均ケイデンス/ベルト速度、および/または運動クラスに対応する他の目標ケイデンス情報718を含み得る。そのような目標メトリック716はまた、目標抵抗プロット、目標抵抗範囲、平均抵抗値、および/または運動クラスに対応する他の目標抵抗情報720を含み得る。目標ケイデンス情報718は、図6Aに関して上述した1つまたは複数の視覚的しるし624に対応し得ることが理解されよう。同様に、目標抵抗情報720は、図6Aに関して上述した1つまたは複数の視覚的しるし626に対応し得る。いくつかの例では、ウィンドウ702aによって提供される情報704は、現在ワークアウトしているおよび/またはそうでなければ情報704に対応する運動クラスに参加している、メンバーまたは他のユーザ106の数の表示722をさらに含み得る。
【0086】
図7Bは、ユーザインターフェース700aの部分をさらに詳細に図示する。例えば、図7Bに示されるように、プレワークアウト情報704、メトリック706、目標メトリック、および/または図7Aに関して上記で説明したように、運動クラスに現在参加しているメンバーまたは他のユーザ106の数の表示722を提供するウィンドウ702を、ユーザインターフェース700aは備え得る。追加的に、図7Bに示すように、ユーザインターフェース700aは、過去に特定の運動クラスを受講した友達(例:リンク/保管/提携したユーザ106の友達)の数の表示724を提供し得る。そのような表示724はまた、特定のユーザ106が過去に運動クラスを受講したかどうか、および/またはユーザ106が運動クラスを受講した回数を表示し得る。
【0087】
図8は、本開示の別の例示的な方法800を表すフローチャートを図示する。例示的な方法800は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせに実装することができる動作を表す、論理フロー図のステップの集合として図示される。ソフトウェアのコンテキストでは、ステップはメモリに保管されたコンピュータ実行可能命令を表す。そのような命令が、例えば、上述のデジタルハードウェア148のプロセッサによって、および/または上述のサーバ302の1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、そのような命令は、デジタルハードウェア148のプロセッサおよび/またはサーバ302の1つまたは複数のプロセッサに、列挙された動作を実行させ得る。動作が記載される順序は、限定的に解釈されることを意図するものではなく、および任意の数の記載されるステップを任意の順序および/または並行して組み合わせて、プロセスを実現することができる。追加的に、方法800は、本開示の追加的および/または他の方法に関して本明細書で説明されている任意の動作を含み得、逆もまた同様である。説明の目的で、特に指定のない限り、方法800は、ネットワーク化された運動システム300、第1の運動器具102を使用して、1つまたは複数のビデオカメラ308を備えるスタジオまたはその他の場所で運動クラスを実行するインストラクター、マイクロフォン310、および/またはネットワーク化された運動システム300の他の構成要素、第2の運動器具102を使用するユーザ106、1つまたは複数のユーザインターフェース200、400、500、600、700、および/または図1から7に示される他のアイテム、を参照して説明される。特に、方法800の任意の部分および/または全体は、デジタルハードウェア148のプロセッサによって実行され得るが、特に指定がない限り、方法800は、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサ、および/またはネットワーク化された運動システム300の他の構成要素に関して、説明を容易にするために、以下で説明されるであろう。
【0088】
図8を参照して、802において、サーバ302および/またはネットワーク化された運動システム300の他の構成要素は、インストラクターによって実行されている運動クラスに関連付けられたコンテンツをキャプチャし得る。そのような例では、インストラクターは、スタジオ、ジム、および/または他のワークアウト施設で運動クラスを実行するために、第1の運動器具102を利用している場合があり得る。そのような例では、1つまたは複数のビデオカメラ308、マイクロフォン310、音楽プレーヤー312、オーディオミキサ314、および/またはネットワーク化された運動システム300の他の構成要素は、802において運動クラスのコンテンツを感知、記録、および/またはさもなければキャプチャするため、サーバ302によっておよび/または組み合わせて利用される場合があり得る。例えば、802において、サーバ302は、インストラクターによって実行されている運動クラスに対応するオーディオコンテンツ、ならびに運動クラスに対応するビデオコンテンツをキャプチャし得る。
【0089】
804において、サーバ302は、オーディオコンテンツ、ビデオコンテンツ、および/または802においてキャプチャされた任意の他のコンテンツを備えるビデオファイルを生成し得る。例えば、オーディオコンテンツは、802においてオーディオトラックにキャプチャされ得、およびビデオコンテンツは、802においてオーディオトラックとは別のビデオトラックにキャプチャされ得る。そのような例では、804において、アナログデジタルコンバータ316、ビデオエンコーダ320、ビデオトランスコーダ324、および/またはサーバ302の他の構成要素は、オーディオトラックおよびビデオトラックをマージして、804において単一のデジタルビデオファイルを形成し得る。追加的または代替的に、オーディオコンテンツおよびビデオコンテンツは、少なくとも1つのアナログデバイスを利用して、802においてキャプチャされ得る。そのような例では、804において、アナログデジタルコンバータ316および/またはサーバ302の他の構成要素は、任意のそのようなアナログコンテンツをデジタルコンテンツに変換し得、および804において、デジタルオーディオコンテンツおよびデジタルビデオコンテンツを備えるデジタルビデオファイルを生成し得る。さらに別の例では、802において、オーディオコンテンツおよびビデオコンテンツは、デジタル形式で、および単一のコンテンツキャプチャ(例:デジタル録音)プロセスでキャプチャされ得る。そのような例では、ビデオファイル(例:デジタルビデオファイル)は、オーディオコンテンツおよびビデオコンテンツをキャプチャする際、および/またはその一部として、802において生成され得る。
【0090】
806で、サーバ302は、運動クラス中にインストラクターによって発声された1つまたは複数のパフォーマンスコマンド(例:802でキャプチャされたオーディオコンテンツに含まれるパフォーマンスコマンド)を識別し得る。例えば、サーバ302上で動作する自然言語処理ソフトウェアおよび/または他の音声認識ソフトウェアは、運動クラス中に、および/または運動クラスが完了した後にインストラクターによって発声された口頭コマンドを識別し得る。そのような例では、806において、自然言語処理ソフトウェアおよび/または他の音声認識ソフトウェアは、ビデオエンコーダ320、および/または実行可能なコマンドを生成するように動作可能なサーバ302の他の構成要素に、口頭のコマンドの指示を提供し得る。いくつかの例では、自然言語処理ソフトウェアおよび/または他の音声認識ソフトウェアは、追加的または代替的に、(例:サーバ302に動作可能に接続されたディスプレイまたは他の出力デバイスを介して)サーバ302の1人または複数のオペレータに口頭コマンドの指示を提供し得、およびそのようなオペレータは、例えば、804において生成されたビデオファイル内の識別された口頭コマンドの精度および/または対応する実行可能制御の配置を確認し得る。さらに別の例では、806において、自然言語処理ソフトウェアおよび/または他の音声認識ソフトウェアを使用せずに運動クラスを閲覧している(リアルタイムでおよび/または運動クラスの再生時に)オペレータによって、パフォーマンスコマンドは識別および/または認識され得る。
【0091】
上記のように、いくつかの実施形態では、インストラクターは、運動クラス中に比較的特定のパフォーマンスコマンドを発声し得る。そのような比較的特定のパフォーマンスコマンドの例は、「6.0マイルのペースで走る」、「5.0の傾斜に進む」、「次の2分間でゾーン4の出力に到達する」、または、ベルト120の所望の速度、ユーザ106の所望の走行速度、デッキ112の所望の傾斜、ユーザ106の所望のパワーゾーン、ユーザ106の所望の出力レベル、運動器具102の所望のブレーキ力または抵抗、運動器具102に関連付けられたシートの位置、ストライドタイプ、ユーザ106のペダルケイデンス、および/または他のそのようなパラメータに対応する、他の比較的明確なコマンドを含み得る。そのような例では、806において、サーバ302、サーバ302のオペレータ、および/または、インストラクターが運動クラスを実行している場所(例:スタジオ)に関連付けられた制御局の他の任意のオペレータは、インストラクターによって発声された口頭のコマンドを識別し得る。いくつかの例では、806において、サーバ302で動作する、自然言語処理ソフトウェアおよび/または他の音声認識ソフトウェアは、実行可能なコマンドを生成するように動作可能なビデオエンコーダ320、および/またはサーバ302の他の構成要素に、口頭のコマンドの指示を提供し得る。追加的に、806において、サーバ302は、コマンドに関連付けられたタイムスタンプ(例:804で生成されたビデオファイル内の経過時間)を識別し得る。そのようなタイムスタンプは、インストラクターがコマンドを発した運動クラス中の時間を識別し得る。
【0092】
追加的な実施形態では、インストラクターは、運動クラス中に比較的抽象的なまたは曖昧なコマンドを発声し得る。そのような比較的抽象的なまたは曖昧なコマンドの例は、「数分間のジョギング」、「この丘を登ろう」、または、運動クラスに参加しているそれぞれのユーザ106にとって異なる意味を有し得るが、インストラクターによって実行されている運動クラスの現在の運動セグメントおよび/または現在の部分に依然として対応し得る任意の他のコマンド、を含み得る。そのような例では、806において、サーバ302、サーバ302のオペレータ、および/または、インストラクターが運動クラスを実行している場所(例:運動スタジオ)に関連付けられた制御局のオペレータは、インストラクターが発声した比較的抽象的な口頭のコマンドを識別し得る。いくつかの例では、806において、サーバ302で動作する、自然言語処理ソフトウェアおよび/または他の音声認識ソフトウェアは、ビデオエンコーダ320、および/または実行可能なコマンドを生成するように動作可能なサーバ302の他の構成要素に、口頭のコマンドの指示を提供し得る。追加的に、806において、サーバ302は、比較的抽象的なコマンドに関連付けられたタイムスタンプを識別し得る。
【0093】
808において、サーバ302は、インストラクターによって実行されている運動クラスに対応する実行可能制御418を生成し得る。上記のように、いくつかの例では、808において生成された1つまたは複数の実行可能制御418は、運動器具102(例:ユーザ106が運動クラスに参加するために使用する第2の運動器具102)のパラメータを変更するように動作可能であり得る。例えば、808において、サーバ302は、806において識別されたパフォーマンスコマンドに対応する実行可能制御418を生成し得る。808において生成された1つまたは複数の実行可能制御418は、デジタルハードウェア148のプロセッサによって実行可能なデータファイル、テキストファイル、デジタルファイル、メタデータ、命令、および/または任意の他の電子ファイルを備え得る。808で生成された例示的な実行可能制御418がデジタルハードウェア148のプロセッサによって実行されると、プロセッサは、ユーザインターフェース(例:ユーザインターフェース400)を介して実行可能制御418に関連付けられたテキストまたは他の情報を表示させ得る。いくつかの例では、そのようなテキスト(例:ガイダンス、励ましの声明など)は、ユーザインターフェース400に含まれる1つまたは複数のそれぞれのウィンドウ422を介して表示され得る。いくつかの例では、そのようなウィンドウ422、実行可能制御418、および/または本明細書に記載の例示的なユーザインターフェース400の他の部分は、運動クラスの間にユーザ106と通信、ガイド、および/または奨励する手段としてユーザ106に提供され得る。いくつかの例では、そのようなウィンドウ422および/または実行可能制御418は、ユーザの入力を受け取るように構成され得ず、および運動器具102の1つまたは複数のパラメータを変更するように動作可能であり得ない。一方、追加的な例では、本明細書で説明される1つまたは複数の実行可能制御418は、ディスプレイ104を介してユーザ106からタッチ入力を受け取るように構成され得る。そのような例では、少なくとも部分的にはそのような入力に基づいて、1つまたは複数の実行可能制御418は、第2の運動器具102(例:ユーザ106が運動クラスに参加するために利用している運動器具102)の少なくとも1つのパラメータを変更するように構成され得る。本開示の例示的な実施形態では、808で生成された1つまたは複数の実行可能制御418は、第2の運動器具102のパラメータの変更に関連付けられた1つまたは複数の設定を備え得る。
【0094】
例えば、806で識別されたコマンドが比較的特定のコマンドを備える実施形態では、実行可能制御418がデジタルハードウェア148のプロセッサ(例:第2の運動器具102の)によって処理および/または実行されるとき、デジタルハードウェア148のプロセッサは、運動器具102の構成要素(例:ベルト120の速度を制御するデッキ112のモータ)に、実行可能制御418によって具体的に定義されたアクションを動作および/または実行させ得るような、実行可能制御418をサーバ302は構成し得る。例えば、806で識別された例示的な比較的特定のコマンドが「6.0分のマイルのペースで走る」を備える実施形態では、デジタルハードウェア148のプロセッサによって実行されるとき、ベルト120の速度を制御するデッキ112のモータに、ベルト120を駆動させて6.0分のマイルペースに対応するベルト速度で回転させる命令、メタデータ、および/または他の情報、または構成要素を含む、対応する実行可能制御418を、808においてサーバ302は生成し得る。同様の命令は、特定のパワーゾーン、デッキ112の特定の傾斜、特定のペダルケイデンス、特定の固定式自転車のブレーキング抵抗、および/または運動器具102の他のパラメータに向けられた実行可能制御418に含まれ得る。
【0095】
一方、806で識別されたコマンドが比較的曖昧なまたは抽象的なコマンドを備える実施形態では、実行可能制御418がデジタルハードウェア148のプロセッサ(例:第2の運動器具102の)によって処理および/または実行されるとき、デジタルハードウェア148のプロセッサは、運動器具102の1つまたは複数の構成要素に変更した方法で動作させる前に、実行可能制御418に対応する適切な(例:ベストフィット)応答を決定し得るような実行可能制御418を、サーバ302は構成し得る。例えば、806で識別された例示的な比較的抽象的なコマンドが「数分間のジョグ」を備える実施形態では、運動器具102(例:第2の運動器具102)のプロセッサによって実行されるとき、そのような運動器具102のベルト120を4.0分マイルのペースで、および/または任意の他の比較的一般的なジョギングペースで回転させ得、および実行可能制御418のそのような設定は、デフォルト設定を含み得る、命令、メタデータ、および/または他の情報を含む実行可能制御418を、808においてサーバ302は生成し得る。特定のユーザ106に対応する利用可能なユーザデータが比較的少ない状況では、そのようなデフォルト設定は、808において実行可能制御418に関連付けられ得、ユーザ106のユーザプロファイルは、806で識別された抽象コマンドに関連するユーザ106の設定または好みに関連付けられたユーザデータおよび/またはサーバ302がユーザ106に対応する適切な情報にアクセスを有さない任意の他の状況を含まない。代替的に、ユーザ106のユーザプロファイルが好適なジョギングペースを識別し、および/または、以前に選択された、以前にカスタマイズされた、および/または特定のユーザ106の以前に入力されたジョギング速度、ユーザ106の体重、身長、年齢、性別、または他の身体的特徴、および/または他のそのような情報を示す、保管されたユーザデータまたは他の情報をデータベース304が含む例では、808において、サーバ302は、このようなユーザ固有の情報に対応するジョギングペースで、ベルト120を所定の位置で回転させるように構成された実行可能制御418を生成し得る。
【0096】
比較的曖昧なまたは抽象的なコマンドが識別された、本明細書で説明される任意の例において、サーバ302は、そのようなコマンドに対応する808において実行可能制御418を生成し得、およびユーザインターフェース500を介してユーザ106に提示されている運動クラス中に実行可能制御418を介してタッチ入力を受け取ると、デジタルハードウェア148のプロセッサは、デジタルハードウェア148のメモリ内に保管された、および/またはサーバ302に関連付けられたデータベース304内に保管されたユーザデータに基づいて、適切な応答(例:運動器具102の1つまたは複数のパラメータの適切な変更)を決定し得る。上記のように、デジタルハードウェア148のメモリ内に格納されている、および/またはデータベース304内に保管されているユーザデータ(例:運動器具102を使用して1つまたは複数の以前の運動クラスに参加しているユーザ106に対応する集約ユーザデータ)に少なくとも一部に基づいて、デフォルト設定(例:デフォルトのジョギング速度、および/またはジョギングに関連付けられたデフォルトのデッキ傾斜)、以前に選択され、以前にカスタマイズされ、および/または以前に入力された設定(例:ユーザ106のユーザプロファイルに含まれるジョギング速度および/またはジョギングデッキ傾斜)、および/またはデジタルハードウェア148のプロセッサによって、および/またはサーバ302のプロセッサによって決定される設定を、そのような適切な応答は備え得る。
【0097】
810において、ディスプレイ104を介するデジタルハードウェア148のプロセッサによる(例:第2の運動器具102のプロセッサによる)ビデオファイルの少なくとも一部の再生は、実行可能制御418の表示をもたらし得るような804で生成されたビデオファイルに、実行可能制御418をサーバ302は埋め込み、リンク、および/またはそうでなければ関連付け得る。特に、810で、サーバ302はコマンドに関連付けられ、806で識別されたタイムスタンプに対応するビデオファイルの一部に、実行可能制御418をリンクし得る。そのような例では、タイムスタンプは、804で、および/またはインストラクターがコマンドを発した運動クラス中に生成されたビデオファイルの経過時間を備え得る。その結果、ユーザインターフェース500を介して(例:ライブストリーミングを介して実質的にリアルタイムで、および/またはアーカイブされたビデオファイルを使用した運動クラスの再生時に)運動クラスをユーザ106に提供するとき、デジタルハードウェア148のプロセッサは、(例:第2の運動器具102のプロセッサ)は、インストラクターが口頭コマンドを発した運動クラス中のある時点で実行可能制御418を提供し得る。
【0098】
812において、サーバ302は、デジタルハードウェア148のプロセッサに、804で生成されたビデオファイルと共に実行可能制御418を提供し得る。そのような例では、サーバ302のビデオパケタイザ326は、ネットワーク306を介して運動器具102(例:第2の運動器具102)に、1つまたは複数の信号を提供し得、およびそのような信号は、ビデオファイルの少なくとも一部および/またはその中に埋め込まれた実行可能制御418を含み得る。いくつかの例では、ユーザ106が実質的にリアルタイムで運動クラスをライブストリーミングしている例のように、サーバ302は、804で生成されたビデオファイル、および808で生成された実行可能制御418を、ネットワーク306を介して運動クラスのライブストリームの一部として提供し得る。代替的に、ユーザ106がアーカイブされた運動クラスに参加している例では、812において、アーカイブされた運動クラスの送信の一部として、ネットワーク306を介して、804で生成されたビデオファイルおよび808で生成された実行可能制御418を、サーバ302は提供し得る。
【0099】
さらに、814において、サーバ302は、808で生成された実行可能制御418を、804で生成されたビデオファイルと共に保存および/またはさもなければ保管し得る。そのような例では、実行可能制御418は、ビデオファイルの再生時に、ディスプレイ104を介してユーザ106に提示されるユーザインターフェース500の一部として実行可能制御418が表示され得るように、ビデオファイルにリンクされ、埋め込まれ、関連付けられ、および/またはそうでなければ保管され得る。さらに、以前の開示は、サーバ302が方法800の1つまたは複数の動作を実行し得ることを示しているが、本明細書で説明する任意の例では、方法800に関して上述した任意の動作は、サーバ302、サーバ302のオペレータ、インストラクターによって実行されている運動クラスの制御局のオペレータ。および/またはそれらの任意の組み合わせによって、全体または一部で実行され得る。
【0100】
図9は、本開示の別の例示的な方法900を表すフローチャートを図示する。上記の方法800と同様に、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせに実装することができる動作を表す、論理フロー図のステップの集合として例示的な方法900が図示される。ソフトウェアのコンテキストでは、ステップはメモリに保管されたコンピュータ実行可能命令を表す。そのような命令が、例えば、上述のデジタルハードウェア148のプロセッサによって、および/またはサーバ302の1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、そのような命令は、デジタルハードウェア148のプロセッサおよび/またはサーバ302の1つまたは複数のプロセッサに、列挙された操作を実行させ得る。そのようなコンピュータ実行可能命令は、特定の機能を実行する、または特定の抽象データタイプを実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造等を含み得る。動作が記載される順序は、限定的に解釈されることを意図するものではなく、および説明されるステップの任意の数は、任意の順序および/または並行して組み合わせて、プロセスを実装することができる。説明の目的で、特に指定のない限り、方法900は、ローカルシステム100、運動器具102、ユーザ106、ユーザインターフェース200、400、500、600、700、および/または図1から7に示されている他のアイテムを参照して説明される。特に、方法900の一部および/または全体は、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサ、および/またはネットワーク化された運動システム300の他の構成要素によって実行され得るが、他に特定されない限り、方法900は説明を簡単にするために、デジタルハードウェア148のプロセッサに関して以下に説明される。
【0101】
図9を参照すると、902において、デジタルハードウェア148のプロセッサは、運動器具102でおよび上述のコンテンツ配信ネットワーク306を介して、運動クラスに関連付けられたコンテンツを含むビデオファイルを受信し得る。例えば、そのようなビデオファイルは、追加的な(例:リモートの)運動器具102を介して運動クラスを実行するインストラクターに関連付けられたオーディオコンテンツおよびビデオコンテンツを含み得る。そのような例では、インストラクターは、スタジオ、ジム、および/または他のワークアウト施設で運動クラスを実行するために、運動器具102を利用している場合があり得る。そのような例では、1つまたは複数のビデオカメラ308、マイクロフォン310、音楽プレーヤー312、オーディオミキサ314、および/またはネットワーク化された運動システム300の他の構成要素は、上述のネットワーク化された運動システム300のサーバ302によって利用され、および/または組み合わせ、受信したビデオファイルに含まれる運動クラスのコンテンツを感知、記録、および/またはさもなければキャプチャする場合があり得る。追加的に、少なくとも図8の方法800に関して上述したように、ビデオファイルは、とりわけ、1つまたは複数の実行可能制御を含み得る。さらに、いくつかの例では、デジタルハードウェア148のプロセッサは、902で、運動クラスのライブストリームを介してビデオファイルを受信し得る。そのような例では、インストラクターは、上記のワークアウト施設で運動クラスを実行し得、およびデジタルハードウェア148のプロセッサは、902で実質的に同時に(例:実質的にリアルタイムで)ビデオファイルを受信し得る。代替的に、902で受信されたビデオファイルは、インストラクターによって以前に実行された運動クラスの保管された記録を備え得、およびそのような例では、デジタルハードウェア148のプロセッサは、902で後の時間および/または日付でビデオファイルを受信し得る。
【0102】
904において、デジタルハードウェア148のプロセッサは、運動クラスに参加したいおよび/または参加しているユーザ106によって利用されている運動器具102に関連付けられたディスプレイ104を介してビデオファイルに含まれるコンテンツを提供し得る。例えば、上記のように、1つまたは複数のディスプレイ104は、運動器具102に直接取り付けられ得るか、またはそうでなければユーザ106の視野内に配置され得る。様々な例示的な実施形態では、1つまたは複数のディスプレイ104は、ユーザ106が運動器具102で運動しているとき、および運動器具102の近くまたは隣接する1つまたは複数の場所で運動しているときに、選択した運動クラスに関連するコンテンツを閲覧することを可能にする。ディスプレイ104は、タッチスクリーン、タッチセンシティブ(例:静電容量センシティブ)ディスプレイ、および/またはコンテンツを表示し、およびユーザ106からの入力(例:タッチ入力、タップ入力、スワイプ入力など)を受信するように構成された任意の他のデバイスを備え得る。
【0103】
したがって、904でコンテンツを提供することは、ディスプレイ104を介して、および/またはディスプレイ104または運動器具102に関連付けられた1つまたは複数のスピーカーを介して運動クラスを再生(例:表示すること)することを含み得る。904でコンテンツを提供することはまた、ビデオファイルの特定の部分の間に、ディスプレイ104を介して、ビデオファイルに含まれる1つまたは複数の実行可能制御418を表示することを含み得る。例えば、方法800に関して上述したように、サーバ302は、インストラクターによって実行されている運動クラスに対応する実行可能制御418を生成し得る。例えば、サーバ302は、インストラクターが運動クラスを実行するときにインストラクターによって発声されたパフォーマンスコマンドに対応する実行可能制御418を生成し得る。代替的に、複数の運動器具から受信され、および共通のパフォーマンスメトリックに関連付けられたユーザデータに少なくとも部分的に基づいて、サーバは実行可能制御418を生成し得る。そのような実行可能制御418は、902で受信されたビデオファイル内に埋め込まれ得、および/またはそうでなければそれに関連付けられ得る。904において、そのような実行可能制御418がデジタルハードウェア148のプロセッサによって実行されると、デジタルハードウェア148のプロセッサは、ユーザインターフェース(例:ユーザインターフェース400)を介して実行可能制御418に関連付けられたテキストまたは他の情報を表示させ得る。いくつかの例では、そのようなテキスト(例:ガイダンス、励ましの声明など)は、ユーザインターフェース400に含まれる1つまたは複数のそれぞれのウィンドウ422を介して表示され得る。いくつかの例では、そのようなウィンドウ422、実行可能制御418、および/または本明細書に記載の例示的なユーザインターフェース400の他の部分は、運動クラスの間にユーザ106に通信、ガイド、および/または奨励する手段としてユーザ106に提供され得る。いくつかの例では、そのようなウィンドウ422および/または実行可能制御418は、ユーザの入力を受け取るように構成され得ず、および運動器具102の1つまたは複数のパラメータを変更するように動作可能であり得ない。一方、追加的な例では、904において提供される1つまたは複数の実行可能制御418は、ディスプレイ104を介してユーザ106からタッチ入力を受け取るように構成され得る。そのような例では、少なくとも部分的にはそのような入力に基づいて、1つまたは複数の実行可能制御418は、ユーザ106が運動クラスに参加するために利用している運動器具102の、少なくとも1つのパラメータを変更するように構成され得る。
【0104】
906において、デジタルハードウェア148のプロセッサは、ディスプレイ104を介して実行可能制御418が表示されている間に収集されたユーザデータを受信し得る。そのようなユーザデータは、例えば、ビデオファイルの再生中にユーザ106によって選択された運動器具102の1つまたは複数のセンサ信号、制御設定、速度設定、傾斜設定、抵抗設定、ケイデンス設定、および/または他の設定を含み得る。例えば、デジタルハードウェア148のプロセッサは、902で受信されたビデオファイルの特定の部分の間に実行可能制御418を表示し得る。そのような例では、906で受信されたユーザデータは、実行可能制御418が対応するビデオファイルの特定の部分の再生中にユーザ106によって選択された運動器具102の1つまたは複数の設定(例:第1の設定)を備え得る。いくつかの例では、ベルト120の現在の速度、デッキ112の現在の傾斜、ベルト120に関連付けられた現在の抵抗、現在のブレーキ抵抗、ペダルケイデンス、シート位置、および/または運動器具102の他の動作パラメータ、ユーザ106の現在のパワーゾーン、および/または任意の他のパフォーマンスメトリックを、運動器具102の第1の設定は備え得る。他の例では、実行可制御418とは別個の、および実行可能制御418の表示中に、運動器具102の1つまたは複数の制御を介してユーザ106によって選択された運動器具102の設定を、第1の設定は備え得る。さらに別の例では、実行可能制御418自体を介してタッチ入力を提供することによってユーザ106が選択する運動器具102の設定を、第1の設定は備え得る。そのような例では、ユーザ106からタッチ入力を受け取り、およびそのようなタッチ入力に少なくとも部分的に基づいて運動器具102のパラメータを変更するように、表示された実行可能制御418は構成され得る。
【0105】
910において、デジタルハードウェア148のプロセッサは、906で受信されたユーザデータに含まれる第1の設定と、902で受信されたビデオファイルに含まれる実行可能制御418に関連付けられた第2の設定との間の差異を決定し得る。例えば、上記のように、本開示の実行可能制御418は、1つまたは複数のそれぞれの設定を含み得る。実行可能制御418がインストラクターによって発声された比較的特定のパフォーマンスコマンドに基づいて生成される実施形態では、実行可能制御418がデジタルハードウェア148のプロセッサによって処理および/または実行されるとき、デジタルハードウェア148のプロセッサは、運動器具102の構成要素(例:ベルト120の速度を制御するデッキ112のモータ)を動作させ、および/または対応する実行可能制御418の設定によって具体的に定義されたアクションを実行させ得るような、実行可能制御418をサーバ302は構成し得る。例えば、インストラクターが比較的特定のコマンド「6.0分のマイルのペースで走る」を発する実施形態では、デジタルハードウェア148のプロセッサによって実行されたときに、ベルト120の速度を制御するデッキ112のモータに、6.0分のマイルペースに対応するベルト速度で回転するようにベルト120を駆動させるであろう、命令、メタデータ、および/または他の情報または構成要素(例:設定)を含む対応する実行可能制御418を、サーバ302は生成し得る。同様の設定は、特定のパワーゾーン、特定のデッキ112の傾斜、特定のペダルケイデンス、特定の固定式自転車のブレーキング抵抗、および/または運動器具102の任意の他のパラメータに向けられた、実行可能制御418に含まれ得る。
【0106】
一方、インストラクターが比較的漠然としたまたは抽象的なコマンドを発する実施形態では、実行可能制御418がデジタルハードウェア148のプロセッサによって処理および/または実行されるとき、運動器具102の1つまたは複数の構成要素に変更した方法で動作させる前に、実行可能制御418設定に対応する適切な(例:ベストフィット)応答を、デジタルハードウェア148のプロセッサは決定し得るような実行可能制御418を、サーバ302は構成し得る。例えば、比較的抽象的なインストラクターコマンドの例が「数分間のジョギング」を備える実施形態では、運動器具102のプロセッサによって実行されると、そのような運動器具102のベルト120に4.0分のマイルのペースで、および/または他の任意の比較的一般的なジョギングペースで回転を引き起こし得る設定を含む、実行可能制御418をサーバ302は生成し得、および実行可能制御418のそのような設定は、デフォルト設定を備え得る。代替的に、ユーザ106のユーザプロファイルが好適なジョギングペースを識別し、および/または、以前に選択された、以前にカスタマイズされた、および/または特定のユーザ106の以前に入力されたジョギング速度、ユーザ106の体重、身長、年齢、性別、または他の身体的特徴、および/または他のそのような情報を示す、保管されたユーザデータまたは他の情報をデータベース304が含む例では、そのようなユーザ固有の情報に対応するジョギングペースで、ベルト120を回転させるように構成された実行可能制御418を、サーバ302は生成し得る。
【0107】
本明細書で説明される例のいずれかでは、908において、デジタルハードウェア148のプロセッサは、運動器具102の現在の設定と実行可能制御418の1つまたは複数の設定との間の差異を決定し得る。例えば、904で表示された実行可能制御418を見ると、ユーザ106は、実行可能制御418に関連付けられた設定と一致するように運動器具102の様々な設定を変更し、908で決定された差異は、おおよそゼロであり得る。そのような例では、実行可能制御418の設定に従って、ユーザ106は運動器具102を動作し得る。例えば、ユーザ106は、表示された実行可能制御418を介してタッチ入力を提供し得、その結果、デジタルハードウェア148のプロセッサは、実行可能制御418の設定と一致するように運動器具102の設定を変更し得る。代替的に、904で表示された実行可能制御を見ると、ユーザ106は、実行可能制御418の設定と一致するように運動器具102の設定を変更するために、実行可能制御418とは別に、運動器具102の1つまたは複数の制御を介して、入力を提供し得る。デジタルハードウェア148のプロセッサは、そのような入力に少なくとも部分的に基づいて、運動器具102の設定を変更し得る。
【0108】
一方、さらなる例では、ユーザ106は、実行可能制御418の設定に近づくことを望み得る。例えば、ユーザ106は、実行可能制御418によって示される設定を超えることを望み得る(例:実行可能制御418は「6.0分のマイルペース」設定を含むが、ユーザ106は5.0分のマイルペースで走ることを望む)。代替的に、ユーザ106は、わずかに低減された強度レベルで運動することを望み得る(例:実行可能制御418は「6.0分のマイルペース」設定を含むが、ユーザ106は、7.0分のマイルペースで走ることを望む)。上記の例のいずれにおいても、908において、デジタルハードウェア148のプロセッサは、運動器具102の設定と実行可能制御418の対応する設定との間の差異を決定し得る。
【0109】
910で、デジタルハードウェア148のプロセッサは、908で決定された差異に少なくとも部分的に基づいて、精度メトリックを生成し得る。とりわけ、任意の数(例:差、平均、モード、中央値など)、パラメータ、または実行可能制御418の設定をどれだけ正確または不正確にユーザ106がフォローしているかの他のインジケータを、そのような精度メトリックは備え得る。いくつかの例では、実行可能設定418のそのような設定は、インストラクターによって発声されたパフォーマンスコマンドに対応し得ることが理解されよう。そのような例示的な精度メトリック(例:-3%)は、図4に図示されるウィンドウ420に示される。追加的または代替的に、そのような精度メトリックは、1つまたは複数のグラフィックス、画像、図、色、点滅スキーマ、または他の視覚的しるしを備え、実行可能制御418の設定をどれだけ正確にまたは不正確にユーザ106がフォローしているかの表示を提供し得る。本明細書で説明する例のいずれか(例:少なくとも図4から6に関して上記で説明した例)では、910で生成された精度メトリックは、ディスプレイ104を介して表示および/またはさもなければ提供され得る。
【0110】
912において、デジタルハードウェア148のプロセッサは、910で生成された精度メトリックが所望の精度範囲外であるかどうかを決定し得る。例えば、912で、デジタルハードウェア148のプロセッサは、910で生成された精度メトリックを、そのような精度範囲を備える値の範囲と比較し得る。決定された精度メトリック(例:決定された精度値)が、そのような精度範囲の上限を超えるか、または下限を下回る例(912ーはい)では、デジタルハードウェア148のプロセッサは、ディスプレイ104を介してユーザ106に表示を引き起こし得、および/またはそうでなければ通知を提供し得る。表示された実行可能制御418に対応する設定を達成するために、ユーザ106にとって有用であり得る、励まし、役立つヒント、ガイダンス、および/または他の情報を、そのような例示的な通知は備え得る。図4に示すように、通知の例またはその他の対応する情報(例:「おい、ペースを上げよう!」)は、914において、ユーザインターフェース400の1つまたは複数のウィンドウ422を介して提供され得る。914において、および910で生成された精度メトリックが精度範囲外であると決定することに少なくとも部分的に基づいて、デジタルハードウェア148のプロセッサは、実行可能制御418の設定に関連付けられたウィンドウ422を介して、ユーザ106に通知を提供し得る。
【0111】
代替的に、決定された精度メトリック(例:決定された精度値)が精度範囲の上限以下、およびそのような精度範囲の下限以上(912ーいいえ)の場合、916において、デジタルハードウェア148のプロセッサは、ディスプレイ104を介してユーザ106に精度メトリックを提供し得る。例えば、少なくとも図4に示されるように、運動クラスへの参加中に、ユーザ106に情報を提供するように構成されたウィンドウ420および/またはユーザインターフェース400の他の部分を介して、そのような精度メトリックは提供され得る。いくつかの例では、決定された精度メトリック(例:決定された精度値)が精度範囲の上限以下であり、およびそのような精度範囲の下限以上である場合(912ーいいえ)、操作914は省略され得る。
【0112】
本明細書で説明される例のいずれにおいても、916において精度メトリックを提供することは、コンテンツ配信ネットワーク306を介して運動器具102から離れたプロセッサ(例:サーバ302のプロセッサ)に、910で生成された精度メトリックを提供することを含み得ることが理解されよう。そのような例では、および図5の例示的なユーザインターフェース500によって図示されるように、離れたプロセッサから(例:サーバ302のプロセッサから)、および少なくとも一部は、精度メトリックを離れたプロセッサに提供することに基づいて、複数の追加的な精度メトリックを示す情報を、デジタルハードウェア148のプロセッサは受信し得る。そのような例では、複数の追加的な精度メトリックの各メトリックは、運動クラスに参加しているそれぞれのユーザに関連付けられ得る。上述のように、コンテンツ配信ネットワーク306を介して、複数の追加的なユーザ106は、別々の場所でそれぞれの運動器具102を利用して、実質的に同時にまたはそれぞれのユーザ106にとって都合のよい日時に運動クラスに参加し得る。そのような例では、904でディスプレイ104を介してコンテンツを提供しながら、ディスプレイ104を介して、受信した情報の少なくとも一部を、デジタルハードウェア148のプロセッサは表示および/またはそうでなければ提供し得る。例えば、図5に示されるように、例示的なユーザインターフェース500は、とりわけ、リーダーボード502を含み得る。そのようなリーダーボード502は、現在の運動クラスに参加している(現在または以前に)1人または複数のユーザのランキングを示す情報504を提供し得る。そのようなランキングは、例えば、1人または複数のユーザの位置、ランキング、または評価を表示する数値ランキング(例:図5の例示的なリーダーボード502に示されているように、1-6,936人のユーザ)であり得る。このようなランキングは、出力、ペース、速度、精度、または本明細書で説明する任意の他のパフォーマンスメトリックに基づき得る。例えば、リーダーボード502は、リストされたユーザのそれぞれがインストラクターによって提供された現在の指示に従っている精度を表示する情報508を含み得る。
【0113】
本明細書で説明される例のいずれかにおいて、916において精度メトリックを提供することは、経時的な精度メトリックを示すプロット線を含むユーザインターフェースを表示することを含み得ることも理解されよう。例えば、図6に示されるように、例示的なユーザインターフェース600は、とりわけ、複数のワークアウト情報608を提供するワークアウト概要ウィンドウ606を含み得る。そのような例では、そのようなワークアウト情報608は、1つまたは複数のワークアウト概要、グラフィック610、612、614を含み得る。上述のように、そのようなワークアウト概要グラフィック610、612、614はそれぞれ、それぞれのプロット線616a、616b、616cを含み得る。このようなプロット線616a、616b、616cは、特定のユーザ106に関連し、およびユーザ106が運動クラスに参加している間に記録されたパフォーマンスメトリックを図示し得る。例えば、プロット線616aは、特定の運動クラスの期間中にユーザ106の出力の変化を図示し得、プロット線616bは、運動クラスの期間中にユーザ106がジョギングまたは走った速度の変化を図示し得、およびプロット線616cは、運動クラスの期間中に上記の精度メトリックの変化を図示し得る。そのような例では、精度メトリックを提供することは、運動クラスの1つまたは複数のセグメントを識別する、図6に示すセグメント化されたタイムライン402などのタイムラインを含むユーザインターフェース600を表示することも含み得る。図6に関して上述したように、そのような例では、例えば、プロット線616a、616b、616bは、ユーザインターフェース600を介してユーザ106によって容易に識別されることができるそれぞれの部分に、ワークアウトの活動/セグメントが対応するような、それぞれのワークアウト概要グラフィック610、612、614に関連して、セグメント化されたタイムライン402は表示され得る。
【0114】
図10は、本開示の別の例示的な方法1000を表すフローチャートを図示する。方法800と同様に、例示的な方法1000は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組み合わせで実装することができる動作を表す論理フロー図のステップの集合として図示される。ソフトウェアのコンテキストでは、ステップはメモリに保管されたコンピュータ実行可能命令を表す。そのような命令が、例えば、上述のデジタルハードウェア148のプロセッサによって、および/または上述のサーバ302の1つまたは複数のプロセッサによって実行されるとき、そのような命令は、デジタルハードウェア148のプロセッサおよび/またはサーバ302の1つまたは複数のプロセッサに、列挙された操作を実行させ得る。そのようなコンピュータ実行可能命令は、特定の機能を実行する、または特定の抽象データタイプを実装する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造等を含み得る。動作が記載される順序は、限定的に解釈されることを意図するものではなく、および説明されるステップの任意の数は、任意の順序および/または並行して組み合わせて、プロセスを実装することができる。説明の目的で、および特に指定のない限り、ネットワーク化された運動システム300、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサ、コンテンツ配信ネットワーク306を介してサーバ302と通信する1つまたは複数のリモートの運動器具102、ユーザインターフェース200、400、500、600、700、および/または図1から7に示される他のアイテム、を参照して方法1000は説明される。特に、方法1000の任意の部分および/または全体は、デジタルハードウェア148のプロセッサによって実行され得るが、特に指定がない限り、方法1000は、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサ、および/またはネットワーク化された運動システム300の他の構成要素に関して、説明を容易にするために、以下で説明されるであろう。
【0115】
本開示の例示的な実施形態では、図10の例示的な方法1000は、とりわけ、第1のビデオファイルを複数の運動器具102に提供することを含み得る。例えば、方法1000は、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサを用いて、コンテンツ配信ネットワーク306を介して複数の運動器具102にビデオファイルを提供することを含み得る。そのような例では、ビデオファイルは、運動クラスを実行するインストラクターのオーディオコンテンツおよびビデオコンテンツを含み得る。さらに、いくつかの例では、ビデオファイルは、実質的にリアルタイムで運動クラスを実行するインストラクターのライブストリームを含み得ることが理解されよう。一方、他の例では、ビデオファイルは、以前の日時に運動クラスを実行したインストラクターを記録することを備え得る。
【0116】
1002で、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、複数の運動器具102からユーザデータを受信し得る。例えば、そのようなユーザデータは、1つまたは複数のパフォーマンスメトリックに関連付けられたそれぞれの設定(例:運動器具設定)を含み得る。いくつかの例では、1002で受信されたユーザデータに含まれるそれぞれの設定は、共通のパフォーマンスメトリック(例:デッキ112の傾斜、ベルト120の速度、ベルト120の抵抗、ペダルケイデンス、心拍数、ペース、出力など)に関連付けられ得る。例えば、1002で受信されたユーザデータに含まれるそれぞれの設定(例:運動器具設定)は、第1のビデオファイルの特定の部分の再生中に複数の運動器具102のユーザ106によって利用される設定であり得る。例えば、第1のビデオファイルの特定の部分で、インストラクターは、運動クラスに参加しているユーザ106に6.0分のマイルのペースで走ることを要求するパフォーマンスコマンドを提供し得る。そのようなパフォーマンスコマンドを聞くことに少なくとも部分的に基づいて、運動クラスに参加しているユーザ106は、パフォーマンスコマンドに対応するペースを達成する(または達成しようと試みる)ために、それぞれの運動器具102の1つまたは複数の設定を変更し得る。同様に、それぞれの運動器具102の1つまたは複数の設定は、抵抗、傾斜、心拍数、ペダルケイデンス、および出力、および/または運動クラス中にインストラクターが発声したパフォーマンスコマンドに対応するその他のパフォーマンスメトリックを達成するために、ユーザ106によって変更され得る。1002でサーバ302の1つまたは複数のプロセッサによって受信されたユーザデータは、そのようなパフォーマンスメトリックに関連付けられたそれぞれの設定を含み得る。
【0117】
上述のように、本開示の例示的な運動器具102は、ユーザ106のパフォーマンスメトリック、運動器具102の設定、および/またはその他の情報を感知、収集、測定、および/またはそうでなければ決定するように構成される1つまたは複数のセンサ147を含み得る。例えば、1つまたは複数のそのようなセンサ147は、心拍数モニタ、近接センサ、および/または、心拍数、血圧、体温、および/またはユーザが運動器具102を使用して運動クラスに参加するときのユーザ106の他の身体的特徴を、感知、収集、測定、および/またはさもなければ決定するように構成された他の生体認証センサを備え得る。運動器具102はまた、ベルト120の速度、デッキ112の傾斜、ベルト120の抵抗、ベルト120を駆動するために利用されるモータの出力シャフトの回転速度、運動器具102が配置される支持表面に対するデッキ112の傾斜を変更するために利用されるモータの出力シャフトの位置、固定式自転車のペダルケイデンス、固定式自転車のブレーキ力または抵抗、および/または運動器具102の他の設定、を感知、収集、測定、および/またはそうでなければ決定するように構成された1つまたは複数の追加的なセンサを含み得る。そのような例では、1つまたは複数のセンサ147は、とりわけ、近接センサ、加速度計、ジャイロスコープ、および/または速度、動き、位置、および/または他のパラメータまたは設定を決定するように構成された他のセンサを含み得る。本明細書で説明する例のいずれかでは、1002において、1つまたは複数のそのようなセンサ147は、コンテンツ配信ネットワーク306を介して、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサにそのようなユーザデータを含む信号を(例:連続的、実質的に連続的、および/または定期的に)提供し得る。
【0118】
1004で、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、1002で受信されたユーザデータが、本開示の実行可能制御418を生成するのに必要なユーザデータの第1の最小量よりも多い量かどうかを判断し得る。例えば、比較的高い信頼度で、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサによって生成されている実行可能制御418の1つまたは複数の設定を決定するために、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、最小量のユーザデータが受信されたかどうかを決定し得る。例えば、単一のユーザ106のみに関連付けられたユーザデータ(例:2人のユーザ106または2台の運動器具102に等しい最小量)が1002で受信された実施形態では、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、1002で受信されたユーザデータの量が必要な最小量よりも少ない(1004-いいえ)と決定し得る。そのような実施形態では、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、ステップ1002に進むであろう。一方、3人またはそれ以上のユーザ106に関連付けられたユーザデータ(例:2人のユーザまたは2台の運動器具102に等しい最小量)が1002で受信された実施形態では、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、1002(1004ーはい)で受信された、最低限必要な量のユーザデータ(例:第1のユーザ106に関連付けられた第1のユーザデータ、第2のユーザ106に関連付けられた第2のユーザデータと組み合わせ、および第3のユーザ106に関連付けられた第3のユーザデータと組み合わせ)を決定し得る。そのような実施形態では、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、ステップ1006に進むであろう。
【0119】
1006で、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、1002で受信したユーザデータが、必要な閾値を超える1つまたは複数のメトリックによって特徴付けられるか、それを示すか、および/またはさもなければ、それに対応するかどうかを決定し得る。例えば、1002(1004-はい)で受信されたユーザデータの最小量より多い実施形態においてさえ、そのようなユーザデータは、実行可能制御418の1つまたは複数の設定を決定するのに十分であり得るか、または不十分であり得、および/またはそうでなければ、そのような実行可能制御418を生成するのに十分である。例えば、1つまたは複数の最小割合閾値、時間閾値の最小長、周波数範囲、最小および/または最大パラメータ値、および/または他のメトリックは、実行可能制御418を生成するプロセスにおいて確立および/またはさもなければ利用され得る。本明細書で説明する例のいずれかでは、受信したユーザデータがそのような閾値および/または他のメトリックを満足させるかどうかを決定するために、1006において、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、1002で受信したユーザデータを、1つまたは複数のそのような閾値および/または他のメトリックと比較し得る。
【0120】
例えば、一実施形態では、1つまたは複数のそのような閾値および/または他のメトリックは、第2の最小の割合(例:すべてのユーザ106の50%、すべてのユーザ106の60%、すべてのユーザ106の70%など)、または運動クラスに参加するために使用される複数の運動器具102にわたる共通のパフォーマンスメトリックを示すと決定される、ユーザデータの量(例:100ユーザ、200ユーザ、300ユーザなど)を備え得る。そのような例示的な実施形態では、ユーザ106の第2の最小量よりも多い場合(例:全ユーザ106の50%; 100ユーザなど)は、インストラクターがパフォーマンスコマンドを提供した(1006-はい)最初のビデオファイルの特定の部分の再生中に、共通のベルト速度(例:6.0分のマイルペースに対応する速度)を利用して、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサはステップ1008に進む。代替的に、ユーザ106のそのような第2の最小量以下である場合(例:全ユーザ106の40%; 90ユーザなど)、インストラクターがパフォーマンスコマンドを提供した(1006-いいえ)第一のビデオファイルの特定の部分の再生中に、共通のベルト速度(例:6.0分のマイルペースに対応する速度)を利用して、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、ステップ1002に進む。
【0121】
1008で、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、1002で受信されたユーザデータに少なくとも部分的に基づいて、ユーザインターフェース400、500のための1つまたは複数の実行可能制御418を生成し得る。そのような例では、1008で生成された1つまたは複数の実行可能制御418は、1002で受信されたユーザデータに含まれるそれぞれの設定に関連付けられた共通のパフォーマンスメトリックに対応し得る。さらに、いくつかの例では、1008で生成された1つまたは複数の実行可能制御418は、運動クラスに参加するためにユーザ106によって利用されている運動器具102のパラメータを変更するように動作可能であり得る。他の例では、一方で、1008で生成された1つまたは複数の実行可能制御418は、インストラクターによって提供されたメッセージまたは情報を備え得、およびユーザ106からの入力を受信するように構成され得ない。
【0122】
上記のように、1つまたは複数の実行可能制御418は、データファイル、テキストファイル、デジタルファイル、メタデータ、命令、および/またはデジタルハードウェア148のプロセッサによって実行可能な任意の他の電子ファイルを備え得る。1008で生成された例示的な実行可能制御418がデジタルハードウェア148のプロセッサによって実行されると、プロセッサは、ユーザインターフェース(例:ユーザインターフェース400)を介して実行可能制御418に関連付けられたテキストまたは他の情報を表示させ得る。いくつかの例では、そのようなテキスト(例:ガイダンス、励ましの声明など)は、ユーザインターフェース400に含まれる1つまたは複数のそれぞれのウィンドウ422を介して表示され得る。いくつかの例では、そのようなウィンドウ422、実行可能制御418、および/または本明細書に記載の例示的なユーザインターフェース400の他の部分は、運動クラスの間にユーザ106に通信、ガイド、および/または奨励する手段としてユーザ106に提供され得る。いくつかの例では、そのようなウィンドウ422および/または実行可能制御418は、ユーザの入力を受け取るように構成され得ず、および運動器具102の1つまたは複数のパラメータを変更するように動作可能であり得ない。一方、追加的な例では、本明細書で説明される1つまたは複数の実行可能制御418は、ディスプレイ104を介してユーザ106からタッチ入力を受け取るように構成され得る。そのような例では、1つまたは複数の実行可能制御418は、少なくとも部分的にそのような入力に基づいて、ユーザ106が運動クラスに参加するために利用している運動器具102の、少なくとも1つのパラメータを変更するように構成され得る。本開示の例示的な実施形態では、1008で生成された1つまたは複数の実行可能制御418は、運動器具102のパラメータの変更に関連付けられた1つまたは複数の設定を備え得る。
【0123】
例えば、1008で、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、上述の共通のパフォーマンスメトリックに関連付けられたそれぞれの設定が使用されるビデオファイルの特定の部分に関連付けられたタイムスタンプを識別し得る。1008で、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサはまた、パフォーマンスメトリックに対応する実行可能制御418を生成し得る。特に、実行可能制御418が、デジタルハードウェア148のプロセッサ(例:運動器具102の)によって処理および/または実行されるときに、デジタルハードウェア148のプロセッサは、運動器具102の構成要素(例:ベルト120の速度を制御するデッキ112のモータ)を動作させ得、および/または実行可能制御418によって具体的に定義されたアクションを実行させ得るような実行可能制御418を、1008において、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは構成し得る。例えば、上述の共通のパフォーマンスメトリックに関連付けられたそれぞれの設定が6.0分のマイルのペースでベルト120を回転させることに対応する実施形態では、1008において、命令、メタデータ、および/または、デジタルハードウェア148のプロセッサによって実行されたときに、ベルト120の速度を制御するデッキ112のモータに、ベルト120を駆動して、6.0分のマイルペースに対応するベルト速度で回転させる、その他の情報または構成要素を含む、対応する実行可能制御418を、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは生成し得る。
【0124】
1010で、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、オーディオコンテンツ、ビデオコンテンツ、および/または上記の第1のビデオファイルの任意の他のコンテンツを備えるビデオファイル(例:第2のビデオファイル)を生成し得る。例えば、そのような第2のビデオファイルは、インストラクターによって実行される運動クラスのオーディオコンテンツおよびビデオコンテンツを備え得る。
【0125】
1012で、ディスプレイ104を介したデジタルハードウェア148のプロセッサによる第2のビデオファイルの少なくとも一部の再生は、実行可能制御418の表示をもたらし得るような、第2のビデオファイル(1010で生成された)に、実行可能制御418(1008で生成された)を、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、埋め込み、リンクする、および/またはさもなければ関連付け得る。特に、1012で、上述のタイムスタンプに対応する第2のビデオファイルの特定の部分(例:インストラクターが実行可能制御418に対応するパフォーマンスコマンドを発声する第2のビデオファイルの特定の部分)に、実行可能制御418を、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサはリンクし得る。そのような例では、タイムスタンプは、1010で生成された第2のビデオファイルの経過時間を備え得る。その結果、ユーザインターフェース400、500を介して(例:ライブストリーミングを介して実質的にリアルタイムで、および/またはアーカイブされたビデオファイルを使用した運動クラスの再生時に)運動クラスをユーザ106に提供するとき、デジタルハードウェア148のプロセッサは、インストラクターが口頭コマンドを発した運動クラス中のある時点で実行可能制御418を提供し得る。特に、第2のビデオファイルの再生は、タイムスタンプに対応する第2のビデオファイルの一部で実行可能制御418の表示を引き起こし得る。さらに、いくつかの例では、ステップ1012に関して本明細書で説明されるプロセスは、ステップ1010の間に実行され得ることが理解されよう。そのような例では、ステップ1012は省略され得る。
【0126】
1014で、コンテンツ配信ネットワーク306を介して1つまたは複数の運動器具102に、1010で生成された第2のビデオファイルと共に、実行可能制御418を、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは提供し得る。そのような例では、サーバ302のビデオパケタイザ326は、ネットワーク306を介して複数の運動器具102に1つまたは複数の信号を提供し得、およびそのような信号は、少なくとも一部の第2のビデオファイルおよび/またはその中に埋め込まれた実行可能制御418を含み得る。いくつかの例では、ユーザ106が実質的にリアルタイムで運動クラスをライブストリーミングしている例のように、ネットワーク306を介して運動クラスのライブストリームの一部として、1010で生成された第2のビデオファイル、および1008で生成された実行可能制御418を、サーバ302は提供し得る。代替的に、ユーザ106がアーカイブされた運動クラスに参加している例では、1014において、アーカイブされた運動クラスの送信の一部として、ネットワーク306を介して、1010で生成された第2のビデオファイル、および1008で生成された実行可能制御418を、サーバ302は提供し得る。
【0127】
本明細書で説明する例のいずれにおいても、1002において、第1の複数のユーザ106が運動クラスに参加するために使用する第1の複数の運動器具102からユーザデータを受信し得る。そのような例では、上述の第1のビデオファイルは、第1の複数の運動器具102のそれぞれのディスプレイ104を介して第1の複数のユーザ106に表示され得る。したがって、1002で受信されたユーザデータは、第1の複数のユーザ106に対応するユーザデータであり得る。すなわち、1014で、第1の複数の運動器具102とは別個の第2の複数の運動器具102に、第2のビデオファイル(1010で生成された)を、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは提供し得る。第2の複数の運動器具102は、1010で生成された第2のビデオファイルに関連付けられた運動クラスに参加するために第2の複数のユーザ106によって使用され得る。そのような例では、第2のビデオファイルは、第2の複数の運動器具102のそれぞれのディスプレイ104を介して第2の複数のユーザ106に表示され得る。したがって、方法1000の実施形態では、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサは、第2の複数のユーザ106に対応する追加的なユーザデータを受信し得る。そのような追加的なユーザデータの受信は、ステップ1002に関して上記で説明されたプロセスと同様であり得る。
【0128】
さらに、1016において、1010で生成された第2のビデオファイルと共に、1008で生成された実行可能制御418を、サーバ302は保存および/またはそうでなければ保管し得る。そのような例では、第2のビデオファイルの再生時に、ディスプレイ104を介してユーザ106に提示されるユーザインターフェース400、500の一部として、実行可能制御418が表示され得るような、第2のビデオファイルに、実行可能制御418は、リンクされ、埋め込まれ、関連付けられ、および/またはそうでなければ保管され得る。さらに、サーバ302の1つまたは複数のプロセッサが、方法1000の1つまたは複数の動作を実行し得ることを、以前の開示は示しているが、本明細書で説明する任意の例では、サーバ302、サーバ302のオペレータ、インストラクターによって実行されている運動クラスの制御局のオペレータ、および/またはそれらの任意の組み合わせによって、全体または一部で、方法1000に関して上述した任意の動作は実行され得る。
【0129】
さらに別の実施形態では、本明細書で説明される方法(例:方法800、900、1000)のいずれかを利用して、ビデオコンテンツを含まないコンテンツファイルを生成し得る。次いで、そのようなコンテンツファイルは、1つまたは複数のそのような方法の残りのステップのために(方法800、900、1000に関して本明細書で説明されるビデオファイルの代わりに)使用され得る。
【0130】
例えば、例として、図8に関して上記で説明した方法800のいくつかの実施形態では、802において、サーバ302および/またはネットワーク化された運動システム300の他の構成要素は、インストラクターによって実行されている運動クラスに関連付けられたコンテンツをキャプチャし得、およびそのような例では、1つまたは複数のビデオカメラ308、マイクロフォン310、音楽プレーヤー312、オーディオミキサ314、および/またはネットワーク化された運動システム300の他の構成要素は、802において、運動クラスコンテンツを感知、記録、および/またはさもなければキャプチャするために、サーバ302によっておよび/またはサーバ302と共に使用され得る。例えば、802において、サーバ302は、インストラクターによって実行されている運動クラスに対応する少なくともオーディオコンテンツをキャプチャし得る。そのような例では、804において、サーバ302は、802でキャプチャされたオーディオコンテンツを備えるコンテンツファイルを生成し得る。例えば、オーディオコンテンツは、802でオーディオトラックにキャプチャされ得、および804で生成されたコンテンツファイルは、対応するビデオトラックなしのオーディオトラックを備え得る。そのような例では、ビデオコンテンツも802でキャプチャされ得るが、そのようなビデオコンテンツは、804でコンテンツファイルに組み込まれ得ない。
【0131】
そのような例示的な実施形態では、806において、サーバ302は、オーディオコンテンツに含まれるパフォーマンスコマンドを識別し得、およびパフォーマンスコマンドは、運動クラス中にインストラクターによって発声されたコマンドを備え得る。806で、サーバ302はまた、パフォーマンスコマンドに関連付けられたタイムスタンプを識別し得る。そのような例では、808で、サーバ302は、上で説明したようにパフォーマンスコマンドに対応する実行可能制御を生成し得、および810で、804で生成されたコンテンツファイルに、実行可能制御を、サーバ302は関連付け得る。そうすることで、810において、サーバ302は、オーディオコンテンツおよび実行可能制御を備える、拡張された、またはそうでなければ変更されたコンテンツファイルを生成し得る。上記のように、そのような拡張された、またはそうでなければ変更されたコンテンツファイルは、ビデオコンテンツを含み得ない。追加的に、そのようなコンテンツファイルの再生は、タイムスタンプに対応するコンテンツファイルの一部(例:オーディオトラックの一部)に、実行可能制御の表示および/または実行可能制御に対応するオーディオの出力を引き起こし得る。812で、サーバ302は、ネットワークを介して受信された要求に少なくとも部分的に基づいて、ネットワークを介してコンテンツファイルを運動器具に提供し得る。さらに、814で、サーバ302はコンテンツファイルを保管し得る。
【0132】
本明細書で説明される例のいずれにおいても、そのようなコンテンツファイル(例:ビデオコンテンツを含まないコンテンツファイル)は、上記のさまざまなビデオファイルの代わりに利用され得る。例えば、例示的な方法900のいくつかの実施形態では、そのようなコンテンツファイルは902で受信され得、およびコンテンツファイルに含まれるコンテンツは904で提供され得る。同様に、例示的な方法1000のいくつかの実施形態では、そのようなコンテンツファイルは、上記の1つまたは複数のビデオファイルの代わりに、1010においてサーバ302によって生成され得る。そのような例では、サーバ302は、とりわけ、実行可能制御をコンテンツファイルに関連付けることによって、1012で拡張コンテンツファイルを生成し得る。サーバ302は、1014でコンテンツファイルを提供し得、および1016でコンテンツファイルを保管し得る。
【0133】
結論
上記の主題は、例証としてのみ提供され、限定するものとして解釈されるべきではない。さらに、請求される主題は、本開示の任意の部分に示されるいずれかまたはすべての欠点を解決する実装に限定されない。図示および説明された例および用途に従うことなく、および以下の特許請求の範囲に記載される本発明の精神および範囲から逸脱することなく、本明細書に説明される主題に対して様々な変更および変更を行うことができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図5A
図6
図6A
図7
図7A
図7B
図8
図9
図10