(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-12
(45)【発行日】2024-07-23
(54)【発明の名称】ライブオークションのユーザインタフェース具現装置及び方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/08 20120101AFI20240716BHJP
G06F 3/0488 20220101ALI20240716BHJP
G09G 5/00 20060101ALI20240716BHJP
【FI】
G06Q30/08
G06F3/0488
G09G5/00 510A
G09G5/00 550C
G09G5/00 550B
G09G5/00 530T
G09G5/00 555G
(21)【出願番号】P 2023539303
(86)(22)【出願日】2023-03-14
(86)【国際出願番号】 KR2023003429
(87)【国際公開番号】W WO2023177193
(87)【国際公開日】2023-09-21
【審査請求日】2023-06-20
(31)【優先権主張番号】10-2022-0031934
(32)【優先日】2022-03-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】523237006
【氏名又は名称】アールエックスシー インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ハ、チソ
(72)【発明者】
【氏名】イ、チャンヒョン
【審査官】永野 一郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-288923(JP,A)
【文献】特表2018-536930(JP,A)
【文献】特開2018-182546(JP,A)
【文献】特開2015-076088(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0042447(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2017/0316494(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2016/0350843(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2014/0067583(US,A1)
【文献】韓国公開特許第10-2010-0071656(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2015-0002049(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
G06F 3/0488
G09G 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ライブオークションのユーザインタフェース具現方法であって、
タッチ-感応表面及びディスプレイを有する電子デバイスにおいて、
前記ディスプレイ上に、ライブオークション画面を表示する画面表示ステップと、
前記ディスプレイ上の特定の位置において、前記タッチ-感応表面上の接触を感知するタッチステップと、
前記接触を感知した後、前記特定の位置において、前記タッチ-感応表面との前記接触を解除すれば、第1の機能が実行され、前記特定の位置において、前記タッチ-感応表面との前記接触を特定の時間以上に維持すれば、第2の機能が実行される入札ステップと、を含み、
前記第1の機能は、第1の価格への入札を意味し、前記第2の機能は、前記第1の価格の、第2の価格への変更を意味する、ライブオークションのユーザインタフェース具現方法。
【請求項2】
ライブオークションのユーザインタフェース具現方法であって、
タッチ-感応表面及びディスプレイを有する電子デバイスにおいて、
前記ディスプレイ上に、ライブオークション画面を表示する画面表示ステップと、
前記ディスプレイ上の第1の位置において、前記タッチ-感応表面上の接触である第1の入力を感知するタッチステップと、
前記ディスプレイ上の第1の位置において、前記タッチ-感応表面との前記接触を解除することなく、第2の位置への前記接触の連続的な移動を含むジェスチャーである第2の入力を感知するスワイプステップと、
前記第2の入力を感知した後、前記第2の位置において、前記タッチ-感応表面との前記接触を解除すれば、第1の機能が実行され、前記第2の位置において、前記タッチ-感応表面との前記接触を特定の時間以上に維持すれば、第2の機能が実行される入札ステップと、を含み、
前記第1の機能は、第1の価格への入札を意味し、前記第2の機能は、前記第1の価格の、第2の価格への変更を意味する、ライブオークションのユーザインタフェース具現方法。
【請求項3】
前記タッチステップの前記第1の位置では、前記ディスプレイに特定の方向へのスライダ形態のユーザインタフェース要素であるスライダの開始部分が表示され、
前記スワイプステップの前記第2の位置では、前記スライダの終了部分が表示される、請求項2に記載のライブオークションのユーザインタフェース具現方法。
【請求項4】
前記第2の価格は、前記第1の価格よりも相対的に落札されやすい価格を意味する、請求項2に記載のライブオークションのユーザインタフェース具現方法。
【請求項5】
前記入札ステップにおいて、前記第1の機能が実行される場合、前記ディスプレイの特定の位置に、前記第1の価格への入札に対するメッセージ形態のユーザインタフェース要素である入札メッセージが表示される、請求項2に記載のライブオークションのユーザインタフェース具現方法。
【請求項6】
ライブオークションのユーザインタフェース具現方法であって、
タッチ-感応表面及びディスプレイを有する電子デバイスにおいて、
前記ディスプレイ上に、ライブオークション画面を表示する画面表示ステップと、
前記ディスプレイ上の第1の位置において、前記タッチ-感応表面上の接触である第1の入力を感知するタッチステップと、
前記第1の入力が感知された後、前記タッチ-感応表面との前記接触を解除することなく、前記ディスプレイ上の前記第1の位置から第2の位置への前記接触の連続的な移動を含むジェスチャーである第2の入力を感知したり、前記ディスプレイ上の前記第1の位置から第3の位置への前記接触の連続的な移動を含むジェスチャーである第3の入力を感知したりするスワイプステップと、を含み、
前記第1の入力を感知した後、前記第1の位置において、前記タッチ-感応表面との前記接触を解除すれば、第1の機能が実行され、前記第2の入力を感知すれば、第2の機能が実行され、第3の入力を感知すれば、第3の機能が実行され、
前記第1の機能は、第1の価格への入札を意味し、前記第2の機能は、前記第1の価格の、前記第1の価格よりも高い第2の価格への変更を意味し、前記第3の機能は、前記第1の価格の、前記第1の価格よりも低い第3の価格への変更を意味する、ライブオークションのユーザインタフェース具現方法。
【請求項7】
タッチ-感応表面及びディスプレイを有する電子デバイスのプロセッサにより実行されるように構成されるプログラムを保存する非一時的なコンピュータ読取り可能な保存媒体であって、
前記プログラムは、請求項1、2又は6に係るライブオークションのユーザインタフェース具現方法をコンピュータ上で遂行するための命令語を含むコンピュータ読取り可能な保存媒体。
【請求項8】
電子デバイスであって、
タッチ-感応表面及びディスプレイと、
プロセッサと、
前記プロセッサにより実行されるように構成されるプログラムを格納するメモリと、を含み、
前記プログラムは、請求項1、2又は6に係るライブオークションのユーザインタフェース具現方法を遂行するための命令語を含む、電子デバイス。
【請求項9】
前記メモリは、入札価格決定強化学習モジュールのプログラムコードをさらに格納し、
前記プロセッサは、前記入札価格決定強化学習モジュールの前記プログラムコードを処理し、
前記入札価格決定強化学習モジュールの前記プログラムコードは、環境を現在価格、第1の価格、参加者情報、現在までの入札情報及びオークション製品情報とし、状態を第1の価格、参加者数及び応札速度とし、アクションを第2の価格の決定とし、リワードを落札可能性情報とするように構成され、
前記参加者情報は、各参加者の既存の応札数/ライブオークション参加数が加重値として適用される参加者数を意味する、請求項8に記載の電子デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ライブオークション(live auction)のユーザインタフェース具現装置及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、韓国内だけでなく全世界的にモバイルデバイスを活用したライブコマース(live commerce)市場が急激に成長している。教保証券リサーチセンタ及び韓国インターネット振興院(KISA)によると、韓国内のライブコマース市場の規模は、2023年に10兆ウォンの規模で成長すると予想され、イーコマース(electronic commerce)の普及率は4%に達すると予想される。全世界においてライブコマースが最も活性化している中国では、中国初にライブコマースを開始した2017年の以後、約5年間急激に成長しながら、ライブコマースの2022年の規模が28,000億ユアン、イーコマースの普及率が20%に達すると予想される。
【0003】
韓国では、ティモン(TMON)が、2017年に韓国の流通会社初のライブコマースを開始して、現在まで3千回を越えるライブ放送を進行しており、ライブC2CプラットフォームであるGrip(グリップ)が、2019年2月にサービスを開始した後、現在まで17,000人のセレブ(有名人)の入店や、3年間累積売上1,000億ウォンの成果を記録したことがあり、最近、カカオが4,000億ウォンで買収したことがある。韓国のライブコマース市場では、現在ネイバーショッピングライブが独占しており、カカオショッピングライブ、OKキャッシュバックのオ!ラバン、ジャムライブ、CJオンスタイル、SSG LIVE、ペミンショッピングライブなどのようなライブコマースサービスが市場を占有している。また、YouTube(ユーチューブ)(登録商標)が、2022年に韓国内にライブショッピング機能を提供すると発表した状況である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】韓国登録特許第10-2345522号、ゲームを通した当選者を決定するライブコマース電子商取引システム及び方法、株式会社グリップカンパニー
【文献】韓国登録特許第10-2212407号、リアルタイム動画ストリーミングサービスを利用したライブコマース用電子商取引及び電子オークションシステム、株式会社フィンショット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、既存のライブコマースでは、ライブオークションに対するインタフェースが別に提案されていないという問題点があった。
【0006】
よって、本発明の目的は、リアルタイムで映像がストリーミングされてディスプレイされるインタフェース環境において、ライブオークションを遂行できるユーザインタフェースを提供する、ライブオークションのユーザインタフェース具現装置及び方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
以下、本発明の目的を達成するための具体的な手段について説明する。
【0008】
本発明の目的は、ライブオークションのユーザインタフェース具現方法であって、タッチ-感応表面及びディスプレイを有する電子デバイスにおいて、前記ディスプレイ上に、ライブオークション画面を表示する画面表示ステップと、前記ディスプレイ上の特定の位置において、前記タッチ-感応表面上の接触を感知するタッチステップと、前記接触を感知した後、前記特定の位置において、前記タッチ-感応表面との前記接触を解除すれば、第1の機能が実行され、前記特定の位置において、前記タッチ-感応表面との前記接触を特定の時間以上に維持すれば、第2の機能が実行される入札ステップと、を含み、前記第1の機能は、第1の価格への入札を意味し、前記第2の機能は、前記第1の価格の、第2の価格への変更を意味する、ライブオークションのユーザインタフェース具現方法を提供して達成できる。
【0009】
本発明の他の目的は、ライブオークションのユーザインタフェース具現方法であって、タッチ-感応表面及びディスプレイを有する電子デバイスにおいて、前記ディスプレイ上に、ライブオークション画面を表示する画面表示ステップと、前記ディスプレイ上の第1の位置において、前記タッチ-感応表面上の接触である第1の入力を感知するタッチステップと、前記ディスプレイ上の第1の位置において、前記タッチ-感応表面との前記接触を解除することなく、第2の位置への前記接触の連続的な移動を含むジェスチャーである第2の入力を感知するスワイプステップと、前記第2の入力を感知した後、前記第2の位置において、前記タッチ-感応表面との前記接触を解除すれば、第1の機能が実行され、前記第2の位置において、前記タッチ-感応表面との前記接触を特定の時間以上に維持すれば、第2の機能が実行される入札ステップと、を含み、前記第1の機能は、第1の価格への入札を意味し、前記第2の機能は、前記第1の価格の、第2の価格への変更を意味する、ライブオークションのユーザインタフェース具現方法を提供して達成できる。
【0010】
また、前記タッチステップの前記第1の位置では、前記ディスプレイに特定の方向へのスライダ形態のユーザインタフェース要素であるスライダの開始部分が表示され、前記スワイプステップの前記第2の位置では、前記スライダの終了部分が表示される。
【0011】
また、前記第2の価格は、前記第1の価格よりも相対的に落札されやすい価格を意味する。
【0012】
また、前記入札ステップにおいて、前記第1の機能が実行される場合、前記ディスプレイの特定の位置に、前記第1の価格への入札に対するメッセージ形態のユーザインタフェース要素である入札メッセージが表示される。
【0013】
本発明の他の目的は、ライブオークションのユーザインタフェース具現方法であって、タッチ-感応表面及びディスプレイを有する電子デバイスにおいて、前記ディスプレイ上に、ライブオークション画面を表示する画面表示ステップと、前記ディスプレイ上の第1の位置において、前記タッチ-感応表面上の接触である第1の入力を感知するタッチステップと、前記第1の入力が感知された後、前記タッチ-感応表面との前記接触を解除することなく、前記ディスプレイ上の前記第1の位置から第2の位置への前記接触の連続的な移動を含むジェスチャーである第2の入力を感知したり、前記ディスプレイ上の前記第1の位置から第3の位置への前記接触の連続的な移動を含むジェスチャーである第3の入力を感知したりするスワイプステップと、を含み、前記第1の入力を感知した後、前記第1の位置において、前記タッチ-感応表面との前記接触を解除すれば、第1の機能が実行され、前記第2の入力を感知すれば、第2の機能が実行され、第3の入力を感知すれば、第3の機能が実行され、前記第1の機能は、第1の価格への入札を意味し、前記第2の機能は、前記第1の価格の、前記第1の価格よりも高い第2の価格への変更を意味し、前記第3の機能は、前記第1の価格の、前記第1の価格よりも低い第3の価格への変更を意味する、ライブオークションのユーザインタフェース具現方法を提供して達成できる。
【0014】
本発明の他の目的は、タッチ-感応表面及びディスプレイを有する電子デバイスのプロセッサにより実行されるように構成されるプログラムを保存する非一時的なコンピュータ読取り可能な保存媒体であって、前記プログラムは、本発明の一実施例に係るライブオークションのユーザインタフェース具現方法をコンピュータ上で遂行するための命令語を含むコンピュータ読取り可能な保存媒体を提供して達成できる。
【0015】
本発明の他の目的は、電子デバイスであって、タッチ-感応表面及びディスプレイと、プロセッサと、前記プロセッサにより実行されるように構成されるプログラムを格納するメモリと、を含み、前記プログラムは、本発明の一実施例に係るライブオークションのユーザインタフェース具現方法を遂行するための命令語を含む、電子デバイスを提供して達成できる。
【0016】
また、前記メモリは、入札価格決定強化学習モジュールのプログラムコードをさらに格納し、前記プロセッサは、前記入札価格決定強化学習モジュールの前記プログラムコードを処理し、前記入札価格決定強化学習モジュールの前記プログラムコードは、環境(Environment)を現在価格(Floor)、第1の価格、参加者情報、現在までの入札情報及びオークション製品情報とし、状態(State)を第1の価格、参加者数及び応札速度とし、アクション(Action)を第2の価格の決定とし、リワード(Reward)を落札可能性情報とするように構成され、前記参加者情報は、各参加者の既存の応札数/ライブオークション参加数が加重値として適用される参加者数を意味する、電子デバイスを提供して達成できる。
【発明の効果】
【0017】
前述したように、本発明によれば、以下のような効果がある。
【0018】
第一に、本発明の一実施例によれば、リアルタイムで映像がストリーミングされるライブコマース環境でも、多数の視聴者クライアントを通してライブオークションを遂行できる。
本発明の添付図面は、本発明の好適な実施例を例示するものであり、発明の詳細な説明と共に、本発明の技術思想を一層理解させるためのものであるから、本発明は、そのような図面に記載された事項のみに限定して解析してはいけない。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の一実施例に係るライブオークションサービス装置を示す模式図である。
【
図2】本発明の一実施例に係るライブオークションのユーザインタフェース具現動作を遂行する参加者クライアント100_2を含む携帯端末装置100を示す構成図である。
【
図3】本発明の一実施例に係るライブオークション参加のユーザインタフェース具現方法を示すフローチャートである。
【
図4】本発明の一実施例に係る画面表示ステップ(S10)を示す模式図である。
【
図5】本発明の一実施例に係るタッチステップ(S11)を示す模式図である。
【
図6】本発明の一実施例に係る入札ステップ(S12-a)を示す模式図である。
【
図7】本発明の一実施例に係る入札ステップ(S12-b)を示す模式図である。
【
図8】本発明の第1の変更例に係るライブオークション参加のユーザインタフェース具現方法を示すフローチャートである。
【
図9】本発明の第1の変更例に係る画面表示ステップ(S20)を示す模式図である。
【
図10】本発明の第1の変更例に係るタッチステップ(S21)を示す模式図である。
【
図11】本発明の第1の変更例に係るスワイプステップ(S22)を示す模式図である。
【
図12】本発明の入札ステップ(S23-a)を示す模式図である。
【
図13】本発明の一実施例に係る入札ステップ(S23-b)を示す模式図である。
【
図14】本発明の第2の変更例に係るライブオークション参加のユーザインタフェース具現方法を示すフローチャートである。
【
図15】本発明の第2の変更例に係る画面表示ステップ(S30)を示す模式図である。
【
図16】本発明の第2の変更例に係るタッチステップ(S31)を示す模式図である。
【
図17】本発明の第2の変更例に係るスワイプステップ(S32)を示す模式図である。
【
図18】本発明の第2の変更例に係る入札ステップ(S33)を示す模式図である。
【
図19】本発明の変更例に係る参加アプリケーションモジュール20を含むライブオークションサービスシステムを示す模式図である。
【
図20】本発明の一実施例に係る入札価格決定強化学習モジュールを示す模式図である。
【
図21】本発明の一実施例に係る参加者の応札可能性を生成するための人工ニューラルネットワークモジュールを示す模式図である。
【
図22】本発明の一実施例に係る落札可能性を生成するための人工ニューラルネットワークモジュールを示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、添付図面に基づき、本発明が属する技術分野における通常の知識を有した者が、本発明を容易に実施できる実施例を詳細に説明する。ただし、本発明の好適な実施例に対する動作原理を詳細に説明する際に、本発明の要旨を不要に不明慮にする恐れがある場合、関連した公知の機能や構成に関する具体的な説明は省略する。
【0021】
また、図面の全般に渡り、類似な機能及び作用を持つ部分に対しては、同じ図面符号を使用する。明細書の全般に渡り、特定の部分が他の部分と連結されるとすれば、これは、直接的に連結される場合だけでなく、他の素子を挟んで間接的に連結される場合も含む。また、特定の構成要素を「含む」とすれば、特に反対の記載がない限り、他の構成要素を排除するものではなく、他の構成要素をさらに含むこともできることを意味する。
【0022】
以下では、説明の便宜のために、スワイプ(swipe)及びスライド(slide)が混用され、スワイプ(swipe)及びスライド(slide)は、タッチスクリーンに対する接触の連続的な移動を意味し得るが、そのような用語が本発明の範囲を制限するものではない。
【0023】
ライブオークションサービスシステムと関連して、
図1は、本発明の一実施例に係るライブオークションサービス装置を示す模式図である。
図1に示すように、本発明の一実施例に係るライブオークションサービスシステムは、携帯端末装置100として、進行者クライアント100_1及び参加者クライアント100_2を含み、有無線ネットワークを介して、携帯端末装置と連結されるライブオークションストリーミングサーバー200を含むことができる。
【0024】
進行者クライアント100_1は、ライブオークションを送出する進行者のクライアントを意味し、カメラモジュールを介して、ライブオークション映像情報を生成し、生成されたライブオークション映像情報をライブオークションストリーミングサーバー200に送出し、ライブオークション送出のユーザインタフェースを具現する送出アプリケーションモジュール10を含むように構成できる。
【0025】
参加者クライアント100_2は、ライブオークションに参加する参加者のクライアントを意味し、ライブオークションストリーミングサーバー200を介して、ライブオークション映像情報を受信し、本発明の一実施例に係るライブオークション参加のユーザインタフェースを具現する参加アプリケーションモジュール20を含むように構成できる。
【0026】
ライブオークションストリーミングサーバー200は、進行者クライアント100_1から受信されたライブオークション映像情報を、参加者クライアント100_2にストリーミングするストリーミングサーバーを意味し、進行者クライアント100_1の送出アプリケーションモジュール10、及び参加者クライアント100_2の参加アプリケーションモジュール20と通信して、ライブオークションサービスを遂行するライブオークションサービスモジュール210を含むことができる。
【0027】
図2は、本発明の一実施例に係るライブオークションのユーザインタフェース具現動作を遂行する参加者クライアント100_2を含む携帯端末装置100を示す構成図である。
図2に示すように、携帯端末装置100は、制御部110、移動通信モジュール120、サブ通信モジュール130、マルチメディアモジュール140、カメラモジュール150、GPSモジュール155、入/出力モジュール160、センサモジュール170、格納部175、電源供給部180及び表示部190を含む。サブ通信モジュール130は、無線LANモジュール131及び近距離通信モジュール132の少なくとも一つを含む。マルチメディアモジュール140は、放送通信モジュール141、オーディオ再生モジュール142及び動画再生モジュール143の少なくとも一つを含む。カメラモジュール150は、第1のカメラ151及び第2のカメラ152の少なくとも一つを含む。入/出力モジュール(入力部/出力部ともいう)160は、ボタン161、マイク162、スピーカー163、振動モータ164、コネクタ165、キーパッド166及びイヤホン連結ジャック(Earphone Connecting Jack)167の少なくとも一つを含む。以下では、表示部190及びディスプレイコントローラ195が、それぞれタッチスクリーン及びタッチスクリーンコントローラである場合を例として説明する。
【0028】
電源供給部180は、制御部110の制御により、携帯端末装置100のハウジングに配置される一つ又は複数のバッテリ(図示せず)に電源を供給できる。一つ又は複数のバッテリ(図示せず)は、携帯端末装置100に電源を供給する。また、電源供給部180は、コネクタ165と連結された有線ケーブルを介して、外部の電源ソース(図示せず)から入力される電源を携帯端末装置100に供給できる。また、電源供給部180は、無線充電技術により、外部の電源ソースから無線で入力される電源を携帯端末装置100に供給することもできる。
【0029】
カメラモジュール150は、制御部110の制御により、静止画又は動画を撮影する第1のカメラ151及び第2のカメラ152の少なくとも一つを含むことができる。
【0030】
マルチメディアモジュール140は、放送通信モジュール141、オーディオ再生モジュール142又は動画再生モジュール143を含むことができる。放送通信モジュール141は、制御部110の制御により、放送通信アンテナ(図示せず)を介して、放送局から送出される放送信号(例えば、TV放送信号、ラジオ放送信号又はデータ放送信号)及び放送付加情報(例えば、EPS(Electric Program Guide)又はESG(Electric Service Guide))を受信できる。オーディオ再生モジュール142は、制御部110の制御により、格納又は受信されるデジタルオーディオファイル(例えば、ファイルの拡張子がmp3、wma、ogg又はwavであるファイル)を再生できる。動画再生モジュール143は、制御部110の制御により、格納又は受信されるデジタル動画ファイル(例えば、ファイルの拡張子がmpeg、mpg、mp4、avi、mov又はmkvであるファイル)を再生できる。動画再生モジュール143は、デジタルオーディオファイルを再生できる。
【0031】
マルチメディアモジュール140は、放送通信モジュール141を排除し、オーディオ再生モジュール142及び動画再生モジュール143を含むこともできる。また、マルチメディアモジュール140のオーディオ再生モジュール142又は動画再生モジュール143は、制御部110に含まれることもできる。
【0032】
移動通信モジュール120は、制御部110の制御により、少なくとも一つ又は複数のアンテナ(図示せず)を介して、移動通信により携帯端末装置100と外部装置とを連結させることができる。移動通信モジュール120は、携帯端末装置100に入力される電話番号を有する携帯電話(図示せず)、スマートフォン(図示せず)、タブレットPC又は他の装置(図示せず)に対して、音声通話、ビデオ通話、文字メッセージ(SMS)又はマルチメディアメッセージ(MMS)のための無線信号を送/受信することができる。また、移動通信モジュール120は、制御部110の制御により、Wi-Fi、3G/4Gデータネットワークを介して、無線アクセスポイント(AP、access point)が設置された場所で無線インターネットなどと連結されるか、或いは、周辺装置等と無線で無線信号を送/受信することができる。
【0033】
サブ通信モジュール130は、無線LANモジュール131及び近距離通信モジュール132の少なくとも一つを含むことができる。
【0034】
無線LANモジュール131は、制御部110の制御により、無線アクセスポイント(AP、access point)(図示せず)が設置された場所でインターネットに連結され得る。無線LANモジュール131は、米国電気電子学会(IEEE)の無線LAN規格(IEEE802.11x)を支援する。近距離通信モジュール132は、制御部110の制御により、携帯端末装置100間に無線で近距離通信が可能である。
【0035】
携帯端末装置100は、性能に応じて、移動通信モジュール120、無線LANモジュール131及び近距離通信モジュール132の少なくとも一つを含むことができる。例えば、携帯端末装置100は、性能に応じて、移動通信モジュール120、無線LANモジュール131及び近距離通信モジュール132の組合せを含むことができる。
【0036】
GPSモジュール155は、地球軌道上にある複数のGPS衛星(図示せず)から電波を受信し、GPS衛星(図示せず)から携帯端末装置100までの電波到達時間(Time of Arrival)を利用して、携帯端末装置100の位置を算出できる。
【0037】
センサモジュール170は、携帯端末装置100の状態を検出する少なくとも一つのセンサを含む。例えば、センサモジュール170は、ユーザの携帯端末装置100に対する接近の可否を検出する近接センサ、又は、携帯端末装置100の動作(例えば、携帯端末装置100の回転、携帯端末装置100に加えられる加速度又は振動)を検出するモーションセンサ(図示せず)、周辺の光量を検出する照度センサ(図示せず)、重力の作用方向を検出する重力センサ(Gravity Sensor)、大気の圧力を測定して高度を検出する高度計(Altimeter)を含むことができる。また、センサモジュール170は、地球の磁場を利用して方位(point of the compass)を検出する地磁気センサ(Geo-magnetic Sensor、図示せず)、既定の方向における角変位又はその変化率を計測する慣性センサを含むことができる。
【0038】
センサモジュール170のセンサは、携帯端末装置100の性能に応じて追加又は削除され得る。少なくとも一つのセンサは、状態を検出し、検出に対応する信号を生成し、制御部110に転送できる。
【0039】
入/出力モジュール(入力部/出力部ともいう)160は、複数のボタン161、マイク162、スピーカー163、振動モータ164、コネクタ165及びキーパッド166の少なくとも一つを含むことができる。
【0040】
ボタン161は、携帯端末装置100のハウジングの前面、側面又は後面に形成され得るが、電源/ロックボタン(図示せず)、ボリュームボタン(図示せず)、メニューボタン、ホームボタン、バックボタン(back button)及び検索ボタン161の少なくとも一つを含むことができる。
【0041】
マイク162は、制御部110の制御により、音声(voice)又はサウンド(sound)を受信して、電気的な信号を生成する。
【0042】
スピーカー163は、携帯端末装置100のハウジングの適切な一つの位置又は複数の位置に、一つ又は複数で形成できる。スピーカー163は、制御部110の制御により、移動通信モジュール120、サブ通信モジュール130、マルチメディアモジュール140又はカメラモジュール150の多様な信号(例えば、無線信号、放送信号、デジタルオーディオファイル、デジタル動画ファイル又は写真撮影など)に対応するサウンドを、携帯端末装置100の外部に出力できる。スピーカー163は、携帯端末装置100が遂行する機能に対応するサウンド(例えば、電話通話に対応するボタン操作音又は通話連結音)を出力できる。
【0043】
振動モータ164は、制御部110の制御により、電気的な信号を機械的な振動に変換できる。例えば、振動モードである携帯端末装置100は、他の装置(図示せず)から音声通話が受信される場合、振動モータ164が作動する。携帯端末装置100のハウジング内に一つ又は複数で形成できる。振動モータ164は、タッチスクリーン190上をタッチするユーザのタッチ動作、及びタッチスクリーン190上でのタッチの連続的な動作に応じて動作できる。
【0044】
コネクタ165は、携帯端末装置100と、外部装置(図示せず)又は電源ソース(図示せず)とを連結するためのインタフェースとして用いられる。携帯端末装置100は、制御部110の制御により、コネクタ165に連結された有線ケーブルを介して、携帯端末装置100の格納部175に格納されたデータを外部装置(図示せず)に転送したり、外部装置(図示せず)からデータを受信したりできる。また、携帯端末装置100は、コネクタ165に連結された有線ケーブルを介して、電源ソース(図示せず)から電源が入力されたり、電源ソースによりバッテリ((図示せず)が充電されたりできる。
【0045】
キーパッド166は、携帯端末装置100を制御するために、ユーザからキーの入力を受信できる。キーパッド166は、携帯端末装置100に形成される物理的なキーパッド(図示せず)、又はタッチスクリーン190に表示される仮想のキーパッド(図示せず)を含む。携帯端末装置100に形成される物理的なキーパッド(図示せず)は、携帯端末装置100の性能又は構造によって排除されることもできる。
【0046】
イヤホン連結ジャック(Earphone Connecting Jack)167は、イヤホン(図示せず)を挿入して携帯端末装置100に連結できる。
【0047】
タッチスクリーン190は、ユーザの操作が入力され、応用プログラムの実行映像、動作状態及びメニュー状態をディスプレイできる。すなわち、タッチスクリーン190は、ユーザに多様なサービス(例えば、通話、データ転送、放送、写真撮影)に対応するユーザインタフェースを提供できる。タッチスクリーン190は、ユーザインタフェースに入力される少なくとも一つのタッチに対応するアナログ信号を、タッチスクリーンコントローラ195に転送できる。タッチスクリーン190には、ユーザの身体(例えば、親指を含む手指)又はタッチ可能な入力手段(例えば、スタイラスペン)により、少なくとも一つのタッチが入力される。また、タッチスクリーン190には、少なくとも一つのタッチのうち、一つのタッチの連続的な動作が入力される。タッチスクリーン190は、入力されるタッチの連続的な動作に対応するアナログ信号を、タッチスクリーンコントローラ195に転送できる。
【0048】
また、本発明において、タッチは、タッチスクリーン190と、ユーザの身体又はタッチ可能な入力手段との直接的な接触に限定されず、非接触を含むこともできる。タッチスクリーン190で検出可能な間隔は、携帯端末装置100の性能又は構造によって変更でき、特にタッチスクリーン190は、ユーザの身体又はタッチ可能な入力手段との接触によるタッチイベントと、非接触状態への入力(例えば、ホバリング(Hovering))イベントとを区分して検出可能であるように、タッチイベント及びホバリングイベントにより検出される値(例えば、電流値など)を異なるように出力するように構成できる。また、タッチスクリーン190は、ホバリングイベントが発生する空間及びタッチスクリーン190間の距離によって、検出される値(例えば、電流値など)を異なるように出力することが望ましい。
【0049】
タッチスクリーン190は、例えば、抵抗膜(resistive)方式、静電容量(capacitive)方式、電磁誘導(Electro Magnetic Resonance、EMR)方式、赤外線(infrared)方式、又は超音波(acoustic wave)方式で具現することができる。
【0050】
一方、タッチスクリーンコントローラ195は、タッチスクリーン190から受信されるアナログ信号を、デジタル信号(例えば、X座標及びY座標)に変換して、制御部110に転送する。制御部110は、タッチスクリーンコントローラ195から受信されるデジタル信号を利用して、タッチスクリーン190を制御できる。例えば、制御部110は、タッチイベント又はホバリングイベントに応じて、タッチスクリーン190に表示された短縮アイコン(図示せず)を選択させたり、短縮アイコン(図示せず)を実行させたりできる。また、タッチスクリーンコントローラ195は、制御部110に含まれることもできる。
【0051】
また、タッチスクリーンコントローラ195は、タッチスクリーン190により出力される値(例えば、電流値など)を検出して、ホバリングイベントが発生する空間及びタッチスクリーン190間の距離を確認でき、確認された距離値をデジタル信号(例えば、Z座標)に変換して、制御部110に提供できる。
【0052】
また、タッチスクリーン190は、ユーザの身体及びタッチ可能な入力手段による入力を同時に受信するように、ユーザの身体及びタッチ可能な入力手段のタッチや近接を各々感知できる少なくとも二つのタッチスクリーンパネルを含むことができる。少なくとも二つのタッチスクリーンパネルは、互いに異なる出力値をタッチスクリーンコントローラ195に提供し、タッチスクリーンコントローラ195は、少なくとも二つのタッチスクリーンパネルから入力される値を互いに異なるように認識することで、タッチスクリーンからの入力が、ユーザの身体による入力であるか、タッチ可能な入力手段による入力であるかを区分できる。
【0053】
格納部175は、制御部110の制御により、移動通信モジュール120、サブ通信モジュール130、マルチメディアモジュール140、カメラモジュール150、GPSモジュール155、入/出力モジュール160、センサモジュール170、タッチスクリーン190の動作に対応するように入/出力される信号又はデータを格納できる。格納部175は、携帯端末装置100又は制御部110の制御のための制御プログラム及びアプリケーションを格納できる。
【0054】
「格納部」という用語は、格納部175、制御部110内のROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113、又は携帯端末装置100に装着されるメモリカード(図示せず)(例えば、SDカード、メモリスティック)を含む。格納部は、不揮発性メモリ、揮発性メモリ、ハードディスクドライブ(HDD)又はSSD(Solid State Drive)を含むことができる。
【0055】
制御部110は、CPU(111)と、携帯端末装置100を制御するための制御プログラムが格納されるROM(112)と、携帯端末装置100の外部から入力される信号やデータを記憶するか、或いは、携帯端末装置100で遂行される作業のための記憶領域として用いられるRAM(113)とを含むことができる。CPU(111)は、シングルコア、デュアルコア、トリプルコア又はクアッドコアを含むことができる。CPU(111)、ROM(112)及びRAM(113)は、内部バス(bus)を介して互いに連結され得る。
【0056】
制御部110は、移動通信モジュール120、サブ通信モジュール130、マルチメディアモジュール140、カメラモジュール150、GPSモジュール155、入/出力モジュール160、センサモジュール170、格納部175、電源供給部180、タッチスクリーン190及びタッチスクリーンコントローラ195を制御できる。
【0057】
また、制御部110は、本発明のユーザインタフェース表示動作の特徴に応じて、タッチスクリーン190を介した入力により、タッチスクリーン190に表示された操作部窓の一つ以上の設定項目のうち、第1の項目に入力が発生する場合、タッチスクリーン190に表示された操作部窓の第1の項目を除いた、少なくとも一部又は残りの部分をタッチスクリーン190に表示しないように制御できる。また、制御部110は、タッチスクリーン190に表示された操作部窓の第1の項目を除いた、少なくとも一部又は残りの部分をタッチスクリーン190に表示しないように動作した後、第1の項目に入力が終了する場合、タッチスクリーン190に表示された操作部窓の第1の項目を除いた、少なくとも一部又は残りの部分をタッチスクリーン190に再表示するように制御できる。
【0058】
図3は、本発明の一実施例に係るライブオークション参加のユーザインタフェース具現方法を示すフローチャートである。
図3を参照すれば、参加者クライアント100_2の参加アプリケーションモジュール20により具現される本発明の一実施例に係るライブオークション参加のユーザインタフェース具現方法は、画面表示ステップ(S10)、タッチステップ(S11)及び入札ステップ(S12)を含むことができる。
【0059】
画面表示ステップ(S10)と関連して、
図4は、本発明の一実施例に係る画面表示ステップ(S10)を示す模式図である。
図4に示すように、画面表示ステップ(S10)は、参加者クライアント100_2の参加アプリケーションモジュール20が、ライブオークションストリーミングサーバー200からライブオークション映像情報を受信し、ライブオークション映像情報が表示されるライブオークション画面を、参加者クライアント100_2のタッチスクリーンのディスプレイに表示するステップである。画面表示ステップのライブオークション画面の表示は、次のステップでも維持するように構成される。
図4に示すように、画面表示ステップ(S10)において、参加者クライアント100_2のディスプレイに表示されるライブオークション画面は、進行者を識別するための進行者表示要素、リアルタイムチャットを表示するためのチャット表示要素、参加者のカートページへの移動を遂行するカートインタフェース要素、参加者のチャット入力のためのキーボード出力を遂行するチャット入力インタフェース要素、参加者のインタラクション情報を入力するためのインタラクションインタフェース要素、次のタッチステップ(S11)及び入札ステップ(S12)を遂行するためのビッディングインタフェース(bidding interface)要素を含むように構成できる。
【0060】
タッチステップ(S11)と関連して、
図5は、本発明の一実施例に係るタッチステップ(S11)を示す模式図である。
図5に示すように、タッチステップ(S11)は、参加者が参加者クライアント100_2のディスプレイ上の特定の位置においてタッチ-感応表面との接触を遂行して、参加者クライアント100_2がタッチ-感応表面で特定の位置に対する接触を感知するステップである。
図5に示すように、タッチステップ(S11)において、参加者クライアント100_2のディスプレイに表示されるライブオークション画面は、ビッディングインタフェース要素に対する参加者の接触を感知することに対する出力として、ビッディングインタフェース要素の変化(例えば、色変化、サイズ変化、位置変化など)を表示するように構成できる。
【0061】
入札ステップ(S12)と関連して、
図6は、本発明の一実施例に係る入札ステップ(S12-a)を示す模式図、
図7は、本発明の一実施例に係る入札ステップ(S12-b)を示す模式図である。
図6及び
図7に示すように、入札ステップ(S12)は、参加者が接触を解除すれば、参加アプリケーションモジュール20の第1の機能(第1の価格への入札)が実行され(S12-a)、参加者が接触を特定の時間以上に維持すれば、参加アプリケーションモジュール20の第2の機能(第1の価格の、第2の価格への変更)が実行(S12-b)されるように構成される。これにより、本発明の一実施例によれば、参加者が変更できる操作部窓と、操作が反映される画面とを同時に提供する。例えば、第1の価格が1,000ウォンである状態において、参加者が接触を解除すれば、第1の価格である1,000ウォンへの入札が参加アプリケーションモジュール20に入力される(S12-a)。また、第1の価格が1,000ウォンである状態において、参加者が接触を特定の時間以上に維持すれば、1,000ウォンであった第1の価格が2,000ウォン(第2の価格)に変更され(S12-b)、その状態において、参加者が接触を解除すれば、変更された第1の価格である2,000ウォンへの入札が参加アプリケーションモジュール20に入力される(S12-a)。また、第2の機能は、接触の維持時間に比例して、第1の価格との差が大きい第2の価格への変更を実行できる。例えば、1,000ウォンであった第1の価格が、1s維持すれば2,000ウォン(第2の価格)に変更され、2s維持すれば3,000ウォン(第2の価格)に変更されるように構成できる。
図6に示すように、入札ステップ(S12-a)において、参加者クライアント100_2のディスプレイに表示されるライブオークション画面は、ビッディングインタフェース要素に対する参加者の接触の解除を感知することに対する出力として、ビッディングインタフェース要素の変化(例えば、色変化、サイズ変化、位置変化など)及び/又はビッディングインタフェース要素のメッセージの変化(例えば、「Place your bid on $000」から「Floor $000」へ等)を表示するように構成できる。また、
図7に示すように、入札ステップ(S12-b)において、参加者クライアント100_2のディスプレイに表示されるライブオークション画面は、ビッディングインタフェース要素に対する参加者の特定の時間以上(例えば、1s以上)の接触の維持を感知することに対する出力として、ビッディングインタフェース要素の変化(例えば、色変化、サイズ変化、位置変化など)及び/又はビッディングインタフェース要素のメッセージの変化(例えば、「Place your bid on $000」から「Bid on $000?」へ等)を表示するように構成できる。
【0062】
図8は、本発明の第1の変更例に係るライブオークション参加のユーザインタフェース具現方法を示すフローチャートである。
図8を参照すれば、参加者クライアント100_2の参加アプリケーションモジュール20により具現される本発明の第1の変更例に係るライブオークション参加のユーザインタフェース具現方法は、画面表示ステップ(S20)、タッチステップ(S21)、スワイプステップ(S22)及び入札ステップ(S23)を含むことができる。
【0063】
画面表示ステップ(S20)と関連して、
図9は、本発明の第1の変更例に係る画面表示ステップ(S20)を示す模式図である。
図9に示すように、画面表示ステップ(S20)は、参加者クライアント100_2の参加アプリケーションモジュール20が、ライブオークションストリーミングサーバー200からライブオークション映像情報を受信し、ライブオークション映像情報が表示されるライブオークション画面を、参加者クライアント100_2のタッチスクリーンのディスプレイに表示するステップである。画面表示ステップのライブオークション画面の表示は、次のステップでも維持するように構成される。
図9に示すように、画面表示ステップ(S20)において、参加者クライアント100_2のディスプレイに表示されるライブオークション画面は、進行者を識別するための進行者表示要素、リアルタイムチャットを表示するためのチャット表示要素、参加者のカートページへの移動を遂行するカートインタフェース要素、参加者のチャット入力のためのキーボード出力を遂行するチャット入力インタフェース要素、参加者のインタラクション情報を入力するためのインタラクションインタフェース要素、次のタッチステップ(S21)、スワイプステップ(S22)及び入札ステップ(S23)を遂行するためのスワイプビッディングインタフェース要素を含むように構成できる。
【0064】
タッチステップ(S21)と関連して、
図10は、本発明の第1の変更例に係るタッチステップ(S21)を示す模式図である。
図10に示すように、タッチステップ(S21)は、参加者が参加者クライアント100_2のディスプレイ上の第1の位置において、タッチ-感応表面との接触である第1の入力を遂行し、参加アプリケーションモジュール20が第1の入力を受信するステップである。このとき、タッチステップの第1の位置では、ディスプレイに特定の方向へのスライダ形態のユーザインタフェース要素であるスライダの開始部分が表示され得る。タッチステップ(S21)において、参加者クライアント100_2のディスプレイに表示されるライブオークション画面は、スワイプビッディングインタフェース要素の第1の位置に対する参加者の接触を感知することに対する出力として、スワイプビッディングインタフェース要素の変化(例えば、色変化、サイズ変化、位置変化など)を表示するように構成できる。
【0065】
スワイプステップ(S22)と関連して、
図11は、本発明の第1の変更例に係るスワイプステップ(S22)を示す模式図である。
図11に示すように、スワイプステップ(S22)は、参加者が参加者クライアント100_2のディスプレイ上の第1の位置において、タッチ-感応表面との接触を解除することなく、第2位置への接触の連続的な移動を含むジェスチャーである第2の入力を遂行し、参加アプリケーションモジュール20が第2の入力を受信するステップである。このとき、スワイプステップの第2の位置では、ディスプレイに特定の方向へのスライダ形態のユーザインタフェース要素であるスライダの終了部分が表示され得る。スワイプステップ(S22)において、参加者クライアント100_2のディスプレイに表示されるライブオークション画面は、スワイプビッディングインタフェース要素に対する参加者の接触の第1の位置から第2の位置への連続的な移動を感知することに対する出力として、スワイプビッディングインタフェース要素の変化(例えば、色変化、サイズ変化、位置変化など)及び/又はスワイプビッディングインタフェース要素のメッセージの変化(例えば、「Place your bid on $000」から「Bid on $000?」へ等)を表示するように構成できる。
【0066】
入札ステップ(S23)と関連して、
図12は、本発明の入札ステップ(S23-a)を示す模式図、
図13は、本発明の一実施例に係る入札ステップ(S23-b)を示す模式図である。
図12及び
図13に示すように、入札ステップ(S23)は、スワイプステップの以後、参加者が第2の位置における接触を解除すれば、参加アプリケーションモジュール20の第1の機能(第1の価格への入札)が実行され、参加者が第2の位置における接触を特定の時間以上に維持すれば、参加アプリケーションモジュール20の第2の機能(第1の価格の、第2の価格への変更)が実行されるように構成できる。これにより、本発明の一実施例によれば、参加者が変更できる操作部窓と、操作が反映される画面とを同時に提供する。例えば、第1の価格が1,000ウォンである状態において、参加者がスワイプの以後に接触を解除すれば、第1の価格である1,000ウォンへの入札が参加アプリケーションモジュール20に入力される。また、第1の価格が1,000ウォンである状態において、参加者がスワイプの以後に接触を特定の時間以上に維持すれば、1,000ウォンであった第1の価格が2,000ウォン(第2の価格)に変更され、その状態において、参加者が接触を解除すれば、変更された第1の価格である2,000ウォンへの入札が参加アプリケーションモジュール20に入力される。このとき、第2の価格は、第1の価格よりも相対的に落札されやすい価格を意味でき、高額落札の場合には第2の価格が第1の価格よりも高価であり、低額落札の場合には第2の価格が第1の価格よりも低価であり得る。また、入札ステップにおいて、第1の機能が実行される場合、ディスプレイの特定の位置に、第1の価格への入札に対するメッセージ形態のユーザインタフェース要素である入札メッセージが表示されるように構成できる。また、第2の機能は、接触の維持時間に比例して、第1の価格との差が大きい第2の価格への変更を実行できる。例えば、1,000ウォンであった第1の価格を、1s維持すれば2,000ウォン(第2の価格)に変更され、2s維持すれば3,000ウォン(第2の価格)に変更されるように構成できる。入札ステップ(S23-a)において、参加者クライアント100_2のディスプレイに表示されるライブオークション画面は、ビッディングインタフェース要素に対する参加者の接触の解除を感知することに対する出力として、ビッディングインタフェース要素の変化(例えば、色変化、サイズ変化、位置変化など)及び/又はビッディングインタフェース要素のメッセージの変化(例えば、「Place your bid on $000」から「Floor $000」へ等)を表示するように構成できる。また、入札ステップ(S23-b)において、参加者クライアント100_2のディスプレイに表示されるライブオークション画面は、ビッディングンタフェース要素に対する参加者の特定の時間以上(例えば、1s以上)の接触の維持を感知することに対する出力として、スワイプビッディングインタフェース要素の変化(例えば、色変化、サイズ変化、位置変化など)及び/又はスワイプビッディングインタフェース要素のメッセージの変化(例えば、「Place your bid on $000」から「Bid on $000?」へ等)を表示するように構成できる。
【0067】
図14は、本発明の第2の変更例に係るライブオークション参加のユーザインタフェース具現方法を示すフローチャートである。
図14を参照すれば、参加者クライアント100_2の参加アプリケーションモジュール20により具現される本発明の第2の変更例に係るライブオークション参加のユーザインタフェース具現方法は、画面表示ステップ(S30)、タッチステップ(S31)、スワイプステップ(S32)及び入札ステップ(S33)を含むことができる。
【0068】
画面表示ステップ(S30)と関連して、
図15は、本発明の第2の変更例に係る画面表示ステップ(S30)を示す模式図である。
図15に示すように、画面表示ステップ(S30)は、参加者クライアント100_2の参加アプリケーションモジュール20が、ライブオークションストリーミングサーバー200からライブオークション映像情報を受信し、ライブオークション映像情報が表示されるライブオークション画面を、参加者クライアント100_2のタッチスクリーンのディスプレイに表示するステップである。画面表示ステップのライブオークション画面の表示は、次のステップでも維持するように構成される。画面表示ステップ(S30)において、参加者クライアント100_2のディスプレイに表示されるライブオークション画面は、進行者を識別するための進行者表示要素、リアルタイムチャットを表示するためのチャット表示要素、参加者のカートページへの移動を遂行するカートインタフェース要素、参加者のチャット入力のためのキーボード出力を遂行するチャット入力インタフェース要素、参加者のインタラクション情報を入力するためのインタラクションインタフェース要素、現在価格表示要素、次のタッチステップ(S31)、スワイプステップ(S32)及び入札ステップ(S33)を遂行するためのスワイプビッディングインタフェース要素を含むように構成できる。
【0069】
タッチステップ(S31)と関連して、
図16は、本発明の第2の変更例に係るタッチステップ(S31)を示す模式図である。
図16に示すように、タッチステップ(S31)は、参加者が参加者クライアント100_2のディスプレイ上の第1の位置において、タッチ-感応表面との接触である第1の入力を遂行し、参加アプリケーションモジュール20が第1の入力を受信するステップである。タッチステップ(S31)において、参加者クライアント100_2のディスプレイに表示されるライブオークション画面は、スワイプビッディングインタフェース要素の第1の位置に対する参加者の接触を感知することに対する出力として、スワイプビッディングインタフェース要素の変化(例えば、色変化、サイズ変化、位置変化など)を表示するように構成できる。
【0070】
スワイプステップ(S32)と関連して、
図17は、本発明の第2の変更例に係るスワイプステップ(S32)を示す模式図である。
図17に示すように、スワイプステップ(S32)は、参加者が参加者クライアント100_2のディスプレイ上の第1の位置において、タッチ-感応表面との接触を解除することなく、第2位置への接触の連続的な移動を含むジェスチャーである第2の入力を遂行し、参加アプリケーションモジュール20が第2の入力を受信して、第2の機能(第1の価格の、第1の価格よりも高い第2の価格への変更)を遂行するか、或いは、参加者が参加者クライアント100_2のディスプレイ上の第1の位置において、タッチ-感応表面との接触を解除することなく、第3の位置への接触の連続的な移動を含むジェスチャーである第3の入力を遂行し、参加アプリケーションモジュール20が第3の入力を受信して、第3の機能(第1の価格の、第1の価格よりも低い第3の価格への変更)を遂行するステップである。このとき、第1の位置及び第2位置の距離差によって第2の価格が決定され、第1の位置及び第3の位置の距離差によって第3の価格が決定される。スワイプステップ(S32)において、参加者クライアント100_2のディスプレイに表示されるライブオークション画面は、スワイプビッディングインタフェース要素に対する参加者の接触の第1の位置から第2の位置又は第3の位置への連続的な移動を感知することに対する出力として、スワイプビッディングインタフェース要素の変化(例えば、色変化、サイズ変化、位置変化など)及び/又はスワイプビッディングインタフェース要素のメッセージの変化(例えば、「bid $000」から「$000?」へ等)を表示するように構成できる。
【0071】
入札ステップ(S33)と関連して、
図18は、本発明の第2の変更例に係る入札ステップ(S33)を示す模式図である。
図18に示すように、入札ステップ(S33)は、タッチステップ又はスワイプステップの以後、参加者が接触を解除すれば、参加アプリケーションモジュール20の第1の機能(第1の価格への入札)が実行されるように構成できる。例えば、第1の価格が1,000ウォンである状態において、参加者がタッチステップの以後、接触を解除すれば、第1の価格である1,000ウォンへの入札が参加アプリケーションモジュール20に入力される。また、第1の価格が1,000ウォンである状態において、参加者が第2の位置へスワイプ(第2の機能)すれば、1,000ウォンであった第1の価格が2,000ウォン(第2の価格)に変更され、その状態において、参加者が接触を解除(第1の機能)すれば、変更された第1の価格である2,000ウォンへの入札が参加アプリケーションモジュール20に入力される。また、第1の価格が1,000ウォンである状態において、参加者が第3の位置へスワイプ(第3の機能)すれば、1,000ウォンであった第1の価格が500ウォン(第3の価格)に変更され、その状態において、参加者が接触を解除(第1の機能)すれば、変更された第1の価格である500ウォンへの入札が参加アプリケーションモジュール20に入力される。入札ステップ(S33)において、参加者クライアント100_2のディスプレイに表示されるライブオークション画面は、スワイプビッディングインタフェース要素に対する参加者の接触の解除を感知することに対する出力として、スワイプビッディングインタフェース要素の変化(例えば、色変化、サイズ変化、位置変化など)、現在価格表示要素及びスワイプビッディングインタフェース要素のメッセージの変化を表示するように構成できる。
【0072】
参加アプリケーションモジュール20の変形例と関連して、
図19は、本発明の変形例に係る参加アプリケーションモジュール20を含むライブオークションサービスシステムを示す模式図である。
図19に示すように、本発明の変形例に係る参加アプリケーションモジュール20は、入札価格決定強化学習モジュール、参加者の応札可能性を生成するための人工ニューラルネットワークモジュール、及び落札可能性を生成するための人工ニューラルネットワークモジュールをさらに含むことができる。
【0073】
入札価格決定強化学習モジュールと関連して、
図20は、本発明の一実施例に係る入札価格決定強化学習モジュールを示す模式図である。本発明の一実施例に係る入札価格決定強化学習モジュールは、環境(Environment)を現在価格(Floor or Current highest/lowest bid)、第1の価格、参加者情報、現在までの入札情報、オークション製品情報(カテゴリ情報、イメージ情報、評価額情報、開始価格情報など)とし、状態(State)を第1の価格、参加者数、応札速度とし、エージェント(Agent)を第2の価格の出力を遂行する参加アプリケーションモジュール20とし、アクション(Action)を第2の価格の決定とし、リワード(Reward)を落札可能性情報として構成できる。このとき、参加者情報は、各参加者の既存の応札数/ライブオークション参加数が加重値として適用された参加者数情報を含むことができる。例えば、現在ライブオークションに参加した参加者がA、Bの二人であり、Aの既存の応札数/ライブオークション参加数が0.2、Bの既存の応札数/ライブオークション参加数が0.1である場合、加重値が適用された参加者数情報は、[0.2+0.1]=[0.3]に生成されて用いられる。また、参加者情報は、参加者の応札可能性情報を含むことができ、参加者の応札可能性情報は、参加者の応札可能性を生成するための人工ニューラルネットワークモジュールにより生成できる。
【0074】
参加者の応札可能性を生成するための人工ニューラルネットワークモジュールと関連して、
図21は、本発明の一実施例に係る参加者の応札可能性を生成するための人工ニューラルネットワークモジュールを示す模式図である。
図21に示すように、参加者の応札可能性を生成するための人工ニューラルネットワークモジュールは、各参加者の既存の応札履歴情報(既存の応札製品カテゴリ情報、既存の応札製品イメージ情報、既存の応札時期情報、既存の応札製品評価額情報、既存の応札製品開始価格情報など)、並びに、現在のオークション製品情報(現在のオークション製品カテゴリ情報、現在のオークション製品イメージ情報、現在のオークション時期情報、現在のオークション製品評価額情報、現在のオークション製品開始価格情報など)を入力データとし、参加者の応札可能性情報を出力データとするように予め学習されることができる。
【0075】
落札可能性を生成するための人工ニューラルネットワークモジュールと関連して、
図22は、本発明の一実施例に係る落札可能性を生成するための人工ニューラルネットワークモジュールを示す模式図である。
図22に示すように、入札価格決定強化学習モジュールのリワード(Reward)として入力される落札可能性情報は、落札可能性を生成するための人工ニューラルネットワークモジュールにより獲得でき、落札可能性を生成するための人工ニューラルネットワークモジュールは、現在価格(Floor or Current highest/lowest bid)、第1の価格、参加者情報、現在までの入札情報、オークション製品情報(カテゴリ情報、イメージ情報、評価額情報、開始価格情報など)を入力データとし、落札可能性情報を出力データとする予め学習された人工ニューラルネットワークモジュールを意味できる。このとき、落札可能性情報は、参加者がライブオークションに対し、特定の価格に入札して落札される可能性を意味する。
【0076】
これによれば、ライブオークション中にリアルタイムで参加者が入札価格を変更するユーザインタフェースを遂行(入札ステップ(S12-b)、入札ステップ(S23-b)、スワイプステップ(S32))する場合、落札可能性が高い価格に自動的にナビゲートするように構成されるので、ライブオークションサービスの環境に合うように迅速に最適の価格に入札が可能となる効果が発生する。
【0077】
以上で説明した通り、本発明が属する技術分野における通常の技術者は、本発明がその技術的思想や必須特徴を変更することなく、他の具体的な形態で実施できることを理解すべきである。したがって、前述した実施例等は、全ての面において例示的なものであり、限定的なものではないことを理解しなければならない。本発明の範囲は、詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そして等価概念から導出される全ての変更又は変形された形態が、本発明の範囲に含まれると解析しなければならない。
【0078】
本明細書内に記述された特徴及び利点は、全部を含まず、特に多くの追加的な特徴及び利点が図面、明細書及び請求項を考慮して当業者に明らかであろう。さらに、本明細書に使用される言語は、主に読みやすいように、そして教示の目的により選択され、本発明の主題を描写又は制限するために選択されないこともできることに留意すべきである。
【0079】
本発明の実施例等の前述した説明は、例示の目的により提示された。これは、開示された正確な形態により本発明を制限するか、或いは、省略することなく行われることを意図するものではない。当業者は、前述した開示に基づいて多くの修正及び変更が可能であることを理解することができる。
【0080】
したがって、本発明の範囲は、詳細な説明により限定されず、これに基づいた出願の任意の請求項等により限定される。よって、本発明の実施例等の開示は、例示的なものであり、添付の請求項に記載された本発明の範囲を制限するものではない。