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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-17
(45)【発行日】2024-07-25
(54)【発明の名称】照明装置
(51)【国際特許分類】
   G01N 21/84 20060101AFI20240718BHJP
   F21S 2/00 20160101ALI20240718BHJP
   F21V 5/04 20060101ALI20240718BHJP
   F21V 13/02 20060101ALI20240718BHJP
   F21Y 103/10 20160101ALN20240718BHJP
   F21Y 107/50 20160101ALN20240718BHJP
   F21Y 107/20 20160101ALN20240718BHJP
   F21Y 107/70 20160101ALN20240718BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20240718BHJP
【FI】
G01N21/84 E
F21S2/00 481
F21S2/00 230
F21S2/00 494
F21V5/04 100
F21V13/02 400
F21Y103:10
F21Y107:50
F21Y107:20
F21Y107:70
F21Y115:10
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2020058321
(22)【出願日】2020-03-27
(65)【公開番号】P2021156772
(43)【公開日】2021-10-07
【審査請求日】2023-01-23
(73)【特許権者】
【識別番号】506032473
【氏名又は名称】株式会社アイテックシステム
(74)【代理人】
【識別番号】110001863
【氏名又は名称】弁理士法人アテンダ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小林 弘実
【審査官】田中 洋介
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-150875(JP,A)
【文献】特許第2515305(JP,B2)
【文献】特開2016-024975(JP,A)
【文献】特開2019-063708(JP,A)
【文献】実開平03-029935(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01N 21/84-21/958
F21S 2/00-45/70
F21V 1/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板上に直線的に間隔をおいて複数設置された発光素子と、該各発光素子に対向するよう配置された集光用のロッドレンズとを備え、該発光素子から投射された光を該ロッドレンズを通じて照射領域に照射するラインセンサカメラ用照明装置において、
前記ロッドレンズを円柱状に形成するとともに、前記基板の端側は該基板の中央側よりも該ロッドレンズから離隔するよう形成し、
前記発光素子のうち前記基板の端寄りに位置する複数の端側発光素子を、前記ロッドレンズの端との距離が短くなるに従って該ロッドレンズとの対向距離が長くなるよう配置した
ことを特徴とするラインセンサカメラ用照明装置。
【請求項2】
前記端側発光素子を設置した基板を前記ロッドレンズに対して所定角度で設置した
ことを特徴とする請求項1記載のラインセンサカメラ用照明装置。
【請求項3】
前記端側発光素子を設置した基板を前記ロッドレンズに対して弧線に沿って設置した
ことを特徴とする請求項1記載のラインセンサカメラ用照明装置。
【請求項4】
前記端側発光素子を設置した基板を前記ロッドレンズに対して階段状に並べて配置した
ことを特徴とする請求項1記載のラインセンサカメラ用照明装置。
【請求項5】
前記基板が設置される基板支持部を有し、該基板支持部のうち前記端側発光素子が設置される基板に対応する部位を組立可能に形成した
ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一項記載のラインセンサカメラ用照明装置。
【請求項6】
前記基板を可撓性部材で形成した
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項記載のラインセンサカメラ用照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ラインセンサカメラにより紙幣や鋼板等の長尺物(検査対象物)の表面を検査する際、検査対象物を照明するライセンサカメラ用照明装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の検査などに用いられるラインセンサカメラ用照明装置として例えば特許文献1に記載されたものが知られている。
【0003】
このライセンサカメラ用照明装置は、基板の長手方向に直線的に並べて配置された複数の発光素子(LED)と、各LEDの照射方向に対向して配置され、LEDから照射された光を集光する集光レンズ(ロッドレンズ)とを備えている。
【0004】
ここで、各LEDから照射された光は、ロッドレンズを通って検査対象物の表面にライン状に照射され、これにより検査対象物の検査領域が明るく照明される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2016-24975号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、各LEDから照射される光は広がりをもって照射され、左右に隣接するLEDの光が互いに重なって検査領域に照射されるため、検査領域の長手方向の中央側では充分であっても長手方向の両端側では左右に隣接するLEDの個数が少なくなる分、照度が落ち込むという問題点を有していた。
【0007】
このような問題点を解決するため、従来のラインセンサカメラ用照明装置は、基板を長くしてLEDの個数を増加し、ロッドレンズも更に長いものを設置していたため、ラインセンサカメラ用照明装置の大型化を招くという問題点を有していた。
【0008】
本発明の目的は、前記従来の問題点に鑑み、装置の大型化を招くことなく、端側発光素子に対応する照射領域において照度低下を防止できるラインセンサカメラ用照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の発明は、前記課題を解決するため、基板上に直線的に間隔をおいて複数設置された発光素子と、各発光素子に対向するよう配置された集光用のロッドレンズとを備え、発光素子から投射された光をロッドレンズを通じて照射領域に照射するラインセンサカメラ用照明装置において、ロッドレンズを円柱状に形成するとともに、基板の端側は基板の中央側よりもロッドレンズから離隔するよう形成し、発光素子のうち基板の端寄りに位置する複数の端側発光素子を、ロッドレンズの端との距離が短くなるに従ってロッドレンズとの対向距離が長くなるよう配置した構造となっている。
【0010】
請求項1の発明によれば、各発光素子から投射された光はロッドレンズを通じて集光され照射領域に照射される。ここで、端側発光素子以外の発光素子(中央側発光素子)と対向する照射領域には近傍に多くの発光素子を有しているため、検査に十分な照度が得られる。一方、端側発光素子と対向する照射領域は、近傍の発光素子が少ない分、照射量が不足し照度が低下する。
【0011】
そこで、請求項1に係る複数の端側発光素子は、ロッドレンズの端との距離が短くなるに従ってロッドレンズとの対向距離が長くなるよう配置している。これにより、端側発光素子から照射される光がロッドレンズで集光率が高くなり、端側発光素子と対向する照射領域において照度が増す。
【0012】
また、端側発光素子を設置した基板について、ロッドレンズに対して所定角度で設置しても良いし(請求項2の発明)、ロッドレンズに対して弧線に沿って設置しても良いし(請求項3の発明)、ロッドレンズに対して階段状に並んで設置しても良い(請求項4の発明)。
【0013】
更に、基板が設置される基板支持部を有し、基板支持部のうち端側発光素子が設置される基板に対応する部位を組立可能に形成した場合は、端側発光素子を設置した基板支持部を別個に用意できるため、発光素子の組立作業が簡単になる(請求項5の発明)。
【0014】
更にまた、基板を可撓性部材で形成した場合は、基板を任意に曲げ、所定角度の形状や弧線に沿った形状に対応させることができるため、基板が一枚で済みラインセンサカメラ用照明装置の組立が簡単になる(請求項6の発明)。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、装置の大型化を招くことなく、端側発光素子対応の照射領域において照度低下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の第1実施形態に係るラインセンサカメラ用照明装置を示す一部省略斜視図
図2】本発明の第1実施形態に係る発光素子の配置状態を示す側面図
図3】本発明の第1実施形態に係る発光素子から照射された光の集光状態を示す正面図
図4】本発明と従来例の照度変化を示すグラフ
図5】本発明の第1実施形態に係る発光素子の組み付け方法の第1例を示す側面図
図6】本発明の第1実施形態に係る発光素子の組み付け方法の第2例を示す側面図
図7】本発明の第1実施形態に係る発光素子の組み付け方法の第3例を示す側面図
図8】本発明の第1実施形態に係る発光素子の組み付け方法の第4例を示す側面図
図9】本発明の第2実施形態に係る発光素子の組み付け方法を示す側面図
図10】本発明の第3実施形態に係る発光素子の組み付け方法を示す側面図
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1乃至図4は本発明に係るラインセンサカメラ用照明装置の第1実施形態を示すものである。
【0018】
本実施形態に係るラインセンサカメラ用照明装置1は画像処理用或いは検査用として使用するもので、例えば帯状の被検査対象物をカメラにより撮影し被検査対象物に付いた傷や汚れを検出する際、被検査対象物を照明するものである。
【0019】
ラインセンサカメラ用照明装置1は、図1に示すように、横長の上下開口のケーシング11を有し、上部開口は拡散フィルムなどが貼り付けられたカバー体12で覆われる一方、下部開口は放熱体13で閉塞された構造となっている。
【0020】
放熱体13の中央は上部開口方向に向かって突出した基板支持部14を有している。この基板支持部14の上面にはケーシング11の長手方向に沿って基板15が設置されている。基板15の上面にはLED(発光素子)16が長手方向に所定間隔をおいて直線的に多数設置され、このLED16から照明用の光が照射される。また、各LED16と対向するように円柱状のロッドレンズ17が設置され、LED16から照射された光がロッドレンズ17で集光されカバー体12を通じて照射される。
【0021】
以上のような構成はラインセンサカメラ用照明装置においては周知の構造であり、本発明の特徴的構造は基板15の設置構造にある。以下、本発明の特徴的構造を説明する。
【0022】
図2及び図4に示すように、基板支持部14は両端側の基板支持部(以下、端側基板支持部という)14aと端側基板支持部を除く部分(以下、中央側基板支持部という)14bとからなり、中央側基板支持部14bはロッドレンズ17と等距離で対向する一方、端側基板支持部14aは例えば傾斜角度2°でロッドレンズ17と対向するよう形成している。これにより、中央側基板支持部14bに設置される基板(以下、中央側基板という)15bはロッドレンズ17と等距離で対向する一方、端側基板支持部14aに設置される基板(以下、端側基板という)15aはロッドレンズ17から徐々に離隔するよう中央側基板15bに対して2度傾斜している。
【0023】
即ち、端側基板15aに設置された端側LED16aは、ロッドレンズ17の端との距離が長い端側LED16aから短い端側LED16aになるに従ってロッドレンズ17との対向距離が長くなるよう設置されている。図2を参照すれば、対向距離がL1<L2<L3となるよう配置されている。
【0024】
以上のように構成されたラインセンサカメラ用照明装置1において、LED16に通電するときは、各LED16が発光しロッドレンズ17に投射される。ロッドレンズ17を通過する光は、図3に示すように、集光され照射領域S,S1に照射される。
【0025】
ここで、照射領域の照度変化を実験で調査したところ、図4のグラフに示す結果となった。
【0026】
グラフ中、実線で表示した曲線は従来例の照度変化を示し、二点鎖線で示す曲線は本発明の照度変化を示している。また、照射面長さ;400mm、ロッドレンズ径;φ25mm、端側基板長さ;100mm、端側基板の傾斜角度;2°、WD(ワーキングディスタンス);50mm、評価面長さ;400mm、と設定している。
【0027】
このグラフから理解できるように、LED16から照射される光の照度は、従来例では100mm及び-100mmの位置(端側基板15aの位置)から照度の低下が始まり、140mm及び-140mmの位置では既に許容照度(0.9)を下回る値となっている。これに対して、本発明では100mm及び-100mmの位置では未だ照度が低下することなく、LED16の照度が許容照度を下回る位置は170mm近傍及び-170mm近傍となっている。
【0028】
従って、本発明の照射領域Sが従来例の照射領域Sよりも両側方向にそれぞれ略30mm程拡大し、検査可能な領域がロッドレンズ17の長手方向に大きく広がっている。
【0029】
本発明において照射領域の増大が図られた理由は、ロッドレンズ17の端に近づくに従ってロッドレンズ17と端側LED16aとの距離を長くとったことにある。即ち、ロッドレンズ17と端側LED16aとの距離が長くなる分、図3に示すように、ロッドレンズ17に投射された光の屈折角度が大きくなり(集光率が増大し)、端側LED16aと対向する照射領域S1において照度が上昇した。
【0030】
図4の中に照射領域Sの照明形状を表示した。従来例の照明形状と本発明の照明形状を比較すると、本発明に係る照明形状は両端寄りの照射領域S1(端側LED16aと対向する照射領域S1)の幅が先端に向かうに従って徐々に狭くなっている。
【0031】
以上のように、端側LED16aと対向する照射領域S1は徐々に狭くなっているが、ラインセンサカメラは線状に照明された検査対象物の損傷を発見するものであるから、照明幅が多少狭くなったとしてもさほど検査品質に影響を与えることはない。
【0032】
図5は第1実施形態に係るLED16の組み付け方法の第1例を示すものである。第1例においては、端側基板支持部14aは中央側基板支持部14bに対して2度傾いているため、端側基板支持部14aに設置する端側基板15aと中央側基板支持部14bに設置する中央側基板15bをそれぞれ別個に形成し、各基板15a,15bを矢印に示すように各基板支持部14a,14bに設置して、LED16,16aを組み付けている。
【0033】
この組み付け方法によれば、基板15を構成する端側基板15aと中央側基板15bを別個に用意し、これらが端側基板支持部14aと中央側基板支持部15aに別々に設置されるため、基板15の組み付け作業が簡単になっている。
【0034】
図6は第1実施形態に係るLED16の組み付け方法の第2例を示すものである。第2例においては、端側基板支持部14aと中央側基板支持部14bと分離して構成し、各基板支持部14a,14bに各基板15a,15bを個別に設置した後、端側基板支持部14aと中央側基板支持部14bを組み付けるようにしてもよい。
【0035】
この組み付け方法によれば、各基板15a,15bの設置作業を各基板支持部14a,14b毎に行うことができるため、各基板15a,15bの組み付け作業が簡単になる。
【0036】
図7は第1実施形態に係るLED16の組み付け方法の第3例を示すものである。第3例においては、前記第2例では端側基板支持部14a全体を中央側基板支持部14bから分離しているが、第3例では端側基板支持部14aの一部(端側基板16aの設置側部分14a-1)を分離して構成している。
【0037】
この組み付け方法によれば、設置側部分14a-1が全体に小さくなるため、設置側部分14a-1への端側基板16aの設置作業はもとより、設置側部分14a-1の端側基板支持部14aへの設置作業が簡単になる。
【0038】
図8は第1実施形態に係るLED16の組み付け方法の第4例を示すものである。前記第1例乃至第3例では基板15を端側基板15aと中央側基板15bとを分離して構成したが、第4例では基板15を分離することなく一体に形成したものを用い、基板15を可撓性部材、例えばアルミニウム材を用いている。
【0039】
この組み付け方法によれば、端側基板支持部14a及び中央側基板支持部14bに対して、それらの取付面に対応するよう基板15を曲げて設置できるため、基板15の取付作業が一回で済ませることができる。
【0040】
図9は本発明に係るラインセンサカメラ用照明装置の第2実施形態を示すものである。前記第1実施形態では端側基板15aの傾斜角度を2度に設定するため、端側基板支持部14aの基板取付面を平面に形成したが、本実施形態は端側基板支持部14aの基板取付面を弧線に沿って形成し、端側基板15aをこの基板取付面に設置した構造となっている。なお、端側基板15aの部材は可撓性部材及び非可撓性部材のいずれでもよい。
【0041】
本実施形態によれば、端側基板15aを弧線に沿って配置する場合も、同じく、ロッドレンズ17の端との距離が短くなるに従ってロッドレンズ17との対向距離が長くなるため、前記第1実施形態と同様に、端側LED16aから照射される光がロッドレンズ17で集光率が高くなり、端側LED16aと対向する照射領域S1において照度が増し、検査可能な領域がロッドレンズ17の長手方向に大きく広がる。なお、その他の構成及び作用は前記第1実施形態と同様である。
【0042】
図10は本発明に係るラインセンサカメラ用照明装置の第3実施形態を示すものである。前記第1実施形態では端側基板支持部14aの基板取付面を平面に形成し、また、前記第2実施形態では端側基板支持部14aの基板取付面を弧線に沿って形成しているが、本実施形態においては端側基板支持部14aの基板取付面を階段状に形成し、各段差部分に複数の端側基板15a-1を設置している。
【0043】
本実施形態によれば、端側基板15a-1を階段状に配置する場合も、同じく、ロッドレンズ17の端との距離が短くなるに従ってロッドレンズ17との対向距離が長くなるため、前記第1実施形態と同様に、端側LED16aから照射される光がロッドレンズ17で集光率が高くなり、端側LED16aと対向する照射領域S1において照度が増し、検査可能な領域がロッドレンズ17の長手方向に大きく広がる。なお、その他の構成及び作用は前記第1実施形態と同様である。
【0044】
前記第3実施形態では一枚の端側基板15a-1に複数の端側LED16aを設置した例を掲げたが、一枚の端側基板15a-1に一個の端側LED16aを設置するようにしてもよい。なお、その他の構成及び作用は前記第1実施形態と同様である。
【0045】
以上の各実施例では、LED16のうち端側基板支持部14aの端側LED16aをロッドレンズ17の端との距離が短くなる従ってロッドレンズ17との対向距離が長くなるよう配置し、端側LED16aと対向する照射領域S1において照度を増大しているが、これに加え、ケーシング11及びロッドレンズ17の両端に設置された端面カバー(図示しない)の内側を鏡面で構成する場合は、端側LED16aから照射された光が当該鏡面で反射するため、照度がさらに増大するという利点を有する。
【符号の説明】
【0046】
1…ラインセンサカメラ用照明装置、14…基板支持部,15…基板、15a…端側基板、16…LED,16a…端側LED,17…ロッドレンズ、S,S1…照射領域。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10