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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-17
(45)【発行日】2024-07-25
(54)【発明の名称】エアロゾル生成装置
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/40 20200101AFI20240718BHJP
   A24F 40/51 20200101ALI20240718BHJP
【FI】
A24F40/40
A24F40/51
【請求項の数】 18
(21)【出願番号】P 2023513469
(86)(22)【出願日】2022-03-21
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-09-22
(86)【国際出願番号】 KR2022003917
(87)【国際公開番号】W WO2022203313
(87)【国際公開日】2022-09-29
【審査請求日】2023-02-24
(31)【優先権主張番号】10-2021-0038137
(32)【優先日】2021-03-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】519217032
【氏名又は名称】ケーティー アンド ジー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】キム、テフン
【審査官】根本 徳子
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2020/0345066(US,A1)
【文献】特表2019-512256(JP,A)
【文献】国際公開第2020/222496(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2020/0305506(US,A1)
【文献】特開平07-147965(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24F 40/00-47/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
長く延びた中空を有するボディーと、
前記ボディーの一側に結合されるカートリッジであって、液体を貯蔵する第1チャンバー、前記第1チャンバーに隣接して配置された第2チャンバー、前記第2チャンバーに配置され、前記第1チャンバーから前記液体を受ける芯、及び前記芯を加熱するヒーターを含むカートリッジと、
前記中空と前記カートリッジの第2チャンバーとを連通させる連結流路と、
外気が前記第2チャンバーに流入するように前記カートリッジに形成された流入流路と、
前記流入流路に隣接して前記ボディーに配置され、前記流入流路を通過する空気の流動を感知するセンサーと、を含み、
前記流入流路は、前記第2チャンバーの上端に配置され、前記カートリッジの外部と連通する第2流入口を含み、
前記センサーは、前記第2流入口に隣接して配置される、エアロゾル生成装置。
【請求項2】
前記第2チャンバーは前記第1チャンバーの下側に配置され、
前記流入流路は、
上下方向に延びる第1流路とをさらに含み、
前記第2流入口は前記第1流路の上端に配置される、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項3】
前記ボディーは、
下部ボディーと、
前記下部ボディーの上側に前記カートリッジに横方向に隣接して配置され、前記中空を有する上部ボディーと、
前記上部ボディーの上部から延びて前記カートリッジの上部の少なくとも一部を覆う第1延長部と、を含み、
前記センサーは前記第1延長部に設けられる、請求項2に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項4】
前記第1延長部は前記第2流入口の上側に配置され、前記第2流入口に隣接した前記カートリッジの一部から離隔して、前記第2流入口と連通する第3流入口を区画し、
前記第3流入口を通して流れる空気の方向は前記第2流入口を通して流れる空気の方向と交差する、請求項3に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項5】
前記センサーは、前記第2流入口及び第3流入口に隣接して前記第1延長部に配置される、請求項4に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項6】
前記第1延長部は前記第1延長部の一端部に形成された第1陥没部を含み、
前記第1陥没部は前記第2流入口と連通する第3流入口を区画するように前記第2流入口の上側の上に位置する、請求項3に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項7】
前記センサーは前記第3流入口に向かうように前記第1陥没部に配置される、請求項6に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項8】
前記カートリッジは、空気が前記第3流入口、前記第2流入口、前記第1流路、前記第2チャンバー、前記連結流路、及び前記中空を通して順次流れるように構成され、
前記センサーは前記第3流入口及び前記第2流入口に隣接して配置され、前記第3流入口及び前記第2流入口を通過する空気の流動を感知する、請求項4に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項9】
前記カートリッジは、空気が前記第3流入口、前記第2流入口、前記第1流路、前記第
2チャンバー、前記連結流路、及び前記中空を通して順次流れるように構成され、
前記センサーは前記第3流入口及び前記第2流入口に隣接して配置され、前記第3流入口及び前記第2流入口を通過する空気の流動を感知する、請求項6に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項10】
長く延びた中空を有するボディーと、
前記ボディーの一側に結合されるカートリッジであって、液体を貯蔵する第1チャンバー、前記第1チャンバーに隣接して配置された第2チャンバー、前記第2チャンバーに配置され、前記第1チャンバーから前記液体を受ける芯、及び前記芯を加熱するヒーターを含むカートリッジと、
前記中空と前記カートリッジの第2チャンバーとを連通させる連結流路と、
外気が前記第2チャンバーに流入するように前記カートリッジに形成された流入流路と、
前記流入流路に隣接して配置され、前記流入流路を通過する空気の流動を感知するセンサーと、を含み、
前記ボディーは、
下部ボディーと、
前記下部ボディーの上側に前記カートリッジに横方向に隣接して配置され、前記中空を有する上部ボディーと、
前記下部ボディーから上側に延び、前記上部ボディーとの間に前記カートリッジが固定される第2延長部と、を含み、
前記流入流路は、前記第2チャンバーと連通し、前記第2延長部の開口によって区画される第4流入口を含む、エアロゾル生成装置。
【請求項11】
前記第2チャンバーは、前記第1チャンバーの下側に配置され、
前記カートリッジは、前記連結流路と前記第2チャンバーとを連通する第2排出口を含み、
前記流入流路は、前記第2チャンバーを基準に前記第2排出口の反対側に位置し、外気が水平方向に通過するように構成された第2流入口を含み、
前記第2流入口は、前記第4流入口と連通する、請求項10に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項12】
前記第4流入口、前記第2流入口、及び前記第2排出口を通して流れる空気の方向は互いに平行である、請求項11に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項13】
前記カートリッジは、前記上部ボディーと前記第2延長部との間の位置に上下方向に着脱される、請求項11に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項14】
前記センサーは前記第4流入口に隣接して前記第2延長部に配置される、請求項11に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項15】
前記カートリッジは、空気が前記第4流入口、前記第2流入口、前記第2チャンバー、前記連結流路、及び前記中空を通して順次流れるように構成され、
前記センサーは前記第4流入口に隣接して配置され、前記第4流入口を通過する空気の流動を感知する、請求項11に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項16】
前記第2チャンバーは前記第1チャンバーの下側に配置され、
前記流入流路は、
前記第2チャンバーの入口から上下方向に延びる第1流路と、
前記第1流路の一端部から、前記第1流路が延びる方向と交差する方向に延びる第2流路と、
前記第2流路の一端部に配置された第2流入口と、を含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項17】
前記センサーは前記第2流入口に向かうように前記ボディーの上端に設けられる、請求項16に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項18】
前記センサーは、前記ボディーの中空と前記第2流入口との間の位置に設けられる、請求項17に記載のエアロゾル生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示はエアロゾル生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
エアロゾル生成装置はエアロゾルを介して媒質または物質から所定の成分を抽出するためのものである。媒質は多様な成分の物質を含むことができる。媒質に含まれる物質は多様な成分の香味物質であることができる。例えば、媒質に含まれる物質は、ニコチン成分、ハーブ成分及び/またはコーヒー成分などを含むことができる。近年、このようなエアロゾル生成装置に対する多くの研究が遂行されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示は前述した問題及び他の問題を解決することを目的とする。
【0004】
本開示の他の目的は、センサーにエアロゾルが接触する問題を防止することである。
【0005】
本開示のさらに他の目的は、センサーの故障が発生する問題を防止することである。
【0006】
本開示のさらに他の目的は、センサーが空気の流入をより正確に感知するようにすることである。
【0007】
本開示のさらに他の目的は、カートリッジの着脱やエアロゾルの吸入を円滑にしながら前記問題を改善することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した目的を達成するための本開示の一側面によれば、長く延びた中空を有するボディーと、前記ボディーの一側に結合されるカートリッジであって、液体を貯蔵する第1チャンバー、前記第1チャンバーに隣接して配置された第2チャンバー、前記第2チャンバーに配置され、前記第1チャンバーから前記液体を受ける芯、及び前記心を加熱するヒーターを含むカートリッジと、前記中空と前記カートリッジの第2チャンバーとを連通させる連結流路と、外気が前記第2チャンバーに流入するように前記カートリッジに形成された流入流路と、前記流入流路に隣接して配置され、前記流入流路を通過する空気の流動を感知するセンサーとを含むエアロゾル生成装置を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、センサーにエアロゾルが接触する問題を防止することができる。
【0010】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、センサーの故障が発生する問題を防止することができる。
【0011】
本開示の実施例のうちの少なくとも一つによれば、センサーが空気の流入をより正確に感知することができる。
【0012】
本開示の実試例のうちの少なくとも一つによれば、カートリッジの着脱やエアロゾルの吸入を円滑にしながら前記問題を改善することができる。
【0013】
本開示の適用可能な追加的な範囲は以下の詳細な説明から明らかになるであろう。しかし、本開示の思想及び範囲内で多様な変更及び修正は当業者に明らかに理解可能であるので、詳細な説明及び本開示の好適な実施例のような特定の実施例はただ例示として与えられたものと理解されなければならない。
【0014】
本開示の前記及び他の目的、特徴及び他の特徴は添付図面を参照する以降の詳細な説明から明らかに理解可能であろう。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図2】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図3】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図4】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図5】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図6】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図7】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図8】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図9】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図10】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図11】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図12】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
図13】本開示の実施例によるエアロゾル生成装置の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付図面を参照してこの明細書に開示する実施例を詳細に説明する。図面を参照する説明の簡潔さのために、同一または類似の構成要素は同じ参照番号を付与し、それについての重複説明は省略する。
【0017】
以下の説明で使われる構成要素に対する接尾辞「モジュール」及び「部」は明細書の説明の容易性のみのためのものであり、特別な意味または役割を有するものではない。
【0018】
本開示において、当業者によく知られているものは簡潔さのために省略する。添付図面は多様な技術的特徴を容易に理解することができるようにするためのものであり、ここで開示する実施例は添付図面に限定されないことを理解しなければならない。したがって、本開示は、添付図面に具体的に開示したものに加えて、すべての変更、均等物及び代替物を含むものと解釈されなければならない。
【0019】
第1、第2などのような序数を含む用語は多様な構成要素を説明するのに使われることができるが、前記構成要素は前記用語によって限定されないことを理解しなければならない。前記用語は一つの構成要素を他の構成要素と区別する目的のみで使われる。
【0020】
ある構成要素が他の構成要素に「連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在することもできると理解可能であろう。一方で、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」されていると言及するときには、中間に他の構成要素が存在しないと理解可能であろう。
【0021】
単数の表現は、文脈上明白に他に指示しない限り、複数の表現を含む。
【0022】
以下、図面に示す座標系を基準にエアロゾル生成装置100の方向を定義する。
【0023】
直交座標系で、x軸方向はエアロゾル生成装置100の前後方向と定義することができる。ここで、原点を基準に、+xに向かう方向は前側方向を、-xに向かう方向は後側方向を意味することができる。
【0024】
座標系で、y軸方向はエアロゾル生成装置100の左右方向と定義することができる。ここで、原点を基準に、+yに向かう方向は右側方向を、-yに向かう方向は左側方向を意味することができる。
【0025】
座標系で、z軸方向はエアロゾル生成装置100の上下方向と定義することができる。ここで、原点を基準に、+zに向かう方向は上方を、-yに向かう方向は下側方向を意味することができる。
【0026】
図1及び図2を参照すると、エアロゾル生成装置100は、バッテリー10、制御部20、ヒーター30、カートリッジ40、及びセンサー21のうちの少なくとも一つを含むことができる。バッテリー10、制御部20、ヒーター30、カートリッジ40、及びセンサー21のうちの少なくとも一つはエアロゾル生成装置100のハウジング110の内部に配置されることができる。ハウジング110はボディー110と言える。
【0027】
ハウジング110は長く延びた中空を有することができる。ハウジング110は、スティック200が挿入可能な挿入空間114(図4参照)を有することができる。スティック200が挿入可能な挿入空間114はヒーター30の周辺に形成されることができる。
【0028】
図1を参照すると、バッテリー10、制御部20、センサー21、カートリッジ40、及びヒーター30が一列に配置されることができる。図2を参照すると、カートリッジ40及びヒーター30は互いに隣接した高さで向き合って並んで配置されることができる。エアロゾル生成装置100の内部構造は図示のものに限定されない。
【0029】
バッテリー10は、制御部20、ヒーター30、カートリッジ40、及びセンサー21のうちの少なくとも一つが動作するように、電力を供給することができる。バッテリー10はエアロゾル生成装置100に設けられたディスプレイ、モーターなどが動作するのに必要な電力を供給することができる。バッテリー10は電源10と言える。
【0030】
制御部20は、エアロゾル生成装置100全般の動作を制御することができる。制御部20は、バッテリー10、ヒーター30、カートリッジ40、及びセンサー21のうちの少なくとも一つの動作を制御することができる。制御部20は、エアロゾル生成装置100に設けられたディスプレイ、モーターなどの動作を制御することができる。制御部20は、エアロゾル生成装置100の構成のそれぞれの状態を確認することにより、エアロゾル生成装置100が動作可能な状態であるかを判断することができる。
【0031】
ヒーター30はバッテリー10から供給された電力によって発熱することができる。ヒーター30は、エアロゾル生成装置100に挿入されたスティック200を加熱することができる。ヒーター30は第1ヒーター30と言える。
【0032】
カートリッジ40はハウジング110の一側に結合されることができる。カートリッジ40はエアロゾルを生成することができる。カートリッジ40で生成されたエアロゾルは、エアロゾル生成装置100に挿入されたスティック200を通過して使用者に伝達されることができる。カートリッジ40はハウジング110に分離可能に結合されることができる。
【0033】
センサー21は空気の流動を感知することができる。センサー21は圧力センサーであってもよい。センサー21は空気が流動する経路に隣接して配置されることができる。センサー21は制御部20と電気的に連結されることができる。センサー21は空気の流動を感知し、制御部20に情報を出力することができる。
【0034】
図3を参照すると、ハウジング110は、下部ハウジング110aと、上部ハウジング110bとを含むことができる。上部ハウジング110bは下部ハウジング110aの上側に配置されることができる。上部ハウジング110bは下部ハウジング110aの上側でカートリッジ40と向き合って並んで配置されることができる。下部ハウジング110aはバッテリー10及び制御部20のうちの少なくとも一つを収容することができる(図2参照)。上部ハウジング110bは、センサー21及び第1ヒーター30(図1及び図2参照)のうちの少なくとも一つを収容することができる。第1ヒーター30は挿入空間114の周辺に配置されることができる。下部ハウジング110aは下部ボディー110aと言える。上部ハウジング110bは上部ボディー110bと言える。
【0035】
上部ハウジング110bは、長く延びた中空を有することができる。上部ハウジング110bは、スティック200が挿入可能な挿入空間114を有することができる。上部ハウジング110bは、上壁112が開放することによって形成された第1排出口114aを含むことができる。挿入空間114は第1排出口114aと連結され、第1排出口114aから下側に向かって延びることができる。挿入空間114は上下方向に長い形状を有することができる。挿入空間114は上部ボディー110bの側壁111によって取り囲まれることができる。
【0036】
第1流入口116は上部ハウジング110bに形成されることができる。第1流入口116は上部ハウジング110bの側壁111に形成されることができる。第1流入口116はカートリッジ40に形成されたベース42の内部と連通することができる。
【0037】
連結流路115はハウジング110に形成されることができる。連結流路115は上部ハウジング110bに形成されることができる。連結流路115は、ハウジング110に形成された中空とカートリッジ40の第2チャンバーC2とが連通するように構成されることができる。連結流路115は挿入空間114と第2チャンバーC2とが連通するように構成されることができる。連結流路115は第1流入口116と挿入空間114との間に配置されることができる。連結流路115は第1流入口116と挿入空間114とが連通するように構成されることができる。
【0038】
第1流入口116は第1排出口114aより下側に配置されることができる。第1流入口116と第1排出口114aとは互いに連通することができる。第1排出口114aは上側に向かって開放することによって形成されることができる。第1流入口116は上下方向と交差する方向に向かって開放することによって形成されることができる。第1流入口116は挿入空間114の長手方向と交差する方向に開放することによって形成されることができる。第1流入口116は前方に向かって開放することによって形成されることができる。
【0039】
上部ハウジング110bは第1延長部112aを含むことができる。第1延長部112aは上部ハウジング110bの上部から前方に延びることができる。第1延長部112aは装着空間113の上側を覆うことができる。第1延長部112aは下部ハウジング110aの上部と向き合うことができる。
【0040】
上部ハウジング110bは、上部ハウジング110bの側壁111の下部から一側に延びた支持面118を備えることができる。支持面118は装着空間113の下部と向き合うことができる。装着空間113は、上部ハウジング110bの側壁111、第1延長部112a、及び支持面118によって区画されることができる。装着空間113は挿入空間114と並んで配置されることができる。
【0041】
カートリッジ40は前方から後方に移動して装着空間113に挿入されることができる。カートリッジ40は装着空間113内でハウジング110に結合されることができる。カートリッジ40の側壁411、421は上部ハウジング110bの側壁111と向き合うことができる。カートリッジ40の下部は上部ハウジング110bに形成された支持面118に接触して支持されることができる。カートリッジ40の上壁412は第1延長部112aによって覆われることができる。カートリッジ40は支持面118に接触することで、エアロゾル生成装置100の内部の他の構成要素と電気的に連結されることができる。
【0042】
カートリッジ40は、液体を貯蔵するコンテナ41を含むことができる。カートリッジ40は、コンテナ41の下側に配置されたベース42を含むことができる。コンテナ41に貯蔵された液体はベース42に供給されることができる。エアロゾルはベース42で生成されることができる。ベース42の内部は第1流入口116と連通することができる。
【0043】
したがって、カートリッジ40で生成されたエアロゾルは、第1流入口116に流入して挿入空間114に向かって流動することができる。
【0044】
キャップ120は上部ハウジング110bの外部に着脱可能に結合されることができる。キャップ120は、上部ハウジング110b及び上部ハウジング110bに結合されたカートリッジ40を覆うことができる。キャップ120の側壁121は上部ハウジング110bの側壁111を覆うことができる。キャップ120の上壁122は上部ハウジング110bの上壁112を覆うことができる。
【0045】
オープニング124はキャップ120の上壁122が開放することによって形成されることができる。オープニング124は挿入空間114に対応する位置に形成されることができる。キャップ120がハウジング110に結合されると、オープニング124は挿入空間114及び第1排出口114aと連通することができる。
【0046】
キャップ120は、オープニング124を開閉するカバー123を含むことができる。カバー123はキャップ120の上壁122に設けられることができる。スリット125はキャップ120の上壁122に形成され、オープニング124と連結されることができる。スリット125はオープニング124から一方向に延びることができる。カバー123はスリット125に沿って移動可能に設けられることができる。カバー123はスリット125に沿って移動し、第1位置でオープニング124を閉鎖し、第2位置でオープニング124を開放することができる。
【0047】
図4を参照すると、カートリッジ40は、第1チャンバーC1及び第2チャンバーC2を含むことができる。第1チャンバーC1は液体を貯蔵することができる。第2チャンバーC2は第1チャンバーC1の一側に配置されることができる。第2チャンバーC2は第1チャンバーC1の下側に配置されることができる。第2チャンバーC2は第1チャンバーC1から液体を受けることができる。エアロゾルは第2チャンバーC2内で生成されることができる。空気は第2チャンバーC2を通過し、第2チャンバーC2で生成されたエアロゾルをハウジング110の中空に運ぶことができる。
【0048】
カートリッジ40は、コンテナ41及びベース42を含むことができる。ベース42はコンテナ41の下側に配置されることができる。コンテナ41は、内部に液体を貯蔵する第1チャンバーC1を備えることができる。ベース42は内部に第2チャンバーC2を備えることができる。
【0049】
コンテナ41の側壁411はコンテナ41の上壁412と連結されてコンテナ41の周辺部を構成することができる。コンテナ41の側壁411及び上壁412はコンテナ41の外壁を構成することができる。
【0050】
第1チャンバーC1はコンテナ41の外壁411、412によって取り囲まれることができる。コンテナ41の側壁411は第1チャンバーC1の側面を取り囲むことができる。コンテナ41の上壁412は第1チャンバーC1の上部をカバーすることができる。コンテナ41の下部は第2チャンバーC2に向かって開放することができる。
【0051】
流入流路400はカートリッジ40に形成されることができる。流入流路400は外気が第2第2チャンバーC2に流入するようにすることができる。流入流路400は、第2流入口401、第3流入口402、第1流路403、及びチャンバー流入口404のうちの少なくとも一つを含むことができる。外気は流入流路400を通過して第2チャンバーC2に流入することができる。
【0052】
流入流路400は、外部に向かって開放している第2流入口401を含むことができる。第2流入口401は第1流路403を介して第2チャンバーC2と連通することができる。第2流入口401はカートリッジ40の上端で上側に向かって開放することができる。第2流入口401はカートリッジ40の外壁411、412、421、422が開放することによって形成されることができる。第2流入口401は、コンテナ41の上壁412が上側に向かって開放することによって形成されることができる。第2流入口401はコンテナ41の上部に形成されることができる。
【0053】
流入流路400は第1流路403を含むことができる。第1流路403は第2チャンバーC2から第2流入口401まで上下方向に延びることができる。第1流路403は第2流入口401とチャンバー流入口404との間に形成されることができる。第1流路403は第2流入口401からチャンバー流入口404まで上下方向に延びることができる。第1流路403は第2流入口401とチャンバー流入口404とを連通させることができる。第1流路403は、第1チャンバーC1を基準に、上部ハウジング110bの側壁111に対向する位置に形成されることができる。
【0054】
第1流路403はカートリッジ40の側壁411、421が開放することによって形成されることができる。第1流路403はカートリッジ40の側壁411、421の内部に形成され、側壁411、421によって取り囲まれることができる。
【0055】
流入流路400は、チャンバー流入口404を含むことができる。チャンバー流入口404は第2チャンバーC2と連通することができる。チャンバー流入口404は、第2チャンバーC2を基準に、第2排出口405の反対側に位置することができる。チャンバー流入口404は上下方向と交差する方向に開放することによって形成されることができる。チャンバー流入口404は第1流路403と連結されることができる。チャンバー流入口404はベース42の側壁421が開放することによって形成されることができる。チャンバー流入口404は第2チャンバーC2の底より高い位置に形成されることができる。
【0056】
コンテナ41の側壁411は、第1流路側壁4111及び第2流路側壁4112を含むことができる。第1流路側壁4111及び第2流路側壁4112はコンテナ41の側壁411の一部を構成することができる。
【0057】
第1流路側壁4111はコンテナ41の内部に配置されることができる。第1流路側壁4111は第1チャンバーC1と接触することができる。第2流路側壁4112はコンテナ41の外壁の一部を構成することができる。第2流路側壁4112は第1流路側壁4111と向き合い、第1流路側壁4111から外側に離隔することができる。第1流路側壁4111及び第2流路側壁4112は互いに並んで配置されることができる。第2流入口401及び第1流路403は第1流路側壁4111と第2流路側壁4112との間に形成されることができる。
【0058】
ベース42の側壁421はベース42の下壁422と連結されてベース42の周辺部を構成することができる。ベース42の側壁421及び下壁422はベース42の外壁を構成することができる。
【0059】
第2チャンバーC2は第2流入口401及び第1流路403と連通することができる。第2チャンバーC2はベース42の外壁421、422によって取り囲まれることができる。ベース42の側壁421は第2チャンバーC2の側面を取り囲むことができる。ベース42の下壁422は第2チャンバーC2の下部をカバーすることができる。ベース42の上部は第1チャンバーC1に向かって開放することができる。
【0060】
ベース42は、第2チャンバーC2と連通することによって空気が流入するチャンバー流入口404を含むことができる。チャンバー流入口404はベース42の側壁421が開放することによって形成されることができる。チャンバー流入口404は第1流路403と連通することができる。
【0061】
ベース42は、第2チャンバーC2と連通することによって空気が排出される第2排出口405を備えることができる。第2排出口405はベース42の側壁421が開放することによって形成されることができる。第2排出口405は上下方向と交差する方向に開放することによって形成されることができる。第2排出口405は、第2チャンバーC2を基準に、チャンバー流入口404の反対側に配置されることができる。第2排出口405は第2チャンバーC2の底より高い位置に形成されることができる。第2排出口405は第2チャンバーC2と連結流路115とを連通させることができる。
【0062】
プレート43はコンテナ41とベース42との間に配置されることができる。プレート43は第1チャンバーC1と第2チャンバーC2との間に配置され、第1チャンバーC1と第2チャンバーC2とを区画することができる。プレート43は、第1チャンバーC1と第2チャンバーC2とを連通させる液体供給ホール(図示せず)を含むことができる。
【0063】
芯44はベース42の内部に配置されることができる。芯44は第2チャンバーC2に配置されることができる。芯44は、プレート43に形成された液体供給ホール(図示せず)を通して、第1チャンバーC1から液体を受けることができる。
【0064】
ヒーター45はベース42の内部に配置されることができる。ヒーター45は第2チャンバーC2に配置されることができる。ヒーター45はバッテリー10から電力を受けて発熱することができる。ヒーター45は芯44を加熱することができる。ヒーター45は芯44の周囲に複数回巻線されることができる。ヒーター45は液体を受けた芯44を加熱してエアロゾルを生成することができる。カートリッジ40の内部に配置されたヒーター45は第2ヒーター45と言える。
【0065】
図4及び図5を参照すると、カートリッジ40は装着空間113に挿入されることができる。カートリッジ40は装着空間113内で上部ハウジング110bと着脱可能に結合されることができる。
【0066】
装着空間113は上部ハウジング110bが一側に開放することによって形成されることができる。装着空間113は上部ハウジング110bが前方に開放することによって形成されることができる。装着空間113は、上部ハウジング110bの側壁111、第1延長部112a、及び支持面118によって取り囲まれて区画されることができる。
【0067】
カートリッジ40が装着空間113に挿入されてハウジング110と結合されると、第2排出口405は第1流入口116と連通することができる。第2流入口401に流入した外気は第1流路403に沿って流動し、チャンバー流入口404を通して第2チャンバーC2に流入することができる。第2チャンバーC2で生成されたエアロゾルは第2排出口405を通して第1流入口116に流入することができる。第1流入口116に流入したエアロゾルは、連結流路115及び挿入空間114を順次通過し、第1排出口114aを通して排出されることができる。第1流入口116に流入したエアロゾルは、挿入空間114に挿入されたスティック200(図1及び図2参照)に供給されることができる。
【0068】
カートリッジ40の下壁422は支持面118によって支持されることができる。カートリッジ40の側壁411、421は上部ハウジング110bの側壁111と接触することができる。
【0069】
第1延長部112aは上部ハウジング110bの上部から第2流入口401の周辺に延びることができる。第1延長部112aはカートリッジ40の上壁412と向き合うことができる。第1延長部112aはカートリッジ40の上部の少なくとも一部を覆うことができる。
【0070】
第1延長部112aは第2流入口401より上側に離隔して配置されることができる。第3流入口402は第1延長部112aと第2流入口401との間に形成されることができる。第1延長部112aは第2流路側壁4112より上側に離隔して配置されることができる。第3流入口402は第1延長部112aと第2流路側壁4112との間に形成されることができる。第3流入口402は第2流入口401と交差する方向に開放することができる。第3流入口402は前方に開放することによって形成されることができる。外気は第3流入口402に流入して第2流入口401に移動することができる。
【0071】
センサー21はハウジング110の内部に設けられることができる。センサー21は空気の流動を感知することができる。センサー21は流入流路400に隣接して配置されることができる。センサー21は流入流路400を通過する空気の流動を感知することができる。
【0072】
センサー21は第1延長部112aの内部に設けられることができる。センサー21はカートリッジ40より上側に配置されることができる。センサー21は第2チャンバーC2より上側に配置されることができる。センサー21は第2流入口401より上側に配置されることができる。センサー21は第2流入口401に隣接して配置されることができる。センサー21は第2流入口401に向かって配置されることができる。センサー21は第3流入口402より上側に配置されることができる。センサー21は第3流入口402に向かって配置されることができる。センサー21は第3流入口402に隣接して配置されることができる。センサー21は第3流入口402と接触することができる。
【0073】
センサー21は空気の流動を感知することができる。センサー21は圧力センサーであってもよい。センサー21は周辺空気の圧力変化を感知することができる。センサー21は第3流入口402及び第2流入口401の周辺空気の流動を感知することができる。空気が第3流入口402及び第2流入口401の周辺を流動すると、センサー21は感知した情報を制御部20(図1及び図2参照)に伝達することができる。
【0074】
したがって、第2チャンバーC2で生成されたエアロゾルがセンサー21と接触する問題を解決することができる。また、カートリッジ40から漏洩した液体がセンサー21と接触する問題を解決することができる。また、センサー21が外部に直接露出されることを防止することができる。また、センサー21の故障が発生する問題を解決することができる。
【0075】
図6及び図7を参照すると、第1延長部112aは第1陥没部112bを備えることができる。第1陥没部112bは第1延長部112aの一側が内側に陥没することによって形成されることができる。第1陥没部112bは第1延長部112aの一側が「コ」字形に陥没することによって形成されることができる。第1陥没部112bは第2流入口401の上側に形成されることができる。第1陥没部112bは、第1延長部112aが陥没することで、第2流入口401の上側を開放することができる。
【0076】
第3流入口402は第2流入口401の上側に形成されることができる。第1陥没部112bは第2流入口401の上側を開放することで、第3流入口402を区画することができる。第3流入口402は第2流入口401と連通することができる。第1陥没部112bは第3流入口402の少なくとも一部を取り囲むことができる。外気は第1陥没部112bに区画された第3流入口402を通して第2流入口401に流入することができる。第3流入口402は上方及び前方に向かって開放することができる。
【0077】
センサー21は第1延長部112aに設けられることができる。センサー21は第2流入口401に隣接して配置されることができる。センサー21は第3流入口402に隣接して配置されることができる。センサー21は第1陥没部112bで第3流入口402に向かうように配置されることができる。
【0078】
センサー21は第3流入口402及び第2流入口401の周辺空気の流動を感知することができる。外気が第3流入口402及び第2流入口401の周辺を流動すると、センサー21は感知した情報を制御部20(図1及び図2参照)に伝達することができる。
【0079】
したがって、空気流動の効率を改善することができる。また、第1陥没部112b及び第3流入口402の周辺で空気の流動を誘導することで、センサー21がより敏感に反応するようにし、センサー21の正確度を高めることができる。また、第2チャンバーC2で生成されたエアロゾルがセンサー21と接触する問題を解決することができる。また、カートリッジ40から漏洩した液体がセンサー21と接触する問題を解決することができる。また、センサー21の故障が発生する問題を解決することができる。
【0080】
図8図10を参照すると、流入流路400は、第2流入口401及び第4流入口402aを含むことができる。第2流入口401は、第2チャンバーC2を基準に、第2排出口405の反対側に位置することができる。第2流入口401はベース42の側壁421が開放することによって形成されることができる。第2流入口401は上下方向と交差する方向に開放することによって形成されることができる。第2流入口401は前方に開放することによって形成されることができる。第2流入口401は第2排出口405と並んで配置されることができる。第2流入口401は第2チャンバーC2の底より高い位置に形成されることができる。
【0081】
ハウジング110は、第2延長部111aを含むことができる。第2延長部111aは下部ハウジング110aから上側に延びることができる。第2延長部111aは上部ハウジング110bの前方に配置されることができる。第2延長部111aは上部ハウジング110bと向き合うことができる。第2延長部111aは上部ハウジング110bから離隔することで、カートリッジ40が配置される装着空間113を形成することができる。第2延長部111aはカートリッジ40を間に挟んで上部ハウジング110bと並んで配置されることができる。第2延長部111aは上部ハウジング110bの上壁112と同じ高さまで延びることができる。第2延長部111aは第2流入口401の周辺を覆うことができる。第2延長部111aはカートリッジ40の側壁411、421の少なくとも一部を覆うことができる。
【0082】
第4流入口402aは第2延長部111aが開放することによって形成されることができる。第4流入口402aは第2流入口401と連通することができる。第4流入口402aは上下方向と交差する方向に向かって開放することによって形成されることができる。第4流入口402aは前方に開放することによって形成されることができる。第4流入口402aは第2流入口401と並んで配置されることができる。第4流入口402aは第2排出口405と並んで配置されることができる。第4流入口402aは第2チャンバーC2の底より高い位置に形成されることができる。
【0083】
カートリッジ40は上部ハウジング110bと第2延長部111aとの間に着脱可能に配置されることができる。カートリッジ40は上部ハウジング110bと第2延長部111aとの間で上下方向に着脱されることができる。カートリッジ40は上側から下側に移動し、上部ハウジング110bと第2延長部111aとの間に形成された装着空間113に挿入されることができる。カートリッジ40は装着空間113を通してハウジング110に結合されることができる。
【0084】
キャップ120は上部ハウジング110b及びカートリッジ40を覆うことができる。第5流入口126はキャップ120の側壁121が開放することによって形成されることができる。第5流入口126は上下方向と交差する方向に開放することによって形成されることができる。第5流入口126は前方に開放することによって形成されることができる。キャップ120がハウジング110に結合されると、第5流入口126は第4流入口402aと連通することができる。第5流入口126は第3流入口402及び第4流入口402aと並んで位置することができる。
【0085】
センサー21は第2延長部111aの内部に設けられることができる。センサー21は第2流入口401に隣接して配置されることができる。センサー21は第4流入口402aに隣接して配置されることができる。センサー21は第4流入口402aに向かうように配置されることができる。
【0086】
センサー21は第2流入口401及び第4流入口402aの周辺空気の流動を感知することができる。外気が第4流入口402a及び第2流入口401の周辺を流動すると、センサー21は感知した情報を制御部20(図1及び図2参照)に伝達することができる。
【0087】
したがって、空気流動の効率を改善することができる。また、第2チャンバーC2で生成されたエアロゾルがセンサー21と接触する問題を解決することができる。また、カートリッジ40から漏洩した液体がセンサー21と接触する問題を解決することができる。また、センサー21の故障が発生する問題を解決することができる。
【0088】
図11図13を参照すると、上部ハウジング110bの上壁112は延長部112bを備えなくてもよい。上部ハウジング110bの上壁112はカートリッジ40の上壁412を覆わなくてもよい。カートリッジ40の上壁412と上部ハウジング110bの上壁112とはほぼ同一面上に配置されることができる。カートリッジ40の上壁412と上部ハウジング110bの上壁112とはほぼ同じ高さを有することができる。カートリッジ40の上壁412と上部ハウジング110bの上壁112とは接触することができる。
【0089】
上部ハウジング110bの上壁112は一側に第2陥没部112cを備えることができる。第2陥没部112cは上壁112がカートリッジ40と反対の方向に陥没することによって形成されることができる。第2陥没部112cは前方に開放した形状を有することができる。
【0090】
流入流路400は、第2流入口401、第3流入口402、第1流路403a、第2流路403b、及びチャンバー流入口404のうちの少なくとも一つを含むことができる。
【0091】
第1流路403aはカートリッジ40の側壁411、421が開放することによって形成されることができる。第1流路403aはカートリッジ40の側壁411、421の内部に形成され、側壁411、421によって取り囲まれることができる。
【0092】
第1流路403aは第2チャンバーC2から上方に延びることができる。第1流路403aは第2流路403bとチャンバー流入口404との間に形成され、第2流路403bとチャンバー流入口404とを連結することができる。第1流路403aは、第1チャンバーC1を基準に、上部ハウジング110bの側壁111と反対の位置に形成されることができる。
【0093】
第2流路403bはカートリッジ40の上壁412が開放することによって形成されることができる。第2流路403bはカートリッジ40の上壁412の内部に形成され、カートリッジ40の上壁412によって取り囲まれることができる。第2流路403bは第1チャンバーC1の上側に形成されることができる。
【0094】
第2流路403bは前後方向に延びることができる。第2流路403bは第1流路403aの長手方向と交差する方向に延びることができる。第2流路403bは第1流路403aから第2流入口401に向かって延びることができる。第2流路403bは第2流入口401と第1流路403aとの間に形成され、第2流入口401と第1流路403aとを連結することができる。
【0095】
コンテナ41の側壁411は、第1流路側壁4111と第2流路側壁4112とを含むことができる。第1流路側壁4111と第2流路側壁4112とは、コンテナ41の側壁411の一部を構成することができる。
【0096】
第1流路側壁4111はコンテナ41の内部に配置されることができる。第1流路側壁4111は第1チャンバーC1と接触することができる。第2流路側壁4112はコンテナ41の外壁の一部を構成することができる。第2流路側壁4112は第1流路側壁4111と向き合い、第1流路側壁4111から外側に離隔することができる。第1流路側壁4111と第2流路側壁4112とは互いに並んで配置されることができる。第1流路403aは第1流路側壁4111と第2流路側壁4112との間に形成されることができる。第1流路側壁4111と第2流路側壁4112とは上下方向に延びることができる。
【0097】
コンテナ41の上壁412は、第1流路上壁4121と、第2流路上壁4122とを含むことができる。第1流路上壁4121はコンテナ41の内部に配置されることができる。第1流路上壁4121は第1チャンバーC1と接触することができる。第1流路上壁4121は第1流路側壁4111と連結されることができる。第1流路上壁4121は第1流路側壁4111から第2陥没部112cに向かって延びることができる。
【0098】
第2流路上壁4122は第1流路上壁4121と向き合い、第1流路上壁4121から外側に離隔することができる。第2流路上壁4122はコンテナ41の第2流路側壁4112と連結されることができる。第2流路上壁4122は第2流路側壁4112から第2陥没部112cに向かって延びることができる。
【0099】
第2流入口401はカートリッジ40の上部に形成されることができる。第2流入口401はコンテナ41の上壁411が開放することによって形成されることができる。第2流入口401は第2陥没部112cに向かって開放することによって形成されることができる。第2流入口401は後方に向かって開放することによって形成されることができる。第2流入口401は第2カートリッジ流路403bと連結されることができる。第2流入口401は第1流路上壁4121と第2流路上壁4122の末端との間に形成されることができる。
【0100】
カートリッジ40が上部ハウジング110bに結合されると、第2流入口401は第2陥没部112cと向き合うことができる。カートリッジ40が上部ハウジング110bに結合されると、第2陥没部112cと第2流入口401との間に第3流入口402が形成されることができる。第3流入口402は第2陥没部112c及びコンテナ41の上壁412によって取り囲まれることができる。第3流入口402は上側に向かって開放することができる。
【0101】
外気は第2陥没部112cによって取り囲まれた第3流入口402を通して第2流入口401に流入することができる。第1流入口401に流入した空気は第2流路403b及び第1流路403aを順次通して第2チャンバーC2に供給されることができる。
【0102】
センサー21はハウジング110の内部に設けられることができる。センサー21はハウジング110の上端に隣接して配置されることができる。センサー21は第2流入口401に隣接して配置されることができる。センサー21は第3流入口402に隣接して配置されることができる。センサー21は第2陥没部112cから第3流入口402に向かうように配置されることができる。センサー21は第1排出口114aと第2流入口401との間に設けられることができる。センサー21は上部ハウジング110bの中空と第2流入口401との間に設けられることができる。
【0103】
センサー21は第2流入口401及び第3流入口402の周辺空気の流動を感知することができる。外気が第3流入口402及び第2流入口401の周辺を流動すると、センサー21は感知した情報を制御部20(図1及び図2参照)に伝達することができる。
【0104】
したがって、第2チャンバーC2で生成されたエアロゾルがセンサー21と接触する問題を解決することができる。また、カートリッジ40から漏洩した液体がセンサー21と接触する問題を解決することができる。また、センサー21の故障が発生する問題を解決することができる。また、センサー21が配置される空間の効率を改善することができる。また、カートリッジ40の着脱が一層便利になることができる。また、コンテナ41が貯蔵することができる液体の容量がより増大することができる。
【0105】
図1図13を参照すると、本開示の一側面によるエアロゾル生成装置100は、長く延びた中空を有するボディー110と、前記ボディー110の一側に結合されるカートリッジ40であって、液体を貯蔵する第1チャンバーC1、前記第1チャンバーC1に隣接して配置された第2チャンバーC2、前記第2チャンバーC2に配置され、前記第1チャンバーC1から前記液体を受ける芯44、及び前記心44を加熱するヒーター45を含むカートリッジ40と、前記中空114と前記カートリッジ40の第2チャンバーC2とを連通させる連結流路115と、外気が前記第2チャンバーC2に流入するように前記カートリッジ40に形成された流入流路400と、前記流入流路400に隣接して配置され、前記流入流路400を通過する空気の流動を感知するセンサー21とを含むことができる。
【0106】
また、本開示の他の側面によれば、前記第2チャンバーC2は、前記第1チャンバーC1の下側に配置され、前記流入流路400は、上下方向に延びる第1流路403と、前記第1流路403の上端に配置された第2流入口401とを含むことができる。
【0107】
また、本開示の他の側面によれば、前記ボディー110は、下部ボディー110aと、前記下部ボディー110aの上側に前記カートリッジ40に横方向に隣接して配置され、前記中空114を有する上部ボディー110bと、前記上部ボディー110bの上部から延びて前記カートリッジ40の上部の少なくとも一部を覆う第1延長部112aとを含み、前記センサー21は前記第2流入口401に隣接するように前記第1延長部112aに設けられることができる。
【0108】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1延長部112aは前記第2流入口401の上側に配置され、前記第2流入口401に隣接した前記カートリッジ40の一部から離隔して、前記第2流入口401と連通する第3流入口402を区画し、前記第3流入口402を通して流れる空気の方向は前記第2流入口401を通して流れる空気の方向と交差することができる。
【0109】
また、本開示の他の側面によれば、前記センサー21は、前記第2流入口401及び第3流入口402に隣接して前記第1延長部112aに配置されることができる。
【0110】
また、本開示の他の側面によれば、前記第1延長部112aは前記第1延長部112aの一端部に形成された第1陥没部112bを含み、前記第1陥没部112bは前記第2流入口401と連通する第3流入口402を区画するように前記第2流入口401の上側の上に位置することができる。
【0111】
また、本開示の他の側面によれば、前記センサー21は、前記第3流入口402に向かうように前記第1陥没部112bに配置されることができる。
【0112】
また、本開示の他の側面によれば、前記カートリッジ40は、空気が前記第3流入口402、前記第2流入口401、前記第1流路403、前記第2チャンバーC2、前記連結流路115、及び前記中空114を通して順次流れるように構成され、前記センサー21は前記第3流入口402及び前記第2流入口401に隣接して配置され、前記第3流入口402及び前記第2流入口401を通過する空気の流動を感知することができる。
【0113】
また、本開示の他の側面によれば、前記第2チャンバーC2は前記第1チャンバーC1の下側に配置され、前記連結流路115と連通する第2排出口405を含み、前記流入流路400は、前記第2チャンバーC2を基準に前記第2排出口405の反対側に位置し、外気が水平方向に通過するように構成された第2流入口401を含むことができる。
【0114】
また、本開示の他の側面によれば、前記ボディー110は、下部ボディー110aと、前記下部ボディー110aの上側に前記カートリッジ40に横方向に隣接して配置された上部ボディー110bと、前記下部ボディー110aから上側に延び、前記上部ボディー110bとの間に前記カートリッジ40が固定される第2延長部111aとを含み、前記流入流路400は、前記第2流入口401と連通し、前記第2延長部111aの開口によって区画される第4流入口402aを含むことができる。
【0115】
また、本開示の他の側面によれば、前記第4流入口402a、前記第2流入口401、及び前記第2排出口405を通して流れる空気の方向は互いに平行であってもよい。
【0116】
また、本開示の他の側面によれば、前記カートリッジ40は、前記上部ボディー110bと前記第2延長部111aとの間の位置に上下方向に着脱されることができる。
【0117】
また、本開示の他の側面によれば、前記センサー21は前記第4流入口402aに隣接して前記第2延長部111aに配置されることができる。
【0118】
また、本開示の他の側面によれば、前記カートリッジ40は、空気が前記第4流入口402a、前記第2流入口401、前記第2チャンバーC2、前記連結流路115、及び前記中空114を通して順次流れるように構成され、前記センサー21は前記第4流入口402aに隣接して配置され、前記第4流入口402aを通過する空気の流動を感知することができる。
【0119】
また、本開示の他の側面によれば、前記第2チャンバーC2は前記第1チャンバーC1の下側に配置され、前記流入流路400は、前記第2チャンバーC2の入口から上下方向に延びる第1流路403aと、前記第1流路403aの一端部から、前記第1流路403aが延びる方向と交差する方向に延びる第2流路403bと、前記第2流路403bの一端部に配置された第2流入口401とを含むことができる。
【0120】
また、本開示の他の側面によれば、前記センサー21は前記第2流入口401に向かうように前記ボディー110の上端に設けられることができる。
【0121】
また、本開示の他の側面によれば、前記センサー21は、前記ボディー110の中空と前記第2流入口401との間の位置に設けられることができる。
【0122】
前述した本開示の特定の実施例または他の実施例は互いに排他的であるか区別されるものではない。前述した本開示の実施例の特定の要素または全ての要素は構成または機能が他の要素と組み合せられるか互いに組み合せられることができる。
【0123】
例えば、本開示及び図面の一実施例で説明したA構成と本開示及び図面の他の実施例で説明したB構成は互いに組み合せられることができる。すなわち、構成間の組合せについて直接的に説明しない場合であっても、前記組合せが不可であると説明した場合を除き、前記組合せは可能である。
【0124】
以上で実施例を多数の例示的実施例に応じて説明したが、本開示の原理の範囲に属する技術分野の当業者であれば多くの他の変形例及び実施例が可能であることを理解しなければならない。より具体的には、本開示、図面及び添付の特許請求の範囲の範囲内の対象組合せの構成部及び/または配置において多様な修正例及び変形例が可能である。前記構成部及び/または配置の修正例及び変形例に加えて、別の用途も当業者に明らかになるであろう。
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