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<図1>
  • 特許-折りたたみテーブル 図1
  • 特許-折りたたみテーブル 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-18
(45)【発行日】2024-07-26
(54)【発明の名称】折りたたみテーブル
(51)【国際特許分類】
   A47B 3/00 20060101AFI20240719BHJP
   A47B 3/08 20060101ALI20240719BHJP
【FI】
A47B3/00 A
A47B3/08 Z
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2023223407
(22)【出願日】2023-12-28
【審査請求日】2024-04-02
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】719007970
【氏名又は名称】中里 潔夫
(72)【発明者】
【氏名】中里 潔夫
【審査官】神尾 寧
(56)【参考文献】
【文献】特開平04-054905(JP,A)
【文献】登録実用新案第3187779(JP,U)
【文献】特開2018-086074(JP,A)
【文献】特開平08-126527(JP,A)
【文献】特開2004-261373(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 3/00
A47B 3/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
天板と、該天板の下で内側に倒れる様に接続された脚部と、該脚部を立てた位置又は内側に倒れた位置で固定するロック機構とを有する折りたたみテーブルにおいて、
前記脚部は、前記天板に蝶番部により接続された上部横材部を有し、
前記ロック機構は、選択的に前記上部横材部と係合する第1の位置と、該上部横材部との係合が外れる第2の位置を持ち、
前記上部横材部と前記ロック機構は該脚部を立てた位置でも内側に倒れた位置でも係合可能である、折りたたみテーブルにおいて、
前記上部横材部は、断面が略正方形であり、
前記ロック機構は、選択的に前記上部横材部の下面を覆う第1の位置と、該上部横材部の下面から外れる第2の位置を持つ、
ことを特徴とする折りたたみテーブル。
【請求項2】
請求項1に記載の折りたたみテーブルにおいて、
前記ロック機構は、前記天板との間に前記上部横材部の厚さに合わせた隙間を持ち硬質部材からなるロック片と、該ロック片を前記第1の位置と前記第2の位置の間で移動可能に前記天板に接続する固定部を有する、
ことを特徴とする折りたたみテーブル。
【請求項3】
請求項1に記載の折りたたみテーブルにおいて、
前記脚部は、前記脚部を立てた位置で前記天板を傾斜させるよう構成され、前記脚部同士が重なる部分の対向面が切削されている、
ことを特徴とする折りたたみテーブル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、折りたたみテーブルに関し、さらに詳細には脚部を立てた状態でも、折りたたんだ状態でも、簡単に脚部を固定できるテーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
日常生活においては、様々な機会や場面で大・小さまざまなテーブルや机を使っている。また、テーブル(机を含む)は一般的には平面であるが、傾斜を利用することでより適した場面で、展示品台、読書台、パソコン台、電話台、邦楽譜面台として必要に応じて利用している。
テーブルは持ち運びや保管においては、脚部が邪魔で場所の確保に一定の不都合がある。
その為、脚部が簡単に収納や取り出しができることが好まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特公 昭61-29724
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
テーブルは脚部と天板が一体となっているが、脚部を折りたたむ構造が搬送や収納の際に取扱いやすい。しかしながら一体型の組み立て式のテーブルは、脚部を組み立てた状態の施錠と折りたたんだ状態の施錠が複雑であったり、脚部を折りたたんだ状態での固定に不安があったりする課題があった。
その為、持ち運びの際に折りたたんだ足が開いてしまうと搬送者の足に当たったり周囲の備品にぶつけたりして安全上に不安があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
天板と、該天板の下で内側に倒れる様に接続された脚部と、該脚部を立てた位置又は内側に倒れた位置で固定するロック機構とを有する折りたたみテーブルにおいて、
前記脚部は、前記天板に蝶番部により接続された上部横材部を有し、
前記ロック機構は、選択的に前記上部横材部と係合する第1の位置と、該上部横材部との係合が外れる第2の位置を持ち、
前記上部横材部と前記ロック機構は該脚部を立てた位置でも内側に倒れた位置でも係合可能である、
ことを特徴とする折りたたみテーブル。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、折りたたみテーブルの脚部のロック開閉をロック機構の第1の位置による施錠と第2の位置による解錠で行えるので作業しやすく、作業時間の短縮を図ることができる。また、持ち運びや収納場所も小さく保管しやすい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】この発明による折りたたみテーブルの脚部を立てた状態で利用者から見た斜視図である。
図2】この発明による折りたたみテーブルの脚部を立てロック機構と係合した状態を詳細に示す裏面斜視図である。
図3】この発明による折りたたみテーブルの脚部を折りたたんだ施錠状態の裏面部分斜視図である。
図4】この発明による折りたたみテーブルの脚部を折りたたんだ解錠状態の裏面部分斜視図である。
図5】この発明による折りたたみテーブルの脚部を立てた施錠状態の裏面部分斜視図である。
図6】この発明による折りたたみテーブルの脚部を折りたたんだ状態のロック機構を外側に構成した裏面図である。
図7】この発明による折りたたみテーブルのスライドロック部材を用いた施錠状態の裏面図である。
図8】この発明による折りたたみテーブルの回転ロック部材を用いた施錠状態の裏面図である。
図9】(a)この発明による折りたたみテーブルのスライドロック機構の施錠状態の部分裏面図である。(b)この発明による折りたたみテーブルのスライドロック機構の解錠状態の部分裏面図である。
図10】(a)この発明による折りたたみテーブルの回転ロック機構の施錠状態の部分裏面図である。(b)この発明による折りたたみテーブルの回転ロック機構の解錠状態の部分裏面図である。
図11】(a)この発明による折りたたみテーブルの脚部形態の例を示す側面図である。(b)この発明による折りたたみテーブルの脚部形態の例を示す側面図である。(c)この発明による折りたたみテーブルの脚部形態の例を示す側面図である。(d)この発明による折りたたみテーブルの脚部形態の例を示す側面図である。(e)この発明による折りたたみテーブルの脚部形態の例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第1の実施形態)
図1は、本発明にかかる折りたたみテーブルを邦楽譜面台に応用した斜視図であり、図2はそれを左右方向で回転して裏返した状態の斜視図である。図3及び図4は脚部を内側に倒した状態でのロック機構との係合関係を説明する部分斜視図であり、図5は脚部を立てた状態でのロック機構との係合関係を説明する部分斜視図である。図6は脚部が内側に倒れた状態を説明する裏面図である。
【0009】
ここで上下方向は、図1の上下方向とするため、図2以下のテーブルを裏返した図面において、上方向が下方向になる。
次に、左右方向は図2の左右方向とするため、正立した図1のテーブルにかかる左右方向は逆転する。
図1に示すように、折りたたみテーブル1は、天板100と脚部200からなる。
【0010】
図2に示すように、折りたたみテーブル1は、天板100と、その下に接続された脚部200と、天板100に対し脚部200を立てた位置又は内側に倒れた位置に開閉可能に接続する蝶番部300と、この脚部200を立てた位置又は内側に倒れた位置でロックするロック機構400からなる。
【0011】
図1に示すように、天板100は、脚部200で支える構成とした。
図2に示すように脚部200は、左脚部200Lと、右脚部200Rとからなる。
左脚部200Lは、天板100の下に左上部横材部201Lと、左脚柱202Lと、左下部横材部203Lとからなる。
右脚部200Rは、天板100の下に右上部横材部201Rと、右脚柱202Rと、右下部横材部203Rとからなる。
左脚部200Lは、左上部横材部201Lと鈍角に接続される左脚柱202Lを有し、この左脚柱202Lは左下部横材部203Lと直角に接続される。これにより左脚部200Lは、上方が開いた略コの字形状となる。
右脚部200Rは、左脚部200Lと同様に形成する。
【0012】
図3図5に示すように、左上部横材部201Lは断面が略正方形で構成した。右上部横材部201Rも同様に断面は略正方形で形成する。
【0013】
図2に示すように、左脚部200Lは、天板100の下の左側に天板100の側面と略平行に配し、左脚部200Lが天板100の内側方向に倒れるよう、左上部横材部201Lの右側面と天板100の裏面を左蝶番部300Lで結合する。
右脚部200Rは、左脚部200Lと同様に形成する。
【0014】
図2に示すように、ロック機構400は左ロック機構400Lと右ロック機構400Rからなる。
左ロック機構400Lは、左ロック片401L、左ロック片基体402Lと左ロック機構固定部403Lを有する。
左ロック片401Lは、断面が略正方形である左上部横材部201Lの一辺の長さと等しい高さの切り欠き部分を構成するために左上部横材部201Lと同じ高さの左ロック片基体402L下に接続されている。
【0015】
尚、この構造を左ロック片401Lと左ロック片基体402Lとを一体化して構成しても良い。
左ロック機構固定部403Lは、左ロック片基体402Lの左ロック片401Lとの接続部分と反対側に設けられ左ロック機構400Lの回転中心となる。
右ロック機構400Rは、左ロック機構400Lと同様に形成する。
尚、ロック機構400は硬質プラスチック、木、金属、例えばアルミニウム、硬質素材が望ましい。
【0016】
(第1の実施形態の動作)
ロック機構400を用いた脚のロック及びリリースための操作方法について説明する。
図3図4及び図5に示すように、左脚部200Lの折りたたみ及び立ち上げで左蝶番部300Lが90°開閉となる。この開閉に伴って、断面が略正方形の左上部横材部201Lを左ロック機構400Lの回転動作を使って施錠と解錠が行われる。
【0017】
図3に示すように、折りたたんだ左脚部200Lは、左ロック機構400Lの左ロック片401Lを左上部横材部201L方向(図3の矢印に示す時計廻り方向R、以下R方向と称する)に回転させることにより第1の位置で左上部横材部201Lの下を向いている側面を覆い固定しロックされる。
【0018】
図4に示すように、折りたたんだ左脚部200Lは、左ロック機構400Lの左ロック片401Lを左上部横材部201L方向と逆方向(図4の矢印に示す反時計廻り方向L、以下L方向と称する)に回転させることにより第2の位置で左上部横材部201Lのロックが外れリリースされる。
【0019】
図5に示すように、左上部横細部201Lとロック機構400Lとのロックが外れたことにより内側に倒れた状態の脚部200Lは左蝶番部300Lを中心に回転し立ち上げることができる。
立ち上げた左脚部200Lは、左ロック機構400Lの左ロック片401LをR方向に回転させることにより第1の位置で左上部横材部201Lの下面を覆い固定される。
図3図4及び図5で左脚部200Lを説明したが、右脚部200Rも同様な操作方法となる。
【0020】
(第1の実施形態の効果)
図3に示すように、左脚部200Lが内側に倒れた位置では、左上部横材部201Lの側面の厚さに合わせた隙間を持つ左ロック片401Lにより、左上部横材部201Lの側面を少ない遊びで覆うことにより固定することができる。
【0021】
一方、図5に示すように、左脚部200Lを立てた状態では左上部横材部201Lの断面が正方形であるので、左上部横材部201Lの下面を左ロック片401Lで覆うことにより同様に少ない遊びでロックすることができる。
ロックすることによって、脚部が固定しており持ち運びやすく、ぶつかっても安定して折りたたみテーブルを運ぶことができ安心・安全性がある。
このように、左上部横材部201Lの断面を正方形に構成することにより、天板100の下面から左上部横材部201Lの下方向を向いた側面の厚さと、下面の厚さが同じとなるので、左脚部200Lを立てた位置であっても内側に倒れた位置であっても一つのロック機構400で固定することができる。
設置したテーブルは、ロックすることでぶつかって倒れたり、傾いたりすることがなくなる。
譜面台や読書台のような軽量のものであれば、一つのロックでより軽量化となる。また、組み立てが簡素化となる。
【0022】
尚、図3図5及び図4に示すように、左ロック機構400Lと左上部横材部201Lとの係合及び取り外しは左ロック機構固定部403Lを中心にR方向又はL方向に回転することにより簡単に行うことができる。
図3図4及び図5で左脚部201L及び左ロック機構400Lを説明したが、右脚部201R及び右ロック機構400Rも同様な効果となる。
【0023】
図2に示すロック機構400の形状は、 ロック片401を接続したロック片基体402を全体に棒状で長くすることにより、手によるロック、リリース時に持ちやすく、操作しやすくなる利点がある。
【0024】
尚、図2に示すように、天板100を傾斜させるように構成する場合は、脚部200を折りたたんだ時に、左下部横材部203Lと、右下部横材部203Rが重なり交差するので、これら重なる部位の対向面を横材部203の厚さの半分程度を切削することにより、脚部200を折りたたんだ際に、これら切削部250がはめ合わさり面一に収納することができる。
図2のように切削部を構成した場合は、最初に左脚部200Lを折りたたみ、次に右脚部200Rを折りたたむことにより脚部200を面一に収納することができる。
逆に最初に右脚部200Rを折りたたみ、次に左脚部200Lを折りたたむ場合は、切削部250を図2で説明した下部横材部203の反対面に設けることにより面一に収納することができる。
【0025】
(他の実施形態)
ロック機構の他の実施形態を図6図10を用いて説明する。
図2に示す第1の実施形態のロック機構400は、折りたたんだ左上部横材部201Lの内側及び、折りたたんだ右上部横材部201Rの内側に設置したが、図6に示すように、左上部横材部201Lの外側及び、右上部横材部201Rの外側に設置させても良い。
【0026】
図6に示すロック機構400は、脚部200の外側に設けられているため、天板100の側面の両脇から近いので手が届きやすく操作しやすい。その為、脚部200の外側に余裕がある場合はロック機構400を脚部200の外側に設けるのが望ましい。
【0027】
図7に示すように、ロック機構400として上部横材部201の下面でスライドロック片422L及び422Rがスライド移動しその下面を覆い固定する構成としても良い。
このロック機構400では、スライドロック片422が操作の際に回転ではなく直線状にスライドするルートのみでロック及びリリースが可能となるため、設置場所の選択が容易になる。
【0028】
図8に示すように、ロック機構400として、ロック時に上部横材部201の下面を覆う半円形の回転ロック片442を設け、これをロック機構固定部442により回転可能に固定するよう構成しても良い。
これにより上部横材部201の長さ方向に沿って広く固定できるため、脚部200を安定して固定できる。
【0029】
図9に示すように、左上部横材部201Lの面に上から下、右から左貫通口を設け左ロック機構400Lとして、円柱状に設けた左スライドロック片422Lが左ロック機構固定部403Lにガイドされて、直線状にスライドして左上部横材部201Lの貫通口に係合されるよう構成されている。
左上部横材部201Lの縦方向及び横方向に設けられた貫通口の内、左脚部200Lを立てた位置又は内側に倒れた位置で左スライドロック片422Lと平行になる貫通口に係合されることによりそれぞれの位置でロックされる。
これにより左上部横材部201Lがガタガタすることが無く固定できるため、左脚部200Lを安定して固定できる。
(a)に示すロックする状態と(b)のリリースする状態にすることができる。
【0030】
図10に示すように、図9の説明における左上部横材部201Lの貫通口に変えて、左ロック機構400Lの左回転ロック片442Lと係合されるスリットを形成しロックするよう構成しても良い。
(a)に示すロックする状態と(b)のリリースする状態にすることができる。
【0031】
(他の脚部の形態)
図11の側面図により脚部200の他の形態を説明する。
(a)から(b)は天板100を水平に支持するよう脚部200を構成した例である。
(e)は図1で説明した実施形態と同様に天板100を傾斜させて支持するように脚部200を構成した例である。
同図(a)は、脚部200を幅広にして強度を増加させた形態を示す。
同図(b)は、脚部200を独立させ4本と、それに合わせてそれぞれの脚部200にロック機構400を設置した形態を示す。
同図(c)は、脚部200の上部を前後につなぎ左右の脚部200とし、左右の脚部200にロック機構400を設置した形態を示す。
同図(d)は、脚部200を囲い型で左右の脚部200とし、左右の脚部200にロック機構400を設置した形態を示す。
同図(e)は、前と後ろの脚部200の長さを異ならせ、天板100を傾斜させた形態を示す。
【0032】
本発明の折りたたみテーブル1の実施例では木材で作成したが、例えばプラスチック、鉄、アルミニウム、硬質紙など他の素材でも作成することができる。
【0033】
本発明の折りたたみテーブル1は野外、室内、座って利用、立って利用、台の上での利用、例えばパソコン台、読書台、展示品台、邦楽譜面台、習い事台などさまざまな場面で利用できる。
【符号の説明】
【0034】
1 折りたたみテーブル
100 天板
150 滑り止め板
200 脚部
200L 左脚部
200R 右脚部
201L 左上部横材部
201R 右上部横材部
202L 左脚柱
202R 右脚柱
203L 左下部横材部
203R 右下部横材部
250 接削部
250L 左接削部
250R 右接削部
300 蝶番部
300L 左蝶番部
300R 右蝶番部
400 ロック機構
400L 左ロック機構
400R 右ロック機構
401L 左ロック片
401R 右ロック片
402L 左ロック片基体
402R 右ロック片基体
403L 左ロック機構固定部
403R 右ロック機構固定部
422 スライドロック片
422L 左スライドロック片
422R 右スライドロック片
442 回転ロック片
442L 左回転ロック片
442R 右回転ロック片
【要約】
【課題】
脚部をコンパクトに折りたたむことができるテーブルを提供する。
【解決手段】
脚部が立ち上がった状態のテーブル1で、
天板裏面に蝶番部で開閉可能に連結されたコの字型の左脚部と、天板裏面に蝶番部で開閉可能に連結されたコの字型の右脚部を、内側方向に倒しロック機構のスライド移動で固定する。
また,倒れた状態のコの字型の脚部は固定したロック機構をリリースし脚部を立ち上げる。
脚柱上部横材部の断面を略正方形にすることによって、ロック機構の回転動作で脚部の上部横材部を覆い施錠や解錠を行う。よって短時間で折りたたみや組み立てができるテーブルとなる。
【選択図】図2
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11