(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-18
(45)【発行日】2024-07-26
(54)【発明の名称】照明装置
(51)【国際特許分類】
H05B 47/17 20200101AFI20240719BHJP
【FI】
H05B47/17
(21)【出願番号】P 2020174969
(22)【出願日】2020-10-16
【審査請求日】2023-07-18
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002527
【氏名又は名称】弁理士法人北斗特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大野 健
(72)【発明者】
【氏名】河野 忠博
(72)【発明者】
【氏名】高島 淳
(72)【発明者】
【氏名】山下 浩司
【審査官】安食 泰秀
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-064376(JP,A)
【文献】特開2012-038593(JP,A)
【文献】特開平10-126861(JP,A)
【文献】特開2010-186616(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05B 47/17
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
光源と、
前記光源を点灯させる点灯回路と、
対象物を検知する検知部と、
前記検知部の検知結果に応じて前記点灯回路を制御する制御部と、
設定装置から送信される設定信号を受信する信号受信部と、を備え、
前記制御部は、複数の制御モードの中から前記設定信号に応じて選択した1つの前記制御モードを実行し、かつ、前記設定信号に応じた前記1つの制御モードの選択結果を外部に報知する報知処理を行
い、
前記制御部は、設定動作と自動点灯動作とを実行し、
前記設定動作は、前記信号受信部が受信した前記設定信号に応じて前記1つの制御モードを選択する動作であり、
前記自動点灯動作は、前記制御部が前記設定動作において選択された前記1つの制御モードを実行し、前記検知部の検知結果に応じて、前記点灯回路を制御する動作であり、
前記設定動作と前記自動点灯動作とは別々に実行され、
前記設定動作中は、前記検知部から前記制御部へ検知判定信号として出力される前記検知結果は無視される、
照明装置。
【請求項2】
前記複数の制御モードはそれぞれ、前記検知部が前記対象物を検知する感度が互いに異なる値に設定されている、
請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記報知処理において、前記制御部は、前記設定信号に応じて前記1つの制御モードを選択した後の報知期間に、前記1つの制御モードに応じたパターンで前記光源の点灯状態を変化させるように前記点灯回路を制御する、
請求項1又は2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記報知処理において、前記制御部は、前記1つの制御モードに応じた明滅回数と前記1つの制御モードに応じた明滅時間の少なくともいずれか一方で前記光源を明滅させるように前記点灯回路を制御する、
請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
非常用電源から供給される非常用電力で点灯する非常用光源を更に備え、
前記報知処理において、前記制御部は、前記設定信号に応じて前記1つの制御モードを選択した後の報知期間に、前記1つの制御モードに応じたパターンで前記非常用光源の点灯状態を変化させる、
請求項1~4のいずれか1項に記載の照明装置。
【請求項6】
前記報知処理において、前記制御部は、前記1つの制御モードに応じた明滅回数と前記1つの制御モードに応じた明滅時間の少なくともいずれか一方で前記非常用光源を明滅させる、
請求項5に記載の照明装置。
【請求項7】
音を出力する音声出力装置をさらに備え、
前記報知処理において、前記制御部は、前記設定信号に応じて前記1つの制御モードを選択した後の報知期間に、前記音声出力装置から報知音を出力させる、
請求項1~6のいずれか1項に記載の照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に照明装置に関する。より詳細には、対象物を検知する検知部を備える照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の照明制御システムは、検知部によって人体を検知した場合に照明器具の制御を行う。この照明制御システムは、予め設定された検知部の検知感度で人体を検知する。検知感度は、リモコン設定器を用いて管理者等により変更可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の照明制御システムでは、管理者等の設定ミス等によって、検知部が、管理者等の意図とは異なる検知感度に設定される可能性があった。
【0005】
本開示は上記事由に鑑みてなされ、制御モードの設定内容を外部から確認することができる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る照明装置は、光源と、前記光源を点灯させる点灯回路と、対象物を検知する検知部と、前記検知部の検知結果に応じて前記点灯回路を制御する制御部と、設定装置から送信される設定信号を受信する信号受信部と、を備える。前記制御部は、複数の制御モードの中から前記設定信号に応じて選択した1つの前記制御モードを実行し、かつ、前記設定信号に応じた前記1つの制御モードの選択結果を外部に報知する報知処理を行う。前記制御部は、設定動作と自動点灯動作とを実行する。前記設定動作は、前記信号受信部が受信した前記設定信号に応じて前記1つの制御モードを選択する動作である。前記自動点灯動作は、前記制御部が前記設定動作において選択された前記1つの制御モードを実行し、前記検知部の検知結果に応じて、前記点灯回路を制御する動作である。前記設定動作と前記自動点灯動作とは別々に実行される。前記設定動作中は、前記検知部から前記制御部へ検知判定信号として出力される前記検知結果は無視される。
【発明の効果】
【0007】
本開示では、制御モードの選択結果を外部から確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、本開示の一実施形態に係る照明装置の概略的なブロック図である。
【
図3】
図3は、同上の照明装置の分解斜視図である。
【
図4】
図4は、同上の照明装置における設定動作に関する説明をするためのフローチャートである。
【
図5】
図5は、同上の照明装置における自動点灯動作に関する説明をするためのフローチャートである。
【
図6】
図6は、同上の照明装置の変形例1を示す概略的なブロック図である。
【
図7】
図7は、同上の照明装置の変形例における設定動作に関する説明をするためのフローチャートである。
【
図8】
図8は、同上の照明装置の変形例2を示す概略的なブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態に係る照明装置1について、図面を参照して詳細に説明する。以下に説明する本実施形態の照明装置1は、例えば、建物の避難経路となる階段の踊り場の壁面等に設置される照明装置(いわゆる階段通路誘導灯)である。なお、以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されない。この実施形態及び変形例以外であっても、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
【0010】
(1)概要
まず、本実施形態の照明装置1の概要について、
図1を参照して説明する。
【0011】
本実施形態の照明装置1は、光源2と、光源2を点灯させる点灯回路3と、対象物を検知する検知部4と、制御部5と、信号受信部6と、を備える。制御部5は検知部4の検知結果に応じて点灯回路3を制御する。信号受信部6は、設定装置から送信される設定信号8を受信する。制御部5は、設定信号8に応じて、複数の制御モードの中から1つの制御モードを選択し、選択した1つの制御モードを実行する。また、制御部5は設定信号8に応じた1つの制御モードの選択結果を、外部に報知する報知処理を行う。
【0012】
制御部5は、選択した1つの制御モードを実行することで、検知部4の例えば人等の対象物の検知結果に応じて点灯回路3の制御を行い、光源2の点灯、消灯、調光等を行うことができる。ここで制御部5が選択する制御モードの内容には、例えば、検知部4が対象物を検知する検知動作に関する設定と、検知部4が対象物を検知した場合に光源2を点灯させる制御内容に関する設定のうち少なくとも1つを含む。検知動作に関する設定は、例えば、検知部4が対象物を検知する感度と、対象物を検知する検知範囲と、の少なくとも1つに関する設定を含む。光源2を点灯させる制御内容に関する設定は、例えば点灯時の明るさと、点灯状態を保持する点灯保持時間との少なくとも1つを含む。
【0013】
検知部4は、照明装置1の制御に関連する対象物を検知するものであり、対象物は例えば、人及び人によって動かされる物体(扉、台車等)の少なくとも一方を含む。
【0014】
設定装置は、例えばリモートコントローラ7等の、照明装置1の動作に関わる設定を行うために使用する装置であり、検知部4による対象物の検知動作に関する設定と、検知部4の検知結果に応じた光源2の制御内容に関する設定を行う。前者としては、検知部4の感度等の設定があり、後者としては、光源2の点灯保持時間の長さ等がある。
【0015】
報知処理は、リモートコントローラ7等の設定装置での照明装置1の動作に関わる設定内容を光と音の少なくともいずれか一方を用いて外部に報知するものである。例えば、照明装置1自体が、光と音の少なくともいずれか一方を出力することで設定内容を外部に報知してもよいし、照明装置1が設定装置に設定内容を通知する情報を送信し、設定装置において設定内容を出力させてもよい。
【0016】
本実施形態の、制御部5が設定信号8に応じた1つの制御モードの選択結果を外部に報知する報知処理を行う構成によれば、管理者等は、制御の設定内容を外部から確認することができる。
【0017】
(2)詳細
以下に、本実施形態の照明装置1について、より詳細に説明する。
【0018】
(2.1)全体構成
本実施形態の照明装置1の全体構成について
図1~
図3を参照して説明する。
【0019】
本実施形態の照明装置1は、上述のように、光源2と、点灯回路3と、検知部4と、信号受信部6と、制御部5と、を備える。また、照明装置1は、非常用電源9から供給される非常用電力で点灯する非常用光源10を更に備える。さらに、照明装置1は、非常用光源10を点灯させる非常用電源9を備える。加えて、照明装置1は本体部11を備える。本体部11は長尺の矩形平板状に形成される背板111と、長尺の矩形平板状である上板112及び下板113とを有する。上板112は、背板111の上端における長手方向の両端部を除く部分から背板111の法線方向に沿って前方へ突出するように形成されている。同じく、下板113は、背板111の下端における長手方向の両端部を除く部分から背板111の法線方向に沿って前方へ突出するように形成されている。
【0020】
なお、以下の説明では、特に断りのない限り、
図2に示す向きにおいて、照明装置1の上下、左右及び前後の各方向を規定する。すなわち、照明装置1が階段の踊り場の壁面に設置された状態において、鉛直方向を上下方向とし、壁面の法線方向を前後方向とし、正面から見て左右方向を左右方向とする。
【0021】
光源2は、
図2に示すように本体部11に取り付けられ、例えば
図3に示すように、LED(発光ダイオード)モジュール21と、LEDモジュール21が取り付けられる取付部材22と、LEDモジュール21を覆うようにして取付部材22に取り付けられるカバー23とを備える。
【0022】
LEDモジュール21は、長尺の矩形板状に形成された実装基板24を有する。実装基板24は、その前面に複数のLED25が左右方向(長手方向)に沿って1列に並ぶように実装されている(
図3参照)。なお、実装基板24は、例えば、左側の端部にコネクタが実装されている。このコネクタは、実装基板24に形成されている導体と、点灯回路3からの出力線とを電気的に接続するように構成される。
【0023】
取付部材22は、板金によってU字状に形成されている。取付部材22は、長尺かつ矩形板状に形成された底板221と、底板221の上端及び下端からそれぞれ後方に突出する一対の側板222とを有する(
図3参照)。これら一対の側板222の後端には、互いに離れる向き(外向き)に湾曲する引掛部223がそれぞれ側板222の全長に亘って設けられる。なお、上述したLEDモジュール21は、例えば、取付部材22の底板221の一部を切り起こすことで形成された爪224により、取付部材22に固定される(
図3参照)。
【0024】
カバー23は、透光性を有する合成樹脂(例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等)で後部に開口を有する箱状に形成されており(
図3参照)、LEDモジュール21から出射される光は、カバー23を透過して外部に出射される。なお、カバー23は、一対の突壁部231を有している。一対の突壁部231は、後方へ突出するように、カバー23の長手方向(左右方向)の全長に渡って設けられている。また、これら一対の突壁部231の後端には、内向き(上側の突壁部231では下向き、下側の突壁部231では上向き)に突出する突起部232がそれぞれ設けられている。カバー23は、一対の突壁部231の突起部232がそれぞれ、取付部材22の一対の側板222のうちの対応する側板222の引掛部223に引掛かることにより、取付部材22の前面を覆うように取付部材22に取り付けられる(
図3参照)。
【0025】
点灯回路3は、商用交流電源のような外部電源13から供給される交流電力を直流電力に変換し、光源2に供給する。また、点灯回路3は、制御部5から出力される調光信号14に応じて、光源2に供給する直流電力を増減する。つまり、点灯回路3は、光源2を定格点灯するように指示するための調光信号14を制御部5から受け取った場合、光源2に定格の直流電力を供給する。また、点灯回路3は、光源2を消灯させるように指示する調光信号14を制御部5から受け取った場合、光源2への直流電力の供給を停止する。また、点灯回路3は、定格点灯時よりも少ない光量で光源2を点灯するように指示するための調光信号14を制御部5から受け取った場合、定格よりも少ない直流電力を供給して調光を行う。点灯回路3は、LEDモジュール21が取付られる取付部材22の後面に取付られることが好ましい(
図3参照)。
【0026】
検知部4は、センサ41と判定部42を備え、対象物として例えば人を検知して、検知結果を制御部5に出力するように構成される。センサ41は、例えば、ミリ波帯の電波を用いて、センサ41の検知範囲内で移動する物体(移動体)を検知して、アナログ検知信号20を判定部42に出力する。ここで、センサ41の検知範囲は、センサ41を頂点とする円錐形状に広がる範囲であり、光源2によって照明される範囲の少なくとも一部を含む。センサ41が出力するアナログ検知信号20は、移動体を伝える電気信号であればよく、例えば、移動体の速度に応じて変化する、抵抗値、電圧値又は電流値等の信号である。判定部42は、センサ41から出力されるアナログ検知信号20を所定の閾値と比較して、アナログ検知信号20が所定の閾値を超えたときに、センサ41が検知した移動体が人であると判定し、検知する。判定部42は人の検知結果を検知判定信号15として制御部5に出力する。なお、検知部4の検知の対象となる対象物は人に限らず、所定の閾値を超える速度をもつ移動体であれば、人によって開閉されるドア等であってもよい。また検知部4のセンサ41は、移動体の速度を検知するものに限らず、移動体の温度等を検知するものでもよい。検知部4は、本体部11の下板113の長手方向の中央に取り付けられることが好ましい。
【0027】
制御部5は、本実施形態では、例えば、信号解析部51と、記憶部52と、調光信号生成部53を備える。信号解析部51は、検知部4から入力される検知判定信号15、及び信号受信部6に入力される設定信号8を解析し、解析結果に応じた確認信号12を調光信号生成部53に出力する。記憶部52は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性のメモリを含む。記憶部52には、複数の制御モードが予め登録されており、設定装置によって選択された1つの制御モードを記憶する。調光信号生成部53は、信号解析部51から出力された確認信号12に応じて、調光信号14を点灯回路3に出力し、点灯回路3を制御する。なお、判定部42の機能は必ずしも検知部4にある必要はなく、制御部5の信号解析部51に含まれていてもよい。
【0028】
制御部5は、後述する設定動作において、信号受信部6が受信した制御モードに関する設定信号8に応じて、複数の制御モードの中から1つの制御モードを選択する。さらに、制御部5は、設定動作において、1つの制御モードの選択結果を外部にする報知処理を行う。また、制御部5は、設定動作で選択した1つの制御モードを実行して、後述する自動点灯動作を行い、検知部4の検知結果に応じて点灯回路3を制御する。
【0029】
本実施形態では、複数の制御モードはそれぞれ、検知部4が対象物を検知する感度が互いに異なる値に設定されている。つまり、本実施形態では、設定動作において、複数の感度がそれぞれ設定された複数の制御モードの中から、1つの制御モードが選択され、選択された1つの制御モードが自動点灯動作で使用される制御モードとして不揮発性のメモリに記憶される。ここで、感度とは、検知部4(センサ41、判定部42)が、移動体の速度から対象物である人を検知するときに、判定部42が、センサ41から出力されるアナログ検知信号20と比較する閾値の高低の設定である。具体的には、閾値を高く設定すると、感度は低くなり、閾値を低く設定すると、感度は高くなり速度のより遅い移動体も人として検知するようになる。以下では、複数の制御モードの中から設定装置を用いて選択された1つの制御モードを対象モードともいう。また以下では、対象モードに設定された1つの感度を設定感度ともいう。
【0030】
制御部5が自動点灯動作において対象モードを実行すると、検知部4の判定部42は、設定動作において選択され制御部5に記憶された設定感度を、制御部5から読み出す。そして、判定部42は、制御部5から読み出した設定感度に応じて、対象物の検知に使用する閾値を設定する。
【0031】
信号受信部6は、リモートコントローラ7との間で無線通信を行う無線通信モジュールを含む。信号受信部6は、後述する設定動作においてリモートコントローラ7から送信される、制御部5の制御モードに関する設定信号8を受信する。ここで、リモートコントローラ7は、例えば押しボタン、液晶画面、タッチパネル等の管理者等による設定操作を受け付ける操作受付部を有している。リモートコントローラ7は、管理者等による設定操作を受け付けると、設定内容に対応する設定信号8を送信する。本実施形態では、信号受信部6は、合成樹脂製の箱体16に収容される。なお、箱体16内には信号受信部6の他に、押ボタンからなる点検スイッチ、及び電池ユニット91の充電状態をLEDの点灯で表示する充電モニタ等が収容されている。また、箱体16の下面には複数の孔17(
図2参照)が設けられており、これらの複数の孔17を通して点検スイッチの押操作、充電モニタの確認が可能となっている。
【0032】
非常用光源10は、
図2に示すように、本実施形態の照明装置1では、光源2の左右両側に位置するように1つずつ本体部11に取付けられている。非常用光源10は、例えば
図3に示すように、非常用LEDモジュール101と、取付台102と、ユニットカバー103とを備える。
【0033】
非常用LEDモジュール101は、例えば、LEDと、レンズを有する。
【0034】
取付台102は、一対の側壁1021と、一対の連結片1022と、支持片1023と、一対の差込片1024とを有する。取付台102は、アルミダイカストによって一体に形成されることが好ましい。
【0035】
ユニットカバー103は、板金製であって、天板1031、底板1032、上前板1033、下前板1034、窓孔1035を有する。ユニットカバー103を、窓孔1035に非常用LEDモジュール101がはめ込まれた状態で、取付台102に装着することで非常用光源10が組み立てられる。
【0036】
非常用光源10は、非常用電源9から供給される非常用電力で点灯する。非常用電源9は、例えば
図1及び
図3に示すように、電池ユニット91と非常用電源回路92を備える。電池ユニット91は、ニッケル水素電池等の2次電池を有し、2次電池が合成樹脂製のケースに収容されて構成される。電池ユニット91は、
図3に示すように、背板111の前面における左端の部位に取り付けられることが好ましい。また、非常用電源回路92は、外部電源13から給電される交流電力を直流電力に変換して電池ユニット91を充電する充電回路921と、外部電源13が停電したときに電池ユニット91から非常用光源10に直流電力を供給する非常用点灯回路922とを有する。なお、非常用電源回路92は、
図3に示すように、背板111の前面における右端の部位に取り付けられることが好ましく、非常用電源回路92は、外部電源13の停電時等に電池ユニット91から供給される電力で左右の非常用光源10を点灯させる。
【0037】
検知部4及び制御部5は、例えばプロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを有している。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが検知部4の判定部42及び制御部5等の機能が実現される。プロセッサが実行するプログラムは、ここではコンピュータシステムのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。また検知部4及び制御部5等の機能はそれぞれ別のコンピュータシステムで実現されてもよいし、1つのコンピュータシステムで実現されてもよい。
【0038】
(2.2)動作説明
本実施形態の照明装置1においては、制御部5により、設定動作と自動点灯動作の2つの動作が実行される。設定動作は、信号受信部6が受信した制御モードに関する設定信号8に応じて、制御部5が対象モードを選択する動作である。自動点灯動作は、制御部5が設定動作において選択された対象モードを実行し、検知部4の検知結果に応じて、点灯回路3を制御する動作である。なお、設定動作と自動点灯動作は別々に実行され、設定動作中は、検知部4から制御部5へ出力される検知判定信号15は無視される。また、自動点灯動作中に、信号受信部6にリモートコントローラ7からの設定信号8が入力された場合は、強制的に設定動作に移行する。
【0039】
以下、
図4のフローチャート及び
図5のフローチャートに基づいて、設定動作と自動点灯動作について説明する。
【0040】
(2.2.1)設定動作
信号受信部6が、外部の設定装置であるリモートコントローラ7から発信される制御モードに関する設定信号8を受信したとき、設定動作が開始される(ステップS1)。リモートコントローラ7は、例えば、高感度、中感度、低感度等で表される複数の検知部4の感度にそれぞれ対応した複数の操作ボタンを有する。管理者等が、これらの複数の操作ボタンのいずれか1つを押操作し、検知部4の設定感度を選択することによって、選択した検知部4の設定感度に対応した対象モードに関する設定信号8が発信される。
【0041】
次に、制御部5の信号解析部51は信号受信部6が受信した設定信号8に応じて、制御部5の記憶部52に予め記憶された複数の制御モードの中から対象モードを選択し、選択した対象モードを記憶部52に設定する(ステップS2)。具体的には、記憶部52には複数の制御モードに対応した複数の感度に関する情報が記憶されており、本実施形態では、複数の感度に関する情報はセンサ41が出力するアナログ検知信号20に対する複数の閾値を含む。よって、本実施形態においては、複数の制御モードから、対象モードを選択することで1つの閾値(以下、設定閾値という)が選択される。本実施形態においては、選択された対象モードに対応する設定閾値で、検知部4の判定部42が対象物の有無を判定する。なお、記憶部52にすでに別の制御モードが設定されていた場合は新たに選択した対象モードに上書き設定される。
【0042】
次に、信号解析部51は、選択した対象モードに応じた確認信号12を生成して、制御部5の調光信号生成部53に出力する(ステップS3)。調光信号生成部53は、対象モードに応じた確認信号12が入力されると、確認信号12に応じた調光信号14を生成して、点灯回路3に出力する(ステップS4)。点灯回路3は、確認信号12に応じた調光信号14が入力されると、光源2の点灯状態を変化させて、対象モードの選択結果を外部に報知する、報知処理を行う(ステップS5)。換言すると、報知処理において、制御部5は、設定信号8に応じて1つの制御モード(対象モード)を選択した後の報知期間に、1つの制御モード(対象モード)に応じたパターンで光源2の点灯状態を変化させるように点灯回路3を制御する。ここで、本実施形態において対象モードに応じた光源2の点灯状態の変化のパターンは、例えば、対象モードに応じた回数と時間での光源2の明滅である。つまり、報知処理において、制御部5は、1つの制御モード(対象モード)に応じた明滅回数と1つの制御モード(対象モード)に応じた明滅時間の少なくともいずれか一方で光源2を明滅させるように点灯回路3を制御する。なお、ここでいう光源2の明滅とは、点灯回路3によって光源2に供給される直流電力が、調光信号14に応じて増減を繰り返すことにより、光源2の明るさが増減を繰り返す状態を示す。また、光源2の明るさが増減を繰り返す状態は、光源2が点灯状態と消灯状態を繰り返す点滅状態も含む。またここでいう明滅時間とは、1回の明滅中の点灯時間と1回の明滅中の減光(消灯)時間から構成される、1回の明滅が行われる間の時間である。明滅時間は、1回の明滅中の点灯時間と1回の明滅中の減光(消灯)時間の少なくとも1つを変化させることで、変更される。なお、明滅時間の変更は、明滅時間の長さは不変で、1回の明滅中の点灯時間と1回の明滅中の減光(消灯)時間の割合を変更することも含む。また、明滅時間の変更は、1回の明滅中の点灯時間と1回の明滅中の減光(消灯)時間のいずれか1つのみを変更することも含む。
【0043】
上述したように、本実施形態では、複数の制御モードはそれぞれ、検知部4が対象物を検知する感度が互いに異なる値に設定されている。このため、制御部5が選択した対象モードに応じた回数での光源2の明滅は、管理者等がリモートコントローラ7の操作ボタンの押操作によって選択した検知部4の設定感度を外部に報知する。光源2の報知期間中の明滅のパターンは、例えば、設定感度が高感度に設定された場合は1秒間の明滅を1回行い、中感度に設定された場合は1秒間の明滅を2回行い、低感度に設定された場合は1秒間の明滅を3回行う。これにより、設定動作において、管理者等は自らがリモートコントローラ7の押操作で選択した設定感度が、制御部5により設定されたことを確認することができ、意図通りに設定されたか否かを確認できる。上記の明滅のパターンの明滅時間及び明滅回数は一例に過ぎず、適宜変更可能である。
【0044】
(2.2.2)自動点灯動作
設定動作における報知処理が完了すると、設定動作において制御部5の記憶部52に記憶された対象モードに基づいて、自動点灯動作の実行が開始される。なお、本実施形態においては、検知部4によって対象物が検知されていない状態では、光源2は定格点灯時よりも光量が低い減光状態で点灯されている。照明装置1が自動点灯動作を開始すると、検知部4の判定部42は、記憶部52に記憶された対象モードに対応する設定閾値を設定する(ステップS10)。
【0045】
次に検知部4のセンサ41は、所定のサンプリング周期が経過する毎に、検知範囲内の移動体の速度を検知して、移動体の速度に応じて変化するアナログ検知信号20を判定部42に出力する(ステップS11)。このとき判定部42は、センサ41から出力されたアナログ検知信号20の値を、設定感度に対応した設定閾値と比較する比較処理を行う(ステップS12)。比較処理の結果、センサ41から出力されたアナログ検知信号20の値が、設定感度に対応した設定閾値を超えた場合には、判定部42は、対象物(例えば人)を検知したと判定する。センサ41から出力されたアナログ検知信号20が、設定感度に対応した設定閾値を超えていない場合には、判定部42は比較処理を終了する。判定部42は、対象物を検知したと判定すると、対象物の検知結果を検知判定信号15として、制御部5の信号解析部51に出力する(ステップS13)。
【0046】
次に、信号解析部51は、判定部42から検知判定信号15が入力されると、確認信号12を生成し、調光信号生成部53に出力する(ステップS14)。調光信号生成部53は、信号解析部51から確認信号12が入力されると、光源2を定格点灯させる調光信号14(換言すれば調光レベルが100%の調光信号14)を生成し、点灯回路3に出力する(ステップS15)。点灯回路3は調光信号14が入力されると、調光信号14に応じた調光レベル(この場合には100%の調光レベル)で光源2を点灯させる(ステップS16)。
【0047】
点灯回路3は、検知部4が最後に検知範囲内で対象物を検知してから、所定の点灯保持時間中は光源2を定格点灯状態に保持する(ステップS17)。次に、検知部4によって対象物が検知されない状態で所定の点灯保持時間が経過すると、点灯回路3は、光源2に供給する電力を減らし、減光状態での点灯に切り替える(ステップS18)。なおここでいう減光状態は定格点灯時よりも光源2の光量が低い状態を示し、消灯状態も含む。これにより、照明装置1は、検知部4が対象物を検知していない状態では光源2を減光状態で点灯させ、検知部4が対象物を検知すると光源2を定格点灯状態(100%の調光レベル)で点灯させることができる。
【0048】
(3)変形例
以下、上記実施形態の変形例に係る照明装置1について説明する。ただし上記実施形態の照明装置1と共通する構成要素については同じ参照符号を付して、適宜その説明を省略する。また、以下に説明する変形例の各構成は、上記実施形態で説明した各構成と適宜組み合わせて適用可能である。
【0049】
(3.1)変形例1
以下、変形例1に係る照明装置1について説明する。なお、変形例1の照明装置1において上記の実施形態と共通する構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0050】
上記実施形態の照明装置1では、設定動作で行う報知処理において、制御部5は、設定信号8に応じて対象モードを選択した後の報知期間に、対象モードに応じたパターンで光源2の点灯状態を変化させることにより、対象モードの選択結果を外部に報知する。
【0051】
本変形例1では、設定動作で行う報知処理において、制御部5は、設定信号8に応じて1つの制御モード(対象モード)を選択した後の報知期間に、1つの制御モード(対象モード)に応じたパターンで非常用光源10の点灯状態を変化させることにより、対象モードの選択結果を外部に報知する点で、上記実施形態とは異なる。以下、
図6、及び
図7のフローチャートに基づいて、本変形例における設定動作について説明する。なお、
図7のフローチャートのステップS20~ステップS22は、上記実施形態の設定動作を説明する
図4のフローチャートの、ステップS1~ステップS3と共通する内容であるため、説明は省略する。
【0052】
本変形例1の設定動作において、調光信号生成部53は、信号解析部51から対象モードに応じた確認信号12が入力されると、確認信号12に応じた調光信号14を生成して、非常用点灯回路922に出力する(ステップS23)。非常用点灯回路922は、確認信号12に応じた調光信号14が入力されると、報知期間において非常用光源10の点灯状態を変化させて、対象モードの選択結果を外部に報知する報知処理を行う(ステップS24)。報知期間が終了すると、制御部5は非常用光源10を消灯させる。本変形例においては、対象モードに応じた非常用光源10の点灯状態の変化のパターンは、例えば、対象モードに応じた回数と時間での非常用光源10の明滅である。つまり、報知処理において、制御部5は、1つの制御モード(対象モード)に応じた明滅回数と1つの制御モード(対象モード)に応じた明滅時間の少なくともいずれか一方で非常用光源10を明滅させるように非常用点灯回路922を制御する。
【0053】
(3.2)変形例2
以下、変形例2に係る照明装置1について説明する。本変形例2の照明装置1は、
図8に示すように、音を出力する音声出力装置18をさらに備える点で上記の実施形態と相違する。なお、音声出力装置18以外は上記の実施形態又は変形例1と共通するので、共通する構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0054】
本変形例2の照明装置1では、報知処理において、制御部5は、設定信号8に応じて1つの制御モード(対象モード)を選択した後の報知期間に、音声出力装置18から報知音を出力させる。音声出力装置18は、信号解析部51から確認信号12が入力されると、報知音を出力する。ここで、音声出力装置18には、複数の制御モードにそれぞれ対応して、例えば音色又は旋律が異なる報知音が予め設定されており、報知期間において設定モードに応じた報知音を出力する。管理者等は、自らがリモートコントローラ7の操作によって発信した設定信号8に応じて、対象モードが設定されたことを確認することができる。なお、音声出力装置18から出力される報知音は音声メッセージでもよい。
【0055】
以下、実施形態のその他の変形例を列挙する。以下の変形例は、適宜組み合わせて実現されてもよい。
【0056】
報知処理において、制御部5は、設定信号8に応じて対象モードを選択した後の報知期間に、対象モードに応じたパターンで、電池ユニット91の充電状態を示す充電モニタの点灯状態を変化させてもよい。
【0057】
複数の制御モードは、自動点灯動作における点灯保持時間が、互いに異なる値に設定された複数のモードを更に含んでもよい。
【0058】
複数の制御モードは、自動点灯動作において、制御部5が点灯回路3を制御して、光源2を所定の電力での点灯状態まで変化させるフェード時間が、互いに異なる値に設定された複数のモードを更に含んでもよい。
【0059】
検知部4は、例えば、明るさの変化に応じたアナログ検知信号20を出力する明るさセンサを備えてもよい。またこのとき、判定部42において、明るさセンサから出力されるアナログ検知信号20を所定の閾値と比較して、アナログ検知信号20の値が所定の閾値を下回ったときに、検知結果を検知判定信号15として制御部5に出力してもよい。また、複数の制御モードは、この明るさの閾値が互いに異なる閾値に設定された複数のモードを更に含んでもよい。
【0060】
(4)まとめ
以上説明したように、第1の態様の照明装置(1)では、光源(2)と、光源(2)を点灯させる点灯回路(3)と、対象物を検知する検知部(4)と、検知部(4)の検知結果に応じて点灯回路(3)を制御する制御部(5)と、設定装置から送信される設定信号(8)を受信する信号受信部(6)と、を備える。制御部(5)は、複数の制御モードの中から設定信号(8)に応じて選択した1つの前記制御モードを実行し、かつ、設定信号(8)に応じた前記1つの制御モードの選択結果を外部に報知する報知処理を行う。
【0061】
第1の態様によれば、管理者等は、前記1つの制御モードの選択結果を、外部から確認することができる。
【0062】
第2の態様の照明装置(1)では、第1の態様において、前記複数の制御モードはそれぞれ、検知部(4)が前記対象物を検知する感度が互いに異なる値に設定されている。
【0063】
第2の態様によれば、管理者等は検知部(4)が前記対象物を検知する感度を異なる値の中から選択することができる。
【0064】
第3の態様の照明装置(1)では、第1又は第2の態様において、前記報知処理において、制御部(5)は、設定信号(8)に応じて前記1つの制御モードを選択した後の報知期間に、前記1つの制御モードに応じたパターンで光源(2)の点灯状態を変化させるように点灯回路(3)を制御する。
【0065】
第3の態様によれば、管理者等は、前記1つの制御モードの選択結果を、外部から、光源(2)の点灯状態の変化によって確認することができる。
【0066】
第4の態様の照明装置(1)では、第3の態様において、前記報知処理において、制御部(5)は、前記1つの制御モードに応じた明滅回数と前記1つの制御モードに応じた明滅時間の少なくともいずれか一方で光源(2)を明滅させるように点灯回路(3)を制御する。
【0067】
第4の態様によれば、管理者等は、前記1つの制御モードの選択結果を、外部から、前記1つの制御モードに応じた明滅回数と前記1つの制御モードに応じた明滅時間の少なくともいずれか一方での光源(2)の明滅によって確認することができる。
【0068】
第5の態様の照明装置(1)では、第1~第4のいずれか1つの態様において、非常用電源(9)から供給される非常用電力で点灯する非常用光源(10)を更に備え、前記報知処理において、制御部(5)は、設定信号(8)に応じて前記1つの制御モードを選択した後の報知期間に、前記1つの制御モードに応じたパターンで非常用光源(10)の点灯状態を変化させる。
【0069】
第5の態様によれば、管理者等は、前記1つの制御モードの選択結果を、外部から、非常用光源(10)の点灯状態の変化によって確認することができる。
【0070】
第6の態様の照明装置(1)では、第5の態様において、前記報知処理において、制御部(5)は、前記1つの制御モードに応じた明滅回数と前記1つの制御モードに応じた明滅時間の少なくともいずれか一方で非常用光源(10)を明滅させる。
【0071】
第6の態様によれば、管理者等は、前記1つの制御モードの選択結果を、外部から、前記1つの制御モードに応じた明滅回数と前記1つの制御モードに応じた明滅時間の少なくともいずれか一方での非常用光源(10)の明滅によって確認することができる。
【0072】
第7の態様の照明装置(1)では、第1~第6のいずれか1つの態様において、音を出力する音声出力装置(18)をさらに備え、前記報知処理において、制御部(5)は、設定信号(8)に応じて前記1つの制御モードを選択した後の報知期間に、音声出力装置(18)から報知音を出力させる。
【0073】
第7の態様によれば、管理者等は、前記1つの制御モードの選択結果を、外部から、音声出力装置(18)から出力される報知音によって確認することができる。
【0074】
なお、第2~第7の態様は照明装置(1)に必須の構成ではなく、適宜省略が可能である。
【符号の説明】
【0075】
1 照明装置
2 光源
3 点灯回路
4 検知部
5 制御部
8 設定信号
9 非常用電源
10 非常用光源
18 音声出力装置