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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-18
(45)【発行日】2024-07-26
(54)【発明の名称】過渡電流抑制機能を備えた照明装置
(51)【国際特許分類】
   H05B 45/50 20220101AFI20240719BHJP
   H05B 45/36 20200101ALI20240719BHJP
   H05B 45/38 20200101ALI20240719BHJP
   H05B 45/375 20200101ALI20240719BHJP
   H05B 47/16 20200101ALI20240719BHJP
   H05B 47/25 20200101ALI20240719BHJP
【FI】
H05B45/50
H05B45/36
H05B45/38
H05B45/375
H05B47/16
H05B47/25
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2023208900
(22)【出願日】2023-12-12
【審査請求日】2023-12-12
(31)【優先権主張番号】202310782418.1
(32)【優先日】2023-06-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】317016394
【氏名又は名称】厦門普為光電科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100185694
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 隆志
(72)【発明者】
【氏名】盧福星
(72)【発明者】
【氏名】林智榮
【審査官】土谷 秀人
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2019/239453(WO,A1)
【文献】特開2018-120697(JP,A)
【文献】中国実用新案第201774717(CN,U)
【文献】中国特許出願公開第103248108(CN,A)
【文献】米国特許第05388022(US,A)
【文献】特開2018-014310(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05B 45/00
H05B 47/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
過渡電流抑制機能を備えた照明装置であって、
整流回路と、
一端が第1ノードに接続され、前記第1ノードが前記整流回路の第1出力端に接続され、他端が第2ノードに接続され、前記第2ノードが接地点に接続される第1フィルタコンデンサと、
一端が第2ノードに接続され、他端が第3ノードに接続され、前記第3ノードが前記整流回路の第2出力端に接続される抵抗部材と、
スイッチおよび第1調整コンデンサを含み、前記スイッチの第1端子が第4ノードに接続され、前記スイッチの第2端子が前記第2ノードに接続され、前記スイッチの第3端子が前記第3ノードに接続され、前記第1調整コンデンサの一端が前記第2ノードに接続され、前記第1調整コンデンサの他端が前記第ノードに接続される過渡電流抑制回路と、
一端が前記第1ノードに接続され、他端が前記第4ノードに接続される分圧回路と、
を含むことを特徴とする過渡電流抑制機能を備えた照明装置。
【請求項2】
前記第1調整コンデンサの容量値は、前記スイッチのオン遅延時間に関係することを特徴とする請求項1に記載の過渡電流抑制機能を備えた照明装置。
【請求項3】
前記スイッチは、前記整流回路が外部電源に接続された瞬間に導通状態となり、前記過渡電流が抑制された後にオフ状態に戻ることを特徴とする請求項1に記載の過渡電流抑制機能を備えた照明装置。
【請求項4】
前記過渡電流抑制回路は、ツェナーダイオードをさらに含み、前記ツェナーダイオードの一端は、前記第2ノードに接続され、前記ツェナーダイオードの他端は、前記第4ノードに接続されることを特徴とする請求項1に記載の過渡電流抑制機能を備えた照明装置。
【請求項5】
補助抵抗をさらに含み、前記抵抗部材の一端は、前記補助抵抗を介して前記第2ノードに接続されることを特徴とする請求項1に記載の過渡電流抑制機能を備えた照明装置。
【請求項6】
前記分圧回路は、第1抵抗群および第2抵抗群を含み、前記第1抵抗群の一端は、前記第1ノードに接続され、前記第1抵抗群の他端は、前記第4ノードに接続され、前記第2抵抗群に接続されることを特徴とする請求項1に記載の過渡電流抑制機能を備えた照明装置。
【請求項7】
前記分圧回路は、第2調整コンデンサおよび第5抵抗をさらに含み、前記第2調整コンデンサは、前記第2抵抗群と並列に接続され、前記第1抵抗群の他端は、前記第5抵抗を介して前記第4ノードに接続されることを特徴とする請求項6に記載の過渡電流抑制機能を備えた照明装置。
【請求項8】
前記第2調整コンデンサの容量値は、前記スイッチのオン遅延時間に関係することを特徴とする請求項7に記載の過渡電流抑制機能を備えた照明装置。
【請求項9】
前記スイッチは、金属酸化物半導体電界効果トランジスタまたは三極管であることを特徴とする請求項1に記載の過渡電流抑制機能を備えた照明装置。
【請求項10】
前記抵抗部材は、サーミスタ、セメント抵抗または炭素皮膜抵抗であることを特徴とする請求項1記載の過渡電流抑制機能を備えた照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置に関し、特に過渡電流抑制機能を備えた照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
多くの工場では、多数の高出力の照明装置(トライプルーフライト、パネルライト、ハイベイライトなど)が必要である。配線の複雑さや制御スイッチの数を減らすために、エアスイッチおよび複数の照明装置で構成される直列回路を使用する必要があるためである。しかし、エアスイッチのオン時に大きな過渡電流が発生するため、直列回路の照明器具の数を減らす必要があり、エアスイッチに最大の効果を発揮させることができない。例えば、エアスイッチ(C16など)に16個の照明装置を取り付けることができるが、16個の照明装置の直列回路の過渡電流が大きすぎる場合(電流がエアスイッチの定格電流を超える場合)、エアスイッチがトリップするため、エアスイッチは、10個の照明装置しか設置することができない。
【0003】
中国特許出願公開第110798937号明細書および中国特許出願公開第114980415号明細書は、いずれも過渡電流抑制に関する技術内容を開示しているが、依然として従来技術の問題を効果的に解決できていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】中国特許出願公開第110798937号明細書
【文献】中国特許出願公開第114980415号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、過渡電流抑制機能を備えた照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態は、整流回路、第1フィルタコンデンサ、抵抗部材、過渡電流抑制回路および分圧回路を含む過渡電流抑制機能を備えた照明装置を提供する。第1フィルタコンデンサの一端は、第1ノードに接続され、第1フィルタコンデンサの他端は、第2ノードに接続される。第1ノードは、整流回路の第1出力端子に接続され、第2ノードは、接地点に接続される。抵抗部材の一端は、第2ノードに接続され、抵抗部材の他端は、第3ノードに接続される。第3ノードは、整流回路の第2出力端子に接続される。過渡電流抑制回路は、スイッチおよび第1調整コンデンサを含む。スイッチの第1端子は、第4ノードに接続され、スイッチの第2端子は、第2ノードに接続され、スイッチの第3端子は、第3ノードに接続される。第1調整コンデンサの一端は、第2ノードに接続され、第1調整コンデンサの他端は、第3ノードに接続される。分圧回路の一端は、第1ノードに接続され、分圧回路の他端は、第4ノードに接続される。
【0007】
本発明の一実施形態において、第1調整コンデンサの容量値は、スイッチのオン遅延時間に関係する。
【0008】
本発明の一実施形態において、スイッチは、整流回路が外部電源に接続された瞬間に導通状態となり、過渡電流が抑制された後にオフ状態に戻る。
【0009】
本発明の一実施形態において、過渡電流抑制回路は、ツェナーダイオードをさらに含む。ツェナーダイオードの一端は、第2ノードに接続され、ツェナーダイオードの他端は、第4ノードに接続される。
【0010】
本発明の一実施形態において、照明装置は、補助抵抗をさらに含み、抵抗部材の一端は、補助抵抗を介して第2ノードに接続される。
【0011】
本発明の一実施形態において、分圧回路は、第1抵抗群および第2抵抗群を含む。第1抵抗群の一端は、第1ノードに接続され、第1抵抗群の他端は、第4ノードに接続され、第2抵抗群に接続される。
【0012】
本発明の一実施形態において、分圧回路は、第2調整コンデンサおよび第5抵抗をさらに含む。第2調整コンデンサは、第2抵抗群と並列に接続され、第1抵抗群の他端は、第5抵抗を介して第4ノードに接続される。
【0013】
本発明の一実施形態において、第2調整コンデンサの容量値は、スイッチのオン遅延時間に関係する。
【0014】
本発明の一実施形態において、スイッチは、金属酸化物半導体電界効果トランジスタまたは三極管である。
【0015】
本発明の一実施形態において、抵抗部材は、サーミスタ(負温度係数サーミスタなど)、セメント抵抗または炭素皮膜抵抗またはその他の類似の部材である。
【発明の効果】
【0016】
上記に基づいて、本発明の実施形態による過渡電流抑制機能を備えた照明デバイスは、以下の利点の1つ以上を有することができる。
(1)照明装置は、整流回路、第1フィルタコンデンサ、抵抗部材、過渡電流抑制回路および分圧回路を含む。整流回路は、エアスイッチのライブ線出力端子と中性線出力端子に接続される。第1フィルタコンデンサの一端は、第1ノードに接続され、第1フィルタコンデンサの他端は、第2ノードに接続される。第1ノードは、整流回路の第1出力端子に接続され、第2ノードは、接地点に接続される。抵抗部材の一端は、第2ノードに接続され、抵抗部材の他端は、第3ノードに接続される。第3ノードは、整流回路の第2出力端子に接続される。過渡電流抑制回路は、スイッチおよび第1調整コンデンサを含む。スイッチの第1端子は、第4ノードに接続され、スイッチの第2端子は、第2ノードに接続され、スイッチの第3端子は、第3ノードに接続される。第1調整コンデンサの一端は、第2ノードに接続され、第1調整コンデンサの他端は、第3ノードに接続される。分圧回路の一端は、第1ノードに接続され、分圧回路の他端は、第4ノードに接続される。上記の過渡電流抑制回路は、照明装置が外部電源に接続された瞬間(エアスイッチがオンになった瞬間)にスイッチをオフ状態に保つことができ、抵抗部材に照明装置の他の回路部材に給電する電流への限流機能を提供させることができる。このようにして、過渡電流抑制回路は、過渡電流抑制機能を効果的に実現することができる。そして、過渡電流が効果的に抑制されると、過渡電流抑制回路はスイッチをオン状態に戻すように制御し、抵抗部材を短絡状態にし、照明装置の他の回路部材に給電する電流が抵抗部材の制限を受けないようにさせる。したがって、照明装置の過渡電流を効果的に低減することができ、エアスイッチをより多くの照明装置と直列に接続可能にさせる。したがって、エアスイッチは、最大の効果を発揮することができる。
(2)照明装置の分圧回路は、第2調整コンデンサをさらに含み、第1調整コンデンサと第2調整コンデンサの容量値は、スイッチのオン遅延時間に関係する。したがって、照明装置の分圧回路は、過渡電流抑制機能を補助する補助回路も有する。したがって、第1調整コンデンサの容量値と第2調整コンデンサの容量値を調整することにより、スイッチのオン遅延時間を適切に変更することができ、より効果的な過渡電流抑制機能を得ることができる。したがって、照明装置の回路は、より高い安定性を実現することができる。
(3)照明装置は、補助抵抗を更に含み、抵抗部材の一端は、補助抵抗を介して第2ノードに接続される。上述の補助抵抗は、抵抗部材に対する環境温度の影響を効果的に低減することができ、抵抗部材の抵抗値が環境要因によって容易に変化しないようにすることができる。上記の回路設計により、過渡電流抑制機能をさらに向上させることができる。したがって、照明装置はより柔軟に使用でき、実際の応用の必要をよりよく満たすことができる。
(4)照明装置は、有効な過渡電流抑制機能を提供し、より高い安定性を実現することができ、照明装置を工場、鉱山、店舗等の各種異なる場所に適用可能にさせる。したがって、照明装置の応用をより広範にすることができ、異なる応用の要求を満たすことができる。
(5)照明装置の回路設計が簡単なため、コストを大幅に増加させることなく所望の効果を得ることができる。したがって、照明装置全体のコストを低減することができ、照明装置により高い実用性を実現可能にさせる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の第1実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置の回路構成のブロック図である。
図2】本発明の第1実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置の回路図である。
図3】本発明の第1実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置の使用状態の説明図である。
図4】本発明の第2実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置の回路図である。
図5】本発明の第3実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置の回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下の実施形態では、本発明の詳細な特徴および利点を説明し、その内容は、当業者に本発明の技術内容を理解し、それに応じて実施可能にさせるのに十分であり、且つ本明細書の開示内容、特許請求の範囲および図面により、当業者が本発明に関する目的および利点を容易に理解できるようにする。
【0019】
以下では、関連する図面を参照し、本発明の過渡電流抑制機能を備えた照明装置の実施形態について説明するが、分かり易く且つ図面で説明し易くするために、図面内の各部材は、寸法および比率を誇張又は縮小して示し得る。以下の説明および/又は特許請求の範囲において、部材が別の部材に「接続」又は「結合」すると述べる場合、それは、当該別の部材に直接的な接続又は結合してもよく、仲介する部材が存在してもよい。部材が別の部材に「直接接続」又は「直接結合」すると述べる場合、仲介する部材が存在せず、部材又は層間の関係を説明するための他の用語についても同様に解釈されるべきである。理解し易くするため、以下の実施形態における同じ部材は、同じ符号で示して説明する。
【0020】
図1は、本発明の第1実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置の回路構成のブロック図である。照明装置1は、整流回路11、第1フィルタコンデンサCX1、抵抗部材Rn、過渡電流抑制回路12、分圧回路13、電圧変換回路14および光源15を含む。
【0021】
整流回路11は、ライブ線端子LTおよびニュートラル線端子NTを有し、エアスイッチを介して外部電源(商用電源や他の交流電源など)に接続可能である。整流回路11の第1出力端子T1は、第1ノードN1に接続され、整流回路11の第2出力端子T2は、第3ノードN3に接続される。
【0022】
第1フィルタコンデンサCX1の一端は、第1ノードN1に接続され、第1フィルタコンデンサCX1の他端は、第2ノードN2に接続される。第2ノードN2は、接地点GNDに接続される。
【0023】
抵抗部材Rnの一端は、第2ノードN2に接続され、抵抗部材Rnの他端は、第3ノードN3に接続される。本実施形態において、抵抗部材Rnは、サーミスタ(負温度係数サーミスタなど)である。別の実施形態では、抵抗部材Rnは、セメント抵抗、炭素皮膜抵抗、または他の従来の抵抗であってもよい。
【0024】
過渡電流抑制回路12の第1端子は、第3ノードN3に接続され、過渡電流抑制回路12の第2端子は、第2ノードN2に接続され、過渡電流抑制回路12の第3端子は、ノードN4に接続される。
【0025】
分圧回路13の一端は、第1ノードN1に接続され、分圧回路13の他端は、第4ノードN4に接続される。
【0026】
電圧変換回路14の一端は、第1ノードN1に接続され、電圧変換回路14の他端は、第4ノードN4に接続される。本実施形態では、電圧変換回路14は、昇圧コンバータ、降圧コンバータ、または昇圧/降圧コンバータなどのDC/DCコンバータであってよい。
【0027】
光源15は、電圧変換回路14に接続される。本実施形態では、光源15は、発光ダイオード、発光ダイオードアレイまたは他の類似の部材であってよい。別の実施形態では、光源15は、蛍光灯、電球または他の類似の部材であってもよい。以上の回路構成により、外部電源は、光源15を駆動することができる。
【0028】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置1に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0029】
図2は、本発明の第1実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置の回路図であり、図2と共に図1を参照する。図1に示すように、照明装置1は、整流回路11、第1フィルタコンデンサCX1、抵抗部材Rn、過渡電流抑制回路12、分圧回路13、電圧変換回路14および光源15を含む。図2は、照明装置1の整流回路11、過渡電流抑制回路12および分圧回路13の回路構成を例示説明しているが、整流回路11、過渡電流抑制回路12および分圧回路13の回路構成は、必要に応じて変更することができる。図2に示すように、整流回路11は、ライブ線端子LTおよびニュートラル線端子NTを有し、ヒューズFs、同相インダクタLf、第2フィルタコンデンサCX2およびブリッジ整流器Brを含む。同相インダクタLfの一方の入力端子は、ヒューズFsを介してライブ線端子LTに接続され、同相インダクタLfの他方の入力端子は、ニュートラル線端子NTに接続される。同相インダクタLfの2つの出力端子は、第2フィルタコンデンサCX2の2つの端子にそれぞれ接続され、第2フィルタコンデンサCX2の2つの端子は、ブリッジ整流器Brの2つの入力端子I1、I2にそれぞれ接続される。同相インダクタLfは、隔離機能を提供し、照明装置1が外部電源に接続されている時(エアスイッチがオンになっている時)、第2フィルタコンデンサCX2を充電してエアスイッチのトリップを招く(電流がエアスイッチの定格電流を超える時、エアスイッチがトリップする)ことを回避することができる。
【0030】
第1フィルタコンデンサCX1の一端は、第1ノードN1に接続され、第1フィルタコンデンサCX1の他端は、第2ノードN2に接続される。第1ノードN1は、整流回路11(ブリッジ整流器Br)の第1出力端子T1に接続され、第2ノードN2は、グランドGNDに接続される。
【0031】
抵抗部材Rnの一端は、第2ノードN2に接続され、抵抗部材Rnの他端は、第3ノードN3に接続される。第3ノードN3は、整流回路11(ブリッジ整流器Br)の第2出力端子T2に接続される。
【0032】
過渡電流抑制回路12は、スイッチSw、第1調整コンデンサC1およびツェナーダイオード(Zener diode)Zdを含む。スイッチSwの第1端子(ゲート)は、第4ノードN4に接続され、スイッチSwの第2端子(ソース)は、第2ノードN2に接続され、スイッチSwの第3端子(ドレイン)は、第3ノードN3に接続される。第1調整コンデンサC1の一端は、第2ノードN2に接続され、第1調整コンデンサC1の他端は、第3ノードN3に接続される。本実施形態では、スイッチSwは、金属酸化物半電界効果トランジスタ(MOSFET)である。別の実施形態では、スイッチSwは、三極管(BJT)または他の類似の部材であってよい。ツェナーダイオードZdの一端は、第2ノードN2に接続され、ツェナーダイオードZdの他端は、第4ノードN4に接続される。ツェナーダイオードZdは、スイッチSwの第1端子(ゲート)に印加される電圧を調整し、上記の電圧が高くなりすぎるのを防ぐことができる。
【0033】
分圧回路13は、第1抵抗群、第2抵抗群、第2調整コンデンサC2および第5抵抗R5を含み、スイッチSwの第1端子(ゲート)に印加する電圧を生成することができる。第1抵抗群は、1つ以上の抵抗を含んでよい。本実施形態では、第1抵抗群は、直列に接続された第1抵抗R1、第2抵抗R2および第3抵抗R3を含む(第1抵抗群の抵抗の数は、実際の必要に応じて変更することができる)。第2抵抗群は、1つ以上の抵抗を含んでよい。本実施形態では、第2抵抗群は、第4抵抗R4を含む(第2抵抗群の抵抗の数は、実際の必要に応じて変更することができる)。第1抵抗群の一端は、第1ノードN1に接続され、第1抵抗群の他端は、第5抵抗R5を介して第4ノードN4および第2抵抗群に接続される。第2調整コンデンサC2は、第2抵抗群(第4抵抗R4)と並列に接続される。
【0034】
照明装置1(整流回路11)が外部電源に接続された(エアスイッチがオンになった)瞬間、スイッチSwは、オフ状態を保持する。この時、電流が抵抗部材Rnに流れ、抵抗部材Rnに照明装置1の他の回路部材に給電する電流への限流機能を提供させる。その後、オン遅延時間が経過すると、過渡電流が効果的に抑制される。この時、スイッチSwがオンとなり、抵抗部材Rnが短絡状態となり、照明装置1の他の回路部材に給電する電流が抵抗部材Rnによって制限されなくなる。照明装置1が外部電源に接続される(エアスイッチがオンになる)と、第1調整コンデンサC1および第2調整コンデンサC2が充電を行い、第1調整コンデンサC1および第2調整コンデンサC2が後にスイッチSwに電圧を供給してスイッチSwをオンにさせることができるようにする。
【0035】
第1調整コンデンサC1の容量値および第2調整コンデンサC2の容量値は、スイッチSwのオン遅延時間に関係する。第1調整コンデンサC1の容量値は、スイッチSwのオン遅延時間に比例し、第2調整コンデンサC2の容量値もスイッチSwのオン遅延時間に比例する。第1調整コンデンサC1は、過渡電流抑制回路12に設置され、第2調整コンデンサC2は、分圧回路13に設置され、上記の回路は、照明装置1の回路設計をより柔軟にさせ、異なる応用の要求をより満たすことができるようにする。したがって、第1調整コンデンサC1の容量値および第2調整コンデンサC2の容量値を調整することにより、スイッチSwのオン遅延時間を適切に変更することができ、より効果的に過渡電流抑制機能を提供することができる。例えば、第1調整コンデンサC1の容量値と第2調整コンデンサC2の容量値を調整することにより、スイッチSwのオン遅延時間を10ms~100ms程度にすることができる(スイッチSwのオン遅延時間は実際の必要に応じて調整できる)。スイッチSwのオンは、第1フィルタコンデンサCX1の充電時に過渡電流が発生する時点を避ける必要がある。また、第5抵抗R5の抵抗値は、スイッチSwのオン遅延時間にも関係し、第5抵抗R5の抵抗値を調整することでスイッチSwのオン遅延時間を変更することができる。
【0036】
上述した過渡電流抑制回路12およびその動作機構により、過渡電流抑制機能を効果的に提供することができる。したがって、照明装置1の過渡電流を効果的に低減することができ、エアスイッチをより多くの照明装置1と直列に接続させることができる。したがって、エアスイッチが最大限の効果を発揮することができる。
【0037】
また、上述したように、分圧回路13は、第2調整コンデンサC1をさらに含み、第1調整コンデンサC1の容量値および第2調整コンデンサC2の容量値は、スイッチのオン遅延時間に関係する。したがって、照明装置1の分圧回路12は、過渡電流抑制機能を補助する補助回路も有する。したがって、第1調整コンデンサC1の容量値および第2調整コンデンサC2の容量値を調整することにより、スイッチSwのオン遅延時間を適切に変更することができ、より効果的に過渡電流抑制機能を提供することができる。このため、照明装置1の回路は、より高い安定性を実現することができる。
【0038】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置1に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0039】
図3は、本発明の第1実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置1の使用状態の説明図である。図に示すように、複数の照明装置1を直列に接続してエアスイッチASに接続することができる(LはエアスイッチASのライブ線端子を表し、NはエアスイッチASのニュートラル線端子を表し、GはエアスイッチASの接地端子であり、外部電源に接続されている)。本実施形態の回路設計は、各照明装置1の過渡電流を効果的に低減でき、エアスイッチASをより多くの照明装置1と直列に接続することができる。したがって、エアスイッチASは、最大の効果を発揮することができる。
【0040】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置1に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0041】
図4は、本発明の第2実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置の回路図であり、図4と同時に図1を参照する。図1に示すように、照明装置1は、整流回路11、第1フィルタコンデンサCX1、抵抗部材Rn、過渡電流抑制回路12、分圧回路13、電圧変換回路14および光源15を含む。図4は、照明装置1の整流回路11、過渡電流抑制回路12および分圧回路13の回路構成を例示説明しているが、整流回路11、過渡電流抑制回路12および電圧の回路構成は、実際の必要に応じて変更可能である。図4は、同時に整流回路11、第1フィルタコンデンサCX1、抵抗部材Rn、過渡電流抑制回路12および分圧回路13の接続関係を例示説明している。
【0042】
上記の各部材は、前記実施形態と同様であるため、ここでは繰り返し詳細な説明しない。前述の実施形態とは異なるのは、本実施形態の照明装置1は、補助抵抗Rsをさらに含む。抵抗部材Rnの一端は、補助抵抗Rsを介して第2ノードN2に接続され、抵抗部材Rnの他端は、第3ノードN3に接続される。
【0043】
上記から、照明装置1は、補助抵抗Rsをさらに含み、抵抗部材Rnの一端は、補助抵抗Rsを介して第2ノードN2に接続されることが分かる。上述の補助抵抗Rsは、抵抗部材Rnに対する環境温度の影響を効果的に低減することができるので、抵抗部材Rnの抵抗値が環境要因によって容易に変化しないようにすることができる。上記の回路設計により、過渡電流抑制機能をさらに向上させることができる。したがって、照明装置1の使用をより柔軟にさせ、実際の応用の必要をよりよく満たすことができる。
【0044】
同様に、上述した過渡電流抑制回路12およびその動作メカニズムは、過渡電流抑制機能を有効に提供することができる。したがって、照明装置1の過渡電流を効果的に低減することができ、エアスイッチをより多くの照明装置1と直列に接続することができる。したがって、エアスイッチが最大の効果を発揮することができる。
【0045】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置1に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0046】
なお、従来の照明装置の過渡電流を効果的に低減することができないため、エアスイッチが最大の効果を発揮することができない。これに対し、本発明の第1実施形態および第2実施形態によれば、照明装置は、整流回路、第1フィルタコンデンサ、抵抗部材、過渡電流抑制回路および分圧回路を含む。整流回路は、エアスイッチのライブ線出力端子と中性線出力端子に接続される。第1フィルタコンデンサの一端は、第1ノードに接続され、第1フィルタコンデンサの他端は、第2ノードに接続される。第1ノードは、整流回路の第1出力端子に接続され、第2ノードは、接地点に接続される。抵抗部材の一端は、第2ノードに接続され、抵抗部材の他端は、第3ノードに接続される。第3ノードは、整流回路の第2出力端子に接続される。過渡電流抑制回路は、スイッチおよび第1調整コンデンサを含む。スイッチの第1端子は、第4ノードに接続され、スイッチの第2端子は、第2ノードに接続され、スイッチの第3端子は、第3ノードに接続される。第1調整コンデンサの一端は、第2ノードに接続され、第1調整コンデンサの他端は、第3ノードに接続される。分圧回路の一端は、第1ノードに接続され、分圧回路の他端は、第4ノードに接続される。上記の過渡電流抑制回路は、照明装置が外部電源に接続された瞬間(エアスイッチがオンになった瞬間)にスイッチをオフ状態に保つことができ、抵抗部材に照明装置の他の回路部材に給電する電流への限流機能を提供させることができる。このようにして、過渡電流抑制回路は、過渡電流抑制機能を効果的に実現することができる。そして、過渡電流が効果的に抑制されると、過渡電流抑制回路はスイッチをオン状態に戻すように制御し、抵抗部材を短絡状態にし、照明装置の他の回路部材に給電する電流が抵抗部材の制限を受けないようにさせる。したがって、照明装置の過渡電流を効果的に低減することができ、エアスイッチをより多くの照明装置と直列に接続可能にさせる。したがって、エアスイッチは、最大の効果を発揮することができる。
【0047】
また、本発明の第1実施形態および第2実施形態によれば、照明装置の分圧回路は、第2調整コンデンサをさらに含み、第1調整コンデンサと第2調整コンデンサの容量値は、スイッチのオン遅延時間に関係する。したがって、照明装置の分圧回路は、過渡電流抑制機能を補助する補助回路も有する。したがって、第1調整コンデンサの容量値と第2調整コンデンサの容量値を調整することにより、スイッチのオン遅延時間を適切に変更することができ、より効果的な過渡電流抑制機能を得ることができる。したがって、照明装置の回路は、より高い安定性を実現することができる。
【0048】
また、本発明の第1実施形態および第2実施形態によれば、照明装置は、補助抵抗を更に含み、抵抗部材の一端は、補助抵抗を介して第2ノードに接続される。上述の補助抵抗は、抵抗部材に対する環境温度の影響を効果的に低減することができ、抵抗部材の抵抗値が環境要因によって容易に変化しないようにすることができる。上記の回路設計により、過渡電流抑制機能をさらに向上させることができる。したがって、照明装置はより柔軟に使用でき、実際の応用の必要をよりよく満たすことができる。
【0049】
また、本発明の第1実施形態および第2実施形態によれば、照明装置は、有効な過渡電流抑制機能を提供し、より高い安定性を実現することができ、照明装置を工場、鉱山、店舗等の各種異なる場所に適用可能にさせる。したがって、照明装置の応用をより広範にすることができ、異なる応用の要求を満たすことができる。
【0050】
さらに、本発明の第1実施形態および第2実施形態によれば、照明装置の回路設計が簡単なため、コストを大幅に増加させることなく所望の効果を得ることができる。したがって、照明装置全体のコストを低減することができ、照明装置により高い実用性を実現可能にさせる。以上のことから、本発明の実施形態による過渡電流抑制機能を備えた照明装置は、確かに優れた技術的効果を達成できることが分かる。
【0051】
図5は、本発明の第2実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置の回路図であり、図5と同時に図1を参照する。図1に示すように、照明装置1は、整流回路11と、第1フィルタコンデンサCX1、抵抗部材Rn、過渡電流抑制回路12、分圧回路13、電圧変換回路14および光源15を含む。図5は、照明装置1の整流回路11、過渡電流抑制回路12および分圧回路13の回路構成を例示説明しているが、整流回路11、過渡電流抑制回路12および電圧の回路構成は、実際の必要に応じて変更可能である。図5は、同時に整流回路11、第1フィルタコンデンサCX1、抵抗部材Rn、過渡電流抑制回路12および分圧回路13の接続関係を例示説明している。
【0052】
上記の各部材は、前述の実施形態と同様であるため、ここでは繰り返し詳細に説明しない。前述の実施形態と異なるのは、本実施形態では、補助抵抗Rsの一端が第2ノードN2に接続され、補助抵抗Rsの他端が第3ノードN3に接続される。また、抵抗部材Rnは、同相インダクタLfの他方の入力端子とニュートラル線端子NTとの間に設置される。この回路設計は、同様に第1実施形態および第2実施形態効果を実現することができる。
【0053】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、実施形態の過渡電流抑制機能を備えた照明装置1に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0054】
まとめると、本発明の第1実施形態および第2実施形態によれば、照明装置は、整流回路、第1フィルタコンデンサ、抵抗部材、過渡電流抑制回路および分圧回路を含む。整流回路は、エアスイッチのライブ線出力端子と中性線出力端子に接続される。第1フィルタコンデンサの一端は、第1ノードに接続され、第1フィルタコンデンサの他端は、第2ノードに接続される。第1ノードは、整流回路の第1出力端子に接続され、第2ノードは、接地点に接続される。抵抗部材の一端は、第2ノードに接続され、抵抗部材の他端は、第3ノードに接続される。第3ノードは、整流回路の第2出力端子に接続される。過渡電流抑制回路は、スイッチおよび第1調整コンデンサを含む。スイッチの第1端子は、第4ノードに接続され、スイッチの第2端子は、第2ノードに接続され、スイッチの第3端子は、第3ノードに接続される。第1調整コンデンサの一端は、第2ノードに接続され、第1調整コンデンサの他端は、第3ノードに接続される。分圧回路の一端は、第1ノードに接続され、分圧回路の他端は、第4ノードに接続される。上記の過渡電流抑制回路は、照明装置が外部電源に接続された瞬間(エアスイッチがオンになった瞬間)にスイッチをオフ状態に保つことができ、抵抗部材に照明装置の他の回路部材に給電する電流への限流機能を提供させることができる。このようにして、過渡電流抑制回路は、過渡電流抑制機能を効果的に実現することができる。そして、過渡電流が効果的に抑制されると、過渡電流抑制回路はスイッチをオン状態に戻すように制御し、抵抗部材を短絡状態にし、照明装置の他の回路部材に給電する電流が抵抗部材の制限を受けないようにさせる。したがって、照明装置の過渡電流を効果的に低減することができ、エアスイッチをより多くの照明装置と直列に接続可能にさせる。したがって、エアスイッチは、最大の効果を発揮することができる。
【0055】
また、本発明の第1実施形態および第2実施形態によれば、照明装置の分圧回路は、第2調整コンデンサをさらに含み、第1調整コンデンサと第2調整コンデンサの容量値は、スイッチのオン遅延時間に関係する。したがって、照明装置の分圧回路は、過渡電流抑制機能を補助する補助回路も有する。したがって、第1調整コンデンサの容量値と第2調整コンデンサの容量値を調整することにより、スイッチのオン遅延時間を適切に変更することができ、より効果的な過渡電流抑制機能を得ることができる。したがって、照明装置の回路は、より高い安定性を実現することができる。
【0056】
また、本発明の第1実施形態および第2実施形態によれば、照明装置は、補助抵抗を更に含み、抵抗部材の一端は、補助抵抗を介して第2ノードに接続される。上述の補助抵抗は、抵抗部材に対する環境温度の影響を効果的に低減することができ、抵抗部材の抵抗値が環境要因によって容易に変化しないようにすることができる。上記の回路設計により、過渡電流抑制機能をさらに向上させることができる。したがって、照明装置はより柔軟に使用でき、実際の応用の必要をよりよく満たすことができる。
【0057】
また、本発明の第1実施形態および第2実施形態によれば、照明装置は、有効な過渡電流抑制機能を提供し、より高い安定性を実現することができ、照明装置を工場、鉱山、店舗等の各種異なる場所に適用可能にさせる。したがって、照明装置の応用をより広範にすることができ、異なる応用の要求を満たすことができる。
【0058】
さらに、本発明の第1実施形態および第2実施形態によれば、照明装置の回路設計が簡単なため、コストを大幅に増加させることなく所望の効果を得ることができる。したがって、照明装置全体のコストを低減することができ、照明装置により高い実用性を実現可能にさせる。
【0059】
本明細書では上記各実施形態につき説明を行っているが、本発明の特許請求の範囲を制限するものではないことに留意すべきである。従って、本発明の革新的理念に基づく、本明細書に記載の実施形態への変更および修正、又は本発明の明細書および図面の内容を用いて行われる均等の構造又は均等の過程の置換、直接的又は間接的に上記技術案をその他の関連する技術分野に適用することは、何れも本発明の特許請求の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0060】
1 照明装置
11 整流回路
12 過渡電流抑制回路
13 分圧回路
14 電圧変換回路
15 光源
CX1 第1フィルタコンデンサ
CX2 第2フィルタコンデンサ
Rn 抵抗部材
LT 整流回路のライブ線端子
NT 整流回路の中性線端子
T1 整流回路(ブリッジ整流器)の第1出力端子
T2 整流回路(ブリッジ整流器)の第2出力端子
I1 ブリッジ整流器の入力端子
I2 ブリッジ整流器の入力端子
N1 第1ノード
N2 第2ノード
N3 第3ノード
N4 第4ノード
Fs ヒューズ
Lf 同相インダクタ
Br ブリッジ整流器
Zd ツェナーダイオード
SW スイッチ
C1 第1調整コンデンサ
C2 第2調整コンデンサ
R1 第1抵抗
R2 第2抵抗
R3 第3抵抗
R4 第4抵抗
R5 第5抵抗
Rs 補助抵抗
GND グランド
AS エアスイッチ
L エアスイッチのライブ線端子
N エアスイッチのニュートラル線端子
G エアスイッチの接地端子
【要約】
【課題】過渡電流抑制機能を備えた照明装置を提供する。
【解決手段】
過渡電流抑制機能を備えた照明装置は、整流回路、第1フィルタコンデンサ、抵抗部材、過渡電流抑制回路および分圧回路を含む。第1フィルタコンデンサの両端は、第1ノードおよび第2ノードにそれぞれ接続される。第1ノードは、整流回路の第1出力端子に接続され、第2ノードは、接地点に接続される。抵抗部材の両端は、第2ノードおよび第3ノードにそれぞれ接続され、第3ノードは、整流回路の第2出力端子に接続される。過渡電流抑制回路は、スイッチおよび第1調整コンデンサを含む。スイッチの第1端子、第2端子および第3端子は、第4ノード、第2ノードおよび第3ノードにそれぞれ接続される。第1調整コンデンサの両端は、第2ノードおよび第3ノードに接続される。分圧回路の両端は、第1ノードおよび第4ノードにそれぞれ接続される。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5