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  • 特許-容器および食品包装体 図1
  • 特許-容器および食品包装体 図2
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  • 特許-容器および食品包装体 図4
  • 特許-容器および食品包装体 図5
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-18
(45)【発行日】2024-07-26
(54)【発明の名称】容器および食品包装体
(51)【国際特許分類】
   B65D 1/36 20060101AFI20240719BHJP
   B65D 77/02 20060101ALI20240719BHJP
【FI】
B65D1/36
B65D77/02 C
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2020016597
(22)【出願日】2020-02-03
(65)【公開番号】P2021123371
(43)【公開日】2021-08-30
【審査請求日】2023-01-11
(73)【特許権者】
【識別番号】505126610
【氏名又は名称】株式会社ニチレイフーズ
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100105153
【弁理士】
【氏名又は名称】朝倉 悟
(74)【代理人】
【識別番号】100126099
【弁理士】
【氏名又は名称】反町 洋
(74)【代理人】
【識別番号】100130719
【弁理士】
【氏名又は名称】村越 卓
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 祐子
【審査官】矢澤 周一郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-000012(JP,A)
【文献】特開2012-111539(JP,A)
【文献】実開平04-022874(JP,U)
【文献】特開2000-062846(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2004/0026430(US,A1)
【文献】国際公開第2017/018531(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 1/36
B65D 77/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
食品の加熱処理に用いられる、複数の収容部を備える容器であって、
各収容部は、壁と、底部と、当該底部と対向する上部開口と、を有し、
少なくとも1つの収容部は、前記底部から前記上部開口に向かって突出し且つ前記底部を複数の区画に分割する区画部材を有し、
前記底部の収容側最下面から見た前記区画部材の最大高さは、当該底部の収容側最下面から前記上部開口までの高さを100%とした場合、2~20%であり、
前記底部の中央部は、前記底部の周縁部よりも前記上部開口側に突出するように形成されており、
前記底部の周縁部の少なくとも一部には、前記底部の他の部分に対して凹んだ凹部である液溜まり部が形成されており、
前記区画部材は、前記上部開口とは反対側に向けて開口する下部開口を有し、前記区画部材の内部は空洞であり、前記空洞は前記下部開口を介して外部に開放されていることを特徴とする容器。
【請求項2】
前記区画部材は前記底部と一体形成されてることを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記区画部材は前記壁の複数箇所に接合するよう形成されている、または前記区画部材は前記壁の複数箇所と一体形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の容器。
【請求項4】
食品の加熱処理に用いられる、複数の収容部を有する容器と、前記収容部に収容される前記食品と、を備える食品包装体であって、
各収容部は、壁と、底部と、当該底部と対向する上部開口と、を有し、
少なくとも1つの収容部は、前記底部から前記上部開口に向かって突出し且つ当該底部を複数の区画に分割する区画部材を有し、
前記少なくとも1つの収容部に収容される食品は複数種類であり、
少なくとも2つ以上の区画に、1種類の食品がまたがって収容され、
前記底部の収容側最下面から見た前記区画部材の最大高さは、当該底部の収容側最下面から前記上部開口までの高さを100%とした場合、2~20%であり、
前記底部の中央部は、前記底部の周縁部よりも前記上部開口側に突出するように形成されており、
前記底部の周縁部の少なくとも一部には、前記底部の他の部分に対して凹んだ凹部である液溜まり部が形成されており、
前記区画部材は、前記上部開口とは反対側に向けて開口する下部開口を有し、前記区画部材の内部は空洞であり、前記空洞は前記下部開口を介して外部に開放されていることを特徴とする食品包装体。
【請求項5】
前記食品は、冷凍食品であることを特徴とする請求項に記載の食品包装体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器および食品包装体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数種類の食品を収容する容器が知られている。例えば特許文献1には、ごはん用と惣菜用との2つの収容部を含み、複数種類の惣菜を惣菜用の収容部に収容可能な容器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2016-34839号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数種類の食品を1つの収容部に収容した場合には、ある食品から放出された液体が他の食品へ移行してしまうことがある。
【0005】
本発明の一態様は、このような課題を効果的に解決し得る容器および食品包装体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、複数の収容部を備える容器であって、各収容部は、壁と、底部と、当該底部と対向する上部開口と、を有し、少なくとも1つの収容部は、底部から上部開口に向かって突出し且つ底部を複数の区画に分割する区画部材を有する、容器である。
【0007】
底部の収容側最下面から見た区画部材の最大高さは、当該底部の収容側最下面から上部開口までの高さを100%とした場合、2~20%であってもよい。
【0008】
区画部材は底部と一体形成されており、上部開口とは反対側に向けて開口する下部開口を有し、内部が空洞であってもよい。
【0009】
区画部材は壁の複数箇所に接合するよう形成されて、または前記区画部材は前記壁の複数箇所と一体形成されていてもよい。
【0010】
底部の中央部は、底部の周縁部よりも上部開口側に突出するように形成されていてもよい。
【0011】
底部の周縁部の少なくとも一部には、液体が溜まる液溜まり部が形成されていてもよい。
【0012】
本発明の他の態様は、複数の収容部を有する容器と、収容部に収容される食品と、を備える食品包装体であって、各収容部は、壁と、底部と、当該底部と対向する上部開口と、を有し、少なくとも1つの収容部は、底部から上部開口に向かって突出し且つ当該底部を複数の区画に分割する区画部材を有し、少なくとも1つの収容部に収容される食品は複数種類であり、少なくとも2つ以上の区画に、1種類の食品がまたがって収容される食品包装体である。
【0013】
食品は、冷凍食品であってもよい。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、複数種類の食品を1つの収容部に収容した場合に、ある食品から放出された液体が他の食品へ移行してしまうことを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1図1は、容器の斜視図である。
図2図2は、容器の斜視図である。
図3図3は、容器の平面図である。
図4図4は、容器の断面図である。
図5図5は、食品包装体の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を参照して本発明の典型的な実施の形態を例示する。各図面に示される要素のサイズおよび縮尺は、図示および理解の便宜上、必ずしも実物と一致せず、また図面間でも一致していない。
【0017】
図1図3を参照して、一実施形態に係る容器1の概要について説明する。図1は、上部開口側から見た容器1を示す斜視図である。図2は、図1の容器1を底部側から見た場合を示す斜視図である。図3は、図1の容器1を底部側から見た場合を示す平面図である。容器1は複数(図示の例では3つ)の収容部10を有し、これらの収容部10は、容器1の長手方向(第1方向d1)に並んでいる。各収容部10は、底部11と、底部11の外周縁から起立する壁12とを有する。また各収容部10は、底部11と対向する位置に、壁12の上端部を開口縁部とする上部開口13を有する。底部11と壁12とで区画された収容部10の内側の収容空間には食品(内容物)が収容される。当該収容空間への食品の収容および該収容空間からの食品の取り出しは、上部開口13を介して行われる。
【0018】
ここで言う「食品」は、通常は料理の品目を表し、単一の食材のみを含む食品(例えば「野菜」や「温野菜」等)であってもよいし、複数の食材を含む食品(例えば「ポテトサラダ」や「野菜炒め」等)であってもよい。本実施形態の容器1に収容可能な食品は限定されないが、特に液体を放出し得る食品を好適に収容可能である。一例として、流通段階では液体の放出が抑制されているが、加熱等の調理の際に液体が放出される食品(例えば冷凍食品、チルド食品或いは常温食品)の収容に、本実施形態の容器1は適している。このような食品の例として、流通段階では冷凍されているが、加熱して解凍することで液体を放出する冷凍食品を挙げることができる。
【0019】
底部11は、第1方向d1に延びる辺および第1方向d1に直交する第2方向d2に延びる辺を含む略矩形の形状を有する。なお本明細書において、特にことわりがない限り、「側壁」、「上部」、「上端」、「下面」、「下方」および「水平」などの用語の方向性は、収容部10の底部11が下側に位置するように容器1が載置されている状態を基準としている。
【0020】
図1に示すように、接続部21が各収容部10の上部開口13を包囲するように壁12の上端部に接続しており、隣り合う収容部10の壁12は接続部21を介して連結されている。なお、図示はしないが、隣り合う収容部10の壁12同士が上端部において、接続部21を介在させることなく、直接的に接続されていてもよい。
【0021】
図1に示すように、容器1は、接続部21の外周から起立する側壁部22と、側壁部22の上端部に設けられているフランジ部23と、をさらに備える。フランジ部23は、側壁部22の上端部から外方に向けて水平に突出形成されている。フランジ部23は、容器1を手指で把持する際の把持部として機能し、また、蓋体を使用して容器1を閉鎖する場合には、蓋体が着脱可能に取り付けられる係留支持部として機能する。
【0022】
複数の収容部10、接続部21、側壁部22およびフランジ部23は、一体形成されている。容器1の材質は、食品の水分の外部への漏れ出しを防止し得るものであれば、特に制限されない。例えば、液体難透過性または液体非透過性、および/または、電子レンジ加熱等の加熱処理に耐え得る耐熱性を備える材料によって容器1が構成されることが好ましく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の各種合成樹脂を容器1の材質として用いることができる。
【0023】
少なくとも1つの収容部10は、底部11を複数の区画に分割する区画部材14を有する。図示の例では、3つの収容部10のうち両端に位置する2つの収容部10が、区画部材14を有する(図1参照)。区画部材14は、底部11から上部開口13に向かって突出している。図示の区画部材14は、第1方向d1に延びる第1部分141と、第2方向d2に延びる第2部分142とを含み、底部11を4つの区画に分割するような十字の形状を有する。なお、区画部材14の形状は、図示の例に限られない。区画部材14は、底部11を2つの区画に分割するような形状(例えば直線形状)を有していてもよいし、底部11を3つの区画に分割するような形状(Y字形状)を有していてもよい。なお、区画部材14は、概念的には、底部11とは別体である。
【0024】
区画部材14の作用効果について説明する。
【0025】
複数種類の食品を1つの収容部に収容した場合には、ある食品から放出された液体が他の食品へ移行してしまうことが考えられる。この場合、ある食品から放出された液体は、まず重力の作用によって収容部の底部に移動し、次に底部を伝って他の食品へ移行する。例えば、1つの収容部に、冷凍された米飯および冷凍された惣菜を収容した場合、電子レンジ等を用いて食品を解凍することによって、惣菜から染み出した液体が米飯へ付着し、消費者の不評を買うおそれがある。
【0026】
ある食品から放出された液体の、他の食品への移行を抑制するためには、コンビニエンスストア等で販売されている弁当の容器のように、食品毎に独立した収容部を設けることも考えられる。しかしながら、この場合、食品の種類および量に対応した数および容量の収容部を設けることになるため、容器に収容する食品の種類や量を変更することが難しい。また、女性向けの低カロリーかつ多種類の食品を収容するための容器等、容器に多種類かつ少量の食品をコンパクトに収容することが求められる場合も想定される。このように多種類の食品を容器に収容する場合に、食品毎に収容部を設ければ、容器の構造が複雑になる。また、1つの収容部の収容空間をバランで区分したとしても、ある食品から放出された液体が収容部の底部を伝って他の食品へと移行することを抑制することは難しい。
【0027】
一方、本実施の形態に係る容器1によれば、収容部10に収容された食品から放出された液体は、区画部材14を越えて区画間を移動することが難しい。したがって、1つの収容部10に複数種類の食品を収容する場合であっても、ある区画に配置された食品から放出された液体が、他の区画に配置された食品へ移行することを抑制することができる。
【0028】
また、区画部材14を設けることによって、容器1の収容空間の合計体積が小さくても、独立した小さな収容部10を多数設けることなく、多くの種類の食品を容器1に収容することができる。このように容器1の収容空間の体積が限られており、多種類の食品を容器1に収容する必要がある場合に、区画部材14はより有益に働く。容器1の収容空間の合計体積は、通常は200~700ml程度であり、例えば300~600ml程度であってもよい。ここで「容器1の収容空間の合計体積」は、容器1の複数の収容部10の収容空間の合計体積であり、各収容部10の収容空間の体積は、底部11と、壁12と、上部開口13の位置を通る仮想の平面とに囲まれた部分の体積である。
【0029】
図4は、図3に示す容器1の線IV-IVに沿った断面図である。底部11における食品が収容される側の面(図4の上面)のうち、最も下方に位置する面を収容側最下面11aとも称する。収容側最下面11aから見た区画部材14の最大高さh1は、収容側最下面11aから上部開口13(すなわち壁12の上端)までの高さh2よりも低い。これにより、1つの収容部10において区画間で異なる食品を収容したり、1種類の食品を2つ以上の区画にまたがるように収容したりすることができ、各収容部10における柔軟な食品レイアウトが可能である。
【0030】
区画部材14の最大高さh1は、上部開口13の高さh2を100%とした場合、2~20%であることが好ましく、例えば4~15%であってもよい。また、区画部材14の最大高さh1は、0.8~8.0mmであることが好ましく、例えば1.6~6.0mmであってもよい。最大高さh1を上述の通りとすることによって、1種類の食品を2つ以上の区画にまたがるように収容する場合に、食品のうち区画部材14上に配置された部分が、区画部材14のために盛り上がり、食品の見かけが悪くなってしまうことが抑制される。このため、食品レイアウトの見かけを良好に維持しつつ、液体がある区画から他の区画へ移動しにくくすることができる。
【0031】
また、区画部材14は、底部11および壁12と一体形成されている。また、図2図4に示すように、区画部材14は、上部開口13とは反対側に向けて開口する下部開口14bを有し、区画部材14の内部は空洞14aである。空洞14aは、下部開口14bを介して外部に開放されている。
【0032】
空洞14aおよび下部開口14bが設けられることによって、容器1に収容されている食品を加熱する際、水蒸気等を含む温かい空気が区画部材14の空洞14aへと入り込み、食品が下方からも加熱されることが期待できる。したがって、例えば電子レンジを用いて食品を加熱する場合には、食品は、マイクロ波によって直接的に温められるとともに、区画部材14の空洞14aに入り込んだ温かい空気によっても温められる。特に、区画部材14の空洞14aが十字の形状に設けられることによって、温かい空気が食品と接する表面積や、温かい空気が空洞14aへ入り込む容積が大きくなり、食品の加熱効率を高めることができる。
【0033】
また、区画部材14は、壁12の複数箇所に接合するように形成され、または、壁12と一体形成されている。図示の例では、区画部材14が壁12と一体形成されていることによって、壁12のうち第1方向d1に対向している2箇所が区画部材14を介してつながれ、また壁12のうち第2方向d2に対向している2箇所が区画部材14を介してつながれ、区画部材14は、壁12の合計4箇所と一体形成されている。これによって、容器1の強度を高めることができる。
【0034】
底部11は、底部11の中央(第1方向d1および第2方向d2における中央)に位置する中央部111と、底部11の周縁(第1方向d1における端部および第2方向d2における端部)に位置する周縁部112とを有する(図1および図4参照)。図示の例において、中央部111は、四方に延びる区画部材14の中央箇所の相互間に設けられており、区画部材14の上端部は、中央部111よりも上部開口13側に位置している。
【0035】
中央部111は、周縁部112よりも上部開口13側に突出するように形成されている。このため、中央部111の上端位置と周縁部112の上端位置との間で高さに差が生じ、食品から放出されて底部11に移動する液体を周縁部112に集めることができる。これによって、底部11のある区画に位置する液体が他の区画に移動することを抑制することができ、特に、ある区画に位置する液体が中央部111を伝って他の区画に移動することを抑制することができる。
【0036】
底部11の周縁部112の少なくとも一部には、液体が溜まるように構成された液溜まり部15が形成されている。一例として、液溜まり部15は、底部11の他の部分に対して凹んだ凹部であり、底部11の他の部分と液溜まり部15との間の境界には階段状の段差が設けられている。この段差のために、一度液溜まり部15に移動した液体が液溜まり部15にトラップされて、他の部分に移動することが効果的に防がれている。
【0037】
図示の例では、周縁部112が中央部111に対して凹むことにより、周縁部112の全体が液溜まり部15として形成されており、周縁部112と中央部111との間の境界には段差が設けられている。
【0038】
このような液溜まり部15によって、底部11のうちある区画に位置する液体が他の区画に移動することを、より効果的に抑制することができる。
【0039】
図5は、食品包装体1aの一例を示す図である。図5に示す食品包装体1aは、上述の容器1(図1図4参照)と、容器1の収容部10に収容される食品と、を含む。区画部材14を有する収容部10のうちの少なくとも1つには、複数種類の食品が収容される。図5に示す例では、3つある収容部のうち、図中の右上側に位置する収容部10に、第1食品31(ポテトサラダ)と第2食品32(温野菜サラダ)との2種類の食品が収容されている。
【0040】
食品を収容する際には、1種類の食品が底部11の少なくとも2つ以上の区画にまたがるように収容することもできる。この場合、食品間での液体の移行を防ぎたい食品同士が同じ区画に位置しないように、食品を配置する。図5に示す例では、第1食品31は、第1方向d1に並ぶ2つの区画にまたがって収容されており、第2食品32は、残りの2つの区画にまたがって収容されている。このように第1食品31と第2食品32とが同じ区画に位置しないようにすることによって、第1食品31と第2食品32との間における液体の移行を効果的に防ぐことができる。
【0041】
本明細書で開示されている実施形態はすべての点で例示に過ぎず限定的には解釈されないことに留意されるべきである。上述の実施形態は、様々な形態での省略、置換および変更が可能である。例えば上述以外の実施形態が上述の実施形態と組み合わされてもよい。
【符号の説明】
【0042】
1 容器
10 収容部
11 底部
11a 収容側最下面
111 中央部
112 周縁部
12 壁
13 上部開口
14 区画部材
14a 空洞
14b 下部開口
15 液溜まり部
図1
図2
図3
図4
図5