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特許7523670制御シグナリング伝送方法、制御シグナリング取得方法、機器および記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-18
(45)【発行日】2024-07-26
(54)【発明の名称】制御シグナリング伝送方法、制御シグナリング取得方法、機器および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/20 20230101AFI20240719BHJP
   H04W 72/1263 20230101ALI20240719BHJP
【FI】
H04W72/20
H04W72/1263
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2023508554
(86)(22)【出願日】2021-08-02
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-29
(86)【国際出願番号】 CN2021110037
(87)【国際公開番号】W WO2022028360
(87)【国際公開日】2022-02-10
【審査請求日】2023-02-07
(31)【優先権主張番号】202010790886.X
(32)【優先日】2020-08-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza,Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】肖凱
(72)【発明者】
【氏名】石靖
(72)【発明者】
【氏名】▲ハウ▼鵬
(72)【発明者】
【氏名】魏興光
(72)【発明者】
【氏名】劉星
【審査官】前田 典之
(56)【参考文献】
【文献】Huawei, HiSilicon,NR CA enhancements and DSS,3GPP TSG RAN #86 RP-192797,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/TSG_RAN/TSGR_86/Docs/RP-192797.zip>,2019年12月02日
【文献】ZTE, Sanechips,Remaining issues on scheduling and HARQ for NR-U,3GPP TSG RAN WG1 #99 R1-1911824,Internet<URL:https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_99/Docs/R1-1911824.zip>,2019年11月09日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
IPC H04B 7/24- 7/26
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4、6
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1通信ノードにより第1制御情報を第2通信ノードに送信することを含み、
前記第1制御情報に少なくとも1つの下りリンク制御情報DCIサブドメインが含まれ、少なくとも1つの前記DCIサブドメインに優先度情報が含まれ
前記第1制御情報は、少なくとも2つのセルの物理下りリンク共有チャネルPDSCHまたは物理上りリンク共有チャネルPUSCHをスケジュールするために用いられ、前記優先度情報は、前記第1通信ノードまたは前記第2通信ノードが、前記優先度情報によって、同じ優先度のDCIサブドメインを単位としてDCIサブドメインを破棄するか、または共有指示を設定するために用いられる、
制御シグナリング伝送方法。
【請求項2】
少なくとも1つの前記DCIサブドメインの優先度情報は、前記第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものであり、または、
少なくとも1つの前記DCIサブドメインの優先度情報は、前記第1通信ノードにより無線リソース制御RRCシグナリングに基づいて設定したものであり、または、
同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つの前記DCIサブドメインの優先度情報は、前記機能グループの優先度情報に基づいて確定され、前記機能グループの優先度情報は、前記第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものであり、または、
同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つの前記DCIサブドメインの優先度情報は、前記機能グループの優先度情報に基づいて確定され、前記機能グループの優先度情報は、前記第1通信ノードによりRRCシグナリングに基づいて設定したものであり、または、
同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つの前記DCIサブドメインの優先度情報は、前記第1通信ノードによりRRCシグナリングに基づいて設定したものであり、前記機能グループの優先度情報は、前記第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものである、
請求項1に記載の制御シグナリング伝送方法。
【請求項3】
前記優先度情報が設定されていない前記DCIサブドメインの優先度は最も高く、または、
前記優先度情報が設定されていない前記DCIサブドメインの優先度は最も低い、
請求項1に記載の制御シグナリング伝送方法。
【請求項4】
第2通信ノードにより、第1通信ノードから送信された第1制御情報を受信することを含み、
前記第1制御情報に少なくとも1つの下りリンク制御情報DCIサブドメインが含まれ、少なくとも1つの前記DCIサブドメインに優先度情報が含まれ
前記第1制御情報は、少なくとも2つのセルの物理下りリンク共有チャネルPDSCHまたは物理上りリンク共有チャネルPUSCHをスケジュールするために用いられ、前記優先度情報は、前記第1通信ノードまたは前記第2通信ノードが、前記優先度情報によって、同じ優先度のDCIサブドメインを単位としてDCIサブドメインを破棄するか、または共有指示を設定するために用いられる、
制御シグナリング伝送方法。
【請求項5】
少なくとも1つの前記DCIサブドメインの優先度情報は、前記第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものであり、または、
少なくとも1つの前記DCIサブドメインの優先度情報は、前記第1通信ノードにより無線リソース制御RRCシグナリングに基づいて設定したものであり、または、
同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つの前記DCIサブドメインの優先度情報は、前記機能グループの優先度情報に基づいて確定され、前記機能グループの優先度情報は、前記第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものであり、または、
同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つの前記DCIサブドメインの優先度情報は、前記機能グループの優先度情報に基づいて確定され、前記機能グループの優先度情報は、前記第1通信ノードによりRRCシグナリングに基づいて設定したものであり、または、
同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つの前記DCIサブドメインの優先度情報は、前記第1通信ノードによりRRCシグナリングに基づいて設定したものであり、前記機能グループの優先度情報は、前記第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものである、
請求項4に記載の制御シグナリング伝送方法。
【請求項6】
前記優先度情報が設定されていない前記DCIサブドメインの優先度は最も高く、または、
前記優先度情報が設定されていない前記DCIサブドメインの優先度は最も低い、
請求項4に記載の制御シグナリング伝送方法。
【請求項7】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、コンピュータプログラムを実行すると、請求項1から3のいずれか1項に記載の制御シグナリング伝送方法を実現するように構成され、または、
前記プロセッサは、コンピュータプログラムを実行すると、請求項4から6のいずれか1項に記載の制御シグナリング伝送方法を実現するように構成される、
機器。
【請求項8】
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムは、プロセッサにより実行されると、請求項1から3のいずれか1項に記載の制御シグナリング伝送方法、請求項4から6のいずれか1項に記載の制御シグナリング伝送方法実現する、
コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2020年08月07日に中国専利局に提出された出願番号が202010790886.Xである中国特許出願に対して優先権を主張するものであり、該出願の全ての内容を引用により本願に援用する。
【0002】
本願は、無線通信ネットワークに関し、例えば、制御シグナリング伝送方法、制御シグナリング取得方法、機器および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
無線通信ネットワークの発展に伴い、無線通信は、既に人々の生活でますます重要な役割を果たしている。現在、第5世代移動体通信技術(5th Generation、5G)は、既に、次世代基地局(next generation NodeB、gNB)がシステムのスループットを高めるために、2つの下りリンク制御情報(Downlink control information、DCI)により、2つのコンポーネントキャリア(Component Carrier、CC)に位置する2つの物理下りリンク共有チャネル(Physical downlink shared channel、PDSCH)または物理上りリンク共有チャネル(Physical Uplink shared channel、PUSCH)を同時にスケジュールすることをサポートできる。しかし、2つのDCIにより、2つのPDSCHまたはPUSCHを同時にスケジュールすると、システムセル内のDCI数を増やし、DCIを担持している物理下りリンク制御チャネル(Physical downlink control channel、PDCCH)のブロッキングを引き起こす。この状況の発生を防止するために、業界では、1つのDCIにより異なるセルに位置する2つのPDSCHまたはPUSCHをスケジュールする形態が提案されているが、現在、この形態は未熟であり、DCIのサイズが大きすぎることによるリソースの浪費および性能の低下の問題が発生する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願は、制御シグナリングの伝送を実現し、通信機器のオーバーヘッドを低減し、システム性能を向上させることができる制御シグナリング伝送方法、制御シグナリング取得方法、機器および記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願の実施例は、
第1通信ノードにより第1制御情報を第2通信ノードに送信することを含み、
第1制御情報に少なくとも1つの下りリンク制御情報DCIサブドメインが含まれ、少なくとも1つのDCIサブドメインに優先度情報が含まれる、
制御シグナリング伝送方法を提供する。
【0006】
本願の実施例は、
第2通信ノードにより、第1通信ノードから送信された第1制御情報を受信することを含み、
第1制御情報に少なくとも1つの下りリンク制御情報DCIサブドメインが含まれ、少なくとも1つのDCIサブドメインに優先度情報が含まれる、
制御シグナリング伝送方法を提供する。
【0007】
本願の実施例は、
第1通信ノードにより閾値を確定することと、
第1通信ノードにより、閾値に基づき、少なくとも1つの下りリンク制御情報DCIサブドメインが含まれている第2制御情報を確定することと、
第1通信ノードにより第2制御情報を第2通信ノードに送信することとを含む、
制御シグナリング伝送方法を提供する。
【0008】
本願の実施例は、
第3通信ノードにより第3制御情報のスケジュールモードを確定することを含み、
スケジュールモードは、第3制御情報が1つのセルをスケジュールするモード、または第3制御情報が少なくとも2つのセルをスケジュールするモードを含む、
制御シグナリング取得方法を提供する。
【0009】
本願の実施例は、
コンピュータプログラムを実行すると、上記いずれかの実施例の方法を実現することに用いられるプロセッサを備える、
機器を提供する。
【0010】
本願の実施例は、
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、
コンピュータプログラムは、プロセッサにより実行されると、上記いずれかの実施例の方法を実現する、
コンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】一実施例に係る制御シグナリング伝送方法のフローチャートである。
図2】一実施例に係る別の制御シグナリング伝送方法のフローチャートである。
図3】一実施例に係る更なる制御シグナリング伝送方法のフローチャートである。
図4】一実施例に係る制御シグナリング取得方法のフローチャートである。
図5】一実施例に係る制御シグナリング伝送装置の構造模式図である。
図6】一実施例に係る別の制御シグナリング伝送装置の構造模式図である。
図7】一実施例に係る更なる制御シグナリング伝送装置の構造模式図である。
図8】一実施例に係る制御シグナリング取得装置の構造模式図である。
図9】一実施例に係る基地局の構造模式図である。
図10】一実施例に係るUEの構造模式図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しながら本願の実施例について詳細に説明する。
【0013】
5G技術の成熟は、エンハンスメント型モバイルブロードバンド、超高信頼低遅延の通信および大規模な機械通信等の3つの適用シーンを更にサポートする。システム性能の面で、5G技術は、10~20ギガビット/秒(Gbit/s)のピーク速度、1平方キロメートルあたり1100万の接続数密度、1msのエアインタフェース遅延、1時間あたり500キロメートル(km/h)の移動性サポート、1平方メートルあたり10メガビット/秒(Mbit/s)のトラフィック密度等の重要な能力指標を有する。現在、5G技術は、システムのスループットをサポートするために、既にgNBが2つのDCIにより2つのCCに位置する2つのPDSCHまたはPUSCHを同時にスケジュールすることをサポートできる。しかし、2つのDCIにより2つのPDSCHまたはPUSCHを同時にスケジュールすると、システムのセル内のDCIの数を増やし、DCIを担持するPDCCHのブロッキングを引き起こす。
【0014】
この状況の発生を防止するために、業界では、1つのDCIにより異なるセルに位置する2つのPDSCHまたはPUSCHをスケジュールする形態が提案され、システムのセル内の送信されるDCI数を減少し、PDCCHのブロッキング率を低減する。しかし、この形態において、1つのDCIで2つのPDSCHまたはPUSCHをスケジュールするため、DCIは、2つのCCの情報を同時に担持する必要がある。情報担持量が増加するとともに、新しいDCIのサイズが大きくなり、DCIのサイズが大きすぎることによるリソースの浪費および性能の低下の問題が発生する。
【0015】
本願の実施例は、移動体通信ネットワーク(5Gを含むが、これらに限定されない)を提供し、該ネットワークのネットワークアーキテクチャは、端末機器およびアクセスネットワーク機器を備えてもよい。端末機器は、無線の方式でアクセスネットワーク機器に接続され、端末機器は、位置が固定されたものであってもよいし、移動可能なものであってもよい。本願の実施例において、上記ネットワークアーキテクチャで実行可能な制御シグナリング伝送方法、制御シグナリング取得方法、機器および記憶媒体を提供し、制御シグナリングの伝送を実現し、通信機器のオーバーヘッドを低減し、システム性能を向上させることができる。
【0016】
アクセスネットワーク機器は、端末機器が無線方式で該移動体通信システムにアクセスしたアクセス機器であり、基地局(base station)、イボリューション型基地局(evolved NodeB、eNodeB)、送受信ポイント(transmission reception point、TRP)、5G移動体通信システムにおけるgNB、将来の移動体通信システムにおける基地局またはワイヤレスフィディリティ(Wireless Fidelity、WiFi)システムにおけるアクセスノード等であってもよいし、基地局の一部の機能を果たすモジュールまたはユニットであってもよく、例えば、集中型ユニット(central unit、CU)であってもよいし、分散型ユニット(distributed unit、DU)であってもよい。本願の実施例は、アクセスネットワーク機器に用いられる具体的な技術および具体的な機器形態を限定しない。本願において、アクセスネットワーク機器は、ネットワーク機器と略称することができ、特に断りのない限り、ネットワーク機器は、いずれもアクセスネットワーク機器を指す。
【0017】
端末機器は、端末、ユーザ機器(user equipment、UE)、移動局、移動端末等と呼ばれてもよい。端末機器は、携帯電話機、タブレットコンピュータ、無線送受信機能付きのコンピュータ、仮想現実端末機器、拡張現実端末機器、産業制御における無線端末、無人運転における無線端末、遠隔手術における無線端末、スマートグリッドにおける無線端末、輸送安全における無線端末、スマートシティにおける無線端末、スマートホームにおける無線端末等であってもよい。本願の実施例は、端末機器に用いられる具体的な技術および具体的な機器の形態を限定しない。
【0018】
以下、制御シグナリング伝送方法、制御シグナリング取得方法、機器および記憶媒体、並びにその技術的効果について説明する。
【0019】
図1は、一実施例に係る制御シグナリング伝送方法のフローチャートを示し、図1に示すように、本実施例に係る方法は、第1通信ノード(例えば、アクセスネットワーク機器)に適用され、該方法は、以下のステップを含む。
【0020】
S110において、第1通信ノードにより第1制御情報を第2通信ノードに送信し、第1制御情報に少なくとも1つの下りリンク制御情報DCIサブドメインが含まれ、少なくとも1つのDCIサブドメインに優先度情報が含まれる。
【0021】
一実施例において、第1制御情報はDCIであってもよく、DCIは、プライマリセル(Primary Cell、PCell)またはセカンダリセル(Secondary Cell、SCell)に位置するPDCCHにより担持され、少なくとも2つのセルに位置するPDSCHまたはPUSCHをスケジュールすることに用いられる。少なくとも2つのセルは、複数のCCでデータの送信を担持する。
【0022】
第1制御情報に少なくとも1つのDCIサブドメインが含まれ、少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、以下の5種の方法の少なくとも1つにより確認できる。
【0023】
方法1、少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものである。
【0024】
方法2、少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、第1通信ノードにより無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリングに基づいて設定したものである。
【0025】
方法3、同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、該機能グループの優先度情報に基づいて確定され、該機能グループの優先度情報は、第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものである。
【0026】
方法3において、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいてDCIにおける少なくとも1つのDCIサブドメインを少なくとも1つの機能グループに分割し、各機能グループは少なくとも1つのDCIサブドメインを含み、また、プロトコルの事前定義に基づいて各機能グループの優先度を確定し、同じ機能グループ内に位置するDCIサブドメインの優先度情報は一致する。
【0027】
方法4、同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、該機能グループの優先度情報に基づいて確定され、該機能グループの優先度情報は、第1通信ノードによりRRCシグナリングに基づいて設定したものである。
【0028】
方法4において、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいてDCIにおける少なくとも1つのDCIサブドメインを少なくとも1つの機能グループに分割し、各機能グループは少なくとも1つのDCIサブドメインを含み、また、RRCシグナリングに基づいて各機能グループの優先度を設定し、同じ機能グループ内に位置するDCIサブドメインの優先度情報は一致する。
【0029】
方法5、同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、第1通信ノードによりRRCシグナリングに基づいて設定したものであり、該機能グループの優先度情報は、第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものである。
【0030】
方法5において、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいてDCIにおける少なくとも1つのDCIサブドメインを少なくとも1つの機能グループに分割し、各機能グループは少なくとも1つのDCIサブドメインを含み、また、RRCシグナリングに基づいて各機能グループの優先度を設定し、最後に、RRCシグナリングに基づいて少なくとも1つの機能グループ内のDCIサブドメインの優先度を設定し、DCIサブドメインの優先度がRRCシグナリングによって設定されていない同じ機能グループ内のDCIサブドメインの優先度は一致する。
【0031】
一実施例において、上記方法1~5において、第1通信ノードまたは第2通信ノードは、同じ優先度のDCIサブドメインを単位としてDCIサブドメインを破棄するか、または共有指示を設定する。例えば、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインとが同じく第1機能グループに属し、第1機能グループの優先度情報が第1優先度である場合、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインの優先度情報も同じく第1優先度であり、第1通信ノードまたは第2通信ノードが第1機能グループのDCIサブドメイン(即ち、第1優先度のDCIサブドメイン)を破棄する場合、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインとは同時に破棄されるか、または共有指示を設定する。
【0032】
一実施例において、上記方法3または方法4において、DCIサブドメインが複数の機能グループに分割される場合、第1通信ノードまたは第2通信ノードは、機能グループを単位としてDCIサブドメインを破棄するか、または共有指示を設定する。例えば、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインとが同じく第1機能グループに属し、第1機能グループの優先度情報が第1優先度である場合、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインの優先度情報も同じく第1優先度であり、第1通信ノードまたは第2通信ノードが第1機能グループのDCIサブドメイン(即ち、第1優先度のDCIサブドメイン)を破棄する場合、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインとは同時に破棄されるか、または共有指示を設定する。
【0033】
一実施例において、DCIサブドメインの優先度が一致する場合、第1通信ノードまたは第2通信ノードは、DCIサブドメインの設定順序またはDCIサブドメインの位置するDCIビットの前後順序に応じて区別することができる。例えば、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインの優先度情報が同じく第1優先度であり、第1DCIサブドメインの設定が早い場合、第1DCIサブドメインは、デフォルトで先に破棄されるか、または共有指示を設定する。
【0034】
一実施例において、優先度情報がプロトコルの事前定義またはRRCシグナリングによって設定されていないDCIサブドメインの優先度は最も高く、または、優先度情報がプロトコルの事前定義またはRRCシグナリングによって設定されていないDCIサブドメインの優先度は最も低い。例えば、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインの優先度情報が同じく第1優先度であり、第3DCIサブドメインの優先度情報がプロトコルの事前定義またはRRCシグナリングによって設定されていない場合、第3DCIサブドメインの優先度はデフォルトで最も高く、即ち、第3DCIサブドメインの優先度は、第1DCIサブドメインおよび第2DCIサブドメインの優先度よりも高い。
【0035】
図2は、一実施例に係る別の制御シグナリング伝送方法のフローチャートを示し、図2に示すように、本実施例に係る方法は、第2通信ノード(例えば、端末機器)に適用され、該方法は、以下のステップを含む。
【0036】
S210において、第2通信ノードにより、第1通信ノードから送信された第1制御情報を受信し、第1制御情報に少なくとも1つの下りリンク制御情報DCIサブドメインが含まれ、少なくとも1つのDCIサブドメインに優先度情報が含まれる。
【0037】
一実施例において、第1制御情報はDCIであってもよく、DCIは、プライマリセル(Primary Cell、PCell)またはセカンダリセル(Secondary Cell、SCell)に位置するPDCCHにより担持され、少なくとも2つのセルに位置するPDSCHまたはPUSCHをスケジュールすることに用いられる。少なくとも2つのセルは、複数のCCでデータの送信を担持する。
【0038】
第1制御情報に少なくとも1つのDCIサブドメインが含まれ、少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、以下の5種の方法の少なくとも1つにより確認することができる。
【0039】
方法1、少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものである。
【0040】
方法2、少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、第1通信ノードにより無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)シグナリングに基づいて設定したものである。
【0041】
方法3、同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、該機能グループの優先度情報に基づいて確定され、該機能グループの優先度情報は、第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものである。
【0042】
方法3において、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいてDCIにおける少なくとも1つのDCIサブドメインを少なくとも1つの機能グループに分割し、各機能グループは少なくとも1つのDCIサブドメインを含み、また、プロトコルの事前定義に基づいて各機能グループの優先度を確定し、同じ機能グループ内に位置するDCIサブドメインの優先度情報は一致する。
【0043】
方法4、同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、該機能グループの優先度情報に基づいて確定され、該機能グループの優先度情報は、第1通信ノードによりRRCシグナリングに基づいて設定したものである。
【0044】
方法4において、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいてDCIにおける少なくとも1つのDCIサブドメインを少なくとも1つの機能グループに分割し、各機能グループは少なくとも1つのDCIサブドメインを含み、また、RRCシグナリングに基づいて各機能グループの優先度を設定し、同じ機能グループ内に位置するDCIサブドメインの優先度情報は一致する。
【0045】
方法5、同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、第1通信ノードによりRRCシグナリングに基づいて設定したものであり、該機能グループの優先度情報は、第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものである。
【0046】
方法5において、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいてDCIにおける少なくとも1つのDCIサブドメインを少なくとも1つの機能グループに分割し、各機能グループは少なくとも1つのDCIサブドメインを含み、また、RRCシグナリングに基づいて各機能グループの優先度を設定し、最後に、RRCシグナリングに基づいて少なくとも1つの機能グループ内のDCIサブドメインの優先度を設定し、DCIサブドメインの優先度がRRCシグナリングによって設定されていない同じ機能グループ内のDCIサブドメインの優先度は一致する。
【0047】
一実施例において、上記方法1~5において、第1通信ノードまたは第2通信ノードは、同じ優先度のDCIサブドメインを単位としてDCIサブドメインを破棄するか、または共有指示を設定する。例えば、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインとが同じく第1機能グループに属し、第1機能グループの優先度情報が第1優先度である場合、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインの優先度情報も同じく第1優先度であり、第1通信ノードまたは第2通信ノードが第1機能グループのDCIサブドメイン(即ち、第1優先度のDCIサブドメイン)を破棄する場合、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインとは同時に破棄されるか、または共有指示を設定する。
【0048】
一実施例において、上記方法3または方法4において、DCIサブドメインが複数の機能グループに分割される場合、第1通信ノードまたは第2通信ノードは、機能グループを単位としてDCIサブドメインを破棄するか、または共有指示を設定する。例えば、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインとが同じく第1機能グループに属し、第1機能グループの優先度情報が第1優先度である場合、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインの優先度情報も同じく第1優先度であり、第1通信ノードまたは第2通信ノードが第1機能グループのDCIサブドメイン(即ち、第1優先度のDCIサブドメイン)を破棄する場合、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインとは同時に破棄されるか、または共有指示を設定する。
【0049】
一実施例において、DCIサブドメインの優先度が一致する場合、第1通信ノードまたは第2通信ノードは、DCIサブドメインの設定順序またはDCIサブドメインの位置するDCIビットの前後順序に応じて区別することができる。例えば、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインの優先度情報が同じく第1優先度であり、第1DCIサブドメインの設定が早い場合、第1DCIサブドメインは、デフォルトで先に破棄されるか、または共有指示を設定する。
【0050】
一実施例において、優先度情報がプロトコルの事前定義またはRRCシグナリングによって設定されていないDCIサブドメインの優先度は最も高く、または、優先度情報がプロトコルの事前定義またはRRCシグナリングによって設定されていないDCIサブドメインの優先度は最も低い。例えば、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインの優先度情報が同じく第1優先度であり、第3DCIサブドメインの優先度情報がプロトコルの事前定義またはRRCシグナリングによって設定されていない場合、第3DCIサブドメインの優先度はデフォルトで最も高く、即ち、第3DCIサブドメインの優先度は、第1DCIサブドメインおよび第2DCIサブドメインの優先度よりも高い。
【0051】
図3は、一実施例に係る更なる制御シグナリング伝送方法のフローチャートを示し、図3に示すように、本実施例に係る方法は、第1通信ノード(例えば、アクセスネットワーク機器)に適用され、該方法は、以下のステップを含む。
【0052】
S310、第1通信ノードにより閾値を確定する。
【0053】
一実施例において、第1通信ノードにより閾値を確定する方法は、以下の3種の方法のいずれか1種を含んでもよい。
【0054】
方法1、第1通信ノードはプロトコルの事前定義に基づいて閾値を確定する。
【0055】
例えば、閾値Mの値は、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等であってもよい。
【0056】
方法2、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値候補集合を確定し、無線リソース制御RRCシグナリングに従って閾値候補集合から閾値を選択する。
【0057】
例えば、閾値候補集合は{M1,M2,……,Mi}(i=0、……、n、n≧0)であり、RRCシグナリングに従って閾値候補集合から閾値Mを選択し、閾値Mの値は、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等であってもよい。
【0058】
方法3、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに基づいて閾値比重を確定し、第2制御情報の基礎サイズおよび閾値比重に基づいて閾値を計算する。
【0059】
例えば、閾値比重oの値は0~1の範囲内にあり、具体的には、10%、15%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、80%等であってもよい。
【0060】
【0061】
【0062】
S320において、第1通信ノードにより閾値に基づいて第2制御情報を確定し、第2制御情報に少なくとも1つの下りリンク制御情報DCIサブドメインが含まれる。
【0063】
一実施例において、第2制御情報はDCIであってもよく、DCIは、PCellまたはSCellに位置するPDCCHにより担持され、少なくとも2つのセルに位置するPDSCHまたはPUSCHをスケジュールすることに用いられる。少なくとも2つのセルは、複数のCCでデータの送信を担持する。
【0064】
第2制御情報は、少なくとも1つのDCIサブドメインを含み、少なくとも1つのDCIサブドメインは、上記実施例に記載の方法により優先度を設定することができる。DCIサブドメインは、複数のセルを独立指示または共有指示することができる。独立指示する場合、DCIサブドメインのサイズは、各セルを独立指示するために必要なサイズを加算した和に等しく、例えば、第1DCIサブドメインは、第1セルおよび第2セルを独立指示し、第1セルのサイズをaと指示し、第2セルのサイズをbと指示した場合、第1DCIサブドメインのサイズはa+bである。共有指示する場合、DCIサブドメインのサイズは、各セルを独立指示するために必要なサイズのうちの最大値に等しく、例えば、第1DCIサブドメインは、第1セルおよび第2セルを共有指示し、第1セルのサイズをaと独立指示し、第2セルのサイズをbと独立指示した場合、第1DCIサブドメインのサイズは、max{a,b}である。
【0065】
一実施例において、第1通信ノードは閾値に基づいて第2制御情報を確定する方法は、以下の8種の形態のいずれか1種を含んでもよい。
【0066】
形態1は、ステップA1~ステップA5を含む。
【0067】
ステップA1において、第1通信ノードは、第2制御情報から、現在の残りのDCIサブドメインのうちの優先度が最も高いDCIサブドメインであるターゲットDCIサブドメインを取得する。
【0068】
1つのDCIサブドメインは、ターゲットDCIサブドメインとした後、次回のターゲットDCIサブドメインを選択する対象としない。即ち、ステップA1の初回目の実行時に、第2制御情報は全てのDCIサブドメインを含み、ターゲットDCIサブドメインは、全てのDCIサブドメインのうちの優先度が最も高いDCIサブドメインであり、ステップA1のX回目の実行時に(X≧2)、第2制御情報は、前のステップで選択されたターゲットDCIサブドメイン以外の現在の残りのDCIサブドメインを含み、ターゲットDCIサブドメインは、現在の残りのDCIサブドメインのうちの優先度が最も高いDCIサブドメインである。
【0069】
ステップA2において、第1通信ノードは、ターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、ターゲットDCIサブドメインのサイズを計算し、ターゲットDCIサブドメインのサイズに基づいて第2制御情報の第1ビットサイズを更新する。
【0070】
第2制御情報の第1ビットサイズの初期値は0である。即ち、ステップA2の初回目の実行時に、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズはターゲットDCIサブドメインのサイズであり、ステップA2のX回目の実行時に(X≧2)、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズは、ステップA1のX回目の実行時に選択されたターゲットDCIサブドメインのサイズとステップA1のX-1回目の実行時に更新された第2制御情報の第1ビットサイズとの和である。
【0071】
ステップA3において、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きいか否かを確定する。
【0072】
ステップA4において、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きい場合、第1通信ノードは、ターゲットDCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズを更新し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以下である場合、第1通信ノードは、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行うるステップA2に戻って実行し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きい場合、第1通信ノードは、残りのDCIサブドメインの状態を共有指示に設定する。
【0073】
ステップA5において、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きくなるまで、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップA2に戻って実行する。
【0074】
形態2は、ステップa1~ステップa5を含む。
【0075】
ステップa1において、第1通信ノードは、第2制御情報から、現在の残りのDCIサブドメインのうちの優先度が最も高いDCIサブドメインであるターゲットDCIサブドメインを取得する。
【0076】
ステップa2において、第1通信ノードは、ターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、ターゲットDCIサブドメインのサイズを計算し、ターゲットDCIサブドメインのサイズに基づいて第2制御情報の第1ビットサイズを更新する。
【0077】
ステップa3において、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上であるか否かを確定する。
【0078】
ステップa4において、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上である場合、第1通信ノードは、ターゲットDCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズを更新し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも小さい場合、第1通信ノードは、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行うるステップA2に戻って実行し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上である場合、第1通信ノードは、残りのDCIサブドメインの状態を共有指示に設定する。
【0079】
ステップa5において、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上になるまで、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップA2に戻って実行する。
【0080】
形態3は、ステップB1~ステップB5を含む。
【0081】
ステップB1において、第1通信ノードは、第2制御情報から、現在の残りのDCIサブドメインのうちの優先度が最も高いDCIサブドメインであるターゲットDCIサブドメインを取得する。
【0082】
1つのDCIサブドメインは、ターゲットDCIサブドメインとした後、次回のターゲットDCIサブドメインを選択する対象としない。即ち、ステップB1の初回目の実行時に、第2制御情報は全てのDCIサブドメインを含み、ターゲットDCIサブドメインは、全てのDCIサブドメインのうちの優先度が最も高いDCIサブドメインであり、ステップB1のX回目の実行時に(X≧2)、第2制御情報は、前のステップで選択されたターゲットDCIサブドメイン以外の現在の残りのDCIサブドメインを含み、ターゲットDCIサブドメインは、現在の残りのDCIサブドメインのうちの優先度が最も高いDCIサブドメインである。
【0083】
ステップB2において、第1通信ノードは、ターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、ターゲットDCIサブドメインのサイズを計算し、ターゲットDCIサブドメインのサイズに基づいて第2制御情報の第1ビットサイズを更新する。
【0084】
第2制御情報の第1ビットサイズの初期値は0である。即ち、ステップB2の初回目の実行時に、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズはターゲットDCIサブドメインのサイズであり、ステップB2のX回目の実行時に(X≧2)、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズは、ステップB1のX回目の実行時に選択されたターゲットDCIサブドメインのサイズとステップB1のX-1回目の実行時に更新された第2制御情報の第1ビットサイズとの和である。
【0085】
ステップB3において、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きいか否かを確定する。
【0086】
ステップB4において、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きい場合、第1通信ノードは、ターゲットDCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズを更新し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以下である場合、第1通信ノードは、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップB2に戻って実行し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きい場合、第1通信ノードは、現在のDCIサブドメインおよび残りのDCIサブドメインを破棄する。
【0087】
ステップB5において、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きくなるまで、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップB2に戻って実行する。
【0088】
形態4は、ステップb1~ステップb5を含む。
【0089】
ステップb1において、第1通信ノードは、第2制御情報から、現在の残りのDCIサブドメインのうちの優先度が最も高いDCIサブドメインであるターゲットDCIサブドメインを取得する。
【0090】
ステップb2において、第1通信ノードは、ターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、ターゲットDCIサブドメインのサイズを計算し、ターゲットDCIサブドメインのサイズに基づいて第2制御情報の第1ビットサイズを更新する。
【0091】
ステップb3において、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上であるか否かを確定する。
【0092】
ステップb4において、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上である場合、第1通信ノードは、ターゲットDCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズを更新し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも小さい場合、第1通信ノードは、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップB2に戻って実行し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上である場合、第1通信ノードは、現在のDCIサブドメインおよび残りのDCIサブドメインを破棄する。
【0093】
ステップb5において、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上になるまで、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップB2に戻って実行する。
【0094】
上記形態1、2と形態3、4との区別は以下のとおりである。第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きいまたは第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上である場合、第1通信ノードは、ターゲットDCIサブドメインの状態を共有指示に修正した後、形態1、2では、残りのDCIサブドメインを破棄せず、残りのDCIサブドメインの状態を共有指示に設定する一方、形態3、4では、一部のDCIサブドメインを破棄する。これにより、形態1、2は、DCIサブドメインの完全性を確保することができ、形態3、4は、第2制御情報のオーバーヘッドを低減することができることが分かる。
【0095】
形態5は、ステップC1~ステップC3を含む。
【0096】
ステップC1において、第1通信ノードは、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定する。
【0097】
ステップC2において、第1通信ノードは、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも大きいか否かを確定する。
【0098】
ステップC3において、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも大きい場合、第1通信ノードは、残りのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以下になるまで、優先度順位に従って優先度が低いDCIサブドメインを破棄する。
【0099】
形態6は、ステップc1~ステップc3を含む。
【0100】
ステップc1において、第1通信ノードは、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定する。
【0101】
ステップc2において、第1通信ノードは、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以上であるか否かを確定する。
【0102】
ステップc3において、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以上である場合、第1通信ノードは、残りのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも小さくなるまで、優先度順位に従って優先度が低いDCIサブドメインを破棄する。
【0103】
形態7は、ステップD1~ステップD3を含む。
【0104】
ステップD1において、第1通信ノードは、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定する。
【0105】
ステップD2において、第1通信ノードは、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも大きいか否かを確定する。
【0106】
ステップD3において、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも大きい場合、第1通信ノードは、更新後の全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以下になるまで、優先度順位に従って優先度が低いDCIサブドメインの状態を共有指示に設定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を更新する。
【0107】
全てのDCIサブドメインの状態がいずれも独立指示であってもよいし、いずれも共有指示であってもよいし、独立指示であっても共有指示であってもよいため、全てのDCIサブドメインの状態がいずれも独立指示であってもよい場合、第1通信ノードは、優先度順位に従って優先度が低いDCIサブドメインの状態を共有指示に順次設定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を更新することができ、全てのDCIサブドメインの状態に独立指示も共有指示もある場合、第1通信ノードは、優先度順位に従って優先度が低い且つ状態が独立指示であるDCIサブドメインの状態を共有指示に設定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を更新することができる。
【0108】
形態8は、ステップd1~ステップd3を含む。
【0109】
ステップd1において、第1通信ノードは、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定する。
【0110】
ステップd2において、第1通信ノードは、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以上であるか否かを確定する。
【0111】
ステップd3において、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以上である場合、第1通信ノードは、更新後の全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも小さくなるまで、優先度順位に従って優先度が低いDCIサブドメインの状態を共有指示に設定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を更新する。
【0112】
一実施例において、上記形態5におけるステップC1、形態6におけるステップc1、形態7におけるステップD1、および形態8におけるステップd1は、
第1通信ノードにより、プロトコルの事前定義に基づいて全てのDCIサブドメインの状態が独立指示であると確定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定する方法、または、
第1通信ノードにより、プロトコルの事前定義に基づいて全てのDCIサブドメインの状態が共有指示であると確定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定する方法、または、
第1通信ノードにより、プロトコルの事前定義に基づいて少なくとも1つのDCIサブドメインの状態が独立指示で、残りのDCIサブドメインの状態が共有指示であると確定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定する方法、または、
第1通信ノードにより、上位層シグナリングに基づいて少なくとも1つのDCIサブドメインの状態が独立指示で、残りのDCIサブドメインの状態が共有指示であると確定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定する方法、
のいずれか1種で確定することができる。
【0113】
S330において、第1通信ノードにより第2制御情報を第2通信ノードに送信する。
【0114】
閾値により確定された第2制御情報は、制御シグナリングのオーバーヘッドを低減し、冗長指示を除外し、1つのDCIが2つのPDSCHまたはPUSCHを同時にスケジュールする場合にオーバーヘッドが倍増する状況を緩和し、PDCCHブロッキング率が過度に増加しないことを確保することができるとともに、DCI指示の柔軟性を確保する基礎となる。1つで複数スケジュールする通信システムの要求を満たし、システム全体の前方互換性を向上させる。
【0115】
以下、本願の図3に係る制御シグナリング伝送方法を説明するためのいくつかの例示的な実施形態を列挙し、以下の例示的な実施形態は、単独で実行されてもよいし、組み合わせて実行されてもよい。
【0116】
1つ目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を確定し、第2制御情報から第1DCIサブドメインを確定し、第1DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第1DCIサブドメインのサイズaを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをaに更新する。第1通信ノードは、aが閾値Mよりも大きいか否かを確定し、aが閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、第1DCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズをcに更新し、更に、cが閾値Mよりも大きいか否かを比較し、cが閾値M以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定するステップに戻って実行し、cが閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、更に、第2DCIサブドメイン、第3DCIサブドメインの状態を共有指示に設定し、aが閾値M以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値Mよりも大きくなるまで、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定し、第2DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第2DCIサブドメインのサイズbを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをa+bに更新するステップに戻って実行する。
【0117】
2つ目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値候補集合{M1,M2,……,Mi}(i=0、……、n、n≧0)を確定し、RRCシグナリングに従って閾値候補集合から閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を選択し、第2制御情報から第1DCIサブドメインを確定し、第1DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第1DCIサブドメインのサイズaを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをaに更新する。第1通信ノードは、aが閾値Mよりも大きいか否かを確定し、aが閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、第1DCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズをcに更新し、更に、cが閾値Mよりも大きいか否かを比較し、cが閾値M以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定するステップに戻って実行し、cが閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、更に、第2DCIサブドメイン、第3DCIサブドメインの状態を共有指示に設定し、aが閾値M以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値Mよりも大きくなるまで、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定し、第2DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第2DCIサブドメインのサイズbを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをa+bに更新するステップに戻って実行する。
【0118】
3つ目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに基づいて閾値比重o(例えば、10%、15%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、80%等)を確定し、第2制御情報の基礎サイズおよび閾値比重に基づいて閾値Mを計算する。第2制御情報から第1DCIサブドメインを確定し、第1DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第1DCIサブドメインのサイズaを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをaに更新する。第1通信ノードは、aが閾値Mよりも大きいか否かを確定し、aが閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、第1DCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズをcに更新し、更に、cが閾値Mよりも大きいか否かを比較し、cが閾値M以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定するステップに戻って実行し、cが閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、更に、第2DCIサブドメイン、第3DCIサブドメインの状態を共有指示に設定し、aが閾値M以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値Mよりも大きくなるまで、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定し、第2DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第2DCIサブドメインのサイズbを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをa+bに更新するステップに戻って実行する。
【0119】
4つ目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を確定し、第2制御情報から第1DCIサブドメインを確定し、第1DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第1DCIサブドメインのサイズaを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをaに更新する。第1通信ノードは、aが閾値Mよりも大きいか否かを確定し、aが閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、第1DCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズをcに更新し、更に、cが閾値Mよりも大きいか否かを比較し、cが閾値M以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定するステップに戻って実行し、cが閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、更に、現在のDCIサブドメイン(即ち、第1DCIサブドメイン)、第2DCIサブドメイン、および第3DCIサブドメインを破棄し、aが閾値M以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値Mよりも大きくなるまで、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定し、第2DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第2DCIサブドメインのサイズbを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをa+bに更新するステップに戻って実行する。
【0120】
5つ目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値候補集合{M1,M2,……,Mi}(i=0、……、n、n≧0)を確定し、RRCシグナリングに従って閾値候補集合から閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を選択し、第2制御情報から第1DCIサブドメインを確定し、第1DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第1DCIサブドメインのサイズaを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをaに更新する。第1通信ノードは、aが閾値Mよりも大きいか否かを確定し、aが閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、第1DCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズをcに更新し、更に、cが閾値Mよりも大きいか否かを比較し、cが閾値M以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定するステップに戻って実行し、cが閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、更に、現在のDCIサブドメイン(即ち、第1DCIサブドメイン)、第2DCIサブドメイン、および第3DCIサブドメインを破棄し、aが閾値M以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値Mよりも大きくなるまで、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定し、第2DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第2DCIサブドメインのサイズbを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをa+bに更新するステップに戻って実行する。
【0121】
6つ目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに基づいて閾値比重o(例えば、10%、15%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、80%等)を確定し、第2制御情報の基礎サイズおよび閾値比重に基づいて閾値Mを計算する。第2制御情報から第1DCIサブドメインを確定し、第1DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第1DCIサブドメインのサイズaを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをaに更新する。第1通信ノードは、aが閾値Mよりも大きいか否かを確定し、aが閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、第1DCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズをcに更新し、更に、cが閾値Mよりも大きいか否かを比較し、cが閾値M以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定するステップに戻って実行し、cが閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、更に、現在のDCIサブドメイン(即ち、第1DCIサブドメイン)、第2DCIサブドメイン、および第3DCIサブドメインを破棄し、aが閾値M以下である場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値Mよりも大きくなるまで、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定し、第2DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第2DCIサブドメインのサイズbを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをa+bに更新するステップに戻って実行する。
【0122】
7つ目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和を確定する。第1通信ノードは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも大きいか否かを確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、残りのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以下になるまで、第3DCIサブドメイン-第2DCIサブドメイン-第1DCIサブドメインの順にDCIサブドメインを順次破棄し、好ましくは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値以下Mである場合、第1通信ノードは、現在の全てのDCIサブドメインを保留する。
【0123】
8つ目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値候補集合{M1,M2,……,Mi}(i=0、……、n、n≧0)を確定し、RRCシグナリングに従って閾値候補集合から閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を選択し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和を確定する。第1通信ノードは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも大きいか否かを確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、残りのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以下になるまで、第3DCIサブドメイン-第2DCIサブドメイン-第1DCIサブドメインの順にDCIサブドメインを順次破棄し、好ましくは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値以下Mである場合、第1通信ノードは、現在の全てのDCIサブドメインを保留する。
【0124】
9つ目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに基づいて閾値比重o(例えば、10%、15%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、80%等)を確定し、第2制御情報の基礎サイズおよび閾値比重に基づいて閾値Mを計算する。第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和を確定する。第1通信ノードは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも大きいか否かを確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、残りのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以下になるまで、第3DCIサブドメイン-第2DCIサブドメイン-第1DCIサブドメインの順にDCIサブドメインを順次破棄し、好ましくは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値以下Mである場合、第1通信ノードは、現在の全てのDCIサブドメインを保留する。
【0125】
10個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和を確定する。第1通信ノードは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも大きいか否かを確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、更新後の全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以下になるまで、第3DCIサブドメイン-第2DCIサブドメイン-第1DCIサブドメインの順にDCIサブドメインの状態を共有指示に順次設定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を更新し(DCIサブドメインの状態を独立指示から共有指示に変更した後、サイズが約半分に縮小される)、好ましくは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値以下Mである場合、第1通信ノードは、現在の全てのDCIサブドメインの状態を不変に保留する。
【0126】
11個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値候補集合{M1,M2,……,Mi}(i=0、……、n、n≧0)を確定し、RRCシグナリングに従って閾値候補集合から閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を選択し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和を確定する。第1通信ノードは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも大きいか否かを確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、更新後の全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以下になるまで、第3DCIサブドメイン-第2DCIサブドメイン-第1DCIサブドメインの順にDCIサブドメインの状態を共有指示に順次設定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を更新し(DCIサブドメインの状態を独立指示から共有指示に変更した後、サイズが約半分に縮小される)、好ましくは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値以下Mである場合、第1通信ノードは、現在の全てのDCIサブドメインの状態を不変に保留する。
【0127】
12個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに基づいて閾値比重o(例えば、10%、15%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、80%等)を確定し、第2制御情報の基礎サイズおよび閾値比重に基づいて閾値Mを計算する。第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和を確定する。第1通信ノードは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも大きいか否かを確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも大きい場合、第1通信ノードは、更新後の全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以下になるまで、第3DCIサブドメイン-第2DCIサブドメイン-第1DCIサブドメインの順にDCIサブドメインの状態を共有指示に順次設定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を更新し(DCIサブドメインの状態を独立指示から共有指示に変更した後、サイズが約半分に縮小される)、好ましくは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値以下Mである場合、第1通信ノードは、現在の全てのDCIサブドメインの状態を不変に保留する。
【0128】
13個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を確定し、第2制御情報から第1DCIサブドメインを確定し、第1DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第1DCIサブドメインのサイズaを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをaに更新する。第1通信ノードは、aが閾値M以上であるか否かを確定し、aが閾値M以上である場合、第1通信ノードは、第1DCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズをcに更新し、更に、cが閾値M以上であるか否かを比較し、cが閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定するステップに戻って実行し、cが閾値M以上である場合、第1通信ノードは、更に、第2DCIサブドメイン、第3DCIサブドメインの状態を共有指示に設定し、aが閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値M以上になるまで、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定し、第2DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第2DCIサブドメインのサイズbを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをa+bに更新するステップに戻って実行する。
【0129】
14個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値候補集合{M1,M2,……,Mi}(i=0、……、n、n≧0)を確定し、RRCシグナリングに従って閾値候補集合から閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を選択し、第2制御情報から第1DCIサブドメインを確定し、第1DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第1DCIサブドメインのサイズaを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをaに更新する。第1通信ノードは、aが閾値M以上であるか否かを確定し、aが閾値M以上である場合、第1通信ノードは、第1DCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズをcに更新し、更に、cが閾値M以上であるか否かを比較し、cが閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定するステップに戻って実行し、cが閾値M以上である場合、第1通信ノードは、更に、第2DCIサブドメイン、第3DCIサブドメインの状態を共有指示に設定し、aが閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値M以上になるまで、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定し、第2DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第2DCIサブドメインのサイズbを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをa+bに更新するステップに戻って実行する。
【0130】
15個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに基づいて閾値比重o(例えば、10%、15%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、80%等)を確定し、第2制御情報の基礎サイズおよび閾値比重に基づいて閾値Mを計算する。第2制御情報から第1DCIサブドメインを確定し、第1DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第1DCIサブドメインのサイズaを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをaに更新する。第1通信ノードは、aが閾値M以上であるか否かを確定し、aが閾値M以上である場合、第1通信ノードは、第1DCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズをcに更新し、更に、cが閾値M以上であるか否かを比較し、cが閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定するステップに戻って実行し、cが閾値M以上である場合、第1通信ノードは、更に、第2DCIサブドメイン、第3DCIサブドメインの状態を共有指示に設定し、aが閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値M以上になるまで、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定し、第2DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第2DCIサブドメインのサイズbを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをa+bに更新するステップに戻って実行する。
【0131】
16個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を確定し、第2制御情報から第1DCIサブドメインを確定し、第1DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第1DCIサブドメインのサイズaを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをaに更新する。第1通信ノードは、aが閾値M以上であるか否かを確定し、aが閾値M以上である場合、第1通信ノードは、第1DCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズをcに更新し、更に、cが閾値M以上であるか否かを比較し、cが閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定するステップに戻って実行し、cが閾値M以上である場合、第1通信ノードは、更に、現在のDCIサブドメイン(即ち、第1DCIサブドメイン)、第2DCIサブドメイン、および第3DCIサブドメインを破棄し、aが閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値M以上になるまで、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定し、第2DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第2DCIサブドメインのサイズbを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをa+bに更新するステップに戻って実行する。
【0132】
17個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値候補集合{M1,M2,……,Mi}(i=0、……、n、n≧0)を確定し、RRCシグナリングに従って閾値候補集合から閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を選択し、第2制御情報から第1DCIサブドメインを確定し、第1DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第1DCIサブドメインのサイズaを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをaに更新する。第1通信ノードは、aが閾値M以上であるか否かを確定し、aが閾値M以上である場合、第1通信ノードは、第1DCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズをcに更新し、更に、cが閾値M以上であるか否かを比較し、cが閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定するステップに戻って実行し、cが閾値M以上である場合、第1通信ノードは、更に、現在のDCIサブドメイン(即ち、第1DCIサブドメイン)、第2DCIサブドメイン、および第3DCIサブドメインを破棄し、aが閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値M以上になるまで、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定し、第2DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第2DCIサブドメインのサイズbを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをa+bに更新するステップに戻って実行する。
【0133】
18個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに基づいて閾値比重o(例えば、10%、15%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、80%等)を確定し、第2制御情報の基礎サイズおよび閾値比重に基づいて閾値Mを計算する。第2制御情報から第1DCIサブドメインを確定し、第1DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第1DCIサブドメインのサイズaを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをaに更新する。第1通信ノードは、aが閾値M以上であるか否かを確定し、aが閾値M以上である場合、第1通信ノードは、第1DCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズをcに更新し、更に、cが閾値M以上であるか否かを比較し、cが閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定するステップに戻って実行し、cが閾値M以上である場合、第1通信ノードは、更に、現在のDCIサブドメイン(即ち、第1DCIサブドメイン)、第2DCIサブドメイン、および第3DCIサブドメインを破棄し、aが閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値M以上になるまで、第2制御情報から第2DCIサブドメインを確定し、第2DCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、第2DCIサブドメインのサイズbを計算し、第2制御情報の第1ビットサイズをa+bに更新するステップに戻って実行する。
【0134】
19個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和を確定する。第1通信ノードは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値M以上であるか否かを確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値M以上である場合、第1通信ノードは、残りのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも小さくなるまで、第3DCIサブドメイン-第2DCIサブドメイン-第1DCIサブドメインの順にDCIサブドメインを順次破棄し、好ましくは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、現在の全てのDCIサブドメインを保留する。
【0135】
20個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値候補集合{M1,M2,……,Mi}(i=0、……、n、n≧0)を確定し、RRCシグナリングに従って閾値候補集合から閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を選択し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和を確定する。第1通信ノードは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値M以上であるか否かを確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値M以上である場合、第1通信ノードは、残りのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも小さくなるまで、第3DCIサブドメイン-第2DCIサブドメイン-第1DCIサブドメインの順にDCIサブドメインを順次破棄し、好ましくは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、現在の全てのDCIサブドメインを保留する。
【0136】
21個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに基づいて閾値比重o(例えば、10%、15%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、80%等)を確定し、第2制御情報の基礎サイズおよび閾値比重に基づいて閾値Mを計算する。第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和を確定する。第1通信ノードは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値M以上であるか否かを確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値M以上である場合、第1通信ノードは、残りのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも小さくなるまで、第3DCIサブドメイン-第2DCIサブドメイン-第1DCIサブドメインの順にDCIサブドメインを順次破棄し、好ましくは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、現在の全てのDCIサブドメインを保留する。
【0137】
22個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和を確定する。第1通信ノードは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値M以上であるか否かを確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値M以上である場合、第1通信ノードは、更新後の全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも小さくなるまで、第3DCIサブドメイン-第2DCIサブドメイン-第1DCIサブドメインの順にDCIサブドメインの状態を共有指示に順次設定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を更新し(DCIサブドメインの状態を独立指示から共有指示に変更した後、サイズが約半分に縮小される)、好ましくは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、現在の全てのDCIサブドメインの状態を不変に保留する。
【0138】
23個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義に基づいて閾値候補集合{M1,M2,……,Mi}(i=0、……、n、n≧0)を確定し、RRCシグナリングに従って閾値候補集合から閾値M(例えば、84、85、90、100、108、109、150、192、193、200、216、217等)を選択し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和を確定する。第1通信ノードは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値M以上であるか否かを確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値M以上である場合、第1通信ノードは、更新後の全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも小さくなるまで、第3DCIサブドメイン-第2DCIサブドメイン-第1DCIサブドメインの順にDCIサブドメインの状態を共有指示に順次設定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を更新し(DCIサブドメインの状態を独立指示から共有指示に変更した後、サイズが約半分に縮小される)、好ましくは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、現在の全てのDCIサブドメインの状態を不変に保留する。
【0139】
24個目の例示的な実施形態において、第2制御情報が、第1DCIサブドメイン、第2DCIサブドメインおよび第3DCIサブドメインを含み、第1DCIサブドメインの優先度>第2DCIサブドメインの優先度>第3DCIサブドメインの優先度であると仮定する。すると、第1通信ノードは、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに基づいて閾値比重o(例えば、10%、15%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、80%等)を確定し、第2制御情報の基礎サイズおよび閾値比重に基づいて閾値Mを計算する。第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和を確定する。第1通信ノードは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値M以上であるか否かを確定し、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値M以上である場合、第1通信ノードは、更新後の全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも小さくなるまで、第3DCIサブドメイン-第2DCIサブドメイン-第1DCIサブドメインの順にDCIサブドメインの状態を共有指示に順次設定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を更新し(DCIサブドメインの状態を独立指示から共有指示に変更した後、サイズが約半分に縮小される)、好ましくは、第1DCIサブドメインと第2DCIサブドメインと第3DCIサブドメインとのサイズの和が閾値Mよりも小さい場合、第1通信ノードは、現在の全てのDCIサブドメインの状態を不変に保留する。
【0140】
図4は、一実施例に係る制御シグナリング取得方法のフローチャートを示し、図4に示すように、本実施例に係る方法は、第3通信ノード(例えば、アクセスネットワーク機器または端末機器)に適用され、該方法以下のステップを含む。
【0141】
S410において、第3通信ノードにより第3制御情報のスケジュールモードを確定し、スケジュールモードは、第3制御情報が1つのセルをスケジュールするモード、または第3制御情報が少なくとも2つのセルをスケジュールするモードを含む。
【0142】
一実施例において、第3制御情報はDCIであってもよく、DCIは、PCellまたはSCellに位置するPDCCHにより担持され、第3制御情報は、1つのセルをスケジュールしてもよいし、少なくとも2つのセルに位置するPDSCHまたはPUSCHをスケジュールしてもよい。
【0143】
一実施例において、第3通信ノードにより第3制御情報のスケジュールモードを確定する方法は、以下の2種の方法のいずれか1種を含んでもよい。
【0144】
方法1、第3通信ノードは、上位層シグナリングに従って第3制御情報のスケジュールモードを確定する。
【0145】
上位層シグナリングは、1bitのRRCシグナリングであってもよく、例えば、RRCシグナリングが0である場合、第3通信ノードが1つのセルをスケジュールするモードを表し、RRCシグナリングが1である場合、第3通信ノードが少なくとも2つのセルをスケジュールするモードを表す。
【0146】
方法2、第3通信ノードは、巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check、CRC)でスクランブルされた異なる無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Tempory Identity、RNTI)により、第3制御情報のスケジュールモードを確定する。
【0147】
例えば、CRCでスクランブルされたのがRNTI Aである場合、第3通信ノードが1つのセルをスケジュールするモードを表し、CRCでスクランブルされたのがRNTI Aではない場合、第3通信ノードが少なくとも2つのセルをスケジュールするモードを表す。
【0148】
本願は、RRCシグナリング指示に基づいてDCI指示情報を確定する方法を更に提供する。
【0149】
一実施例において、第1通信ノードは、DCIを第2通信ノードに送信し、DCIは、PCellまたはSCellに位置するPDCCHにより担持され、少なくとも2つのセルに位置するPDSCHまたはPUSCHをスケジュールすることに用いられる。DCIは、少なくとも1つのDCIサブドメインを含む。RRCシグナリング指示に基づいてDCI指示情報を確定する方法は、以下の2種の方法の少なくとも1つを少なくとも含む。
【0150】
方法1、2つの元のDCIサブドメインが2つのCCに指示した情報が一致するか否かを判断するための1bitのRRCシグナリングを導入し、第1CCの情報Aおよび情報Bを指示するための新しいDCIサブドメインを導入し、1bitに設定する。例えば、RRCシグナリングが0である場合、2つのCCの情報が一致することを表し、1である場合、2つのCCの情報が一致しないことを表し、新しいDCIサブドメインが0である場合、指示情報Aを表し、1である場合、指示情報Bを表す。その設定表は、表1に示すとおりであってもよい。
【0151】
【表1】
【0152】
方法2、2n個の元のDCIサブドメインが2つのCCに指示した情報が一致するか否かを判断するためのn bitのRRCシグナリング(n≧1)を導入し、第1CCの情報Aiおよび情報Bi(i=1、……、n)を指示するための新しいDCIサブドメインを導入し、n bitに設定する。例えば、RRCシグナリングが0である場合、2つのCCの情報が一致することを表し、1である場合、2つのCCの情報が一致しないことを表し、新しいDCIサブドメインのi個目のビットが0である場合、指示情報Ai表し、1である場合、指示情報Biを表す。その設定表は、表2に示すとおりであってもよい。
【0153】
【表2】
【0154】
本願は、DCIのサイズを確定する方法を更に提供する。
【0155】
一実施例において、第1通信ノードは、DCIを第2通信ノードに送信し、DCIは、PCellまたはSCellに位置するPDCCHにより担持され、少なくとも2つのセルに位置するPDSCHまたはPUSCHをスケジュールすることに用いられる。DCIは、少なくとも1つのDCIサブドメインを含む。DCIサブドメインは、1つのセルの情報を独立指示するか、または複数のセルの情報を共有指示する。
【0156】
第1通信ノードにより、あるDCIサブドメインが複数のセルの情報を共有指示すると確定した場合、該DCIサブドメインのサイズを確定する方法は、以下の2種の方法の少なくとも1つを少なくとも含む。
【0157】
方法1、プロトコルの事前定義に基づき、共有指示されたDCIサブドメインのサイズが、各セルに対応する該DCIサブドメインのサイズの最大値であると確定する。
【0158】
方法2、プロトコルの事前定義に基づき、共有指示されたDCIサブドメインのサイズが、各セルに対応する該DCIサブドメインのサイズの最小値であると確定する。
【0159】
第1通信ノードにより、あるDCIが複数のセルの情報を共有指示すると確定した場合、該DCIのサイズを確定する方法は、以下の2種の方法の少なくとも1つを少なくとも含む。
【0160】
方法1、プロトコルの事前定義に基づき、共有指示されたDCIのサイズが、各セルに対応する該DCIのサイズの最大値であると確定する。
【0161】
方法2、プロトコルの事前定義に基づき、共有指示されたDCIのサイズが、各セルに対応する該DCIのサイズの最小値と確定する。
【0162】
本願は、2つのセルでリソースを共同指示する方法を更に提供する。
【0163】
一実施例において、2つのセルは、2つのCCでデータの送信を担持し、2つのCCは、一方をPCCと記し、他方をSCCと記す。共同指示方法において、リソーススケジュール情報は、スケジュールされた第2通信ノードにPCCの帯域幅パートBWPにおける1つの連続的に割り当てられたリソースグループとSCCの帯域幅パートBWPにおける1つの連続的に割り当てられたリソースグループとの組み合わせを指示し、リソースグループは、1つまたは複数のリソースブロック(Resource Block、RB)である。2つの連続的に割り当てられたリソースブロックの組み合わせは、リソース指示値(Resource Indication Value、RIV)により指示され、RIVは、指示値RIVとRIVによって共同で確定される。
【0164】
【0165】
【0166】
【0167】
【0168】
RIVは、指示値RIVとRIVとによって共同で確定され、RIVの確定方法は、以下の4種の方法の少なくとも1つを少なくとも含む。
【0169】
【0170】
【0171】
方法3、RIVを横軸とし、RIVを縦軸とし、RIV=(RIV,RIV)であり、RIVは、RIVとRIVとによって共同で確定された2次元座標値であり、該座標値は、PCCの帯域幅パートBWPにおける連続的に割り当てられたリソースブロックとSCCの帯域幅パートBWPにおける連続的に割り当てられたリソースブロックとの組み合わせに一意に対応する。
【0172】
方法4、RIVを横軸とし、RIVを縦軸とし、RIV=(RIV,RIV)であり、RIVは、RIVとRIVとによって共同で確定された2次元座標値であり、該座標値は、PCCの帯域幅パートBWPにおける連続的に割り当てられたリソースブロックとSCCの帯域幅パートBWPにおける連続的に割り当てられたリソースブロックとの組み合わせに一意に対応する。
【0173】
本願は、マルチセル周波数領域リソースのリソースブロックグループのグループ分け方法を更に提供する。
【0174】
一実施例において、複数のセルは、複数のCCでデータの送信を担持し、CCごとに、特定サイズのBWPを第1通信ノードにより設定するまたはプロトコルにより事前定義し、iはセルのインデックスであり、BWPは、1つまたは複数のRBで構成される。各BWPにおけるRBリソースは、リソースブロックグループ(Resource Block Group、RBG)によりグループ分けされた後、実際に占有されているRBGは、リソーススケジュール情報によりスケジュールされた第2通信ノードに指示される。RBGのグループ分けの確定方法は、以下の2種の方法の少なくとも1つを少なくとも含む。
【0175】
【0176】
【0177】
本願は、2つのセルでリソースを共同指示する方法を更に提供する。
【0178】
一実施例において、2つのセルは、2つのCCでデータの送信を担持し、2つのCCは、一方をPCCと記し、他方をSCCと記す。共同指示方法において、リソーススケジュール情報は、スケジュールされた第2通信ノードにPCCおよびSCCの帯域幅パートBWPおよびBWPにおける割り当てられたリソースグループを同時に指示する。BWPおよびBWPにおけるリソースグループは、プロトコルにより事前定義された表に基づいてRBGを分割し、それぞれのRBGの数nおよびnを取得し、各RBGは、1つまたは複数のRBで構成される。
【0179】
リソーススケジュール情報は、共通指示フィールド、PCC指示フィールド、SCC指示フィールドの少なくともの1つを含む。
【0180】
【0181】
【0182】
【0183】
【0184】
【0185】
【0186】
【0187】
【0188】
【0189】
本願は、マルチセルリソースのリソースブロックグループのグループ分け方法を更に提供する。
【0190】
一実施例において、複数のセルは、複数のCCでデータの送信を担持し、CCごとに、特定サイズのBWPを第1通信ノードにより設定するまたはプロトコルにより事前定義し、iはセルのインデックスであり、BWPは、1つまたは複数のRBで構成される。各BWPにおけるRBリソースは、RBGによりグループ分けされた後、実際に占有されているRBGは、リソーススケジュール情報によりスケジュールされた第2通信ノードに指示される。RBGのグループ分けの確定方法は、以下の3種の方法の少なくとも1つを少なくとも含む。
【0191】
方法1、各BWP(bandwidth part)は、プロトコルにより事前定義されたRBGのグループ分け表に基づいてグループ分けを独立して行い、RBGのグループ分け表におけるBWPのサイズはRBGのサイズに対応する。
【0192】
方法2、プロトコルによりBWP帯域幅とRBG粒度との関係を事前定義し、最も小さいRBG粒度を選択し、全てのセルは、このRBG粒度に基づいてRBGのグループ分けを行う。
【0193】
【0194】
本願は、マルチセルBWPカスケードRBGの統一的な番号を確定する方法を更に提供する。
【0195】
一実施例において、複数のセルは、複数のCCでデータの送信を担持し、CCごとに、特定サイズのBWPを第1通信ノードにより設定するまたはプロトコルにより事前定義してデータの送信を担持し、BWPは、少なくとも1つのRBを含み、BWPは、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングの設定に基づいて少なくとも1つのRBGに分割される。複数のセルのRBGの番号を統一的に付け、マルチセルBWPカスケードRBGの番号を確定する方法は、以下の2種の方法の少なくとも1つを少なくとも含む。
【0196】
方法1、プロトコルにより事前定義されたBWPとRBG粒度との対応関係に基づいて各セルのRBGを分割し、RBインデックスの傾向に従ってRBGに番号を付ける。更に、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに基づいて各セルのインデックスを設定し、セルのインデックスの昇順または降順に従って各セルのRBGをカスケードし、番号付けを改めて行う。
【0197】
例えば、セルAおよびセルBが存在し、セルAのインデックスが1で、セルBのインデックスが2であり、セルA内のBWPが3つのRBGに分割され、セルB内のBWPが2つのRBGに分割される場合、セルAおよびセルBは昇順にカスケードされた後、RBGを、統一的にRBG0、RBG1、RBG2、RBG3、RBG4に符号化し、RBG0-2はセルAに属し、RBG3-4はセルBに属する。
【0198】
方法2、プロトコルにより事前定義されたBWPとRBG粒度との対応関係に基づいて各セルのRBGを分割し、RBインデックスの傾向に従ってRBGに番号を付ける。プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに従って、セルを、1つのPcellと少なくとも1つのScellとに分割し、Scellごとに対応するインデックスを設定する。Scellのインデックスの昇順または降順に従って各ScellのRBGをカスケードし、更に、Scellのインデックスが最も小さいまたは最も大きいScellの後にPcellのRBGをカスケードし、カスケードしたRBGに番号を改めて付ける。
【0199】
例えば、セルA、セルBおよびセルCが存在し、セルAがPcellで、セルBおよびセルCがScellであり、インデックスがそれぞれ1、2であり、セルA内のBWPが3つのRBGに分割され、セルB内のBWPが2つのRBGに分割され、セルC内のBWPが2つのRBGに分割される場合、セルBおよびセルCは昇順にカスケードされ、Scellのインデックスが最も小さいScellでPcellをカスケードした後、RBGを、統一的にRBG0、RBG1、RBG2、RBG3、RBG4、RBG5、RBG6に符号化し、RBG0-2はセルAに属し、RBG3-4はセルBに属し、RBG5-6はセルCに属する。
【0200】
本願は、セル端のRBを処理する方法を更に提供する。
【0201】
一実施例において、セルは、特定サイズのBWPを第1通信ノードにより設定するまたはプロトコルにより事前定義してデータの送信を担持し、BWPに少なくとも1つのRBが含まれ、BWPは、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングの設定に基づいて少なくとも1つのRBGに分割される。BWPがRBG分割を行う時、セル端のRBの処理方法は、以下の5種の方法の少なくとも1つを少なくとも含む。
【0202】
【0203】
【0204】
【0205】
【0206】
【0207】
本願は、2つのセルでリソースを共同指示する方法を更に提供する。
【0208】
一実施例において、2つのセルは、2つのCCでデータの送信を担持し、2つのCCは、一方をPCCと記し、他方をSCCと記す。共同指示方法において、リソーススケジュール情報は、スケジュールされた第2通信ノードにPCCおよびSCCの帯域幅パートBWPおよびBWPにおける割り当てされたリソースを同時に指示する。スケジュール情報は、オフセット指示フィールドを含み、スケジュール情報の共通指示情報により指示されたRBまたはRBGの開始点を確認することに用いられ、オフセット指示フィールドでRBまたはRBGの共通指示開始点を確定する方法は、以下の3種の方法の少なくとも1つを少なくとも含む。
【0209】
方法1、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに基づいてN個のオフセット値候補値を設定し、0、……、n-1個のオフセットインデックスに対応する。プロトコルにより、デフォルトで2つのセルのRBGまたはRBのインデックス開始点が揃えられ、共通指示開始点は、オフセット値の後の対応する1つ目のRBまたはRBGである。オフセット指示フィールドは、オフセットインデックスの値を直接指示し、対応するオフセット値を確定し、更に共通指示開始点を確定する。
【0210】
方法2、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに基づいてオフセット値を直接設定する。プロトコルにより、デフォルトで2つのセルのRBGまたはRBのインデックス開始点が揃えられ、共通指示開始点は、オフセット値の後の対応する1つ目のRBまたはRBGである。
【0211】
方法3、プロトコルにより、デフォルトで2つのセルのRBGまたはRBのインデックス開始点が揃えられ、共通指示開始点は、オフセット値の後の対応する1つ目のRBまたはRBGである。オフセット指示フィールドは、オフセット値を直接指示し、更に共通指示開始点を確定する。
【0212】
本願は、2つのセルでリソース割り当てを指示する方法を更に提供する。
【0213】
一実施例において、2つのセルは、2つのCCでデータの送信を担持し、2つのCCは、一方をPCCと記し、他方をSCCと記す。共同指示において、リソーススケジュール情報は、スケジュールされた第2通信ノードにPCCおよびSCCの帯域幅パートBWPおよびBWPにおける割り当てられたリソースを同時に指示する。スケジュール情報は、PCCのみを指示するための指示フィールドおよびSCCのみを指示するための指示フィールドを含み、且つ、2つのフィールドのオーバーヘッドはNに固定される。PCC指示フィールドおよびSCC指示フィールドの指示リソースの確定方法は、以下の2種の方法の少なくとも1つを少なくとも含む。
【0214】
【0215】
【0216】
図5は、一実施例に係る制御シグナリング伝送装置の構造模式図であり、該装置は、アクセスネットワーク機器に構成でき、図5に示すように、通信モジュール10を備える。
【0217】
通信モジュール10は、第1制御情報を第2通信ノードに送信するように構成され、第1制御情報に少なくとも1つの下りリンク制御情報DCIサブドメインが含まれ、少なくとも1つのDCIサブドメインに優先度情報が含まれる。
【0218】
本実施例に係る制御シグナリング伝送装置は、図1に示す実施例の制御シグナリング伝送方法を実現することができ、本実施例に係る制御シグナリング伝送装置の実現原理および技術的効果は上記実施例に類似し、ここで説明を省略する。
【0219】
一実施例において、少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものであり、または、
少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、第1通信ノードにより無線リソース制御RRCシグナリングに基づいて設定したものであり、または、
同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、該機能グループの優先度情報に基づいて確定され、該機能グループの優先度情報は、第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものであり、または、
同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、該機能グループの優先度情報に基づいて確定され、該機能グループの優先度情報は、第1通信ノードによりRRCシグナリングに基づいて設定したものであり、または、
同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、第1通信ノードによりRRCシグナリングに基づいて設定したものであり、該機能グループの優先度情報は、第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものである。
【0220】
一実施例において、優先度情報が設定されていないDCIサブドメインの優先度は最も高く、または、
優先度情報が設定されていないDCIサブドメインの優先度は最も低い。
【0221】
図6は、一実施例に係る別の制御シグナリング伝送装置の構造模式図であり、該装置は、端末機器に構成でき、図6に示すように、通信モジュール20を備える。
【0222】
通信モジュール20は、第1通信ノードから送信された第1制御情報を受信するように構成され、第1制御情報に少なくとも1つの下りリンク制御情報DCIサブドメインが含まれ、少なくとも1つのDCIサブドメインに優先度情報が含まれる。
【0223】
本実施例に係る制御シグナリング伝送装置は、図2に示す実施例の制御シグナリング伝送方法を実現することができ、本実施例に係る制御シグナリング伝送装置の実現原理および技術的効果は上記実施例に類似し、ここで説明を省略する。
【0224】
一実施例において、少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものであり、または、
少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、第1通信ノードにより無線リソース制御RRCシグナリングに基づいて設定したものであり、または、
同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、該機能グループの優先度情報に基づいて確定され、該機能グループの優先度情報は、第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものであり、または、
同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、該機能グループの優先度情報に基づいて確定され、該機能グループの優先度情報は、第1通信ノードによりRRCシグナリングに基づいて設定したものであり、または、
同じ機能グループ内に位置する少なくとも1つのDCIサブドメインの優先度情報は、第1通信ノードによりRRCシグナリングに基づいて設定したものであり、該機能グループの優先度情報は、第1通信ノードによりプロトコルの事前定義に基づいて確定したものである。
【0225】
一実施例において、優先度情報が設定されていないDCIサブドメインの優先度は最も高く、または、
優先度情報が設定されていないDCIサブドメインの優先度は最も低い。
【0226】
図7は、一実施例に係る更なる制御シグナリング伝送装置の構造模式図であり、該装置は、アクセスネットワーク機器に構成でき、図7に示すように、処理モジュール30および通信モジュール31を備える。
【0227】
処理モジュール30は、閾値を確定し、閾値に基づき、少なくとも1つの下りリンク制御情報DCIサブドメインが含まれている第2制御情報を確定するように構成される。
【0228】
通信モジュール31は、第2制御情報を第2通信ノードに送信するように構成される。
【0229】
本実施例に係る制御シグナリング伝送装置は、図3に示す実施例の制御シグナリング伝送方法を実現でき、本実施例に係る制御シグナリング伝送装置の実現原理および技術的効果は上記実施例に類似し、ここで説明を省略する。
【0230】
一実施例において、処理モジュール30は、プロトコルの事前定義に基づいて閾値を確定し、または、プロトコルの事前定義に基づいて閾値候補集合を確定し、無線リソース制御RRCシグナリングに従って閾値候補集合から閾値を選択し、または、プロトコルの事前定義またはRRCシグナリングに基づいて閾値比重を確定し、第2制御情報の基礎サイズおよび閾値比重に基づいて閾値を計算するように構成される。
【0231】
一実施例において、処理モジュール30は、第2制御情報から、現在の残りのDCIサブドメインのうちの優先度が最も高いDCIサブドメインであるターゲットDCIサブドメインを取得し、ターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、ターゲットDCIサブドメインのサイズを計算し、ターゲットDCIサブドメインのサイズに基づいて第2制御情報の第1ビットサイズを更新し、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きいか否かを確定し、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きい場合、ターゲットDCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズを更新し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以下である場合、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップに戻って実行し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きい場合、残りのDCIサブドメインの状態を共有指示に設定し、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以下である場合、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きくなるまで、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップに戻って実行するように構成される。
【0232】
一実施例において、処理モジュール30は、第2制御情報から、現在の残りのDCIサブドメインのうちの優先度が最も高いDCIサブドメインであるターゲットDCIサブドメインを取得し、ターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、ターゲットDCIサブドメインのサイズを計算し、ターゲットDCIサブドメインのサイズに基づいて第2制御情報の第1ビットサイズを更新し、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上であるか否かを確定し、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上である場合、ターゲットDCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズを更新し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも小さい場合、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップに戻って実行し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上である場合、残りのDCIサブドメインの状態を共有指示に設定し、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも小さい場合、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上になるまで、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップに戻って実行するように構成される。
【0233】
一実施例において、処理モジュール30は、第2制御情報から、現在の残りのDCIサブドメインのうちの優先度が最も高いDCIサブドメインであるターゲットDCIサブドメインを取得し、ターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、ターゲットDCIサブドメインのサイズを計算し、ターゲットDCIサブドメインのサイズに基づいて第2制御情報の第1ビットサイズを更新し、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きいか否かを確定し、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きい場合、ターゲットDCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズを更新し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以下である場合、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップに戻って実行し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きい場合、現在のDCIサブドメインおよび残りのDCIサブドメインを破棄し、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以下である場合、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも大きくなるまで、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップに戻って実行するように構成される。
【0234】
一実施例において、処理モジュール30は、第2制御情報から、現在の残りのDCIサブドメインのうちの優先度が最も高いDCIサブドメインであるターゲットDCIサブドメインを取得し、ターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定し、ターゲットDCIサブドメインのサイズを計算し、ターゲットDCIサブドメインのサイズに基づいて第2制御情報の第1ビットサイズを更新し、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上であるか否かを確定し、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上である場合、ターゲットDCIサブドメインの状態を共有指示に修正し、第2制御情報の第1ビットサイズを更新し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも小さい場合、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップに戻って実行し、更新後の第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上である場合、現在のDCIサブドメインおよび残りのDCIサブドメインを破棄し、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値よりも小さい場合、第2制御情報の第1ビットサイズが閾値以上になるまで、次のターゲットDCIサブドメインを取得し、次のターゲットDCIサブドメインの状態を独立指示に設定することを実行するステップに戻って実行するように構成される。
【0235】
一実施例において、処理モジュール30は、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定し、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも大きいか否かを確定し、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも大きい場合、残りのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以下になるまで、優先度順位に従って優先度が低いDCIサブドメインを破棄するように構成される。
【0236】
一実施例において、処理モジュール30は、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定し、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以上であるか否かを確定し、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以上である場合、残りのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも小さくなるまで、優先度順位に従って優先度が低いDCIサブドメインを破棄するように構成される。
【0237】
一実施例において、処理モジュール30は、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定し、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも大きいか否かを確定し、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも大きい場合、更新後の全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以下になるまで、優先度順位に従って優先度が低いDCIサブドメインの状態を共有指示に設定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を更新するように構成される。
【0238】
一実施例において、処理モジュール30は、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定し、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以上であるか否かを確定し、第2制御情報における全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値以上である場合、更新後の全てのDCIサブドメインのサイズの和が閾値よりも小さくなるまで、優先度順位に従って優先度が低いDCIサブドメインの状態を共有指示に設定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を更新するように構成される。
【0239】
一実施例において、処理モジュール30は、プロトコルの事前定義に基づいて全てのDCIサブドメインの状態が独立指示であると確定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定し、または、プロトコルの事前定義に基づいて全てのDCIサブドメインの状態が共有指示であると確定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定し、または、プロトコルの事前定義に基づいて少なくとも1つのDCIサブドメインの状態が独立指示で、残りのDCIサブドメインの状態が共有指示であると確定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定し、または、上位層シグナリングに基づいて少なくとも1つのDCIサブドメインの状態が独立指示で、残りのDCIサブドメインの状態が共有指示であると確定し、全てのDCIサブドメインのサイズの和を確定するように構成される。
【0240】
図8は、一実施例に係る制御シグナリング取得装置の構造模式図であり、該装置は、アクセスネットワーク機器または端末機器に構成でき、図8に示すように、処理モジュール40を備える。
【0241】
処理モジュール40は、第3制御情報のスケジュールモードを確定するように構成され、スケジュールモードは、第3制御情報が1つのセルをスケジュールするモード、または第3制御情報が少なくとも2つのセルをスケジュールするモードを含む。
【0242】
本実施例に係る制御シグナリング取得装置は、図4に示す実施例の制御シグナリング取得方法を実現することができ、本実施例に係る制御シグナリング取得装置の実現原理および技術的効果は上記実施例に類似し、ここで説明を省略する。
【0243】
一実施例において、処理モジュール40は、上位層シグナリングに従って第3制御情報のスケジュールモードを確定し、または、巡回冗長検査CRCでスクランブルされた異なる無線ネットワーク一時識別子RNTIに従って、第3制御情報のスケジュールモードを確定するように構成される。
【0244】
本願の実施例は、プロセッサを備える機器を更に提供し、プロセッサは、コンピュータプログラムを実行すると、本願のいずれかの実施例に係る方法を実現することに用いられる。具体的には、該機器は、本願のいずれかの実施例に係るアクセスポイント機器であってもよいし、本願のいずれかの実施例に係る端末機器であってもよく、本願は、これについて具体的に限定しない。
【0245】
例示的には、以下の実施例は、機器が基地局およびUEである構造模式図を提供する。
【0246】
図9は、一実施例に係る基地局の構造模式図を示し、図9に示すように、該基地局は、プロセッサ60、メモリ61および通信インタフェース62を備え、基地局におけるプロセッサ60の数は1つまたは複数であってもよく、図9において、1つのプロセッサ60を例とし、基地局におけるプロセッサ60、メモリ61、通信インタフェース62は、バスまたは他の方式で接続することができ、図9において、バスを介して接続することを例とする。バスは、いくつかのバス構造のうちの1種または複数種を表し、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、AGP(Accelerated Graphics Port)、プロセッサまたは複数のバス構造のいずれかを使用したローカルバスを含む。
【0247】
メモリ61は、コンピュータ可読記憶媒体として、ソフトウェアプログラム、コンピュータ実行可能プログラムおよびモジュール、例えば、本願のいずれかの実施例の機器に対応するプログラム命令/モジュールを記憶するために使用できる。プロセッサ60は、メモリ61に記憶された非一時的なソフトウェアプログラム、命令およびモジュールを実行することにより、基地局の少なくとも1つの機能アプリケーションおよびデータ処理を実行し、即ち、上記制御シグナリング伝送方法または制御シグナリング取得方法を実現する。
【0248】
メモリ61は、プログラム記憶エリアおよびデータ記憶エリアを備えてもよく、ここで、プログラム記憶エリアは、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶することができ、データ記憶エリアは、端末の使用に基づいて作成されたデータ等を記憶することができる。また、メモリ61は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリ、または他の不揮発性固体記憶デバイスのような不揮発性メモリを更に含んでもよい。いくつかの実施例において、メモリ61は、プロセッサ60に対してリモートに設けられたメモリを含むことが好ましく、これらのリモートメモリは、ネットワークを介して基地局に接続することができる。上記ネットワークの実例は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、移動体通信ネットワークおよびその組み合わせを含んでもよいが、それらに限定されない。
【0249】
通信インタフェース62は、データの送受信を行うように構成され得る。
【0250】
図10は、一実施例に係るUEの構造模式図を示し、UEは、複数の形式で実施することができ、本願におけるUEは、携帯電話機、スマートフォン、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレットコンピュータ(Portable Device、PAD)、ポータブルマルチメディアプレイヤー(Portable Media Player、PMP)、ナビゲーション装置、車載端末機器、車載表示端末、車載電子ミラー等のような移動端末機器、およびデジタルTV(television、TV)、デスクトップ型コンピュータ等のような固定端末機器を含んでもよいが、これらに限定されない。
【0251】
図10に示すように、UE 50は、無線通信ユニット51、音声/ビデオ(Audio/Video、A/V)入力ユニット52、ユーザ入力ユニット53、検知ユニット54、出力ユニット55、メモリ56、インタフェースユニット57、プロセッサ58和電源ユニット59等を含んでもよい。図10は、複数種のコンポーネントを備えるUEを示したが、全ての示されたコンポーネントを実施することが必要ではないことが理解されるべきである。代わりに、より多いまたはより少ないコンポーネントを実施してもよい。
【0252】
本実施例において、無線通信ユニット51は、UE 50と基地局またはネットワークとの間の無線通信を許容する。A/V入力ユニット52は、音声またはビデオ信号を受信するように構成される。ユーザ入力ユニット53は、ユーザが入力した命令に基づいてキー入力データを生成してUE 50の様々な操作を制御することができる。検知ユニット54は、UE 50の現在の状態、UE 50の位置、ユーザのUE 50に対するタッチ入力の有無、UE 50の向き、UE 50の加速または減速移動および方向等を検出し、且つ、UE 50の操作を制御するための命令または信号を生成する。インタフェースユニット57は、それを介して少なくとも1つの外部装置とUE 50とが接続できるインタフェースとして用いられる。出力ユニット55は、視覚、音声および/または触覚の方式で出力信号を提供するように構成される。メモリ56は、プロセッサ58により実行される処理および操作を制御するソフトウェアプログラム等を記憶してもよいし、既に出力したまたは出力しようとするデータを一時的に記憶してもよい。メモリ56は少なくとも1種の記憶媒体を含んでもよい。更に、UE 50は、ネットワークを介して接続されてメモリ56の記憶機能を実行するネットワーク記憶装置と連携することができる。プロセッサ58は、通常、UE 50の全体的な操作を制御する。電源ユニット59は、プロセッサ58の制御で外部電力または内部電力を受信し、且つ、様々な構成要素およびコンポーネントの操作に必要な適当な電力を提供する。
【0253】
プロセッサ58は、メモリ56に記憶されたプログラムを実行することにより、少なくとも1つの機能アプリケーションおよびデータ処理を実行し、例えば、上記方法の実施例に係る方法を実現する。
【0254】
本願の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体を更に提供し、該コンピュータプログラムは、プロセッサにより実行されると、本願のいずれかの実施例に係る方法を実現する。
【0255】
本願の実施例のコンピュータ記憶媒体は、1つまたは複数のコンピュータ可読媒体の任意の組み合わせを採用することができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体であってもよいし、コンピュータ可読記憶媒体であってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気の、磁気の、光の、電磁気の、赤外線の、または半導体のシステム、装置またはデバイス、あるいは以上の任意の組み合わせであってもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体(網羅的ではないリスト)は、1つまたは複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(erasable programmable Read-Only Memory、EPROM)、フラッシュメモリ、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、または上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。本願において、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスに使用され得る、または命令実行システム、装置またはデバイスと合わせて使用され得るプログラムを含有または記憶する任意の有形的な媒体であってもよい。
【0256】
コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドでまたは搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、データ信号にコンピュータ可読プログラムコードが担持されている。このような伝搬されるデータ信号は、様々な形式を採用することができ、電磁信号、光信号または上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置またはデバイスに使用される、または命令実行システム、装置またはデバイスと合わせて使用されるプログラムを送信、伝搬または伝送することができる。
【0257】
コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適当な媒体で伝送でき、無線、電線、無線周波数(Radio Frequency、RF)等、または上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよいが、これらに限定されない。
【0258】
1種または複数種のプログラミング言語または複数のプログラミング言語の組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを記述することができ、プログラミング言語は、オブジェクト指向プログラミング言語(例えば、Java(登録商標)、Smalltalk、C++、Ruby、Go)を含み、通常の手続型プログラミング言語(例えば、「C」言語または類似するプログラミング言語)を更に含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで部分的にリモートコンピュータで実行されてもよいし、完全にリモートコンピュータまたはサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、任意の種類のネットワーク(ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LAN)またはワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、WAN)を含む)を介してユーザのコンピュータに接続することができ、または、外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)に接続することができる。
【0259】
当業者であれば、ユーザ端末という用語は、任意の適当なタイプの無線ユーザ機器を含み、例えば、携帯電話機、携帯型データ処理装置、携帯型ネットワークブラウザまたは車載移動局を含むことを理解すべきである。
【0260】
一般的には、本願の様々な実施例は、ハードウェアまたは特定用途向け回路、ソフトウェア、論理またはその任意の組み合わせで実現できる。例えば、一部の態様はハードウェアで実現でき、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサまたは他の計算装置により実行可能なファームウェアまたはソフトウェアで実現でき、本願はこれらに限定されない。
【0261】
本願の実施例は、移動装置のデータプロセッサによりコンピュータプログラム命令を実行することで実現でき、例えば、プロセッサのエンティティにおいて、ハードウェアにより、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより実現できる。コンピュータプログラム命令は、アセンブリ命令、命令セットアーキテクチャ(Instruction Set Architecture、ISA)命令、機械命令、機械関連命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、または1種または複数種のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはターゲットコードであってもよい。
【0262】
本願の図における任意の論理フローのブロック図は、プログラムステップを表してもよいし、互いに接続された論理回路、モジュールおよび機能を表してもよいし、プログラムステップと論理回路、モジュールおよび機能との組み合わせを表してもよい。コンピュータプログラムはメモリに記憶されてもよい。メモリは、ローカルな技術環境に適した任意のタイプを有することができ、且つ、任意の適当なデータ記憶技術で実現できる。例えば、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、光記憶デバイスおよびシステム(デジタル多機能ディスク(Digital Video Disc、DVD)または光ディスク(Compact Disc、CD))等を含んでもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読媒体は、非一時的な記憶媒体を含んでもよい。データプロセッサは、ローカルな技術環境に適した任意のタイプであってもよく、例えば、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブル論理デバイス(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサであってもよいが、これらに限定されない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10