IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ パンドウィット・コーポレーションの特許一覧

特許7524163現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ
<>
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図1
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図2
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図3
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図4
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図5
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図6
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図7
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図8
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図9
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図10
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図11
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図12
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図13
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図14
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図15
  • 特許-現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ 図16
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-19
(45)【発行日】2024-07-29
(54)【発明の名称】現場で終端接続可能なシングルペアイーサネットコネクタ
(51)【国際特許分類】
   H01R 13/58 20060101AFI20240722BHJP
   H01R 13/652 20060101ALI20240722BHJP
   H01R 4/2429 20180101ALI20240722BHJP
   H01R 4/2433 20180101ALI20240722BHJP
【FI】
H01R13/58
H01R13/652
H01R4/2429
H01R4/2433
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2021512376
(86)(22)【出願日】2019-09-05
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-01-12
(86)【国際出願番号】 US2019049764
(87)【国際公開番号】W WO2020051340
(87)【国際公開日】2020-03-12
【審査請求日】2022-08-12
(31)【優先権主張番号】62/727,189
(32)【優先日】2018-09-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】507202736
【氏名又は名称】パンドウィット・コーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ベンジャミン・エス・ノヴァク
(72)【発明者】
【氏名】サティシュ・アイ・パテル
(72)【発明者】
【氏名】ショーン・ダブリュー・レンズ
【審査官】松原 陽介
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-228735(JP,A)
【文献】特表2013-543646(JP,A)
【文献】米国特許第02673968(US,A)
【文献】特開平11-339891(JP,A)
【文献】米国特許第06702617(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R 13/56-13/58
H01R 13/652,13/6592
H01R 4/2429
H01R 4/2433
H01R 24/64
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信コネクタであって、
開口部を有する外側筐体と、
前記外側筐体を少なくとも部分的に封じ込めるシールドラップと、
前記外側筐体の前記開口部の中に挿入されるように構成されたコンタクトキャリヤアセンブリであって、前記コンタクトキャリヤアセンブリは、それぞれが圧接接点(IDC)を有する少なくとも2つの接点部材を少なくとも部分的に封じ込め、さらに前記コンタクトキャリヤアセンブリは、ヒンジ機構を利用してケーブルのケーブル導体をそのそれぞれのIDCの中に押圧する一体型ワイヤキャップを有する、前記コンタクトキャリヤアセンブリと
を備え、
前記コンタクトキャリヤアセンブリは、前記コンタクトキャリヤアセンブリが前記外側筐体に挿入されると、前記一体型ワイヤキャップに前記ケーブル導体に下方の力を提供させるように構成されたランプ機構を有し、該ランプ機構は、前記一体型ワイヤキャップの幅方向全体に亘って形成されている、通信コネクタ。
【請求項2】
前記外側筐体は、前記シールドラップ上の少なくとも1つのタブが前記ケーブル上の接地ワイヤに接触できるようにする少なくとも1つのシールドタブリリーフを有する、請求項1に記載の通信コネクタ。
【請求項3】
前記接点は等しい長さである、請求項1に記載の通信コネクタ。
【請求項4】
前記コンタクトキャリヤアセンブリは、ユーザーが前記コンタクトキャリヤアセンブリを前記外側筐体の中に挿入するのを支援するように構成された、後部に向かって位置付けられたカラーを有する、請求項1に記載の通信コネクタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、その全体を参照することによりその主題が本明細書に組み込まれる、2019年9月5日に出願された米国仮特許出願第62/727,189号に対する優先権を主張する。
【0002】
本発明は、電気的導通を確立するだけではなく、ケーブルにストレインリリーフも提供するコネクタにシングルペアイーサネットケーブルを終端接続する手段である。また、本発明は、コネクタの電気的性能を改善するためにシールド特徴も組み込む。
【背景技術】
【0003】
銅コネクタは、セキュリティカメラ及び温度調節器装置などの遠隔装置にデータを送信する必要がある用途での使用のためだけではなく、所与の領域でデータチャネルのより高い密度を達成しようとしてますますコンパクトになりつつある。これらのコンパクトなコネクタは、一般的に、簡単な手動ツールを使用し、現場でケーブルに設置可能であることが求められている。通常、イーサネットデータ接続の場合、相互接続としてRJ45ジャックを使用し、4ペアケーブル解決策が配備されるであろう。しかしながら、セキュリティカメラ及び他のスマートビルディングデバイスなどであるが、これに限定されるものではない低帯域幅の用途には、Cat 6aの全帯域幅は必要ではない。この場合、材料費を節約し、構造化配線システムによって使用される空間の量も低減するシングルツイストペア配線解決策を配備できる。銅メディアを使用するイーサネット帯域幅の最近の進展により、データスループットは大部分のスマートデバイスにとって十分になる。現場で終端接続可能な設計は、設置者がカスタム配線構造を構築することを可能にし、エンドユーザーの用途に必要な量のケーブルだけを使用することによって利点を提供する。このカスタマイズによって、追加のケーブル敷設管理技術の必要性は排除され、これにより構造化配線システムを配備する現場技術者の時間及び資源が節約される。
【0004】
産業及びビル自動化の用途では、電力及び非常に低帯域幅のデータ伝送を実現させるために、長くシングルペアケーブルシステムを使用してきた。このケーブルの典型的な配備は、ネジ式端子台に終端接続されるであろう。本書で提案するシングルペアコネクタは、今日、使用され、IEEE 802.3cg規格によって支援されているのと同じ要件を達成するために低コストのデータ及び電源供給システムを配備する標準化された方法を提供する。シングルツイストペア銅解決策は、イーサネットデータ伝送の業界の知識、及びPOE(パワーオーバーイーサネット)を利用して、信頼性が高く堅牢な解決策を達成する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
必要とされているのは、複雑で高価なツールなしに設置者によって迅速にかつ容易に終端接続されるだけではなく、製造が簡略かつ安価である小さいフォームファクタに適合させることができる終端接続設計である。設計は、多様なゲージの遮蔽ケーブルと非遮蔽ケーブルの両方に対応する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
通信コネクタは、開口部を有する外側筐体と、外側筐体を少なくとも部分的に封じ込めるシールドラップと、外側筐体の開口部に関与するように構成されたコンタクトキャリヤアセンブリとを有する。コンタクトキャリヤアセンブリは、それぞれが圧接接点(IDC)を有する少なくとも2つの接点を少なくとも部分的に封じ込める。また、コンタクトキャリヤアセンブリは、ヒンジ機構を利用してケーブルのケーブル導体をそのそれぞれのIDCの中に押し込む一体型のワイヤキャップも有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】カプラで接合した2つのシングルペアイーサネットコネクタの等角図を示す。
図2】シングルペアイーサネットコネクタの等角図を示す。
図3図2のシングルペアイーサネットコネクタの分解等角図である。
図4】ケーブルのない図2のシングルペアイーサネットコネクタの等角図である。
図5】請求項2に記載のシングルペアイーサネットコネクタのシールドラップの等角図である。
図6図2のシングルペアイーサネットコネクタのコンタクトキャリヤアセンブリの等角図である。
図7図6のコンタクトキャリヤアセンブリの側面図である。
図8】コンタクトキャリヤアセンブリへのケーブルの終端接続を示す、図2のシングルペアイーサネットコネクタの等角図である。
図9】ケーブルが終端接続されたコンタクトキャリヤアセンブリの外側筐体の中への挿入を示す、図2のシングルペアイーサネットコネクタの等角図である。
図10】ラッチがコンタクトキャリヤアセンブリを外側筐体の中にどのように係止するのかを強調する、請求項2に記載のシングルペアイーサネットコネクタの側面底面図である。
図11】ストレインリリーフのために追加されたノッチ特徴を有する代替のコンタクトキャリヤアセンブリを備えたシングルペアイーサネットコネクタの分解等角図である。
図12】シングルペアイーサネットコネクタの第1の代替実施形態の分解等角図である。
図13】ケーブルがワイヤキャップの中にどのように挿入されるのかを強調する図12のシングルペアイーサネットコネクタの等角図である。
図14】ワイヤキャップの外側筐体及び接点保持器の中への挿入を示す、図12のシングルペアイーサネットコネクタの等角図である。
図15】完全に挿入されたワイヤキャップを示す図12のシングルペアイーサネットコネクタの等角図である。
図16】シングルペアイーサネットコネクタの第2の代替実施形態の分解等角図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、カプラ8によって接合された2つのシングルペアイーサネットコネクタ10を有する通信チャネル6を示す。カプラが示されているが、シングルペアイーサネットコネクタは、パッチパネル、ウォールジャック、イーサネットスイッチ、ルータ、サーバ、及びパワーオーバーイーサネットデバイスを含むが、これに限定されるものではない能動素子または受動素子とともに使用できる。通信チャネル6は、キャビネット、ラック、ゾーンエンクロージャ、及び他のそのような基部構造の中に位置付けることができる。
【0009】
図2及び図3は、外側筐体12と、シールドラップ18と、コンタクトキャリヤアセンブリ22とを有するシングルペアイーサネットコネクタ10を示す。
【0010】
外側筐体12は図4に示される。外側筐体12は、コンタクトキャリヤを封じ込める終端接続領域14を有する。終端接続領域は、シールドラップが接地のためにケーブル遮蔽に接触できるようにするためのシールドタブリリーフ16を有する場合がある。
【0011】
シールドラップ18は図5に示される。シールドラップは、外側筐体の終端接続領域を封じ込め、隣接するコネクタからのエイリアンクロストークの影響を低減するために金属から製造される。シールドラップは、シングルペアイーサネットケーブルのシールドスクリーンに接触するように設計された接地タブ20を特徴とする。長穴21は、コンタクトキャリヤ内のラッチと係合してキャリヤをコネクタ筐体の中にロックする。
【0012】
コンタクトキャリヤアセンブリ22の分解図は、図6に示される。キャリヤアセンブリは、2つの銅接点26を適所に保持する成形されたプラスチック本体24から構成される。チャネル27は、シングルペアケーブルの導体をキャリヤの終端接続領域に位置付けるのに役立つ。接点26は、同様に外部のノイズ源から不要な結合を拒絶するのに役立つ最強の差動結合を確立するように配置される。強結合は、IEEE規格及びTIA規格に定義される反射減衰量特性に準拠するように設計される。接点26の配置は、接触面が並んでまたは上から下へのどちらかで重なり合う並行ランを含むが、これに限定されるものではない。当業者は、金属表面領域が並行して重なり合うことにより、最強の電場相互作用が生じることを理解する。また、キャリヤアセンブリは、リブ30を使用してシングルペアケーブル外被の外側外被の上を把持するように設計されたストレインリリーフ特徴28も有する。これにより、ケーブルがコネクタから分離され、接点終端接続領域の中から引き出されるのを防ぐ。コンタクトキャリヤは、ヒンジ機構34を使用してワイヤキャップが下方に枢動し、ケーブル導体に圧力を印加して、ケーブル導体をそのそれぞれの圧接接点36の中に駆動して、電気的導通を確立することを可能にする一体型のワイヤキャップ32を有する。ランプ機構38は、キャリヤアセンブリが外側筐体12の中に押し込まれるにつれ、ワイヤキャップの上に力を下方に印加する。ワイヤキャップ32は、キャリヤアセンブリが外側筐体終端接続領域14の中に挿入されるにつれてケーブル外被の上部を把持するために本体24に類似したストレインリリーフリブ30を有する。
【0013】
図7は、シールドラップ18の長穴21と係合してキャリヤをコネクタ筐体の中にロックするラッチ40を有するコンタクトキャリヤ22の下面を示す。
【0014】
図8図10は、シングルペアケーブル42の上にコネクタを終端接続するための手順を示す。終端接続の第1のステップは図8に示される。ケーブル42の外側外被は剥がされ、シールドスクリーン44はケーブルの外径に沿って引き戻される。導体46は、所定の長さにトリミングされ、キャリヤ本体24のチャネル27に配置される。ワイヤキャップ32は、次いでヒンジ機構34の回りで導体46の上に下方に枢動され、導体を圧接接点36の中に駆動し、電気的導通を確立する。同時に、ワイヤキャップ32のリブ30は、外側ケーブル外被の上を把持する。
【0015】
ワイヤキャップ32が下方に枢動され、圧接接点がケーブル導体絶縁体を貫通すると、図9に示すように、コンタクトキャリヤアセンブリ22はコネクタ外側筐体12の後部に挿入される。キャリヤアセンブリ22が設置されると、ランプ機構38がワイヤキャップ32の上に下方に力を印加して、ケーブル導体が圧接接点の中に完全に押圧されることを確実にする。ケーブルシールドスクリーン44は、コンタクトキャリヤアセンブリ22の側面に沿って露出しており、シールドラップ18のタブ20と接触することを可能にする。タブ20及びケーブルシールドスクリーン44の接続によって、配線システムに沿った接地の導通性が提供されて、差動信号の共通モード信号への不要な変換を排除する。カラー86は、コンタクトキャリヤアセンブリの外側筐体への挿入を支援できる。当業者は、接地基準のいかなる不連続性または相違も、不要な共通モード信号の変換につながることを理解する。
【0016】
図10は、コンタクトキャリヤアセンブリ22が、キャリヤ上のラッチ40、ならびにシールド及びコネクタ筐体の長穴21を介して外側筐体12にロックされることを示す。
【0017】
図11は、図2図7に示すアセンブリと同様のアセンブリを示す。この実施形態では、コンタクトキャリヤアセンブリ300は、ストレインリリーフ領域にノッチ特徴302を有する。これによって、シングルペアケーブル42のケーブル遮蔽44を、コンタクトキャリヤの外部にルート設定することが可能になる。外側筐体シールドラップ308は、コンタクトキャリヤがシールドに挿入されると、接地のためにケーブル遮蔽編組304と接触するタブ310を有する。
【0018】
図12は、上述した本発明の第1の代替実施形態を示し、電気接点101は外側筐体100に封入され、接点保持器102によって適所に保持される。接点保持器は、接点保持器側面ノッチ106と係合する外側筐体ラッチ104によって外側筐体に固定される。圧接接点108は、水平に向けられ、コネクタ筐体の後部から延びる。ワイヤキャップ及びケーブルストレインリリーフは、別個の部品110の中に組み込まれる。ワイヤキャップ/ストレインリリーフは、ケーブル導体を、ノッチ112を有する接点圧接接点に垂直に保持する。ユーザーがワイヤキャップ/ストレインリリーフをコネクタの後部に押し込むと、ケーブルの導体は圧接接点108の中に押し込まれ、同時にストレインリリーフ脚部114が外側ケーブル外被の上を把持する間電気接続を確立する。ワイヤキャップ/ストレインリリーフは、上部ノッチ及び底部ノッチ118と係合するラッチ特徴116を使用し、接点保持器の中にロックする。シールドラップ120は、外側筐体及び接点保持器を取り囲み、ケーブル遮蔽編組に接触する接地タブ122を特徴とする。
【0019】
この実施形態の終端接続プロセスは、図13から始まる。ユーザーは、事前に組み立てられた外側筐体100、接点101、接点保持器102、及びシールドラップ120を備えたコネクタを受け取る。ケーブル42の外側外被は剥がされ、シールドスクリーン44はケーブルの各側に沿って引き戻される。導体46は、ワイヤキャップ110の中心を通して送られ、ノッチ112の中に押し込まれ、次いでワイヤキャップの外面と同一平面になるようにトリミングされる。ストレインリリーフ脚部114は、次いでケーブル外被の上に下方に枢動され、ワイヤキャップがコネクタアセンブリの背部に押し込まれるとき、ユーザーがワイヤキャップを把持する場所として使用される。図14は、ケーブルが取り付けられたワイヤキャップ110がコネクタアセンブリ124の背部に挿入されるのを示す。ケーブル42のシールドスクリーン44は、シールドラップの接地タブ122と一列に並び、ワイヤキャップ設置時にケーブルとコネクタとの間に電気的接続を生じさせる。ワイヤキャップ110がコネクタアセンブリ124の中に完全に挿入された後、ワイヤキャップは、図15に示すようにラッチ特徴116及び接点保持器ノッチ118を介して適所にロックされる。
【0020】
図16は、第2の代替実施形態を示し、接点200が、コネクタ筐体204の背部に挿入されるプラスチックスレッド(sled)202の中に位置付けられる終端接続方法を説明する。コネクタ筐体は、長穴208を特徴とする垂直壁206を有する。プラスチックスレッドがコネクタ筐体に挿入された後、ワイヤキャップ210はスレッドに設置されて、ケーブル導体接触を確立する。ワイヤキャップは、コネクタ筐体長穴208と係合してワイヤキャップを適所にロックするラッチ212を有する。プラスチックスレッド202及びワイヤキャップ210は、外側ケーブル外被を支持及び保持するためにストレインリリーフ特徴214を有する。筐体シールド216は、コネクタ筐体204を取り囲む。筐体シールドは、ワイヤキャップシールド218上の対応するタブ222と接触するコネクタ筐体壁の内側を包むタブ220を有する。ワイヤキャップシールドタブ222は、ストレインリリーフ領域の中にくるまってケーブル遮蔽に接触し、完全に接地された接続を生じさせる。
【0021】
本発明の特定の実施形態及び応用例が図示及び説明されているが、本発明が、本明細書に開示される正確な構成及び組成に限定されず、かつ説明される本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な修正、変更、及び変形が前述から明らかになり得ることを理解されたい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16