(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-19
(45)【発行日】2024-07-29
(54)【発明の名称】情報送信方法、装置及び電子機器
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0484 20220101AFI20240722BHJP
H04M 1/72436 20210101ALN20240722BHJP
【FI】
G06F3/0484
H04M1/72436
(21)【出願番号】P 2022573482
(86)(22)【出願日】2021-06-25
(86)【国際出願番号】 CN2021102550
(87)【国際公開番号】W WO2022001900
(87)【国際公開日】2022-01-06
【審査請求日】2022-11-29
(31)【優先権主張番号】202010610651.8
(32)【優先日】2020-06-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【氏名又は名称】山川 茂樹
(72)【発明者】
【氏名】ミャオミャオ・ダイ
【審査官】田川 泰宏
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第111061574(CN,A)
【文献】特開2012-221278(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0264120(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第109194818(CN,A)
【文献】特表2016-508245(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第110752980(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01-3/04895
H04M 1/72436
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
目標ウィジェットを表示している場合に、ユーザの目標インタフェースにおける目標情報への第1入力を受け付けるステップと、
前記第1入力に応じて、前記目標情報を目標連絡先に送信するステップであって、前記目標連絡先は前記目標ウィジェットに関連する少なくとも2つの連絡先であるステップとを含
み、
前記目標連絡先は、少なくとも第1アプリケーション中の第1連絡先と第2アプリケーション中の第2連絡先を含み、
目標ウィジェットを表示している場合に、ユーザの目標インタフェースにおける目標情報への第1入力を受け付ける前記ステップの前に、
ユーザの第2入力を受け付けるステップと、
前記第2入力に応じて、前記目標インタフェースを表示するステップと、
前記目標インタフェースが第3連絡先に対応する場合に、前記第3連絡先に関連する少なくとも1つの表示ウィジェットを表示するステップであって、前記目標ウィジェットは、前記少なくとも1つの表示ウィジェット中の1つのウィジェットであるステップとを更に含む、情報送信方法。
【請求項2】
目標ウィジェットを表示している場合に、ユーザの目標インタフェースにおける目標情報への第1入力を受け付ける前記ステップは、具体的には、
少なくとも3つの表示ウィジェットを表示している場合に、ユーザの第1ウィジェット、目標ウィジェット及び目標インタフェース中の目標情報への第1入力を受け付けるステップを含み、前記第1ウィジェットと前記目標ウィジェットはそれぞれ前記少なくとも3つの表示ウィジェット中の1つの表示ウィジェットであり、
前記第1入力に応じて、前記目標情報を目標連絡先に送信する前記ステップは、具体的には、
前記第1入力に応じて、前記目標情報を目標連絡先と第1連絡先に送信するステップを含み、前記第1連絡先は前記第1ウィジェットに関連する連絡先である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記目標連絡先に目標グループが含まれており、前記目標情報を目標連絡先に送信する前記ステップは、具体的には、
前記目標情報を前記目標グループに送信するか、又は、前記目標情報をそれぞれ前記目標グループに対応する各目標個体に送信するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
目標ウィジェットを表示している場合に、ユーザの目標インタフェースにおける目標情報への第1入力を受け付けることに用いられる受付モジュールと、
前記受付モジュールの受け付けた前記第1入力に応じて、前記目標情報を目標連絡先に送信することに用いられる送信モジュールであって、前記目標連絡先は前記目標ウィジェットに関連する少なくとも2つの連絡先である送信モジュールとを備
え、
前記目標連絡先は少なくとも第1アプリケーション中の第1連絡先と第2アプリケーション中の第2連絡先を含み、
表示モジュールをさらに備え、
前記受付モジュールは、さらに、ユーザの第2入力を受け付けるために用いられ、
前記表示モジュールは、前記受付モジュールの受け付けた前記第2入力に応じて、前記目標インタフェースを表示するために用いられ、
前記表示モジュールは、さらに、前記目標インタフェースが第3連絡先に対応する場合に、前記第3連絡先に関連する少なくとも1つの表示ウィジェットを表示するために用いられ、前記目標ウィジェットは、前記少なくとも1つの表示ウィジェット中の1つのウィジェットである、情報送信装置。
【請求項5】
具体的に少なくとも3つの表示ウィジェットを表示している場合に、ユーザの第1ウィジェット、目標ウィジェット及び目標インタフェース中の目標情報への第1入力を受け付けることに用いられる受付モジュールであって、前記第1ウィジェットと前記目標ウィジェットはそれぞれ前記少なくとも3つの表示ウィジェット中の1つの表示ウィジェットである受付モジュールと、
具体的に前記受付モジュールの受け付けた前記第1入力に応じて、前記目標情報を目標連絡先と第1連絡先に送信することに用いられる送信モジュールであって、前記第1連絡先は前記第1ウィジェットに関連する連絡先である送信モジュールとを備える、請求項
4に記載の情報送信装置。
【請求項6】
前記目標連絡先に目標グループが含まれており、前記送信モジュールは、具体的には、前記目標情報を前記目標グループに送信するか、又は、前記目標情報をそれぞれ前記目標グループに対応する各目標個体に送信することに用いられる、請求項
4に記載の情報送信装置。
【請求項7】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備える電子機器であって、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行される時に、請求項1~
3のいずれか一項に記載の情報送信方法のステップを実現する、電子機器。
【請求項8】
プログラム又はコマンドを記憶した可読記憶媒体であって、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行される時に、請求項1~
3のいずれか一項に記載の情報送信方法のステップを実現する、可読記憶媒体。
【請求項9】
プロセッサと通信インタフェースを備えるチップであって、前記通信インタフェースと前記プロセッサが接続され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して、請求項1~
3のいずれか一項に記載の方法を実現するためのものである、チップ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
〔関連出願の相互参照〕
本願は、2020年6月29日に中国に提出された、出願番号がNo.202010610651.8の中国特許の優先権を主張し、その内容の全てが引用によって本願に組み込まれている。
【0002】
本願は、通信技術分野に関し、具体的には、情報送信方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
生活リズムが徐々に加速するに伴い、人間のソーシャル行動がより頻繁になってきていた。ユーザは一般に電子機器に多くのソーシャルアプリケーションを実装し、且つ各ソーシャルアプリケーションに多くの連絡先を追加するので、複数のソーシャルアプリケーションによって異なる連絡先にメッセージを送信することができる。
【0004】
現在、ユーザから電子機器によるメッセージ送信をトリガする機能はまだ不足の点がある。例えば、カスタマーサービス担当者は同じメッセージを異なるアプリケーションの異なる顧客に送信したい場合に、先に1つのソーシャルアプリケーションを開き、一人の顧客を検索した後、1通のメッセージを編集して送信することができ、次に、このメッセージをコピーしてからもう1つのソーシャルアプリケーションを開き、もう一人の顧客を検索した後、エディットボックスにこのメッセージを貼り付けして送信をタップすることができる。
【0005】
本願を実現する過程で、従来技術において、このメッセージが全てのソーシャルアプリケーション中の顧客に送信されるまで、異なるアプリケーションの異なる顧客に対して、上記ステップを繰り返すという問題が少なくとも存在することが発明者に発見された。このため、アプリケーションを跨ぐメッセージ送信操作はステップが煩雑で、且つ効率が低い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本願の実施例は、アプリケーションを跨ぐメッセージ送信操作のステップが煩雑で、且つ効率が低いという問題を解決できる、情報送信方法、装置及び電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記技術的問題を解決するために、本願は下記のように実現する。
【0008】
第1側面において、本願の実施例は、目標ウィジェットを表示している場合に、ユーザの目標インタフェースにおける目標情報への第1入力を受け付けるステップと、当該第1入力に応じて、当該目標情報を目標連絡先に送信するステップであって、当該目標連絡先は当該目標ウィジェットに関連する少なくとも2つの連絡先であるステップとを含む、情報送信方法を提供する。
【0009】
第2側面において、本願の実施例は、受付モジュールと送信モジュールを備える情報送信装置を提供する。受付モジュールは、目標ウィジェットを表示している場合に、ユーザの目標インタフェースにおける目標情報への第1入力を受け付けることに用いられる。送信モジュールは、受付モジュールの受け付けた当該第1入力に応じて、当該目標情報を目標連絡先に送信することに用いられ、当該目標連絡先は当該目標ウィジェットに関連する少なくとも2つの連絡先である。
【0010】
第3側面において、本願の実施例は、プロセッサと、メモリと、当該メモリに記憶され且つプロセッサにおいて実行可能なプログラム又はコマンドとを備える電子機器であって、当該プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行される時に、上記第1側面における方法のステップを実現する、電子機器を提供する。
【0011】
第4側面において、本願の実施例は、プログラム又はコマンドを記憶した可読記憶媒体であって、当該プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行される時に、上記第1側面における方法のステップを実現する、可読記憶媒体を提供する。
【0012】
第5側面において、本願の実施例は、プロセッサと通信インタフェースを備えるチップであって、通信インタフェースとプロセッサが接続され、プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して、上記第1側面における方法を実現するためのものである、チップを提供する。
【発明の効果】
【0013】
本願の実施例では、目標ウィジェットを表示している場合に、ユーザの目標インタフェースにおける目標情報への第1入力を受け付け、当該第1入力に応じて、当該目標情報を目標連絡先に送信し、当該目標連絡先は当該目標ウィジェットに関連する少なくとも2つの連絡先である。当該解決手段によれば、目標インタフェースにおいて、いくつかのアプリケーション中の連絡先と関連関係がある目標ウィジェットをフローティング表示しているので、ユーザは目標インタフェースにおける目標情報をこれらの連絡先に送信したい時に、第1入力によって当該目標情報のこれら連絡先への送信をトリガでき、これによって、複数のアプリケーションを頻繁に起動し、且つ目標情報をコピーしたり貼り付けしたりする操作を数回行うことにかかる相当の時間が不要になる。このようにして、アプリケーションを跨ぐメッセージ送信操作が簡単になり、ユーザのメッセージ送信効率が高くなり、ユーザの時間が節約される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本願の実施例で提供される情報送信方法の第1模式図である。
【
図2】本願の実施例で提供される情報送信設定インタフェースの模式図である。
【
図3】本願の実施例で提供される情報送信方法の第2模式図である。
【
図4】本願の実施例で提供される情報送信装置の構成模式図である。
【
図5】本発明の実施例で提供される電子機器の構成模式図である。
【
図6】本願の実施例で提供される電子機器のハードウェア模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下において、本願の実施例における図面を参照しながら、本願の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本願の実施例の一部であり、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本願の保護範囲に属するものとする。
【0016】
本願の明細書及び特許請求の範囲における用語「第1」、「第2」等は、特定の順序又は先後順序を記述するためのものではなく、類似する入力を区別するためのものである。このように使用されるデータは、本願の実施例がここで図示又は記述される以外の順序で実施できるように、適当な場合において互いに置き換えてもよいことを理解すべきである。また、明細書および特許請求の範囲において「および/または」は、接続している対象のうちの少なくとも1つを示し、符号の「/」は、一般的には前後の関連対象が「又は」という関係にあることを示す。
【0017】
本願の実施例において、「例示的」又は「例えば」等の用語は例、例証又は説明とすることを示すためのものである。本願の実施例において「例示的」又は「例えば」と説明されるいなかる実施例又は設計案も他の実施例又は設計案より有利であると解釈されるべきではない。厳密に言えば、「例示的」又は「例えば」等の用語は具体的な形態で関連概念を示す目的で使用される。
【0018】
本願の実施例の説明では、特に断らない限り、「複数」の意味は2つ又は2つ以上ということである。例えば、複数のウィジェットとは、2つのウィジェット又は2つ以上のウィジェットを意味する。
【0019】
本願の実施例は、情報送信方法、装置及び電子機器を提供し、目標ウィジェットを表示している場合に、ユーザの目標インタフェースにおける目標情報への第1入力を受け付け、当該第1入力に応じて、当該目標情報を目標連絡先に送信し、当該目標連絡先は当該目標ウィジェットに関連する少なくとも2つの連絡先である。当該解決手段によれば、目標インタフェースにおいて、いくつかのアプリケーション中の連絡先と関連関係がある目標ウィジェットをフローティング表示しているので、ユーザは目標インタフェースにおける目標情報をこれらの連絡先に送信したい時に、第1入力によって当該目標情報のこれら連絡先への送信をトリガでき、これによって、複数のアプリケーションを頻繁に起動し、且つ目標情報をコピーしたり貼り付けしたりする操作を数回行うことにかかる相当の時間が不要になる。このようにして、アプリケーションを跨ぐメッセージ送信操作が簡単になり、ユーザのメッセージ送信効率が高くなり、ユーザの時間が節約される。
【0020】
以下では、図面を参照しながら、具体的な実施例及びそれを適用するシーンによって、本願の実施例で提供される情報送信方法、装置及び電子機器を詳細に説明する。
【0021】
図1に示すように、本願の実施例は、下記のS101とS102を含む情報送信方法を提供する。
【0022】
S101では、目標ウィジェットを表示している場合に、情報送信装置がユーザの目標インタフェースにおける目標情報への第1入力を受け付ける。
【0023】
説明必要であるように、本願の実施例では、上記目標ウィジェットはフローティング表示される1つのウィジェットであり、即ちフローティングウィジェットであり、且つ目標ウィジェットの数量が1つである。
【0024】
なお、下記実施例では、目標情報がメッセージであることを例として説明する。
【0025】
選択可能に、本願の実施例は、アプリケーションを跨ぐメッセージ送信機能を提供し、情報送信装置が当該アプリケーションを跨ぐメッセージ送信機能を起動した場合に、可能な一応用シーンとして、情報送信装置が直接任意のインタフェースで目標ウィジェットをフローティング表示でき、次に、情報送信装置が目標インタフェースを表示している場合に、当該目標インタフェースでフローティングウィジェットをフローティング表示し、別の可能な応用シーンとして、ユーザの入力に応じて目標インタフェースを表示し、且つ当該目標インタフェースで目標ウィジェットをフローティング表示し、即ち、ユーザの入力を受け付ける前に、目標ウィジェットがいずれのインタフェースにも表示されていない。即ち、目標ウィジェットはアプリケーションを跨ぐメッセージ送信機能を起動したことを指示できる。このようにして、ユーザは情報送信装置で表示されている目標ウィジェットによって、情報送信装置がアプリケーションを跨ぐメッセージ送信機能を起動したと判断でき、更に下記S102を実行する。
【0026】
選択可能に、情報送信装置が上記アプリケーションを跨ぐメッセージ送信機能を起動した後、ユーザは設定インタフェースによって目標ウィジェットに関連する複数のアプリケーション、複数のグループ又は複数の連絡先等を設定できる。
【0027】
例として、
図2における(a)に示すように、ユーザは情報送信装置が「設定」インタフェースに進むことをトリガする。まず、ユーザは、「アプリケーションを跨ぐ情報送信」の機能をオンにでき、情報送信装置が当該機能のスイッチをオンにすることをトリガすると、情報送信装置はアプリケーションを跨ぐ情報送信機能をオンにする。次に、ユーザは目標ウィジェットに関連するアプリケーションをオンにでき、即ち、選択スイッチによって具体的なアプリケーションのアプリケーションを跨ぐ情報送信機能をオンにする。
図2における(b)に示すように、ユーザがソーシャル類のアプリケーション1、アプリケーション2、アプリケーション3のスイッチをオンにし、情報送信装置がそれぞれアプリケーション1、アプリケーション2、アプリケーション3中の最近の友人又はグループの活発度により知能的に勧め、ユーザがアプリケーション1に対応するグループのグループ1、グループ2、連絡先の紅ちゃん、明ちゃん、アプリケーション2に対応するグループのグループ1、グループ2、連絡先の紅ちゃん、剛ちゃん、及びアプリケーション3に対応するグループのグループ1、グループ2、連絡先の美ちゃん、花ちゃんを選択することができる。このようにして、ユーザはアプリケーションを跨ぐメッセージ送信機能を設定し、且つ情報送信装置が関連付けグループ又は連絡先を設定インタフェースに表示するのをトリガすることができる。理解できるように、ユーザが情報送信装置の勧めた結果を採用しなかった場合に、情報送信装置が連絡先リストインタフェースに移行でき、更に、ユーザは実際の要求に応じて関連付けグループ又は友人を選択できる。
【0028】
選択可能に、上記目標インタフェースは編集、コピー、貼り付け等の機能を有する任意のインタフェースであり、当該任意のインタフェースは下記の3種の可能な状況を含む。(1)目標インタフェースは1つのホーム画面インタフェースであり、例えば、エディットボックスを含むホーム画面インタフェースである。(2)目標インタフェースはシステムアプリケーションの1つのインタフェースであり、例えば、ショートメッセージアプリケーションの編集インタフェース、メモの編集インタフェース、システムカメラのビデオ録画インタフェース等である。(3)目標インタフェースは第三者アプリケーションにおけるエディットボックスを有する1つのインタフェースであり、当該第三者アプリケーションはソーシャル類アプリケーション又は編集、コピー、貼り付け機能を有する他のアプリケーションであってもよく、例えば、チャットツールの対話インタフェースであってもよい。
【0029】
選択可能に、上記目標インタフェースの所属するアプリケーションと目標ウィジェットに関連する連絡先の所属するアプリケーションは異なるアプリケーションである。又は、目標インタフェースの所属するアプリケーションと目標ウィジェットに関連する連絡先の所属するアプリケーションは同一アプリケーションであるが、目標インタフェース、目標連絡先のインタフェースは異なるインタフェースである。又は、目標インタフェースの所属するアプリケーションは目標ウィジェットに関連する連絡先の所属する複数のアプリケーション中のアプリケーションである。実際の状況に応じて決めることができ、本願の実施例はこれを限定するものではない。
【0030】
選択可能に、上記目標情報の内容は文字、画像、ショートビデオ、アドレスリンク等のいずれか一項を含んでもよい。
【0031】
選択可能に、上記目標情報の種類はチャットメッセージ、ニュースフィード(例えば、ブログ中のニュースフィード)、通知メッセージ、プッシュメッセージ等のいずれか一項であってもよい。
【0032】
選択可能に、上記第1入力はユーザの目標情報へのタッチ入力、音声入力又はジェスチャー入力であってもよい。例えば、当該タッチ入力はユーザが目標情報を目標ウィジェットにドラッグする入力である。理解できるように、第1入力は更に他の可能な入力であってもよく、本願の実施例はこれを限定するものではない。
【0033】
理解できるように、目標ウィジェットが1つのウィジェットである場合に、ユーザは1回の入力によって目標情報を当該1つのウィジェットに関連する複数のアプリケーションの連絡先に送信でき、即ち、ユーザは1つの操作だけで、直接目標情報を異なるアプリケーションの連絡先に快速に送信できる。このようにして、ユーザの手間を省き、且つ比較的高い効率でアプリケーションを跨ぐメッセージ送信を実現した。
【0034】
S102では、当該第1入力に応じて、情報送信装置が当該目標情報を目標連絡先に送信する。
【0035】
その中、上記目標連絡先は目標ウィジェットに関連する少なくとも2つの連絡先である。
【0036】
選択可能に、第1入力は目標情報と目標ウィジェットへの入力であり、上記の目標ウィジェットに関連する少なくとも2つの連絡先は異なるアプリケーションからの連絡先である。
【0037】
例として、上記の目標ウィジェットに関連する少なくとも2つの連絡先はユーザが予め選択しておいた連絡先又は各連絡先の活発度により獲得したよく使う連絡先であってもよい。
【0038】
具体的には、目標連絡先は、目標ウィジェットに関連する少なくとも2つの連絡先である場合に、下記(1)~(3)のいずれか1種の状況であってもよい。
【0039】
(1)目標連絡先は少なくとも第1アプリケーション中の第1連絡先と第2アプリケーション中の第2連絡先を含んでもよい。
【0040】
(2)目標連絡先は少なくとも第1個体と第1グループを含む。
【0041】
選択可能に、1種の状況では、上記第1個体と第1グループは異なるアプリケーションに属し、別の状況では、上記第1個体と第1グループは同一アプリケーションに属するが、第1個体は第1グループ中の連絡先ではない。
【0042】
(3)目標連絡先は少なくとも第1アプリケーション中の第1連絡先及び第2アプリケーション中の第2連絡先、第1個体並びに第1グループを含んでもよい。
【0043】
選択可能に、1種の状況では、上記第1個体と第1グループは異なるアプリケーションに属し、別の状況では、上記第1個体と第1グループは同一アプリケーションに属するが、第1個体は第1グループ中の連絡先ではなく、更に別の状況では、上記第1個体と第1グループは同一アプリケーションに属し、且つ第1個体は第1グループ中の連絡先である。
【0044】
理解できるように、ユーザは実際の要求に応じて目標ウィジェットに関連する異なる連絡先を設定でき、このようにして、目標ウィジェットに関連する異なる連絡先に対しては、ユーザは入力することで、目標情報を予想した通り当該異なる連絡先に送信することをトリガできる。
【0045】
選択可能に、目標連絡先に目標グループが含まれる場合に、「目標情報を目標連絡先に送信する」上記S102は具体的に下記のステップ(1)又はステップ(2)を含んでもよい。
【0046】
(1)情報送信装置が目標情報を目標グループに送信する。
【0047】
(2)情報送信装置が目標情報をそれぞれ目標グループに対応する各目標個体に送信し、即ち、当該各目標個体は当該目標グループ中の1つの連絡先である。
【0048】
理解できるように、ユーザが目標ウィジェットに目標グループを関連付けるように設定した場合に、目標連絡先に目標グループが含まれる。その中、当該目標グループの所属するアプリケーションと目標インタフェースの所属するアプリケーションは異なるアプリケーションである。このようにして、ユーザは目標インタフェースへの第1入力によって、情報送信装置が当該目標インタフェース中の目標情報を目標グループに送信するか、又は一度に目標グループ中の各連絡先に送信することをトリガでき、即ち、アプリケーションを跨ぐメッセージ送信を実現する。
【0049】
例として、目標情報の種類がチャットメッセージであることを例として例示的に説明する。ユーザがチャットメッセージをそれぞれアプリケーション1中の紅ちゃんと明ちゃん、アプリケーション2中の紅ちゃんと剛ちゃん、アプリケーション3中の美ちゃんと花ちゃんに送信したい場合に、
図2に示すように、ユーザは、情報送信装置がアプリケーションを跨ぐメッセージ送信機能をオンにすることをトリガし、且つ情報送信装置中のアプリケーション1、アプリケーション2及びアプリケーション3を関連付けるように設定することができ、アプリケーション1に関連する連絡先として紅ちゃん、明ちゃんを含み、アプリケーション2に関連する連絡先として紅ちゃん、剛ちゃんを含み、アプリケーション3に関連する連絡先として美ちゃん、花ちゃんを含む。次に、ユーザは、あるソーシャルソフトウェアのチャットインタフェースのエディットボックスにおいてチャットメッセージを編集し、且つ当該チャットインタフェース(即ち、目標インタフェース)でアプリケーション1、アプリケーション2及びアプリケーション3に関連するウィジェット1がフローティング表示されている場合に、当該チャットメッセージをウィジェット1にドラッグする。情報送信装置は、ユーザが当該チャットメッセージと当該ウィジェット1に施すドラッグ入力(即ち、第1入力)を受け付けると、当該ドラッグ入力に応じて、当該チャットメッセージをそれぞれアプリケーション1中の紅ちゃんと明ちゃん、アプリケーション2中の紅ちゃんと剛ちゃん、アプリケーション3中の美ちゃんと花ちゃん(即ち、目標連絡先)に送信する。
【0050】
例として、目標情報の種類がニュースフィードであることを例として例示的に説明する。ユーザがそれぞれアプリケーション1、アプリケーション2、アプリケーション3中のニュースフィードインタフェースのニュースフィードを更新したい場合に、
図2に示すように、ユーザは、情報送信装置がアプリケーションを跨ぐメッセージ送信機能をオンにすることをトリガし、且つ情報送信装置中のアプリケーション1、アプリケーション2及びアプリケーション3を関連付けるように設定することができる。次に、あるソーシャルソフトウェアのニュースフィードインタフェースで1本のビデオを編集録画し、且つ当該ニュースフィードインタフェース(即ち、目標インタフェース)でアプリケーション1、アプリケーション2及びアプリケーション3に関連するウィジェット2がフローティング表示されている場合に、当該1本のビデオをウィジェット2にドラッグする。情報送信装置は、ユーザが当該1本のビデオと当該ウィジェット2に施すドラッグ入力(即ち、第1入力)を受け付けると、当該ドラッグ入力に応じて、当該1本のビデオをそれぞれアプリケーション1、アプリケーション2、アプリケーション3中のニュースフィードインタフェースに送信し、これで情報送信装置によるアプリケーション1、アプリケーション2、アプリケーション3中のニュースフィードインタフェースのメッセージ更新が完了する。
【0051】
理解できるように、目標情報がニュースフィードである場合に、ユーザが設定インタフェースでただ関連付けられる複数のアプリケーションを設定した場合に、情報送信装置が目標情報を送信した後、関連付けられた複数のアプリケーション中の全ての連絡先は当該目標情報を閲覧する権限があり、ユーザが設定インタフェースで関連付けられる複数のアプリケーション及び各アプリケーションに関連する一部の連絡先を設定した場合に、送信側が目標情報を送信した後、関連付けられた複数のアプリケーション中の一部の連絡先しか当該目標情報を閲覧する権限がない。このようにして、送信側は目標情報の閲覧権限を選択的に公開することができる。
【0052】
本願の実施例は情報送信方法を提供し、目標インタフェースにおいて、いくつかのアプリケーション中の連絡先と関連関係がある目標ウィジェットをフローティング表示しているので、ユーザは目標インタフェースにおける目標情報をこれらの連絡先に送信したい時に、第1入力によって当該目標情報のこれら連絡先への送信をトリガでき、これによって、複数のアプリケーションを頻繁に起動し、且つ目標情報をコピーしたり貼り付けしたりする操作を数回行うことにかかる相当の時間が不要になる。このようにして、アプリケーションを跨ぐメッセージ送信操作が簡単になり、ユーザのメッセージ送信効率が高くなり、ユーザの時間が節約される。
【0053】
選択可能に、目標ウィジェットを含む複数の表示ウィジェットを表示している場合に、S101は下記S101Aによって実現でき、対応的に、S102は下記S102Aによって実現できる。
【0054】
S101Aでは、少なくとも3つの表示ウィジェットを表示している場合に、ユーザの第1ウィジェット、目標ウィジェット及び目標インタフェース中の目標情報への第1入力を受け付ける。
【0055】
その中、上記第1ウィジェットと目標ウィジェットはそれぞれ少なくとも3つの表示ウィジェット中の1つの表示ウィジェットである。
【0056】
選択可能に、上記第1入力は第1サブ入力と第2サブ入力を含んでもよく、当該第1サブ入力はユーザの第1ウィジェット、目標インタフェース中の目標情報への入力であり、当該第2サブ入力はユーザの目標ウィジェット、目標インタフェース中の目標情報への入力である。例として、第1サブ入力はユーザが目標インタフェース中の目標情報を第1ウィジェットにドラッグする操作であり、第2サブ入力はユーザが目標インタフェース中の目標情報を目標ウィジェットにドラッグする操作である。
【0057】
選択可能に、上記第1入力は、ユーザが少なくとも3つの表示ウィジェット中の2つのウィジェットと目標情報に施す入力であることを例としたが、更にユーザが少なくとも3つの表示ウィジェット中の複数のウィジェットと目標情報に施す入力であってもよく、具体的には上記実施例における第1ウィジェット、目標ウィジェット及び目標インタフェース中の目標情報についての記述を参照でき、ここで詳細な説明を省略する。
【0058】
選択可能に、少なくとも3つの表示ウィジェットを表示している場合に、第1入力が目標情報への所定入力であれば、目標情報を当該少なくとも3つの表示ウィジェット中のウィジェット全体に関連する複数の連絡先と共有し、即ち、当該所定入力は当該少なくとも3つの表示ウィジェットに関連する。
【0059】
例として、第1入力は目標情報への所定入力である場合に、ユーザの目標情報へのダブルタップ入力であってもよく、又は、目標情報を所定領域にドラッグする入力であってもよい。
【0060】
S102Aでは、当該第1入力に応じて、当該目標情報を目標連絡先と第1連絡先に送信する。
【0061】
その中、上記第1連絡先は第1ウィジェットに関連する連絡先である。
【0062】
選択可能に、上記第1ウィジェットに複数の連絡先を関連付けることができ、当該複数の連絡先に第1連絡先が含まれる。
【0063】
理解できるように、複数のウィジェットを表示している場合に、ユーザは必要に応じて、第1入力によって、目標情報を複数のウィジェット中の一部のウィジェットに関連する異なるアプリケーション中の連絡先に送信してもよく、又は全部のウィジェットに関連する異なるアプリケーションの連絡先に送信してもよく、即ち、ユーザは選択的に複数のウィジェットに入力して、目標情報を快速に異なるアプリケーションの連絡先に送信することができる。このようにして、ユーザの手間を省き、比較的高い効率でアプリケーションを跨ぐメッセージ送信を実現した。
【0064】
選択可能に、
図1を参照し、
図3に示すように、上記S101の前に、本願の実施例で提供される情報送信方法は、下記のS103、S104及びS105又は下記S103、S104及びS106を更に含んでもよい。
【0065】
S103では、情報送信装置がユーザの第2入力を受け付ける。
【0066】
選択可能に、上記第2入力はユーザの目標アプリケーションアイコン又は目標インタフェースへのタッチ入力、音声入力又はジェスチャー入力であってもよく、当該目標アプリケーションアイコンはソーシャル類アプリケーションのアイコン又はメッセージ編集機能を有する他のアプリケーションのアイコンであってもよく、当該目標インタフェースはホーム画面インタフェースであってもよい。例えば、当該タッチ入力はユーザのソーシャル類アプリケーションへのタップ入力又はホーム画面インタフェースへのスワイプ入力である。理解できるように、第2入力は更に他の可能な入力であってもよく、本願の実施例はこれを限定するものではない。
【0067】
S104では、当該第2入力に応じて、情報送信装置が目標インタフェースを表示する。
【0068】
S105では、当該目標インタフェースが所定種類のインタフェースである場合に、情報送信装置が当該所定種類のインタフェースに関連する少なくとも1つの表示ウィジェットを表示する。
【0069】
その中、目標ウィジェットは上記少なくとも1つの表示ウィジェット中の1つのウィジェットである。
【0070】
選択可能に、上記所定種類は文字種類、ビデオ種類、画像種類等のいずれか一項を含んでもよい。
【0071】
例として、ユーザは既に情報送信装置がアプリケーションを跨ぐメッセージ送信機能をオンにすることをトリガした。ユーザは情報送信装置中のあるショートビデオアプリケーションアイコンをタップでき、情報送信装置はユーザのあるショートビデオアプリケーションアイコンへのタップ入力(即ち、第2入力)を受け付けると、当該タップ入力に応じて、ビデオ録画インタフェース(即ち、目標インタフェース)を表示する。当該ビデオ録画インタフェースがビデオ種類に属するものであるので、情報送信装置は当該ビデオ録画インタフェースで当該ビデオ種類のインタフェースに関連するウィジェット3(即ち、目標ウィジェット)をフローティング表示する。
【0072】
S106では、当該目標インタフェースが第3連絡先に対応する場合に、情報送信装置が当該第3連絡先に関連する少なくとも1つの表示ウィジェットを表示する。
【0073】
その中、目標ウィジェットは上記少なくとも1つの表示ウィジェット中の1つのウィジェットである。
【0074】
選択可能に、1種の状況では、目標インタフェースは第3連絡先のチャットインタフェースであり、別の状況では、目標インタフェースはグループのチャットインタフェースであり、第3連絡先は当該グループに属するものである。
【0075】
例として、明ちゃんと紅ちゃんがウィジェット4に関連するアプリケーション4中の友人であり、明ちゃんと剛ちゃんがウィジェット5に関連するアプリケーション5中の友人であると仮定する。ユーザは、目標情報をアプリケーション4中の紅ちゃん、アプリケーション5中の剛ちゃんに送信したい場合に、連絡先の明ちゃんをタップできる。情報送信装置は、連絡先の明ちゃんへのタップ入力(即ち、第2入力)を受け付けると、当該タップ入力に応じて、明ちゃんのチャットインタフェース(即ち、目標インタフェース)を表示する。明ちゃんがウィジェット4、ウィジェット5のいずれにも関連するので、情報送信装置は当該チャットインタフェースでウィジェット4、ウィジェット5をフローティング表示する。
【0076】
選択可能に、S104の後、本願の実施例で提供される情報送信方法は更に下記S107を含んでもよい。
【0077】
S107では、ユーザの当該目標インタフェースへの入力に応じて、情報送信装置が当該目標インタフェースに目標情報を入力する。
【0078】
説明必要であるように、本願の実施例では、S104の後、S107を実行してからS105を実行してもよく、又は、S105を実行してからS107を実行してもよい。S107を実行してからS106を実行してもよく、又は、S106を実行してからS107を実行してもよく、具体的には情報送信装置は実際の状況に応じて決めることができ、本願の実施例はこれを限定するものではない。
【0079】
本願の実施例で提供される情報送信方法によれば、情報送信装置は目標インタフェースの種類により、選択的に当該目標インタフェースで当該種類の目標インタフェースに関連する少なくとも1つのウィジェットを表示でき、このようにして、情報送信装置において複数のウィジェットを設定した場合に、情報送信装置は目的に合わせて複数のウィジェットから必要なウィジェットを選択して目標インタフェースに表示することができ、一方、情報送信装置は目標インタフェースに含まれる連絡先により、当該連絡先に関連する全部のウィジェットを目標インタフェースに表示でき、このようにして、ユーザは当該連絡先に関連する全部のウィジェットを直感的に見ることができ、更に実際の要求に応じて必要なウィジェットを選択でき、メッセージ送信効率を向上させた。
【0080】
説明必要であるように、本願の実施例で提供される情報送信方法は実行主体が情報送信装置であってもよいし、又は当該情報送信装置におけるメッセージ送信方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本願の実施例では、情報送信装置がメッセージ送信方法を実行することを例として、本願の実施例で提供されるメッセージ送信方法を説明する。
【0081】
図4に示すように、本願の実施例は、受付モジュール401と送信モジュール402を含んでもよい情報送信装置400を提供する。受付モジュール401は、目標ウィジェットを表示している場合に、ユーザの目標インタフェースにおける目標情報への第1入力を受け付けることに利用可能である。送信モジュール402は、受付モジュール401の受け付けた当該第1入力に応じて、当該目標情報を目標連絡先に送信することに利用可能であり、当該目標連絡先は当該目標ウィジェットに関連する少なくとも2つの連絡先である。
【0082】
選択可能に、受付モジュール401は、具体的には、少なくとも3つの表示ウィジェットを表示している場合に、ユーザの第1ウィジェット、目標ウィジェット及び目標インタフェース中の目標情報への第1入力を受け付けることに利用可能であり、当該第1ウィジェットと当該目標ウィジェットはそれぞれ当該少なくとも3つの表示ウィジェット中の1つの表示ウィジェットである。送信モジュール402は、具体的には、受付モジュール401の受け付けた当該第1入力に応じて、当該目標情報を目標連絡先と第1連絡先に送信することに利用可能であり、当該第1連絡先は当該第1ウィジェットに関連する連絡先である。
【0083】
選択可能に、目標連絡先は少なくとも第1アプリケーション中の第1連絡先と第2アプリケーション中の第2連絡先を含み、及び/又は、目標連絡先は少なくとも第1個体と第1グループを含む。
【0084】
選択可能に、情報送信装置は更に表示モジュール403を備える。受付モジュール401は、更に、ユーザの第2入力を受け付けることに利用可能である。表示モジュール403は、受付モジュール401の受け付けた当該第2入力に応じて、目標インタフェースを表示することに利用可能である。表示モジュール403は、更に、当該目標インタフェースが所定種類のインタフェースである場合に、当該所定種類のインタフェースに関連する少なくとも1つの表示ウィジェットを表示するステップであって、当該目標ウィジェットは当該少なくとも1つの表示ウィジェット中の1つのウィジェットであるステップ、又は、当該目標インタフェースが第3連絡先に対応する場合に、当該第3連絡先に関連する少なくとも1つの表示ウィジェットを表示するステップであって、当該目標ウィジェットは当該少なくとも1つの表示ウィジェット中の1つのウィジェットであるステップを実行することに利用可能である。
【0085】
選択可能に、目標連絡先に目標グループが含まれる。送信モジュール402は、具体的には、目標情報を当該目標グループに送信するか、又は、目標情報をそれぞれ当該目標グループに対応する各目標個体に送信することに利用可能である。
【0086】
本願の実施例における情報送信装置は、装置であってもよいし、端末における素子、集積回路又はチップであってもよい。当該装置は、携帯型端末であってもよいし、非携帯型端末であってもよい。例として、携帯型電子機器は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブル機器、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant,PDA)等であってもよく、非携帯型電子機器は、サーバ、ネットワークアタッチドストレージ(network attached storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビ(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよく、本願の実施例では具体的に限定されない。
【0087】
本願の実施例における情報送信装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。当該オペレーティングシステムはアンドロイド(登録商標)(Android)オペレーティングシステムであってもよいし、iosオペレーティングシステムであってもよいし、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本願の実施例では具体的に限定されない。
【0088】
本願の実施例で提供される情報送信装置は
図1~
図3の方法実施例における情報送信装置が実現する各工程を実現でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0089】
本願の実施例は情報送信装置を提供し、目標インタフェースにおいて、いくつかのアプリケーション中の連絡先と関連関係がある目標ウィジェットをフローティング表示しているので、ユーザは目標インタフェースにおける目標情報をこれらの連絡先に送信したい時に、第1入力によって、情報送信装置が当該目標情報をこれらの連絡先に送信することをトリガでき、これによって、複数のアプリケーションを頻繁に起動し、且つ目標情報をコピーしたり貼り付けしたりする操作を数回行うことにかかる相当の時間が不要になる。このようにして、アプリケーションを跨ぐメッセージ送信操作が簡単になり、ユーザのメッセージ送信効率が高くなり、ユーザの時間が節約される。
【0090】
選択可能に、本願の実施例は、更に、
図5に示すように、プロセッサ501と、メモリ502と、メモリ502に記憶され且つプロセッサ501において実行可能なプログラム又はコマンドとを備える電子機器500であって、当該プログラム又はコマンドがプロセッサ501により実行される時に、上記情報送信方法実施例の各工程を実現する電子機器500を提供し、且つ同じ技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0091】
注意必要であるように、本願の実施例における電子機器は上記の携帯型電子機器及び非携帯型電子機器を含む。
【0092】
図6は本願の実施例を実現する一電子機器のハードウェア構成模式図である。
【0093】
当該電子機器600は、高周波ユニット601、ネットワークモジュール602、オーディオ出力ユニット603、入力ユニット604、センサ605、表示ユニット606、ユーザ入力ユニット607、インタフェースユニット608、メモリ609及びプロセッサ610等の素子を含むが、これらに限定されない。
【0094】
電子機器600は各素子に給電する電源611(例えば、電池)を更に含んでもよく、電源は、電源管理システムによってプロセッサ610に論理的に接続し、更に電源管理システムによって充放電の管理及び電力消費管理等の機能を実現できることが当業者に理解される。
図6に示す電子機器構成は電子機器を限定するためのものではなく、電子機器は、図面よりも多く又は少ない素子を含んでもよく、又は何らかの素子を組み合わせてもよく、又は異なる素子配置にしてもよく、ここで詳細な説明を省略する。
【0095】
その中、ユーザ入力ユニット607は、目標ウィジェットを表示している場合に、ユーザの目標インタフェースにおける目標情報への第1入力を受け付けることに利用可能であ、表示ユニット606は、ユーザ入力ユニット607の受け付けた当該第1入力に応じて、当該目標情報を目標連絡先に送信することに利用可能であり、当該目標連絡先は当該目標ウィジェットに関連する少なくとも2つの連絡先である。
【0096】
選択可能に、ユーザ入力ユニット607は、具体的には、少なくとも3つの表示ウィジェットを表示している場合に、ユーザの第1ウィジェット、目標ウィジェット及び目標インタフェース中の目標情報への第1入力を受け付けることに用いられ、当該第1ウィジェットと当該目標ウィジェットはそれぞれ当該少なくとも3つの表示ウィジェット中の1つの表示ウィジェットであり、表示ユニット606は、具体的には、ユーザ入力ユニット607の受け付けた当該第1入力に応じて、当該目標情報を目標連絡先と第1連絡先に送信することに利用可能であり、当該第1連絡先は当該第1ウィジェットに関連する連絡先である。
【0097】
選択可能に、ユーザ入力ユニット607は、更に、ユーザの第2入力を受け付けることに用いられる。表示ユニット606は、ユーザ入力ユニット607の受け付けた当該第2入力に応じて、目標インタフェースを表示することに利用可能である。表示ユニット606は、更に、当該目標インタフェースが所定種類のインタフェースである場合に、当該所定種類のインタフェースに関連する少なくとも1つの表示ウィジェットを表示するステップであって、当該目標ウィジェットは当該少なくとも1つの表示ウィジェット中の1つのウィジェットであるステップ、又は、当該目標インタフェースが第3連絡先に対応する場合に、当該第3連絡先に関連する少なくとも1つの表示ウィジェットを表示するステップであって、当該目標ウィジェットは当該少なくとも1つの表示ウィジェット中の1つのウィジェットであるステップを実行することに用いられる。
【0098】
本願の実施例は電子機器を提供し、目標インタフェースにおいて、いくつかのアプリケーション中の連絡先と関連関係がある目標ウィジェットをフローティング表示しているので、ユーザは目標インタフェースにおける目標情報をこれらの連絡先に送信したい時に、第1入力によって、電子機器が当該目標情報をこれらの連絡先に送信することをトリガでき、これによって、複数のアプリケーションを頻繁に起動し、且つ目標情報をコピーしたり貼り付けしたりする操作を数回行うことにかかる相当の時間が不要になる。このようにして、アプリケーションを跨ぐメッセージ送信操作が簡単になり、ユーザのメッセージ送信効率が高くなり、ユーザの時間が節約される。
【0099】
本願に係る実施例では、入力ユニット604は、ビデオ獲得モード又は画像獲得モードで画像獲得装置(例えば、カメラ)により取得した静的画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット(graphics processing unit,GPU)6041と、マイクロホン6042とを含んでもよいことを理解すべきである。表示ユニット606は表示パネル6061を含んでもよく、表示パネル6061は液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形式で配置してもよい。ユーザ入力ユニット607はタッチパネル6071及び他の入力デバイス6072を含む。タッチパネル6071はタッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル6071は、タッチ検出装置及びタッチ制御器という2つの部分を含んでもよい。他の入力デバイス6072は、物理キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、これらに限定されなく、ここで詳細な説明を省略する。メモリ609はソフトウェアプログラム及び各種のデータを記憶することに利用可能であり、アプリケーション及びオペレーティングシステムを含んでもよいが、これらに限定されない。プロセッサ610に、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上記モデムプロセッサはプロセッサ610に統合されなくてもよいことが理解可能である。
【0100】
本願の実施例は、更に、プログラム又はコマンドを記憶した可読記憶媒体であって、当該プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行される時に、上記情報送信方法実施例の各工程を実現する可読記憶媒体を提供し、且つ同じ技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0101】
その中、プロセッサは上記実施例における電子機器中のプロセッサである。可読記憶媒体は、例えば、コンピュータ読み出し専用メモリ(read-only memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(random access memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0102】
本願の実施例は、更に、プロセッサと通信インタフェースを備えるチップであって、通信インタフェースとプロセッサが接続され、プロセッサがプログラム又はコマンドを実行して、上記情報送信方法実施例の各工程を実現するためのものであるチップを提供し、且つ同じ技術効果を達成でき、繰り返して説明しないように、ここで詳細な説明を省略する。
【0103】
本願の実施例に記載チップは、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼んでもよいことを理解すべきである。
【0104】
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含むようになる点である。特に断らない限り、語句「一つの…を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。なお、指摘すべきことは、本願の実施形態における方法と装置の範囲は示されたり、検討された順序で機能を実行するように限定されることがなく、関わる機能に応じて基本的に同時な方式又は反対の順序で機能を実行することを含んでもよく、例えば、記述された順序と異なる順序で記述された方法を実行することができ、更に各種のステップの追加、省略又は組合せも可能である点である。なお、一部の例を参照して記述された特徴は他の例に組み合わせることができる。
【0105】
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい)に本願の各実施例における方法を実行させる複数の命令を含む。
【0106】
以上、図面を参照しながら本願の実施例を説明したが、本願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本願の示唆をもとに、当業者が本願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本願の保護範囲に属するものとする。