(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-19
(45)【発行日】2024-07-29
(54)【発明の名称】画像表示方法、装置及び電子機器
(51)【国際特許分類】
G06F 3/04842 20220101AFI20240722BHJP
G06F 3/04845 20220101ALI20240722BHJP
【FI】
G06F3/04842
G06F3/04845
(21)【出願番号】P 2023534673
(86)(22)【出願日】2021-12-14
(86)【国際出願番号】 CN2021137662
(87)【国際公開番号】W WO2022135219
(87)【国際公開日】2022-06-30
【審査請求日】2023-06-07
(31)【優先権主張番号】202011521995.8
(32)【優先日】2020-12-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【氏名又は名称】山川 茂樹
(72)【発明者】
【氏名】ハン,グイミン
【審査官】石川 亮
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第109636720(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2012/0297300(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2013/0044921(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048-3/04895
G06F 16/00-16/958
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1コラージュ画像を表示し、第1個別画像に対する第1入力を受信するステップと、
前記第1入力に応答して、前記第1個別画像に関連付けられた第1画像を表示するステップと、
を含み、
前記第1個別画像は前記第1コラージュ画像を構成する画像の1つであり、前記第1画像は第2コラージュ画像又は第2個別画像であ
り、
第1コラージュ画像を表示した後、第1個別画像に対する第1入力を受信する前に、
前記第1個別画像に対する第2入力を受信するステップと、
前記第2入力に応答して、N枚の画像を表示するステップと、
ユーザによる第3入力を受信するステップと、
前記第3入力に応答して、前記N枚の画像のうちM枚の画像を選択して前記M枚の画像と前記第1個別画像との関連付けを確立するステップと、
をさらに含み、
前記M枚の画像は前記第1画像を含む、画像表示方法。
【請求項2】
Mの値は2以上であり、前記第3入力に応答して、N枚の画像のうちM枚の画像を選択して前記第1個別画像との関連付けを確立する前記ステップは、
前記第3入力に応答して、N枚の画像のうちM枚の画像を選択し、前記M枚の画像を前記第2コラージュ画像としてコラージュし、前記第2コラージュ画像と前記第1個別画像との関連付けを確立するステップを含む、請求項
1に記載の画像表示方法。
【請求項3】
前記第3入力に応答して、N枚の画像のうちM枚の画像を選択し、前記M枚の画像を前記第2コラージュ画像としてコラージュし、前記第2コラージュ画像と前記第1個別画像との関連付けを確立する前記ステップは、
前記第3入力に応答して、N枚の画像のうちM枚の画像を選択してK個のコラージュテンプレートを表示するステップと、
目標コラージュテンプレートに対する第4入力を受信し、前記第4入力に応答して、前記目標コラージュテンプレートに従って前記M枚の画像をコラージュして、前記第2コラージュ画像を得るステップと、
前記第2コラージュ画像と前記第1個別画像との関連付けを確立するステップと、を含む、請求項
2に記載の画像表示方法。
【請求項4】
前記第1個別画像に関連付けられた第1画像を表示した後に、
前記第1画像と前記第1個別画像が同じ内容である場合、前記第1コラージュ画像の表示をキャンセルし、前記第1画像を全画面表示するステップと、
前記第1画像と前記第1個別画像が異なる内容である場合、前記第1コラージュ画像及び前記第1画像を分割画面表示するステップと、を含む、請求項1に記載の画像表示方法。
【請求項5】
第1コラージュ画像を表示し、第1個別画像に対する第1入力を受信するための第1表示モジュールと、
前記第1入力に応答して、前記第1個別画像に関連付けられた第1画像を表示するための第2表示モジュールと、
を含み、
前記第1個別画像は前記第1コラージュ画像を構成する画像の1つであり、前記第1画像は第2コラージュ画像又は第2個別画像であ
り、
第1コラージュ画像を表示した後、第1個別画像に対する第1入力を受信する前に、前記第1個別画像に対する第2入力を受信するための第1受信モジュールと、
前記第2入力に応答して、N枚の画像を表示するための第3表示モジュールと、
ユーザによる第3入力を受信するための第2受信モジュールと、
前記第3入力に応答して、前記N枚の画像のうちM枚の画像を選択して前記M枚の画像と前記第1個別画像との関連付けを確立するための第1実行モジュールと、をさらに含み、前記M枚の画像は前記第1画像を含む、画像表示装置。
【請求項6】
Mの値は2以上であり、前記第1実行モジュールは、
前記第3入力に応答して、N枚の画像のうちM枚の画像を選択し、前記M枚の画像を前記第2コラージュ画像としてコラージュし、前記第2コラージュ画像と前記第1個別画像との関連付けを確立するための実行ユニットを含む、請求項
5に記載の画像表示装置。
【請求項7】
前記実行ユニットは、
前記第3入力に応答して、N枚の画像のうちM枚の画像を選択してK個のコラージュテンプレートを表示するための選択サブユニットと、
目標コラージュテンプレートに対する第4入力を受信するための受信サブユニットと、
前記第4入力に応答して、前記目標コラージュテンプレートに従って前記M枚の画像をコラージュして、前記第2コラージュ画像を得るためのコラージュサブユニットと、
前記第2コラージュ画像と前記第1個別画像との関連付けを確立するための確立サブユニットと、を含む、請求項
6に記載の画像表示装置。
【請求項8】
前記第1個別画像に関連付けられた第1画像を表示した後に、前記第1画像と前記第1個別画像が同じ内容である場合、前記第1コラージュ画像の表示をキャンセルし、前記第1画像を全画面表示するための第4表示モジュールと、
前記第1個別画像に関連付けられた第1画像を表示した後に、前記第1画像と前記第1個別画像が異なる内容である場合、前記第1コラージュ画像及び前記第1画像を分割画面表示するための第5表示モジュールと、をさらに含む、請求項
5に記載の画像表示装置。
【請求項9】
プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを含み、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、請求項1から
4のいずれか1項に記載の画像表示方法のステップが実現される、電子機器。
【請求項10】
プログラム又はコマンドが記憶されており、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、請求項1から
4のいずれか1項に記載の画像表示方法のステップが実現される、可読記憶媒体。
【請求項11】
プロセッサ及び通信インタフェースを含み、前記通信インタフェースが前記プロセッサに結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行し、請求項1から
4のいずれか1項に記載の画像表示方法を実現するためのものである、チップ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年12月21日に出願した、名称が「画像表示方法、装置及び電子機器」である中国特許出願202011521995.8の優先権を主張し、その全ての内容が参照によって本明細書に組み込まれる。
【0002】
本出願は、通信の技術分野に属し、具体的には、画像表示方法、装置及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0003】
携帯端末の撮影性能の向上につれて、アプリケーションでサポートされる画像関連の操作方法も多様化されている。現在提供されている画像閲覧機能では、ローカルアルバムで画像を閲覧する場合でも、モーメンツ、電子アルバムアプレット等のようなネットワーク手段で画像を閲覧する場合でも、画像をタップすると画像が拡大表示され、詳細が見えるようになる画像閲覧方式は一般的であり、画像を表示する際の制御方式が単一である。
【発明の概要】
【0004】
本出願の実施例は、関連技術で画像を表示する際の制御方式が単一であるという問題を解決できる画像表示方法、装置及び電子機器を提供することを目的とする。
【0005】
上記技術的課題を解決するために、本出願は次のように実現される。
【0006】
第1態様において、本出願の実施例は、第1コラージュ画像を表示し、第1個別画像に対する第1入力を受信するステップと、第1入力に応答して、第1個別画像に関連付けられた第1画像を表示するステップと、を含み、第1個別画像は第1コラージュ画像を構成する画像の1つであり、第1画像は第2コラージュ画像又は第2個別画像である、画像表示方法を提供する。
【0007】
第2態様において、本出願の実施例は、第1コラージュ画像を表示し、第1個別画像に対する第1入力を受信するための第1表示モジュールと、第1入力に応答して、第1個別画像に関連付けられた第1画像を表示するための第2表示モジュールと、を含み、第1個別画像は第1コラージュ画像を構成する画像の1つであり、第1画像は第2コラージュ画像又は第2個別画像である、画像表示装置を提供する。
【0008】
第3態様において、本出願の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを含み、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサにより実行されると、第1態様に記載の方法のステップが実現される、電子機器を提供する。
【0009】
第4態様において、本出願の実施例は、プログラム又はコマンドが記憶されており、前記プログラム又はコマンドがプロセッサにより実行されると、第1態様に記載の方法のステップが実現される、可読記憶媒体を提供する。
【0010】
第5態様において、本出願の実施例は、プロセッサ及び通信インタフェースを含み、前記通信インタフェースが前記プロセッサに結合され、前記プロセッサがプログラム又はコマンドを実行し、第1態様に記載の方法を実現するためのものである、チップを提供する。
【0011】
本出願の実施例では、第1コラージュ画像を表示した後、第1コラージュ画像中の第1個別画像に対する第1入力を受信すると、第1個別画像に予め関連付けられた第1画像を表示し、このようなインタラクティブ表示の方式で、第1コラージュ画像に既に表示されている画像以外、第1コラージュ画像を構成する個別画像に関連付けられた画像を表示して、新規な画像表示のインタラクション方式を実現することができ、関連技術で画像表示のインタラクション方式が単一であるという問題が解決され、多様なインタラクション方式でより多くの隠し画像を表示でき、現在表示中の画像以外の画像を閲覧するエントリが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本出願の一実施例で提供される画像表示方法のフローチャートである。
【
図2】本出願の実施例で提供される1つの代替的な画像表示方法のインタラクション模式
図1である。
【
図3】本出願の実施例で提供される1つの代替的な画像表示方法のインタラクション模式
図2である。
【
図4】本出願の実施例で提供される1つの代替的な画像表示方法のインタラクション模式
図3である。
【
図5】本出願の実施例で提供される1つの代替的な画像表示方法のインタラクション模式
図4である。
【
図6】本出願の実施例で提供される1つの代替的な画像表示方法のインタラクション模式
図5である。
【
図7】本出願の実施例で提供される1つの代替的な画像表示方法のインタラクション模式
図6である。
【
図8】本出願の実施例で提供される1つの代替的な画像表示方法のインタラクション模式
図7である。
【
図9a】本出願の実施例で提供される1つの代替的な画像表示方法のインタラクション模式
図8である。
【
図9b】本出願の実施例で提供される1つの代替的な画像表示方法のインタラクション模式
図9である。
【
図9c】本出願の実施例で提供される1つの代替的な画像表示方法のインタラクション模式
図10である。
【
図10】本出願の一実施例で提供される画像表示インタラクション装置のモジュール模式図である。
【
図11】本出願の実施例を実現する電子機器のハードウェア構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下において、本出願の実施例における図面を参照しながら、本出願の実施例における技術的解決手段を明確に、完全に説明し、当然ながら、説明される実施例は本出願の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本出願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要することなく得られた他の全ての実施例は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。
【0014】
本出願の明細書及び特許請求の範囲における用語「第1」、「第2」等は、特定の順序又は前後順を説明するためのものではなく、類似する対象を区別するためのものである。このように使用される用語は、本出願の実施例がここで図示又は記述される以外の順序で実施できるように、適当な場合において互いに置き換えてもよいことを理解すべきである。また、明細書及び特許請求の範囲において「及び/又は」は、接続している対象のうちの少なくとも1つを表し、符号の「/」は、一般に前後関連対象が「又は」の関係であることを表す。
【0015】
本出願の実施例で提供される画像表示方法は様々な適用シナリオに適用可能であり、例えば、ユーザは電子機器でローカルに記憶された上記のカバー画像及び隠し画像を閲覧してもよいし、電子アルバム、ソーシャル共有プラットフォーム、アプリケーションソフトウェア又はアプリケーションソフトウェアのアプレット等のようなネットワークプラットフォーム上で上記カバー画像及び隠し画像を閲覧してもよく、本出願の実施例では、これについて具体的に限定せず、写真を閲覧可能ないかなるソフトウェア、システムコンポーネント、ネットワークプラットフォームでも、本出願の実施例で提供される画像表示方法を適用し、画像表示のインタラクション方式を多様化する効果を達成することができる。
【0016】
以下に図面を参照しながら、具体的な実施例及びその適用シナリオにより本出願の実施例で提供される画像表示方法を詳細に説明する。
【0017】
図1に示すように、本出願の実施例で提供される画像表示方法は、
第1コラージュ画像を表示し、第1個別画像に対する第1入力を受信するステップ101と、
第1入力に応答して、第1個別画像に関連付けられた第1画像を表示するステップ102と、
を含み、
第1個別画像は第1コラージュ画像を構成する画像の1つであり、第1画像は第2コラージュ画像又は第2個別画像である。
【0018】
本出願の実施例において、画像は個別画像でもコラージュ画像でもよく、コラージュ画像は少なくとも2枚の個別画像をコラージュしてなる画像である。第1コラージュ画像を構成する少なくとも2枚の個別画像のうち、「隠し」画像(第1画像)が予め関連付けられた個別画像(第1個別画像)が少なくとも1枚存在し、第1個別画像に対する第1入力を受信した後、第1個別画像に予め関連付けられた「隠し」画像を表示することができ、このように、第1個別画像は関連付けられた「隠し」画像を閲覧する「エントリ」と見なすことができ、「エントリ」で第1入力を受信した場合、予め関連付けられた「隠し」画像を表示することができる。このようなインタラクティブ表示の方式によって、第1入力を受信した第1個別画像を拡大表示するように制御するのではなく、第1コラージュ画像に既に表示されている画像以外、第1コラージュ画像を構成する個別画像に関連付けられた画像を表示することができ、関連技術で画像表示のインタラクション方式が単一であるという問題が解決される。
【0019】
第1コラージュ画像を構成する個別画像のうち、対応する画像が予め関連付けられた個別画像が一部のみであってもよいし、いずれの個別画像にも対応する画像が予め関連付けられていてもよい。第1個別画像に関連付けられた第1画像を例にすると、第1画像は第2コラージュ画像又は第2個別画像であってもよい。さらに、一代替例として、第1画像が第2コラージュ画像であれば、第2コラージュ画像中の個別画像には「隠し」画像がさらに関連付けられていてもよく、例えば、第2コラージュ画像中の第3個別画像には第2画像が関連付けられていてもよく、第2画像は第3コラージュ画像又は第4個別画像であってもよく、このように、第3個別画像に対する第1入力を受信すると、第3個別画像に関連付けられた第2画像を表示することができる。
【0020】
「隠し」画像の表示がトリガされた後、表示領域内に1つ上の層のコラージュ画像と「隠し」画像を同時に表示することができ、例えば並列表示でき、表示領域の面積が不足である場合、1つ上の層のコラージュ画像の表示領域を小さくし、「隠し」画像を表示するための表示スペースを提供してもよい。又は、1つ上の層のコラージュ画像と「隠し」画像を一部が重複するように表示してもよい。又は、「隠し」画像で1つ上の層のコラージュ画像を完全に覆う、つまり、表示領域内に1つ上の層のコラージュ画像を表示せずに、表示がトリガされた「隠し」画像のみを表示するようにしてもよい。「隠し」画像を表示する場合、何らかのアニメーション効果により「隠し」画像を動的に表示してもよく、例えば、並列表示の場合、1つ上の層のコラージュ画像を徐々に動的に縮小させ、空けられた表示領域内に「隠し」画像を徐々に拡大してもよい。「隠し」画像で1つ上の層のコラージュ画像を覆う場合、1つ上の層のコラージュ画像を、表示領域内になくなるまで徐々に透明化させ、「隠し」画像を表示領域内に徐々に透明から完全に表示されるようにするなどしてもよい。説明すべきことは、以上は動的表示の効果を例示的に説明するためのものに過ぎず、本出願の実施例の画像表示方法を限定するためのものではない点である。
【0021】
第1入力はコラージュ画像中の1枚の個別画像に対する入力をいい、第1入力は、第1入力を受信した個別画像に予め関連付けられた画像を表示することを指示するためのものである。第1入力はシングルタップ、ダブルタップ、長押し等、任意の予め指定された入力種類であってもよく、入力を受信するデバイスはタッチディスプレイ、マウス、キーボード等、様々なタイプの入力デバイスであってもよい。例示的に、タッチディスプレイが配備された携帯電話で第1コラージュ画像を表示する場合、第1入力は具体的に、受信された、ディスプレイに表示される第1コラージュ画像中の第1個別画像の表示領域に対するユーザのタップ・タッチ・シングルタップであってもよい。
【0022】
例示的に、
図2は第1コラージュ画像の1つの代替的な模式図を示し、該例において、携帯電話20のタッチディスプレイ201に、具体的に個別画像1~個別画像4との複数枚の個別画像を含む第1コラージュ画像を表示する。
図2の例において、ユーザがタッチディスプレイ201における個別画像2(第1個別画像)の表示領域をタップすると、携帯電話20はユーザのタップ入力(第1入力)を受信し、さらに、携帯電話20はユーザのタップに応答して、現在の画面をリフレッシュし、第1コラージュ画像の表示をキャンセルし、ディスプレイ201に個別画像2に予め関連付けられた「隠し」の1つ下の層の個別画像を表示することができ、
図3に示すように、個別画像5~個別画像9を含む第2コラージュ画像である、個別画像2に関連付けられた第1画像を表示する。選択的に、隠しの個別画像は1枚のみとしてもよく、この場合、第1コラージュ画像の表示を直接キャンセルし、個別画像2に関連付けられた第2個別画像を表示すればよく、ここでは図例の提供を省略する。
【0023】
説明すべきことは、第1コラージュ画像の表示をキャンセルすることは1つの代替的な実施形態であり、別のいくつかの実施形態では、ディスプレイに第1コラージュ画像及び個別画像2に関連付けられた画像を同時に表示してもよい点である。
【0024】
具体的には、1つの代替的な実施例において、第1個別画像に関連付けられた第1画像を表示するステップ102を実行した後、第1画像と第1個別画像が同じ内容であるか否かについての2つの異なるケース(1)及び(2)に応じて、第1画像を表示する方式は異なる実施形態で実現することができる。
【0025】
ケース(1)では、第1画像と第1個別画像が同じ内容である。この場合、第1コラージュ画像の表示をキャンセルし、第1画像を全画面表示する。
【0026】
つまり、第1個別画像に他の画像が関連付けられていないと、第1個別画像が第1入力を受信した後、第1コラージュ画像中の1枚の個別画像を拡大表示する効果を実現するように、第1個別画像を全画面表示してもよい。
【0027】
ケース(2)では、第1画像と第1個別画像が異なる内容である。この場合、第1コラージュ画像と第1画像を分割画面表示する。
【0028】
つまり、第1個別画像に他の画像が予め関連付けられていると、第1個別画像が第1入力を受信した後、分割画面表示の効果により、表示領域内に第1コラージュ画像、及び第1個別画像に関連付けられた第1画像を同時に表示することができる。分割画面は上下分割画面、左右分割画面、又は表示領域が相補的に重複する他の分割画面表示方式であってもよい。
【0029】
1つの代替的な実施形態において、個別画像2に関連付けられた第1画像を表示した後、第1コラージュ画像を表示する画面に戻ってもよく、1つの代替的な実施形態としては、個別画像2に予め関連付けられた第1画像を表示した後、第5入力を受信し、ここで、第5入力は、第1画像の表示をキャンセルし、第1コラージュ画像の表示に戻ることを指示するためのものであり、さらに、第5入力に応答して、第1コラージュ画像を表示する。選択的に、第5入力は第1画像に対する入力であってもよく、例えば、タッチスクリーンの場合、第5入力は、指定された領域へのシングルタップ、指定された領域へのダブルタップ、指定領域内からのタッチでの任意方向へのスライド操作等であってもよい。
【0030】
例示的に、
図3に示す画面において、ユーザが個別画像5~個別画像9の表示領域以外の表示領域をタップすると(第5入力)、
図3に示すように、
図2に示す画面に戻り、個別画像1~4を含む第1コラージュ画像を表示することができる。第1コラージュ画像を表示する際に、ユーザは個別画像2以外の個別画像に対して第1入力に対応する操作を実行してもよく、例えば個別画像1をタップしてもよく、個別画像1に第3画像が予め関連付けられていると、個別画像1に対する操作を受信した後、第3画像を表示し、
図4に示すように、第3画像はコラージュ画像であってもよく、具体的には個別画像10~12を含んでもよい。
図4は1つの代替例であり、他のコラージュ画像テンプレートを用いて第3画像を表示してもよく、選択的に、第3画像を表示するコラージュ画像テンプレートは第1画像を表示するコラージュ画像テンプレートと異なってもよい。
【0031】
別の選択的な実施形態において、個別画像2に関連付けられた第1画像を表示した後、第1画像の1つ下の層に隠された画像、即ち第1画像に関連付けられた画像をさらに表示してもよく、ここで、第1画像が第2コラージュ画像である場合、第2コラージュ画像中の少なくとも1枚の個別画像には対応する画像が予め関連付けられていてもよく、且つ個別画像が第1入力を受信した後に関連付けられた画像が表示される。
【0032】
例えば、
図2及び
図3で提供される例において、第1個別画像(個別画像2)をタップした後、個別画像5~個別画像9を含む、個別画像2に関連付けられた第2コラージュ画像を表示することができ、さらに、ユーザは
図3に示す画面において、個別画像6(第3個別画像)をタップすることができ、個別画像6に第2画像が予め関連付けられている場合、第2画像を表示し、具体的には、第2画像は、個別画像13~16を含むコラージュ画像であってもよく、1つの代替的な表示形態は
図5に示すように、第1コラージュ画像及び第1画像の表示をキャンセルし、第2画像を全画面表示し、別の代替的な表示形態は第1コラージュ画像、第1画像及び第2画像を分割画面表示するか、又は部分的に重複させて表示するか、又は、第1画像及び第2画像のみを分割画面表示もしくは部分的に重複させて表示する、等々。
【0033】
1つの代替例において、1つの個別画像に関連付けられた隠し画像を表示する際に、該個別画像の領域内に、隠し画像で該個別画像を覆うように隠し画像を表示してもよく、例えば、1つの代替例としては、第1コラージュ画像中の第1個別画像に対する第1入力を受信した後、第1個別画像を反転する動的効果により、第1個別画像の元の表示領域内での第1個別画像の表示をキャンセルし、第1個別画像の元の表示領域内に第1画像を表示するように反転する。つまり、第1個別画像が第1入力を受信した後、第1コラージュ画像中の第1個別画像以外の個別画像を不変に維持している状態で、第1個別画像の表示領域内で第1個別画像の表示をキャンセルし、第1個別画像に関連付けられた第1画像を表示する。1つの代替例としては、
図2に示す第1コラージュ画像中の個別画像2が第1入力を受信した後、
図6に示す画面を表示し、個別画像2の元の表示領域内に、個別画像5~個別画像9を含む、個別画像2に関連付けられた第2コラージュ画像を表示する。
【0034】
第1コラージュ画像を表示する前に、ユーザの入力に応じて第1コラージュ画像を生成してもよい。1つの代替的な実施形態としては、第1コラージュ画像を表示する前に、画像セットから1枚又は複数枚の画像を選択する第6入力を受信し、さらに第6入力に応じて第1コラージュ画像を生成する。選択された画像が複数であると、複数の画像をコラージュし、第1コラージュ画像を生成し、選択された各画像は第1コラージュ画像中の個別画像である。選択された画像が1枚であると、選択された画像を第1コラージュ画像とし、且つ指定された分割方式で分割し、画像を分割して得られた各画像ブロックは第1コラージュ画像中の1つの個別画像となる。
【0035】
選択的に、ユーザが第1コラージュ画像を生成させる操作は電子機器のシステムコンポーネント、電子機器にインストールされたアプリケーションソフトウェア、ウェッブページ等のプラットフォームにおいて実行してもよい。例示的に、ユーザが携帯電話のアルバムシステムコンポーネントで第1コラージュ画像を生成させることを例にし、
図7に示すように、ユーザは携帯電話70のデスクトップにおいてアルバム機能のアイコン701をタップし、続いて
図8に示すアルバム機能画面を開き、アルバム(画像セット)内の1枚又は複数枚のアルバム画像(画像セット内の画像)を表示させる。
図8に示すように、ユーザはアルバム画像の右上隅のチェックボックスをタップすることで、該アルバム画像を選択するか又はその選択をキャンセルすることができ、チェックボックス内にチェックがあれば、該アルバム画像が選択されており、そうでなければ、該アルバム画像が選択されていない。1枚又は複数枚のアルバム画像を選択した後、「コラージュ画像カバー」のアイコンをタップすると、現在選択されている1枚又は複数枚のアルバム画像に基づいて第1コラージュ画像を生成し、
図9aに示す画面を表示することが指示される。
【0036】
ユーザが選択したアルバム画像は1枚又は複数枚であってもよい。ユーザが選択したアルバム画像が複数枚のアルバム画像である場合、ユーザが「コラージュ画像カバー」のアイコンをタップすると、
図9aに示す画面が表示され、個別画像1~個別画像4はユーザがアルバムから選択された4枚のアルバム画像であり、デフォルトのコラージュ方式で画面901の上方にコラージュによって得られたコラージュ画像の表示効果が表示され、ユーザはテンプレート領域902内から1つのテンプレートを選択することができ、選択後に画面901の上方でユーザが現在選択しているテンプレートのコラージュ方式によるコラージュ画像のコラージュ効果をリアルタイムにプレビューすることができる。ユーザが「確定」アイコン904を選択すると、画面901内のコラージュ画像プレビューで第1コラージュ画像が生成される。選択的に、ユーザが第1コラージュ画像中の個別画像を削除又は追加したい場合、アイコン903をタップし、
図8に示すアルバムを再び開き、
図8に示す実施形態で第1コラージュ画像を生成するためのアルバム画像を選択することができる。
【0037】
別のシナリオにおいて、ユーザが選択したアルバム画像は1枚であってもよく、この場合、ユーザが「コラージュ画像カバー」のアイコンをタップすると、
図9aに示す画面を表示することができ、個別画像1~個別画像4はユーザがアルバムから選択した1枚のアルバム画像が所定の分割方式で分割された効果であり、個別画像1~個別画像4をコラージュして得られた第1コラージュ画像とユーザが選択したアルバム画像は同じ内容であり、個別画像1~個別画像4の内容はそれぞれアルバム画像中の対応する領域内の内容である。それに応じて、テンプレート領域902内は分割テンプレートを表示するためのものであり、ユーザが1つのテンプレートを選択した後、画面901の上方で選択されたアルバム画像を現在選択しているテンプレートで分割した効果をプレビューすることができる。第1コラージュ画像の生成確定方式及び第1コラージュ画像の変更方式はユーザが複数枚のアルバム画像を選択して第1コラージュ画像を生成させる上記の実施形態を参照すればよく、ここでは詳細な説明を省略する。
【0038】
第1コラージュ画像を生成した後、第1コラージュ画像中の任意の個別画像の関連付け画像を引き続き生成してもよく、生成プロセスは第1コラージュ画像に類似する。第1コラージュ画像を生成し表示した後、第1個別画像に対する第1入力を受信する前に、該方法は、第1画像と第1個別画像との関連付けを確立するプロセスをさらに含み、具体的には、第1個別画像に対する第2入力を受信するステップと、第2入力に応答して、N枚の画像を表示するステップと、ユーザによる第3入力を受信するステップと、第3入力に応答して、N枚の画像のうちM枚の画像を選択してM枚の画像と第1個別画像との関連付けを確立するステップと、を含んでもよく、M枚の画像は第1画像を含む。N枚の画像からM枚の画像を選択し、M枚の画像と第1個別画像との関連付けを確立することにより、第1個別画像に関連付けられた第1画像の生成が実現され、ユーザに簡便な関連付け操作方式を提供することができる。
【0039】
例示的に、
図9aに示す画面において、第2入力は個別画像2(第1個別画像)を選択するためのユーザからのタップであってもよく、
図9bに示すように、選択された個別画像2は陰影を付ける方式で既に選択されていることを示すことができ、その後、アイコン903をタップすると、
図8に示すアルバムを再度表示することができ(N枚の画像が表示される)、ユーザはアルバムから1枚又は複数枚のアルバム画像を選択して(第3入力によりM枚の画像を選択)、現在選択している個別画像2に関連付けられた画像を決定することができ、ここで、M枚の画像は上記の第1画像を含む。
【0040】
Mの値が2以上である場合、第3入力に応答して、N枚の画像のうちM枚の画像を選択して第1個別画像との関連付けを確立するステップは、第3入力に応答して、N枚の画像のうちM枚の画像を選択し、M枚の画像を第2コラージュ画像としてコラージュし、第2コラージュ画像と第1個別画像との関連付けを確立するステップを含む。それにより、2枚以上の画像を選択して第1個別画像と関連付けを確立する際に、選択された2枚以上の画像をコラージュ画像として表示することができ、多様な画像表示方式が提供される。
【0041】
例示的に、
図9bに示す画面において、1枚又は複数枚のアルバム画像を選択した後、「コラージュ画像カバー」をタップして、M枚の画像の選択を決定して第1個別画像と関連付けを確立することができ、次に、
図9aに類似する
図9cの画面が再び開かれて、ユーザが選択したM枚の画像が表示される。1枚のアルバム画像の場合、1枚のアルバム画像に対する分割効果を表示し(分割効果は非分割を含んでもよく、つまり、個別画像のみを個別画像2の関連画像とする)、そして分割テンプレートの選択設定をさらに行ってもよく、ユーザが「確定」アイコン904をタップした後、選択された1枚のアルバム画像が個別画像2と関連付けられる。ユーザが2枚以上のアルバム画像を選択した場合、即ち、選択されたM枚の画像が2枚以上の画像である場合、2枚以上のアルバム画像のコラージュ効果を表示し、初期表示時にはデフォルトのコラージュテンプレートによって選択された2枚以上のアルバム画像をコラージュしてもよく、ユーザはコラージュテンプレートをさらに選択することができる。具体的には、K個のコラージュテンプレートを表示してもよい。K個のコラージュテンプレートのうちの目標コラージュテンプレートに対するユーザの第4入力を受信した後、目標コラージュテンプレートに従って選択された画像をコラージュし、それによって第2コラージュ画像を得、さらに、第2コラージュ画像と第1個別画像との関連付けを確立する。例えば、
図9cの画面において、ユーザが「確定」アイコン904をタップした後、M枚の画像が第2コラージュ画像としてコラージュされ、第2コラージュ画像と個別画像2(第1個別画像)との関連付けが確立される。
【0042】
第1コラージュ画像中の第1個別画像と第1画像との関連付けを作成した後、ユーザは第1コラージュ画像中の第1個別画像以外の他の個別画像と他の画像との関連付けを作成することもできる。ユーザが確認した後、全ての画像及びそれらの間の関連付けを保存することができる。
【0043】
例えば、携帯電話で保存する場合、携帯電話はローカルにこれらの関係を保存することができる。1つの代替的な記憶関係は以下のとおりである。P={p1,p2,……}、P1={p11,p12,……}、P2={p21,……}、……、P21={p211,p212,……}。ここで、Pは第1コラージュ画像中の全ての個別画像のセットであり、複数枚の個別画像p1、p2、……を含み、P1は第1コラージュ画像中の個別画像p1に関連付けられた画像中の個別画像のセットであり、複数枚の個別画像p21、……を含み、P2は第1コラージュ画像中の個別画像p2に関連付けられた画像中の個別画像のセットであり、複数枚の個別画像p21、……を含み、P21は個別画像p21に関連付けられた画像中の個別画像のセットであり、複数枚の個別画像p211、p212、……を含む。上記保存された関係をチェックしたい場合、ユーザは携帯電話のアルバム機能を開き、アルバム機能で提供される1つの機能モジュール下で、本出願の実施例で提供される画像表示方法により、第1コラージュ画像及びそれに関連付けられた個別画像を閲覧することができる。
【0044】
上記例はローカルで第1コラージュ画像とその関連付けられた画像との関連付けを作成する方式を例にし、類似的に、アプリケーションソフトウェア、ウェッブページ等のプラットフォームでの作成方式も同様であり、作成後、作成するユーザ又は他の閲覧権限を持つユーザの閲覧のために、作成された関連付け及び選択された全ての個別画像セットをアプリケーションソフトウェア又はウェッブページに対応するサーバに保存してもよく、ここでは詳細な説明を省略する。
【0045】
本出願の実施例では、第1コラージュ画像を表示した後、第1コラージュ画像中の第1個別画像に対する第1入力を受信すると、第1個別画像に予め関連付けられた第1画像を表示し、このようなインタラクティブ表示の方式で、第1コラージュ画像に既に表示されている画像以外、第1コラージュ画像を構成する個別画像に関連付けられた画像を表示して、新規な画像表示のインタラクション方式を実現することができ、関連技術で画像表示方式が単一であるという問題が解決され、多様なインタラクション方式でより多くの隠し画像を表示でき、現在表示中の画像以外の画像を閲覧するエントリが提供される。
【0046】
説明すべきことは、本出願の実施例で提供される画像表示方法は、実行主体が画像表示装置であってもよく、又は該画像表示装置における画像表示方法を実行し搭載するための制御モジュールであってもよい点である。本出願の実施例では画像表示装置が画像表示方法を実行し搭載することを例にし、本出願の実施例で提供される画像表示方法を説明する。
【0047】
本出願の実施例は、本出願の実施例で提供される画像表示方法を実行するために用いることができる画像表示装置をさらに提供する。本出願の実施例で提供される画像表示装置の説明において詳しく説明されていない部分については、本出願の実施例で提供される画像表示方法を参照すればよい。
【0048】
図10に示すように、本出願の実施例で提供される画像表示装置100は第1表示モジュール1001及び第2表示モジュール1002を含んでもよい。
【0049】
第1表示モジュール1001は、第1コラージュ画像を表示し、第1個別画像に対する第1入力を受信するために用いることができ、第2表示モジュール1002は、第1入力に応答して、第1個別画像に関連付けられた第1画像を表示するために用いることができ、第1個別画像は第1コラージュ画像を構成する画像の1つであり、第1画像は第2コラージュ画像又は第2個別画像である。
【0050】
選択的に、該装置100は、第1コラージュ画像を表示した後、第1個別画像に対する第1入力を受信する前に、第1個別画像に対する第2入力を受信するための第1受信モジュールと、第2入力に応答して、N枚の画像を表示するための第3表示モジュールと、ユーザによる第3入力を受信するための第2受信モジュールと、第3入力に応答して、N枚の画像のうちM枚の画像を選択してM枚の画像と第1個別画像との関連付けを確立するための第1実行モジュールと、をさらに含んでもよい。
【0051】
選択的に、Mの値は2以上であり、第1実行モジュールは、第3入力に応答して、N枚の画像のうちM枚の画像を選択し、M枚の画像を第2コラージュ画像としてコラージュし、第2コラージュ画像と第1個別画像との関連付けを確立するための実行ユニットを含み、M枚の画像は第1画像を含む。
【0052】
選択的に、実行ユニットは、第3入力に応答して、N枚の画像のうちM枚の画像を選択してK個のコラージュテンプレートを表示するための選択サブユニットと、目標コラージュテンプレートに対する第4入力を受信するための受信サブユニットと、第4入力に応答して、目標コラージュテンプレートに従ってM枚の画像をコラージュして、第2コラージュ画像を得るためのコラージュサブユニットと、第2コラージュ画像と第1個別画像との関連付けを確立するための確立サブユニットと、を含む。
【0053】
選択的に、該装置100は、第1個別画像に関連付けられた第1画像を表示した後、第1画像と第1個別画像が同じ内容である場合、第1コラージュ画像の表示をキャンセルし、第1画像を全画面表示するための第4表示モジュールと、第1個別画像に関連付けられた第1画像を表示した後、第1画像と第1個別画像が異なる内容である場合、第1コラージュ画像と第1画像を分割画面表示するための第5表示モジュールと、をさらに含んでもよい。
【0054】
本出願の実施例で提供される画像表示装置では、第1コラージュ画像を表示した後、第1コラージュ画像中の第1個別画像に対する第1入力を受信すると、第1個別画像に予め関連付けられた第1画像を表示し、このようなインタラクティブ表示の方式で、第1コラージュ画像に既に表示されている画像以外、第1コラージュ画像を構成する個別画像に関連付けられた画像を表示して、新規な画像表示のインタラクション方式を実現することができ、関連技術で画像表示のインタラクション方式が単一であるという問題が解決され、多様なインタラクション方式でより多くの隠し画像を表示でき、現在表示中の画像以外の画像を閲覧するエントリが提供される。
【0055】
本出願の実施例における画像表示装置は装置であってもよく、端末における部材、集積回路、又はチップであってもよい。該装置はモバイル電子機器であってもよく、非モバイル電子機器であってもよい。例示的に、モバイル電子機器は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、携帯情報端末、車載電子機器、ウェアラブルデバイス、ウルトラモバイルパーソナルコンピュータ(ultra-mobile personal computer,UMPC)、ネットブック又はパーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant,PDA)等であってもよく、非モバイル電子機器は、サーバ、ネットワーク接続ストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビジョン(television、TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0056】
本出願の実施例における画像表示装置は、オペレーティングシステムを有する電子機器であってもよい。該オペレーティングシステムは、アンドロイド(Android)オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよく、本出願の実施例では具体的に限定しない。
【0057】
本出願の実施例で提供される画像表示装置は、
図1から
図9cの方法実施例における画像表示装置で実現される各プロセスを実現でき、且つ同じ技術的効果をもたらすことができ、重複を回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0058】
選択的に、本出願の実施例は電子機器をさらに提供し、該電子機器はプロセッサと、メモリと、メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを含み、該プログラム又はコマンドは、プロセッサにより実行されると、上記画像表示方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術的効果を達成でき、重複を回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0059】
なお、本出願の実施例における電子機器は前述したモバイル電子機器及び非モバイル電子機器を含むことに注意されたい。
【0060】
図11は本出願の実施例を実現する電子機器のハードウェア構造模式図である。
【0061】
該電子機器110は、高周波ユニット1101、ネットワークモジュール1102、オーディオ出力ユニット1103、入力ユニット1104、センサ1105、表示ユニット1106、ユーザ入力ユニット1107、インタフェースユニット1108、メモリ1109、及びプロセッサ1110等の部材を含むが、それらに限定されない。
【0062】
当業者であれば、電子機器110はさらに各部材に給電する電源(例えば、電池)を含んでもよく、電源は電源管理システムによってプロセッサ1110に論理的に接続し、さらに電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費管理等の機能を実現できることが理解可能である。入力ユニット1104は、グラフィックスプロセッシングユニット、マイクロホン等を含んでもよい。表示コンポーネント1106は表示パネルを含んでもよい。ユーザ入力ユニット1107はタッチパネル及び他の入力デバイス等を含んでもよい。メモリ1109にはアプリケーション及びオペレーティングシステム等が記憶されていてもよい。
図11に示す電子機器の構造は電子機器を限定するものではなく、電子機器は図示より多く又はより少ない部材、又は一部の部材の組合せ、又は異なる部材配置を含んでもよく、ここでは詳細な説明を省略する。
【0063】
ここで、ユーザ入力ユニット1107はユーザの任意の入力を受信するためのものであり、表示ユニット1106は画像表示のためのものである。
【0064】
本出願の実施例は可読記憶媒体をさらに提供し、前記可読記憶媒体にプログラム又はコマンドが記憶されており、該プログラム又はコマンドは、プロセッサにより実行されると、上記画像表示方法の実施例の各プロセスが実現され、且つ同じ技術的効果を達成でき、重複を回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0065】
ここで、前記プロセッサは上記実施例に記載の電子機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ読み取り専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のような不揮発性メモリを含み得るコンピュータ可読記憶媒体を含む。
【0066】
本出願の実施例はチップをさらに提供し、前記チップはプロセッサ及び通信インタフェースを含み、前記通信インタフェースは前記プロセッサに結合され、前記プロセッサは、プログラム又はコマンドを実行し、上記画像表示方法の実施例の各プロセスを実現するためのものであり、且つ同じ技術的効果を達成でき、重複を回避するために、ここでは詳細な説明を省略する。
【0067】
本出願の実施例で言及したチップは、システムレベルチップ、システムチップ、チップシステム又はシステムオンチップ等と呼ばれてもよいことを理解すべきである。
【0068】
説明すべきことは、本明細書において、用語「含む」、「からなる」又はその他のあらゆる変形は、非排他的包含を含むように意図され、それにより一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置は、それらの要素のみならず、明示されていない他の要素、又はこのようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素をも含む点である。特に断らない限り、語句「1つの……を含む」により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に別の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。また、指摘すべきことは、本出願の実施形態における方法及び装置の範囲は、図示又は検討された順序で機能を実行することに限定されず、係る機能に応じて実質的に同時に又は逆の順序で機能を実行することも含み得る点であり、例えば、説明されたものと異なる順番で、説明された方法を実行してもよく、さらに各種のステップを追加、省略、又は組み合わせてもよい。また、何らかの例を参照して説明した特徴は他の例において組み合わせられてもよい。
【0069】
以上において本開示の実施例に係る方法、装置(システム)及びコンピュータプログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照しながら本開示の各態様を説明した。フローチャート及び/又はブロック図における各ブロック及びフローチャート及び/又はブロック図における各ブロックの組合せは、コンピュータプログラムコマンドによって実現できることを理解すべきである。コンピュータプログラムコマンドは、機械を製造するために、共通コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサへ提供されてもよく、それにより、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサによって実行されるこれらのコマンドは、フローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックにおいて指定された機能/動作の実現を可能にする。このようなプロセッサは、共通プロセッサ、専用プロセッサ、特殊アプリケーションプロセッサ又はフィールドプログラマブルロジック回路であってもよいが、それら限定されない。また、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組合せは、指定された機能又は動作を実行する専用ハードウェアによって実現してもよく、又は専用ハードウェアとコンピュータコマンドの組合せによって実現してもよいことが理解される。
【0070】
以上の実施形態に対する説明によって、当業者であれば上記実施例の方法がソフトウェアと必要な共通ハードウェアプラットフォームとの組合せという形態で実現できることを明確に理解可能であり、当然ながら、ハードウェアによって実現してもよいが、多くの場合において前者はより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本出願の技術的解決手段は実質的に又は従来技術に寄与する部分はソフトウェア製品の形で実施することができ、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させる複数のコマンドを含む。
【0071】
以上、図面を参照しながら本出願の実施例を説明したが、本出願は上記の具体的な実施形態に限定されず、上記の具体的な実施形態は例示的なものに過ぎず、限定的なものではなく、本出願の示唆をもとに、当業者が本出願の趣旨及び特許請求の保護範囲から逸脱することなくなし得る多くの形態は、いずれも本出願の保護範囲に属するものとする。