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特許7525513ガイド部材、そのようなガイド部材を備える機械システム、およびそのようなガイド部材を生産するための方法
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  • 特許-ガイド部材、そのようなガイド部材を備える機械システム、およびそのようなガイド部材を生産するための方法 図1
  • 特許-ガイド部材、そのようなガイド部材を備える機械システム、およびそのようなガイド部材を生産するための方法 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-22
(45)【発行日】2024-07-30
(54)【発明の名称】ガイド部材、そのようなガイド部材を備える機械システム、およびそのようなガイド部材を生産するための方法
(51)【国際特許分類】
   F16C 33/12 20060101AFI20240723BHJP
   F16C 17/02 20060101ALI20240723BHJP
   F16C 33/08 20060101ALI20240723BHJP
【FI】
F16C33/12 Z
F16C17/02 Z
F16C33/08
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2021569180
(86)(22)【出願日】2020-05-15
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-25
(86)【国際出願番号】 FR2020050810
(87)【国際公開番号】W WO2020234531
(87)【国際公開日】2020-11-26
【審査請求日】2023-01-27
(31)【優先権主張番号】1905390
(32)【優先日】2019-05-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】506126266
【氏名又は名称】イドロメカニーク・エ・フロットマン
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】ファブリス・プロスト
(72)【発明者】
【氏名】ピエリック・パヴァリエ
【審査官】倉田 和博
(56)【参考文献】
【文献】特表2008-537023(JP,A)
【文献】国際公開第2017/007397(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16C 33/06-33/14
F16C 17/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
可動要素(20)を装着するためのボア(14)を備えている本体部(12)を含み、前記本体部(12)は金属材料から作られている、ガイド部材(10)であって、前記ボア(14)は、0.6mm以下の拡散深さ(P16)にわたるジャミングに対して処理された表面層(16)を有し、前記表面層(16)は5から50μmの間の深さ(P18)にわたって500Hv1以上の硬度を有し、前記表面層は、500Hv1以上の硬度を有する窒素富化オーステナイトγN相に対応し、組合せ層と拡散層との間に配置される中間層を含むことを特徴とするガイド部材(10)。
【請求項2】
前記金属材料は、鉄系金属材料であることを特徴とする請求項1に記載のガイド部材(10)。
【請求項3】
前記金属材料は、構造用鋼または低合金鋼から選択されることを特徴とする請求項1または2に記載のガイド部材(10)。
【請求項4】
前記本体部(12)の前記金属材料は、200から600MPaの間の降伏強度Reを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のガイド部材(10)。
【請求項5】
前記金属材料は、300から600MPaの間の降伏強度Reを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のガイド部材(10)。
【請求項6】
前記金属材料は、400から500MPaの間の降伏強度Reを有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のガイド部材(10)。
【請求項7】
前記表面層(16)は、0.3mm以下の拡散深さ(P16)にわたってジャミングに対して処理されることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のガイド部材(10)。
【請求項8】
前記表面層(16)は、25から50μmの間の深さ(P18)にわたって500Hv1以上である硬度を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のガイド部材(10)。
【請求項9】
前記表面層(16)は、5から50μmの間の深さ(P18)にわたって550Hv1以上である硬度を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のガイド部材(10)。
【請求項10】
前記表面層(16)は、25から50μmの間の深さ(P18)にわたって550Hv1以上である硬度を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のガイド部材(10)。
【請求項11】
請求項1から10のいずれか一項に記載のガイド部材(10)と、前記ガイド部材(10)の前記ボア(14)内に配置構成されている可動要素(20)とを備える、機械システム(1)。
【請求項12】
可動要素(20)を装着するためのボア(14)を備える本体部(12)を含む、請求項1から10のいずれか一項に記載のガイド部材(10)を生産するための方法であって、前記方法は次の連続するステップ、すなわち、
-金属材料から前記本体部(12)を生産するステップと、
-前記ガイド部材(10)をジャミングから保護するために前記ボア(14)の表面処理を実行するステップであって、前記表面処理は0.6mm以下の拡散深さ(P16)にわたって前記ボア(14)の表面層(16)に影響を及ぼし、前記表面層(16)は前記表面処理後に5から50μmの間の深さ(P18)にわたって550Hv1以上の硬度を有し、前記表面層は、500Hv1以上の硬度を有する窒素富化オーステナイトγN相に対応し、組合せ層と拡散層との間に配置される中間層を含む、ステップと、
を含むことを特徴とする、ガイド部材(10)を生産するための方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガイド部材(guiding member)、そのようなガイド部材を備える機械システム、およびそのようなガイド部材を生産するための方法に関する。
【0002】
本発明の分野は、高荷重の下で振動、並進、または回転で動作し、研磨環境で衝撃を受ける機械システムの分野である。
【背景技術】
【0003】
従来、そのようなシステムは、WO2006087498において説明されているように、ガイド部材と可動要素とを備える。
【0004】
一例として、このシステムは、公共工事または鉱山機械、農業用車両、工業用機械、などのためのジョイントを形成することができる。
【0005】
青銅、複合材料、またはポリマー材料から作られたリングは、高荷重に曝されたとき、シャフトの幾何学的形状に適合し、通常圧力を下げることができるという利点を有する。係数p.V(N/mmを単位とする直径方向圧力pとm/sを単位とする円周速度Vとの積)が小さくなると、リングの摩耗が減少する。
【0006】
しかしながら、表面硬度は低く、その結果、磨損への耐性は低い。
【0007】
結果として、高荷重および高摩耗に曝される用途では、機械的特性が高く(Re>800MPa)、硬度が高い鋼鉄を使用するのが慣例である。これらの鋼鉄は熱処理されており、ベイナイトまたはマルテンサイト構造を有している。
【0008】
しかしながら、機械的特性が著しく大きいことから、これらのリングは、軸の曲げに適合できない。このため、局所的p.V係数が非常に高くなり、したがって、摩耗が生じ、次いで、ジャミング(jamming)が生じる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【文献】国際公開第2006/087498号
【文献】欧州特許出願公開第0987456号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、上記の不利点を克服する改善されたガイド部材を提案することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
この目的のために、本発明は、可動要素を装着するためのボアを備えている本体部を含む、ガイド部材に関するものであり、この本体部は金属材料から作られており、ボアは、0.6mm以下の拡散深さ(diffusion depth)にわたるジャミングに対して処理された表面層を有し、この表面層は5から50μmの間の深さにわたって500Hv1以上の硬度を有することを特徴とする。
【0012】
したがって、本発明は、研磨環境内で高荷重および衝撃の下にある用途の範囲内において、耐ジャミング性、耐摩耗性、および適合性の間に優れた妥協点を有する、高性能のガイド部材を実現することを可能にする。このガイド部材は、通常はかなり高価なカテゴリの鋼鉄、さらにはより長く、より深い表面処理を用いた場合に得られる、高い性能を有している。提案されている解決策は、性能/価格比が改善されており、より競争力がある。
【0013】
本発明の他の有利な特徴により、個別にまたは組み合わせて以下のことが言える。
-金属材料は、鉄系金属材料である。
-金属材料は、構造用鋼または低合金鋼から選択される。
-本体部の金属材料は、200から600MPaの間の降伏強度Reを有する。
-金属材料は、300から600MPaの間の降伏強度Reを有する。
-金属材料は、400から500MPaの間の降伏強度Reを有する。
-表面層は、0.3mm以下の拡散深さにわたってジャミング防止処理されている。
-表面層は、25から50μmの間の深さにわたって500Hv1以上の硬度を有する。
-表面層は、5から50μmの間の深さにわたって550Hv1以上の硬度を有する。
-表面層は、25から50μmの間の深さにわたって550Hv1以上の硬度を有する。
【0014】
本発明は、先行する請求項の1つに記載のガイド部材と、このガイド部材のボア内に配置構成されている可動要素とを備える、機械システムにも関係する。
【0015】
本発明は、上で説明されているようなガイド部材を生産するための方法にも関係し、前記ガイド部材は可動要素を装着するためのボアを備える本体部を含み、この方法は次の連続するステップ、すなわち、
-金属材料から本体部を生産するステップ、
-ガイド部材をジャミングから保護するためにボアの表面処理を実行するステップであって、表面処理は0.6mm以下の拡散深さでボアの表面層に影響を及ぼし、表面層は、表面処理後に、5から50μmの間の深さにわたって550Hv1以上の硬度を有する、ステップを含むことを特徴とする方法に関する。
【0016】
本発明は、非限定的な例のみを用いて与えられ、添付図面を参照しつつ行われる次の説明からよりよく理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明によるガイド部材と、可動要素とを備える、本発明による機械化システムの長手方向断面図である。
図2図1の詳細IIの拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1および図2は、本発明によるリング10と、長手方向軸X1に沿ってリング10内に配置構成されているシャフト20とを備える、本発明による機械システム1を示している。
【0019】
システム1は、研磨環境における高荷重および/または衝撃に耐えるように設計されている。システム1は、たとえば、公共工事または鉱山機械、農業用車両、鋼鉄産業用の工業用機械などのためのジョイントを構成する。
【0020】
リング10は、本体部12と、本体部12内に形成される円筒形プロファイルを有するボア14とを備える。ボア14は、連続または往復運動に従って、軸X1を中心とする回転および/または軸X1に沿った並進により可動であるシャフト20を受け入れるように設けられている。リング10は、回転および/または並進するシャフト20をガイドするための部材を構成する。
【0021】
リング10とシャフト20との間の摩擦界面、より具体的にはボア14とシャフト20の外面との間の摩擦界面は、好ましくは潤滑される。ボア14は、EP0987456およびWO2006087498において説明されているように、滑らかであるか、または潤滑剤予備として働くキャビティを備えることができる。
【0022】
本体部12は、200から600MPaの間の降伏強度Reを有する金属材料から作られる。有利には、金属材料は、構造用鋼または低合金鋼(少なくとも95%の鉄および炭素を含む)から選択され得る。これは、リング10を生産するコストを大幅に削減し、以下に詳述される、いくつかの利点をもたらす。金属材料は、好ましくは300から600MPaの間、なおいっそう好ましくは400から500MPaの間の降伏強度Reを有する。
【0023】
非限定的な例を挙げると、本体部12の材料は、次の金属材料から選択され得る。
【0024】
【表1】
【0025】
本発明により、ボア14は、0.3mm以下の拡散深さP16にわたってジャミングに対して処理された表面層16を有する。表面層16は、10から50μmの間の深さP18にわたって500Hv1以上の硬度を有する。硬度は、500から650Hv1の間であってよく、好ましくは550Hv1以上である。深さP18は、好ましくは20μmから50μmの間である。たとえば、ボア14に施されるジャミング防止表面処理の拡散深さP16は、0.2mmであり、硬度は30μmの深さP18にわたって600Hv1に等しいものとしてよい。深さP16およびP18は、簡略化の観点から、図2において縮尺通りでない。
【0026】
好ましくは、ジャミング防止処理は窒化である。
【0027】
硬化深さP18が低すぎる(<10μm)場合、耐摩耗性は低くなりすぎる。深さP18が大きすぎる(>50μm)と、表面層16は脆くてあまり弾力的でなくなり、したがって剥離を生じやすく、適合の能力が小さくなる。
【0028】
ジャミング防止表面処理の拡散深さP16は、最大の適合の特性を保持するために0.3mmに制限される。したがって、表面処理は、少なくとも4%の圧縮を受けたときに剥離を生じないという利点を有する。
【0029】
好ましくは、表面層16は、25から50μmの間の深さP18にわたって、500Hv1以上、より好ましくは550Hv1以上の硬度を有する。少なくとも25μmの深さとすることで、耐摩耗性を高めることによって、ガイド部材の耐用年数をさらに延ばすことが可能になる。
【0030】
特定の一実施形態により、ジャミングに対して処理された表面層16は、深さP18における組合せ層(白色層とも呼ばれる)と、深さP16における拡散層とを含む。
【0031】
好ましくは、ジャミングに対して処理された表面層16は、組合せ層と拡散層との間に配置される、中間層も含む。
【0032】
この中間層は、好ましくは、20から50μmの間、より好ましくは25から50μmの間の深さのところに配置される。少なくとも25μmの深さP18では、耐摩耗性を高めることによって、中間層の耐用年数が延び、したがってガイド要素の耐用年数も延びる。50μm以下の深さでは、中間層の弾性が高まり、したがって、ガイド要素の弾性も高まり、適合能力を改善し、剥離発生を制限する。
【0033】
中間層は、20から50μm、好ましくは25から50μmの間の深さP18にわたって、500Hv1以上、好ましくは550Hv1以上の硬度を有する。
【0034】
中間層は、ジャミングに対する処理が高温、すなわち592℃以上の温度で実行されたときに、ジャミングに対する処理の間に、特に窒化または浸炭窒化によって、形成される。
【0035】
592℃の温度は、鉄-窒素状態図においてオーステナイト相のフェライト相を画定する。592℃より高い場合、上で説明されている中間層に対応する、γN相(窒素富化オーステナイト)が形成される。
【0036】
ボア14の後処理に続き、中間層の硬度をチェックすることが可能である。高温の後処理では、高硬度の中間層を得ることが可能であり、低温の処理では、低硬度の中間層を得ることが可能である。使用することが可能な後処理の例は、たとえば、350℃から500℃の間の溶融塩浴による酸化、350℃から500℃の間のガス酸化、または120℃から160℃の間の沸点での塩水中の酸化を含む。
【0037】
金属材料は降伏強度より高い荷重を受けるとつぶれるので、適合がなされた後、機械的応力を受けたゾーンの耐荷重は大きくなる。
【0038】
著しい機械的特性(Re>600MPa)を有する金属材料から作られたリングと比較して、あまり著しくない機械的特性(Re<600MPa)を有する金属材料から作られたリング10を使用することで、リング10とシャフト20との間の界面における常圧を、それらの対向面の適合によって低減することが可能であり、したがって、係数p.Vを低減し、したがって、機械システム1内の摩耗を低減することが可能になる。
【0039】
表面処理は、材料の適合に続き、高い表面硬度を提供し、良好な耐摩耗性および耐ジャミング性を有することを可能にする。
【0040】
意外にも、機械システム1は、材料Re>MPaから作られたリングよりも、材料Re<600MPaから作られた本発明によるリング10の方が最終的により効率的である。
【0041】
複合材料およびポリマー材料から作られたリングと比較して、リング10は、表面層の加工硬化に続きより優れた耐荷重性を有し、表面処理を受けた表面層16の表面硬度に起因してより優れた耐摩耗性を有する。
【0042】
青銅(125<Re<175MPa)、黄銅(Re≒180MPa)および銅アルミニウムのリングと比較して、リング10は、より優れた耐摩耗性を有する。
【0043】
全体的にまたは表面的に硬化された鋼鉄から作られたリングと比較して(高周波誘導加熱均熱、セメント結合)、リング10は、より優れた耐ジャミング性およびより優れた荷重適合能力を有する。
【0044】
ボア内に硬質のジャミング防止コーティングを施したリング(溶射、PVD、化学的Ni、硬質Crなど)と比較して、摩耗および衝撃を受けたコーティングの剥離を回避するために著しい機械的特性(Re>600MPa)を有する材料を必要とするが、リング10は、あまり著しくない機械的特性(Re<600MPa)を有する金属材料から作られてもよく、上で提示されている様々な利点をもたらす。
【0045】
リングと、リング内で1000時間回転できるシャフトとを備える2つの機械システムを使用して比較試験が行われる。
リングがRe>600MPaの鋼鉄から作られるときには、適合が不十分であり、荷重はうまく分散されず、荷重が最大となる場所で係数p.Vが高くなり、シャフトの著しい摩耗が生じる。
【0046】
リング10が本発明によるものであり、Re<600MPaで、ジャミング防止表面処理が施されているときには、適合は十分であり、荷重はよく分散され、係数p.Vは制限され、シャフト20の摩耗は上記の場合よりもかなり少ないことがわかる。
【0047】
本体部12の半径方向平面での断面を作ることによって、リング10をより具体的に特徴付けることが求められる。これは、リング10の加工硬化およびその機械的特性の向上を示すことを可能にする。本体部12は、3%の変形を受けている、すなわち、ボア14の直径は3%増加した。変形されたボア14の表面から0.6mmのところで測定された本体部12の硬度は、試験前の265Hv0.1に対して295Hv0.1になる、すなわち引張降伏強度Reは850MPaから950MPaになった。
【0048】
さらに、機械システム1は、本発明の範囲から逸脱することなく、図1および図2とは異なる形状であってもよい。
【0049】
図示されていない変更形態において、システム1は、リングとは異なるガイド部材10を備えることができる。
【0050】
別の変更形態(図示せず)によれば、システム1は、シャフトとは異なる要素20を備えることができ、この要素20は軸X1を中心とする回転および/または軸X1に沿った並進で部材10内を可動である。
【0051】
別の変更形態(図示せず)によれば、部材10は、本発明による表面層16を有する複数のボア14を備えることができる。
【0052】
さらに、上で述べた様々な実施形態および変更形態の技術的特徴は、全体として、または一部のみで、組み合わせることができる。したがって、機械システム1およびガイド部材10は、コスト、機能性、および性能の観点から適応され得る。
【符号の説明】
【0053】
1 機械システム
10 リング
12 本体部
14 ボア
16 表面層
20 シャフト
図1
図2