(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-22
(45)【発行日】2024-07-30
(54)【発明の名称】サービス提供装置、サービス提供方法、プログラム、およびサービス提供システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0241 20230101AFI20240723BHJP
G06Q 30/015 20230101ALI20240723BHJP
G06Q 30/0282 20230101ALI20240723BHJP
【FI】
G06Q30/0241
G06Q30/015
G06Q30/0282
(21)【出願番号】P 2023129156
(22)【出願日】2023-08-08
【審査請求日】2023-08-08
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519110124
【氏名又は名称】PayPay株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100154852
【氏名又は名称】酒井 太一
(74)【代理人】
【識別番号】100181124
【氏名又は名称】沖田 壮男
(74)【代理人】
【識別番号】100194087
【氏名又は名称】渡辺 伸一
(72)【発明者】
【氏名】史 丹寧
(72)【発明者】
【氏名】チン スーチャオ
(72)【発明者】
【氏名】トウ ネイ
(72)【発明者】
【氏名】チン シコウ
【審査官】牧 裕子
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-021231(JP,A)
【文献】特開2018-132864(JP,A)
【文献】特開2020-067755(JP,A)
【文献】特開2007-249358(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末装置において動作するアプリケーションプログラムと協働して利用者にサービスを提供するサービス提供装置であって、
前記アプリケーションプログラムからのリクエストに応じて、前記端末装置に店舗動画を配信する動画配信部と、
前記店舗動画に重畳させて前記端末装置のタッチパネルに表示されるアイコンが操作されるのに応じて前記アプリケーションプログラムから発信されるリクエストに応答して、前記サービスと前記店舗動画に係る店舗とに関連する所定のアクションを発動させるアクション実行部と、
前記利用者の利用者特徴ベクトルおよび前記店舗の店舗特徴ベクトルに基づいて、テーマごとの前記店舗動画の順位付けを示す情報を配信テーブルに格納するランキング処理部と、
を備え、
前記動画配信部は、
前記端末装置に前記店舗動画が提供されている間に前記利用者により前記端末装置のタッチパネルに対
するスワイプ操作
または前記アイコンに対する前記店舗動画のテーマ
の切り替え
のアイコン操作がなされたことを前記端末装置から通知された場合に
、通知された前記スワイプ操作または前記テーマの切り替えのアイコン操作と、前記配信テーブルとに基づいて、配信する前記店舗動画を切り替え
、切り替えた前記店舗動画を前記端末装置に配信し、
前記アクション実行部は、前記端末装置に前記店舗動画が提供されている間に前記利用者により前記アイコンに対する前記テーマの切り替え以外のアイコン操作がなされたことを前記端末装置から通知された場合に、前記テーマの切り替え以外のアイコン操作に応じた所定のアクションを発動させる、
サービス提供装置。
【請求項2】
前記ランキング処理部は、複数のテーマのそれぞれについて
前記店舗動画の順位付けするランキング処理を行い、
前記動画配信部は、前記端末装置において選択されているテーマに対応する前記ランキング処理の結果に基づいて前記店舗動画を配信する、
請求項1記載のサービス提供装置。
【請求項3】
前記サービスは、電子決済サービスであり、
前記ランキング処理部は、電子決済の完了時に提示される決済完了画面において前記端末装置が受け付けた評価の内容を前記端末装置から取得し、前記評価の内容に基づいて
前記店舗動画の順位付けするランキング処理を行う、
請求項1または2記載のサービス提供装置。
【請求項4】
端末装置において動作するアプリケーションプログラムと協働して利用者にサービスを提供するサービス提供装置が、
前記アプリケーションプログラムからのリクエストに応じて、前記端末装置に店舗動画を配信する処理と、
前記店舗動画に重畳させて前記端末装置のタッチパネルに表示されるアイコンが操作されるのに応じて前記アプリケーションプログラムから発信されるリクエストに応答して、前記サービスと前記店舗動画に係る店舗とに関連する所定のアクションを発動させる処理と、
前記利用者の利用者特徴ベクトルおよび前記店舗の店舗特徴ベクトルに基づいて、テーマごとの前記店舗動画の順位付けを示す情報を配信テーブルに格納する処理と、
を実行し、
前記店舗動画を配信する処理において、
前記端末装置に前記店舗動画が提供されている間に前記利用者により前記端末装置のタッチパネルに対
するスワイプ操作
または前記アイコンに対する前記店舗動画のテーマ
の切り替え
のアイコン操作がなされたことを前記端末装置から通知された場合に
、通知された前記スワイプ操作または前記テーマの切り替えのアイコン操作と、前記配信テーブルとに基づいて、配信する前記店舗動画を切り替え
、切り替えた前記店舗動画を前記端末装置に配信し、
前記アクションを発動させる処理において、前記端末装置に前記店舗動画が提供されている間に前記利用者により前記アイコンに対する前記テーマの切り替え以外のアイコン操作がなされたことを前記端末装置から通知された場合に、前記テーマの切り替え以外のアイコン操作に応じた所定のアクションを発動させる、
サービス提供方法。
【請求項5】
端末装置において動作するアプリケーションプログラムと協働して利用者にサービスを提供するサービス提供装置のプロセッサに、
前記アプリケーションプログラムからのリクエストに応じて、前記端末装置に店舗動画を配信する処理と、
前記店舗動画に重畳させて前記端末装置のタッチパネルに表示されるアイコンが操作されるのに応じて前記アプリケーションプログラムから発信されるリクエストに応答して、前記サービスと前記店舗動画に係る店舗とに関連する所定のアクションを発動させる処理と、
前記利用者の利用者特徴ベクトルおよび前記店舗の店舗特徴ベクトルに基づいて、テーマごとの前記店舗動画の順位付けを示す情報を配信テーブルに格納する処理と、
を実行させるためのプログラムであって、
前記店舗動画を配信する処理において、前記プロセッサに、
前記端末装置に前記店舗動画が提供されている間に前記利用者により前記端末装置のタッチパネルに対
するスワイプ操作
または前記アイコンに対する前記店舗動画のテーマ
の切り替え
のアイコン操作がなされたことを前記端末装置から通知された場合に
、通知された前記スワイプ操作または前記テーマの切り替えのアイコン操作と、前記配信テーブルとに基づいて、配信する前記店舗動画を切り替えさせ
、切り替えた前記店舗動画を前記端末装置に配信させ、
前記アクションを発動させる処理において、前記プロセッサに、前記端末装置に前記店舗動画が提供されている間に前記利用者により前記アイコンに対する前記テーマの切り替え以外のアイコン操作がなされたことを前記端末装置から通知された場合に、前記テーマの切り替え以外のアイコン操作に応じた所定のアクションを発動させる、
プログラム。
【請求項6】
店舗動画の配信を受けてタッチパネルに前記店舗動画を表示させる処理と、
前記店舗動画に重畳させて、サービス提供装置と協働して利用者に提供されるサービスと前記店舗動画に係る店舗とに関連する所定のアクションを発動させるための一以上のアイコンを前記タッチパネルに表示させる処理と、
前記アイコンが操作された場合に、前記所定のアクションを発動させるためのリクエストを前記サービス提供装置に送信する処理と、
を
実行する端末装置と、
前記端末装置と協働して利用者にサービスを提供するサービス提供装置であって、
前記端末装置からのリクエストに応じて、前記端末装置に店舗動画を配信する動画配信部と、
前記店舗動画に重畳させて前記端末装置のタッチパネルに表示されるアイコンが操作されるのに応じて前記端末装置から発信されるリクエストに応答して、前記サービスと前記店舗とに関連する所定のアクションを発動させるアクション実行部と、
前記利用者の利用者特徴ベクトルおよび前記店舗の店舗特徴ベクトルに基づいて、テーマごとの前記店舗動画の順位付けを示す情報を配信テーブルに格納するランキング処理部と、
を有するサービス提供装置と、
を備
え、
前記動画配信部は、前記端末装置に前記店舗動画が提供されている間に前記利用者により前記端末装置のタッチパネルに対するスワイプ操作または前記アイコンに対する前記店舗動画のテーマの切り替えのアイコン操作がなされたことを前記端末装置から通知された場合に、通知された前記スワイプ操作または前記テーマの切り替えのアイコン操作と、前記配信テーブルとに基づいて、配信する前記店舗動画を切り替え、切り替えた前記店舗動画を前記端末装置に配信し、
前記アクション実行部は、前記端末装置に前記店舗動画が提供されている間に前記利用者により前記アイコンに対する前記テーマの切り替え以外のアイコン操作がなされたことを前記端末装置から通知された場合に、前記テーマの切り替え以外のアイコン操作に応じた所定のアクションを発動させる、
サービス提供システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アプリケーションプログラム、サービス提供装置、サービス提供方法、プログラム、およびサービス提供システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電子決済サービスなどのネットワークを介したサービスの提供が盛んに行われている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
現代において、利用者が利用可能な店舗は多岐に亘っており、利用者が「選択肢が多すぎて何をして良いのか分からない」という状態に陥ることも多い。このため、例えば食事の場面であれば「いつも同じ店で食事をしてしまう」という現象も生じ得る。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、店舗を利用するまでの流れを好適にサポートすることができるアプリケーションプログラム、サービス提供装置、サービス提供方法、プログラム、およびサービス提供システムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、端末装置のプロセッサに、店舗動画の配信を受けて前記端末装置のタッチパネルに前記店舗動画を表示させる処理と、前記店舗動画に重畳させて、サービス提供装置と協働して利用者に提供されるサービスと前記店舗動画に係る店舗とに関連する所定のアクションを発動させるための一以上のアイコンを前記タッチパネルに表示させる処理と、前記アイコンが操作された場合に、前記所定のアクションを発動させるためのリクエストを前記サービス提供装置に送信する処理と、を実行させるためのアプリケーションプログラムである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、店舗を利用するまでの流れを好適にサポートすることができるアプリケーションプログラム、サービス提供装置、サービス提供方法、プログラム、およびサービス提供システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】電子決済サービスが実現されるための構成の一例を示す図である。
【
図2】電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図(その1)である。
【
図3】電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図(その2)である。
【
図4】第1実施形態に係る決済サーバ100の構成図である。
【
図5】利用者情報172の内容の一例を示す図である。
【
図6】加盟店/店舗情報176の内容の一例を示す図である。
【
図8】店舗動画のテーマについて説明するための図である。
【
図9】店舗の評価を受付可能な決済完了画面の一例を示す図である。
【
図10】決済アプリ20(利用者端末装置10)と決済サーバ100が協働して動画コンテンツを提供する際の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照し、本発明のアプリケーションプログラム、サービス提供装置、サービス提供方法、プログラム、およびサービス提供システムの実施形態について説明する。以下に登場する「サーバ」、「管理装置」「情報提供装置」などの、利用者にサービスを提供したり内部解析を行ったりするための各種装置は、分散化された装置群によって実現されてよく、それぞれの装置を運用する事業者は異なってもよい。また装置のハードウェアの保有者(クラウドサーバの提供者)と実質的な運用を行う事業者も異なってよい。
【0010】
アプリケーションプログラムと決済サーバは、協働して電子決済サービスを提供する。電子決済サービスは「サービス」の一例であり、決済サーバは「サービス提供装置」の一例である。以下、これを前提とし、アプリケーションプログラムを「決済アプリ」と称する。電子決済サービスは、店舗における商品やサービスの購買に係る決済をサポートするサービスである。店舗とは、例えば、現実空間に存在する物理的な店舗(実店舗)であるが、電子商取引の仮想店舗を含んでもよい。仮想店舗は、電子決済サービスの運営者とは異なる主体によって提供されるものを含んでもよい。その場合、仮想店舗における買い物の決済の際に、電子決済サービスのインターフェース画面に遷移するように制御される。電子決済サービスにおいて、店舗は、例えば加盟店(ブランド)に属するものとして扱われ、店舗において購買行動が行われた際の決済などの処理は、主として利用者と加盟店の間で行われる。これに代えて、決済などの処理が利用者と店舗との間で行われてもよい。
【0011】
[電子決済サービス]
図1は、電子決済サービスが実現されるための構成の一例を示す図である。電子決済サービスは、決済サーバ100を中心として実現される。決済サーバ100は、例えば、一以上の利用者端末装置10、一以上の第1店舗端末装置50、及び一以上の第2店舗端末装置70のそれぞれとネットワークNWを介して通信する。ネットワークNWは、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、無線基地局、プロバイダ装置などを含む。
【0012】
利用者端末装置10は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の可搬型端末装置である。利用者端末装置10は、少なくとも、光学読取機能、通信機能、表示機能および入力受付機能(タッチパネル)、プログラム実行機能を有するコンピュータ装置である。以下の説明では、これらの機能を実現するための構成をそれぞれカメラ、通信装置、タッチパネル、CPU(Central Processing Unit)等と称する。利用者端末装置10では、CPU等のプロセッサにより決済アプリ20が実行されることで、決済サーバ100と連携して電子決済サービスを利用者に提供するように動作する。決済アプリ20は、例えば、アプリケーションストアから利用者端末装置10にインストールされ、カメラ、通信装置、タッチパネルなどを制御する。
【0013】
第1店舗端末装置50は、例えば、店舗に設置される。第1店舗端末装置50は、少なくとも、商品価格取得機能、光学読取機能、プログラム実行機能、通信機能を有するコンピュータ装置である。第1店舗端末装置50は、いわゆるPOS(Point of Sale)装置を含み、POS装置によって商品価格取得機能や光学読取機能を実現してもよい。店舗コード画像60は、店舗に置かれ、QRコード(登録商標)等のコード画像が紙やプラスチックの媒体に印刷されたものである。なお、店舗コード画像60は、店舗に置かれたディスプレイ(スマートフォンなどの端末装置のディスプレイでもよい)によって表示されてもよい。
【0014】
第2店舗端末装置70は、加盟店の運営者によって使用される。第2店舗端末装置70は、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。第2店舗端末装置70では、加盟店向けインターフェース72が動作する。加盟店向けインターフェース72は、加盟店向けアプリであってもよいし、ブラウザであってもよい。加盟店向けインターフェース72は、加盟店の運営者によるクーポンの設定等を受け付け、決済サーバ100に送信する。スマートフォンである第2店舗端末装置70は、加盟店向けアプリを実行することで、店舗コード画像に相当するコード画像を表示したり、利用者端末装置10が表示するコード画像を読み取ったりする機能を有する。
【0015】
決済サーバ100は、利用者端末装置10または第1店舗端末装置50から受信した決済情報に基づいて電子決済を実現する。第1店舗端末装置50は、POS装置と加盟店サーバを含む場合があり、その場合、POS装置から加盟店サーバを介して決済情報が決済サーバ100に送信される。以下の説明では、これを特に区別せず、第1店舗端末装置50から決済情報が送信されるものとする。
【0016】
図2および
図3は、電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図である。電子決済には、パターン1とパターン2の二つが存在してよい。
【0017】
図2に示すパターン1(以下、ユーザスキャンと称する)の場合、決済アプリ20が起動した状態の利用者端末装置10が、光学読取機能によって店舗コード画像60をデコードする(S1)。店舗コード画像60には、店舗URL(Uniform Resource Locator)の情報が含まれている。この店舗URLは、電子決済サービスのドメインに対して店舗を識別可能な情報が付加されたものであり、決済サーバ100において加盟店IDや店舗ID等との対応付けがなされている(後述)。決済アプリ20は、店舗URLとアカウントIDを含む第1決済情報を決済サーバ100に送信する(S2)。決済サーバ100は、店舗URLに対応する加盟店ID、店舗IDから、店舗情報(後述)を検索して加盟店名と店舗名の情報を取得し(S3)、決済アプリ20に送信する(S4)。利用者は、加盟店名や店舗名が表示された画面において、決済金額を利用者端末装置10に入力する(S5)。そして、利用者端末装置10は、少なくとも決済金額を含む第2決済情報を生成し、決済サーバ100に送信する(S6)。決済サーバ100は、受信した第2決済情報に基づいて電子決済を行う(S7)。そして、決済サーバ100は、決済完了通知(決済完了画面を表示するための情報)を決済アプリ20に送信し(S8)、決済アプリ20は決済完了画面を表示する(S9)。なお、店舗コード画像60が店舗に置かれたディスプレイによって表示される場合、店舗コード画像60には、店舗URLだけでなく決済金額の情報が含まれる場合がある。この場合、利用者が決済金額を入力する手順が省略され、第1決済情報に決済金額の情報が含められて決済サーバ100に送信される。加盟店名や店舗名の情報は、決済完了画面に含めて表示されてよい。
【0018】
図3に示すパターン2(以下、ストアスキャンと称する)の場合、決済アプリ20の起動時、決済アプリ20において支払う操作が行われたとき、自動更新のタイミング(例えば1分おき)になったとき、およびその他のタイミングで、決済アプリ20はワンタイムコードの発行要求を決済サーバ100に送信する(S11)。決済サーバ100はワンタイムコードを生成し(S12)、決済アプリ20に送信する(S13)。決済アプリ20は、ワンタイムコードに基づいて生成した、QRコードやバーコード等のコード画像を表示する(S14)。利用者は利用者端末装置10の表示面を第1店舗端末装置50に翳し(提示し)、第1店舗端末装置50は、光学読取機能によってコード画像をデコードし、ワンタイムコード等を取得する(S15)。そして、第1店舗端末装置50は、ワンタイムコード、決済金額、加盟店ID、店舗ID等を含む決済情報を生成し、決済サーバ100に送信する(S16)。決済金額の情報は、予めバーコード読み取りや手入力等によって取得されている。決済サーバ100は、受信した情報に基づいて、ワンタイムコードに対応する利用者を特定し、電子決済を行う(S17)。そして、決済サーバ100は、決済完了通知を決済アプリ20に送信し(S18)、決済アプリ20は決済完了画面を表示する(S19)。
【0019】
なお、上記のいずれか一方のみのパターンで電子決済が行われてもよい。また、
図2で説明した「アカウントID」は、利用者の識別情報として用いられ得る他の情報(例えば電話番号)であってもよい。また、ストアスキャンにおいてワンタイムコードの発行が省略され、決済アプリ20は、利用者のアカウントIDに基づいて生成したコード画像を表示してもよい。その場合、決済サーバ100は、ワンタイムコードに対応する利用者を特定するのに代えて、アカウントIDに対応する利用者を特定する。
【0020】
[決済サーバ]
図4は、第1実施形態に係る決済サーバ100の構成図である。決済サーバ100は、例えば、通信部110と、決済コンテンツ提供部120と、決済処理部130と、情報管理部140と、記憶部170とを備える。決済コンテンツ提供部120は、例えば、動画コンテンツ提供部122を備える。動画コンテンツ提供部122は、例えば、動画配信部122Aと、アクション実行部122Bと、ランキング処理部122Cとを備える。通信部110および記憶部170以外の構成要素は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
【0021】
記憶部170は、HDDやフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)などである。記憶部170は、決済サーバ100がネットワークを介してアクセス可能なNAS(Network Attached Storage)装置であってもよい。記憶部170には、利用者情報172、決済コンテンツ情報174、加盟店/店舗情報176、配信テーブル178などの情報が格納される。
【0022】
通信部110は、ネットワークNWに接続するための通信インターフェースである。通信部110は、例えばネットワークインターフェースカードである。
【0023】
決済コンテンツ提供部120は、例えば、Webサーバの機能を有し、電子決済サービスの各種画面を表示するための情報(コンテンツ)を利用者端末装置10に提供する。決済コンテンツ提供部120は、決済コンテンツ情報174から適宜、必要なコンテンツを読み出して利用者端末装置10に提供する。利用者端末装置10は、決済アプリ20によってコンテンツが再生された状態で利用者による各種入力を受け付け、前述した決済情報などを決済サーバ100に送信する。動画コンテンツ提供部122の機能については後述する。
【0024】
決済処理部130は、利用者端末装置10または第1店舗端末装置50により送信された決済情報に基づいて、決済処理を行う。決済処理部130は、利用者情報172を参照しながら決済処理を行う。
【0025】
図5は、利用者情報172の内容の一例を示す図である。利用者情報172は、利用者の登録情報の一例である。利用者情報172は、例えば、利用者URL、アカウントID、電話番号、パスワードの他、メールアドレス、利用者ID、氏名・住所・生年月日、登録日、チャージ残高、後払い設定、後払い枠、後払い利用額、後払い利用可能額、決済方法設定、銀行口座、クレジットカード番号、チャージ履歴情報、決済履歴情報、フォロー中店舗、利用者特徴情報などの情報が対応付けられたものである。利用者URLは、利用者間の送金処理に使用される。電子決済サービスへの新規登録時には、電話番号およびパスワードの登録が必須となる。アカウントIDは、決済サーバ100によって利用者に発行されるものであり、利用者IDは、利用者が任意に設定できる(設定しなくてもよい)IDである。メールアドレス、および氏名・住所・生年月日も同様に、利用者が任意に設定できる(設定しなくてもよい)情報である。登録日とは利用者が電子決済サービスに登録した日(アカウントを作成した日)である。以下、これらの情報が対応付けられた利用者のインスタンス(電子決済口座)のことをアカウントと称する。
【0026】
チャージ残高は、利用者が予めアカウントに送金することで設定された電子マネーの残高を示す情報である。送金の手段としては、指定業者(銀行)のATM(Automatic Teller Machine)からの送金、登録された銀行口座からの送金などがある。後払い設定は、後払いによる電子決済を可能とするための設定が済んでいるか否かを示す情報であり、「済」と「未」のいずれかに設定される。後払いの更なる詳細については後述する。決済方法設定は、その時点において利用者がチャージ残高による電子決済を行うのか、後払いによる決済を行うのかを示す設定情報である。銀行口座とクレジットカード番号のそれぞれは、電子決済サービスに入金可能な銀行口座またはクレジットカード番号の情報(口座番号、カード番号)である。チャージ履歴情報は、利用者が予め電子決済サービスに送金してチャージ残高を増加させた履歴である。決済履歴情報は、利用者が行った決済の内訳(日時、購買行動が行われた店舗の店舗ID、決済金額、決済方法など)を、決済ごとに示す情報である。
【0027】
図6は、加盟店/店舗情報176の内容の一例を示す図である。加盟店/店舗情報176は、例えば、店舗URLに対して加盟店IDと店舗IDが対応付けられた第1テーブル176Aと、加盟店IDに対して加盟店名と売上金(前述)が対応付けられた第2テーブル176Bと、店舗IDに対して店舗名が対応付けられた第3テーブル176Cとを含む。加盟店/店舗情報176には、これらの情報の他、加盟店または店舗のカテゴリ、店舗の所在地、決済パターン、或いは店舗の特徴を示す店舗特徴情報、店舗を紹介する店舗動画、店舗評価情報、平均利用額などの情報(メタ情報)が含まれてもよい。
【0028】
情報管理部140は、利用者端末装置10や第2店舗端末装置70から取得した情報に基づいて、利用者情報172および加盟店/店舗情報176を管理する。情報管理部140は、利用者情報172および加盟店/店舗情報176について新規レコードの追加、編集、削除などを行う。
【0029】
[電子決済]
決済処理部130は、利用者端末装置10または第1店舗端末装置50から決済情報が取得されると、利用者情報172を参照して当該利用者の「決済方法設定」を取得する。決済処理部130は、「決済方法設定」が「チャージ残高」に設定されている利用者に関して、以下のように電子決済を行う。決済処理部130は、例えば、利用者IDに対応付けて管理しているチャージ残高を減少させ、加盟店の売上金の項目値を増加させることで、電子決済を行う。加盟店の売上金の項目値は、例えば、それ自体が電子マネーとして使用されるものでは無く、加盟店と電子決済サービスとの取り決めに応じたサイクルで、売上金の項目値に対応する金額が銀行口座に送金される。
【0030】
決済処理部130は、「設定情報」が「後払い」に設定されている利用者に関して、以下のように電子決済を行う。後払いとは、電子決済サービスの運営者とは別主体であるクレジットカード会社との連携による「クレジット払い」とは別枠で設定されるものであり、電子決済サービスの運営者が与信者となって、後払い枠の範囲内でチャージ残高に依存しない電子決済を許容するものである。なお後払いサービスを受けるために、電子決済サービスの運営者が提供するクレジットカードの取得が要求されてよい。後払いで利用された金額は、一か月分まとめて翌月の支払日に、例えば銀行口座からの引き落としによって決済される。この場合、決済処理部130は、後払い利用額に決済金額を加算し、後払い利用可能額から同額を差し引くことで暫定決済を行い、締め日になると上記のように当月分の決済を翌月の支払い日に引き落とすための処理を行う、或いはクレジットカード会社の運営者に当該処理を依頼する。なお暫定決済の時点で決済金額が後払い利用可能額を超える場合は、エラー通知が決済アプリ20に返信される。
【0031】
[動画コンテンツ]
以下、動画コンテンツ提供部122の機能について説明する。動画コンテンツ提供部122は、例えば、決済アプリ20のトップ画面において所定のアイコン操作がなされることで、或いは音声による「動画」などの発話が検知されることで起動する。決済アプリ20は、利用者端末装置10のタッチパネルに動画(動画コンテンツ)を表示させる。動画コンテンツは、店舗の紹介をするコンテンツである。店舗は様々な種類の店舗を含んでもよいし、飲食店に限定されてもよい。決済アプリ20は、決済サーバ100からの店舗動画の配信を受けて動画コンテンツを利用者端末装置10のタッチパネルに表示させる。
【0032】
(決済アプリ側の処理)
まずは動画コンテンツについて決済アプリ20側の処理から順に説明する。
【0033】
図7は、動画コンテンツの一例を示す図である。動画コンテンツは、例えば全画面で表示される店舗動画に対して、各種の領域や複数のアイコン(利用者によって操作可能な画像をいうものとする)が重畳表示されたものである。複数のアイコンのうち少なくとも一部は、電子決済サービスおよび店舗動画に係る店舗に関連する所定のアクションを発動させるためのものである。アイコンが操作されると決済アプリ20は、所定のアクションを実行するように決済サーバ100のアクション実行部122Bにリクエストを送信する。
【0034】
動画コンテンツには、例えば、アイコンIC1~IC7と、領域A1~A3が設けられる。アイコンIC1は、動画コンテンツの表示開始を決済サーバ100にリクエストするためのものである。アイコンIC2は、利用者が店舗動画に係る店舗をフォローする(所定のアクションの一例)ことを指示するためのものである。フォローがされることで、利用者のタッチパネルに対する操作によって、フォローされた店舗の一覧画面が閲覧可能となる。
【0035】
アイコンIC3は、店舗動画に係る店舗の位置を地図上に表示するための情報を配信することを決済サーバ100にリクエストするためのものである。
【0036】
アイコンIC4は、この店舗をフォローすることでクーポンを取得可能であることを表し、フォロー画面への遷移を決済サーバ100にリクエストするためのものである。これに加えて、フォロー中の店舗に係る店舗動画であることを示す表示がなされてもよい。
【0037】
アイコンIC5は、店舗動画のテーマを切り替えることを決済サーバ100にリクエストするためのものである。
図8は、店舗動画のテーマについて説明するための図である。あるテーマについて決済サーバ100のランキング処理部122Cは、配信する店舗動画のランキング処理を行っており、内部的に順位付けを行う。決済アプリ20では、最初に順位が最も高い店舗動画を表示するのであるが、利用者によって上下または左右に(以下では上下とする)スワイプ操作がなされると、順位が一つ高い、または低い店舗動画に切り替えるように決済サーバ100の動画配信部122Aにリクエストする。例えば、上方向にスワイプ操作がなされると動画配信部122Aは順位が一つ低い店舗動画を配信し、下方向にスワイプ操作がなされると動画配信部122Aは順位が一つ高い店舗動画を配信する。最初に配信された店舗動画は順位が最も高いものであるので、下方向にスワイプ操作がなされても動画配信部122Aは店舗動画を切り替えない(順位が最も低い店舗動画に切り替えてもよい)。テーマとは、フォロー中の店舗、「○○区」といった地区、「あなたにお奨め」、「新しい発見」などのように設定されるものである。ランキング処理部122Cは、これらのテーマに合致する度合いが高い店舗から順に順位付けする。アイコンIC5は、このように一連の系列として表示される店舗動画の系列を切り替えることを決済サーバ100にリクエストするためのものである。
【0038】
決済アプリ20は、領域A1に、店舗動画に係る店舗の店舗名などを表示する。決済アプリ20は、領域A2に、当該店舗の評価情報を表示する。決済アプリ20は、領域A3に、当該店舗の平均利用額を表示する。決済アプリ20は、領域A4に、当該店舗または店舗動画に付与されたハッシュタグを表示する。これらの情報は、後述するように店舗動画に付随するメタ情報として決済サーバ100から送られてくるものである。
【0039】
決済アプリ20は、前述した決済完了画面において、利用者による店舗の評価を受け付けてもよい。
図9は、店舗の評価を受付可能な決済完了画面の一例を示す図である。この画面において入力された情報は決済サーバ100に送信され、統計処理を経て店舗の評価情報に反映される。店舗の評価は、例えば星の数で行われ、利用者は評価に応じた数の星をタップすることで評価を入力する。また、利用者は、「雰囲気が良い」、「美味しい」、「接客が良い」、「リーズナブル」、「厳選されたメニュー」などの追加評価を入力することもできる。
【0040】
(決済サーバ側の処理)
動画コンテンツ提供部122について説明する。動画配信部122Aは、ランキング処理の結果としてランキング処理部122Cから提供された配信テーブル178に基づいて店舗動画を選択し、例えばストリーミングによって利用者端末装置10に配信する。配信テーブル178は、
図8に示すようなテーマごとの順位付けを示す情報である。動画配信部122Aは、決済アプリ20からスワイプ操作、或いはテーマを切り換える操作がなされたことを示す情報(リクエスト)を取得すると、操作内容と配信テーブル178に基づいて配信する店舗動画を切り換える。動画配信部122Aは、店舗動画に係る店舗のメタ情報を加盟店/店舗情報176から取得して、店舗動画と共に利用者端末装置10に配信する。
【0041】
アクション実行部122Bは、決済アプリ20からアイコンが操作したことを示す情報(リクエスト)を取得すると、店舗動画に係る店舗を利用者にフォローさせる、店舗動画に係る店舗の位置を地図上に表示するための情報を利用者端末装置10に送信するなどの所定のアクションを実行する。
【0042】
ランキング処理部122Cは、テーマごとの店舗のランキング処理、或いは店舗動画のランキング処理を行う。店舗のランキング処理とは、専ら店舗のメタ情報に基づいて行われるものであり、店舗動画のランキング処理とは、更に店舗動画の質などの情報が考慮されて行われるものである。いずれのランキング処理が行われてもよいが、以下では、専ら店舗のメタ情報に基づいて店舗のランキング処理が行われ、その結果が対応する店舗動画の順位付けになるものとする。
【0043】
ランキング処理の一例について説明する。まず、ランキング処理部122Cは、利用者の位置(位置情報として決済アプリ20から送られてくる位置でもよいし、決済履歴等から推定された位置でもよい)を中心とした店舗を粗く抽出し、母集団とする。
【0044】
まず、テーマが「あなたにお奨め」である、つまり純粋に店舗と利用者の相性のみ考慮される場合について説明する。ランキング処理部122Cは、予め店舗ごとに店舗特徴情報を生成しておき、加盟店/店舗情報176に登録しておく。店舗特徴情報は、例えば、カテゴリ、所在地、決済パターン、属性(家族向け、カップル向けなど)の情報をベクトルの要素とした店舗特徴ベクトルである。店舗特徴ベクトルは、同じ利用者によって利用された場合に距離が近くなる(あるいはコサイン類似度が大きくなる)分散表現ベクトルの性質を有してもよい。
【0045】
更に、ランキング処理部122Cは、利用者の属性(年齢、性別、職業、住所など)、
図9で説明した評価等から推定される嗜好、決済履歴などに基づいて、利用者特徴情報を生成しておき、利用者情報172に登録しておく。利用者特徴情報は、例えば店舗特徴ベクトルと同じ次元数の利用者特徴ベクトルである。利用者特徴ベクトルは、同じ店舗を利用した利用者間で距離が近くなる分散表現ベクトルの性質を有してもよい。
【0046】
ランキング処理部122Cは、ある利用者に対してのランキング処理を行う場合、当該利用者の利用者特徴ベクトルを利用者情報172から取得し、それに対して全ての店舗の店舗特徴ベクトルとの距離を計算する。そして、最も距離が短店舗特徴ベクトルから順に並べ、店舗特徴ベクトルに対応する店舗の順位付けを行う。この際に、ランキング処理部122Cは、何らかのランダム要素を作用させてもよい。
【0047】
これに限らず、ランキング処理部122Cは、利用者特徴情報と店舗特徴情報を入力するとマッチ度を出力するように学習された学習済モデルにそれらの情報を入力することで、店舗ごとの利用者とのマッチ度を取得し、マッチ度の高い順に店舗を順位付けしてもよい。
【0048】
他のテーマに関して、例えば「フォロー中」、「○○区」といったテーマである場合、ランキング処理部122Cは、最初に絞り込みを行ってもよいし、テーマに合致しているかどうかで順位付けの補正を行ってもよい。また、テーマが「新しい発見」といったものである場合、上記とは逆に、利用者特徴ベクトルとの距離が長い店舗特徴ベクトルから順に並べて店舗を順位付けしてもよい。
【0049】
(処理シーケンス)
図10は、決済アプリ20(利用者端末装置10)と決済サーバ100が協働して動画コンテンツを提供する際の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
【0050】
まず、利用者がアイコンIC1を操作すると(S1)、決済アプリ20は店舗動画配信リクエストを決済サーバ100に送信する(S2)。決済サーバ100は、前述のようにランキング結果に基づいて店舗動画を選択し、対応する店舗のメタ情報と共に決済アプリ20に配信する(S3)。決済アプリ20は、各種アイコンや領域を店舗動画に重畳させ、動画コンテンツを形成する(S4)。
【0051】
動画コンテンツが提供されている間に利用者がスワイプまたはテーマ切り換えの操作を行うと(S5)、決済アプリ20は操作内容を決済サーバ100に通知する(S6)。決済サーバ100は、操作内容に応じて店舗動画を切り換え(S7)、切り替えた店舗動画を、対応する店舗のメタ情報と共に決済アプリ20に配信する(S8)。
【0052】
また、動画コンテンツが提供されている間に利用者がテーマ切り換え以外のアイコン操作を行った場合(S9)、決済アプリ20は操作内容を決済サーバ100に通知する(S10)。決済サーバ100は操作内容に応じた所定のアクションを実行する(S11)。
【0053】
以上説明した実施形態によれば、店舗を利用するまでの流れを好適にサポートすることができる。
【0054】
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
【符号の説明】
【0055】
10 利用者端末装置
20 決済アプリ
100 決済サーバ
120 決済コンテンツ提供部
122 動画コンテンツ提供部
122A 動画配信部
122B アクション実行部
122C ランキング処理部
130 決済処理部
140 情報管理部
【要約】
【課題】店舗を利用するまでの流れを好適にサポートすることができるアプリケーションプログラム、サービス提供装置、サービス提供方法、プログラム、およびサービス提供システムを提供すること。
【解決手段】端末装置のプロセッサに、店舗動画の配信を受けて前記端末装置のタッチパネルに前記店舗動画を表示させる処理と、前記店舗動画に重畳させて、サービス提供装置と協働して利用者に提供されるサービスと前記店舗動画に係る店舗とに関連する所定のアクションを発動させるための一以上のアイコンを前記タッチパネルに表示させる処理と、前記アイコンが操作された場合に、前記所定のアクションを発動させるためのリクエストを前記サービス提供装置に送信する処理と、を実行させるためのアプリケーションプログラム。
【選択図】
図7