(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-23
(45)【発行日】2024-07-31
(54)【発明の名称】二重容器
(51)【国際特許分類】
B65D 77/04 20060101AFI20240724BHJP
A45D 34/02 20060101ALI20240724BHJP
B05B 11/00 20230101ALI20240724BHJP
B65D 83/00 20060101ALI20240724BHJP
【FI】
B65D77/04 A
A45D34/02 510Z
B05B11/00 101D
B05B11/00 101E
B05B11/00 101G
A45D34/02 510C
B65D83/00 K BRG
(21)【出願番号】P 2022538114
(86)(22)【出願日】2020-09-24
(86)【国際出願番号】 KR2020012982
(87)【国際公開番号】W WO2021125513
(87)【国際公開日】2021-06-24
【審査請求日】2022-06-20
(31)【優先権主張番号】10-2019-0171209
(32)【優先日】2019-12-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】518079909
【氏名又は名称】ヨンウ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】キム、ユ ソプ
(72)【発明者】
【氏名】ジョン、ヒョ ソン
【審査官】小原 一郎
(56)【参考文献】
【文献】韓国登録特許第10-1900419(KR,B1)
【文献】韓国登録特許第10-1021611(KR,B1)
【文献】韓国登録特許第10-1422069(KR,B1)
【文献】特開2008-296940(JP,A)
【文献】韓国登録実用新案第20-0421315(KR,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 77/04
A45D 34/02
B05B 11/00
B65D 83/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
二重容器であって、
使用者の加圧によって吐出口を介して内容物が吐き出されるノズル部と、
前記ノズル部の加圧に伴って前記内容物を吐き出すポンプ組み立て体と、
前記内容物が収容される第1の収容部、前記第1の収容部の上側に形成されて前記ポンプ組み立て体の少なくとも一部が収容される第1の周縁部及び前記第1の収容部の上端の外周面から外側に突出する載置周縁部を有する内部容器と、
前記内部容器が収容される第2の収容部及び前記第2の収容部から上側に形成される第2の周縁部を有する外部容器と、
前記外部容器の前記第2の周縁部に着脱自在に螺合され、前記螺合に伴って前記内部容器を加圧して前記内部容器を前記外部容器に密着して固定するショルダー部及び、
前記ショルダー部と前記内部容器との間に配置され、軟質の材質からなる緩衝部及び、
前記ショルダー部と着脱自在に結合され、前記ショルダー部と結合に際して、内側へ前記ノズル部及びポンプ組み立て体の少なくとも一部が収容されるキャップ部を備え、
前記外部容器は、ガラス材質から作製され、
前記内部容器と前記外部容器とが結合する際に前記載置周縁部が前記外部容器の前記第2の周縁部の上側に載置され、
前記載置周縁部の下部に少なくとも一つの回り止め突起が形成され、前記外部容器の前記第2の周縁部の内面には前記回り止め突起と係合する少なくとも一つの回り止め溝が形成されて、前記内部容器の回り止めを行い、
前記回り止め突起の突出高さが前記回り止め溝の凹み深さよりも大きく形成され、
前記載置周縁部の下部面のうちの少なくとも一部が前記第2の周縁部の上端から所定の距離だけ離れることにより、前記第2の収容部の空気の連通のための第1の連通部が形成され、
前記載置周縁部の上部に第1の周縁部を中心として外側の方向に少なくとも一つのリブが形成され、
前記ショルダー部は、前記外部容器の前記第2の周縁部の外側において結合される側壁と、前記側壁の上端から内側へと折り曲げられて形成される上壁及び前記上壁の内側端部から下側に延びて下側の端部に少なくとも一つの加圧突起が形成されて前記緩衝部を下方に加圧する加圧周縁部を含み、
前記ショルダー部と前記キャップ部は一体に前記外部容器から取り外し可能であり、
前記ショルダー部が前記外部容器の第2の周縁部から取り外された状態で、前記ノズル部、ポンプ組み立て体及び前記内部容器を一体に前記外部容器から取り外し可能である、二重容器。
【請求項2】
前記加圧周縁部の内側に前記ポンプ組み立て体が通過する貫通孔が形成され、前記加圧周縁部の内側面が前記ポンプ組み立て体の外周面に密着される、請求項
1に記載の二重容器。
【請求項3】
前記回り止め溝のうちの少なくとも一つには複数の前記回り止め突起が嵌入され、一つの前記回り止め溝に嵌入された複数の前記回り止め突起のうちの少なくとも一部が離れることにより、前記第2の収容部の空気の連通のための第2の連通部が形成される、請求項
1に記載の二重容器。
【請求項4】
前記内部容器の前記第1の収容部の内側には、前記内容物の吐き出しに伴って上側に移動するディスクが配置される、請求項1に記載の二重容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、二重容器に係り、さらに詳しくは、ガラス材質の外部容器と内部容器との安定的な組み合わせを図り、内部容器とポンプ組み立て体を一体に取り替えることのできる二重容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の化粧品容器は、例えば、エアレスポンプ(airless pump)などの排出部材を介して容器内に収容された内容物が定量ずつ排出されるようにすることができ、化粧品を使用しないときには外部から空気や異物などが化粧品容器に流れ込んでしまうことを遮断して、化粧品容器に収容された内容物が変質されることを防ぎ、内容物を長持ちさせることができる。
【0003】
但し、このような化粧品容器は、画一化した構造と外観を有しているが故に、製品間の差別化を図り難いという不都合があった。
【0004】
このような不都合を解決すべく、外容器と内容器とからなる二重容器の構造が提案されている。具体的に、二重容器は、内容器を介して化粧溶液を収容するが、外容器を介して容器の最終的な外観を形成している。
【0005】
しかしながら、このような二重容器の構造においては、内容器が外容器に引っ掛けられた後、蓋体によって加圧結合される方式によって内容器と外容器とが組み合わせられるが、このような方式によれば、内容器と外容器とが緊結され難く、とりわけ、外力が働く場合、内容器が揺れたり配置が乱れたりするという不都合が頻繁に生じていた。
【0006】
したがって、このような不都合を解消するための技術が望まれる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記の不都合を解消するためのものであり、ガラス材質の外部容器と内部容器との安定的な組み合わせを図り、内部容器とポンプ組み立て体を一体に取り替えることのできる二重容器を提供することをその目的とする。
【0008】
本発明の技術的課題は、上述した技術的課題に何ら制限されるものではなく、未言及の他の技術的課題は、次の記載から当業者にとって明らかに理解できる筈である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態により、二重容器が提供される。前記二重容器は、使用者の加圧によって吐出口を介して内容物が吐き出されるノズル部と、前記ノズル部の加圧に伴って前記内容物を吐き出すポンプ組み立て体と、前記内容物が収容される第1の収容部及び前記第1の収容部の上側に形成されて前記ポンプ組み立て体の少なくとも一部が収容されかつ載置される第1の周縁部を有する内部容器と、前記内部容器が収容される第2の収容部及び前記第2の収容部から上側に形成される第2の周縁部を有する外部容器と、前記外部容器の前記第2の周縁部に着脱自在に結合され、前記結合に伴って前記内部容器を加圧して前記内部容器を前記外部容器に密着して固定するショルダー部と、を備え、前記外部容器は、ガラス材質から作製されてもよい。
【0010】
好ましくは、前記ショルダー部が前記外部容器の第2の周縁部から取り外された状態で、前記ノズル部、ポンプ組み立て体及び前記内部容器を一体に前記外部容器から取り外し可能であってもよい。
【0011】
また、好ましくは、前記ショルダー部は、前記外部容器の前記第2の周縁部の外側において結合される側壁と、前記側壁の上端から内側へと折り曲げられて形成される上壁及び前記上壁の内側端部から下側に延びて前記内部容器を下方に加圧する加圧周縁部を備えていてもよい。
【0012】
さらに、好ましくは、前記加圧周縁部の内側に前記ポンプ組み立て体が通過する貫通孔が形成され、前記加圧周縁部の内側面が前記ポンプ組み立て体の外周面に密着されてもよい。
【0013】
さらにまた、好ましくは、前記内部容器は、前記第1の収容部の上端の外周面から外側に突出する載置周縁部をさらに備え、前記内部容器と前記外部容器との組み合わせに際して、前記載置周縁部が前記外部容器の前記第2の周縁部の上側に載置されてもよい。
【0014】
さらにまた、好ましくは、前記載置周縁部の下部に少なくとも一つの回り止め突起が形成され、前記外部容器の前記第2の周縁部の内面には前記回り止め突起と係合する少なくとも一つの回り止め溝が形成されて、前記内部容器の回り止めを行ってもよい。
【0015】
さらにまた、好ましくは、前記回り止め突起の突出高さが前記回り止め溝の凹み深さよりも大きく形成されて、前記載置周縁部の下部面のうちの少なくとも一部が前記第2の周縁部の上端から所定の距離だけ離れることにより、前記第2の収容部の空気の連通のための第1の連通部が形成されてもよい。
【0016】
さらにまた、好ましくは、前記回り止め溝のうちの少なくとも一つには複数の前記回り止め突起が嵌入され、一つの前記回り止め溝に嵌入された複数の前記回り止め突起のうちの少なくとも一部が離れることにより、前記第2の収容部の空気の連通のための第2の連通部が形成されてもよい。
【0017】
さらにまた、好ましくは、前記内部容器の前記第1の収容部の内側には、前記内容物の吐き出しに伴って上側に移動するディスクが配置されてもよい。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、内部容器及び外部容器からなる二重容器の構造を構成するが、外部容器をガラス材質から作製することにより、さらに高級感のあふれる見栄えを与えることができる。
【0019】
また、本発明によれば、外部容器内に内部容器が収容されるとき、内部容器の載置周縁部及び回り止め突起と、外部容器の第2の周縁部及び回り止め溝を介して1次的な組み合わせを行い、これに加えて、ショルダー部を介して内部容器と外部容器との2次的な組み合わせを行うことにより、さらに強固な二重結合構造を提供することができる。
【0020】
さらに、本発明によれば、外部容器及び/又は内部容器に空気の連通のための連通構造を形成することにより、内容物の吐出に伴って内部容器が縮んだり、内部容器内のディスクが上部に移動したりするようにして、ポンプの誤作動なしに内容物を使い尽くすようにすることができる。
【0021】
さらにまた、本発明によれば、ショルダー部を取り外した後、内部容器、ポンプ組み立て体及びノズル部を一体に取り替えるといった簡易な方式により内容物の詰め替えを行うことにより、使用者の使い勝手のよさを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
本発明の詳細な説明の欄において引用される図面をより十分に理解するために、各図面の簡単な説明が提供される。
【
図1】本発明の一実施形態に係る二重容器の断面図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る二重容器の分解断面図である。
【
図3】本発明の一実施形態に係る二重容器におけるポンプ組み立て体の拡大断面図でる。
【
図4】本発明の一実施形態に係る二重容器の一部の拡大断面図である。
【
図5】本発明の一実施形態に係る二重容器の外部容器及び内部容器を示す図である。
【
図6】本発明の一実施形態に係る二重容器の外部容器及び内部容器を示す図である。
【
図7】本発明の一実施形態に係る二重容器の内部容器を示す図である。
【
図8】本発明の一実施形態に係る二重容器の使用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、添付図面に基づいて、本発明に係る実施形態について説明する。各図面の構成要素に参照符号を付するにあたって、同じ構成要素に対しては、たとえ異なる図面の上に示されているとしても、できる限り同じ番号を持たせているということに留意すべきである。また、本発明の実施形態について説明するにあたって、関連する公知の技術もしくは機能についての説明が本発明の実施形態についての理解の邪魔になると認められる場合にはその詳細な説明を省略する。なお、以下において本発明の実施形態について説明するが、本発明の技術的思想はこれに限定されたり制限されたりせず、当業者によって変形されて種々に実施されることが可能である。一方、以下において記載される便宜上の上下左右の方向は、図面を基準としたものであり、当該方向に本発明の権利範囲が必ず限定されるとは限らない。
【0024】
明細書の全般に亘って、ある部分が他の部分と「連結」されているとか、「接続」されているとか、と言及された場合、これは、前記ある部分が前記他の部分に「直接的に連結されたり接続」されたりする場合だけではなく、これらの間に他の構成要素を間に挟んで「電気的に連結されたり接続」されたりする場合をも含む。明細書の全般に亘って、ある部分がある構成要素を「備える」とか「有する」とか、としたとき、これは、特に断りのない限り、他の構成要素を除外するわけではなく、他の構成要素をさらに備えていてもよいことを意味する。なお、本発明の実施形態の構成要素について説明するに当たって、「第1の」、「第2の」、A、B、(a)、(b)などの言い回しを使用可能である。これらの言い回しは、その構成要素を他の構成要素から区別する目的でしか使えず、その言い回しによって当該構成要素の本質や順番または順序などが限定されることはない。
【0025】
図1は、本発明の一実施形態に係る二重容器の断面図であり、
図2は、本発明の一実施形態に係る二重容器の分解断面図であり、
図3は、本発明の一実施形態に係る二重容器におけるポンプ組み立て体の拡大断面図であり、
図4は、本発明の一実施形態に係る二重容器の一部の拡大断面図である。
【0026】
図1から
図4を参照すると、本発明の一実施形態に係る二重容器1000は、ノズル部100と、ポンプ組み立て体200と、内部容器300と、外部容器400と、ショルダー部500及びキャップ部600を備えていてもよい。
【0027】
ノズル部100は、使用者の外力を印加されてポンプ組み立て体200に伝達し、ポンプ組み立て体200から吐き出される内容物を外部に排出するためのものであり、具体的に、使用者の外力を印加されるノズルティップと、ノズルティップの内部に形成されてポンプ組み立て体200と内容物とが連通される流路及び流路から内容物が外部に吐き出される吐出口を備えていてもよい。このとき、外部に吐き出される内容物は、内部容器300に貯留される流体であって、化粧品、医薬品、歯磨き粉などの医薬外品などであってもよいが、ポンピングによって排出できるあらゆる種類の物質を網羅することもある。
【0028】
ポンプ組み立て体200は、少なくとも一部が内部容器300(特に、第1の周縁部320)内に収容され、第1の周縁部320に載置されることにより、内部容器300を密閉することができる。次いで、ノズル部100の加圧に伴って内部容器300に収容された内容物をノズル部100に伝達してもよい。例えば、ポンプ組み立て体200は、ポンプ部210と、スクリューキャップ220及びハウジング230から構成されてもよい。
【0029】
ポンプ部210は、第1の収容部310の内部と連通される入口を有するシリンダー211と、シリンダー211の内壁に備えられるシールキャップ212と、シリンダー211の上端の周りに結合されてシールキャップ212の上昇を抑えるシール部213と、一方の端にシールキャップ212によって開閉される流入口が形成され、ノズル部100の吐出口と連結されるピストンロッド214と、ピストンロッド214と一体に上昇するように結合され、ノズル部100の内側に嵌め込まれるステム215と、シール部213からノズル部100に向かって弾性力を与える弾性部216と、を備えていてもよい。
【0030】
シリンダー211は、内部容器300の開口に結合され、内部容器300の内部と連通される入口を有していてもよい。具体的に、内部容器300の第1の周縁部320内に収容されるが、シリンダー211の上端には外側に羽根部が形成されて、第1の周縁部320の上に載置されてもよい。このとき、第1の周縁部320及び羽根部の間には軟質のシール部材が備えられて、内部容器300内の内容物が外部に流出されることを防ぎ、シリンダー211が内部容器300にさらに強固に結合されるようにすることができる。シリンダー211の入口は、内部容器300の内側に向かって下端の中央に形成されてもよく、弁が備えられてもよい。弁は逆流止め弁であって、シリンダー211の内圧が正圧であるときに入口を密閉していて、シリンダー211の内圧が負圧に変化すれば、上方に持ち上げられながら入口を開くことができる。
【0031】
シールキャップ212は、シリンダー211の内壁に設けられる。シールキャップ212は、摩擦力によってシリンダー211の内壁において一定の位置を保とうとする状態に備えられてもよく、このため、外力がなければ、シールキャップ212は、シリンダー211とともに上下に動くことができる。シールキャップ212は、Hの字状の断面を有するように構成されてもよく、外面がシリンダー211の内壁と少なくとも二つ以上の個所において接触して摩擦力を十分に確保するように実現されてもよい。また、シールキャップ212は、内面がピストンロッド214と当接されていてもよいが、但し、シールキャップ212の内面に働く摩擦力よりもシールキャップ212の外面に働く摩擦力の方がさらに大きくなるようにシールキャップ212の形状が決められてもよい。シールキャップ212は、ピストンロッド214に形成される流入口を開閉することができる。具体的に、シールキャップ212の内面の下端がピストンロッド214の受け止め部に密着されて流入口を密閉することができるが、ピストンロッド214を基準としてシールキャップ212が上昇すると、シールキャップ212の内面の下端とピストンロッド214の受け止め部との間が開かれて流入口がシリンダー211の内部と連通されることが可能になる。
【0032】
シール部213は、シリンダー211の上端の周りに結合され、下端がシリンダー211の内側に延びるように構成されてシールキャップ212の上昇を抑えることができる。シール部213の内面と後述するステム215との間には、ステム215を基準としてシール部213の動きを許容するために隙間が形成されていてもよい。いうまでもなく、この場合、シール部213とステム215との間に流体が漏れ出ることを防ぐために、シールのための別途の部材が設けられてもよい。
【0033】
ピストンロッド214は、下側の外面にシールキャップ212によって開閉される流入口を備え、ノズル部100の吐出口と連結される。ピストンロッド214は、下側がシールキャップ212の内面によって取り囲まれ、上側がステム215を介してノズル部100の内側に連結されてもよく、シリンダー211などと上下方向に相対的に動いてもよい。ピストンロッド214は、下端に受け止め部が備えられてもよい。受け止め部は、円錐台の形状を呈していてもよく、受け止め部にシールキャップ212の内面の下端が密着されれば、流入口はシリンダー211の内部空間と隔離されることができる。これに対し、受け止め部を基準としてシールキャップ212が上昇すると、シールキャップ212の内面の下端が受け止め部から離れながら流入口が開かれてシリンダー211の内部空間と連通されることができ、シリンダー211の内部の流体がピストンロッド214の内部に流れ込める状態となる。
【0034】
ピストンロッド214は、中空の管状を呈し、下側が流入口と連通され、上側がステム215の内部を介して出口と連通されてもよい。したがって、内容物は、シールキャップ212によって開かれる流入口を介してピストンロッド214の内部に流れ込んだ後、ステム215を経てノズル部100を介して吐き出されることができる。
【0035】
ステム215は、下端がピストンロッド214と一体に結合され、上端がノズル部100の下端に結合されてもよい。一方、この明細書においては、ステム215とピストンロッド214は別途の構成要素として述べられているが、ステム215とピストンロッド214が一体に作製される単一の構成要素として設けられることもできる。ステム215の上端には外周面に沿って羽根部が高く形成されてもよい。
【0036】
弾性部216は、ステム215とシール部213との間に備えられてもよい。具体的に、弾性部216は、上端がステム215の羽根部の下面に密着され、下端がシール部213の上面に密着されて、ステム215に上部の方向に弾性力を加えることができる。すなわち、使用者がノズル部100を加圧して、ノズル部100、ステム215などが下部の方向に移動する場合、弾性部216は、これらの構成要素を再び元の位置に戻すように弾性力を与えることができる。弾性部216は、例えば、バネから構成されてもよいが、これに何ら限定されるものではなく、本発明が適用される実施形態に応じて、種々の弾性素材が使用可能である。
【0037】
スクリューキャップ220は、ポンプ部210の外側に備えられ、内壁のねじ山が内部容器300の第1の周縁部320のねじ山と噛み合いながら、内部容器300に結合されてもよい。また、このような結合に際して、スクリューキャップ220の内壁から内側へと突出する加圧部が内部容器300の第1の周縁部320の上端に配置されるシリンダー211の羽根部を下方に加圧してポンプ組み立て体200が内部容器300にさらに安定的に結合されるとともに、内部容器300とポンプ組み立て体200との気密をさらに強固にすることができる。
【0038】
ハウジング230は、ポンプ組み立て体200の上記の構成要素を内部に収容し、外部から保護してもよい。
【0039】
容器部300、400は、内部容器300及び外部容器400の二重容器1000の構造をなしてもよい。内部容器300は、内容物が貯留され、ポンプ組み立て体200と連動して内容物を外部に伝達してもよく、外部容器400は、内部容器300を内側に収容してもよい。
【0040】
内部容器300は、第1の収容部310及び第1の周縁部320を備えていてもよい。第1の収容部310は、内容物が収容される収容空間を形成するものであって、図示のごとく、長尺状の円筒の形状を呈していてもよいが、これに何ら限定されるものではない。また、第1の収容部310の上端は、ポンプ組み立て体200との内容物の連通のために開かれてもよい。第1の周縁部320は、第1の収容部310の上端から上側へと延設されて、第1の収容部310に比べて狭い内径を有していてもよい。第1の周縁部320の上端は開かれ、ポンプ組み立て体200が結合されながら密閉されてもよい。第1の周縁部320の外側においてポンプ組み立て体200のスクリューキャップ220が結合され、第1の周縁部320の内側にポンプ組み立て体200のシリンダー211などが収容されてもよい。
【0041】
また、内部容器300は、第1の収容部310の上端の外周面から外側に突出する載置周縁部330を備えていてもよい。載置周縁部330は、以下においてさらに詳しく説明するように、内部容器300を外部容器400内にさらに安定的に載置することができる。
【0042】
さらに、内部容器300は、第1の収容部310の内側に配置されて内容物の吐き出しに伴って上側に移動するディスク350をさらに備えていてもよい。ディスク350は、第1の収容部310に貯留された内容物が使い尽くされることにより、内容物を上側に押し上げるものであって、具体的に、第1の収容部310の内壁に密着された状態を保ち、内容物が排出されることにより、第1の収容部310内の内容物の嵩が減ると、これに対応して上昇することができる。
【0043】
ディスク350の円滑な上昇を実現するために、第1の収容部310の下端には所定の空気流入孔(図示せず)が形成されてもよい。内容物が排出される分だけディスク350が上がると、空気が空気流入孔を介して第1の収容部310の内部に流れ込む。このように、第1の収容部310において、内容物は、ディスク350によって外部の空気と遮断される状態で貯留されるため、本発明のポンプ組み立て体200は、エアレスポンプ(airless pump)タイプであるといえる。
【0044】
外部容器400は、内部容器300と同様に、第2の収容部410及び第2の周縁部420を備えていてもよい。第2の収容部410は、内部容器300が収容される収容空間を形成するものであって、第1の収容部310と同様に円筒状を呈していてもよく、あるいは、第1の収容部310に比べて屈曲を通じて外側にボリューム感を有する形状に実現されてもよい。但し、外部容器400の形状はこれに何ら限定されるものではない。
【0045】
一実施形態において、外部容器400は、ガラス材質もしくはセラミック材質などから作製されてもよい。本発明においては、外部容器400をガラス材質などから作製することにより、合成樹脂などを材質とする既存の容器に比べてさらに高級感のあふれる見栄えを与えることができ、特に、外部容器400が一定の透明度を有するように構成される場合、外部容器400に内部容器300のデザインが透かして見えることにより、見栄えの良さを極大化させることができる。
【0046】
また、一実施形態において、外部容器400は、ブロー成形によって製造されてもよい。ここで、ブロー成形とは、押出や射出によってチューブ状に予備成形を行い、これを金型に嵌め込んで内部に空気を吹き込んで膨らませて冷却固化させて特定の形状の固形物を作るものであって、本発明においては、外部容器400をブロー成形を通じて製造することにより、既存の射出成形によって製造された容器においては見られなかった一層変わったデザインと見栄えを与えることができる。
【0047】
外部容器400は、内部容器300の収容のために第2の収容部410の上端が開かれてもよく、開かれた上端から上側に第2の周縁部420が延設されてもよい。第2の周縁部420は、外側にショルダー部500が結合されてもよく、上端に内部容器300が載置されるようにすることができる。すなわち、外部容器400内に内部容器300が収容されるとき、内部容器300の載置周縁部330(及び/又は、回り止め突起340)が第2の周縁部420の上端に引っかかることにより、内部容器300の収容深さが制限されることが可能になり、内部容器300が外部容器400に安定的に結合されるようにすることができる。
【0048】
内部容器300の載置周縁部330の下部面には、下側の方向に少なくとも一つの回り止め突起340が形成され、外部容器400の第2の周縁部420の内面には、回り止め突起340に対応する少なくとも一つの回り止め溝430が形成されてもよい。内部容器300の結合に際して、回り止め突起340が外部容器400の回り止め溝430に嵌入されて係合することにより、内部容器300の回り止めを行うことができる。但し、これは単なる例示的なものに過ぎず、実施形態に応じて、内部容器300と外部容器400との間には回り止めのための種々の構成が適用可能である。例えば、内部容器300の載置周縁部330に回り止め溝が形成され、外部容器400の第2の周縁部420の内面に回り止め溝と係合する回り止め突起が形成されてもよい。
【0049】
一実施形態において、回り止め溝430は、少なくとも一方の側が斜面として形成されてもよい。例えば、回り止め溝430は、内部容器300の反対側が斜面として形成されてもよい。このように、回り止め溝430の少なくとも一方の側を斜面として形成し、内部容器300の回り止め突起340にこれに対応する形状を呈させることにより、回り止め突起340と回り止め溝430との接触面積を増やし、内部容器300と外部容器400がさらに安定的に組み合わせられるようにすることができる。
【0050】
また、一実施形態において、回り止め突起340の突出高さは、回り止め溝430の凹み深さよりも大きくなるように形成されてもよい。これにより、内部容器300と外部容器400との組み合わせに際して、載置周縁部330の下部面のうちの少なくとも一部(例えば、回り止め突起340の形成個所を除いた載置周縁部330の下部面)が外部容器400の第2の周縁部420の上端から所定の距離だけ離れ、このような離れた隙間を介して第2の収容部410の空気の連通のための第1の連通部aが形成されることが可能になる。例えば、
図4及び
図5に基づいて詳述されるように、第1の連通部aは、回り止め溝430の内側に形成される第2の連通部bと連結されて、第2の収容部410に外部との空気の連通を行わせることができる。
【0051】
ショルダー部500は、外部容器400と内部容器300との組み合わせをさらに安定的に行うためのものであって、具体的に、外部容器400の第2の周縁部420に着脱自在に結合され、このような結合に伴って内部容器300を加圧して内部容器300を外部容器400に密着固定することができる。すなわち、本発明においては、内部容器300が外部容器400に載置される場合、内部容器300の載置周縁部330及び回り止め突起340と、外部容器400の第2の周縁部420及び回り止め溝430を介して1次的な結合を行い、次いで、ショルダー部500を介して内部容器300と外部容器400との2次的な結合を行うことにより、さらに強固な二重結合の構造を提供することができる。
【0052】
ショルダー部500は、外部容器400の第2の周縁部420の外側において結合される側壁510と、側壁510の上端から内側に折り曲げられて形成される上壁520及び上壁520の内側の端部から下側に延びて内部容器300を下方に加圧する加圧周縁部530から構成されてもよい。すなわち、ショルダー部500は、側壁510を介して外部容器400と結合されることができ、このような結合に伴って、加圧周縁部530が下側に移動しながら内部容器300を下方に加圧して内部容器300が外部容器400に密着されるようにすることができる。実施形態に応じて、ショルダー部500は、外部容器400の第2の周縁部420と螺合、嵌め合いなどの種々の方式により結合されることができ、このために、ショルダー部500の内壁と第2の周縁部420の外壁は、突起、ねじ線などの適宜な構成を有していてもよい。なお、実施形態に応じて、加圧周縁部530の下側の端部には少なくとも一つの加圧突起がさらに形成されてもよい。
【0053】
また、加圧周縁部530の内側にポンプ組み立て体200が通過する貫通孔540が形成され、加圧周縁部530の内側面はポンプ組み立て体200の外周面に密着されてポンプ組み立て体200の側面を支持することができる。
【0054】
一実施形態において、ショルダー部500は、外部容器400に内部容器300、ポンプ組み立て体200及びノズル部100が結合された状態で、単独もしくはキャップ部600とともに外部容器400から取り外されてもよい。また、ショルダー部500が取り外されれば、内部容器300、ポンプ組み立て体200及びノズル部100が互いに結合された状態で一体に外部容器400から取り外し可能なように実現されてもよい。これを通じて、
図7に基づいて詳述されるように、本発明においては、内容物の詰め替えをさらに手軽に行うことが可能になる。
【0055】
キャップ部600は、ノズル部100への意図しない外力を防ぎ、ノズル部100を汚れから保護するためにノズル部100を覆ってもよい。キャップ部600は、ショルダー部500またはポンプ組み立て体200の外面と着脱自在に結合されてもよく、使用者によってこれから取り外されてもよい。キャップ部600がショルダー部500に結合される場合、キャップ部600は、ショルダー部500と一体に外部容器400から取り外されることができる。キャップ部600の結合力を向上させるために、キャップ部600の内面とショルダー部500またはポンプ組み立て体200の外面には段差(符号を図示せず)と係止爪(符号を図示せず)などが備えられてもよいが、これは単なる例示に過ぎず、この他にも、キャップ部600の着脱のために用いられる構造が種々に適用可能であるということはいうまでもない。
【0056】
図1から
図4において図示はしないが、二重容器は、ショルダー部500と内部容器300との間に配置される緩衝部をさらに備えていてもよい。このような緩衝部は、ショルダー部500の加圧を内部容器300に伝達することができる。上述したように、ショルダー部500は、外部容器400との結合に伴って内部容器300を下方に加圧するため、ショルダー部500と外部容器400との結合具合や度合いに応じて内部容器300を適宜に加圧し難いことがある。例えば、ショルダー部500と外部容器400との結合が終わったにも関わらず、ショルダー部500の加圧周縁部530が第1の収容部310の上端面に当接されないか、あるいは、ショルダー部500と外部容器400との結合が終わらないうちに、ショルダー部500の加圧周縁部530が第1の収容部310の上端面に当接されて、ショルダー部500と外部容器400との結合が弱く行われる虞もある。このような不都合を解消するために、緩衝部は、内部容器300の上側及びショルダー部500の加圧周縁部530の下側に位置するが、ゴム、シリコンなどの軟質の材質から作製されることにより、実質的に加圧周縁部530の長さを内部容器300に向かって延ばしながら、加圧周縁部530によって過剰な圧力が印加される場合、これを軽減することにより、内部容器300が適正なレベルにて外部容器400に密着されるようにすることができる。
【0057】
図5及び
図6は、本発明の一実施形態に係る二重容器の外部容器及び内部容器を示す図である。
【0058】
図5及び
図6を参照すると、外部容器400に形成された回り止め溝430のうちの少なくとも一つには複数の回り止め突起341、342が嵌入されて係合するように構成されてもよい。このとき、一つの回り止め溝430に嵌入された複数の回り止め突起341、342のうちの少なくとも一部が離れ合うことにより、離隔空間343が形成され、このような離隔空間343を介して、回り止め溝430の内側に第2の連通部bを形成することができる。
【0059】
例えば、図示のごとく、回り止め溝430のそれぞれに対して2つの回り止め突起341、342、すなわち、第1の回り止め突起341及び第2の回り止め突起342が嵌入されるように構成されてもよく、第1の回り止め突起341と第2の回り止め突起342が離れ合って、これらの間に離隔空間343が備えられてもよい。内部容器300が外部容器400と組み合わせられれば、第1の回り止め突起341と第2の回り止め突起342が対応する回り止め溝430の両側の端部に位置することになって、内部容器300が外部容器400に対して回ってしまうことを防ぎ、第1の回り止め突起341と第2の回り止め突起342との離隔空間343が第2の収容部410の空気の連通のための第2の連通部bとして機能することができる。
【0060】
また、上述したように、第1の回り止め突起341及び第2の回り止め突起342の突出高さが回り止め溝430の凹み深さよりも大きくなるように構成されて、内部容器300の載置周縁部330の下部面と外部容器400の第2の周縁部420の上端との間に第1の連通部aが形成され、前記離隔空間343によって第1の連通部aと連結される第2の連通部bが形成され、これらの第1の連通部a及び第2の連通部bによって外部容器400の第2の収容部410は、外部との空気の連通が行われることが可能になる。
【0061】
これにより、本発明の二重容器1000における内部容器300がエアレスタイプなどに実現される場合、内容物の吐き出しに伴って第1の収容部310の縮まりまたはディスク350の上部への移動を円滑にすることができて、ポンプの誤作動なしに内容物を使い尽くすようにすることができる。
【0062】
図7は、本発明の一実施形態に係る二重容器の内部容器を示す図である。
【0063】
図1、
図2及び
図4から
図7において、同じ構成要素には図面符号を付して同じ用語にて呼び、繰り返し説明を避けるために、前述した
図1、
図2及び
図4から
図6と結び付けられて行われた説明を参照する。以下では、二つの実施形態間の相違点についてのみ説明する。
【0064】
図7を参照すると、内部容器300-1は、収容部310及び/又は載置周縁部330の上面に少なくとも一つのリブ360が突出してもよい。例えば、リブ360は、複数から構成され、複数のリブ360が第1の周縁部320を中心として異なる角度にて外側の方向に延びることにより、放射状の配置を行うように構成されてもよい。なお、例えば、それぞれのリブ360は、第1の周縁部320から載置周縁部330の外側の端部まで延設されてもよく、上側に向かって進むにつれて次第に幅が狭くなるように構成されて上端部が尖った尖鋭状を呈するように構成されてもよい。
【0065】
このようなリブ360は、ショルダー部500の結合に際して、内部容器300-1の上部がショルダー部500の加圧周縁部530及び/又は緩衝部によって一様に加圧されるようにする機能を行うことができる。
【0066】
図8は、本発明の一実施形態に係る二重容器の使用例を示す図である。
【0067】
図8を参照すると、本発明の二重容器1000に収容された内容物を使い尽くすと、使用者は、内部容器300、ポンプ組み立て体200及びノズル部100を一体に取り替えることにより、内容物の詰め替え(refill)を行うことができる。
【0068】
まず、使用者は、ショルダー部500と第2の周縁部420との螺合を解除して、ショルダー部500及びキャップ部600を一体に二重容器1000から取り外すことができる。これにより、内部容器300への固定が解放される。このとき、ショルダー部500は、貫通孔540を介して、ノズル部100、ポンプ組み立て体200及び内部容器300が外部容器400に結合された状態で、単独もしくはキャップ部600とともに取り外されることが可能になる。
【0069】
次いで、使用者は、内部容器300をポンプ組み立て体200及びノズル部100と一体に、外部容器400から引き出して除去することができる。
【0070】
次いで、使用者は、ポンプ組み立て体200′及びノズル部100′が結合された新たな内部容器300′を外部容器400の第2の収容部410に嵌入し、再びショルダー部500及びキャップ部600を結合して内部容器300′を加圧固定することにより、内容物の詰め替えを終えることができる。
【0071】
一方、以上においては、ショルダー部500とキャップ部600を一体に外部容器400から取り外し及び/又は結合することを例にとって図示及び詳述されているが、本発明はこれに何ら限定されるものではなく、キャップ部600を先にショルダー部500から取り外した後、ショルダー部500を外部容器400から取り外す方式、あるいは、ショルダー部500を外部容器400に結合した後、キャップ部600をショルダー部500に結合するなどの方式により行われてもよいということはいうまでもない。
【0072】
以上述べたように、図面と明細書において最適な実施形態が開示された。ここで、特定の用語が用いられたが、これは、単に本発明を説明するための目的で使われたものに過ぎず、意味の限定や特許請求の範囲に記載された本発明の範囲の制限をするために用いられたものではない。よって、この技術分野における通常の知識を有する者であれば、これより様々な変形例及び均等な他の実施形態が採用可能であるという点が理解できる筈である。よって、本発明の真の技術的な保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想により定められるべきである。
【符号の説明】
【0073】
100 ノズル部
1000 二重容器
200 ポンプ組み立て体
210 ポンプ部
211 シリンダー
212 シールキャップ
213 シール部
214 ピストンロッド
215 ステム
216 弾性部
220 スクリューキャップ
230 ハウジング
300 内部容器
310 第1の収容部
320 第1の周縁部
330 置周縁部
340 回り止め突起
341 第1の回り止め突起
342 第2の回り止め突起
343 離隔空間
350 ディスク
360 リブ
400 外部容器
410 第2の収容部
420 第2の周縁部
430 回り止め溝
500 ショルダー部
510 側壁
520 上壁
530 加圧周縁部
540 貫通孔
600 キャップ部