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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-24
(45)【発行日】2024-08-01
(54)【発明の名称】食品調理装置及びその使用方法
(51)【国際特許分類】
   A21C 9/04 20060101AFI20240725BHJP
   A21C 11/00 20060101ALI20240725BHJP
【FI】
A21C9/04
A21C11/00 Z
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2022504742
(86)(22)【出願日】2020-03-18
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-07-12
(86)【国際出願番号】 IB2020000219
(87)【国際公開番号】W WO2020188360
(87)【国際公開日】2020-09-24
【審査請求日】2023-02-28
(73)【特許権者】
【識別番号】521434942
【氏名又は名称】ピクニック ワークス,インク.
(74)【代理人】
【識別番号】110000659
【氏名又は名称】弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】アンダーソン,コルトン
(72)【発明者】
【氏名】デ ヴィティス,ブライアン,マイケル
(72)【発明者】
【氏名】ハン,キュウ サング
(72)【発明者】
【氏名】オクス,エメット,ウォルター
(72)【発明者】
【氏名】ライネッケ,コルト,エドワード
(72)【発明者】
【氏名】ロジャース,コール,クラーク
(72)【発明者】
【氏名】デレク デイビッド ソイケ
(72)【発明者】
【氏名】スパダ,ニコラス アラン,ハルバーソン
(72)【発明者】
【氏名】ティルバーグ,ヴァン
(72)【発明者】
【氏名】ウィルソン,アンドレア,マーガレット
(72)【発明者】
【氏名】ウッド,クレイトン
(72)【発明者】
【氏名】ライト,ニコラウス,クラレンドン
(72)【発明者】
【氏名】シア,シユ
【審査官】宮部 菜苗
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-151844(JP,A)
【文献】特表2019-516358(JP,A)
【文献】特開昭51-086181(JP,A)
【文献】特表2015-526063(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A21C 9/04
A21C 11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースに対して食材及び/又は液体を関連付けるための装置であって、
(a)少なくとも1つのコンベヤベルトを有したメインコンベヤベルトシステムであり、前記メインコンベヤベルトが前記ベースを搬送するメインコンベヤベルトシステムと、
(b)(i)液体分配ステーションであって、前記液体分配ステーションは、少なくとも1組の液体分配トラックと、少なくとも1つの液体分配ノズルに対して液体を提供する少なくとも1つの導管と、を含んで構成され、前記液体分配ノズルは、前記液体分配トラックに沿って前記液体分配ノズルを移動させ得るよう、前記液体分配トラックに対して動作可能に接続され、前記液体分配ノズルは、少なくとも1つの第1位置から少なくとも1つの第2位置へと移動し、前記液体分配ノズルは、前記液体分配ノズルが前記第1位置から前記第2位置へと移動するのと同時にあるいは前記第2位置から前記第1位置へと移動するのと同時に、前記ベースに対して液体を供給し、前記液体分配トラックは、前記メインコンベヤに対して略垂直に位置するように構成される、液体分配ステーションと、
(ii)食材分配ステーションであって、前記食材分配ステーションは、少なくとも1つの食材コンベヤベルトを有した食材コンベヤベルトシステムを含んで構成され、前記食材コンベヤベルトは、前記ベースが前記食材コンベヤベルトシステムの下方を通過する際には、前記ベースに対して食材を供給し、前記食材コンベヤベルトは、少なくとも1つの食材コンベヤベルトプーリのまわりを回転し、前記食材分配ステーションは、キャリッジを含んで構成され、前記キャリッジの移動は、キャリッジプーリによって制御され、前記キャリッジプーリは、前記キャリッジが、第1位置から第2位置へと移動すること、及び、前記第2位置から前記第1位置へと移動すること、を可能とし、前記食材コンベヤベルトは、前記キャリッジが前記第1位置から前記第2位置へと移動する時には、前記食材コンベヤベルトが、前記食材コンベヤベルトプーリのまわりを回転し続けながら前記第1位置から前記第2位置へと移動するようにして、前記キャリッジに対して機械的に取り付けられており、前記キャリッジが、前記ベルトコンベヤに沿って前記第2位置から前記第1位置へと移動する際には、前記食材コンベヤベルトが、前記プーリのまわりを回転しないようにロックされ、前記食材コンベヤベルトプーリ及び前記キャリッジプーリは、回転し続け、これにより、前記食材コンベヤベルト上の食材が前記ベースに対して供給され、前記食材コンベヤベルトは、前記メインコンベヤベルトに対して略垂直に配置される、食材分配ステーションと、を含む、装置。
【請求項2】
前記液体分配ノズルは、前記メインコンベヤが前記液体分配ステーションの下方において前記ベースを移動させる際には、少なくとも前記第1位置から少なくとも前記第2位置へと移動するように、タイミング合わせされている、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記メインコンベヤベルトの速度が、あるいは前記食材コンベヤベルトの速度が、あるいは前記メインコンベヤベルトと前記食材コンベヤベルトとの両方の速度が、変調される、請求項1に記載の装置。
【請求項4】
車両上に動作可能に配置されている、請求項1に記載の装置。
【請求項5】
食材又は液体の計量を制御するソフトウェアに対して、並びに/若しくはレシピ管理を制御するソフトウェアに対して、通信する、請求項1に記載の装置。
【請求項6】
前記ベースは、ボウル、調理済みのピザ生地、未調理のピザ生地、半調理済みのピザ生地、パン、クッキー、ケーキ、基材、からなる群から選択されたものである、請求項1に記載の装置。
【請求項7】
ベースに対して食材を関連付けるための方法であって、
前記ベースに対して食材を関連付ける装置を含み、
(a)少なくとも1つのコンベヤベルトを有したメインコンベヤベルトシステムであり、前記メインコンベヤベルトが前記ベースを搬送するメインコンベヤベルトシステムと、
(b)(i)液体分配ステーションであって、前記液体分配ステーションは、少なくとも1組の液体分配トラックと、少なくとも1つの液体分配ノズルに対して液体を提供する少なくとも1つの導管と、を含んで構成され、前記液体分配ノズルは、前記液体分配トラックに沿って前記液体分配ノズルを移動させ得るよう、前記液体分配トラックに対して動作可能に接続され、前記液体分配ノズルは、少なくとも1つの第1位置から少なくとも1つの第2位置へと移動し、前記液体分配ノズルは、前記液体分配ノズルが前記第1位置から前記第2位置へと移動するのと同時にあるいは前記第2位置から前記第1位置へと移動するのと同時に、前記ベースに対して液体を供給し、前記液体分配トラックは、前記メインコンベヤに対して略垂直に位置するように構成される、液体分配ステーションと、
(ii)食材分配ステーションであって、前記食材分配ステーションは、少なくとも1つの食材コンベヤベルトを有した食材コンベヤベルトシステムを含んで構成され、前記食材コンベヤベルトは、前記ベースが前記食材コンベヤベルトシステムの下方を通過する際には、前記ベースに対して食材を供給し、前記食材コンベヤベルトは、少なくとも1つの食材コンベヤベルトプーリのまわりを回転し、前記食材分配ステーションは、キャリッジを含んで構成され、前記キャリッジの移動は、キャリッジプーリによって制御され、前記キャリッジプーリは、前記キャリッジが、第1位置から第2位置へと移動すること、及び、前記第2位置から前記第1位置へと移動すること、を可能とし、前記食材コンベヤベルトは、前記キャリッジが前記第1位置から前記第2位置へと移動する時には、前記食材コンベヤベルトが、前記食材コンベヤベルトプーリのまわりを回転し続けながら前記第1位置から前記第2位置へと移動するようにして、前記キャリッジに対して機械的に取り付けられており、前記キャリッジが、前記ベルトコンベヤに沿って前記第2位置から前記第1位置へと移動する際には、前記食材コンベヤベルトが、前記プーリのまわりを回転しないようにロックされ、前記食材コンベヤベルトプーリ及び前記キャリッジプーリは、回転し続け、これにより、前記食材コンベヤベルト上の食材が前記ベースに対して供給され、前記食材コンベヤベルトは、前記メインコンベヤベルトに対して略垂直に配置される、食材分配ステーションと、を含み、
(c)前記ベースは、前記メインコンベヤベルト上において、
(i)前記液体分配ステーションと、(ii)前記食材分配ステーションへと、搬送される、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照]
該当事項なし。
[連邦政府が後援する研究又は開発に関する記述]
該当事項なし。
[コンパクトディスクで提出された資料に関する参照による組み込み]
該当事項なし
本発明は、食品を作るための装置及び方法に関する。より具体的には、本発明は、ベースに対して食材及び液体を関連付けるための装置及び方法に関する。食材は、とりわけ、肉、野菜、チーズ、などの食品項目を含んでもよい。液体は、低粘度の食品項目(例えば、ソース、ドレッシング、オイル)、高粘度の食品項目(例えば、ピーナッツバター、フロスティング)、及び、その中間のあらゆるもの、を含む。ベースは、食材又は液体を上面上に関連付け得るあらゆるもの(例えば、パン、ケーキ、クッキー、ピザ生地、食材を入れるボウル)とすることができる。
【背景技術】
【0002】
業務用厨房では、ベースに対して食材を関連付けるプロセスは、労力及びコストを要するものである。例えば、ピザ作りについて考えてみる。ピザ生地を準備するとともに、適切なサイズのベースへと成形し、このベースに対して、指定量のソース及びバルク食材(とりわけ、例えば、マッシュルーム、オリーブ、ペパロニ、ピーマン)を適用する必要がある。
【0003】
指定量のソース及びバルク食材を適用することは、いくつかの理由で重要である。第1に、指定量のソース及びバルク食材を使用することで、食事客は、一貫した体験をすることができる。例えばチーズピザの場合、チーズとソースとの比率が3対1の際に最良の食事体験を提供するのであれば、そのピザが注文されるたびに、3対1の比率が使用されるべきである。第2に、ベースに対して供給されるソース及びバルク食材の量が、ピザの利益率を決定することとなる。ベースに対して供給されるソース及びバルク食材の量が多すぎると、利益率が、低くなったり失われたりすることとなる。ベースに対して供給されるソース及びバルク食材の量が少なすぎると、顧客を失うこととなり得る。これら両方の想定において、誤差に関する許容範囲は、小さい。
【0004】
ベースに対して食材及び液体を一貫して関連付ける装置であって、完全に自動化されていて操作が容易な装置が要望されている。そのような装置は、とりわけ、オペレータ支援型の自動販売機として、また、キャンパスやカフェテリアや食堂等で使用され得る食事客操作型の独立型自動販売機として、また、例えば料理人が操作し得るキッチン操作用の機械として、使用されてもよい。
【発明の概要】
【0005】
本発明の一般的な目的は、ベースに対して食材を関連付ける装置であって、自動化された自己完結型の装置を提供することである。
【0006】
本発明の別の目的は、少なくとも1つのベースに対して、複数の食材及び/又は複数の液体の中から、選択された量の少なくとも1つの食材及び/又は液体を関連付けるための改良された供給アセンブリを提供することである。
【0007】
本発明の別の目的は、ベース上へと液体を効果的に分配する液体分配装置を提供することである。
【0008】
本発明の別の目的は、ベース上へと食材を効果的に分配する食材分配装置を提供することである。
【0009】
本発明の別の目的は、食事客が食材及び/又は液体を予め選択し得るとともに、選択された食材及び/又はベースに依存した量で調理し得る装置を提供することである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の他の特徴点及び利点は、添付図面を参照しつつ、好ましい実施形態に関する以下の詳細な説明により、明瞭となるであろう。
【0011】
図1A図1Aは、ベースに対して食材及び/又は液体を関連付ける自己完結型システムのための装置の一実施形態を示すブロック図である。
図1B図1Bは、ベースに対して食材及び/又は液体を関連付ける自己完結型システムのための装置の一実施形態を示すブロック図である。
図2図2は、液体分配ステーションの一実施形態を示す正面図である。
図3図3は、液体分配ステーションの一実施形態を示す斜視図である。
図4図4は、液体分配ステーションの一実施形態を示す平面図である。
図5図5は、液体分配ステーションの一実施形態を示す底面図である。
図6図6は、食材分配ステーションの一実施形態を示す斜視図である。
図7図7は、食材分配ステーションの一実施形態を示す平面図である。
図8図8は、チーズおろし器付き分配ステーションの一実施形態を示す斜視図である。
図9図9は、肉スライサ付き分配ステーションの一実施形態を示す斜視図である。
図10図10は、粒状食材分配ステーションの一実施形態を示す正面図である。
図11図11は、粒状食材分配ステーションの一実施形態を示す正面図である。
図12図12は、粒状食材容器の一実施形態を示す斜視図である。
図13図13は、粒状食材容器の一実施形態を示す分解図である。
図14図14は、ハンドラの一実施形態を示す側面図である。
図15図15は、ベースに対して食材及び/又は液体を関連付ける自己完結型システムのための装置に関する制御システムの一実施形態を示すフローチャートである。
図16図16は、ベースに対して食材及び/又は液体を関連付ける自己完結型システムのための装置が内部に配置された車両を示している。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を形成する添付図面を参照する。図面では、異なる図面での同様の又は同一の記号の使用は、文脈上で特段の指示がない限り、典型的には同様の又は同一の項目を示している。
【0013】
詳細な説明、図面、及び特許請求の範囲において説明する例示的な実施形態は、限定的なものであることを意図していない。本明細書において提示する主題の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施形態が利用されてもよく、他の変更がなされてもよい。
【0014】
当業者であれば、本明細書において説明する構成要素(例えば、操作)、デバイス、オブジェクト、及びそれらに付随する説明が、概念的に明確にするための例示として使用されていること、また、様々な構成変更が想定されていることを、認識するであろう。したがって、本明細書において使用された際には、記載された特定の例示、及び、それに付随する説明は、それらのより一般的なクラスを代表することを意図している。一般に、任意の特定の例示の使用は、そのクラスを代表することを意図しており、特定の構成要素(例えば、操作)、デバイス、及びオブジェクト、が包含されないことは、限定的であると見なされるべきではない。
【0015】
本出願では、表現を明確にするために、形式的な概要見出しを使用している。しかしながら、概要見出しが、提示を目的としたものであり、本出願の全体を通して、異なるタイプの主題が議論され得ることは、理解されよう(例えば、1つ又は複数のデバイス/1つ又は複数の構造が、1つ又は複数のプロセス/1つ又は複数の操作の見出しの下で説明されてもよく、及び/又は、1つ又は複数のプロセス/1つ又は複数の操作が、1つ又は複数の構造/1つ又は複数のプロセスの見出しの下で議論されてもよく、及び/又は、単一のトピックの説明が、2つ以上のトピックの見出しに跨がってもよい)。したがって、形式的な概要見出しの使用は、いかなる限定をも意図したものではない。概要として与えられるように、例示的な実施形態は、ベースに対して食材及び/又は液体を関連付ける自己完結型システムのための装置(「装置」)(100)並びに方法を含む。
【0016】
一例では、ベースは、パンであってもよく、液体は、調味料を含んでもよく、食材は、加工肉であってもよい。別の例では、ベースは、クッキーであってもよく、液体は、フロスティングであってもよい。別の例では、ベースはボウルであってもよく、食材は、サラダ用の野菜であってもよく、液体は、サラダドレッシングであってもよい。後述する例示的な実施形態では、ピザ作りについて説明する。
【0017】
以下の明細書では、食品並進駆動システムを参照する。食品並進駆動システムの一実施形態は、少なくとも2つのプーリと、プーリによって回転駆動される搬送媒体すなわち1つ又は複数のコンベヤベルトからなる無端ループと、を含んで構成されている。プーリの一方又は両方に対して動力が供給され、1つ又は複数のベルトと、ベルト上の材料と、を所定方向に移動させる。動力が供給されるプーリは、駆動プーリと称され、他方、動力が供給されないプーリは、従動プーリと称される。一般に、動力が供給されるプーリは、モータによって駆動される。モータは、とりわけ、電気モータ、空気圧モータ、油圧モータ、であってもよい。
【0018】
図1Aを参照すると、一実施形態では、装置(100)は、少なくとも1つのコンベヤベルト(21)を有したメイン食品並進駆動システム(20)と、液体分配ステーション(200)及び非液体(すなわち、食材)分配ステーション(300)からなる組から選択された少なくとも1つの分配ステーションと、を含んで構成されている。2つの分配ステーション(200、300)が図示されているけれども、装置(100)が、任意の数の分配ステーションを任意の組合せで有し得ることは、明らかであろう。実施形態では、ベース(10)が、メインコンベヤベルト(21)上へと、順次的に積載される。ベース(10)は、ベース(10)に対して食材及び/又は液体を関連付ける少なくとも1つの分配ステーション(200、300)を通過して、搬送される。
【0019】
一実施形態では、メインコンベヤベルトシステム(20)は、各分配ステーション(200、300)の直下を通過する単一のコンベヤを含んで構成されている。別の実施形態では、メインコンベヤベルトシステム(20)は、相互接続された複数のコンベヤ部分を含んで構成されてもよい。
【0020】
図2図5を参照すると、一実施形態では、液体分配システム(200)は、少なくとも1組の液体分配トラック(210)と、少なくとも1つの液体分配ノズル(230)に対して液体を提供する少なくとも1つの導管(220)と、を含んで構成されている。一実施形態では、導管(220)は、ベースに対して関連付けられることとなる液体を収容した容器(図示せず)と流体連通している。一実施形態では、ポンピング機構(222)が、容器から導管(220)を通して液体分配ノズル(230)へと、液体を移動させる。一実施形態では、ポンピング機構(222)は、蠕動ポンプである。
【0021】
液体分配ノズル(230)は、液体分配トラック(210)に沿って液体分配ノズル(230)を移動させ得るよう、液体分配トラック(210)に対して動作可能に接続されている。液体分配ノズル(230)は、液体分配トラック(210)に沿って液体分配ノズル(230)を移動させ得る電動プーリシステム(240)に対して動作可能に接続されている。当業者であれば、液体分配ノズルが、移動方向に関するトラック又はガイドとしても機能し得る構造上に取り付けられたプーリやチェーンや空気圧式の又は油圧式の又は他の電気機械式の移動制御システムのいずれかに対して動作可能に接続され得ることは、理解されよう。
【0022】
一実施形態によれば、液体分配ノズル(230)は、フレーム(235)によって支持されている。フレーム(235)は、液体分配トラック(210)に対して動作可能に係合している。一実施形態によれば、フレーム(235)は、分配トラック(210)に沿って液体分配ノズル(230)を移動させ得る電動プーリシステム(240)に対して動作可能に接続されている。
【0023】
一実施形態によれば、液体分配トラック(210)は、メインコンベヤ(20)に対して略垂直に位置するように構成されている。一実施形態によれば、液体分配ノズル(230)の移動は、コンベヤが液体分配ステーション(200)の直下でベース(10)を移動させた時に、液体分配ノズル(230)が液体分配トラック(210)上の第1位置(211)から液体分配トラック(210)上の第2位置(212)へと移動することにより、ベース(10)に対して液体を関連付けるように、タイミング合わせされる。一実施形態によれば、液体分配ノズル(230)は、ベース(10)が液体分配ステーションの下方へと搬送された際には、液体分配トラック(210)上において、2つ以上の第1位置(211)から、2つ以上の第2位置(212)へと、移動してもよい。
【0024】
一実施形態によれば、液体分配ノズル(230)は、液体分配トラック(210)上において第1位置から第2位置へと移動することにより、ベース(10)のサイズ又は位置に基づいて、あるいは、ベース(10)上に分配されることとなる液体のタイプに基づいて、液体を堆積させる。一実施形態によれば、液体分配ノズル(230)の移動は、コンピュータ数値制御によって、あるいは、同様の機能を提供する他のソフトウェアによって、制御される。
【0025】
一実施形態によれば、液体分配ノズル(230)は、液体分配トラック(210)に沿った一方向に移動しながら、液体を分配する。すなわち、液体は、第1位置から第2位置へと移動しながら分配される、あるいは、第2位置から第1位置へと移動しながら分配される。
【0026】
図6及び図7を参照すると、非液体の食材は、食材分配ステーション(300)を使用して、ベース(10)に対して関連付けられてもよい。一実施形態によれば、食材分配ステーション(300)は、少なくとも1つの食材コンベヤベルト(311)を有した食材コンベヤベルトシステム(310)と、キャリッジ(320)と、を含んで構成されている。キャリッジ(320)は、第1位置(313)から第2位置(312)へと移動させ得るモータ及びプーリシステム(321)を含んで構成されている。
【0027】
食材コンベヤベルト(311)は、近位端(325)と遠位端(326)とを含んで構成されている。食材コンベヤベルト(311)は、キャリッジ(320)が第1位置(313)から第2位置(312)へと移動する時には、食材コンベヤベルト(311)が、動作を継続しながら、第1位置(313)から第2位置(312)へと移動するようにして、キャリッジ(320)に対して動作可能に取り付けられている。一実施形態によれば、キャリッジ(320)が第2位置(312)から第1位置(313)へと移動する時には、食材コンベヤベルト(311)は、もはやプーリまわりに回転しないように、ロックされる。別の実施形態では、コンベヤベルト(311)が第1位置(313)から第2位置(312)へと移動する時には、食材コンベヤベルト(311)の速度が変調される。別の実施形態では、コンベヤベルト(311)が第2位置(312)から第1位置(313)へと移動する時には、食材コンベヤベルト(311)の速度が変調される。別の実施形態では、食材コンベヤベルト(311)の速度は、連続的に変調される。
【0028】
一実施形態によれば、食材コンベヤベルト(311)は、メインコンベヤ(21)に対して略垂直に配置されている。一実施形態によれば、食材コンベヤベルト(311)は、ベース(10)が食材コンベヤシステム(300)の下方を通過する際に、ベース(10)に対して食材を供給するように、タイミング合わせされている。一実施形態によれば、食材コンベヤは、ベース(10)のサイズ又は位置に基づいて、あるいは、ベース(10)上へと分配されることとなる食材のタイプに基づいて、ベース(10)に対して食材を関連付ける。一実施形態によれば、食材分配ステーション(300)の移動は、コンピュータ数値制御によって、あるいは、同様の機能を提供する他のソフトウェアによって、制御される。
【0029】
一実施形態によれば、キャリッジ(320)が第1位置(313)から第2位置(312)へと移動する時に、食材は、食材コンベヤベルト(311)に対して関連付けられる。その後、キャリッジ(320)が第2位置(312)から第1位置(313)へと移動する際には、食材コンベヤベルト(311)の回転が阻止され、その結果、食材が、ベース(10)に対して関連付けられる。一実施形態によれば、キャリッジ(320)は、複数の第1位置(313)及び複数の第2位置(312)を有していてもよい。
【0030】
一実施形態では、食材コンベヤベルト(311)は、単一のコンベヤである。別の実施形態では、食材コンベヤベルト(311)は、相互接続された複数のコンベヤ部分を含んで構成されてもよい。
【0031】
図6図8を参照すると、一実施形態によれば、食材分配ステーション(300)は、シュレッダ(330)に対して動作可能に取り付けられてもよい。食材分配ステーション(300)は、近位端(331)と遠位端(332)とを有している。一実施形態によれば、シュレッダ(330)は、周知の締結システムを使用して、食材分配ステーション(300)の近位端(331)に対して動作可能に取り付けられている。一実施形態によれば、シュレッダ(330)は、略水平である食材コンベヤベルト(311)に対して10°~90°の角度(338)で、食材分配ステーション(300)の近位端(331)に対して動作可能に取り付けられている。例示の目的のために、ディスクシュレッダが図面に図示されているけれども、シュレッダは、食材を受領するとともに、スライシングやダイシングや又は他の態様でのカッティングによって食材をより細片化して食材コンベヤベルト(311)に対して関連付ける任意の他の装置とすることができる。
【0032】
一実施形態によれば、シュレッダ(330)は、外部又は内部の熱交換システムによって冷却されてもよい。一実施形態によれば、導管(332)は、シュレッダに対して食材(21)を供給し得るよう、シュレッダ(330)又は食材分配ステーション(300)の近くに配置されてもよく、あるいは、シュレッダ(330)又は食材分配ステーション(300)に対して動作可能に取り付けられてよい。一実施形態によれば、シュレッダ(330)に対して供給される食材(21)は、チーズである。図1Bを参照すると、例示の目的のために、これは、以下では、チーズ分配ステーション(600)と称される。
【0033】
図6図7図8、及び図9を参照すると、一実施形態によれば、食材分配ステーション(300)は、スライサ(340)に対して動作可能に取り付けられてもよい。食材分配ステーション(300)は、近位端(331)と遠位端(332)とを有してもよい。一実施形態によれば、スライサ(340)は、周知の締結システムを使用して、食材分配ステーション(300)の近位端(331)に対して動作可能に取り付けられている。一実施形態によれば、スライサ(340)は、略水平である食材コンベヤベルト(311)に対して10°~90°の角度(338)で、食材分配ステーション(300)の近位端(331)に対して動作可能に取り付けられている。一実施形態によれば、スライサは、食材を様々な厚さへとスライスすることができる。スライサが、例示の目的で図面に図示されているけれども、スライサ(340)は、食材を受領するとともに、スライシングやダイシングや又は他の態様でのカッティングによって食材をより細片化として食材コンベヤベルト(311)に対して関連付ける任意の装置とすることができる。
【0034】
一実施形態によれば、スライサ(340)は、外部又は内部の熱交換システムによって冷却されてもよい。一実施形態によれば、導管(341)は、スライサ(340)に対して食材(21)を供給し得るよう、スライサ(340)の近くに配置されてもよく、あるいは、スライサ(340)に対して動作可能に取り付けられてもよい。一実施形態によれば、スライサ(340)に対して供給される食材(21)は、ペパロニ又は他の肉である。図1Bを参照すると、例示の目的のために、これは、以下では、肉分配ステーション(700)と称される。
【0035】
図6図7図8図12、及び図13を参照すると、一実施形態によれば、食材分配ステーション(300)は、少なくとも1つの食材容器(350)に対して動作可能に取り付けられてもよい。食材分配ステーション(300)は、近位端(331)と遠位端(332)とを有してもよい。一実施形態によれば、食材容器(350)は、周知の締結システムを使用して、食材分配ステーション(300)の近位端(331)に対して動作可能に取り付けられている。一実施形態によれば、食材容器(350)は、食材分配ステーション(300)の近位端(331)に配置され、これにより、食材容器(350)からの食材を、食材コンベヤベルト(311)に対して関連付けることを可能とする。
【0036】
一実施形態によれば、食材容器(350)は、食材導管(351)と、バレル(352)と、モータ(353)と、を含んで構成されている。食材導管(351)は、頂部(354)と底部(355)とを有している。食材導管(351)の底部(355)は、メス型端部355aとメス型端部355bとを規定している。
【0037】
バレル(352)は、近位端(357)と遠位端(356)とを有している。バレル(352)の近位端(357)は、食材導管(351)のメス型端部355aに対して動作可能に係合する。モータ(353)は、バレル(352)を回転させるよう、食材導管(351)のメス型端部335bに対して動作可能に係合する。
【0038】
一実施形態によれば、バレル(352)の近位端(357)は、一組のビーターバー又はフィン(358、359)を形成するための切り込みを規定する。いくつかの実施形態では、バレル(352)は、エッグビーター又は泡立て器へと置き換えられてもよい。
【0039】
食材(23)は、食材導管(351)からバレル(352)を通って、食材コンベヤベルト(311)上へと通過する。フィン(358、359)は、食材を分離することによって、食材が食材コンベヤベルト(311)に対して関連付けられる際に食材(23)の凝集を防止する。
【0040】
一実施形態によれば、容器(350)から食材コンベヤベルト(311)に対して供給される食材(23)は、とりわけ、タマネギ、ピーマン、オリーブ、であってもよい。一実施形態によれば、複数の容器(350)は、食材コンベヤベルト(311)に対して動作可能に関連付けられてもよい。図1Bを参照すると、例示の目的のために、これは、以下では、粒状供給システム(800)と称される。
【0041】
図1A及び図14を参照すると、一実施形態では、ベース(100)に対して食材及び/又は液体を関連付ける自己完結型の装置は、ベースハンドラ(50)をさらに含んで構成されている。一実施形態では、ベース(10)は、ベースハンドラ(50)によって、保管位置(40)から取り出され、メインコンベヤ(20)上に配置される。
【0042】
一実施形態では、ベースハンドラ(50)は、パネル(51)を含んで構成され、このパネル(51)は、このパネル(51)を、x軸、y軸、及びz軸に沿って移動させ得る電動プーリシステム(58)に対して動作可能に接続されている。一実施形態では、パネル(51)は、パネル(51)を移動させ得るトラック(53)を提供するフレーム(52)に対して動作可能に取り付けられており、これにより、フレーム(52)は、パネル(51)を支持している。パネル(51)は、モータ駆動のプーリシステム(58)を利用することにより、フレーム(52)に沿ってx軸、y軸、又はz軸方向に移動する。
【0043】
したがって、パネル(51)は、フレーム(52)によって支持されつつ、z軸に沿って、ベース(10)を収容した保管位置(40)に沿った位置へと移動し、その後、パネル(51)は、x軸に沿って、フレーム(52)の外部へと移動することにより、ベース(10)を受領し、その後、パネル(51)及びベース(10)は、x軸方向に移動してフレーム(52)内へと戻り、次に、パネルは、フレーム(52)内においてz軸に沿って移動することにより、移送高さへと移動し、最後に、パネル(51)は、フレーム内においてx軸(60)に沿って移動することにより、ベース(10)をメインコンベヤ(20)へと供給する。別の実施形態では、パネル(51)は、元の保管位置(40)に隣接した追加的な列のところで、あるいは元の保管位置(40)に隣接した一組をなす複数の保管位置のところで、ベース(10)を受領するように、y軸に沿って移動してもよい。
【0044】
別の実施形態では、ハンドラ(50)は、コンベヤベルト(60)をさらに含んで構成されている。したがって、上述したように、ベース(10)は、その保管位置から受領され、その後、パネル(51)がz軸に沿って移動することにより、ベース(10)をコンベヤベルト(60)に対して関連付けることができる。一実施形態によれば、コンベヤベルト(60)は、ベースを、メインコンベヤベルト(20)へと移動させる。
【0045】
例示的な一連のイベントでは、ベース(10)は、ベース(10)に対して少なくとも1つの液体層が関連付けられる液体分配ステーションと、ベース(10)に対して食材が関連付けられる食材分配ステーション(300)と、又はこれらの組合せと、のうちの少なくとも1つへと、搬送される。
【0046】
図1Bを参照すると、例示的な一連のイベントでは、ベース(10)すなわちピザ生地が、液体分配ステーション(200)へと搬送され、ピザソースからなる少なくとも1つの層が、ピザ生地(10)に対して適用される。ピザ生地(10)は、生であってもよく、あるいは焼成されたものであってもよく、あるいは、半焼成されたものであってもよい。ピザ生地は、任意の形状に成形されたものであってもよく、あるいは未成形のものであってもよい。その後、ピザ生地(10)は、ベース(10)上へとチーズを堆積させるチーズ分配ステーション(600)を通過する。好ましい実施形態では、チーズ分配ステーション(600)においては、チーズをピザ生地(10)に対して関連付ける前に、チーズを、すりおろす、又はスライスする、又はカットする、又は他の態様で細片化する。しかしながら、チーズが、予め細断されたものである場合には又はスライスされたものである場合には又は他の態様でカットされたものである場合には、チーズは、後述の粒状食材分配ステーション(800)においてピザ生地(10)に対して供給されてもよい。
【0047】
その後、ピザ生地(10)は、肉分配ステーション(700)へと進み、ここで、肉が、ピザ生地(10)に対して関連付けられる。好ましい実施形態では、肉分配ステーション(700)は、肉をピザ生地(10a)上へと堆積させる前に、肉を、スライスする、又はカットする、又は他の態様で細片化する。続いて、ピザ生地(10)は、粒状食材分配ステーション(800)を通過する。とりわけ、オリーブ、ピーマン、タマネギ、アーティチョークのつぼみ、チーズ、などの食材が、ピザ生地(10)に対して関連付けられる。一実施形態では、関連付けられた食材及びソースを有したピザ生地(10)は、その後、調理のためにオーブン又は他の熱源へと搬送される。
【0048】
図15を参照すると、例示的な実施形態では、ベース(100)に対して食材及び/又は液体を関連付ける自己完結型システムのための装置の機能は、とりわけ、液体及び/又は食材の計量、レシピ管理、を制御するソフトウェア(900)と通信する。
【0049】
一実施形態によれば、ベース(100)に対して食材及び/又は液体を関連付ける自己完結型システムのための装置は、少なくとも、液体分配ステーション(200)と、食材分配ステーション(300)と、を含んで構成されている。一実施形態によれば、装置(100)は、ソフトウェア(900)と通信し、その場合、ソフトウェア(900)は、コンピュータ数値制御システムである。いくつかの実施形態では、各ステーション(200、300)は、別個のコンピュータ数値制御システムによって、独立的に制御される。いくつかの実施形態では、コンピュータ数値制御システムは、各ステーション(200、300)に対して、システムオブジェクト、操作指示、コア指示、あるいは、各ステーション(200、300)に対する特定の指示、を送信してもよい。
【0050】
一実施形態では、ベース(10)に対して食材及び/又は液体を関連付ける自己完結型システムのための装置(10)は、ベース(100)に対して食材及び/又は液体を関連付けるためにユーザから注文(910)を受信するソフトウェアと通信する。一実施形態によれば、注文が装置(100)に対して通信された時には、要求された食材及び/又は液体がベース(10)に対して関連付けられる。一実施形態では、ユーザ(920)は、関連付けられた食材及び/又は液体を有したベースを受領する。
【0051】
図16を参照すると、一実施形態によれば、ベース(10)に対して食材及び/又は液体を関連付ける自己完結型システムのための装置は、車両(70)に対して動作可能に関連付けられる。一実施形態によれば、装置(100)がベース(10)に対して食材及び/又は液体を関連付けた直後に、関連付けられた食材及び/又は液体がユーザに対して提供される。一実施形態によれば、装置(100)と、ベース(10)と、関連する食材及び/又は液体は、提供前に車両内で調理される。
【0052】
当業者であれば理解されるように、ソフトウェアの態様は、システム、方法、又はコンピュータ製品、として具現化されてもよい。したがって、ソフトウェアの態様は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコード、等を含む)、あるいは、ソフトウェア態様とハードウェア態様とを組み合わせた実施形態、の形態をとってもよい。ソフトウェアの更なる態様は、コンピュータ可読プログラムコード/命令を有した1つ又は複数の可読媒体内で具現化されたコンピュータプログラムの形態をとってもよい。コンピュータ可読媒体上において具現化されたプログラムコードは、無線、有線、光ファイバケーブル、RF、等を含むがこれらに限定されない任意の適切な媒体を使用して、あるいは、上記の任意の適切な組合せを使用して、送信されてもよい。コンピュータコードは、全体的にユーザのコンピュータ上において実行されてもよい、あるいは部分的にユーザのコンピュータ上において実行されてもよい、あるいは独立型ソフトウェアパッケージとして実行されてもよい、あるいはクラウドサービスとして実行されてもよい、あるいは部分的にユーザのコンピュータ上においてかつ部分的にリモートコンピュータ上において実行されてもよい、あるいは全体的にリモートコンピュータ上において実行されてもよい、あるいはリモートサーバ上において実行されてもよい、あるいはクラウドベースのサーバ上において実行されてもよい。
図1A
図1B
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16