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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-25
(45)【発行日】2024-08-02
(54)【発明の名称】ダブルリミットディスクを有するビット
(51)【国際特許分類】
   E01C 23/088 20060101AFI20240726BHJP
【FI】
E01C23/088
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2023501588
(86)(22)【出願日】2021-03-05
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-03
(86)【国際出願番号】 CN2021079224
(87)【国際公開番号】W WO2022016875
(87)【国際公開日】2022-01-27
【審査請求日】2023-01-11
(31)【優先権主張番号】202010720813.3
(32)【優先日】2020-07-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】522467264
【氏名又は名称】江▲蘇▼五元素机械制造有限公司
【氏名又は名称原語表記】JIANGSU WUYUANSU MACHINERY MANUFACTURING CO., LTD
【住所又は居所原語表記】Plant 4,Huanpu Modern Industrial Park,No.3 Qilianshan Road,Suzitong Science and Technology Industrial Park,Nantong,Jiangsu Province,China
(74)【代理人】
【識別番号】100146374
【弁理士】
【氏名又は名称】有馬 百子
(72)【発明者】
【氏名】苗祥
(72)【発明者】
【氏名】秦▲鵬▼程
【審査官】佐久間 友梨
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2013/0026810(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2005/0173966(US,A1)
【文献】特表2013-508579(JP,A)
【文献】米国特許第06478383(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E01C 21/00-23/24
E21C 25/00-51/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
保持ベース(3)及び保持ベース(3)に取り付けられるビットヘッドを含み、前記ビットヘッドはヘッド部(7)及びヘッド部(7)の下側に設けられる延伸部(8)を含み、ヘッド部(7)の底部にヘッド部受け面(7.1)を有し、保持ベース(3)の上端面に受力面(3.4)を有する、ダブルリミットディスクを有するビット(5)であって、前記保持ベース(3)とヘッド部(7)との間に上下に設置された第1リミットディスク(1)及び第2リミットディスク(2)が取り付けられ、前記第1リミットディスク(1)の中部に第1取付貫通穴(10)を有し、前記第2リミットディスク(2)の中部に第2取付貫通穴(20)を有し、前記第2リミットディスク(2)は局所的に凹む又は局所的に突起するように第1リミットディスク(1)に結合され、前記延伸部(8)は第1取付貫通穴(10)及び第2取付貫通穴(20)を貫通し、
前記第2リミットディスク(2)は局所的に凹むように第1リミットディスク(1)に結合され、前記第1リミットディスク(1)の下側に下面(1.5)及び位置決め部(1.4)を有し、位置決め部(1.4)は第1取付貫通穴(10)の下縁に設けられた環状突起であり、前記第2リミットディスク(2)の上側に案内面(2.1)及びパイロット部(2.2)を有し、パイロット部(2.2)は第2取付貫通穴(20)の上縁に沿って設置された環状凹面であり、第2リミットディスク(2)の下面に環状の支持面(2.6)を有し、
前記第1リミットディスク(1)の上面(1.1)はビット(5)のヘッド部受け面(7.1)に接し、前記第1リミットディスク(1)の下面(1.5)は第2リミットディスク(2)の案内面(2.1)に接し、前記第2リミットディスク(2)の支持面(2.6)は保持ベース(3)の受力面(3.4)に接し、
前記第2リミットディスク(2)の下側に第2取付貫通穴(20)に沿って凹部(2.7)が設けられ、凹部(2.7)は内側の上制限面(2.4)及び外側の斜面となる移行面(2.5)を含む、
ことを特徴とするダブルリミットディスクを有するビット(5)。
【請求項2】
前記第1リミットディスク(1)の位置決め部(1.4)は第2リミットディスク(2)のパイロット部(2.2)とマッチングすることを特徴とする請求項1に記載のダブルリミットディスクを有するビット(5)。
【請求項3】
前記第1取付貫通穴(10)の中心軸線L1と第2取付貫通穴(20)の中心軸線L2は重なり、前記第1リミットディスク(1)及び第2リミットディスク(2)は中心軸線L1又はL2を中心に相互に自在に回転できることを特徴とする請求項2に記載のダブルリミットディスクを有するビット(5)。
【請求項4】
前記第1取付貫通穴(10)と第2取付貫通穴(20)の直径は同じであり、第1取付貫通穴(10)及び第2取付貫通穴(20)はビット(5)の延伸部(8)とマッチングすることを特徴とする請求項3に記載のダブルリミットディスクを有するビット(5)。
【請求項5】
前記保持ベース(3)の上端面に突起する環状の支持部(3.1)を有し、前記支持部(3.1)は凹部(2.7)にマッチングして嵌め込まれ、且つ支持部(3.1)と凹部(2.7)との間に隙間が存在することを特徴とする請求項1に記載のダブルリミットディスクを有するビット(5)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、路面整備作業設備の技術分野に属し、具体的にダブルリミットディスクを有するビットに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、シャンク付きビットは地面補修用の機械設備、例えば道路フライス盤、路面再生機又は類似する機械のミーリングドラムに用いられ、ビットのチップはその主な作動部分であり、削り取る必要がある道路基材と直接接触し、従って、シャンク付きビットの構造はビットの切削効果に対して重要な役割を果たし、しかし、従来技術のシャンク付きビットは、通常の形状及び部材構造に限られているため、使用中にビットの回転がスムーズではなく、回転速度が足りなく、偏摩耗を引き起こし、耐用年数が短く、耐磨耗材料の使用率が低く、作動効率が低い。
【発明の概要】
【0003】
本発明は、上記タイプのダブルリミットディスクを有するビットを創造することを目的とし、その特徴は、リミットディスクと保持ベースとの接触面積を大きくし、相互間の圧力を小さくし、ビット及び保持ベースの耐用年数を延ばすことができることである。
【0004】
ダブルリミットディスクを有するビットであって、保持ベース及び保持ベースに取り付けられるビットヘッドを含み、前記ビットヘッドはヘッド部及びヘッド部の下側に設けられる延伸部を含み、ヘッド部の底部にヘッド部受け面を有し、保持ベースの上端面に受力面を有し、前記保持ベースとヘッド部との間に上下に設置された第1リミットディスク及び第2リミットディスクが取り付けられ、前記第1リミットディスクの中部に第1取付貫通穴を有し、前記第2リミットディスクの中部に第2取付貫通穴を有し、前記第2リミットディスクは局所的に凹む又は局所的に突起するように第1リミットディスクに結合され、前記延伸部は第1取付貫通穴及び第2取付貫通穴を貫通する。この革新的なビットヘッドの取り付け方法を使用することによって、第1リミットディスクと第2リミットディスクとの接触面積を大きくし、相互間の圧力及び保持ベースに伝達する圧力を小さくし、ビット及び保持ベースの耐用年数を延ばすことに有利であり、さらに重要な点としては、壊れやすい部材であるビットヘッドは頻繁に交換できるが、保持ベースは一定の耐用年数を維持する必要があり、路面作業において、ビットヘッドの受け面と接触する保持ベースの部分は大きな圧力及び摺動摩擦の下で摩損しやすく、この摩損を考慮すると、ビットヘッドの受け面と接触する保持ベースの部分を長くしたり厚くしたりすることでその耐用年数を延ばし、本発明は、ダブルリミットディスクを用いて保持ベースとビットヘッドの受け面との間に設置し、第1リミットディスク及び第2リミットディスクの材料の選択によって(例えば、第1リミットディスク又は第2リミットディスクを保持ベースに比べて摩損しやすくする)、保持ベースの摩損の一部を第1リミットディスク又は第2リミットディスクで代え、且つ、第1リミットディスク又は第2リミットディスクは相対的に摺動することで、保持ベースが受ける摺動摩擦力を小さくし及び摺動長さを短くし、保持ベースの摩損をある程度小さくし、保持ベースの耐用年数をより長くし、使用コストを削減する。
【0005】
好ましくは、前記第2リミットディスクは局所的に凹むように第1リミットディスクに結合され、前記第1リミットディスクの下側に下面及び位置決め部を有し、位置決め部は第1取付貫通穴の下縁に設けられた環状突起であり、前記第2リミットディスクの上側に案内面及びパイロット部を有し、パイロット部は第2取付貫通穴の上縁に沿って設置された環状凹面である。
【0006】
好ましくは、前記第1リミットディスクの位置決め部は第2リミットディスクのパイロット部とマッチングする。
【0007】
好ましくは、前記第1取付貫通穴の中心軸線L1と第2取付貫通穴の中心軸線L2は重なり、前記第1リミットディスク及び第2リミットディスクは中心軸線L1又はL2を中心に相互に自在に回転できる。
【0008】
前記第1取付貫通穴と第2取付貫通穴の直径は同じであり、第1取付貫通穴及び第2取付貫通穴はビットの延伸部とマッチングする。
【0009】
好ましくは、前記第1リミットディスクの上面はビットのヘッド部受け面に接し、前記第1リミットディスクの下面は第2リミットディスクの案内面に接し(第1リミットディスクと第2リミットディスクとの接触面積を大きくし、相互間の圧力を小さくし、ビット及び保持ベースの耐用年数を延ばすことに有利であり、他の接触面も同様である)。前記第2リミットディスクの支持面は保持ベースの受力面に接する。
【0010】
好ましくは、前記第2リミットディスクの下側に第2取付貫通穴に沿って凹部が設けられ、凹部は内側の上制限面及び外側の斜面となる移行面を含む。
【0011】
好ましくは、前記保持ベースの上端面に突起する環状の支持部を有し、支持部は凹部にマッチングして嵌め込まれ、且つ支持部と凹部との間に隙間が存在する。相対運動から、保持ベースは「固定する」ものであり、それでは、保持ベースの支持部も「固定する」ものであり、第2リミットディスクの凹部を保持ベースの支持部と噛合する構造として構成することで、保持ベースとの位置の同軸性を最大限にする目的を達成する。隙間を設定することで、加工誤差の原因で支持面と受力面が接触できないという問題を回避することができ、支持面と受力面が接触しないとすれば、ビット及びビットのリミットディスクが受ける作動圧力は保持ベースに効果的に伝達することができず、ビット及びビットのリミットディスクの作動耐用年数に大きな影響を与え、大きな衝撃力ですぐに損傷する。同様に、第2リミットディスクの移行面と保持ベースのパイロット面も隙間ばめ状態にあることが好ましく、このようにして、第2リミットディスクの凹部は保持ベースの支持部を完全に覆うことができ、ビットのリミットディスクと保持ベースは作動中にある程度分離した後、元の相対位置状態に迅速に戻ることができ、リミットディスクが回転する時に、動かない現像が発生することはない。
【0012】
好ましくは、前記第2リミットディスクの下側に第2取付貫通穴に沿って凸部が設けられ、前記保持ベースの上端面に凹んだ支持部を有し、凸部は支持部にマッチングして嵌め込まれ、且つ凸部と支持部との間に隙間が存在する。
【発明の効果】
【0013】
本発明は従来技術に比べて、以下の有益な効果を有する。
【0014】
本発明のダブルリミットディスクを有するビットは、第2リミットディスクが局所的に凹む又は局所的に突起するように第1リミットディスクに結合され、この革新的なビットヘッドの取り付け方法を使用することによって、第1リミットディスクと第2リミットディスクとの接触面積を大きくし、相互間の圧力及び保持ベースに伝達する圧力を小さくすることに有利であり、保持ベースの摩損の一部を第1リミットディスク又は第2リミットディスクで代え、保持ベース及びビットヘッドの耐用年数を延ばし、且つ、第2リミットディスクの凹部は保持ベースの支持部を完全に覆い、このようにして、ビットと保持ベースとの位置の同軸性を最大限に確保し、ビットは作動時に最適化された回転切削性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明のダブルリミットディスクを有するビットが保持ベースに取り付けられた半断面図である。
図2図1の局所的な断面図Aの拡大図である。
図3図1の第1リミットディスクと第2リミットディスクとの組み合わせ構造の側面全断面図である。
図4図1の第1リミットディスクと第2リミットディスクとの組み合わせ構造の分解図である。
図5図1の第1リミットディスクと第2リミットディスクとの組み合わせ構造の上部構造模式図である。
図6図1の第1リミットディスクと第2リミットディスクとの組み合わせ構造の底部構造模式図である。
図7】本発明の別の実施例の側面全断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1及び図2はダブルリミットディスクを有するビット5が保持ベース3に取り付けられた正面図を示し、ビット5は頂部6を含み、頂部6はタングステンコバルト硬質合金で製造され、ろう付けによってビットのヘッド部7の止まり穴型の溶融プール内に永久に固定される。ビットの延伸部8はビットのヘッド部7の下方に延伸し、直径がビットのヘッド部7よりも小さい円柱により形成される。ビットの延伸部8の保持シャンク8.1に第1リミットディスク1及び第2リミットディスク2が嵌装され、第1リミットディスク1の上面1.1はビットのヘッド部7の受け面7.1に密着し、同時に第2リミットディスク2の支持面2.6は保持ベース3の凸状リング面3.2に密着する。緊締鋼スリーブ4は通常、薄い鋼板により圧延されてなり、一定の弾性を有し、開口があり、適切な長さを有し、ビットの延伸部8の第2保持シャンク8.2に嵌装され、表面に打ち抜きプロセスでいくつかの窪み部4.1が加工され、保持シャンクの凹溝8.3内にマッチングし、緊締鋼スリーブ4は保持ベース3の取付貫通穴30内に圧入され、外側面が膨張して保持ベース3の取付貫通穴30内に押し付けられ、固定接触を維持する。
【0017】
図2図1の局所的な図Aを拡大し、第1リミットディスク1、第2リミットディスク2、保持ベース3、及び緊締鋼スリーブ4は半断面図として示される。図2に示すように、実際の作動状態下で、第2リミットディスク2の凹部2.7は保持ベース3の支持部3.1と噛合する構造として構成される。上制限面2.4と凸状リング面3.2は隙間ばめ状態にあり、隙間値は0.4mm~2.9mm内にあり、且つ、移行面2.5とパイロット面3.3は隙間ばめ状態にあり、支持面2.6と受力面3.4は接触嵌合され、このようにして、機械加工によるサイズ誤差をなくすという利点を有する。作動過程で、保持ベース3が相対的に静止すると見なすことができ、第1リミットディスク1及び第2リミットディスク2は保持ベース3を中心に回転する場合、即ち、第1リミットディスク1及び第2リミットディスク2の中心軸線L1及びL2は保持ベース3の中心軸線Lを中心に回転する。
【0018】
さらに図1及び図2に示すように、保持ベース3の支持部3.1は受力面3.4の一方側から延出し、円形のボス形状を形成し、凸状リング面3.2を長手方向の終止面とし、直径方向にパイロット面3.2を終止面とし、且つ保持部3の中心軸線Lを中心に、ビット5の緊締鋼スリーブ4、第2保持シャンク8.2及び第3保持シャンク8.3を収容するための取付貫通穴30を形成する。
【0019】
図2図6から分かるように、ビット5の延伸部8の第1保持シャンク8.1は、サイズ範囲が15mm~25mmにある直径d1を有する。第1リミットディスク1は、サイズ範囲が16mm~26mmにある直径D1を有する取付貫通穴10を有し、第2リミットディスク1は、サイズ範囲が16mm~26mmにある直径D2を有する取付貫通穴20を有し、ビット5の延伸部8の第1保持シャンク8.1は第1リミットディスク1及び第2リミットディスク2の取付貫通穴10及び20内に取り付けられる。第1リミットディスク1の位置決め部1.4と第2リミットディスク2のパイロット部2.2はロックしてマッチングし、第1リミットディスク1の下面1.5と第2リミットディスク2の案内面2.1は接触嵌合するように設置され、第1リミットディスク1の取付貫通穴10は中心軸線L1を有し、且つ第2リミットディスク2の取付貫通穴20の中心軸線L2と同軸設置される。第1リミットディスク1及び第2リミットディスク2は中心軸線L1を中心に相互に自在に回転できる。第2リミットディスク2の凹部2.7は上制限面2.4及び移行面2.5により囲まれてなる。このように設計することで、ビット5が作動回転過程で保持ベース3の中心軸線Lとの同軸性を最大限に維持するのを確保し、ビット5の使用性能及び耐用年数等を向上させる。
【0020】
ビット5は保持ベース3の取付貫通穴30内に高速回転を維持する必要があり、このため、ビット5は作動回転過程で保持ベース3の中心軸線Lとの同軸性を最大限に維持する必要があり、ビット5の使用性能の向上に有利であり、従って、第1リミットディスク1及び第2リミットディスク2はリミットディスクと保持ベースとの接触面積を大きくし、相互間の圧力を小さくし、ビット及び保持ベースの耐用年数を延ばすことができ、本発明の有益な効果を達成する。
【0021】
実施例2
【0022】
実施例1と類似し、相違点としては、前記第2リミットディスクの下側に第2取付貫通穴に沿って凸部2.7’が設けられ、このとき、前記保持ベースの上端面に凹んだ支持部を有し、凸部は支持部にマッチングして嵌め込まれ、且つ凸部と支持部との間に隙間が存在する。
【0023】
なお、本実施例の図面は、いずれも非常に簡素化された形態を用い、且つ非精確な比率を用い、本発明の実施例を容易且つ明確に説明するのを助けるためのものに過ぎない。
【0024】
本発明の実施形態は以上に開示されているが、明細書及び実施形態に記載された用途に限定されず、本発明に適した様々な分野に完全に適用でき、当業者であれば、別の修正を容易に実現でき、従って、請求項及び同等物の範囲に限定される一般概念から逸脱することなく、本発明は特定の詳細及び本明細書に示されて説明された実施例に限定されない。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7