(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-25
(45)【発行日】2024-08-02
(54)【発明の名称】送出システム
(51)【国際特許分類】
A24F 40/40 20200101AFI20240726BHJP
A24F 40/10 20200101ALN20240726BHJP
【FI】
A24F40/40
A24F40/10
(21)【出願番号】P 2022571825
(86)(22)【出願日】2021-05-11
(86)【国際出願番号】 GB2021051126
(87)【国際公開番号】W WO2021240131
(87)【国際公開日】2021-12-02
【審査請求日】2022-11-22
(32)【優先日】2020-05-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】GB
(73)【特許権者】
【識別番号】519138265
【氏名又は名称】ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド
【氏名又は名称原語表記】Nicoventures Trading Limited
【住所又は居所原語表記】Globe House, 1 Water Street,WC2R 3LA London,United Kingdom
(74)【代理人】
【識別番号】100183782
【氏名又は名称】轟木 哲
(72)【発明者】
【氏名】チェン、ピン チョウ
(72)【発明者】
【氏名】ウッドマン、トム
(72)【発明者】
【氏名】ライ、サム
【審査官】川口 聖司
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2020/104880(WO,A1)
【文献】特開2000-122793(JP,A)
【文献】特開2020-025846(JP,A)
【文献】国際公開第2019/155150(WO,A1)
【文献】国際公開第2019/207312(WO,A1)
【文献】特開2008-211440(JP,A)
【文献】特表2020-511282(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0238617(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2016/0198771(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24F 40/00-47/00
A61M 11/00ー19/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジングと、
ユーザーに対する触覚的フィードバックを発生する振動モーターと、
可聴信号を発するブザーと、
ハウジングに収容さ
れ、第1および第2の対向する主要面を含んでいる弾性支持部材とを含み、
振動モーターは
前記第1の主要面の凹部に収容され、ブザーは前記第2の主要面の別の凹部に収容されて、振動モーターとブザーは、弾性支持部材内に並んで配置され、且つ、弾性支持部材内で一体の分割壁によって隔てられているようになっている、送出デバイス。
【請求項2】
振動モーターは、第1の主要面の凹部に圧入されていることを特徴とする請求項
1記載の送出デバイス。
【請求項3】
充電回路基板を含み、ブザーが前記充電回路基板に取り付けられていることを特徴とする請求項
1または2記載の送出デバイス。
【請求項4】
弾性支持部材はゴムで作製されていることを特徴とする請求項1乃至
3いずれか1項記載の送出デバイス。
【請求項5】
弾性支持部材はシリコーンゴムで作製されていることを特徴とする請求項
4記載の送出デバイス。
【請求項6】
ハウジングは、ハウジングの開口端部を塞ぐ端部キャップと、ハウジングに収容されたバッテリーを含み、弾性支持部材は、バッテリーと端部キャップの間でハウジングに収容されていることを特徴とする請求項
1乃至
5いずれか1項記載の送出デバイス。
【請求項7】
弾性支持部材は、ハウジングに締まり嵌めされていることを特徴とする請求項
6記載の送出デバイス。
【請求項8】
弾性支持部材の第1の主要端部面は、バッテリーに向かい合い、弾性支持部材の第2の主要端部面は、端部キャップに向かい合うことを特徴とする請求項
6または
7記載の送出デバイス。
【請求項9】
弾性支持部材は、端部キャップに少なくとも部分的に収容されることを特徴とする請求項
6乃至
8いずれか1項記載の送出デバイス。
【請求項10】
弾性支持部材は、端部キャップに締まり嵌めされていることを特徴とする請求項
9記載の送出デバイス。
【請求項11】
充電回路基板が端部キャップ内に収容さ
れていることを特徴とする
、請求項3に従属した場合の請求項
9または
10記載の送出デバイス。
【請求項12】
弾性支持部材より硬い材料から製せられた振動伝達部材を含み、振動伝達部材は振動モーターとハウジングの内壁と接触していることを特徴とする請求項1乃至
11いずれか1項記載の送出デバイス。
【請求項13】
振動伝達部材の一部は
弾性支持部材の端部面に重なり、振動モーターと接触していることを特徴とする請求項
12記載の送出デバイス。
【請求項14】
制御モジュールと、ヒーターとエアロゾル化可能な基材を含む基材エアロゾル化モジュール
とを含み、基材エアロゾル化モジュールは、制御モジュールからの制御信号に応答して基材をエアロゾル化するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至
13いずれか1項記載の送出デバイス。
【請求項15】
第1および第2の対向する
主要面を有し、各面に凹部が形成された弾性支持部材を含み、振動モーターが1つの凹部に収容され、ブザーがもう一方の凹部に収容されて、振動モーターとブザーが
弾性支持部材内に並んで配置され
、且つ、弾性支持部材内で一体の分割壁によって隔てられているようになっている、送出デバイスのハウジング内に挿入するための集合体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書は、非燃焼系エアロゾル供給システムまたはエアロゾルを含まない送出システムなどの送出システムに関する。
【背景技術】
【0002】
紙巻きタバコ、シガーなどの喫煙品は使用時にタバコを燃やして煙を発生させる。燃焼させずに化合物を放出する製品を創り出すことによってこれらの物品に変わる送出システムを提供する試みがなされている。このような送出システムの例としては、所謂、基材を熱するが燃やさずに化合物を放出する「非燃焼加熱」製品またはタバコ加熱装置または製品が挙げられる。例えば、タバコ加熱装置は、エアロゾル発生基材を加熱し、この基材は、タバコまたはニコチンを含んでもよいまたは含まなくてもよい非タバコ製品であり、基材を燃やさずに熱することによってエアロゾルを形成するためのものである。
【発明の概要】
【0003】
本発明の態様ではハウジングと、ユーザーに対する触覚的フィードバックを発生する振動モーターと、ハウジングに収容された弾性支持部材とを含み、振動モーターが支持部材内に取り付けられている送出デバイスが提供される。
【0004】
弾性支持部材は、第1および第2の対向する主要面を含んでもよい。振動モーターは、前記第1の主要面の凹部に収容されてもよい。
【0005】
振動モーターは、第1の主要面の凹部に圧入できる。
【0006】
送出デバイスは、ユーザーに対する可聴信号を発するブザーを含んでもよい。
【0007】
ブザーは弾性支持部材の別の凹部に収容されてもよい。
【0008】
ブザーを収容するための凹部は、弾性支持部材の前記第2の主要面にあってもよい。
【0009】
振動モーターとブザーは、支持部材内に並んで配置されてもよい。
【0010】
振動モーターとブザーは、支持部材内の一体の分割壁によって隔てることができる。
【0011】
送出デバイスは、充電回路基板を含んでもよく、ブザーは、前記充電回路基板に取り付けられてもよい。
【0012】
弾性支持部材は、ゴムで作製されてもよい。弾性支持部材は、好ましくはシリコーンゴムで作製されてもよい。
【0013】
ハウジングは、ハウジングの開口端部を塞ぐ端部キャップを含んでもよい。バッテリーは、ハウジングに収容されてもよい。弾性支持部材は、バッテリーと端部キャップの間でハウジングに収容できる。
【0014】
支持部材はハウジングに締まり嵌めされてもよい。
【0015】
弾性支持部材の第1の主要端部面は、バッテリーに向かい合い、弾性支持部材の第2の主要端部面は、端部キャップに向かい合う。
【0016】
弾性支持部材は、端部キャップに少なくとも部分的に収容される。
【0017】
弾性支持部材は、端部キャップに締まり嵌めされてもよい。
【0018】
充電回路基板は、端部キャップ内に収容され、好ましくは端部キャップに貼り付けられる。
【0019】
送出デバイスは、支持部材より硬い材料から製せられた振動伝達部材を含んでもよい。振動伝達部材は、振動モーターおよびハウジングの内壁と接触していてもよい。
【0020】
振動伝達部材の一部は、支持部材の端面に重なってもよく、振動モーターと、または振動モーターが支持部材に収容されている際に触れることができるままの状態の振動モーターの面と接触できる。
【0021】
送出デバイスは、ヒーターおよびエアロゾル化可能な基材を含む基材エアロゾル化モジュールを含んでもよい。基材エアロゾル化モジュールは、制御モジュールからの制御信号に応答して基材をエアロゾル化するように構成されてもよい。
【0022】
本発明の第2の態様では送出デバイスのハウジング内に挿入するための集合体が提供される。集合体は、第1および第2の対向する面を有し、各面に凹部が形成された弾性支持部材を含み、振動モーターが1つの凹部に収容され、ブザーがもう一方の凹部に収容されて、振動モーターとブザーが支持部材内に並んで配置されるようになっている。
【0023】
振動モーターとブザーは、支持部材の一体部分によって形成された分割壁によって互いに隔てられている。
【図面の簡単な説明】
【0024】
例示的実施態様を以下の略図を参照して例示のみの目的として説明する。
【
図1】例示的実施態様によるデバイスの略図である。
【
図2】
図1に示したデバイスの制御モジュールの分解図である。
【
図3】
図2の組み立てられた制御モジュールの断面図である。
【
図4】
図2の制御モジュールの一部の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本明細書中では「送出システム」なる用語は、ユーザーに少なくとも1つの物質を送出するシステムを包含することを意図し、次のものを含む、電子タバコ、タバコ加熱製品、エアロゾル発生材の組み合わせを使用してエアロゾルを発生させるハイブリッドシステムなどのエアロゾル発生材を燃焼させずにエアロゾル発生材から化合物を放出する非燃焼系エアロゾル供給システム。
【0026】
本発明による実施態様は、携帯電話による振動と類似の振動の形体でユーザーに触覚的フィードバックを供する振動モーターを含む送出デバイスを供する。特定の実施態様において、送出デバイスは、ユーザーに可聴信号を発するブザーも含む。振動モーターとブザーは、それぞれ送出デバイスのスイッチが入っているかまたはその充電状態などの情報を送出デバイスのユーザーに与えるために使用できる。
【0027】
図1は、例示的実施態様による参照番号1で示す非燃焼系エアロゾル供給デバイスの形体の送出システムの略図である。デバイス1は2つの主要部品2、8を含む。
【0028】
デバイス1の第1の部品2は、バッテリー4および回路基板5を含む制御モジュール3を含む。制御モジュール3は、制御モジュール3を囲み、送出デバイス1の外観を形成するハウジング6に収容される。ハウジング6は、管状のスリーブであってもよく、その場合、制御モジュール3は、デバイス1の組み立ての際、一開口端部からハウジング6内に挿入され、その後、ハウジング6のその開口端部は、ハウジングが閉じられるように端部キャップ7によって塞がれる。しかしながら、これとは別にハウジング6は、制御モジュール3の周囲で囲いを形成するために互いに取り付けられる複数の部分またはシェルから形成されてもよい。ハウジング6は、好ましくはアルミニウムなどの金属から形成されるが、ハウジング6用に他の材料も利用可能である。
【0029】
第1の部品2は、USBコネクタなどのコネクタを含み、これは制御モジュール3のバッテリー5を充填するための電源に接続できる。コネクタは端部キャップ7を介して触れることができるようにしてもよい。
【0030】
デバイス1の第2の部品8はヒーター9および液体容器10を含み、これらは共にエアロゾル発生モジュールを形成する。第1および第2の部品2、8は、モジュラー式であってもよく、即ち第2の部品8は、独自のハウジング12を有し、修理または交換のために第1の部品2から分離されてもよい(
図1のXが付された接合部で)。解除可能な電気接続によって第1および第2の部品2、8を接合して電力と制御信号がそれらの間で送られるようにすることが可能になる。しかしながら、第1および第2の部品2、8は、デバイス1の分解以外では分離可能でなくてもよい。より具体的には第1および第2の部品2、8は、組み立て作業中に互いに連結され、同じ一体型のハウジング6内に収容されて一体型ユニットを形成してもよい。
【0031】
図1のデバイスの使用時、空気が矢印11で示すようにヒーター9の空気入り口内に引き込まれる。ヒーター9は、制御モジュール3によって制御され、入り込む空気を加熱する。熱せられた空気は、液体容器10へと導かれ、そこでエアロゾルを発生させる。エアロゾルは、矢印Aで示すように空気出口でデバイス1から出て、デバイス1のユーザーの口の中に入る。
【0032】
図2は、第2の部品8が省略された
図1に示した制御モジュール3をより詳細に示した分解図であり、
図3は、
図1の組み立てられた制御モジュール3の側部断面図である。
図4は集合体14をより明確に示すために
図2の分解斜視図の一部を示している。集合体14は、振動モーター22と、任意にブザー23を収容し、取り付けた弾性支持部材24を含む。
【0033】
図2に示すようにハウジング6は、スリーブの形状であり、制御モジュール3の残りの部品は、一端からハウジング6内に挿入される。その端部は、端部キャップ7によって塞がれ、これはハウジング6に締まり嵌めされる、あるいはハウジング6に機械的留め具または接着剤で取り付けられる。
【0034】
制御モジュール3は、バッテリー4が収容され、保持されるフレームまたはキャリアー13を含む。回路基板5がキャリアー13の外側に取り付けられ、キャリアー13とバッテリー4の1つの主要面4aの外側との両方によって支持される。絶縁されたスペーサーまたは接着剤パッド15がバッテリー4の主要面4aと回路基板5の間の互いに重なり合う所に配置されている。種々の電気回路および制御素子16が回路基板5に装着され、またこれは第2の部品8のエアロゾル発生モジュールへの回路基板5の電気的接続のためのコネクタ17を有する。これらのコネクタ17は、キャリアー13の一端から突出した回路基板5のセクションに位置する。
【0035】
金属または導電プレート18がキャリアー13および回路基板5に対してバッテリー4の反対側のバッテリー4のもう一方の主要面4bに取り付けられる。絶縁パッドまたはスペーサー19がバッテリー4のもう一方の主要面4bと金属プレート18の間に位置してもよく、絶縁パッドまたはスペーサー19は、金属プレート18がバッテリー4のもう一方の主要面4bの所定の位置に保持されるように接着剤であってもよい。金属プレート18は、バッテリー4と回路基板5上の回路および制御素子16の間の電気的接続を形成している。
【0036】
制御モジュール3は、プレスボタン式オン/オフスイッチ20を含み、これは金属プレート18に取り付けられ、ハウジング6の開口部を介して操作可能である。オンオフスイッチ20をプレスすることでバッテリー4を回路基板5の回路と接続またはそれから解除し、これによりデバイスのオンまたはオフを切り替える、あるいは必要に応じて他の制御機能を実行する。
【0037】
さらに
図2および4を参照すると、振動モーター
22がハウジング6内にキャリアー13および端部キャップ7の間で収容されている。振動モーター
22は、弾性材料から作製された支持部材24または型内に収容される。支持部材24は、好ましくはゴムで作製され、最も好ましくはシリコーンゴムで作製され、振動モーター22を支持し、振動モーターによって発せられる振動を抑制する。支持部材24は、開口部または凹部25を有し、その中に振動モーター22が嵌合または圧入され、振動モーターを凹部25内に押し込むことができ、その中に確実に保持される。支持部材24は、部分的にキャップ7に収容され、キャップ7からハウジング6内に延びてもよい。支持部材24は、キャップおよび/またはハウジングに圧入または締まり嵌めされる。弾性材料から作製されるので支持部材24は、組み立て時に支持部材をハウジング6および/またはキャップ7内に挿入できるようにする「弾力性」を有し、キャリアー13の端部とキャップ7の端部との間にしっかりと保持されるようになっている。
【0038】
特定の実施態様では比較的硬いパネルが振動モーター22またはモーターが支持部材24の凹部25内に収容された後、見えたままになる振動モーター22の部分と接触して位置してもよい。このパネルは、ハウジング6の内壁とも接触してもよい。振動モーター22の振動は、支持部材24に加えて、または代わりに比較的硬いパネルを介してハウジング6に伝えられる。
【0039】
送出デバイス1にブザー23が設けられている場合、それはUSBケーブルなどを介してデバイスの充電を制御する充電基板27に取り付けられる。充電基板もまたハウジングの一端にキャリアー13と端部キャップ7の間で収容され、好ましくは端部キャップ自体に収容される。ブザー23が支持部材24に収容されると、充電基板27は、実質的に支持部材24の主要面15bに接して位置する。
【0040】
ブザー23もまた好ましくは支持部材24内に収容され、支持部材24にはブザー23を収容するための追加の凹部または開口部(図示せず)が設けられる。振動モーター22と同様にブザー23は、支持部材24の凹部に圧入されてもよい。好ましくは支持部材24は2つの対向する主要面15a、15bを有し、振動モーター22のための凹部25が一方の面15aに形成され、ブザー23のための凹部がその対向面15bに形成され、振動モーター22とブザー23が両方とも支持部材24の内壁によって保護され、互いに隔てられたままになっている。特に
図4からわかるように振動モーター22とブザー23は、支持部材24内で互いに横方向にオフセットし、即ちこれらは並んで配向され、支持部材24の内部中央分割壁によって隔てられている。振動モーター22とブザー23もまた支持部材24の対向面から支持部材24内に挿入される、即ち凹部が支持部材24の対向面15a、15bに設けられている。各凹部は、振動モーター22とブザー23それぞれを収容する形状である。したがって、デバイスを容易に組み立てられる。さらに支持部材24は、ハウジング6および/または端部キャップ7内に嵌められ、追加の締結具を無しに強固に保持される。
【0041】
本明細書に記載の種々の実施態様は、特許請求された特徴の理解と教示の単なる補助に提供されている。これらの実施態様は単なる代表的な具体例であり、包括的でも排他的でもない。当然だが、本開示の利点、実施形態、具体例、機能、特徴、構造、および/または他の側面は本開示を特許請求の範囲に規定されたとおりに限定するあるいは特許請求の範囲の均等物に限定すると考えるべきではなく、本開示の範囲および/または思想から乖離することなく他の実施形態を利用しても改変してもよいと考えるべきである。種々の実施形態は、開示された構成要素、成分、特徴、部品、工程、手段他の組合せを適切に備えても、これらで構成されても、基本的にこれらで構成されてもよい。また本開示は、現在は特許請求されていないが将来特許請求される可能性がある他の発明を含む。