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特許7528725表示制御プログラム、管理装置、中継装置および表示制御方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-29
(45)【発行日】2024-08-06
(54)【発明の名称】表示制御プログラム、管理装置、中継装置および表示制御方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 9/445 20180101AFI20240730BHJP
   G03G 21/00 20060101ALI20240730BHJP
【FI】
G06F9/445
G03G21/00 386
G03G21/00 396
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2020182849
(22)【出願日】2020-10-30
(65)【公開番号】P2022073079
(43)【公開日】2022-05-17
【審査請求日】2023-09-26
(73)【特許権者】
【識別番号】000005267
【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000578
【氏名又は名称】名古屋国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】西崎 孝志
【審査官】武田 広太郎
(56)【参考文献】
【文献】再公表特許第2015/008364(JP,A1)
【文献】特開2006-216086(JP,A)
【文献】特開2006-252478(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 9/445
G03G 21/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
管理装置と中継装置とが通信可能に構成され、前記中継装置と端末装置とが通信可能に構成される端末管理システムの前記中継装置が備える中継制御部に、
前記中継装置の利用者が前記中継装置に対して行う起動操作によって起動するように構成され、且つ、前記管理装置と前記端末装置との間で前記中継装置を経由してデータを中継するように構成された中継アプリケーションの実行タイミングを示す実行タイミング情報を前記管理装置から取得する取得処理と、
前記取得処理で取得した前記実行タイミング情報に基づいて、前記中継アプリケーションの起動を前記利用者に促す起動通知画像を前記中継装置において表示する表示処理を前記実行タイミングが到来したときに実行させるための予約設定を行う予約処理とを実行させるように構成されている表示制御プログラム。
【請求項2】
請求項1に記載の表示制御プログラムであって、
前記中継制御部に、
前記端末装置が実行する処理の指示を要求する指示要求を前記管理装置へ送信する指示要求送信処理を実行させるように構成され、
前記取得処理は、前記指示要求送信処理を実行した後に、前記実行タイミング情報を前記管理装置から取得する表示制御プログラム。
【請求項3】
請求項2に記載の表示制御プログラムであって、
前記中継制御部に、
前記中継アプリケーションが起動した後に、前記指示要求の対象となる前記端末装置である対象端末装置を前記利用者に選択させる選択処理を実行させるように構成され、
前記指示要求送信処理は、前記選択処理で選択された前記対象端末装置の前記指示要求を前記管理装置へ送信し、
前記取得処理は、前記端末装置が実行する処理を示す実行処理情報とともに前記実行タイミング情報を前記管理装置から取得する表示制御プログラム。
【請求項4】
端末装置との間で通信を行う中継装置と通信可能に構成された管理装置であって、
前記中継装置は、
前記中継装置の利用者が前記中継装置に対して行う起動操作によって起動するように構成され、且つ、前記管理装置と前記端末装置との間で前記中継装置を経由してデータを中継するように構成された中継アプリケーションの実行タイミングを示す実行タイミング情報を前記管理装置から取得する取得処理と、
前記取得処理で取得した前記実行タイミング情報に基づいて、前記中継アプリケーションの起動を前記利用者に促す起動通知画像を前記中継装置において表示する表示処理を前記実行タイミングが到来したときに実行させるための予約設定を行う予約処理とを実行するように構成され、
前記管理装置は、
前記管理装置の操作者が行った入力操作を特定するための入力操作情報を出力するように構成された入力部と、
管理制御部とを備え、
前記管理制御部は、
前記入力部からの前記入力操作情報に基づいて、前記実行タイミングを変更する変更処理と、
前記変更処理で変更された前記実行タイミングを示す前記実行タイミング情報を前記中継装置へ送信する送信処理と
を実行するように構成されている管理装置。
【請求項5】
端末装置と通信可能に構成され、且つ、管理装置と通信可能に構成された中継装置であって、
中継制御部を備え、
前記中継制御部は、
前記中継装置の利用者が前記中継装置に対して行う起動操作によって起動するように構成され、且つ、前記管理装置と前記端末装置との間で前記中継装置を経由してデータを中継するように構成された中継アプリケーションの実行タイミングを示す実行タイミング情報を前記管理装置から取得する取得処理と、
前記取得処理で取得した前記実行タイミング情報に基づいて、前記中継アプリケーションの起動を前記利用者に促す起動通知画像を前記中継装置において表示する表示処理を前記実行タイミングが到来したときに実行させるための予約設定を行う予約処理と
を実行するように構成されている中継装置。
【請求項6】
端末装置と通信可能に構成され、且つ、管理装置と通信可能に構成された中継装置で実行される表示制御方法であって、
前記中継装置の利用者が前記中継装置に対して行う起動操作によって起動するように構成され、且つ、前記管理装置と前記端末装置との間で前記中継装置を経由してデータを中継するように構成された中継アプリケーションの実行タイミングを示す実行タイミング情報を前記管理装置から取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した前記実行タイミング情報に基づいて、前記中継アプリケーションの起動を前記利用者に対して促す起動通知画像を前記中継装置において表示する表示処理を前記実行タイミングが到来したときに実行させるための予約設定を行う予約ステップと
を備える表示制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置を管理する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像形成装置と中継装置との間、および、管理装置と中継装置との間の各データ通信のための処理が、中継装置において起動される中継アプリケーションによって実行されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2006-40258号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
中継装置が、画像形成装置を用いた作業を行う作業者により携帯される携帯端末である場合には、携帯端末に搭載されるバッテリの電力消費を抑制するために、中継アプリケーションを常時起動させておくことが困難である。
【0005】
このため、作業者が、中継アプリケーションを起動させる起動操作をし忘れてしまうと、画像形成装置と管理装置との間でデータを中継することができず、管理装置が画像形成装置を適切に管理することができなくなってしまい、管理の信頼性が低下してしまう。
【0006】
本発明は、管理の信頼性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、管理装置と中継装置とが通信可能に構成され、中継装置と端末装置とが通信可能に構成される端末管理システムの中継装置が備える中継制御部に、取得処理と、予約処理とを実行させるように構成されている表示制御プログラムである。
【0008】
取得処理は、中継装置の利用者が中継装置に対して行う起動操作によって起動するように構成され、且つ、管理装置と端末装置との間で中継装置を経由してデータを中継するように構成された中継アプリケーションの実行タイミングを示す実行タイミング情報を管理装置から取得する。
【0009】
予約処理は、取得処理で取得した実行タイミング情報に基づいて、中継アプリケーションの起動を利用者に促す起動通知画像を中継装置において表示する表示処理を実行タイミングが到来したときに実行させるための予約設定を行う。
【0010】
このように構成された本発明の表示制御プログラムは、管理装置側で指定した実行タイミングが到来すると、中継装置において起動通知画像を表示させることができる。このため、本発明の表示制御プログラムは、中継装置に表示された起動通知画像を中継装置の利用者に対して実行タイミングで視認させ、中継装置の利用者に中継アプリケーションの起動操作を実行タイミングで行わせる頻度を増やすことができる。すなわち、本発明の表示制御プログラムは、管理装置側で指定した実行タイミングが到来すると中継アプリケーションが起動する頻度を増やすことができる。これにより、本発明の表示制御プログラムは、管理装置と端末装置との間でデータを中継することができなくなる事態の発生を抑制し、管理装置による端末装置の管理の信頼性を向上させることができる。
【0011】
本発明の管理装置は、端末装置との間で通信を行う中継装置と通信可能に構成されている。中継装置は、取得処理と、予約処理とを実行するように構成される。そして、本発明の管理装置は、管理装置の操作者が行った入力操作を特定するための入力操作情報を出力するように構成された入力部と、管理制御部とを備える。管理制御部は、変更処理と、送信処理とを実行するように構成されている。変更処理は、入力部からの入力操作情報に基づいて、実行タイミングを変更する。送信処理は、変更処理で変更された実行タイミングを示す実行タイミング情報を中継装置へ送信する。
【0012】
このように構成された本発明の管理装置は、変更された実行タイミングを示す実行タイミング情報を中継装置へ送信することができる。このため、本発明の管理装置は、必要に応じて、起動通知画像を表示させるための実行タイミングを変更することができる。
【0013】
本発明の中継装置は、端末装置と通信可能に構成され、且つ、管理装置と通信可能に構成され、中継制御部を備える。中継制御部は、取得処理と、予約処理とを実行するように構成されている。
【0014】
このように構成された本発明の中継装置は、本発明の表示制御プログラムによって制御される装置であり、本発明の表示制御プログラムと同様の効果を得ることができる。
本発明の表示制御方法は、端末装置と通信可能に構成され、且つ、管理装置と通信可能に構成された中継装置で実行され、取得ステップと、予約ステップとを備える。
【0015】
取得ステップは、中継装置の利用者が中継装置に対して行う起動操作によって起動するように構成され、且つ、管理装置と端末装置との間で中継装置を経由してデータを中継するように構成された中継アプリケーションの実行タイミングを示す実行タイミング情報を管理装置から取得する。
【0016】
予約ステップは、取得ステップで取得した実行タイミング情報に基づいて、中継アプリケーションの起動を利用者に対して促す起動通知画像を中継装置において表示する表示処理を実行タイミングが到来したときに実行させるための予約設定を行う。
【0017】
本発明の表示制御方法は、本発明の表示制御プログラムにて実行される方法であり、当該方法を実行することで、本発明の表示制御プログラムと同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】端末管理システムの構成を示す図である。
図2】集中管理装置および端末管理装置の構成を示すブロック図である。
図3】携帯端末およびプリンタの構成を示すブロック図である。
図4】登録データテーブルを示す図である。
図5】予約時間設定処理を示すフローチャートである。
図6】予約通知処理を示すフローチャートである。
図7】アプリアイコンおよびマークを示す図である。
図8】予約時間指示処理を示すフローチャートである。
図9】通知予約データテーブルを示す図である。
図10】端末管理システムの動作の具体例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に本発明の実施形態を図面とともに説明する。
(1)端末管理システム1の構成
本実施形態の端末管理システム1は、図1に示すように、集中管理装置2と、端末管理装置3と、複数の携帯端末4と、複数のプリンタ5とを備える。図1では、図示の簡略化のために1台の携帯端末4が示されている。
【0020】
集中管理装置2および端末管理装置3は、WAN6を介して互いに通信可能に構成されている。WANは、Wide Area Networkの略である。本実施形態のWAN6は、インターネットである。
【0021】
端末管理装置3および携帯端末4は、WAN7を介して互いに通信可能に構成されている。本実施形態のWAN7は、第4世代のモバイル通信ネットワークである。
携帯端末4およびプリンタ5は、Bluetooth規格に準拠した方式の近距離無線通信、または、USBを用いた有線通信によって互いに通信可能に構成されている。USBは、Universal Serial Busの略である。Bluetoothは登録商標である。
【0022】
本実施形態の端末管理システム1では、例えば、集中管理装置2がプリンタ5から情報を収集すること、集中管理装置2からの指示によってプリンタ5でテスト印字を実行させること、集中管理装置2からの指示によってプリンタ5の設定を変更することなどを実現することができる。
【0023】
端末管理システム1を構成する各装置が設置される場所の一例として、例えば、企業の本社に端末管理装置3が設置され、企業の支社に携帯端末4およびプリンタ5が設置される。
【0024】
この場合、企業の支社において運用されている複数のプリンタ5に関する情報(以下、プリンタ情報)は、企業の本社に設置されている端末管理装置3によって収集される。端末管理装置3によって収集されたプリンタ情報は、例えば企業とは別の管理会社によって運用される集中管理装置2によって収集および管理される。ただし、集中管理装置2は企業によって運用されてもよく、企業と管理会社が別会社であるか否かは任意である。
【0025】
端末管理装置3は複数あってもよい。この場合、複数の端末管理装置3は、1つの集中管理装置2で管理されるように構成されてもよい。例えば、複数の企業のそれぞれに端末管理装置3が設置され、管理会社に設置された1つの集中管理装置2によって複数の端末管理装置3が管理されてもよい。
【0026】
集中管理装置2は、図2に示すように、制御部11と、通信部12と、表示部13と、入力部14と、記憶部15とを備える。
制御部11は、CPU21およびメモリ22を備える。CPU21は、メモリ22に記憶されたプログラムを実行し、これにより、集中管理装置2の各種機能が実現される。なお、制御部11により実現される各種機能は、プログラムの実行によって実現することに限るものではなく、その一部または全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。メモリ22は、非遷移的実体的記録媒体である半導体メモリ(例えば、ROM、RAMおよびフラッシュメモリ)を備え、プログラムおよびデータを記憶する。
【0027】
通信部12は、WAN6を介して端末管理装置3との間でデータ通信を行う。表示部13は、図示しない表示装置を備え、表示装置に各種画像を表示する。入力部14は、図示しないキーボードおよびマウスを介して利用者が行った入力操作を特定するための入力操作情報を出力する。記憶部15は、例えばHDDおよびSSD等の補助記憶装置を備え、各種データを記憶する。HDDは、Hard Disk Driveの略である。SSDは、Solid State Driveの略である。
【0028】
端末管理装置3は、制御部31と、通信部32と、表示部33と、入力部34と、記憶部35とを備える。
制御部31は、CPU41およびメモリ42を備える。CPU41は、メモリ42に記憶されたプログラムを実行し、これにより、端末管理装置3の各種機能が実現される。なお、制御部31により実現される各種機能は、プログラムの実行によって実現することに限るものではなく、その一部または全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。
【0029】
メモリ42は、非遷移的実体的記録媒体である半導体メモリ(例えば、ROM、RAMおよびフラッシュメモリ)を備える。メモリ42は、オペレーティングシステム(以下、OS)プログラム51と、アプリケーションプログラム52とを記憶する。
【0030】
OSプログラム51は、端末管理装置3の基本的な機能を提供するプログラムである。アプリケーションプログラム52は、集中管理装置2によるプリンタ5の管理のために集中管理装置2と携帯端末4とを仲介するアプリケーション(以下、ウェブアプリケーション)のプログラムである。
【0031】
通信部32は、WAN6を介して集中管理装置2との間でデータ通信を行い、WAN7を介して携帯端末4との間でデータ通信を行う。表示部33は、図示しない表示装置を備え、表示装置に各種画像を表示する。入力部34は、図示しないキーボードおよびマウスを介して利用者が行った入力操作を特定するための入力操作情報を出力する。記憶部35は、例えばHDDおよびSSD等の補助記憶装置を備え、各種データを記憶する。
【0032】
携帯端末4は、プリンタ5を利用した作業を行う作業者毎に割り当てられており、作業者によって携帯される。携帯端末4は、図3に示すように、制御部61と、通信部62と、表示部63と、入力部64と、記憶部65とを備える。
【0033】
制御部61は、CPU71およびメモリ72を備える。CPU71は、メモリ72に記憶されたプログラムを実行し、これにより、携帯端末4の各種機能が実現される。なお、制御部61により実現される各種機能は、プログラムの実行によって実現することに限るものではなく、その一部または全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。
【0034】
メモリ72は、非遷移的実体的記録媒体である半導体メモリ(例えば、ROM、RAMおよびフラッシュメモリ)を備える。メモリ72は、OSプログラム81と、アプリケーションプログラム82とを記憶する。
【0035】
OSプログラム81は、携帯端末4の基本的な機能を提供するプログラムである。アプリケーションプログラム82は、集中管理装置2によるプリンタ5の管理のために端末管理装置3とプリンタ5とを仲介するアプリケーション(以下、モバイルアプリケーション)のプログラムである。
【0036】
通信部62は、WAN7を介して端末管理装置3との間でデータ通信を行う。また通信部62は、Bluetooth規格に準拠した方式の近距離無線通信、または、USBを用いた有線通信によって、プリンタ5との間でデータ通信を行う。
【0037】
表示部63は、図示しない表示装置を備え、表示装置に各種画像を表示する。入力部64は、表示部63の表示画面上に設置されたタッチパネルと、表示部63の表示画面の周囲に設置されたスイッチとを備える。そして入力部64は、上記の作業者がタッチパネルおよびスイッチを介して行った入力操作を特定するための入力操作情報を出力する。記憶部65は、例えばHDDおよびSSD等の補助記憶装置を備え、各種データを記憶する。
【0038】
表示部63の表示画面には、アプリケーションプログラム82を起動させるためのアプリアイコンが表示される。携帯端末4を所持する作業者が、このアプリアイコンをタップする操作をタッチパネルに対して行うことにより、アプリケーションプログラム82がCPU71により実行され、モバイルアプリケーションが起動する。
【0039】
プリンタ5は、上記の作業者が持ち運び可能な小型で軽量のモバイルプリンタである。プリンタ5は、制御部91と、通信部92と、表示部93と、入力部94と、印刷部95とを備える。
【0040】
制御部91は、CPU101およびメモリ102を備える。CPU101は、メモリ102に記憶されたプログラムを実行し、これにより、プリンタ5の各種機能が実現される。なお、制御部91により実現される各種機能は、プログラムの実行によって実現することに限るものではなく、その一部または全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。メモリ102は、非遷移的実体的記録媒体である半導体メモリ(例えば、ROM、RAMおよびフラッシュメモリ)を備え、プログラムおよびデータを記憶する。
【0041】
通信部92は、Bluetooth規格に準拠した方式の近距離無線通信、または、USBを用いた有線通信によって、携帯端末4との間でデータ通信を行う。
表示部93は、図示しない表示装置を備え、表示装置に各種画像を表示する。入力部94は、表示部93の表示画面の周囲に設置されたスイッチを備える。そして入力部94は、上記の作業者がスイッチを介して行った入力操作を特定するための入力操作情報を出力する。
【0042】
印刷部96は、感熱方式の印刷機構を備え、感熱ロール紙に画像を印刷することができる。なお、印刷部96は、カット紙に対して印刷可能に構成されていてもよいし、感熱方式以外の周知の記録方式(例えば、インクジェット方式)で印刷可能に構成されていてもよい。
【0043】
端末管理装置3のウェブアプリケーションは、端末管理装置3が管理する装置をクライアントとして登録するために、登録データテーブルを記憶部35に記憶する。
登録データテーブルは、端末管理装置3が管理する装置毎に設けられ、クライアントIDと、クライアントタイプと、クライアントバージョンと、クライアント設定とを含む。
【0044】
クライアントIDは、モバイルアプリケーション毎に与えられる固有の識別情報である。クライアントIDは、MACアドレスであってもよいし、プライベートIPアドレスであってもよいし、特定のシリアル番号であってもよい。図4では、クライアントIDとしてMACアドレスが用いられている。
【0045】
クライアントタイプは、クライアントIDに対応する装置が携帯端末4であるかプリンタ5であるかを示す情報である。クライアントIDに対応する装置が携帯端末4である場合には、クライアントタイプはモバイルアプリになる。クライアントIDに対応する装置がプリンタ5である場合には、クライアントタイプはプリンタになる。
【0046】
クライアントバージョンは、クライアントIDに対応する装置に記憶されているプログラムのバージョンを示す情報である。
クライアント設定は、クライアントIDに対応する装置の設定に関する情報である。
【0047】
(2)携帯端末4において実行される処理
次に、携帯端末4のCPU71が実行する予約時間設定処理の手順を説明する。予約時間設定処理は、アプリケーションプログラム82の実行によってモバイルアプリケーションが起動してから終了するまでの間に繰り返し実行される処理である。
【0048】
予約時間設定処理が実行されると、CPU71は、図5に示すように、まずS10にて、携帯端末4に対してプリンタ選択開始操作が行われたか否かを判断する。具体的には、CPU71は、プリンタ選択開始操作を示す入力操作情報が入力部64から入力されたか否かを判断する。そしてCPU71は、プリンタ選択開始操作を示す入力操作情報が入力された場合に、プリンタ選択開始操作が行われたと判断する。
【0049】
ここで、プリンタ選択開始操作が行われていない場合には、CPU71は、S10の処理を繰り返すことにより、プリンタ選択開始操作が行われるまで待機する。
そして、プリンタ選択開始操作が行われると、CPU71は、S20にて、プリンタ選択画像を表示部63の表示画面に表示する。プリンタ選択画像は、携帯端末4と通信可能に接続されている1または複数のプリンタ5を識別するための1または複数の識別情報を表示する。そしてプリンタ選択画像は、上記の作業者がタッチパネルおよびスイッチを介して行った入力操作に基づいて、表示されている1または複数の識別情報の中から1つの識別情報を選択することが可能に構成されている。
【0050】
次にCPU71は、S30にて、プリンタ5が選択されたか否かを判断する。具体的には、CPU71は、プリンタ選択画像において選択されたプリンタ5を示す入力操作情報が入力部64から入力されたか否かを判断する。そして、選択されたプリンタ5を示す入力操作情報が入力部64から入力された場合に、CPU71は、プリンタ5が選択されたと判断する。以下、プリンタ選択画像において選択されたプリンタ5を対象プリンタという。
【0051】
ここで、プリンタ5が選択されていない場合には、CPU71は、S30の処理を繰り返すことにより、プリンタ5が選択されるまで待機する。そして、プリンタ5が選択されると、CPU71は、S40にて、対象プリンタに関する情報(以下、プリンタ情報)を取得する。プリンタ情報は、少なくとも、個々のプリンタ5に割り当てられたデバイスIDを含む。
【0052】
S40では、具体的には、CPU71は、まず、対象プリンタに対して、プリンタ情報の送信を要求するプリンタ情報要求を送信する。そしてCPU71は、対象プリンタからプリンタ情報を受信する。
【0053】
さらにCPU71は、S50にて、対象プリンタが実行すべき処理を問い合わせる処理照会を端末管理装置3へ送信する。処理照会は、S40で取得したプリンタ情報を含む。
そしてCPU71は、S60にて、対象プリンタが実行すべき処理を示すプリンタ処理情報と、モバイルアプリケーションを起動させるタイミングを示す通知予約時間情報とを端末管理装置3から受信する。本実施形態の通知予約時間情報は、現在の時刻からの経過時間を示す。以下、通知予約時間情報が示す経過時間を通知予約時間という。なお、通知予約時間情報は、モバイルアプリケーションを起動させる時刻を示すようにしてもよい。
【0054】
次にCPU71は、S70にて、通知予約時間を、携帯端末4のOSに設定する。またCPU71は、S80にて、端末管理装置3から受信したプリンタ処理情報を対象プリンタへ送信する。プリンタ処理情報を受信した対象プリンタは、プリンタ処理情報が示す処理を実行し、処理結果を示す処理結果通知を携帯端末4へ送信する。
【0055】
CPU71は、S90にて、対象プリンタから処理結果通知を受信すると、この処理結果通知を端末管理装置3へ送信し、予約時間設定処理を終了する。
次に、携帯端末4のCPU71が実行する予約通知処理の手順を説明する。予約通知処理は、OSプログラム81の実行によって携帯端末4のOSが起動してから終了するまでの間に繰り返し実行される処理である。
【0056】
予約通知処理が実行されると、CPU71は、図6に示すように、まずS210にて、S70で通知予約時間が設定されてから通知予約時間が経過したか否かを判断する。ここで、通知予約時間が経過していない場合には、CPU71は、S210の処理を繰り返すことにより、通知予約時間が経過するまで待機する。
【0057】
そして、通知予約時間が経過すると、CPU71は、S220にて、モバイルアプリケーションのアプリアイコンにマークを表示して、予約通知処理を終了する。具体的には、例えば図7に示すように、CPU71は、携帯端末4の表示画面DSに表示されている複数のアプリアイコンAI1,AI2,AI3,AI4のうち、モバイルアプリケーションのアプリアイコンAI3上にマーク画像MKを追加して表示する。
【0058】
(3)集中管理装置2において実行される処理
次に、集中管理装置2のCPU21が実行する予約時間指示処理の手順を説明する。予約時間指示処理は、制御部11の動作中において繰り返し実行される処理である。
【0059】
予約時間指示処理が実行されると、CPU21は、図8に示すように、まずS310にて、集中管理装置2に対して予約時間設定操作が行われたか否かを判断する。具体的には、CPU21は、予約時間設定操作を示す入力操作情報が入力部14から入力されたか否かを判断する。そしてCPU21は、予約時間設定操作を示す入力操作情報が入力された場合に、予約時間設定操作が行われたと判断する。
【0060】
ここで、予約時間設定操作が行われていない場合には、CPU21は、S310の処理を繰り返すことにより、予約時間設定操作が行われるまで待機する。
そして、予約時間設定操作が行われると、CPU21は、S320にて、予約時間設定画像を表示部13の表示画面に表示する。予約時間設定画像は、集中管理装置2の操作者がキーボードおよびマウスを介して行った入力操作に基づいて、通知予約時間を入力することが可能に構成されている。
【0061】
次にCPU21は、S330にて、通知予約時間が入力されたか否かを判断する。具体的には、CPU21は、通知予約時間を示す入力操作情報が入力部14から入力されたか否かを判断する。そして、通知予約時間を示す入力操作情報が入力部14から入力された場合に、CPU21は、通知予約時間が入力されたと判断する。
【0062】
ここで、通知予約時間が入力されていない場合には、CPU21は、S330の処理を繰り返すことにより、通知予約時間が入力されるまで待機する。
そして、通知予約時間が入力されると、CPU21は、S340にて、入力部14から入力された通知予約時間を示す通知予約時間情報を端末管理装置3へ送信し、予約時間指示処理を終了する。
【0063】
通知予約時間情報は、図9に示す通知予約データテーブルの形式で表される。通知予約データテーブルは、アクションIDと、アクションタイプと、アクションコンテンツとを含む。
【0064】
アクションIDは、アクション毎に与えられる固有の識別情報である。アクションは、例えば、装置で使用される設定値を変更したり削除したりすることを含んでいてもよい。アクションは、装置で用いられるソフトウェアの更新、削除および新規インストールの少なくとも一つを含んでいてもよい。
【0065】
アクションタイプは、アクションの内容を特定する情報である。図9におけるアクションタイプは、予約時間通知を示す「ReserveNotification」である。なお、アクションタイプは、1,2,・・・のようなインデックス番号であってもよい。
【0066】
アクションコンテンツは、アクションタイプで特定されるアクションで用いられる情報である。図9におけるアクションコンテンツには、予約時間を示す情報が設定される。
(4)端末管理システム1の動作例
次に、端末管理システム1の動作の具体例を説明する。
【0067】
図10に示すように、まず、携帯端末4が、処理P1で示すようにプリンタ情報要求をプリンタ5へ送信する。プリンタ情報要求を受信したプリンタ5は、処理P2で示すようにプリンタ情報を携帯端末4へ送信する。
【0068】
プリンタ情報を受信した携帯端末4は、処理P3で示すように処理照会を端末管理装置3へ送信する。処理照会を受信した端末管理装置3は、処理P4で示すようにプリンタ処理情報と通知予約時間情報とを携帯端末4へ送信する。
【0069】
プリンタ処理情報と通知予約時間情報とを受信した携帯端末4は、処理P5で示すように、受信した通知予約時間情報が示す通知予約時間を携帯端末4のOSに設定する。さらに携帯端末4は、処理P6で示すように、受信したプリンタ処理情報をプリンタ5へ送信する。
【0070】
プリンタ処理情報を受信したプリンタ5は、処理P7で示すように、受信したプリンタ処理情報が示す処理を実行する。そして、処理が完了すると、プリンタ5は、処理P8で示すように、処理結果通知を携帯端末4へ送信する。
【0071】
処理結果通知を受信した携帯端末4は、処理P9で示すように、この処理結果通知を端末管理装置3へ送信する。
また、通知予約時間が経過すると、携帯端末4は、処理P10で示すように、モバイルアプリケーションのアプリアイコンAI3にマーク画像MKを表示する。
【0072】
次に、通知予約時間を示す入力操作情報が集中管理装置2に入力されると、集中管理装置2は、処理P11で示すように、通知予約時間情報を端末管理装置3へ送信する。
通知予約時間情報を受信した端末管理装置3は、処理P12で示すように、通知予約時間を更新する。
【0073】
また携帯端末4が、処理P13で示すようにプリンタ情報要求をプリンタ5へ送信する。プリンタ情報要求を受信したプリンタ5は、処理P14で示すようにプリンタ情報を携帯端末4へ送信する。
【0074】
プリンタ情報を受信した携帯端末4は、処理P15で示すように処理照会を端末管理装置3へ送信する。処理照会を受信した端末管理装置3は、処理P16で示すようにプリンタ処理情報と通知予約時間情報とを携帯端末4へ送信する。なお、この時に送信される通知予約時間情報は、更新された通知予約時間を示す。
【0075】
プリンタ処理情報と通知予約時間情報とを受信した携帯端末4は、処理P17で示すように、受信した通知予約時間情報が示す通知予約時間を携帯端末4のOSに設定する。さらに携帯端末4は、処理P18で示すように、受信したプリンタ処理情報をプリンタ5へ送信する。
【0076】
プリンタ処理情報を受信したプリンタ5は、処理P19で示すように、受信したプリンタ処理情報が示す処理を実行する。そして、処理が完了すると、プリンタ5は、処理P20で示すように、処理結果通知を携帯端末4へ送信する。
【0077】
処理結果通知を受信した携帯端末4は、処理P21で示すように、この処理結果通知を端末管理装置3へ送信する。
また、更新された通知予約時間が経過すると、携帯端末4は、処理P22で示すように、モバイルアプリケーションのアプリアイコンAI3にマーク画像MKを表示する。
【0078】
(5)効果
このように構成された端末管理システム1の携帯端末4は、プリンタ5と通信可能に構成され、且つ、端末管理装置3と通信可能に構成され、制御部61を備える。制御部61は、取得処理と、予約処理とを実行するように構成されている。
【0079】
取得処理は、携帯端末4の利用者が携帯端末4に対して行う起動操作によって起動するように構成され、且つ、端末管理装置3とプリンタ5との間で携帯端末4を経由してデータを中継するように構成されたモバイルアプリケーションの実行タイミングを示す通知予約時間情報を端末管理装置3から取得する。
【0080】
予約処理は、取得処理で取得した通知予約時間情報に基づいて、モバイルアプリケーションの起動を利用者に促すマーク画像MKを携帯端末4において表示する表示処理を、実行タイミングが到来したときに実行させるために、通知予約時間を携帯端末4のOSに設定する予約設定を行う。
【0081】
このように携帯端末4は、端末管理装置3側で指定した実行タイミングが到来すると、携帯端末4においてマーク画像MKを表示させることができる。このため、携帯端末4は、携帯端末4に表示されたマーク画像MKを携帯端末4の利用者に対して実行タイミングで視認させ、携帯端末4の利用者にモバイルアプリケーションの起動操作を実行タイミングで行わせる頻度を増やすことができる。すなわち、携帯端末4は、端末管理装置3側で指定した実行タイミングが到来するとモバイルアプリケーションが起動する頻度を増やすことができる。これにより、携帯端末4は、端末管理装置3とプリンタ5との間でデータを中継することができなくなる事態の発生を抑制し、端末管理装置3によるプリンタ5の管理の信頼性を向上させることができる。
【0082】
携帯端末4の制御部61は、指示要求送信処理を実行するように構成される。指示要求送信処理は、プリンタ5が実行する処理の指示を要求する処理照会を端末管理装置3へ送信する。そして取得処理は、指示要求送信処理を実行した後に、通知予約時間情報を端末管理装置3から取得する。これにより、携帯端末4は、端末管理装置3に対して通知予約時間情報の要求を行うことなく通知予約時間情報を取得することができ、携帯端末4の処理負荷を低減することができる。
【0083】
集中管理装置2は、プリンタ5との間で通信を行う携帯端末4と端末管理装置3を介して通信可能に構成されている。
そして集中管理装置2は、集中管理装置2の操作者が行った入力操作を特定するための入力操作情報を出力するように構成された入力部14と、制御部11とを備える。制御部11は、変更処理と、送信処理とを実行するように構成されている。変更処理は、入力部14からの入力操作情報に基づいて、通知予約時間を変更する。送信処理は、変更処理で変更された通知予約時間を示す通知予約時間情報を、端末管理装置3を介して携帯端末4へ送信する。
【0084】
このように集中管理装置2は、変更された通知予約時間を示す通知予約時間情報を携帯端末4へ送信することができる。このため、集中管理装置2は、必要に応じて、マーク画像MKを表示させるための実行タイミングを変更することができる。
【0085】
以上説明した実施形態において、アプリケーションプログラム82は表示制御プログラムに相当し、集中管理装置2および端末管理装置3は管理装置に相当し、携帯端末4は中継装置に相当し、プリンタ5は端末装置に相当し、制御部61は中継制御部に相当する。
【0086】
また、S60は取得処理および取得ステップに相当し、S70は予約処理および予約ステップに相当し、モバイルアプリケーションは中継アプリケーションに相当し、通知予約時間情報は実行タイミング情報に相当し、マーク画像MKは起動通知画像に相当し、S210,S220は表示処理に相当する。
【0087】
また、S50は指示要求送信処理に相当し、処理照会は指示要求に相当し、S10~S30は選択処理に相当し、プリンタ処理情報は実行処理情報に相当する。
また、制御部11は管理制御部に相当し、S310~S330は変更処理に相当し、S340は送信処理に相当する。
【0088】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することができる。
[変形例1]
例えば上記実施形態では、複数の携帯端末4と、複数のプリンタ5とを備える形態を示したが、端末管理システム1が1台の携帯端末4と1台のプリンタ5とを備えていてもよい。
【0089】
[変形例2]
上記実施形態では、集中管理装置2が通知予約時間を設定する形態を示したが、端末管理装置3が通知予約時間を設定するようにしてもよい。
【0090】
[変形例3]
上記実施形態では、端末管理装置3と携帯端末4とがWAN7を介して互いに通信可能に構成されている形態を示した。しかし、端末管理装置3と携帯端末4とが同一のLAN介して通信可能に接続されるようにしてもよい。LANは、Local Area Networkの略である。
[変形例4]
上記実施形態では、実行タイミングが到来すると携帯端末4においてマーク画像を表示させる形態を示した。しかし、マーク画像の代わりに、「定期実行の時間です」のようなメッセージを表示してもよいし、マーク画像を表示する代わりに携帯端末4を振動させてもよいし、マーク画像の表示に加えて携帯端末4を振動させてもよい。
【0091】
上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換してもよい。
【0092】
上述した携帯端末4の他、当該携帯端末4を構成要素とするシステム、当該携帯端末4としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実体的記録媒体、表示制御方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
【符号の説明】
【0093】
1…端末管理システム、2…集中管理装置、3…端末管理装置、4…携帯端末、5…プリンタ、11…制御部、14…入力部、61…制御部、82…アプリケーションプログラム、MK…マーク画像
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10