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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-29
(45)【発行日】2024-08-06
(54)【発明の名称】センサ装置
(51)【国際特許分類】
   G01K 1/14 20210101AFI20240730BHJP
【FI】
G01K1/14 E
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2022066661
(22)【出願日】2022-04-14
(65)【公開番号】P2023157030
(43)【公開日】2023-10-26
【審査請求日】2023-11-09
(73)【特許権者】
【識別番号】000006231
【氏名又は名称】株式会社村田製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110000970
【氏名又は名称】弁理士法人 楓国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】森田 成一
(72)【発明者】
【氏名】茨木 健
(72)【発明者】
【氏名】大串 直輝
【審査官】榮永 雅夫
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-30134(JP,A)
【文献】特開平3-196291(JP,A)
【文献】実開昭49-2375(JP,U)
【文献】実開昭63-25339(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01K 1/00 - 19/00
G08B 17/02 - 17/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
前後方向に並ぶ後主面及び前主面を有している回路基板と、
前記回路基板を収容する収容空間を有し、かつ、筐体後面を有する筐体であって、前記筐体後面は、前記後主面より後に位置し、かつ、前後方向に見て、前記後主面と重なっている、筐体と、
前記回路基板に電気的に接続される温度センサと、
を備えており、
前記温度センサは、
前記収容空間の外において前記回路基板の後に位置し、かつ、温度を検知する検知部と、
前記検知部と前記回路基板とを電気的に接続している配線部であって、前記筐体後面に設けられている第1貫通孔を介して前記収容空間内から前記収容空間外まで延びている配線部と、
を含んでおり、
前記筐体後面は、前後方向に見て、前記検知部と重なる領域において、前記回路基板と接触しておらず
前記収容空間外に位置する前記配線部は、前後方向に見て、前記収容空間内に位置する前記配線部と重なっていない、
センサ装置。
【請求項2】
前記筐体後面には、前方向に窪む凹部が設けられており、
前記検知部は、前記凹部内に位置しており、
前記センサ装置は、
前記凹部に設けられ、かつ、前記検知部を覆っているシール部材を、
更に備えている、
請求項1に記載のセンサ装置。
【請求項3】
前記シール部材は、前記第1貫通孔を覆っている、
請求項2に記載のセンサ装置。
【請求項4】
前後方向に直交する方向をX軸方向と定義し、
前記配線部は、
前記筐体後面に接していると共に、前記第1貫通孔からX軸の負方向に向かって延びている第1区間と、
前記第1区間の前記X軸の正方向の端に接続され、かつ、前後方向に見て前記X軸の正方向に前記第1貫通孔を横切りつつ、前記第1貫通孔を上から下へと通過している第2区間と、
を有している、
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のセンサ装置。
【請求項5】
前記筐体後面には、第2貫通孔が設けられており、
前記検知部は、前後方向に見て、前記第2貫通孔と重なっている、
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のセンサ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、温度センサを備えるセンサ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のセンサ装置に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の熱感知器が知られている。この熱感知器は、プリント基板、回路収納部、サーミスタ及び充填層を備えている。プリント基板は、上主面及び下主面を有している。回路収納部は、プリント基板を収容している。回路収容部は、上下方向に見て、プリント基板の下主面の中央と重なる位置に収納凹部を有している。収納凹部は、上方向に突出することによって、プリント基板の下主面の中央に接触している。
【0003】
サーミスタの配線は、回路基板の下主面に接続されている。そして、サーミスタの配線は、収納凹部の底部を上下方向に貫通し、収納凹部から下方向に延びている。これにより、サーミスタの検知部は、回路収納部外に位置している。充填層は、収納凹部内に設けられている。これにより、回路収納部内の気密性の向上が図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開平3-196291号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載の熱感知器において、熱感知器の小型化を図ると共に、熱感知器の検知精度の向上を図りたいという要望がある。
【0006】
そこで、本発明の目的は、センサ装置の小型化を図ると共に、センサ装置の温度検知の精度の向上を図ることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一形態に係るセンサ装置は、
前後方向に並ぶ後主面及び前主面を有している回路基板と、
前記回路基板を収容する収容空間を有し、かつ、筐体後面を有する筐体であって、前記筐体後面は、前記後主面より後に位置し、かつ、前後方向に見て、前記後主面と重なっている、筐体と、
前記回路基板に電気的に接続される温度センサと、
を備えており、
前記温度センサは、
前記収容空間の外において前記回路基板の後に位置し、かつ、温度を検知する検知部と、
前記検知部と前記回路基板とを電気的に接続している配線であって、前記筐体後面に設けられている第1貫通孔を介して前記収容空間内から前記収容空間外まで延びている配線と、
を含んでおり、
前記筐体後面は、前後方向に見て、前記検知部と重なる領域において、前記回路基板と接触していない。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るセンサ装置によれば、センサ装置の小型化を図ることができると共に、センサ装置の温度検知の精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は、センサ装置10の外観斜視図である。
図2図2は、センサ装置10の背面図である。
図3図3は、図2のA-Aにおける断面図である。
図4図4は、図2のB-Bにおける断面図である。
図5図5は、比較例に係るセンサ装置110の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施形態)
[センサ装置10の構造]
以下に、センサ装置10の構造について図面を参照しながら説明する。図1は、センサ装置10の外観斜視図である。図2は、センサ装置10の背面図である。図3は、図2のA-Aにおける断面図である。図4は、図2のB-Bにおける断面図である。図5は、比較例に係るセンサ装置110の断面図である。
【0011】
本明細書において、方向を以下の様に定義する。回路基板16の後主面SB及び前主面SFが並ぶ方向を前後方向と定義する。前後方向に見て、回路基板16の長辺が延びる方向を左右方向と定義する。前後方向に見て、回路基板16の短辺が延びる方向を上下方向と定義する。前後方向、左右方向及び上下方向は、互いに直交している。なお、本明細書の前後方向、左右方向及び上下方向は、センサ装置10の使用時の前後方向、左右方向及び上下方向と一致していなくてもよい。また、前後方向に直交する方向をX軸方向と定義する。本実施形態では、X軸方向は、上下方向と一致している。ただし、X軸方向は、上下方向と一致していなくてもよい。
【0012】
センサ装置10は、人間の表面温度や人間の脈拍を測定するための装置である。センサ装置10は、帽子やヘルメットに取り付けられ、人間の額の前に位置する。センサ装置10は、図1及び図2に示すように、筐体12、シール部材14、回路基板16、脈拍センサ18及び温度センサ20を備えている。
【0013】
回路基板16は、前後方向に並ぶ後主面SB及び前主面SFを有している。後主面SB及び前主面SFは、長方形状を有している。後主面SB及び前主面SFの長辺は、左右方向に延びている。後主面SB及び前主面SFの短辺は、上下方向に延びている。
【0014】
筐体12は、直方体状の箱である。筐体12は、筐体前部12a及び筐体後部12bを含んでいる。筐体前部12aは、筐体12の前半分である。筐体後部12bは、筐体12の後半分である。筐体12は、回路基板16を収容する収容空間Spを有している。
【0015】
また、筐体12は、図1に示すように、筐体後面Sbを有している。筐体後面Sbは、後主面SBより後に位置し、かつ、前後方向に見て、後主面SBと重なっている。
【0016】
筐体後面Sbには、図2及び図4に示すように、前方向に窪む凹部G1が設けられている。凹部G1は、前後方向に見て、第1長方形及び第2長方形が組み合わされた形状を有している。第1長方形は、第2長方形より大きい。第2長方形は、第1長方形の右上の角近傍に位置している。
【0017】
筐体後面Sbには、前方向に窪む凹部G2が設けられている。凹部G2は、凹部G1の底面から前方向に窪んでいる。凹部G2は、前後方向に見て、L字形状を有している。具体的には、凹部G2は、前後方向に見て、上下方向に延びる縦部G21及び左右方向に延びる横部G22を含んでいる。縦部G21の下端部は、横部G22の右端部と繋がっている。
【0018】
筐体後面Sbには、第1貫通孔H1が設けられている。第1貫通孔H1は、筐体後面Sbを前後方向に貫通している。第1貫通孔H1は、縦部G21の上端部に位置している。
【0019】
筐体後面Sbには、第2貫通孔H2が設けられている。第2貫通孔H2は、筐体後面Sbを前後方向に貫通している。第2貫通孔H2は、横部G22の左端部に位置している。
【0020】
筐体後面Sbには、第3貫通孔H3が設けられている。第3貫通孔H3は、筐体後面Sbを前後方向に貫通している。第3貫通孔H3は、前後方向に見て、凹部G1内に位置している。
【0021】
温度センサ20は、図4に示すように、回路基板16に電気的に接続されている。温度センサ20は、筐体12の後に位置する物体の温度を検知する。筐体12の後に位置する物体は、例えば、人間の額である。以下に、温度センサ20について詳細に説明する。
【0022】
温度センサ20は、サーミスタである。温度センサ20は、図2及び図3に示すように、検知部20a及び配線部20bを含んでいる。検知部20aは、温度を検知する。より詳細には、検知部20aは、温度に応じた電圧値を有する信号を出力する。検知部20aは、収容空間Spの外において回路基板16の後に位置している。検知部20aは、凹部G1内に位置している。本実施形態では、検知部20aは、凹部G2内に位置している。また、検知部20aは、前後方向に見て、第2貫通孔H2と重なっている。検知部20aの一部分は、図3に示すように、第2貫通孔H2内に位置している。
【0023】
このように、図3に示すように、第2貫通孔H2が設けられることにより、筐体後面Sbは、前後方向に見て、検知部20aと重なる領域において、回路基板16と接触していない。本実施形態では、検知部20aと回路基板16との間に筐体後面Sbが存在しない。
【0024】
配線部20bは、図2及び図4に示すように、検知部20aと回路基板16とを電気的に接続している。配線部20bは、2本の配線を含んでいる。配線部20bは、図2に示すように、凹部G2に沿って延びている。従って、配線部20bは、前後方向に見て、L字形状を有している。検知部20aが出力した信号は、配線部20bを介して回路基板16に出力される。
【0025】
また、配線部20bは、図4に示すように、第1貫通孔H1を介して収容空間Sp内から収容空間Sp外へと延びている。より詳細には、配線部20bは、第1区間A1及び第2区間A2を有している。第1区間A1は、筐体後面Sbに接していると共に、第1貫通孔H1から下(X軸の負方向)に向かって延びている。
【0026】
第2区間A2は、第1区間A1の上端から前上方向に延びている。具体的には、第2区間A2は、第1区間A1の上端(X軸の正方向の端)に接続されている。第2区間A2は、上下方向に見て上方向(X軸の正方向)に第1貫通孔H1を横切りつつ、第1貫通孔H1を上から下へと通過している。そして、第2区間A2の上端部は、回路基板16に固定されている。
【0027】
脈拍センサ18は、人間の脈拍を測定する。脈拍センサ18は、例えば、赤外線センサである。赤外線センサは、赤外線発光部及び赤外線受光部を含んでいる。赤外線発光部は、赤外線を放射する。赤外線は、人間の額で反射する。赤外線受光部は、人間の額で反射した赤外線を受光する。図示しない処理回路は、赤外線受光部が生成する信号に基づいて、人間の脈拍を算出する。脈拍センサ18は、回路基板16に実装されている。脈拍センサ18は、前後方向に見て、第3貫通孔H3と重なっている。
【0028】
シール部材14は、図1及び図2に示すように、凹部G1に設けられ、検知部20a及び第1貫通孔H1を覆っている。シール部材14は、不透明なシート形状を有している。シール部材14は、前後方向に見て、凹部G1と同じ形状を有している。具体的には、シール部材14は、本体14a及び突起14bを含んでいる。本体14a及び突起14bは、前後方向に見て、長方形状を有している。本体14aは、突起14bより大きい。突起14bは、本体14aの右上の角に設けられている。
【0029】
また、シール部材14は、不透明部a2と透明部a1とを有している。透明部a1は、前後方向に見て、第3貫通孔H3と重なっている。これにより、脈拍センサ18の赤外線発光部が放射した赤外線は、第3貫通孔H3及び透明部a1を通過することができる。また、人体の額で反射した赤外線は、透明部a1及び第3貫通孔H3を通過することができる。従って、脈拍センサ18の赤外線受光部は、人間の額で反射した赤外線を受光できる。不透明部a2は、透明部a1を除く部分である。不透明部a2は、前後方向に見て、検知部20a及び第1貫通孔H1と重なっている。
【0030】
[効果]
センサ装置10によれば、センサ装置10の小型化を図ると共に、センサ装置10の温度検知の精度の向上を図ることができる。より詳細には、特許文献1に記載の熱感知器では、収納凹部は、プリント基板の下主面の中央に接触している。そのため、プリント基板が発生した熱は、収納凹部に伝達される。サーミスタは、上下方向に見て、収納凹部と重なっている。そのため、サーミスタは、プリント基板が発生した熱の影響を受ける可能性がある。そこで、サーミスタの配線は、収納凹部から下方向に延びている。これにより、サーミスタは、収納凹部から離れるようになり、プリント基板が発生した熱の影響を受けにくくなる。しかしながら、熱感知器が大型化する。
【0031】
そこで、センサ装置10では、図3に示すように、筐体後面Sbは、前後方向に見て、検知部20aと重なる領域において、回路基板16と接触していない。これにより、回路基板16が発生した熱は、筐体12を介して検知部20aに伝達されにくくなる。その結果、センサ装置10の温度検知の精度の向上を図ることができる。更に、検知部20aを回路基板16に近づけることができるので、センサ装置10の小型化が図られる。
【0032】
センサ装置10は、凹部G1に設けられ、かつ、検知部20aを覆っているシール部材14を備えている。これにより、センサ装置10の防水性が向上する。なお、以下の理由により、シール部材14が設けられたとしても、センサ装置10の温度の検知精度が低下しにくい。
【0033】
シール部材14は人間の額に接触するので、シール部材14の温度は人間の額の温度に近づく。ここで、検知部20aは、凹部G1内に位置している。そして、凹部G1は、シール部材14により塞がれている。そのため、検知部20aは、狭い空間内に位置している。従って、この空間の温度は、シール部材14の影響を受けやすい。シール部材14の温度が人間の額の温度に近づくと、この空間の温度も人間の額の温度に近づく。その結果、検知部20aは、人間の額の温度を精度よく検知できる。
【0034】
センサ装置10によれば、配線部20bが筐体後面Sbから後方向に突出することが抑制される。より詳細には、図5に示す比較例に係るセンサ装置110では、配線部20bは、筐体後面Sbから後方向に突出している。この場合、センサ装置110が大型化する。
【0035】
そこで、センサ装置10では、第2区間A2は、第1区間A1の上端に接続され、かつ、前後方向に見て上方向に第1貫通孔H1を横切りつつ、第1貫通孔H1を上から下へと通過している。これにより、配線部20bは、筐体後面Sbから後方向に突出しなくなる。その結果、センサ装置10の小型化が図られる。
【0036】
センサ装置10によれば、センサ装置10の小型化が図られる。より詳細には、検知部20aは、前後方向に見て、第2貫通孔H2と重なっている。そして、検知部20aの一部分は、図3に示すように、第2貫通孔H2内に位置している。これにより、検知部20aが筐体後面Sbから後方向に突出する量が小さくなる。その結果、センサ装置10の小型化が図られる。
【0037】
センサ装置10によれば、ユーザは、突起14bをつまむことにより、シール部材14を筐体12から剥がすことができる。
【0038】
(その他の実施形態)
本発明に係るセンサ装置は、センサ装置10に限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
【0039】
なお、センサ装置10において、第2貫通孔H2が存在しなくてもよい。
【0040】
なお、センサ装置10において、シール部材14及び脈拍センサ18は必須の構成要件ではない。
【0041】
本発明は、以下の構造を有する。
【0042】
(1)
前後方向に並ぶ後主面及び前主面を有している回路基板と、
前記回路基板を収容する収容空間を有し、かつ、筐体後面を有する筐体であって、前記筐体後面は、前記後主面より後に位置し、かつ、前後方向に見て、前記後主面と重なっている、筐体と、
前記回路基板に電気的に接続される温度センサと、
を備えており、
前記温度センサは、
前記収容空間の外において前記回路基板の後に位置し、かつ、温度を検知する検知部と、
前記検知部と前記回路基板とを電気的に接続している配線部であって、前記筐体後面に設けられている第1貫通孔を介して前記収容空間内から前記収容空間外まで延びている配線部と、
を含んでおり、
前記筐体後面は、前後方向に見て、前記検知部と重なる領域において、前記回路基板と接触していない、
センサ装置。
(2)
前記筐体後面には、前方向に窪む凹部が設けられており、
前記検知部は、前記凹部内に位置しており、
前記センサ装置は、
前記凹部に設けられ、かつ、前記検知部を覆っているシール部材を、
更に備えている、
(1)に記載のセンサ装置。
(3)
前記シール部材は、前記第1貫通孔を覆っている、
(2)に記載のセンサ装置。
(4)
前後方向に直交する方向をX軸方向と定義し、
前記配線部は、
前記筐体後面に接していると共に、前記第1貫通孔からX軸の負方向に向かって延びている第1区間と、
前記第1区間の前記X軸の正方向の端に接続され、かつ、前後方向に見て前記X軸の正方向に前記第1貫通孔を横切りつつ、前記第1貫通孔を上から下へと通過している第2区間と、
を有している、
(1)ないし(3)のいずれかに記載のセンサ装置。
(5)
前記筐体後面には、第2貫通孔が設けられており、
前記検知部は、前後方向に見て、前記第2貫通孔と重なっている、
(1)ないし(4)のいずれかに記載のセンサ装置。
【符号の説明】
【0043】
10:センサ装置
12:筐体
12a:筐体前部
12b:筐体後部
14:シール部材
14a:本体
14b:突起
16:回路基板
18:脈拍センサ
20:温度センサ
20a:検知部
20b:配線部
A1:第1区間
A2:第2区間
G1,G2:凹部
G21:縦部
G22:横部
H1:第1貫通孔
H2:第2貫通孔
H3:第3貫通孔
SB:後主面
SF:前主面
Sb:筐体後面
Sp:収容空間
a1:透明部
a2:不透明部
図1
図2
図3
図4
図5