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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-29
(45)【発行日】2024-08-06
(54)【発明の名称】サーマルリレー
(51)【国際特許分類】
   H01H 61/01 20060101AFI20240730BHJP
【FI】
H01H61/01 G
H01H61/01 B
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2023578420
(86)(22)【出願日】2022-12-23
(86)【国際出願番号】 JP2022047687
(87)【国際公開番号】W WO2023149129
(87)【国際公開日】2023-08-10
【審査請求日】2024-02-01
(31)【優先権主張番号】P 2022016602
(32)【優先日】2022-02-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】508296738
【氏名又は名称】富士電機機器制御株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100105854
【弁理士】
【氏名又は名称】廣瀬 一
(74)【代理人】
【識別番号】100103850
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 秀▲てつ▼
(72)【発明者】
【氏名】小野木 悠真
(72)【発明者】
【氏名】鴨崎 武雄
(72)【発明者】
【氏名】三浦 颯斗
(72)【発明者】
【氏名】李 守連
【審査官】井上 信
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-251278(JP,A)
【文献】特開2006-344560(JP,A)
【文献】特開2000-243203(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2015-0044745(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01H 61/01
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
過負荷電流を検知して湾曲変位するバイメタルと、前記バイメタルに連動するシフタの変位に従動する釈放レバーと、この釈放レバーの回動により反転動作を行ない、接点を切り替える接点反転機構と、を有するサーマルリレーにおいて、
前記接点反転機構は、一端を支点とし他端側を揺動自在として反転機構支持部に配置され、一方の面に接点の可動接点を設けている可動板と、前記支点を挟んで互いに逆側に位置する前記可動板の他端側及び前記反転機構支持部に形成したばね支持部の間に張架された反転ばねと、を備え、
前記反転機構支持部は、前記可動板の前記一端が前記支点として載るV字形状の支持溝が形成された一対の第1可動板保持腕と、一方の前記第1可動板保持腕から延在し、前記可動板の前記他端側が寄り掛かり、倒れ量を一定にして前記可動板を倒れた状態で支持する第2可動板保持腕と、を備えていることを特徴とするサーマルリレー。
【請求項2】
前記一対の第1可動板保持腕に形成した前記支持溝は、プレス加工で形成されていることを特徴とする請求項1記載のサーマルリレー。
【請求項3】
前記第2可動板保持腕に、前記可動板の他方の面が寄り掛かる位置決め突起が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のサーマルリレー。
【請求項4】
前記位置決め突起は、ボス出し成形で形成されていることを特徴とする請求項3記載のサーマルリレー。
【請求項5】
前記反転ばねは、両端に第1及び第2フック状係合部を設けた引張りコイルバネであり、
前記可動板の他端側には、辺部を切り欠いて係合凹部が形成され、前記反転機構支持部に形成した前記ばね支持部には、V字形状の係合溝が形成されており、
前記第1フック状係合部を前記可動板の係合凹部に係合し、前記第2フック状係合部を前記ばね支持部の前記係合溝に係合して装着した前記引張りコイルバネが、前記可動板に対して引張り力を付与することを特徴とする請求項1又は2記載のサーマルリレー。
【請求項6】
前記ばね支持部には、前記係合溝に連続して形成されており、装着時に前記第2フック状係合部が当接することで当該第2フック状係合部を前記係合溝に導くフック位置決め壁が形成されていることを特徴とする請求項5記載のサーマルリレー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、配線用遮断器,電磁接触器などに接続して負荷(例えば電動機)の過電流保護を行うサーマルリレーに関する。
【背景技術】
【0002】
主回路に流れる過負荷電流を検知して作動するサーマルリレーとして、例えば特許文献1の装置が知られている。
特許文献1のサーマルリレーは、過負荷電流を検知して湾曲変位するバイメタルと、バイメタルに連動するシフタの変位に従動する釈放レバーと、釈放レバーの回動により反転動作を行ない、接点を切り替える接点反転機構と、を備えている。接点反転機構は、一端を支点とし他端側を揺動自在として反転機構支持部に配置されている可動板と、可動板の一方の面に設けた接点の可動接点と、支点を挟んで互いに逆側に位置する可動板の他端側及び反転機構支持部に形成したばね支持部の間に張架された反転ばねと、を備えている。
【0003】
ここで、特許文献1の反転機構支持部は、互いに平行に延在する一対の可動板保持腕を備えており、これら一対の可動板保持腕の下端側に係合溝が形成されている。そして、可動板の一端が一対の可動板保持腕の係合溝に支点とされて支持され、可動板の他端の他方の面が一対の可動板保持腕の上部に寄り掛かることで、一対の可動板保持腕が可動板を倒れた状態で支持している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特許第5152102号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述した特許文献1のサーマルリレーは、互いに平行に延在する一対の可動板保持腕を同一形状に形成するのが難しく、可動板の倒れ量がばらつくおそれがある。可動板の倒れ量にばらつきが生じると、可動板に設けた可動接点の位置が変化してしまい、接点の開閉位置が不安定になるおそれがある。
そこで、本発明は、可動板の倒れ量のばらつきを抑制して可動接点の位置を高精度に設定し、可動接点の位置の微調整も可能とすることで、接点の開閉位置を安定させることができるサーマルリレーを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るサーマルリレーは、過負荷電流を検知して湾曲変位するバイメタルと、バイメタルに連動するシフタの変位に従動する釈放レバーと、この釈放レバーの回動により反転動作を行ない、接点を切り替える接点反転機構とを有するサーマルリレーである。接点反転機構は、一端を支点とし他端側を揺動自在として反転機構支持部に配置され、一方の面に接点の可動接点を設けている可動板と、支点を挟んで互いに逆側に位置する可動板の他端側及び反転機構支持部に形成したばね支持部の間に張架された反転ばねと、を備えている。反転機構支持部は、可動板の一端が載るV字形状の支持溝が形成された一対の第1可動板保持腕と、一方の第1可動板保持腕から延在し、可動板の他端側が寄り掛かり、倒れ量を一定にして可動板を倒れた状態で支持する第2可動板保持腕と、を備えている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るサーマルリレーによれば、可動板が反転機構支持部の第2可動板支持部に寄り掛かった状態で支持されているので、可動板の倒れ量のばらつきを大幅に抑制することができ、可動接点の位置を高精度に微調整することができ、接点の開閉位置を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明に係るサーマルリレーの外観を示す斜視図である。
図2】本発明に係るサーマルリレーの内部構造を示す図である。
図3】(a)は定常状態の接点反転機構及び状態接点(a接点)を示す図、(b)はトリップ状態の接点反転機構などを示す図である。
図4】接点反転機構を構成する反転機構支持部を示す斜視図である。
図5】所定の倒れ量で倒れている可動板を反転機構支持部が支持している状態を示す図である。
図6】第1フック状係合部が前記可動板の係合凹部に係合し、第2フック状係合部がばね支持部のV字係合溝に係合して引張りコイルバネが装着されている状態を示す図である。
図7】ばね支持部のV字状係合溝に連続して形成されたフック位置決め壁を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
次に、図面を参照して、本発明に係る実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
【0010】
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0011】
また、図3から図6では、互いに直交するX方向及びY方向と、X方向及びY方向を含む平面に直交するZ方向を示しながら、各部材の具体的な構成を説明する。
図1は、本発明に係る1実施形態のサーマルリレー1の外観を示している。サーマルリレー1の絶縁性を有するケースは、上ケース2aと、下ケース2b及び側部ケース2cからなるカバーで構成され、上ケース2aの上部に、ヒンジ部3aによって開閉自在な開閉カバー3が配置されている。上ケース2aには、主端子4a~4c及び補助端子5a~5dが配置されており、側部ケース2cから外部にロッド端子6a~6cが突出している。
【0012】
図2は、下ケース2b及び側部ケース2cからなるカバーを取り外した状態でサーマルリレー1の内部を示したものである。サーマルリレー1の内部には、主回路の3相に対応する3組のヒートエレメント8a~8cと、これらヒートエレメント8a~8cのバイメタル9に係合して図2の左右方向にスライド自在に配置されているシフタ10と、シフタ10のスライドに従動する調整機構11と、調整機構11の動作により接点の開閉状態を切り替える接点反転機構12と、を備えている。接点は、調整機構11が動作しない場合には可動接点30a及び固定接点30bが開離している常開接点(a接点)30が配置されている。また、図示しないが、接点反転機構12の裏側位置には、調整機構11が動作しない場合に固定接点及び可動接点が接触している常閉接点(b接点)が配置されている。そして、補助端子5a,5bの間にa接点30が接続し、補助端子5c,5dの間にb接点が接続されている。
【0013】
調整機構11は、図2に示すように、調整リンク14と、この調整リンク14に回動自在に支持された釈放レバー15と、この釈放レバー15に固定され、シフタ10に係合する周囲温度を補償する周囲温度補償バイメタル16とを備えている。
調整リンク14は、釈放レバー15を支持するリンク支持部17と、リンク支持部17の一側から下方に延在している脚部18とで構成されている。
【0014】
ケースの下部側の内壁には、支軸19が上ケース2a内に突出して設けられており、この支軸19の先端部を脚部18に形成した軸受穴18aに挿入することで、調整リンク14全体が、支軸19を中心として回動自在に上ケース2aに支持される。
釈放レバー15は、調整リンク14のリンク支持部17に回転自在に支持される回動軸15aが形成されており、回動軸15aを挟んで下部に反転ばね押圧部15bが形成され、且つ上部にカム接触部15cが形成されているとともに、自由端が下方に位置する周囲温度補償バイメタル16の一端に固定されている。
【0015】
接点反転機構12は、図3(a)に示すように、上ケース2aの内部で支持されている反転機構支持部20と、この反転機構支持部20の近傍に配置され、絶縁ケース2の内壁に設けた支軸21に回動自在に支持された連動板22と、反転機構支持部20に倒れ量を一定にして倒れた状態で支持されている可動板23と、可動板23の上部及び反転機構支持部20の下部の間に張架された引張りコイルバネからなる反転ばね24と、a接点固定部25と、を備えている。
【0016】
反転機構支持部20は、図4に示すように、金属原板の打ち抜き加工で所定形状に形成され、所定位置を折曲することで形成された部材である。この反転機構支持部20は、Z方向に延在する支持基部35と、支持基部35からY方向に延在して設けられている前述した補助端子5bと、支持基部35のZ方向の一端からX方向に折曲され、互いに平行に延在する一対の第1可動板保持腕36,37と、第1可動板保持腕36の端部から支持基部35に対して離間するZ方向に折曲された第2可動板保持腕38と、支持基部35のZ方向の他端から第1可動板保持腕36,37が延在するX方向に延在するばね支持部39と、を備えている。
【0017】
一対の第1可動板保持腕36,37には、板厚方向の面の部分に可動板23の下面が当接するV溝36a,37aが形成されている。これらV溝36a,37aは、同一工程のプレス加工で形成されており、互いの谷線は、X方向の位置が一致し、Y方向に直線上に延在している。また、第2可動板保持腕38には、板厚方向の面の部分に第1可動板保持腕36側のX方向に球面状に突出する突起40が形成されている。この突起40は、プレス機によるボス出し成形を行うことで形成されている。
【0018】
図5は、一対の第1可動板保持腕36,37及び第2可動板保持腕38に傾いた状態(倒れた状態)で支持されている可動板23である。可動板23の表面23aには、a接点30の可動接点30aが設けられている。可動板23の下部23cが反転機構支持部20の第1可動板保持腕36,37のV溝36a,37aに載り、裏面23bが第2可動板保持腕38に形成した突起40に寄り掛かった状態で可動板23が配置されることで、可動板23は倒れ量を一定にして倒れた状態で支持され、可動接点30aのX方向の位置が決定されている。
【0019】
また、図6に示すように、可動板23は、上辺を切り欠いて係合凹部41が形成されている。また、ばね支持部39の先端の下面には、X方向に延在するV字形状の係合溝42が形成されている。そして、反転ばね24は、第1フック状係合部24aが係合凹部41に係合し、第2フック状係合部24bが係合溝42に係合することで、可動板23の上部及び反転機構支持部20のばね支持部39の間で張架されている。
また、図7は、反転機構支持部20のばね支持部39を拡大して示したものであり、係合溝42の支持基部35側の端部には、係合溝42より下方(Z方向の他方)に延在するフック位置決め壁43が形成されている。
【0020】
図3(a)に戻って、a接点固定部25は、固定基部26からY方向の一方に延在して設けられている前述した補助端子5aと、固定基部26に固定されてZ方向の一方に延在する板ばね27とを備えており、板ばね27の自由端側に、a接点30の固定接点30bが設けられている。連動板22の表面22a側には、可動板23の反転動作、復帰動作とともに連動板22を支軸21回りに回動させる第1係合ピン44a及び第2係合ピン44bが、可動板23に係合可能に設けられている。
また、連動板22の裏面側にも、図示しないが、常閉接点(b接点)の可動接点及び固定接点が配置されている。
【0021】
次に、本実施形態のサーマルリレー1の動作について説明する。
図2に示すように、主回路に過負荷電流が流れてヒートエレメント8a~8cのヒータが発熱すると、バイメタル9が湾曲し、その自由端の変位によってシフタ10が図1の矢印方向に変位する。変位したシフタ10によって周囲温度補償バイメタル16の自由端が押圧されると、温度補償バイメタル16に一体化された釈放レバー15が、調整リンク14に支持された回動軸15a回りに時計方向に回動していき、釈放レバー15の反転ばね押圧部15bが反転ばね24を押圧する。
【0022】
釈放レバー15の時計方向の回動が進行し、反転ばね押圧部15bの押圧力が反転ばね24のばね付勢力を上回ると、可動板23が下部を支点として反転動作を行なう。また、この可動板23の反転動作とともに、第1係合ピン44aを介して可動板23の反転動作が伝達された連動板34も、支軸21回りに回動する。
これにより、図3(b)に示すように、a接点30の可動接点30a及び固定接点30bが閉状態となり、図示しないが閉状態となっていたb接点の固定接点及び可動接点が開状態とされてトリップ状態となる。このトリップ状態のa接点30及びb接点の情報を基に、例えば主回路に接続した電磁接触器(不図示)を開極動作させて過負荷電流を遮断する。
【0023】
次に、本実施形態のサーマルリレー1の効果について説明する。
本実施形態は、反転機構支持部20の第2可動板保持腕38に形成した突起40に可動板23が寄り掛かった状態で支持されており、同一形状に形成することが難しい一対の可動板保持腕に可動板が寄り掛かっている従来装置と比較して、可動板23の倒れ量のばらつきを大幅に抑制することができ、可動板23に設けている可動接点30aの位置を高精度に設定することができる。これにより、a接点30の開閉位置の安定化を図ることができる。
【0024】
また、可動板23の下面が支点とされて係合するV溝36a,37aは、同一工程のプレス加工で形成されており、V溝36a,37aの谷線が、X方向の位置が一致し、Y方向に直線上に延在するように形成することができるので、可動板23の下面のX方向の位置を高精度に設定することができる。
また、可動板23の裏面23bが寄り掛かる突起40を、プレス機によるボス出し成形で突出量を変化させて形成することで、可動接点30aのX方向の倒れ量を高精度に設定することができるとともに、可動接点の位置の微調整を行うことができる。
また、可動板23には上辺を切り欠いて係合凹部41が形成されているので、反転ばね(引張りコイルバネ)24の第1フック状係合部24aを上方から容易に係合凹部41に係合することができる。
【0025】
さらに、反転ばね24の第2フック状係合部24bは、反転機構支持部20のばね支持部39の係合溝42に係合するが、この係合溝42に連続してフック位置決め壁43が形成されており、第2フック状係合部24bをフック位置決め壁43に当接させてから係合溝42に導くことができる。このように、反転ばね24の第1フック状係合部24aを上方から容易に可動板23の係合凹部41に係合し、反転ばね24の第2フック状係合部24bをフック位置決め壁43に当接させてから係合溝42に導いて係合させることが可能となることで、反転ばね24の第1及び第2フック状係合部24a,24bを機械で把持した状態で、可動板23の係合凹部41及びばね支持部39の係合溝42への反転ばね24の自動組立てを実現することができる。
【符号の説明】
【0026】
1 サーマルリレー
2a 上ケース
2b 下ケース
2c 側部ケース
3 開閉カバー
4a~4c 主端子
5a~5d 補助端子
6a~6c ロッド端子
8a~8c ヒートエレメント
9 バイメタル
10 シフタ
11 調整機構
12 接点反転機構
14 調整リンク
15 釈放レバー
15a 回動軸
15b 反転ばね押圧部
15c カム接触部
16 周囲温度補償バイメタル
17 リンク支持部
18 脚部
18a 軸受穴
19 支軸
20 反転機構支持部
21 支軸
22 連動板
23 可動板
24 反転ばね
24a 第1フック状係合部
24b 第2フック状係合部
25 a接点固定部
26 固定基部
27 板ばね
30 a接点
30a 可動接点
30b 固定接点
35 支持基部36,37 第1可動板保持腕
36a,37a V溝(V字形状の支持溝)
38 第2可動板保持腕
39 ばね支持部
40 突起(位置決め突起)
41 係合凹部
42 係合溝(V字形状の係合溝)
43 フック位置決め壁
44a 第1係合ピン
44b 第2係合ピン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7