(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-29
(45)【発行日】2024-08-06
(54)【発明の名称】要介助者サポートシステム
(51)【国際特許分類】
H04N 7/18 20060101AFI20240730BHJP
B61L 25/02 20060101ALI20240730BHJP
【FI】
H04N7/18 D
B61L25/02 Z
(21)【出願番号】P 2020154501
(22)【出願日】2020-09-15
【審査請求日】2023-03-09
(73)【特許権者】
【識別番号】000001122
【氏名又は名称】株式会社日立国際電気
(74)【代理人】
【識別番号】100116687
【氏名又は名称】田村 爾
(74)【代理人】
【識別番号】100098383
【氏名又は名称】杉村 純子
(74)【代理人】
【識別番号】100155860
【氏名又は名称】藤松 正雄
(72)【発明者】
【氏名】小野 泰貴
(72)【発明者】
【氏名】藤井 幸
【審査官】西島 篤宏
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2020/045556(WO,A1)
【文献】特開2020-050116(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 7/18
B61L 25/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
列車に搭載された車載カメラ及び車載処理装置と、
駅側に設置された地上カメラ及び地上処理装置と、駅側に配備された監視モニタとを備えた要介助者サポートシステムであって、
前記車載処理装置は、前記車載カメラの映像を解析して要介助者の検知処理を行い、要介助者が検知された場合に、前記列車の識別情報を少なくとも含む要介助者検知情報をメモリに記憶し、前記列車から要介助者が降車した場合に、その駅の前記監視モニタに前記要介助者検知情報を送信し、
前記監視モニタは、前記車載処理装置から受信した前記要介助者検知情報を表示
し、
前記地上処理装置は、前記地上カメラの映像を解析して要介助者の検知処理を行い、要介助者が検知された場合に、要介助者の移動先がプラットホームか否かを判定し、要介助者の移動先がプラットホームと判定された場合に、前記監視モニタに要介助者の位置情報を送信し、
前記監視モニタは、前記地上処理装置から受信した前記要介助者の位置情報を表示することを特徴とする要介助者サポートシステム。
【請求項2】
請求項1に記載の要介助者サポートシステムにおいて、
前記車載処理装置は、前記要介助者検知情報を前記メモリに記憶した場合に、前記列車が駅に停車する毎に、その駅の前記監視モニタに前記車載カメラの映像を送信し、
前記監視モニタは、前記車載処理装置から受信した前記車載カメラの映像を表示することを特徴とする要介助者サポートシステム。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の要介助者サポートシステムにおいて、
前記要介助者検知情報は、前記列車における前記
要介助者の位置に関する情報を更に含むことを特徴とする要介助者サポートシステム。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の要介助者サポートシステムにおいて、
駅側に設置された複数の案内情報出力装置を更に備え、
前記地上処理装置は、前記地上カメラの映像の解析により検出された要介助者の移動先がプラットホームでないと判定された場合に、要介助者の位置に最も近い案内情報出力装置に案内情報の出力を指示し、
前記指示を受けた前記案内情報出力装置が、前記案内情報の出力を行うことを特徴とする要介助者サポートシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、駅構内で駅員が要介助者をサポートするための要介助者サポートシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、カメラで撮像した画像に対して画像処理を実施して、画像中の所定の物体を検出する機能を備えた監視システムが実用されている。例えば、特許文献1には、駅構内サーバが、自駅のホーム監視カメラの映像の画像認識処理により要支援者が存在すると判断すると、要支援者映像を駅間ネットワーク網を介して前駅の駅構内サーバに送信し、前駅の駅構内サーバが、その駅に停車中の列車に要支援者映像を送信する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、駅構内において、車椅子の乗客、白杖を持った乗客(視覚障がい者)などの要介助者を駅員がサポートすることが求められている。しかしながら、要介助者の近くに駅員がいない場合や駅員が見つからない場合には、要介助者は駅員のサポートを速やかに受けることができず、要介助者にとって不便であった。
【0005】
本発明は、上記のような従来の事情に鑑みて為されたものであり、要介助者を駅員が迅速にサポートできるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明では、要介助者サポートシステムを以下のように構成した。
すなわち、本発明に係る要介助者サポートシステムは、列車に搭載された車載カメラ及び車載処理装置と、駅側に配備された監視モニタとを備え、車載処理装置は、車載カメラの映像を解析して要介助者の検知処理を行い、要介助者が検知された場合に、列車の識別情報を少なくとも含む要介助者検知情報をメモリに記憶し、列車から要介助者が降車した場合に、その駅の監視モニタに要介助者検知情報を送信し、監視モニタは、車載処理装置から受信した要介助者検知情報を表示することを特徴とする。
【0007】
ここで、車載処理装置は、要介助者検知情報をメモリに記憶した場合に、列車が駅に停車する毎に、列車が停車した駅の監視モニタに車載カメラの映像を送信し、監視モニタは、車載処理装置から受信した車載カメラの映像を表示するようにしてもよい。
【0008】
また、要介助者検知情報は、列車における要介助者の位置に関する情報を更に含むようにしてもよい。
【0009】
また、駅側に設置された地上カメラ及び地上処理装置を更に備え、地上処理装置は、地上カメラの映像を解析して要介助者の検知処理を行い、要介助者が検知された場合に、要介助者の移動先がプラットホームか否かを判定し、要介助者の移動先がプラットホームと判定された場合に、監視モニタに要介助者の位置情報を送信し、監視モニタは、地上処理装置から受信した要介助者の位置情報を表示するようにしてもよい。
【0010】
また、駅側に設置された複数の案内情報出力装置を更に備え、地上処理装置は、地上カメラの映像の解析により検出された要介助者の移動先がプラットホームでないと判定された場合に、要介助者の位置に最も近い案内情報出力装置に案内情報の出力を指示し、指示を受けた案内情報出力装置が、案内情報の出力を行うようにしてもよい。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る要介助者サポートシステムによれば、駅構内にいる要介助者を駅員が迅速にサポートできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の一実施形態に係る要介助者サポートシステムにおける車上側設備の構成例を示す図である。
【
図2】本発明の一実施形態に係る要介助者サポートシステムにおける地上側設備の構成例を示す図である。
【
図3】
図1の車上側設備の動作を示すフローチャート例を示す図である。
【
図4】
図2の地上側設備の動作を示すフローチャート例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る要介助者サポートシステムにおける車上側設備の構成例を示してある。
図2には、同要介助者サポートシステムにおける地上側設備の構成例を示してある。
【0014】
列車に搭載される車上側設備は、
図1に示すように、車載カメラ11と、無線インタフェース(IF)部12と、情報処理装置13と、HUB16とを備える。車載カメラ11としては、列車の車体外面にドア方向を向けて設置されたドアカメラや、車両内を撮影する車内カメラなどがある。一般に、1台の車両に対して複数の車載カメラ11が設置される。無線IF部12は、他のシステム(例えば、各駅に設置された地上側設備)と無線通信するためのインタフェースである。情報処理装置13は、本発明に係る車載処理装置の一例であり、車載カメラ11の映像の解析による要介助者の検知処理などの種々の処理を行う。HUB16は、車上側設備の各機器を接続して列車内ネットワークを構築するための集線装置である。HUB16は、列車を編成する各車両に搭載されており、自車両の他の機器が接続されるほか、隣接する車両のHUB16とも接続される。
【0015】
各駅に設置される地上側設備は、
図2に示すように、地上カメラ21と、無線IF部22と、情報処理装置23と、監視モニタ24と、電子看板25と、HUB26とを備える。地上カメラ21は、プラットホームを含む駅構内の複数の場所に設置される。無線IF部22は、他のシステム(例えば、列車に搭載された車上側設備)と無線通信するためのインタフェースである。情報処理装置23は、本発明に係る地上処理装置の一例であり、地上カメラ21の映像の解析による要介助者の検知処理などの種々の処理を行う。監視モニタ24は、車載カメラ11や地上カメラ21の映像などを表示する。監視モニタ24は、駅構内の監視センタなどに設置されてもよいし、駅員が携帯可能な端末(例えばタブレット端末)であってもよい。電子看板25は、本発明に係る案内情報出力装置の一例であり、要介助者に対する案内情報などを表示する端末である。電子看板25は、駅構内の複数の場所に設置される。HUB26は、地上側設備の各機器を接続して駅構内ネットワークを構築するための集線装置である。
【0016】
まず、要介助者を車上側設備で検知した場合の動作について、
図3を用いて説明する。
図3には、車上側設備の動作を示すフローチャート例を示してある。
車上側設備の情報処理装置13は、車載カメラ11の映像を解析して要介助者の検知処理を行う(ステップS11)。本例では、列車が走行中の場合に要介助者の検知処理を実行するが、駅に列車が停車中の場合にも実行しても構わない。また、本例では、要介助者が使用することが想定される所定オブジェクト(例えば、白杖や車椅子)が映像内から検出されたかを調べ、所定オブジェクトが検出された場合にその使用者を要介助者として検知するが、他の手法により要介助者の検知処理を行っても構わない。
【0017】
情報処理装置13は、車載カメラ11の映像解析により要介助者を検知した場合、すなわち、列車に要介助者が乗車していることが判明した場合には、要介助者検知情報をメモリ(不図示)に記憶する(ステップS12)。要介助者検知情報は、列車の識別情報(例えば、列車番号)を少なくとも含むが、列車における要介助者の位置に関する情報を更に含めるようにしてもよい。要介助者の位置に関する情報としては、列車を編成する複数の車両のうちの要介助者が検出された車両の識別情報(例えば、号車番号)が挙げられる。また、各車両に多数のドアが設けられている場合には、要介助者の位置に関する情報として、要介助者に最も近いドアの識別情報(例えば、ドア番号)を更に含めてもよい。
【0018】
その後、情報処理装置13は、列車が駅に到着したか否かを判定する(ステップS13)。列車が駅に到着したか否かは、例えば、上位システムや地上側設備から送信される情報に基づいて判定することができる。列車が駅に到着していないと判定された場合には、ステップS11に戻り、要介助者の検知処理を繰り返す。
【0019】
列車が駅に到着したと判定された場合には、情報処理装置13は、メモリに要介助者検知情報を記憶していることを条件に、その駅の監視モニタ24に車載カメラ11の映像を送信する(ステップS14)。その結果、要介助者が乗車している列車が停車した駅の監視モニタ24に、その列車の車載カメラ11の映像が表示されることになる。なお、車載カメラ11が複数の場合には、要介助者の検知映像を撮影した車載カメラ11の映像のみを送信してもよい。これにより、駅員は、停車した列車に要介助者が乗車していることを認識することができる。また、要介助者が降車しようとしていることがカメラ映像から把握できた場合には、そのサポートに赴くことも可能となる。
【0020】
更に、情報処理装置13は、列車が停車した駅に要介助者が降車したか否かを判定する(ステップS15)。要介助者が降車したか否かは、例えば、車載カメラ11の映像を更に解析し、車内カメラの映像から要介助者が検出されなくなったこと、及び/又は、ドアカメラの映像から要介助者が検出されたことを調べることで判定できる。
【0021】
要介助者が降車したと判定された場合には、その駅の監視モニタ24に要介助者検知情報を送信する(ステップS16)。その結果、要介助者が乗車している列車が停車した駅の監視モニタ24に、要介助者検知情報が表示されることになる。これにより、駅員は、停車した列車から要介助者が降車したことを認識して、速やかにサポートに赴くことができる。また、要介助者検知情報に車両の識別情報やドアの識別情報も含まれている場合には、要介助者が降車した位置も特定できるので、駅員が要介助者のもとに素早く辿り着けるようになる。
【0022】
次に、要介助者を地上側設備で検知した場合の動作について、
図4を用いて説明する。
図4には、地上側設備の動作を示すフローチャート例を示してある。
地上側設備の情報処理装置23は、要介助者の降車後、地上カメラ21の映像を解析して要介助者の検知処理を行う(ステップS21)。本例では、車上側設備の情報処理装置13と同じ手法で要介助者の検知処理を行うが、他の手法により要介助者の検知処理を行っても構わない。また、要介助者が降車した際に、車上側設備の情報処理装置13から要介助者検知情報を受信するようにすれば、要介助者が降車した列車や降車位置を特定できるので、映像解析の対象となる地上カメラ21を絞り込むことができて効率的である。
【0023】
情報処理装置23は、地上カメラ21の映像解析により要介助者を検知した場合、すなわち、駅構内に要介助者がいることが判明した場合には、要介助者の移動先がプラットホームか否かを判定する(ステップS22)。つまり、要介助者が列車を乗り換えようとしているのか、それとも、別の目的地(例えば、駅の出口)に移動しているのかを判定する。要介助者の移動先は、要介助者を映したカメラ映像内での要介助者の移動方向や、要介助者を撮影した地上カメラ21の切り替わり方などにより判定することができる。
【0024】
要介助者の移動先がプラットホームと判定された場合には、情報処理装置23は、要介助者を撮影中の地上カメラ21の設置位置及び映像内での要介助者の位置に基づいて要介助者の現在位置を特定し、監視モニタ24に要介助者の位置情報を送信する(ステップS23,S24)。その結果、監視モニタ24に、プラットホームに移動中の要介助者の位置情報が表示されることになる。これにより、プラットホームに向かう要介助者を駅員が速やかにサポートできるようになる。なお、上記の処理は、駅員が同じ地上カメラ21の映像で同時に検出された場合、すなわち、プラットホームに向かう要介助者のもとに駅員が辿り着いた場合に終了する(ステップS25)。
【0025】
要介助者の移動先がプラットホームでない判定された場合には、情報処理装置23は、要介助者を撮影中の地上カメラ21の設置位置及び映像内での要介助者の位置に基づいて要介助者の現在位置を特定し、要介助者の最も近くに設置された電子看板25に、案内情報の表示を指示する(ステップS26,S27)。その結果、要介助者の最も近くに設置された電子看板25に、要介助者に対する案内情報が表示される。案内情報としては、例えば、駅の出口に向かう経路や付近のエレベータ位置を示すマップが挙げられる。なお、上記の処理のために、情報処理装置23には、地上カメラ21の位置情報や電子看板25の位置情報が予め登録されているものとする。なお、電子看板25に代えて/又はこれと共に、案内情報を音声出力する音声出力装置を案内情報の出力のために設置してもよい。
【0026】
以上のように、本例の要介助者サポートシステムは、列車に搭載された車載カメラ11及び情報処理装置13と、駅側に設置された監視モニタ24とを備え、情報処理装置13は、車載カメラ11の映像を解析して要介助者の検知処理を行い、要介助者が検知された場合に、列車の識別情報を少なくとも含む要介助者検知情報をメモリに記憶し、列車から要介助者が降車した場合に、その駅の監視モニタ24に要介助者検知情報を送信し、監視モニタ24は、情報処理装置13から受信した要介助者検知情報を表示するように構成されている。
【0027】
したがって、駅員は、監視モニタ24の表示を見ることで、停車した列車から要介助者が降車したことを認識することができ、要介助者のサポートに速やかに赴けるようになる。また、要介助者検知情報に、列車における要介助者の位置に関する情報(車両の識別情報やドアの識別情報)も含まれている場合には、要介助者が降車した位置も特定できるので、駅員は要介助者のもとにより素早く辿り着けるようになる。
【0028】
また、本例の要介助者サポートシステムでは、情報処理装置13が、要介助者検知情報をメモリに記憶した場合に、列車が駅に停車する毎に、列車が停車した駅の監視モニタ24に車載カメラ11の映像を送信し、監視モニタ24は、情報処理装置13から受信した車載カメラ11の映像を表示するように構成されている。したがって、駅員は、停車した列車に要介助者が乗車していることを認識することができる。また、要介助者が降車しようとしていることがカメラ映像から把握できた場合には、そのサポートに赴くことも可能となる。
【0029】
また、本例の要介助者サポートシステムは、駅側に設置された地上カメラ21及び情報処理装置23を更に備え、情報処理装置23は、地上カメラ21の映像を解析して要介助者の検知処理を行い、要介助者が検知された場合に、要介助者の移動先がプラットホームか否かを判定し、要介助者の移動先がプラットホームと判定された場合に、監視モニタ24に要介助者の位置情報を送信し、監視モニタ24は、情報処理装置23から受信した要介助者の位置情報を表示するように構成されている。したがって、駅員は、プラットホームに向かう要介助者を速やかにサポートできるようになる。
【0030】
また、本例の要介助者サポートシステムは、駅側に設置された複数の電子看板25を更に備え、情報処理装置23は、地上カメラ21の映像の解析により検出された要介助者の移動先がプラットホームでないと判定された場合に、要介助者の位置に最も近い電子看板25に案内情報(例えば、出口に向かう経路や付近のエレベータ位置を示すマップ)の表示を指示し、指示を受けた電子看板25が、案内情報の表示を行うように構成されている。したがって、要介助者は、案内情報を探す手間が省け、目的の場所に速やかに移動できるようになる。
【0031】
以上、本発明について一実施形態に基づいて説明したが、本発明はここに記載された構成に限定されるものではなく、他の構成のシステムに広く適用することができることは言うまでもない。
また、本発明は、例えば、上記の処理に関する技術的手順を含む方法や、上記の処理をプロセッサにより実行させるためのプログラム、そのようなプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶する記憶媒体などとして提供することも可能である。
【0032】
なお、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらす全ての実施形態をも含む。更に、本発明の範囲は、全ての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画され得る。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明は、駅構内で駅員が要介助者をサポートするための要介助者サポートシステムに利用することができる。
【符号の説明】
【0034】
11:車載カメラ、 12:無線IF部、 13:情報処理装置、 16:HUB、 21:地上カメラ、 22:無線IF部、 23:情報処理装置、 24:監視モニタ、 25:電子看板、 26:HUB