(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-07-30
(45)【発行日】2024-08-07
(54)【発明の名称】ユーザ情報収集装置システムおよびユーザ情報収集装置プログラム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0203 20230101AFI20240731BHJP
【FI】
G06Q30/0203
(21)【出願番号】P 2024041651
(22)【出願日】2024-03-15
【審査請求日】2024-03-15
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】510197173
【氏名又は名称】株式会社ナレッジフロー
(72)【発明者】
【氏名】林 良生
【審査官】岡北 有平
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2012/165531(WO,A1)
【文献】特開2015-079386(JP,A)
【文献】特開2011-160441(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
2以上の利用者が利用することを特徴とし、
利用者が情報を入力してサーバーに送信するためのフォームを表示させるためのURLで、かつ、利用者の識別子情報を組み込んだURLを生成するURL生成部と、
利用者ごとに該利用者にメッセージを送信するための宛先を保持するメッセージ宛先保持部と、
前記URL生成部で生成したURLを含めたメッセージを送信するメッセージ送信部と、
利用者が前記URLにアクセスしてフォームにアクセスしたときに、URLから利用者の識別子を取得し、アクセスした時刻とともに記録する利用者情報記録部と、
利用者がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、フォームに情報を入力して送信しない場合に利用者にメッセージを送信する一定時間経過後メッセージ送信部と、
オペレータの待機状態を保持するオペレータ待機状態保持部と、
一定時間経過後メッセージ送信部に代えて、利用者がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、情報を入力して送信しない場合に、前記オペレータ待機状態保持部にオペレータ待機中と保持されている場合にはオペレータに通知を行い、前記オペレータ待機状態保持部にオペレータ待機中と保持されていない場合には利用者にメッセージを送信する一定時間経過後オペレータ通知部
を備えることを特徴とするユーザ情報収集装置。
【請求項2】
2以上の利用者が利用することを特徴とし、
利用者が情報を入力してサーバーに送信するためのフォームを表示させるためのURLで、かつ、利用者の識別子情報を組み込んだURLを生成するURL生成処理と、
利用者ごとに該利用者にメッセージを送信するための宛先を保持するメッセージ宛先保持処理と、
前記URL生成処理で生成したURLを含めたメッセージを送信するメッセージ送信処理と、
利用者が前記URLにアクセスしてフォームにアクセスしたときに、URLから利用者の識別子を取得し、アクセスした時刻とともに記録する利用者情報記録処理と、
利用者がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、フォームに情報を入力して送信しない場合に利用者にメッセージを送信する一定時間経過後メッセージ送信処理と、
オペレータの待機状態を保持するオペレータ待機状態保持処理と、
一定時間経過後メッセージ送信処理に代えて、利用者がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、情報を入力して送信しない場合に、前記オペレータ待機状態保持処理にオペレータ待機中と保持されている場合にはオペレータに通知を行い、前記オペレータ待機状態保持処理にオペレータ待機中と保持されていない場合には利用者にメッセージを送信する一定時間経過後オペレータ通知処理
を実行させるためのユーザ情報収集プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、顧客が情報を入力するためのURLを含むメッセージを送信し、顧客に申し込みを促す技術に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、メッセージの送信により営業を行う企業が増加している。その一つとして、申し込みフォームのURLを載せたメッセージを送信することがある。これにより、多くの顧客に対して効率的な営業を行うことができる。
【0003】
こうした形態のメッセージ営業では、メッセージで申し込みフォームを送信しても、中々申し込みをしてもらえないことがある。申し込みをしてもらうために効果的な連絡をすることが課題となる。
【0004】
URL付きのメッセージを送信し、その集計を行うことに関するシステムについて、以下の技術が知られている。特許文献1には、メールマガジンにおいて、各顧客ごとに異なるURLを送信し、リンクがクリックされたかどうかを集計してどの顧客がクリックしたかを判別するシステムが公開されている。特許文献2には、アンケートフォーム付きのメッセージを送信するシステムが公開されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2006ー277661号公報
【文献】特開2005ー50114号公報
【文献】特開2007ー65827号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしこれらは、フォームにアクセスしたうえで回答していない人への対応を含んでいない。
【0007】
また、特許文献3には、日程調整システムで、メールで日程調整のURLを送って、一定時間日程調整に回答しないユーザに警告を送るという技術が公開されている。ただし、これは日程調整のURLにアクセスしていないユーザにも警告を送るという技術であり、この技術を多数の顧客へのメッセージ送信を行う営業に適用すると、警告の対象の数が多くなりすぎて警告を送るコストがかかりすぎる、もしくは、多くの顧客の心象を損なうという問題がある。
【0008】
本発明は、フォームURLにアクセスし、一定時間経過しても申し込みを行わない顧客に対して、メッセージの送信やオペレータへの通知を通じて申し込みを促すことを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明のユーザ情報収集装置は、
2以上の利用者が利用することを特徴とし、
利用者が情報を入力してサーバーに送信するためのフォームを表示させるためのURLで、かつ、利用者の識別子情報を組み込んだURLを生成するURL生成部と、
利用者ごとに該利用者にメッセージを送信するための宛先を保持するメッセージ宛先保持部と、
前記URL生成部で生成したURLを含めたメッセージを送信するメッセージ送信部と、
利用者が前記URLにアクセスしてフォームにアクセスしたときに、URLから利用者の識別子を取得し、アクセスした時刻とともに記録する利用者情報記録部と、
利用者がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、フォームに情報を入力して送信しない場合に利用者にメッセージを送信する一定時間経過後メッセージ送信部
を備えることを特徴とする。
【0010】
この特徴によれば、メッセージを送信して、フォームにアクセスしてから一定時間フォームを送信しない場合に、自動的に利用者にメッセージを送信できる。
【0011】
特許文献3の技術とは異なり、フォームにアクセスした顧客にのみメッセージを送信することで、メッセージ送信コストを抑えることができる。
【0012】
本発明のユーザ情報収集装置は、
オペレータの待機状態を保持するオペレータ待機状態保持部と、
一定時間経過後メッセージ送信部に代えて、
利用者がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、情報を入力して送信しない場合に、前記オペレータ待機状態保持部にオペレータ待機中と保持されている場合にはオペレータに通知を行い、前記オペレータ待機状態保持部にオペレータ待機中と保持されていない場合には利用者にメッセージを送信する一定時間経過後オペレータ通知部
を備えることを特徴とする。
【0013】
この特徴によれば、待機中のオペレータが迅速に利用者へ連絡することが可能となり、また、待機中のオペレータがいない場合のみメッセージを送信することで、メッセージの送信コストを減らすことができる。
【0014】
本発明のユーザ情報収集プログラムは、
2以上の利用者が利用することを特徴とし、
利用者が情報を入力してサーバーに送信するためのフォームを表示させるためのURLで、かつ、利用者の識別子情報を組み込んだURLを生成するURL生成処理と、
利用者ごとに該利用者にメッセージを送信するための宛先を保持するメッセージ宛先保持処理と、
前記URL生成処理において生成したURLを含めたメッセージを送信するメッセージ送信処理と、
利用者が前記URLにアクセスしてフォームにアクセスしたときに、URLから利用者の識別子を取得し、アクセスした時刻とともに記録する利用者情報記録処理と、
利用者がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、フォームに情報を入力して送信しない場合に利用者にメッセージを送信する一定時間経過後メッセージ送信処理と、
オペレータの待機状態を保持するオペレータ待機状態保持処理と、
一定時間経過後メッセージ送信処理に代えて、利用者がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、情報を入力して送信しない場合に、前記オペレータ待機状態保持処理にオペレータ待機中と保持されている場合にはオペレータに通知を行い、前記オペレータ待機状態保持処理にオペレータ待機中と保持されていない場合には利用者にメッセージを送信する一定時間経過後オペレータ通知処理
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0015】
この特徴によれば、コンピュータをユーザ情報収集プログラムとして動作させることができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、本発明は、フォームURLにアクセスし、一定時間経過しても申し込みを送信しない顧客に対して、メッセージの送信やオペレータへの通知を通じて申し込みを促すことを可能にするユーザ情報収集装置システムおよびコンピュータをユーザ情報収集装置システムとして機能させるユーザ情報収集装置プログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】
図1は、第1実施形態におけるユーザ情報収集装置システム1の構成を示す図である。
【
図2】
図2は、メッセージ送信部13が送信するメッセージの例を示す図である。
【
図3】
図3は、利用者情報記録部14が記録する情報を示す図である。
【
図4】
図4は、一定時間経過後メッセージ送信部15がメッセージを送信するまでの流れを示すフローチャートである。
【
図5】
図5は、第2実施形態におけるユーザ情報収集装置システム1の構成を示す図である。
【
図6】
図6は、オペレータ待機状態保持部111が保持するオペレータ待機情報を示す図である。
【
図7】
図7は、一定時間経過後オペレータ通知部112が判断する流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の第1実施形態における実施例を説明する。
(実施例:第1実施形態)
【0019】
図1は、第1実施形態におけるユーザ情報収集装置システム1の構成を示す図である。
【0020】
ユーザ情報収集装置システム1は、ユーザ端末、利用者端末2及び顧客端末3と通信ネットワークで繋がっている。
【0021】
通信ネットワークは、電話網、専用回線、LAN(Local Area Network)、インターネットなどであり、これらを組み合わせたものであってもよい。
【0022】
ユーザ情報収集装置システム1は、URL生成部11、メッセージ宛先保持部12、メッセージ送信部13、利用者情報記録部14、一定時間経過後メッセージ送信部15を備える。
【0023】
ユーザ情報収集装置システム1の各構成部(URL生成部11、メッセージ宛先保持部12、メッセージ送信部13、利用者情報記録部14、一定時間経過後メッセージ送信部15)に対応する処理を実行する装置は、それぞれ物理的に離れた位置にあってもよい。
【0024】
また、各構成部の一部は、省略されてもよい。例えば、メッセージの識別子とメッセージの宛先を同じにする場合、メッセージ宛先保持部12は省略されてもよい。
【0025】
URL生成部11は、利用者が情報を入力してサーバーに送信するためのフォームを表示させるためのURLで、かつ、利用者の識別子情報を組み込んだURLを生成する。
【0026】
メッセージ宛先保持部12は、利用者ごとに該利用者にメッセージを送信するための宛先を保持する。
【0027】
メッセージ送信部13は、前記URL生成部11で生成したURLを含めたメッセージを送信する。
【0028】
利用者情報記録部14は、利用者が前記URLにアクセスしてフォームにアクセスしたときに、URLから利用者の識別子を取得し、アクセスした時刻とともに記録する。
【0029】
一定時間経過後メッセージ送信部15は、利用者がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、フォームに情報を入力して送信しない場合に利用者にメッセージを送信する。
(第1実施形態:URLを含むメッセージ送信および一定時間経過後メッセージ送信)
【0030】
以下、ユーザ情報収集装置システム1によるURLを含むメッセージ送信および一定時間経過後メッセージ送信の処理の一例を示す。
【0031】
URL生成部11は、利用者が情報を入力してサーバーに送信するためのフォームを表示させるためのURLで、かつ、利用者の識別子「1234」を難読化した文字列を組み込んだURL「https://forms/d/e/1FAIpQLSqmgoUA/viewform?usp=sf_link」を生成する。
【0032】
メッセージ宛先保持部12は、利用者ごとに該利用者にメッセージを送信するための宛先を保持し、利用者名「田中太郎」、利用者の識別子「1234」、宛先番号「09012345678」の組み合わせを保持する。
【0033】
図2は、メッセージ送信部13が送信するメッセージの例を示す図である。メッセージ送信部13は、前記URL生成部11で生成したURL「https://forms/d/e/1FAIpQLSqmgoUA/viewform?usp=sf_link」を含めたメッセージ「以下のフォームより申し込みをお願いいたします。https://forms/d/e/1FAIpQLSqmgoUA/viewform?usp=sf_link」を宛先番号「09012345678」宛に送信する。
【0034】
図3は、利用者情報記録部14が記録する情報を示す図である。利用者情報記録部14は、利用者が前記URLにアクセスしてフォームにアクセスしたときに、URLから利用者の識別子「1234」を取得し、アクセスした時刻「2023/01/01 15:00:00」とともに記録する。
【0035】
図4は、一定時間経過後メッセージ送信部15がメッセージを送信するまでの流れを示すフローチャートである。
【0036】
一定時間経過後メッセージ送信部15は、利用者(識別子「1234」)がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、フォームに情報を入力して送信しない場合に利用者(識別子「1234」)、宛先番号「09012345678」にメッセージ「フォーム未送信の方にお送りいたします。以下のフォームより申し込みをお願いいたします。https://forms/d/e/1FAIpQLSqmgoUA/viewform?usp=sf_link」を送信する。
【0037】
本実施例を変更し、フォームに複数回のアクセスがあった場合、利用者情報記録部14は最初のアクセスのみを記録するとしてもよい。
【0038】
以下、本発明の第2実施形態における実施例を説明する。
(実施例:第2実施形態)
【0039】
図5は、第2実施形態におけるユーザ情報収集装置システム1の構成を示す図である。
【0040】
通信ネットワークは、電話網、専用回線、LAN(Local Area Network)、インターネットなどであり、これらを組み合わせたものであってもよい。
【0041】
ユーザ情報収集装置システム1は、URL生成部11、メッセージ宛先保持部12、メッセージ送信部13、利用者情報記録部14、オペレータ待機状態保持部111、一定時間経過後オペレータ通知部112を備える。
【0042】
ユーザ情報収集装置システム1の各構成部(URL生成部11、メッセージ宛先保持部12、メッセージ送信部13、利用者情報記録部14、オペレータ待機状態保持部111、一定時間経過後オペレータ通知部112)に対応する処理を実行する装置は、それぞれ物理的に離れた位置にあってもよい。
【0043】
また、各構成部の一部は、省略されてもよい。例えば、メッセージの識別子とメッセージの宛先を同じにする場合、メッセージ宛先保持部12は省略されてもよい。
【0044】
オペレータ待機状態保持部111は、オペレータの待機状態を保持する。
【0045】
一定時間経過後オペレータ通知部112は、利用者がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、情報を入力して送信しない場合に、前記オペレータ待機状態保持部111にオペレータ待機中と保持されている場合にはオペレータに通知を行い、前記オペレータ待機状態保持部111にオペレータ待機中と保持されていない場合には利用者にメッセージを送信する。
(第2実施形態:オペレータの活用)
【0046】
以下、ユーザ情報収集装置システム1によるオペレータを活用する場合の処理の一例を示す。
【0047】
図6は、オペレータ待機状態保持部111が保持するオペレータ待機情報を示す図である。オペレータ待機状態保持部111は、オペレータ「A」の待機状態「待機中」を保持する。
【0048】
図7は、一定時間経過後オペレータ通知部112が判断する流れを示すフローチャートである。
【0049】
一定時間経過後オペレータ通知部112は、利用者(識別子「1234」)がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、情報を入力して送信しない場合に、前記オペレータ待機状態保持部111にオペレータ「待機中」と保持されている場合にはオペレータに通知「09012345678に連絡してください」を行い、前記オペレータ待機状態保持部111にオペレータ待機中と保持されていない(「離席」と表示されている)場合には利用者(識別子「1234」)、宛先番号「09012345678」にメッセージ「フォーム未送信の方にお送りいたします。以下のフォームより申し込みをお願いいたします。https://forms/d/e/1FAIpQLSqmgoUA/viewform?usp=sf_link」
を送信する。
【0050】
本実施例を変更し、一定時間経過後オペレータ通知部112において、ユーザへのメッセージ送信と、オペレータへの通知の両方を行うとしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0051】
フォームURLにアクセスし、一定時間経過しても申し込みを送信しない顧客に対して、メッセージの送信やオペレータへの通知を通じて申し込みを促すことを可能にするユーザ情報収集装置システム及びプログラムである。メール配信による営業を行う企業による利用が考えられる。
【符号の説明】
【0052】
1 ユーザ情報収集装置
11 URL生成部
12 メッセージ宛先保持部
13 メッセージ送信部
14 利用者情報記録部
15 一定時間経過後メッセージ送信部
111 オペレータ待機状態保持部
112 一定時間経過後オペレータ通知部
2 利用者端末
3 顧客端末
【要約】
【課題】フォームURLにアクセスし、一定時間経過しても申し込みを送信しない顧客に対して、メッセージの送信やオペレータへの通知を通じて申し込みを促すこと。
【解決手段】2以上の利用者が利用することを特徴とし、利用者が情報を入力してサーバーに送信するためのフォームを表示させるためのURLで、かつ、利用者の識別子情報を組み込んだURLを生成するURL生成部と、利用者ごとに該利用者にメッセージを送信するための宛先を保持するメッセージ宛先保持部と、前記URL生成部で生成したURLを含めたメッセージを送信するメッセージ送信部と、利用者が前記URLにアクセスしてフォームにアクセスしたときに、URLから利用者の識別子を取得し、アクセスした時刻とともに記録する利用者情報記録部と、利用者がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、フォームに情報を入力して送信しない場合に利用者にメッセージを送信する一定時間経過後メッセージ送信部と、オペレータの待機状態を保持するオペレータ待機状態保持部と、一定時間経過後メッセージ送信部に代えて、利用者がフォームにアクセスしてから、一定時間以上の間、情報を入力して送信しない場合に、前記オペレータ待機状態保持部にオペレータ待機中と保持されている場合にはオペレータに通知を行い、前記オペレータ待機状態保持部にオペレータ待機中と保持されていない場合には利用者にメッセージを送信する一定時間経過後オペレータ通知部を備えることを特徴とするユーザ情報収集装置システムを提供する。