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▶ 杉江 裕志の特許一覧

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  • 特許-ドローン 図1
  • 特許-ドローン 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-01
(45)【発行日】2024-08-09
(54)【発明の名称】ドローン
(51)【国際特許分類】
   B64U 30/30 20230101AFI20240802BHJP
   B64U 10/13 20230101ALI20240802BHJP
【FI】
B64U30/30
B64U10/13
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2023153979
(22)【出願日】2023-09-01
【審査請求日】2023-10-02
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】515017832
【氏名又は名称】杉江 裕志
(72)【発明者】
【氏名】杉江 裕志
【審査官】塚本 英隆
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-131781(JP,A)
【文献】特開平06-293296(JP,A)
【文献】国際公開第2006/112578(WO,A1)
【文献】国際公開第2016/136848(WO,A1)
【文献】特開2007-203008(JP,A)
【文献】特開2017-081544(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B64U 30/30
B64U 10/13
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
掃除機能を付与したドローンにおいて飛行用プロペラと矢羽状に取り付けた板が回転する矢羽回転板とを備え飛行用プロペラの排気気流を拡散できるように矢羽回転板を配置したことを特徴とするドローン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、掃除機搭載向けドローン又は掃除機搭載向けドローン用取付け部品において、排気気流を矢羽状回転板で攪拌して掻き消す事ができる機能を設けて形成してなる事を特徴とする掃除機搭載向けドローン又は掃除機搭載向けドローン用取付け部品に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ドローンは効率よく飛行する為に、飛行のための排気気流を下方向にそのまま放出するものが一般的であった。当然、従来ドローンの使い道が、自らの飛行や物の運搬が目的だったためそれ以外必要が無かった。しかし将来、ドローンの使用目的の範囲を広げたい。例えば掃除機として運用させる時、従来技術のドローンでは下方向への排気気流がホコリを巻き上げてしまうため掃除の目的に反してしまうため適さなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】
【非特許文献】
【0004】
【文献】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、ドローンは効率よく飛行する為に、飛行のための排気気流を下方向に向けてそのまま放出するものが一般的であった。当然、従来ドローンの使い道が、自らの飛行や物の運搬が目的だったためそれ以外必要が無かった。しかし将来、ドローンの使用目的の範囲を広げたい。例えば掃除機として運用させる時、従来技術のドローンでは下方向への排気気流がホコリを巻き上げてしまうため掃除の目的に反してしまうため達成できない。
本発明は、掃除機搭載向けドローン又は掃除機搭載向けドローン用取付け部品において、排気気流を矢羽状回転板で攪拌して掻き消す事ができる機能を設けて形成してなる事を特徴とする掃除機搭載向けドローン又は掃除機搭載向けドローン用取付け部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
掃除機搭載向けドローン又は掃除機搭載向けドローン用取付け部品において、排気気流を矢羽状回転板で攪拌して掻き消す事ができる機能を設ける。
【発明の効果】
【0007】
掃除機搭載向けドローン又は掃除機搭載向けドローン用取付け部品において、排気気流を矢羽状回転板で攪拌して掻き消す事ができる機能を設ける為、ドローンに掃除機能を付与できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】 本発明の全体的なイメージ図である。
図2】 本発明の横から見た全体的なイメージ図である。
図3】 本発明の矢羽回転板の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
ドローンに排気気流を攪拌して掻き消す事ができる能力を付与する為、攪拌して掻き消す事ができる装置を用意する。例えば図1の2ように飛行用プロペラの排気気流を攪拌して掻き消させる為の矢羽状に取り付けた板が回転する部分、以下略して矢羽回転板という、を用意する。この矢羽回転板はそれぞれの飛行用プロペラの真下に用意しても良いし、少し離れてドローンの下部など結局排気気流を攪拌できるところならどこでも良い。
この矢羽回転板は、飛行用プロペラの下に1つでなくて2つでも3つでもいくつ用意しても良い。また、矢羽回転板はモーターを使って回しても良い。
また、矢羽回転板の板の形状や枚数は問わず回せるものなら何でも良い。矢羽回転板の回る方向もどちらでも良い。
【0010】
排気気流を矢羽状回転板で攪拌して掻き消す事ができる為に使用する動力はモーターでも良いし、将来別の技術で回せるものが開発されればそれで回転させても良い。飛行用モーターと連動させても良いし、別途モーターを設けても良い。
【0011】
このように排気気流を攪拌して掻き消す事ができる機構として、ほんの一例として前述したが、形状や羽の形状や材料や長さやサイズや回転方向等を自由に変えたりすることで無限に達成できるため、羽の形状や板の形状や材料や長さやサイズや回転方向等は問わず、排気気流を矢羽状回転板で攪拌して掻き消す事ができる機能を有する掃除機搭載向けドローンは全て特許範囲とする。また仕組みの単数使用、複数使用も特許範囲とする。また、本発明のドローンの排気気流を矢羽状回転板で攪拌して掻き消す事ができる装置は、掃除機搭載向けドローンの標準で装備しても良いし、後付けの取付け部品としての付属アタッチメントとしたりしても良いし、掃除機搭載向けドローンの後付け取付け部品として別売り単独商品としても特許範囲とする。
本発明は、以上のような構造である。
【符号の説明】
【0012】
1 ドローンの飛行用プロペラ
2 排気気流を攪拌して掻き消すための矢羽回転板
3 矢羽回転板を回す動力モーター
【要約】
【課題】掃除機搭載向けドローン又は掃除機搭載向けドローン用取付け部品において、排気気流を攪拌して掻き消す事ができる機能を設けて形成してなる事を特徴とする掃除機搭載向けドローン又は掃除機搭載向けドローン用取付け部品を提供する。
【解決手段】掃除機搭載向けドローン又は掃除機搭載向けドローン用取付け部品において、排気気流を矢羽状回転板で攪拌して掻き消す事ができる機能を設けて形成してなる事を特徴とする掃除機搭載向けドローン又は掃除機搭載向けドローン用取付け部品を用意する。
【選択図】図1
図1
図2
図3