(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-02
(45)【発行日】2024-08-13
(54)【発明の名称】車両運行法人管理インタフェースと車両運行法人所属運転士管理インタフェースを提供する方法及び装置
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/40 20240101AFI20240805BHJP
【FI】
G06Q50/40
(21)【出願番号】P 2023074382
(22)【出願日】2023-04-28
【審査請求日】2023-04-28
(31)【優先権主張番号】10-2022-0053866
(32)【優先日】2022-04-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】523045180
【氏名又は名称】42ドット・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】42dot Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100135703
【氏名又は名称】岡部 英隆
(72)【発明者】
【氏名】キム,ヒョンソク
(72)【発明者】
【氏名】キム,ミンチョル
(72)【発明者】
【氏名】チョン,セイル
【審査官】関 博文
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-044471(JP,A)
【文献】特開2018-088197(JP,A)
【文献】特開2021-177411(JP,A)
【文献】特開2019-219925(JP,A)
【文献】特開2019-067332(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2020/0097983(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両運行法人管理インタフェースを提供する装置によって実行される車両運行法人管理インタフェースを提供する方法であって、
前記車両運行法人管理インタフェースを提供する装置のプロセッサが、1つ以上の登録法人に関するデータが羅列されるように構成される第1-1領域、前記第1-1領域に羅列される前記1つ以上の登録法人に関する条件を設定するように構成される第1-2領域、及びデータベースに登録法人に関するデータを追加できるように構成される第1-3領域を含む第1法人管理インタフェースを表示するステップと、
前記プロセッサが、前記第1-2領域に含まれるオブジェクトと相互作用して法人羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、複数の登録法人に関するデータから前記法人羅列条件を満たす1つ以上の登録法人に関するデータを選別し、前記選別された1つ以上の登録法人に関するデータが前記第1-1領域に羅列されるように表示するステップと、
前記プロセッサが、前記第1-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、前記データベースに登録法人を追加するための第2法人管理インタフェースを表示するステップとを含む、方法。
【請求項2】
前記第2法人管理インタフェースを表示するステップは、
前記プロセッサが、運行提供地域及び車種商品を含む登録法人に関するデータを入力できるインタフェースを表示するステップと、
前記プロセッサが、運行提供地域に対する入力を受信したことに応答して、前記入力された運行提供地域で提供可能な1つ以上の車種商品を決定するステップと、
前記プロセッサが、前記決定された1つ以上の車種商品から1つを選択できるように、前記決定された1つ以上の車種商品を表示するステップとを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1-1領域に羅列される1つ以上の登録法人のうちの特定法人の法人IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、
前記プロセッサが、前記特定法人に関するデータを表示し、前記特定法人に関するデータを修正又は削除できるように構成される第2-1領域、前記特定法人に所属する1つ以上の所属運転士に関するデータが羅列されるように構成される第2-2領域、及び前記第2-2領域に羅列される前記1つ以上の所属運転士に関する条件を設定するように構成される第2-3領域を含む第3法人管理インタフェースを表示するステップと、
前記プロセッサが、前記第2-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用して運転士羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、前記データベースから前記運転士羅列条件を満たす1つ以上の所属運転士に関するデータをロードし、前記ロードされた1つ以上の所属運転士に関するデータが前記第2-2領域に羅列されるように表示するステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
車両運行法人所属運転士管理インタフェースを提供する装置によって実行される車両運行法人所属運転士管理インタフェースを提供する方法であって、
前記車両運行法人所属運転士管理インタフェースを提供する装置のプロセッサが、前記法人に所属する1つ以上の所属運転士に関するデータが羅列されるように構成される第3-1領域、前記第3-1領域に羅列される前記1つ以上の所属運転士に関する条件を設定するように構成される第3-2領域、及びデータベースに所属運転士に関するデータを追加できるように構成される第3-3領域を含む第1運転士管理インタフェースを表示するステップと、
前記プロセッサが、前記第3-2領域に含まれるオブジェクトと相互作用して運転士羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、複数の所属運転士に関するデータから前記運転士羅列条件を満たす1つ以上の所属運転士に関するデータを選別し、前記選別された1つ以上の所属運転士に関するデータが前記第3-1領域に羅列されるように表示するステップと、
前記プロセッサが、前記第3-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、前記データベースに所属運転士を追加するための第2運転士管理インタフェースを表示するステップとを含む、方法。
【請求項5】
前記第2運転士管理インタフェースを表示するステップは、
前記プロセッサが、運転士情報、免許情報及び勤務日程を含む所属運転士に関するデータを入力できるインタフェースを表示するステップを含み、
前記方法は、
前記プロセッサが、所属運転士に関するデータの入力を受信するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記第2運転士管理インタフェースを表示するステップは、
前記プロセッサが、所属運転士の勤務設定データを入力できるインタフェースを表示するステップを含み、
前記方法は、
前記プロセッサが、前記勤務設定データに含まれる総勤務時間及び総休憩時間の入力を受信するステップと、
前記プロセッサが、前記勤務設定データに含まれる1つ以上の詳細勤務計画及び1つ以上の詳細休憩計画の入力を受信するステップと、
前記プロセッサが、前記1つ以上の詳細勤務計画に含まれる勤務時間の合計が前記総勤務時間と同じであるかを検証し、前記1つ以上の詳細休憩計画に含まれる休憩時間の合計が前記総休憩時間と同じであるかを検証するステップとをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記第3-1領域に羅列される1つ以上の所属運転士のうちの特定運転士の運転士IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、
前記プロセッサが、前記特定運転士の勤務設定データを表示し、前記勤務設定データを修正又は削除できるように構成される第4-1領域、前記特定運転士の運行履歴、勤務履歴及び運転士状態履歴を表示するように構成される第4-2領域、及び前記特定運転士に関するデータを修正するか、前記特定運転士に対して脱退処理又は停止管理を行うことができるように構成される第4-3領域を含む第3運転士管理インタフェースを表示するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記第3-1領域に羅列される1つ以上の所属運転士のうちの特定運転士の運転士IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、
前記プロセッサが、前記特定運転士に関するデータに含まれる勤務設定データ、運行履歴及び勤務履歴に基づいて、前記特定運転士の非正常勤務履歴を決定するステップと、
前記プロセッサが、前記非正常勤務履歴に基づいて、前記特定運転士を正常グループ、警告グループ及び停止グループのいずれか1つのグループに分類するステップとをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
車両運行法人管理インタフェースを提供する装置において、
少なくとも1つのプログラムが格納されたメモリと、
前記少なくとも1つのプログラムを実行することにより動作するプロセッサとを含み、
前記プロセッサは、
1つ以上の登録法人に関するデータが羅列されるように構成される第1-1領域、前記第1-1領域に羅列される前記1つ以上の登録法人に関する条件を設定するように構成される第1-2領域、及びデータベースに登録法人に関するデータを追加できるように構成される第1-3領域を含む第1法人管理インタフェースを表示し、
前記第1-2領域に含まれるオブジェクトと相互作用して法人羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、複数の登録法人に関するデータから前記法人羅列条件を満たす1つ以上の登録法人に関するデータを選別し、前記選別された1つ以上の登録法人に関するデータが前記第1-1領域に羅列されるように表示し、
前記第1-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、前記データベースに登録法人を追加するための第2法人管理インタフェースを表示する、装置。
【請求項10】
車両運行法人所属運転士管理インタフェースを提供する装置において、
少なくとも1つのプログラムが格納されたメモリと、
前記少なくとも1つのプログラムを実行することにより動作するプロセッサとを含み、
前記プロセッサは、
前記法人に所属する1つ以上の所属運転士に関するデータが羅列されるように構成される第3-1領域、前記第3-1領域に羅列される前記1つ以上の所属運転士に関する条件を設定するように構成される第3-2領域、及びデータベースに所属運転士に関するデータを追加できるように構成される第3-3領域を含む第1運転士管理インタフェースを表示し、
前記第3-2領域に含まれるオブジェクトと相互作用して運転士羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、複数の所属運転士に関するデータから前記運転士羅列条件を満たす1つ以上の所属運転士に関するデータを選別し、前記選別された1つ以上の所属運転士に関するデータが前記第3-1領域に羅列されるように表示し、
前記第3-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、前記データベースに所属運転士を追加するための第2運転士管理インタフェースを表示する、装置。
【請求項11】
請求項1又は4に記載の方法をコンピュータで実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両運行法人管理インタフェースと車両運行法人所属運転士管理インタフェースを提供する方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の交通手段としては、バス、地下鉄、タクシーなどがあるが、バス、地下鉄は、料金は安いが、定められた区域に直接行って定められた時刻に乗らなければならない不便があり、タクシーは、搭乗客が希望する場所から乗って希望する場所で降りるが、料金が高いという欠点がある。
【0003】
一般的な都市では、バス、地下鉄、タクシーなどの交通手段を自由に利用することができるが、田舍などの僻地では、タクシーが運行されないか、バスが1日に3~4回しか運行されないので、従来の交通手段への接近性が劣る。
【0004】
このような従来の交通手段の利点と欠点を補う交通方式として、デマンド型交通(Demand Responsive Transportation,DRT)が台頭している。デマンド型交通とは、固定された路線がなく、ユーザの需要に応じて運行区間、運行回数、運行時間などを弾力的に運営可能な交通方式を意味する。
【0005】
近年、デマンド型交通システムをより効率的に運営する方法に関する研究が求められている。
【0006】
前述した背景技術は、発明者が本発明の導出のために保有していた、又は本発明の導出過程で習得した技術情報であって、必ずしも本発明の出願前に一般公衆に公開された公知技術であるとはいえない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示の目的は、車両運行法人管理インタフェースと車両運行法人所属運転士管理インタフェースを提供する方法及び装置を提供することにある。本開示が解決しようとする課題は、以上で述べられている課題に限定されず、述べられていない本開示の他の課題及び利点は、以下の説明により理解され、本開示の実施形態によりさらに明らかに理解されるであろう。また、本開示が解決しようとする課題及び利点は、特許請求の範囲に示される手段及びその組み合わせにより実現できることが理解されるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1態様は、1つ以上の登録法人に関するデータが羅列されるように構成される第1-1領域、前記第1-1領域に羅列される前記1つ以上の登録法人に関する条件を設定するように構成される第1-2領域、及びデータベースに登録法人に関するデータを追加できるように構成される第1-3領域を含む第1法人管理インタフェースを表示するステップと、前記第1-2領域に含まれるオブジェクトと相互作用して法人羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、複数の登録法人に関するデータから前記法人羅列条件を満たす1つ以上の登録法人に関するデータを選別し、前記選別された1つ以上の登録法人に関するデータが前記第1-1領域に羅列されるように表示するステップと、前記第1-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、前記データベースに登録法人を追加するための第2法人管理インタフェースを表示するステップとを含む、車両運行法人管理インタフェースを提供する方法を提供することができる。
【0009】
本開示の第2態様は、法人に所属する1つ以上の所属運転士に関するデータが羅列されるように構成される第3-1領域、前記第3-1領域に羅列される前記1つ以上の所属運転士に関する条件を設定するように構成される第3-2領域、及びデータベースに所属運転士に関するデータを追加できるように構成される第3-3領域を含む第1運転士管理インタフェースを表示するステップと、前記第3-2領域に含まれるオブジェクトと相互作用して運転士羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、複数の所属運転士に関するデータから前記運転士羅列条件を満たす1つ以上の所属運転士に関するデータを選別し、前記選別された1つ以上の所属運転士に関するデータが前記第3-1領域に羅列されるように表示するステップと、前記第3-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、前記データベースに所属運転士を追加するための第2運転士管理インタフェースを表示するステップとを含む、車両運行法人所属運転士管理インタフェースを提供する方法を提供することができる。
【0010】
本開示の第3態様は、少なくとも1つのプログラムが格納されたメモリと、前記少なくとも1つのプログラムを実行することにより動作するプロセッサとを含み、前記プロセッサは、1つ以上の登録法人に関するデータが羅列されるように構成される第1-1領域、前記第1-1領域に羅列される前記1つ以上の登録法人に関する条件を設定するように構成される第1-2領域、及びデータベースに登録法人に関するデータを追加できるように構成される第1-3領域を含む第1法人管理インタフェースを表示し、前記第1-2領域に含まれるオブジェクトと相互作用して法人羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、複数の登録法人に関するデータから前記法人羅列条件を満たす1つ以上の登録法人に関するデータを選別し、前記選別された1つ以上の登録法人に関するデータが前記第1-1領域に羅列されるように表示し、前記第1-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、前記データベースに登録法人を追加するための第2法人管理インタフェースを表示する、車両運行法人管理インタフェースを提供する装置を提供することができる。
【0011】
本開示の第4態様は、少なくとも1つのプログラムが格納されたメモリと、前記少なくとも1つのプログラムを実行することにより動作するプロセッサとを含み、前記プロセッサは、法人に所属する1つ以上の所属運転士に関するデータが羅列されるように構成される第3-1領域、前記第3-1領域に羅列される前記1つ以上の所属運転士に関する条件を設定するように構成される第3-2領域、及びデータベースに所属運転士に関するデータを追加できるように構成される第3-3領域を含む第1運転士管理インタフェースを表示し、前記第3-2領域に含まれるオブジェクトと相互作用して運転士羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、複数の所属運転士に関するデータから前記運転士羅列条件を満たす1つ以上の所属運転士に関するデータを選別し、前記選別された1つ以上の所属運転士に関するデータが前記第3-1領域に羅列されるように表示し、前記第3-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、前記データベースに所属運転士を追加するための第2運転士管理インタフェースを表示する、車両運行法人所属運転士管理インタフェースを提供する装置を提供することにある。
【0012】
本開示の第5態様は、第1態様又は第2態様による方法をコンピュータで実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供することができる。
【0013】
それらに加えて、本発明を実現するための他の方法、他の装置、及び前記方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体をさらに提供することができる。
【0014】
上記以外の他の態様、特徴、利点は、添付の図面、特許請求の範囲、及び以下の発明の詳細な説明から明らかになるであろう。
【発明の効果】
【0015】
前述した本開示の課題解決手段によれば、デマンド型車両を運行する車両運行法人を管理する管理者が効果的に管理を行うようにすることのできるインタフェースを提供することができる。
【0016】
また、デマンド型車両を運行する車両運行法人に所属する運転士を管理する管理者が効果的に管理を行うようにすることのできるインタフェースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】一実施形態による自律走行方式を説明するための図である。
【
図2】一実施形態による自律走行装置に含まれるハードウェアを示すブロック図である。
【
図3】一実施形態によるデマンド型交通システムを説明するための図である。
【
図4】一実施形態による管制サーバで実行される管制機能を説明するための例示図である。
【
図5】一実施形態による第1法人管理インタフェースを説明するための例示図である。
【
図6】一実施形態による第2法人管理インタフェースを説明するための例示図である。
【
図7】一実施形態による第3法人管理インタフェースを説明するための例示図である。
【
図8】一実施形態による第1運転士管理インタフェースを説明するための例示図である。
【
図9】一実施形態による第2運転士管理インタフェースを説明するための例示図である。
【
図10】一実施形態による第3運転士管理インタフェースを説明するための例示図である。
【
図11】一実施形態による車両運行法人管理インタフェースを提供する方法のフローチャートである。
【
図12】一実施形態による車両運行法人所属運転士管理インタフェースを提供する方法のフローチャートである。
【
図13】一実施形態によるインタフェースを提供する装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本発明の利点及び特徴、並びにそれらを達成する方法は、添付の図面と共に詳細に説明される実施形態を参照することによって明らかになるであろう。しかし、本発明は、以下に提示される実施形態に限定されるものではなく、異なる様々な形態で実現することができ、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変換、均等物乃至代替物を含むものと理解されるべきである。以下に提示される実施形態は、本発明の開示を完全にし、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に理解させるために提供されるものである。本発明を説明するにあたり、関連する公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不明にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。
【0019】
本出願で用いられる用語は、単に特定の実施形態を説明するために用いられるものであり、本発明の限定を意図するものではない。単数の表現は、文脈上明らかに他の意味を表さない限り、複数の表現を含む。本出願において、「含む」や「有する」などの用語は、明細書に記載された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はそれらの組み合わせが存在することを指定するものであり、1つ又はそれ以上の他の特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はそれらの組み合わせの存在や追加の可能性を予め排除するものではないと理解されるべきである。
【0020】
本開示の一部の実施形態は、機能ブロック構成及び様々な処理ステップで示すことができる。そのような機能ブロックの一部又は全部は、特定の機能を実行する様々な数のハードウェア及び/又はソフトウェア構成で実現することができる。例えば、本開示の機能ブロックは、1つ以上のマイクロプロセッサにより実現するか、又は所定の機能のための回路構成により実現することができる。また、例えば、本開示の機能ブロックは、様々なプログラミング又はスクリプト言語で実現することができる。機能ブロックは、1つ以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムで実現することができる。さらに、本開示は、電子的な環境設定、信号処理及び/又はデータ処理などのために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」などの用語は広く用いることができ、機械的及び物理的な構成に限定されるものではない。
【0021】
なお、図面に示す構成要素間の連結線又は連結部材は、機能的連結及び/又は物理的連結もしくは回路接続を例示的に示すものに過ぎない。実際の装置では、代替可能又は追加の様々な機能的連結、物理的連結又は回路接続により構成要素間の連結を示すことができる。
【0022】
以下、「車両」とは、自動車、バス、バイク、キックボード又はトラックのように、機関を有して人や物を移動させるために用いられるあらゆる種類の運送手段を意味し得る。
【0023】
以下、添付図面を参照して本開示を詳細に説明する。
【0024】
図1は一実施形態による自律走行方式を説明するための図である。
【0025】
図1を参照すると、本発明の一実施形態による自律走行装置は、車両に装着されて自律走行車両10を実現することができる。自律走行車両10に装着される自律走行装置は、周辺の状況情報を収集するための様々なセンサを含み得る。一例として、自律走行装置は、自律走行車両10の前面に装着されたイメージセンサ及び/又はイベントセンサにより、前方を運行中の先行車両20の動きを検知することができる。自律走行装置は、自律走行車両10の前方はもとより、隣の車路を運行中の他の走行車両30や、自律走行車両10周辺の歩行者などを検知するためのセンサをさらに含んでもよい。
【0026】
自律走行車両周辺の状況情報を収集するためのセンサの少なくとも1つは、
図1に示すように、所定の画角(FoV)を有してもよい。一例として、自律走行車両10の前面に装着されたセンサが
図1に示すような画角(FoV)を有する場合、センサの中央で検出される情報が相対的に高い重要度を有することができる。これは、センサの中央で検出される情報に、先行車両20の動きに対応する情報のほとんどが含まれているからである。
【0027】
自律走行装置は、自律走行車両10のセンサが収集した情報をリアルタイムで処理して自律走行車両10の動きを制御する一方、センサが収集した情報の少なくとも一部はメモリ装置に保存することができる。
【0028】
図2は一実施形態による自律走行装置に含まれるハードウェアを示すブロック図である。
【0029】
図2を参照すると、自律走行装置40は、センサ部41、プロセッサ46、メモリシステム47、車体制御モジュール48などを含んでもよい。センサ部41は、複数のセンサ42~45を含み、複数のセンサ42~45は、イメージセンサ、イベントセンサ、照度センサ、GPS装置、加速度センサなどを含んでもよい。
【0030】
センサ42~45が収集したデータは、プロセッサ46に伝達され得る。プロセッサ46は、センサ42~45が収集したデータをメモリシステム47に保存し、センサ42~45が収集したデータに基づいて車体制御モジュール48を制御して車両の動きを決定することができる。メモリシステム47は、2つ以上のメモリ装置と、メモリ装置を制御するためのシステムコントローラとを含んでもよい。メモリ装置のそれぞれは、1つの半導体チップとして提供されてもよい。
【0031】
メモリシステム47のシステムコントローラの他に、メモリシステム47に含まれるメモリ装置のそれぞれは、メモリコントローラを含んでもよく、メモリコントローラは、ニューラルネットワークなどの人工知能(AI)演算回路を含んでもよい。メモリコントローラは、センサ42~45又はプロセッサ46から受信したデータに所定の重みを付けて演算データを生成し、演算データをメモリチップに保存することができる。
【0032】
以下に説明されるデマンド型車両に自律走行装置40を搭載することができる。
【0033】
図3は一実施形態によるデマンド型交通システムを説明するための図である。
【0034】
デマンド型交通(Demand Responsive Transportation,DRT)とは、固定された路線がなく、ユーザの需要に応じて運行区間、運行回数、運行時間などを弾力的に運営可能な交通方式を意味する。
【0035】
デマンド型交通は、路線運行方法によって様々なタイプに分けられる。例えば、固定路線型タイプは、運行時刻、停留場、起点・終点が全て固定されているタイプである。経路離脱型タイプは、運行時刻、起点・終点は固定されているが、停留場の場合、ユーザの予約に応じて、固定された停留場以外にも新たな停留場を設定できるタイプである。準ダイナミック型タイプは、起点・終点は固定されているが、運行時刻は出発時刻及び到着時刻のみ固定されており、停留場も起点・終点以外には停留場を自由に設定できるタイプである。ダイナミック型タイプは、運行時刻、停留場、起点・終点が全て固定されていないタイプである。
【0036】
また、デマンド型交通は、起点・終点の数によって様々なタイプに分けられる。例えば、一対一タイプは、一地点から出発して他の一地点に移動するタイプである。また、一対多タイプは、1つの出発地から複数の到着地に移動するタイプであり、多対一タイプは、複数の出発地から1つの到着地に移動するタイプである。さらに、多対多タイプは、起点・終点がなく、状況や要求に応じて変更可能なタイプである。
【0037】
図3を参照すると、デマンド型交通システム300は、ユーザ端末310、管制サーバ320及びデマンド型車両330を含んでもよい。
【0038】
ユーザ端末310は、スマートフォン、タブレットPC、PC、スマートテレビ、携帯電話、PDA(personal digital assistant)、ラップトップ、メディアプレーヤ、マイクロサーバ、GPS(global positioning system)装置、電子書籍端末、デジタル放送用端末、ナビゲーション、キオスク、MP3プレーヤ、デジタルカメラ、家電機器、カメラ付きデバイス、及びその他のモバイル又は非モバイルコンピューティング装置であってもよいが、それらに限定されるものではない。また、ユーザ端末310は、通信機能及びデータ処理機能を備えた時計、メガネ、ヘッドバンド、指輪などのウェアラブルデバイスであってもよい。しかし、それらに限定されるものではない。
【0039】
管制サーバ320とは、デマンド型交通を運営するための管制機能を実行するサーバを意味する。デマンド型車両330とは、ユーザの需要に応じて配車され、デマンド型交通の運営方式によって運行区間、運行回数、運行時間などが定められる車両を意味する。
【0040】
ユーザ端末310、管制サーバ320及びデマンド型車両330は、ネットワークを用いて通信を行うことができる。例えば、ネットワークは、ローカル・エリア・ネットワーク(Local Area Network;LAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(Wide Area Network;WAN)、付加価値通信網(Value Added Network;VAN)、移動無線通信ネットワーク(mobile radio communication network)、衛星通信ネットワーク、及びそれらの相互の組み合わせを含み、
図3に示す各ネットワークの構成主体が互いに円滑に通信を行えるようにする包括的な意味のデータ通信ネットワークであり、有線インターネット、無線インターネット及びモバイル無線通信ネットワークを含んでもよい。また、無線通信は、例えば無線LAN(Wi-Fi)、ブルートゥース(登録商標)、ブルートゥース・ロー・エナジー(Bluetooth low energy)、ZigBee、WFD(Wi-Fi Direct)、UWB(ultra wideband)、赤外線通信(IrDA,infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
【0041】
ユーザ端末310は、ネットワークを介して管制サーバ320に接続し、出発時刻、出発地、到着地などの情報を管制サーバ320に送信することができる。管制サーバ320は、登録されたデマンド型車両330の情報を確認し、配車プロセスを行うことができる。例えば、管制サーバ320は、ユーザ端末310の出発地とデマンド型車両330の現在位置とを比較し、ユーザ端末310の出発地に最も早く到着できるデマンド型車両330を配車することができる。管制サーバ320は、ネットワークを介して配車情報をユーザ端末310及びデマンド型車両330に送信することができる。
【0042】
図4は一実施形態による管制サーバで実行される管制機能を説明するための例示図である。
【0043】
管制サーバは、デマンド型交通システムの下で運営される複数のデマンド型車両を管制できるサーバである。管制サーバには、デマンド型交通サービスを提供する複数の会社情報を登録することができる。また、管制サーバには、会社毎に運営されている複数の車両情報、及び各会社に登録された複数の運転士情報を登録することができる。
【0044】
図4には管制サーバが管理者に提供するユーザインタフェース400が示される。ユーザインタフェース400を参照すると、管理者は、第5-1領域410に含まれるオブジェクトとインタラクションすることにより、デマンド型車両を検索するための様々な条件を設定することができる。例えば、管理者は、第5-1領域410に含まれるオブジェクトとインタラクションすることにより、運行地域、運営会社、車種商品、路線及び管制状態に関する条件を設定することができる。また、管理者は、第5-1領域410に含まれるオブジェクトとインタラクションすることにより、運転士情報、車両情報、運行情報に関する条件を設定することができる。
【0045】
管制サーバは、管理者がデマンド型車両を検索するための条件を設定したことに応答して、設定された条件を満たすデマンド型車両に関する詳細情報を第5-2領域420に表示することができる。第5-2領域420には、設定された条件を満たすデマンド型車両に関する、会社名、運転士名、車両番号、運行状態及び路線に関する情報を表示することができるが、第5-2領域420に表示される情報はそれらに限定されない。例えば、管理者が運行地域を「世宗」にし、会社名を「ABC」にして条件を設定したことに応答して、管制サーバは、「世宗」で運行中の「ABC」会社のデマンド型車両に関する、運転士名、車両番号、管制状態及び路線に関する情報を表示することができる。
【0046】
また、管制サーバは、管理者がデマンド型車両を検索するための条件を設定したことに応答して、設定された条件を満たすデマンド型車両に関する運行情報を第5-3領域430に表示することができる。第5-3領域430には、設定された条件を満たすデマンド型車両に関する、運行状態(配車待機、配車中止、運行中、休憩など)、移動経路及び現在位置に関する情報を表示することができるが、第5-3領域430に表示される情報はそれらに限定されない。
【0047】
一方、管理者は、第5-2領域420に含まれるオブジェクトとインタラクションすることにより、所定のデマンド型車両を選択することができる。管制サーバは、管理者が所定のデマンド型車両を選択したことに応答して、選択されたデマンド型車両の乗車地点、下車地点及び残りの移動経路を第5-3領域430に表示することができる。例えば、
図4においては、車両番号「5678」が管理者により選択され、それにより第5-3領域430に車両番号「5678」の乗車地点、下車地点及び残りの移動経路が表示される。
【0048】
管制サーバは、デマンド型交通サービスを提供する会社情報、会社毎に運営されている複数の車両情報、及び各会社に登録された複数の運転士情報を保存することができる。また、管制サーバは、保存された情報を加工してユーザインタフェースの形態で管制サーバを利用する管理者に提供することにより、管理者の管制の正確性と利便性を高めることができる。
【0049】
一方、
図4においては、説明の便宜上、第5-1領域410、第5-2領域420及び第5-3領域430が1つのインタフェースに表示されることを説明したが、各領域は互いに異なるインタフェースに表示することもできる。
【0050】
以下、
図5~
図10を参照して、本開示の車両運行法人管理インタフェース及び法人の所属運転士管理インタフェースについて説明する。
【0051】
以下、様々な実施形態による動作は、インタフェース提供装置又はインタフェース提供装置に含まれるプロセッサにより行われるものと理解することができ、インタフェース提供装置とは、管制サーバを意味することができ、ここで、管制サーバは、前述した管制サーバ320又は
図4による管制サーバであり得る。
【0052】
以下、データを保存するデータベースは、インタフェース提供装置に含まれるコンポネントであってもよく、インタフェース提供装置とは別に構成されるコンポネントであってもよい。
【0053】
前述したように、管制サーバには、デマンド型交通サービスを提供する複数の会社(以下、「車両運行法人」又は「法人」という)情報が登録され得る。管制サーバは、車両運行法人を登録し、複数の車両運行法人を管理することができるように構成されてもよい。車両運行法人を登録し、複数の車両運行法人を管理することは、本開示による車両運行法人管理インタフェースにより行うことができる。
【0054】
車両運行法人管理インタフェースは、ユーザがデマンド型交通サービスのために車両運行法人を登録して管理するための様々な機能及びデータ処理を容易にするように構成されて提供されてもよい。
【0055】
一実施形態において、車両運行法人管理インタフェースは、ユーザ端末に提供されてもよい。一実施形態において、ユーザ端末は、前述したユーザ端末310であり得る。
【0056】
ユーザ端末に提供できる車両運行法人管理インタフェースは、1つ以上のインタフェースを含み得る。
【0057】
一実施形態において、車両運行法人を管理するユーザは、車両運行法人管理インタフェースを介してログインすることにより、アクセス許可を受けることができる。一実施形態において、プロセッサは、アクセスを許可すると共に、第1法人管理インタフェースを表示することができる。第1法人管理インタフェースは、車両運行法人管理インタフェースに含まれ得る1つ以上のインタフェースのうち、ユーザがログインしたときに最初に接するインタフェースであり得、1つ以上の法人に関する情報を照会又は管理できるように構成されてもよい。
【0058】
図5は一実施形態による第1法人管理インタフェースを説明するための例示図である。
【0059】
図5を参照すると、第1法人管理インタフェース500は、第1-1領域510、第1-2領域520及び第1-3領域530を含み得る。
【0060】
一実施形態において、第1法人管理インタフェース500に含まれ得る第1-1領域510は、デマンド型交通サービスを提供するために登録された1つ以上の登録法人に関するデータが羅列されるように構成されてもよい。
【0061】
一実施形態において、第1-1領域510は、法人ID、法人名、デマンド型交通サービスを提供する地域、提供する車種商品、車庫地、運営状態、法人登録日時、法人情報修正日時など、登録法人に関する様々な情報を確認できるリストで構成されてもよい。
図5において、第1-1領域510に5つの登録法人に関して羅列されていることが示されているが、それに限定されるものではない。
【0062】
一実施形態において、第1法人管理インタフェース500を用いるユーザは、第1-1領域510に羅列された1つ以上の法人のうちの特定法人の法人IDを示すオブジェクトと相互作用することができる。一実施形態において、プロセッサは、特定法人の法人IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、第3法人管理インタフェースを表示することができる。第3法人管理インタフェースに関する実施形態は
図7を参照して詳細に後述する。
【0063】
一実施形態において、第1-1領域510に1つ以上の法人が表示された場合、同じ法人(法人名が同じ法人)が複数の地域でデマンド型交通サービスを提供すると、
図5に示すように、デマンド型交通サービス提供地域毎に異なる法人とみなされて表示されてもよい。他の実施形態において、第1-1領域510に1つ以上の法人が表示された場合、同じ法人が複数の地域でデマンド型交通サービスを提供しても、同じ法人とみなされて1つの法人として表示されてもよい。その他にも、1つ以上の法人を表示する様々な実施形態を適用することができる。
【0064】
一実施形態において、第1法人管理インタフェース500に含まれ得る第1-2領域520は、第1-1領域510に羅列される1つ以上の登録法人に関する条件を設定するように構成されてもよい。
【0065】
例えば、第1-2領域520は、第1-1領域510が特定地域でデマンド型交通サービスを提供する登録法人のみを表示するように条件を設定できるように構成されてもよい。例えば、第1-2領域520は、第1-1領域510が特定車種商品を提供する登録法人のみを表示するように条件を設定できるように構成されてもよい。その他にも、第1-2領域520は、管理者が選別的に登録法人に関する情報を確認できるように、任意の適切な機能を備えるように構成されてもよい。
【0066】
一実施形態において、第1-2領域520は、ユーザが相互作用できるオブジェクトを含み得る。例えば、第1-2領域520に含まれる1つ以上のオブジェクトは、条件を設定できるアイコン、ドロップダウン(drop-down)ボタン、ダイアログボックスなどであり得る。
【0067】
一実施形態において、第1法人管理インタフェース500を用いるユーザは、第1-2領域520に含まれるオブジェクトと相互作用して法人羅列条件を設定する入力を送信することができる。一実施形態において、プロセッサは、法人羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、デマンド型交通サービスを提供する複数の登録法人に関するデータから、法人羅列条件を満たす1つ以上の登録法人に関するデータを選別することができる。一実施形態において、プロセッサは、選別された1つ以上の登録法人に関するデータをロードし、第1-1領域510に羅列されるように表示することができる。
【0068】
一実施形態において、第1法人管理インタフェース500を用いるユーザが第1-2領域520により条件を設定していない場合、第1-1領域510に羅列される1つ以上の登録法人のデータは、登録された全ての法人のデータであり得る。
【0069】
一実施形態において、第1法人管理インタフェース500に含まれ得る第1-3領域530は、データベースに登録法人に関するデータを追加できるように構成されてもよい。
【0070】
つまり、車両運行法人管理インタフェースを用いるユーザは、第1-3領域530により新たな法人を登録することができる。
【0071】
一実施形態において、第1-3領域530は、ユーザが相互作用できるオブジェクトを含み得る。例えば、第1-3領域530に含まれる1つ以上のオブジェクトは、アイコンであり得る。
【0072】
一実施形態において、車両運行法人管理インタフェースを用いるユーザは、第1-3領域530に含まれるオブジェクトと相互作用することができ、プロセッサは、第1-3領域530に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、第2法人管理インタフェースを表示することができる。本開示において、第2法人管理インタフェースは、データベースに登録法人を追加できるように構成されるインタフェースを示し得る。第2法人管理インタフェースに関する実施形態は
図6を参照して詳細に後述する。
【0073】
一実施形態において、第1法人管理インタフェース500は、登録法人に関するデータをファイルとして抽出するように構成される第1-4領域(図示せず)をさらに含み得る。
【0074】
一実施形態において、法人管理インタフェースを用いるユーザは、第1-4領域に含まれるオブジェクトと相互作用することができ、プロセッサは、第1-4領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、1つ以上の登録法人に関するデータをファイルとして送信することができる。一実施形態において、ファイルとして送信される1つ以上の登録法人に関するデータは、第1-1領域510に羅列される法人のデータであり得る。一実施形態において、第1-4領域は、第1-1領域510に羅列される法人だけでなく、登録された全ての法人に関するデータをファイルとして受信できるように構成されたオブジェクトをさらに含み得る。
【0075】
一実施形態において、法人管理インタフェースを用いるユーザは、送信されたファイルを保存デバイスに保存又は抽出することができる。
【0076】
前述したように、プロセッサは、第1-3領域530に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、第2法人管理インタフェースを表示することができる。第2法人管理インタフェースは、データベースに登録法人を追加できるように構成されてもよい。
【0077】
一方、
図5においては、説明の便宜上、第1-1領域510、第1-2領域520及び第1-3領域530が1つのインタフェースに表示されることを説明し、他の領域又はサブインタフェースも1つのインタフェースに表示されることを説明したが、各領域又はサブインタフェースは互いに異なるインタフェースに表示することもできる。
【0078】
図6は一実施形態による第2法人管理インタフェースを説明するための例示図である。
【0079】
図6を参照すると、第2法人管理インタフェース600は、登録法人に関するデータを入力できるインタフェースを含み得る。
【0080】
一実施形態において、第2法人管理インタフェース600により入力できる登録法人に関するデータは、法人名、デマンド型交通サービスを提供する地域(以下、「運行提供地域」という)、提供する車種商品、事業者番号、電話番号などを含み得る。
【0081】
一実施形態において、各登録法人に関するデータを入力できるインタフェースは、各登録法人に関するデータの種類に応じて適宜構成することができる。例えば、法人名を入力できるインタフェースは、テキストを入力できるように構成されてもよい。例えば、電話番号を入力できるインタフェースは、数字を入力できるように構成されてもよい。
【0082】
一実施形態において、運行提供地域を入力できるインタフェースは、デマンド型交通サービスが提供され得る地域のうち、登録しようとする法人がデマンド型交通サービスを提供しようとする地域を選択するように構成されてもよい。一実施形態において、例えば、第2法人管理インタフェース600を用いるユーザは、運行提供地域を入力できるインタフェースに含まれるオブジェクト(例えば、ドロップダウンボタン)と相互作用し、デマンド型交通サービスが提供され得る地域に関するリストの提供を受けることができる。一実施形態において、第2法人管理インタフェース600を用いるユーザは、デマンド型交通サービスが提供され得る地域に関するリストから運行提供地域を選択することにより、運行提供地域データを入力することができる。
【0083】
本開示のデマンド型交通サービスを提供するシステムにおいて、提供可能な車種商品は、デマンド型交通サービスが提供される地域によって異なり得る。例えば、デマンド型交通サービスが提供される地域が「浦項」である場合、浦項で提供され得る車種商品は、「aBUS」のみであり得る。例えば、デマンド型交通サービスが提供される地域が「世宗」である場合、世宗で提供され得る車種商品は、「aBUS」及び「BUS」であり得る。
【0084】
一実施形態において、プロセッサは、運行提供地域に対する入力を受信したことに応答して、入力された運行提供地域で提供可能な1つ以上の車種商品を決定することができる。一実施形態において、プロセッサは、決定された1つ以上の車種商品を第2法人管理インタフェース600に表示することができる。一実施形態において、第2法人管理インタフェース600を用いるユーザは、表示された1つ以上の車種商品から1つを選択することができる。このような過程により、意味のない法人に関するデータ入力を防止することができる。
【0085】
一実施形態において、第2法人管理インタフェース600を用いるユーザは、第2法人管理インタフェース600に含まれ得るデータ入力完了オブジェクトと相互作用し、法人に関するデータの入力を完了することができる。一実施形態において、法人の登録に最小限の必須データ(例えば、法人名)が入力されていない場合、ユーザがデータ入力完了オブジェクトと相互作用しても、法人に関するデータの入力が完了しないことができる。一実施形態において、プロセッサは、データ入力完了オブジェクトと相互作用することに応答して、入力されたデータをデータベースに保存することができる。
【0086】
一方、
図6においては、説明の便宜上、領域又はサブインタフェースが1つのインタフェースに表示されることを説明したが、各領域又はサブインタフェースは互いに異なるインタフェースに表示することもできる。
【0087】
前述したように、一実施形態において、プロセッサは、第1-1領域に羅列される1つ以上の登録法人のうちの特定法人の法人IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、第3法人管理インタフェースを表示することができる。本開示において、第3法人管理インタフェースは、特定法人に関する詳細情報を確認できるインタフェースを示し得る。
【0088】
図7は一実施形態による第3法人管理インタフェースを説明するための例示図である。
【0089】
図7を参照すると、第3法人管理インタフェース700は、第2-1領域710、第2-2領域720及び第2-3領域730を含み得る。
【0090】
一実施形態において、第3法人管理インタフェース700は、特定法人に関する詳細情報を確認できる領域を含み得る。特定法人に関する詳細情報は、例えば、法人名、運行提供地域、提供する車種商品、事業者番号、電話番号、登録日時、法人状態などを含み得る。
【0091】
一実施形態において、第3法人管理インタフェース700に含まれ得る第2-1領域710は、特定法人に関するデータを修正又は削除できるように構成されてもよい。
【0092】
一実施形態において、第2-1領域710は、ユーザが相互作用できるオブジェクトを含み得る。一実施形態において、第2-1領域710に含まれる1つ以上のオブジェクトは、データを修正するためのオブジェクト又はデータを削除するためのオブジェクトを含み得る。一実施形態において、第3法人管理インタフェース700を用いるユーザは、第2-1領域710に含まれるオブジェクトと相互作用することができ、プロセッサは、オブジェクトとの相互作用を受信したことに応答して、特定法人に関するデータを修正するためのインタフェース又は特定法人に関するデータを削除するためのインタフェースを表示することができる。
【0093】
一実施形態において、第3法人管理インタフェース700を用いるユーザは、表示されたインタフェースにより、特定法人に関するデータに対する修正又は削除信号を入力することができる。一実施形態において、プロセッサは、ユーザのデータ修正入力に応答して、データベースに含まれる特定法人に関するデータを修正することができる。一実施形態において、プロセッサは、ユーザのデータ削除入力に応答して、データベースに含まれる特定法人に関するデータを削除することができる。
【0094】
一実施形態において、第3法人管理インタフェース700に含まれ得る第2-2領域720は、特定法人に所属する1つ以上の所属運転士に関するデータが羅列されるように構成されてもよい。
【0095】
第2-2領域720は、運転士ID、運転士名、社員番号、運転士状態、登録日時、勤務地域など、所属運転士に関する様々な情報を確認できるリストで構成されてもよい。
図7において、第2-2領域720に3人の所属運転士に関して羅列されていることが示されているが、それに限定されるものではない。
【0096】
一実施形態において、第3法人管理インタフェース700を用いるユーザは、第2-2領域720に羅列された1つ以上の所属運転士のうちの特定運転士の運転士IDを示すオブジェクトと相互作用することができる。一実施形態において、プロセッサは、特定運転士の運転士IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、特定運転士に関する詳細情報を確認できるインタフェースを表示することができる。
【0097】
一実施形態において、第3法人管理インタフェース700に含まれ得る第2-3領域730は、第2-2領域720に羅列される1つ以上の所属運転士に関する条件を設定するように構成されてもよい。
【0098】
例えば、第2-3領域730は、第2-2領域720が特定勤務地域で勤務する所属運転士のみを表示するように条件を設定できるように構成されてもよい。例えば、第2-3領域730は、特定期間に登録された所属運転士のみを表示するように条件を設定できるように構成されてもよい。
【0099】
一実施形態において、第2-3領域730は、ユーザが相互作用できるオブジェクトを含み得る。例えば、第2-3領域730に含まれる1つ以上のオブジェクトは、条件を設定できるアイコン、ドロップダウン(drop-down)ボタン、ダイアログボックスなどであり得る。
【0100】
一実施形態において、第3法人管理インタフェース700を用いるユーザは、第2-3領域730に含まれるオブジェクトと相互作用して運転士羅列条件を設定する入力を送信することができる。一実施形態において、プロセッサは、運転士羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、法人に所属する複数の所属運転士から、運転士羅列条件を満たす1つ以上の所属運転士に関するデータを選別することができる。一実施形態において、プロセッサは、選別されたデータをロードし、第2-2領域720に羅列されるように表示することができる。
【0101】
一実施形態において、第3法人管理インタフェース700は、図示の領域に加えて、第2-4領域(図示せず)又は第2-5領域(図示せず)をさらに含み得る。
【0102】
一実施形態において、第2-4領域は、特定法人に所属する1つ以上の所属車両に関するデータが羅列されるように構成されてもよい。
【0103】
一実施形態において、第2-4領域は、車両ID、車両名、車両番号、路線、車両トリム、座席種類、状態、登録日時など、所属車両に関する様々な情報を確認できるリストで構成されてもよい。
【0104】
一実施形態において、第3法人管理インタフェース700を用いるユーザは、第2-4領域に羅列された1つ以上の車両のうちの特定車両の車両IDを示すオブジェクトと相互作用することができる。一実施形態において、プロセッサは、特定車両の車両IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、特定車両に関する詳細情報を確認できるインタフェースを表示することができる。
【0105】
一実施形態において、第2-5領域は、第2-4領域に羅列される1つ以上の所属車両に関する条件を設定するように構成されてもよい。
【0106】
例えば、第2-5領域は、第2-4領域が特定地域で路線を提供する所属車両のみを表示するように条件を設定できるように構成されてもよい。例えば、第2-5領域は、第2-4領域が特定座席種類の所属車両のみを表示するように条件を設定できるように構成されてもよい。
【0107】
一実施形態において、第2-5領域は、ユーザが相互作用できるオブジェクトを含み得る。例えば、第2-5領域に含まれる1つ以上のオブジェクトは、条件を設定できるアイコン、ドロップダウンボタン、ダイアログボックスなどであり得る。
【0108】
一実施形態において、第3法人管理インタフェース700を用いるユーザは、第2-5領域に含まれるオブジェクトと相互作用して車両羅列条件を設定する入力を送信することができる。一実施形態において、プロセッサは、車両羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、法人の所属車両に関するデータから、車両羅列条件を満たす1つ以上の所属車両に関するデータを選別することができる。一実施形態において、プロセッサは、選別された1つ以上の所属車両に関するデータをロードし、第2-4領域に羅列されるように表示することができる。
【0109】
一方、
図7においては、説明の便宜上、第2-1領域710、第2-2領域720及び第2-3領域730が1つのインタフェースに表示されることを説明し、他の領域又はサブインタフェースも1つのインタフェースに表示されることを説明したが、各領域又はサブインタフェースは互いに異なるインタフェースに表示することもできる。
【0110】
前述した車両運行法人管理インタフェースに含まれるインタフェース、例えば第1法人管理インタフェース、第2法人管理インタフェース又は第3法人管理インタフェース間のインタフェース表示切替は、任意の適切な方式で行うことができる。例えば、第1法人管理インタフェースを表示中に第1-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、第2法人管理インタフェースを表示する場合、第2法人管理インタフェースは、第1法人管理インタフェースを背景としてポップアップ形式で表示されてもよく、第1法人管理インタフェースから完全に切り替えられて表示されてもよい。
【0111】
前述したように、法人に関するデータには、法人に所属する所属運転士に関するデータが含まれる。すなわち、管制サーバには、デマンド型交通サービスを提供する車両運行法人に関する情報に加えて、所属運転士に関するデータを登録することができる。管制サーバは、所属運転士を登録し、複数の所属運転士を管理することができるように構成されてもよい。所属運転士を登録し、複数の所属運転士を管理することは、本開示による所属運転士管理インタフェースにより行うことができる。
【0112】
所属運転士管理インタフェースは、ユーザがデマンド型交通サービスのために所属運転士を登録して管理するための様々な機能及びデータ処理を容易にするように構成されて提供されてもよい。
【0113】
一実施形態において、所属運転士管理インタフェースは、ユーザ端末に提供されてもよい。一実施形態において、ユーザ端末は、前述したユーザ端末310であり得る。
【0114】
ユーザ端末に提供できる所属運転士管理インタフェースは、1つ以上のインタフェースを含み得る。
【0115】
一実施形態において、所属運転士を管理するユーザは、所属運転士管理インタフェースを介してログインすることにより、アクセス許可を受けることができる。一実施形態において、プロセッサは、アクセスを許可すると共に、第1運転士管理インタフェースを表示することができる。第1運転士管理インタフェースは、所属運転士管理インタフェースに含まれ得る1つ以上のインタフェースのうち、ユーザがログインしたときに最初に接するインタフェースであり得、1つ以上の所属運転士に関する情報を照会又は管理できるように構成されてもよい。
【0116】
図8は一実施形態による第1運転士管理インタフェースを説明するための例示図である。
【0117】
図8を参照すると、第1運転士管理インタフェース800は、第3-1領域810、第3-2領域820及び第3-3領域830を含み得る。
【0118】
一実施形態において、第1運転士管理インタフェース800に含まれ得る第3-1領域810は、法人に登録された所属運転士に関するデータが羅列されるように構成されてもよい。
【0119】
一実施形態において、第3-1領域810は、運転士ID、運転士名、勤務地域、免許種類、所属法人名、社員番号、運行車両、現在状態など、所属運転士に関する様々な情報を確認できるリストで構成されてもよい。
図8において、第3-1領域810に5人の所属運転士に関して羅列されていることが示されているが、それに限定されるものではない。
【0120】
一実施形態において、第1運転士管理インタフェース800を用いるユーザは、第3-1領域810に羅列された1つ以上の所属運転士のうちの特定運転士の運転士IDを示すオブジェクトと相互作用することができる。一実施形態において、プロセッサは、特定運転士の運転士IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、第3運転士管理インタフェースを表示することができる。第3運転士管理インタフェースに関する実施形態は
図10を参照して詳細に後述する。
【0121】
一実施形態において、第1運転士管理インタフェース800に含まれ得る第3-2領域820は、第3-1領域810に羅列される1つ以上の所属運転士に関する条件を設定するように構成されてもよい。
【0122】
例えば、第3-2領域820は、第3-1領域810が特定地域で車両を運行する所属運転士のみを表示するように条件を設定できるように構成されてもよい。例えば、第3-2領域820は、第3-1領域810が特定免許を有する所属運転士のみを表示するように条件を設定できるように構成されてもよい。その他にも、第3-2領域820は、管理者が選別的に所属運転士に関する情報を確認できるように、任意の適切な機能を備えるように構成されてもよい。
【0123】
一実施形態において、第3-2領域820は、ユーザが相互作用できるオブジェクトを含み得る。例えば、第3-2領域820に含まれる1つ以上のオブジェクトは、条件を設定できるアイコン、ドロップダウンボタン、ダイアログボックスなどであり得る。
【0124】
一実施形態において、第1運転士管理インタフェース800を用いるユーザは、第3-2領域820に含まれるオブジェクトと相互作用して運転士羅列条件を設定する入力を送信することができる。一実施形態において、プロセッサは、運転士羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、法人に所属する複数の所属運転士に関するデータから、運転士羅列条件を満たす1つ以上の所属運転士に関するデータを選別することができる。一実施形態において、プロセッサは、選別された1つ以上の所属運転士に関するデータをロードし、第3-1領域810に羅列されるように表示することができる。
【0125】
一実施形態において、第1運転士管理インタフェース800を用いるユーザが第3-2領域820により条件を設定していない場合、第3-1領域810に羅列される1つ以上の所属運転士のデータは、登録された全ての所属運転士のデータであり得る。
【0126】
一実施形態において、第1運転士管理インタフェース800に含まれ得る第3-3領域830は、データベースに所属運転士に関するデータを追加できるように構成されてもよい。
【0127】
つまり、所属運転士管理インタフェースを用いるユーザは、第3-3領域830により新たな運転士を登録することができる。
【0128】
一実施形態において、第3-3領域830は、ユーザが相互作用できるオブジェクトを含み得る。例えば、第3-3領域830に含まれる1つ以上のオブジェクトは、アイコンであり得る。
【0129】
一実施形態において、所属運転士管理インタフェースを用いるユーザは、第3-3領域830に含まれるオブジェクトと相互作用することができ、プロセッサは、第3-3領域830に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、第2運転士管理インタフェースを表示することができる。本開示において、第2運転士管理インタフェースは、データベースに所属運転士を追加できるように構成されるインタフェースを示し得る。第2運転士管理インタフェースに関する実施形態は
図9を参照して詳細に後述する。
【0130】
一実施形態において、第1運転士管理インタフェース800は、所属運転士に関するデータをファイルとして抽出するように構成される第3-4領域(図示せず)をさらに含み得る。
【0131】
一実施形態において、所属運転士管理インタフェースを用いるユーザは、第3-4領域に含まれるオブジェクトと相互作用することができ、プロセッサは、第3-4領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、1つ以上の所属運転士に関するデータをファイルとして送信することができる。一実施形態において、ファイルとして送信される1つ以上の所属運転士に関するデータは、第3-1領域810に羅列される運転士に関するデータであり得る。一実施形態において、第3-4領域は、第3-1領域810に羅列される運転士に関するデータだけでなく、登録された全ての運転士に関するデータをファイルとして受信できるように構成されたオブジェクトをさらに含み得る。
【0132】
一実施形態において、運転士管理インタフェースを用いるユーザは、送信されたファイルを保存デバイスに保存又は抽出することができる。
【0133】
前述したように、プロセッサは、第3-3領域830に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、第2運転士管理インタフェースを表示することができる。第2運転士管理インタフェースは、データベースに所属運転士を追加できるように構成されてもよい。
【0134】
一方、
図8においては、説明の便宜上、第3-1領域810、第3-2領域820及び第3-3領域830が1つのインタフェースに表示されることを説明し、他の領域又はサブインタフェースも1つのインタフェースに表示されることを説明したが、各領域又はサブインタフェースは互いに異なるインタフェースに表示することもできる。
【0135】
図9は一実施形態による第2運転士管理インタフェースを説明するための例示図である。
【0136】
図9を参照すると、第2運転士管理インタフェース900は、所属運転士に関するデータを入力できるインタフェースを含み得る。
【0137】
一実施形態において、第2運転士管理インタフェース900により入力できる所属運転士に関するデータは、運転士名、連絡先、電子メール、資格証番号、写真、免許情報、勤務設定などを含み得る。
【0138】
一実施形態において、各所属運転士に関するデータを入力できるインタフェースは、各所属運転士に関するデータの種類に応じて適宜構成することができる。例えば、運転士名を入力できるインタフェースは、テキストを入力できるように構成されてもよい。例えば、連絡先を入力できるインタフェースは、数字を入力できるように構成されてもよい。
【0139】
一実施形態において、第2運転士管理インタフェース900は、所属運転士の勤務設定データを入力できる勤務設定インタフェース910を含み得る。
【0140】
一実施形態において、勤務設定データは、総勤務時間、総休憩時間、詳細勤務計画又は詳細休憩計画を含み得る。
【0141】
一実施形態において、第2運転士管理インタフェース900を用いるユーザは、勤務設定インタフェース910により、総勤務時間及び総休憩時間を入力することができる。本開示において、総勤務時間は、運転士が1勤務日に勤務する総時間を示し得、総休憩時間は、運転士が1勤務日に休憩する総時間を示し得る。
【0142】
一実施形態において、第2運転士管理インタフェース900を用いるユーザは、勤務設定インタフェースにより、1つ以上の詳細勤務計画及び1つ以上の詳細休憩計画を入力することができる。本開示において、詳細勤務計画は、総勤務時間を任意に分割して連続して勤務する時間に関する計画を示し得、詳細休憩計画は、総休憩時間を任意に分割して連続して休憩する時間に関する計画を示し得る。一例示として、第2運転士管理インタフェース900を用いるユーザは、デマンド型車両の運行に適した計画によって、法人のその他の規定によって、又は運転士との協議によって、詳細勤務計画及び詳細休憩計画を決定することができ、決定された詳細勤務計画及び詳細休憩計画を入力することができる。他の例示として、プロセッサは、同じ法人所属の他の運転士の詳細勤務計画及び詳細休憩計画に基づいて、例えば重複する勤務時間が最も少なくなるように、例示的な詳細勤務計画及び詳細休憩計画を計算することができ、計算された詳細勤務計画及び詳細休憩計画を推薦するためにインタフェースに表示することができる。さらに他の例示として、プロセッサは、入力される総勤務時間に応じて予め設定された詳細勤務計画及び詳細休憩計画を推薦するためにインタフェースに表示することができる。
【0143】
一実施形態において、プロセッサは、総勤務時間及び総休憩時間の入力を受信することができる。一実施形態において、プロセッサは、1つ以上の詳細勤務計画及び1つ以上の詳細休憩計画の入力を受信することができる。一実施形態において、プロセッサは、1つ以上の詳細勤務計画に含まれる勤務時間の合計が総勤務時間と同じであるかを検証し、1つ以上の詳細休憩計画に含まれる休憩時間の合計が総休憩時間と同じであるかを検証することができる。
【0144】
一実施形態において、第2運転士管理インタフェース900を用いるユーザは、第2運転士管理インタフェース900に含まれ得るデータ入力完了オブジェクトと相互作用し、運転士に関するデータの入力を完了することができる。一実施形態において、運転士の登録に最小限の必須データ(例えば、運転士名)が入力されていない場合、ユーザがデータ入力完了オブジェクトと相互作用しても、運転士に関するデータの入力が完了しないことができる。一実施形態において、プロセッサは、データ入力完了オブジェクトと相互作用することに応答して、入力されたデータをデータベースに保存することができる。
【0145】
一方、
図9においては、説明の便宜上、領域又はサブインタフェースが1つのインタフェースに表示されることを説明したが、各領域又はサブインタフェースは互いに異なるインタフェースに表示することもできる。
【0146】
前述したように、一実施形態において、プロセッサは、特定運転士の運転士IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、第3運転士管理インタフェースを表示することができる。本開示において、第3運転士管理インタフェースは、特定運転士に関する詳細情報を確認できるインタフェースを示し得る。
【0147】
図10は一実施形態による第3運転士管理インタフェースを説明するための例示図である。
【0148】
図10を参照すると、第3運転士管理インタフェース1000は、第4-1領域1010、第4-2領域1020及び第4-3領域1030を含み得る。
【0149】
一実施形態において、第3運転士管理インタフェース1000に含まれ得る第4-1領域1010は、特定運転士の勤務設定データを表示し、勤務設定データを修正又は削除できるように構成されてもよい。本実施形態において、勤務設定データは、
図9を参照して前述した勤務設定データに対応するものであり得る。よって、
図9を参照して詳細に説明した勤務設定データに関する実施形態は、第3運転士管理インタフェース1000により勤務設定データを修正又は削除する過程にも同様に適用することができる。
【0150】
一実施形態において、第3運転士管理インタフェース1000に含まれ得る第4-2領域1020は、特定運転士の運行履歴、勤務履歴及び運転士状態履歴を表示するように構成されてもよい。第4-2領域1020に含まれ得る特定運転士の運行履歴、勤務履歴及び運転士状態履歴は、リアルタイムで更新することができる。
【0151】
一実施形態において、運行履歴は、特定運転士が車両を運行した履歴に関するデータを示し得る。一実施形態において、運行履歴は、デマンド型交通システムに含まれるデマンド型車両の運行によって自動でサーバに記録されるデータであり得る。他の実施形態において、運行履歴は、デマンド型車両を運行する運転士がデマンド型車両の運行を開始又は終了することによって手動で入力してサーバに記録されるデータであり得る。
【0152】
一実施形態において、勤務履歴は、特定運転士が勤務した履歴に関するデータを示し得る。一実施形態において、勤務履歴は、勤務日、出勤時間、退勤時間、休憩時間、車両運行時間などを含み得る。一実施形態において、出勤時間又は退勤時間は、特定運転士が勤務地で出勤入力又は退勤入力を行った時間であり得る。他の実施形態において、出勤時間又は退勤時間は、特定運転士が勤務日に最初に運行を開始した時間又は最後に運行を終了した時間であり得、その場合、出勤時間又は退勤時間は、デマンド型車両の運行によって自動でサーバに記録され得る。一実施形態において、勤務履歴は、後述する特定運転士に対する自動管理機能のために基礎となるデータとなり得る。
【0153】
一実施形態において、運転士状態履歴は、特定運転士の加入履歴、運行許可履歴、警告履歴、停止履歴、脱退履歴などに関するデータを示し得る。一実施形態において、運転士状態履歴は、後述する脱退処理又は停止管理機能のために基礎となるデータであり得る。一実施形態において、運転士状態履歴は、ユーザが第2運転士管理インタフェース900により所属運転士を登録することによって又は第3運転士管理インタフェース1000により後述する脱退処理又は停止管理機能を用いることによって自動でサーバに記録されるデータであり得る。
【0154】
一実施形態において、第3運転士管理インタフェース1000に含まれ得る第4-3領域1030は、特定運転士に関するデータを修正するか、特定運転士に対して脱退処理又は停止管理を行うことができるように構成されてもよい。
【0155】
一実施形態において、第4-3領域1030は、ユーザが相互作用できるオブジェクトを含み得る。一実施形態において、第4-3領域1030に含まれる1つ以上のオブジェクトは、特定運転士に関するデータを修正するためのオブジェクト、特定運転士に対して脱退処理を行うためのオブジェクト、又は特定運転士に対して停止管理を行うためのオブジェクトを含み得る。
【0156】
一実施形態において、第3運転士管理インタフェース1000を用いるユーザは、第4-3領域1030に含まれる特定運転士に関するデータを修正するためのオブジェクトと相互作用することができ、プロセッサは、特定運転士に関するデータを修正するためのオブジェクトとの相互作用を受信したことに応答して、特定運転士に関するデータを修正するためのインタフェースを表示することができる。一実施形態において、第3運転士管理インタフェース1000を用いるユーザは、表示されたインタフェースにより、特定運転士に関するデータに対する修正信号を入力することができる。一実施形態において、プロセッサは、ユーザのデータ修正入力に応答して、データベースに含まれる特定運転士に関するデータを修正することができる。
【0157】
一実施形態において、プロセッサは、第4-3領域1030に含まれるオブジェクトと相互作用して送信された脱退処理要求信号を受信したことに応答して、特定運転士を脱退処理するためのインタフェースを表示し、脱退事由に関する入力を受信することができる。
【0158】
具体的には、一実施形態において、第3運転士管理インタフェース1000を用いるユーザは、第4-3領域1030に含まれる特定運転士に対して脱退処理を行うためのオブジェクトと相互作用することができ、プロセッサは、特定運転士に対して脱退処理を行うためのオブジェクトとの相互作用を受信したことに応答して、特定運転士に対して脱退処理を行うためのインタフェースを表示することができる。
【0159】
一実施形態において、特定運転士に対して脱退処理を行うためのインタフェースは、脱退事由を入力できるインタフェースを含み得る。一実施形態において、特定運転士に対して脱退処理を行おうとするユーザは、インタフェースにより脱退事由を入力することができる。一実施形態において、脱退事由は、所定の複数の脱退事由から1つを選択して入力されるものであり得る。一実施形態において、プロセッサは、脱退事由が入力されることに応答して、脱退事由に関する入力を受信し、データベースに保存することができる。一実施形態において、プロセッサは、脱退事由に関する入力を受信したことに応答して、データベースから特定運転士に関するデータを削除することができる。他の実施形態において、プロセッサは、脱退事由に関する入力を受信したことに応答して、特定運転士に関するデータを一時保存用データベースに移動させ、所定の時間(例えば、3日、5日、2週間など)が経過すると、自動で一時保存用データベースから削除されるようにすることができる。
【0160】
一実施形態において、プロセッサは、第4-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用して送信された停止管理要求信号を受信したことに応答して、特定運転士が停止状態である場合、特定運転士に対する停止解除インタフェースを表示し、特定運転士が停止状態でない場合、特定運転士に対する停止登録インタフェースを表示することができる。一実施形態において、プロセッサが停止登録インタフェースを表示することは、特定運転士に関するデータを表示し、停止期間及び停止事由の入力を受信することを含み得る。
【0161】
具体的には、一実施形態において、第3運転士管理インタフェース1000を用いるユーザは、第4-3領域1030に含まれる特定運転士に対して停止管理を行うためのオブジェクトと相互作用することができ、プロセッサは、特定運転士に対して停止管理を行うためのオブジェクトとの相互作用を受信したことに応答して、特定運転士に対して停止管理を行うためのインタフェースを表示することができる。
【0162】
一実施形態において、特定運転士が停止状態である場合、プロセッサが表示する停止管理を行うためのインタフェースは、停止解除インタフェースであり得る。一実施形態において、停止解除処理を行おうとするユーザは、停止解除インタフェースに含まれるオブジェクトと相互作用して停止解除信号を入力することができる。一実施形態において、プロセッサは、停止解除信号の入力を受信したことに応答して、データベースにおいて特定運転士の運転士状態履歴を変更することができる。
【0163】
一実施形態において、特定運転士が停止状態でない場合、プロセッサが表示する停止管理を行うためのインタフェースは、停止登録インタフェースであり得る。一実施形態において、プロセッサが表示する停止登録インタフェースは、特定運転士に関するデータが表示される領域、停止期間を入力できる領域、及び停止事由を入力できる領域を含み得る。例えば、停止登録インタフェースに表示される特定運転士に関するデータは、運転士名、運転士ID、連絡先などであり得、そのような再確認プロセスにより誤った停止処理を防止することができる。一実施形態において、特定運転士に対して停止登録を行おうとするユーザは、停止登録インタフェースにより、停止期間及び停止事由を入力することができ、プロセッサは、停止期間及び停止事由の入力を受信したことに応答して、データベースにおいて特定運転士に関するデータを修正し、運転士状態履歴を変更することができる。
【0164】
前述したように、第1運転士管理インタフェース800を用いるユーザは、第3-1領域810に羅列された1つ以上の所属運転士のうちの特定運転士の運転士IDを示すオブジェクトと相互作用することができる。一実施形態において、プロセッサは、特定運転士の運転士IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、特定運転士に対する自動管理機能を実行することができる。
【0165】
一実施形態において、自動管理機能は、特定運転士に関するデータに基づいて特定運転士をグループに分類し、特定運転士が分類されたグループに基づいて通知を提供する機能を示し得る。
【0166】
一実施形態において、プロセッサは、特定運転士に関するデータ、具体的には、勤務設定データ、運行履歴及び勤務履歴に基づいて、非正常勤務履歴を決定することができる。
【0167】
本開示において、非正常勤務履歴は、特定運転士が規定に従って業務を行っているか否かを示す尺度であって、非正常勤務履歴を表すには任意の適切な方式を適用することができる。例えば、非正常勤務履歴は、0以上の正の整数で表すことができる。例えば、特定運転士の出勤遅刻回数が所定の値に達すると、非正常勤務履歴が1だけ増加するようにしてもよい。例えば、特定運転士が勤務設定データに設定された休憩時間を超えて休憩する時間の累積値が所定の値に達すると、非正常勤務履歴が1だけ増加するようにしてもよい。例えば、特定運転士の配車拒否回数が所定の値に達すると、非正常勤務履歴が1だけ増加するようにしてもよい。例えば、運転士の出勤遅刻、超過休憩、配車拒否などの非正常勤務事件にそれぞれポイントを付与し、非正常勤務事件が発生すると、運転士の非正常勤務ポイントを積み立て、特定運転士の非正常勤務ポイントが所定の値に達すると、非正常勤務履歴が1だけ増加するようにしてもよい。
【0168】
一実施形態において、プロセッサは、特定運転士に対して決定された非正常勤務履歴に基づいて、特定運転士をグループに分類することができる。例えば、特定運転士は、特定運転士の非正常勤務履歴の値によって、正常グループ、警告グループ及び停止グループのいずれか1つのグループに分類することができる。本開示において、正常グループは非正常勤務がないか良好な状態を、警告グループは非正常勤務がある程度累積して管理が必要な状態を、停止グループは非正常勤務が十分に累積して停止処理が必要な状態を示し得る。
【0169】
一実施形態において、プロセッサは、特定運転士が警告グループに分類されることに応答して、警告メッセージを表示し、特定運転士が停止グループに分類され、特定運転士の現在状態が停止状態でないことに応答して、停止メッセージを表示することができる。
【0170】
具体的には、一実施形態において、プロセッサは、特定運転士が警告グループに分類されることに応答して、警告メッセージを表示することができる。例えば、警告メッセージは、「停止になる危険があります」、「運転士管理が必要です」など、表示された警告メッセージを確認するユーザに運転士に対する管理の必要性を知らせるための文句を含み得る。
【0171】
一実施形態において、プロセッサは、特定運転士が停止グループに分類され、特定運転士の現在状態が停止状態でないことに応答して、停止メッセージを表示することができる。例えば、停止メッセージは、「停止処理が必要です」、「停止処理事由があります」など、表示された停止メッセージを確認するユーザに運転士に対する停止処理の必要性を知らせるための文句を含み得る。他の実施形態において、プロセッサは、停止メッセージを表示する代わりに、特定運転士の現在状態を停止状態に変更することができる。
【0172】
一実施形態において、プロセッサは、特定運転士に対する停止登録インタフェースを表示することにより、停止メッセージを表示することができる。停止登録インタフェースは、前述した停止登録インタフェースと同じであってもよく、よって、前述した停止登録インタフェースに関する実施形態を同様に適用することができる。
【0173】
つまり、プロセッサが停止メッセージを表示することは、特定運転士に対する停止登録インタフェースを表示することを含み、停止登録インタフェースを表示することは、特定運転士に関するデータを表示し、停止期間及び停止事由の入力を受信することを含み得る。
【0174】
前述した自動管理機能に関する実施形態は、プロセッサが特定運転士の運転士IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、第3運転士管理インタフェース1000を表示する前に又は表示すると同時に行うことができる。例えば、プロセッサは、第3運転士管理インタフェース1000を表示し、ポップアップの形で停止登録インタフェースを表示することができる。
【0175】
前述した所属運転士管理インタフェースに含まれるインタフェース、例えば第1運転士管理インタフェース、第2運転士管理インタフェース又は第3運転士管理インタフェース間のインタフェース表示切替は、任意の適切な方式で行うことができる。例えば、第1運転士管理インタフェースを表示中に第3-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、第2運転士管理インタフェースを表示する場合、第2運転士管理インタフェースは、第1運転士管理インタフェースを背景としてポップアップ形式で表示されてもよく、第1運転士管理インタフェースから完全に切り替えられて表示されてもよい。
【0176】
本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、各領域又はインタフェースの名称に付加された要素(例えば、第1-1領域、第1法人管理インタフェースなど)は説明の便宜上付加されたものであることを容易に理解できるであろう。
【0177】
前述した車両運行法人管理インタフェースと車両運行法人所属運転士管理インタフェースとは、インタフェース提供装置がインタフェースを構成する方式によって相互連携及び切り替えが行われる方式で提供することができる。例えば、第1法人管理インタフェースは、インタフェースのユーザが相互作用できる所定のオブジェクトを含み得、プロセッサは、ユーザが所定のオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、第1運転士管理インタフェースを含む所属運転士管理インタフェースを提供することができる。それに対して、第1運転士管理インタフェースは、インタフェースのユーザが相互作用できる所定のオブジェクトを含み得、プロセッサは、ユーザが所定のオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、第1法人管理インタフェースを含む法人管理インタフェースを提供することができる。
【0178】
デマンド型交通システムに含まれるユーザ端末は、インタフェース提供装置に含まれるプロセッサにより行われ得る前述した本開示の様々な実施形態によるインタフェースを受信し、ユーザがインタフェース又はインタフェースに含まれるオブジェクトと相互作用できるようにすることができる。
【0179】
図11は一実施形態による車両運行法人管理インタフェースを提供する方法のフローチャートである。
【0180】
図11に示す車両運行法人管理インタフェースを提供する方法は前述した実施形態に関連するものであるので、以下で省略された内容であるとしても、前述した内容は
図11の方法にも適用することができる。
【0181】
図11に示す動作は、前述したインタフェース提供装置により実行することができる。具体的には、
図11に示す動作は、前述したインタフェース提供装置に含まれるプロセッサにより実行することができる。
【0182】
ステップ1110において、プロセッサは、1つ以上の登録法人に関するデータが羅列されるように構成される第1-1領域、第1-1領域に羅列される1つ以上の登録法人に関する条件を設定するように構成される第1-2領域、及びデータベースに登録法人に関するデータを追加できるように構成される第1-3領域を含む第1法人管理インタフェースを表示することができる。
【0183】
ステップ1120において、プロセッサは、第1-2領域に含まれるオブジェクトと相互作用して法人羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、複数の登録法人に関するデータから法人羅列条件を満たす1つ以上の登録法人に関するデータを選別し、選別された1つ以上の登録法人に関するデータが第1-1領域に羅列されるように表示することができる。
【0184】
ステップ1130において、プロセッサは、第1-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、データベースに登録法人を追加するための第2法人管理インタフェースを表示することができる。
【0185】
一実施形態において、プロセッサは、運行提供地域及び車種商品を含む登録法人に関するデータを入力できるインタフェースを表示し、運行提供地域に対する入力を受信したことに応答して、入力された運行提供地域で提供可能な1つ以上の車種商品を決定し、決定された1つ以上の車種商品から1つを選択できるように、決定された1つ以上の車種商品を表示することにより、第2法人管理インタフェースを表示することができる。
【0186】
一実施形態において、プロセッサは、ステップ1130の後、第1-1領域に羅列される1つ以上の登録法人のうちの特定法人の法人IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、特定法人に関するデータを表示し、特定法人に関するデータを修正又は削除できるように構成される第2-1領域、特定法人に所属する1つ以上の所属運転士に関するデータが羅列されるように構成される第2-2領域、及び第2-2領域に羅列される1つ以上の所属運転士に関する条件を設定するように構成される第2-3領域を含む第3法人管理インタフェースを表示し、第2-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用して運転士羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、データベースから運転士羅列条件を満たす1つ以上の所属運転士に関するデータをロードし、ロードされた1つ以上の所属運転士に関するデータが第2-2領域に羅列されるように表示することができる。
【0187】
図12は一実施形態による車両運行法人所属運転士管理インタフェースを提供する方法のフローチャートである。
【0188】
図12に示す車両運行法人所属運転士管理インタフェースを提供する方法は前述した実施形態に関連するものであるので、以下で省略された内容であるとしても、前述した内容は
図12の方法にも適用することができる。
【0189】
図12に示す動作は、前述したインタフェース提供装置により実行することができる。具体的には、
図12に示す動作は、前述したインタフェース提供装置に含まれるプロセッサにより行うことができる。
【0190】
ステップ1210において、プロセッサは、法人に所属する1つ以上の所属運転士に関するデータが羅列されるように構成される第3-1領域、第3-1領域に羅列される1つ以上の所属運転士に関する条件を設定するように構成される第3-2領域、及びデータベースに所属運転士に関するデータを追加できるように構成される第3-3領域を含む第1運転士管理インタフェースを表示することができる。
【0191】
ステップ1220において、プロセッサは、第3-2領域に含まれるオブジェクトと相互作用して運転士羅列条件を設定する入力を受信したことに応答して、複数の所属運転士に関するデータから運転士羅列条件を満たす1つ以上の所属運転士に関するデータを選別し、選別された1つ以上の所属運転士に関するデータが第3-1領域に羅列されるように表示することができる。
【0192】
ステップ1230において、プロセッサは、第3-3領域に含まれるオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、データベースに所属運転士を追加するための第2運転士管理インタフェースを表示することができる。
【0193】
一実施形態において、プロセッサは、運転士情報、免許情報及び勤務日程を含む所属運転士に関するデータを入力できるインタフェースを表示することにより、第2運転士管理インタフェースを表示し、ステップ1230の後、所属運転士に関するデータの入力を受信することができる。
【0194】
一実施形態において、プロセッサは、所属運転士の勤務設定データを入力できるインタフェースを表示することにより、第2運転士管理インタフェースを表示し、ステップ1230の後、勤務設定データに含まれる総勤務時間及び総休憩時間の入力を受信し、勤務設定データに含まれる1つ以上の詳細勤務計画及び1つ以上の詳細休憩計画の入力を受信し、1つ以上の詳細勤務計画に含まれる勤務時間の合計が総勤務時間と同じであるかを検証し、1つ以上の詳細休憩計画に含まれる休憩時間の合計が総休憩時間と同じであるかを検証することができる。
【0195】
一実施形態において、プロセッサは、ステップ1230の後、第3-1領域に羅列される1つ以上の所属運転士のうちの特定運転士の運転士IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、特定運転士の勤務設定データを表示し、勤務設定データを修正又は削除できるように構成される第4-1領域、特定運転士の運行履歴、勤務履歴及び運転士状態履歴を表示するように構成される第4-2領域、及び特定運転士に関するデータを修正するか、特定運転士に対して脱退処理又は停止管理を行うことができるように構成される第4-3領域を含む第3運転士管理インタフェースを表示することができる。
【0196】
一実施形態において、プロセッサは、ステップ1230の後、第3-1領域に羅列される1つ以上の所属運転士のうちの特定運転士の運転士IDを示すオブジェクトと相互作用する入力を受信したことに応答して、特定運転士に関するデータに含まれる勤務設定データ、運行履歴及び勤務履歴に基づいて、特定運転士の非正常勤務履歴を決定し、非正常勤務履歴に基づいて、特定運転士を正常グループ、警告グループ及び停止グループのいずれか1つのグループに分類することができる。
【0197】
図13は一実施形態によるインタフェースを提供する装置のブロック図である。
【0198】
図13を参照すると、インタフェースを提供する装置1300は、通信部1310、プロセッサ1320及びDB1330を含み得る。
図13のインタフェースを提供する装置1300には、実施形態に関連する構成要素のみ示されている。よって、
図13に示す構成要素に加えて他の汎用の構成要素をさらに含み得ることは、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば理解するであろう。
【0199】
通信部1310は、外部サーバ又は外部装置との有線/無線通信を可能にする1つ以上の構成要素を含み得る。例えば、通信部1310は、近距離通信部(図示せず)、移動通信部(図示せず)及び放送受信部(図示せず)の少なくとも1つを含み得る。
【0200】
DB1330は、インタフェースを提供する装置1300内で処理される各種データを保存するハードウェアであって、プロセッサ1320の処理及び制御のためのプログラムを保存することができる。DB1330は、決済情報、ユーザ情報などを保存することができる。
【0201】
DB1330は、DRAM(dynamic random access memory)、SRAM(static random access memory)などのRAM(random access memory)、ROM(read-only memory)、EEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)、CD-ROM、ブルーレイ又は他の光ディスクストレージ、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、又はフラッシュメモリを含み得る。
【0202】
プロセッサ1320は、インタフェースを提供する装置1300の全般的な動作を制御する。例えば、プロセッサ1320は、DB1330に保存されたプログラムを実行することにより、入力部(図示せず)、ディスプレイ(図示せず)、通信部1310、DB1330などを全般的に制御することができる。プロセッサ1320は、DB1330に保存されたプログラムを実行することにより、インタフェースを提供する装置1300の動作を制御することができる。
【0203】
プロセッサ1320は、
図1~
図12において上述したインタフェースを提供する装置1300の動作の少なくとも一部を制御することができる。
【0204】
プロセッサ1320は、ASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、コントローラ(controllers)、マイクロコントローラ(micro-controllers)、マイクロプロセッサ(microprocessors)、その他の機能の実行のための電気ユニットの少なくとも1つを用いて実現することができる。
【0205】
一実施形態において、インタフェースを提供する装置1300は、移動性を有する電子デバイスであり得る。例えば、インタフェースを提供する装置1300は、スマートフォン、タブレットPC、PC、スマートテレビ、PDA(personal digital assistant)、ラップトップ、メディアプレーヤ、ナビゲーション、カメラ付きデバイス、及びその他のモバイル電子デバイスで実現することができる。また、インタフェースを提供する装置1300は、通信機能及びデータ処理機能を備えた時計、メガネ、ヘッドバンド、指輪などのウェアラブルデバイスで実現することができる。
【0206】
他の実施形態において、インタフェースを提供する装置1300は、車両に組み込まれる電子デバイスであり得る。例えば、インタフェースを提供する装置1300は、製造過程後にチューニング(tuning)により車両に挿入される電子デバイスであり得る。
【0207】
さらに他の実施形態において、インタフェースを提供する装置1300は、車両の外部に位置するサーバであり得る。サーバは、ネットワークを介して通信を行って命令、コード、ファイル、コンテンツ、サービスなどを提供するコンピュータ装置又は複数のコンピュータ装置で実現することができる。サーバは、車両に搭載された装置から車両の移動経路を決定するために必要なデータを受信し、受信したデータに基づいて車両の移動経路を決定することができる。
【0208】
さらに他の実施形態において、インタフェースを提供する装置1300で実行されるプロセスは、移動性を有する電子デバイス、車両に組み込まれる電子デバイス、及び車両の外部に位置するサーバの少なくとも一部により実行することができる。
【0209】
本発明による実施形態は、コンピュータ上で様々な構成要素により実行できるコンピュータプログラムの形態で実現することができ、このようなコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能な媒体に記録することができる。ここで、媒体には、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気テープなどの磁気媒体、CD-ROM、DVDなどの光記録媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)などの光磁気記録媒体(magneto-optical medium)、ROM、RAM、フラッシュメモリなどのプログラム命令を記憶して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。
【0210】
一方、前記コンピュータプログラムは、本発明のために特別に設計及び構成されたものであってもよく、コンピュータソフトウェア分野の当業者に公知されて使用可能なものであってもよい。コンピュータプログラムの例には、コンパイラにより生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータにより実行される高級言語コードも含まれる。
【0211】
一実施形態によれば、本開示の様々な実施形態による方法は、コンピュータプログラム製品(computer program product)に含まれて提供されるようにしてもよい。コンピュータプログラム製品は、商品として販売者と購入者との間で取引されるようにしてもよい。コンピュータプログラム製品は、機器で読み取り可能な記憶媒体(例えば、compact disc read only memory(CD-ROM))の形態で配布されるか、又はアプリケーションストア(例えば、プレイストアTM)を介して、もしくは2つのユーザ装置間で直接、オンラインで配布(例えば、ダウンロード又はアップロード)されるようにしてもよい。オンライン配布の場合、コンピュータプログラム製品の少なくとも一部は、メーカーのサーバ、アプリケーションストアのサーバ、又は中継サーバのメモリなどの機器で読み取り可能な記憶媒体に少なくとも一時的に記憶されるか、一時的に生成されるようにしてもよい。
【0212】
本発明による方法を構成するステップに関して、明白な順序の記載又はそれに反する記載がなければ、上記ステップは適切な順序で行うことができる。本発明は、必ずしも上記ステップの記載順序に限定されるものではない。本発明における全ての例又は例示的な用語(例えば、など)の使用は、単に本発明を詳細に説明するためのものであり、特許請求の範囲により限定されない限り、上記例又は例示的な用語により本発明の範囲が限定されるわけではない。また、当業者は、様々な修正、組み合わせ及び変更が加えられた特許請求の範囲又はその均等物の範疇内で設計条件及び要因に応じて構成できることを理解するであろう。
【0213】
よって、本発明の思想は、上述した実施形態に限定されて定められてはならず、添付の特許請求の範囲だけでなく、その特許請求の範囲と均等な又はそれから等価的に変更された全ての範囲は、本発明の思想の範疇に属するといえる。