(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-05
(45)【発行日】2024-08-14
(54)【発明の名称】カード作成システム、カード作成装置、カード作成方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
H04L 51/07 20220101AFI20240806BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20240806BHJP
G06F 16/53 20190101ALI20240806BHJP
【FI】
H04L51/07
G06Q50/10
G06F16/53
(21)【出願番号】P 2020160859
(22)【出願日】2020-09-25
【審査請求日】2023-07-27
(73)【特許権者】
【識別番号】000002897
【氏名又は名称】大日本印刷株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100096091
【氏名又は名称】井上 誠一
(72)【発明者】
【氏名】古井 皓大
【審査官】小林 義晴
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-040865(JP,A)
【文献】特開2001-306465(JP,A)
【文献】タナカ ヒロシ,Canva デザインブック 初版,第1版,株式会社工学社,2017年10月20日,pp.1-95
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 51/00
G06Q 50/10
G06F 16/53
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続されたカード作成システムであって、
前記サーバは、
各ユーザのプロフィール情報を登録するユーザ情報管理手段と、
カードを作成するカード作成手段と、
前記ユーザ端末からアップロードされた画像を記憶する記憶手段と、
前記ユーザ端末により指定されたユーザである指定ユーザのプロフィール情報に登録されている顔画像を取得する顔画像取得手段と、
前記カード作成手段において前記ユーザ端末のユーザが前記指定ユーザに対するカードを作成する際に、前記顔画像取得手段により取得した顔画像に基づいて前記記憶手段に記憶されている画像を選別する画像選別手段と、
前記カード作成手段により作成されたカードを出力する出力手段と、
を備え
、
前記サーバは、前記指定ユーザに対して前記画像選別手段が顔画像を使用するための許可を要求する許可要求手段を更に備える
ことを特徴とするカード作成システム。
【請求項2】
前記カードはバースデーカードであ
ることを特徴とする請求項1に記載のカード作成システム。
【請求項3】
前記カード作成手段は、前記ユーザ端末によるカードの編集を受け付けることを特徴とする請求項1
または請求項
2に記載のカード作成システム。
【請求項4】
前記出力手段は、前記カード作成手段により作成されたカードを前記指定ユーザに送信することを特徴とする請求項1から請求項
3のいずれかに記載のカード作成システム。
【請求項5】
前記出力手段は、前記カード作成手段により作成されたカードを印刷出力可能な形式で前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項1から請求項
3のいずれかに記載のカード作成システム。
【請求項6】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたカード作成装置であって、
各ユーザのプロフィール情報を登録するユーザ情報管理手段と、
カードを作成するカード作成手段と、
前記ユーザ端末からアップロードされた画像を記憶する記憶手段と、
前記ユーザ端末により指定されたユーザである指定ユーザのプロフィール情報に登録されている顔画像を取得する顔画像取得手段と、
前記カード作成手段において前記ユーザ端末のユーザが前記指定ユーザに対するカードを作成する際に、前記顔画像取得手段により取得した顔画像に基づいて前記記憶手段に記憶されている画像を選別する画像選別手段と、
前記カード作成手段により作成されたカードを出力する出力手段と、
を備え
、
前記カード作成装置は、前記指定ユーザに対して前記画像選別手段が顔画像を使用するための許可を要求する許可要求手段を更に備える
ことを特徴とするカード作成装置。
【請求項7】
ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続されたカード作成システムにおけるカード作成方法であって、
前記サーバが、
各ユーザのプロフィール情報を登録するステップと、
カードを作成するステップと、
前記ユーザ端末からアップロードされた画像を記憶部に記憶するステップと、
前記ユーザ端末により指定されたユーザである指定ユーザのプロフィール情報に登録されている顔画像を取得するステップと、
前記カードを作成するステップにおいて前記ユーザ端末のユーザが前記指定ユーザに対するカードを作成する際に、前記顔画像に基づいて前記記憶部に記憶されている画像を選別するステップと、
作成されたカードを出力するステップと、
を含
み、
前記サーバが、前記指定ユーザに対して前記画像を選別するステップにおいて顔画像を使用するための許可を要求するステップを更に含む
ことを特徴とするカード作成方法。
【請求項8】
ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、
各ユーザのプロフィール情報を登録するユーザ情報管理手段、
カードを作成するカード作成手段、
前記ユーザ端末からアップロードされた画像を記憶する記憶手段、
前記ユーザ端末により指定されたユーザである指定ユーザのプロフィール情報として登録されている顔画像を取得する顔画像取得手段、
前記カード作成手段において前記ユーザ端末のユーザが前記指定ユーザに対するカードを作成する際に、前記顔画像取得手段により取得した顔画像に基づいて前記記憶手段に記憶されている画像を選別する画像選別手段、
前記カード作成手段により作成されたカードを出力する出力手段、
として機能させるためのプログラム
であって、
前記コンピュータを、前記指定ユーザに対して前記画像選別手段が顔画像を使用するための許可を要求する許可要求手段として更に機能させる
ことを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カード作成システム、カード作成装置、カード作成方法、及びプログラムに関し、詳細には、誕生日等に友人に送るカードの作成に関する。
【背景技術】
【0002】
スマートフォン等のカメラ付き電子機器が普及し、ユーザが気軽に写真を撮影し、撮影画像を活用する機会が増えている。また、SNS(Social Networking Service)が普及し、ユーザ間でメッセージを交換したり、撮影した画像やコメント等の投稿、閲覧が行われている。
【0003】
SNSでは、ユーザのプロフィール情報がサーバに登録され、その一部は他のユーザに公開される。例えば、誕生日をプロフィール情報に追加し、公開を許可すると、誕生日が他のユーザに通知されるサービスがある。他のユーザは通知によってユーザの誕生日を把握し、バースデーカードを送信して誕生日を祝うことができる。例えば非特許文献1には、誕生日に近い友人の一覧をユーザの端末に表示し、一覧から選択された友人に対し、バースデーカードを作成して送信する機能について開示されている。ユーザはいくつかのデザインから好きなカードを選択し、メッセージやエフェクト等を追加して、オリジナルのバースデーカードを作成することができるというものである。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【文献】“誕生日機能を利用する”、[online]、令和2年9月7日検索]、インターネット、<URL: https://guide.line.me/ja/services/birthday.html/>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のバースデーカードを作成する際、テキストのみならず画像を追加することで、より魅力的なカードを作成できる。しかしながら、端末に記憶されている膨大な数の画像の中から最適な画像を選ぶ作業には時間がかかるため、カード作成が困難なものとなってしまう。
【0006】
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、多数の画像の中から特定の画像を探す手間を省き、簡単に画像付きのグリーティングカードを作成することが可能なカード作成システム等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した課題を解決するための第1の発明は、ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続されたカード作成システムであって、前記サーバは、各ユーザのプロフィール情報を登録するユーザ情報管理手段と、カードを作成するカード作成手段と、前記ユーザ端末からアップロードされた画像を記憶する記憶手段と、前記ユーザ端末により指定されたユーザである指定ユーザのプロフィール情報に登録されている顔画像を取得する顔画像取得手段と、前記カード作成手段において前記ユーザ端末のユーザが前記指定ユーザに対するカードを作成する際に、前記顔画像取得手段により取得した顔画像に基づいて前記記憶手段に記憶されている画像を選別する画像選別手段と、前記カード作成手段により作成されたカードを出力する出力手段と、を備え、前記サーバは、前記指定ユーザに対して前記画像選別手段が顔画像を使用するための許可を要求する許可要求手段を更に備えることを特徴とするカード作成システムである。
【0008】
第1の発明のカード作成システムによれば、ユーザ端末のユーザが指定ユーザに対するカードを作成する際に、プロフィール情報に登録されている指定ユーザの顔画像に基づいてユーザ端末からアップロードされた画像を選別することができる。これにより、友人が写っている画像が選別された画面をユーザ端末に提示してカードの作成を支援できるため、ユーザは多数の画像の中から友人が写っている画像を探す必要なく、簡単に友人が写っている画像をカードに使用することができる。また、サーバが指定ユーザの画像を使用したカードを自動生成することが可能となる。また、サーバは指定ユーザから個人情報である顔画像の使用許可を得た上で画像選別に使用することができる。
【0009】
第1の発明において、前記カードはバースデーカードであることが望ましい。
【0011】
また、前記カード作成手段は、前記ユーザ端末によるカードの編集を受け付けることが望ましい。これにより、ユーザは様々な表現で魅力的なカードを作成することができる。
【0012】
前記出力手段は、前記カード作成手段により作成されたカードを前記指定ユーザに送信する。或いは、前記出力手段は、前記カード作成手段により作成されたカードを印刷出力可能な形式で前記ユーザ端末に送信する。これにより、作成されたカードをデータ送信することも可能であるし、印刷して実物のカードを友人に贈ることができる。
【0013】
第2の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたカード作成装置であって、各ユーザのプロフィール情報を登録するユーザ情報管理手段と、カードを作成するカード作成手段と、前記ユーザ端末からアップロードされた画像を記憶する記憶手段と、前記ユーザ端末により指定されたユーザである指定ユーザのプロフィール情報に登録されている顔画像を取得する顔画像取得手段と、前記カード作成手段において前記ユーザ端末のユーザが前記指定ユーザに対するカードを作成する際に、前記顔画像取得手段により取得した顔画像に基づいて前記記憶手段に記憶されている画像を選別する画像選別手段と、前記カード作成手段により作成されたカードを出力する出力手段と、を備え、前記カード作成装置は、前記指定ユーザに対して前記画像選別手段が顔画像を使用するための許可を要求する許可要求手段を更に備えることを特徴とするカード作成装置である。
【0014】
第2の発明により、第1の発明のカード作成システムにおけるサーバの機能を有するカード作成装置を提供できる。
【0015】
第3の発明は、ユーザ端末とサーバとがネットワークを介して通信接続されたカード作成システムにおけるカード作成方法であって、前記サーバが、各ユーザのプロフィール情報を登録するステップと、カードを作成するステップと、前記ユーザ端末からアップロードされた画像を記憶部に記憶するステップと、前記ユーザ端末により指定されたユーザである指定ユーザのプロフィール情報に登録されている顔画像を取得するステップと、前記カードを作成するステップにおいて前記ユーザ端末のユーザが前記指定ユーザに対するカードを作成する際に、前記顔画像に基づいて前記記憶部に記憶されている画像を選別するステップと、作成されたカードを出力するステップと、を含み、前記サーバが、前記指定ユーザに対して前記画像を選別するステップにおいて顔画像を使用するための許可を要求するステップを更に含むことを特徴とするカード作成方法である。
【0016】
第3の発明のカード作成方法によれば、ユーザ端末のユーザが指定ユーザに対するカードを作成する際に、プロフィール情報に登録されている指定ユーザの顔画像に基づいてユーザ端末からアップロードされた画像を選別することができる。これにより、友人が写っている画像が選別された画面をユーザ端末に提示してカードの作成を支援できるため、ユーザは多数の画像の中から友人が写っている画像を探す必要なく、簡単に友人が写っている画像をカードに使用することができる。また、サーバが指定ユーザの画像を使用したカードを自動生成することが可能となる。また、サーバは指定ユーザから個人情報である顔画像の使用許可を得た上で画像選別に使用することができる。
【0017】
第4の発明は、ユーザ端末とネットワークを介して通信接続されたコンピュータを、各ユーザのプロフィール情報を登録するユーザ情報管理手段、カードを作成するカード作成手段、前記ユーザ端末からアップロードされた画像を記憶する記憶手段、前記ユーザ端末により指定されたユーザである指定ユーザのプロフィール情報として登録されている顔画像を取得する顔画像取得手段、前記カード作成手段において前記ユーザ端末のユーザが前記指定ユーザに対するカードを作成する際に、前記顔画像取得手段により取得した顔画像に基づいて前記記憶手段に記憶されている画像を選別する画像選別手段、前記カード作成手段により作成されたカードを出力する出力手段、として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを、前記指定ユーザに対して前記画像選別手段が顔画像を使用するための許可を要求する許可要求手段として更に機能させることを特徴とするプログラムである。
【0018】
第4の発明により、コンピュータを第1の発明のカード作成システムにおけるサーバ、または第2の発明のカード作成装置として機能させることが可能となる。
【発明の効果】
【0019】
本発明により、多数の画像の中から友人が写っている画像を探す手間を省き、簡単に画像付きのグリーティングカードを作成することが可能なカード作成システム等を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本発明に係るカード作成システム1のシステム構成を示すブロック図
【
図2】カード作成システム1の機能構成を示すブロック図
【
図4】ユーザ端末5のハードウェア構成の例を示す図
【
図5】画像データベース321のデータ構成を示す図
【
図6】プロフィール情報322のデータ構成を示す図
【
図8】カード作成システム1においてユーザ端末5が実行する処理の流れを示すフローチャート
【
図9】(a)プロフィール画面41の例、(b)登録された友人一覧43の表示例
【
図11】誕生日通知処理の流れを示すフローチャート
【
図12】ユーザ端末5における通知の表示例を示す図
【
図13】カード作成処理の手順を示すフローチャート
【
図14】(a)ユーザ端末5Aのアルバム45(記憶部502)に記憶される画像群を示す図(b)画像選別を有効にするか無効にするかの選択画面46の一例を示す図
【
図15】(a)友人の端末5Bに表示される通知画面47の一例を示す図、(b)ユーザ端末5Aのアルバム内の画像が選別された状態を示す図
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
【0022】
図1は本発明に係るカード作成システム1のシステム構成を示す図、
図2はカード作成システム1の機能構成を示すブロック図である。
【0023】
図1に示すように、カード作成システム1は、サーバ3と複数のユーザ端末5、5、5、…とがネットワーク7を介して通信接続されて構成される。
【0024】
サーバ3は、SNS(Social Networking Service)のサーバであり、当該SNSの利用者の端末であるユーザ端末5から投稿(送信)されたコメントや画像等を他の利用者のユーザ端末5に公開したり、ユーザ間のメッセージの送受信を管理するコンピュータである。なお、
図1ではサーバ3は1つのコンピュータで構成される様子を示しているが、サーバ3は複数のコンピュータで構成してもよい。例えば、画像データベース321をサーバ3とは別のサーバに設ける構成としてもよい。
【0025】
本発明においてサーバ3は、ユーザ端末5からの要求に従って他の利用者に送るカード(バースデーカード、メッセージカード、グリーティングカード等。以下、カードという。)を作成するサービスを提供する。
図2に示すように、サーバ3は、ユーザ情報管理部30、受信部31、記憶部302、カード作成部33、顔画像取得部34、画像選別部35、出力部36等を備える。
【0026】
サーバ3のユーザ情報管理部30は、SNS(カード作成システム1)の利用者に関する情報を管理する処理を行う。ユーザ情報管理部30は、例えば、プロフィール情報登録処理や友人登録処理を行う。これらの各処理については後述する。
受信部31は、ユーザ端末5から送信されるデータを受信する。例えば、投稿データ、画像、プロフィール情報、友人登録要求や友人登録に必要なデータ、カード作成要求やカードの作成に必要なデータ等を受信する。
【0027】
記憶部302には、画像データベース321、プロフィール情報322、友人登録情報323等が記憶される。画像データベース321は、ユーザ端末5からアップロードされた画像を記憶・管理するデータベースであり、アップロード画像が各ユーザのユーザIDに紐づけて記憶される。プロフィール情報322は、各ユーザの顔画像、ユーザ名、誕生日等の情報がユーザIDと紐づけて記憶される。友人登録情報323は、各ユーザの友人として登録されたユーザのユーザIDが記憶される。
【0028】
カード作成部33は、ユーザ端末5が他のユーザ端末5に対して送信するカードを作成する処理を行う。カード作成処理については後述する。
【0029】
顔画像取得部34は、ユーザ端末5によりカードの宛先として指定されたユーザ(指定ユーザ)の顔画像を取得する。取得する顔画像は、プロフィール情報322に登録されている顔画像とする。
画像選別部35は、顔画像取得部34により取得した顔画像に基づいて記憶部302の画像データベース321に記憶されているアップロード画像を選別し、選別結果として指定ユーザが写っている画像を抽出する。画像の選別には、任意の顔認識技術及び画像検索技術を用いればよい。なお、顔画像取得部34による顔画像の取得、及び画像選別部35による画像選別は、ユーザ端末5のユーザが指定ユーザに送るカードを作成する際に行われる。
【0030】
出力部36は、カード作成部33により作成されたカードを所定のタイミング(誕生日)で指定ユーザの端末に送信したり、印刷用データとしてユーザ端末5に送信したり、ユーザ端末5に対して各種の通知を送信したりする。
【0031】
図3は、サーバ3のハードウェア構成の例を示す図である。
図3に示すように、サーバ3は、制御部301、記憶部302、及び通信部303をバス309等により接続して構成したコンピュータにより実現できる。但し、これに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
【0032】
制御部301は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成される。CPUは、記憶部302、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス309を介して接続された各装置を駆動制御し、サーバ3が行う処理を実現する。
【0033】
記憶部302は、ハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリ等であり、後述する処理に際し制御部301が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS等が格納される。これらのプログラムコードやデータは、制御部301により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。サーバ3が実行する処理の詳細については後述する。
【0034】
通信部303は、通信制御装置、通信ポート等を有し、サーバ3とネットワーク7との間の通信を媒介する通信インタフェースであり、ネットワーク7を介して、ユーザ端末5や他のコンピュータとの通信制御を行うことが可能である。バス309は、各部間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
【0035】
図1に説明に戻る。
ユーザ端末5は、カード作成システム1(SNS)の利用者が利用する端末であり、サーバ3にネットワーク7を介して通信接続可能な端末である。例えば、スマートフォン、ノート型PC、デスクトップPC、ゲーム機、その他の電子機器である。ユーザ端末5には、カード作成システム1においてカード作成に関する処理を実行するためのアプリケーションプログラム(以下、アプリ)が搭載されるか、或いは、ブラウザによりWebサイトを介してサーバ3にアクセスしてカード作成に関する処理を実行する。ユーザ端末5は、
図2に示すように、記憶部502、画像アップロード部51、友人登録部52、送信部53、カード編集処理部54、受信部55、入力部505、表示部504等を備える。
【0036】
記憶部502は、フラッシュメモリやハードディスクドライブ等であり、後述する処理に際し制御部501が実行するアプリケーションプログラム、プログラム実行に必要なデータ、OS等が格納される。また、ユーザ端末5の記憶部502は、画像等が記憶される。以下の説明において、ユーザ端末5の画像の記憶領域をアルバム45と呼ぶ。
【0037】
画像アップロード部51は、ユーザ端末5のアルバム45(記憶部502の画像記憶領域)に記憶されている画像をサーバ3にアップロードする処理を実行する。
友人登録部52は、カード作成システム1のユーザのうち、ユーザ端末5のユーザが指定したユーザを友人としてサーバ3に登録する処理を実行する。また、友人登録部52は、登録された友人一覧を表示する処理を実行する。
【0038】
カード編集処理部54は、カードの編集画面を表示し、画像やテキストの挿入、レイアウト等の編集処理を行う。
送信部53及び受信部55は、サーバ3との通信を行う通信部503である。送信部53は、画像、プロフィール情報、友人登録要求や友人登録に必要なデータ、カード作成要求やカードの作成に必要なデータ等を送信する。受信部55は、サーバ3からの通知を受信したり、サーバ3の画像選別部35から選別結果を受信してカードの編集画面に反映したり、作成されたカードを受信したりする。
【0039】
図4は、ユーザ端末5の一例であるスマートフォンのハードウェア構成の例を示す図である。
図4に示すように、ユーザ端末5は、制御部501、記憶部502、通信部503、表示部504、入力部505、カメラ506、及び音声処理部507等をバス509により接続して構成したコンピュータにより実現できる。但し、これに限ることなく、適宜様々な構成をとることができる。
【0040】
制御部501、記憶部502、通信部503の機能は上述した制御部301、記憶部302、通信部303と略同様である。なお、ユーザ端末5の記憶部502には後述する処理をユーザ端末5に実行させるためのアプリケーションプログラム(アプリ)が格納される。
【0041】
表示部504は、入力部505を兼ねたタッチパネル付ディスプレイ等により実現される。表示部504は、ユーザの操作・選択に係る各種の画面を表示し、画面上のタッチ操作によるユーザの指示入力等を受付ける。
入力部505は、タッチパネル及び各種のボタン等により構成され、入力された信号を制御部501に入力する。
【0042】
カメラ506は、画像を撮影するカメラであり、例えばCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子により構成される。カメラ506により撮影された画像は、記憶部502のアルバム45に記憶される。
【0043】
音声処理部507は、マイク(音声入力部)、スピーカ(音声出力部)等を備え、マイクから入力された音声を制御部501へ入力する。また、制御部501から出力された音声をスピーカから出力する。
【0044】
ネットワーク7は、LAN(Local Area Network)や、より広域に通信接続されたWAN(Wide Area Network)、またはインターネット等の公衆の通信回線、基地局等を含む。ネットワーク7は有線、無線を問わない。
【0045】
次に、サーバ3の記憶部302に記憶されるデータについて説明する。
図2に示すように、サーバ3の記憶部302には、画像データベース321、プロフィール情報322、友人登録情報323等が記憶される。
【0046】
図5は画像データベース321のデータ構成を示す図である。
図5に示すように、画像データベース321には、カード作成システム1の各利用者のユーザ端末5からアップロードされた画像(以下、アップロード画像という)が記憶される。アップロード画像は、ユーザIDと紐づけられユーザ毎に管理される。
【0047】
図6は、プロフィール情報322のデータ構成を示す図である。プロフィール情報322はカード作成システム1の各利用者に関する情報である。プロフィール情報322には、
図6に示すように、少なくとも利用者の顔画像、ユーザ名、誕生日の情報がユーザIDと紐づけて記憶される。なお、プロフィール情報322は、他のユーザへの公開/非公開を設定できることが望ましい。
【0048】
図7は、友人登録情報323のデータ構成を示す図である。友人登録情報323は、カード作成システム1の各ユーザが登録した友人の情報が記憶される。カード作成システム1では、当該システムユーザが他のユーザを「友人」として登録することができる。
図7に示すように、ユーザID「aabbcc」のユーザの友人として、他のユーザのユーザID(ユーザID「xyzxyz99」、ユーザID「sdfghj01」、ユーザID「zzzzzz30」、…等)が紐づけて登録される。同様に、ユーザID「xyzxyz99」のユーザの友人として、ユーザID「abcabc53」、ユーザID「ertyui55」の利用者、ユーザID「zzzzzz30」の利用者、…等が紐づけて登録される。
【0049】
次に、カード作成システム1において、ユーザ端末5及びサーバ3により実行される処理について説明する。なお、ユーザ端末5の記憶部502には専用のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」という)が格納されており、これにより後述する処理をユーザ端末5によって実行させる。同様に、サーバ3の記憶部302にも専用のアプリケーションプログラムが格納されており、これにより後述する処理をサーバ3が実行する。
【0050】
まず、
図8を参照してカード作成システム1において実行される処理の概要について説明する。
図8はユーザ端末5側の処理を示すフローチャートである。なお、
図8にはカード作成システム1が提供するサービスのうち、友人登録機能とカード作成機能に関する部分のみが示されている。
【0051】
図8に示すように、ユーザ端末5においてユーザがアプリを起動する(ステップS101)。ユーザ端末5は、ログイン情報(ユーザID及び認証情報等)をサーバ3に送信し、サーバ3との間でログイン処理を行う。ログイン成功すると、ユーザ端末5は初期画面(不図示)を表示部504に表示する。初期画面には、例えば、ユーザの過去の投稿や友人の投稿データが表示されるとともに、カード作成システム1が提供するサービスを実行するための各種操作ボタン等が表示されるものとする。
【0052】
ユーザ端末5において、友人登録を行うための操作が入力されると(ステップS102;Yes)、ユーザ端末5の制御部501はサーバ3と連携して友人登録処理を開始する(ステップS103)。またカードの作成を開始するための操作が入力されると(ステップS104;Yes)、ユーザ端末5の制御部501はサーバ3と連携してカード作成処理を開始する(ステップS105)。友人登録操作やカード作成を開始するための操作が行われず(ステップS102;No、ステップS104;No)、また終了操作も入力されない場合は(ステップS106;No)、操作を待機する。終了操作が入力された場合は(ステップS106;Yes)、アプリを終了する。
【0053】
ステップS103の友人登録処理について、
図9及び
図10を参照して説明する。
図9(a)はカード作成システム1の利用者に提示されるプロフィール画面41を示し、
図9(b)は登録された友人一覧43の表示例を示す図である。
図10は、友人登録処理の流れを示すフローチャートである。
【0054】
ユーザ端末5のアプリでは、例えば投稿データ(画像やコメント等)や検索からSNSのユーザのプロフィール情報322を閲覧できるものとする。プロフィール画面41には、例えば、
図9(a)に示すように、顔画像41aやユーザ名41b、誕生日41c等のプロフィール情報322が表示されるものとする。なお、このプロフィール画面41に表示される情報は、サーバ3のプロフィール情報322としてユーザIDに紐づけて記憶されている情報である。
【0055】
図10に示すように、ユーザ端末5において利用者が友人として登録したいユーザを指定し、サーバ3に対し友人登録を要求すると(ステップS201)、ユーザ端末5は当該ユーザ端末5のユーザのユーザIDと指定されたユーザ(友人)のユーザIDをサーバ3に送信する。サーバ3はユーザ端末5から送信された要求に応答して、指定されたユーザ(友人)のユーザIDを送信元のユーザ端末5のユーザのユーザIDに紐づけ、友人登録情報323として記憶する(ステップS202;
図7)。
【0056】
また、ユーザ端末5において、友人一覧の表示要求をサーバ3に送信すると(ステップS203)、サーバ3は、要求元のユーザ端末5の友人登録情報323を記憶部302から読み出し、登録されている全ての友人のプロフィール情報322を記憶部302から読み出してユーザ端末5に送信する(ステップS204)。ユーザ端末5は、サーバ3から送信された全ての友人のプロフィール情報322(43a、43b、…)を
図9(b)に示すように一覧表示する(ステップS205)。
【0057】
また、カード作成システム1において、サーバ3の制御部301(ユーザ情報管理部30)は、誕生日通知処理を行うものとする。
図11は、誕生日通知処理の流れを示すフローチャートである。サーバ3の制御部301は、各ユーザの友人のプロフィール情報322を参照し、友人の誕生日の所定期間前(例えば、1週間前等)になると(ステップS301;Yes)、ユーザ端末5にその旨の通知を送信する(ステップS302)。
図12は、ユーザ端末5における通知の表示例を示している。
図12に示すように、ユーザ端末5の表示部504(
図12では待受画面が表示されている。)に、誕生日の通知メッセージ44が表示される。誕生日の通知メッセージ44には、例えば、「印刷太郎さんの誕生日は09.19です。バースデーカードを作ってお祝いしましょう!」といった内容のメッセージが含まれる。
【0058】
次に、
図8のステップS105のカード作成処理について、
図13~
図17を参照して説明する。
図13は、カード作成処理の手順を示すフローチャートである。
【0059】
ユーザ端末5においてカード作成操作が入力されると、ユーザ端末5の制御部501は、ユーザ端末5のアルバム45に記憶されている画像のアップロードを受け付ける。
図14(a)に示すように、ユーザ端末5はアルバム45(記憶部502)に記憶されている画像群を表示し、アップロードする画像の選択を受け付ける。ユーザ端末5は、選択された1または複数の画像をサーバ3にアップロード(送信)する(ステップS401)。サーバ3は、ユーザ端末5から送信された画像を画像データベース321にユーザIDと紐づけて保存する(ステップS402)。
【0060】
次に、ユーザ端末5はカードの宛先とする友人の指定を受け付ける。友人の指定は、例えば誕生日が近い友人一覧等を表示してユーザからの選択を受け付けることにより行う(ステップS403)。ここで、ユーザ端末5は、友人のプロフィール情報322の顔画像に基づく画像選別を有効にするか無効にするかの選択を受け付ける(ステップS404)。
【0061】
図14(b)は、友人のプロフィール情報322の顔画像に基づく画像選別を有効にするか無効にするかの選択画面46の一例を示している。
図14(b)に示すように、選択画面46には、指定された友人のプロフィール情報46a(顔画像、ユーザ名、誕生日等)とともに「この友人の画像で自動選別しますか?」といったメッセージ46bが表示される。また、「はい」ボタン47b、「いいえ」ボタン47c等が選択画面46内に表示される。
【0062】
選択画面46において「いいえ」ボタン46dが選択され、友人のプロフィール情報322の顔画像に基づく画像選別を無効とする場合(ステップS405;No)、ユーザ端末5は、通常の編集画面を表示する(ステップS406)。通常の編集画面とは、アップロード画像が選別されない状態で表示されたカード編集画面であり、画像やテキストの挿入やレイアウトの編集等を行う画面である。
【0063】
選択画面46において「はい」ボタン46cが選択され、友人のプロフィール情報322の顔画像に基づく画像選別が有効とされた場合(ステップS405;Yes)、ユーザ端末5はカードの作成要求とともに、ユーザ端末5により指定された友人のユーザIDをカードの宛先としてサーバ3に送信する(ステップS407)。
【0064】
サーバ3は、ユーザ端末5からカードの作成要求とともに宛先として指定された友人のユーザIDを受信すると、指定された友人のユーザ端末5に対して通知を送信し、顔画像に基づく画像選別の許可を要求する(ステップS408)。以下の説明において、カードを送る側のユーザのユーザ端末5の符号を「5A」、カードを受け取る側のユーザ(友人、指定ユーザ)のユーザ端末5の符号を「5B」と表記する。
【0065】
図15(a)は、友人の端末5Bに表示される通知画面47の一例を示している。
図15(a)に示すように、通知画面47には、「大日本次郎さんがあなたの顔写真で画像選別を行おうとしています。許可しますか?」といったメッセージ47aが表示されるとともに、「はい」ボタン47b、「いいえ」ボタン47c等が表示される(ステップS409)。「はい」ボタン47bまたは「いいえ」ボタン47cが操作されると、操作の内容に対応する応答(「許可」または「不許可」)が友人の端末5Bからサーバ3に送信される(ステップS410)。
【0066】
友人の端末5Bの通知画面47において「いいえ」ボタン47cが選択され、不許可の応答があった場合(ステップS411;No)、サーバ3は、ユーザ端末5Aに対して友人から顔画像の使用が許可されなかった旨の通知を送信する(ステップS412)。その場合、ユーザ端末5Aは、通知の内容を表示し、通常の編集画面を表示する(ステップS406)。
【0067】
友人の端末5Bの通知画面47において、「はい」ボタン47bが選択され、許可の応答があった場合(ステップS411;Yes)、サーバ3は、友人(ステップS403で指定された友人)のプロフィール情報322から顔画像を取得する(ステップS413)。そして、サーバ3は友人のプロフィール情報322の顔画像に基づいてユーザ端末5Aからアップロードされた画像を選別する(ステップS414)。選別結果として友人が写っている画像が選別される。サーバ3は、選別結果をユーザ端末5Aに送信する(ステップS415)。
【0068】
ユーザ端末5Aは、サーバ3から送信された選別結果に基づいてアルバム45内の画像を選別し、友人が写っている画像が選別・抽出された編集画面49を生成して表示部504に表示する(ステップS416)。
図15(b)は、サーバ3から送信された選別結果に基づいて、画像が選別された状態のアルバム48を示している。
図16は、ステップS416の処理により生成された編集画面49の例を示している。編集画面49には、友人のプロフィール情報322の顔画像に基づく画像選別結果である画像一覧49aが表示される。また、編集画面49にはカード台紙49bが表示され、カード台紙49bに対する画像49cの挿入や、素材画像49dの挿入、文字49eの入力等の編集操作を受け付ける。画像一覧49aには友人の画像が選別・抽出されて表示されているため、ユーザは多数の画像の中から友人の画像を探し出さなくても、簡単に友人の画像をカード台紙49bに配置できるようになる。
【0069】
画像が選別された編集画面49または通常の編集画面においてユーザによりカードの編集が行われると(ステップS406、ステップS416、ステップS417)、ユーザ端末5Aは編集の内容(画像、テキスト、レイアウト情報等)をサーバ3に送信する。サーバ3は編集の内容に基づいてカードを作成する(ステップS418)。
【0070】
カードが完成すると、サーバ3は、ユーザ端末5Aに対し、カードの送信先(プレゼント先)を確認するための確認画面61を送信する。
図17は確認画面61の一例を示している。
図17に示すように、確認画面61には、指定された友人のプロフィール情報61a(顔画像、ユーザ名、誕生日等)とともに、「この友人に作成したバースデーカードを送りますか?」といったメッセージ61bが表示され、「はい」ボタン61c、「いいえ」ボタン61d等が表示される。「はい」ボタン61cまたは「いいえ」ボタン61dが操作されると、操作に応じた応答がサーバ3に送信される。
【0071】
確認画面61において「はい」ボタン61cが選択された場合、サーバ3は、その友人(ステップS403で指定された友人)の誕生日になるとステップS414で作成したカードを友人の端末5Bに送信する(ステップS419)。友人の端末5Bでは、誕生日にユーザからのカードを受信し、表示することができる(ステップS420)。
【0072】
また、確認画面61において「いいえ」ボタン61dが選択された場合、カードの印刷出力や編集の再開等を行えるようにしてもよい。印刷出力を行う場合、サーバ3は、カードの印刷用データを生成して、ユーザ端末5Aに送信する。ユーザ端末5Aはサーバ3から送信されたカードの印刷用データを用いて自宅のプリンタやコンビニエンスストア等に設置されたマルチメディアプリンタ等でカードの印刷を行うことができる(ステップS421)。ユーザは印刷した実物のカードを友人に贈ることができる。
【0073】
以上説明したように、本発明の実施形態のカード作成システム1では、カードを作成する際に、宛先として指定されたユーザ(友人)のプロフィール情報322の顔画像を取得し、取得した顔画像に基づいて、ユーザ端末5Aからアップロードされた画像を選別する。そして、選別の結果、選別・抽出された友人が写っている画像を表示した編集画面49をユーザ端末5Aに提示することができる。これにより、ユーザは多数の画像の中から友人が写っている画像を探す必要なく、簡単に友人が写っている画像を得てカードに使用することができる。
【0074】
なお、カード作成処理について、上述の説明では、ユーザ端末5Aに編集画面49を表示して、友人へのカードをユーザ端末5Aからの操作に従って生成する例(
図13のステップS415~S418)を示したが、これに限定されず、サーバ3が宛先(友人)へのカードを自動生成してもよい。この場合、サーバ3は、ステップS414の選別結果から友人の画像を1または複数選択し、選択した友人の画像を使用したカードを生成する。
【0075】
また、カードとしてバースデーカードを例示したが、その他の記念日(母の日、敬老の日等)や特定の日のためのカードを作成するようにしてもよい。また、プロフィール情報322として登録される顔画像は必ずしも一般に公開されるものとする必要はなく、本人の顔画像とは別に公開用のプロフィール画像(例えば、本人以外のキャラクター等)を登録し、それを公開するものとしてもよい。
【0076】
また、上述の実施形態では、ユーザ端末5に搭載された専用のアプリを用いてサーバ3とユーザ端末5とが互いにデータを送受信し、各種処理を行うものとしたが、アプリを使用せず、ユーザ端末5がWebサイトからサーバ3にアクセスして
図8、
図10、
図13等のフローチャートに示す処理を行うものとしてもよい。
【0077】
以上、添付図面を参照して、本発明に係るカード作成システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【符号の説明】
【0078】
1………………カード作成システム
3………………サーバ
5………………ユーザ端末
5A……………ユーザ端末(カードを贈る側のユーザ端末)
5B……………友人の端末(カードを受け取る側の端末)
7………………ネットワーク
30……………ユーザ情報管理部
31……………受信部
33……………カード作成部
34……………顔画像取得部
35……………画像選別部
36……………出力部
41……………プロフィール画面
43……………友人一覧
44……………誕生日通知メッセージ
45……………アルバム
46……………選択画面
47……………通知画面
48……………アルバム(画像選別後)
49……………編集画面
51……………画像アップロード部
52……………友人登録部
53……………送信部
54……………カード編集処理部
55……………受信部
61……………確認画面
321…………画像データベース
322…………プロフィール情報
323……………友人登録情報