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特許7533844ライブ配信ルームの作成方法、装置、電子機器及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-05
(45)【発行日】2024-08-14
(54)【発明の名称】ライブ配信ルームの作成方法、装置、電子機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0481 20220101AFI20240806BHJP
   H04N 21/4722 20110101ALI20240806BHJP
   H04N 21/482 20110101ALI20240806BHJP
【FI】
G06F3/0481
H04N21/4722
H04N21/482
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2022573671
(86)(22)【出願日】2021-11-02
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-07-04
(86)【国際出願番号】 CN2021128065
(87)【国際公開番号】W WO2022095840
(87)【国際公開日】2022-05-12
【審査請求日】2022-11-30
(31)【優先権主張番号】202011211276.6
(32)【優先日】2020-11-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】林睿強
(72)【発明者】
【氏名】楊雅▲モン▼
【審査官】滝谷 亮一
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-123138(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0167689(US,A1)
【文献】特開2018-026152(JP,A)
【文献】特開2003-036219(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2007/0078768(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/0481
H04N 21/4722
H04N 21/482
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プリセット作成標識のトリガ命令を受信することと、
前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得することと、
前記ライブ配信情報をサーバに送信することにより、前記サーバが前記ライブ配信情報に基づいて目標ライブ配信ルームを作成することと、を含
前記プリセット作成標識は、履歴ライブ配信ルームの表示区の第1関連位置に表示されるインタラクションアイコン又はインタラクションボタンであり、
前記履歴ライブ配信ルームは、過去に作成されたことがあるライブ配信ルームである、ライブ配信ルームの作成方法。
【請求項2】
前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得することは、
バッファリングされた前記履歴ライブ配信ルームのライブ配信情報を取得することを含み、
前記履歴ライブ配信ルームの表示標識を表示する場合、前記サーバから前記履歴ライブ配信ルームのライブ配信情報を取得して、バッファリングを行う、請求項に記載の方法。
【請求項3】
前記ライブ配信情報をサーバに送信することの後には、
前記サーバから返されたライブ配信情報の受信が成功した通知が受信された場合、ライブ配信ルームのリストページを更新することをさらに含み、
更新前のライブ配信ルームのリストページが少なくとも1つの履歴ライブ配信ルームの表示標識及び前記プリセット作成標識を含み、更新後のライブ配信ルームのリストページが前記目標ライブ配信ルームの表示標識及び前記目標ライブ配信ルームに関連する前記プリセット作成標識をさらに含む、請求項に記載の方法。
【請求項4】
前記ライブ配信ルームのリストページを更新することは、
ライブ配信ルームのリストページの空白位置に前記目標ライブ配信ルームの表示標識を追加すること、
もしくは、前記履歴ライブ配信ルームの表示区の第2関連位置に前記目標ライブ配信ルームの表示標識を追加することを含む、請求項に記載の方法。
【請求項5】
前記目標ライブ配信ルームの表示標識及び前記履歴ライブ配信ルームの表示標識は、同じ内容を含む、請求項に記載の方法。
【請求項6】
前記ライブ配信ルームのリストページを更新することは、
前記目標ライブ配信ルームの表示標識の第2関連位置に、前記目標ライブ配信ルームに関連する前記プリセット作成標識を表示することをさらに含む、請求項に記載の方法。
【請求項7】
前記ライブ配信ルームのリストページを更新することの後には、
前記目標ライブ配信ルームの表示標識のトリガ命令が受信された場合、ライブ配信のインターフェースを表示することをさらに含む、請求項に記載の方法。
【請求項8】
前記ライブ配信情報は、ライブ配信ルームの名称、ライブ配信ルームのカバーピクチャのユニフォームリソースロケータURL、横画面又は縦画面、配信解像度及びライブ配信方式のうちの少なくとも1つを含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
【請求項9】
プリセット作成標識のトリガ命令を受信するように構成される第1受信モジュールと、
前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得するように構成される取得モジュールと、
前記ライブ配信情報をサーバに送信することにより、前記サーバが前記ライブ配信情報に基づいて目標ライブ配信ルームを作成するように構成される送信モジュールと、を備え、
前記プリセット作成標識は、履歴ライブ配信ルームの表示区の第1関連位置に表示されるインタラクションアイコン又はインタラクションボタンであり、
前記履歴ライブ配信ルームは、過去に作成されたことがあるライブ配信ルームである、ライブ配信ルームの作成装置。
【請求項10】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するように構成される記憶装置と、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに、請求項1~8のいずれか一項に記載のライブ配信ルームの作成方法を実現させる、電子機器。
【請求項11】
コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体であって、
前記コンピュータ実行可能な命令が、コンピュータプロセッサにより実行される時、請求項1~8のいずれか一項に記載のライブ配信ルームの作成方法を実行するために用いられる、記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2020年11月03日に中国専利局に提出された、出願番号が202011211276.6である中国特許出願の優先権を主張し、該出願の全ての内容を引用により本願に援用する。
【0002】
本開示は、コンピュータの技術分野に関し、例えば、ライブ配信ルーム(livestreaming room)の作成方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術及び端末技術の発展に伴い、ライブ配信ルームにおいてライブ配信者のライブ配信ビデオを視聴するのは既に、人々の日常生活の一部になっている。関連技術において、端末(例えば、携帯電話)には、ライブ配信類アプリケーションクライアントをインストールすることができ、ライブ配信ユーザは、該種類のアプリケーションクライアントによりライブ配信ルームを作成することができ、ライブ視聴ユーザは、該種類のアプリケーションクライアントにより特定のライブ配信者のライブ配信ルームを視聴することができる。
【0004】
ライブ配信ユーザは、該種類のアプリケーションクライアントによりライブ配信ルームを作成する時、ライブ配信の内容が何であるかに関わらず、毎回ライブ配信ルームを作成する場合、いくつかの必要なデータ、例えば、ライブ配信ルームの名称、ライブ配信ルームのカバーピクチャ、放送の時間、横縦画面などを自発的に入力する必要があり、そして、アプリケーションクライアントは、上記必要なデータをサーバに送信し、サーバは、上記必要なデータに基づいてライブ配信ルーム及びライブ配信ルームに対応する標識を生成し、前記標識をアプリケーションクライアントに表示し、ライブ配信ユーザは、該標識によりライブ配信の環境に入り、ライブ視聴ユーザは、該標識に応じてライブ配信者のライブ配信ルームに入ってライブ配信を視聴する。
【0005】
これから分かるように、ライブ配信ユーザがライブ配信ルームを作成する過程は煩雑で、ライブ配信ユーザがビデオライブ配信を行う難度を増加させ、且つ、一定のトラフィックの消費問題が存在している。
【発明の概要】
【0006】
本開示は、ライブ配信ルームの作成方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供し、ユーザがライブ配信ルームを作成する操作フローを簡略化し、ライブ配信ルームの作成効率を向上させる。
【0007】
プリセット作成標識のトリガ命令を受信することと、
前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得することと、
前記ライブ配信情報をサーバに送信することにより、サーバが前記ライブ配信情報に基づいて目標ライブ配信ルームを作成することと、を含むライブ配信ルームの作成方法を提供する。
【0008】
プリセット作成標識のトリガ命令を受信するように構成される第1受信モジュールと、
前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得するように構成される取得モジュールと、
前記ライブ配信情報をサーバに送信することにより、サーバが前記ライブ配信情報に基づいて目標ライブ配信ルームを作成するように構成される送信モジュールと、を備えるライブ配信ルームの作成装置をさらに提供する。
【0009】
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するように構成される記憶装置と、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに、本開示の実施例のいずれかに記載のライブ配信ルームの作成方法を実現させる、電子機器をさらに提供する。
【0010】
コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能な命令が、コンピュータプロセッサにより実行される時、本開示の実施例のいずれかに記載のライブ配信ルームの作成方法を実行するために用いられる、記憶媒体をさらに提供する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本開示の実施例1に係る1つのライブ配信ルームの作成方法のフローの模式図である。
図2】本開示の実施例1に係る1つのライブ配信クライアントのライブ配信ルームのページの表示模式図である。
図3】本開示の実施例2に係る1つのライブ配信ルームの作成方法のフローの模式図である。
図4】本開示の実施例2に係る1つの更新後のライブ配信ルームのリストページの模式図である。
図5】本開示の実施例2に係る別の更新後のライブ配信ルームのリストページの模式図である。
図6】本開示の実施例2に係る1つの更新前のライブ配信ルームのリストページの模式図である。
図7】本開示の実施例2に係る別のライブ配信ルームの作成方法のフローの模式図である。
図8】本開示の実施例3に係るライブ配信ルームの作成装置の構造模式図である。
図9】本開示の実施例4に係る電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しながら本開示の実施例について説明する。図面には本開示のいくつかの実施例が示されているが、本開示は、様々な形式で実現でき、且つここで記述される実施例に限定されるものと解釈されるべきではない。本開示の図面及び実施例は、例示的なものに過ぎず、本開示の保護範囲を制限するためのものではない。
【0013】
本開示の方法の実施形態に記載の各ステップは、異なる順序で実行されてもよいし、及び/又は並行に実行されてもよいことが理解されるべきである。また、方法の実施形態は、追加のステップを含み、及び/又は示されたステップの実行を省略してもよい。本開示の範囲は、この点で限られない。
【0014】
本発明で使用される用語「含む」及びその変形は、開放的な包含であり、即ち、「含むが、これらに限定されない」。用語「基づく」は、「少なくとも部分的に基づく」という意味である。用語「1つの実施例」は、「少なくとも1つの実施例」を表し、用語「別の実施例」は、「少なくとも1つの別の実施例」を表し、用語「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を表す。他の用語の関連定義は、以下の記述で与えられる。
【0015】
本開示に言及される「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区分するためのものに過ぎず、これらの装置、モジュール又はユニットが実行する機能の順序又は相互依存関係を限定するためのものでもない。
【0016】
なお、本開示に言及される「1つ」、「複数」という修飾は、模式的なものであり、限定的なものではなく、本明細書で特に指摘されていない限り、「1つ又は複数」と理解すべきである。
【0017】
実施例1
図1は、本開示の実施例1に係る1つのライブ配信ルームの作成方法のフローの模式図であり、該方法は、ライブ配信者側でライブ配信ルームを作成する適用シーンに適用可能である。該方法は、ライブ配信ルームの作成装置により実行可能であり、該装置は、ソフトウェア及び/又はハードウェアの形式により実現可能であり、通常にライブ配信のクライアントに集積されている。
【0018】
図1に示すように、本実施例に係るライブ配信ルームの作成方法は、以下のステップを含む。
【0019】
ステップ110において、プリセット作成標識のトリガ命令を受信する。
【0020】
そのうち、前記プリセット作成標識は、履歴ライブ配信ルームの表示区の第1関連位置に表示されるインタラクションアイコン又はインタラクションボタン、例えば「コピー」インタラクションボタンもしくは「再度作成」インタラクションボタンなどであってもよい。前記履歴ライブ配信ルームは、過去に作成されたことがあるライブ配信ルームであり、過去に作成されたことがあるライブ配信ルームの表示区の第1関連位置にインタラクションアイコンを表示することで、ライブ配信ユーザは、同じライブ配信ルームを再度作成しようとする場合、前記インタラクションアイコンをトリガすることでワンタッチ作成を実現可能であり、ライブ配信ユーザがライブ配信ルームを作成する操作フロー及び効率が極めて簡略化される。
【0021】
図2に示すライブ配信クライアントのライブ配信ルームのページの表示模式図を参考すると、そのうち、ライブ配信ルームA210がライブ配信ユーザが先に作成したライブ配信ルームであり、ライブ配信ルームA210の第1関連位置に表示されるプリセット作成標識220は、「コピー」インタラクションボタンであってもよく、ライブ配信ユーザがライブ配信ルームAと同じライブ配信ルームを再度作成したい時、「コピー」インタラクションボタン220をトリガすることでワンタッチ作成を実現可能である。
【0022】
ステップ120において、前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得する。
【0023】
そのうち、ライブ配信情報は、ライブ配信ルームの名称、ライブ配信ルームのカバーピクチャのユニフォームリソースロケータ(Uniform Resource Locator、URL)、横画面/縦画面、配信解像度及びライブ配信方式のうちの少なくとも1つを含む。前記トリガ命令が受信されると、前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得し、該ライブ配信情報が前記プリセット作成標識に関連する履歴ライブ配信ルームを初回に作成した時に取得した情報である。図2を例にとると、前記「コピー」インタラクションボタンのトリガ命令が受信されると、前記ライブ配信ルームAのライブ配信情報を取得し、該ライブ配信情報がライブ配信ルームAを初回に作成する時にライブ配信ユーザにより自発的に入力されたものであり、ライブ配信ユーザがライブ配信ルームを作成する操作フローを簡略化し、ライブ配信ルームを作成するたびにライブ配信ユーザが自発的にライブ配信情報を入力する必要があることを回避するために、本実施例に係る技術態様において、履歴ライブ配信ルームの表示区の第1関連位置にプリセット作成標識を表示し、ユーザが前記プリセット作成標識をトリガすると、前記履歴ライブ配信ルームを初回に作成した時に採取したライブ配信情報を自動的に取得することで、ライブ配信ユーザのライブ配信ルームの作成を簡略化するという目的を達する。
【0024】
前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得することは、
バッファリングされた前記履歴ライブ配信ルームのライブ配信情報を取得することを含み、
そのうち、前記履歴ライブ配信ルームの表示標識を表示する場合、クライアントがサーバから前記履歴ライブ配信ルームのライブ配信情報を取得して、バッファリングを行う。
【0025】
ステップ130において、前記ライブ配信情報をサーバに送信することにより、サーバが前記ライブ配信情報に基づいて目標ライブ配信ルームを作成する。
【0026】
サーバは、前記ライブ配信情報を受信した後、前記ライブ配信情報に基づいて目標ライブ配信ルームを作成し、目標ライブ配信ルームの表示標識を生成して、クライアントで前記目標ライブ配信ルームの表示標識を表示し、ライブ配信の時間になると、ライブ配信ユーザは、前記目標ライブ配信ルームの表示標識をクリックすることでライブ配信の環境に入ってライブ配信を行い、ライブ視聴ユーザは、前記目標ライブ配信ルームの表示標識をクリックすることでライブ配信ルームに入って、ライブ配信者のライブ配信内容を視聴可能である。前記表示標識は通常に、ライブ配信ルームのカバーであり、該カバーには、いくつかのライブ配信内容の紹介情報、例えばライブ配信の時間、ライブ配信のテーマ、ライブ配信ユーザのアイコン及び個人情報などが含まれ、これにより、ライブ視聴ユーザが該目標ライブ配信ルームをタイムリーに了解し、素早く自分の興味のあるライブ配信ルームを見つけてライブ配信内容の視聴を行うことを容易にする。
【0027】
そのうち、前記ライブ配信情報は、ライブ配信ルームカバーピクチャ自身ではなく、ライブ配信ルームカバーピクチャのユニフォームリソースロケータURLを含み、ピクチャと比べて、ユニフォームリソースロケータURLのデータ量が大幅に小さくなっているため、ライブ配信ルームカバーピクチャのユニフォームリソースロケータURLのアップロードはライブ配信ルームカバーピクチャ自身のアップロードより、一定のアップロードトラフィックを節約可能であり、且つ比較的高いアップロード速度を得て、ライブ配信ルームの作成効率を向上させることができる。
【0028】
本開示の実施例の技術態様は、履歴ライブ配信ルームの表示区域の第1関連位置にプリセット作成標識を表示し、ライブ配信ユーザが前記履歴ライブ配信ルームと同じライブ配信ルームを作成しようとする場合、前記プリセット作成標識のトリガでワンタッチ作成を実現可能であり、ライブ配信ユーザがライブ配信ルームを作成する操作フローが極めて簡略化され、ライブ配信ルームの作成効率が向上する。プリセット作成標識のトリガ命令が受信されると、ライブ配信ユーザが手動でライブ配信情報を入力する必要がなく、前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を自動的に取得し、ユーザがライブ配信ルームを作成する操作フローを簡略化するという目的を達し、サーバにアップロードされたライブ配信情報がライブ配信ルームカバーピクチャ自身ではなく、ライブ配信ルームカバーピクチャのユニフォームリソースロケータURLを含み、一定のアップロードトラフィックを節約するという目的を達するとともに、アップロード速度を上げ、ライブ配信ルームの作成効率を向上させる。
【0029】
実施例2
図3は、本開示の実施例2に係る1つのライブ配信ルームの作成方法のフローの模式図である。上記実施例を踏まえ、本実施例は、ライブ配信ルームの作成態様を説明する。前記ライブ配信情報をサーバに送信することの後に、クライアントのライブ配信ルームのリストページを更新するステップを増加させ、新規作成された目標ライブ配信ルームを表示する目的を実現し、ユーザが新規作成された目標ライブ配信ルームをタイムリーに見つけることを容易にする。そのうち、上記実施例のうちのものと同じ又は近い解釈について、本実施例は再び繰り返し紹介しない。
【0030】
図3に示すように、前記方法は、以下のステップを含む。
【0031】
ステップ310において、プリセット作成標識のトリガ命令を受信する。
【0032】
ステップ320において、前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得する。
【0033】
ステップ330において、前記ライブ配信情報をサーバに送信することにより、サーバが前記ライブ配信情報に基づいて目標ライブ配信ルームを作成する。
【0034】
ステップ340において、サーバから返されたライブ配信情報の受信が成功した通知が受信される場合、ライブ配信ルームのリストページを更新し、そのうち、更新前のライブ配信ルームのリストページが少なくとも1つの履歴ライブ配信ルームの表示標識及び前記プリセット作成標識を含み、更新後のライブ配信ルームのリストページが前記目標ライブ配信ルームの表示標識及び前記目標ライブ配信ルームに関連する前記プリセット作成標識をさらに含む。
【0035】
図4もしくは図5に示す更新後のライブ配信ルームのリストページの模式図、及び図6に示す更新する前のライブ配信ルームのリストページの模式図を参考すると、そのうち、更新する前のライブ配信ルームのリストページが少なくとも1つの履歴ライブ配信ルームの表示標識610、及び表示標識610に関連するプリセット作成標識611(「コピー」インタラクションボタンであってもよい)を含む。更新後のライブ配信ルームのリストページ(図5に示しているものを参考)は、履歴ライブ配信ルームの表示標識510及びプリセット作成標識511を含む以外に、新規作成された目標ライブ配信ルームの表示標識520及び前記目標ライブ配信ルームに関連するプリセット作成標識521を含む。
【0036】
前記ライブ配信ルームのリストページを更新することは、
ライブ配信ルームのリストページの空白位置に前記目標ライブ配信ルームの表示標識を追加すること、
もしくは、前記履歴ライブ配信ルームの表示区の第2関連位置に前記目標ライブ配信ルームの表示標識を追加することを含む。そのうち、前記目標ライブ配信ルームの表示標識及び前記履歴ライブ配信ルームの表示標識が同じ内容を含み、例えば、同じライブ配信ルームカバーを含むかもしくは同じライブ配信ルーム名称を含む。
【0037】
図4及び図5に示す更新後のライブ配信ルームのリストページの模式図を参考し、図4において、ライブ配信ルームのリストページの空白位置(ページの尾部であってもよい)に前記目標ライブ配信ルームの表示標識410を追加し、図5において、前記履歴ライブ配信ルーム510(例えば、ライブ配信ルームA)の表示区の第2関連位置に前記目標ライブ配信ルーム(目標ライブ配信ルームに対応するのがライブ配信ルームAのコピーである)の表示標識520を追加し、先に前記第2関連位置に表示されたライブ配信ルームが順次右に移ったもしくは改行した後に順次並び、例えば、図6に示すのは、更新する前のライブ配信ルームのリストページの模式図であり、そのうち、前記履歴ライブ配信ルーム510の表示区の第2関連位置に表示されたのがライブ配信ルームBの標識であり、更新後のライブ配信ルームのリストページにおいてライブ配信ルームBの標識が改行して表示され、ライブ配信ルームCの標識が右に移って表示され、ライブ配信ルームBの表示区が新規作成された目標ライブ配信ルーム(ライブ配信ルームAのコピー)により占められている。
【0038】
前記ライブ配信ルームのリストページを更新することは、前記目標ライブ配信ルームの表示標識の第2関連位置で、前記目標ライブ配信ルームに関連する前記プリセット作成標識を表示することをさらに含む。図4及び図5から見えるように、新規作成された目標ライブ配信ルーム410もしくは目標ライブ配信ルーム520の表示区の第1関連位置でプリセット作成標識411及び521(「コピー」インタラクションボタンであってもよい)も表示されており、ユーザは、前記「コピー」インタラクションボタン411もしくは521をクリックすることで、ライブ配信ルームAのコピーライブ配信ルームの速やかな作成も実現可能である。
【0039】
前記ライブ配信ルームのリストページを更新することの後には、
前記目標ライブ配信ルームの表示標識のトリガ命令が受信される場合、ライブ配信のインターフェースを表示することがさらに含まれる。
【0040】
図7に示す別のライブ配信ルームの作成方法のフローの模式図を参考し、ライブ配信ユーザが「コピー」インタラクションボタン(即ち、プリセット作成標識)をクリックし、クライアントがクリック命令を受信し、前記クリック命令に関連するライブ配信情報をコピーし、コピーしたライブ配信情報をサーバにアップロードし、サーバがライブ配信情報を受信して、目標ライブ配信ルームを作成し、そして、クライアントにライブ配信情報の受信が成功した通知をフィードバックし、クライアントが前記通知を受信して、ライブ配信ルームのリストページを更新することにより、ライブ配信ユーザがチェックすること、を含む。
【0041】
本開示の実施例の技術態様は、上記実施例を踏まえ、前記ライブ配信情報をサーバに送信することの後に、クライアントのライブ配信ルームのリストページに対して更新を行うステップを増加させ、新規作成された目標ライブ配信ルームに対して表示を行うという目的を実現し、ユーザが新規作成された目標ライブ配信ルームをタイムリーに見つけることを容易にする。ライブ配信ルームの空白位置に前記目標ライブ配信ルームの表示標識を追加すること、もしくは前記履歴ライブ配信ルームの表示区の第2関連位置に前記目標ライブ配信ルームの表示標識を追加することであってもよく、これにより、前記目標ライブ配信ルームが前記履歴ライブ配信ルームのコピーであることを鮮明に標識し、ライブ配信ユーザがライブ配信ユーザのライブ配信ルームを管理することを容易にするとともに、ライブ視聴ユーザが自分の興味のあるライブ配信ルームを素早く見つけることを容易にする。
【0042】
実施例3
図8は、本開示の実施例3に係るライブ配信ルームの作成装置の構造模式図であり、該装置は、第1受信モジュール810、取得モジュール820及び送信モジュール830を備える。
【0043】
そのうち、第1受信モジュール810は、プリセット作成標識のトリガ命令を受信するように構成され、取得モジュール820は、前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得するように構成され、送信モジュール830は、前記ライブ配信情報をサーバに送信することにより、サーバが前記ライブ配信情報に基づいて目標ライブ配信ルームを作成するように構成される。
【0044】
上記技術態様を踏まえ、前記プリセット作成標識は、履歴ライブ配信ルームの表示区の第1関連位置に表示され、
前記履歴ライブ配信ルームは、過去に作成されたことがあるライブ配信ルームである。
【0045】
上記複数の技術態様を踏まえ、取得モジュール820は、バッファリングされた前記履歴ライブ配信ルームのライブ配信情報を取得するように構成されるものであり、
そのうち、前記履歴ライブ配信ルームの表示標識を表示する場合、サーバから前記履歴ライブ配信ルームのライブ配信情報を取得して、バッファリングを行う。
【0046】
上記複数の技術態様を踏まえ、前記ライブ配信情報をサーバに送信することの後に、サーバから返されたライブ配信情報の受信が成功した通知が受信される場合、ライブ配信ルームのリストページを更新するように構成される更新モジュールをさらに備え、そのうち、更新前のライブ配信ルームのリストページが少なくとも1つの履歴ライブ配信ルームの表示標識及び前記プリセット作成標識を含み、更新後のライブ配信ルームのリストページが前記目標ライブ配信ルームの表示標識及び前記目標ライブ配信ルームに関連する前記プリセット作成標識をさらに含む。
【0047】
上記複数の技術態様を基にして、前記更新モジュールは、ライブ配信ルームのリストページの空白位置に前記目標ライブ配信ルームの表示標識を追加するか、
もしくは、前記履歴ライブ配信ルームの表示区の第2関連位置に前記目標ライブ配信ルームの表示標識を追加することように構成される追加ユニットを備える。
【0048】
上記複数の技術態様を基にして、前記目標ライブ配信ルームの表示標識及び前記履歴ライブ配信ルームの表示標識は、同じ内容を含む。
【0049】
前記更新モジュールはさらに、前記目標ライブ配信ルームの表示標識の第2関連位置に、前記目標ライブ配信ルームに関連する前記プリセット作成標識を表示するように構成される。
【0050】
上記複数の技術態様を基にして、前記装置は、ライブ配信ルームのリストページを更新した後、前記目標ライブ配信ルームの表示標識のトリガ命令が受信されると、ライブ配信のインターフェースを表示するように構成される表示モジュールをさらに備える。
【0051】
上記複数の技術態様を基にして、前記ライブ配信情報は、ライブ配信ルーム名称、ライブ配信ルームカバーピクチャのユニフォームリソースロケータURL、横画面/縦画面、配信解像度及びライブ配信方式のうちの少なくとも1つを含む。
【0052】
本開示の実施例の技術態様は、履歴ライブ配信ルームの表示区域の第1関連位置にプリセット作成標識を表示し、ライブ配信ユーザが前記履歴ライブ配信ルームと同じライブ配信ルームを作成したい時、前記プリセット作成標識のトリガでワンタッチ作成を実現可能であることにより、ライブ配信ユーザがライブ配信ルームを作成する操作フローが極めて簡略化され、ライブ配信ルームの作成効率が向上する。プリセット作成標識のトリガ命令が受信されると、ライブ配信ユーザが手動でライブ配信情報を入力する必要がなく、前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を自動的に取得し、ユーザがライブ配信ルームを作成する操作フローを簡略化するという目的を達し、サーバにアップロードされたライブ配信情報がライブ配信ルームカバーピクチャ自身ではなく、ライブ配信ルームカバーピクチャのユニフォームリソースロケータURLを含み、一定のアップロードトラフィックを節約するという目的を達するとともに、アップロード速度を上げ、ライブ配信ルームの作成効率を向上させる。
【0053】
本開示の実施例に係るライブ配信ルームの作成装置は、本開示の任意の実施例に係るライブ配信ルームの作成方法を実行可能であり、方法の実行に相応する機能モジュール及び効果を備える。
【0054】
上記装置が備える複数のユニット及びモジュールは、ロジック機能に従って区画されたものに過ぎず、上記の区画に限定されるものではなく、相応する機能を実現可能であればよく、その他、複数の機能ユニットの名称も、互いの区分を容易にするためのものに過ぎず、本開示の実施例の保護範囲を制限するためのものではない。
【0055】
実施例4
以下、図9を参照し、本開示の実施例の実現に適した電子機器(例えば、図9における端末機器又はサーバ)400の構造模式図を示す。本開示の実施例における端末機器には、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、タブレット(Portable Android Device、PAD)、ポータブルマルチメディアプレイヤー(Portable Multimedia Player、PMP)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)等々のようなモバイル端末、及びデジタルテレビ(Television、TV)、デスクトップ型コンピュータ等々のような固定端末が含まれてもよい。図9に示す電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲に何かの制限を与えるものではない。
【0056】
図9に示すように、電子機器400は、処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックプロセッサなど)401を備えてもよく、処理装置401は、読み出し専用メモリ(Read-only Memory、ROM)402に記憶されたプログラム、又は記憶装置408からランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)403にロードされたプログラムに基づき、様々な適当な動作及び処理を実行することができる。RAM 403には、電子機器400の操作に必要な様々なプログラム及びデータがさらに記憶されている。処理装置401、ROM 402及びRAM 403は、バス404を介して互いに接続されている。入力/出力(Input/Output、I/O)インターフェース405もバス404に接続されている。
【0057】
I/Oインターフェース405には、例えば、タッチパネル、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイク、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置406、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、スピーカ、バイブレータなどを含む出力装置407、例えば、磁気テープ、ハードディスクなどを含む記憶装置408、及び通信装置409が接続可能である。通信装置409は、電子機器400が他の機器と無線又は有線通信してデータを交換することを可能にする。図9に様々な装置を備える電子機器400が示されているが、全ての示された装置を実施又は具備することが求められていない。代わりに、より多い又はより少ない装置を実施又は具備してもよい。
【0058】
本開示の実施例によれば、上記のフローチャートを参照して記述した過程は、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現可能である。例えば、本開示の実施例は、非一時的コンピュータ可読媒体に担持されたコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラムプロダクトを含み、該コンピュータプログラムは、フローチャートに示す方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例において、該コンピュータプログラムは、通信装置409によりネットワークからダウンロードされてインストールされてもよいし、記憶装置408からインストールされてもよいし、ROM402からインストールされてもよい。該コンピュータプログラムが処理装置401により実行されると、本開示の実施例の方法で限定される上記機能を実行する。
【0059】
本開示の実施例に係る端末及び上記実施例に係るライブ配信ルームの作成方法は、同じ構想に属しており、本開示の実施例に記述されていない技術詳細は、上記実施例を参照可能であり、且つ本開示の実施例及び上記実施例は、同じ効果を有する。
【0060】
実施例5
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ記憶媒体を提供し、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、上記実施例に係るライブ配信ルームの作成方法を実現する。
【0061】
なお、本開示に記載のコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体であってもよいし、コンピュータ可読記憶媒体であってもよいし、上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気、磁気、光、電磁気、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、あるいは以上の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ可読記憶媒体は、1つ又は複数のリード線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、消去可能なプログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory、EPROM)、フラッシュメモリ、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み出し専用メモリ(Compact Disc Read-Only Memory、CD-ROM)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記の任意の適当な組み合わせを含んでもよい。記憶媒体は、非一時的(non-transitory)記憶媒体であってもよい。本開示において、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスに使用可能な、又は命令実行システム、装置又はデバイスと合わせて使用可能なプログラムを含有又は記憶する任意の有形的な媒体であってもよい。本開示において、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで又は搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、その中にコンピュータ可読プログラムコードが担持されている。このような伝搬されるデータ信号は、様々な形式を採用することができ、電磁信号、光信号又は上記の任意の適当な組み合わせを含む。コンピュータ可読信号媒体はさらに、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体であってもよく、該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスに使用され、又は命令実行システム、装置又はデバイスと合わせて使用されるプログラムを送信、伝搬又は伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適当な媒体で伝送でき、電線、光ケーブル、無線周波数(Radio Frequency、RF)等々、又は上記の任意の適当な組み合わせを含む。
【0062】
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、ハイパーテキストトランスファープロトコル(HyperText Transfer Protocol、HTTP)のような、任意の現在に知られている又は将来に研究開発されるネットワークプロトコルを利用して通信することができ、且つ、任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続できる。通信ネットワークの例は、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LAN)、ワイドエリアネットワーク(Wide Area Network、WAN)、ネットワークオフネットワーク(例えば、インターネット)及びピアツーピアネットワーク(例えば、ad hocピアツーピアネットワーク)、及び任意の現在に知られている又は将来に研究開発されるネットワークを含む。
【0063】
上記コンピュータ可読媒体は、上記電子機器に含まれているものであってもよいし、単独で存在して該電子機器に取り付けられていないものであってもよい。
【0064】
上記コンピュータ可読媒体には、1つ又は複数のプログラムが担持されており、上記1つ又は複数のプログラムが該電子機器により実行されると、該電子機器は、
プリセット作成標識のトリガ命令を受信し、
前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得し、
前記ライブ配信情報をサーバに送信することにより、サーバが前記ライブ配信情報に基づいて目標ライブ配信ルームを作成する。
【0065】
1種又は複数種のプログラミング言語又はそれらの組み合わせで本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成することができ、上記プログラミング言語は、Java、Smalltalk、C++のようなオブジェクト指向プログラミング言語を含み、「C」言語のような通常の手続型プログラミング言語又は類似するプログラミング言語をさらに含む。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで実行されてもよいし、1つの独立したソフトウェアパッケージとして実行されてもよいし、部分的にユーザのコンピュータで部分的にリモートコンピュータで実行されてもよいし、もしくは、完全にリモートコンピュータ又はサーバで実行されてもよい。リモートコンピュータに関する場合、リモートコンピュータは、LAN又はWANを含む任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することができ、もしくは、外部コンピュータに接続する(例えば、インターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続する)ことができる。
【0066】
図面におけるフローチャート及びブロック図には、本開示の様々な実施例によるシステム、方法及びコンピュータプログラムプロダクトの実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作が図示されている。この点で、フローチャート又はブロック図における各ブロックは、1つのモジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができ、該モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部は、所定のロジック機能を実現するための1つ又は複数の実行可能命令を含む。代替としてのいくつかの実現において、ブロックに表記の機能は、図面に表記の順序と異なる順序で発生してもよい。例えば、2つの連続して示すブロックはかかる機能によって、実際に基本的に並行して実行でき、それらは、逆の順序で実行される場合がある。ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行する専用のハードウェアに基づくシステムで実現してもよいし、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現してもよい。
【0067】
本開示の実施例に記述されて係るユニットは、ソフトウェアの方式で実現されてもよいし、ハードウェアの方式で実現されてもよい。ここで、ユニットの名称は、1つの場合に該ユニット自体を限定するものではなく、例えば、編集可能内容表示ユニットがさらに「編集ユニット」として記述されてもよい。
【0068】
本発明の以上に記述された機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェアロジックコンポーネントにより実行されてもよい。例えば、使用可能な例示的なタイプのハードウェアロジックコンポーネントは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準パーツ(Application Specific Standard Parts、ASSP)、システムオンチップのシステム(System on Chip、SOC)、複合プログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device、CPLD)等々を含む。
【0069】
本発明のコンテキストにおいて、機器可読媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスに使用され、又は命令実行システム、装置又はデバイスと合わせて使用されるプログラムを含有又は記憶できる有形的な媒体であってもよい。機器可読媒体は、機器可読信号媒体又は機器可読記憶媒体であってもよい。機器可読媒体は、電子、磁気、光、電磁気、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は上記内容の任意の適当な組み合わせを含んでもよい。機器可読記憶媒体は、1つ又は複数の線による電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、RAM、ROM、EPROM、フラッシュメモリ、光ファイバ、ポータブルCD-ROM、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、又は上記内容の任意の適当な組み合わせを含む。
【0070】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、(例1)は、
プリセット作成標識のトリガ命令を受信することと、
前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得することと、
前記ライブ配信情報をサーバに送信することにより、サーバが前記ライブ配信情報に基づいて目標ライブ配信ルームを作成することと、を含むライブ配信ルームの作成方法を提供する。
【0071】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、(例2)は、
好ましくは、前記プリセット作成標識は、履歴ライブ配信ルームの表示区の第1関連位置に表示され、
前記履歴ライブ配信ルームは、過去に作成されたことがあるライブ配信ルームである、ライブ配信ルームの作成方法を提供する。
【0072】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、(例3)は、
好ましくは、前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得することは、
バッファリングされた前記履歴ライブ配信ルームのライブ配信情報を取得することを含み、
ただし、前記履歴ライブ配信ルームの表示標識を表示する場合、サーバから前記履歴ライブ配信ルームのライブ配信情報を取得して、バッファリングを行う、ライブ配信ルームの作成方法を提供する。
【0073】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、(例4)は、
好ましくは、前記ライブ配信情報をサーバに送信することの後には、
サーバから返されたライブ配信情報の受信が成功したという通知が受信される場合、ライブ配信ルームのリストページを更新することをさらに含み、ただし、更新前のライブ配信ルームのリストページが少なくとも1つの履歴ライブ配信ルームの表示標識及び前記プリセット作成標識を含み、更新後のライブ配信ルームのリストページが前記目標ライブ配信ルームの表示標識及び前記目標ライブ配信ルームに関連する前記プリセット作成標識をさらに含む、ライブ配信ルームの作成方法を提供する。
【0074】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、(例5)は、
好ましくは、前記ライブ配信ルームのリストページを更新することは、
ライブ配信ルームのリストページの空白位置に前記目標ライブ配信ルームの表示標識を追加すること、
もしくは、前記履歴ライブ配信ルームの表示区の第2関連位置に前記目標ライブ配信ルームの表示標識を追加することを含む、ライブ配信ルームの作成方法を提供する。
【0075】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、(例6)は、
好ましくは、前記目標ライブ配信ルームの表示標識及び前記履歴ライブ配信ルームの表示標識が同じ内容を含むことをさらに含む、ライブ配信ルームの作成方法を提供する。
【0076】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、(例7)は、
前記ライブ配信ルームのリストページを更新することは、
前記目標ライブ配信ルームの表示標識の第2関連位置に、前記目標ライブ配信ルームに関連する前記プリセット作成標識を表示することをさらに含む、ライブ配信ルームの作成方法を提供する。
【0077】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、(例8)は、
好ましくは、前記ライブ配信ルームのリストページを更新することの後には、
前記目標ライブ配信ルームの表示標識のトリガ命令が受信される場合、ライブ配信のインターフェースを表示することをさらに含む、ライブ配信ルームの作成方法を提供する。
【0078】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、(例9)は、
好ましくは、前記ライブ配信情報は、ライブ配信ルームの名称、ライブ配信ルームのカバーピクチャのユニフォームリソースロケータURL、横画面/縦画面、配信解像度及びライブ配信方式のうちの少なくとも1つを含む、ライブ配信ルームの作成方法を提供する。
【0079】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、(例10)は、
プリセット作成標識のトリガ命令を受信するように構成される第1受信モジュールと、
前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得するように構成される取得モジュールと、
前記ライブ配信情報をサーバに送信することにより、サーバが前記ライブ配信情報に基づいて目標ライブ配信ルームを作成するように構成される送信モジュールと、を備えるライブ配信ルームの作成装置を提供する。
【0080】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、(例11)は、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムを記憶するように構成される記憶装置と、を備え、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記1つ又は複数のプロセッサに、
プリセット作成標識のトリガ命令を受信し、
前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得し、
前記ライブ配信情報をサーバに送信することにより、サーバが前記ライブ配信情報に基づいて目標ライブ配信ルームを作成するというライブ配信ルームの作成方法を実現させる、電子機器を提供する。
【0081】
本開示の1つ又は複数の実施例によれば、(例12)は、
コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能な命令が、コンピュータプロセッサにより実行される時、
プリセット作成標識のトリガ命令を受信し、
前記トリガ命令に応じて前記プリセット作成標識に関連するライブ配信情報を取得し、
前記ライブ配信情報をサーバに送信することにより、サーバが前記ライブ配信情報に基づいて目標ライブ配信ルームを作成する、というライブ配信ルームの作成方法を実行するために用いられる、コンピュータ実行可能な命令を含む記憶媒体を提供する。
【0082】
また、特定の順番で複数の操作を記述したが、これらの操作を示された特定の順番又は正方向順番で実行する必要があると理解されるべきではない。一定の環境において、マルチタスク及び並行処理が有利である可能性がある。同様に、以上の検討に複数の実現詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものと理解されるべきではない。単独な実施例の説明に記述された一部の特徴は、組み合わせて単一の実施例で実現されてもよい。逆に、単一の実施例の説明に記述された様々な特徴は、単独で、又は任意の適当なサブ組み合わせの方式で複数の実施例で実現されてもよい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9