(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-05
(45)【発行日】2024-08-14
(54)【発明の名称】裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構
(51)【国際特許分類】
F16C 11/04 20060101AFI20240806BHJP
F16C 11/10 20060101ALI20240806BHJP
【FI】
F16C11/04 F
F16C11/10 A
(21)【出願番号】P 2022568684
(86)(22)【出願日】2021-04-26
(86)【国際出願番号】 CN2021089791
(87)【国際公開番号】W WO2021227854
(87)【国際公開日】2021-11-18
【審査請求日】2023-01-10
(31)【優先権主張番号】202020773511.8
(32)【優先日】2020-05-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】514008309
【氏名又は名称】杭州安費諾飛鳳通信部品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100121186
【氏名又は名称】山根 広昭
(72)【発明者】
【氏名】リュウ シャオジェ
【審査官】鈴木 貴晴
(56)【参考文献】
【文献】中国実用新案第208651418(CN,U)
【文献】中国実用新案第204533175(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16C 11/00-11/12
H04M 1/02- 1/23
H05K 5/00- 5/06
G06F 1/16, 9/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構であって、
中間サポート構造と、左側サポート構造と、右側サポート構造とを備え、
中間サポート構造は、シンクロナス反対方向回転連結機構を備え、
左側サポート構造と右側サポート構造は、前記シンクロナス反対方向回転連結機構に連結されており、同期して反対方向に回転ができ、
前記運動機構は、さらに左側可動支持板と右側可動支持板とを備えており、
左側可動支持板と右側可動支持板は、中間サポート構造の外側にてそれぞれ左側サポート構造と右側サポート構造に回転連結されており、
前記左側可動支持板と右側可動支持板は、それぞれ第一ギアと第二ギアが設けられており、
前記第一ギアと第二ギアは、それぞれ左側サポート構造と右側サポート構造上のスライディングラックと噛み合い連結され、
前記スライディングラックのスライディング方向は、左側サポート構造の回転軸線と右側サポート構造の回転軸線とに垂直であり、且つ
第一ギアの回転軸線は、左側可動支持板が左側サポート構造に対して回転する軸線と同一直線上に置かれ、
第二ギアの回転軸線は、右側可動支持板が右側サポート構造に対して回転する軸線と同一直線上に置かれている、
ことを特徴とする裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構。
【請求項2】
前記運動機構には、さらに左側連結構造と右側連結
構造とを備え、
左側連結
構造と右側連結構造の一端は、それぞれ中間サポート構造の左側と右側に回転連結され、
左側連結
構造と右側連結構造の他の一端は、それぞれ左側可動支持板と右側可動支持板にスライド可能に連結されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構。
【請求項3】
前記左側連結構造と右側連結構造は、中間サポート構造の左端部と右端部に回転連結される、ことを特徴とする請求項2に記載の裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構。
【請求項4】
前記左側可動支持板と左側サポート構造の回転連結構造と、右側可動支持板と右側サポート構造の回転連結構造とには、円弧形ブロックと円弧形ガイドレールとの嵌め合い構造が用いられ、且つ
左側の前記円弧形ブロックと円弧形ガイドレールの円心および右側の前記円弧形ブロックと円弧形ガイドレールの円心は、それぞれ左側可動支持板と右側可動支持板の支持面上方に置かれる、ことを特徴とする請求項1に記載の裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構。
【請求項5】
前記左側サポート構造のスライディングラックは、左側サポート構造上の左側スライディング連結構造に連結され、
前記右側サポート構造のスライディングラックは、右側サポート構造上の右側スライディング連結構造に連結され、
前記左側スライディング連結構造と右側スライディング連結構造には、それぞれ裏折りフレキシブルスクリーン端末の左側ケーシングと右側ケーシングに連結される部位が配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構。
【請求項6】
左側スライディング連結構造と右側スライディング連結構造は、それぞれスライデングガイド構造を介して左側サポート構造と右側サポート構造に配置されている、ことを特徴とする請求項5に記載の裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構。
【請求項7】
中間サポート構造にはさらにロッキング構造が設置され、前記裏折りフレキシブルスクリーン端末が平らに開き状態になっている時に左側サポート構造と右側サポート構造をロッキングするか、左側サポート構造と右側サポート構造とのシンクロナス反対方向回転構造をロッキングして、当面の状態を維持させる、ことを特徴とする請求項1に記載の裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構。
【請求項8】
前記中間サポート構造には、裏折りフレキシブルスクリーン端末の回転開き/折り畳みの時に抵抗力を増やす構造が設置される、ことを特徴とする請求項1に記載の裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構。
【請求項9】
前記中間サポート構造には裏折りフレキシブルスクリーン端末の回転開き/折り畳みの時に抵抗力を増やす構造が設置されていて、随時回転停止と随時ポジショニング機能を提供する、ことを特徴とする請求項1に記載の裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構。
【請求項10】
前記中間サポート構造には裏折りフレキシブルスクリーン端末の回転開き/折り畳みの時に抵抗力を増やす構造はロッキング構造と一体化結合される、ことを特徴とする請求項7に記載の裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯電話やノートブックなどのフレキシブルスクリーン端末およびそのヒンジに関する。
【背景技術】
【0002】
今までの裏折りフレキシブルスクリーン端末は、中間サポート構造の両側に回転支持板を設置して、裏折りフレキシブルスクリーン端末が折り畳まれる時にケーシング底部に下がり、フレキシブルスクリーンの中部が曲がる時に位置譲りスペースを提供し、裏折りフレキシブルスクリーン端末が平らに開かれる時にはフレキシブルスクリーン支持角度まで回転できるような構造を使用している。このような構造を実現するために、傾斜溝ガイド構造を用いて回転支持板の回転をガイディングしているものの、フレキシブルスクリーンと干渉が発生し易く、ケーシングが滑り移動式である場合、上記ガイド構造とケーシングとの嵌め合いもフレキシブルスクリーンに対して干渉を発生し易い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構を提供することを目的とする。ここで提供される運動機構は、比較的容易に前記回転支持板の回転速度や角度制御の調整を容易にでき、それゆえ、各種需要に適用されうるものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構は、中間サポート構造と、左側サポート構造と、右側サポート構造とを含み、以下のことを特徴とする。
中間サポート構造には、シンクロナス反対方向回転連結機構を備えている。左側サポート構造と右側サポート構造は、前記シンクロナス反対方向回転連結機構に連結されており、同期して反対方向に回転ができる。前記運動機構は、さらに左側可動支持板と右側可動支持板とを備えている。左側可動支持板と右側可動支持板は、中間サポート構造の外側にてそれぞれ左側サポート構造と右側サポート構造に回転連結されている。
【0005】
前記左側可動支持板と右側可動支持板には、それぞれ第一ギアと第二ギアが設けられている。前記第一ギアと第二ギアは、それぞれ左側サポート構造と右側サポート構造上のスライディングラックと噛み合い連結されている。前記スライディングラックのスライディング方向は、左側サポート構造の回転軸線と右側サポート構造の回転軸線とに垂直である。且つ、第一ギアの回転軸線は、左側可動支持板が左側サポート構造に対して回転する軸線と同一直線上に置かれており、第二ギアの回転軸線は、右側可動支持板が右側サポート構造に対して回転する軸線と同一直線上に置かれている。
【0006】
本発明は、上記技術手段に基づき、さらに以下技術手段またはこれらの更なる技術手段を組み合わせて使用することもできる。
【0007】
前記運動機構には、さらに左側連結構造と右側連結機構とを備えている。左側連結機構と右側連結構造の一端は、それぞれ中間サポート構造の左側と右側に回転連結されている。左側連結機構と右側連結構造の他の一端は、それぞれ左側可動支持板と右側可動支持板にスライディング連結されている。
【0008】
前記左側連結構造と右側連結構造は、中間サポート構造の左端と右端の上部に近い部位に回転連結される。
【0009】
前記左側可動サポート支持板と左側サポート構造の回転連結構造と、右側可動支持板と右側サポート構造の回転連結構造とには、円弧形ブロックと円弧形ガイドレールとの嵌め合い構造が用いられ、且つ、左側の前記円弧形ブロックと円弧形ガイドレールの円心および右側の前記円弧形ブロックと円弧形ガイドレールの円心は、それぞれ左側可動支持板と右側可動支持板の支持面上方に置かれる。
【0010】
前記左側サポート構造と右側サポート構造のスライディングラックはそれぞれ左側サポート構造上の左側スライディング連結構造と右側サポート構造上の右側スライディング連結構造に連結され、前記左側スライディング連結構造と右側スライディング連結構造にはそれぞれ裏折りフレキシブルスクリーン端末の左側ケーシングと右側ケーシングに連結される部位が配置されている。
【0011】
左側スライディング連結構造と右側スライディング連結構造は、それぞれスライデングガイド構造を介して左側サポート構造と右側サポート構造の上に配置されている。
【0012】
中間サポート構造には、さらにロッキング構造が設置され、前記裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開き状態になっている時に左側サポート構造と右側サポート構造をロッキングするか、左側サポート構造と右側サポート構造とのシンクロナス反対方向回転構造をロッキングして、当面の状態を維持させる。
【0013】
前記中間サポート構造には裏折りフレキシブルスクリーン端末の回転開き/折り畳みの時に抵抗力を増やす構造が設置される。
【0014】
前記中間サポート構造には裏折りフレキシブルスクリーン端末の回転開き/折り畳みの時に抵抗力を増やす構造が設置されていて、随時回転停止と随時ポジショニング機能を提供する。
【0015】
前記中間サポート構造には裏折りフレキシブルスクリーン端末の回転開き/折り畳みの時に抵抗力を増やす構造はロッキング構造と一体化結合される。
【発明の効果】
【0016】
本発明の技術手段を使用することによって、簡単な構造となり、ギアとラックとの関係を利用して可動支持板の回転を直接設計することができる。且つバーチャル円心デザインを通じて、限ったスペース条件下でギアピッチ円の直径を増やすことができる。よって、小さな角度を回ることでラックを駆動してより大きな距離を滑り移動することになる。つまり、ケーシングを滑り移動させる時にスクリーンが閉じ状態における収容スペースを増やし、且つ滑り移動を精密に制御することができ、ギアとラックの伝動原理を利用して一定の伝達比を設けて回転角度のデザインを実現し、必要な滑り移動量を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】
図1は、本発明によって提供される運動機構実施例の分解図である。
【
図2】
図2は、本発明によって提供される運動機構実施例の略図である。
【
図3】
図3は、本発明によって提供される裏折りフレキシブルスクリーン端末実施例が平らに開き状態になっている時の略図である。
【
図4】
図4は、
図3に示されている状態に対して、運動機構中の一部構造の嵌め合いを示した第一の略図である。
【
図5】
図5は、
図3に示されている状態に対して、運動機構中の一部構造の嵌め合いを示した第二の略図である。
【
図6】
図6は、裏折りフレキシブルスクリーン端末が折り畳み状態になっている時に呈す
図5中の構造の嵌め合い状態を示す略図である。
【
図7】
図7は、裏折りフレキシブルスクリーン端末が折り畳み状態まで回った時、その一部の構造を示した略図である。
【
図8】
図8は、本発明によって提供される運動機構実施例の一部構造を示した略図であり、ロッキング構造やシンクロナス反対方向回転連結構造および裏折りフレキシブルスクリーン端末の回転開き/折り畳みの時に抵抗力を増やす構造を示す。
【
図9】
図9は、本発明によって提供される運動機構実施例のロッキング状態を示した略図である。
【
図10】
図10は、本発明によって提供される運動機構実施例のアンロッキング状態を示した略図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図のとおりに、本発明によって提供される裏折りフレキシブルスクリーン端末に用いる運動機構は、中間サポート構造と、左側サポート構造1と、右側サポート構造2とを備えている。中間サポート構造は、一般的に前記端末の中部ケーシング300と中部ケーシング300中に設置される連結フレームやシートなどの固定部材を備えている。必要に応じて、さらに中部ケーシング300の上部に設置されるフレキシブルスクリーン中部支持板301が含まれている。
【0019】
中部ケーシング300は、さらにシンクロナス反対方向回転連結機構を備えている。左側サポート構造1と右側サポート構造2は、前記シンクロナス反対方向回転連結機構に連結されており、同期して反対方向に回転可能となる。
【0020】
前記運動機構は、さらに左側可動支持板3と右側可動支持板4とを備えている。左側可動支持板3と右側可動支持板4は、中間サポート構造の外側にてそれぞれ左側サポート構造1と右側サポート構造2に回転連結されている。裏折りフレキシブルスクリーン端末が平らに開かれる時に、左側可動支持板3と右側可動支持板4は、ちょうどフレキシブルスクリーン中部支持板301の両側の外側に接する。
【0021】
前記左側可動支持板3と右側可動支持板4は、それぞれ左側サポート構造1と右側サポート構造2と共に公転することができる。前記左側可動支持板3と右側可動支持板4は、それぞれ左側サポート構造1と右側サポート構造2に対して一定の角度を回って、フレキシブルスクリーン400の中部が曲がる時に位置を譲って、フレキシブルスクリーン400の中部が曲がるスペースを提供することもできる。
【0022】
左側可動支持板3と右側可動支持板4には、それぞれ第一ギア31と第二ギア41が設けられている。前記第一ギア31と第二ギア41は、いずれもセクタギアであり、それぞれ左側サポート構造1と右側サポート構造2上のスライディングラック11、21と噛み合い連結されている。且つ第一ギア31の回転軸線は、左側可動支持板3が左側サポート構造1に対して回転する軸線と同一直線上に置かれている。第二ギア41の回転軸線は、右側可動支持板4が右側サポート構造2に対して回転する軸線と同一直線上に置かれている。
【0023】
前記運動機構は、さらに左側連結構造5と右側連結構造6を備えている。左側連結構造5と右側連結構造6の一端は、それぞれ中間サポート構造と回転連結されている。左側連結構造5と右側連結構造6の一端は、好ましくは、中間サポート構造の左端と右端の上部に近い部位に回転連結されている。左側連結構造5と右側連結構造6の一端は、例えば、前記中部支持板301の左側と右側に回転連結されている。左側連結構造5と右側連結構造6の他の一端は、左側可動支持板3と右側可動支持板4にスライド可能に連結される。
【0024】
前記可動支持板3と左側サポート構造1の回転連結構造と、右側可動支持板4と右側サポート構造2との回転連結構造とには、円弧形ブロック71と円弧形ガイドレール72との嵌め合い構造が用いられている。且つ左側の前記円弧形ブロック71と円弧形ガイドレール72の円心Aおよび右側の前記円弧形ブロック71と円弧形ガイドレール72の円心Bは、それぞれ左側可動支持板3と右側可動支持板4の支持面上方(つまり裏折りフレキシブルスクリーン端末が平らに開かれた時の上面の上方)に置かれる。バーチャル円心デザインを通じて、ギアのピッチ円直径を自由に設計することができ、限ったスペース条件下でギアのピッチ円直径を増やして、小さな回転角度でラック11、21のより大きな滑り移動距離を実現することができる。
【0025】
前記左側サポート構造のスライディングラック11は、左側サポート構造1の左側スライディング連結構造12に連結されている。右側サポート構造のスライディングラック21は、右側サポート構造2に連結された右側スライディング連結構造22に連結されている。前記左側スライディング連結構造12と右側スライディング連結構造22は、それぞれ裏折りフレキシブルスクリーン端末の左側ケーシング100と右側ケーシング200との連結部位13、23に配置されている。例えば、ネジ連結部位である場合、前記左側ケーシング100と右側ケーシング200の連結は、回転またはスライドできる。
【0026】
前記左側スライディング連結構造12と右側スライディング連結構造22は、それぞれスライディングガイド構造を介して左側サポート構造と右側サポート構造の上に配置されている。このスライディングガイド構造は、スライディングスリーブ73とガイドロッド74とで構成されうる。
【0027】
前記シンクロナス反対方向回転連結構造は、ギア伝動構造を使用することができ、それぞれ順次に噛み合う四つのギアが設けられる。そのうち、左側サポート構造1と右側サポート構造2は、それぞれ最左端と最右端のギア14、24に連結され、ギア軸140、240との連結によってギア14、24に連結することもできる。
【0028】
中間サポート構造には、さらにロッキング構造を設置して、前記裏折りフレキシブルスクリーン端末が平らに開き状態になっている時に左側サポート構造と右側サポート構造をロッキングするか、左側サポート構造と右側サポート構造とのシンクロナス反対方向回転構造をロッキングして、当面の状態を維持させる。当該ロッキング構造は、前記回転可能な左側と右側ロッキングブロック81、82および左側と右側ロッキングブロック81、82とそれぞれ嵌め合う左右カム面83、84からなる。左側と右側ロッキングブロック81、82は、それぞれギア軸140、240上に連結される。左右カム面83、84は、昇降ブロック80上に設けられており、スプリング85によって左側と右側ロッキングブロック81、82にしっかりと突き当たるように嵌め合わされている。且つこれによって、ロッキングブロックとカム面は、摩擦嵌め合いを形成し、フレキシブルスクリーン端末の回転開き/折り畳みの時に抵抗力を増やす構造となり、当該抵抗力を随時回転停止と随時ポジショニング機能を提供するまで増やすことができる。
【0029】
本発明の説明において、用語「一端」、「他の一端」、「外側」、「裏側」、「水平」、「端部」、「長さ」、「外端」、「左」、「右」などが示す方位または位置関係は図面が示す方位または位置関係に基づくものであり、ただ本発明を分かり易くて簡略に説明するためのものであって、その装置または素子が必ず特定の方位を有し、特定の方位構造と操作を有することを示すか、暗示するものではないので、本発明に対する制限だと理解してはならない。用語「第一」、「第二」も説明時簡潔に説明するために使ったものであって、相対的な重要性を示すか、暗示するものではない。
【0030】
上記説明はただ本発明の最良の実施例に過ぎず、本発明の構造特徴はこれに限らない。予見できる本発明の運動機構は各種フレキシブルスクリーンモバイル端末中に使用することができ、本分野の技術者によって本発明分野において行われた、すべての変動または修飾はいずれも本発明の保護範囲に収まる。