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特許7534534仮想ギフトの表示方法、サーバ及びターゲット受信端
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-05
(45)【発行日】2024-08-14
(54)【発明の名称】仮想ギフトの表示方法、サーバ及びターゲット受信端
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/266 20110101AFI20240806BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20240806BHJP
【FI】
H04N21/266
G06Q50/10
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2023511573
(86)(22)【出願日】2021-08-18
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-08-30
(86)【国際出願番号】 CN2021113341
(87)【国際公開番号】W WO2022042400
(87)【国際公開日】2022-03-03
【審査請求日】2023-02-14
(31)【優先権主張番号】202010859741.0
(32)【優先日】2020-08-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】▲鄭▼ ▲義▼
(72)【発明者】
【氏名】王 ▲暁▼▲東▼
(72)【発明者】
【氏名】朱 ▲紹▼元
【審査官】醍醐 一貴
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第109246452(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0238445(US,A1)
【文献】特開2020-096341(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00-21/858
H04L 67/00
G06Q 50/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバに応用される仮想ギフトの表示方法であって、
配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、前記マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定し、前記ターゲット受信端に前記マルチメディア情報をプッシュし、前記マルチメディア情報に対応する仮想ギフトの有効期限を決定するステップと、
前記ターゲット受信端が前記仮想ギフトの有効期限内に前記マルチメディア情報を受信したと判定した場合、前記仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、現在のレベルの仮想ギフトを取得するステップと、
前記ターゲット受信端に前記現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするステップであって、前記仮想ギフトは前記ターゲット受信端に表示するためのものであるステップと、を含むことを特徴とする、
仮想ギフトの表示方法。
【請求項2】
前記ターゲット受信端に前記現在のレベルの仮想ギフトをプッシュする前記ステップの後に、
前記仮想ギフトの購入リンクを生成し、前記仮想ギフトの前記購入リンクを前記ターゲット受信端にプッシュするステップと、
前記ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが前記購入リンクに従って実行した購入操作を受信し、前記購入操作に基づいて前記仮想ギフトの購入数を更新するステップと、
更新後の購入数及び前記マッピング関係に基づいて前記仮想ギフトのレベルを更新するか否かを判断し、更新が行われる場合、前記ターゲット受信端にレベル更新後の仮想ギフトをプッシュするステップと、をさらに含むことを特徴とする、
請求項1に記載の仮想ギフトの表示方法。
【請求項3】
前記ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが前記購入リンクに従って実行した購入操作を受信する前記ステップの後に、
新たなターゲット受信端を決定し、前記新たなターゲット受信端に前記マルチメディア情報をプッシュするステップをさらに含むことを特徴とする、
請求項2に記載の仮想ギフトの表示方法。
【請求項4】
前記ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが前記購入リンクに従って実行した購入操作を受信する前記ステップの後に、
前記仮想ギフトの購入数を更新し、更新後の購入数が予め設定された条件に該当する場合、情報配信端にギフト受取通知をプッシュするステップであって、前記ギフト受取通知には購入操作が完了した複数のユーザの一意識別子が含まれ、それにより情報配信端は前記ギフト受取通知に基づいて購入操作が完了した複数のユーザをターゲットユーザとして選択し、且つ前記ターゲットユーザの一意識別子をサーバに送信するステップと、
前記ターゲットユーザの一意識別子を受信し、予め決められたユーザの一意識別子とターゲット受信端との対応関係に基づき、前記ターゲットユーザに対応するターゲット受信端を決定し、前記ターゲットユーザに対応するターゲット受信端に返信メッセージを送信するステップと、を含むことを特徴とする、
請求項2に記載の仮想ギフトの表示方法。
【請求項5】
前記マルチメディア情報の仮想ギフトを受信する有効期限を決定する前記ステップは、前記ターゲット受信端に前記マルチメディア情報をプッシュする時点を起点とし、前記仮想ギフトの有効期限を設定するステップを含み、
前記ターゲット受信端が前記仮想ギフトの有効期限内に前記マルチメディア情報を受信したと判定する前記ステップの前に、
前記ターゲット受信端が前記マルチメディア情報を受信した際に送信する応答情報を取得し、前記応答情報に基づき、前記ターゲット受信端が前記マルチメディア情報を受信した時点から、前記ターゲット受信端に前記マルチメディア情報をプッシュする時点までの時間長を判定し、前記時間長に基づき、前記ターゲット受信端が前記マルチメディア情報を受信した時に前記有効期限が切れるか否かを判断するステップをさらに含むことを特徴とする、
請求項1に記載の仮想ギフトの表示方法。
【請求項6】
前記ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが前記購入リンクに従って実行した購入操作を受信する前記ステップの後に、
情報配信端にアシスト情報をプッシュするステップであって、前記アシスト情報には、前記有効期限の残り時間長、得られた前記仮想ギフトの数、累積再生回数、仮想ギフトが次のレベルに達するまで必要な仮想ギフトの数及び前記情報配信端のランキングのうちの1種又は複数種が含まれる、プッシュするステップをさらに含み、
前記情報配信端のランキングは、各情報配信端が受信した前記仮想ギフトの数を多い順に順位づけしたものであることを特徴とする、
請求項3に記載の仮想ギフトの表示方法。
【請求項7】
ターゲット受信端に応用される仮想ギフトの表示方法であって、
マルチメディア情報を受信し、前記マルチメディア情報が受信されたという応答情報をサーバに送信するステップであって、前記応答情報は、サーバが現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするためのものであるステップと、
前記現在のレベルの仮想ギフトを受信して表示するステップと、を含み、
前記マルチメディア情報が受信されたという応答情報をサーバに送信する前記ステップの後に、
前記仮想ギフトの購入リンクを受信するステップと、
ユーザが前記購入リンクに基づいて実行した購入操作をサーバにフィードバックして、前記サーバに前記購入操作に基づいて前記ターゲット受信端にレベル更新後の仮想ギフトをプッシュさせるステップと、
前記レベル更新後の仮想ギフトを受信して表示するステップと、をさらに含むことを特徴とする、
仮想ギフトの表示方法。
【請求項8】
配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、前記マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定し、前記ターゲット受信端に前記マルチメディア情報をプッシュし、前記マルチメディア情報に対応する仮想ギフトの有効期限を決定するためのスコンテンツ検証モジュールと、
前記ターゲット受信端が前記仮想ギフトの有効期限内に前記マルチメディア情報を受信したと判定した場合、前記仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、現在のレベルの仮想ギフトを取得するための表示更新モジュールと、
前記ターゲット受信端に前記現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするための表示プッシュモジュールであって、前記仮想ギフトは前記ターゲット受信端に表示するためのものである表示プッシュモジュールと、を含むことを特徴とする、
サーバ。
【請求項9】
マルチメディア情報を受信し、前記マルチメディア情報が受信されたという応答情報をサーバに送信するための応答情報送信モジュールであって、前記応答情報はサーバが現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするためのものである応答情報送信モジュールと、
前記現在のレベルの仮想ギフトを受信して表示するための表示情報受信モジュールと、を含み、
前記応答情報送信モジュールは、前記仮想ギフトの購入リンクを受信して、ユーザが前記購入リンクに基づいて実行した購入操作を前記サーバにフィードバックするようにさらに構成され、前記サーバは、前記購入操作に基づいてターゲット受信端にレベル更新後の仮想ギフトをプッシュし、
前記表示情報受信モジュールは、前記レベル更新後の仮想ギフトを受信して表示するようにさらに構成されることを特徴とする、
ターゲット受信端。
【請求項10】
メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され且つ前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムと、を含む電子機器であって、前記プロセッサは前記コンピュータプログラムを実行する時に請求項1~6のうちのいずれか1項に記載の仮想ギフトの表示方法のステップを実現することを特徴とする、電子機器。
【請求項11】
コンピュータ命令が記憶されており、前記コンピュータ命令は、コンピュータに請求項1~6のうちのいずれか1項に記載の仮想ギフトの表示方法のステップを実行させることを特徴とする、コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
〔関連出願の相互参照〕
本願は、2020年8月24日に提出された、出願番号202010859741.0、発明の名称「仮想ギフトの表示方法、サーバ及びターゲット受信端」の中国特許出願の優先権を主張し、その全てが参照によって本願に組み込まれる。
本願は、データ処理の技術分野に関し、具体的には、本願は、仮想ギフトの表示方法、サーバ及びターゲット受信端に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネットによるライブ配信プラットフォームの発展に伴い、動画及びオンラインライブ配信の技術が急速に発展し、業界ではユーザに好まれているやり取り方式が登場しており、そのうち、仮想ギフトを贈ることは現在最も人気のある方式である。
【0003】
従来の仮想ギフトを贈る過程は、通常、ユーザがまずライブルームに表示されている仮想ギフトリストからターゲット仮想ギフトを選択し、続いてターゲット仮想ギフトの贈与オプションをクリックし、次に、仮想ギフトを贈る命令をサーバに送信し、サーバによって仮想ギフトを贈る過程を完了させることである。
【0004】
上記した過程において、仮想ギフトがユーザによって自発的に選択されるため、一方で、配信者は仮想ギフトを受信した後にのみ、ユーザから贈られたギフトの具体的な内容がわかることとなり、配信者がある特定のギフトを要望する場合、配信者からユーザに事前に知らせる必要があるため、コミュニケーションコストが増加しており、他方で、ユーザが選択できる仮想ギフトは多様に存在するため、さらにギフトの購入時間は相対的に長くなり、さらなる他方で、ライブルームに配信者が受信したギフトを表示する際に、単に仮想ギフトの数を統計するだけで、表示方式が単一であり、やり取りが悪い。
【発明の概要】
【0005】
本開示は、上記課題を解消するか、又は上記課題を部分的に解決する仮想ギフトの表示方法、サーバ及びターゲット受信端を提供する。
【0006】
第1態様では、サーバに応用される仮想ギフトの表示方法であって、
配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定し、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュし、マルチメディア情報に対応する仮想ギフトの有効期限を決定するステップと、
ターゲット受信端が仮想ギフトの有効期限内にマルチメディア情報を受信したと判定した場合、仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、現在のレベルの仮想ギフトを取得するステップと、
ターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするステップであって、仮想ギフトはターゲット受信端に表示するためのものであるステップと、を含む仮想ギフトの表示方法を提供する。
【0007】
第2態様では、情報配信端に応用される仮想ギフトの表示方法であって、
配信の対象となるマルチメディア情報を作成し、マルチメディア情報の属性情報にマーク情報を追加するステップと、
マーク情報が追加されたマルチメディア情報をサーバに送信するステップであって、マーク情報が追加されたマルチメディア情報は、マルチメディア情報を受信するターゲット受信端をサーバによって決定するためのものであるステップと、を含む仮想ギフトの表示方法を提供する。
【0008】
第3態様では、ターゲット受信端に応用される仮想ギフトの表示方法であって、
マルチメディア情報を受信し、マルチメディア情報が受信されたという応答情報をサーバに送信するステップであって、応答情報はサーバが現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするためのものであるステップと、
現在のレベルの仮想ギフトを受信して表示するステップと、を含む仮想ギフトの表示方法を提供する。
【0009】
第4態様では、
配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定し、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュし、マルチメディア情報に対応する仮想ギフトの有効期限を決定するためのコンテンツ検証モジュールと、
ターゲット受信端が仮想ギフトの有効期限内にマルチメディア情報を受信したと判定した場合、仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、現在のレベルの仮想ギフトを取得するための表示更新モジュールと、
ターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするための表示プッシュモジュールであって、仮想ギフトはターゲット受信端に表示するためのものである表示プッシュモジュールと、を含むサーバを提供する。
【0010】
第5態様では、
配信の対象となるマルチメディア情報を作成し、マルチメディア情報の属性情報にマーク情報を追加するためのメディア情報作成モジュールと、
マーク情報が追加されたマルチメディア情報をサーバに送信するためのメディア情報配信モジュールであって、マーク情報が追加されたマルチメディア情報は、マルチメディア情報を受信するターゲット受信端をサーバによって決定するためのものであるメディア情報配信モジュールと、を含む情報配信端を提供する。
【0011】
第6態様では、
マルチメディア情報を受信し、マルチメディア情報が受信されたという応答情報をサーバに送信するための応答情報送信モジュールであって、応答情報はサーバが現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするためのものである応答情報送信モジュールと、
現在のレベルの仮想ギフトを受信して表示するための表示情報受信モジュールと、を含むターゲット受信端を提供する。
【0012】
第7態様では、本開示は、メモリと、プロセッサと、メモリに記憶され且つプロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムと、を含む電子機器であって、プロセッサがプログラムを実行する際に第1から第3の態様のうちのいずれか一態様で提供される方法のステップを実現する、電子機器を提供する。
【0013】
第8態様では、本開示は、コンピュータプログラムが記憶された非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行される時に第1から第3の態様のうちのいずれか一態様で提供される方法のステップを実現する、非一時的コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0014】
本開示により提供される仮想ギフトの表示方法、サーバ、ターゲット受信端は、配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定することにより、特定のユーザが仮想ギフトを見ることができるようにして、ユーザの参加意欲を向上させることに役立ち、そして、仮想ギフトに対して有効期限を設定し、仮想ギフトを見たユーザによる仮想ギフトの購入を促進することに役立ち、ターゲット受信端に仮想ギフトを送信する際に、仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、現在のレベルの仮想ギフトを取得し、それにより仮想ギフトは購入数により形態が変化し、ギフトの表示がより多様化し、クリエータとのやり取りの楽しさが向上する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
本開示の技術的解決手段をより明瞭に説明するために、以下において、本開示の記載に用いられる図面について簡単に説明する。
【0016】
図1】本開示により提供される仮想ギフト表示システムのシステムアーキテクチャ図である。
図2】本開示により提供される仮想ギフトの表示方法のローチャートである。
図3】本開示により提供される仮想ギフトの模式図である。
図4】本開示により提供されるギフト受取通知のインタフェース模式図である。
図5】本開示により提供されるアシスト情報の復号模式図である。
図6】本開示により提供される別の仮想ギフトの表示方法のローチャートである。
図7】本開示により提供されるさらに別の仮想ギフトの表示方法のローチャートである。
図8】本開示により提供される仮想ギフト表示システムのインタラクション模式図である。
図9】本開示により提供されるサーバの構造模式図である。
図10】本開示により提供される情報配信端の構造模式図である。
図11】本開示により提供されるターゲット受信端の構造模式図である。
図12】本開示により提供される電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本願の実施例を詳細に説明し、実施例の例示的な例は図面に示されており、ここで、同じ又は類似的な符号は始めから終わりまで同じ又は類似的な素子或いは同じ又は類似的な機能を有する素子を表す。以下において図面を参照して説明する実施例は例示的なものであり、本願を解釈することのみを目的とし、本発明を限定するものと解釈してはならない。
【0018】
当業者であれば、特記しない限り、ここで用いられる単数形「一」、「一つ」及び「該」は複数形を含んでもよいことが理解できる。さらに理解すべきことは、本願の明細書に使用される用語「含む」は、特徴、整数、ステップ、操作、要素及び/又は部品が存在することを意味するが、一つ又は複数の他の特徴、整数、ステップ、操作、要素、部品及び/又はそれらの組み合わせの存在又は追加を排除することがない点である。理解すべきことは、要素が他の要素に「接続」又は「結合」されると称する場合、他の要素に直接接続又は結合されてもよく、又は中間要素が存在してもよい点である。なお、ここで用いられる「接続」又は「結合」は無線接続又は無線結合を含んでもよい。ここで用いられる用語「及び/又は」は、一つ又は複数の関連する列挙された項目の全て又は任意のユニット及び全ての組み合わせを含む。
【0019】
本願の実施例の目的、技術的解決手段及び利点をより明確にするために、以下に図面を参照しながら本願の実施形態をさらに詳細に説明する。
【0020】
本願により提供される仮想ギフトの表示方法、サーバ及びターゲット受信端は、従来技術の上記した技術的課題を解決するためのものである。
【0021】
以下において、本願の技術的解決手段、及び本願の技術的解決手段が上記技術的課題を如何にして解決するかについて具体的な実施例によって詳細に説明する。以下のいくつかの具体的な実施例は互いに組み合わせてもよく、同じ又は類似的な概念又はプロセスについて再度詳細に説明しない実施例がある。以下に図面を参照しながら本願の実施例を説明する。
【0022】
図1は本開示により提供される仮想ギフト表示システムのシステムアーキテクチャ図であり、図1に示すように、サーバ10aは通信バス10bを介して情報配信端クラスタ10c及び受信端クラスタ10dと接続を確立し、情報配信端クラスタ10cは情報配信端10e、情報配信端10f、・・・、情報配信端10gを含み、受信端クラスタ10dは受信端10h、受信端10i、・・・、受信端10jを含む。情報配信端クラスタ10cのうちのいずれか1つの情報配信端によって、配信の対象となるマルチメディア情報が作成された後、マルチメディア情報の属性情報にマーク情報を追加し、マルチメディア情報をサーバ10aに送信し、サーバ10aは配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、受信端クラスタ10dからターゲット受信端を決定し、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュし、ターゲット受信端が仮想ギフトの有効期限内にマルチメディア情報を受信した場合、サーバ10aは仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、現在のレベルの仮想ギフトを取得する。ターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトをプッシュして、ターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトを表示する。
【0023】
本開示はサーバに応用される仮想ギフトの表示方法を提供し、本開示により提供される仮想ギフトの表示方法のローチャートである図2に示すように、該方法はステップS101~S103を含み、具体的には以下のとおりである。
【0024】
S101で、配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定し、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュし、マルチメディア情報に対応する仮想ギフトの有効期限を決定する。
【0025】
本開示におけるマルチメディア情報は文字、オーディオ又は動画のうちの1種又は複数種を含んでもよく、属性情報はマルチメディア情報の性質を説明する情報であり、通常、クリエータが情報配信端で編集するものであり、動画再生の分野、特に短い動画再生の分野において、最も一般的な属性情報は動画の名称である。本開示では、サーバはマルチメディア情報の名称に予め設定されたマークが含まれるか否かを検査することで、マルチメディア情報のために購入可能及び表示可能な仮想ギフトを配置するか否かを判断することができる。
【0026】
本開示におけるマーク情報は特定のキャラクターと特定の文字からなる組み合わせ、例えば、「@dou+聖火リレー」であってもよく、該マーク情報は「@」と「+」という2つの特定のキャラクター、及び「dou」と「聖火リレー」という特定の文字を含み、中国語と英語の二カ国語の語彙及び複数のキャラクターをマーク情報とすることで、一般的な属性情報をマーク情報として検出することを避けることができる。
【0027】
本開示では、属性情報にマーク情報が含まれると検出された後、さらにターゲット受信端を決定し、ターゲット受信端は受信端クラスタから選択される一部の受信端であり、その数は1つであってもよく、複数あってもよく、本開示では特に限定されない。ターゲット受信端は、マルチメディア情報のクリエータと多くやり取りしたユーザが所持する受信端であってもよく、これまでクリエータに仮想ギフトを贈ったことのあるユーザが所持する受信端であってもよく、本開示では、マーク情報を有するマルチメディア情報を一部の受信端にのみプッシュすることにより、マルチメディア情報を受信したターゲット受信端の仮想ギフト贈与の参加感を向上させることができ、仮想ギフトの贈与回数を向上させるのに有利である。
【0028】
従来技術において、仮想ギフトの有効期限は、通常、購入者にそれを可能な限り早く使用させるために設定されるものであり、例えば、購入者がある仮想ギフトを購入した後、該仮想ギフトの有効期限をオンにし、購入者が有効期限に達した後でも該仮想ギフトを使用しない場合、該仮想ギフトを無効にしたり、該仮想ギフトの表示効果を低下させたりする。本開示の仮想ギフトの有効期限は、ターゲット受信端で仮想ギフトが見えるか否かに影響を与えることができ、さらに、ターゲット受信端が仮想ギフトの有効期限内にマルチメディア情報を受信した場合、ターゲット受信端に有効期限の残り時間をプッシュすることにより、可能な限り早く使用するようにターゲット受信端に注意を促すこともできる。
【0029】
S102で、ターゲット受信端が仮想ギフトの有効期限内にマルチメディア情報を受信したと判定した場合、仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、ターゲット受信端に対応する現在のレベルの仮想ギフトを取得する。
【0030】
本開示の仮想ギフトは仮想世界におけるギフト、例えば、聖火、生花、金元寶、飛行機などの仮想物品である。本開示における仮想ギフトは受信端ではなく、サーバによって決定されるものであり、それにより、受信端のユーザは仮想ギフトを購入する際に、さらなる手間をかけてギフトを選ぶ必要がなく、仮想ギフトの贈与効率を向上させる。
【0031】
サーバがマルチメディア情報をターゲット受信端にプッシュする際に、ターゲット受信端は必ずしも即座にマルチメディア情報を受信するわけではないため、本開示では、ターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した時点を判定することで、ターゲット受信端が仮想ギフトの有効期限内にマルチメディア情報を受信したか否かを判断する。有効期限内にマルチメディア情報を受信した場合、現在時点、即ちマルチメディア情報を受信した時点に基づいて仮想ギフトの購入数を取得し、受信端が仮想ギフトを購入した後、データベースにおいて仮想ギフトの購入レコードを1つ新たに作成することができ、購入レコードにおいて、仮想ギフトを購入するユーザが利用する受信端、該ユーザが購入した仮想ギフトの数及び仮想ギフトを購入した全てのユーザが購入した仮想ギフトの総数などを含んでもよく、サーバはデータベースから仮想ギフトの購入レコードを取得する。
【0032】
本開示では、仮想ギフトは複数のレベルの表示効果を有し、異なるレベルの表示効果の間に差異が存在し、表示効果のレベルは購入数に関連付けられ、購入数の増加につれて、仮想ギフトの表示効果が次第に変化する。図3は本開示により提供される仮想ギフトの模式図であり、図3に示すように、仮想ギフトは聖火であり、且つ5つのレベルを有し、聖火の火炎はレベルの上昇につれて大きくなる。
【0033】
S103で、ターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトをプッシュし、仮想ギフトはターゲット受信端に表示するためのものである。
【0034】
本開示のターゲット受信端に仮想ギフトを表示する際に、ウィジェットシステムを用いて仮想ギフトを表示してもよい。本開示では、仮想ギフトの異なるレベルに応じて、異なる表示効果のウィジェットファイルを予め作成することができ、ウィジェットファイルはflashフォーマットであってもよく、ウィジェットファイルはマルチメディア情報上に重ね合わせられるウィジェット項目を含み、ウィジェット項目は即ち仮想ギフトであり、ウィジェットファイルはさらにflashプレーヤ要素を含み、それによりflashの再生をサポートし、ターゲット受信端は、ウィジェットファイルの表示ウィンドウをマルチメディア情報の表示ウィンドウ上に重ね合わせることにより、ウィジェットの表示を実現する。
【0035】
上記ウィジェットファイル表示ウィンドウは透明部分を含んでもよく、このようにウィジェットファイルとマルチメディア情報とを重ね合わせる際に、ウィジェットファイル表示ウィンドウの透明部分にはマルチメディア情報が表示され、残りの部分にはウィジェットファイルにおけるウィジェット項目が表示され、それにより、ターゲット受信端に、仮想ギフト付きのマルチメディア情報として表示される。
【0036】
本開示の仮想ギフトの表示方法は、サーバ、ターゲット受信端は、配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定することにより、特定のユーザが仮想ギフトを見ることができるようにして、ユーザの参加意欲を向上させることに役立ち、そして、仮想ギフトに対して有効期限を設定し、仮想ギフトを見たユーザによる仮想ギフトの購入を促進することに役立ち、ターゲット受信端に仮想ギフトを送信する際に、仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、現在のレベルの仮想ギフトを取得し、それにより仮想ギフトは購入数により形態が変化し、ギフトの表示がより多様化し、クリエータとのやり取りの楽しさが向上する。
【0037】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、本開示は、ターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするステップの後に、S104、S105及びS106をさらに含む。
【0038】
S104で、仮想ギフトの購入リンクを生成し、仮想ギフトの購入リンクをターゲット受信端にプッシュする。
【0039】
理解すべきことは、仮想ギフトの購入リンクは購入プロセス情報を含み、購入プロセス情報はウィジェットリンクの形態で表示することができ、ユーザは順次表示されるウィジェットリンクに従って相応の操作を行い、例えば、ユーザは順に支払方法の選択、注文確認、購入に成功などのウィジェットリンクによって、仮想ギフトの購入を完了させる点である。
【0040】
本開示では、ターゲット受信端に仮想ギフトの購入リンクを表す購入アイコンをプッシュすることができ、該購入アイコンには仮想ギフトの単位価格及び決済手段(例えば銀聯、アリペイ、ウィチャットペイなど)が予め設定されているため、ユーザは、購入する仮想ギフトの数を考えて決済手段を選択するだけで仮想ギフトを購入することができ、仮想ギフトの価格が予め決定されたものであるため、本開示のギフト購入方式はユーザにとって非常に迅速である。
【0041】
S105で、ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信し、購入操作に基づいて仮想ギフトの購入数を更新する。
【0042】
ユーザが購入リンクに従って購入操作を実行した後、ターゲット受信端はサーバにフィードバック情報を送信して、仮想ギフトに対する購入が完了したことをサーバに通知し、サーバは情報配信端に対応する仮想ギフト購入レコードにおいて仮想ギフトの購入数を更新する。
【0043】
S106で、更新後の購入数及びマッピング関係に基づいて仮想ギフトのレベルを更新するか否かを判断し、更新が行われる場合、ターゲット受信端にレベル更新後の仮想ギフトをプッシュする。
【0044】
例えば、ターゲット受信端が仮想ギフトを購入する前に、情報配信端に対応する仮想ギフト購入レコードにおいて仮想ギフトの購入数が99であり、対応する仮想ギフトのレベルが2級であると記録されており、ユーザはターゲット受信端によって仮想ギフトを1つ購入し、サーバは仮想ギフトの購入数を100と更新し、そして、マッピング関係から、仮想ギフトの購入数が100~200である場合、仮想ギフトのレベルが3級であることが分かったため、3級の仮想ギフトをターゲット受信端に送信して、ターゲット受信端に3級の仮想ギフトを表示する。理解すべきことは、ユーザが仮想ギフトを購入した後に仮想ギフトのレベルが変化しない場合もあり、この場合、仮想ギフトのレベルを更新しない点である。
【0045】
本開示の仮想ギフトの購入レコードとは、情報配信端が受信した全ての仮想ギフトのレコードであり、購入レコードには、ターゲット受信端の一意識別子及びターゲット受信端が購入した仮想ギフトの数が含まれる。購入レコードがデータベースに記憶可能であり、サーバは、購入レコードを取得する必要がある場合、データベースから取得する。本開示のサーバは、現在時点の仮想ギフトの購入数を以下のように取得することができる。
【0046】
サーバはデータベースから仮想ギフトを購入したターゲット受信端の一意識別子、及び各ターゲット受信端が購入した仮想ギフトの数を1つずつ読み取り、カウントアップの方式で現在時点の仮想ギフトの購入数を知る。
【0047】
情報送信端の数又は仮想ギフトの数が多い場合、サーバはデータベースから購入レコードを直接読み取ることに性能ボトルネックが発生することがあるため、本開示のサーバはさらに、現在時点の仮想ギフトの購入数を以下のように取得することもできる。
【0048】
データベースに新しい購入レコードが記憶される場合、データベースによってサーバに更新メッセージを送信し、更新メッセージには仮想ギフトの新しく増加した購入数のみが記録され、サーバは、受信した更新メッセージに基づき、自体に記憶された仮想ギフトの累積購入数を更新し、新しい累積購入数を取得する。一方で、サーバはデータベースから購入レコードを検索する必要がなくなるため、データベースの性能損失が節約され、他方で、サーバは累積データをそのまま用いて現在の仮想ギフトの購入数を決定し、より効率的になる。
【0049】
本開示の実施例は、ターゲット受信端に仮想ギフトの購入リンクをプッシュすることで、ユーザに特定の仮想ギフトのみを購入させ、ギフトの購入にかかる時間を短縮し、仮想ギフトの購入操作を手早く済ませるようにユーザの利便性を向上させ、さらに、購入結果に基づいて仮想ギフトのレベルを更新し、それにより、ターゲット受信端にレベル更新後の仮想ギフトを提供し、ユーザの消費意欲を向上させるのに役立つ。
【0050】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、本開示は、ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信するステップの後に、新たなターゲット受信端を決定し、新たなターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュするステップをさらに含む。
【0051】
つまり、本願の仮想ギフトは、多様化表示という特性を有することに加えて、マルチメディア情報のプロモーションにも影響を及ぼし、仮想ギフト購入数の増加に伴い、サーバによって決定される新たなターゲット受信端の数も増加するため、クリエータが配信するマルチメディア情報はより多くのユーザに見られるようになり、上記設定によってユーザの仮想ギフトに対する消費意欲をさらに向上させることができる。
【0052】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信した後、さらに以下を含む。
【0053】
仮想ギフトの購入数を更新し、更新後の購入数が予め設定された条件に該当する場合、情報配信端にギフト受取通知をプッシュし、ギフト受取通知には購入操作が完了した複数のユーザの一意識別子が含まれ、それにより情報配信端はギフト受取通知に基づいて購入操作が完了した複数のユーザをターゲットユーザとして選択し、且つターゲットユーザの一意識別子をサーバに送信する。
【0054】
本開示のサーバは、仮想ギフトの購入数を更新した後、更新された購入数が予め設定された条件に該当するか否かを判断し、予め設定された条件に該当する場合にのみ情報配信端にギフト受取通知をプッシュし、このようにしてクリエータへの邪魔を低減することができる。選択的に、予め設定された条件は更新後の購入数がN未満であることであり、つまり、最初のN人のユーザのみの仮想ギフト購入行為をクリエータに知らせる。
【0055】
本開示のギフト受取通知には選択可能な、購入操作が完了したユーザの一意識別子が含まれ、一意識別子はユーザ名であってもよく、これに加えて、ギフト受取通知はさらにユーザの仮想ギフトの購入数、プロモーション数などを含んでもよく、ここで、プロモーション数とは、サーバがこのユーザの仮想ギフトの購入数に基づいて決定する新たなターゲット受信端の数を意味する。本開示のサーバは仮想ギフトの購入数と新たなターゲット受信端の数とのマッピング関係を予め設定することができ、例えば、1つの仮想ギフトが購入される場合、新たなターゲット受信端数を10個と決定し、10個の仮想ギフトが購入される場合、新たなターゲット受信端の数を100個と決定するなどのように類推する。ギフト受取通知には、返信メッセージをバッチ送信するためのオプションがさらに設定されており、それにより、クリエータが複数のユーザを選定した後、返信メッセージのマッチング及び送信オプションをクリックすることでバッチ返信要求を生成することを容易にする。サーバは、バッチ返信要求を受信したことに基づき、クリエータが選定したユーザを知り、さらに選定したユーザのターゲット受信端を検索し、ターゲット受信端に返信メッセージを送信する。
【0056】
図4は本開示により提供されるギフト受取通知のインタフェース模式図であり、図4に示すように、ギフト受取通知には複数のユーザのギフト購入状況を示し、ここで張三は100個の仮想ギフトである聖火を購入し、1000個の新たなターゲット受信端のプロモーション数を生成し、李四は50個の仮想ギフト聖火を購入し、500個の新たなターゲット受信端のプロモーション数を生成し、王五は60個の仮想ギフト聖火を購入し、600個の新たなターゲット受信端のプロモーション数を生成する。クリエータは各ユーザ情報の右側に表示されるDM感謝のオプションを直接クリックし、単独返信要求を生成してもよい。単独返信要求にはクリエータが選定した1人のユーザの一意識別子が記録されており、サーバは単独返信要求を解析することにより、該ユーザに対応するターゲット受信端を決定し、ターゲット受信端に返信メッセージを送信する。また、まずユーザ情報の右側のチェックボックス(図には空白のボックスで示される)を選択し、次に「ワンタッチ感謝」オプションをクリックしてバッチ返信要求を生成してもよい。サーバはバッチ返信要求を受信して解析し、クリエータが選定した複数のユーザのターゲット受信端に返信メッセージを送信する。
【0057】
ターゲットユーザの一意識別子を受信し、予め決められたユーザの一意識別子とターゲット受信端との対応関係に基づき、ターゲットユーザに対応するターゲット受信端を決定し、ターゲットユーザに対応するターゲット受信端に返信メッセージを送信する。
【0058】
具体的には、サーバはユーザの一意識別子とターゲット受信端との対応関係を予め記録してもよく、例えばユーザaの一意識別子が001であり、ユーザaが使用するターゲット受信端の一意識別子が00aである場合、001と00aとの対応関係を確立し、このようにして、情報配信端によって選択されるターゲットユーザにおいてユーザaが含まれる場合、ユーザaの一意識別子に基づき、対応する情報配信端00aを決定し、サーバは情報配信端00aに返信メッセージを送信する。
【0059】
サーバは返信メッセージの内容を予め設定してもよく、該内容は、例えば、「励ましていただいて、ありがとうございました!今後はより多くの高品質な内容を撮影してお見せします」、又は「より多くの人に私の動画を見てもらえるよう、プロモーションに協力していただきありがとうございます」などの、感謝を伝える文言であり、本開示は返信メッセージの内容に対して特に制限しない。
【0060】
選択的に、本開示のサーバは情報配信端によって選択されるターゲットユーザを知った後、さらに情報配信端に返信メッセージのテンプレートをプッシュする。テンプレートには少なくとも2種の選択可能な、感謝を伝える文言が提供されている。情報配信端は、クリエータによって選択される文言を記録した後、サーバがクリエータによって選択される文言をターゲット受信端に送信するように、クリエータによって選択される文言をサーバに送信する。このように設定すれば返信メッセージの多様性を増加することができ、ユーザとクリエータとの関係の強化に役立つ。
【0061】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、マルチメディア情報の仮想ギフトを受信する有効期限を決定するステップは、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュする時点を起点とし、仮想ギフトの有効期限を設定するステップを含む。
【0062】
ターゲット受信端が仮想ギフトの有効期限内にマルチメディア情報を受信したと判定する前に、さらに以下を含む。
【0063】
ターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した際に送信する応答情報を取得し、応答情報に基づき、ターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した時点から、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュする時点までの時間長を判定し、時間長に基づいてターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した時に有効期限が切れるか否かを判断する。
【0064】
理解すべきことは、本開示の仮想ギフトの有効期限は、サーバがターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュする時点から起算するものであり、ターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した時点から起算するものではなく、それにより後続に決定される新たなターゲット受信端を含む全てのターゲット受信端にはいずれも同時に仮想ギフトの有効期限が終了することを保証し、サーバは各ターゲット受信端に仮想ギフトをプッシュするか否かを判断することもより便利となる点である。
【0065】
サーバがターゲット受信端にマルチメディア情報を送信する際に、サーバがマルチメディア情報を配信すると見なされてもよく、マルチメディア情報を送信する時点は、即ち、有効期限の開始時点であり、例えば、サーバからターゲット受信端にマルチメディア情報を送信する時点が9時00分であり、有効期限の時間長が6時間である場合、ターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した時点が12時00分あれば、ターゲット受信端が有効期限内にマルチメディア情報を受信したと見なされる。
【0066】
本開示の実施例では、ターゲット受信端はマルチメディア情報を受信し後にサーバに応答情報を送信し、応答情報はターゲット受信端がマルチメディア情報を受信したことを表すためのものである。応答情報にはタイムスタンプを記録することができ、該タイムスタンプはターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した時点であり、こうして、サーバはタイムスタンプに記録される時点に基づき、該時点に対応する仮想ギフトのレベルを判定することができる。理解すべきことは、サーバがいつでもオンラインであるため、サーバが応答情報をリアルタイムで受信できると考えることができ、従って、本開示では、応答情報にはタイムスタンプが記録されなくてもよく、サーバは応答情報を受信した時点を、端末がマルチメディア情報を受信した時点と同等にしてもよい点である。
【0067】
上記実施例を基に、ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信するステップの前に、ターゲット受信端に購入提示情報をプッシュするステップであって、購入提示情報は、現在、仮想ギフトを購入することでクリエータからの返信メッセージを受信する確率があるか否かを提示して、ユーザの仮想ギフト購入の消費意欲をさらに向上させるためのものであるステップをさらに含む。
【0068】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信した後、さらに以下を含む。
【0069】
情報配信端にアシスト情報をプッシュし、アシスト情報には有効期限の残り時間長、得られた仮想ギフトの数、累積再生回数、仮想ギフトが次のレベルに達するまで必要な仮想ギフトの数及び情報配信端のランキングのうちの1種又は複数種が含まれる。
【0070】
情報配信端のランキングは、各情報配信端が受信した仮想ギフトの数に基づいて大から小の順に並べて得られる。例えば、クリエータ甲の情報配信端が受信した仮想ギフトの数が1万であり、クリエータ乙の情報配信端が受信した仮想ギフトの数が2万であり、クリエータ丙の情報配信端が受信した仮想ギフトの数が1.5万である場合、クリエータ甲の情報配信端が受信したアシスト情報において、情報配信端のランキングは3である。
【0071】
累積再生回数は、各受信端でのクリエータのマルチメディア情報の再生回数を意味し、受信端でのマルチメディア情報の再生回数をサーバによって統計することにより得られてもよい。
【0072】
図5は本開示により提供されるアシスト情報の復号模式図であり、図5に示すように、アシスト情報には以下のことが示されている。仮想ギフトの有効期限が残り24時間59分59秒であり、5000本点火されたことはクリエータが既に5000本の仮想ギフト聖火を受信したことを意味し、仮想ギフトのレベルを次のレベルに上昇させるまで後500本の仮想ギフトが必要であり、現在、8万人のユーザ即ち聖火ランナがクリエータのマルチメディア情報に対してアシストを提供しており、800万回の累積再生回数が得られる。
【0073】
本開示は情報配信端に応用される仮想ギフトの表示方法をさらに提供し、本開示により提供される別の仮想ギフトの表示方法のローチャートである図6に示すように、該表示方法はS201、S202を含む。
【0074】
S201で、配信の対象となるマルチメディア情報を作成し、マルチメディア情報の属性情報にマーク情報を追加する。
【0075】
本開示におけるマルチメディア情報は文字、オーディオ又は動画のうちの1種又は複数種を含んでもよく、属性情報はマルチメディア情報の性質を説明する情報であり、通常、クリエータが情報配信端で編集するものであり、動画再生の分野、特に短い動画再生の分野において、最も一般的な属性情報は動画の名称である。本開示では、サーバはマルチメディア情報の名称に予め設定されたマークが含まれるか否かを検査することで、マルチメディア情報のために購入可能及び表示可能な仮想ギフトを配置するか否かを判断することができる。
【0076】
本開示におけるマーク情報は特定のキャラクターと特定の文字からなる組み合わせ、例えば、「@dou+聖火リレー」であってもよく、該マーク情報は「@」と「+」という2つの特定のキャラクター、及び「dou」と「聖火リレー」という特定の文字を含み、中国語と英語の二カ国語の語彙及び複数のキャラクターをマーク情報とすることで、一般的な属性情報をマーク情報として検出することを避けることができる。
【0077】
S202で、マーク情報が追加されたマルチメディア情報をサーバに送信し、マーク情報が追加されたマルチメディア情報は、マルチメディア情報を受信するターゲット受信端をサーバによって決定するためのものである。
【0078】
マーク情報を有するマルチメディア情報をサーバに送信して配信することにより、属性情報にマーク情報が含まれるとサーバによって検出された後、さらにターゲット受信端を決定し、ターゲット受信端は受信端クラスタから選択される一部の受信端であり、その数は1つであってもよく、複数あってもよく、本開示では特に限定されない。ターゲット受信端は、マルチメディア情報のクリエータと多くやり取りしたユーザが所持する受信端であってもよく、これまでクリエータに仮想ギフトを贈ったことのあるユーザが所持する受信端であってもよく、本開示では、マーク情報を有するマルチメディア情報を一部の受信端にのみプッシュすることにより、マルチメディア情報を受信したターゲット受信端の仮想ギフト贈与の参加感を向上させることができ、仮想ギフトの贈与回数を向上させるのに有利である。
【0079】
本開示の仮想ギフトの表示方法では、配信の対象となるマルチメディア情報にマーク情報を設定することで、サーバはマルチメディア情報に特定のターゲット受信端が含まれることを検出し、それにより、特定のユーザは仮想ギフトを見ることができ、ユーザの参加意欲を向上させることに役立つ。
【0080】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、マルチメディア情報をサーバに送信した後、さらに以下を含む。
【0081】
サーバからプッシュされるギフト受取通知を受信し、ギフト受取通知に基づき、購入操作が完了した複数のターゲット受信端を選択し、それにより、サーバは購入操作が完了した複数のターゲット受信端に返信メッセージを送信する。
【0082】
本開示のギフト受取通知には選択可能な、購入操作が完了したユーザの一意識別子が含まれ、一意識別子はユーザ名であってもよく、これに加えて、ギフト受取通知はさらに仮想ギフトの購入数、プロモーション数などを含んでもよく、ここで、プロモーション数とは、サーバがこのユーザの仮想ギフトの購入数に基づいて決定する新たなターゲット受信端の数を意味する。ギフト受取通知には、返信メッセージをバッチ送信するためのオプションがさらに設定されており、それにより、クリエータが複数のユーザを選定した後、返信メッセージのマッチング及び送信オプションをクリックすることでバッチ返信要求を生成することを容易にする。サーバは、バッチ返信要求を受信したことに基づき、クリエータが選定したユーザを知り、さらに選定したユーザのターゲット受信端を検索し、ターゲット受信端に返信メッセージを送信する。
【0083】
本開示はターゲット受信端に応用される仮想ギフトの表示方法をさらに提供し、本開示により提供されるさらに別の仮想ギフトの表示方法のローチャートである図7に示すように、該表示方法はS301、S302を含む。
【0084】
S301で、マルチメディア情報を受信し、マルチメディア情報が受信されたという応答情報をサーバに送信し、応答情報はサーバが現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするためのものである。
【0085】
本開示のターゲット受信端は、マルチメディア情報を受信した後にマルチメディア情報を再生することができるとともに、マルチメディア情報が受信されたという応答情報をサーバに送信し、該応答情報にはターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した時点が記録されている。上記実施例から分かるように、サーバは仮想ギフトに対して有効期限を設定しているため、サーバは応答情報に基づいて仮想ギフトをターゲット受信端に送信するか否かを判断する。ターゲット受信端のマルチメディア情報を受信した時点が仮想ギフトの有効期限内にある場合、サーバは、現在のレベルの仮想ギフトを統計し、且つ現在のレベルの仮想ギフトをターゲット受信端に送信する。
【0086】
S302で、現在のレベルの仮想ギフトを受信して表示する。
【0087】
本開示のターゲット受信端に仮想ギフトを表示する際に、ウィジェットシステムを用いて仮想ギフトを表示してもよい。本開示では、仮想ギフトの異なるレベルに応じて、異なる表示効果のウィジェットファイルを予め作成することができ、ウィジェットファイルはflashフォーマットであってもよく、ウィジェットファイルにはマルチメディア情報上に重ね合わせられるウィジェット項目が含まれ、ウィジェット項目は即ち仮想ギフトであり、ウィジェットファイルはflashプレーヤ要素を含み、それによりflashの再生をサポートし、ターゲット受信端は、ウィジェットファイルの表示ウィンドウをマルチメディア情報の表示ウィンドウ上に重ね合わせることにより、ウィジェットの表示を実現する。
【0088】
上記ウィジェットファイル表示ウィンドウは透明部分を含んでもよく、このようにウィジェットファイルとマルチメディア情報とを重ね合わせる際に、ウィジェットファイル表示ウィンドウの透明部分にはマルチメディア情報が表示され、残りの部分にはウィジェットファイルにおけるウィジェット項目が表示され、それにより、ターゲット受信端に、仮想ギフト付きのマルチメディア情報として表示される。
【0089】
本開示の仮想ギフトの表示方法では、マルチメディア情報を受信した後にマルチメディア情報が受信されたという応答情報を送信することで、サーバは応答情報に基づいてターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトをプッシュし、ターゲット受信端は現在のレベルの仮想ギフトを受信して表示し、それにより、ユーザは仮想ギフトを見て、ユーザの仮想ギフトの購入意欲を向上させることに役立つ。
【0090】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、ターゲット受信端はマルチメディア情報が受信されたという応答情報をサーバに送信した後、さらに以下を含む。
【0091】
仮想ギフトの購入リンクを受信する。
【0092】
理解すべきことは、仮想ギフトの購入リンクは購入プロセス情報を含み、購入プロセス情報はウィジェットリンクの形態で表示することができ、ユーザは順次表示されるウィジェットリンクに従って相応の操作を行い、例えば、ユーザは順に支払方法の選択、注文確認、購入に成功などのウィジェットリンクによって、商品の購入を完了させる点である。
【0093】
本開示では、ターゲット受信端に仮想ギフトの購入リンクを表す購入アイコンをプッシュすることができ、該購入アイコンには仮想ギフトの単位価格及び決済手段(例えば銀聯、アリペイ、ウィチャットペイなど)が予め設定されているため、ユーザは、購入する仮想ギフトの数を考えて決済手段を選択するだけで仮想ギフトを購入することができ、仮想ギフトの価格が予め決定されたものであるため、本開示のギフト購入方式はユーザにとって非常に迅速である。
【0094】
ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作をサーバにフィードバックし、それにより、サーバは購入操作に基づいてターゲット受信端にレベル更新後の仮想ギフトをプッシュする。
【0095】
ターゲット受信端はユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を収集し、且つサーバにフィードバックし、それにより、サーバは購入操作に基づいてターゲット受信端に更新レベルをプッシュする。例えば、ターゲット受信端が仮想ギフトを購入する前に、情報配信端に対応する仮想ギフト購入レコードにおいて仮想ギフトの購入数が99であり、対応する仮想ギフトのレベルが2級であると記録されており、ユーザはターゲット受信端によって仮想ギフトを1つ購入し、サーバは仮想ギフトの購入数を100と更新し、そして、マッピング関係から、仮想ギフトの購入数が100~200である場合、仮想ギフトのレベルが3級であることが分かったため、3級の仮想ギフトをターゲット受信端に送信して、ターゲット受信端に3級の仮想ギフトを表示する。理解すべきことは、ユーザが仮想ギフトを購入した後に仮想ギフトのレベルが変化しない場合もあり、この場合、仮想ギフトを更新しない点である。
【0096】
レベル更新後の仮想ギフトを受信して表示する。
【0097】
本開示の実施例は、仮想ギフトの購入リンクを受信することで、ユーザに特定の仮想ギフトのみを購入させ、ギフトの購入にかかる時間を短縮し、仮想ギフトの購入操作を手早く済ませるようにユーザの利便性を向上させ、さらに、購入結果に基づいて仮想ギフトを更新し、それにより、ターゲット受信端に更新後の仮想ギフトを提供し、ユーザの消費意欲を向上させるのに役立つ。
【0098】
図8は本開示により提供される仮想ギフト表示システムのインタラクション模式図であり、該表示システムはサーバ、情報配信端及びターゲット受信端を含み、図8に示すように、該インタラクション方法は、
情報配信端は配信の対象となるマルチメディア情報を作成し、マルチメディア情報の属性情報にマーク情報を追加するステップと、
情報配信端はマルチメディア情報をサーバに送信するステップと、
サーバは、マルチメディア情報の属性情報にマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定し、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュするステップと、
ターゲット受信端はマルチメディア情報を受信し、マルチメディア情報が受信されたという応答情報をサーバに送信するステップと、
サーバは応答情報に基づいてターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするステップと、
ターゲット受信端は現在のレベルの仮想ギフトを受信して表示するステップと、
サーバは仮想ギフトの購入リンクを生成し、仮想ギフトの購入リンクをターゲット受信端にプッシュするステップと、
ターゲット受信端はユーザが購入リンクに従って実行した購入操作をサーバにフィードバックするステップと、
サーバは購入操作に基づいて仮想ギフトのレベルを更新し、ターゲット受信端にレベル更新後の仮想ギフトをプッシュするステップと、
ターゲット受信端はレベル更新後の仮想ギフトを表示するステップと、を含む。
【0099】
本開示の実施例はサーバを提供し、図9は本開示により提供されるサーバの構造模式図であり、図9に示すように、サーバは、コンテンツチェックモジュール101、表示更新モジュール102及び表示プッシュモジュール103を含んでもよく、具体的には以下のとおりである。
【0100】
コンテンツ検証モジュール101は、配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定し、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュし、マルチメディア情報に対応する仮想ギフトの有効期限を決定するためのものである。
【0101】
表示更新モジュール102は、ターゲット受信端が仮想ギフトの有効期限内にマルチメディア情報を受信したと判定した場合、仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、ターゲット受信端に対応する現在のレベルの仮想ギフトを取得するためのものである。
【0102】
表示プッシュモジュール103は、ターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするためのものであり、仮想ギフトはターゲット受信端に表示するためのものである。
【0103】
本開示により提供されるサーバは、具体的にはサーバ側における上記方法の実施例のフローを実行し、詳細についてはサーバ側における上記仮想ギフトの表示方法の実施例の内容を参照し、ここでは詳細な説明を省略する。本開示により提供されるサーバは、配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定することにより、特定のユーザが仮想ギフトを見ることができるようにして、ユーザの参加意欲を向上させることに役立ち、そして、仮想ギフトに対して有効期限を設定し、仮想ギフトを見たユーザによる仮想ギフトの購入を促進することに役立ち、ターゲット受信端に仮想ギフトを送信する際に、仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、現在のレベルの仮想ギフトを取得し、それにより仮想ギフトは購入数により形態が変化し、ギフトの表示がより多様化し、クリエータとのやり取りの楽しさが向上する。
【0104】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、サーバは、
仮想ギフトの購入リンクを生成し、仮想ギフトの購入リンクをターゲット受信端にプッシュするための購入リンク生成モジュールと、
ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信し、購入操作に基づいて仮想ギフトの購入数を更新するためのフィードバック受信モジュールと、
表示送信モジュールであって、更新後の購入数及びマッピング関係に基づいて仮想ギフトのレベルを更新するか否かを判断し、更新が行われる場合、ターゲット受信端にレベル更新後の仮想ギフトをプッシュするための表示送信モジュールと、をさらに含む。
【0105】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、サーバは、
ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信した後、新たなターゲット受信端を決定し、新たなターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュするための新たな受信端決定モジュールをさらに含む。
【0106】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、サーバは、
仮想ギフトの購入数を更新し、更新後の購入数が予め設定された条件に該当する場合、情報配信端にギフト受取通知をプッシュし、ギフト受取通知には購入操作が完了した複数のユーザの一意識別子が含まれ、それにより情報配信端はギフト受取通知に基づいて購入操作が完了した複数のユーザをターゲットユーザとして選択し、且つターゲットユーザの一意識別子をサーバに送信するための通知モジュールと、
ターゲットユーザの一意識別子を受信し、予め決められたユーザの一意識別子とターゲット受信端との対応関係に基づき、ターゲットユーザに対応するターゲット受信端を決定し、ターゲットユーザに対応するターゲット受信端に返信メッセージを送信するための返信モジュールと、をさらに含む。
【0107】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、コンテンツ検証モジュールがマルチメディア情報に対応する仮想ギフトの有効期限を決定することは、具体的にはターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュする時点を起点とし、仮想ギフトの有効期限を設定することである。
【0108】
サーバは、
ターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した際に送信する応答情報を取得し、応答情報に基づき、ターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した時点から、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュする時点までの時間長を判定し、時間長に基づいてターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した時に有効期限が切れるか否かを判断するための期限切れ判断モジュールをさらに含む。
【0109】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、サーバは、
ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信した後、情報配信端にアシスト情報をプッシュするためのアシスト情報送信モジュールをさらに含む。
【0110】
アシスト情報には有効期限の残り時間長、得られた仮想ギフトの数、累積再生回数、仮想ギフトが次のレベルに達するまで必要な仮想ギフトの数及び情報配信端のランキングのうちの1種又は複数種が含まれる。
【0111】
情報配信端のランキングは、各情報配信端が受信した仮想ギフトの数を多い順に順位づけしたものである。
【0112】
本開示の実施例は情報配信端を提供し、図10は本開示により提供される情報配信端の構造模式図であり、図10に示すように、情報配信端は、メディア情報作成モジュール201及びメディア情報配信モジュール202を含んでもよく、具体的には以下のとおりである。
【0113】
メディア情報作成モジュール201は、配信の対象となるマルチメディア情報を作成し、マルチメディア情報の属性情報にマーク情報を追加するためのものである。
【0114】
メディア情報配信モジュール202は、マーク情報が追加されたマルチメディア情報をサーバに送信するためのものであり、マーク情報が追加されたマルチメディア情報は、マルチメディア情報を受信するターゲット受信端をサーバによって決定するためのものである。
【0115】
本開示により提供される情報配信端は、具体的には情報配信端側における上記方法の実施例のフローを実行し、詳細についは情報配信端側における上記仮想ギフトの表示方法の実施例の内容を参照し、ここでは詳細な説明を省略する。本開示により提供される情報配信端は、配信の対象となるマルチメディア情報にマーク情報を設定することで、マルチメディア情報に特定のターゲット受信端が含まれることをサーバによって検出し、それにより、特定のユーザは仮想ギフトを見ることができ、ユーザの参加意欲を向上させることに役立つ。
【0116】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、情報配信端は、
マルチメディア情報をサーバに送信した後、サーバからプッシュされるギフト受取通知を受信し、ギフト受取通知に基づき、購入操作が完了した複数のターゲット受信端を選択し、それにより、サーバは購入操作が完了した複数のターゲット受信端に返信メッセージを送信するためのユーザ決定モジュールをさらに含む。
【0117】
本開示の実施例はターゲット受信端を提供し、図11は本開示により提供されるターゲット受信端の構造模式図であり、図11に示すように、ターゲット受信端は応答情報送信モジュール301及び表示情報受信モジュール302を含んでもよく、具体的には以下のとおりである。
【0118】
応答情報送信モジュール301は、マルチメディア情報を受信し、マルチメディア情報が受信されたという応答情報をサーバに送信し、それにより、サーバが応答情報に基づいて現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするためのものである。
【0119】
表示情報受信モジュール302は、現在のレベルの仮想ギフトを受信して表示するためのものである。
【0120】
本開示により提供されるターゲット受信端は、具体的にはターゲット受信端側における上記方法の実施例のフローを実行し、詳細についてはターゲット受信端側における上記仮想ギフトの表示方法の実施例の内容を参照し、ここでは詳細な説明を省略する。本開示により提供されるターゲット受信端は、マルチメディア情報を受信した後にマルチメディア情報が受信されたという応答情報を送信し、それにより、サーバは応答情報に基づいてターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトをプッシュし、ターゲット受信端は現在のレベルの仮想ギフトを受信して表示し、ユーザの仮想ギフトの購入意欲を向上させることに役立つ。
【0121】
本開示は電子機器を提供し、該電子機器は、メモリ及びプロセッサと、少なくとも1つのプログラムとを含む。該プログラムはメモリに記憶されており、プロセッサによって実行される時に、以下のことを行うためのである。従来技術に比べて、配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定することにより、特定のユーザが仮想ギフトを見ることができるようにして、ユーザの参加意欲を向上させることに役立ち、そして、仮想ギフトに対して有効期限を設定し、仮想ギフトを見たユーザによる仮想ギフトの購入を促進することに役立ち、ターゲット受信端に仮想ギフトを送信する際に、仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、現在のレベルの仮想ギフトを取得し、それにより仮想ギフトは購入数により形態が変化し、ギフトの表示がより多様化し、クリエータとのやり取りの楽しさが向上する。
【0122】
1つの選択可能な実施例は電子機器を提供し、本開示により提供される電子機器の構造模式図である図12に示すように、電子機器4000は、プロセッサ4001及びメモリ4003を含む。プロセッサ4001はバス4002を介して接続されるように、メモリ4003に接続される。選択的に、電子機器4000は送受信機4004をさらに含んでもよい。説明すべきことは、実用において送受信機4004は1つに限られず、該電子機器4000の構造は本開示を限定するものではない点である。
【0123】
プロセッサ4001はCPU(Central Processing Unit:中央処理ユニット)、共通プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor:デジタル信号プロセッサ)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)、FPGA(Field Programmable Gate Array:フィールドプログラマブルゲートアレイ)又は他のプログラマブル論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェアコンポーネント又はそれらの任意の組み合わせであってもよい。それは本願の開示内容に合わせて記載された様々な例示的な論理ブロック、モジュール及び回路を実施又は実行することができる。プロセッサ4001は計算機能を実現する組み合わせ、例えば1つ又は複数のマイクロプロセッサを含む組み合わせ、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせなどであってもよい。
【0124】
バス4002は上記コンポーネントの間で情報を転送する通路を含んでもよい。バス4002はPCI(Peripheral Component Interconnect:周辺機器相互接続)バス又はEISA(Extended Industry Standard Architecture:拡張業界標準アーキテクチャ)バスなどであってもよい。バス4002はアドレスバス、データバス、制御バスなどに分かれていてもよい。図示の都合、図12には1本の太い線のみで示すが、1本のバス又は1種のバスのみがあることを示すものではない。
【0125】
メモリ4003は、ROM(Read Only Memory:読み取り専用メモリ)又は静的情報及び命令を記憶可能な他のタイプの静的記憶装置であってもよく、RAM(Random Access Memory:ランダムアクセスメモリ)又は情報及び命令を記憶可能な他のタイプの動的記憶装置であってもよく、又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory:電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory:シーディーロム)又は他のディスク記憶、光ディスク記憶(コンパクトディスク、レーザディスク、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク、ブルーレイディスクなどを含む)、磁気ディスク記録媒体又は他の磁気記憶装置であってもよく、又は、命令又はデータの構造形態を有する所望のプログラムコードを搬送又は記憶するために用いることができ、且つコンピュータによってアクセス可能な任意の他の媒体であってもよいが、これらに限られない。
【0126】
メモリ4003は本願の解決手段を実行するアプリケーションコードを記憶するためのものであり、そして、プロセッサ4001によって実行を制御する。プロセッサ4001は、前記方法の実施例に示される内容を実現するように、メモリ4003に記憶されているアプリケーションコードを実行するためのものである。
【0127】
本開示はコンピュータ可読記憶媒体を提供し、該コンピュータ可読記憶媒体には、コンピュータ上で実行される時に、コンピュータが前述した方法の実施例における対応する内容を実行できるコンピュータプログラムが記憶されている。従来技術に比べて、配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定することにより、特定のユーザが仮想ギフトを見ることができるようにして、ユーザの参加意欲を向上させることに役立ち、そして、仮想ギフトに対して有効期限を設定し、仮想ギフトを見たユーザによる仮想ギフトの購入を促進することに役立ち、ターゲット受信端に仮想ギフトを送信する際に、仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、現在のレベルの仮想ギフトを取得し、それにより仮想ギフトは購入数により形態が変化し、ギフトの表示がより多様化し、クリエータとのやり取りの楽しさが向上する。
【0128】
理解すべきことは、図面のフローチャートにおける各ステップは矢印の指示に従って順次表示されているが、これらのステップは必ずしも矢印の順序で実行されるとは限らない点である。本明細書において特に明記しない限り、これらのステップの実行には厳格な順序制限がなく、他の順序で実行してもよい。そして、図面のフローチャートのうちの少なくとも一部のステップは複数のサブステップ又は複数の段階を含んでもよく、これらのサブステップ又は段階は必ずしも同一時刻に実行されて完了するとは限らず、異なる時点に実行されてもよく、その実行順序も必ずしも順次に行うとは限らず、他のステップ又は他のステップのサブステップ又は段階の少なくとも一部と順番又は交互に実行してもよい。
【0129】
以上は本発明の一部の実施形態に過ぎず、指摘しておきたいのは、当業者であれば、本発明の原理から逸脱することなく、複数の改善や修飾を行ってもよく、これらの改善や修飾も本発明の保護範囲にあると見なされるべきである点である。
【0130】
本開示はサーバに応用される仮想ギフトの表示方法を提供し、表示方法は、
配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定し、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュし、マルチメディア情報に対応する仮想ギフトの有効期限を決定するステップと、
ターゲット受信端が仮想ギフトの有効期限内にマルチメディア情報を受信したと判定した場合、仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、ターゲット受信端に対応する現在のレベルの仮想ギフトを取得するステップと、
ターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトをプッシュして、ターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトを表示するステップと、を含む。
【0131】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、ターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするステップの後に、
仮想ギフトの購入リンクを生成し、仮想ギフトの購入リンクをターゲット受信端にプッシュするステップと、
ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信し、購入操作に基づいて仮想ギフトの購入数を更新するステップと、
更新後の購入数及びマッピング関係に基づいて仮想ギフトのレベルを更新するか否かを判断し、更新が行われる場合、ターゲット受信端にレベル更新後の仮想ギフトをプッシュするステップと、をさらに含む。
【0132】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信するステップの後に、
新たなターゲット受信端を決定し、新たなターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュするステップをさらに含む。
【0133】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信するステップの後に、
仮想ギフトの購入数を更新し、更新後の購入数が予め設定された条件に該当する場合、情報配信端にギフト受取通知をプッシュし、ギフト受取通知には購入操作が完了した複数のユーザの一意識別子が含まれ、それにより情報配信端はギフト受取通知に基づいて購入操作が完了した複数のユーザをターゲットユーザとして選択し、且つターゲットユーザの一意識別子をサーバに送信するステップと、
ターゲットユーザの一意識別子を受信し、予め決められたユーザの一意識別子とターゲット受信端との対応関係に基づき、ターゲットユーザに対応するターゲット受信端を決定し、ターゲットユーザに対応するターゲット受信端に返信メッセージを送信するステップと、をさらに含む。
【0134】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、マルチメディア情報の仮想ギフトを受信する有効期限を決定するステップは、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュする時点を起点とし、仮想ギフトの有効期限を設定するステップを含む。
【0135】
ターゲット受信端が仮想ギフトの有効期限内にマルチメディア情報を受信したと判定するステップの前に、
ターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した際に送信する応答情報を取得し、応答情報に基づき、ターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した時点から、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュする時点までの時間長を判定し、時間長に基づいてターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した時に有効期限が切れるか否かを判断するステップをさらに含む。
【0136】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信するステップの後に、
情報配信端にアシスト情報をプッシュするステップであって、アシスト情報には有効期限の残り時間長、得られた仮想ギフトの数、累積再生回数、仮想ギフトが次のレベルに達するまで必要な仮想ギフトの数及び情報配信端のランキングのうちの1種又は複数種が含まれるステップをさらに含み、
情報配信端のランキングは、各情報配信端が受信した仮想ギフトの数を多い順に順位づけしたものである。
【0137】
本開示は情報配信端に応用される仮想ギフトの表示方法を提供し、表示方法は、
配信の対象となるマルチメディア情報を作成し、マルチメディア情報の属性情報にマーク情報を追加するステップと、
マーク情報が追加されたマルチメディア情報をサーバに送信するステップであって、マーク情報が追加されたマルチメディア情報は、マルチメディア情報を受信するターゲット受信端をサーバによって決定するためのものであるステップと、を含む。
【0138】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、マルチメディア情報をサーバに送信するステップの後に、
サーバからプッシュされるギフト受取通知を受信し、ギフト受取通知に基づき、購入操作が完了した複数のターゲット受信端を選択し、それにより、サーバは購入操作が完了した複数のターゲット受信端に返信メッセージを送信するステップをさらに含む。
【0139】
本開示はターゲット受信端に応用される仮想ギフトの表示方法を提供し、表示方法は、
マルチメディア情報を受信し、マルチメディア情報が受信されたという応答情報をサーバに送信するステップであって、応答情報はサーバが現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするためのものであるステップと、
現在のレベルの仮想ギフトを受信して表示するステップと、を含む。
【0140】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、マルチメディア情報が受信されたという応答情報をサーバに送信するステップの後に、
仮想ギフトの購入リンクを受信するステップと、
ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作をサーバにフィードバックし、それにより、サーバは購入操作に基づいてターゲット受信端にレベル更新後の仮想ギフトをプッシュするステップと、
レベル更新後の仮想ギフトを受信して表示するステップと、を含む。
【0141】
本開示はサーバを提供し、
配信の対象となるマルチメディア情報を取得し、マルチメディア情報の属性情報に予め設定されたマーク情報が含まれる場合、ターゲット受信端を決定し、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュし、マルチメディア情報に対応する仮想ギフトの有効期限を決定するためのコンテンツ検証モジュールと、
ターゲット受信端が仮想ギフトの有効期限内にマルチメディア情報を受信したと判定した場合、仮想ギフトの現在の購入数及び予め決められた購入数と仮想ギフトのレベルとのマッピング関係に基づき、現在のレベルの仮想ギフトを取得するための表示更新モジュールと、
ターゲット受信端に現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするための表示プッシュモジュールであって、仮想ギフトはターゲット受信端に表示するためのものである表示プッシュモジュールと、を含む。
【0142】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、サーバは、
仮想ギフトの購入リンクを生成し、仮想ギフトの購入リンクをターゲット受信端にプッシュするための購入リンク生成モジュールと、
ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信し、購入操作に基づいて仮想ギフトの購入数を更新するためのフィードバック受信モジュールと、
更新後の購入数及びマッピング関係に基づいて仮想ギフトのレベルを更新するか否かを判断し、更新が行われる場合、ターゲット受信端にレベル更新後の仮想ギフトをプッシュするための表示送信モジュールと、をさらに含む。
【0143】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、サーバは、
ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信した後、新たなターゲット受信端を決定し、新たなターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュするための新たな受信端決定モジュールをさらに含む。
【0144】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、サーバは、
仮想ギフトの購入数を更新し、更新後の購入数が予め設定された条件に該当する場合、情報配信端にギフト受取通知をプッシュし、ギフト受取通知には購入操作が完了した複数のユーザの一意識別子が含まれ、それにより情報配信端はギフト受取通知に基づいて購入操作が完了した複数のユーザをターゲットユーザとして選択し、且つターゲットユーザの一意識別子をサーバに送信するための通知モジュールと、
ターゲットユーザの一意識別子を受信し、予め決められたユーザの一意識別子とターゲット受信端との対応関係に基づき、ターゲットユーザに対応するターゲット受信端を決定し、ターゲットユーザに対応するターゲット受信端に返信メッセージを送信するための返信モジュールと、をさらに含む。
【0145】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、コンテンツ検証モジュールがマルチメディア情報に対応する仮想ギフトの有効期限を決定することは、具体的にはターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュする時点を起点とし、仮想ギフトの有効期限を設定することである。
【0146】
サーバは、
ターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した際に送信する応答情報を取得し、応答情報に基づき、ターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した時点から、ターゲット受信端にマルチメディア情報をプッシュする時点までの時間長を判定し、時間長に基づいてターゲット受信端がマルチメディア情報を受信した時に有効期限が切れるか否かを判断するための期限切れ判断モジュールをさらに含む。
【0147】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、サーバは、
ターゲット受信端からフィードバックされた、ユーザが購入リンクに従って実行した購入操作を受信した後、情報配信端にアシスト情報をプッシュするためのアシスト情報送信モジュールをさらに含む。
【0148】
アシスト情報には有効期限の残り時間長、得られた仮想ギフトの数、累積再生回数、仮想ギフトが次のレベルに達するまで必要な仮想ギフトの数及び情報配信端のランキングのうちの1種又は複数種が含まれる。
【0149】
情報配信端のランキングは、各情報配信端が受信した仮想ギフトの数を多い順に順位づけしたものである。
【0150】
本開示は情報配信端を提供し、
配信の対象となるマルチメディア情報を作成し、マルチメディア情報の属性情報にマーク情報を追加するためのメディア情報作成モジュールと、
マーク情報が追加されたマルチメディア情報をサーバに送信するためのメディア情報配信モジュールであって、マーク情報が追加されたマルチメディア情報は、マルチメディア情報を受信するターゲット受信端をサーバによって決定するためのものであるメディア情報配信モジュールと、を含む。
【0151】
上記各実施例を基に、選択可能な実施例として、情報配信端は、
マルチメディア情報をサーバに送信した後、サーバからプッシュされるギフト受取通知を受信し、ギフト受取通知に基づき、購入操作が完了した複数のターゲット受信端を選択し、それにより、サーバは購入操作が完了した複数のターゲット受信端に返信メッセージを送信するためのユーザ決定モジュールをさらに含む。
【0152】
本開示はターゲット受信端を提供し、
マルチメディア情報を受信し、マルチメディア情報が受信されたという応答情報をサーバに送信するための応答情報送信モジュールであって、応答情報はサーバが現在のレベルの仮想ギフトをプッシュするためのものである応答情報送信モジュールと、
現在のレベルの仮想ギフトを受信して表示するための表示情報受信モジュールと、を含む。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12