(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-06
(45)【発行日】2024-08-15
(54)【発明の名称】加飾フィルム製造方法
(51)【国際特許分類】
B29C 59/02 20060101AFI20240807BHJP
【FI】
B29C59/02 Z
(21)【出願番号】P 2020081329
(22)【出願日】2020-05-01
【審査請求日】2023-02-07
(73)【特許権者】
【識別番号】000102980
【氏名又は名称】リンテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000671
【氏名又は名称】IBC一番町弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】金子 麻由
【審査官】▲高▼村 憲司
(56)【参考文献】
【文献】特開平06-238858(JP,A)
【文献】特開2009-196206(JP,A)
【文献】特開2016-087943(JP,A)
【文献】特開平06-008321(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B29C 59/00 - 59/18
B29C 33/00 - 33/76
B29C 35/00 - 35/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面に凹凸形状が形成された工程紙と、熱によって軟化している
単層からなり表皮層となる樹脂材とを、前記凹凸形状が前記樹脂材に対向した状態で、厚み方向から押圧し、前記工程紙の凹凸形状を、前記樹脂材に転写する凹凸形成工程
と、
前記表皮層、装飾層、粘着剤層、および剥離ライナーを積層する積層工程と、を有する、加飾フィルム製造方法。
【請求項2】
単層からなり表皮層となる樹脂材、装飾層、粘着剤層、および剥離ライナーを積層する積層工程と、
表面に凹凸形状が形成された工程紙と、熱によって軟化している前記樹脂材とを、前記凹凸形状が前記樹脂材に対向した状態で、厚み方向から押圧し、前記工程紙の凹凸形状を、前記樹脂材に転写する凹凸形成工程と、を有する、加飾フィルム製造方法。
【請求項3】
前記凹凸形成工程において、連続する前記工程紙と、連続する前記樹脂材とを、これらを押圧する一対のローラの間に続けて供給し、連続的に前記転写を行う、請求項1
または2に記載の加飾フィルム製造方法。
【請求項4】
前記凹凸形成工程において、枚葉紙状の前記工程紙および前記樹脂材ごとに、前記転写を行う、請求項1
または2に記載の加飾フィルム製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、加飾フィルム製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自動車等への意匠性付与を目的として加飾フィルムが用いられており、例えば特許文献1では、シボ模様の凹凸形状が表面に形成された加飾フィルムが開示されている。
【0003】
このような加飾フィルム表面の凹凸形状は、例えばエンボス加工によって形成され、ローラの外周面に形成された凹凸形状が、加飾フィルムの表面に転写される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、外周面に凹凸形状を有するローラを用いて、多品種の加飾フィルムを作製しようとすると、加飾フィルムに合わせて多品種のローラが必要になるため、コスト増加を招く虞がある。
【0006】
また、作製する加飾フィルムに応じてローラの変更が必要で、その際、ローラを製造装置から外したり取り付けたりしなければならないが、ローラの交換作業は大掛かりで手間がかかるため、生産性低下につながる虞がある。
【0007】
本発明は、それらの課題に鑑みてなされ、様々な表面凹凸形状を有する多品種の加飾フィルムを、コストを抑制して作製でき、また生産性向上を図りうる加飾フィルム製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するための本発明の加飾フィルム製造方法は、表面に凹凸形状が形成された工程紙と、熱によって軟化している単層からなり表皮層となる樹脂材とを、前記凹凸形状が前記樹脂材に対向した状態で、厚み方向から押圧し、前記工程紙の凹凸形状を、前記樹脂材に転写する凹凸形成工程と、前記表皮層、装飾層、粘着剤層、および剥離ライナーを積層する積層工程と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の加飾フィルム製造方法では、加飾フィルム表面への凹凸形状の形成に工程紙が用いられ、工程紙は比較的安価に手に入るため、コストを抑制して加飾フィルムを作製できる。また、加飾フィルムに形成する凹凸形状を変更するには、工程紙を変えればよく、手間のかかるローラの交換を省けるため、生産性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】実施形態の加飾フィルムを示す側面図である。
【
図2】第1実施形態の凹凸形成工程の概要を示す図である。
【
図3】加飾フィルムへと加工される積層体を示す側面図である。
【
図4】第2実施形態の凹凸形成工程の概要を示す図である。
【
図5】第3実施形態の凹凸形成工程の概要を示す図である。
【
図6】第4実施形態の凹凸形成工程における凹凸形成前の状態を示す図である。
【
図7】第4実施形態の凹凸形成工程における凹凸形成時の状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる。
【0012】
<第1実施形態>
図1に示すように、第1実施形態の加飾フィルム100は、表皮層110と、装飾層120と、粘着剤層130と、剥離ライナー140とを、積層方向にこの順序で有する。
【0013】
加飾フィルム100は、例えば自動車等の車両の内外装を加飾するのに用いられるが、加飾対象である被着体は、特に限定されず、例えば家電製品や雑貨品等であってもよい。加飾フィルム100は、剥離ライナー140を剥がして使用され、粘着剤層130を介して被着体に貼付される。
【0014】
表皮層110は、光透過性を有しており、表皮層110を通じて装飾層120を視認可能である。装飾層120が視認可能であれば、表皮層110が可視光領域においてどの程度の透過率を有するかは、特に限定されない。
【0015】
表皮層110の形成材料は、例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)等の樹脂であるが、これに限定されず、例えばエチレンテトラフルオロエチレン(ETFE)等の他の樹脂であってもよい。
【0016】
表皮層110は、表面に凹凸形状111を有する。凹凸形状111は、加飾フィルム100の表面に意匠性を付与するために設けられており、何らかの模様を形作っている。凹凸形状111が形作る模様は、例えば天然皮革を模したシボ模様であるが、これに限定されず、例えば、布目、石目、砂目、木目、万線、ヘアライン等であってもよく、また、文字、記号、幾何学図形、図柄等であってもよい。また、凹凸形状111が形作る模様は、規則的でも不規則であってもよい。
【0017】
装飾層120は、基材層としての役割を果たし、また、意匠性を有する。装飾層120は、例えば色や模様等を含み、それらによって、意匠性を発揮する。装飾層120を形成する材料は、例えば、塩化ビニル(PVC)樹脂、アクリル樹脂等であるが、これらに限定されない。
【0018】
粘着剤層130は、例えば、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、シリコーン系粘着剤等の粘着剤によって形成されるが、粘着剤層130の形成材料は、それらに限定されない。
【0019】
剥離ライナー140は、粘着剤層130の表面に剥離可能に配置されている。剥離ライナー140は、例えば、フィルム基材または紙基材の表面に剥離剤層が設けられた構成を有するが、どのような構成を有するかは、特に限定されない。
【0020】
次に、加飾フィルム製造方法について述べる。
【0021】
本実施形態の加飾フィルム製造方法は、凹凸形状111を形成して表皮層110を作製する凹凸形成工程と、その後、表皮層110と他の層とを積層する積層工程と、を有する。
【0022】
図2に示すように、凹凸形成工程では、表面に凹凸形状11が形成された工程紙10を用いて、表皮層110が作製される。より具体的に、表皮層110と同材質の樹脂材112に、工程紙10の表面の凹凸形状11が押し当てられ、凹凸形状11が反転して樹脂材112の表面に転写される結果、樹脂材112の表面に凹凸形状111が形成され、表皮層110となる。
【0023】
本実施形態では、連続する工程紙10と、連続する樹脂材112とが、これらを押圧する一対のローラR1、R2の間に続けて供給され、連続的に転写が行われる。工程紙10は、長尺な形状を有する。樹脂材112は、長尺な樹脂フィルムである。
【0024】
工程紙10および樹脂材112はそれぞれ、例えばロール・ツー・ロール方式によって搬送され、ローラR1、R2の間を通過する。その際、工程紙10と樹脂材112とが互いに接する。ローラR1、R2はそれぞれ、工程紙10の凹凸形状11が形成された面に比べて平滑な外周面を有しており、好ましくは金属製であるが、材質は特に限定されない。
【0025】
樹脂材112は、
図2中の符号Aにおいて示すように、単層からなり、工程紙10と接する前、工程紙10の凹凸形状11が形成された面に比べて平滑な表面を有している。
【0026】
工程紙10は、例えば、上質紙、中質紙、グラシン紙、アート紙、コート紙およびキャストコート紙等の紙基材の表面に、凹凸形状11が形成された構成を有するが、これに限定されない。工程紙10は、例えば、良好な耐熱性を有する樹脂フィルムの表面に、凹凸形状11が形成された構成を有してもよい。また、工程紙10は、凹凸形状11の形成されている面に、剥離剤層を有してもよい。工程紙10の厚みは、例えば5μm~300μmであるが、これに限定されない。
【0027】
凹凸形状11は、凹凸形状111が反転した形状であり、例えばエンボス加工によって形成されるが、どのようにして形成されるかは、特に限定されない。例えば、平滑な基材の表面に、凸部を別途取り付けることによって、凹凸形状11を形成してもよい。
【0028】
工程紙10および樹脂材112は、ローラR1、R2の間を通過する際、それらによって厚み方向から押圧される。ローラR1、R2のうちの少なくとも一方は、例えばヒータ等の熱源を内部に有する。樹脂材112は、熱可塑性を有しており、ローラR1、R2の少なくとも一方から熱が加えられることによって、軟化する。一方、工程紙10は、ローラR1、R2から加わる力や熱に対して凹凸形状11を維持しうる強度と耐熱性を有する。工程紙10の耐熱温度は、例えば150℃以上、好ましくは170℃以上であるが、これらに限定されない。
【0029】
工程紙10および軟化している樹脂材112が、対向した状態でローラR1、R2によって厚み方向から押圧されることによって、樹脂材112の表面が、工程紙10の凹凸形状11に合わせて変形し、凹凸形状11が反転して転写された凹凸形状111が、樹脂材112の表面に形成される。その後、作製された表皮層110を用いて、積層工程が行われる。
【0030】
積層工程では、表皮層110、装飾層120、粘着剤層130、および剥離ライナー140が積層されることによって、加飾フィルム100が作製される。
図1で示した積層構造が形成されるのであれば、各層をどのような順序で積層していくかは、特に限定されない。
【0031】
例えば、表皮層110と装飾層120とを積層した一の積層片と、粘着剤層130と剥離ライナー140とを積層した他の積層片と、を別々に形成しておき、それら積層片同士を積層することによって、加飾フィルム100を作製してもよいが、各層をどのように積層していくかは、特に限定されない。
【0032】
表皮層110と装飾層120とは、例えば接着剤によって剥離不能に接着されるが、これに限定されず、例えば熱融着によって、表皮層110と装飾層120とを直接接着してもよい。粘着剤層130は、例えば、剥離ライナー140の一方の面に粘着剤を塗布し、これを硬化させることによって形成されるが、これに限定されず、例えば、装飾層120の面に粘着剤層130を形成し、そこに剥離ライナー140を配置する形態も、本発明の範囲に含まれる。
【0033】
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0034】
本実施形態では、加飾フィルム100の表面の凹凸形状111を形成する加工手段として、比較的安価に手に入る工程紙10が用いられる。このため、例えば外周面に凹凸形状が形成された金属ローラのような、高価な加工手段を用いなくて済む。従って、コストを抑制して加飾フィルム100を作製できる。
【0035】
また、上述のような外周面に凹凸形状が形成されたローラを用いる場合、加飾フィルム100に形成する凹凸形状111を変更するには、同ローラの変更が必要で、その際、製造装置からローラを外したり取り付けたりしなければならないが、その交換作業は大掛かりで手間がかかる。
【0036】
一方、本実施形態では、加飾フィルム100に形成する凹凸形状111を変更するには、工程紙10を変えればよく、手間のかかるローラ交換は不要なため、生産性を向上できる。
【0037】
本実施形態では、連続する工程紙10と、連続する樹脂材112とが、ローラR1、R2の間に続けて供給され、凹凸形状11の転写が連続的に行われる。これによって、同転写を大量に行えるため、加飾フィルム100の生産性を上げられる。
【0038】
本実施形態では、単層からなる樹脂材112に、凹凸形状11を転写する凹凸形成工程が行われ、その後、作製された表皮層110と他の層とを積層する積層工程が行われる。このように、積層工程より前に凹凸形成工程を行い、表皮層110を単品として作製しておけば、表皮層110と他の層との組み合わせを変え易いため、多品種生産に対応し易い。
【0039】
<第2実施形態>
第2実施形態の加飾フィルム製造方法では、第1実施形態とは逆に、積層工程が先に行われ、その後、凹凸形成工程が行われる。
【0040】
図3に示すように、第2実施形態の積層工程では、樹脂材112が、他の層と積層され、積層体101が形成される。各層の構成自体は、第1実施形態と同様である。積層体101が
図3に示す積層構造を有すれば、各層をどのような順序で積層していくかは、特に限定されない。また、樹脂材112と装飾層120とは、接着剤を介して接着してもよいし、例えば熱融着等によって直接接着してもよい。
【0041】
図4に示すように、本実施形態の凹凸形成工程では、第1実施形態の凹凸形成工程の樹脂材112に代えて、積層体101が供給される点で、第1実施形態と異なる。それ以外の構成については、第2実施形態の凹凸形成工程は、第1実施形態と略同様である。
【0042】
本実施形態では、積層体101の表面の樹脂材112に、工程紙10の凹凸形状11が転写される。これによって凹凸形状111を有する表皮層110が形成され、加飾フィルム100が作製される。
【0043】
本実施形態のように、凹凸形成工程より前に積層工程を行い、予め積層体101を作製しておけば、凹凸形状111以外の各層の構成が共通する様々な加飾フィルム100の作製において、積層体101を使用でき、加飾フィルム100の作製の効率化を図ることができる。
【0044】
<第3実施形態>
図5に示すように、第3実施形態は、第1実施形態の樹脂材112と異なる形態の樹脂材113が用いられる点で、第1実施形態と異なる。それ以外の構成については、本実施形態は、第1実施形態と略同様である。
【0045】
本実施形態では、樹脂材113は、押出成形機E1に備えられたTダイE2から供給される。樹脂材113の形成材料自体は、第1実施形態の樹脂材112と同様である。樹脂材113は、TダイE2から出た時点で、熱によって軟化した状態であり、その状態で工程紙10に接し、その表面の凹凸形状11が転写される。
【0046】
本実施形態のローラR3、R4は、第1実施形態のローラR1、R2と異なり冷却ローラであり、樹脂材113を冷却するため、軟化していた樹脂材113は、工程紙10の凹凸形状11が転写されて表面に凹凸形状111が形成されつつ、硬化していき、表皮層110となる。
【0047】
このように、工程紙10の凹凸形状11を樹脂材113に転写する凹凸形成工程が行われた後、第1実施形態と同様、作製した表皮層110を用いて積層工程が行われ、加飾フィルム100が作製される。
【0048】
本実施形態では、樹脂材113の形態が第1実施形態と異なるが、それ以外の本質的特徴は、第1実施形態と共通しており、従って、本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
【0049】
<第4実施形態>
図6に示すように、第4実施形態は、枚葉紙状の工程紙20および樹脂材212が用いられる点で、他の実施形態と異なる。
【0050】
工程紙20は、他の実施形態の工程紙10と異なる形状を有するが、材質自体は、他の実施形態と同様である。また、工程紙20の表面に形成されている凹凸形状11も、他の実施形態の工程紙10と同様である。
【0051】
樹脂材212は、第1実施形態および第2実施形態の樹脂材112と異なる形状を有するが、それらと同材質の樹脂フィルムである。樹脂材212は、工程紙20の凹凸形状11が形成された面に比べて平滑な表面形状を有する。
【0052】
本実施形態では、樹脂材212の表面に工程紙20の凹凸形状11を転写する凹凸形成工程が行われ、その後、積層工程が行われる。
【0053】
凹凸形成工程では、工程紙20および樹脂材212は、相対的に近接離隔する上型P1と下型P2との間に配置される。上型P1および下型P2の少なくとも一方は、例えばヒータ等の熱源を内部に有する。
【0054】
工程紙20および樹脂材212は、凹凸形状11が樹脂材212に対向した状態で、上型P1および下型P2の間に配置された後、それらによって、厚み方向から押圧される。このとき、樹脂材212は、上型P1および下型P2の少なくとも一方からの熱によって軟化し、樹脂材212の表面が、工程紙20の凹凸形状11に合わせて変形する。
【0055】
その結果、
図7に示すように、工程紙20の凹凸形状11が転写されて凹凸形状111が形成され、樹脂材212は表皮層210となる。作製された表皮層210は、その後、積層工程において、他の層と積層される。
【0056】
積層工程では、表皮層210が、他の実施形態と同様にして、装飾層120、粘着剤層130、および剥離ライナー140と積層され、加飾フィルム100が作製されるが、本実施形態では、表皮層210以外の他の層も、表皮層210の形状に合わせて枚葉紙状である。
【0057】
他の実施形態では、連続する工程紙10を用いて転写が連続的に行われるが、本実施形態では、枚葉紙状の工程紙20および樹脂材212ごとに、転写が行われる。これによって、求められる加飾フィルム100の品種に応じて少量ずつ転写を行えるため、多品種少量生産が可能である。
【0058】
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々改変できる。例えば、加飾フィルムは、
図1で示された各層以外の他の層をさらに有してもよい。
【0059】
また、上記第1実施形態および第2実施形態において、ローラR1の外周に工程紙10を巻いた形態、ならびに、上記第3実施形態において、ローラR3の外周に工程紙10を巻いた形態も、本発明の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0060】
10、20 工程紙、
11 凹凸形状、
100 加飾フィルム、
101 積層体、
110、210 表皮層、
111 凹凸形状、
112、113、212 樹脂材、
120 装飾層、
130 粘着剤層、
140 剥離ライナー、
R1、R2、R3、R4 ローラ、
E1 押出成形機、
E2 Tダイ、
P1 上型、
P2 下型。