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特許7534915人別作業履歴管理装置、人別作業履歴管理方法、および、人別作業履歴管理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-06
(45)【発行日】2024-08-15
(54)【発明の名称】人別作業履歴管理装置、人別作業履歴管理方法、および、人別作業履歴管理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/0631 20230101AFI20240807BHJP
【FI】
G06Q10/0631
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2020176334
(22)【出願日】2020-10-20
(65)【公開番号】P2022067568
(43)【公開日】2022-05-06
【審査請求日】2023-06-20
(73)【特許権者】
【識別番号】398040527
【氏名又は名称】株式会社オービック
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】十時 信悟
(72)【発明者】
【氏名】山田 裕之
(72)【発明者】
【氏名】上野 剛光
【審査官】関 博文
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-156552(JP,A)
【文献】特開2008-176508(JP,A)
【文献】特開2004-118648(JP,A)
【文献】特開2004-185157(JP,A)
【文献】特開2006-268334(JP,A)
【文献】特開2007-026404(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
記憶部と制御部とを備えた人別作業履歴管理装置であって、
前記記憶部は、
プロジェクトのプロジェクト種別、担当者、および、作業期間を設定したプロジェクト履歴データを記憶するプロジェクト記憶手段と、
社員の職種、および、当該社員が所持する所持許を設定した社員データ、ならびに、前記社員毎の前記プロジェクトの作業日、作業工程、および、作業時間を設定した日報データを記憶する社員記憶手段と、
を備え、
前記制御部は、
新規プロジェクトの前記プロジェクト種別、および、予定作業期間が設定された担当者検索データを取得する検索取得手段と、
前記プロジェクト履歴データ、前記社員データ、前記日報データ、および、前記担当者検索データに基づいて、前記プロジェクトの前記作業期間と前記新規プロジェクトの前記予定作業期間との重複割合が所定値以下となる前記新規プロジェクトを担当する候補社員を検索し、所定期間における、就業時間に対する当該候補社員の前記作業時間の割合を業務負荷状況として取得し、前記業務負荷状況を設定した候補者一覧を表示させる候補者一覧表示手段と、
を備えたことを特徴とする人別作業履歴管理装置。
【請求項2】
前記候補者一覧表示手段は、
前記候補社員を検索し、前記業務負荷状況を設定した前記候補者一覧を選択可能に表示させ、
前記制御部は、
前記候補者一覧から前記候補社員が選択された場合、選択候補社員の概要画面を表示させる候補者概要表示手段、
を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の人別作業履歴管理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記選択候補社員の前記概要画面にて詳細表示指示が入力された場合、前記選択候補社員の詳細画面を表示させる候補者詳細表示手段、
を更に備えたことを特徴とする請求項に記載の人別作業履歴管理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記選択候補社員の前記概要画面または前記詳細画面にて依頼決定指示が入力された場合、当該選択候補社員への担当依頼データを通知する担当依頼手段、
を更に備えたことを特徴とする請求項に記載の人別作業履歴管理装置。
【請求項5】
前記プロジェクト記憶手段は、
更に、前記プロジェクトの前記プロジェクト種別、責任者、および、前記作業期間を設定したプロジェクト基本データを記憶し、
前記制御部は、
前記プロジェクト基本データ、および、前記日報データに基づいて、前記プロジェクト履歴データを作成する履歴作成手段、
を更に備えたことを特徴とする請求項に記載の人別作業履歴管理装置。
【請求項6】
前記担当者検索データは、
更に、前記新規プロジェクトの担当に必要な免許および/または資格が設定され、
前記候補者一覧表示手段は、
前記プロジェクト履歴データ、前記社員データ、前記日報データ、および、前記担当者検索データに基づいて、前記新規プロジェクトの担当に必要な前記免許および/または前記資格に合致する前記所持免許を所持し、且つ、前記プロジェクトの前記作業期間と前記新規プロジェクトの前記予定作業期間との前記重複割合が前記所定値以下となる前記新規プロジェクトを担当する前記候補社員を検索し、前記所定期間における、前記就業時間に対する当該候補社員の前記作業時間の割合を前記業務負荷状況として取得し、当該所持免許、当該候補社員が直近に担当した前記プロジェクトの前記プロジェクト種別である最新プロジェクト種別、および、前記所定期間の前記業務負荷状況を設定した前記候補者一覧を表示させることを特徴とする請求項1に記載の人別作業履歴管理装置。
【請求項7】
前記担当者検索データは、
更に、前記新規プロジェクトにおける役割が設定され、
前記候補者一覧表示手段は、
前記プロジェクト履歴データ、前記社員データ、前記日報データ、および、前記担当者検索データに基づいて、前記プロジェクトの前記作業期間と前記新規プロジェクトの前記予定作業期間との前記重複割合が前記所定値以下となり、且つ、前記役割を担当可能な前記職種の前記候補社員を検索し、前記所定期間における、前記就業時間に対する当該候補社員の前記作業時間の割合を前記業務負荷状況として取得し、当該職種、当該候補社員が直近に担当した前記プロジェクトの前記プロジェクト種別である最新プロジェクト種別、および、前記所定期間の前記業務負荷状況を設定した前記候補者一覧を表示させることを特徴とする請求項1に記載の人別作業履歴管理装置。
【請求項8】
記憶部と制御部とを備えた人別作業履歴管理装置に実行させるための人別作業履歴管理方法であって、
前記記憶部は、
プロジェクトのプロジェクト種別、担当者、および、作業期間を設定したプロジェクト履歴データを記憶するプロジェクト記憶手段と、
社員の職種、および、当該社員が所持する所持許を設定した社員データ、ならびに、前記社員毎の前記プロジェクトの作業日、作業工程、および、作業時間を設定した日報データを記憶する社員記憶手段と、
を備え、
前記制御部で実行させる、
新規プロジェクトの前記プロジェクト種別、および、予定作業期間が設定された担当者検索データを取得する検索取得ステップと、
前記プロジェクト履歴データ、前記社員データ、前記日報データ、および、前記担当者検索データに基づいて、前記プロジェクトの前記作業期間と前記新規プロジェクトの前記予定作業期間との重複割合が所定値以下となる前記新規プロジェクトを担当する候補社員を検索し、所定期間における、就業時間に対する当該候補社員の前記作業時間の割合を業務負荷状況として取得し、前記業務負荷状況を設定した候補者一覧を表示させる候補者一覧表示ステップと、
を含むことを特徴とする人別作業履歴管理方法。
【請求項9】
記憶部と制御部とを備えた人別作業履歴管理装置に実行させるための人別作業履歴管理プログラムであって、
前記記憶部は、
プロジェクトのプロジェクト種別、担当者、および、作業期間を設定したプロジェクト履歴データを記憶するプロジェクト記憶手段と、
社員の職種、および、当該社員が所持する所持許を設定した社員データ、ならびに、前記社員毎の前記プロジェクトの作業日、作業工程、および、作業時間を設定した日報データを記憶する社員記憶手段と、
を備え、
前記制御部において、
新規プロジェクトの前記プロジェクト種別、および、予定作業期間が設定された担当者検索データを取得する検索取得ステップと、
前記プロジェクト履歴データ、前記社員データ、前記日報データ、および、前記担当者検索データに基づいて、前記プロジェクトの前記作業期間と前記新規プロジェクトの前記予定作業期間との重複割合が所定値以下となる前記新規プロジェクトを担当する候補社員を検索し、所定期間における、就業時間に対する当該候補社員の前記作業時間の割合を業務負荷状況として取得し、前記業務負荷状況を設定した候補者一覧を表示させる候補者一覧表示ステップと、
を実行させるための人別作業履歴管理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人別作業履歴管理装置、人別作業履歴管理方法、および、人別作業履歴管理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、建設工事に従事する人員の所持資格、実務経験、研修履歴、および、他の建設工事の作業期間との重複をそれぞれ判定することで、対象となる建設工事に求められる技術者に該当する人員を選択可能に出力する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2011-165036号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1記載の発明においては、プロジェクトに従事する各人員の直近の負荷状況を、対象となるプロジェクトへのアサインの材料として表示することができないという課題があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、建設工事またはIT業務等の特定プロジェクト種別において、同プロジェクト種別経験者を部門間を跨いで抽出し、負荷状況を見える化したうえでアサイン計画を立案することができる人別作業履歴管理装置、人別作業履歴管理方法、および、人別作業履歴管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る人別作業履歴管理装置は、記憶部と制御部とを備えた人別作業履歴管理装置であって、前記記憶部は、プロジェクトのプロジェクト種別、担当者、および、作業期間を設定したプロジェクト履歴データを記憶するプロジェクト記憶手段と、社員の職種、および、当該社員が所持する免許および/または資格である所持資格を設定した社員データを記憶する社員記憶手段と、を備え、前記制御部は、新規プロジェクトの前記プロジェクト種別、および、予定作業期間が設定された担当者検索データを取得する検索取得手段と、前記プロジェクト履歴データ、前記社員データ、および、前記担当者検索データに基づいて、前記新規プロジェクトを担当する候補社員を検索し、所定期間の業務負荷状況を設定した候補者一覧を表示させる候補者一覧表示手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る人別作業履歴管理装置において、前記社員記憶手段は、更に、前記社員毎の前記プロジェクトの作業日、作業工程、および、作業時間を設定した日報データを記憶し、前記候補者一覧表示手段は、前記プロジェクト履歴データ、前記社員データ、前記日報データ、および、前記担当者検索データに基づいて、前記候補社員を検索し、前記所定期間における当該候補社員の前記作業時間から前記業務負荷状況を取得し、前記業務負荷状況を設定した前記候補者一覧を表示させることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る人別作業履歴管理装置において、前記候補者一覧表示手段は、前記プロジェクト履歴データ、前記社員データ、前記日報データ、および、前記担当者検索データに基づいて、前記候補社員を検索し、前記所定期間における、就業時間に対する当該候補社員の前記作業時間の割合を前記業務負荷状況として取得し、前記業務負荷状況を設定した前記候補者一覧を表示させることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る人別作業履歴管理装置において、前記候補者一覧表示手段は、前記候補社員を検索し、前記業務負荷状況を設定した前記候補者一覧を選択可能に表示させ、前記制御部は、前記候補者一覧から前記候補社員が選択された場合、選択候補社員の概要画面を表示させる候補者概要表示手段、を更に備えたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る人別作業履歴管理装置において、前記制御部は、前記選択候補社員の前記概要画面にて詳細表示指示が入力された場合、前記選択候補社員の詳細画面を表示させる候補者詳細表示手段、を更に備えたことを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係る人別作業履歴管理装置において、前記制御部は、前記選択候補社員の前記概要画面または前記詳細画面にて依頼決定指示が入力された場合、当該選択候補社員への担当依頼データを通知する担当依頼手段、を更に備えたことを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係る人別作業履歴管理装置において、前記プロジェクト記憶手段は、更に、前記プロジェクトの前記プロジェクト種別、責任者、および、前記作業期間を設定したプロジェクト基本データを記憶し、前記制御部は、前記プロジェクト基本データ、および、前記日報データに基づいて、前記プロジェクト履歴データを作成する履歴作成手段、を更に備えたことを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る人別作業履歴管理装置において、前記担当者検索データは、更に、前記新規プロジェクトの担当に必要な免許および/または資格が設定され、前記候補者一覧表示手段は、前記プロジェクト履歴データ、前記社員データ、および、前記担当者検索データに基づいて、前記新規プロジェクトの担当に必要な前記免許および/または前記資格に合致する前記所持資格を所持する前記候補社員を検索し、当該所持資格、当該候補社員が直近に担当した前記プロジェクトの前記プロジェクト種別である最新プロジェクト種別、および、前記所定期間の前記業務負荷状況を設定した前記候補者一覧を表示させることを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係る人別作業履歴管理装置において、前記担当者検索データは、更に、前記新規プロジェクトにおける役割が設定され、前記候補者一覧表示手段は、前記プロジェクト履歴データ、前記社員データ、および、前記担当者検索データに基づいて、前記役割を担当可能な前記職種の前記候補社員を検索し、当該職種、当該候補社員が直近に担当した前記プロジェクトの前記プロジェクト種別である最新プロジェクト種別、および、前記所定期間の前記業務負荷状況を設定した前記候補者一覧を表示させることを特徴とする。
【0015】
また、本発明に係る人別作業履歴管理装置において、前記候補者一覧表示手段は、前記プロジェクト履歴データ、前記社員データ、および、前記担当者検索データに基づいて、前記プロジェクトの前記作業期間と前記新規プロジェクトの前記予定作業期間との重複割合が所定値以下となる前記候補社員を検索し、前記所定期間の前記業務負荷状況を設定した前記候補者一覧を表示させることを特徴とする。
【0016】
また、本発明に係る人別作業履歴管理方法は、記憶部と制御部とを備えた人別作業履歴管理装置に実行させるための人別作業履歴管理方法であって、前記記憶部は、プロジェクトのプロジェクト種別、担当者、および、作業期間を設定したプロジェクト履歴データを記憶するプロジェクト記憶手段と、社員の職種、および、当該社員が所持する免許および/または資格である所持資格を設定した社員データを記憶する社員記憶手段と、を備え、前記制御部で実行させる、新規プロジェクトの前記プロジェクト種別、および、予定作業期間が設定された担当者検索データを取得する検索取得ステップと、前記プロジェクト履歴データ、前記社員データ、および、前記担当者検索データに基づいて、前記新規プロジェクトを担当する候補社員を検索し、所定期間の業務負荷状況を設定した候補者一覧を表示させる候補者一覧表示ステップと、を含むことを特徴とする。
【0017】
また、本発明に係る人別作業履歴管理プログラムは、記憶部と制御部とを備えた人別作業履歴管理装置に実行させるための人別作業履歴管理プログラムであって、前記記憶部は、プロジェクトのプロジェクト種別、担当者、および、作業期間を設定したプロジェクト履歴データを記憶するプロジェクト記憶手段と、社員の職種、および、当該社員が所持する免許および/または資格である所持資格を設定した社員データを記憶する社員記憶手段と、を備え、前記制御部において、新規プロジェクトの前記プロジェクト種別、および、予定作業期間が設定された担当者検索データを取得する検索取得ステップと、前記プロジェクト履歴データ、前記社員データ、および、前記担当者検索データに基づいて、前記新規プロジェクトを担当する候補社員を検索し、所定期間の業務負荷状況を設定した候補者一覧を表示させる候補者一覧表示ステップと、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、アサイン計画立案に必要なデータを、厳正なセキュリティを担保した状態で全社員に提供することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、工事履歴(経験、ノウハウ)の集約に加えて、研修履歴や工事を施工するにあたり必要な資格取得状況も集約することで、建設工事業者向けの人事データ集約データベースを構築することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1図1は、本実施形態における人別作業履歴管理装置の構成の一例を示すブロック図である。
図2図2は、本実施形態における人別作業履歴管理装置の処理の一例を示すフローチャートである。
図3図3は、本実施形態における人別工事施工履歴管理処理の一例を示すフロー図である。
図4図4は、本実施形態における人別工事施工履歴管理処理の一例を示すフロー図である。
図5図5は、本実施形態における人別工事施工履歴管理処理の一例を示すフロー図である。
図6図6は、本実施形態における人別工事施工履歴管理処理の一例を示すフロー図である。
図7図7は、本実施形態における人別工事施工履歴管理処理の一例を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
【0021】
[1.概要]
まず、本発明の概要を説明する。
【0022】
従来、建設業界やIT業界では現業部門(管理、営業等)において、人別作業履歴管理を随時行う必要があった。例えば、従来は、特定工事種別において、工事を受注する前提として、工事発注元へ提出する代表者の工事経験歴のデータを管理する必要があった。また、従来、経営層へ報告として、各部門で施工した工事履歴を取りまとめし、会社全体での人材データの集約を行う必要があった。また、従来、各工事施工部門から人事部門へ報告として、実工事への従事データを工事担当者だけではなく会社全体で共有する為に報告資料を不定期に作成・管理する必要があった。そして、従来、その管理において各部門にて別々に必要なデータを管理していたため、部門間を跨いだ履歴掌握ができず、適正なアサイン計画が難しかった。併せて、従来、人に関わるデータ集約という点では、受講した研修履歴や資格取得データの集約にも、部門間を跨いだ掌握ができなかった。
【0023】
そこで、本実施形態においては、工事業またはIT業において提供する業務に対して適正な人材割当を行う上で、労務および補助簿の情報を一元化した仕組みを提供している。
【0024】
[2.構成]
本実施形態に係る人別作業履歴管理装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態における人別作業履歴管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
【0025】
図1に示すように、人別作業履歴管理装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、人別作業履歴管理装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
【0026】
人別作業履歴管理装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。人別作業履歴管理装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【0027】
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、人別作業履歴管理装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、人別作業履歴管理装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
【0028】
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。記憶部106は、プロジェクトデータベース106aと社員データベース106bとを備えている。
【0029】
プロジェクトデータベース106aは、プロジェクトのプロジェクトデータを記憶する。ここで、プロジェクトデータベース106aは、プロジェクトのプロジェクト種別、担当者、および、作業期間を設定したプロジェクト履歴データを記憶していてもよい。また、プロジェクトデータベース106aは、プロジェクトのプロジェクト種別、責任者、および、作業期間を設定したプロジェクト基本データを記憶していてもよい。また、プロジェクトは、建設工事であってもよい。ここで、プロジェクト基本データは、工事識別子(例えば、工事番号等)、工事種別、監督者、取引先、および/または、工期等が設定されていてもよい。また、プロジェクト履歴データは、工事履歴データであってもよい。ここで、工事履歴データは、工事識別子(例えば、工事番号等)、工事種別、担当社員、所属、および/または、工期等が設定されていてもよい。
【0030】
社員データベース106bは、社員データを記憶する。ここで、社員データベース106bは、社員の職種、および、当該社員が所持する免許および/または資格である所持資格を設定した社員データを記憶していてもよい。また、社員データは、社員識別子(例えば、社員名および/または社員番号等)、所属、入社年月日、経歴、および/または、研修履歴等が設定されていてもよい。また、社員データベース106bは、社員毎のプロジェクトの作業日、作業工程、および、作業時間を設定した日報データを記憶していてもよい。ここで、日報データは、担当者、作業日、工事識別子(例えば、工事番号等)、(担当)工程、および/または、作業時間等が設定されていてもよい。
【0031】
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(タッチパネルを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114またはプリンタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
【0032】
制御部102は、人別作業履歴管理装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、履歴作成部102aと検索取得部102bと候補者表示部102cと担当依頼部102dとを備えている。
【0033】
履歴作成部102aは、プロジェクト履歴データを作成する。ここで、履歴作成部102aは、プロジェクト基本データ、および、日報データに基づいて、プロジェクト履歴データを作成してもよい。また、履歴作成部102aは、プロジェクト履歴データをプロジェクトデータベース106aに登録してもよい。
【0034】
検索取得部102bは、新規プロジェクトの担当者検索データを取得する。ここで、検索取得部102bは、新規プロジェクトのプロジェクト種別、および、予定作業期間が設定された担当者検索データを取得してもよい。また、担当者検索データは、工事種別、工事規模(受注額)、新規プロジェクトにおける役割、新規プロジェクトの担当に必要な免許、新規プロジェクトの担当に必要な資格、および/または、施工期間が設定されていてもよい。
【0035】
候補者表示部102cは、新規プロジェクトを担当する候補社員に係るデータを表示させる。ここで、候補者表示部102cは、プロジェクト履歴データ、社員データ、および、担当者検索データに基づいて、新規プロジェクトを担当する候補社員を検索し、所定期間の業務負荷状況を設定した候補者一覧を表示させてもよい。また、候補者表示部102cは、プロジェクト履歴データ、社員データ、日報データ、および、担当者検索データに基づいて、候補社員を検索し、所定期間における当該候補社員の作業時間から業務負荷状況を取得し、業務負荷状況を設定した候補者一覧を表示させてもよい。また、候補者表示部102cは、プロジェクト履歴データ、社員データ、日報データ、および、担当者検索データに基づいて、候補社員を検索し、所定期間における、就業時間に対する当該候補社員の作業時間の割合を業務負荷状況として取得し、業務負荷状況を設定した候補者一覧を表示させてもよい。また、候補者表示部102cは、候補社員を検索し、所定期間の業務負荷状況を設定した候補者一覧を選択可能に表示させてもよい。また、候補者表示部102cは、候補者一覧から候補社員が選択された場合、選択候補社員の概要画面を表示させてもよい。また、候補者表示部102cは、選択候補社員の概要画面にて詳細表示指示が入力された場合、選択候補社員の詳細画面を表示させてもよい。また、候補者表示部102cは、プロジェクト履歴データ、社員データ、および、担当者検索データに基づいて、新規プロジェクトの担当に必要な免許および/または資格に合致する所持資格を所持する候補社員を検索し、当該所持資格、当該候補社員が直近に担当したプロジェクトのプロジェクト種別である最新プロジェクト種別、および、所定期間の業務負荷状況を設定した候補者一覧を表示させてもよい。また、候補者表示部102cは、プロジェクト履歴データ、社員データ、および、担当者検索データに基づいて、役割を担当可能な職種の候補社員を検索し、当該職種、当該候補社員が直近に担当したプロジェクトのプロジェクト種別である最新プロジェクト種別、および、所定期間の業務負荷状況を設定した候補者一覧を表示させてもよい。また、候補者表示部102cは、プロジェクト履歴データ、社員データ、および、担当者検索データに基づいて、プロジェクトの作業期間と新規プロジェクトの予定作業期間との重複割合が所定値以下となる候補社員を検索し、所定期間の業務負荷状況を設定した候補者一覧を表示させてもよい。このように、本実施形態においては、複数のプロジェクトの過度な掛け持ちになってしまう候補社員が検索対象から外れるようにしている。
【0036】
担当依頼部102dは、選択候補社員への担当依頼データを通知する。ここで、担当依頼部102dは、選択候補社員の概要画面または詳細画面にて依頼決定指示が入力された場合、当該選択候補社員への担当依頼データを通知してもよい。
【0037】
[3.具体例]
本実施形態の具体例について、図2から図7を参照して説明する。
【0038】
[人別作業履歴管理処理]
ここで、図2を参照して、本実施形態における人別作業履歴管理処理の一例について説明する。図2は、本実施形態における人別作業履歴管理装置100の処理の一例を示すフローチャートである。
【0039】
図2に示すように、履歴作成部102aは、プロジェクトデータベース106aに記憶されたプロジェクト基本データ、および、社員データベース106bに記憶された日報データに基づいて、プロジェクトのプロジェクト種別、担当者、および、作業期間を設定したプロジェクト履歴データを作成し、プロジェクト履歴データをプロジェクトデータベース106aに登録する(ステップSA-1)。
【0040】
そして、検索取得部102bは、ユーザにより入力装置112を介して入力された新規プロジェクトのプロジェクト種別、および、予定作業期間が設定された担当者検索データを取得する(ステップSA-2)。
【0041】
そして、候補者表示部102cは、プロジェクト履歴データ、社員データ、日報データ、および、担当者検索データに基づいて、新規プロジェクトの担当に必要な免許および/または資格に合致する所持資格を所持し、且つ、新規プロジェクトにおける役割を担当可能な職種の候補社員を検索し、所定期間における、就業時間に対する当該候補社員の作業時間の割合を業務負荷状況として取得し、所持資格、職種、当該候補社員が直近に担当したプロジェクトのプロジェクト種別である最新プロジェクト種別、および、業務負荷状況を設定した候補者一覧を選択可能に出力装置114に表示させる(ステップSA-3)。
【0042】
そして、候補者表示部102cは、ユーザにより入力装置112を介して候補者一覧から候補社員が選択されたか否かを判定する(ステップSA-4)。
【0043】
そして、候補者表示部102cは、候補者一覧から候補社員が選択されなかったと判定した場合(ステップSA-4:No)、処理を終了する。
【0044】
一方、候補者表示部102cは、候補者一覧から候補社員が選択されたと判定した場合(ステップSA-4:Yes)、処理をステップSA-5に移行させる。
【0045】
そして、候補者表示部102cは、候補者一覧から選択された選択候補社員の概要画面を出力装置114に表示させる(ステップSA-5)。
【0046】
そして、候補者表示部102cは、ユーザにより入力装置112を介して選択候補社員の概要画面にて詳細表示指示が入力されたか否かを判定する(ステップSA-6)。
【0047】
そして、候補者表示部102cは、選択候補社員の概要画面にて詳細表示指示が入力されなかったと判定した場合(ステップSA-6:No)、処理をステップSA-7に移行させる。
【0048】
そして、担当依頼部102dは、ユーザにより入力装置112を介して選択候補社員の概要画面にて依頼決定指示が入力されたか否かを判定する(ステップSA-7)。
【0049】
そして、担当依頼部102dは、選択候補社員の概要画面にて依頼決定指示が入力されなかったと判定した場合(ステップSA-7:No)、処理を終了する。
【0050】
一方、担当依頼部102dは、選択候補社員の概要画面にて依頼決定指示が入力されたと判定した場合(ステップSA-7:Yes)、処理をステップSA-8に移行させる。
【0051】
そして、担当依頼部102dは、選択候補社員への担当依頼データを選択候補社員の端末等に通知し(ステップSA-8)、処理を終了する。
【0052】
一方、候補者表示部102cは、選択候補社員の概要画面にて詳細表示指示が入力されたと判定した場合(ステップSA-6:Yes)、処理をステップSA-9に移行させる。
【0053】
そして、候補者表示部102cは、選択候補社員の詳細画面を出力装置114に表示させる(ステップSA-9)。
【0054】
そして、担当依頼部102dは、ユーザにより入力装置112を介して選択候補社員の詳細画面にて依頼決定指示が入力されたか否かを判定する(ステップSA-10)。
【0055】
そして、担当依頼部102dは、選択候補社員の詳細画面にて依頼決定指示が入力されたと判定した場合(ステップSA-10:Yes)、処理をステップSA-8に移行させる。
【0056】
一方、担当依頼部102dは、選択候補社員の詳細画面にて依頼決定指示が入力されなかったと判定した場合(ステップSA-10:No)、処理をステップSA-11に移行させる。
【0057】
そして、候補者表示部102cは、ユーザにより入力装置112を介して選択候補社員の詳細画面にて戻る指示が入力されたか否かを判定する(ステップSA-11)。
【0058】
そして、候補者表示部102cは、選択候補社員の詳細画面にて戻る指示が入力されたと判定した場合(ステップSA-11:Yes)、処理をステップSA-5に移行させる。
【0059】
一方、候補者表示部102cは、選択候補社員の詳細画面にて戻る指示が入力されなかったと判定した場合(ステップSA-11:No)、処理を終了する。
【0060】
ここで、図3から図7を参照して、本実施形態における人別作業履歴管理処理の一例について説明する。図3から図7は、本実施形態における人別工事施工履歴管理処理の一例を示すフロー図である。
【0061】
本実施形態においては、図3に示すように、工事システムにて保有しているプロジェクト基本データおよび日報データから、工事履歴データが抽出され(ステップSB-1)、図4に示すように、工事システムから工事履歴データが出力され(ステップSB-2)、工事システムの形式から人事システムの形式に工事履歴データがフォーマット変換される(ステップSB-3)。
【0062】
そして、本実施形態においては、図5に示すように、工事履歴データが人事システムに登録される(ステップSB-4)。これにより、本実施形態においては、各社員がどの期間にどの仕事を担当したかが人事システムに登録されることで、アサイン計画をする際の準備が整えられる。
【0063】
そして、本実施形態においては、図5に示すように、新規工事の工事種別、工事規模(受注額)、新規工事における役割、新規工事に必要な免許資格および施工期間が検索キーとして入力された場合(ステップSB-5)、図6に示すように、工事種別経験、有資格者および負荷状況等をキーに対象者および候補者の部署を跨ぐ検索および抽出が実行され、候補者一覧が表示される(ステップSB-6)。ここで、本実施形態においては、候補者の3か月の負荷状況が表示されることで、候補者の選択において、仕事が一人に集中しすぎないように誘導することができる。
【0064】
そして、本実施形態においては、図6に示すように、ユーザにより候補者一覧の選択用BOXにて候補者が選択された場合、図7に示すように、候補者の概要画面が表示され(ステップSB-7)、更に、ユーザにより概要画面にて詳細ボタンが押下された場合、候補者の詳細画面が表示される(ステップSB-8)。そして、本実施形態においては、図7に示すように、ユーザにより概要画面または詳細画面にて決定ボタンが押下された場合、候補者へのアサイン依頼が決定され、候補者に通知される。なお、本実施形態においては、図7に示すように、ユーザにより詳細画面にて戻るボタンが押下された場合、概要画面に表示変更される。
【0065】
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
【0066】
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【0067】
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0068】
また、人別作業履歴管理装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【0069】
例えば、人別作業履歴管理装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて人別作業履歴管理装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
【0070】
また、このコンピュータプログラムは、人別作業履歴管理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【0071】
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
【0072】
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、本実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【0073】
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【0074】
また、人別作業履歴管理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、人別作業履歴管理装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0075】
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0076】
本発明は、建設業界またはIT業界等のプロジェクト型の事業を行う業界において有用である。
【符号の説明】
【0077】
100 人別作業履歴管理装置
102 制御部
102a 履歴作成部
102b 検索取得部
102c 候補者表示部
102d 担当依頼部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a プロジェクトデータベース
106b 社員データベース
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7