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特許7535113液化ガスを製造するための方法および関連装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-06
(45)【発行日】2024-08-15
(54)【発明の名称】液化ガスを製造するための方法および関連装置
(51)【国際特許分類】
   F25J 1/00 20060101AFI20240807BHJP
【FI】
F25J1/00 D
F25J1/00 A
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2022537601
(86)(22)【出願日】2020-12-14
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-05-10
(86)【国際出願番号】 IB2020061878
(87)【国際公開番号】W WO2021124062
(87)【国際公開日】2021-06-24
【審査請求日】2023-01-18
(31)【優先権主張番号】102019000025078
(32)【優先日】2019-12-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IT
(73)【特許権者】
【識別番号】515198555
【氏名又は名称】エフピーティー インダストリアル ソチエタ ペル アツィオーニ
(74)【代理人】
【識別番号】110001416
【氏名又は名称】弁理士法人信栄事務所
(72)【発明者】
【氏名】デピーロ,クリノ
【審査官】池田 周士郎
(56)【参考文献】
【文献】仏国特許出願公開第02875265(FR,A1)
【文献】特表2014-509361(JP,A)
【文献】米国特許第05802840(US,A)
【文献】特表2012-511664(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F25J 1/00- 5/00
F02B 1/00-79/00
F02M 1/00-99/00
F02D 1/00-45/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
液化ガスを製造するための方法であって、
(i)車両(VH)に包含される内燃エンジン(ICE;ICE”)であって、少なくとも1つのシリンダ(CY;CYC”)と排気マニフォールド(EM;EM”)とを包含する内燃エンジン(ICE;ICE”)を提供するステップと、
(ii)前記シリンダ(CY;CYC”)を包含し、空気のための流入口(AF)を空気圧利用の形で前記排気マニフォールド(EM;EM”)へ接続するフロー回路(FC;FC’;FC”)を提供するステップと、
(iii)流れ方向に応じ、前記フロー回路(FC;FC’;FC”)に沿って、前記空気のための流入口(AF)から前記排気マニフォールド(EM;EM”)へ向けて空気を運ぶステップと、
(iv)前記フロー回路(FC;FC’;FC”)の部分(TC;CY;CYC”)に沿って前記空気を圧縮するステップと、
(v)前記ステップ(iv)の間に圧縮される前記空気の少なくともガス状構成成分を液化するステップと、
を包含する、液化ガスを製造するための方法。
【請求項2】
前記ステップ(v)は、温度膨張バルブ(LV)を通じて前記ガス状構成成分を膨張させることを包含する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ステップ(v)は、さらに、前記圧縮空気または前記ガス状構成成分を、前記温度膨張バルブ(LV)を通じた前記膨張に先行して冷却することを包含する、請求項に記載の方法。
【請求項4】
前記ステップ(iv)は、前記シリンダ(CY;CYC”)の内側において実行される、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記内燃エンジン(ICE”)は、分割サイクル・タイプであり、両方ともに前記フロー回路(FC”)の一部を形成する少なくとも1つの膨張シリンダ(CYE”)と圧縮シリンダ(CYC”)とを包含し;前記シリンダは、前記圧縮シリンダ(CYC”)によって定義される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記ステップ(v)を実行するための前記圧縮空気は、前記圧縮シリンダ(CYC”)と前記膨張シリンダ(CYE”)の間において前記フロー回路(FC”)から引き込まれる、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
ステップ(v)を実行するための前記圧縮空気は、前記内燃エンジン(ICE;ICE)がエンジン・ブレーキ状態で動作するときに前記フロー回路(FC;FC’;FC”)から引き込まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
液化ガスを製造するための装置(LGA;LGA’;LGA”)であって、
車両(VH)に包含される内燃エンジン(ICE;ICE”)であって、少なくとも1つのシリンダ(CY;CYC”)と排気マニフォールド(EM;EM”)とを包含する内燃エンジン(ICE;ICE”)と、
- 前記シリンダ(CY;CYC”)を包含し、流れの方向に応じ、フロー回路(FC;FC’;FC”)に沿って空気のための流入口から前記排気マニフォールド(EM;EM”)へ向けて前記空気を運ぶことが可能となるように前記空気のための流入口(AF)を前記排気マニフォールド(EM;EM”)へ空気圧利用の形で接続するフロー回路(FC;FC’;FC”)と、
- 前記フロー回路(FC;FC’;FC”)の部分に配された、それの中で運ばれる前記空気を圧縮するための圧縮手段(TC;CY;CYC”)と、
- 前記圧縮手段(TC;CY;CYC”)によって圧縮された前記空気の少なくともガス状構成成分を液化するための液化手段(GL)と、
- 前記流れの方向に従って前記部分の下流において、前記フロー回路(FC;FC’;FC”)に接続され、かつ前記圧縮手段(TC;CY;CYC”)によって圧縮された前記空気を前記液化手段(GL)へ供給するべく構成された供給ライン(L6;L6’;L6”)と、
を包含する、液化ガスを製造するための装置(LGA;LGA’;LGA”)。
【請求項9】
前記液化手段(GL)は、前記ガス状構成成分を膨張させるための温度膨張バルブ(LV)を包含する、請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記圧縮手段(TC;CY;CYC”)は、前記シリンダ(CY;CYC”)を包含する、請求項8に記載の装置。
【請求項11】
前記内燃エンジン(ICE”)は、分割サイクル・タイプであり、両方ともに前記フロー回路(FC”)の一部を形成する少なくとも1つの膨張シリンダ(CYE”)と圧縮シリンダ(CYC”)とを包含し;前記シリンダは、前記圧縮シリンダ(CYC”)によって定義される、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記供給ライン(L6;L6’;L6”)は、前記フロー回路(FC;FC’;FC”)から前記液化手段(GL)へ向かうガスの流れを許可するか、または妨げるべくコントロール可能な流量規制デバイス(VL;VL’;VL”)を包含し、装置(LGA;LGA’;LGA”)は、さらに、前記内燃エンジン(ICE;ICE”)のエンジン・ブレーキ状態を設定するか、または識別するべく構成され、かつ前記エンジン・ブレーキ状態が設定されるか、または識別されたときに、前記液化手段(GL)へ向かう圧縮された空気の流れを可能にするように前記流量規制デバイス(VL;VL’;VL”)をコントロールするべくプログラムされた、コントロール・ユニット(ECU)を包含する、請求項8に記載の装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本件特許出願は、2019年12月20日に出願されたイタリア特許出願第102019000025078号の優先権を主張するものであり、当該出願の開示のすべては、参照によりこれに援用される。
【0002】
本発明は、液化ガスを製造するための方法および液化ガスを製造するための関連装置、特に車両内に取り付けが可能な関連装置に関する。
【背景技術】
【0003】
液化ガスを製造するための方法および装置は、概して、相当な量のHe、Ne、Ar、N2、O2、または全体としての空気といった工業用ガスを獲得する目的のためのそれが知られており、さらにまた、前記液化ガスは、特に小さい空間内に蓄えることが可能なエネルギ貯蔵として使用することが可能である。
【0004】
実際、大気温および大気圧において気体状態で利用可能となる液化製品は、それらの圧縮、気化、および膨張を通じて、仕事を生み出すために都合よく使用することが可能である。
【0005】
同時に、液化製品は、それらが比較的高圧において圧縮される場合でさえ、気体状態にあるときと比較して有意により小さい比体積を有する。
【0006】
通常、たとえばコンプレッサによって圧縮される圧縮ガスの液化は、温度膨張バルブ内における圧縮ガスの等エンタルピ膨張によってジュール・トムソン効果を通じて獲得される。
【0007】
温度膨張バルブ内における膨張に先立って、コンプレッサから流出した圧縮ガスが、一般に等圧態様で冷却されて、たとえば熱交換器を通って流れ、それにおいて圧縮ガスが、ガスの非液化部分へ熱を解放し、それが温度膨張バルブ内において膨張し、当該熱交換器を通じて適切にリダイレクトされる。
【0008】
場合によっては、コンプレッサから流出した圧縮ガスの部分が、それの圧力エネルギが回収されるようにタービン内において別々に膨張させられ、その後、温度膨張バルブから到来する非液化部分とともに、熱交換器を通じてリダイレクトされる。
【0009】
圧縮ガスから熱を受け取る膨張したガスは、最終的にコンプレッサの流入口へ引き渡すことが可能であり、その結果、いわゆる逆ブレイトン・ジュール・サイクルが完全な態様で実行されることが可能となる。
【0010】
概して言えば、ともすれば失われてしまう車両の運動エネルギの使用が可能になり、従来技術と比較して、特により高い効率を伴って車両の消費を改善するような方法で液化ガスが製造されることが必要とされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、上に論じられている必要性を満たすことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的は、付随する特許請求の範囲に従った液化ガスを製造するための方法および関連装置によって達成される。
【0013】
従属請求項は、本発明の特別な実施態様を定義する。
【0014】
本発明は、次に挙げる添付図面を参照した単なる非限定的な例の形で提供されるいくつかの実施態様の説明の閲読により、もっとも良好に理解されることになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明に従った液化ガスを製造するための装置の第1の実施態様を包含する車両を示した図式である。
図2】本発明に従った液化ガスを製造するための装置の第2の実施態様を示した図式である。
図3】本発明に従った液化ガスを製造するための装置の第3の実施態様を示した図式である。
図4】先行する図に示されている実施態様のガス液化アッセンブリをより詳細に示した図式である。
図5図4のガス液化アッセンブリの変形を示した図式である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1を参照すると、参照記号VHが全体として車両を示しており、その構成要素は、略図的な態様で部分的に示されている。
【0017】
より詳細に述べれば、車両VHは、
- 内燃エンジンICEと、
- エンジンICEを過給するターボチャージャTCと、
- ターボチャージャTCが吸引する空気が通るエアフィルタAFと、
- ターボチャージャTCによって圧縮される空気を冷却する熱交換器CACと、
を包含する。
【0018】
エンジンICEは、具体的に述べれば、空気およびディーゼル燃料の混合気を燃焼させるべく適合された圧縮解放エンジンである。
【0019】
エンジンICEは、複数のシリンダCYと、吸気マニフォールドIMをはじめ、排気マニフォールドEMとを包含する。
【0020】
エンジンICEの動作においては、シリンダCYが吸気マニフォールドIMから有限体積の空気を吸引し、それがシリンダCYの内側において圧縮され、その中に噴射された燃料滴と混合される。したがって、シリンダCYの内側において自然発生的態様で、混合気の燃焼および膨張が生じる。混合気の膨張が完了すると、排気マニフォールドEMが燃焼後のガスをシリンダCYから受け取る。
【0021】
ターボチャージャTCは、圧縮されることになる空気を、具体的に述べればエアフィルタAFから受け取るべく適合されたコンプレッサ部分Cと、排気マニフォールドEMからの排気ガスを膨張させるべく適合され、コンプレッサ部分Cによって使用されることになる仕事を生み出すタービン部分Tとを包含するターボ機関である。
【0022】
熱交換器CACは、インタークーラーという技術用語としても知られ、コンプレッサ部分Cによって圧縮された空気に、当該圧縮された空気より低い温度の冷媒流体、たとえば空気または水との熱接触をもたらすべく構成される。
【0023】
エアフィルタAFから吸気マニフォールドIMへ空気を導くために、車両VHは、供給ラインSLを包含し、それがエアフィルタAFと、コンプレッサ部分Cと、熱交換器CACと、吸気マニフォールドIMとを互いに直列に接続する。
【0024】
供給ラインSLは、特に、
- エアフィルタAFの流出口とコンプレッサ部分Cの流入口を接続する第1のダクトL1と、
- コンプレッサ部分Cの流出口と熱交換器CACの圧縮空気流入口を接続する第2のダクトL2と、
- 熱交換器の圧縮空気流出口と吸気マニフォールドIMを接続する第3のダクトL3と、
を含む。
【0025】
したがって、コンプレッサ部分Cと熱交換器CACは、供給ラインSLとともに、エンジンICEのための供給回路SC、すなわちエンジンICEへ空気を、具体的に述べれば、与圧された空気を供給する回路の一部を構成する。
【0026】
排気ガスを大気中へ解放するために、さらに車両VHは、排気ラインELを包含し、それが、排気マニフォールドEMを、タービン部分Tを通して大気と直接接触する排気管(図示せず)へ接続する。
【0027】
特に排気ラインELは、排気マニフォールドEMをタービン部分Tの流入口へ接続する第4のダクトL4と、タービン部分Tの流出口を排気管へ接続する第5のダクトL5とを包含する。
【0028】
したがって、排気ラインELおよびタービン部分Tは、エンジンICEのための排気回路EC、すなわちエンジンICEの排気ガスを大気中へ解放する回路の一部である。
【0029】
したがって、供給回路SCと、排気回路ECと、吸気および排気マニフォールドIM、EMと、シリンダCYは、具体的に述べればエアフィルタAFの流出口によって定義される空気流入口を排気マニフォールドEMへ接続するフロー回路FCを定義する一役を担う。
【0030】
好都合には、さらに車両VHが、エンジンICEと、フロー回路FCと、圧縮空気を受け取り、かつ少なくともそれの構成成分、たとえば窒素または空気自体を液化するべく適合されたガス液化アッセンブリGLとを含む、液化ガスを製造するための装置LGAとを包含する。
【0031】
さらにまた、アッセンブリGLを供給するために、装置LGAは、ターボチャージャTCの下流のポイントにおいて、都合よくは、熱交換器CACと吸気マニフォールドIMの間においてフロー回路FCに接合するさらなる供給ラインL6を包含し、それが、図1に示されているとおりに含められている。
【0032】
供給ラインL6は、特に、単一の供給ダクトをアッセンブリGLのために有する。好ましくは、さらに供給ラインL6は、アッセンブリGLへの供給を行う供給ダクトに沿って、すなわちフロー回路FLからアッセンブリGLへ向かってガスが流れることを許可するか、または禁止するようにコントロールすることが可能な流量規制デバイスVLを包含する。
【0033】
より正確に述べると、流量規制デバイスVLは、アッセンブリGLへの供給を行う供給ダクトに沿って配置されるバルブ、具体的に述べればオン・オフ・バルブを包含する。あるいはデバイスVLは、供給ラインL6とフロー回路FCの間の接合部に三路バルブを包含することが可能である。
【0034】
それに加えて装置LGAは、デバイスVLをコントロールするためにそれに接続されるコントロール・ユニットECU、たとえば車両VHの電子コントロール・ユニットを包含する。具体的に述べれば、コントロール・ユニットECUは、エンジンICEがエンジン・ブレーキ状態の下に動作するとき、アッセンブリGLへ向かう圧縮空気の流れを許可するべくデバイスVLをコントロールするようにプログラムされる。
【0035】
実際、エンジン・ブレーキ状態の下においては、エンジンICEが過給される必要はないが、コンプレッサ部分Cから流れ出る空気の圧力は、少なくとも空気自体の構成成分を液化するためにアッセンブリGLにとって有用なものとなり得る。
【0036】
コントロール・ユニットECUは、自然な態様で、たとえば車両VHが長い下り坂の道に沿って走っているときに、またはギアのシフトダウンの間に生じるエンジン・ブレーキ状態の発生を識別するべく、かつ/または能動的に、前記エンジン・ブレーキ状態の下においてエンジンICEが動作することを強制するべく構成される。最後に述べた場合においては、ダクトL5内に配され、かつコントロール・ユニットECUによって少なくとも部分的にダクトL5を閉じるようにコントロールされるシャッタ・バルブVOを、排気ラインELが都合よく包含している。シャッタ・バルブVOは、一般に、エンジン・ブレーキ状態が向上するように、タービン部分Tがそれの最大回転速度に到達した後に付勢される。言い換えるとシャッタ・バルブVOは、排気管へ向かうガスの流れが調整されるように、コントロール・ユニットECUによってコントロールされ得る。
【0037】
エンジン・ブレーキ状態の間にわたって、コントロール・ユニットECUは、さらに、都合よくシリンダCY内への燃料の噴射を抑制するべくプログラムされる。
【0038】
図4は、供給された圧縮空気の構成成分の液化に適した、可能性のある液化アッセンブリGLの構造の単なる説明的かつ非限定的な例をより詳細に示している。
【0039】
図4の例においては、液化アッセンブリGLが、圧縮空気内の構成成分を、特に等エンタルピ態様で膨張させる温度膨張バルブLVと、好ましくは、膨張の前に当該構成成分を冷却する冷却デバイスHE1とを包含する。
【0040】
この具体的な場合においては、冷却デバイスHE1は、膨張されることになる構成成分と、まだ気体状態にあり、温度膨張バルブLVを通じて膨張される、それと同じ構成成分との間の熱接触を作り出す熱交換器である。
【0041】
実際、その構成成分が温度膨張バルブLVを通じて膨張するとき、ジュール・トムソン効果に起因してその構成成分の一部が液化するが、残りの部分は、温度膨張バルブLVの流入口における温度と比較してより低い温度であるにもかかわらず、気体状態のまま残る。
【0042】
アッセンブリGLは、ガス状部分と液化部分を分離する分離デバイスを包含し、特に、分離デバイスは、ダクトN1によって温度膨張バルブLVの流出口と接続されるタンクTLを包含する。
【0043】
タンクTLの内側においては、液化部分がタンクTLのボトムへ向かって落下するが、ガス状部分は、液化部分の上方にとどまる。
【0044】
したがって、図4の例においては、アッセンブリGLが、ダクトN1のほかに、
- タンクTLのトップを冷却デバイスHE1の膨張構成成分用の流入口へ接続するダクトN2と、
- 冷却デバイスHE1の膨張構成成分用の流出口を車両VHのさらなる排気管(図示せず)へ接続するダクトN3と、
を包含する。
【0045】
さらにまた、図4の例においては、アッセンブリGLが、
- 圧縮された構成成分を受け取るように供給ラインL6へ接続され、また冷却デバイスHE1の圧縮構成成分用の流入口と接続されるダクトN4と、
- 冷却デバイスHE1の流出口を温度膨張バルブLVの流入口へ接続するダクトN5と、
を包含する。
【0046】
図4によれば、膨張された構成成分と圧縮された構成成分のそれぞれが、冷却デバイスHE1を通る反対方向の流れを有する。言い換えると、冷却デバイスHE1は、向流を受け取るべく構成される。
【0047】
オプションとして、アッセンブリGLへ供給される圧縮された空気から、圧縮された構成成分、たとえば窒素を分離する分離デバイスSDによってラインL6がダクトN4に接続される。分離デバイスSDは、アッセンブリGLの一部であり、周知のタイプであることから詳細に説明することはしない。
【0048】
それ以外の場合には、ラインL6が直接ダクトN4と接続され、圧縮された構成成分は、アッセンブリGLへ供給される圧縮された空気によって定義されることになる。
【0049】
指摘しておく必要があるが、アッセンブリGLは、気体状態の流体を圧縮するべく適合された圧縮デバイスを備えていない。
【0050】
図5は、可能性のあるアッセンブリGLの変形を示しており、追加の要素を伴い、異なるダクトの構成を伴う。
【0051】
より正確に述べると、図5の変形においては、アッセンブリGLが、さらなる冷却デバイスHE2、たとえば熱交換器とタービンTRとを包含する。
【0052】
冷却デバイスHE1と同様に、冷却デバイスHE2もまた、圧縮構成成分が膨張構成成分へ熱を解放するように圧縮構成成分と膨張構成成分の間に熱接触を生じさせることをねらいとする。
【0053】
冷却デバイスHE1、HE2は、圧縮構成成分が最初にデバイスHE1を通り、その後デバイスHE2を通って流れ、一方で膨張構成成分は、その逆の経路を辿り、最初にデバイスHE2を通り、その後デバイスHE1を通って流れるように直列に構成される。したがって、冷却デバイスHE1、HE2は、向流を受け取るべく構成される。
【0054】
タービンTRは、完全にオプションであり、圧縮構成成分の一部を膨張させて仕事を生み出すために使用され、それを、たとえば電気エネルギの生成に利用することが可能である。タービンTR内において膨張する部分は冷え、したがって、圧縮構成成分の冷却のために冷却デバイスHE1、HE2のうちの1つへリダイレクトすることが可能である。
【0055】
したがって、ダクトN5に代えて図5の変形のアッセンブリGLは、特に、
- 1つの流入口と2つの流出口を有する分流要素R1、たとえば三路バルブと、
- 冷却デバイスHE1の圧縮構成成分用の流出口を要素R1の流入口へ接続するダクトN51と、
- 要素R1の流出口のうちの1つを冷却デバイスHE2の圧縮構成成分用の流入口へ接続するダクトN52と、
- 冷却デバイスHE2の圧縮構成成分用の流出口を温度膨張バルブLVの流入口へ接続するダクトN53と、
- 要素R1の流出口のうちの別の1つをタービンTRの流入口へ接続するダクトN54と、
を包含する。
【0056】
さらにまた、ダクトN2に代えて図5の変形のアッセンブリGLは、
- 2つの流入口と1つの流出口を有する合流要素R2、たとえば三路バルブと、
- タンクTLのトップを要素R2の流入口へ接続するダクトN21と、
- タービンTRの流出口を要素R2の別の流入口へ接続するダクトN22と、
- 要素R2の流出口を冷却デバイスHE2の膨張構成成分用の流入口へ接続するダクトN23と、
- 冷却デバイスHE2の膨張構成成分用の流出口を冷却デバイスHE1の膨張構成成分用の流入口へ接続するダクトN24と、
を包含する。
【0057】
明らかであろうが、タービンTRが存在しない場合においては、同様に要素R1、R2をはじめ、ダクトN54、N22も存在しない。さらにまた、ダクトN51、N52をはじめ、ダクトN21、N23が、互いに接合される。
【0058】
次に、図2を参照して液化ガスを製造するための装置のさらなる実施態様を説明するが、それにおいては、参照記号LGA’によって装置が示されている。装置LGA’は、装置LGAに類似しており、そのため、前者と後者を明確に区別することだけを詳細に説明する。装置LGA、LGA’の対応する要素は、同一の参照記号を用いて示されることになる。
【0059】
装置LGA’は、エンジンICEと、フロー回路FCと、アッセンブリGLとを含む。
【0060】
装置LGA’においては、アッセンブリGLへ供給される空気の圧縮が、可能性として、フロー回路FC内における存在がオプションとなるターボチャージャTCによって行われる予備圧縮に加えて、少なくともシリンダCYの内側において行われる。
【0061】
実際、供給ラインL6に代えて、装置LGA’は、類似する供給ラインL6’を包含し、それが、シリンダCYの下流のポイントのエリア内、都合よくは、排気マニフォールドEMとタービン部分Tの間においてフロー回路FCと接合するが、排気マニフォールドEMは、図2に示されているとおりに含められている。
【0062】
供給ラインL6’は、対応する流量規制デバイスVLと同じ機能を有する流量規制デバイスVL’を包含する。好ましくは装置LGA’の一部であるコントロール・ユニットECUが、デバイスVL’に接続され、かつデバイスVLのコントロールに類似する態様でデバイスVL’をコントロールする。
【0063】
より正確に述べると、シリンダCYへの燃料の噴射が抑制されるとき、すなわち、たとえばエンジンICEがエンジン・ブレーキ状態の下に動作するときにだけ、アッセンブリGLへ向かう圧縮空気の流れを可能にするようにデバイスVL’がコントロールされる。
【0064】
このようにして、フロー回路FCは、実質的にシリンダCYの下流へ圧縮空気を運び、その結果、アッセンブリGLが、排気ガスの代わりに圧縮空気を受け取る。
【0065】
オプションとして、供給ラインL6’が、たとえば少量の潤滑油またはシリンダCYの内側の堆積物等の不純物を除去する図示されていないさらなるフィルタを含むことも可能である。
【0066】
必要な場合には、アッセンブリGLへ向かって空気が流れることをデバイスVL’が可能にするとき、コントロール・ユニットECUは、通常はシリンダCYと関連付けされる排気バルブ(図示せず)を、圧縮行程の間またはその終了時に、シリンダCY内において空気の膨張が可能になる前にそれらを開かせるようにコントロールしてもよい。
【0067】
装置LGA’においては、したがって、アッセンブリが、装置LGAにおいて受け取られる圧縮空気より高い圧力の圧縮空気を受け取ることになる。実際、シリンダCYの圧縮作用が、ターボチャージャTCの圧縮作用に追加されることになる。
【0068】
次に、図3を参照して液化ガスを製造するための装置のさらなる実施態様を説明するが、それにおいては、参照記号LGA”によって装置が示されている。装置LGA”は、装置LGA、LGA’に類似しており、そのため、前者と後者を明確に区別することだけを詳細に説明する。装置LGA、LGA’、およびLGA”の対応する要素は、同一の参照記号を用いて示されることになる。
【0069】
装置LGA”は、エンジンICEの代わりに、分割サイクル内燃エンジンICE”を包含する。たとえば、エンジンICE”が周知である。
【0070】
エンジンICEと同様に、エンジンICE”は、吸気マニフォールドIM”と、排気マニフォールドEM”と、複数のシリンダCY”とを包含する。
【0071】
一方、シリンダCY”は、複数の圧縮シリンダCYC”と、複数の膨張シリンダCYE”とを包含する。
【0072】
エンジンICE”の動作においては、圧縮シリンダCYC”が吸気マニフォールドIM”から空気を吸引し、その内側でそれが圧縮され、その一方で膨張シリンダCYE”が圧縮シリンダCYC”から圧縮空気を受け取る。燃料は、膨張シリンダCYE”内にだけ噴射され、空気-燃料混合気の燃焼および膨張の両方がそこで生じる。
【0073】
膨張シリンダCYE”は、排気マニフォールドEM”と、膨張シリンダCYE”が排出した排気ガスが後者によって受け取られるように連通する。
【0074】
圧縮シリンダCYC”と膨張シリンダCYE”を接続するために、エンジンICE”は、接続ラインCNL”を包含し、たとえばそれは、図3に略図的に示されている複数のダクトを有する。
【0075】
さらにまた、装置LGA”は、フロー回路FC”を包含し、これは、吸気マニフォールドIM”と、排気マニフォールドEM”と、シリンダCY”とを、吸気マニフォールドIMと、排気マニフォールドEMと、シリンダCYに代えて包含すること、およびそれに加えて接続ラインCNL”を包含することだけがフロー回路FCと異なる。
【0076】
さらにまた装置LGA”は、アッセンブリGLを含む。装置LGA’についてすでに説明したとおり、フロー回路FC”内におけるターボチャージャTCの存在はオプションである。
【0077】
実際、供給ラインL6に代えて、装置LGA”は、類似する供給ラインL6”を包含し、それが、圧縮シリンダCYC”の下流の、都合よくは、接続ラインCNL”に属するポイントのエリア内、すなわち、圧縮シリンダCYC”と膨張シリンダCYE”の間においてフロー回路FC”と接合する。
【0078】
したがって、装置LGA”においては、アッセンブリGLへ供給される空気の圧縮が、可能性として、ターボチャージャTCによって行われる予備圧縮に加えて、少なくともシリンダCYC”の内側において行われる。
【0079】
供給ラインL6”は、対応する流量規制デバイスVL、VL’と同じ機能を有する流量規制デバイスVL”を包含する。好ましくは装置LGA”の一部であるコントロール・ユニットECUが、デバイスVL”に接続され、かつ対応するデバイスのコントロールに類似する態様で後者をコントロールする。
【0080】
シリンダCYC”は、装置LGA内において受け取られる圧縮空気より高い圧力の圧縮空気を装置LGA”内においてアッセンブリGLが受け取るように、吸気マニフォールドIM”によって吸引された空気の圧縮に排他的に専用化される。具体的に述べれば、シリンダCYの圧縮作用が、ターボチャージャTCのそれに追加される。
【0081】
装置LGA、LGA’、LGA”のそれぞれの動作は、本発明に従った方法の対応する特定の実施態様を定義する。
【0082】
上記に負うところにより装置LGA、LGA’、LGA”、および本発明に従った方法の利点は明らかである。
【0083】
実際、液化ガスを車両VH内において製造することが、たとえば、内燃エンジンICEまたはICE”がエンジン・ブレーキ状態の下に動作しているとき、空気を圧縮する追加のデバイスを伴うことなく可能である。
【0084】
一般的なガス液化装置とは異なり、アッセンブリGLへ供給される圧縮空気は、フロー回路FC、FC’、FC”から到来し、そのため、アッセンブリGLは、それ独自の専用のコンプレッサを必要としない。
【0085】
したがって、アッセンブリGLは、ガスを圧縮して液化させるために仕事を吸い上げないことから、ほかの周知のアッセンブリより効率的である。
【0086】
装置LGA、LGA’、LGA”は、ほかの周知の装置と比較してより単純な構造を有する。実際、アッセンブリGL内に専用のコンプレッサが存在しないことは、アッセンブリGLとエンジンICEおよびICE”の間にアッセンブリGLによる吸い上げが可能な仕事を提供するための機械的接続が存在しないことも含意する。
【0087】
車両VHのオンボードで製造された液化ガスは、いくつかの有利な用途を有することが可能である。たとえば、液化空気は、エンジンICEまたはICE”の過給に使用することが可能である。また液化空気をシリンダCYまたは膨張シリンダCYE”内に噴射することも可能であり、燃焼における温度レデューサとして、したがって、汚染物質レデューサ、具体的にはサーマルNoxの場合におけるそれの有益な効果は、よく知られているとおりである。
【0088】
さらにまた、液化ガスは、熱交換流体として使用されるとき、強力な冷却手段となる。たとえば、液化空気は、車両VHの、特に冷蔵輸送の場合における内側コンパートメントの調和、および車両VH自体の機械的な部品の冷却に使用することが可能である。
【0089】
また液化ガスを効果的に使用して、必要な圧縮の仕事が減じられるように、シリンダCYC”内において生じる圧縮を冷却することも可能である。
【0090】
それに加えて、車両VHのオンボードで製造された液化ガスは、車両VH自体によって必要とされる量を超える場合には、種々の用途のために車両VH外で使用されることが可能である。
【0091】
最後に述べるが、装置LGA、LGA’、LGA”、および本発明に従った方法が変更および変形を受けることはあり得るが、それにもかかわらず、それらは、付随する特許請求の範囲に示されている保護の範囲を越えない。
【0092】
特に、実施態様を互いに組み合わせることは可能である;たとえば、エンジンICEをエンジンICE”によって置き換えること、およびその逆も常に可能である。同様に、ラインL6、L6’、L6”のそれぞれを、回路FC、FC’、FC”のそれぞれに適切に取り付けることが可能である。
【0093】
ターボチャージャTCを、異なるコンプレッサ、たとえば電気的に動力を得るコンプレッサによって置き換えることが可能である。
【0094】
アッセンブリGLの構造は、詳細を説明し、論じたものと異なることが可能である。特に、ダクトの数が異なること、異なる態様で配されること、アッセンブリGLの多様な要素への接続が異なることが可能である。
【0095】
圧縮空気からの液化されるべき構成成分の分離は、アッセンブリGLの異なるエリア、たとえば冷却デバイスHE1または冷却デバイスHE2の下流において生じさせることが可能である。
【0096】
圧縮構成成分を冷却する冷却デバイスの存在は、アッセンブリGLへ供給される圧縮空気の圧力に応じて不要とすることが可能である。類似した理由のため、たとえば、圧縮空気の温度を、それの圧力に応じてさらに下げるように、さらなる冷却デバイスを直列に提供し、かつ構成することが可能である。
【0097】
フロー回路FC、FC’、FC”のアレンジメントを、この中に示されているものとは異なるものとすることが可能である。さらにまた、エアフィルタAFまたは熱交換器CAC等の要素は、明らかに有利であるにもかかわらず、厳密に必要であるというわけではない。
【0098】
それに加えて、次の例を、より容易な参照が可能となるように番号付きの順序でリストして提供する。
1.好ましくは次のステップを包含する液化ガスを製造するための方法の例:
(i)少なくとも1つのシリンダ(CY;CYC”)と排気マニフォールド(EM;EM”)とを包含する内燃エンジン(ICE;ICE”)を提供するステップと、
(ii)前記シリンダ(CY;CYC”)を包含し、空気流入口(AF)を空気圧利用の形で前記排気マニフォールド(EM;EM”)へ接続するフロー回路(FC;FC’;FC”)を提供するステップと、
(iii)流れ方向に応じ、前記フロー回路(FC;FC’;FC”)に沿って、前記空気流入口(AF)から前記排気マニフォールド(EM;EM”)へ向けて空気を運ぶステップと、
(iv)前記フロー回路(FC;FC’;FC”)の部分(TC;CY;CYC”)に沿って前記空気を圧縮するステップと、
(v)ステップ(iv)の間に圧縮される前記空気の少なくともガス状構成成分を液化するステップ。
2.例1に従った方法において、ステップ(v)は、温度膨張バルブ(LV)を通じて前記ガス状構成成分を膨張させることを包含する。
3.例1または2に従った方法において、ステップ(v)は、さらに、前記圧縮空気または前記ガス状構成成分を、前記温度膨張バルブ(LV)を通じた前記膨張に先行して冷却することを包含する。
4.例1乃至3のうちのいずれかに従った方法において、ステップ(v)を実行するための前記圧縮空気は、前記空気流入口(AF)と前記内燃エンジン(ICE)の吸気マニフォールド(IM)の間において前記フロー回路(FC)から引き込まれ;ステップ(iv)は、過給コンプレッサ(TC)によって実行される。
5.好ましくは以下を包含する液化ガスを製造するための装置(LGA;LGA’;LGA”)の例:
- 少なくとも1つのシリンダ(CY;CYC”)と排気マニフォールド(EM;EM”)とを包含する内燃エンジン(ICE;ICE”)と、
- 前記シリンダ(CY;CYC”)を包含し、空気流入口(AF)を、流れ方向に応じ、前記フロー回路(FC;FC’;FC”)に沿って、前記空気流入口から前記排気マニフォールド(EM;EM”)へ向けて空気が運ばれることが可能となるように前記排気マニフォールド(EM;EM”)と空気圧利用の形で接続するフロー回路(FC;FC’;FC”)と、
- 前記フロー回路(FC;FC’;FC”)の部分のエリア内に配された、それの中で運ばれる空気を圧縮する圧縮手段(TC;CY;CYC”)と、
- 前記圧縮手段(TC;CY;CYC”)によって圧縮された前記空気の少なくともガス状構成成分を液化するための液化手段(GL)と、
- 前記流れ方向に従って前記部分の下流において、前記フロー回路(FC;FC’;FC”)に接続され、かつ前記圧縮手段(TC;CY;CYC”)によって圧縮された前記空気を前記液化手段(GL)へ供給するべく構成された供給ライン(L6;L6’;L6”)。
6.例5に従った装置において、前記液化手段(GL)は、前記ガス状構成成分を膨張させるための温度膨張バルブ(LV)を包含する。
7.例5または6に従った装置において、前記圧縮手段(TC;CY;CYC”)は、前記空気流入口(AF)と前記内燃エンジン(ICE;ICE”)の吸気マニフォールド(IM;IM”)の間に配される過給コンプレッサ(TC)を包含する。
【符号の説明】
【0099】
AF エアフィルタ
CAC 熱交換器
CNL” 接続ライン
CY シリンダ
CY” シリンダ
CYC” 圧縮シリンダ、シリンダ
CYE” 膨張シリンダ
E2 冷却デバイスH
EC 排気回路
ECU コントロール・ユニット
EL 排気ライン
EM 排気マニフォールド
EM” 排気マニフォールド
FC フロー回路
FC” フロー回路
GL ガス液化アッセンブリ、アッセンブリ、液化アッセンブリ
HE1 冷却デバイス
ICE 内燃エンジン、エンジン
ICE” エンジン
IM 吸気マニフォールド
IM” 吸気マニフォールド
L1 第1のダクト
L2 第2のダクト
L3 第3のダクト
L4 第4のダクト
L5 第5のダクト、ダクト
L6 供給ライン、ライン
L6’ 供給ライン
LGA 液化ガスを製造するための装置、装置
LGA’ 装置
LGA” 装置
LV 温度膨張バルブ
N1 ダクト
N2 ダクト
N21 ダクト
N22 ダクト
N23 ダクト
N24 ダクト
N3 ダクト
N4 ダクト
N5 ダクト
N51 ダクト
N52 ダクト
N53 ダクト
N54 ダクト
R1 分流要素、要素
R2 合流要素、要素
SC 供給回路
SD 分離デバイス
SL 供給ライン
T タービン部分
TC ターボチャージャ
TL タンク
TR タービン
VH 車両
VL 流量規制デバイス、デバイス
VL’ 流量規制デバイス、デバイス
VL” 流量規制デバイス、デバイス
VO シャッタ・バルブ
図1
図2
図3
図4
図5