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特許7535179商品レビュー評価方法、装置及びシステム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-06
(45)【発行日】2024-08-15
(54)【発明の名称】商品レビュー評価方法、装置及びシステム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0282 20230101AFI20240807BHJP
   G06F 16/9536 20190101ALI20240807BHJP
【FI】
G06Q30/0282
G06F16/9536
【請求項の数】 18
(21)【出願番号】P 2023513138
(86)(22)【出願日】2021-06-24
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-09-08
(86)【国際出願番号】 KR2021007946
(87)【国際公開番号】W WO2022045553
(87)【国際公開日】2022-03-03
【審査請求日】2023-02-22
(31)【優先権主張番号】10-2020-0108860
(32)【優先日】2020-08-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2020-0108864
(32)【優先日】2020-08-27
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2020-0116204
(32)【優先日】2020-09-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2020-0116792
(32)【優先日】2020-09-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2020-0187086
(32)【優先日】2020-12-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】522207187
【氏名又は名称】カフェ24 コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】CAFE24 CORP.
【住所又は居所原語表記】15, Boramae-ro 5gil, Dongjak-gu, Seoul, Republic of Korea
(74)【代理人】
【識別番号】110002952
【氏名又は名称】弁理士法人鷲田国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イ ジェ ソク
【審査官】加舎 理紅子
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-153213(JP,A)
【文献】国際公開第2011/125793(WO,A1)
【文献】特開2009-259105(JP,A)
【文献】米国特許第09009082(US,B1)
【文献】特開2006-059256(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
G06F 16/9536
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御サーバ
商品レビュー検索が可能な検索窓を購買者端末機に表示するステップ;
前記検索窓をベースに入力されたキーワードを受信するステップ;
前記入力されたキーワードに対応する検索結果として少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出するステップ;
前記抽出された商品レビュー情報を購買者端末機に表示するステップ-表示される前記商品レビュー情報は、商品に対応する商品レビュー前記商品レビュー及び/又は商品購入ページにリンクできるURL(Universal Resource Locator)前記商品レビューの作成者情報と、前記商品レビューのレビュー評価を含む-;及び
表示される前記商品レビュー情報に含まれる前記URLに基づいて接続されたショッピングモールで購買決定が発生すると、前記購買者端末機から入力された前記商品レビューに対応するレビュー評価を受信するステップを含み、
前記レビュー作成者情報は、使用者名及び使用者電話番号に基づくハッシュ値であり、
同一のレビュー作成者が異なるショッピングモールで異なるIDを使用してもユニークに識別できることを特徴とする、商品レビュー評価方法。
【請求項2】
前記制御サーバが、
前記購買者端末機から入力された前記レビュー評価に基づいて前記商品レビューのレビュー評価をアップデートするステップ;及び
前記アップデートされたレビュー評価を前記商品レビューと関連付けてデータベースに格納するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の商品レビュー評価方法。
【請求項3】
前記レビュー評価は点数であり、
前記購買者端末機に表示されるとき、等級、数字、星点数のうち少なくともいずれか1つの形態で表示されることを特徴とする、請求項1に記載の商品レビュー評価方法。
【請求項4】
前記制御サーバが、
前記少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出するステップは、
複数の異なるショッピングモールから複数の商品レビュー情報を抽出するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の商品レビュー評価方法。
【請求項5】
各ショッピングモールから抽出される商品レビュー情報は、
前記商品レビュー情報に対応する商品を販売したショッピングモールを識別するためのショッピングモール識別情報;
前記商品レビュー情報に対応する注文識別情報;
前記商品レビュー情報に対応する商品を識別するための商品識別情報;
前記商品レビュー情報に対応する商品レビュー;
前記商品レビュー及び/又は商品購入ページへリンクできるURL;
前記商品レビュー情報に対応するレビュー評価;及び
前記商品レビュー情報に対応するレビュー作成者情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項4に記載の商品レビュー評価方法。
【請求項6】
前記商品レビュー情報は前記商品レビューの作成者情報に対応する作成者評価をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の商品レビュー評価方法。
【請求項7】
前記制御サーバが、
前記購買者端末機から入力された前記レビュー評価に基づいて前記作成者評価をアップデートするステップ;及び
前記アップデートされた作成者評価を前記作成者情報と関連付けてデータベースに格納するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項に記載の商品レビュー評価方法。
【請求項8】
商品レビュー検索が可能な検索窓を購買者端末機に表示する検索窓表示部;
前記検索窓をベースに入力されたキーワードに対応する検索結果として少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出し、前記抽出された商品レビュー情報を前記購買者端末機に表示する検索処理部-表示される商品レビュー情報は商品に対応する商品レビュー、前記商品レビュー及び/又は商品購入ページにリンクできるURL(Universal Resource Locator)、前記商品レビューの作成者情報、前記商品レビューのレビュー評価を含む-;及び
表示される前記商品レビュー情報に含まれる前記URLに基づいて接続されたショッピングモールで購買決定が発生すると、前記購買者端末機から入力された前記商品レビューに対応するレビュー評価を受信する評価処理部を含み、
前記レビュー作成者情報は、使用者名及び使用者電話番号に基づくハッシュ値であり、
同一のレビュー作成者が異なるショッピングモールで異なるIDを使用してもユニークに識別できることを特徴とする、商品レビュー評価装置。
【請求項9】
前記評価処理部は、
前記購買者端末機から入力された前記レビュー評価に基づいて前記商品レビューのレビュー評価をアップデートし、前記アップデートされたレビュー評価を前記商品レビューと関連付けてデータベースに格納することを特徴とする、請求項に記載の商品レビュー評価装置。
【請求項10】
前記レビュー評価は点数であり、
前記購買者端末機に表示されるとき、等級、数字、星点数のうち少なくともいずれか1つの形態で表示されることを特徴とする、請求項に記載の商品レビュー評価装置。
【請求項11】
前記検索処理部は、
複数の異なるショッピングモールから複数の商品レビュー情報を抽出することを特徴とする、請求項に記載の商品レビュー評価装置。
【請求項12】
それぞれの前記ショッピングモールから抽出される商品レビュー情報は、
前記商品レビュー情報に対応する商品を販売したショッピングモールを識別するためのショッピングモール識別情報;
前記商品レビュー情報に対応する注文識別情報;
前記商品レビュー情報に対応する商品を識別するための商品識別情報;
前記商品レビュー情報に対応する商品レビュー;
前記商品レビュー及び/又は商品購入ページへリンクできるURL;
前記商品レビュー情報に対応するレビュー評価;及び
前記商品レビュー情報に対応するレビュー作成者情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする、請求項11に記載の商品レビュー評価装置。
【請求項13】
前記商品レビュー情報は前記商品レビューの作成者情報に対応する作成者評価をさらに含むことを特徴とする、請求項に記載の商品レビュー評価装置。
【請求項14】
前記評価処理部は、
前記購買者端末機から入力された前記レビュー評価に基づいて前記作成者評価をアップデートし、前記アップデートされた作成者評価を前記作成者情報と関連付けてデータベースに格納することを特徴とする、請求項13に記載の商品レビュー評価装置。
【請求項15】
購買者端末機;及び
商品レビュー検索が可能な検索窓を前記購買者端末機に表示し、前記検索窓をベースに入力されたキーワードに対応する検索結果として少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出し、前記抽出された商品レビュー情報を前記購買者端末機に表示し、-表示される前記商品レビュー情報は商品に対応する商品レビュー、前記商品レビュー及び/又は商品購入ページにリンクできるURL(Universal Resource Locator)前記商品レビューの作成者情報と、前記商品レビューのレビュー評価を含む-表示される前記商品レビュー情報に含まれる前記URLに基づいて接続されたショッピングモールで購買決定が発生すると、前記購買者端末機から入力された前記商品レビューに対応するレビュー評価を受信する制御サーバを含み、
前記レビュー作成者情報は、使用者名及び使用者電話番号に基づくハッシュ値であり、
同一のレビュー作成者が異なるショッピングモールで異なるIDを使用してもユニークに識別できることを特徴とする、商品レビュー評価システム。
【請求項16】
前記制御サーバは、
前記購買者端末機から入力された前記レビュー評価に基づいて前記商品レビューのレビュー評価をアップデートし、前記アップデートされたレビュー評価を前記商品レビューと関連付けてデータベースに格納することを特徴とする、請求項15に記載の商品レビュー評価システム。
【請求項17】
前記レビュー評価は点数であり、
前記購買者端末機に表示されるとき、等級、数字、星点数のうち少なくともいずれか1つの形態で表示されることを特徴とする、請求項15に記載の商品レビュー評価システム。
【請求項18】
前記制御サーバは、
複数の異なるショッピングモールから複数の商品レビュー情報を抽出することを特徴とする、請求項15に記載の商品レビュー評価システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品レビュー評価方法、装置及びシステムに関し、より詳しくは、ショッピングモールで販売する商品の商品レビューを評価して商品レビューの信頼性を高めて、購買者の商品購入に有用な情報を提供できるようにする商品レビュー評価方法、装置及びシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、インターネットなどのオンライン通信の大衆化は、かつてないほど商取引環境を急激に変化させている。今はオンライン又はインターネットショッピングという言葉自体がぎこちないほど、インターネット又はオンラインという単語が不必要な修飾語のように感じられるほどオンラインの電子商取引が活性化されている。そして、オンライン電子商取引市場の拡大傾向はさらに拡大する見通しである。
【0003】
オンライン電子商取引会社、すなわち、オンラインを通じて商品を販売するショッピングモールが幾何級数的に増加することにより、ショッピングモールは自社のイメージ強化及び事業拡張のために多様なプラットフォームとのデータ連動に努めている。例えば、特定プラットフォーム基盤で実現されたショッピングモールは、異種プラットフォームとの連動により異種プラットフォーム基盤で実現された異種ショッピングモールのサービスを自社のショッピングモールに連動させようとする。
【0004】
このようなオンラインショッピングモールの成功要因として、優れたクオリティの商品提供は基本であり、これ以外にも様々な要因がある。例えば、オンラインショッピングモールの成功要因は、他のショッピングモールに比べて安い価格、速い配送、親切な顧客応対、円滑な接続環境、使いやすいユーザインタフェースなどで多様である。しかしながら、最近のオンラインショッピングモールのインフラは技術的に上向き平準化されているため、伝統的な成功要因からはこれ以上オンラインショッピングモール間の差別点を見つけることが難しくなった。
【0005】
一方、ITの技術発展は過去に比べて相対的に容易なオンラインショッピングモール開設インフラを提供し、オンライン市場参入障壁は持続的に低くなっている。これにより、ショッピングモール分野の非専門家が市場に大挙進入することになり、現在は商品の販売者に対する信用がオンラインショッピングモールの成功の最も重要な要因の1つになっている。
【0006】
このような販売者に対する信頼は顧客のフィードバックにより形成されるため、「製品に対する顧客の意見」、例えば「レビュー」を収集することは販売者の信用を築くための必須の業務となっている。
【0007】
しかしながら、顧客の意見を収集する作業は思ったほど簡単ではない。顧客の意見は通常、商品レビューや販売者に対する評価、すなわち、レビュー掲示板などを介して収集できるが、実際に購買者はレビューを作成するために製品写真を撮影してサイトを訪問してタイプする過程をかなり面倒に思う。これは、大部分の販売者がレビュー登録を奨励するために多様なプロモーションを行うにもかかわらず、結果が微々たることによってもよく分かる。
【0008】
また、顧客が作成したレビューは、また他の側面でショッピングモールの商品販売に役立つが、それはレビューが第3者の購買決定に重要な指標になるためである。従って、多数の顧客は商品購買のためのコンテンツよりはレビューをもっと参照する場合も多い。それにもかかわらず、レビューそのものに対する信頼度の保障は現実的に難しいのが事実である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明はこのような問題点を解決するためのもので、ショッピングモールで販売する商品のレビューを評価して商品レビューの信頼性を高めて、購買者の商品購買に有用な情報を提供できるようにする商品レビュー評価方法、装置及びシステムを提供することに目的がある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
このような目的を達成するために、本発明は、一側面(Aspect)において商品レビュー評価方法を提供する。前記商品レビュー評価方法は、サーバを利用して商品レビュー検索が可能な検索窓を購買者端末機に表示するステップ;前記検索窓をベースにキーワードを入力するステップ;入力されたキーワードに対応する検索結果として少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出するステップ;前記抽出された商品レビュー情報を購買者端末機に表示するステップ-表示される商品レビュー情報は商品に対応する商品レビュー、前記商品レビュー及び/又は商品購入ページにリンクできるURL(Universal Resource Locator)、前記商品レビューの作成者情報及び前記商品レビューのレビュー評価を含む-;及び表示される前記商品レビュー情報に基づいて流入されたショッピングモールで購買決定が発生すると、前記商品レビューに対応するレビュー評価を前記購買者端末機から入力するステップを含む。
【0011】
前記商品レビュー検索方法は、前記購買者端末機から入力された前記レビュー評価に基づいて前記商品レビューのレビュー評価をアップデートするステップ;及び前記アップデートされたレビュー評価を前記商品レビューと関連付けてデータベースに格納するステップをさらに含んでもよい。
【0012】
前記レビュー評価は点数であり、前記購買者端末機に表示されるときに等級、数字、星点数のうち少なくとも1つの形態で表示されてもよい。前記少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出するステップは、複数の異なるショッピングモールから複数の商品レビュー情報を抽出するステップを含んでもよい。
【0013】
それぞれのショッピングモールから抽出された商品レビュー情報は、商品レビュー情報に対応する商品を販売するショッピングモールを識別するためのショッピングモール識別情報;前記商品レビュー情報に対応する注文識別情報;前記商品レビュー情報に対応する商品を識別するための商品識別情報;前記商品レビュー情報に対応する商品レビュー;前記商品レビュー及び/又は商品購入ページにリンクできるURL;前記商品レビュー情報に対応するレビュー評価;及び前記商品レビュー情報に対応するレビュー作成者情報の少なくとも1つを含んでもよい。
【0014】
前記レビュー作成者情報は、使用者名及び使用者電話番号に基づくハッシュ値であり、同一のレビュー作成者が異なるショッピングモールで異なるIDを使用してもユニークに識別できる。
【0015】
前記商品レビュー情報は、前記商品レビューの作成者情報に対応する作成者評価をさらに含んでもよい。前記商品レビュー評価方法は、前記購買者端末機から入力された前記レビュー評価に基づいて前記作成者評価をアップデートするステップ;前記アップデートされた作成者評価を前記作成者情報と関連付けてデータベースに格納するステップをさらに含んでもよい。
【0016】
一方、前述の本発明の目的を達成するために、本発明は、他の側面で商品レビュー評価装置を提供する。商品レビュー評価装置は、商品レビュー検索が可能な検索窓を購買者端末機に表示する検索窓表示部;前記検索窓をベースにキーワードを入力し、入力されたキーワードに対応する検索結果として少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出し、前記抽出された商品レビュー情報を前記購買者端末機に表示する検索処理部-表示される前記商品レビュー情報は商品に対応する商品レビュー、前記商品レビュー及び/又は商品購入ページにリンクできるURL(Universal Resource Locator)、前記商品レビューの作成者情報及び前記商品レビューのレビュー評価を含む-;及び表示される前記商品レビュー情報に基づいて流入されたショッピングモールで購買決定が発生すると、前記商品レビューに対応するレビュー評価を前記購買者端末機から入力する評価処理部を含む。
【0017】
前記評価処理部は、前記購買者端末機から入力された前記レビュー評価に基づいて前記商品レビューのレビュー評価をアップデートし、前記アップデートされたレビュー評価を前記商品レビューと関連付けてデータベースに格納する。
【0018】
前記レビュー評価は点数であり、前記購買者端末機に表示されるときに等級、数字、星点数のうち少なくとも1つの形態で表示されてもよい。前記検索処理部は、複数の異なるショッピングモールから複数の商品レビュー情報を抽出することができる。
【0019】
それぞれのショッピングモールから抽出される商品レビュー情報は、前記商品レビュー情報に対応する商品を販売したショッピングモールを識別するためのショッピングモール識別情報;商品レビュー情報に対応する注文識別情報;前記商品レビュー情報に対応する商品を識別するための商品識別情報;前記商品レビュー情報に対応する商品レビュー;前記商品レビュー及び/又は商品購入ページにリンクできるURL;前記商品レビュー情報に対応するレビュー評価;及び前記商品レビュー情報に対応するレビュー作成者情報の少なくとも1つを含んでもよい。
【0020】
前記レビュー作成者情報は、使用者名及び使用者電話番号に基づくハッシュ値であり、同一のレビュー作成者が異なるショッピングモールで異なるIDを使用してもユニークに識別できる。
【0021】
前記商品レビュー情報は、前記商品レビューの作成者情報に対応する作成者評価をさらに含んでもよい。前記評価処理部は、前記購買者端末機から入力された前記レビュー評価に基づいて前記作成者評価をアップデートし、前記アップデートされた作成者評価を前記作成者情報と関連付けてデータベースに格納する。
【0022】
一方、前述の本発明の目的を達成するために、本発明はまた他の側面で商品レビュー評価システムを提供する。前記商品レビュー評価システムは、購買者端末機;及び商品レビュー検索が可能な検索窓を購買者端末機に表示し、前記検索窓をベースにキーワードを入力し、入力されたキーワードに対応する検索結果として少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出し、前記抽出された商品レビュー情報を前記購買者端末機に表示し、-表示される商品レビュー情報は商品に対応する商品レビュー、前記商品レビュー及び/又は商品購入ページにリンクできるURL(Universal Resource Locator)、前記商品レビューの作成者情報及び前記商品レビューのレビュー評価を含む-、表示される前記商品レビュー情報に基づいて流入されたショッピングモールで購買決定が発生すると、前記商品レビューに対応するレビュー評価を前記購買者端末機から入力する制御サーバを含む。
【0023】
前記制御サーバは、前記購買者端末機から入力された前記レビュー評価に基づいて前記商品レビューのレビュー評価をアップデートし、前記アップデートされたレビュー評価を前記商品レビューと関連付けてデータベースに格納する。
【0024】
前記レビュー評価は点数であり、前記購買者端末機に表示されるときに等級、数字、星点数のうち少なくとも1つの形態で表示されてもよい。前記制御サーバは、複数の異なるショッピングモールから複数の商品レビュー情報を抽出することができる。
【0025】
それぞれのショッピングモールから抽出された商品レビュー情報は、前記商品レビュー情報に対応する商品を販売するショッピングモールを識別するためのショッピングモール識別情報;前記商品レビュー情報に対応する注文識別情報;前記商品レビュー情報に対応する商品を識別するための商品識別情報;前記商品レビュー情報に対応する商品レビュー;前記商品レビュー及び/又は商品購入ページにリンクできるURL;商品レビュー情報に対応するレビュー評価;及び前記商品レビュー情報に対応するレビュー作成者情報の少なくとも1つを含んでもよい。
【0026】
前記レビュー作成者情報は、使用者名及び使用者電話番号に基づくハッシュ値であり、同一のレビュー作成者が異なるショッピングモールで異なるIDを使用してもユニークに識別できる。
【0027】
前記商品レビュー情報は、前記商品レビューの作成者情報に対応する作成者評価をさらに含んでもよい。前記制御サーバは、前記購買者端末機から入力された前記レビュー評価に基づいて前記作成者評価をアップデートし、前記アップデートされた作成者評価を前記作成者情報と関連付けてデータベースに格納する。
【0028】
一方、前述の本発明の目的を達成するために、本発明はまた他の側面で、コンピュータに、商品レビュー検索が可能な検索窓を購買者端末機に表示するステップ;前記検索窓をベースにキーワードを入力するステップ;入力されたキーワードに対応する検索結果として少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出するステップ;前記抽出された商品レビュー情報を購買者端末機に表示するステップ-表示される前記商品レビュー情報は商品に対応する商品レビュー、前記商品レビュー及び/又は商品購入ページにリンクできるURL(Universal Resource Locator)、前記商品レビューの作成者情報及び前記商品レビュー情報を含む-;及び表示される前記商品レビュー情報に基づいて流入されたショッピングモールで購買決定が発生すると、前記商品レビューに対応するレビュー評価を前記購買者端末機から入力するステップを実行させるために媒体に格納されたコンピュータプログラムを提供することができる。
【発明の効果】
【0029】
以上に説明したように、本発明によれば、ショッピングモールで販売する商品の商品レビューを評価することにより、商品レビューの信頼性を高めて購買者の商品購入に有用な情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
図1】本発明の第1実施形態による商品レビュー登録方法を実現するためのシステム構成を示すブロック図である。
図2図1に示す販売者サーバの構成を説明するためのブロック図である。
図3】購買者端末機を認証し、アプリケーションを設置する過程を説明するためのフローチャートである。
図4】本発明の好ましい第1実施形態によって商品パッケージを配送するまでの流れを説明するためのフローチャートである。
図5】本発明の好ましい第1実施形態によって商品パッケージに暗号化されたコードが取り付けられてパッケージングされることを例示的に示す例示図である。
図6】本発明の好ましい第1実施形態によって購買者が商品パッケージを受信した後に商品レビューを自動登録する過程を説明するためのフローチャートである。
図7】商品パッケージに取り付けられた暗号化されたコードを購買者端末機で取得することを例示的に示す例示図である。
図8】本発明の第2実施形態による商品レビュー登録方法を実現するためのシステム構成を示すブロック図である。
図9図8に示されている販売者サーバの構成を説明するためのブロック図である。
図10】本発明の好ましい第2実施形態によって商品パッケージを配送するまでの流れを説明するためのフローチャートである。
図11】本発明の好ましい第2実施形態によって商品パッケージに光反応モジュールが取り付けられてパッケージングされることを例示的に示す例示図である。
図12】本発明の好ましい第2実施形態によって購買者が商品パッケージを受信した後に商品レビューを自動登録する過程を説明するためのフローチャートである。
図13】商品パッケージに取り付けられた光反応モジュールから出力される音波を購買者端末機で取得することを例示的に示す例示図である。
図14】本発明の第3実施形態による商品レビュー登録方法を実現するためのシステム構成を示すブロック図である。
図15図14に示す販売者サーバの構成を説明するためのブロック図である。
図16】本発明の好ましい第3実施形態によって商品パッケージを配送するまでの流れを説明するためのフローチャートである。
図17】本発明の好ましい第3実施形態によって商品パッケージに近距離無線通信タグが取り付けられてパッケージングされることを例示的に示す例示図である。
図18】本発明の好ましい 第3実施形態によって購買者が商品パッケージを受信した後に商品レビューを自動登録する過程を説明するためのフローチャートである。
図19】商品パッケージに取り付けられた近距離無線通信タグと購買者端末機が通信することを例示的に示す例示図である。
図20】本発明の好ましい実施形態によるレビュー進行方式の選択に基づく商品レビュー登録過程の流れを示すフローチャートである。
図21】指ジェスチャ方式に基づく商品レビュー入力過程を説明するためのフローチャートである。
図22】顔認識方式に基づく商品レビュー入力過程を説明するためのフローチャートである。
図23】本発明の好ましい実施形態による商品レビュー評価方法を実現するためのシステム構成を示すブロック図である。
図24図23に示す商品レビュー評価サーバの構成を示すブロック図である。
図25】商品レビュー評価サーバの動作による本発明の好ましい実施形態による商品レビュー評価方法の流れを示すフローチャートである。
図26】検索窓表示部により購買者端末機に表示される検索窓を例示的に示す例示図である。
図27】商品レビュー評価サーバにより購買者端末機に表示される商品レビュー情報を例示的に示す例示図である。
図28】本発明の好ましい実施形態による商品検索方法を実現するためのシステムの構成を示すブロック図である。
図29図28に示す商品検索サーバの構成を示すブロック図である。
図30】商品検索サーバの動作による本発明の好ましい実施形態による商品検索方法の流れを示すフローチャートである。
図31】本発明の好ましい他の実施形態による商品検索方法の商品レビュー情報抽出過程を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0031】
本発明は多様な変更を加えることができ、様々な実施形態を有することができるため、特定の実施形態を図面に例示し、詳細に説明しようとする。しかしながら、これは本発明を特定の実施形態に対して限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物ないし代替物を含むものと解釈されるべきである。
【0032】
「第1」、「第2」などの用語は多様な構成要素の説明のために使われることができるが、前記構成要素は前記用語により限定されてはならない。前記用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的にのみ使用される。例えば、本発明の権利範囲を逸脱しないながらも、第1構成要素は第2構成要素と命名されることができ、同様に第2構成要素も第1構成要素と命名されることができる。「及び/又は」という用語は、複数の関連する記載された項目の組み合わせ又は複数の関連する記載された項目のうちのいずれかを含む。
【0033】
ある構成要素が他の構成要素に「連結」されているか、「接続」されていると言及されている場合は、その他の構成要素に直接に連結または接続されている場合もあるが、中間に他の構成要素が存在する可能性もあると理解されるべきである。一方、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結されて」いるか、あるいは「直接接続されて」いると言及された場合は、中間に他の構成要素が存在しないものと理解されるべきである。
【0034】
本出願において使用する用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されたものであり、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上明らかに単数であることを明示しない限り、複数の表現を含む。本出願において、「含む」又は「有する」などの用語は、明細書上に記載された特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はこれらを組み合わせたものが存在することを指定するものであって、1つ又はそれ以上の他の特徴又は数字、ステップ、動作、構成要素、部品又はこれらを組み合わせたものの存在又は付加の可能性を予め排除しないものと理解されるべきである。
【0035】
他に定義されない限り、技術的または科学的な用語を含めてここで使用される全ての用語は、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者により一般的に理解されるものと同じ意味を有している。一般的に使われる辞書に定義されている用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味を有するものと解釈されるべきであり、本出願において明白に定義しない限り、理想的または過度に形式的な意味と解釈されない。
【0036】
以下、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施形態をより詳しく説明する。本発明を説明するにあたって全体的な理解を容易にするために図面上の同一の構成要素に対しては同一の参照符号を使用し、同一の構成要素に対して重複した説明は省略する。
【0037】
図1は、本発明の第1実施形態による商品レビュー登録方法を実現するためのシステム構成を示すブロック図である。
【0038】
図1に示すように、購買者端末機10は販売者サーバ40と連動できる。販売者サーバ40は、オンラインショッピングモールを運営するショッピングモール側に備えられるサーバである。前記オンラインショッピングモールは、ウェブベースのインターネットショッピングモール、ホームショッピングモール、SNS(Social Networking Service)ショッピングモールなどである。販売者サーバ40は、少なくとも1つのサーバレベルのコンピュータデバイスに基づいて実現される。
【0039】
購買者20は、自分の購買者アカウントで認証される購買者端末機10またはコンピュータデバイス(PCなど)を利用してオンラインショッピングモールに接続して希望する商品を注文することにより商品を購買する。販売者50の販売者サーバ40は、オンラインショッピングモールでの注文処理などを行う。前記購買者端末機10は、購買者20の携帯電話、ノートパソコン、タブレットPCなどのモバイルデバイスでありうる。購買者端末機10は、メモリ、プロセッサ、情報入出力手段、補助記憶装置、カメラ、マイク、スピーカ、近距離無線通信モジュールなどを備え、インターネットのような広域通信網に接続可能なネットワークデバイスでありうる。
【0040】
購買者端末機10は制御サーバ30と連動できる。制御サーバ30は、本発明の好ましい実施形態による商品レビュー自動登録方法に必要な全体的な制御とサーバ側演算及びデータ格納などを行う。制御サーバ30は、購買者端末機10、販売者サーバ40、宅配会社サーバ60及び通信会社80などと連動できる。このような制御サーバ30は、少なくとも1つのサーバレベルのコンピュータデバイスに基づいて実現される。
【0041】
図2は、図1に示す販売者サーバ40の構成を説明するためのブロック図である。
【0042】
図2に示すように、本発明の第1実施形態による販売者サーバ40は、注文処理部42、コード生成部44及びレビュー掲示板運営部46などを含む。各部42~46は相互連動可能である。
【0043】
注文処理部42は、オンラインショッピングモールにおいて、購買者端末機10から商品を注文する注文要求を受信し、注文要求に応じて決済及び配送などを行う。例えば、前記注文要求は、前記購買者端末機10の識別情報及び前記注文を識別する注文識別情報を含んでもよい。
【0044】
コード生成部44は、前記注文要求に対応して、前記購買者端末機10の識別情報、前記注文識別情報及び前記商品の購買レビューをアップロードするためのレビュー掲示板のURL(Universal Resource Locator)を含む暗号化されたコードを生成する。レビュー掲示板運営部46はレビュー掲示板を運営する。前記レビュー掲示板は前記URLに基づいて接続できる。
【0045】
前記暗号化されたコードは前記商品に対応する商品パッケージに取り付けられて宅配会社70に伝達され、前記宅配会社70を介して前記商品パッケージが購買者20に伝達されると、前記購買者端末機10は、前記暗号化されたコードを認識して、前記購買者端末機10の識別情報及び前記注文識別情報に基づいて実際の購買者であるか否かを検証した後、前記レビュー掲示板のURLを使用して前記レビュー掲示板に自動接続することができる。
【0046】
図3は、購買者端末機10を認証し、アプリケーションを設置する過程を説明するためのフローチャートである。
【0047】
図3に示すように、購買者端末機10はアプリケーションの設置を開始する(ステップ:S1)。ここで、アプリケーションは、購買者端末機10側において本発明の好ましい実施形態による商品レビュー自動登録方法を実行するために媒体に格納されたコンピュータプログラムであってもよい。このようなアプリケーションが設置されるためには、購買者端末機10が正常に購買者20に登録された端末機であるか否かを検証するための端末機認証を行わなければならない。
【0048】
このために、購買者端末機10は、設置承認要求を制御サーバ30に送信する(ステップ:S2)。前記設置承認要求は購買者端末機10の識別番号を含む。前記購買者端末機10の識別番号は、例えば、購買者端末機10の電話番号であってもよい。設置承認要求を受信した制御サーバ30は、通信会社と連係して購買者端末機10の識別番号を認証する(ステップ:S3)。
【0049】
認証の結果、問題がない場合、前記購買者端末機10が正常に認証されたことを示す設置認証返信を購買者端末機10に送信する(ステップ:S4)。
【0050】
続いて、購買者端末機10は制御サーバ30に購買者端末機10の識別番号を送信する(ステップ:S5)。そうすると、制御サーバ30は、購買者端末機10の識別番号をデータベースに格納し(ステップ:S6)、設置承認を購買者端末機10に送信する(ステップ:S7)。そうすると、購買者端末機10は設置承認に応答し、アプリケーションを購買者端末機10に設置する(ステップ:S8)。前記アプリケーションの設置ファイルは、制御サーバ30により購買者端末機10に伝達されるか、またはグーグルストアなどのアプリストアから購買者端末機10に伝達されることができる。
【0051】
図4は、本発明の好ましい第1実施形態によって商品パッケージを配送するまでの流れを説明するためのフローチャートである。
【0052】
購買者20は、自分の購買者アカウントで認証される購買者端末機10またはコンピュータデバイスを利用してオンラインショッピングモールに接続して希望する商品を注文することにより商品を購買する。商品の注文時に発生する注文要求は販売者サーバ40に伝達される。
【0053】
図4に示すように、購買者端末機10は販売者サーバ40に商品の注文要求を送信する(ステップ:S11)。前記注文要求は、前記購買者端末機10の識別情報及び前記注文を識別する注文識別情報を含む。前記購買者端末機10の識別情報は、例えば、前記購買者端末機10に対応する電話番号であってもよい。
【0054】
販売者サーバ40は、前記注文要求に対応して、前記購買者端末機10の識別情報、前記注文識別情報及び前記商品の購買レビューをアップロードするためのレビュー掲示板のURL(Universal Resource Locator)を含む暗号化されたコードを生成する(ステップ:S12)。前記レビュー掲示板はレビュー掲示板運営部46により運営される。
【0055】
他の一方において、販売者サーバ40は、購買者端末機10の識別情報及び注文識別情報を前記制御サーバ30に送信し、制御サーバ30は、送信された購買者端末機10の識別情報及び前記注文識別情報をデータベースに格納する。
【0056】
前記暗号化されたコードはQR(Quick Response)(登録商標)コード、バーコード、三次元コードなどであってもよい。本第1実施形態では、主に暗号化コードをQRコードと仮定して説明する。
【0057】
前記暗号化されたコードは、前記商品に対応する商品パッケージに取り付けられてもよい。例えば、前記暗号化されたコードは、前記商品に取り付けられるか、前記商品を包装する包装紙や包装ボックスに取り付けられるか、または前記商品の配送ボックスの内部または外部に取り付けられてもよい。
【0058】
また、商品パッケージには光反応モジュール、例えば、光反応チップが取り付けられることができる。前記光反応モジュールは、しきい値以上の光が感知されると、制御信号を送信する。前記制御信号は購買者端末機10のコード認識モジュールを実行することができる。
【0059】
このような光反応モジュールは、商品パッケージが完成している状態ではしきい値未満の光を受信し、商品パッケージを開封する時にしきい値以上の光が受信されて動作するので、制御信号が送信される条件を満たす位置に取り付けられる。例えば、光反応モジュールは、前記商品を包装する包装紙や包装ボックスに取り付けられるか、または前記商品の配送ボックスの内部に取り付けられてもよい。
【0060】
図5は、本発明の好ましい第1実施形態によって商品パッケージに暗号化されたコードが取り付けられてパッケージングされることを例示的に示す例示図である。
【0061】
図5に示すように、暗号化されたコード1200は、商品の包装ボックス1100の一方に取り付けられてもよい。また、包装ボックス1100の他方には光反応モジュール1300、例えば、光反応チップが取り付けられてもよい。前記光反応モジュール1300は、しきい値以上の光が感知されると、制御信号を送信する。前記制御信号は購買者端末機10のコード認識モジュールを実行することができる。
【0062】
このように、図5に示された例では、暗号化されたコード1200と光反応モジュール1300が取り付けられた商品の包装ボックス1100は配送ボックス1000により包装されることにより商品パッケージが完成する。
【0063】
販売者サーバ40は宅配会社サーバ60に配送要求を送信する(S13)。そうすると、宅配会社70は前記商品パッケージを回収して購買者20に配送する。購買者20は宅配会社70により配送される商品パッケージを受信する。
【0064】
図6は、本発明の好ましい第1実施形態によって購買者20が商品パッケージを受信した後に商品レビューを自動登録する過程を説明するためのフローチャートである。
【0065】
図6に示すように、商品パッケージを受信した購買者20は、商品を取り出すために商品パッケージを開封する。商品パッケージが開封されると、内部の取り付けられた光反応モジュールはしきい値以上の光を感知し、制御信号を送出する。そうすると、購買者端末機10は制御信号を受信する(ステップ:S21)。制御信号を受信した購買者端末機10はコード認識モジュールを実行する(ステップ:S22)。一方、本発明の他の実施形態によれば、光反応モジュールが取り付けられていない場合、使用者が直接コード認識モジュールを実行することもできる。
【0066】
次に、購買者端末機10は、コード認識モジュールに基づいて前記商品パッケージに取り付けられた前記暗号化されたコードを認識する(ステップ:S23)。図7は、商品パッケージに取り付けられた暗号化されたコードを購買者端末機10で取得することを例示する例示図である。図7に示すように、購買者端末機(10)は配送ボックス1000から商品が包装されている包装ボックス1100を取り出し、光反応モジュール1300の制御信号に応じて活性化されたコード認識モジュールを使用して包装ボックス1100に取り付けられた暗号化されたコード1200を認識することができる。
【0067】
購買者端末機10は、認識された前記暗号化されたコードを解読することにより、前記購買者端末機10の識別情報、前記注文識別情報、レビュー掲示板URLなどを取得する(ステップ:S24)。購買者端末機10は、取得された前記購買者端末機10の識別情報及び注文識別情報を使用して実際の購買者検証を行う(ステップ:S25)。
【0068】
例えば、購買者端末機10は、取得された前記購買者端末機10の識別情報及び注文識別情報を含む実際の購買者認証要求を制御サーバ30に送信する。前記制御サーバ30は、前記実際の購買者認証要求に応答して通信会社80と連係することに基づいて実際の購買者であるか否かを検証することができる。例えば、制御サーバ30は、前記購買者端末機10から送信された購買者端末機10の識別情報及び注文識別情報を前記データベースに格納されている購買者端末機10の識別情報及び注文識別情報と対照することにより実際の購買者であるか否かを検証することができる。
【0069】
検証が完了すると、制御サーバ30は前記実際の購買者であるか否かの確認結果を前記購買者端末機10に送信する。例えば、購買者20に対応する購買者端末機10が実際の購買者であると確認される場合、制御サーバ30は実際の購買者であることを示す確認結果を購買者端末機10に送信し、購買者端末機10はこれに応答してレビュー掲示板URLに基づいて前記レビュー掲示板に自動接続される(ステップ:S26)。一方、購買者端末機10は実際の購買者ではないと確認される場合、エラーメッセージを発生し、再試行することを示すメッセージを表示する。
【0070】
このように本発明の好ましい第1実施形態によれば、商品パッケージに取り付けられた暗号化されたバーコードを利用して実際の購買者を検証し、レビュー掲示板に自動接続することにより、購買者側は商品レビューの簡単なアップロードが可能になり、販売者側は信頼性のある商品レビューを容易に収集できるようになる。
【0071】
図8は、本発明の第2実施形態による商品レビュー登録方法を実現するためのシステム構成を示すブロック図である。
【0072】
図8に示すように、購買者端末機110は販売者サーバ140と連動することができる。販売者150の販売者サーバ140は、オンラインショッピングモールを運営するショッピングモール側に備えられるサーバである。前記オンラインショッピングモールはウェブベースのインターネットショッピングモール、ホームショッピングモール、SNS(Social Networking Service)ショッピングモールなどである。販売者サーバ140は、少なくとも1つのサーバレベルのコンピュータデバイスに基づいて実現されることができる。
【0073】
購買者120は、自分の購買者アカウントで認証される購買者端末機110またはコンピュータデバイス(PCなど)を利用してオンラインショッピングモールに接続して希望する商品を注文することにより商品を購買する。販売者サーバ140はオンラインショッピングモールでの注文処理などを行う。前記購買者端末機110は購買者の携帯電話、ノートパソコン、タブレットPCなどのモバイルデバイスであってもよい。購買者端末機110はメモリ、プロセッサ、情報入出力手段、補助記憶装置、カメラ、マイク、スピーカ、近距離無線通信モジュールなどを備え、インターネットのような広域通信網に接続可能なネットワークデバイスであってもよい。
【0074】
購買者端末機110は制御サーバ130と連動できる。制御サーバ130は、本発明の好ましい実施形態による商品レビュー自動登録方法に必要な全体的な制御とサーバ側演算及びデータ格納などを行う。制御サーバ130は、購買者端末機110、販売者サーバ140、宅配会社サーバ160及び通信会社180などと連動できる。このような制御サーバ130は、少なくとも1つのサーバレベルのコンピュータデバイスに基づいて実現されることができる。
【0075】
図9は、図8に示す販売者サーバ140の構成を説明するためのブロック図である。
【0076】
図9に示すように、本発明の第2実施形態による販売者サーバ140は、注文処理部142、情報処理部144及びレビュー掲示板運営部146などを含む。各部142~146は相互連動可能である。
【0077】
注文処理部142は、オンラインショッピングモールにおいて、購買者端末機110から商品を注文する注文要求を受信し、注文要求に応じて決済及び配送などを行う。例えば、前記注文要求は、前記購買者端末機110の識別情報及び前記注文を識別する注文識別情報を含む。レビュー掲示板運営部146はレビュー掲示板を運営する。前記レビュー掲示板は前記URLに基づいて接続できる。
【0078】
情報処理部144は、注文要求に対応して、前記購買者端末機110の識別情報、前記注文識別情報及び前記商品の購買レビューをアップロードするためのレビュー掲示板のURL(Universal Resource Locator)を含むハッシュを生成し、生成された前記ハッシュを音波を再生させるための音源ファイルに変換し、変換された音源ファイルを光反応モジュールに格納する。本発明の好ましい第2実施形態における光反応モジュールは、しきい値以上の光が感知されると、前記音波を再生するチップ(Chip)であってもよい。
【0079】
前記光反応モジュールは、前記商品に対応する商品パッケージに含まれて購買者120に伝達され、前記購買者120が前記商品パッケージを開封すると、前記光反応チップが前記音波を再生し、前記購買者端末機110は前記音波を取得して前記購買者端末機110の識別情報及び前記注文識別情報に基づいて実際の購買者であるか否かを検証した後、前記レビュー掲示板のURLを使用して前記購買者端末機110を前記レビュー掲示板に自動接続することができる。
【0080】
まず、本発明の好ましい第2実施形態においても、図3を参照して前述したアプリケーションの設置過程が同一に行われ、その過程で購買者端末機110が認証され、購買者端末機110の識別番号が制御サーバ130のデータベースに格納される。前記アプリケーションの設置ファイルは制御サーバ130により購買者端末機110に伝達されるか又はグーグルストアなどのアプリストアを介して購買者端末機110に伝達されることができる。
【0081】
図10は、本発明の好ましい第2実施形態によって商品パッケージを配送するまでの流れを説明するためのフローチャートである。
【0082】
購買者120は、自分の購買者アカウントで認証される購買者端末機110またはコンピュータデバイスを利用してオンラインショッピングモールに接続して希望する商品を注文することにより商品を購買する。商品の注文時に発生する注文要求は販売者サーバ140に伝達される。
【0083】
図10に示すように、購買者端末機110は販売者サーバ140に商品の注文要求を送信する(ステップ:S31)。前記注文要求は、前記購買者端末機110の識別情報及び前記注文を識別する注文識別情報を含む。前記購買者端末機110の識別情報は、例えば、前記購買者端末機110に対応する電話番号であってもよい。
【0084】
販売者サーバ140は、前記注文要求に対応して、前記購買者端末機110の識別情報、前記注文識別情報及び前記商品の購買レビューをアップロードするためのレビュー掲示板のURL(Universal Resource Locator)を含むハッシュを生成する(ステップ:S32)。前記レビュー掲示板はレビュー掲示板運営部146により運営できる。
【0085】
他の一方で、販売者サーバ140は、前記購買者端末機110の識別情報及び前記注文識別情報を前記制御サーバ130に送信し、制御サーバ130は、送信された購買者端末機110の識別情報及び前記注文識別情報をデータベースに格納する。
【0086】
販売者サーバ140は、生成されたハッシュを音波を再生させるための音源ファイルに変換し(ステップ:S33)、変換された音源ファイルを光反応モジュールに格納する(ステップ:S34)。前述したように、前記光反応モジュールは、しきい値以上の光が感知されると、格納された音波を再生する。前記音源ファイルは、可聴音波を出力する音源ファイルであってもよく又は非聴音波を出力する音源ファイルなどであってもよい。例えば、音源ファイルはMIDI、MP3などである。
【0087】
前記光反応モジュールは、前記商品に対応する商品パッケージに含まれてもよい。例えば、光反応モジュールは、商品パッケージが完成している状態ではしきい値未満の光を受信し、商品パッケージを開封する時にしきい値以上の光が受信されて動作するので、制御信号が送信される条件を満たす位置に取り付けられてもよい。例えば、前記光反応モジュールは、前記商品に取り付けられるか、前記商品を包装する包装紙や包装ボックスに取り付けられるか、または前記商品の配送ボックスの内部に取り付けられてもよい。
【0088】
図11は、本発明の好ましい第2実施形態によって商品パッケージに光反応モジュールが取り付けられてパッケージングされることを例示的に示す例示図である。
【0089】
図11に示すように、光反応モジュール1310は、商品の包装ボックス1110の一方に取り付けられてもよい。前記光反応モジュール1310はしきい値以上の光が感知されると、音波を再生することができる。
【0090】
また、前記光反応モジュール1310は音波の再生前に制御信号を送信することもできる。前記制御信号は音波を取得するための音波取得モジュールを購買者端末機110に自動的に実行させることができる。前記制御信号は近距離無線通信信号であってもよく、音波であってもよい。制御信号が音波である場合、光反応モジュール1310により再生される音波は音波取得モジュールを活性化する制御信号を含む。
【0091】
このように、図11に示す例において、光反応モジュール1310が取り付けられた商品の包装ボックス1110は配送ボックス1010により包装されることにより商品パッケージが完成する。
【0092】
販売者サーバ140は宅配会社サーバ160に配送要求を送信する(S35)。そうすると、宅配会社170は前記商品パッケージを回収して購買者120に配送する。購買者120は宅配会社170により配送される商品パッケージを受信する。
【0093】
図12は、本発明の好ましい第2実施形態によって購買者120が商品パッケージを受信した後に商品レビューを自動登録する過程を説明するためのフローチャートである。
【0094】
まず、商品パッケージを受信した購買者120は商品を取り出すために商品パッケージを開封する。商品パッケージが開封されると、内部の取り付けられた光反応モジュールはしきい値以上の光を感知し、制御信号を送出する。前記制御信号は近距離無線通信信号であってもよく、または音波であってもよい。制御信号に応答して音波取得モジュールを活性化することができる。
【0095】
図12に示すように、購買者120が商品パッケージを開封することにより前記光反応モジュールが前記音波を再生すると、購買者端末機110は前記音波を取得する(ステップ:S41)。図13は、商品パッケージに取り付けられた光反応モジュールから出力される音波を購買者端末機110で取得することを例示的に示す例示図である。図13に示すように、購買者端末機110は、配送ボックス10から商品が包装されている包装ボックスを取り出し、光反応モジュール1310から再生される音波を取得する。前記音波は、例えば、歌や音楽のような聴覚的に美麗な音でもあってもよく、人間が聞けない非可聴領域の音であってもよい。
【0096】
購買者端末機110は、取得した前記音波からハッシュを取得した後(ステップ:S42)、取得したハッシュを解読することにより、購買者端末機110の識別情報、注文識別情報及びレビュー掲示板URLなどを取得する(ステップ:S43)。購買者端末機110は、取得された前記購買者端末機110の識別情報及び注文識別情報を使用して実際の購買者検証を行う(ステップ:S44)。
【0097】
例えば、購買者端末機110は、取得された前記購買者端末機110の識別情報及び注文識別情報を含む実際の購買者認証要求を制御サーバ130に送信する。前記制御サーバ130は、前記実際の購買者認証要求に応答して実際の購買者であるか否かを検証することができる。例えば、制御サーバ130は、前記購買者端末機110から送信された購買者端末機110の識別情報及び注文識別情報を前記データベースに格納されている購買者端末機110の識別情報及び注文識別情報と対照することにより実際の購買者であるか否かを検証する。
【0098】
検証が完了すると、制御サーバ130は前記実際の購買者であるか否かの確認結果を前記購買者端末機110に送信する。例えば、購買者に対応する購買者端末機110が実際の購買者であると確認される場合、制御サーバ130は実際の購買者であることを示す確認結果を購買者端末機110に送信し、購買者端末機110はこれに応答してレビュー掲示板URLに基づいて前記レビュー掲示板に自動接続する(ステップ:S45)。一方、購買者端末機110は実際の購買者ではないと確認された場合、エラーメッセージを発生し、再試行することを示すメッセージを表示する。
【0099】
このように本発明の好ましい第2実施形態によれば、商品パッケージに取り付けられた光反応モジュールを利用して音波を出力して実際の購買者を検証し、レビュー掲示板に自動接続することにより、購買者120側は商品レビューの容易なアップロードが可能になり、販売者150側は信頼性のある商品レビューを容易に収集できるようになる。
【0100】
図14は、本発明の第3実施形態による商品レビュー登録方法を実現するためのシステム構成を示すブロック図である。
【0101】
図14に示すように、購買者端末機210は販売者サーバ240と連動できる。販売者250の販売者サーバ240は、オンラインショッピングモールを運営するショッピングモール側に備えられるサーバである。前記オンラインショッピングモールはウェブベースのインターネットショッピングモール、ホームショッピングモール、SNS(Social Networking Service)ショッピングモールなどであってもよい。販売者サーバ240は、少なくとも1つのサーバレベルのコンピュータデバイスに基づいて実現されることができる。
【0102】
購買者220は自分の購買者アカウントで認証される購買者端末機210またはコンピュータデバイス(PCなど)を利用してオンラインショッピングモールに接続して希望する商品を注文することにより商品を購買する。販売者サーバ240はオンラインショッピングモールでの注文処理などを行う。前記購買者端末機210は、購買者の携帯電話、ノートパソコン、タブレットPCなどのモバイルデバイスであってもよい。購買者端末機210はメモリ、プロセッサ、情報入出力手段、補助記憶装置、カメラ、マイク、スピーカ、近距離無線通信モジュールなどを備え、インターネットのような広域通信網に接続可能なネットワークデバイスであってもよい。
【0103】
購買者端末機210は制御サーバ230と連動できる。制御サーバ230は、本発明の好ましい実施形態による商品レビュー自動登録方法に必要な全体的な制御とサーバ側演算及びデータ格納などを行う。制御サーバ230は、購買者端末機210、販売者サーバ240、宅配会社サーバ260及び通信会社280などと連動できる。このような制御サーバ230は、少なくとも1つのサーバレベルのコンピュータデバイスに基づいて実現されることができる。
【0104】
図15は、図14に示す販売者サーバ240の構成を説明するためのブロック図である。
【0105】
図14に示すように、本発明の第3実施形態による販売者サーバ240は、注文処理部242、タグ生成部244及びレビュー掲示板運営部246などを含む。各部242~246は相互連動可能である。
【0106】
注文処理部242は、オンラインショッピングモールにおいて、購買者端末機210から商品を注文する注文要求を受信し、注文要求に応じて決済及び配送などを行う。例えば、前記注文要求は、前記購買者端末機210の識別情報及び前記注文を識別する注文識別情報を含む。
【0107】
タグ生成部244は、前記購買者端末機210の識別情報、前記注文識別情報及び前記商品の購買レビューをアップロードするためのレビュー掲示板のURLを近距離無線通信タグに格納する。レビュー掲示板運営部246はレビュー掲示板を運営する。前記レビュー掲示板は前記URLに基づいて接続する。
【0108】
前記近距離無線通信タグは、前記商品に対応する商品パッケージに取り付けられて宅配会社270に伝達され、前記宅配会社270を介して前記商品パッケージが購買者220に伝達されると、前記購買者端末機210は前記近距離無線通信タグを認識して、前記購買者端末機210の識別情報及び前記注文識別情報に基づいて実際の購買者であるか否かを検証した後、前記レビュー掲示板のURLを使用して前記購買者端末機210を前記レビュー掲示板に自動接続することができる。
【0109】
まず、本発明の好ましい第3実施形態においても、図3を参照して前述したアプリケーションの設置過程が同一に行われ、その過程で購買者端末機210が認証され、購買者端末機210の識別番号が制御サーバ230のデータベースに格納される。前記アプリケーションの設置ファイルは制御サーバ230により購買者端末機210に伝達されるか又はグーグルストアなどのアプリストアを介して購買者端末機210に伝達される。
【0110】
図16は、本発明の好ましい第3実施形態によって商品パッケージを配送するまでの流れを説明するためのフローチャートである。
【0111】
購買者220は、自分の購買者アカウントで認証される購買者端末機210またはコンピュータデバイスを利用してオンラインショッピングモールに接続して希望する商品を注文することにより商品を購買する。商品の注文時に発生する注文要求は販売者サーバ240に伝達される。
【0112】
図16に示すように、購買者端末機210は販売者サーバ240に商品の注文要求を送信する(ステップ:S51)。前記注文要求は、前記購買者端末機210の識別情報及び前記注文を識別する注文識別情報を含む。前記購買者端末機210の識別情報は、例えば、前記購買者端末機210に対応する電話番号であってもよい。
【0113】
販売者サーバ240は、前記注文要求に対応して、前記購買者端末機210の識別情報、前記注文識別情報及び前記商品の購買レビューをアップロードするためのレビュー掲示板のURLを近距離無線通信タグに格納する(ステップ:S52)。前記近距離無線通信タグはNFC(Near Field Communication)タグ及びRFID(Radio Frequency Identification)タグなどでありうる。前記レビュー掲示板は、レビュー掲示板運営部246により運営される。
【0114】
他の一方において、販売者サーバ240は、前記購買者端末機210の識別情報及び前記注文識別情報を前記制御サーバ230に送信し、制御サーバ230は、送信された購買者端末機210の識別情報及び前記注文識別情報をデータベースに格納する。
【0115】
前記近距離無線通信タグは、前記商品に対応する商品パッケージに取り付けられてもよい。例えば、前記近距離無線通信タグコードは、前記商品に取り付けられるか、前記商品を包装する包装紙や包装ボックスに取り付けられるか、または前記商品の配送ボックスの内部または外部に取り付けられてもよい。
【0116】
また、商品パッケージには光反応モジュール、例えば、光反応チップが取り付けられる。本発明の好ましい第3実施形態における光反応モジュールは、しきい値以上の光が感知されると制御信号を送信する、例えば、第1実施形態における光反応モジュールと同一であってもよい。前記制御信号は購買者端末機210のコード認識モジュールを実行することができる。
【0117】
このような光反応モジュールは、商品パッケージが完成している状態ではしきい値未満の光を受信し、商品パッケージを開封する時にしきい値以上の光が受信されて動作するので、制御信号が送信される条件を満たす位置に取り付けられてもよい。例えば、光反応モジュールは、前記商品を包装する包装紙や包装ボックスに取り付けられるか、または前記商品の配送ボックスの内部に取り付けられてもよい。
【0118】
一方、本発明のまた他の実施形態によれば、前記近距離無線通信タグと光反応モジュールは同一のチップで構成されてもよい。例えば、光反応モジュールに近距離無線通信タグの情報を含んでもよい。
【0119】
図17は、本発明の好ましい第3実施形態によって商品パッケージに暗号化されたコードが取り付けられてパッケージングされることを例示的に示す例示図である。
【0120】
図17に示すように、近距離無線通信タグ1220は、商品の包装ボックス1120の一側に取り付けられてもよい。また、包装ボックス1120の他側には光反応モジュール1320、例えば、光反応チップが取り付けられてもよい。前記光反応モジュール1320はしきい値以上の光が感知されると制御信号を送信する。前記制御信号は購買者端末機210のタグ認識モジュールを実行することができる。
【0121】
このように、図17に示された例では、近距離無線通信タグ1220と光反応モジュール1320が取り付けられた商品の包装ボックス1120は配送ボックス1020により包装されることにより商品パッケージが完成する。
【0122】
販売者サーバ240は宅配会社サーバ260に配送要求を送信する(S53)。そうすると、宅配会社270は前記商品パッケージを回収して購買者220に配送する。購買者220は宅配会社270により配送される商品パッケージを受信する。
【0123】
図18は、本発明の好ましい第3実施形態によって購買者220が商品パッケージを受信した後に商品レビューを自動登録する過程を説明するためのフローチャートである。
【0124】
図18に示すように、商品パッケージを受信した購買者220は、商品を取り出すために商品パッケージを開封する。商品パッケージが開封されると、内部の取り付けられた光反応モジュールはしきい値以上の光を感知し、制御信号を送出する。そうすると、購買者端末機210は制御信号を受信する(ステップ:S61)。制御信号を受信した購買者端末機210はタグ認識モジュールを実行する(ステップ:S62)。一方、本発明の他の実施形態によれば、光反応モジュールが取り付けられていない場合、購買者が直接タグ認識モジュールを実行することもでき、または購買者端末機210がタグ認識モジュールを常時活性化状態に設定しておくこともできる。
【0125】
次に、購買者端末機210はタグ認識モジュールに基づいて前記商品パッケージに取り付けられた近距離無線通信タグと通信する(ステップ:S63)。図19は、商品パッケージに取り付けられた近距離無線通信タグから情報を取得することを例示的に示す例示図である。図19に示すように、購買者端末機210は配送ボックス1020から商品が包装されている包装ボックス1120を取り出し、光反応モジュール1320の制御信号に応じて活性化されたタグ認識モジュールを使用して包装ボックス1120に取り付けられた近距離無線通信タグ1220と通信することができる。
【0126】
購買者端末機210は、近距離無線通信タグから購買者端末機210の識別情報、前記注文識別情報、レビュー掲示板URLなどを取得する(ステップ:S64)。購買者端末機210は取得された前記購買者端末機210の識別情報及び注文識別情報を使用して実際の購買者検証を行う(ステップ:S65)。
【0127】
例えば、購買者端末機210は、取得された前記購買者端末機210の識別情報及び注文識別情報を含む実際の購買者の認証要求を制御サーバ230に送信する。前記制御サーバ230は、前記実際の購買者の認証要求に応答して実際の購買者であるか否かを検証する。例えば、制御サーバ230は、前記購買者端末機210から送信された購買者端末機210の識別情報及び注文識別情報を前記データベースに格納されている購買者端末機210の識別情報及び注文識別情報と対照することにより、実際の購買者であるか否かを検証することができる。
【0128】
検証が完了すると、制御サーバ230は前記実際の購買者であるか否かの確認結果を前記購買者端末機210に送信する。例えば、購買者に対応する購買者端末機210が実際の購買者であると確認される場合、制御サーバ230は実際の購買者であることを示す確認結果を購買者端末機210に送信し、購買者端末機210はこれに応答してレビュー掲示板URLに基づいて前記レビュー掲示板に自動接続する(ステップ:S66)。一方、購買者端末機210は実際の購買者ではないと確認された場合、エラーメッセージを発生し、再試行することを示すメッセージを表示する。
【0129】
このように本発明の好ましい第3実施形態によれば、商品パッケージに取り付けられたRFIDやNFCなどの近距離無線通信タグを利用して実際の購買者を検証し、レビュー掲示板に自動接続することにより、購買者220側は商品レビューの簡単なアップロードが可能になり、販売者250側は信頼性のある商品レビューを容易に収集できるようになる。
【0130】
一方、以上の本発明の好ましい第1ないし第3実施形態により購買者端末機210がレビュー掲示板に自動接続することに基づいて、本発明の好ましい実施形態による商品レビュー自動登録方法は、購買者が多様な方式のレビュー進行方式を選択してレビューを入力できるようにする。
【0131】
図20は、本発明の好ましい実施形態によるレビュー進行方式の選択に基づく商品レビュー登録過程の流れを示すフローチャートである。以下の説明において購買者端末機は、前述の第3実施形態と同一の符号を使用する。しかしながら、これは限定された事項ではなく、以下の購買者端末機は第1ないし第3実施形態で言及された購買者端末機のいずれにも適用可能である。
【0132】
図20に示すように、購買者端末機210は商品のレビュー要求信号に応答して、商品レビューを入力するための複数のレビュー進行方式を表示し、少なくともいずれか1つのレビュー進行方式を選択できるユーザインタフェースを表示する(ステップ:S71)。このようなステップは購買者端末機210のユーザインタフェース表示部により行われる。
【0133】
次に、購買者端末機210は前記ユーザインタフェースに基づいて選択されたレビュー進行方式に従って前記商品のレビューを入力する(ステップ:S72)。このようなステップは購買者端末機210のレビュー入力部により行われる。購買者端末機210はレビュー掲示板のURLに基づいて、入力される前記商品のレビューを前記レビュー掲示板にアップロードする(ステップ:S73)。このようなステップは購買者端末機210のアップロード部により行われることができる。
【0134】
前記レビュー進行方式は短答方式、音声認識方式、指ジェスチャ方式、顔認識方式などがある。前記短答方式は、決まった質問に答える短答方式でありうる。例えば、画面に多数の項目、例えば、品質、量、配送、衣類の厚さ、サイズ、サービスなどに対して満足等級を尋ねる質問を表示し、購買者が質問に答えを入力する形式で行われるレビュー進行方式でありうる。
【0135】
前記音声認識方式は購買者の音声を認識することに基づいて商品レビューを入力する進行方式である。このような音声認識方式は、記述方式及び短答方式を含む。記述方式は、購買者が商品を受け取って感じた感想を話すようにし、購買者端末機210が購買者の音声を認識してテキストに変換した後に掲示板にアップロードする方式でありうる。短答方式は、決まった項目に対して満足度等級を尋ねる質問を画面に表示したり音声で案内したりして購買者が満足度等級を短答で話すようにした後、購買者の音声を認識して満足度等級を入力する方式でありうる。
【0136】
指ジェスチャ方式は、購買者の指ジェスチャに基づいてレビューを入力する方式である。図21は、指のジェスチャに基づく製品レビュー入力プロセスを説明するフローチャートである。
【0137】
図21に示すように、購買者端末機210は購買者端末機210の自分撮りモードを実行する(ステップ:S81)。続いて、購買者端末機210は、購買者にカメラに映るように購買者がこぶしを握った状態で前記商品に対する購買満足度項目の満足度に対応する個数だけ指を伸ばすよう案内する(ステップ:S82)。
【0138】
そうすると、購買者はカメラに自分の手が映るようにこぶしを握った状態で商品に対する各項目別満足等級に該当する個数だけ指を伸ばし、購買者端末機210は撮影される映像に基づいて前記購買者が伸ばした指の個数を取得する(ステップ:S83)。
【0139】
購買者端末機210は、各満足度項目別に取得された伸ばした指の個数に対応して前記商品の該当項目に対する購買満足度を対応させて、各満足度項目別満足度を入力する(ステップ:S84)。例えば、購買者に「購入した衣類の品質に対する満足等級を指で表示してください」と案内した後、購買者がこぶしを握った状態で4本の指を伸ばすと、購買者端末機210はジェスチャ認識に基づいて4本の指が伸ばされたことを感知し、前記衣類の品質に対する満足登録として「4点」またはそれに対応する点数に換算して満足等級をレビュー掲示板に登録することができる。
【0140】
顔認識方式は、前記購買者の顔表情を認識してレビューを入力する方式を意味する。図22は、顔認識方式に基づく商品レビュー入力過程を説明するためのフローチャートである。
【0141】
図22に示すように、購買者端末機210は購買者端末機210の自分撮りモードを実行する(ステップ:S91)。続いて、購買者端末機210は購買者にカメラに映るように購買者の商品に対する感じに応じて表情を作るように案内する(ステップ:S92)。そうすると、購買者はカメラを見ながら商品の感じに応じた表情をする。
【0142】
購買者端末機210は撮影される映像に基づいて前記購買者の顔表情を取得し(ステップ:S93)、取得された前記購買者の顔表情を分析することに基づいて前記商品に対応する購買満足度を推定する(ステップ:S94)。そして、推定された前記購買満足度をレビュー掲示板に入力する(ステップ:S95)。
【0143】
例えば、購買者は商品を見た感じから多様な表情を作ることができ、購買者端末機210はこのような購買者の表情を取得して購買者の表情を分析して満足、楽しさ、怒り、悲しみ、笑いなどの感情を推定した後、推定された感情を対応する表情のアイコン、テキストなどを使用してレビュー掲示板にアップロードして表示することができる。
【0144】
一方、以上説明した第1ないし第3実施形態により、購買者端末機をレビュー掲示板に自動接続して商品レビューを自動登録する方式及びこれに基づいて、購買者が多様な方式のレビュー進行方式を選択してレビューを入力できるようにする方式によれば、購買者は容易に商品レビューを登録することができ、販売者、すなわち、ショッピングモールの側面では商品レビューを簡単に収集できるようになる。さらに、ショッピングモール別に収集した商品レビューを統合すると、商品レビューと関連した膨大な量の商品レビュー関連ビッグデータを構築することができる。
【0145】
このような商品レビュー関連ビッグデータは、実際の購買者が購入しようとする商品を選択するときに参照する重要な情報をビッグデータ化したものであるため、本発明はこのような商品レビューを評価するプラットフォームを構築して商品検索時に商品レビューに対する信頼度を示す商品レビュー評価を提供することにより商品レビューの信頼度をさらに向上させ、これに基づいて商品レビュー検索を基盤とした電子商取引が行われるようにする商品レビュー基盤のショッピングモールエコシステムを実現できるようにする。
【0146】
以下では、本発明の好ましい実施形態による商品レビュー評価方法及び商品レビュー検索方法について説明する。
【0147】
図23は、本発明の好ましい実施形態による商品レビュー評価方法を実現するためのシステム構成を示すブロック図である。
【0148】
図23に示すように、商品レビュー評価サーバ2000は、購買者端末機3000及び複数のショッピングモールSP1、...、SPnと通信網を介して連動できる。ショッピングモールSPは、オンラインをベースに商品を販売する電子商取引サーバでありうる。購買者は自分の購買者アカウントで認証される購買者端末機3000を利用してショッピングモールSPに接続して商品を注文して購買する。前記購買者端末機3000は、携帯電話、ノートパソコン、PC、タブレットPCなどのようなネットワークコンピュータデバイスであってもよい。
【0149】
前記商品レビュー評価サーバ2000は購買者端末機3000から要求される商品レビュー検索を行って検索結果を提供し、検索結果として提供された商品レビュー情報に基づいて商品の購買決定が発生すると、商品レビュー情報に対応するレビュー評価を購買者端末機3000から受信してアップデートし、データベース(図示せず)に格納及び管理することができる。
【0150】
図24は、図23に示す商品レビュー評価サーバ2000の構成を示すブロック図である。
【0151】
図24に示すように、商品レビュー評価サーバ2000は、検索窓表示部2100、検索処理部2200及び評価処理部2300などを含む。前記各部2000~2300は少なくとも1つのコンピュータ端末機に基づいて実現され、各部間2000~2300は相互連動可能である。
【0152】
検索窓表示部2100は、商品レビュー検索が可能な検索窓を購買者端末機3000に表示する。検索処理部2200は、前記検索窓をベースにキーワードを入力し、入力されたキーワードに対応する検索結果として少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出し、前記抽出された商品レビュー情報を前記購買者端末機3000に表示する。
【0153】
評価処理部2300は、表示される前記商品レビュー情報に基づいて流入されたショッピングモールSPにおいて購買決定が発生すると、前記商品レビューに対応するレビュー評価を前記購買者端末機3000から入力する。前記評価処理部2300は購買者端末機3000から入力された前記レビュー評価に基づいて商品レビューのレビュー評価をアップデートし、アップデートされたレビュー評価を商品レビューと関連付けてデータベースに格納する。
【0154】
図25は、商品レビュー評価サーバ2000の動作による本発明の好ましい実施形態による商品レビュー評価方法の流れを示すフローチャートであり、以下の説明において商品レビュー評価サーバ2000の動作過程がより詳細かつ明確に説明される。
【0155】
図23ないし図25を参照すれば、商品レビュー評価サーバ2000の検索窓表示部2100は商品レビュー検索が可能な検索窓を購買者端末機3000の画面に表示する(ステップ:S101)。
【0156】
図26は、検索窓表示部2100により購買者端末機に表示される検索窓を例示的に示す例示図である。図26に示すように、検索窓2110が表示され、購買者は検索を希望する商品の種類をキーワードとして入力する。例えば、図26に示す例では、「ブラウス」をキーワードとして入力している。購買者はキーワードを検索窓に入力した後、検索ボタン2120を選択するか、エンターキーを選択することができる。
【0157】
そうすると、キーワードが検索窓を介して入力されることにより、商品レビュー評価サーバ2000の検索処理部2200は検索窓をベースにキーワードを商品レビュー評価サーバ2000サーバ内に入力する(ステップ:S102)。
【0158】
次に、商品レビュー評価サーバ2000は、入力されたキーワードに対応する検索結果として少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出し(ステップ:S103)、その抽出された商品レビュー情報を購買者端末機3000に表示する(ステップ:S104)。例えば、前記レビュー評価サーバ2000は、複数の異なるショッピングモールSP1、....、SPnから複数の商品レビュー情報を抽出することができる。
【0159】
前記商品レビュー情報は、商品レビュー情報に対応する商品を販売したショッピングモールを識別するためのショッピングモール識別情報、商品レビュー情報に対応する注文識別情報、商品レビュー情報に対する商品を識別するための商品識別情報、前記商品レビュー情報に対応する商品レビュー、前記商品レビュー及び/又は商品購入ページにリンクできるURL、前記商品レビュー情報に対応するレビュー評価、商品レビュー情報に対応するレビュー作成者情報、前記商品レビューの作成者情報に対応する作成者評価などを含む。
【0160】
図27は、商品レビュー評価サーバ2000により購買者端末機3000に表示される商品レビュー情報を例示的に示す例示図である。
【0161】
図27に示すように、購買者端末機3000の画面には抽出された商品レビュー情報のリストが表示される。それぞれの商品レビュー情報は、商品レビュー情報に対応する商品を識別するための商品識別情報、例えば、「商品名-ブラウス1」及び商品レビュー情報に対応する商品を販売したショッピングモールSPを識別するためのショッピングモール識別情報、例えば、「販売ショッピングモール-ショッピングモール1」が表示される。
【0162】
また、表示される商品レビュー情報は、前記商品レビュー情報に対応する商品レビューを含む。商品レビューは、商品撮影イメージ及びレビューコンテンツのうち少なくとも1つを含む。
【0163】
前記表示される商品レビュー情報は、前記商品レビュー及び/又は商品購入ページにリンクできるURLを含んでもよいが、例えば、商品撮影イメージやレビューコンテンツにハイパーリンクされるか、または別途のアイコン、例えば、「商品購入」アイコンなどを表示することができる。
【0164】
前記表示される商品レビュー情報は、前記商品レビュー情報に対応するレビュー評価を含む。前記レビュー評価点数であり、購買者端末機3000に表示されるときは等級、点数、星点数などにより表示される。
【0165】
例えば、商品のレビュー評価は0点から10点までの点数と仮定すると、レビュー評価を「この商品レビューのレビュー評価は7点」のように点数で表示するか、点数に対応する星の個数で表示してもよく、0点から3点までは「レビュー信頼度低い」、4点から6点までは「レビュー信頼度普通」、7点から10点までは「レビュー信頼度高い」といった等級を設定して等級で表示したり、等級を示すアイコンを表示したりしてもよい。
【0166】
また、表示される商品レビュー情報は、商品レビュー情報に対応するレビュー作成者情報、例えば、「レビュー作成者-FFFF」、前記商品レビューの作成者情報に対応する作成者評価、前記商品レビューの作成者情報に対応するレビュー数などを含む。
【0167】
前記レビュー作成者情報は、使用者名及び使用者電話番号に基づくハッシュ値であり、同一のレビュー作成者が異なるショッピングモールSPで異なるIDを使用してもユニークに識別できる。例えば、前記商品レビュー評価サーバ2000は、複数の異なるショッピングモールSP1、....、SPnから複数の商品レビュー情報を抽出するので、同一の購買者であってもショッピングモールSP別に異なるIDを使用できるので、使用者名及び使用者電話番号に基づいてハッシュ値を生成してユニークな識別子として使用することにより、レビュー作成者の識別力を高めてレビュー評価の信頼度を高めることができる。
【0168】
前記作成者評価は、前記レビュー作成者情報に対応する商品レビューのレビュー評価の点数の合計、例えば、「レビュー作成者が取得したレビュー評価総点」及び前記レビュー作成者情報に対応する商品レビューのレビュー評価の点数の平均、例えば「レビュー作成者のレビュー当たり平均点数」のうち少なくとも1つを含む。
【0169】
購買者は購買者端末機に表示される商品レビュー情報を参考にして前記商品レビュー及び/又は商品購買ページにリンクできるURLに基づいてショッピングモールSPに接続して該当商品を注文することができ、商品を受信した後に購買決定をすることができる。
【0170】
このように、表示される前記商品レビュー情報に基づいて流入されたショッピングモールSPにおいて購買決定が発生すると、商品レビュー評価サーバ2000は前記商品レビューに対応するレビュー評価を前記購買者端末機3000から入力する(すなわち、購買者端末機で入力したレビュー評価を受信する)(ステップ:S105)。
【0171】
ここで、商品レビューに対応するレビュー評価を入力する方法は、前述した商品レビュー自動登録方法の第1実施形態ないし第3実施形態及び選択的商品レビュー登録方法のうち少なくとも1つと同一のコンセプトにレビュー評価のための構成を付加することにより行われることもできる。
【0172】
例えば、本発明は、商品レビュー自動登録方法の第1実施形態で言及した商品パッケージに取り付けられる暗号化コードにレビュー評価を入力するためのレビュー登録URLをさらに含めて商品パッケージ開封時に購買者端末機が暗号化されたコードを認識してレビュー登録用ウェブページに自動接続するようにするか、商品レビュー自動登録方法の第2実施形態で言及したハッシュにレビュー評価を入力するためのレビュー登録URLをさらに含めて商品パッケージ開封時に音波の再生及び取得に基づいてレビュー登録用ウェブページに自動接続するようにするか、商品レビュー自動登録方法の第3実施形態で言及した商品パッケージに取り付けられる近距離無線通信タグにレビュー評価を入力するためのレビュー評価登録URLをさらに含めて商品パッケージ開封時に購買者端末機が近距離無線通信タグを認識してレビュー評価登録用ウェブページに自動接続するようにすることにより、レビュー評価の入力を容易にすることができる。
【0173】
これらの場合において、商品のレビュー掲示板のURLを自動接続して商品レビューを先に入力するようにした後、レビュー評価登録URLに接続してレビュー評価を入力するように購買者端末機のアプリケーションが順次制御することができる。
【0174】
また、本発明は、前述の選択的商品レビュー登録方法を行った後、商品レビューのレビュー評価要求信号に応答して、レビュー評価を入力するための複数のレビュー進行方式を表示し、少なくともいずれか1つのレビュー進行方式を選択できるユーザインタフェースを表示し、前記ユーザインタフェースに基づいて選択されたレビュー進行方式に従って前記商品レビューのレビュー評価を入力し、レビュー評価登録URL(Universal Resource Locator)に基づいてレビューをアップロードすることもできる。
【0175】
前記レビュー評価進行方式は、決まった質問に応答する短答方式、商品を購入した購買者の音声を認識してレビュー評価を入力する音声認識方式、前記購買者の指ジェスチャに基づいてレビュー評価を入力する指ジェスチャ方式及び前記購買者の顔表情を認識してレビュー評価を入力する顔認識方式のいずれか1つであってもよい。
【0176】
続いて、商品レビュー評価サーバ2000は、購買者端末機3000から入力されたレビュー評価に基づいて前記商品レビューのレビュー評価をアップデートする(ステップ:S106)。続いて、商品レビュー評価サーバ2000は、前記アップデートされたレビュー評価を前記商品レビューと関連付けてデータベースに格納する(ステップ:S107)。
【0177】
一方、商品レビュー評価サーバ2000は、前記アップデートされたレビュー評価に基づいて作成者評価をアップデートし、前記アップデートされた作成者評価を前記作成者情報と関連付けてデータベースに格納する。
【0178】
図28は、本発明の好ましい実施による商品検索方法を実現するためのシステムの構成を示すブロック図であり、以下では、本発明の好ましい実施による商品検索方法を説明する。
【0179】
図28に示すように、商品検索サーバ4000は、購買者端末機5000及び複数のショッピングモールSP1、....、SPnと通信網を介して連動できる。ショッピングモールSPは、オンラインに基づいて商品を販売する電子商取引サーバであり得る。購買者は自分の購買者アカウントで認証される購買者端末機5000を利用してショッピングモールSPに接続して商品を注文して購買する。前記購買者端末機5000は携帯電話、ノートパソコン、PC、タブレットPCなどのネットワークコンピュータデバイスでありうる。
【0180】
前記商品検索サーバ4000は検索窓を購買者端末機5000に表示し、検索窓をベースにキーワードを入力し、入力されたキーワードに対応する商品情報を抽出した後に商品情報に対応する少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出し、抽出された少なくとも1つの商品レビュー情報を前記商品情報と関連付けて購買者端末機5000の画面に表示する。
【0181】
図29は、図28に示す商品検索サーバ4000の構成を示すブロック図である。
【0182】
図29に示すように、商品レビュー評価サーバ4000は検索窓表示部4100、検索部4200及び情報表示部4300などを含む。前記各部4100~4300は少なくとも1つのコンピュータ端末機に基づいて実現されることができ、各部4100~4300間は相互連動可能である。
【0183】
検索窓表示部4100は、商品検索窓を購買者端末機5000に表示する。検索部4200は検索窓をベースにキーワードを入力し、入力されたキーワードに対応する商品情報を抽出し、前記商品情報に対応する少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出する。情報表示部4300は抽出された少なくとも1つの商品レビュー情報を前記商品情報と関連付けて購買者端末機5000に表示する。
【0184】
図30は、商品検索サーバ4000の動作による本発明の好ましい実施形態による商品検索方法の流れを示すフローチャートであり、以下の説明において商品検索サーバ4000の動作過程をより詳細かつ明確に説明する。
【0185】
まず、商品検索サーバ4000は、商品検索窓を購買者端末機5000に表示する(ステップ:S201)。そうすると、購買者は希望する商品をキーワードとして検索窓に入力し、商品検索サーバ4000は検索窓をベースにキーワードを商品検索サーバ4000内に入力する(ステップ:S202)。
【0186】
そうすると、商品検索サーバ4000は入力されたキーワードに対応する商品情報を抽出する(ステップ:S203)。続いて、商品検索サーバ4000は、抽出された前記商品情報に対応する少なくとも1つの商品レビュー情報を抽出する(ステップ:S204)。商品検索サーバ4000は、抽出された少なくとも1つの商品レビュー情報を商品情報と関連付けて表示する(ステップ:S205)。
【0187】
前記商品検索サーバ4000は、複数の異なるショッピングモールSP1、....、SPnから複数の商品レビュー情報を抽出する。前記商品レビュー情報は、商品レビュー情報に対応する商品を販売したショッピングモールSPを識別するためのショッピングモール識別情報、商品レビュー情報に対応する注文識別情報、商品レビュー情報に対応する商品を識別するための商品識別情報、前記商品レビュー情報に対応する商品レビュー、前記商品レビュー及び/又は商品購買ページにリンクできるURL、前記商品レビュー情報に対応するレビュー評価、商品レビュー情報に対応するレビュー作成者情報、前記商品レビューの作成者情報に対応する作成者評価などを含む。
【0188】
例えば、本実施形態における商品レビュー情報は、前述の商品レビュー評価方法の実施形態で言及された商品レビュー情報と同一であってもよい。購買者端末機5000の画面には抽出された商品レビュー情報のリストが表示される。それぞれの商品レビュー情報は、商品レビュー情報に対応する商品を識別するための商品識別情報、例えば、「商品名-ブラウス1」及び商品レビュー情報に対応する商品を販売したショッピングモールSPを識別するためのショッピングモール識別情報、例えば、「販売ショッピングモール-ショッピングモール1」が表示される。
【0189】
また、表示される商品レビュー情報は、前記商品レビュー情報に対応する商品レビューを含む。商品レビューは、商品撮影イメージ及びレビューコンテンツのうち少なくとも1つを含む。
【0190】
前記表示される商品レビュー情報は、前記商品レビュー及び/又は商品購入ページにリンクできるURLを含んでもよいが、例えば、商品撮影イメージやレビューコンテンツにハイパーリンクされるか、または別途のアイコン、例えば、「商品購入」アイコンなどを表示することができる。
【0191】
前記表示される商品レビュー情報は、前記商品レビュー情報に対応するレビュー評価を含む。前記レビュー評価は点数であり、購買者端末機に表示されるときは等級、点数、星点数などにより表示されてもよい。
【0192】
例えば、商品のレビュー評価は0点から10点までの点数と仮定すると、レビュー評価を「この商品レビューのレビュー評価は7点」のように点数で表示するか、点数に対応する星の個数で表示してもよく、0点から3点までは「レビュー信頼度低い」、4点から6点までは「レビュー信頼度普通」、7点から10点までは「レビュー信頼度高い」といった等級を設定して等級で表示したり、等級を示すアイコンを表示したりしてもよい。
【0193】
また、表示される商品レビュー情報は、商品レビュー情報に対応するレビュー作成者情報、例えば、「レビュー作成者-FFFF」、前記商品レビューの作成者情報に対応する作成者評価、前記商品レビューの作成者情報に対応するレビュー数などを含む。
【0194】
前記レビュー作成者情報は、使用者名及び使用者電話番号に基づくハッシュ値であり、同一レビュー作成者が異なるショッピングモールSP1、....、SPn)異なるIDを使用してもユニークに識別できる。例えば、前記レビュー評価サーバは、複数の異なるショッピングモールSP1、....、SPnから複数の商品レビュー情報を抽出するので、同一の購買者であってもショッピングモールSP別に異なるIDを使用できるので、使用者名及び使用者電話番号に基づいてハッシュ値を生成してユニークな識別子として使用することによりレビュー作成者の識別力を高めてレビュー評価の信頼度を高めることができる。
【0195】
前記作成者評価は、前記レビュー作成者情報に対応する商品レビューのレビュー評価の点数の合計、例えば、「レビュー作成者が取得したレビュー評価総点」及び前記レビュー作成者情報に対応する商品レビューのレビュー評価の点数の平均、例えば、「レビュー作成者のレビュー当たり平均点数」のうち少なくとも1つを含む。
【0196】
図31は、本発明の好ましい他の実施形態による商品検索方法の商品レビュー情報抽出過程を説明するためのフローチャートであり、本発明の好ましい他の実施形態によれば、前述のステップS201ないしステップS203を実行した後、複数の商品レビュー情報を抽出し、このうちベスト商品レビュー情報を抽出して表示する過程が行われる。
【0197】
図31に示すように、商品検索サーバ4000は複数の商品レビュー情報を抽出する(ステップ:S211)。続いて、商品検索サーバ4000は、抽出された複数の前記商品レビュー情報に対応する複数のレビュー評価に基づいて、少なくとも1つのベスト商品レビュー情報を抽出する(ステップ:S212)。
【0198】
例えば、商品検索サーバ4000は、抽出された複数の前記商品レビュー情報に対応する複数のレビュー評価に対して点数が相対的に高い決まった数の商品レビュー情報を抽出することができる。商品検索サーバ4000は、抽出された所定数の商品レビュー情報を前記少なくとも1つのベスト商品レビュー情報に決定することができる。
【0199】
次に、商品検索サーバ4000は抽出された少なくとも1つの前記ベスト商品レビュー情報を対応する商品情報と関連付けて購買者端末機5000に表示する(ステップ:S213)。
【0200】
以上、本発明についてその好ましい実施形態を例示して説明したが、当該技術分野の熟練した当業者は下記の特許請求範囲に記載された本発明の技術的事項及び領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更して実施できることが理解できるであろう。従って、本発明の今後の実施形態の変更は、本発明の技術から逸脱することはできないであろう。
図1
図2
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