特許7535254IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

切削工具

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】工具自体がとくに小型である場合にもクーラント等の流体をワークの加工点近傍へ十分に供給することが可能であり、かつ、刃先の冷却性能、切りくずの排出性能を向上させた構造の切削工具を提供する。
【解決手段】切削工具10は、基端部10bに設けられた、略円柱形状であるシャンク部14と、先端部10tに配置された切れ刃18と、該切れ刃18から基端部10bへ向け形成された、切削により生じる切りくずを案内し排出するための切りくず排出溝30と、先端部10tに向けてクーラントを供給する、当該切削工具10の外周10pに設けられた複数の溝状のクーラント流路40と、を備える。複数のクーラント流路40のひとつである第1のクーラント流路41は、当該切削工具10の長手方向に延びる中心軸10Aに沿って先端部10tからみた先端視にて、切れ刃18の上部側に配置されている。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、当該工具の外周側からクーラントをはじめとする流体を供給するいわば外部供給タイプの切削工具だと、内径加工や穴あけ加工において、流体がワーク(被削材)内の加工点近傍に十分に届かないことがある。このような場合、工具内部の穴40’を通して流体を供給するいわば内部供給タイプの切削工具10’を代わりに用いることが考えられるが(図7参照)、比較的小径の加工を行う場合、小さな穴の中に入る程度に工具を小型化すると、もはや当該工具内に給油穴を設けるスペースが無くなってしまうことがある。また、外部供給タイプの切削工具、とくに小型の切削工具に対しては、刃先を十分に冷却できるようにしてより長寿命なものとしてほしい、切りくずの排出性をさらに向上させてほしいといった要望が実在している。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

かかる課題を解決するべく、本発明者は種々検討した。従来の切削工具には、シャンク部に冷却溝を保有することで加工点近傍に給油をするものがあり、このような切削工具における給油の方向は、加工時に加工点近傍から切りくずが排出される方向と正反対である。このことはいわば当然のことのようでもあるが、このような構造だと、給油溝から排出された流体が逆に切りくずを押し込んでしまい、切りくず排出を妨げてしまうことが・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明にかかる切削工具の一例を示す斜視図である。
【図2】 切削工具を別の角度から見た斜視図である。
【図3】 切削工具を先端部から見た(先端視)図である。
【図4】 切削工具を基端部から見た(基端視)図である。
【図5】 切削工具の先端部の傾斜面(切り欠き部)におけるクーラントの流れを示す斜視図である。
【図6】 穴あけ加工時のワーク(被削材)の内部の様子を説明する図である。
【図7】 従来の切削工具の一例を参考として示す斜視図である。

代表図 図1本件の代表的な図

10…切削工具 10A…中心軸 10b…基端部 10p…外周 10t…先端部 11…傾斜面(切り欠き部) 14…シャンク部 14f…切り欠き部 15…段差部 18…切れ刃 18s…すくい面 30…切りくず排出溝 40…クーラント流路 40d…吐出口 41…第1のクーラント流路(切れ刃の上部側に配置されたクーラント流路) 42…第2のクーラント流路 43…第3のクーラント流路 100…ワーク(被削材) 120…切りくず 210…スリーブ C…クーラント PL…切れ刃に垂直に交わる垂線

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