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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-07
(45)【発行日】2024-08-16
(54)【発明の名称】空気清浄機及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
   F24F 8/108 20210101AFI20240808BHJP
   F24F 8/167 20210101ALI20240808BHJP
   F24F 8/80 20210101ALI20240808BHJP
   B01D 46/00 20220101ALI20240808BHJP
   B29C 64/10 20170101ALI20240808BHJP
   B33Y 10/00 20150101ALI20240808BHJP
   B33Y 80/00 20150101ALI20240808BHJP
【FI】
F24F8/108 100
F24F8/108 210
F24F8/167
F24F8/80 110
F24F8/80 140
B01D46/00 F
B29C64/10
B33Y10/00
B33Y80/00
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2021011194
(22)【出願日】2021-01-27
(65)【公開番号】P2022114770
(43)【公開日】2022-08-08
【審査請求日】2023-07-19
(73)【特許権者】
【識別番号】521040684
【氏名又は名称】FES株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100121441
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 竜平
(74)【代理人】
【識別番号】100154704
【弁理士】
【氏名又は名称】齊藤 真大
(74)【代理人】
【識別番号】100129702
【弁理士】
【氏名又は名称】上村 喜永
(74)【代理人】
【識別番号】100206151
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 惇志
(74)【代理人】
【識別番号】100218187
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 治子
(72)【発明者】
【氏名】木村 真束
【審査官】杉山 健一
(56)【参考文献】
【文献】特開平11-047635(JP,A)
【文献】特開2005-095722(JP,A)
【文献】特開平02-233157(JP,A)
【文献】特開平06-249476(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 8/108
F24F 8/167
F24F 8/80
B01D 46/00
B29C 64/10
B33Y 10/00
B33Y 80/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ファンにより吸込んだ空気をフィルタで濾過して吹き出すファン式の空気清浄機であって、
前記ファンを収容する収容空間を形成するケーシングを備え、当該ケーシングを形成する壁の一部又は全部が前記フィルタとして機能するように構成され
前記ケーシングの壁のうち前記フィルタとして機能する部分が積層造形物により構成されている空気清浄機。
【請求項2】
前記ケーシングを形成する壁のうち、前記ケーシングの形状を保持する強度を有する部分が前記フィルタとして機能する請求項1に記載の空気清浄機。
【請求項3】
前記ケーシングを形成する壁が多孔質構造をなすものである請求項2に記載の空気清浄機。
【請求項4】
前記ケーシングを形成する壁が砂粒を固めて形成されたものである請求項3に記載の空気清浄機。
【請求項5】
前記砂粒が光触媒によりコーティングされている請求項4に記載の空気清浄機。
【請求項6】
前記ケーシングの内壁面に対して光を照射する光源を更に備える請求項5に記載の空気清浄機。
【請求項7】
前記ケーシングが積層造形物により構成されたものである請求項1~6のいずれか一項に記載されている空気清浄機。
【請求項8】
前記ファンに電力を供給する太陽電池を更に備える請求項1~7のいずれか一項に記載の空気清浄機。
【請求項9】
ファンにより吸込んだ空気をフィルタで濾過して吹き出すファン式の空気清浄機であって、前記ファンを収容する収容空間を形成するケーシングを備え、当該ケーシングを形成する壁の一部又は全部が前記フィルタとして機能するように構成された空気清浄機の製造方法であって、
前記ケーシングを3Dプリンタを用いた積層造形法により形成する空気清浄機の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気清浄機及びその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
空気中に浮遊する塵埃や花粉、ハウスダスト等を除去する空気清浄機として、ファンによって強制的にケーシング内に空気を吸い込み、フィルタで濾過した後、きれいになった空気を吹き出すようにしたファン式のものが知られている。このようなファン式の空気清浄機は例えば特許文献1に示すように、ファン、集塵フィルタ、フィルタ固定部等の多くの部品をケーシング内に備えているのが通常である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許2018-054192号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら従来のファン式の空気清浄機は、上記したように多くの部品がケーシング内に収納されており、それ故、構造上の制約が多く、デザインの自由度が低いという問題がある。
【0005】
本発明は前記した問題に鑑みてなされたものであり、部品点数を少なくでき、デザインの自由度が高い新規な構成のファン式の空気清浄機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち本発明に係る空気清浄機は、ファンにより吸込んだ空気をフィルタで濾過して吹き出すファン式の空気清浄機であって、前記ファンを収容する収容空間を形成するケーシングを備え、当該ケーシングを形成する壁の一部又は全部が前記フィルタとして機能するように構成されていることを特徴とする。
【0007】
このような構成であれば、ケーシングを形成する壁がフィルタとして機能するようにしているので、フィルタ部材やこれを固定する部材などをケーシング内に別途設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。これにより、構造上の制約を少なくし、デザインの自由度が高く、例えばアート作品のような外見のお洒落な空気清浄機を提供することができる。
【0008】
前記空気清浄機の具体的構成として、前記ケーシングを形成する壁のうち、前記ケーシングの形状を保持する強度を有する部分が前記フィルタとして機能するものが挙げられる。
【0009】
前記ケーシングを形成する壁は、多孔質構造をなすものであることが好ましい。
このようなものであれば、ケーシングの壁を空気が通過する際に空気中の塵埃等を細孔により捕捉することができる。また、製造時に壁内の細孔のサイズや間隙率(又は空隙率)等を調整することにより、フィルタで除去する目的物が異なる様々のタイプの空気清浄機を製造することができる。
例えば、花粉等の大きな粒径のものを主に除去する空気清浄機であれば細孔のサイズを大きく設定し、飛沫等の小さい粒径のものを主に除去する空気清浄機であれば細孔のサイズを小さく設定すればよい。
【0010】
またケーシングを形成する壁は、具体的には砂粒を固めて形成されたものであることが好ましい。
このようなものであれば、例えば砂型作成用の3Dプリンタ等を用いてケーシングを作成することができるので、デザイン性がより高い空気清浄機を簡単に製造することができる。また、ケーシングの壁を砂を固めて形成することにより、エキゾチックな雰囲気にすることができ、デザイン性の高いよりお洒落な空気清浄機を提供できる。
【0011】
前記砂粒が光触媒によりコーティングされていることが好ましい。
このようなものであれば、外光を受けることによりケーシングの壁が触媒作用を示すことができるので、空気が壁を通り抜ける際に空気中に含まれる細菌やウイルスやカビ等を分解及び不活性化させて除去することができる。
【0012】
前記ケーシングの内壁面に対して光を照射する光源を更に備えることが好ましい。
このようにすれば、例えば夜間等の外光が少ない環境においても、光触媒による触媒作用を発揮でき、細菌等を除去することができる。
【0013】
前記ケーシングが積層造形物により構成されたものであることが好ましい。
このようにすれば、上記したように3Dプリンタ等を用いて積層造形法によりケーシングを形成することができるので、切削加工等では実現不可能な多様なデザインの空気清浄機を提供できる。また、プリンタ用の3Dデータを準備するだけでケーシングを作成できるので、製造期間を短縮することができる。
【0014】
前記ファンに電力を供給するための太陽電池を更に備えることが好ましい。
このようなものであれば、電源コード等を設ける必要がないので、外見がスッキリとしたよりデザイン性の高い空気清浄機を提供できる。
【0015】
また本発明の空気清浄機の製造方法は、ファンにより吸込んだ空気をフィルタで濾過して吹き出すファン式の空気清浄機であって、前記ファンを収容する収容空間を形成するケーシングを備え、当該ケーシングを形成する壁の一部又は全部が前記フィルタとして機能するように構成された空気清浄機の製造方法であって、前記ケーシングを3Dプリンタを用いた積層造形法により形成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
このようにした本発明によれば、部品点数を少なくでき、デザインの自由度が高い新規な構成のファン式の空気清浄機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の一実施形態における空気清浄機の構成を概略的に示す斜視図である。
図2】同実施形態の空気清浄機の内部構成を概略的に示す斜視図であり、ケーシングの壁の一部を省略して示した図。
図3】同実施形態の空気清浄機の構成を概略的に示す断面図。
図4】同実施形態の空気清浄機のケーシングの壁断面の構造を模式的に示す図。
図5】他の実施形態の空気清浄機の空気清浄機の構成を概略的に示す(a)斜視図及び(b)断面図。
図6】他の実施形態の空気清浄機の空気清浄機の構成を概略的に示す(a)斜視図及び(b)断面図。
図7】他の実施形態の空気清浄機の空気清浄機の構成を概略的に示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に、本発明の一実施形態に係る空気清浄機100について図面を参照して説明する。
【0019】
本実施形態の空気清浄機100は、ファン2により吸込んだ空気をフィルタで濾過して吹き出すファン式の空気清浄機100である。この空気清浄機100は、図1に示すように、例えば卓上等にオブジェのように置かれて使用されるものである。
【0020】
しかしてこの空気清浄機100は、図2及び図3に示すように、内部に収容空間Sを形成するケーシング1と、収容空間Sに配置されたファン2とを備えており、ケーシング1を形成する壁11の全部が、通気性を有するとともにフィルタとして機能するように構成されている。より具体的には、ケーシング1を形成する壁11のうち、ケーシング1の形状を保持する強度を有する部分(本実施形態では、壁11全体)がフィルタとして機能するように構成されている。以下、各部の構成を説明する。
【0021】
ケーシング1は、本実施形態では外観視して球状を成す中空のものである。このケーシング1は、一定の厚み(例えば2mm~8mm)を有する壁11により形成されており、この壁11の内壁面により収容空間Sが形成されている。このケーシング1の壁11には、収容空間Sと外部との間を連通させる風路が複数形成されている。ケーシング1の壁11は、ここでは、互いに同程度の大きさの微細な細孔が多数設けられた多孔質構造(ポーラス構造。より具体的には三次元多孔質構造)を成している。この細孔は、空気が通り抜けることができる程度の大きさを有するものである。この細孔により、空気が通り抜ける風路が形成されている。
【0022】
このケーシング1は、3Dプリンタを用いたインクジェット方式の積層造形法により形成された積層造形物である。そしてケーシング1の壁11は、積層造形法により砂粒等の粒体を固めて形成されたものである。この砂粒の種類は、積層造形法で用いられるものであれば任意のものでよく、例えば、珪砂、焼成砂、CB砂、セラミックス砂、セラムサイト砂など、さまざまな種類のケイ素砂や非ケイ素砂、ガラスビーズ粒やジルコニア粒の人工砂等が挙げられる。ケーシング1の壁11を形成する砂粒の粒径は、例えば70mesh以上140mesh以下であることが好ましい。なおこの砂粒は、積層造形法で用いられる任意のバインダーにより結合されている。
【0023】
またケーシング1の壁11を形成する砂粒は、例えば酸化チタン(TiO等)や酸化タングステン(WO等)等の光触媒によりコーティングされている。すなわち、壁11内に形成されている空気が通り抜ける風路を形成する壁が光触媒によりコーティングされているといえる。なお、砂粒に対する光触媒のコーティングは、例えば積層造形法によりケーシング1を形成した後、これを光触媒コーティング液に浸漬することにより行うことができる。光触媒によるコーティング膜は、その厚みが2nm以上150nm以下であることが好ましい。
【0024】
また図3に示すように、ケーシング1の収容空間S内には支持板3が設けられている。この支持板3は、例えば透明なアクリル板等であり、収容空間Sを上下2つの領域に仕切るように水平に設けられている。本実施形態ではケーシング1の壁11は、支持板3よりも下の部分が空気を吸い込む吸込部12として機能し、支持板3よりも上の部分が空気を外部に吹き出す吹出部13として機能する。すなわち、この空気清浄機100は、ケーシング1の壁11を通って収容空間S内に空気が取り込まれ、ケーシング1の壁11を通って空気が吹き出されるようになっている。
【0025】
上記したファン2は、支持板3の上面に設置されている。ファン2は、空気をケーシング1内に強制的に取り込むためのものであり、具体的にはプロペラファン等の軸流ファンである。本実施形態のファン2は、図3に示すように、鉛直方向の上向きに送風するように、その軸方向が鉛直方向に平行に設定されている。なお、支持板3におけるファン2の直下部分には、板厚方向に貫通する貫通孔(図示しない)が設けられており、当該貫通孔を空気が通過するようにしている。
【0026】
また本実施形態の空気清浄機100は、ケーシング1の内壁面に対して光を照射する複数の光源4を備えている。この光源4は具体的にはLEDであり、その波長は、砂粒をコーティングする光触媒が反応する範囲のもの(例えば380nm以下の紫外線波長等の可視光波長)である。
【0027】
さらに本実施形態の空気清浄機100は、ファン2や光源4に電力を供給するための電源5をケーシング1の天面に備えている。この電源5は、例えばペロブスカイト太陽電池等の色素感光型の太陽電池であり、図示しないケーブルを介してファン2及び光源4に接続されている。なお電源5は、太陽電池に限らず、例えば蓄電池等の他の種類の電池であってもよい。
【0028】
このように構成された本実施形態の空気清浄機100によれば、ケーシング1を形成する壁11の全部がフィルタとして機能するようにしているので、フィルタ部材やこれを固定する部材などをケーシング1内に別途設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。これにより、構造上の制約を少なくし、デザインの自由度が高く、例えばアート作品のような外見のお洒落な空気清浄機100を提供することができる。
【0029】
また、ケーシング1を形成する壁11が、積層造形法により砂粒を固めて形成した多孔質構造をなすものであるので、ケーシング1の壁11を空気が通過する際に空気中の塵埃等を細孔により捕捉することができる。また、製造時に壁11内の細孔のサイズや間隙率(又は空隙率)等を調整することにより、フィルタで除去する目的物が異なる様々のタイプの空気清浄機100を提供することができる。
【0030】
砂粒が光触媒によりコーティングされており、ケーシング1の内壁面に対して光を照射する光源4を備えているので、夜間等の外光が少ない環境においても、光触媒による触媒作用を発揮でき、空気が壁11を通り抜ける際に空気中に含まれる細菌やウイルスやカビ等を分解及び不活性化させて除去することができる。
【0031】
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
【0032】
例えば、前記実施形態の空気清浄機100は、ケーシング1の壁11が砂粒を固めて形成したものであったが、これに限らない。他の実施形態のケーシング1の壁11は、多孔質構造をなすのであれば、例えば金属、セラミック、ゴム、プラスチック等の他の粉体や粒体を固めて形成したものであってもよい。また、積層造形法によらず、他の方法により形成されてもよい。
【0033】
また前記実施形態のケーシング1の形状は球状であったが、これに限らず、他の任意の形状でもよい。
【0034】
また前記実施形態のファン2は、プロペラファン等の軸流ファンであったが、これに限らない。他の実施形態のファン2は、例えばシロッコファン等の遠心ファンやその他の形式のものであってもよい。また、ファン2の風向きは上向きに限らず、任意の方向を向いていてもよい。
【0035】
また前記実施形態では、ケーシング1を形成する壁11の全部がフィルタとして機能するように構成されていたが、これに限らない。他の実施形態では、ケーシング1を形成する壁11の一部分のみがフィルタとして機能するように構成されてよい。この場合、フィルタとして機能する部分が、ケーシング1の形状を保持する強度を有していればよい。
【0036】
前記実施形態では、ケーシング1の壁11を形成する砂粒は光触媒によりコーティングされていたが、これに限らない。他の実施形態では、砂粒は光触媒によりコーティングされていなくてもよい。また他の実施形態の空気清浄機100は光源4を備えていなくてもよい。
【0037】
また前記実施形態のケーシング1は球状であったが、これに限らない。他の実施形態では、ケーシング1は、図5に示すように、その外表面に凹凸が形成された形状をなす中空のものであってもよい。また空気清浄機100は、図5に示すようにケーシング1を支持する脚部を備え、当該脚部に電源5が設けられていてもよい。
【0038】
また前記実施形態では、ケーシング1は微細な細孔が壁11に多数設けられた多孔質構造を成すものであり、この微細な細孔が集まって風路を形成していたが、これに限らない。他の実施形態のケーシング1の壁11は、通気性を有するものであれば、例えば図6に示すように、例えば約1mm以上10mm以下の空孔が多数形成されることにより、三次元のメッシュ構造や三次元のラティス構造を成すように形成されたものであってもよい。また図7に示すように、ケーシング1を形成する壁11の一部に、壁11を貫通する貫通孔が格子状に複数形成されていてもよい。当該貫通孔の断面形状は、例えば矩形状や円形状等の任意の形状であってもよい。また、図7に示すように、当該複数の貫通孔は、ケーシング1の壁11の一部にのみ形成されてもよいし、全部に形成されてもよい。このようなものであっても、壁11の表面(特に風路を形成する孔の側面)が光触媒によりコーティングされていれば、外光を受けることによりケーシングの壁11が触媒作用を示すことができるので、空気中に含まれる細菌やウイルスやカビ等を分解及び不活性化させて除去することができ、ケーシング11を形成する壁11がフィルターとして機能し、空気清浄機としての機能を発揮できる。
【0039】
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
【符号の説明】
【0040】
100 ・・・空気清浄機
1 ・・・ケーシング
11 ・・・壁
2 ・・・ファン
S ・・・収容空間
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7