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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-07
(45)【発行日】2024-08-16
(54)【発明の名称】集積ゴミ用保護網
(51)【国際特許分類】
   A01M 29/32 20110101AFI20240808BHJP
   B65F 1/16 20060101ALI20240808BHJP
【FI】
A01M29/32
B65F1/16
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2023085723
(22)【出願日】2023-05-24
【審査請求日】2023-05-24
(73)【特許権者】
【識別番号】306032648
【氏名又は名称】小川 修
(74)【代理人】
【識別番号】100129056
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 信雄
(72)【発明者】
【氏名】小川 修
【審査官】伊藤 裕美
(56)【参考文献】
【文献】特開2022-075511(JP,A)
【文献】特開2022-075226(JP,A)
【文献】特開2021-104883(JP,A)
【文献】登録実用新案第3081989(JP,U)
【文献】登録実用新案第3238277(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01M 1/00 - 99/00
A01G 13/10
B65F 1/00 - 1/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
集積ゴミ用保護網であって、
網目の少なくとも対向する二辺に、該網目の該辺方向を長手方向とする棒状のチップを配置することを特徴とする集積ゴミ用保護網。
【請求項2】
前記チップは、前記長手方向に貫通したスリットを持ち、該スリットで前記辺を覆うことを特徴とする請求項1に記載の集積ゴミ用保護網。
【請求項3】
前記スリットの奥側の幅は、前記スリットの入口側の幅よりも広いことを特徴とする請求項2に記載の集積ゴミ用保護網。
【請求項4】
前記チップは、前記スリットと連絡した前記長手方向に貫通した中空部を持ち、該中空部に前記辺を配置することを特徴とする請求項2に記載の集積ゴミ用保護網。
【請求項5】
前記チップは、接着剤で前記辺に固定されることを特徴とする請求項2に記載の集積ゴミ用保護網。
【請求項6】
前記チップは、前記集積ゴミ用保護網を設置した際の前記網目の上下方向の対向するニ辺に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の集積ゴミ用保護網。
【請求項7】
前記チップの形状は、丸棒、多角形棒、円柱、円筒、角柱、角筒、紡錘型のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の集積ゴミ用保護網。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、集積ゴミ用保護網に関し、詳しくは、カラス等による被害を防ぐ集積ゴミ用保護網に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、家庭から出される可燃性ゴミ等を集積する際に、集積したゴミをカラス等が保護網からつまみ出し、路上に散乱させるような被害が多数発生し、環境衛生上問題になっている。
対応するために、ゴミを硬質樹脂製や金属製などの強固な枠で覆うことが有効で有るが、設置が困難である場所も多い。また、保護網を黄色の樹脂とすることでカラスから見えにくくする技術もあるが、効果が薄い場合もある。
そのため、設置場所によらず、カラス等からの被害を確実に防止する保護網が求められていた。
【0003】
このような問題に対して、従来からも様々な技術が提案されている。例えば、発明者は、カラス等からの被害を防止する集積ゴミ用の保護網(特許文献1参照)を発明し、既に出願を行っている。より詳しくは、複数の棒状又は筒状の保護体を平行に配置し、隣り合う該保護体は、長手方向と交差する方向に、紐状部によって固定された構成となっている。
しかしながら、筒状の保護体が長尺であることから、ゴミを効果的に覆うことができない場合も想定される。そのため、さらなる改良が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2022-75511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑み、カラス等が保護網内のゴミをついばむことを防止し、ゴミの散乱の被害を防ぐことができ、環境衛生の向上を図ることが可能な集積ゴミ用保護網を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、集積ゴミ用の保護網であって、網目の少なくとも、対向する二辺に、網目の辺方向を長手方向とする棒状のチップを配置する手段を採る。
【0007】
また、本発明は、前記チップが、長手方向に貫通したスリットを持ち、スリットで辺を覆う手段を採る。
【0008】
さらに、本発明は、前記スリットの奥側の幅が、スリットの入口側の幅よりも広い手段を採る。
【0009】
またさらに、本発明は、前記チップが、スリットと連絡した長手方向に貫通した中空部を持ち、中空部に辺を配置する手段を採る。
【0010】
さらにまた、本発明は、前記チップが、接着剤で辺に固定される手段を採る。
【0011】
またさらに、本発明は、前記チップが、保護網を設置した際の網目の上下方向の対向するニ辺に設けられている手段を採る。
【0012】
そしてまた、本発明は、前記チップの形状が、丸棒、多角形棒、円柱、円筒、角柱、角筒、紡錘型のいずれかである手段を採る。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る集積ゴミ用保護網によれば、一般的な保護網と同様の使用方法でありながら、複数のチップを、網目の四辺又は二辺に配置することにより、カラス等が保護網内のゴミをついばむことを防止し、ゴミの散乱の被害を防ぐことができ、環境衛生の向上に資するものである。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明に係る集積ゴミ用保護網の実施形態を示す正面図及び側面図である。
図2】本発明に係る集積ゴミ用保護網の使用態様を示す模式図である。
図3】本発明に係る集積ゴミ用保護網の他の使用態様を示す模式図である。
図4】本発明に係る集積ゴミ用保護網の製造過程を示す模式図である。
図5】本発明に係る集積ゴミ用保護網の他の実施形態を示す正面図である。
図6】本発明に係る集積ゴミ用保護網のチップの形状例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明に係る集積ゴミ用保護網は、カラス等によるゴミの散乱の被害を防ぐべく、網目の少なくとも対向する二辺に、棒状のチップが配置されていることを最大の特徴とする。
以下、本発明にかかる集積ゴミ用保護網の実施形態を、図面に基づいて説明する。
なお、以下に示される集積ゴミ用保護網の全体構造及び各部の構造は、下記に述べる実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状や寸法等の範囲内で適宜変更することができるものである。
【0016】
図1から図5に沿って、本発明を説明する。
図1は、本発明に係る集積ゴミ用保護網の実施形態を示しており、(a)は正面図、(b)は(a)のAA線断面図、(c)はチップの斜視図、(d)はチップの断面図である。
図2は、本発明に係る集積ゴミ用保護網を使用した際のカラスの挙動を示す模式図であり、(a)はカラスがチップを咥えてしまっている状態を示し、(b)はカラスのくちばしがチップで押さえられた状態を示している。
図3は、本発明に係る集積ゴミ用保護網を使用した際のカラスの別の挙動を示す模式図であり、(a)はカラスが網目からゴミ袋を咥えようと企んでいる状態を示し、(b)はカラスが網を押し込んでいる状態を示している。
図4は、本発明に係る集積ゴミ用保護網の製造過程を示す模式図であり、(a)は網にチップを固定する様子を示す斜視図、(b)及び(c)はチップを接着剤で固定する工程を示す説明図である。
図5は、本発明に係る集積ゴミ用保護網の他の実施形態を示しており、具体的には、四辺にチップを配置した場合を示す正面図である。
図6は、本発明に係る集積ゴミ用保護網に用いられるチップの形状を示す斜視図であり、(a)から(c)が棒状体21の場合、(d)から(f)が筒状体22の場合を示している。
【0017】
集積ゴミ用保護網1は、ゴミ収集のために集積されるゴミ袋を覆うことで、カラス等の鳥獣によってゴミが散乱されることを防ぐための網である。通常の保護網でもカラス等からの被害をある程度防ぐことができるが、カラスが網の目の間からくちばしを入れ、ゴミ袋を破ったり、ゴミをつまみ出してしまったりすることがあった。
そのようなカラスの行為を防ぐため、集積ゴミ用保護網1は、カラスのくちばしの挿入を防止する構造を持つことが特徴である。
【0018】
本発明に係る集積ゴミ用保護網1は、網目11の少なくとも対向する二辺に、網目の辺方向を長手方向とする棒状のチップを配置することで、カラス等の被害を防ぐ構造であり、網10とチップ20とから構成される。全体としては、通常の保護網と同様に、集積されたゴミ袋を柔軟に覆うことができる。
【0019】
網10は、通常の集積ゴミの保護に用いる網とほぼ同様のものである。材質はポリエチレン等で、耐久性、耐候性を備える。網10は、横紐12と縦紐13とを荒く編むことで作成される。横紐12と縦紐13は夫々1~3mmの太さであり、これらを編むことでできる四角形の部分を、網目11という。網目11は、2つの横側辺14と、2つの縦側辺15とから成る。横側辺14は、横紐12で構成される辺であり、縦側辺15は、縦紐13で構成される辺である。横側辺14同士、縦側辺15同士は、網目11の対向する位置にある。
【0020】
本実施例では、網目11は正方形であり、横側辺14と縦側辺15の長さは、ほぼ同じである。また、本実施例では、横側辺14にチップ20が固定される構造とする。
網10は、横紐12と縦紐13の交差部分に結び目がある有結節網である。結び目の無い無結節網でも良いが、有結節網は、結節が確実で修理がしやすいことから、保護網用に有効である。
網目11の寸法は、例えば、25mm四方程度が適当である。25mm四方よりも大きいと、カラスのくちばしが容易に網目から中に入ってしまうし、25mm四方よりも小さいと、通気性が悪くなり、乾燥しにくい等の弊害が出ると共に、製造コストが高くなり重量増加で取り扱いが困難になるからである。
【0021】
チップ20は、カラスが、くちばしを使って網目11から中のゴミをついばもうとする際、カラスのくちばしに接触することで、くちばしが網の中に入らないようにするものである。
また、チップ20が存することで、カラスの視界が一部遮られることとなり、それによりゴミの啄みを防止する作用も発揮する。
チップ20単品の形状は、図1(c)に示すように、棒状である。本実施例では、円柱状であるが、網10の辺の太さを大きくし、辺の剛性を高めることができる形状であれば、他に丸棒や多角形棒、円筒、角柱、角筒、紡錘型のいずれの形状であってもよい。棒状であれば、適応できる素材の範囲を広めることができる。多角、角であれば、カラスのくちばしへのストレスを高めることができる。筒状であれば、スリットの加工量を減らすことができる。紡錘型であれば、折りたたむ際のチップ同士の接触を減らすことができる。
【0022】
チップ20の長手方向の寸法は、横側辺14と同じか、又は、横側辺14よりも少し短い寸法である。太さは、概ね10mm程度である。
チップ20には、長手方向に貫通したスリット30がある。スリット30で横側辺14を覆うことで、チップ20が横側辺14に固定される(図1(a)、(b))。
チップ20は、基本的に網目11の対向する二辺である2つの横側辺14に固定されるので、結果的に、すべての横側辺14にチップ20が設置されることになる(図1(a))。
【0023】
スリット30の深さは、チップ20の幅方向の長さの半分程度が適当である。スリット30の深さが浅いと、スリット30に挿入した横側辺14が外れやすくなってしまうし、スリット30の深さが深すぎると、スリット30を支える強度が低くなってしまうからである。
また、スリット30の奥側32の幅を、スリット30の入口側31の幅よりも広くすることによって、スリット30から横側辺14が脱落することを軽減することができる。
より詳しくは、図1(d)に示すように、スリット30の奥側32の幅寸法を、入口側31の幅寸法よりも20%程度広くし、入口側31の幅寸法を、横紐12の幅よりも若干狭くすることで、横側辺14を構成する横紐12が、奥側32に留まりやすく、入口側31を通りにくくすることができる。
【0024】
図4(a)に沿って、集積ゴミ用保護網1の製造過程を説明する。網10を、集積ゴミ用保護網1を使用する際の上方が上になるように、広げる。横紐12の方向である横側辺14に、順次、チップ20のスリット30を合わせて、スリット30で、横側辺14を咥え込むように、スリット30内に横側辺14を入れていく。スリット30の奥側32まで、横側辺14を押し込むことで、チップ20の網10への固定が、完了する。
チップ20は、横側辺14に対して、回転可能としてもいいし、横側辺14が奥側32部分で固着されても良い。
固着する方法としては、例えば、奥側32に、接着剤40を塗布する。横側辺14を奥側32に入れた際、接着剤40の効果によって、横側辺14とチップ20とを完全に一体化することができる。
【0025】
本実施例における作用効果について、図2に基づき説明する。
網10の網目11は25mm四方である。チップ20の太さは10mm程度である。チップ20は、集積ゴミ用保護網1を設置した際の網目11の上下方向の対向するニ辺である横側辺14に設けられている。
従って、網の上下方向の隙間は、25mmから10mmを減じて、15mmである。
カラスKが、大きくくちばしを開けて、網の中をついばもうとすると、上下方向に、チップ20をまたいで、くちばしを網の中に入れることになる。チップ20が無い場合は網の中のゴミと網紐を同時に咥え、ゴミを引っ張りだすことができる。しかし、チップ20がある場合、チップ20が10mmと太いことと、チップ20が網と異なり強い剛性を持つことにより、カラスKは、ゴミを引っ張りだすことができない(図2(a))。
また、カラスKが、小さくくちばしを開けて、網の中をついばもうとすると、剛性の高い2つのチップ20に上下から15mm間隔で挟まれてしまうので、くちばしを網の中で開けることができず、ゴミをついばむことができない(図2(b))。
尚、従来のような網10だけの場合には、横紐12と縦紐13が夫々1~3mmの太さであるため、網目11にくちばしを挿入した際に、カラスKの視界は遮られず、故にカラスKは、目視しながら網10の中をくちばしでついばもうとすることが可能であった。これに対し、本発明では、概ね10mm程度の太さを有するチップ20が網目11の対向辺に夫々装着されていることから、網目11を狭くすると同時に、該チップ20がカラスKの視界を遮ることとなり、故にカラスKは、ついばもうとする際に網10の中を目視することができなくなるため、この点からもゴミの啄みを防止する効果が期待できる。
【0026】
また、網目11の辺の大きさのチップ20を用いることで、網は、網目単位で折り曲げ可能とできるので、保護網を片付ける際、通常の網と同様に折りたたむことができる。
また、チップ20は、単純な棒状であるので、折りたたむ際の邪魔にならず、利用者の負担を増すことは無い。
【0027】
本実施例における別の作用効果について、図3に基づき説明する。
図3(a)は、カラスKが網目11にくちばしを挿入して網10の中のゴミ袋を破り、ゴミ袋Gの中のゴミをついばもうと企んでいる状態を示している。この状態から、カラスKが実際に網方向へくちばしを進行すると、くちばしがチップ20に当接して網10ごと押し込むこととなり、それと同時にチップ20が網10の中のゴミ袋Gを押し込むこととなる(図3(b))。すなわち、カラスKのくちばしの進行前と進行後とで、網10とゴミ袋Gとの距離は変わることなく、結局くちばしはゴミ袋Gに届かずに、ゴミを啄み出すことができない。
【0028】
より強固にカラス等の被害を防ぐために、網目11の四辺すべてにチップ20を付けても良い(図5)。
このような構成とすることで、例えば、カラスが、頭を傾け、くちばしを横に向けて、ゴミをついばもうとしても、チップ20の太さと剛性によって防ぐことができる。
【0029】
チップ20の形状の例について、図6に示す。(a)から(c)は、棒状、柱状などの棒状体21のチップ20の例であり、(d)から(f)は、筒状体22のチップ20の例である。
(a)は、円柱状であり、円柱の中心軸付近まで、スリット30を設けたものである。今回のチップ20の基本形である。
(b)は、スリット30の奥側32が入口側31よりも広い例であり、上記実施例で説明した例である。
(c)は、四角柱の場合である。円柱の場合に比べ、角が多くなるので、カラス等へのダメージが大きくなり、好適である。
(d)は、円筒状の場合である。スリット30と連絡した長手方向に貫通した中空部23を持つ。スリット30の深さは円筒の厚さ分でいいので、加工の手間を軽減することができる。
(e)は、円筒状において、スリット30の入口側31を広く、スリット30の奥側32を狭くした場合である。中空部23の径は、奥側の幅よりも大きい。中空部23が奥側よりも大きいので、網紐が中空部23内に安定して留まることができる。スリット30の入口側31を広く、スリット30の奥側32が狭いので、網紐をスリット内に入れることが容易になる。
(f)は、スリット30の端部付近を面取りしたものである。面取りした面であるC面33を設けることで、端部付近のスリット30の幅が広くなり、網紐を容易にスリット30内に入れることができる。
【0030】
以上のように、本発明の集積ゴミ用保護網によれば、一般的な保護網と同様の使用方法でありながら、複数のチップを、網目の四辺又は二辺に配置することにより、カラス等が保護網内の物をついばむことを防止し、ゴミの散乱の被害を防ぐことができ、環境衛生の向上に資するものである。
【産業上の利用可能性】
【0031】
本発明に係る集積ゴミ用保護網は、カラスをはじめ、あらゆる鳥獣からゴミの散乱被害を効果的に防ぐことが可能であり、衛生管理向上技術として産業上の利用可能性は大きいと解する。
【符号の説明】
【0032】
1 集積ゴミ用保護網
10 網
11 網目
12 横紐
13 縦紐
14 横側辺
15 縦側辺
20 チップ
21 棒状体
22 筒状体
23 中空部
30 スリット
31 入口側
32 奥側
33 C面
40 接着剤
K カラス
G ゴミ袋
【要約】
【課題】カラス等が保護網内のゴミをついばむことを防止し、ゴミの散乱の被害を防ぐことができ、環境衛生の向上を図ることが可能な集積ゴミ用保護網を提供する。
【解決手段】集積ゴミ用の保護網であって、網目の少なくとも対向する二辺に、網目の辺方向を長手方向とする棒状のチップを配置し、チップは、長手方向に貫通したスリットを持ち、スリットで辺を覆う手段を採用する。
【選択図】図1

図1
図2
図3
図4
図5
図6