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特許7535814磁気発光ダイオードダイ転送装置及び磁気発光ダイオードダイ転送方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-08
(45)【発行日】2024-08-19
(54)【発明の名称】磁気発光ダイオードダイ転送装置及び磁気発光ダイオードダイ転送方法
(51)【国際特許分類】
   H01L 33/48 20100101AFI20240809BHJP
   H01L 33/62 20100101ALI20240809BHJP
   H01L 21/673 20060101ALI20240809BHJP
   H01L 21/60 20060101ALI20240809BHJP
   H05K 1/18 20060101ALN20240809BHJP
【FI】
H01L33/48
H01L33/62
H01L21/68 U
H01L21/60 311T
H05K1/18 J
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2023078172
(22)【出願日】2023-05-10
(65)【公開番号】P2023168286
(43)【公開日】2023-11-24
【審査請求日】2023-05-10
(31)【優先権主張番号】111117614
(32)【優先日】2022-05-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(73)【特許権者】
【識別番号】517370630
【氏名又は名称】晶呈科技股▲分▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100102532
【弁理士】
【氏名又は名称】好宮 幹夫
(74)【代理人】
【識別番号】100194881
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 俊弘
(74)【代理人】
【識別番号】100215142
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 徹
(72)【発明者】
【氏名】劉 埃森
(72)【発明者】
【氏名】陳 筱儒
(72)【発明者】
【氏名】黄 乙川
(72)【発明者】
【氏名】馮 祥▲アン▼
【審査官】皆藤 彰吾
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2012/008253(WO,A1)
【文献】特開2014-090052(JP,A)
【文献】特開平09-120943(JP,A)
【文献】特開2004-022846(JP,A)
【文献】特開2019-114651(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 33/48
H01L 33/62
H01L 21/673
H01L 21/60
H05K 1/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の磁気発光ダイオードダイを転送するためのものであり、各前記磁気発光ダイオードダイは、磁性金属板を含み、磁性金属板はニッケル鉄合金層及び銅層等を含み、N極及びS極を含み、且つ高さ方向を有し、各前記N極及び各前記S極の配列方向は、前記高さ方向にほぼ垂直である磁気発光ダイオードダイ転送装置であって、
間隔を空けて配列され且つそれぞれ設置面を含む複数のダイ設置領域を含む基板と、
複数の磁性部材が、それぞれ、前記ダイ設置領域に位置合わせされ、且つ位置合わせN極及び位置合わせS極を含み、各前記位置合わせN極及び各前記位置合わせS極の配列方向が各前記設置面にほぼ平行であり、且つ一方の前記磁性部材の前記位置合わせN極が隣接する他方の前記磁性部材の前記位置合わせS極に対応し、
前記基板に結合される振動機構と、
を含み、
各前記磁気発光ダイオードダイの各前記N極及び各前記S極はそれぞれ、各前記磁気発光ダイオードダイを各前記ダイ設置領域に転送して位置合わせするように、各前記位置合わせS極及び各前記位置合わせN極に吸引されるために用いられ、少なくとも1つの前記磁気発光ダイオードダイが1つの前記ダイ設置領域に落ち、且つ前記少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイの前記N極が前記ダイ設置領域の前記磁性部材の前記位置合わせS極と位置合わせされていない場合、前記振動機構は、前記基板を振動させて、前記少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイを反転させ、且つ改めて位置合わせする磁気発光ダイオードダイ転送装置。
【請求項2】
各前記磁性部材は、磁石構造を有する請求項1に記載の磁気発光ダイオードダイ転送装置。
【請求項3】
各前記磁性部材は、電磁石構造を有する請求項1に記載の磁気発光ダイオードダイ転送装置。
【請求項4】
各前記磁性部材は、
前記基板の下に設けられるガラス板と、
前記ガラス板を貫通し、且つ互いに等間隔に配列される複数の第1の貫通孔と、
前記ガラス板を貫通し、且つ互いに等距離に配列され、前記複数の第1の貫通孔と交差して配列されるが同一線上にない複数の第2の貫通孔と、
各前記第1の貫通孔及び各前記第2の貫通孔に充填される複数の第1の導電部と、
前記ガラス板の表面に位置し、且つ各前記第1の貫通孔に位置する各前記第1の導電部と各前記第2の貫通孔に位置する各前記第1の導電部を接続する複数の第2の導電部と、
を含み、
前記複数の第1の導電部及び前記複数の第2の導電部は、螺旋状構造となるように接続される請求項3に記載の磁気発光ダイオードダイ転送装置。
【請求項5】
前記複数の磁性部材に電気的に接続され、各前記磁性部材をオンにして磁力を発生させたり、オフにして磁力を打ち消したりするためのコントローラを更に含む請求項3に記載の磁気発光ダイオードダイ転送装置。
【請求項6】
各前記磁気発光ダイオードダイの底面は、ほぼ正方形となる請求項1に記載の磁気発光ダイオードダイ転送装置。
【請求項7】
複数の磁気発光ダイオードダイを転送するためのものであり、各前記磁気発光ダイオードダイは、磁性金属板を含み、磁性金属板はニッケル鉄合金層及び銅層等を含み、N極及びS極を含み、且つ高さ方向を有し、各前記N極及び各前記S極の配列方向は、前記高さ方向にほぼ垂直である磁気発光ダイオードダイ転送方法であって、
複数のダイ設置領域を含む基板を供給する基板供給ステップと、
それぞれ前記ダイ設置領域に対応する複数の磁性部材を供給し、各前記磁性部材は、前記基板の内部又は前記基板の外部に間隔を空けて配列され、位置合わせN極及び位置合わせS極を含み、各前記位置合わせN極及び各前記位置合わせS極の配列方向は、前記ダイ設置領域の設置面にほぼ平行であり、且つ一方の前記磁性部材の前記位置合わせN極が隣接する他方の前記磁性部材の前記位置合わせS極に対応する磁性部材供給ステップと、
各前記磁気発光ダイオードダイの各前記N極及び各前記S極はそれぞれ、各前記磁気発光ダイオードダイを各前記ダイ設置領域に転送して位置合わせするように、各前記位置合わせS極及び各前記位置合わせN極に吸引されるために用いられる転送ステップと、
前記基板を振動させ、少なくとも1つの前記ダイ設置領域の前記磁性部材の極性と排他的である少なくとも1つの前記磁気発光ダイオードダイを反転させて、前記少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイを改めて位置合わせする振動ステップと、
を含む磁気発光ダイオードダイ転送方法。
【請求項8】
前記基板供給ステップにおいて、前記基板は、ガラス材料で製造され、且つ
前記基板に複数の貫通孔を形成する工程と、
前記基板にそれぞれ前記複数の貫通孔と連通する複数の金属設置領域を形成するように、前記基板にフォトレジスト塗布、露光及びエッチングを行う工程と、
各前記ダイ設置領域を形成するように、各前記金属設置領域及び各前記貫通孔に金属材料を充填する工程と、
を含む請求項7に記載の磁気発光ダイオードダイ転送方法。
【請求項9】
前記複数の磁気発光ダイオードダイのうちの一部は、第1の色の光を発し、他の一部は第2の色の光を発し、且つ別の一部は第3の色の光を発し、前記転送ステップにおいて、まず前記複数の磁性部材のうちの一部をオンにして磁力を発生させ、第1の色の光を発する前記一部の前記複数の磁気発光ダイオードダイが吸引されて位置合わせされ、次に、前記複数の磁性部材のうちの前記一部をオンにしたまま、且つ前記複数の磁性部材のうちの他の一部をオンにして磁力を発生させ、第2の色の光を発する前記他の一部の前記複数の磁気発光ダイオードダイが吸引されて位置合わせされ、最後に、全ての前記複数の磁性部材をオンにし、且つ第3の色の光を発する前記別の一部の前記複数の磁気発光ダイオードダイが吸引されて位置合わせされる請求項7に記載の磁気発光ダイオードダイ転送方法。
【請求項10】
各前記ダイ設置領域は、溝構造を有し、且つ収容空間を有し、且つ前記振動ステップにおいて、前記基板を上下に振動させて、前記少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイが前記収容空間から離脱して再び前記収容空間に落ちるようにする請求項7に記載の磁気発光ダイオードダイ転送方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、転送装置及び転送方法に関し、特に、磁気発光ダイオードダイ転送装置及び磁気発光ダイオードダイ転送方法に関する。
【背景技術】
【0002】
発光ダイオード(Light Emitting Diode;LED)ダイは、消費電力が低く、発光効率が高く、耐用年数が長いという利点があるため、様々な分野に広く適用されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
LEDディスプレイなどの一部の分野では、基板上に複数の発光ダイオードダイを設置する必要があり、従来の表面実装技術を使用すると、一度に転送できる発光ダイオードダイは1つだけであり、操作工数が長過ぎて、大量転送のニーズを満たすことができない。
【0004】
これに鑑み、大量転送が可能な磁気発光ダイオードダイ転送装置及び磁気発光ダイオードダイ転送方法の開発は、当業者が求める目標となっている。
【0005】
上記課題を解決するために、本発明は、磁気発光ダイオードダイを効率よく大量に転送できる磁気発光ダイオードダイ転送装置及び磁気発光ダイオードダイ転送方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態によれば、複数の磁気発光ダイオードダイを転送するためのものであり、各磁気発光ダイオードダイは、N極及びS極を含み、且つ高さ方向を有し、各N極及び各S極の配列方向は、高さ方向にほぼ垂直である磁気発光ダイオードダイ転送装置は、間隔を空けて配列され且つそれぞれ設置面を含む複数のダイ設置領域を含む基板と、それぞれ、ダイ設置領域に位置合わせされ、且つ位置合わせN極及び位置合わせS極を含み、各位置合わせN極及び各位置合わせS極の配列方向が各設置面にほぼ平行であり、且つ一方の磁性部材の位置合わせN極が隣接する他方の磁性部材の位置合わせS極に対応する複数の磁性部材と、基板に結合される振動機構と、を含み、各磁気発光ダイオードダイの各N極及びS極はそれぞれ、各磁気発光ダイオードダイを各ダイ設置領域に転送して位置合わせするように、各位置合わせS極及び各位置合わせN極に吸引されるために用いられ、少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイが1つのダイ設置領域に落ち、且つ前述の少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイのN極が前述のダイ設置領域の磁性部材の位置合わせS極と位置合わせされていない場合、振動機構は、基板を振動させて、前述の少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイを反転させ、且つ改めて位置合わせする磁気発光ダイオードダイ転送装置を提供する。
【0007】
これによって、磁性部材の位置合わせN極と位置合わせS極の配列方向の関係に基づき、異方性引力の原理によって磁気発光ダイオードダイを確実に吸引することで転送して位置合わせすることができ、一度に大量転送の効果を達成することができる。そして、振動機構で基板を振動させて、位置合わせされていない磁気発光ダイオードダイを反転させて、再び位置合わせすることができ、使用しやすいだけでなく、位置合わせの効率を向上させることができる。
【0008】
前述の実施形態の磁気発光ダイオードダイ転送装置によれば、各磁性部材は、磁石構造を有してよい。
【0009】
前述の実施形態の磁気発光ダイオードダイ転送装置によれば、各磁性部材は、電磁石構造を有してよい。
【0010】
前述の実施形態の磁気発光ダイオードダイ転送装置によれば、各磁性部材は、基板の下に設けられるガラス板と、ガラス板を貫通し、且つ互いに等間隔に配列される複数の第1の貫通孔と、ガラス板を貫通し、且つ互いに等距離に配列され、前述の複数の第1の貫通孔と交差して配列されるが同一線上にない複数の第2の貫通孔と、各第1の貫通孔及び各第2の貫通孔に充填される複数の第1の導電部と、ガラス板の表面に位置し、且つ各第1の貫通孔に位置する各第1の導電部と各第2の貫通孔に位置する各第1の導電部を接続する複数の第2の導電部と、を含んでよい。前述の複数の第1の導電部及び前述の複数の第2の導電部は、螺旋状構造となるように接続される。
【0011】
前述の実施形態による磁気発光ダイオードダイ転送装置によれば、前述の複数の磁性部材に電気的に接続され、各磁性部材をオンにして磁力を発生させたり、オフにして磁力を打ち消したりするためのコントローラを更に含んでよい。
【0012】
前述の実施形態の磁気発光ダイオードダイ転送装置によれば、各磁気発光ダイオードダイの底面は、ほぼ正方形となってよい。
【0013】
本発明の一実施形態によれば、複数の磁気発光ダイオードダイを転送するためのものであり、各磁気発光ダイオードダイは、N極及びS極を含み、且つ高さ方向を有し、各N極及び各S極の配列方向は、高さ方向にほぼ垂直である磁気発光ダイオードダイ転送方法は、複数のダイ設置領域を含む基板を供給する基板供給ステップと、それぞれ前述のダイ設置領域に対応する複数の磁性部材を供給し、各磁性部材は、基板の内部又は基板の外部に間隔を空けて配列され、位置合わせN極及び位置合わせS極を含み、各位置合わせN極及び各位置合わせS極の配列方向は、設置面にほぼ平行であり、且つ一方の磁性部材の位置合わせN極が隣接する他方の磁性部材の位置合わせS極に対応する磁性部材供給ステップと、各磁気発光ダイオードダイの各N極及び各S極はそれぞれ、各磁気発光ダイオードダイを各ダイ設置領域に転送して位置合わせするように、各位置合わせS極及び各位置合わせN極に吸引されるために用いられる転送ステップと、基板を振動させ、少なくとも1つのダイ設置領域の磁性部材の極性と排他的である少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイを反転させて、前述の少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイを改めて位置合わせする振動ステップと、を含む磁気発光ダイオードダイ転送方法を提供する。
【0014】
前述の実施形態の磁気発光ダイオードダイ転送方法によれば、基板供給ステップにおいて、基板は、ガラス材料で製造されてもよく、且つ、基板に複数の貫通孔を形成する工程と、基板にそれぞれ前述の複数の貫通孔と連通する複数の金属設置領域を形成するように、基板にフォトレジスト塗布、露光及びエッチングを行う工程と、各ダイ設置領域を形成するように、各金属設置領域及び各貫通孔に金属材料を充填する工程と、を含む。
【0015】
前述の実施形態の磁気発光ダイオードダイ転送方法によれば、前述の複数の磁気発光ダイオードダイのうちの一部は、第1の色の光を発し、他の一部は第2の色の光を発し、且つ別の一部は第3の色の光を発してよく、転送ステップにおいて、まず前述の複数の磁性部材のうちの一部をオンにして磁力を発生させ、第1の色の光を発する一部の前述の複数の磁気発光ダイオードダイが吸引されて位置合わせされ、次に、前述の複数の磁性部材のうちの前述の一部をオンにしたまま、且つ前述の複数の磁性部材のうちの他の一部をオンにして磁力を発生させ、第2の色の光を発する前述の他の一部の前述の複数の磁気発光ダイオードダイが吸引されて位置合わせされ、最後に、全ての前述の複数の磁性部材をオンにし、且つ第3の色の光を発する前述の別の一部の前述の複数の磁気発光ダイオードダイが吸引されて位置合わせされる。
【0016】
前述の実施形態の磁気発光ダイオードダイ転送方法によれば、各ダイ設置領域は、溝構造を有し、且つ収容空間を有し、且つ振動ステップにおいて、基板を上下に振動させて、前述の少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイが収容空間から離脱して再び収容空間に落ちるようにする。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の第1の実施例による磁気発光ダイオードダイ転送装置及び磁気発光ダイオードダイを示す概略図である。
図2】本発明の第2の実施例による磁気発光ダイオードダイ転送装置及び磁気発光ダイオードダイを示す概略図である。
図3】本発明の第3の実施例による磁気発光ダイオードダイ転送装置及び磁気発光ダイオードダイの一部を示す側面断面概略図である。
図4図3の第3の実施例における磁気発光ダイオードダイ転送装置の磁性部材を示す平面概略図である。
図5】本発明の第4の実施例による磁気発光ダイオードダイ転送装置及び磁気発光ダイオードダイを示す平面概略図である。
図6】本発明の第4の実施例による磁気発光ダイオードダイ転送装置の基板を示す形成図である。
図7】本発明の第5の実施例による磁気発光ダイオードダイ転送方法を示すブロックフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。明らかに説明するために、多くの実務上の細部を下記叙述で合わせて説明する。しかしながら、理解すべきなのは、これらの実際的な細部は本発明を制限するためのものではない。即ち、本発明の一部の実施例において、これらの実務上の細部は、必要ではない。また、図面を簡略化するために、ある従来慣用の構造及び要素は、図面において簡単で模式的に示され、且つ重複する要素は、同じ番号又は類似する番号で示される可能性がある。
【0019】
また、本明細書における第1の、第2の、第3の等の用語は、異なる要素又は成分を説明するためのものに過ぎず、要素/成分自体を制限するものではなく、よって、第1の要素/成分は、第2の要素/成分と読み替えてもよい。また、本明細書における要素/成分/機構/モジュールの組み合わせは、この分野における一般的な周知、通常又は既知の組み合わせではなく、要素/成分/機構/モジュール自体が既知であるか否かによって、その組み合わせ関係が当業者にとって容易に完成され得るか否かを判定することができない。
【0020】
図1を参照し、ここで図1は、本発明の第1の実施例による磁気発光ダイオードダイ転送装置100及び磁気発光ダイオードダイL1を示す概略図である。本発明の一実施形態によれば、複数の磁気発光ダイオードダイ転送装置L1を転送するための磁気発光ダイオードダイ転送装置100を提供し、各磁気発光ダイオードダイL1は、N極L11及びS極L12を含み、且つ高さ方向を有し、各N極L11及び各S極L12の配列方向は、高さ方向にほぼ垂直であり、磁気発光ダイオードダイ転送装置100は、基板110、複数の磁性部材120、及び振動機構130を含む。基板110は、複数のダイ設置領域111を含み、前述の複数のダイ設置領域111は、間隔を空けて配列され、且つ各ダイ設置領域111は、設置面1111を含む。各磁性部材120は、各ダイ設置領域111に位置合わせされ、且つ位置合わせN極121及び位置合わせS極122を含み、各位置合わせN極121及び各位置合わせS極122の配列方向が各設置面1111にほぼ平行であり、且つ一方の磁性部材120の位置合わせN極121が隣接する他方の磁性部材120の位置合わせS極122に対応する。振動機構130は、基板110に結合されている。ここで、各磁気発光ダイオードダイL1の各N極L11及び各S極L12はそれぞれ、各磁気発光ダイオードダイL1を各ダイ設置領域111に転送して位置合わせするように、各位置合わせS極122及び各位置合わせN極121に吸引されるために用いられ、少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイL1がダイ設置領域111に落ち、且つ前述の少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイL1のN極L11が、前述のダイ設置領域111の磁性部材120の位置合わせS極122と位置合わせされていない場合、振動機構130は、基板110を振動させて、前述の少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイL1を反転させ、且つ改めて位置合わせする。
【0021】
これによって、磁性部材120の位置合わせN極121と位置合わせS極122の配列方向の関係に基づき、異方性引力の原理によって磁気発光ダイオードダイL1を確実に吸引することで転送し位置合わせすることができ、一度に大量転送の効果を達成することができる。また、振動機構130で基板110を振動させて、位置合わせされていない磁気発光ダイオードダイL1を反転させて、再び位置合わせすることができ、使用しやすいだけでなく、位置合わせの効率を向上させることができる。以下、磁気発光ダイオードダイ転送装置100の詳細について説明する。
【0022】
磁気発光ダイオードダイL1は、エピタキシャル層及び磁性金属板を含むことができ、エピタキシャル層は、磁性金属板に設置され、磁性金属板は、ニッケル鉄合金層及び銅層等を含むことができ、高熱伝導係数、低熱膨張係数及び初透磁率を有し、且つ微弱な磁性を有し、磁性方向が水平である。
【0023】
基板110は、透明基板又は絶縁基板であってもよく、ダイ設置領域111は、溝構造を有してもよく、溝構造の底面は設置面1111として形成され、且つ各ダイ設置領域111の間に間隔領域112を隔てることができる。図1の第1の実施例において、各磁性部材120は、基板110内に埋設されることができる磁石構造を有してもよく、他の実施例において、各磁性部材は、基板の外部に設置されてもよいが、これに制限されない。
【0024】
各磁性部材120は水平に配列され、磁性部材120は磁力を発生させ、各設置面1111の上方と下方の磁力線の接線方向はそれぞれD11とD12であり、各間隔領域112の上方及び下方にも磁力線の接線方向D21とD22が形成される。図1に示すように、磁力線の接線方向D11は、磁力線の接線方向D21と逆であり、且つ互いに排他的であり、これにより磁気発光ダイオードダイL1を分離することができる。換言すれば、磁気発光ダイオードダイL1の磁性が水平であるため、水平吸引接続という障害が発生し、即ち、磁気発光ダイオードダイL1は、互いに接続しやすく分離しにくい。ダイ設置領域111の磁力線の接線方向D11と間隔領域112の磁力線の接線方向D21を逆に配置することで、磁気発光ダイオードダイL1が転移される際に接続された磁気発光ダイオードダイL1から分離するのに役に立つことができる。
【0025】
振動機構130は、振動ロッド構造を有してもよく、振動機構130内にモータ及び偏心ブロック等の部品を設置して振動を引き起こすことができ、これにより基板110を振動させることができる。他の実施例において、基板は、ロボットアームに接続され、且つロボットアームにより基板を振動することができるが、本発明はこれに制限されない。磁気発光ダイオードダイL1を転移する過程において、一部の磁気発光ダイオードダイL1が、ダイ設置領域111に落ちた時に反転される可能性があり、即ち、磁気発光ダイオードダイL1のS極L12が磁性部材120の位置合わせS極122と位置合わせされ、このような排他的関係により、磁気発光ダイオードダイL1が磁性部材120によって吸着固定されず、依然として可動状態にある。この場合、振動機構130で基板110を上下に振動させると、これらの可動な磁気発光ダイオードダイL1は、跳ね上げられ、反転され、且つ改めて位置合わせされる。方向が正確で、且つ磁性部材120に吸着固定された磁気発光ダイオードダイL1は、影響を受けず、依然として固定されたままである。
【0026】
また、各磁気発光ダイオードダイL1の底面は、ほぼ正方形となることができる。即ち、磁気発光ダイオードダイL1の底面の長さと幅は同じであるため、ダイ設置領域111は、磁気発光ダイオードダイL1に対応するよう、長さと幅が等しい設置面1111を有することができ、このように、磁気発光ダイオードダイL1は、ダイ設置領域111に落ちやすい。
【0027】
図2を参照し、ここで図2は、本発明の第2の実施例による磁気発光ダイオードダイ転送装置200及び磁気発光ダイオードダイL1を示す概略図である。図2における第2の実施例の磁気発光ダイオードダイ転送装置200は、図1における第1の実施例の磁気発光ダイオードダイ転送装置100と類似するが、磁性部材220は、基板210から独立しており、電磁石構造を有してよい。図2に示すように、磁性部材220は、コイルを巻いて通電することができ、これにより位置合わせN極221及び位置合わせS極222を形成することができ、位置合わせN極221及び位置合わせS極222は、水平に配列され、磁気発光ダイオードダイL1のN極L11及びS極L12の配列方向と同じであり、これにより吸着位置合わせの効果を達成する。磁性部材220の磁力の大きさは、電流の大きさ又はコイルの巻数の多少によって決めることができ、且つ磁極方向は、電流方向によって変更することができ、これは配置しやすいという利点を更に有する。
【0028】
図3及び図4を参照し、ここで図3は、本発明の第3の実施例による磁気発光ダイオードダイ転送装置300及び磁気発光ダイオードダイL1の一部を示す側面断面概略図であり、図4は、図3における第3の実施例の磁気発光ダイオードダイ転送装置300の磁性部材320を示す上面概略図である。磁気発光ダイオードダイ転送装置300において、磁性部材320も電磁石構造を有し、且つ各磁性部材320は、ガラス板323、複数の第1の貫通孔324、複数の第2の貫通孔325、複数の第1の導電部326、及び複数の第2の導電部327を含む。ガラス板323は、基板310の下に設置され、前述の複数の第1の貫通孔324は、ガラス板323を貫通し、且つ互いに等間隔に配列される。前述の複数の第2の貫通孔325は、ガラス板323を貫通し、且つ互いに等距離に配列され、前述の複数の第2の貫通孔325は、前述の複数の第1の貫通孔324と交差して配列されるが同一線上にない。前述の複数の第1の導電部326は、各第1の貫通孔324及び各第2の貫通孔325に充填される。前述の複数の第2の導電部327は、ガラス板323の表面に位置し、且つ各第2の導電部327は、各第1の貫通孔324に位置する各第1の導電部326と各第2の貫通孔325に位置する各第1の導電部326を接続する。ここで、前述の複数の第1の導電部326及び前述の複数の第2の導電部327は、螺旋状構造となるように接続される。この場合、位置合わせN極321及び位置合わせS極322は水平に配列され、磁気発光ダイオードダイL1のN極L11及びS極L12の配列方向と同じであり、吸着位置合わせの効果を達成する。
【0029】
具体的には、図3及び図4に示すように、ガラス板323は、例えば3つの第1の貫通孔324及び3つの第2の貫通孔325を含むことができ、3つの第1の貫通孔324は、水平方向に沿って一列に配列され、3つの第2の貫通孔325は、水平方向に沿ってもう一列に配列され、且つ各第1の貫通孔324と各第2の貫通孔325は、垂直方向において同一線上にない。第1の導電部326及び第2の導電部327は、例えば銅であってもよく、即ち、第1の導電部326は、第1の貫通孔324及び第2の貫通孔325に設置された後、導電孔(VIA)構造を形成し、第2の導電部327は、ガラス板323の上面及び下面に設置され、最後に螺旋状のコイル構造を形成することができ、通電すると位置合わせS極322及び位置合わせN極321を形成することができる。第3の実施例において、ガラス板323は、磁性部材320の短絡を防止する効果を更に有することができる。特に注意すべきなのは、図3及び図4に示した第1の導電部326及び第2の導電部327が形成したコイルの巻数は3つであるが、磁力線のニーズに応じてコイルの巻数を変更することができ、図面に制限されない。
【0030】
図5及び図6を参照し、ここで図5は、本発明の第4の実施例による磁気発光ダイオードダイ転送装置400及び磁気発光ダイオードダイL1、L2、L3を示す上面概略図であり、図6は、本発明による第4の実施例の磁気発光ダイオードダイ転送装置400の基板410を示す形成図である。磁気発光ダイオードダイ転送装置400の基板410は、複数のダイ設置領域411、412、413を含むことができ、ダイ設置領域411、412、413はそれぞれ、磁気発光ダイオードダイL1、L2、L3を設置するために用いられ、且つ磁気発光ダイオードダイL1は、赤色光等の第1の色の光を発することができ、磁気発光ダイオードダイL2は、緑色光等の第2の色の光を発することができ、磁気発光ダイオードダイL3は、青色光等の第3の色の光を発することができる。
【0031】
図5及び図6に示すように、基板410に、まず複数の貫通孔415を形成しており、基板410にフォトレジストR1を塗布し、更に、前述の複数の貫通孔415と連通するために、露光及びエッチングにより複数の金属設置領域416を形成することができる。このように各金属設置領域416及び各貫通孔415に金属材料M1を充填すれば、ダイ設置領域411、412、413を形成することができる。他の実施例において、基板は他の方式で形成されてもよく、これに制限されない。
【0032】
再び図5を参照し、各ダイ設置領域411、412、413は、磁性部材(第4の実施例に図示されていない)に対応することができ、磁気発光ダイオードダイ転送装置400は、磁性部材に電気的に接続されるコントローラ440を更に含み、コントローラ440は、各磁性部材をオンにして磁力を発生させたり、オフにして磁力を打ち消したりするために用いられる。換言すれば、磁性部材は、電磁石構造を有するため、通電をオンにすることで磁力を発生させることができ、通電をしない時、磁性部材は、磁力がないため、コントローラ440によって各磁性部材を制御することができ、必要なダイ設置領域411、412、413を選択することで必要な磁気発光ダイオードダイL1、L2、L3を設置する。
【0033】
例えば、まず全てのダイ設置領域411に対応する磁性部材をオンにして、大量の磁気発光ダイオードダイL1を取り、磁気発光ダイオードダイL1をダイ設置領域411に転送して吸着させ、次に、全てのダイ設置領域411、412に対応する磁性部材をオンにして、大量の磁気発光ダイオードダイL2を取り、磁気発光ダイオードダイL2をダイ設置領域412に転送して吸着させ、最後に、全てのダイ設置領域411、412、413に対応する磁性部材をオンにして、大量の磁気発光ダイオードダイL3を取り、磁気発光ダイオードダイL3をダイ設置領域413に転送して吸着させることができ、上記開示を含むが、これに制限されない。
【0034】
図1と共に図7を参照し、ここで図7は、本発明の第5の実施例による磁気発光ダイオードダイ転送方法500を示すブロックフローチャートであり、以下、図1の磁気発光ダイオードダイ転送装置100を参照し、磁気発光ダイオードダイ転送方法500の詳細を説明する。磁気発光ダイオードダイの転送方法500は、複数の磁気発光ダイオードダイL1を転送するために用いられ、各磁気発光ダイオードダイL1は、N極L11及びS極L12を含み、且つ高さ方向を有し、各N極L11及び各S極L12の配列方向は、高さ方向にほぼ垂直であり、磁気発光ダイオードダイ転送方法500は、基板供給ステップ510、磁性部材供給ステップ520、転送ステップ530、及び振動ステップ540を含む。
【0035】
基板供給ステップ510において、複数のダイ設置領域を含む基板110を供給する。
【0036】
磁性部材供給ステップ520において、それぞれ前述の複数のダイ設置領域111に対応する複数の磁性部材120を供給し、各磁性部材120は、基板110内に間隔を空けて配列され、位置合わせN極121及び位置合わせS極122を含み、各位置合わせN極121及び各位置合わせS極122の配列方向は、各設置面1111にほぼ平行であり、且つ磁性部材120の位置合わせN極121は、隣接する他の磁性部材120の位置合わせS極122に対応する。
【0037】
転送ステップ530において、各磁気発光ダイオードダイL1の各N極L11及び各S極L12はそれぞれ、各磁気発光ダイオードダイL1を各ダイ設置領域111に転送して位置合わせするように、各位置合わせS極122及び各位置合わせN極121に吸引されるために用いられる。
【0038】
振動ステップ540において、基板110を振動させ、少なくとも1つのダイ設置領域111の磁性部材の120極性と排他的である少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイL1を反転させて、前述の少なくとも1つの磁気発光ダイオードダイL1を改めて位置合わせする。
【0039】
具体的には、基板供給ステップ510において、ダイ設置領域111は、間隔を空けて配列され、且つ溝構造を有し、収容空間を有する。磁性部材供給ステップ520において、磁性部材120は、磁石構造を有することができ、且つ基板110を製造する際に基板110内に埋設されることができ、且つ各ダイ設置領域111の設置面1111に対応する。又は、図2の第2の実施例のように、磁性部材220は、電磁石構造を有し、且つ基板210から独立するようにしてもよい。
【0040】
転送ステップ530において、大量の磁気発光ダイオードダイL1を供給することができ、初期状態において、各磁気発光ダイオードダイL1は、磁性部材120の磁力で吸着されずに互いに接続されて且つ自由に移動可能な状態にある可能性がある。転送ステップ530において、各磁気発光ダイオードダイL1は、磁性部材120の磁力で吸着され、各ダイ設置領域111の収容空間に落ち、且つ磁力により自由に移動することができない。各磁気発光ダイオードダイL1が、方向が逆にするように各ダイ設置領域111の収容空間に落ちた場合、このときの磁気発光ダイオードダイL1の磁力と磁性部材120の磁力が互いに排他的であり、よって、振動ステップ540において、基板110を上下に振動させることができ、このように、方向が逆である磁気発光ダイオードダイL1が収容空間から離脱した後に再び収容空間に落ちるようにすることができ、振動に加えて、磁力が逆であるため、磁気発光ダイオードダイL1を反転させることができ、ひいては改めて位置合わせすることができる。
【0041】
図5図7に示すように、基板410は、ガラス材料で製造することができ、基板供給ステップ510は、基板410に複数の貫通孔415を形成する工程と、基板410にそれぞれ前述の複数の貫通孔415と連通する複数の金属設置領域416を形成するように、基板にフォトレジストR1塗布、露光及びエッチングを行う工程と、各ダイ設置領域411、412、413を形成するように、各金属設置領域416及び各貫通孔415に金属材料M1を充填する工程とを含むことができる。
【0042】
磁気発光ダイオードダイL1、L2、L3は異なる色の光を発することができ、ここで、磁気発光ダイオードダイL1は第1の色の光を発し、磁気発光ダイオードダイL2は第2の色の光を発し、且つ磁気発光ダイオードダイL3は第3の色の光を発する。したがって、転送ステップ530において、まず磁性部材の一部をオンにし、即ち、ダイ設置領域411に対応する磁性部材を通電させて、磁力を発生させて第1の色の光を発する磁気発光ダイオードダイL1が吸引されて位置合わせされ、次に、前述の複数の磁性部材のうちの前述の一部をオンにしたまま、且つ前述の複数の磁性部材のうちの他の一部をオンにし、即ち、ダイ設置領域411、412に対応する磁性部材を通電させ、磁力を発生させて第2の色の光を発する磁気発光ダイオードダイL2が吸引されて位置合わせされ、最後に、全ての前述の複数の磁性部材をオンにし、即ち、全てのダイ設置領域411、412、413に対応する磁性部材を通電させ、且つ第3の色の光を発する磁気発光ダイオードダイL3が吸引されて位置合わせされることができる。このように、異なるダイ設置領域411、412、413に、異なる色の光の磁気発光ダイオードダイL1、L2、L3を設置することができる。ここで特に注意すべきなのは、磁気発光ダイオードダイL1を設置する際に、位置合わせされていないものがあれば、全ての磁気発光ダイオードダイL1の設置が完了するまで、振動ステップ540を行うことができ、次に第2の色の光の磁気発光ダイオードダイL2を行い、且つ同様に振動ステップ540と組み合わせることができ、詳細については説明を省略する。
【0043】
本発明は、実施例に基づいて以上のように開示されたが、その実施例は本発明を制限するものではなく、当業者であれば、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な変更及び修正を行うことができ、よって、本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲に定義されたものを基準とする。
【符号の説明】
【0044】
100、200、300、400 磁気発光ダイオードダイ転送装置
110、210、310、410 基板
111、411、412、413 ダイ設置領域
1111 設置面
112 間隔領域
120、220、320 磁性部材
121、221、321 位置合わせN極
122、222、322 位置合わせS極
130 振動機構
323 ガラス板
324 第1の貫通孔
325 第2の貫通孔
326 第1の導電部
327 第2の導電部
415 貫通孔
416 金属設置領域
440 コントローラ
500 磁気発光ダイオードダイ転送方法
510 基板供給ステップ
520 磁性部材供給ステップ
530 転送ステップ
540 振動ステップ
D11、D12、D21、D22 磁力線の接線方向
L1、L2、L3 磁気発光ダイオードダイ
L11 N極
L12 S極
M1 金属材料
R1 フォトレジスト
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7