(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-08
(45)【発行日】2024-08-19
(54)【発明の名称】アプリケーションインターフェースの切り替え方法及び装置、端末並びに記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0481 20220101AFI20240809BHJP
G06F 3/14 20060101ALI20240809BHJP
【FI】
G06F3/0481
G06F3/14 350B
(21)【出願番号】P 2023503197
(86)(22)【出願日】2021-06-03
(86)【国際出願番号】 CN2021098160
(87)【国際公開番号】W WO2022017013
(87)【国際公開日】2022-01-27
【審査請求日】2023-01-17
(31)【優先権主張番号】202010719533.0
(32)【優先日】2020-07-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【氏名又は名称】出口 智也
(72)【発明者】
【氏名】モー、ポーユイ
【審査官】塚田 肇
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第109445572(CN,A)
【文献】特開2008-217130(JP,A)
【文献】特開2002-175141(JP,A)
【文献】特開平04-333917(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01,3/048-3/04895
G06F 3/14-3/153
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に適用される、表示モードの切り替え方法であって、
第一の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第二のアプリケーションインターフェースを表示することと、
前記第一のアプリケーションインターフェースに対する切り替え操作を受信することであって、前記切り替え操作はアプリケーションインターフェースの表示モードの切り替えをトリガーするために用いられる、受信することと、
前記切り替え操作に応答して、前記第一の表示モードで前記第二のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ前記第二の表示モードで前記第一のアプリケーションインターフェースを表示することと、を含み、
前記第一の表示モードで表示されたアプリケーションインターフェースのサイズは、前記第二の表示モードで表示されたアプリケーションインターフェースのサイズより小さ
く、
前記第二のアプリケーションインターフェースは少なくとも2つの第二のアプリケーションインターフェースを含み、前記切り替え操作に応答して、前記第一の表示モードで前記第二のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ前記第二の表示モードで前記第一のアプリケーションインターフェースを表示することは、
前記少なくとも2つの第二のアプリケーションインターフェースから目標アプリケーションインターフェースを確定することと、
前記切り替え操作に応答して、前記第一の表示モードで前記目標アプリケーションインターフェースを表示し、且つ前記第二の表示モードで前記第一のアプリケーションインターフェースを表示することと、を含む、
ことを特徴とするアプリケーションインターフェースの切り替え方法。
【請求項2】
前記第一の表示モードは第一のフローティングウィンドウ表示であり、前記第二の表示モードは、全画面表示、第二のフローティングウィンドウ表示、及び画面分割表示のうちの少なくとも1つを含み、
第一のフローティングウィンドウ表示では、アプリケーションインターフェースが第一タイプのフローティングウィンドウに表示され、第二のフローティングウィンドウ表示では、アプリケーションインターフェースが第二タイプのフローティングウィンドウに表示され、第一タイプのフローティングウィンドウのサイズは、第二タイプのフローティングウィンドウのサイズより小さい、
ことを特徴とする請求項
1に記載の表示モードの切り替え方法。
【請求項3】
前記第二の表示モードは、前記第二のフローティングウィンドウ表示であり、
前記少なくとも2つの第二のアプリケーションインターフェースから前記目標アプリケーションインターフェースを確定することは、
前記第二タイプのフローティングウィンドウの各々におけるアプリケーションの最新使用時刻を取得し、現在時刻に最も近い前記最新使用時刻に対応する第二タイプのフローティングウィンドウを、目標の第二タイプのフローティングウィンドウとして確定し、前記目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示された前記第二のアプリケーションインターフェースを、前記目標アプリケーションインターフェースとして確定すること、又は、
第二タイプのフローティングウィンドウにそれぞれ対応する切り替えオプションを少なくとも2つ表示し、少なくとも2つの前記切り替えオプションから目標切り替えオプションを選択する操作に応答して、前記目標切り替えオプションに対応する前記第二タイプのフローティングウィンドウを、目標の第二タイプのフローティングウィンドウとして確定し、前記目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示された前記第二のアプリケーションインターフェースを、前記目標アプリケーションインターフェースとして確定すること、を含み、
前記第一の表示モードで前記第二のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ前記第二の表示モードで前記第一のアプリケーションインターフェースを表示することは、
前記第一のアプリケーションインターフェースを前記目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示し、且つ前記目標アプリケーションインターフェースを前記第一タイプのフローティングウィンドウに表示すること、を含む、
ことを特徴とする請求項
2に記載の表示モードの切り替え方法。
【請求項4】
前記第二の表示モードは、前記全画面表示及び前記第二のフローティングウィンドウ表示を含み、
前記少なくとも2つの第二のアプリケーションインターフェースから前記目標アプリケーションインターフェースを確定することは、
全画面表示された前記第二のアプリケーションインターフェースを、前記目標アプリケーションインターフェースとして確定すること、又は、
第二のアプリケーションインターフェースにそれぞれ対応する切り替えオプションを少なくとも2つ表示し、少なくとも2つの前記切り替えオプションから目標切り替えオプションを選択する操作に応答して、前記目標切り替えオプションに対応する前記第二のアプリケーションインターフェースを、前記目標アプリケーションインターフェースとして確定すること、を含み、
前記第一の表示モードで前記目標アプリケーションインターフェースを表示し、且つ前記第二の表示モードで前記第一のアプリケーションインターフェースを表示することは、 前記目標アプリケーションインターフェースが全画面表示された前記第二のアプリケーションインターフェースであることに応答して、前記第一のアプリケーションインターフェースを全画面表示し、且つ前記目標アプリケーションインターフェースを前記第一タイプのフローティングウィンドウに表示することと、
前記目標アプリケーションインターフェースが前記第二のフローティングウィンドウ
表示で表示された前記第二のアプリケーションインターフェースであることに応答して、前記第一のアプリケーションインターフェースを前記第二タイプのフローティングウィンドウに表示し、且つ前記目標アプリケーションインターフェースを前記第一タイプのフローティングウィンドウに表示することと、を含む、
ことを特徴とする請求項
2に記載の表示モードの切り替え方法。
【請求項5】
前記第二の表示モードは前記画面分割表示であり、
前記少なくとも2つの第二のアプリケーションインターフェースから前記目標アプリケーションインターフェースを確定することは、
前記第一タイプのフローティングウィンドウが位置する目標の分割画面領域を確定し、前記目標の分割画面領域に位置する前記第二のアプリケーションインターフェースを、前記目標アプリケーションインターフェースとして確定すること、又は、
第二のアプリケーションインターフェースにそれぞれ対応する切り替えオプションを少なくとも2つ表示し、少なくとも2つの前記切り替えオプションから目標切り替えオプションを選択する操作に応答して、前記目標切り替えオプションに対応する前記第二のアプリケーションインターフェースを、前記目標アプリケーションインターフェースとして確定すること、を含み、
前記第一の表示モードで前記第二のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ前記第二の表示モードで前記第一のアプリケーションインターフェースを表示することは、
前記第一のアプリケーションインターフェースを、前記目標アプリケーションインターフェースに対応する分割画面領域に表示し、且つ前記目標アプリケーションインターフェースを、前記第一タイプのフローティングウィンドウに表示すること、を含む、
ことを特徴とする請求項
2に記載の表示モードの切り替え方法。
【請求項6】
前記第一の表示モードで前記目標アプリケーションインターフェースを表示し、且つ前記第二の表示モードで前記第一のアプリケーションインターフェースを表示することの後、前記表示モードの切り替え方法は、
前記目標アプリケーションインターフェースに対する前記切り替え操作を受信することと、
前記切り替え操作に応答して、前記第一の表示モードで前記第一のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ前記第二の表示モードで前記目標アプリケーションインターフェースを表示することであって、前記目標アプリケーションインターフェース以外の前記第二のアプリケーションインターフェースがない、表示することと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項
1~5のいずれか一項に記載の表示モードの切り替え方法。
【請求項7】
前記第一の表示モードで前記目標アプリケーションインターフェースを表示し、且つ前記第二の表示モードで前記第一のアプリケーションインターフェースを表示することの後、前記表示モードの切り替え方法は、
前記目標アプリケーションインターフェースに対する切り替え操作を受信することと、
隣接する2回の前記切り替え操作の間の操作時間間隔を取得することであって、前記目標アプリケーションインターフェース以外の少なくとも1つの第二のアプリケーションインターフェースがある、取得することと、
前記操作時間間隔が間隔閾値より大きく、又は前記第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が前記操作時間間隔内に受信された場合に、前記切り替え操作に応答して、前記第一の表示モードで前記第一のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ前記第二の表示モードで前記目標アプリケーションインターフェースを表示することと、
前記操作時間間隔が前記間隔閾値より小さく、且つ前記第一のアプリケーションインターフェースに対する前記インターフェース操作が前記操作時間間隔内に受信されない場合に、前記目標アプリケーションインターフェース以外の前記少なくとも1つの第二のアプリケーションインターフェースから候補アプリケーションインターフェースを確定し、前記切り替え操作に応答して、前記表示モードを復元し、前記第一の表示モードで前記候補アプリケーションインターフェースを表示し、前記第二の表示モードで前記第一のアプリケーションインターフェースを表示することと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項
1~5のいずれか一項に記載の表示モードの切り替え方法。
【請求項8】
表示モジュール、操作受信モジュール、及び切り替えモジュールを備える表示モードの切り替え装置であって、
前記表示モジュールは、第一の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第二のアプリケーションインターフェースを表示するように構成されており、
前記操作受信モジュールは、前記第一のアプリケーションインターフェースに対する切り替え操作を受信するように構成されており、前記切り替え操作は、アプリケーションインターフェースの表示モードの切り替えをトリガーするために用いられ、
前記切り替えモジュールは、前記切り替え操作に応答して、前記第一の表示モードで前記第二のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ前記第二の表示モードで前記第一のアプリケーションインターフェースを表示するように構成されており、前記第一の表示モードで表示されたアプリケーションインターフェースのサイズは、前記第二の表示モードで表示されたアプリケーションインターフェースのサイズより小さ
く、
前記第二のアプリケーションインターフェースは少なくとも2つの第二のアプリケーションインターフェースを含み、前記切り替えモジュールは、アプリケーション確定ユニット及び切り替えユニットを含み、
前記アプリケーション確定ユニットは、前記少なくとも2つの第二のアプリケーションインターフェースから目標アプリケーションインターフェースを確定するように構成されており、
前記切り替えユニットは、前記切り替え操作に応答して、前記第一の表示モードで前記目標アプリケーションインターフェースを表示し、且つ前記第二の表示モードで前記第一のアプリケーションインターフェースを表示するように構成されている、
ことを特徴とする表示モードの切り替え装置。
【請求項9】
前記第一の表示モードは第一のフローティングウィンドウ表示であり、前記第二の表示モードは、全画面表示、第二のフローティングウィンドウ表示、及び画面分割表示のうちの少なくとも1つを含み、
第一のフローティングウィンドウ表示では、アプリケーションインターフェースが第一タイプのフローティングウィンドウに表示され、第二のフローティングウィンドウ表示では、アプリケーションインターフェースが第二タイプのフローティングウィンドウに表示され、第一タイプのフローティングウィンドウのサイズは、第二タイプのフローティングウィンドウのサイズより小さい、
ことを特徴とする請求項
8に記載の表示モードの切り替え装置。
【請求項10】
プロセッサ及びメモリを備える端末であって、
前記メモリには少なくとも1つの命令が記憶されており、前記少なくとも1つの命令は、請求項
1~7のいずれか一項に記載の表示モードの切り替え方法を実現するように、前記プロセッサによって実行されるように構成されている、
ことを特徴とする端末。
【請求項11】
コンピュータ可読記憶媒体であって、
前記記憶媒体に少なくとも1つの命令が記憶されており、前記少なくとも1つの命令は、請求項
1~7のいずれか一項に記載の表示モードの切り替え方法を実現するように、プロセッサによって実行されるように構成されている、
ことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の参照
本出願は、発明の名称を「アプリケーションインターフェースの切り替え方法及び装置、端末並びに記憶媒体」とする、2020年7月23日に出願された中国特許出願第202010719533.0号の優先権を主張し、そのすべての内容が引用として本出願に組み込まれる。
【0002】
本出願は端末技術分野に関し、特に、アプリケーションインターフェースの切り替え方法及び装置、端末並びに記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
端末技術の継続的な発展に伴い、端末にインストールされるアプリケーションはますます多くなっている。アプリケーションの使用中に、ユーザーはアプリケーションを切り替える必要があることが多い。
【0004】
例えば、ユーザーはまず配車アプリケーションを利用して自動車を呼び、自動車の到着を待っている間にニュースアプリケーションに切り替えて閲覧する。閲覧中に、ニュースアプリケーションがフォアグラウンドにあり、配車アプリケーションがバックグラウンドに切り替えられる。閲覧中に、ユーザーは自動車の具体的な位置を確認する必要がある際に、配車アプリケーションをフォアグラウンドに、ニュースアプリケーションをバックグラウンドに再び切り替える必要がある。
【発明の概要】
【0005】
本出願の実施形態において、アプリケーションインターフェースの切り替え方法及び装置、端末並びに記憶媒体が提供される。具体的な技術的解決策は以下のようである。
【0006】
1つの様態において、本出願の実施形態では、アプリケーションインターフェースの切り替え方法が提供される。当該方法は以下を含む。第一の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示する。第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信する。インターフェース切り替え操作はアプリケーションインターフェースの表示モードの切り替えをトリガーするために用いられる。第二の表示モードで表示された第二のアプリケーションインターフェースがある場合に、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで第二のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示する。第一の表示モードで表示されたアプリケーションインターフェースのサイズは、第二の表示モードで表示されたアプリケーションインターフェースのサイズより小さい。
【0007】
別の様態において、本出願の実施形態では、アプリケーションインターフェースの切り替え装置が提供される。当該装置は、表示モジュール、操作受信モジュール、及び切り替えモジュールを備える。
表示モジュールは、第一の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示するように構成されている。
操作受信モジュールは、第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信するように構成されている。インターフェース切り替え操作は、アプリケーションインターフェースの表示モードの切り替えをトリガーするために用いられる。
切り替えモジュールは、第二の表示モードで表示された第二のアプリケーションインターフェースがある場合に、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで第二のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示するように構成されている。第一の表示モードで表示されたアプリケーションインターフェースのサイズは、第二の表示モードで表示されたアプリケーションインターフェースのサイズより小さい。
【0008】
別の様態において、本出願の実施形態では、端末が提供される。当該端末は、プロセッサ及びメモリを備える。メモリには少なくとも1つの命令が記憶されており、少なくとも1つの命令は、上記様態に記載のアプリケーションインターフェースの切り替え方法を実現するように、プロセッサによって実行されるように構成されている。
【0009】
別の様態において、本出願の実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。当該記憶媒体に少なくとも1つの命令が記憶されており、少なくとも1つの命令は、上記様態に記載のアプリケーションインターフェースの切り替え方法を実現するように、プロセッサによって実行されるように構成されている。
【0010】
別の様態において、本出願の実施形態では、コンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムが提供される。当該コンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムは、コンピュータ命令を含む。当該コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されている。コンピュータ装置のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から当該コンピュータ命令を読み取る。プロセッサは当該コンピュータ命令を実行し、当該コンピュータ装置が上記様態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え方法を実行する、ことを可能にする。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】
図1は、関連技術におけるアプリケーション切り替え中のインターフェースを示す概略図である。
【
図2】
図2は、本出願の例示的な実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え方法を示すフローチャートである。
【
図3】
図3は、例示的な実施形態に示されたアプリケーションインターフェース切り替え中のインターフェースを示す概略図である。
【
図4】
図4は、本出願の別の例示的な実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え方法を示すフローチャートである。
【
図5】
図5は、
図4に示されたアプリケーションインターフェースの切り替え方法における例示的な実施形態に示されたアプリケーションインターフェース切り替え中のインターフェースを示す概略図である。
【
図6】
図6は、本出願の別の例示的な実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え方法を示すフローチャートである。
【
図7】
図7は、
図4に示されたアプリケーションインターフェースの切り替え方法における例示的な実施形態に示されたアプリケーションインターフェース切り替え中のインターフェースを示す概略図である。
【
図8】
図8は、
図4に示されたアプリケーションインターフェースの切り替え方法における例示的な実施形態に示されたアプリケーションインターフェース切り替え中のインターフェースを示す概略図である。
【
図9】
図9は、
図4に示されたアプリケーションインターフェースの切り替え方法における例示的な実施形態に示されたアプリケーションインターフェース切り替え中のインターフェースを示す概略図である。
【
図10】
図10は、本出願の別の例示的な実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え方法を示すフローチャートである。
【
図11】
図11は、
図10に示されたアプリケーションインターフェースの切り替え方法における例示的な実施形態に示されたアプリケーションインターフェース切り替え中のインターフェースを示す概略図である。
【
図12】
図12は、本出願の別の例示的な実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え方法を示すフローチャートである。
【
図13】
図13は、
図12に示されたアプリケーションインターフェースの切り替え方法における例示的な実施形態に示されたアプリケーションインターフェース切り替え中のインターフェースを示す概略図である。
【
図14】
図14は、本出願の実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え装置の構造を示すブロック図である。
【
図15】
図15は、本出願の例示的な実施形態に係る端末の構造を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本出願の目的、技術的解決策及び利点をより明確にするために、以下、図面を参照しながら、本出願の実施形態をさらに詳しく説明する。
【0013】
本明細書では、言及される「複数」は2つ以上を意味する。用語「及び/又は」は関連対象の関連関係を説明するものであり、3種類の関係が存在することを示す。例えば、A及び/又はBの場合は、Aのみが存在すること、AとBが同時に存在すること、Bのみが存在することという3つの状況を示す。また、符号「/」は一般的に、前後の関連対象が「又は」の関係にあることを示す。
【0014】
理解を容易にするために、まず、本出願の実施形態に係る用語について説明する。
【0015】
第一タイプのフローティングウィンドウ:アプリケーションインターフェースを表示するためのフローティングウィンドウである。選択的に、第一タイプのフローティングウィンドウに表示されたアプリケーションインターフェースは、縮小されたアプリケーションインターフェースであり、アプリケーションインターフェース内の全てのインタフェース要素を含む。又は、第一タイプのフローティングウィンドウにアプリケーションインターフェース内のコアインタフェース要素が表示され、当該コアインタフェース要素はアプリケーションによって予めに配置される。
【0016】
例として、配車系アプリケーションの場合、端末は全画面表示された配車インターフェースを等倍で縮小し、縮小された配車インターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。録音系アプリケーションの場合、端末は録音インターフェースにおける録音時間及び録音コントロール(即ち、コアインタフェース要素)を抽出し、録音時間及び録音コントロールのみを第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。
【0017】
当該フローティングウィンドウのデフォルトサイズが通常では小さいため、いくつかの可能な実施形態において、第一タイプのフローティングウィンドウは、アプリケーションインターフェースの表示のみに用いられ、表示されたアプリケーションインターフェースに対するアプリケーション内の操作に応答することができない。別のいくつかの可能な実施形態において、第一タイプのフローティングウィンドウは、アプリケーションインターフェースの表示に用いられる以外に、さらに、アプリケーション内の操作に応答することができる。例として、第一タイプのフローティングウィンドウにアプリケーションインターフェース内のコアインタフェース要素が表示されている場合に、コアインタフェース要素へのタッチ操作に応答することができる。
【0018】
いくつかの実施形態において、第一タイプのフローティングウィンドウは、システムのメインインタフェースに、全画面アプリケーションインターフェース上に又は分割画面アプリケーションインターフェース上に表示されることができ、また、2つ以上の第一タイプのフローティングウィンドウが同時に表示されることができる。さらに、第一タイプのフローティングウィンドウは、移動及びサイズ調整が可能であり、即ち、ユーザーはニーズに応じて、第一タイプのフローティングウィンドウの表示位置又は表示サイズを変更することができる。
【0019】
第二タイプのフローティングウィンドウ:アプリケーションインターフェースを表示するためのフローティングウィンドウである。第二タイプのフローティングウィンドウのデフォルトサイズは、第一タイプのフローティングウィンドウのデフォルトサイズより大きい。選択的に、第二タイプのフローティングウィンドウは、アプリケーションインターフェースの表示に用いられる以外に、さらに、表示されたアプリケーションインターフェースに対するアプリケーション内の操作に応答することができる。例として、第二タイプのフローティングウィンドウ内にニュース系アプリケーションのニュース閲覧インターフェースが表示されている場合に、ユーザーはニュース閲覧インターフェースを、上に又は下にスワイプすることができる。第二タイプのフローティングウィンドウ内に録音系アプリケーションの録音インターフェースが表示されている場合に、ユーザーは録音インターフェースにおける録音コントロールをクリックすることによって、録音のプロセスを制御することができる。選択的に、第二タイプのフローティングウィンドウに表示されたアプリケーションインターフェースは、縮小されたアプリケーションインターフェースである。
【0020】
いくつかの実施形態において、第二タイプのフローティングウィンドウは、システムのメインインタフェースに、全画面アプリケーションインターフェース上に又は分割画面アプリケーションインターフェース上に表示されることができ、また、2つ以上の第二タイプのフローティングウィンドウが同時に表示されることができる。本出願の実施形態において、第一タイプのフローティングウィンドウ及び第二タイプのフローティングウィンドウは同時に表示されることが可能である。さらに、第二タイプのフローティングウィンドウは、移動及びサイズ調整が可能であり、即ち、ユーザーはニーズに応じて、第二タイプのフローティングウィンドウの表示位置又は表示サイズを変更することができる。
【0021】
関連技術において、マルチタスク切り替え機能により複数のアプリケーション間の切り替えを実現する。例示的に、
図1に示されるように、ユーザーはまず配車アプリケーションを利用して自動車を呼び、この場合、端末は配車インターフェース11を全画面表示する。自動車の到着を待っている間に、ユーザーは、配車アプリケーションをバックグラウンドに切り替え、ニュースアプリケーションを起動してニュースを閲覧し、この場合、端末はニュース閲覧インターフェース12を全画面表示する。ニュースを閲覧中に、自動車の現在地を確認する必要がある際に、ユーザーは、マルチタスク切り替え機能によりニュースアプリケーションをバックグラウンドに切り替え、配車アプリケーションをフォアグラウンドに再び切り替える必要があり(マルチタスクインターフェースによって、フォアグラウンドとバックグラウンドの切り替えを実現することができ)、この場合、端末は配車インターフェース11を再び全画面表示する。
【0022】
明らかに、上記方法でアプリケーション間の切り替えを実現するとき、端末は単一のアプリケーションのアプリケーションインターフェースのみを全画面表示することができ、ユーザーは、切り替え前後のアプリケーションインターフェース内のアプリケーション情報を同時に見ることができない。そのため、アプリケーションをフォアグラウンド又はバックグラウンドに頻繁に切り替える必要があり、その結果、アプリケーション切り替えの効率が悪い。
【0023】
本出願の実施形態において、アプリケーションインターフェースの切り替え方法が提供される。当該方法を利用すると、端末は、切り替え要求のある第一のアプリケーションインターフェースを、第一の表示モードで表示することができる。ユーザーは、(第二の表示モードを利用して)第二のアプリケーションインターフェースで操作中に、第一のアプリケーションインターフェース内のアプリケーション情報を同時に見ることができる。ユーザーは、第一のアプリケーションインターフェースに対してアプリケーション内の操作を行う必要がある場合に、第一のアプリケーションインターフェースに対してインターフェース切り替え操作を行うことによって、第一のアプリケーションインターフェース及び第二のアプリケーションインターフェースの表示モードを切り替えるよう端末をトリガーすることができる。第一のアプリケーションインターフェースをより大きい表示領域に表示することによって、ユーザーは第一のアプリケーションインターフェース内で操作しやすくなる。同時に、第二のアプリケーションインターフェースが依然として第一の表示モードで表示されるため、ユーザーは、第一のアプリケーションインターフェースに対する操作を完了した後、第二のアプリケーションインターフェースに対してインターフェース切り替え操作を行うことによって、第二のアプリケーションインターフェース及び第一のアプリケーションインターフェースの表示モードを再び切り替える。それによって、効率的なアプリケーション間の切り替えを実現することができる。
【0024】
本出願の実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え方法は、タッチディスプレイスクリーンを備える端末に用いられることができる。当該端末はスマホ、タブレットコンピュータ、デジタルプレーヤー、スマートウェアラブルデバイス又はパソコンなどであることができ、本出願の実施形態では、それらに限定されない。
【0025】
図2を参照すると、
図2は、本出願の例示的な実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え方法を示すフローチャートである。当該方法は以下のステップを含むことができる。
【0026】
ステップ201:第一の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示する。
【0027】
いくつかの実施形態において、第一の表示モードは、全画面表示以外の表示モードであり、例として、フローティングウィンドウ表示、画面分割表示などが挙げられることができる。
【0028】
本出願の実施形態において、第一のアプリケーションインターフェースは、リアルタイム・アプリケーション・インタフェースである。即ち、アプリケーション内のインタフェース要素の変化はいずれも、第一のアプリケーションインターフェースにリアルタイムに表示される。例として、第一のアプリケーションインターフェースがナビゲーションインタフェースである場合に、ナビゲーション対象が移動中に、ナビゲーションインタフェース内のマップにおけるナビゲーション対象の表示位置がリアルタイムに変化する。
【0029】
例示的に、
図3に示されるように、端末は配車アプリケーションの配車インターフェースを、第一タイプのフローティングウィンドウ31に表示する。
【0030】
なお、第一のアプリケーションインターフェースの表示位置及び表示サイズは、ニーズに応じて調整されることができる。例として、ユーザーは、第一のアプリケーションインターフェースをドラッグすることによって、第一のアプリケーションインターフェースの表示位置を変更することができ、第一のアプリケーションインターフェースのエッジを伸ばすことによって、第一のアプリケーションインターフェースの表示サイズを変更することができる。
【0031】
ステップ202:第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信する。インターフェース切り替え操作は、アプリケーションインターフェースの表示モードの切り替えをトリガーするために用いられる。
【0032】
選択的に、当該インターフェース切り替え操作は、シングルクリック操作、ダブルクリック操作、押し操作、長押し操作などの予め設定されたタッチ操作であってもよい。又は、当該インターフェース切り替え操作は、予め設定されたジェスチャー操作であってもよい。又は、当該インターフェース切り替え操作は、第一のアプリケーションインターフェースに対応するインターフェース切り替えコントロールへのトリガー操作であってもよい。本出願の実施形態では、インターフェース切り替え操作のタイプについては、限定されない。
【0033】
本出願の実施形態において、当該インターフェース切り替え操作は、第一のアプリケーションインターフェースの表示モードの切り替えをトリガーするために用いられる。表示モードが切り替えられた後、第一のアプリケーションインターフェースのサイズは、表示モードが切り替えられる前のサイズより大きい。
【0034】
例示的に、
図3に示されるように、第一タイプのフローティングウィンドウ31における配車インターフェースへのダブルクリック操作を受信した際に、端末はインターフェース切り替え操作を受信したと確定する。
【0035】
ステップ203:第二の表示モードで表示された第二のアプリケーションインターフェースがある場合に、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで第二のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示する。第一の表示モードで表示されたアプリケーションインターフェースのサイズは、第二の表示モードで表示されたアプリケーションインターフェースのサイズより小さい。
【0036】
1つの可能な実施形態において、端末はインターフェース切り替え操作を受信した後、第二の表示モードで表示された第二のアプリケーションインターフェースがあるか否かを検出する。第二の表示モードで表示された第二のアプリケーションインターフェースがある場合に、第二のアプリケーションインターフェース及び第一のアプリケーションインターフェースの表示モードを切り替える。第二の表示モードで表示された第二のアプリケーションインターフェースは、フォアグラウンドに表示されている。即ち、表示モードの切り替えの前後、第一のアプリケーションインターフェース及び第二のアプリケーションインターフェースは同時に表示され、且つ第二のアプリケーションインターフェースのサイズは、第一のアプリケーションインターフェースのサイズより大きい。
【0037】
当然ながら、第二のアプリケーションインターフェースは第一の表示モードをサポートする必要があり、且つ第一のアプリケーションインターフェースは、第二の表示モードをサポートする必要がある。本実施形態では、それについては詳述しない。
【0038】
第一のアプリケーションインターフェース及び第二のアプリケーションインターフェースを切り替える方法については、いくつかの実施形態において、端末は第二のアプリケーションインターフェースのオリジナル(元の)表示領域を取得し、第一のアプリケーションインターフェースを第二のアプリケーションインターフェースのオリジナル表示領域に表示し、且つ第二のアプリケーションインターフェースを第一のアプリケーションインターフェースのオリジナル表示領域に表示する。
【0039】
例示的に、
図3に示されるように、配車インターフェースへのダブルクリック操作を受信した際に、端末は、全画面表示されたニュース閲覧インターフェースを第二のアプリケーションインターフェースとして確定し、ニュース閲覧インターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウ31に表示し、且つ配車インターフェースを全画面表示する。
【0040】
明らかに、本出願の実施形態に係る解決策によると、ユーザーは簡単なインターフェース切り替え操作により、アプリケーションインターフェース間の相互切り替えを実現することができ、アプリケーション切り替えの効率を高めると同時に、切り替えられるアプリケーションプロセスが殺されてしまい、アプリケーションの再起動が必要となるという関連技術における課題を回避することが可能である。
【0041】
1つの可能な実施形態において、第二の表示モードで表示された第二のアプリケーションインターフェースがない場合に、端末は当該インターフェース切り替え操作に応答しない。例として、第一のアプリケーションインターフェースがシステムのメインインタフェースにある(即ち、フォアグラウンドに表示されている他のアプリケーションがない)場合に、端末は当該インターフェース切り替え操作に応答しない。又は、フォアグラウンドに表示された他のアプリケーションインターフェースが第一の表示モードをサポートしない場合に、もしくは、第一のアプリケーションインターフェースが、フォアグラウンドに表示されたアプリケーションに対応の第二の表示モードをサポートしない場合に、端末は当該インターフェース切り替え操作に応答しない。
【0042】
他の可能な実施形態において、第二の表示モードで表示された第二のアプリケーションインターフェースがない場合に、端末は表示モード切り替え以外の方法で応答する。例として、第一のアプリケーションインターフェースがシステムのメインインタフェースにある(即ち、フォアグラウンドに表示されている他のアプリケーションがない)場合に、端末はインターフェース切り替え操作に基づいて、第一のアプリケーションインターフェースを全画面表示に切り替える。
【0043】
選択的に、第二の表示モードで表示された第二のアプリケーションインターフェースがない場合に、端末は、いかなる状況でインターフェース切り替え操作によりインターフェース切り替えを実現できることをユーザーに示すよう、プロンプト情報を表示する。
【0044】
上記のように、本出願の実施形態において、第一のアプリケーションインターフェースが表示されている場合に、表示モードが第一のアプリケーションインターフェースの表示モードと異なり、且つサイズが第一のアプリケーションインターフェースのサイズより大きい第二のアプリケーションインターフェースがあれば、ユーザーは、第一のアプリケーションインターフェースに対してインターフェース切り替え操作を行うことによって、第一のアプリケーションインターフェース及び第二のアプリケーションインターフェースの表示モードを切り替えるよう端末をトリガーすることができる。それによって、ユーザーはより大きい表示領域で第一のアプリケーションインターフェースを見ると同時に、第二のアプリケーションインターフェースの内容を引き続き見ることができ、マルチアプリケーションの利用シナリオにおいてアプリケーション間の切り替え効率を高めることに役立つ。
【0045】
選択的に、第二の表示モードで表示された第二のアプリケーションインターフェースがある場合に、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで第二のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示することは、
第二の表示モードで表示された第二のアプリケーションインターフェースが少なくとも1つある場合に、少なくとも1つの第二のアプリケーションインターフェースから目標アプリケーションインターフェースを確定することと、
インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで目標アプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示することと、を含む。
【0046】
選択的に、第一の表示モードは第一のフローティングウィンドウ表示であり、第二の表示モードは、全画面表示、第二のフローティングウィンドウ表示、及び画面分割表示のうちの少なくとも1つを含む。第一のフローティングウィンドウ表示では、アプリケーションインターフェースが第一タイプのフローティングウィンドウに表示され、第二のフローティングウィンドウ表示では、アプリケーションインターフェースが第二タイプのフローティングウィンドウに表示され、第一タイプのフローティングウィンドウのサイズは、第二タイプのフローティングウィンドウのサイズより小さい、
【0047】
選択的に、第二の表示モードは全画面表示である。
少なくとも1つの第二のアプリケーションインターフェースから目標アプリケーションインターフェースを確定することは、全画面表示された第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定することを含む。
第一の表示モードで第二のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示することは、第一のアプリケーションインターフェースを全画面表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示することを含む。
【0048】
選択的に、第二の表示モードは、第二のフローティングウィンドウ表示である。
少なくとも1つの第二のアプリケーションインターフェースから目標アプリケーションインターフェースを確定することは、
第二タイプのフローティングウィンドウの各々におけるアプリケーションの最新使用時刻を取得し、現在時刻に最も近い最新使用時刻に対応する第二タイプのフローティングウィンドウを、目標の第二タイプのフローティングウィンドウとして確定し、目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示された第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定すること、又は、
第二タイプのフローティングウィンドウの各々に対応する切り替えオプションを表示し、少なくとも1つの切り替えオプションのうちの目標切り替えオプションに対する選択操作に応答して、目標切り替えオプションに対応する第二タイプのフローティングウィンドウを、目標の第二タイプのフローティングウィンドウとして確定し、目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示された第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定すること、を含む。
第一の表示モードで第二のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示することは、
第一のアプリケーションインターフェースを目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示すること、を含む。
【0049】
選択的に、第二の表示モードは、全画面表示及び第二のフローティングウィンドウ表示を含む。
少なくとも1つの第二のアプリケーションインターフェースから目標アプリケーションインターフェースを確定することは、
全画面表示された第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定すること、又は、
第二のアプリケーションインターフェースの各々に対応する切り替えオプションを表示し、切り替えオプションのうちの目標切り替えオプションに対する選択操作に応答して、目標切り替えオプションに対応する第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定すること、を含む。
第一の表示モードで目標アプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示することは、
目標アプリケーションインターフェースが全画面表示された第二のアプリケーションインターフェースであることに応答して、第一のアプリケーションインターフェースを全画面表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示することと、
目標アプリケーションインターフェースが第二のフローティングウィンドウで表示された第二のアプリケーションインターフェースであることに応答して、第一のアプリケーションインターフェースを第二タイプのフローティングウィンドウに表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示することと、を含む。
【0050】
選択的に、第二の表示モードは画面分割表示である。
少なくとも1つの第二のアプリケーションインターフェースから目標アプリケーションインターフェースを確定することは、
第一タイプのフローティングウィンドウが位置する目標の分割画面領域を確定し、目標の分割画面領域に位置する第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定すること、又は、
第二のアプリケーションインターフェースの各々に対応する切り替えオプションを表示し、少なくとも1つの切り替えオプションのうちの目標切り替えオプションに対する選択操作に応答して、目標切り替えオプションに対応する第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定すること、を含む。
第一の表示モードで第二のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示することは、
第一のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースに対応する分割画面領域に表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを、第一タイプのフローティングウィンドウに表示すること、を含む。
【0051】
選択的に、第一の表示モードで目標アプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示することの後、上記方法は以下をさらに含む。
目標アプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信する。目標アプリケーションインターフェース以外の第二のアプリケーションインターフェースがない場合に、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで目標アプリケーションインターフェースを表示する。
【0052】
選択的に、目標アプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信することの後、上記方法は以下をさらに含む。
目標アプリケーションインターフェース以外の第二のアプリケーションインターフェースがある場合に、隣接する2回のインターフェース切り替え操作の間の操作時間間隔を取得する。
操作時間間隔が間隔閾値より大きく、又は第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が操作時間間隔内に受信された場合に、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで目標アプリケーションインターフェースを表示する。
操作時間間隔が間隔閾値より小さく、且つ第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が操作時間間隔内に受信されない場合に、目標アプリケーションインターフェース以外の第二のアプリケーションインターフェースから候補アプリケーションインターフェースを確定し、インターフェース切り替え操作に応答して、表示モードを復元し、第一の表示モードで候補アプリケーションインターフェースを表示し、第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示する。
【0053】
1つの可能な実施形態において、第一のアプリケーションインターフェースが表示されていると同時に、少なくとも1つの第二のアプリケーションインターフェースが第二の表示モードで表示されている場合に、端末は、少なくとも1つの第二のアプリケーションインターフェースから目標アプリケーションインターフェースを確定し、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで目標アプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示する。それによって、表示モードの切り替えを実現する。
【0054】
選択的に、第一のアプリケーションインターフェースの第一の表示モードが第一のフローティングウィンドウ表示である場合に、第一のアプリケーションインターフェースは、第一タイプのフローティングウィンドウに表示される。それに対応して、全画面表示、第二のフローティングウィンドウ表示又は画面分割表示のアプリケーションインターフェースは、インターフェース切り替え条件を満たす第二のアプリケーションインターフェースである。第二のフローティングウィンドウ表示では、アプリケーションインターフェースが第二タイプのフローティングウィンドウに表示される。第一タイプのフローティングウィンドウのサイズは、第二タイプのフローティングウィンドウのサイズより小さい。
【0055】
いくつかの実施形態において、端末に表示された第二のアプリケーションインターフェースは、以下の状況のうちの少なくとも1つを含むことができる。
1、全画面アプリケーションインターフェース、
2、少なくとも1つのフローティングウィンドウ・アプリケーションインターフェース(第二タイプのフローティングウィンドウに表示される)、
3、全画面アプリケーションインターフェース、及び少なくとも1つのフローティングウィンドウ・アプリケーションインターフェース、
4、少なくとも2つの分割画面アプリケーションインターフェース。
【0056】
以下、例示的な実施形態により、上記各状況をめぐって、目標アプリケーションインターフェースの確定及び表示モードの切り替えのプロセスについて説明する。
【0057】
図4を参照すると、
図4は、本出願の別の例示的な実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え方法を示すフローチャートである。当該方法は以下のステップを含むことができる。
【0058】
ステップ401:第一のアプリケーションインターフェースを、第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。
【0059】
ステップ402:第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信する。
【0060】
上記ステップ401~402の実施様態については、ステップ201~202を参照することができ、本実施形態では詳述しない。
【0061】
ステップ403:全画面表示された第二のアプリケーションインターフェースがある場合に、第二のアプリケーションインターフェースを目標アプリケーションインターフェースとして確定する。
【0062】
第一のアプリケーションインターフェースが表示されていると同時に、全画面アプリケーション(即ち、第二のアプリケーションインターフェースに対応するアプリケーション)が表示されている場合に、端末は、当該第二のアプリケーションインターフェースを、アプリケーションインターフェース切り替え条件を満たす目標アプリケーションインターフェースとして確定し、第一のアプリケーションインターフェース及び第二のアプリケーションインターフェースの表示モードを切り替える。
【0063】
例示的に、
図5に示されるように、端末は、配車アプリケーションの配車インターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウ51に表示すると同時に、ニュースアプリケーションのニュース閲覧インターフェースを全画面表示する。配車インターフェースへのダブルクリック操作を受信した際に、端末はニュース閲覧インターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定する。
【0064】
ステップ404:インターフェース切り替え操作に応答して、第一のアプリケーションインターフェースを全画面表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。
【0065】
第一のアプリケーションインターフェース及び目標アプリケーションインターフェースの表示モードを切り替える際に、端末は第一のアプリケーションインターフェースを全画面表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。表示モードを切り替えた後、ユーザーは、全画面表示された第一のアプリケーションインターフェース内でアプリケーション内の操作をすると同時に、第一タイプのフローティングウィンドウで目標アプリケーションインターフェースの内容を見ることができる。
【0066】
例示的に、
図5に示されるように、端末は第一タイプのフローティングウィンドウ51へのダブルクリック操作を受信した後、配車インターフェースを全画面表示し、ニュース閲覧インターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウ51に表示する。
【0067】
ステップ405:目標アプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信する。
【0068】
ユーザーは、第一のアプリケーションインターフェースを見た後又は第一のアプリケーションインターフェースに対するアプリケーション内の操作を完了した後、目標アプリケーションインターフェースに対するアプリケーション内の操作を継続するために、インターフェースを再び切り替える必要がある可能性がある。この場合に、ユーザーは、第一の表示モードで表示された目標アプリケーションインターフェースに対してインターフェース切り替え操作をすることができ、それによって、アプリケーションインターフェースの再度の切り替えをトリガーする。
【0069】
例示的に、
図5に示されるように、端末は、第一タイプのフローティングウィンドウ51におけるニュース閲覧インターフェースへのダブルクリック操作を受信した際に、配車インターフェース及びニュース閲覧インターフェースの表示モードを再び切り替える必要があると確定する。
【0070】
ステップ406:インターフェース切り替え操作に応答して、第一のアプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを全画面表示する。
【0071】
目標アプリケーションインターフェース以外の他の第二のアプリケーションインターフェースがないため、端末は、当該インターフェース切り替え操作が第一のアプリケーションインターフェース及び目標アプリケーションインターフェースの表示モードを切り替えるために用いられると確定し、第一のアプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを全画面表示する。
【0072】
例示的に、
図5に示されるように、端末は、第一タイプのフローティングウィンドウ51へのダブルクリック操作を受信した後、配車インターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウ51に再び表示し、且つニュース閲覧インターフェースを再び全画面表示する。
【0073】
第一タイプのフローティングウィンドウに対するインターフェース切り替え操作によって、ユーザーは、全画面アプリケーション及び第一タイプのフローティングウィンドウ内のアプリケーションの表示モードを繰り返し切り替えることができ、アプリケーション間の切り替え効率を高めることができる。
【0074】
図6を参照すると、
図6は、本出願の別の例示的な実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え方法を示すフローチャートである。当該方法は以下のステップを含むことができる。
【0075】
ステップ601:第一のアプリケーションインターフェースを、第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。
【0076】
ステップ602:第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信する。
【0077】
上記ステップ601~602の実施様態については、ステップ201~202を参照することができ、本実施形態では詳述しない。
【0078】
ステップ603:第二タイプのフローティングウィンドウに表示された第二のアプリケーションインターフェースが少なくとも1つある場合に、各第二タイプのフローティングウィンドウにおけるアプリケーションの最新使用時刻を取得し、現在時刻に最も近い最新使用時刻に対応する第二タイプのフローティングウィンドウを、目標の第二タイプのフローティングウィンドウとして確定し、目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示された第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定する。
【0079】
1つの可能な実施形態において、第一タイプのフローティングウィンドウが表示されていると同時に、少なくとも1つの第二タイプのフローティングウィンドウが表示されている場合に、端末は、アプリケーションインターフェース切り替え条件を満たす第二のアプリケーションインターフェースがあると確定する。さらに、第二タイプのフローティングウィンドウが1つある場合に、端末は、当該第二タイプのフローティングウィンドウに表示された第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定する。第二タイプのフローティングウィンドウが少なくとも2つある場合に、端末は、予めに設定されたインターフェース切り替えのロジックに基づいて、少なくとも2つの第二タイプのフローティングウィンドウに表示された第二のアプリケーションインターフェースから、目標アプリケーションインターフェースを確定する。
【0080】
例示的に、
図7に示されるように、システムのメインインタフェース71上に第一タイプのフローティングウィンドウ72及び第二タイプのフローティングウィンドウ73が表示されている。第一タイプのフローティングウィンドウ72に録音アプリケーションの録音インターフェースが表示されており、第二タイプのフローティングウィンドウ73に配車アプリケーションの配車インターフェースが表示されている。第一タイプのフローティングウィンドウ72へのダブルクリック操作を受信した際に、端末は、配車インターフェースを目標アプリケーションインターフェースとして確定する。
【0081】
1つの可能な実施形態において、ユーザーが通常では最も直近で使用した2つのアプリケーションを切り替えるため、第二タイプのフローティングウィンドウが少なくとも2つある場合に、端末は、各第二タイプのフローティングウィンドウに対応するアプリケーションの最新使用時刻を取得し、各最新使用時刻と現在時刻との間隔を確定し、上記間隔が最も小さい第二タイプのフローティングウィンドウを、目標の第二タイプのフローティングウィンドウとして確定し、当該目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示された第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定する。各第二タイプのフローティングウィンドウにおけるアプリケーションの最新使用時刻は、タスクのスタックから取得されることができ、本出願の実施形態では限定されない。
【0082】
1つの例において、現在時刻が10:00:00である。システムのメインインタフェースに2つの第二タイプのフローティングウィンドウが表示されていれば、且つ対応するアプリケーションの最新使用時刻がそれぞれ9:59:50及び9:58:00であれば、端末は、最新使用時刻が9:59:50であるフローティングウィンドウアプリケーション、を目標アプリケーション(目標アプリケーションに対応するアプリケーションインターフェースは目標アプリケーションインターフェースである)として確定する。
【0083】
ステップ604:第二タイプのフローティングウィンドウに表示された第二のアプリケーションインターフェースが少なくとも1つある場合に、第二タイプのフローティングウィンドウの各々に対応する切り替えオプションを表示し、少なくとも1つの切り替えオプションのうちの目標切り替えオプションに対する選択操作に応答して、目標切り替えオプションに対応する第二タイプのフローティングウィンドウを、目標の第二タイプのフローティングウィンドウとして確定し、目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示された第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定する。
【0084】
最新使用時刻に基づいて目標アプリケーションインターフェースを確定する以外に、アプリケーション切り替えの精度をさらに向上させるために、1つの可能な実施形態において、インターフェース切り替え操作が受信され、且つ少なくとも1つの第二タイプのフローティングウィンドウが表示されている場合に、端末は、各第二タイプのフローティングウィンドウ(即ち、各第二のアプリケーションインターフェース)に対応する切り替えオプションを表示する。当該切り替えオプションは、第一タイプのフローティングウィンドウの縁部に表示されてもよく、また、当該切り替えオプションはボタンなどのコントロールを用いてもよい。本出願の実施形態では、切り替えオプションの表示方法及び表示位置については、限定されない。
【0085】
それに対応して、少なくとも1つの切り替えオプションのうちの目標切り替えオプションに対する選択操作を受信した際に、端末は、当該目標切り替えオプションに対応する第二タイプのフローティングウィンドウを、目標の第二タイプのフローティングウィンドウとして確定する。
【0086】
例示的に、
図8に示されるように、システムのメインインタフェース81に第一タイプのフローティングウィンドウ82、第二タイプのフローティングウィンドウ83及び第二タイプのフローティングウィンドウ84が表示されている。第一タイプのフローティングウィンドウ82に録音アプリケーションの録音インターフェースが表示されており、第二タイプのフローティングウィンドウ83に配車アプリケーションの配車インターフェースが表示されており、第二タイプのフローティングウィンドウ84にナビゲーションアプリケーションのナビゲーションインタフェースが表示されている。第一タイプのフローティングウィンドウ82へのダブルクリック操作を受信した際に、端末はナビゲーションアプリケーションに対応する第一の切り替えオプション85、及び配車アプリケーションに対応する第二の切り替えオプション86を、第一タイプのフローティングウィンドウ82の左側に表示する。さらに、第二の切り替えオプション86へのクリック操作を受信した際に、端末は、配車アプリケーションを目標アプリケーションとして確定する。
【0087】
上記2つの方法で目標アプリケーションを確定する以外に、他の可能な実施形態において、端末は、第一のアプリケーション(第一のアプリケーションインターフェースが属するアプリケーション)と各第二のアプリケーション(第二のアプリケーションインターフェースが属する第二のアプリケーション)との間のアプリケーション切り替えの履歴に基づいて、第一のアプリケーションとの間の切り替えの履歴における切り替えの頻度が最も高い第二のアプリケーションを目標アプリケーションとして確定する。又は、端末は、第一のアプリケーションに関連付けられた第二のアプリケーションを目標アプリケーションとして確定する。次に、端末は、目標アプリケーションに基づいて目標アプリケーションインターフェースを確定する。本実施形態では、目標アプリケーションの確定方法については限定されない。
【0088】
ステップ605:インターフェース切り替え操作に応答して、第一のアプリケーションインターフェースを、目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを、第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。
【0089】
さらに、端末は第一のアプリケーションインターフェースを、目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。なお、本実施形態において、例として、第一のアプリケーションインターフェースが第二タイプのフローティングウィンドウに表示されることができる。第一のアプリケーションインターフェースが第二タイプのフローティングウィンドウに表示されることができなければ、端末は、インターフェース切り替え操作に応答しない。
【0090】
例示的に、
図7に示されるように、端末はインターフェース切り替え操作に基づいて、録音インターフェースを第二タイプのフローティングウィンドウ73に表示し、配車インターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウ72に表示する。
図8に示されるように、端末は切り替えオプションに対する選択操作に基づいて、録音インターフェースを第二タイプのフローティングウィンドウ83に表示し、配車インターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウ82に表示する。
【0091】
ステップ606:目標アプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信する。
【0092】
ステップ606の実施様態については、上記ステップ405を参照することができ、本実施形態では詳述しない。
【0093】
第二タイプのフローティングウィンドウが1つのみある場合に、端末は、第一のアプリケーションインターフェース及び目標アプリケーションインターフェースの表示モードを再び切り替える。例示的に、
図7に示されるように、端末は、第一タイプのフローティングウィンドウ72へのダブルクリック操作を再び受信した際に、配車インターフェース及び録音インターフェースの表示モードを再び切り替える必要があると確定し、録音インターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウ72に再び表示し、配車インターフェースを第二タイプのフローティングウィンドウ73に再び表示する。
【0094】
第二タイプのフローティングウィンドウが少なくとも2つある場合に、第一タイプのフローティングウィンドウに対するユーザーのインターフェース切り替え操作は、オリジナル表示モードに切り替えるよう指示するために用いられる以外に、他の第二タイプのフローティングウィンドウとの間の表示モードの切り替えを指示するために用いられてもよい。従って、第二タイプのフローティングウィンドウが少なくとも2つある場合に、端末は、第一タイプのフローティングウィンドウに対するインターフェース切り替え操作を受信した後、当該インターフェース切り替え操作の意図をさらに確定する必要がある。
【0095】
ステップ607:目標アプリケーションインターフェース以外の第二のアプリケーションインターフェースがある場合に、隣接する2回のインターフェース切り替え操作の間の操作時間間隔を取得する。
【0096】
通常では、表示モードがユーザーの期待に合致する場合に、ユーザーは第一のアプリケーションインターフェース内でアプリケーション内の操作をし、又は、現在の表示モードを一定時間維持した後、表示モードを再び切り替える。表示モードがユーザーの期待に合致しない場合に、ユーザーはアプリケーションインターフェース内でアプリケーション内の操作をせず、且つ短時間内に表示モードを再び切り替える。従って、1つの可能な実施形態において、端末は、隣接する2回のインターフェース切り替え操作の間の操作時間間隔を確定し、当該操作時間間隔の長さと当該操作時間間隔内の第一のアプリケーションインターフェースに対するユーザーの操作とに基づいて、今回のインターフェース切り替え操作の実際の意図を確定する。
【0097】
選択的に、インターフェース切り替え操作を受信するたびに、端末はインターフェース切り替え操作の操作時刻を記録し、インターフェース切り替え操作を再び受信した際に、前回のインターフェース切り替え操作との間の操作時間間隔を確定する。端末は操作時間間隔が間隔閾値より大きいか否かを検出し、且つ当該操作時間間隔内に第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が受信されたか否かを検出する。操作時間間隔が間隔閾値より大きく、又は操作時間間隔内に第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が受信された場合に、下記ステップ608を実行する。操作時間間隔が間隔閾値より小さく、且つ操作時間間隔内に第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が受信されない場合に、下記ステップ609を実行する。
【0098】
ステップ608:操作時間間隔が間隔閾値より大きく、又は操作時間間隔内に第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が受信された場合に、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで目標アプリケーションインターフェースを表示する。
【0099】
操作時間間隔が間隔閾値より大きく、又は操作時間間隔内に第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が受信された場合に、前回のインターフェース表示モードの切り替えがユーザーの期待に合致することが表される。従って、端末は、今回に受信したインターフェース切り替え操作が第一のアプリケーションインターフェース及び目標アプリケーションインターフェースの表示モードの復元をトリガーするために用いられると確定し、第一のアプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに再び表示し、目標アプリケーションインターフェースを第二タイプのフローティングウィンドウに再び表示する。
【0100】
例えば、当該間隔閾値は5s、10s又は15sなどであることができ、本出願の実施形態では限定されない。
【0101】
例示的に、
図9に示されるように、システムのメインインタフェース81に第一タイプのフローティングウィンドウ82、第二タイプのフローティングウィンドウ83及び第二タイプのフローティングウィンドウ84が表示されている。第一タイプのフローティングウィンドウ82に録音アプリケーションの録音インターフェースが表示されており、第二タイプのフローティングウィンドウ83に配車アプリケーションの配車インターフェースが表示されており、第二タイプのフローティングウィンドウ84にナビゲーションアプリケーションのナビゲーションインタフェースが表示されている。第一タイプのフローティングウィンドウ82へのダブルクリック操作を受信した際に、端末は、配車アプリケーションを目標アプリケーションとして確定し、配車インターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウ82に表示し、録音インターフェースを第二タイプのフローティングウィンドウ83に表示する。インターフェース切り替え完了後、ユーザーは、録音インターフェースにおける録音一時停止コントロールをクリックし、第一タイプのフローティングウィンドウ82を再びダブルクリックする。隣接する2回のインターフェース切り替え操作の間に、録音アプリケーション(即ち、第一のアプリケーション)に対してインターフェース操作を行ったため、端末は、今回に受信したインターフェース切り替え操作に基づいて、録音インターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウ82に再び表示し、配車アプリケーションに対応するアプリケーションインターフェースを、第二タイプのフローティングウィンドウ83に再び表示する。
【0102】
ステップ609:操作時間間隔が間隔閾値より小さく、且つ操作時間間隔内に第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が受信されない場合に、目標アプリケーションインターフェース以外の第二のアプリケーションインターフェースから候補アプリケーションインターフェースを確定する。インターフェース切り替え操作に応答して、表示モードを復元し、第一の表示モードで候補アプリケーションインターフェースを表示し、第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示する。
【0103】
操作時間間隔が間隔閾値より小さく、且つ操作時間間隔内に第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が受信されない(即ち、第一タイプのフローティングウィンドウに対するインターフェース切り替え操作が連続的に受信された)場合に、前回のインターフェース表示モードの切り替えがユーザーの期待に合致しないことが表される。従って、端末は、今回に受信したインターフェース切り替え操作が表示モードの再度の切り替えをトリガーするために用いられる、と確定する。
【0104】
1つの可能な実施形態において、端末は、目標アプリケーションインターフェース以外の第二のアプリケーションインターフェースから候補アプリケーションインターフェースを確定し、オリジナル表示モードに復元し(前回のインターフェース切り替え操作への応答を取り消すことによって実現することができ)、第一のアプリケーションインターフェースを候補アプリケーションインターフェースに対応する第二タイプのフローティングウィンドウに表示し、候補アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。
【0105】
例示的に、
図9に示されるように、ユーザーが短時間内に第一タイプのフローティングウィンドウ82を連続的にダブルクリックする場合に、端末の前回の表示モードの調整が期待に合致しないことが表される。そのため、表示モードが復元され、ナビゲーションインタフェースが第一タイプのフローティングウィンドウ82に表示され、録音インターフェースが第二タイプのフローティングウィンドウ84に表示される。
【0106】
本実施形態において、第一タイプのフローティングウィンドウに第一のアプリケーションインターフェースが表示されており、且つ第二タイプのフローティングウィンドウが少なくとも2つ表示されている場合に、第一タイプのフローティングウィンドウに対するインターフェース切り替え操作が受信されれば、第二タイプのフローティングウィンドウ内のアプリケーションの最新使用時刻に基づいて、又は、第二タイプのフローティングウィンドウに対応する切り替えオプションに基づいて、表示モードが切り替えられる目標の第二タイプのフローティングウィンドウが確定される。それは、インターフェース切り替えの精度の向上に役立つ。また、インターフェース切り替え操作を連続的に受信した際に、端末は、操作時間間隔と当該間隔内の第一のアプリケーションに対するインターフェース操作とに基づいて、オリジナル表示モードに復元し、又は表示モードを再び切り替えると確定する。それによって、インターフェース切り替えの精度を向上させることができる。
【0107】
図10を参照すると、
図10は、本出願の別の例示的な実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え方法を示すフローチャートである。当該方法は以下のステップを含むことができる。
【0108】
ステップ1001:第一のアプリケーションインターフェースを、第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。
【0109】
ステップ1002:第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信する。
【0110】
上記ステップ1001~1002の実施様態については、ステップ201~202を参照することができ、本実施形態では詳述しない。
【0111】
ステップ1003:全画面表示された第二のアプリケーションインターフェース、及び第二タイプのフローティングウィンドウに表示された少なくとも1つの第二のアプリケーションインターフェースがある場合に、全画面表示された第二のアプリケーションインターフェースを目標アプリケーションインターフェースとして確定する。
【0112】
1つの可能な実施形態において、端末は全画面アプリケーションを、第一タイプのフローティングウィンドウにおけるアプリケーションとの間のインターフェース切り替えが行われるデフォルトアプリケーションとして確定する。そのため、全画面アプリケーションが表示されており且つ少なくとも1つのアプリケーションが第二タイプのフローティングウィンドウに表示されている場合に、端末は、全画面アプリケーションを目標アプリケーションインターフェースとして優先的に確定する。
【0113】
当然ながら、他の可能な実施形態において、端末は、第二タイプのフローティングウィンドウに表示されたアプリケーションを、第一タイプのフローティングウィンドウにおけるアプリケーションとの間のインターフェース切り替えが行われるデフォルトアプリケーションとして確定してもよい。それに対応して、端末は少なくとも1つの第二タイプのフローティングウィンドウに表示されたアプリケーションから、目標アプリケーションを優先的に確定する(目標アプリケーションの確定方法については上記実施形態を参照することができる)。
【0114】
ステップ1004:全画面表示された第二のアプリケーションインターフェース、及び第二タイプのフローティングウィンドウに表示された少なくとも1つの第二のアプリケーションインターフェースがある場合に、第二のアプリケーションインターフェースの各々に対応する切り替えオプションを表示し、切り替えオプションのうちの目標切り替えオプションに対する選択操作に応答して、目標切り替えオプションに対応する第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定する。
【0115】
アプリケーション切り替えの精度をさらに向上させるために、別の可能な実施形態において、インターフェース切り替え操作が受信され、且つ全画面アプリケーション及び少なくとも1つのフローティングウィンドウアプリケーションが表示されている場合に、端末はアプリケーションの各々に対応する切り替えオプションを表示する。当該切り替えオプションは、第一タイプのフローティングウィンドウの縁部に表示されてもよく、また、当該切り替えオプションはボタンなどのコントロールを用いてもよい。本出願の実施形態では、切り替えオプションの表示方法及び表示位置については、限定されない。
【0116】
それに対応して、少なくとも1つの切り替えオプションのうちの目標切り替えオプションに対する選択操作を受信した際に、端末は、当該目標切り替えオプションに対応するアプリケーションを目標アプリケーションとして確定する。当該目標アプリケーションは、全画面アプリケーション、又はフローティングウィンドウアプリケーションであってもよい。
【0117】
上記2つの方法で目標アプリケーションを確定する以外に、他の可能な実施形態において、端末は、第一のアプリケーションと各第二のアプリケーションとの間のアプリケーション切り替えの履歴に基づいて、第一のアプリケーションとの間の切り替えの履歴における切り替えの頻度が最も高い第二のアプリケーションを目標アプリケーションとして確定する。又は、端末は、第一のアプリケーションに関連付けられた第二のアプリケーションを目標アプリケーションとして確定する。又は、端末は、各第二のアプリケーションの最新使用時刻に基づいて、最も直近で使用された第二のアプリケーションを目標アプリケーションとして確定する。本実施形態では、目標アプリケーションの確定方法については限定されない。
【0118】
ステップ1005:目標アプリケーションインターフェースが全画面表示された第二のアプリケーションインターフェースであることに応答して、第一のアプリケーションインターフェースを全画面表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。
【0119】
確定された目標アプリケーションが全画面アプリケーションである場合に、端末は、第一のアプリケーションインターフェースを全画面表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。当該切り替え表示モードについては、
図5を参照することができる。
【0120】
ステップ1006:目標アプリケーションインターフェースが第二のフローティングウィンドウで表示された第二のアプリケーションインターフェースであることに応答して、第一のアプリケーションインターフェースを第二タイプのフローティングウィンドウに表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。
【0121】
確定された目標アプリケーションがフローティングウィンドウアプリケーションである場合に、端末は第一のアプリケーションインターフェースを第二タイプのフローティングウィンドウに表示し、目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。当該切り替え表示モードについては、
図7を参照することができる。
【0122】
ステップ1007:目標アプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信する。
【0123】
ステップ1007の実施様態については、上記ステップ405を参照することができ、本実施形態では詳述しない。
【0124】
切り替え可能な第二のアプリケーションインターフェースが少なくとも2つ(即ち、全画面アプリケーション及び少なくとも1つのフローティングウィンドウアプリケーションのアプリケーションインターフェース)あるため、目標アプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作は、オリジナル表示モードへの復元を指示してもよく、他の第二のアプリケーションインターフェースとの間の再びの切り替えを指示してもい。従って、端末は、インターフェース切り替えの再度の操作の意図をさらに確認する必要がある。
【0125】
ステップ1008:隣接する2回のインターフェース切り替え操作の間の操作時間間隔を取得する。
【0126】
ステップ1008の実施様態については、ステップ607を参照することができ、本実施形態では詳述しない。
【0127】
ステップ1009:操作時間間隔が間隔閾値より大きく、又は操作時間間隔内に第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が受信された場合に、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで目標アプリケーションインターフェースを表示する。
【0128】
上記ステップ608と類似的に、端末は第一のアプリケーションインターフェースを第一の表示モードで再び表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第二の表示モードで再び表示する。目標アプリケーションインターフェースが全画面アプリケーションインターフェースである場合に、端末は、目標アプリケーションインターフェースを再び全画面表示する。目標アプリケーションインターフェースがフローティングウィンドウ・アプリケーション・インターフェースである場合に、端末は、目標アプリケーションインターフェースを第二タイプのフローティングウィンドウに再び表示する。
【0129】
ステップ1010:操作時間間隔が間隔閾値より小さく、且つ操作時間間隔内に第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が受信されない場合に、目標アプリケーションインターフェース以外の第二のアプリケーションインターフェースから候補アプリケーションインターフェースを確定する。インターフェース切り替え操作に応答して、表示モードを復元し、第一の表示モードで候補アプリケーションインターフェースを表示し、第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示する。
【0130】
上記ステップ609と類似的に、端末は、前回のインターフェース切り替え操作への応答を取り消し、且つ第一のアプリケーションインターフェース及び候補アプリケーションインターフェースの表示モードを切り替える。
【0131】
1つの例において、
図11に示されるように、端末は全画面アプリケーション1101、第一タイプのフローティングウィンドウ1102、及び第二タイプのフローティングウィンドウ1103を表示する。全画面アプリケーション1101は配車アプリケーションであり、第一タイプのフローティングウィンドウ1102に録音アプリケーションの録音インターフェースが表示されており、第二タイプのフローティングウィンドウ1103に、ナビゲーションアプリケーションのナビゲーションインタフェースが表示されている。第一タイプのフローティングウィンドウ1102へのダブルクリック操作を受信した際に、端末は、全画面アプリケーション1101を目標アプリケーションとして確定し、配車インターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウ1102に表示し、録音インターフェースを全画面表示する。ユーザーは、録音アプリケーションを第二タイプのフローティングウィンドウ1103に表示することを望むため、第一タイプのフローティングウィンドウ1102を再びダブルクリックする。端末はインターフェース切り替え操作を受信した後、前回のインターフェース切り替え操作を取り消し、録音インターフェースを第二タイプのフローティングウィンドウ1103に表示し、ナビゲーションインタフェースを第一タイプのフローティングウィンドウ1102に表示する。
【0132】
図12を参照すると、
図12は、本出願の別の例示的な実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え方法を示すフローチャートである。当該方法は以下のステップを含むことができる。
【0133】
ステップ1201:第一のアプリケーションインターフェースを、第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。
【0134】
ステップ1202:第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信する。
【0135】
上記ステップ1201~1202の実施様態については、ステップ201~202を参照することができ、本実施形態では詳述しない。
【0136】
ステップ1203:分割表示された第二のアプリケーションインターフェースが少なくとも2つある場合に、第一タイプのフローティングウィンドウが位置する目標の分割画面領域を確定し、目標の分割画面領域に位置する第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定する。
【0137】
通常では、画面分割機能を起動する際に、ユーザーは、フローティングウィンドウを注目度の低い分割画面領域に移動し、注目度の高い分割画面領域へのフローティングウィンドウによる遮蔽を回避する。従って、1つの可能な実施形態において、分割画面アプリケーションが少なくとも2つ表示されていると同時に、第一タイプのフローティングウィンドウが表示されており、且つ第一タイプのフローティングウィンドウに対するインターフェース切り替え操作が受信された際に、端末は、第一タイプのフローティングウィンドウの現在の表示領域を取得し、現在の表示領域及び各分割画面領域の分割画面範囲に基づいて、第一タイプのフローティングウィンドウが位置する目標の分割画面領域を確定し、目標の分割画面領域に位置する第二のアプリケーションインターフェースを目標アプリケーションとして確定する。第一タイプのフローティングウィンドウと目標の分割画面領域との交差領域は、第一タイプのフローティングウィンドウと他の分割画面領域との交差領域より大きい。
【0138】
別の可能な実施形態において、インターフェース切り替えの後、第一のアプリケーションインターフェースへの第一タイプのフローティングウィンドウによる遮蔽を回避するように、端末は、第一タイプのフローティングウィンドウが位置する分割画面領域以外の分割画面領域を、目標の分割画面領域として確定する。
【0139】
例示的に、
図13に示されるように、端末は、第一の分割画面アプリケーション1301、及び第二の分割画面アプリケーション1302を分割表示し、且つ録音アプリケーションを第一タイプのフローティングウィンドウ1303に表示する。第一の分割画面アプリケーション1301は、配車アプリケーションであり、第二の分割画面アプリケーション1302は、ニュースアプリケーションである。第一タイプのフローティングウィンドウ1303へのダブルクリック操作が受信された際に、第一タイプのフローティングウィンドウ1303が第一の分割画面アプリケーション1301に対応する分割画面領域に表示されているため、端末は第二の分割画面アプリケーション1302に対応する分割画面領域を、目標の分割画面領域として確定する。それによって、後続のインターフェース切り替えの後、録音インターフェースへの遮蔽を回避する。
【0140】
ステップ1204:分割表示された第二のアプリケーションインターフェースが少なくとも2つある場合に、第二のアプリケーションインターフェースの各々に対応する切り替えオプションを表示し、少なくとも1つの切り替えオプションのうちの目標切り替えオプションに対する選択操作に応答して、目標切り替えオプションに対応する第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定する。
【0141】
アプリケーション切り替えの精度をさらに向上させるために、別の可能な実施形態において、インターフェース切り替え操作が受信され、且つ分割画面アプリケーションが少なくとも2つ表示されている場合に、端末は、各分割画面アプリケーション(第二のアプリケーションインターフェースに対応する)のそれぞれに対応する切り替えオプションを表示する。当該切り替えオプションは、第一タイプのフローティングウィンドウの縁部に表示されてもよく、また、当該切り替えオプションはボタンなどのコントロールを用いてもよい。本出願の実施形態では、切り替えオプションの表示方法及び表示位置については、限定されない。
【0142】
それに対応して、少なくとも1つの切り替えオプションのうちの目標切り替えオプションに対する選択操作を受信した際に、端末は、当該目標切り替えオプションに対応する分割画面アプリケーションを目標アプリケーションとして確定する。それに対応して、当該目標アプリケーションに対応する第二のアプリケーションインターフェースは、目標アプリケーションインターフェースである。
【0143】
当然ながら、上記方法以外に、端末は、分割画面領域の表示サイズに基づいて、表示サイズが最も大きい分割画面領域を目標の分割画面領域として確定する。又は、端末は、第一のアプリケーションと各分割画面アプリケーションとの間のアプリケーション切り替えの履歴に基づいて、第一のアプリケーションとの間の切り替えの履歴における切り替えの頻度が最も高い分割画面アプリケーションを目標アプリケーションとして確定する。又は、端末は、第一のアプリケーションに関連付けられた分割画面アプリケーションを目標アプリケーションとして確定する。又は、端末は、各分割画面アプリケーションの最新使用時刻に基づいて、最も直近で使用されていた分割画面アプリケーションを目標アプリケーションとして確定する。本実施形態では、目標アプリケーションの確定方法については限定されない。
【0144】
ステップ1205:インターフェース切り替え操作に応答して、第一のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースに対応する分割画面領域に表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを、第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。
【0145】
例示的に、
図13に示されるように、端末は、録音インターフェースを、第二の分割画面アプリケーション1302に対応するオリジナル分割画面領域に表示し、ニュース閲覧インターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウ1303に表示する。
【0146】
なお、本実施形態において、例示として、第一のアプリケーションが分割画面に表示されることができる。第一のアプリケーションが分割画面に表示されることができない場合に、端末はインターフェース切り替え操作に応答しない。
【0147】
ステップ1206:目標アプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信する。
【0148】
ステップ1207:隣接する2回のインターフェース切り替え操作の間の操作時間間隔を取得する。
【0149】
上記実施形態と類似的に、分割画面アプリケーションが少なくとも2つあるため、端末は、インターフェース切り替え操作の意図をさらに確定する必要がある。
【0150】
ステップ1208:操作時間間隔が間隔閾値より大きく、又は操作時間間隔内に第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が受信された場合に、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで目標アプリケーションインターフェースを表示する。
【0151】
上記実施形態と類似的に、インターフェース切り替え操作の意図がオリジナル表示モードの復元であると確定された場合に、端末は、第一のアプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに再び表示し、目標アプリケーションインターフェースを目標アプリケーションインターフェースのオリジナル分割画面領域に再び表示する。
【0152】
ステップ1209:操作時間間隔が間隔閾値より小さく、且つ操作時間間隔内に第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が受信されない場合に、目標アプリケーションインターフェース以外の第二のアプリケーションインターフェースから候補アプリケーションインターフェースを確定する。インターフェース切り替え操作に応答して、表示モードを復元し、第一の表示モードで候補アプリケーションインターフェースを表示し、第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示する。
【0153】
上記実施形態と類似的に、インターフェース切り替え操作の意図が、切り替えられる分割画面アプリケーションを再び選択することであると確定された場合に、端末は、前回のインターフェース切り替え操作への応答を取り消し、第一のアプリケーションインターフェースを、候補アプリケーションインターフェースに対応する分割画面領域に表示し、候補アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示する。
【0154】
なお、上記実施形態は、上記4つの状況のみを例として例示的に説明された。他の可能な状況(例えば、少なくとも2つの分割画面アプリケーション及び少なくとも1つのフローティングウィンドウアプリケーションが表示されている場合)では、上記実行原則を参照として、端末によってアプリケーションインターフェース切り替えが行われることができる。本実施形態では、それについては詳述しない。
【0155】
図14を参照すると、
図14は、本出願の実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え装置の構造を示すブロック図である。当該装置は、ソフトウェア、ハードウェア及び両者の組み合わせを介して、端末の全部又は一部として実装されることができる。当該装置は、表示モジュール1401、操作受信モジュール1402、及び切り替えモジュール1403を備える。
表示モジュール1401は、第一の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示するように構成されている。
操作受信モジュール1402は、第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース切り替え操作を受信するように構成されており、インターフェース切り替え操作は、アプリケーションインターフェースの表示モードの切り替えをトリガーするために用いられる。
切り替えモジュール1403は、第二の表示モードで表示された第二のアプリケーションインターフェースがある場合に、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで第二のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示するように構成されており、第一の表示モードで表示されたアプリケーションインターフェースのサイズは、第二の表示モードで表示されたアプリケーションインターフェースのサイズより小さい。
【0156】
選択的に、切り替えモジュール1403は、アプリケーション確定ユニット及び切り替えユニットを含む。
アプリケーション確定ユニットは、第二の表示モードで表示された第二のアプリケーションインターフェースが少なくとも1つある場合に、少なくとも1つの第二のアプリケーションインターフェースから目標アプリケーションインターフェースを確定するように構成されている。
切り替えユニットは、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで目標アプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示するように構成されている。
【0157】
選択的に、第一の表示モードは第一のフローティングウィンドウ表示であり、第二の表示モードは、全画面表示、第二のフローティングウィンドウ表示、及び画面分割表示のうちの少なくとも1つを含む。
第一のフローティングウィンドウ表示では、アプリケーションインターフェースが第一タイプのフローティングウィンドウに表示され、第二のフローティングウィンドウ表示では、アプリケーションインターフェースが第二タイプのフローティングウィンドウに表示され、第一タイプのフローティングウィンドウのサイズは、第二タイプのフローティングウィンドウのサイズより小さい。
【0158】
選択的に、第二の表示モードは全画面表示である。
アプリケーション確定ユニットは、全画面表示された第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定するように構成されている。
切り替えユニットは、第一のアプリケーションインターフェースを全画面表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示するように構成されている。
【0159】
選択的に、第二の表示モードは、第二のフローティングウィンドウ表示である。
アプリケーション確定ユニットは、
第二タイプのフローティングウィンドウの各々におけるアプリケーションの最新使用時刻を取得し、現在時刻に最も近い最新使用時刻に対応する第二タイプのフローティングウィンドウを、目標の第二タイプのフローティングウィンドウとして確定し、目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示された第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定し、又は、
第二タイプのフローティングウィンドウの各々に対応する切り替えオプションを表示し、少なくとも1つの切り替えオプションのうちの目標切り替えオプションに対する選択操作に応答して、目標切り替えオプションに対応する第二タイプのフローティングウィンドウを、目標の第二タイプのフローティングウィンドウとして確定し、目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示された第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定するように構成されている。
切り替えユニットは、第一のアプリケーションインターフェースを目標の第二タイプのフローティングウィンドウに表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示するように構成されている。
【0160】
選択的に、第二の表示モードは、全画面表示及び第二のフローティングウィンドウ表示を含む。
アプリケーション確定ユニットは、
全画面表示された第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定し、又は、
第二のアプリケーションインターフェースの各々に対応する切り替えオプションを表示し、切り替えオプションのうちの目標切り替えオプションに対する選択操作に応答して、目標切り替えオプションに対応する第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定するように構成されている。
切り替えユニットは、
目標アプリケーションインターフェースが全画面表示された第二のアプリケーションインターフェースであることに応答して、第一のアプリケーションインターフェースを全画面表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示し、
目標アプリケーションインターフェースが第二のフローティングウィンドウで表示された第二のアプリケーションインターフェースであることに応答して、第一のアプリケーションインターフェースを第二タイプのフローティングウィンドウに表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示するように構成されている。
【0161】
選択的に、第二の表示モードは画面分割表示である。
アプリケーション確定ユニットは、
第一タイプのフローティングウィンドウが位置する目標の分割画面領域を確定し、目標の分割画面領域に位置する第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定し、又は、
第二のアプリケーションインターフェースの各々に対応する切り替えオプションを表示し、少なくとも1つの切り替えオプションのうちの目標切り替えオプションに対する選択操作に応答して、目標切り替えオプションに対応する第二のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースとして確定するように構成されている。
切り替えユニットは、
第一のアプリケーションインターフェースを、目標アプリケーションインターフェースに対応する分割画面領域に表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースを、第一タイプのフローティングウィンドウに表示するように構成されている。
【0162】
選択的に、操作受信モジュール1402は、前記目標アプリケーションインターフェースに対する前記インターフェース切り替え操作を受信するように構成されている。
上記装置は、復元モジュールをさらに備える。
復元モジュールは、目標アプリケーションインターフェース以外の第二のアプリケーションインターフェースがない場合に、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで目標アプリケーションインターフェースを表示するように構成されている。
【0163】
選択的に、上記装置は、間隔取得モジュールをさらに備える。
間隔取得モジュールは、操作時間間隔が間隔閾値より大きく、又は第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が操作時間間隔内に受信された場合に、インターフェース切り替え操作に応答して、第一の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示し、且つ第二の表示モードで目標アプリケーションインターフェースを表示するように構成されている。
復元モジュールは、操作時間間隔が間隔閾値より大きく、又は第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が操作時間間隔内に受信された場合に、第一のアプリケーションインターフェースを第一タイプのフローティングウィンドウに表示し、且つ目標アプリケーションインターフェースをオリジナル表示領域に表示するように構成されている。
切り替えモジュール1403は、操作時間間隔が間隔閾値より小さく、且つ第一のアプリケーションインターフェースに対するインターフェース操作が操作時間間隔内に受信されない場合に、目標アプリケーションインターフェース以外の第二のアプリケーションインターフェースから候補アプリケーションインターフェースを確定し、インターフェース切り替え操作に応答して、表示モードを復元し、第一の表示モードで候補アプリケーションインターフェースを表示し、第二の表示モードで第一のアプリケーションインターフェースを表示するように構成されている。
【0164】
上記のように、本出願の実施形態において、第一のアプリケーションインターフェースが表示されている場合に、表示モードが第一のアプリケーションインターフェースの表示モードと異なり、且つサイズが第一のアプリケーションインターフェースのサイズより大きい第二のアプリケーションインターフェースがあれば、ユーザーは、第一のアプリケーションインターフェースに対してインターフェース切り替え操作を行うことによって、第一のアプリケーションインターフェース及び第二のアプリケーションインターフェースの表示モードを切り替えるよう端末をトリガーすることができる。それによって、ユーザーはより大きい表示領域で第一のアプリケーションインターフェースを見ると同時に、第二のアプリケーションインターフェースの内容を引き続き見ることができ、マルチアプリケーションの利用シナリオにおいてアプリケーション間の切り替え効率を高めることに役立つ。
【0165】
図15を参照すると、
図15は、本出願の例示的な実施形態に係る端末の構造を示すブロック図である。本出願における端末は、1つ又は複数のプロセッサ1510、及び1つ又は複数のメモリ1520を備えることができる。
【0166】
プロセッサ1510は、1つ又は複数の処理コアを含むことができる。プロセッサ1510は、様々なインターフェース及び回線で端末全体の各部分に接続され、メモリ1520内に記憶された命令、プログラム、コードセット又は命令セットを実行し、且つメモリ1520内に記憶されたデータを呼び出すことにより、端末の様々な機能及びデータ処理を実行する。選択的に、プロセッサ1510は、デジタル信号処理(digital signal processing、DSP)、フィールドプログラム可能なゲートアレイ(field-programmable gate array、FPGA)、プログラム可能な論理アレイ(programmable logic array、PLA)のうちの少なくとも1つハードウェアを利用して実装されることができる。プロセッサ1510は、中央処理装置(central processing unit、CPU)、グラフィックス・プロセッシング・ユニット(graphics processing unit、GPU)、ニューラル・ネットワーク・プロセッシング・ユニット(neural-network processing unit、NPU)、及びモデムのうちの1つ又は複数の組み合わせを統合することができる。CPUは主に、オペレーティングシステム、ユーザーインタフェース及びアプリケーションなどを処理するために用いられる。GPUは、タッチディスプレイスクリーンに表示される必要のある内容のレンダリング及び描画を行うために用いられる。NPUは、人工知能(artificial intelligence、AI)機能を実現するために用いられる。モデムは、無線通信を処理するために用いられる。上記モデムは、プロセッサ1510に統合されなくてもよく、1つのチップのみで実装されてもよい。
【0167】
メモリ1520は、ランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)を含むことができ、読み取り専用メモリ(read only memory、ROM)を含むこともできる。選択的に、当該メモリ1520は、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体(non-transitory computer-readable storage medium)を含む。メモリ1520は命令、プログラム、コード、コードセット又は命令セットを記憶するために用いられることができる。メモリ1520は、プログラム記憶領域及びデータ記憶領域を含むことができる。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステムを実現するための命令、少なくとも1つの機能(例えば、タッチ機能、音声再生機能、画像再生機能など)のための命令、各方法実施形態を実現するための命令などを記憶することができる。データ記憶領域は端末の使用に応じて作成されるデータ(例えば、オーディオデータ、電話帳)など記憶することができる。
【0168】
本出願の実施形態における端末は、ディルプレイスクリーン1530をさらに備える。ディルプレイスクリーン1530は、画像表示のために用いられ、全画面スクリーン、異形スクリーン、曲面スクリーン、折り畳み式スクリーン又は両面スクリーンであってもよく、本出願の実施形態では限定されない。また、ディルプレイスクリーン1530はタッチ制御機能をさらに備えることができ、ユーザーは、指又はスタイラスペンを介してインターフェース内の要素に対してタッチ操作をすることができる。
【0169】
上記以外に、図面に示された端末の構造は端末を制限するためのものではなく、端末は、図面より多い又はより少ないコンポーネントを含んでもよく、特定のコンポーネントを組み合わせてもよく、異なるコンポーネントの配置を有してもよい、ということは当業者に理解されることができる。例えば、端末は無線周波数回路、入力ユニット、センサー、オーディオ回路、スピーカー、マイクロホン、電源などのコンポーネントをさらに含む。本明細書では、それについては詳述しない。
【0170】
本出願の実施形態において、コンピュータ可読記憶媒体がさらに提供される。当該記憶媒体に少なくとも1つの命令が記憶されている。少なくとも1つの命令は、プロセッサによって実行され、上記実施形態に記載のアプリケーションインターフェースの切り替え方法を実現するために用いられる。
【0171】
本出願の実施形態において、コンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムが提供される。当該コンピュータプログラム製品又はコンピュータプログラムは、コンピュータ命令を含む。当該コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されている。コンピュータ装置のプロセッサは、コンピュータ可読記憶媒体から当該コンピュータ命令を読み取る。プロセッサは当該コンピュータ命令を実行し、当該コンピュータ装置が上記実施形態に係るアプリケーションインターフェースの切り替え方法を実行する、ことを可能にする。
【0172】
上記1つ又は複数の例において、本出願の実施形態に記載の機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組合せによって実現されることができる、ということは当業者に認識されることができる。ソフトウェアによって実現される場合に、これらの機能はコンピュータ可読媒体に記憶されることができ、又は、コンピュータ可読媒体上の1つもしくは複数の命令又はコードとして伝送されることができる。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体及び通信媒体を含むことができる。通信メディアは、あるところから別のところへのコンピュータプログラムの伝送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用又は専用コンピュータがアクセス可能な任意の媒体であってよい。
【0173】
上記はただ本出願の選択可能な実施形態に過ぎず、本出願を制限するために用いられない。本出願の主旨と原則に基づいて行われるいかなる修正、同等の代替、改善は、全て本出願の保護範囲内に含まれるべきである。