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特許7538355新型ヒンジおよび裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末
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  • 特許-新型ヒンジおよび裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末 図1
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  • 特許-新型ヒンジおよび裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-13
(45)【発行日】2024-08-21
(54)【発明の名称】新型ヒンジおよび裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末
(51)【国際特許分類】
   G06F 1/16 20060101AFI20240814BHJP
【FI】
G06F1/16 312F
G06F1/16 312G
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2023547425
(86)(22)【出願日】2022-01-28
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2024-02-16
(86)【国際出願番号】 CN2022074811
(87)【国際公開番号】W WO2022166853
(87)【国際公開日】2022-08-11
【審査請求日】2023-10-02
(31)【優先権主張番号】202120372310.1
(32)【優先日】2021-02-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514008309
【氏名又は名称】杭州安費諾飛鳳通信部品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100121186
【弁理士】
【氏名又は名称】山根 広昭
(72)【発明者】
【氏名】チャン チァンチァン
(72)【発明者】
【氏名】ヤオ グオピン
(72)【発明者】
【氏名】チャン ジァンナン
(72)【発明者】
【氏名】ワン シンファ
【審査官】漆原 孝治
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2020/253601(WO,A1)
【文献】国際公開第2019/149238(WO,A1)
【文献】国際公開第2019/109858(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2020/0103935(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 1/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
左側構造と右側構造を含み、
前記左側構造と右側構造は、いずれも
プッシュプルロッドと固定座からなる機構であって、ケーシング接続部材のスライドをプッシュプルする機構と、
前記ケーシング接続部材とスライド接続され、スライド方向は回転軸線と垂直し、前記ケーシング接続部材と同一軸線を巡って同期回転する、回転部材と、
固定座と回転接続される回転ガイドレールと、
フレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開かれている時に、中部に近い位置にてフレキシブルスクリーンを支え、およびフレキシブルスクリーンモバイル端末が折り畳まれている時に、フレキシブルスクリーンの中部に当たらない位置に退避し、外側端が回転接続端となり、且つケーシング接続部材と接続され、回転ガイドレールにスライド接続されることによって、ケーシング接続部材と共に回転し、且つ回転ガイドレールと同軸回転および前記回転ガイドレールに対してスライドする、回転支持板と、
を含む、ことを特徴とするヒンジ。
【請求項2】
前記ヒンジは裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末に使用される、ことを特徴とする請求項1に記載のヒンジ。
【請求項3】
前記ケーシング接続部材は、前記プッシュプルロッドと回転接続され、前記プッシュプルロッドは固定座と回転接続され、
前記プッシュプルロッドは、円弧ブロックと円弧ガイドレール構造を用いて固定座と回転接続され、且つ
回転軸線は、フレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開かれた時のフレキシブルスクリーン背面が置かれる高さより高い、
ことを特徴とする請求項1に記載のヒンジ。
【請求項4】
前記回転支持板は、円弧ブロックと円弧ガイドレールの構造を介してケーシング接続部材と回転接続され、且つ
回転軸線はフレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開かれた時のフレキシブルスクリーン背面が置かれる高さより高い、ことを特徴とする請求項1に記載のヒンジ。
【請求項5】
裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末であって、
左側ケーシング、右側ケーシング、および、内側フレキシブルスクリーンを含み、
前記裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末は、請求項1から4までの何れか一項に記載のヒンジをさらに含み、
前記左側構造と右側構造のケーシング接続部材は、それぞれ前記左側ケーシングと右側ケーシングに固定的に接続され、
左側ケーシングと右側ケーシングは、それぞれ左側構造と右側構造のケーシング接続部材と同期に回転し、かつ、同期にスライドし、
裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開かれている状態を参照状態とした場合に、前記左側構造と右側構造の回転部材や回転支持板、ケーシング接続部材のスライドをプッシュプルする機構、回転ガイドレールは、いずれも内側フレキシブルスクリーンの下方に配置され、
固定座は、左側ケーシングと右側ケーシングとの間の中部ケーシング内に配置され、左側構造において、回転ガイドレールの回転軸線は、回転部材の回転軸線より高く、回転部材の回転軸線に比べてもっと左側に寄っており、右側構造において、回転ガイドレールの回転軸線は回転部材の回転軸線より高く、回転部材の回転軸線に比べてもっと右側に寄っている、
ことを特徴とする裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はヒンジおよび前記ヒンジを用いた裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末に関する。
【背景技術】
【0002】
フレキシブルスクリーンモバイル端末は、フレキブルスクリーンを折り畳む時の彎曲部が膨らむ形状について、色んな措置を講じている。ある措置は中部に回転板を設けて回避することによって、折り畳んだセンターギャップを平らにすることができ、フレキシブルスクリーンが折り畳まれた中部が水滴に似た形になる。このような措置のヒンジ構造を実現するためには、裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末のナローベゼルデザインが制限を受ける。
【発明の概要】
【0003】
〈発明が解決しようとする第1の課題〉
本発明は背景技術に存在する問題について、新たな技術手段を提供して、裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末に使用でき、水滴形弯曲部位に対する回避を実現できると同時に、モバイル端末のナローベゼル、薄型化のニーズを満たすことを目的とする。
【0004】
〈第1課題を実現するための技術手段〉
左側構造と右側構造を含み、前記左側構造と右側構造は、いずれも
プッシュプルロッドと固定座からなるケーシング接続部材のスライドをプッシュプルする機構と、
前記ケーシング接続部材とスライド接続され、スライド方向は回転軸線と垂直し、前記ケーシング接続部材と同一軸線を巡って同期回転する、回転部材と、
固定座と回転接続される回転ガイドレールと、
フレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開かれている時に、中部に近い位置にてフレキシブルスクリーンを支え、およびフレキシブルスクリーンモバイル端末が折り畳まれている時に、フレキシブルスクリーンの中部膨らみ部位を回避する用途に使用され、外側端が回転接続端となり、且つケーシング接続部材と接続され、回転ガイドレールスライド接続されることによって、ケーシング接続部材と共に回転し、且つ回転ガイドレールと同軸回転および前記回転ガイドレールに対してスライドする、回転支持板と、を含む、ことを特徴とする新型ヒンジ。
【0005】
前記ヒンジは裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末に使用されてもよい。
【0006】
さらに、前記ケーシング接続部材は前記プッシュプルロッドと回転接続され、前記プッシュプルロッドは固定座と回転接続され、前記プッシュプルロッドは円弧ブロックと円弧ガイドレール構造を用いて固定座と回転接続され、且つ回転軸線はフレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開かれた時のフレキシブルスクリーン背面が置かれる高さより高くてもよい。
【0007】
さらに、前記回転支持板は、円弧ブロックと円弧ガイドレールの構造を介してケーシング接続部材と回転接続され、且つ回転軸線はフレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開かれた時のフレキシブルスクリーン背面が置かれる高さより高い。
【0008】
〈発明が解決しようとする第2の課題〉
本発明は上記ヒンジを用いた裏折りフレキブルスクリーンモバイル端末を提供して、フレキシブルスクリーンの水滴形弯曲部位に対する回避を実現でき、且つモバイル端末のナローベゼル、薄型化のニーズを満たすことを目的とする。
【0009】
〈第2の課題を解決するための技術手段〉
左側ケーシングや右側ケーシングおよび内側フレキシブルスクリーンを含み、前記裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末は、上記ヒンジをさらに含み、前記左側構造と右側構造のケーシング接続部材は、それぞれ前記左側ケーシングと右側ケーシングに固定的に接続され、左側ケーシングと右側ケーシングはそれぞれ左側構造と右側構造のケーシング接続部材と同期に回転し、かつ、同期にスライドし、裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開かれている状態を参照状態とした場合に、前記左側構造と右側構造の回転部材や回転支持板、ケーシング接続部材のスライドをプッシュプルする機構、回転ガイドレールは、いずれも内側フレキシブルスクリーンの下方に配置され、固定座は左側ケーシングと右側ケーシングとの間の中部ケーシング内に配置され、左側構造において、回転ガイドレールの回転軸線は回転部材の回転軸線より高く、回転部材の回転軸線に比べてもっと左側に寄っており、右側構造において、回転ガイドレールの回転軸線は回転部材の回転軸線より高く、回転部材の回転軸線に比べてもっと右側に寄っている、ことを特徴とする裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末。
【発明の効果】
【0010】
本発明の技術手段を使用することによって、本発明を裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末に使用することができ、水滴形の回避ニーズを満たすと同時に、ナローベゼルデザインも実現でき、且つ回転支持板とケーシング接続部材と共にスライドおよびバーチャル回転軸との嵌め合いを利用して、構造をよりコンパクトにすることができ、裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末の薄型化でデザインに有益である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は本発明実施例の構造を示した分解図である。
図2図2は本発明の裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末実施例が平らに開き状態になっている時の局所構造を示した正面図である。
図3図3は本発明の裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末実施例が折り畳み状態になっている時の局所構造を示した正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図に示されているように、本発明によって提供されるヒンジは、左側構造と右側構造を含む。
【0013】
前記左側構造と右側構造は、いずれも、ケーシング接続部材2がスライドするようにケーシング接続部材2をプッシュプルする、プッシュプルロッド1と固定座402を備えた機構を含む。裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開かれた状態を参照状態とした場合に、前記左側構造と右側構造は、いずれも、裏折りフレキシブルスクリーン300の下方に配置される。裏折りフレキシブルモバイル端末が平らに開き状態から折り畳み状態に回転する時に、前記プッシュプルロッド1は、ケーシング接続部材2を外側に突き押す。裏折りフレキシブルモバイル端末が折り畳み状態から平らに開き状態に回転する時に、前記記プッシュプルロッド1は、ケーシング接続部材2を内側に引く。
【0014】
前記左側構造と右側構造は、回転部材3を含む。前記左側構造と右側構造は、裏折りフレキシブルモバイル端末が平らに開かれた状態を参照状態とした場合に、裏折りフレキシブルスクリーン300の下方に配置される。前記回転部材3とケーシング接続部材2は、スライド可能に接続されている。スライド方向は、回転部材3の回転軸と垂直である。回転部材3とケーシング接続部材2との間には、スライディングガイド構造を配置することができる。前記ケーシング接続部材2と前記回転部材は、同一軸線を巡って同期回転する。つまり、ケーシング接続部材2は、スライドと回転ができる部材である。裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末は。左側ケーシング100や右側ケーシング200および内側フレキシブルスクリーン300を含み、左側構造と右側構造のケーシング接続部材2はそれぞれ前記左側ケーシング100と右側ケーシング200に固定接続され、よって、左側ケーシング100と右側ケーシング200はそれぞれ左側構造と右側構造のケーシング接続部材2と同期に回転し、かつ、同期にスライドする。
【0015】
前記左側構造と右側構造は、回転ガイドレール4を含む。前記回転ガイドレールは、固定座402に回転可能に接続されている。回転ガイドレールは、ただの回転する部材である。図面符号40は、回転ガイドレールの回転軸である。回転ガイドレールは、裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開かれた状態を参照状態とした場合に、裏折りスクリーン300の下方に配置される。前記回転ガイドレール4中のガイド溝の形状は、直線溝にすることができる。回転ガイドレールは、回転支持板5に可動に接続されるのに用いられる。回転ガイドレール4と回転接続板5との間では、相対的にスライドだけが発生し、両者の間で角度の変化が発生しないようにする。
【0016】
前記左側構造と右側構造は、回転支持板5を含む。回転支持板5は、裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開かれた時に、中部に近い位置にてフレキシブルスクリーン300を支える。および、回転支持板5は、フレキシブルスクリーンモバイル端末が折り畳み状態になっている時に、一定の角度を回って傾くことによってフレキシブルスクリーン300中部の膨らみ部位301を回避する。前記回転支持板5の外側端は、回転接続端であって、ケーシング接続部材2と接続される。前記回転支持板5と回転ガイドレール4は、スライド接続されることによって(回転支持板5は回転ガイドレール4中のガイド溝とスナップ接続され、且つスライドできるリベット41の方式で回転ガイドレール4とスライド接続)、ケーシング接続部材2と共に回転する。ケーシング接続部材2が回転する時に、回転支持板は、一方で、ケーシング回転部材2の軸線の周りを動く。もう一方で、回転支持板は、回転ガイドレール4と同軸回転および前記回転ガイドレール4に対してスライドする。裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末が折り畳まれる時に、ケーシング接続部材2がスライドするにつれて、中部ケーシング400が徐々に離れるようになる。裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末が折り畳まれる時に、回転ガイドレールを設置する傾斜角度は、中部ケーシング400の上方に傾いて止まるようにする。前記回転支持板5とケーシング接続部材との関係は、ケーシング接続部材2と直接に回転可能に接続させることができ、間接的に回転可能に接続させることもできる。つまり、裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末の左側ケーシング100と右側ケーシング200は、左側と右側のケーシング接続部材3と固定的に接続される。このため、左側と右側の回転支持板の外端は、左側ケーシング100と右側ケーシング200と回転可能に接続されるようになる、または左側ケーシング100と右側ケーシング200上に固定される。その他の部材、左側と右側のケーシング接続部材3上に固定される部材と回転可能に接続されるようになる。
【0017】
前記回転支持板5の外側端は、円弧ブロック51と円弧ガイドロール21の構造を介してケーシング接続部材2に回転可能に接続される。且つ回転軸線は、裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開かれた時のフレキシブルスクリーンの背面が置かれる高さより高い。このようなバーチャル軸構造を用いて、さらに薄型化デザインを実現することができる。
【0018】
上記構造によって、事実上前記回転支持板5に関する制御構造をほとんどのすべてをフレキシブルスクリーン300の下方に設置することができ、端末製品のナローベゼルデザインを実現できる。
【0019】
再びケーシング接続部材2のスライドをプッシュプルする機構に戻る。前記ケーシング接続部材2は、前記プッシュプロッド1に回転可能に接続される。前記プッシュプロッド1と固定座402は、回転可能に接続される。固定座402は、中部ケーシング400中に固定される。前記プッシュプルロッド1は、円弧ブロック11と円弧ガイドレール403の構造を介して固定座402に回転可能に接続される。且つ回転軸線は、裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末が平らに開かれた時のフレキシブルスクリーンの背面が置かれる高さより高い。このようなバーチャル回転軸構造が使用されることによって、裏折りフレキシブルスクリーンモバイル端末の厚みを制限しない状況の下で、以下軸線配置をより容易に実現することができる。左側構造において、回転ガイドレール4の回転軸線は回転部材3の回転軸線より高いが、プッシュプルロッド1と固定座402が回転接続される軸線よりは低い。回転部材3の回転軸線(図面の符号31はその軸穴である)は、プッシュプルロッド1と固定座402が回転接続される軸線よりもっと左側に寄っている。右側構造において、回転部材4の回転軸線は回転部材3の回転軸線より高いが、プッシュプルロッド1と固定座402が回転接続される軸線より低く、回転部材3の回転軸線とプッシュプルロッド1と固定座402が回転接続される軸線よりもっと右側に寄っている。
【0020】
回転部材4に接続される固定座部分とプッシュプルロッド1に接続される固定座部分は、一体化または別々にすることができる。
【0021】
前記ヒンジは、さらに同期反対方向回転接続構造も含む。同期反対方向回転接続構造は左側構造と右側構造との間に接続されて、左側構造と右側構造の回転部材の回転部材3を同期反対方向回転させ、同期反対方向回転接続構造は、中部ケーシング400内に設置される。よって、左側ケーシング100と右側ケーシング200も同期反対方向回転ができる。前記同期反対方向回転接続構造ギア噛み合い接続構造を使用することができる。ヒンジにおいて、回転部材3の回転接続端は同期反対方向回転接続構造と接続される。
【0022】
上記説明は、ただ本発明の最良の実施例に過ぎず、本発明の構造特徴はこれに限らない。予見できる本発明の運動機構は各種フレキシブルスクリーンモバイル端末中に使用することができ、本分野の技術者によって本発明分野において行われた、すべての変動または修飾はいずれも本発明の保護範囲に収まる。
【0023】
説明しておきたいことは、本発明の明細書と特許請求の範囲および上記図面中の用語「含む」と「ある」およびこれらの何らかの変形は、非排他性の含むとの意味である。用語「配置」、「設置」、「設ける」、「接続」、「接続し合う」、「スリーブ接続」などはもっと広い範囲で理解すべきである。例えば、固定接続であろうか、分解可能な接続であろうか、若しくはソリッド構造でもあり、機械的接続であろうか、電気接続である可能性もある。そして、直接的接続であろうか、中間媒質を介した間接的接続であろうか、若しくは二つの装置、素子、または構成部分間の内部連通でもある。本分野の普通技術者ならば、具体的な状況によって、上記用語の本発明中の具体的な意味を理解できるはずである。
【0024】
本発明の説明において、用語「一端」、「他の一端」、「外側」、「内側」、「水平」、「端部」、「長さ」、「外端」、「左」、「右」などが示す方位または位置関係は図面が示す方位または位置関係に基づくものであり、ただ本発明を分かり易くて簡略に説明するためのものであって、その装置または素子が必ず特定の方位を有し、特定の方位構造と操作を有することを示すか、暗示するものではないので、本発明に対する制限だと理解してはならない。用語「第一」、「第二」も説明時簡潔に説明するために使ったものであって、相対的な重要性を示すか、暗示するものではない。
図1
図2
図3