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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-14
(45)【発行日】2024-08-22
(54)【発明の名称】取付構造及び取付方法
(51)【国際特許分類】
   E04F 13/08 20060101AFI20240815BHJP
   E04F 11/18 20060101ALI20240815BHJP
   H02S 20/22 20140101ALI20240815BHJP
【FI】
E04F13/08 Z ETD
E04F11/18
H02S20/22
E04F13/08 H
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2022501100
(86)(22)【出願日】2021-02-22
(86)【国際出願番号】 JP2021006517
(87)【国際公開番号】W WO2021167103
(87)【国際公開日】2021-08-26
【審査請求日】2022-12-08
(31)【優先権主張番号】P 2020026965
(32)【優先日】2020-02-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】520060542
【氏名又は名称】石井 修一
(74)【代理人】
【識別番号】100174805
【弁理士】
【氏名又は名称】亀山 夏樹
(72)【発明者】
【氏名】石井 修一
【審査官】前田 敏行
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3183550(JP,U)
【文献】特開2006-210304(JP,A)
【文献】特開2003-336465(JP,A)
【文献】実開昭55-022042(JP,U)
【文献】登録実用新案第3029906(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04F 13/08
E04F 11/18
H02S 20/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
被取付部材に対して装着可能な取付構造であって、
前記被取付部材の上端部に係合する上端壁係合部材と、
前記被取付部材の下端部に係合する下端壁係合部材と、
前記上端壁係合部材及び前記下端壁係合部材を連結する連結機構と、を備え、
前記連結機構は、
前記上端壁係合部材及び前記下端壁係合部材を上下方向においてスライド移動自在に連結する第1連結機構と、
前記上端壁係合部材及び前記下端壁係合部材の前記スライド移動を規制する第2連結機構と、を備え、
前記被取付部材は、
床部材の上面から突出する上壁部と、
前記床部材の下面から突出する下壁部と、を備え、
前記下端壁係合部材は、
前記下壁部の下側に位置する下面板部と、
前記下面板部に連接し、前記下壁部の内側に位置する下端内側面板部と、
前記下面板部に連接し、前記下壁部の外側に位置する下端外側面板部と、を備え、
前記連結機構により、前記上端壁係合部材及び前記下端壁係合部材は、上下方向において、互いに近接した近接状態と、前記近接状態よりも互いが離れた離隔状態との間をスライド移動自在になっており、
前記上端壁係合部材及び前記下端壁係合部材が近接状態のとき、前記下端壁係合部材は、前記下壁部の厚み方向における移動が規制されたことを特徴とする取付構造。
【請求項2】
前記上端壁係合部材と前記下端壁係合部材との少なくとも一方に連結されるとともに、被保持部材を保持可能な保持構造を備え、
前記被保持部材は、太陽光パネルと、撮影装置と、照明器具とのうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載の取付構造。
【請求項3】
前記上端壁係合部材と前記下端壁係合部材との少なくとも一方に連結されるとともに、被保持部材を保持可能な保持構造を備え、
前記保持構造は、
前記被保持部材の上部に対して係合する上端部保持具と、
前記被保持部材の下部に対して係合する下端部保持具と、を備え、
前記上端部保持具及び前記下端部保持具は、前記被保持部材を上下方向から挟むように配置されたことを特徴とする請求項項記載の取付構造。
【請求項4】
前記近接状態のとき、前記下端内側面板部は前記下壁部の内側の側面を沿うとともに、前記下端外側面板部は前記下壁部の外側の側面を沿うことにより、前記下壁部の厚み方向における前記取付構造の移動が規制されたことを特徴とする請求項3記載の取付構造。
【請求項5】
前記連結機構は、前記被取付部材よりも上方又は下方に位置することを特徴とする請求項1ないしのうちいずれか1項記載の取付構造。
【請求項6】
前記上端壁係合部材は、
前記上壁部の上側に位置する上面板部と、
前記上面板部に連接し、前記上壁部の内側に位置する上端内側面板部と、
前記上面板部に連接し、前記上壁部の外側に位置する上端外側面板部と、を備え、
前記近接状態のとき、前記上端内側面板部は前記上壁部の内側の側面を沿うとともに、前記上端外側面板部は前記上壁部の外側の側面を沿うことにより、前記上壁部の厚み方向における前記取付構造の移動が規制されることを特徴とする請求項1ないしのうちいずれか1項記載の取付構造。
【請求項7】
請求項1ないし6のうちいずれか1項記載の取付構造を被取付部材に対して取り付ける取付方法であって、
前記被取付部材の上端部に係合する上端壁係合部材と、前記被取付部材の下端部に係合する下端壁係合部材とを移動自在となるように連結する連結ステップと、
前記被取付部材が挿入可能となるように前記上端壁係合部材と前記下端壁係合部材とを離す離隔ステップと、
前記離隔ステップの後に行われ、前記上端壁係合部材と前記下端壁係合部材とを前記被取付部材に対し係合させる係合ステップと、
前記係合ステップの後に行われ、前記被取付部材に対し係合した状態のまま、前記上端壁係合部材と前記下端壁係合部材とを近づける近接ステップと、
前記近接ステップの後に行われ、前記上端壁係合部材と前記下端壁係合部材とを締結する締結ステップと、
を備えることを特徴とする取付方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、取付構造及び取付方法に関する。
【背景技術】
【0002】
家庭にソーラーパネルを設置する際、屋根の上に取付構造を設け、当該取付構造を用いてソーラーパネルを固定する方法が知られている。また、マンションなどの集合住宅の場合、屋根ではなくベランダの腰壁等に取付構造を設け、当該取付構造を用いてソーラーパネルを固定する方法が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2002-111033号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の取付構造では、取付作業が簡便で済むものの、簡便が故に上方側へ外れやすい。
【0005】
本発明は、かかる実情に鑑み、取付作業が簡便でありつつ、壁から外れにくい取付構造を提供しようとするものである。
【0006】
本発明は、被取付部材に対して装着可能な取付構造であって、前記被取付部材の上端部に係合する上端壁係合部材と、前記被取付部材の下端部に係合する下端壁係合部材と、前記上端壁係合部材及び前記下端壁係合部材を連結する連結機構と、を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明は、被取付部材に対して取付構造を取り付ける取付方法であって、前記被取付部材の上端部に係合する上端壁係合部材と、前記被取付部材の下端部に係合する下端壁係合部材とを移動自在となるように連結する連結ステップと、前記被取付部材が挿入可能となるように前記上端壁係合部材と前記下端壁係合部材とを離す離隔ステップと、前記離隔ステップの後に行われ、前記上端壁係合部材と前記下端壁係合部材とを前記被取付部材に対し係合させる係合ステップと、前記係合ステップの後に行われ、前記被取付部材に対し係合した状態のまま、前記上端壁係合部材と前記下端壁係合部材とを近づける近接ステップと、前記近接ステップの後に行われ、前記上端壁係合部材と前記下端壁係合部材とを締結する締結ステップと、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、取付作業が簡便でありつつ、壁から外れにくい取付構造及び取付方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】第1の取付構造の概要を示す斜視図である。
図2】第1の取付構造の概要を示す端面図である。
図3】(A)~(C)は、それぞれ、第1の取付構造の概要を示す端面図である。
図4】第2の取付構造の概要を示す拡大断面図である。
図5】第3の取付構造の概要を示す拡大断面図である。
図6】第4の取付構造の概要を示す拡大断面図である。
図7】第5の取付構造の概要を示す拡大断面図である。
図8】第6の取付構造の概要を示す拡大断面図である。
図9A】第6の取付構造の概要を示す拡大断面図である。
図9B】第6の取付構造の概要を示す拡大断面図である。
図9C】第6の取付構造の概要を示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以降、説明の便宜上、水平面内における任意の方向をX方向と、水平面内においてX方向に直交する方向をY方向と、垂直方向をZ方向とする。
【0011】
図1~2に示すように、取付構造2は、ベランダB(被取付部材)に取り付けられるものである。ベランダBは、水平方向に設けられた床部材B1と、床部材B1に対して連設する壁部材B2とを備える。壁部材B2は、床部材B1に対し垂直方向に設けられる。壁部材B2は、床部材B1の上面から突出する上壁部B2Uと、床部材B1の下面から突出する下壁部B2Lと、を備える。上壁部B2Uは、腰壁B2U1と、腰壁部B2U1の上端部に設けられた手摺板B2U2とを備える。
【0012】
取付構造2は、上壁部B2Uに係合する上端壁係合金具10(上端壁係合部材)と、下壁部B2Lに係合する下端壁係合金具20(下端壁係合部材)と、上端壁係合金具10及び下端壁係合金具20を連結する連結機構30と、上端壁係合金具10に連結されるとともに、ソーラーパネルSP(被保持部材)の上端部に対して保持するパネル上端部保持金具40(上端部保持構造)と、下端壁係合金具20に連結されるとともに、ソーラーパネルSPの下端部を保持するパネル下端部保持金具50(上端部保持構造)と、を備える。
【0013】
上端壁係合金具10は、上壁部B2Uの上端面に配される上面板部11と、上面板部11に連接し上壁部B2Uの内側(図2における左側)の側面に沿って配される上端内側面板部12と、上面板部11に連接し上壁部B2Uの外側(図2における右側)の側面に沿って配される上端外側面板部13と、を備える。
【0014】
上面板部11は水平に配される。上端内側面板部12及び上端外側面板部13は、それぞれ垂直に配される。上端内側面板部12の下端部は、床部材B1から離れている。なお、上端内側面板部12の下端部は、床部材B1に接近していてもよい。
【0015】
下端壁係合金具20は、下壁部B2Lの下端面に沿って配される下面板部21と、下面板部21に連接し下壁部B2Lの内側(図2における左側)の側面に沿って配される下端内側面板部22と、下面板部21に連接し下壁部B2Lの外側(図2における右側)の側面に沿って配される下端外側面板部23と、を備える。
【0016】
下面板部21は水平に配される。下端内側面板部22及び下端外側面板部23は、それぞれ垂直に配される。下端内側面板部22の上端部は、床部材B1から離れている。なお、下端内側面板部22の上端部は、床部材B1に接近していてもよい。
【0017】
連結機構30は、上端外側面板部13の下端部に設けられ上側ボルト孔を有する上側折曲部231と、下端外側面板部23の上端部に設けられ下側ボルト孔を有する下側折曲部32と、上側ボルト孔及び下側ボルト孔を相通可能なボルト33と、ボルト33に螺合するナット34と、を備える。上側折曲部231は、上端外側面板部13の下端部と連接し、XY平面内に延びる。下側折曲部32は、下端外側面板部23の上端部と連接し、XY平面内に延びる。ボルト33は、上側折曲部231側のボルト孔から挿入されることが好ましい。ナット34は、下側折曲部32の下側に配されることが好ましい。
【0018】
パネル上端部保持金具40は、上面板部11の上面に沿って配される上面保持板部41と、上面保持板部41のY方向外側端部からZ方向上方へ延びる上内側縦部42と、上内側縦部42のZ方向上端部からY方向外側へ延びる上横部43と、上横部43のY方向外側端部からZ方向下方へ延びる上外側縦部44と、を備える。
【0019】
上面保持板部41及び上横部43は水平に配される。上内側縦部42と上外側縦部44とは垂直に配される。上内側縦部42と上外側縦部44との間には、ソーラーパネルSPの上端部が挿入可能な程度の隙間が形成されていればよい。
【0020】
上面板部11及び上面保持板部41には、それぞれ、ボルト孔が形成される。パネル上端部保持金具40は、両者のボルト孔に挿入可能なボルト47と、ボルト47に螺合するナット48とをさらに備える。ボルト47は、上面保持板部41側のボルト孔から挿入されることが好ましい。ナット48は、上面板部11の壁部材B2側に配されることが好ましい。
【0021】
パネル下端部保持金具50は、下端外側面板部23に沿って配される下内側縦部51と、下内側縦部51のZ方向下端部からY方向外側へ延びる下横部52と、下横部52のY方向外側端部からZ方向上方へ延びる上外側縦部53と、を備える。
【0022】
下内側縦部51及び上外側縦部53は垂直に配される。下横部52は水平に配される。下内側縦部51と上外側縦部53との間には、ソーラーパネルSPの下端部が挿入される程度の隙間が形成されていればよい。
【0023】
下端外側面板部23及び下内側縦部51には、それぞれ、ボルト孔が形成される。パネル下端部保持金具50は、両者のボルト孔に挿入可能なボルト57と、ボルト57に螺合するナット58とを備える。ボルト57は、下内側縦部51側のボルト孔から挿入されることが好ましい。ナット58は、下端外側面板部23の壁部材B2側に配されることが好ましい。
【0024】
ソーラーパネルSPは、取付構造2によって、垂直となるように保持される。ソーラーパネルSPの下端は、パネル下端部保持金具50によって支持される。ソーラーパネルSPの上端は、パネル上端部保持金具40によって係合する。
【0025】
次に、取付構造2を用いて、マンションの3階のベランダ(以下、当該ベランダと称する)にソーラーパネルSPを取り付ける方法について説明する。
【0026】
当該ベランダにおいて、上壁部B2Uの上端面が上面板部11に沿うように、上端壁係合金具10を上壁部B2Uに係合する。次に、当該ベランダの真下(2階)のベランダにおいて、当該ベランダの下壁部B2Lの下端面が下面板部21に沿うように、下壁部B2Lに対し下端壁係合金具20を係合する。その後、3階のベランダから、ボルト33を上側ボルト孔及び下側ボルト孔に対して挿入し螺合する(図3(A))。
【0027】
こうして、上端壁係合金具10は、上壁部B2Uの上側に対して係合し、下端壁係合金具20は、下壁部B2Lの下側に対して係合する。そして、連結機構30によって、上端壁係合金具10及び下端壁係合金具20は連結される。すなわち、上端壁係合金具10及び下端壁係合金具20は、連結機構30によって連結されたとき、上下方向から壁部材B2を挟むような姿勢をとる。このとき、上面板部11は上壁部B2Uの上端面を沿い、下面板部21は下壁部B2Lの下端面を沿うため、壁部材B2における取付構造2の上下方向への移動が規制される。このとき、上端内側面板部12は、上壁部B2Uの内側(図2における左側)の側面を沿い、上端外側面板部13は、上壁部B2Uの外側(図2における右側)の側面を沿う。このため、壁部材B2における取付構造2のY方向への移動が規制される。
【0028】
さらに、上端内側面板部12は、上壁部B2Uの内側(図2における左側)の側面に近接し、上端外側面板部13は、上壁部B2Uの外側(図2における右側)に近接することが好ましい。これにより、壁部材B2における取付構造2の上下方向への移動の規制がより確実なものとなる。
【0029】
同様に、上端内側面板部12は、上壁部B2Uの内側(図2における左側)の側面に近接し、上端外側面板部13は、上壁部B2Uの外側(図2における右側)の側面に近接することが好ましい。そして、下端内側面板部22は、下壁部B2Lの内側(図2における左側)の側面に近接し、下端外側面板部23は、下壁部B2Lの外側(図2における右側)の側面に近接することが好ましい。これにより、壁部材B2における取付構造2のY方向への移動の規制がより確実なものとなる。
【0030】
その後、当該ベランダの真下(2階)のベランダにおいて、ボルト57及びナット58を用いて、当該ベランダに取り付けられた下端外側面板部23に対してパネル下端部保持金具50を取り付ける(図3(B))。
【0031】
その後、パネル下端部保持金具50に対しソーラーパネルSPを載置する。このとき、ソーラーパネルSPの下端は、下横部52によって支持される。上外側縦部53は、下横部52からソーラーパネルSPが外側へ脱落することを防ぐ。
【0032】
次に、当該ベランダにおいて、ボルト47及びナット48を用いて、上面板部11に対してパネル上端部保持金具40を取り付ける。このとき、上外側縦部44は、ソーラーパネルSPに対してオーバラップする(図3(C))。このため、下横部52によって支持されたソーラーパネルSPの上端は、上外側縦部44によってY方向に係合される。こうして、ソーラーパネルSPは、パネル上端部保持金具40及びパネル下端部保持金具50によって、上下方向から挟むようにして固定される。
【0033】
このとき、ソーラーパネルSPの上端は、上横部43と接近していることが好ましい(図2)。これにより、ソーラーパネルSPの上下方向の移動が規制されるため、ソーラーパネルSPの脱落を確実に防止できる。
【0034】
さらに、上外側縦部44及び上外側縦部53は、それぞれ、ソーラーパネルSPに対して近接することが好ましい。これにより、ソーラーパネルSPのY方向の移動が規制されるため、ソーラーパネルSPの脱落を確実に防止できる。
【0035】
上記実施形態では、上端壁係合金具10と下端壁係合金具20とをそれぞれ壁部材B2に対して係合させた後、連結機構30によって連結したが、本発明はこれに限られない。例えば、連結機構30を用いて上端壁係合金具10と下端壁係合金具20とを仮止めした後に、上端壁係合金具10と下端壁係合金具20とをそれぞれ壁部材B2に対して係合させ、その後、連結機構30のボルト33を締めてもよい。ボルト33の長さは、ボルト33によって仮止めされた上端壁係合金具10と下端壁係合金具20は、壁部材B2に対して着脱自在となるような程度の遊びができる程度の長さがあることが好ましい。
【0036】
上記実施形態では、パネル下端部保持金具50の下横部52に対しソーラーパネルSPを直接載置したが、本発明はこれに限られない。例えば、下横部52の上面に、ゴム板等のクッション材を設け、クッション材の上にソーラーパネルSPを載置してもよい。同様に、上横部43の下面に、ゴム板等のクッション材を設け、クッション材を介して、ソーラーパネルSPを係合してもよい。
【0037】
以降、上記実施形態の変形例を示すが、上記実施形態と異なる部分のみを説明し、上記実施形態と同一の部品については、同一の符号及び名称を付すとともに、その詳細の説明を省略する。
【0038】
上記実施形態では、下端外側面板部23及び下内側縦部51に、それぞれ、ボルト孔を形成したが、本発明はこれに限られない。例えば、下端壁係合金具20及びパネル下端部保持金具50の代わりに、図4のような、下端壁係合金具120及びパネル下端部保持金具150を用いてもよい。
【0039】
下端壁係合金具120は、下面板部21と、下端内側面板部22と、下端外側面板部23と、下端外側面板部23の下端から下方向に延びる下端外側面延設部24と、を備える。下端外側面延設部24は垂直に配される。
【0040】
パネル下端部保持金具150は、下端外側面延設部24に沿って配される下内側縦部55と、下内側縦部55のZ方向上端部からY方向外側へ延びる下横部52と、上外側縦部53と、を備える。
【0041】
そして、下端外側面延設部24及び下内側縦部55に、それぞれ、ボルト孔を形成する。ボルト57は、下端外側面延設部24側のボルト孔から挿入されることが好ましい。ナット58は、下内側縦部55側に配されることが好ましい。これにより、ベランダからのボルト締め作業が容易となる。
【0042】
上記実施形態では、壁部材B2は、床部材B1の上面から突出する上壁部B2Uと、床部材B1の下面から突出する下壁部B2Lと、を備えたが、本発明はこれに限られず、壁部材B2は、床部材B1の上面から突出する上壁部B2Uと、床部材B1の下面と面一な下壁部B2Mと、を備えていてもよい。この場合、下端壁係合金具20の代わりに、図5に示す下端壁係合金具220を用いればよい。下端壁係合金具220は、下壁部B2L及び下壁部B2Mの下端面に沿って配される下面板部21と、下面板部21に連接し下壁部B2Lの外側(図5における右側)の側面に沿って配される下端外側面板部23と、を備える。
【0043】
図1~2等で示した取付構造2は、上端外側面板部13の下端が上壁部B2Uの中途部まで延び、下端外側面板部23の上端が上壁部B2Uの中途部まで延び、上端外側面板部13及び下端外側面板部23を連結した連結機構30が、上壁部B2Uの中途部に位置したが、本発明はこれに限られず、例えば、図6に示す取付構造102でもよい。
【0044】
取付構造102は、上壁部B2Uに係合する上端壁係合金具110(上端壁係合部材)と、下壁部B2Lに係合する下端壁係合金具120(下端壁係合部材)と、上端壁係合金具110及び下端壁係合金具120を連結する連結機構30と、上端壁係合金具110に連結されるとともに、ソーラーパネルSP(被保持部材)の上端部に対して保持するパネル上端部保持金具140(上端部保持構造)と、下端壁係合金具120に連結されるとともに、ソーラーパネルSPの下端部を保持するパネル下端部保持金具50(上端部保持構造)と、を備える。
【0045】
上端壁係合金具110は、上壁部B2Uの上端面に配される上面板部111と、上面板部111に連接する上端内側面板部112と、上面板部111に連接する上端外側面板部113と、を備える。上面板部111は水平に配され、内側の(図6における左側)の端は、上壁部B2Uの上端面のY方向における内側の端までのび、外側の(図6における右側)の端は、上壁部B2Uの上端面のY方向における外側の端までのびる。上端内側面板部112は、上面板部111の内側の端から下方向に向かって垂直に伸びる。このため、上端内側面板部112は、上壁部B2Uの内側(図6における左側)の側面に沿って配される。上端外側面板部113は、上面板部111の外側の端から上方向に向かって垂直に伸びる。
【0046】
下端壁係合金具120は、下壁部B2Lの下端面に沿って配される下面板部121と、下面板部121に連接し下壁部B2Lの内側の側面に沿って配される下端内側面板部122と、下面板部121に連接し下壁部B2Lの外側の側面に沿って配される下端外側面板部123と、を備える。下面板部121は水平に配される。下端内側面板部122及び下端外側面板部123は、それぞれ垂直に配される。下端外側面板部123の上端は、上端外側面板部113の上端よりも上方向に突出する。下端内側面板部122の上端部は、床部材B1から離れている。
【0047】
連結機構30は、上端外側面板部113に形成されたボルト孔113aと、下端外側面板部123に形成されたボルト孔123aと、2つのボルト孔113a、123aに対して相通可能なボルト33と、ボルト33に螺合するナット34と、を備える。下端外側面板部123において、下端外側面板部123の下端を基準にして壁部材B2の高さ(Z方向の長さ)よりも高い位置にボルト孔123aが形成されることが好ましい。
【0048】
パネル上端部保持金具140は、下端外側面板部123に沿って配される上面保持板部142と、上面保持板部142の下端に連設し、Y方向外側に向けて延びる上横部143と、上横部143のY方向外側端部からZ方向下方へ延びる上外側縦部144と、を備える。上面保持板部142及び上外側縦部144は垂直に配される。また、上横部143は水平に配される。下端外側面板部123と上外側縦部144との間には、ソーラーパネルSPの上端部が挿入可能な程度の隙間が形成されていればよい。下端外側面板部123には、ボルト孔123bが形成される。ボルト孔123bは、ボルト孔123aよりも上方に位置することが好ましい。上面保持板部142には、ボルト孔142aが形成される。パネル上端部保持金具140は、ボルト孔123b及びボルト孔142aに挿入可能なボルト47と、ボルト47に螺合するナット48とをさらに備える。
【0049】
これにより、ボルト締め作業が壁部材B2よりも上方の位置と、壁部材B2の下端部とで行うことが可能となるため、作業性が向上する。
【0050】
上記実施形態では、下端外側面板部123の上端は、上端外側面板部113の上端よりも上方に位置したが本発明はこれに限られない。図7に示すように、上端外側面板部113の上端が下端外側面板部123の上端よりも上方に位置してもよい。この場合には、下端外側面板部123にボルト孔123bを形成する代わりに、上端外側面板部113にボルト孔113bを形成することが好ましい。ボルト孔113bは、ボルト孔113aよりも上方に位置する。そして、ボルト孔113b及びボルト孔142aにボルト47を挿入した後、ボルト47にナット48を螺合すればよい。
【0051】
なお、連結機構30は、上端壁係合金具110と下端壁係合金具120とが互いにスライド自在になるように、上端壁係合金具110と下端壁係合金具120とを連結してもよい。例えば、ボルト孔113aとボルト孔123aとのうち少なくとも1つは、長孔であることが好ましい。上端壁係合金具110と下端壁係合金具120とをZ方向においてスライド自在にしたい場合には、長孔は、Z方向に延びることが好ましい。
【0052】
また、パネル上端部保持金具140とパネル下端部保持金具50とは互いにスライド自在になっていてもよい。例えば、ボルト孔142aが長孔であることが好ましい。パネル上端部保持金具140とパネル下端部保持金具50とをZ方向においてスライド自在にしたい場合には、長孔は、Z方向に延びることが好ましい。なお、下端外側面板部123及び下内側縦部51に形成されたボルト孔がZ方向に延びる長孔であってもよい。
【0053】
図8に示すような取付構造202でもよい。取付構造202は、上壁部B2Uに係合する上端壁係合金具210(上端壁係合部材)と、下壁部B2Lに係合する下端壁係合金具220(下端壁係合部材)と、上端壁係合金具210及び下端壁係合金具220を連結する連結機構30と、下端壁係合金具220に連結されるとともに、ソーラーパネルSP(被保持部材)の上端部に対して保持するパネル上端部保持金具240(上端部保持構造)と、下端壁係合金具220に連結されるとともに、ソーラーパネルSPの下端部を保持するパネル下端部保持金具250(上端部保持構造)と、を備える。
【0054】
上端壁係合金具210は、上壁部B2Uの上端面に配される上面板部211と、上面板部211に連接する上端内側面板部212と、上面板部211に連接する上端外側面板部213と、を備える。上面板部211は水平に配され、内側(図8における左側)の端は、上壁部B2Uの上端面のY方向における内側の端までのび、外側(図8における右側)の端は、上壁部B2Uの上端面のY方向における外側の端までのびる。上端内側面板部212は、上面板部211の内側の端から下方向に向かって垂直に伸びる。このため、上端内側面板部212は、上壁部B2Uの内側の側面に沿って配される。上端外側面板部213は、上面板部211の外側の端から上方向に向かって垂直に伸びる。
【0055】
下端壁係合金具220は、下壁部B2Lの下端面に沿って配される下面板部221と、下面板部221に連接し下壁部B2Lの内側の側面に沿って配される下端内側面板部222と、下面板部221に連接し下壁部B2Lの外側の側面に沿って配される下端外側面板部223と、を備える。下面板部221は水平に配される。下端内側面板部222及び下端外側面板部223は、それぞれ垂直に配される。下端外側面板部223の上端は、上壁部B2Uの上端よりも上側に位置するが、上端外側面板部213の上端よりも下側に位置する。
【0056】
連結機構230は、上端壁係合金具210と下端壁係合金具220とがZ方向において移動自在になるように連結する第1連結機構と、上端壁係合金具210と下端壁係合金具220のZ方向における移動を規制する第2連結機構と、を備える。
【0057】
第1連結機構は、上端外側面板部213に形成された上側折曲部231と、下端外側面板部223に形成された上側折曲部232と、上側折曲部231に形成されたボルト孔231a及び上側折曲部232に形成されたボルト孔232aを挿通するボルト233と、ボルト233に螺合するナット234と、を備える。
【0058】
上側折曲部231及び上側折曲部232はそれぞれ板状に形成され、水平に伸びる。ボルト孔231aとボルト232a孔に対し上方側からボルト233を挿入し、ボルト233の下側からナット234を挿入する。ナット234がボルト233に近づくようにボルト233を締めることにより、上側折曲部231と上側折曲部232とがZ方向において近づく。これにより、Z方向において上端外側面板部213と下端外側面板部223との間隔を小さくすることができる。また、ナット234がボルト233から遠ざかるようにボルト233を緩めることにより、上側折曲部231と上側折曲部232とがZ方向において遠ざかる。これにより、Z方向において上端外側面板部213と下端外側面板部223との間隔を大きくすることができる。こうして、上端壁係合金具210と下端壁係合金具220とがZ方向において移動自在になるように連結する。
【0059】
第2連結機構は、上端外側面板部213に形成されたボルト孔213aと、下端外側面板部223に形成されたボルト孔223aと、ボルト孔213a及びボルト孔223aを相通するボルト235と、ボルト235に螺合するナット236と、を備える。上端壁係合金具210と下端壁係合金具220とが上壁部B2Uを上下方向から挟む状態(図8)において、ボルト孔223aは、上壁部B2Uよりも上方に位置する。ボルト孔213a及びボルト孔223aを相通するボルト235に対しナット236を螺合することにより、上端壁係合金具210と下端壁係合金具220のZ方向における移動が規制される。
【0060】
パネル上端部保持金具240は、下端外側面板部223に沿って配される上面保持板部242と、上面保持板部242の下端に連設し、Y方向外側に向けて延びる上横部243と、上横部243のY方向外側端部からZ方向下方へ延びる上外側縦部244と、を備える。上面保持板部242及び上外側縦部244は垂直に配される。また、上横部243は水平に配される。下端外側面板部223と上外側縦部244との間には、ソーラーパネルSPの上端部が挿入可能な程度の隙間が形成されていればよい。下端外側面板部223には、ボルト孔223bが形成される。ボルト孔223bは、ボルト孔223aよりも下方に位置する。上面保持板部242には、ボルト孔242aが形成される。パネル上端部保持金具240は、ボルト孔223b及びボルト孔242aに挿入可能なボルト247と、ボルト247に螺合するナット248とをさらに備える。
【0061】
ボルト孔242aはZ方向に延びる長孔となっている。これにより、パネル上端部保持金具240は、下端壁係合金具220に連結した状態で、Z方向へ相対的に移動自在となる。ボルト孔242aを複数設ける場合には、X方向に設けることが好ましい。
【0062】
パネル下端部保持金具250は、下端外側面板部223に沿って配される下内側縦部251と、下内側縦部251のZ方向下端部からY方向外側へ延びる下横部252と、下横部252のY方向外側端部からZ方向上方へ延びる上外側縦部253と、を備える。下内側縦部251及び上外側縦部253は垂直に配される。下横部252は水平に配される。下内側縦部251と上外側縦部253との間には、ソーラーパネルSPの下端部が挿入される程度の隙間が形成されていればよい。
【0063】
下端外側面板部223の内側(図8の左側)のZ方向中途部には、内陥没部223tが形成されることが好ましい。同様に、下内側縦部251のZ方向中途部には、内陥没部223tの外側(図8の右側)に対し係合可能な係合部251tが形成されることが好ましい。内陥没部223tには、ボルト孔223cが形成され、係合部251tには、ボルト孔251aが形成される。パネル下端部保持金具250は、ボルト孔223c、251aに挿入可能なボルト257と、ボルト257に螺合するナット258とを備える。
【0064】
また、ボルト257をボルト孔223a側から挿入する。そして、内陥没部223tの陥没量は、壁部材B2と下端外側面板部223とを接近させた際、ボルト257の頭が収容される程度であることが好ましい。壁部材B2と下端外側面板部223との隙間がボルト257の寸法に対して小さくなる程度に、壁部材B2と下端外側面板部223とを接近すると、ボルト257の落下が抑制される。
【0065】
また、係合部251tは、X方向に延びていてもよい。内陥没部223tの外側(図8の右側)に対し係合部251tを係合することにより、下内側縦部251は、下端外側面板部223に対して、X方向に移動自在となる。また、下端外側面板部223に対して、下内側縦部251のZ方向の位置決めが容易となる。
【0066】
次に、取付構造202の使用方法について説明する。
【0067】
図9Aに示すように、ボルト257及びナット258によって、下端壁係合金具220とパネル下端部保持金具250とは、内陥没部223tに係合部251tが係合した状態で連結されている。また、ボルト247及びナット248によって、下端壁係合金具220とパネル上端部保持金具240とは、Z方向に移動自在な状態で連結されている。
【0068】
ここで、ボルト233を緩めることにより、上側折曲部231と上側折曲部232とがZ方向において遠ざかる。Z方向において上端外側面板部213と下端外側面板部223との間に、壁部材B2が挿入可能な状態となる。そして、Z方向において上端外側面板部213と下端外側面板部223との間に壁部材B2を挿入する。
【0069】
次に、ボルト233を締めることにより、上側折曲部231と上側折曲部232とがZ方向において近づく、これにより、上端壁係合金具210と下端壁係合金具220とによって壁部材B2を挟むことができる(図9B)。ボルト235及びナット236を用いて、上端壁係合金具210と下端壁係合金具220とを連結すると、上端壁係合金具210と下端壁係合金具220は、壁部材B2に対して嵌着された状態となる(図9C)。
【0070】
その後、パネル下端部保持金具250にソーラーパネルSPを載置した後、パネル上端部保持金具240の高さをソーラーパネルSPに合わせる。そして、ボルト247及びナット248によって、パネル上端部保持金具240を下端壁係合金具220に対して連結する。これにより、ソーラーパネルSPは、パネル上端部保持金具240及びパネル下端部保持金具250によって、上下方向から挟むようにして固定される(図8)。
【0071】
上記実施形態では、ボルト233の締め具合により、上側折曲部231と上側折曲部232とのZ方向における相対的移動を行ったが、本発明はこれに限られない。例えば、ボルト孔213aとボルト孔223aとのいずれ一方をZ方向に延びる長孔としてもよい。なお、ボルト孔213a又はボルト孔223aを複数設ける場合には、X方向に並べることが好ましい。これにより、上側折曲部231と上側折曲部232とのZ方向における相対的移動が可能となる。さらに、ボルト233及びナット234によって、上側折曲部231と上側折曲部232とのZ方向における相対的移動が規制される。
【0072】
なお、ボルト孔223bは、ボルト孔223aよりも上方に位置していてもよい。
【0073】
上記実施形態では、壁部材B2は、床部材B1に対し垂直方向に設けたが、本発明はこれに限られず、壁部材B2は、床部材B1に対し斜めに設けられていてもよい。
【0074】
上記実施形態では、ベランダの壁部材B2に対し取付構造2を取り付けたが、本発明はこれに限られず、板状部材に取り付けてもよい。板状部材としては、例えば、階段や階段の踊り場の腰壁や、歩道橋や駐車場の壁部材や梁、ペパラット等がある。また、被取付部材としては、ソーラーパネルSPのような板状のもののみならず、防犯カメラ等の撮影装置や、照明装置等を含む。また、防犯カメラ等の撮影装置や、照明装置等を取り付ける場合には、上端壁係合金具10と、下端壁係合金具20と、連結機構30とかなるユニットに取り付けてもよい。この場合には、パネル上端部保持金具40及びパネル下端部保持金具50は省略してもよい。
【0075】
なお、ゆるみ止めのために、1つのボルト33、47、57等に対し複数のナット34、48、58を螺合するダブルナットを採用してもよい。
【0076】
上記実施形態では、上端壁係合金具と、下端壁係合金具と、パネル上端部保持金具と、下端部保持金具とを別部品として用いたが、本発明はこれに限られず、これらのうち複数の部品が一体となっていてもよい。例えば、下端壁係合金具と下端部保持金具とが一体となっててもよいし、上端壁係合金具とパネル上端部保持金具とが一体となっててもよい。
【0077】
尚、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0078】
B ベランダ
B1 床部材
B2 壁部材
SP ソーラーパネル
2 取付構造
10 上端壁係合金具
11 上面板部
12 上端内側面板部
13 上端外側面板部
20 下端壁係合金具
21 下面板部
22 下端内側面板部
23 下端外側面板部
24 下端外側面延設部
30 連結機構
31 上側折曲部
32 下側折曲部
40 パネル上端部保持金具
41 上面保持板部
42 上内側縦部
43 上横部
44 上外側縦部
50 パネル下端部保持金具
51 下内側縦部
52 下横部
53 上外側縦部
55 下内側縦部
120 下端壁係合金具
150 パネル下端部保持金具
220 下端壁係合金具

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9A
図9B
図9C