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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-08-14
(45)【発行日】2024-08-22
(54)【発明の名称】クイック工具不要のコネクタアセンブリ
(51)【国際特許分類】
   F16L 37/20 20060101AFI20240815BHJP
   F16L 37/33 20060101ALI20240815BHJP
【FI】
F16L37/20
F16L37/33
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2022189095
(22)【出願日】2022-11-28
(65)【公開番号】P2023143667
(43)【公開日】2023-10-06
【審査請求日】2022-11-28
(31)【優先権主張番号】63/269,960
(32)【優先日】2022-03-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/843,226
(32)【優先日】2022-06-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】508018934
【氏名又は名称】廣達電腦股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】Quanta Computer Inc.
【住所又は居所原語表記】No.188,Wenhua 2nd Rd.,Guishan Dist.,Taoyuan City 333,Taiwan
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】陳 朝榮
(72)【発明者】
【氏名】黄 玉年
(72)【発明者】
【氏名】簡 煥書
【審査官】岩瀬 昌治
(56)【参考文献】
【文献】特開平07-151284(JP,A)
【文献】特開2022-027512(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2009/0314978(US,A1)
【文献】特開2013-002502(JP,A)
【文献】国際公開第2012/066728(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 37/20
F16L 37/33
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1のコネクタ本体、第1のバルブ、第1のハンドル、第1のハンドルロック、及び第1のコネクタロックを含む、第1の部品であって、前記第1のハンドルは、前記第1のバルブを開閉するように構成され、前記第1のハンドルロックは、ロック位置及びアンロック位置を有し、前記ロック位置における前記第1のハンドルロックは、前記第1のハンドルが開位置と閉位置との間で移動することを防止又は阻止し、前記アンロック位置における第1のハンドルロックは、前記第1のハンドルが前記開位置と前記閉位置との間で移動することを可能にする、前記第1の部品、及び
第2のコネクタ本体、第2のバルブ、第2のハンドル、第2のハンドルロック、及び第2のコネクタロックを含む、第2の部品であって、前記第2のハンドルは、第2のバルブを開閉するように構成され、前記第2のハンドルロックは、ロック位置及びアンロック位置を有し、前記ロック位置における第2のハンドルロックは、前記第2のハンドルが前開位置と閉位置との間で移動することを防止又は阻止し、前記アンロック位置における前記第2のハンドルロックは、前記第2のハンドルが前記開位置と前記閉位置との間で移動することを可能にする、第2の部品を含み、
前記第1及び前記第2の部品は、互いにリリース可能に組み立てられるように構成され、
前記第1及び第2のコネクタロックは、それぞれの閉位置にあるとき、第1及び第2の部品の互いの分解を防止又は阻止するのを助け、
前記第1の部品は、雄型部品であり、前記第2の部品は、雌型部品であり、
前記第1及び第2のハンドルは、回転されたとき、前記第1及び第2のコネクタロックの各々を、前記第1及び第2の部品のそれぞれの外周に向かって外向きに移動させ、
前記第1のハンドルのほぼ円形の部分は、前記第1のコネクタロックに接触し、次いで、前記第1のコネクタロックを外側方向に前記第1の部品の周囲に向かって移動又は回転させ、
前記第2のハンドルのほぼ円形の部分は、前記第2のコネクタロックに接触し、次いで、前記第2のコネクタロックを外側方向に前記第2の部品の周囲に向かって移動又は回転させる、コネクタのアセンブリ。
【請求項2】
前記第1の部品の前記第1のバルブは、ボールバルブである、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項3】
前記第2の部品の前記第2のバルブは、ボールバルブである、請求項2に記載のアセンブリ。
【請求項4】
前記第1の部品は、少なくとも1つのプラグコネクタを更に含み、且つ前記第2の部品は、開口が形成された少なくとも1つの突起を更に含み、前記少なくとも1つのプラグコネクタは、前記少なくとも1つの突起に形成された前記開口に挿入されるように構成される、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項5】
前記第1の部品は、複数のプラグコネクタを更に含み、前記第2の部品は、複数の突起を更に含み、前記複数のプラグコネクタの各々は、前記複数の突起に形成された前記開口のそれぞれの1つに挿入されるように構成される、請求項4に記載のアセンブリ。
【請求項6】
前記複数のプラグコネクタの内の1つは、その中にノッチを有する端部を有し、前記複数の突起の内の1つは、その中にノッチを有する端部を有し、前記複数のプラグコネクタの内の1つの前記ノッチは、前記第2のコネクタロックの端部を受容するように構成され、前記複数の突起の内の1つの前記ノッチは、前記第1のコネクタロックの端部を受容するように構成される、請求項5に記載のアセンブリ。
【請求項7】
前記開位置にある前記第1のハンドルは、前記ノッチ及び前記第2のコネクタロックの端部を有する前記複数のプラグコネクタの内の1つの上に、且つ隣接して延び、前記開位置にある前記第2のハンドルは、前記ノッチ及び前記第1のコネクタロックの端部を有する前記複数の突起の内の1つの上に、且つ隣接して延びる、請求項6に記載のアセンブリ。
【請求項8】
前記第1及び第2のハンドルロックの内の少なくとも1つは、プランジャーを含む、請求項1に記載のアセンブリ。
【請求項9】
前記第1及び第2のハンドルは、時計回り又は反時計回りの回転で移動する、請求項1に記載のアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般にコネクタアセンブリに関し、より詳細には、冷却系部品の保守又は交換が必要とされるとき、支援する冷却系の配管と共に使用されるコネクタアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
サーバといった、コンピュータ部品は、共通の電源によって電力供給される多数の電子部品を含む。サーバは、コントローラ、プロセッサ、メモリなどといった、内部電子デバイスの動作により、膨大な量の熱を発生する。液体冷却は、液体冷却からの優れた熱性能のために、急速な熱除去のための現在受け入れられている解決策である。液体冷却は、冷たい液体及び熱い液体又は冷却剤を運ぶ配管又はチューブを使用して行われる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これらの液体冷却液システムにおける部品の保守又は修理は、時々必要とされる。この保守又は修理はしばしば、異なるユニット又はモジュールのアセンブリ/分解を伴い、これは、システムが冷却剤を含むとき、又は稼働状態でさえ達成され得る。この保守又は修理の間、現行のシステムの多くは、ツールを必要とすること、高流動耐バルブを有すること、プラグ/アンプラグのための大きな外力、又は複雑な操作プロセスといった欠点を有する。
【0004】
従って、保守又は修理の間、バルブの開閉を容易にして迅速にプラグ/アンプラグできるコネクタアセンブリは、必要とされる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
〔発明の概要〕
実施形態という用語及び同様の用語は、本開示の主題の全て及び以下の特許請求の範囲を広く指すことが意図される。これらの用語を含む記載は、本明細書に記載される主題を限定するものではなく、又は以下の特許請求の範囲の意味又は範囲を限定するものではないと理解されるべきである。本明細書でカバーされる本開示の実施形態は、この概要ではなく、以下の特許請求の範囲によって定義される。この概要は、本開示の様々な態様の高いレベルの概要であり、以下の「発明を実施するための形態」の部で更に説明する概念のいくつかを紹介する。この概要は、特許請求される主題のキー又は本質的な特徴を特定することを意図するものではない。この概要は、請求される主題の範囲を決定するために単独で使用されることも意図されていない。本主題は、本開示の明細書全体、任意の又は全ての図面、及び各請求項の適切な部分を参照することによって理解されるべきである。
【0006】
本開示の一態様に従って、コネクタアセンブリは、第1の部品及び第2の部品を含む。第1の部品は、第1のコネクタ本体、第1のバルブ、第1のハンドル、第1のハンドルロック、及び第1のコネクタロックを含む。第1のハンドルは、第1のバルブを開閉するように構成される。第1のハンドルロックは、ロック及びアンロックの位置を有する。第1のハンドルロックは、ロック位置にあるとき、第1のハンドルが開位置と閉位置との間で移動することを防止又は阻止する。第1のハンドルロックは、アンロック位置にあるとき、第1のハンドルを開位置と閉位置との間で移動させることを可能にする。第2の部品は、第2のコネクタ本体、第2のバルブ、第2のハンドル、第2のハンドルロック、及び第2のコネクタロックを含む。第2のハンドルは、第2のバルブを開閉するように構成される。第2のハンドルロックは、ロック及びアンロックの位置を有する。第2のハンドルロックは、ロック位置にあるとき、第2のハンドルが開位置と閉位置との間で移動することを防止又は阻止する。第2のハンドルロックは、アンロック位置にあるとき、第2のハンドルを開位置と閉位置との間で移動させることを可能にする。第1及び第2の部品は、互いにリリース可能に組み立てられるように構成される。第1及び第2のコネクタは、それぞれの閉位置にあるとき、第1及び第2の部品の互いからの分解を防止又は阻止するのに役立つ。
【0007】
上記の実施形態の構成に従って、第1の部品の第1のバルブは、ボールバルブである。別の実施形態において、第2の部品の第2のバルブは、ボールバルブである。
【0008】
上記の実施形態の別の構成に従って、第1の部品は、少なくとも1つのプラグコネクタを更に含み、第2の部品は、その中に形成された開口を有する少なくとも1つの突起を更に含む。少なくとも1つのプラグコネクタは、少なくとも1つの突起内に形成された開口に挿入されるように構成される。別の実施形態において、第1の部品は、複数のプラグコネクタを更に含み、第2の部品は、それぞれがその中に形成された開口を有する複数の突起を更に含む。複数のプラグコネクタのそれぞれの1つは、複数の突起に形成された開口のそれぞれの1つに挿入されるように構成される。
【0009】
上記の実施態様の更なる構成に従って、複数のプラグコネクタの内の1つは、その中にノッチを有する端部を有し、複数の突起の内の1つは、その中にノッチを有する端部を有する。複数のプラグコネクタの内の1つのノッチは、第2のコネクタロックの端部を受容するように構成される。複数の突起の内の1つのノッチは、第1のコネクタロックの端部を受容するように構成される。
【0010】
上記の実施形態の更なる態様において、開位置にある第1のハンドルは、その中にノッチを有する複数のプラグコネクタの内の1つ及び第2のコネクタロックの端部の上に、且つそれに隣接して延在する。開位置にある第2のハンドルは、その中にノッチを有する複数の突起の内の1つの上に、且つそれに隣接して、第1のコネクタロックの端部に延在する。
【0011】
上記の実施形態の更なる態様に従って、第1のハンドルロック及び第2のハンドルロックの内の少なくとも1つは、プランジャーを含む。
【0012】
上記の実施形態の更なる態様に従って、第1のハンドル及び第2のハンドルは、時計回りの回転で移動する。操作要求の場合、ハンドルは、反時計回りの回転で移動することもできる。別の実施形態において、回転されるときの第1及び第2のハンドルが、それぞれの第1及び第2のコネクタを、それぞれの第1及び第2の部品の外周に向かって外向きに移動させる。
【0013】
上記実施形態の更なる態様に従って、第1の部品は、雄型部品であり、第2の部品は、雌型部品である。
【0014】
本開示の別の態様に従って、コネクタアセンブリを使用する方法は、パイプを提供すること、及びコネクタアセンブリを提供することを含む。コネクタアセンブリは、第1の部品及び第2の部品を含む。第1の部品は、第1のコネクタ本体、第1のバルブ、第1のハンドル、第1のハンドルロック、及び第1のコネクタロックを含む。第1のハンドルは、第1のバルブを開閉するように構成される。第1のハンドルロックは、ロック及びアンロックの位置を有する。第1のハンドルロックは、ロック位置にあるとき、第1のハンドルが開位置と閉位置との間で移動することを防止又は阻止する。第1のハンドルロックは、アンロック位置にあるとき、第1のハンドルを開位置と閉位置との間で移動させることを可能にする。第2の部品は、第2のコネクタ本体、第2のバルブ、第2のハンドル、第2のハンドルロック、及び第2のコネクタロックを含む。第2のハンドルは、第2のバルブを開閉するように構成される。第2のハンドルロックは、ロック及びアンロックの位置を有する。第2のハンドルロックは、ロック位置にあるとき、第2のハンドルが開位置と閉位置との間で移動することを防止又は阻止する。第2のハンドルロックは、アンロック位置にあるとき、第2のハンドルを開位置と閉位置との間で移動させることを可能にする。第1のハンドルロックは、アンロック又はリリースされる。第1のハンドルは、第1のバルブが開位置に移動されるといった、閉位置から開位置に移動される。第1のハンドルロックは、第1のハンドルが開位置に移動された後にロックされる。第2のハンドルロックは、アンロック又はリリースされる。第2のハンドルは、第2のバルブが開位置に移動されるといった、閉位置から開位置に移動される。第2のハンドルロックは、第2のハンドルが開位置に移動された後にロックされる。
【0015】
上記の実施形態の構成に従って、アンロッキング及び移動ステップは、ツーリングがない場合に実行される。
【0016】
上記の実施形態の構成に従って、第1の部品の第1のバルブ及び第2のバルブは、ボールバルブである。
【0017】
上記の実施形態の別の構成に従って、第1の部品は、少なくとも1つのプラグコネクタを更に含み、第2の部品は、その中に形成された開口を有する少なくとも1つの突起を更に含む。少なくとも1つのプラグコネクタは、少なくとも1つの突起に形成された開口に挿入されるように構成される。別の実施形態において、第1の部品は、複数のプラグコネクタを更に含み、第2の部品は、それぞれがその中に形成された開口を有する複数の突起を更に含む。複数のプラグコネクタのそれぞれは、複数の突起に形成された開口のそれぞれに挿入されるように構成される。
【0018】
上記の実施形態の更なる構成に従って、複数のプラグコネクタの内の1つは、その中にノッチを有する端部を有し、複数の突起の内の1つは、その中にノッチを有する端部を有する。複数のプラグコネクタの内の1つのノッチは、第2のコネクタロックの端部を受容するように構成される。複数の突起の内の1つのノッチは、第1のコネクタロックの端部を受容するように構成される。
【0019】
上記の実施形態の更なる態様において、開位置にある第1のハンドルは、その中にノッチを有する複数のプラグコネクタの内の1つ及び第2のコネクタロックの端部の上に、且つそれに隣接して延在する。開位置にある第2のハンドルは、その中にノッチを有する複数の突起の内の1つ及び第1のコネクタロックの端部の上に、及びそれに隣接して、延在する。
【0020】
上記の実施形態の更なる態様において、第1のハンドルロック及び第2のハンドルロックの内の少なくとも1つは、プランジャーを含む。
【0021】
上記の実施形態の更なる態様において、第1及び第2のハンドルは、時計回りの回転で移動する。オペレーション要求の場合、ハンドルは、反時計回りの回転で移動することもできる。別の実施形態において、第1及び第2のハンドルは、回転されるとき、それぞれの第1及び第2のコネクタを、それぞれの第1及び第2の部品の外周に向かって外向きに移動させる。
【0022】
上記の概要は、本開示の各実施形態又は全ての態様を表すことを意図するものではない。むしろ、前述した概要は、本明細書に記載の新規な態様及び特徴のいくつかの実施例を提供するに過ぎない。本開示の上記の特徴及び利点、並びに他の特徴及び利点は、添付の図面及び添付の特許請求の範囲に関連して、本発明を実施するための代表的な実施形態及び態様の以下の詳細な記載から容易に明らかになるであろう。本開示の更なる態様は、図面を参照してなされる様々な実施形態の詳細な説明を考慮すると、当業者には明らかであり、その簡単な説明が以下に提供される。
【図面の簡単な説明】
【0023】
本開示、並びにその利点及び図面は、添付の図面の参照と共に、例示的な実施形態の以下の説明からよりよく理解されるであろう。これらの図面は、例示的な実施形態のみを示しており、従って、様々な実施形態又は特許請求の範囲の範囲を限定するものと見なされるべきではない。
図1図1は、一実施形態に従った、組み立てられていない位置にあるコネクタアセンブリの斜視図である。
図2A】バルブ及びハンドルが閉位置にある、一実施形態に従った、図1のコネクタアセンブリに使用される第2の部品の上面斜視図である。
図2B】ハンドルロックがアンロック位置にあり、ハンドルが完全な開位置に移動中の、図2Aの第2の部品の側面斜視図である。
図2C】バルブ及びハンドルが完全に開位置にある、図2Aの第2の部品の上面斜視図である。
図3A図3Aは、図1の組み立てられていない位置におけるコネクタアセンブリの上面斜視図である。
図3B】第1及び第2のバルブ並びに第1及び第2のハンドルが閉位置にある、組み立てられている図3Aのコネクタアセンブリの上面斜視図である。
図4】(図4A)第1のバルブ及び第1のハンドルが開位置にあり、第2のバルブ及び第2のハンドルが閉位置にある、図3Bの接続されたアセンブリの上面斜視図である。(図4B図4Bは、図4Aの略矩形領域4Bの拡大図である。(図4C)第1のバルブ及び第1のハンドルが開位置にあり、第2のバルブ及び第2のハンドルが開位置にある、図3Bの接続されたアセンブリの上面斜視図である。(図4D図4Dは、図4Cの略矩形領域4Dの拡大図である。
【0024】
本発明は、様々な修正及び代替の形態が可能であるが、具体的な実施形態は、実施例として図面に示されており、本明細書で更に詳しく説明される。しかしながら、本発明は、開示された特定の形態に限定されることを意図するものではないことを理解されたい。むしろ、本発明は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の精神及び範囲内にある全ての修正、同等物、及び代替物を包含するものである。
【発明を実施するための形態】
【0025】
〔詳細な説明〕
様々な実施形態は、添付の図面を参照して説明され、同様の参照番号は、同様の又は同等の要素を指定するために、図面全体を通して使用される。図面は、一定のスケールで描かれておらず、単に本発明を例示するために提供されている。以下において、本発明のいくつかの態様は、例示のための実施例としてのアプリケーションに関して説明される。本発明の完全な理解を提供するために、多数の特定の詳細、関係、及び方法が記載されていることを理解されたい。しかしながら、当業者は、本発明が1つ以上の具体的な詳細なしに、又は他の方法を用いて実施され得ることを容易に認識するであろう。他の例において、本発明を不明瞭にすることを避けるために、周知の構造又は動作は、詳細に示されていない。様々な実施形態は、いくつかの行為が異なる順序で、及び/又は他の行為又はイベントと同時に起こり得るため、行為又はイベントの図示された順序によって限定されない。更に、例示された行為又はイベントの全てが、本発明に従った方法論を実施するために必要とされるわけではない。
【0026】
例えば要約書、概要及び発明を実施するための形態に開示されているが、特許請求の範囲に明示的に記載されていない要素及び限定は、含意、推論、又はその他によって、単独で又は集合的に特許請求の範囲に組み込まれるべきではない。この詳細な説明の目的のために、特に断らない限り、単数形は、複数形を含み、逆もまた同様である。単語「含む(including)」は、「限定されるものではないが含んでいる」を意味する。更に、「約」、「ほぼ」、「実質的に」、「近似的に」などの近似の単語は、例えば、「で」、「近い」、又は「ほぼ近く」、又は「3~5%以内」、又は「許容可能な製造公差内」、又はそれらの任意の論理的組合せを意味するために、本明細書で使用され得る。
【0027】
同様に、「垂直」又は「水平」という用語は、それぞれ、「3~5%以内」の垂直方向又は水平方向を更に含むことが意図される。その上、「上端」、「下端」、「左」、「右」、「上部」、及び「底部」といった方向の単語は、参照の図に示されているような同等の方向に関係することを意図しており、物体又は要素について一般的に使用される位置からなど、参照されている物体又は要素から文脈的に理解されるように、又は本明細書で別段に説明されているように、同等の方向に関係することを意図している。
【0028】
本発明のコネクタアセンブリは、いくつかの理由で好都合である。コネクタアセンブリは、追加のツーリングを用いない、又は追加の工具なしで使用することができる。従って、コネクタアセンブリは、バルブを開閉する際にツールレスに操作することができる。本発明のコネクタアッセンブリを使用するとき、様々な部品のサービスは、容易に行われ得る。コネクタアセンブリは、装置を維持又は交換するとき、閉位置と開位置との間でバルブを操作することと同様に、プラグ及びアンプラグの両方において使用することが容易である。
【0029】
図1を参照すると、コネクタアセンブリ10は、アンアセンブルの位置にある第1の部品20及び第2の部品40を含む。第1の部品20は、第1のコネクタ本体22、第1のバルブ24、第1のハンドル26、第1のハンドルロック28、及び第1のコネクタロック30を含む。第1のハンドル26は、第1のバルブ24を開閉するように構成される。第1のハンドルロック28は、ロック及びアンロックの位置を有する。これらの位置は、また係合位置又は非係合位置と称され得る。第1のハンドルロック28は、ロック位置にあるとき、第1のハンドル26が開位置と閉位置との間で移動することを防止又は阻止する。これは、一実施形態において、垂直に移動するプランジャーを使用することによって達成される。第1のハンドルロック28は、アンロック位置にあるとき、第1のハンドル26が開位置と閉位置との間で移動することを可能にする。第1の部品20は、雄型コネクタである。
【0030】
図1及び図2Aを参照すると、第2の部品40は、第2のコネクタ本体42、第2のバルブ44、第2のハンドル46、第2のハンドルロック48、及び第2のコネクタロック50を含む。一実施形態において、第1及び第2のバルブ24、44は、ボールバルブである。
【0031】
第2のハンドル46は、第2のバルブ44を開閉するように構成される。第2のハンドルロック48は、ロック及びアンロックの位置を有する。第2のハンドルロック48は、第1のハンドルロック28と同様に機能する。第2のハンドルロック48は、ロック位置にあるとき、第2のハンドル46が開位置と閉位置との間で移動することを防止又は阻止する。第2のハンドルロック48は、アンロック位置にあるとき、第2のハンドル46が開位置と閉位置との間で移動することを可能にする。図3Bに関して以下で論じるように、第1の部品20は、第2の部品40とリリース可能に組み立てられる、又は接続されるように構成される。第2部品40は、雌型コネクタである。第1の部品20及び第2の部品40は、異なる幾何学的形状を有する(例えば、第1のコネクタ本体22及び第2のコネクタ本体42は、異なる)。以下に説明するように、第1及び第2の部品20、40の残りの特徴は、概して同様である。部品のいくつかは、以下に示され、論じられるものとは異なるように構成され得ることが企図される。
【0032】
図2A図2Cを参照すると、図1のコネクタアセンブリ10において使用される第2の部品40の様々な位置又は状態は、示される。最初に図2Aを参照すると、第2のハンドル46及び第2のバルブ44は、閉位置に示される。バルブ24、44のいずれかが閉位置にあるとき、任意の液体又は冷却剤は、コネクタアセンブリ10を通過することができない。従って、液体又は冷却剤は、密封される。図2Aの第2のハンドルロック48は、第2のハンドル46を動かすことができないようにロック位置に係合される。第2のハンドルロック48は、第2のハンドル46に係合するプランジャーを含む。図2Aのプランジャーは、下方位置にあり、図示されていない。従って、第2のハンドル46は、図2Aにおいて、閉位置及びロック位置にある。第2のハンドル46をロック位置にすることによって、これは、第2のハンドル46が誤って開位置に移動することを防止又は阻止する。
【0033】
図2Aのこの位置において、第2のコネクタロック50は、開位置にある。第2のハンドル46は、第2のコネクタロック48を開位置に固定するのを補助する。以下に説明するように、第2のコネクタロック50が開位置にあるとき、第1の部品20及び第2の部品40は、互いにプラグ又はアンプラグ(すなわち、組み立てられる、又は分解されている)することができる。
【0034】
図2Bを参照すると、第2のハンドル46が閉位置から移動されるために、第2のハンドルロック48は、その閉位置(図2A)から開位置(図2B)にリリースされる必要がある。これは、ユーザが第2のハンドルロック48を図2Bの矢印Aの一般的な方向に沿って旋回又は移動させることによって達成される。第2のハンドルロック48を矢印Aの方向に旋回又は移動させることによって、プランジャー56が上方に移動され、これにより、第2のハンドル46は、図2Aのその閉位置から図2B、2Cのその位置に移動又は回転され得るように、クリアランスを得ることができる。
【0035】
第2のハンドルロック48がアンロック位置にリリースされた後、ユーザは、図2A図2Bに示されるように、第2のハンドル46を矢印Bの一般的な方向に沿って移動又は回転させることができる。第2のハンドル46が回転される又は開かれると、第2のバルブ44が開かれ、第2のハンドル46が第2のコネクタロック50を駆動又は回転させる。この実施形態において、第2のバルブ44は、ボールバルブである。第2のハンドル46は、第2のバルブ44の上部44aに接続される。第2のハンドル46が回転すると、第2のバルブ44の上部44aも回転し、図2B図2Cに示すようにボールバルブ44が開くことをもたらす。図2Bは、図2Cのボールバルブ44が完全に開いた位置にある間、部分的に開位置にあるボールバルブ44を示す。同様に、第2のハンドル46が矢印Cの方向に回転すると(図2A参照)、ボールバルブ44を閉じる。
【0036】
第2のハンドル46のほぼ円形の部分46aは、第2のコネクタロック50に接触し、次いで、第2のコネクタロック50を外側方向(図2Aの矢印Dの方向)に移動又は回転させる。この方向は、第2の部品40の周囲に向かう。この実施形態において、第2のコネクタロック50及び第2のバルブ44の移動は、同時に起こる。
【0037】
図2Cを参照すると、第2のハンドル46は、閉位置(図2A)から図2Cの完全開位置に移動されている。この移動の間、第2のハンドルロック48は、図2Bに示されるように、開位置又はリリース位置にある。図2Cの第2のハンドルロック48の位置は、第2のハンドル46を図2Cに示す位置から移動させることができないように、ロック位置にある。この位置において、第2のバルブ44は、完全に開位置にあり、液体又は冷却剤がそこを通過することを可能にする。
【0038】
第2のハンドル46は、図2Bの位置から図2Cの位置に回転されていると、第2のハンドル46のほぼ円形の部分46aは、第2のコネクタロック50に接触し続け、第2のコネクタロック50を外側方向(矢印Dの方向)に移動させる。図2Cの第2のコネクタロック50の位置において、後述するように、コネクタアセンブリ10は、プラグもアンプラグもできない。
【0039】
第1の部品20は、図2A図2Cに関連して第2の部品40に関して上述したのと同じ又は同様の方法で機能する。具体的に、第1のバルブ24、第1のハンドル26、第1のハンドルロック28、及び第1のコネクタロック30はそれぞれ、第2のバルブ44、第2のハンドル46、第2のハンドルロック48、及び第2のコネクタロック50と同様に機能する。
【0040】
図3A図3Bを参照すると、コネクタアセンブリ10は、第1及び第2の部品20、40が互いに分離された、分解位置(図3A)で示される。一つの方法において、第2の部品40は、矢印Eの方向に動かされ、その結果、第1の部品20及び第2の部品40は、図3Bのアセンブル位置に示されるように、プラグされ得る。別の方法において、第1の部品20及び第2の部品40は、第2の部品40を矢印Fの方向に移動させ、第1の部品20をプラグした後、図3Bのアセンブル位置にある。第1の部品20及び第2の部品40の両方が、図3Bのアセンブル位置に共に移動され得ることが、企図される。
【0041】
図1及び図3Aに最もよく示されるように、第1の部品20は、複数のプラグコネクタ60、62を有し、一方で、第2の部品40は、複数の突起70、72を含む。突起70、72の各々は、その中に形成されたそれぞれの開口74、76を有する。第1のプラグコネクタ60は、第1の突起70の開口74に挿入されるように適合される。第2のプラグコネクタ62は、第2の突起72の開口76に挿入されるように適合される。第2のプラグコネクタ62の一つの端部は、薄くなったレッジ62a及びノッチ62bを含む。突起の第2のプラグコネクタ70の一つの端部は、薄くなったレッジ70a及びノッチ70bを含む。
【0042】
第1及び第2のプラグコネクタ60、62、並びに第1及び第2の突起70、72は、第1の部品20及び第2の部品40をアセンブル位置に位置合わせするのを補助する。この実施形態において適切な位置合わせを得るために、第1及び第2のプラグコネクタ60、62は、第1及び第2の突起70、72のそれぞれの開口74、76に完全に挿入される必要がある。
【0043】
図3Bのコネクタアセンブリ10は、ボールバルブ24、44(図1図2A参照)が閉じられた、アセンブル位置にある。従って、この位置において、コネクタアセンブリ10を通して液体を輸送することは、できない。
【0044】
図3Bのコネクタアセンブリ10は、図4A図4Dに示されるように、液体又は冷却剤がそこを通って輸送され得る位置に移動され得る。最初に図4Aを参照すると、第1のハンドル26は、矢印Gの一般的な方向に沿って移動されている。この位置において、第1のバルブ24は、完全に開位置にある。しかしながら、第2のバルブ44は、閉位置に留まる。第1のハンドル26が図4Aの位置に移動するとき、第1のコネクタロック30は、外側(図4Aの矢印H方向)に移動する。図4Bに示すように、第1のコネクタロック30は、第1の突起70の端部に形成されたノッチ70b(図3Aも参照)に当接する、又は押し込まれる。
【0045】
図4Cを参照すると、第2のハンドル46は、矢印Iの一般的な方向に沿って移動されている。この位置において、第2のバルブ44も完全に開位置にある。従って、第1及び第2のバルブ24、44の両方は、完全に開位置にあり、液体又は冷却剤がコネクタアセンブリ10を通って流れることを可能にする。図4Cに示すように、第2のハンドル46を移動させると、第2のコネクタロック50は、外側(図4Cの矢印J方向)に移動する。図4Bに示すように、第2のコネクタロック50は、第2のプラグコネクタ62の端部に形成されたノッチ62b(図3Aも参照)に当接する、又は押し込まれる。
【0046】
第1及び第2のハンドル26、46の両方が完全に開位置にあるとき、バルブ24、44(図1図2C参照)の両方は、開く。図4Dに示すように、第1のハンドル26は、第2のプラグコネクタ62に対する第2のコネクタロック50の位置決めを見ることができるように、細線で示されている。この位置において、第2のコネクタロック50の端部50aは、第2のプラグコネクタ62のノッチ62bに押し込まれる。この位置にあるとき、第2のプラグコネクタ62及び第2の突起72は、プラグ位置に固定される。同様に、第1のコネクタロック30の端部30aは、第1の突起70の薄くされたレッジ70aに隣接するノッチ70b(図3A参照)に押し込まれる。この位置にあるとき、第1の突起70及び第1のプラグコネクタ60は、差し込み位置に固定される。
【0047】
開位置にある第1のハンドル26は、その中にノッチ62a及び第2のコネクタロック50の端部を有するプラグコネクタ62の上に、且つ隣接して延在する。同様に、開位置にある第2のハンドル46は、その中にノッチ70b及び第1のコネクタロック30の端部を有する第1の突起70の上に、且つそれに隣接して延在する。
【0048】
ユーザがコネクタアセンブリ10を分解したい場合、第1及び第2のハンドル26、46は、第1及び第2のハンドルロック28、48がリリースされ、バルブ24、44を閉じ、第1及び第2のコネクタロック30、50をアンロックした後、図3Bの位置に戻される。次に、第1の部品20及び第2の部品40は、それぞれの突起70、72から第1及び第2のプラグコネクタ60、62を抜くことによって、互いに離れるように移動され得、一方、依然として液体又は冷却剤が封止されている。
【0049】
他の実施形態において、他のタイプのプランジャー又は非プランジャーが使用され得ることは、企図される。例えば下向きに押されたとき、例えば複数のピンをリリースする押圧可能なボタン機構を用いることができる。複数のピンがリリースされると、ハンドルは、上述のように回転され得る。ハンドルの回転が完了又は終了した後、押圧可能なボタン機構は、上方向に戻され、複数のピンがハンドルをロックする。一実施形態における押圧可能なボタン機構は、ハンドルの運動によって上方向に戻される。別の実施形態において、押圧可能なボタン機構は、ユーザによって上向きに移動される(例えば、切り替えられる)。
【0050】
図1及び図3Bに示すように、例えば、コネクタアセンブリ10は、配管58a、58bを用いて配置される。配管58a、58bは、ほぼ円形又は楕円形の断面を有する。配管は、多角形形状又は他の非多角形形状を含む他の形状であってもよいことが企図される。例えば、配管は、断面が多角形(例えば、正方形又は長方形)であってもよい。
【0051】
本発明のコネクタアセンブリと共に使用される配管は、その中で各種の液体又は冷却剤を運ぶことができる。冷却剤は、典型的に熱伝導性の誘電液体冷却剤である。冷却材は、熱生成部品から発生する熱を、それらの部品に直接接触させることによって除去するのに役立つ。冷却剤として使用される液体は、典型的に非常に良好な絶縁特性を有し、その結果、熱生成部品との接触を安全な方法で達成することができる。冷却剤は、その液相と気相との間で、容易にかつ所望の温度で変化する。
【0052】
冷却剤の種類は、熱設計の要件に基づいて選択される。冷却剤の非限定的な実施例は、フルオロカーボン、水(例えば、脱イオン水、水を含む混合物、及び炭化水素を含む。タンク内に貯蔵された熱生成部品から熱を除去及び吸収することができる他の冷却剤が使用されてもよいことは、企図される。様々な液体又は冷却剤は、典型的に冷たい液体又は熱い液体のいずれかである。他の実施形態において、液体は、室温により近くてもよく、又は室温であってもよい。
【0053】
1つの方法において、コネクタアセンブリは、低温及び高温液体配管の両方で使用される。1つの方法において、コネクタアセンブリを有する配管は、それぞれの冷水配管及び高温配管に接続されたマニホールドを含む液浸液冷却タンクと共に使用される。コネクタアセンブリは、他の配管用途で使用されてもよいことが企図される。
【0054】
液浸液冷却タンクアセンブリ内に含まれる熱生成部品の非限定的な実施例は、ストレージサーバ、アプリケーションサーバ、スイッチ、又は他の電子装置が挙げられるが、これらに限定されない。実施例は、中央処理装置(CPU)、デュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、ネットワークカード、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)、グラフィック処理装置(GPU)、又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を含むが、これらに限定されない。
【0055】
例示された実施形態を含む実施形態の前述の説明は、例示及び説明のためにのみ提示されており、開示された正確な形態を網羅又は限定することを意図するものではない。当業者には、その多くの修正、適応、及び使用が明らかであろう。
【0056】
開示された実施形態は、1つ又は複数の実施形態に関して図示及び説明されてきたが、本明細書及び添付の図面を読んで理解すると、同等の変更及び修正が当業者に想起される、又は知られるであろう。その上、本発明の特定の特徴は、いくつかの実施形態の内の1つのみに関して開示されている場合があるが、そのような特徴は、任意の所与の又は特定の用途に対して所望され、且つ有利であり得るように、他の実施形態の1つ又は複数の他の特徴と組み合わされてもよい。
【0057】
本発明の様々な実施形態は、上述されてきたが、それらは、限定ではなく、単なる実施例として提示されたことを理解されたい。本発明の精神又は範囲から逸脱することなく、本明細書の開示に従って、開示された実施形態に対する多数の変更は、行うことができる。従って、本発明の広さ及び範囲は、上述の実施形態のいずれによっても限定されるべきではない。むしろ、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲及びそれらの同等物に従って定義されるべきである。
【0058】
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態のみを説明するためのものであり、本発明を限定することを意図するものではない。本明細書で使用される場合、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈が明らかにそうでないことを示さない限り、複数形も含むことが意図される。更に、用語「含む(including)」、「含む(includes)」、「有する(having)」、「有する(has)」、「有する(with)」、又はそれらの変形は、詳細な説明及び/又は特許請求の範囲のいずれかにおいて使用される限りにおいて、そのような用語は、用語「含む(comprising)」と同様の方式に包括されるべきであることを意図される。
【0059】
別途定義されない限り、本明細書で使用される全ての用語(技術用語及び科学用語を含む)は、当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。更に、一般的に使用される辞書で定義される用語といった、用語は関連技術の文脈におけるそれらの意味と一致する意味を有すると解釈されるべきであり、本明細書で明示的に定義されない限り、理想化された又は過度に形式的な意味で解釈されない。
図1
図2A
図2B
図2C
図3A
図3B
図4